JP2024012984A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示は、高速印刷においても先行用紙と後行用紙との用紙間隔を十分に確保することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本開示の画像形成装置は、用紙搬送路に沿って用紙を搬送するように設けられた搬送ローラーと、前記用紙搬送路を搬送されてきた用紙を一時的に停止させるように設けられたレジストローラーと、用紙センサと、制御部とを備え、前記制御部は、第1用紙が前記レジストローラーで停止しているとき、第1用紙の次に前記用紙搬送路に沿って搬送される第2用紙を第1停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられ、前記用紙センサは、第1停止時間において第2用紙を検出する位置に配置され、前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間に基づいて第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
複合機では、給紙トレイに収容された用紙を1枚ずつ取り出し搬送ローラーを用いてレジストローラーまで搬送し、レジストローラーで用紙を一度停止させることにより用紙の傾きの補正を行う。そして、転写部において感光体上又は中間転写ベルト上のトナー像が適切に用紙に転写されるようにタイミングよくレジストローラーによる用紙の搬送を開始する。
また、高速印刷を実現するために、先行用紙がレジストローラーで停止しているときに後続する後行用紙を用紙搬送路において一時的に停止させる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-193828号公報
用紙の種類や厚さによって用紙搬送負荷などが変化するため、用紙停止位置にバラツキが生じ用紙間隔が狭くなる場合があり、最悪の場合、後行用紙が先行用紙に追いつき紙詰まりが生じる。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであり、高速印刷においても先行用紙と後行用紙との用紙間隔を十分に確保することができる画像形成装置を提供する。
本開示は、用紙搬送路に沿って用紙を搬送するように設けられた搬送ローラーと、前記用紙搬送路を搬送されてきた用紙を一時的に停止させるように設けられたレジストローラーと、前記用紙搬送路を搬送される用紙を検出するように設けられた用紙センサと、制御部とを備え、前記制御部は、第1用紙が前記レジストローラーで停止しているとき又は第1用紙が前記レジストローラーにより搬送されているとき、第1用紙の次に前記用紙搬送路に沿って搬送される第2用紙を第1停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられ、前記用紙センサは、第1停止時間において第2用紙を検出する位置に配置され、前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間に基づいて第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
本開示の画像形成装置によれば、高速印刷においても先行用紙と後行用紙との用紙間隔を十分に確保することができる。
本開示の一実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図である。 (a)~(c)は用紙搬送路に沿った用紙搬送の説明図である。 (a)(b)は用紙搬送路に沿った用紙搬送の説明図である。 (a)~(d)は用紙搬送路に沿った用紙搬送の説明図である。 用紙搬送速度の測定方法の説明図である。
本開示の画像形成装置は、用紙搬送路に沿って用紙を搬送するように設けられた搬送ローラーと、前記用紙搬送路を搬送されてきた用紙を一時的に停止させるように設けられたレジストローラーと、前記用紙搬送路を搬送される用紙を検出するように設けられた用紙センサと、制御部とを備え、前記制御部は、第1用紙が前記レジストローラーで停止しているとき又は第1用紙が前記レジストローラーにより搬送されているとき、第1用紙の次に前記用紙搬送路に沿って搬送される第2用紙を第1停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられ、前記用紙センサは、第1停止時間において第2用紙を検出する位置に配置され、前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間に基づいて第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられたことを特徴とする。
前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間が基準時間よりも短い場合に第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられたことが好ましい。
前記基準時間は、設計した一時停止位置に一時停止した第2用紙の搬送を再開してから第2用紙の末端が前記用紙センサの検出位置を通過するまでの時間であることが好ましい。
前記基準時間をt1とし、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間をt2としたとき、第2停止時間は(t1-t2)であることが好ましい。
以下、図面を用いて本開示の一実施形態を説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本開示の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
図1は本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図である。
本実施形態の画像形成装置50は、用紙搬送路2に沿って用紙3、3a、3bを搬送するように設けられた搬送ローラー4a~4kと、用紙搬送路2を搬送されてきた用紙3、3a、3bを一時的に停止させるように設けられたレジストローラー5と、用紙搬送路2を搬送される用紙3、3a、3bを検出するように設けられた用紙センサ6と、制御部7とを備え、制御部7は、第1用紙3aがレジストローラー5で停止しているとき又は第1用紙3aがレジストローラー5により搬送されているとき、第1用紙3aの次に用紙搬送路2に沿って搬送される第2用紙3bを第1停止時間停止させるように搬送ローラー4a~4kを制御するように設けられ、用紙センサ6は、第1停止時間において第2用紙3bを検出する位置に配置され、制御部7は、第2用紙3bの搬送を再開してから用紙センサ6が第2用紙3bの末端を検出するまでの時間に基づいて第2用紙3bを第2停止時間停止させるように搬送ローラー4a~4kを制御するように設けられたことを特徴とする。
画像形成装置50は、電子写真技術を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置50は、モノクロ画像を形成できるモノクロ画像形成装置であってもよく、図1に示したようなカラー画像を形成できる中間転写方式のカラー画像形成装置であってもよい。画像形成装置50は、例えば、ブラックトナーのトナー像が形成されるトナー像形成部18a、シアントナーのトナー像が形成されるトナー像形成部18b、マゼンタトナーのトナー像が形成されるトナー像形成部18c、イエロートナーのトナー像が形成されるトナー像形成部18dを所定方向(例えば、水平方向または鉛直方向)に並設した構成を有する所謂タンデム式のフルカラー画像形成装置である。また、画像形成装置50は、他のカラー画像形成装置、複写機、複合機またはファクシミリ装置であってもよい。
制御部7は、画像形成装置50を制御する部分である。制御部7は、例えば、演算処理装置(例えば、CPU)、RAM、ストレージデバイス(例えば、HDD)、ネットワークコントローラ、ビデオコントローラ、電源部などを有することができる。また、制御部7は、レジストローラー5の駆動ローラー、搬送ローラー4a~4kの駆動ローラー、転写部24の駆動ローラーおよび定着部28の駆動ローラーなどを回転させる駆動モータを制御するように設けられる。このことにより、これらのローラーの回転速度、回転方向、回転開始・停止のタイミングなどを制御することができる。また、制御部7は、用紙センサ6が出力した信号を入力するように設けられる。
トナー像形成部18a~18dは、感光体19a~19dと、帯電器と、露光ユニット33と、現像ユニットと、転写手段と、クリーニングユニットとを有する。
感光体19a~19dは、その表面に潜像及びトナー像が形成される部材である。この感光体19a~19dが回転することにより画像データに基づき連続的にブラックトナーのトナー像、シアントナーのトナー像、マゼンタトナーのトナー像又はイエロートナーのトナー像が形成される。感光体19a~19dは、例えば感光体ドラムである。帯電器、露光ユニット33、現像ユニット、転写手段およびクリーニングユニットは、この順序で、感光体19a~19dの外周面に沿って、感光体19a~19dの回転方向の上流側から下流側に向って設けられる。
感光体19a~19d上に形成されたブラックトナーのトナー像、シアントナーのトナー像、マゼンタトナーのトナー像及びイエロートナーのトナー像は、転写手段により中間転写ベルト20へと転写され(一次転写)、重ね合わされる。このことにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト20に形成される。中間転写ベルト20のカラーのトナー像は、転写部24において用紙搬送路2を搬送されてきた用紙3、3a、3bに転写される(二次転写)。
用紙搬送装置は、用紙搬送路2に沿って用紙を搬送する装置である。用紙搬送装置は、用紙搬送路2、搬送ローラー4a~4k、ピックアップローラー25a、25b、レジストローラー5(ペーパーストップローラー、PSローラー)、転写部24、定着部28、給紙トレイ21、手差しトレイ22、排紙トレイ23などを含むことができる。
搬送ローラー4a~4k、レジストローラー5、転写部24、定着部28はそれぞれ駆動ローラーと、駆動ローラーが回転することにより回転するように設けられた従動ローラーとを備える。各駆動ローラーは駆動モータにより駆動されるように設けられ、これらの駆動モータの回転は制御部7により制御される。このことにより、制御部7は、用紙の搬送速度、用紙搬送の停止、用紙搬送の再開、用紙の搬送方向などを制御することができる。
従動ローラーは、駆動ローラーと従動ローラーとの間の摩擦力を利用して回転するように設けられる。又は、従動ローラーは、駆動ローラーと用紙との間の摩擦力及び従動ローラーと前記用紙との間の摩擦力を利用して回転するように設けられる。又は従動ローラーは、従動ローラーとベルト(例えば二次転写ベルト)との間の摩擦力を利用して回転するように設けられる。
用紙搬送装置は、給紙トレイ21又は手差しトレイ22に収容された用紙3の束からピックアップローラー25a、25bを用いて用紙3を一枚ずつ取り出し、搬送ローラー4a~4kを用いて取り出した用紙3を用紙搬送路2に沿って搬送するように設けられる。給紙トレイ21又は手差しトレイ22から取り出された用紙3はレジストローラー5で一時的に停止し用紙の傾きが補正される。また、搬送ローラー4i、4j、4k、4hにより両面印刷用用紙搬送路を搬送されてきた用紙3はレジストローラー5で一時的に停止し用紙の傾きが補正される。
レジストローラー5は、中間転写ベルト20が回転することによりカラーのトナー像が転写部24に到達するタイミングと、トナー像に対応する用紙3の位置が転写部24に到達するタイミングとが同期するように用紙3の搬送を開始する。このことにより、中間転写ベルト20のカラートナー像を用紙3の適切な位置に転写(二次転写)することができ、用紙3にカラートナー像を形成することができる。カラートナー像が形成された用紙3は、定着部28へと搬送され通過することにより、カラートナー像が用紙に固着し、用紙上に画像が形成される。画像が形成された用紙は、排紙トレイ23に排出される。
用紙センサ6は、用紙搬送路2を搬送される用紙3を検出するように設けられたセンサである。用紙センサ6は、例えば、発光素子と、発光素子が発する光を受光するように設けられた受光素子とを備えたフォトセンサである。フォトセンサは、透過型であってもよく、分離型であってもよく、反射型であってもよく、アクチュエータータイプであってもよく、プリズムタイプであってもよい。
用紙センサ6は、例えば、発光素子が発した光が用紙3により反射され、この反射光を受光素子が受光するように設けることができる。このような用紙センサ6では、用紙センサ6の検出位置に用紙3が存在する場合には受光素子が反射光を受光し、用紙センサ6の検出位置に用紙3が存在しない場合には受光素子が反射光を受光しない。用紙センサ6は受光素子の出力に基づき用紙の有無を制御部7へ出力することができる。
例えば、用紙センサ6は、給紙トレイ21とレジストローラー5との間の用紙搬送路2を搬送される用紙3を検出するように設けることができる。また、例えば、用紙センサ6は、手差しトレイ22とレジストローラー5との間の用紙搬送路2を搬送される用紙3を検出するように設けることができる。また、例えば、用紙センサ6は、両面印刷用用紙搬送路2を搬送される用紙3を検出するように設けることができる。また、用紙搬送装置には、複数個の用紙センサ6を設けることができる。
図2(a)~(c)、図3(a)(b)、図4(a)~(d)は用紙搬送路2に沿った用紙搬送の説明図である。
制御部7は、用紙3aがレジストローラー5で停止しているとき又は用紙3aがレジストローラー5により搬送されているとき、用紙3aの次に用紙搬送路2に沿って搬送される用紙3bを第1停止時間停止させるように搬送ローラー4a~4kを制御するように設けられる。例えば、図2(a)、図3(a)、図4(a)のように用紙3bを一時的に停止させることができる。図2及び以下の説明では、給紙トレイ21からレジストローラー5へと搬送される用紙3a、3bについて例示しているが、手差しトレイ22からレジストローラー5へと搬送される用紙であってもよく、両面印刷用用紙搬送路を搬送される用紙であってもよい。
また、制御部7は、レジストローラー5が用紙3aの転写部24への搬送を開始してから所定時間経過後に用紙3bの用紙搬送を再開するように搬送ローラー4a~4kを制御することができる。例えば、図2(b)、図3(b)、図4(b)のように用紙3bの用紙搬送を再開することができる。第1停止時間は、レジストローラー5で停止している用紙3aの用紙搬送を再開してから用紙3bの用紙搬送を再開するまでの時間である。
高速印刷の場合、印刷効率を上げる(単位時間当たりの印刷枚数を増やす)ためには、用紙搬送路2における用紙搬送速度を速くする必要がある。しかし、転写部24においては、高い画像品質を維持する必要があるため、用紙搬送速度には上限がある。一方、レジストローラー5よりも上流側の用紙搬送路2では、用紙搬送速度を速くすることができる。このため、用紙3aがレジストローラー5で停止しているとき又は用紙3aがレジストローラー5により搬送されているとき、用紙3aの次に用紙搬送路2に沿って搬送される用紙3bを高速搬送し、用紙3aよりも上流側で一時的に停止させることにより用紙3aと用紙3bとの間の用紙間隔を狭くすることができ印刷効率を上げることができる。このような高速印刷では、転写部24及びレジストローラー5の用紙搬送速度と、レジストローラー5よりも上流側の搬送ローラーの用紙搬送速度との間に速度差が生じる。
制御部7は、予め測定した用紙搬送速度、搬送距離(搬送開始位置からの搬送距離又は用紙を検出するセンサの検出位置からの搬送距離)などに基づき設計した停止位置に用紙3bが停止するように搬送ローラー4a~4kを制御することができる。用紙3bの停止位置は、用紙3bが用紙3aに追いつくことを防止することができる位置であり、かつ、用紙3aと用紙3bとの間の用紙間隔が小さくなる位置に設計することができる。
しかし、用紙の種類、厚さ(坪量)、用紙表面性などの違いにより各種センサの検出ばらつきや用紙搬送負荷の変化などが生じ、用紙搬送速度にもばらつきが生じる。このため、実際に用紙3bが停止する位置にばらつきが発生する。例えば、図3(a)では、用紙3bは設計した停止位置に停止しているが、図4(a)では、用紙3bは設計した停止位置よりも下流側に停止している。図4(a)のように、用紙3bが設計した停止位置よりも下流側に停止した場合、用紙間隔が狭く用紙3bの用紙搬送速度が用紙3aの用紙搬送速度よりも速いため、用紙3bが用紙3aに追いつき紙詰まりが生じる可能性がある。
制御部7は、用紙3bの搬送を再開してから用紙センサ6が用紙3bの末端を検出するまでの時間t2が基準時間t1よりも短い場合に、用紙3bが設計した停止位置よりも下流側に停止したと判断し、用紙3bを第2停止時間停止させるように搬送ローラー4a~4kを制御する。この制御では、第1停止時間において用紙3bを検出する位置に配置された用紙センサ6の出力を利用する。例えば、図2~図4に示したような用紙センサ6を用いる。
第2停止時間は、(t1-t2)とすることができる。
例えば、図4(a)のように用紙3bを第1停止時間停止させた後、図4(b)のように用紙3bの用紙搬送を再開する。この際、制御部7は、用紙3bの搬送を再開してから用紙センサ6が用紙3bの末端を検出するまでの時間t2を算出する。制御部7は、時間t2が基準時間t1よりも短い場合に、用紙3bが設計した停止位置よりも下流側に停止したと判断し、図4(c)のように用紙3bを第2停止時間停止させる。第2停止時間を経過した後、図4(d)のように用紙3bの搬送を再開する。このことにより、用紙3bが用紙3aに追いつくことを防止することができる。
基準時間t1は、例えば、図3(a)(b)に示したような、設計した一時停止位置に一時停止した用紙3bの搬送を再開してから用紙3bの末端が用紙センサ6の検出位置を通過するまでの時間である。基準時間t1(ms)は、式:t1=(用紙センサ6の検出位置から設計停止位置に停止した用紙3bの末端位置までの距離D(mm))÷(用紙搬送速度S(mm/ms))により算出することができる。このことにより、用紙3bの種類、厚さ、用紙長、用紙表面性などに応じた基準時間t1を算出することができる。
距離Dは、用紙3bの用紙長と、設計した停止位置と、用紙センサ6の検出位置とから算出することができる。
例えば、図5のように用紙3を用紙搬送路2に沿って搬送し用紙センサ6による用紙3の先端の検出タイミングと用紙センサ6による用紙3の末端の検出タイミングとの時間差を測定することができる。用紙搬送速度は、この時間差及び用紙長から算出することができる。このような用紙搬送速度の測定を様々な種類の用紙3を用いて行い、搬送開始から用紙センサ6が用紙先端を検出するまでの時間と用紙搬送速度との関係、又は第1用紙センサが用紙先端を検出してから第2用紙センサが用紙先端を検出するまでの時間と用紙搬送速度との関係を予め算出しておく。この算出した関係を用いて用紙搬送速度Sを算出することができる。このことにより、用紙搬送装置の搬送力や搬送経路に応じた用紙搬送速度Sを算出することができる。
また、用紙搬送速度は、用紙の種類に応じて予め決めておいてもよい(例えば、普通紙は0.5mm/ms、厚紙は0.42mm/msなど)。この場合、上述の時間差に基づき用紙搬送速度を補正することでより正確な用紙搬送速度Sを算出することができる。
例えば、用紙長が210mmであり(A4サイズの用紙)、用紙の種類に応じた用紙搬送速度が0.42mm/ms(設計値)であり、用紙センサ6による用紙3の先端の検出タイミングと用紙センサ6による用紙3の末端の検出タイミングとの時間差の測定値が500msである場合、実際の用紙搬送速度は210(用紙長)÷500(時間)=0.42mm/msとなり、設計値と同じとなる。このため、補正値は0となる。
例えば、用紙長が210mmであり(A4サイズの用紙)、用紙の種類に応じた用紙搬送速度が0.42mm/ms(設計値)であり、用紙センサ6による用紙3の先端の検出タイミングと用紙センサ6による用紙3の末端の検出タイミングとの時間差の測定値が520msである場合、実際の用紙搬送速度は210(用紙長)÷520(時間)=0.404mm/msとなり、設計値よりも4%遅くなっている。このため、用紙搬送速度を-4%補正して基準時間t1を算出することができる。
2:用紙搬送路 3、3a、3b:用紙 4a~4k:搬送ローラー 5:レジストローラー 6:用紙センサ 7:制御部 18a、18b、18c、18d:トナー像形成部 19a、19b、19c、19d:感光体 20:中間転写ベルト 21:給紙トレイ 22:手差しトレイ 23:排紙トレイ 24:転写部 25a、25b:ピックアップローラー 28:定着部 33:露光ユニット 50:画像形成装置

Claims (4)

  1. 用紙搬送路に沿って用紙を搬送するように設けられた搬送ローラーと、前記用紙搬送路を搬送されてきた用紙を一時的に停止させるように設けられたレジストローラーと、前記用紙搬送路を搬送される用紙を検出するように設けられた用紙センサと、制御部とを備え、
    前記制御部は、第1用紙が前記レジストローラーで停止しているとき又は第1用紙が前記レジストローラーにより搬送されているとき、第1用紙の次に前記用紙搬送路に沿って搬送される第2用紙を第1停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられ、
    前記用紙センサは、第1停止時間において第2用紙を検出する位置に配置され、
    前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間に基づいて第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間が基準時間よりも短い場合に第2用紙を第2停止時間停止させるように前記搬送ローラーを制御するように設けられた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記基準時間は、設計した一時停止位置に一時停止した第2用紙の搬送を再開してから第2用紙の末端が前記用紙センサの検出位置を通過するまでの時間である請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記基準時間をt1とし、第2用紙の搬送を再開してから前記用紙センサが第2用紙の末端を検出するまでの時間をt2としたとき、第2停止時間は(t1-t2)である請求項3に記載の画像形成装置。
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