JP2012517907A - ロボットアーム用位置情報測定装置及び方法 - Google Patents

ロボットアーム用位置情報測定装置及び方法 Download PDF

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Abstract

ロボットアームのための位置測定が、ロボットアームに取り付けられた投光器(10)で、この投光器(10)に関して固定された複数の異なる光路に沿って光線(50)を放射するように配置される投光器(10)と、ロボットアームのベース部を取り囲む支持フレームであって、複数のイメージセンサーをこの支持フレーム上の固定された位置に備えた、着脱可能な支持フレーム(20)とを用いて行われる。前記光センサー(22)に接続された信号処理装置(25)がイメージセンサー(22)上に光線(50)が入射した位置を決定し、これによってフレーム(20)に対する投光器(10)に伴う座標系の位置情報を決定する。このようにすると、相対的な位置測定を、実質的にリアルタイムで、正確かつ安価に行うことができる。
【選択図】 図6

Description

本発明はロボットアームの位置及び向きを決定する方法に関し、より一般的には、複数の対象物と2つの座標系の間の関係が既知であるという条件下で、お互いに関係する2つ又は3以上の対象物の位置及び向きを確定するための、お互いに関係する2つ又は3以上の座標系に関する。本発明はまた、そのような測定を実施するための装置に関する。
現在、非接触測定法としてレーザートラッカーを使用するものと写真測量の2種類が広く用いられている。前者は光源と、測定対象物に配された逆反射体との間で反射された光ビームの2つの角度と距離を測定することにより球座標系上で機能する。写真測量は、カメラや任意で設けられる固定光ビームまたはスキャン光ビームを使用し、既に確立しているステレオ三角測量やレーザー三角測量の原理に基づいて対象物の位置を測定する。
多くの応用分野において 振動や熱膨張、負荷による静的または動的たわみ、その他の要因による対象物の位置や向きの小さな変化を測定することに関心がもたれている。レーザートラッカーは正確な機器であるが、高価すぎ、また感度が高すぎるきらいがある。こういった特性から、多くの工業的用途ではレーザートラッカーは用いられない。写真測量を基にしたシステムにも限界がある。すなわち、測定はリアルタイムに行われるが、特に長距離にわたって小さな位置変化が測定されるような場合など、その精度は十分ではない。さらに、複数回の測定によって、誤差が連鎖し最終測定の精度を著しく損ねてしまう。写真測量を基にしたシステムも高価になり得ることを考えると、このシステムもまた、長距離にわたって最高度の精度が求められるような多くの用途には用いられない。
本発明によると、ロボットアームの位置測定を行う位置測定装置であって、前記ロボットアームに取り付けられた、複数の光線を放射する投光器であって、これら複数の光線はこの投光器に対して既知である別々の光路に沿って放射されるようになっている投光器と、複数のイメージセンサーを備えた支持フレームであって、これら複数のイメージセンサーは当該支持フレームに対して固定された位置に備えられている支持フレームと、前記複数のイメージセンサーに接続され、前記支持フレームに対する位置であって光線が前記イメージセンサーに入射した位置を決定し、これによって前記支持フレームに対する、前記投光器に関連した座標系の位置情報を決定する決定手段とを有する位置測定装置が提供される。
本発明はまた、そのような投光器及び、イメージセンサーを備えたそのようなフレームを用いた位置測定方法を提供する。ここで光線は幅の狭いビームの放射を意味し、好ましくはレーザーから放射されるような可視光である(適切なセンサーを用いることで紫外線や赤外線放射も使用可能である)。また、好ましくは光線の幅は投光器から1m離れた地点において15mm以下であり、より好ましくは10mm以下であり、さらに好ましくは3mm以下である。光線の幅はイメージセンサーの幅未満であることが好ましい。
投光器に関して固定された座標系における既知の位置に光路があり、光線がイメージセンサーに入射した位置は、フレームに関して固定された座標系について測定することができる。本発明は2つの座標系の位置や向きについて、一方をもとにもう一方を測定することができる。通常は、いずれの座標系も動いているか、一方が固定されてもう一方が動いている。さらには、この概念は、対象物や2つの座標系の間の関係が既知であることを条件として、2つまたはそれ以上のお互いに関連しあう対象物の位置や向きを確定するために用いられ得る。さらに、この概念は複数軸の複数セットとこれらの軸に関する複数対象物の位置関係の確定にも拡張され得る。
複数の光線を、複数の光源によって生成してもよく、又はその代わりに単一光源の光を分け、複数の光路を進むように差向けてもよい。例えば、各光線はレーザーダイオードから放射された光ビームでもよい。光線が沿って進む光路について、少なくとも異なる3本の光路の存在が必須であるが、少なくとも10本の光路があるのがよく、例えば本実施形態の投光器は20本送出する。実際にそういった光線が100本以上あっても良い。光線は全て同時に送出されるが、代わりに異なる光路に沿った光線を順次生成するようにしても良い。よって、代替手段として、既知の相対位置にある別々の光路に沿うように単一光源を順次差向けていくようにもできる。例えば、2本の異なる軸を中心に既知の角度内で枢動自在に単一光源が支持される。このような単一光源は実質的にレーザートラッカーに類似しているが、距離測定機能は有していない。
イメージングセンサーは、デジタルカメラで用いられるものに似た、ピクセル化されたイメージングセンサーであるが、レンズは有しておらず、例えばCCD(charge−coupled device、電荷結合素子)やCMOS(complementary metal oxide semiconductor、相補型金属酸化膜半導体)アクティブ‐ピクセルセンサーといったものであり、このような装置をイメージングチップと称する。これらはまたイメージングセンサーとも称するが、画像を取得するために用いられるのではなく、専ら位置を決定するために用いられる。
光線がイメージセンサーに入射したとき、光線の幅に依存した複数のピクセルをカバーする照射スポットを生じさせる。この光スポットの中心は従来の画像処理技術を用いて、例えば閾値を超えた異なるピクセルにおける強度の加重平均に基づいて特定される。所定の状況下では、少なくともいくつかのイメージセンサーは隣接して配置された複数のそのようなイメージングチップを備えており、光スポットをイメージセンサーの表面から外すことなく、ある対象物の別の対象物に対する、より大きな変位をモニターすることができる。実際に、フレームの表面は湾曲しているが、フレームの表面の大部分はそのようなイメージングチップで完全に覆われ、光スポットの大きな移動もモニターすることができる。
較正目的のために、投光器及び支持フレームは、装置の較正の間に用いられる光基準エレメントを組み込むか、又は光基準エレメントを支持する支持手段を組み込むのが好ましい。これらの光基準エレメントは球面状に取り付けられた逆反射体や、レーザースキャナーと共に使用するのに適した、正確に球の中心で交わる3つのお互いに垂直な面を有するくぼみ部を備えた、精確に製造された球からなる逆反射体を有してもよい。 そのような逆反射体は円錐ホルダーの中に磁力によって取り付けられてもよく、同じ位置に球の中心が留まる間は球が回転して光ビームを拾うことができる。
本発明は相対的な6自由度の測定を、非接触測定法ながら高い精度で行うことができ、リアルタイムでの測定が可能な場合もある。この装置は頑丈であり、全ての部材を容易に入手できることから、相対的に安価である。
本発明の装置の動作の基礎となる数学的原理について示す図である。 本発明に用いられる投光器を示す斜視図である。 本発明に用いられる支持リングを示す斜視図である。 図2の投光器の較正に用いられる較正リングを示す斜視図である。 図4の較正リングが使用されている状況を示す斜視図である。 本発明の装置の使用時における図2の投光器と図3の支持リングを示す斜視図である。 本発明の装置の別の使用時における図6と同様の斜視図である。 図6に示す装置の変形例を示す図である。
図面を参照しながら、単に例として、本発明をより詳細に説明する。
図1に示しているように、本発明は2つの座標系が存在する状況に関する。直交軸は本発明に必須のものではないが、この実施形態における各座標系、XYZとabcはそれぞれ直交する軸からなっている。3本の非共線的な線、が存在し、これらの方程式はabc座標系に関して既知である。このため、これらの線はabc座標系に関してお互いに固定されている。XYZ座標系に関してその位置ベクトルが既知である3つの点、P1、P2、P3が存在する。これらの状況において、もしも点P1、P2、P3が線上のどこかにあるとすると、2つの座標系XYZとabcとは互いに関して位置や向きが決定される。
1.装置
本発明では、線は投光器によって生成される光線で置き換えられる。このような投光器10が図2に示されており、符号が付されている。この例では投光器10は略円筒形状の筐体11と、その筐体周囲の円筒表面上に、複数の異なる半径方向に固定された光線を放射するように取り付けられた複数のレーザーダイオード12(13個が図示されている)を備えている。球面状に取り付けられる3つの逆反射体(SMR)15を位置づける3つの磁気円錐受容器14が筐体11の端面に取り付けられている。これらの逆反射体は空間中の投光器10の位置をレーザートラッカーを用いて高い精度で決定できるようにする。複数の別々の光源(レーザーダイオード12)を使用する代わりに、より少ない数の光源、若しくは1つだけの光源を用い、光を分けて異なる固定方向に向けた複数のビームを形成しても良い。
ある状況では、異なるレーザーダイオード12から放射された光線同士を単純にかつ自動的に区別できることが望まれ、これは例えば各光線を異なるコードでパルス化することによって実現される。また、投光器10の位置が少なくとも近似的に既知であるような別の状況では、光線はそれらの伝播方向によって区別可能であるのがよい。
本発明はまたフレームを必要とする。適切なフレームが図3に符号を付して示され、この実施形態ではINVAR(登録商標)やNILO36(登録商標)といった低膨張の材質で作られた熱的にかつ機械的に安定な支持リング20であり、そのホームポジションで固定脚21に当接している。(この位置にあるときをベースリングと称する。)ロボットアーム(図示せず)の測定のために、このリング20はロボットアームのベース部を取り囲んでいる。多くのSMR15がこの支持リング20に取り付けられた受容器14に配されている(図2参照)。これらの逆反射体は、正確に球の中心で交わるお互いに垂直な3つの面を有している。これらの面のいずれかに当たった光線はその入射方向へと反射される。各SMR15の球面は円錐受容器14に取り付けられ、各SMR15は球体の中心が同じ位置にある一方で、入射光線をピックアップするように異なる方向に回動可能となっている。SMR15に加えて、多くのイメージングセンサー22(CCDやCMOS、その他のタイプのもの)が、これらのセンサー22上の画像を取得するために必要なハードウェアやソフトウェアとともに支持リング20上に取り付けられており、例えば、全てのセンサー22と接続された信号処理ユニット25といった形で取り付けられている。(そのような各センサー22は一般的なデジタルカメラからレンズシステムを除いたものと考えることができる)。
2.装置のセットアップ
本発明の装置を用いて測定を行う前に、まず投光器10と支持リング20を較正しなければならない。
2.1 参照座標系XYZの確立とイメージングセンサー22の較正
リング20の製造後、リング20は座標測定器(Coordinate Measuring Machine、CMM)に配置され、SMR15の各中心が各SMR15の3つのお互いに垂直な面によって決定される。XYZ座標系は従来の技術により、支持リング20上の全てのSMR15の既知の中心から確立される。これは接触プローブを用いても実行されるが、センサー22の較正に必要であるため、(ポイントレーザービームとカメラシステムを組み合わせた)非接触光学スキャナーが好ましい。このようなスキャナーは従来のCMMの一部を構成する。リング20上の各SMR15の各中心を確定するため、各SMR15の3つの垂直面が最初にスキャンされ、光学スキャナーの測定がXYZ座標系に関連付けられる。
光学スキャナーのポイントレーザービームは、全てのイメージングセンサー22を一つ一つスキャンするために用いられる。光学スキャナーからのビームはイメージングセンサー22のそれぞれ頂部表面の光スポットを形成する。このスポットの中心はイメージングセンサー22のピクセルに関して、従来の画像処理技術、例えば与えられた閾値を上回るピクセル強度の加重平均を使用して、サブピクセルの精度で位置決めされる。このようにして、各センサー22のピクセル座標系での照射スポットの中心と、光学スキャナーで測定されたXYZ参照座標系でのそれらが対応する座標との関係が確立される。較正された位置の間を補間することにより、イメージングセンサー22上の全ての点についてその関係を確立することができる。
2.2 投光器10の較正
投光器10を較正するために、光線の方程式は適切な座標系に関して確立されなければならない。これは符号を付した図4に示されている較正リング30を用いることによって実行される。この較正リング30は支持リング20と似ているが、支持リング20よりも相当小さく、この実施形態では3つのSMRと1つのイメージセンサーだけを備えている。より多用途にすることが必要な場合、この較正リング30にさらにSMR15やイメージングセンサー22を取り付けることも可能である。
較正リング30上のイメージングセンサー22は較正リング30上のSMR15の各中心間の関係で定義されるstv座標系に対してまず較正される。これは支持リング20について上記2.1で述べたプロセスと同じである。
投光器10は次に、固定位置すなわち静止状態でセットアップされる。図5aに示されているように、固定されたレーザートラッカー40が、静止した投光器10上のSMR15の位置決めに用いられても良い。abc座標系はこれらのSMR15に関して定義され、投光器10との既知の関係についても同様である。
選択された光線について、その光線に沿った多くの異なる位置に連続的に較正リング30は配され、それぞれの場合に光線が較正リング30上のイメージングセンサー22に当たって光スポットを形成するようにしている。このスポットの中心は、与えられた閾値を超えるピクセル強度分布の加重平均といった従来の画像処理技術によりサブピクセルの精度で決定される。イメージングセンサー22は較正されているため、このスポットの中心は較正リング30のstv座標系に関して既知である。図5bに示されているように、光線に沿った較正リング30の連続した位置のそれぞれに対して、較正リング30上のSMR15の中心の位置を特定するために、レーザートラッカー40が用いられる。このプロセスで、投光器10に付随するabc座標系に対してstv座標系が関連付けられ、これにより光スポットの中心もabc座標系に対して関連付けられる。こうして、選択された光線に沿った複数点の座標を得て、abc座標系に関する光線の方程式を得る。上述のプロセスは光線生成器の全ての光線について繰り返され、全ての光線の方程式が同じabc座標系に関して得られる。
2.2.1 投光器10の較正の改変例
第1の代替実施形態として、上記2.2で説明した較正手順における較正リング30の代わりに、図3の支持リング20を用いて、支持リング20を各光線に沿った多くの異なる位置へと連続的に動かして、それぞれの場合に支持リング20上のイメージングセンサー22に光線が当たって光スポットを形成するようにしても良い。このような実施形態によると、支持リング20は較正リング30よりもかなり大きく、取り扱いにくいものの、較正リング30を別に設ける必要がないという利点がある。支持リング20は複数のイメージングセンサー22を備えているため、これを用いて一度に2本以上の光線について較正することも可能である。
第2の代替実施形態として、据え付け状態にある投光器10上のSMR15の位置を特定するために、固定されたレーザートラッカーを用いない、というものがある。この場合、較正ステップの間に、レーザートラッカー40に対して固定された位置にあるabc座標系に関して、光線が通過する光路の方程式が決定される。続いて使用する際に、原点は固定されてはいるが投光器10に対するその位置は不明であるabc座標系に関して、光線が通過した光路の方程式が既知となる。(以下、仮想座標系と称する。)
3.装置の動作
図6に示しているように、投光器10とリング20とからなる装置が、例えばロボットアームやクレーンのような対象物の位置をモニターするために用いられる。支持リング20は取り外すことが可能であり、脚部21に基づいてそのホームポジションに据え付けられ、XYZ座標系がワーキングスペースに対して固定されるようにできる。このため、ベースリングと呼ぶこともある。支持リング20はロボットアーム(図示せず)のベース部を取り囲むのに十分な大きさを有しており、例えば内径は1mよりも大きい。
投光器10は位置をモニターすべき対象物、すなわち本実施形態ではロボットアームに取り付けられる。投光器10の(そしてロボットアームも同様に)与えられた位置について、(図示するように)ベースリング20上のイメージングセンサー22のいくつかに光線50がヒットする。最低で3本の光線が必要である。追加の交差する光線50が、装置の全体的な測定精度を向上させる冗長的な測定を提供する。イメージングセンサー22上の光スポットの中心座標は、光線の方程式を求める際に用いられた、ピクセル強度分布の加重平均を用いて決定される。これらの中心点の座標は、ベースリング20上に確立されたXYZ座標系に関する、図1のP1、P2及びP3のような位置ベクトルと等価であり、図6において、P1〜P5の符号が付されている。
これらの光線50が通過する線の方程式が座標軸abcについて既知であるため、上記2.2で演繹したように、座標軸abcとXYZの関係が計算でき、これによって投光器10のXYZ座標系に関する位置が正確に測定される。信号処理ユニット25は従来の数学的な変換を用いて投光器10の位置を計算することができ、投光器が取り付けられているロボットアームの位置が同様に計算される。
支持リング20について、これが固定された位置にある必要は全くないことが解される。ある状況においては、支持リング20と投光器10の両方が移動可能である場合があり、それでも投光器10の位置は支持リング20に対して固定されたXYZ座標系について測定されるが、XYZ座標系がワーキングスペースに対して固定される必要はない。また、代替実施形態として、支持リング20に対象物が取り付けられ、投光器10が固定位置に取り付けられることもわかる。この場合、リング20と対象物の位置がabc座標系に対して正確に測定されること以外は、その手順も実質的に同一である。
いずれの場合においても、投光器10や支持リング20の対象物に対する取付けは圧力をかけないようにするべきであって、かつ相対移動を禁止しなければならないことがわかる。現存する磁力結合のタイプがこの目的には好ましい。
もしも測定対象物に特に興味をもつ特徴点があるようであれば、これらの特徴点の位置を、測定される対象物がどの部分に取り付けられるかに応じてabc座標系又はXYZ座標系に関して、前もって確定させておく必要がある。それらの座標系の原点は、対象物に取り付けられる部材に取り付けられたSMR15の中心に関連付けられており、SMRは接触/光学プローブやレーザートラッカーによってスキャンされたり位置が特定されたりできるような物理的な対象物であるため、この関係を確立することは非常に容易である。
レーザースキャナー40が装置の較正の際に用いられるが、その後に続けて使用する必要はなく、本発明は非常に高速ながら同様の精度で測定を行える非常に安価な測定技術を提供することがわかる。このように本発明は図1に記載された原理を応用している。座標系abcに関して既知の方程式で表される光線50は直線に対応し、一方、支持リング20上のイメージングセンサー22を光線50がヒットした光スポットの位置はXYZ座標軸に関して既知であり、位置P1、P2及びP3に対応する。よって、座標系abcの位置や向きは座標系XYZに関連付けられる。そして、もしも座標系abcの原点の位置が投光器10に対して既知であるなら、投光器10の位置もまた座標軸XYZに関して決定され得る。
4.代替例と改変例
上述の測定方法は単に例として示されたに過ぎず、装置や方法は、本発明の範囲内において様々な形で改変され得ることが理解されるであろう。例えば、以下のようなものがある。
a)投光器の機能に支持リングの機能を組み込む。例えば、光線の放射器に加えて、投光器10に(ちょうど支持リング20へはめ込まれるような形で)イメージングセンサー22がはめ込まれる。同様に、イメージングセンサー22に加えて、光線の放射器が支持リング20にはめ込まれる。
b)仮に、上述したように、光線の通る光路の方程式を確立する較正ステップの間に、据え付け状態にある投光器10上のSMR15の位置を特定するために固定されたレーザートラッカー40が用いられない場合、座標系abcの原点は固定されているものの、投光器10からは未知の位置にある。このような「仮想」座標系abcでは、投光器10の位置を演繹することも、それが取り付けられるロボットアームの位置を演繹することも不可能である。それにもかかわらず、ロボットアームの位置や向きの変化、そして投光器の位置や向きの変化は、仮想座標系abcの位置や向きの変化に対応するため、容易に測定される。
c)図7はロボットアームの位置や向きを間接的に2つのステップで測定した応用例を示している。この場合、6−D測定装置は3つのパート、すなわち、ロボットアームのベース部を取り囲む据え付け位置に取り付けられた支持リング20と、投光器10と、第2のリング60からなっている。投光器10と第2のリング60はロボットアームに沿った異なる位置に取り付けられる。第2のリング60は、本実施形態においては直径が小さいが、実質的に支持リング20と同等であり、イメージングセンサー22とSMR15の両方を備える熱的・機械的に安定なリングからなっている。本実施形態において支持リング20は固定された位置におけるベースリングの役割を果たし、一方で投光器10と第2のリング60はお互いに、またベースリング20に対して相対移動が可能である。
第2のリング60は、自身に取り付けられたSMR15の中心から確立される、自身の座標系pqrを定義する。2.1節で説明したものと同じ方法が用いられ、そして第2のリング60上のイメージングセンサー22が上記2.1で説明したものと同じ方法でpqr参照座標系に対して較正される。
そして、ベースリング20に付随する座標系XYZに関して、2ステップのプロセスとして、第2のリング60の位置と向きを決定し、第2のリング60が取り付けられたロボットアームの一部も同様に位置と向きを決定する。第1のステップにおいて、光線50の方程式が既知である座標系abcに関する座標系pqrの位置と向きを確定する。第2のステップにおいて、ベースリング20に基づく固定された座標系XYZに関するabc座標系の位置と向きを決定する。全ての測定は光学的測定であるため、同時に行うことができ、続けて第2のリング60と、この第2のリング60が取り付けられた何らかの対象物のXYZ座標系に関する位置と向きをリアルタイムに高精度で決定することができる。また、この間接的測定システムは座標系abcに関する投光器10の実際の位置は無関係であり、上述したようにabc座標系は「仮想的」座標系ともいえることが理解されるであろう。
例示した方法により、この2ステップのプロセスはロボットアームの第4軸の位置と向きを測定するために用いることができる。この場合、取り外し可能なベースリング20がロボットアームのベースと、ロボットアームに沿った中間位置に取り付けられた投光器10と、ロボットの第4軸に、好ましくはこれと同軸に取り付けられた第2のリング60とを取り囲むように配置される。絶対的な座標系XYZを定義する静的なベースリング20に対する、第2のリング60の位置、そしてロボットの第4軸の位置がこのようにして測定される。この測定は、投光器10からの光線50が、第2のリング60とベースリング20のそれぞれ少なくとも3つのイメージングセンサーに入射するような配置であれば、ロボットのどのような離散的配置においても可能である。第2のリング60が第4軸だけでなくロボットのどの部分にも、測定の原理を変更することなく取付け可能であることがわかる。
もう1つの実施形態として、支持リング20を自動車シャシに取り付け、第2のリング60を関係する部品に取り付け、自動車上で支持リング20と第2のリング60の両方を視認できる位置に投光器10を取り付けることで、この2ステップのプロセスを自動車シャシに対する自動車部品のあらゆる動きの測定に適用することができる。この場合、どの部品も外部の絶対座標系に関して固定されていないが、第2のリング60の動きは上述の2ステップのプロセスによって支持リング20に対してモニターされる。
d)複数の異なる光路に対して同時に光線を発することができる投光器10を上述の手順で利用する。代替手段として、異なる既知の方向へと制御することで操縦される単一光源により、複数の光線を順次生成することも可能である。これについては以下の節にて詳述する。
5.操縦可能な投光器の説明
レーザーのような単一光源を有し、2本の軸に関して回動可能に支持されたスキャナー80を用いて、異なる光路に沿った複数の光線50が生成される代替システムが図8に示されている。これらの軸は直交していることが好ましいが、一般的には斜めでもよく、同一平面上になくてもよい。どちらの軸もモーターが装備され、位置情報を提供するために高精度のロータリーエンコーダが付随している。このため、スキャナー80からの光線50の光路は、スキャナー80が接続されている信号制御ユニット25によって制御することができる。
スキャナー80は上述したレーザートラッカー40に似ているが、距離測定機能を有していない。すなわち、スキャナー80は複数の異なる光路に沿って次々に光線を発することができ、これらの光路50はスキャナー80のベース81に関して固定された局所的な座標軸の組abcについて既知である。すなわち各光路50の方程式は、ロータリーエンコーダから読み取ることによって、局所軸abcに関して既知である。
この場合、複数のイメージングセンサー22上に連続的に光線50を送出するようにスキャナー80は操縦される。上述したように光線50がイメージングセンサー22と交わる正確な位置P1、P2などはXYZ軸に関して既知であるので、スキャナー80のベース81のXYZ軸に関する位置やスキャナー80が取り付けられた対象物の位置を得られるように、abc軸とXYZ軸の間の関係が演繹される。
ロボットアームの場合、スキャナー80はロボットアーム上に取り付けられ、ロボットアームのうちスキャナー80が取り付けられた部分のXYZ軸に関する位置を決定するために用いられることがわかる。
5.1 操縦可能な投光器の較正
上述したアプローチでは、スキャナー80の較正が必要となる。
円錐受容器14(図8中には図示せず)をベース81上に取り付けることにより、図2の投光器10のためにabc座標系を定義した方法と同様のやり方で、abc座標系が定義される。受容器14の中に配された取り外し可能な逆反射体(SMR)15の中心によって、スキャナー80に関連するabc座標系が定義される。
SMRによって定義されたabc座標系は、スキャナー80のベース81と物理的に関連付けられているという意味において現実のものであり、レーザートラッカーのような従来の手段によって他の対象物や座標系と関連付けることができる。このabc座標系はまた、その位置がスキャナー80に関して未知のものであり、以下に述べる操縦可能なレーザービームの較正処理に依存するという意味において仮想的なものである。abc座標系が現実のものか仮想的なものかにかかわらず、abc座標系のスキャナー80のベース81に対する関係は固定される。
較正処理は投光器10に関して上述し、図5aと5bに示したものと類似している。従って、投光器10をスキャナー80に置き換えることを念頭においてそれらの図面を参照する。較正のステップは以下の通りである。
a)図5aに示した投光器10に関する方法と同様の方法でレーザースキャナー40がスキャナー80上のSMRの位置を特定し、この場合スキャナー80に関連するabc座標系を特定する。
b)スキャナー80からの光線50のスイッチが入れられる。1本の回転軸は例えばゼロ位置に固定され、もう1本の軸はステップを踏んで、例えば10度ずつ回転する。各位置で光線50は固定されたままであり、図5bの較正リング30がレーザービームの光路に沿って、レーザービームが較正リング30上のイメージングセンサーと交わるようにポイント・ツー・ポイントで動かされる。
c)較正リング30の連続した各位置において、その位置がレーザートラッカー40によって測定され、スキャナー80のabc座標系に関連付けられる。回転軸は次にまた別の角度へと回転し、再びこの処理が全て繰り返される
d)1本の回転軸についてこの処理全体が完了したら、同じ処理全体がもう1本の回転軸について繰り返される。このようにすると、スキャナー80に関連したabc座標系に関する、各々の回転軸の離散角度それぞれについて操縦可能な光線50のベクトル方程式が得られる。光線50の一般的な位置について、光線50が通過する光路の方程式は、隣接する較正位置や各軸のエンコーダの位置の間を補間することで得られる。
5.2 操縦可能な投光器の動作
再び図8を参照し、スキャナー80は手動またはCADや他のデータにより自動で操縦され、ベースリング20上の複数のイメージングセンサー22の上に連続的に光線50を送出する。上述の較正によりabc軸に関して光線50の光路は既知であり、一方、交点P1〜P5の位置はXYZ軸に関して既知である。abc座標系の位置は、abc座標系が固定された対象物の位置と同様に、XYZ座標系に関して正確に決定できる。これは、イメージングセンサー22の上に連続的に光線が向けられている間、スキャナー80やスキャナー80が取り付けられた対象物が動かないことを前提にしている。 最低でも3つの交点が必要である。交点がこれよりも多いと、冗長性があり、測定精度が向上する。
上述したプロセスはXYZ座標系に関してabc座標系の位置を直接特定する、直接的な位置測定プロセスである。このプロセスを拡張したものが投光器10のための図7に示す間接的な測定プロセスである。この場合、投光器10が操縦可能な単一光線スキャナー80によって置き換えられている。
最初のステップにおいて、スキャナー80は光線50が支持フレーム20上の目に見える多くのイメージングセンサー22と次々に交わるように光線50を方向付ける。上述したように、このプロセスでXYZ座標系に対してabc座標系の位置を特定する。第2のステップにおいて、スキャナー80は光線50が第2のリング60上の目に見える多くのイメージングセンサー22と次々に交わるように光線50を方向付ける。このプロセスでスキャナー80に対してpqr座標系の位置を特定し、同様にXYZ座標系に対してpqr座標系の位置を特定する。
典型的にはロボットアームは2本の異なる回転軸を含んだ手首メカニズムと、ツールが取り付けられるフランジを有している。このようなロボットのフランジに単にレーザーを取り付ける代わりに、スキャナー80に関して説明したアプローチを実行してもよい。代わりに、レーザーをツールの位置やフランジによって支持される対象物の位置に取り付けてもよい。手首メカニズムのベース部に対して固定されたabc軸に関して、同様の較正が必要となる。ベースリング20上の3つ又はそれ以上のイメージングセンサー22に次々とレーザービームを向けるために従来の手首メカニズムを使用することができる。手首モーターに関連付けられたエンコーダは手首メカニズムのベースに対して光線の光路を決定することを可能とし、同様にこの手順で手首メカニズムのベースの位置をXYZ軸に関してモニターすることができる。

Claims (12)

  1. ロボットアームの位置測定を行う位置測定装置であって、
    前記ロボットアームに取り付けられた、複数の光線を放射する投光器であって、これら複数の光線はこの投光器に対して既知である別々の光路に沿って放射されるようになっている投光器と、
    複数のイメージセンサーを備えた支持フレームであって、これら複数のイメージセンサーは当該支持フレームに対して固定された位置に備えられている支持フレームと、
    前記複数のイメージセンサーに接続され、前記支持フレームに対する位置であって光線が前記イメージセンサーに入射した位置を決定し、これによって前記支持フレームに対する、前記投光器に結合した座標系の位置情報を決定する決定手段と、
    を有する位置測定装置。
  2. 前記投光器は複数の光源を備える請求項1記載の位置測定装置。
  3. 前記投光器は10本より多くの光線を放射する請求項1又は2記載の位置測定装置。
  4. 前記投光器は単一の光線を放射し、前記投光器は連続して別々の光路に沿った光線を生成するようにスキャン機構に取り付けられている請求項1記載の位置測定装置。
  5. 前記イメージセンサーは、CCD又はCMOSアクティブ‐ピクセル検知チップを有するピクセル化されたセンサーを備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の位置測定装置。
  6. 前記イメージセンサーはそれぞれ、複数の隣接したイメージングチップを有する請求項5記載の位置測定装置。
  7. 前記投光器と前記支持フレームのいずれも、光基準エレメント又は光基準エレメントを取り付ける手段を備えている請求項1乃至6のいずれか1項記載の位置測定装置。
  8. 前記光基準エレメントは球状に取り付けられた逆反射体である請求項7記載の装置。
  9. 前記位置測定装置は更に、第2の支持フレームであって、この第2の支持フレームに対して固定された位置に複数の光センサーを有する第2の支持フレームを備えた請求項1乃至8のいずれか1項記載の位置測定装置。
  10. 添付された図1乃至図6に記載の位置測定装置又は、図7又は図8に記載の位置測定装置。
  11. 複数の光線を放射する投光器であって、これら複数の光線はこの投光器に対して既知である別々の光路に沿って放射されるようになっている投光器と複数のイメージセンサーを備えた支持フレームを用いた位置測定方法。
  12. 前記位置測定は前記支持フレームに結合した座標系に対する前記投光器の位置を測定する、請求項11記載の位置測定方法。
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