JP2024010994A - オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置 - Google Patents

オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置 Download PDF

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憲宏 久田
Norihiro Hisada
秀幸 徳永
Hideyuki Tokunaga
進一 伊藤
Shinichi Ito
弘之 石山
Hiroyuki Ishiyama
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

【課題】伝熱管の気化性能をさらに向上させる。【解決手段】オープンラック式気化装置1の伝熱管2は、伝熱管本体21と、伝熱管本体の管内に配設される伝熱促進体3と、を備える。伝熱促進体は、伝熱管本体の管軸X上に位置しかつ、伝熱管本体の管軸に沿って伸びる芯部31と、芯部から径方向の外方の異なる方向に向かってそれぞれ伸びる2以上のフィン32と、を有する。各フィンは、伝熱促進体が、管軸を中心にねじられていることによって、らせん状に伸びている。各フィンには、芯部と伝熱管本体の内表面との間において、フィンの表面から突出すると共に、フィンに沿って、らせん状に伸びる、1以上のブレード33が設けられている。【選択図】図4

Description

ここに開示する技術は、オープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置に関する。
特許文献1には、オープンラック式気化装置に用いられる伝熱管が記載されている。特許文献1のオープンラック式気化装置は、液化天然ガスを海水によって気化させる装置である。液化天然ガスは、伝熱管内を流れる。海水は、伝熱管の外表面を流下する。
特許文献1に記載されている伝熱管は、管内に配設された伝熱促進体を有している。この伝熱促進体は、横断面十字状の型材からなり、伝熱管内を四つの通路に分けている。伝熱促進体はまた、伝熱管の管軸を中心にねじられている。四つの通路はそれぞれ、伝熱管の管軸に沿って、らせん状に伸びている。
伝熱促進体は、伝熱管の二次伝熱面を拡大させると共に、各通路内に、ねじれ方向とは逆方向の旋回流を発生させる。この旋回流は、上下方向に伸びる軸を中心に旋回する流れである。旋回流によって、伝熱管内の中心側の低温流体が、伝熱管内の内表面側へと移送される。その結果、低温流体と、伝熱管の外表面を流下する海水との熱交換が促進される。伝熱促進体は、二次伝熱面の拡大と、旋回流の生成とによって、伝熱管の気化性能を向上させる。
実開昭61-69686号公報
伝熱管は、伝熱促進体を備えることによって気化性能が高まるが、さらなる気化性能の向上が求められている。
ここに開示する技術は、伝熱管の気化性能をさらに向上させる。
ここに開示する技術は、オープンラック式気化装置の伝熱管に係る。この伝熱管は、
熱媒体が外表面を流下すると共に、気化対象の流体が管内を流れる伝熱管本体と、
前記伝熱管本体の管内に配設される伝熱促進体と、を備え、
前記伝熱促進体は、前記伝熱管本体の管軸上に位置しかつ、前記伝熱管本体の管軸に沿って伸びる芯部と、前記芯部から径方向の外方の異なる方向に向かってそれぞれ伸びる2以上のフィンと、を有し、
各フィンは、前記伝熱促進体が、前記管軸を中心にねじられていることによって、らせん状に伸びており、
前記各フィンには、前記芯部と前記伝熱管本体の内表面との間において、前記フィンの表面から突出すると共に、前記フィンに沿って、らせん状に伸びる、1以上のブレードが設けられている。
前記の構成によると、伝熱管本体の管内に伝熱促進体が配設されることにより、気化性能が高まる。具体的に、伝熱促進体は、芯部から伸びる2以上のフィンを有している。伝熱管の二次伝熱面が拡大する。伝熱管の管内は、2以上のフィンによって複数の流路に分けられる。伝熱促進体がねじられているため、各流路内には、旋回流が発生する。この旋回流により、伝熱管本体の内表面近くにおける、低温流体と熱媒体との熱交換が促進する。
各フィンには、1以上のブレードが設けられている。ブレードは、二次伝熱面を拡大させる。伝熱管の気化性能の向上に有利になる。
また、各通路内に発生した旋回流は、フィンの表面に沿って流れる際にブレードに衝突する。これにより、流れが分岐し、フィンの表面に近くに、小さな旋回流(つまり、二次旋回流)が発生することを、本願発明者らは見いだした。二次旋回流が、フィンの表面に近くに発生することにより、フィンを通じた熱交換が積極的に行われ、伝熱管の気化性能がさらに向上する。
従って、前記の伝熱管は、従来の伝熱促進体を有する伝熱管よりも、気化性能が向上する。
前記フィンの表面から前記ブレードの先端までの高さは、前記伝熱促進体の横断面において、
前記ブレードから隣のブレードまでの距離L、又は、前記芯部に最も近い前記ブレードから前記芯部までの距離L、又は、前記内表面に最も近い前記ブレードから前記内表面までの距離Lに対して、L/2以上の高さであると共に、
前記フィンと隣のフィンとの間の周方向角度θに対し、前記フィンからθ/3となる角度の仮想線を超えない高さである、としてもよい。
尚、「フィンの表面からブレードの先端までの高さ」は、フィンの表面に垂直な方向に測った高さである。
フィンの表面からブレードの先端までの高さが低すぎると、流れが分岐されにくいため、二次旋回流が発生しにくい。フィンの表面からブレードの先端までの高さを、ブレードから隣のブレードまでの距離L、又は、ブレードから芯部までの距離L、又は、ブレードから伝熱管の内表面までの距離Lに対して、L/2以上の高さにすると、二次旋回流が発生しやすくなる。特に、フィンの表面からブレードの先端までの高さを、前記距離Lと同じ又はほぼ同じにすると、フィンとブレードとによって囲まれる領域の、壁の長さが等しく、又は、ほぼ等しくなるため、二次旋回流が安定的に発生する。
ここで、フィンの表面からブレードの先端までの高さを高くした方が、伝熱管の二次伝熱面が拡大するため、その分、伝熱管の気化性能の向上に有利になる。
一方、フィンの表面からブレードの先端までの高さが高くなりすぎると、当該ブレードと、隣のフィンに設けたブレードとが干渉する恐れがある。ブレード同士が干渉すると、フィンとフィンとの間に形成された通路内に、旋回流が発生しにくくなり、それに伴い、二次旋回流も発生しにくくなる。
そこで、フィンの表面からブレードの先端までの高さは、フィンと、隣のフィンとの間の周方向角度θに対し、前記フィンからθ/3となる角度の仮想線を超えない高さに制限することが好ましい。フィンの表面からブレードの先端までの高さを制限すれば、ブレード同士の干渉が回避できる。通路内に旋回流、及び、二次旋回流が安定的に発生するから、伝熱管の気化性能が向上する。
前記ブレードは、前記伝熱促進体の横断面において、前記フィンの表面に対し垂直な方向に、前記表面から突出している、としてもよい。
こうすることで、通路内において、フィンの表面に沿って流れる旋回流が分岐することにより、二次旋回流が発生しやすくなる。伝熱管の気化性能が向上する。
ここで、ブレードが、フィンの表面に対し垂直な方向に、表面から突出していると、隣のフィンの表面から突出するブレードと干渉しやすくなる。
そこで、前記ブレードは、前記伝熱促進体の横断面において、前記フィンの表面に垂直な方向に対し前記内表面の方へ傾いた方向に、前記表面から突出している、としてもよい。
こうすることで、伝熱促進体の横断面において、ブレードの長さを長くしても、ブレードが傾いている分、フィンの表面からブレードの先端までの高さが低くなる。その結果、二次伝熱面を拡大しつつも、ブレード同士の干渉が抑制される。伝熱管の気化性能の向上に、さらに有利になる。
ここに開示する技術はまた、オープンラック式気化装置に関する。このオープンラック式気化装置は、
複数の、前述した伝熱管と、
前記伝熱管の一端に取り付けられかつ、前記伝熱管に前記流体を供給する第1のヘッダー管と、
前記伝熱管の他端に取り付けられかつ、気化した流体が流れる第2のヘッダー管と、
前記伝熱管の上部に配設されかつ、前記伝熱管の外表面に前記熱媒体を供給するトラフと、を備えている。
前述したように、前記の伝熱管は、気化性能が向上するから、前記伝熱管を備えたオープンラック式気化装置は、その性能を向上させることができる。
以上説明したように、このオープンラック式気化装置の伝熱管、及び、当該伝熱管を備えたオープンラック式気化装置は、気化性能を向上させることができる。
図1は、オープンラック式気化装置の構成例を示す図である。 図2は、伝熱管の断面図(図1のII-II断面図)である。 図3は、伝熱管の断面の斜視図である。 図4は、通路内に発生する旋回流、及び、二次旋回流を説明する図である。 図5は、伝熱管の製造方法を説明する断面図である。 図6は、伝熱管の変形例を示す図4対応図である。 図7は、伝熱管の変形例を示す図2対応図である。 図8は、図7の伝熱管において、通路内に発生する旋回流、及び、二次旋回流を説明する図である。 図9は、伝熱管の変形例を示す図2対応図である。
以下、ここに開示するオープンラック式気化装置、及び、オープンラック式気化装置に用いる伝熱管について、図面を参照しながら詳細に説明をする。尚、以下の説明は例示である。
(オープンラック式気化装置の構成)
図1は、オープンラック式気化装置(Open Rack Vaporizer:以下、ORV)1の全体構成を示している。このORV1は、低温液体である液化天然ガス(LNG)を、熱媒体としての海水によって加熱して気化する装置である。ORV1は、熱交換パネル20を備えている。図1は、熱交換パネル20と、熱交換パネル20に付帯する設備とを示している。熱交換パネル20は、上下方向に伸びる伝熱管2が、水平方向に複数本、並設されることによって、パネル状に構成されている。図示は省略するが、ORV1は、熱交換パネル20を、複数枚、有している。複数枚の熱交換パネル20は、並んで配置される。
熱交換パネル20の上側には、水平に伸びる上部ヘッダー管4が配設されている。熱交換パネル20の下側には、上部ヘッダー管4に平行となるように、水平に伸びる下部ヘッダー管5が配設されている。各伝熱管2は、その上端が上部ヘッダー管4に接続され、その下端が下部ヘッダー管5に接続されている。伝熱管2は、上部ヘッダー管4と下部ヘッダー管5とを互いに連通させる。
上部ヘッダー管4は、上部マニホールド6に連通している。下部ヘッダー管5は、下部マニホールド7に連通している。
熱交換パネル20の上部には、水平方向に伸びるトラフ8が、伝熱管2に隣接して配設されている。トラフ8に海水が供給されると、トラフ8からあふれ出た海水が、熱交換パネル20(つまり、伝熱管2)の外表面に沿って流れ落ちる。
LNGは、下部マニホールド7を経て下部ヘッダー管5に供給され、伝熱管2の管内に流入する。伝熱管2の管内に流入したLNGは、熱交換パネル20の表面に沿って流れ落ちる海水と熱交換することによって気化し、NGとなって、伝熱管2の上端部から上部ヘッダー管4に流出する。上部ヘッダー管4に流出したNGは、上部マニホールド6を通じて外部に送り出される。尚、LNGが上部マニホールド6に流入し、伝熱管2をダウンフローすることによってLNGが気化した後、NGが下部マニホールド7から流出するよう、ORV1を構成してもよい。
(伝熱管の構成)
図2は、伝熱管2の断面を例示している。図3は、伝熱管の断面の斜視図である。図4は、伝熱管2の内部の構成を拡大して示している。伝熱管2は、円管状の伝熱管本体21と、伝熱促進体3とを備えている。伝熱促進体3は、伝熱管本体21の管内に配設される。伝熱促進体3は、伝熱管本体21の下部から上部までの間に配設されている。
伝熱管本体21の外周面には、複数の放熱フィン22、23が設けられている。各放熱フィン22、23は、伝熱管本体21の外周面から、径方向の外側に突出している。複数の放熱フィン22、23は、おおむね放射状に広がる。放熱フィン22、23はそれぞれ、上下方向に延びている。放熱フィン22、23の内、放熱フィン23は、隣の伝熱管2の放熱フィン23と接している。
伝熱促進体3が配設される伝熱管本体21の内表面は、横断面が円形状である。伝熱促進体3は、芯部31と、複数の伝熱フィン32とを備えている。芯部31は、伝熱管本体21の管軸X上に位置しかつ、管軸Xに沿って真っ直ぐに伸びている。
各伝熱フィン32は、芯部31の外表面から、伝熱管本体21の内表面に向かって径方向に伸びている。伝熱促進体3は、2以上の伝熱フィン32を有している。複数の伝熱フィン32は、芯部31から径方向の外方の異なる方向に向かって、伸びている。図例の伝熱管2において、伝熱促進体3は、4枚の伝熱フィン32を有している。4枚の伝熱フィン32は、周方向に等間隔に設けられている。図4に拡大して示すように、隣り合う伝熱フィン32と伝熱フィン32との周方向の角度θは、90度である。
伝熱フィン32は、薄い板状であり、図3に示すように、上下方向に延びている。伝熱フィン32の先端は、伝熱管本体21の内表面に接している。伝熱促進体3は、伝熱管本体21の管内を四つの通路25に分けている。
伝熱促進体3は、図示は省略するが、伝熱管本体21の管軸Xを中心に、ねじられている。図示は省略するが、伝熱フィン32は、芯部31と伝熱管本体21の内表面との間において、管軸Xに沿って、らせん状に伸びている。伝熱促進体3によって分けられた四つの通路25も、管軸Xに沿って、らせん状に伸びている。
各伝熱フィン32には、ブレード33が設けられている。ブレード33は、図3及び図4にも示すように、伝熱フィン32の表面から突出している。ブレード33は、伝熱促進体3の横断面において、伝熱フィン32の表面に対し垂直な方向に、その表面から突出している。ブレード33は、図3に示すように、伝熱フィン32に沿って上下方向に伸びている。前述したように、伝熱フィン32は、管軸Xに沿って、らせん状であるため、ブレード33もまた、管軸Xに沿って、らせん状に伸びる。
ブレード33は、一枚の伝熱フィン32につき4つ設けられている。伝熱フィン32は、第1面、及び、第1面とは背中合わせの第2面を有している。ブレード33は、伝熱フィン32の第1面に二つ設けられ、第2面に二つ設けられている。図4に示すように、第1面に設けられた二つのブレード33は、径方向に間隔L2を空けて設けられている。また、ブレード33は、伝熱管本体21の内表面に対して、径方向に間隔L1を空けて設けられている。また、ブレード33は、芯部31に対して、径方向に間隔L3を空けて設けられている。第2面に設けられた二つのブレード33も、第1面に設けられた二つのブレード33と同等の位置に設けられている。
このような構成の、長尺の伝熱管2は、次のようにして製造することが可能である。先ず、放熱フィン22、23を有する伝熱管本体21は、押し出し成形により製造可能である。押し出し成形によって、管軸Xに沿って伸びる放熱フィン22、23を形成することができる。
また、伝熱フィン32及びブレード33を有する伝熱促進体3も、押し出し成形により製造可能である。押し出し成形によって、軸に沿って伸びる伝熱フィン32及びブレード33を形成することができる。
図5は、伝熱管2の製造方法を説明するための断面図である。尚、図5では、理解を容易にするために、伝熱管本体21の外周面に設けた放熱フィン22、23や、伝熱促進体3の伝熱フィン32及びブレード33の図示を省略している。押し出し成形された伝熱促進体3は、その中央に貫通孔34が設けられた中空形状を有している。
伝熱促進体3は、押し出し成形の後、その中心軸を中心とした、ねじり加工が施される。ねじり加工によって、伝熱フィン32及びブレード33は、らせん状になる。
それぞれ押し出し成形によって、伝熱促進体3及び伝熱管本体21を製造すれば、図5に示すように、中空形状の伝熱促進体3を、伝熱管本体21内に挿入して配置する。その後、伝熱促進体3内の端から端まで、拡径治具81を通過させる。拡径治具81は、図5に例示するように、先端が伝熱促進体3の内径よりも小径でかつ、基端が伝熱促進体3の内径よりも大径である。また、図5の例では、拡径治具81には、棒82が取り付けられている。伝熱促進体3内に内挿された棒82を使って、拡径治具81を伝熱促進体3内の端から端まで通過させると、伝熱促進体3の内径が拡大することにより、伝熱促進体3の伝熱フィン32の先端が、伝熱管本体21の内表面に押し付けられる。こうして、伝熱管本体21と伝熱促進体3とが一体化し、伝熱管2が完成する。
尚、伝熱促進体3の貫通孔34を塞ぐと、図2に示すように、芯部31が中実になる。また、伝熱促進体3の貫通孔34を塞がないと、図示は省略するが、芯部31が中空になる。尚、伝熱促進体3の中空部は、伝熱管本体21の管軸付近に位置するため熱交換に寄与しない。伝熱管本体21の管内を流れる流体の昇温の妨げになるため、貫通孔34は塞ぎ、芯部31は中実にするほうが望ましい。但し、狙いの性能に調整するために、中空部を残したり、完全に塞がずに隙間を残したり、中空内に更に別の伝熱促進体を入れたりしてもよい。
(伝熱促進体による気化性能の向上効果)
この構成の伝熱管2は、伝熱管本体21の管内に伝熱促進体3が配設されている。伝熱促進体3は、伝熱管2の二次伝熱面を拡大させる。これにより、伝熱管2の気化性能が向上する。
また、伝熱管本体21の管内には、伝熱促進体3によって、複数の通路25が形成されている。伝熱促進体3は、ねじられているため、各通路25はらせん状である。図4の構成例において、ねじり方向は、時計回り方向である。LNGは、伝熱管2内において、芯部31の周りを旋回しながら、下から上へと流れる。各通路25内においては、ねじり方向とは逆方向のLNGの流れが発生する(旋回流91)。旋回流91は、上下に伸びる軸を中心に旋回する流れである。
各通路25内において、径方向の外側、つまり伝熱管本体21の内表面に近い側は、伝熱管2の外表面を流下する海水との熱交換が促進される箇所であり、径方向の内側、つまり伝熱促進体3の芯部31に近い側は、熱交換が促進されにくい箇所である。各通路25内に生成された旋回流91は、伝熱促進体3の芯部31に近い側のLNGを、伝熱管本体21の内表面に近い側へと移送する。その結果、この伝熱管2は、伝熱管本体21の内表面の近くにおけるLNGと海水との熱交換が促進され、気化性能が向上する。
LNGの旋回流91は、伝熱フィン32の表面、芯部31の表面、及び、伝熱管本体21の内表面に沿って流れる。伝熱フィン32の表面にブレード33が設けられているため、LNGの流れは、ブレード33に衝突する。これにより、LNGの流れが分岐されて、伝熱フィン32の表面の近くに、小さな旋回流が発生する(つまり、二次旋回流92)。二次旋回流92は、ブレード33とブレード33との間、ブレード33と伝熱管本体21の内表面との間、ブレード33と芯部31との間のそれぞれに発生する。
二次旋回流92は、伝熱フィン32を通じた熱交換を促進するから、伝熱管2の気化性能がさらに向上する。ブレード33は、通路25内におけるLNGの旋回流を分離させる分離機能を有し、この分離機能が、伝熱管2の気化性能を向上させる。また、ブレード33は、二次伝熱面の拡大にも寄与するから、このことによっても、伝熱管2の気化性能が向上する。
尚、本願発明者らが行ったシミュレーション結果によれば、図4に例示する構成の伝熱管2において、各二次旋回流92は、旋回流91とは逆向きであった。
ここで、伝熱フィン32に設けるブレード33の位置、及び、その高さについて説明をする。ブレード33は、伝熱促進体3の芯部31と、伝熱管本体21の内表面との間において、伝熱フィン32の第1面又は第2面につき、一つ以上設けられる。隣り合うブレード33同士の間隔L2、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード33、換言すれば内表面に最も近いブレード33と伝熱管本体21の内表面との間隔L1、及び、伝熱促進体3の芯部31に近い側のブレード33、換言すれば芯部31に最も近いブレード33と伝熱促進体3の芯部31との間隔L3が狭すぎると、二次旋回流92が発生しにくい。間隔L1、L2、L3の内の少なくとも一つの間隔が、十分に確保されるよう、伝熱フィン32の第1面又は第2面に設けるブレード33の数を定めればよい。ORV1に用いられる伝熱管2の大きさにおいては、ブレード33は、伝熱フィン32の第1面又は第2面に、最大4つ設けることができる。
ブレード33の高さH1、H2は、低すぎると二次旋回流92が発生しにくい。ここで、ブレード33の高さH1、H2は、伝熱フィン32の表面からブレード33の先端まで、伝熱フィン32の表面に垂直な方向に測った距離である。ブレード33の高さH1、H2は、前記の間隔L1、L2、L3に対して、L1/2、L2/2、又は、L3/2以上であることが好ましい。ブレード33の高さH1、H2が、L1/2、L2/2、又は、L3/2以上であれば、二次旋回流92が安定的に発生する。
ここで、ブレード33の高さH1、H2と、間隔L1、L2、L3と、を同じ又はほぼ同じにすると、伝熱フィン32とブレード33とによって囲まれる領域の、壁の長さが等しくなる、又は、ほぼ等しくなる。そのため、当該領域内において、二次旋回流92をさらに安定的に発生させることができる。
ブレード33の高さH1、H2が高すぎると、隣り合う伝熱フィン32に設けたブレード33と干渉する恐れがある。また、ブレード33の高さH1、H2が高くなることで、通路25の断面積が小さくなり、旋回流91が発生しにくくなる。ブレード33の高さH1、H2には上限がある。ブレード33の高さH1、H2は、伝熱フィン32と、隣の伝熱フィン32との間の周方向角度θに対し、伝熱フィン32からθ/3の角度となる仮想線35を超えない高さに、定めることが好ましい。こうすることで、ブレード33同士の干渉を回避しつつ、通路25内に旋回流91が安定して発生し、二次旋回流92もまた、安定して発生できる。
(伝熱促進体の変形例)
図6は、伝熱促進体の変形例を示している。図6の伝熱促進体30は、複数のブレード33、36の高さが、互いに異なっている。より詳細に、伝熱フィン32の第1面及び第2面に設けた複数のブレード33、36の内、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード36の高さが、芯部31に近い側のブレード33の高さよりも高い。ブレード36の高さを高くすると、二次伝熱面が拡大すると共に、二次旋回流92が発生しやすくなるという利点がある。
尚、図6の伝熱促進体30においても、ブレード33、36の高さH1、H2は、間隔L1、L2、L3に対して、L1/2、L2/2、又は、L3/2以上でありかつ、伝熱フィン32と、隣の伝熱フィン32との間の周方向角度θに対し、伝熱フィン32からθ/3の角度となる仮想線35を超えない高さに、定められている。仮想線35を超えないよう、ブレード33、36の高さを制限すると、芯部31に近い側のブレード33の高さは、相対的に低くなりやすい。
ここで、図示は省略するが、図6の構成例とは異なり、伝熱フィン32の第1面及び第2面に設けた複数のブレード33、36の内、芯部31に近い側のブレード33の高さを、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード36の高さよりも高くしてもよい。但し、図6の構成例の方が、ブレード36の高さを、より高くできる分、伝熱管2の気化性能の向上に有利になる。
また、図示は省略するが、伝熱フィン32の第1面及び第2面に設けた複数のブレード33、36の内、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード36の高さを、芯部31に近い側のブレード33の高さよりも高くすると共に、当該伝熱フィン32とは別の伝熱フィン32においては、伝熱フィン32の第1面及び第2面に設けた複数のブレード33、36の内、芯部31に近い側のブレード33の高さを、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード36の高さよりも高くしてもよい。
図7及び図8は、伝熱促進体の変形例を示している。図7及び図8の伝熱促進体300は、ブレード37、38が傾いている。より詳細に、伝熱促進体300は、6枚の伝熱フィン32を有している。6枚の伝熱フィン32は、周方向に等間隔に設けられている。図8に拡大して示すように、隣り合う伝熱フィン32と伝熱フィン32との周方向の角度θは、60度である。
ブレード37、38は、伝熱促進体300の横断面において、伝熱フィン32の表面に垂直な方向に対して、伝熱管本体21の内表面の方へ傾いている。尚、図示は省略するが、ブレード37、38も、伝熱フィン32に沿って、らせん状に伸びている。ブレード37、38は、一枚の伝熱フィン32につき、合計四つ設けられている。具体的に、ブレード37、38は、第1面に二つ設けられ、第2面に二つ設けられている。伝熱フィン32において、伝熱管本体21の内表面に近い側のブレード38は、伝熱フィン32の先端部において、二股状に分かれている。
図7及び図8に示す伝熱管2は、伝熱フィン32の枚数が多く、隣り合う伝熱フィン32と伝熱フィン32との周方向の角度θが小さい。そのため、伝熱フィン32の表面に直交する方向にブレードを突出させると、ブレード同士が干渉しやすい。ブレード37、38を傾けると、隣り合う伝熱フィン32のブレード37、38同士が干渉してしまうことが回避される。また、ブレード37、38を傾けることによって、ブレード33の、伝熱促進体300の横断面における長さを長くできる。二次伝熱面が拡大すると共に、二次旋回流92が安定的に発生し、伝熱管2の気化性能が向上する。
尚、図示は省略するが、ブレード37、38を、図例とは逆に、伝熱フィン32の表面に垂直な方向に対して、伝熱促進体300の芯部31の方へ傾けると、前述した、伝熱促進体300の芯部31に近い側のLNGを、伝熱管本体21の内表面に近い側へと移送する旋回流91の流れが妨げられる。ブレード37、38は、伝熱管本体21の内表面の方へ傾けることが好ましい。
また、図8に示すように、この伝熱促進体300においても、ブレード37、38の高さH1、H2は、隣り合うブレード37、38同士の間隔L2、伝熱管本体21の内表面に最も近いブレード38と伝熱管本体21の内表面との間隔L1、及び、伝熱促進体3の芯部31に最も近いブレード37と伝熱促進体300の芯部31との間隔L3に対し、L1/2、L2/2、又は、L3/2以上である。また、伝熱フィン32と、隣の伝熱フィン32との間の周方向角度θに対し、伝熱フィン32からθ/3の角度となる仮想線35を超えない高さに、ブレード37、38の高さH1、H2が定められている。
尚、複数のブレード37、38の高さは、図8に例示するように異なっていてもよいし、図示は省略するが、同じであってもよい。
ここで、本願発明者らが行ったシミュレーションによれば、伝熱フィン32と伝熱フィン32の間の周方向角度θが狭くなると、図8に例示するように、通路25内における旋回流は、逆向きの二つの旋回流91-1、91-2に分離することがわかった。また、伝熱フィン32にブレード37、38を設けることにより、伝熱フィン32の表面の近くに発生する二次旋回流92の向きは、旋回流91-1又は91-2の向きと、それぞれ同じであった。
ここで、図8に示す変形例において、伝熱フィン32の先端部は、ブレード38によって二股に分かれている。二股に分かれた先端部は、伝熱管本体21の内表面に接している。これにより、V字状を成す二つのブレード38と、伝熱管本体21の内表面とによって通路(つまり、第2通路26)が形成される。第2通路26は、各伝熱フィン32に対応して一つ設けられる。図8に示す変形例において、六個の第2通路26は、周方向に等間隔を空けて規則的に配置されている。
第2通路26は、伝熱フィン32と伝熱フィン32との間に形成されている通路25とはつながっていない。伝熱促進体3は、伝熱管本体21の管軸Xを中心に、ねじられているから、複数の第2通路26は、詳細な図示は省略するが、伝熱管本体21の内表面に接しながら、管軸Xに沿って、らせん状に伸びている。同様に、通路25も、伝熱管本体の内表面に接しながら、管軸Xに沿って、らせん状に伸びている。第2通路26と通路25とは、管軸方向においても、交互に配設されている。
この構成の伝熱管2は、管内に、複数の通路25と、複数の第2通路26とが形成されている。第2通路26は、伝熱管本体21の内表面に接していると共に、その断面積が小さい。第2通路26のボリュームが小さいため、熱容量が低下する。第2通路26を流れるLNGは気化しやすくなる。また、第2通路26は、二股になったブレード38が伝熱管本体21の内表面に押し付けられているため、密閉又はほぼ密閉している。その結果、第2通路26には、ガス化したNGが充満する。第2通路26にNGが充満すると、気化前のLNGは第2通路26に入り難くなる。
第2通路26にNGが充満すると、当該部分に対応する伝熱管本体21の外表面は、低温のLNGからの熱が伝わり難くなる。これにより、伝熱管本体21の外表面における当該箇所は、着氷し難くなる。
複数の第2通路26は、図7に示すように、周方向に間隔を空けて規則的に配置されている。着氷し難い箇所が、周方向に規則的に配置されることになるため、伝熱管本体21の外表面において、氷が大きく成長することが抑制される。また、第2通路26は、伝熱管2の上下方向において、らせん状に伸びているため、伝熱管本体21の外表面において、着氷し難くなる箇所が、管軸方向にも間隔を空けて規則的に配置される。このことによっても、伝熱管本体21の外表面において、氷が大きく成長することが抑制される。伝熱管本体21の外表面において氷が大きく成長しないため、伝熱管本体21の外表面に付着した氷によって、伝熱管2の気化性能が低下することが抑制される。
第2通路26を設けることにより、上述の通り、伝熱管2の気化性能の低下抑制という効果は得られる。しかしながら、第2通路26を設けることは、本発明において必須ではない。本発明によって得られる二次伝熱面の拡大、及び、旋回流の生成という観点からは、伝熱管本体21内に設けられる通路は第1通路25のみとする方が好ましい。この場合、ブレード38は第2通路26が形成されないように配置され、第1流路25は、少なくとも芯部31,伝熱フィン32,ブレード37及び伝熱管本体21の内表面により構成される。
(その他の構成例)
尚、伝熱促進体3、30、300の構成例は、前記に挙げた構成例に限らない。
伝熱促進体3、30、300は、伝熱管2の下から上までの全体において同じ構成でなくてもよい。伝熱促進体3、30、300は、伝熱管2の上部と下部とで、その構成を異ならせてもよい。また、伝熱促進体3、30、300は、伝熱管2の上部、中間部、及び下部で、その構成を異ならせてもよい。各部における伝熱促進体3、30、300の構成は、前述した構成例から、適宜選択することができる。
伝熱促進体3、30、300は、伝熱管2の上下方向における一部分にのみ配置されていてもよい。
また、伝熱管本体21の内表面には、図9に示すように、凹溝24が形成されていてもよい。凹溝24は、内表面の周方向に、等間隔で設けられている。凹溝24は、伝熱管本体21の管軸に沿って真っ直ぐに伸びている。
1 オープンラック式気化装置
2 伝熱管
21 伝熱管本体
3 伝熱促進体
30 伝熱促進体
300 伝熱促進体
31 芯部
32 伝熱フィン
33 ブレード
36 ブレード
37 ブレード
38 ブレード
4 上部ヘッダー管(第2のヘッダー管)
5 下部ヘッダー管(第1のヘッダー管)
8 トラフ
X 管軸

Claims (5)

  1. オープンラック式気化装置の伝熱管であって、
    熱媒体が外表面を流下すると共に、気化対象の流体が管内を流れる伝熱管本体と、
    前記伝熱管本体の管内に配設される伝熱促進体と、を備え、
    前記伝熱促進体は、前記伝熱管本体の管軸上に位置しかつ、前記伝熱管本体の管軸に沿って伸びる芯部と、前記芯部から径方向の外方の異なる方向に向かってそれぞれ伸びる2以上のフィンと、を有し、
    各フィンは、前記伝熱促進体が、前記管軸を中心にねじられていることによって、らせん状に伸びており、
    前記各フィンには、前記芯部と前記伝熱管本体の内表面との間において、前記フィンの表面から突出すると共に、前記フィンに沿って、らせん状に伸びる、1以上のブレードが設けられているオープンラック式気化装置の伝熱管。
  2. 請求項1に記載のオープンラック式気化装置の伝熱管において、
    前記フィンの表面から前記ブレードの先端までの高さは、前記伝熱促進体の横断面において、
    前記ブレードから隣のブレードまでの距離L、又は、前記芯部に最も近い前記ブレードから前記芯部までの距離L、又は、前記内表面に最も近い前記ブレードから前記内表面までの距離Lに対して、L/2以上の高さであると共に、
    前記フィンと隣のフィンとの間の周方向角度θに対し、前記フィンからθ/3となる角度の仮想線を超えない高さであるオープンラック式気化装置の伝熱管。
  3. 請求項1又は2に記載のオープンラック式気化装置の伝熱管において、
    前記ブレードは、前記伝熱促進体の横断面において、前記フィンの表面に対し垂直な方向に、前記表面から突出しているオープンラック式気化装置の伝熱管。
  4. 請求項1又は2に記載のオープンラック式気化装置の伝熱管において、
    前記ブレードは、前記伝熱促進体の横断面において、前記フィンの表面に垂直な方向に対し前記内表面の方へ傾いた方向に、前記表面から突出しているオープンラック式気化装置の伝熱管。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載された複数の伝熱管と、
    前記伝熱管の一端に取り付けられかつ、前記伝熱管に前記流体を供給する第1のヘッダー管と、
    前記伝熱管の他端に取り付けられかつ、気化した流体が流れる第2のヘッダー管と、
    前記伝熱管の上部に配設されかつ、前記伝熱管の外表面に前記熱媒体を供給するトラフと、を備えているオープンラック式気化装置。
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