JP2024010336A - 予想装置、予想方法、ならびに、プログラム - Google Patents

予想装置、予想方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することのできる予想装置等を提供する。【解決手段】導出部242は、競技体の一例である各競走馬に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデル231にそれぞれ入力し、通過ポイントの一例であるコーナー毎に各競走馬についてのスコア値をそれぞれ導出する。また、推定部243は、導出部242により導出された各スコア値に基づいて、コーナー毎に各競走馬についての順位をそれぞれ推定する。そして、出力部244は、推定部243により推定されたコーナー毎の順位に基づいて、各競走馬における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、予想装置、予想方法、ならびに、プログラムに関する。
近年、競馬、競輪、競艇といった公営競技を利用するユーザに対して、有用な情報を提供する情報処理装置が活用されている。この情報処理装置では、例えば、レース前に、競技体(一例として、競走馬等)の着順を予想した予想情報を提供し、投票券を購入しようとするユーザを支援している。
最近では、このような着順(つまり、レース結果)を予想するだけでなく、レースの展開予想情報についても予想する情報処理装置についても知られている。例えば、特許文献1には、個別の選手情報と、レースの展開予想情報と、予想される着順とを関連付けて表示する情報処理装置について開示されている。
特開2017-83976号公報
上述した特許文献1に記載の情報処理装置では、競輪のレース中に組まれる「ライン」を展開予想情報として表示している。このラインとは、競輪に特有の戦法であり、レース中に選手同士が列を成して走行する各集団のことである。そして、特許文献1の情報処理装置では、予想した各ラインの構成を表示するだけであり、各ラインの順位(位置取り)がレース中にどのように推移(変遷)するのか等については、何ら表示されていない。
つまり、特許文献1の情報処理装置では、競輪のレースに特有なラインの構成を展開予想情報として表示しているだけであるため、他の公営競技では何ら役立たない情報となっている。しかも、ライン同士の位置取り等については何ら表示されないため、特許文献1の情報処理装置では、実質的なレース展開が予想されているとは言い難い。
例えば、競馬では、上がり3ハロン(ゴールまで残り600メートル)における各競走馬の順位(位置取り)が重要視される場合が多い。そのため、その前後や、序盤から中盤にかけて、各競走馬の順位がどのように推移(変遷)するのかを示すことが、実質的なレース展開と言える。
このようなことから、公営競技のレースにおいて、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することのできる予想装置、予想方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る予想装置は、
ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想する予想装置であって、
各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出部と、
前記導出部により導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定部と、
前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力部と、
を備えることを特徴とする。
また、上記観点に係る予想装置は、
前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記複数の競技体に含まれる注目競技体の順位が変化する通過ポイントを特定する特定部を、更に備え、
前記出力部は、前記特定部により特定された前記通過ポイントにおける前記注目競技体についての解説情報を更に出力するようにしてもよい。
また、上記観点に係る予想装置は、
前記複数のパラメータ項目に含まれる何れかのパラメータ項目、及び、重み付けを行うための係数値を、ユーザから受け付ける受付部を更に備え、
前記導出部は、前記受付部が受け付けた前記パラメータ項目に限り、当該パラメータ項目の値に前記係数値を乗じてから、前記予測モデルに入力して前記スコア値を導出するようにしてもよい。
また、上記観点に係る予想装置は、
前記予測モデルに入力する各パラメータ項目の値をそれぞれ調節しつつ、導出される前記スコア値に応じた前記各競技体の順位についての変化過程を事前に検証することにより、前記各パラメータ項目に対応する前記係数値の単位幅をそれぞれ選定する選定部を更に備え、
前記受付部は、前記選定部により選定された各単位幅と、受け付けた前記パラメータ項目とに基づいて、対応する前記単位幅に従った前記係数値を受け付けるようにしてもよい。
また、上記観点に係る予想装置は、
過去のレースについて、前記各パラメータ項目の値を変更せずに推定された前記各競技体の順位についての正解率を示す第1正解率と、前記受付部が受け付けた前記パラメータ項目、及び、前記係数値に応じて対象のパラメータ項目の値を変更して推定された前記各競技体の順位についての正解率を示す第2正解率とを算定する算定部を更に備え、
前記出力部は、前記算定部により算定された前記第1正解率と前記第2正解率とを対比させた対比情報を更に出力するようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係る予想方法は、
ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想する予想装置が実行する予想方法であって、
各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出ステップと、
前記導出ステップにて導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定ステップと、
前記推定ステップにて推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想するコンピュータを、
各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出部、
前記導出部により導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定部、
前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力部、
として機能させることを特徴とする。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明によれば、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することができる。
本実施形態に係る情報提供システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る予想装置等が実現される典型的な情報処理装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1に係る予想装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 予測モデルについて説明するための模式図である。 レース情報の一例を示す模式図である。 競走馬情報の一例を示す模式図である。 ユーザ情報の一例を示す模式図である。 実施形態1に係る予想画面の一例を示す式図である。 実施形態1に係る他の予想画面の一例を示す式図である。 実施形態1に係る予想処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2に係る予想装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態2に係る予想画面の一例を示す式図である。 実施形態2に係る他の予想画面の一例を示す式図である。 実施形態2に係る予想解説処理を説明するためのフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、公営競技の1つである競馬についてのレース展開等を予想する情報提供システムについて説明するが、このような競馬に限られず、後述するように、競輪、競艇といった他の公営競技のレース展開等を予想する情報提供システムにおいても、同様に適用可能である。
なお、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれら各要素の何れかまたは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(全体構成)
本発明の実施形態に係る情報提供システム100は、一例として、競馬のレースにおいて、各競走馬における順位の推移を含む予想情報をユーザに提供するシステムであり、図1に示すように、予想装置200と、ユーザ端末300とを含んで構成される。そして、予想装置200と、ユーザ端末300とは、インターネット900を介して通信可能に接続されている。
なお、図1には、ユーザ端末300を数台だけ示しているが、実際の情報提供システム100には、ユーザ数に応じて、膨大な数のユーザ端末300が含まれているものとする。
予想装置200は、例えば、サーバ装置であり、ユーザ端末300からのアクセスに応答して、投票券を購入しようとするユーザに対して有用な情報を提供する。
例えば、予想装置200は、レースが開始される前に、そのレースにおける通過ポイント毎(一例として、1コーナー、2コーナー、3コーナー、4コーナー、ゴール)に、各競走馬の順位をそれぞれ予想する。なお、通過ポイントは、各ハロン(200メートル毎の標識)であってもよい。そして、予想装置200は、各競走馬における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にてユーザに提供する。
ユーザ端末300は、例えば、スマートフォン、タブレット、パソコン等であり、情報提供システム100を利用するユーザによって使用される。
なお、ユーザ端末300には、一例として、情報提供システム100を利用するための専用アプリ(アプリケーション)がインストールされている場合について説明するが、他に、汎用のブラウザ等から、予想装置200へアクセス可能であってもよい。
そして、投票券を購入しようとするユーザがユーザ端末300で専用アプリを起動させ、ログイン等を行うことで、ユーザ端末300から予想装置200へアクセス可能となり、予想装置200が予想したレース展開を含む予想情報の提供を受けることが可能となる。
(情報処理装置の概要構成)
本実施形態に係る予想装置200等が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
情報処理装置400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、NIC(Network Interface Card)404と、画像処理部405と、音声処理部406と、補助記憶部407と、インターフェース408と、操作ユニット409と、表示ユニット410と、スピーカ411と、を備える。
CPU 401は、情報処理装置400全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 402には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、補助記憶部407に記憶されたプログラムをRAM 403に読み出してCPU 401による当該プログラムの実行が開始される。
RAM 403は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、補助記憶部407から読み出されたプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
NIC 404は、情報処理装置400をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE-T/100BASE-T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等から構成される。
画像処理部405は、補助記憶部407等から読み出された画像データをCPU 401や画像処理部405が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部405が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、インターフェース408等を介して表示ユニット410に出力される。つまり、画像処理部405は、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で必要となる画像を生成し、その画像を表示ユニット410に表示させる。
音声処理部406は、補助記憶部407等から読み出された音声データを音声信号に変換し、インターフェース408を介してスピーカ411に出力する。つまり、音声処理部406は、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で発生させるべき音声を生成し、その音声をスピーカ411から出力させる。
補助記憶部407は、ハードディスク等であり、情報処理装置400全体の動作制御に必要な各種のプログラムや各種のデータを記憶する。例えば、補助記憶部407には、本実施形態に係る予想装置200を実現するためのプログラムが記憶される。そして、CPU 401の制御によって、補助記憶部407は、記憶されたプログラムやデータを適宜読み出し、これらをRAM 403等に一時的に記憶させる。
インターフェース408には、操作ユニット409、表示ユニット410、及び、スピーカ411が接続される。なお、インターフェース408は、この他に接続された外部機器との間で必要な情報を送受信してもよい。
操作ユニット409は、情報処理装置400を利用する作業者等の操作入力を受け付ける。
表示ユニット410は、画像処理部405により出力された画像データに応じた画像を描画し、情報処理装置400を利用する作業者等に提示する。
スピーカ411は、音声処理部406により出力された音声データに応じた音声を出力し、情報処理装置400を利用する作業者に提示する。
この他に、情報処理装置400は、補助記憶部407の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等のドライブユニットを備えるようにしてもよい。この場合、情報処理装置400は、ドライブユニットに装着されるDVD-ROM等からプログラムやデータを読み出して、上記と同様に動作する。
(実施形態1)
以下、実施形態1に係る予想装置200の機能構成等について、図3~図9を参照して説明する。この予想装置200は、上記の情報処理装置400により実現される。例えば、情報処理装置400に電源が投入されると、予想装置200として機能させるプログラムが実行され、本実施形態1に係る予想装置200が実現される。
なお、ユーザ端末300も同様に、情報処理装置400によって実現されるが、こちらについては説明を省略し、実施形態1において最も特徴的な予想装置200について、以下説明する。
(実施形態1に係る予想装置の機能構成)
図3は、実施形態1に係る予想装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、予想装置200は、送信部210と、受信部220と、記憶部230と、制御部240とを備える。
送信部210は、ユーザ端末300に対して、必要な情報を送信する。
例えば、送信部210は、制御部240(より詳細には、後述する出力部244)が出力した予想情報(レース中の各競走馬における順位の推移を含む予想情報)をユーザ端末300へ送信する。
なお、上述したNIC 404等が、このような送信部210として機能しうる。
受信部220は、ユーザ端末300から送られる種々の情報を受信する。
例えば、受信部220は、後述するように、予測モデル(後述する予測モデル231)に入力する複数のパラメータ項目のうち、ユーザが重み付けの変更を望むパラメータ項目と、そのパラメータ項目の値に乗じるための係数値とをユーザ端末300から受信する。
なお、上述したNIC 404等が、このような受信部220として機能しうる。
記憶部230は、レース展開等を予想するために必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部230は、予測モデル231、レース情報232、競走馬情報233、及び、ユーザ情報234を記憶する。
まず、予測モデル231について説明する。予測モデル231は、一例として、過去のレース結果に沿った学習用データ(入力と結果との組データ)を用いて学習した学習済みのモデルである。
例えば、図4に示すように、学習用データDTをニューラルネットワークNNに入力して学習させた予測モデル231である。なお、学習用データDTの入力は、一例として、馬体重、前走タイム(前走のレースにおけるタイム)、前走3F(前走のレースで残り600メートルからゴールまでに要したタイム)等に代表される各種パラメータ項目の値である。また、学習用データDTの結果は、一例として、レースタイム(そのレースにおけるタイム)、ハロンタイム(そのレースにおけるハロン間のタイム)、上がり4F(そのレースにおける残り800メートルからゴールまでに要したタイム)、上がり3F(そのレースにおける残り600メートルからゴールまでに要したタイム)、コーナー通過順位(そのレースにおける各コーナーの通過順位)等である。
次に、レース情報232について説明する。レース情報232は、開催前のレースについての情報であり、例えば、図5に示すように、レースID232a、本馬場232b、距離232c、及び、頭数232dが含まれている。なお、レース情報232には、当日の気象情報(気温、湿度、風力等)や馬場の状態(良、稍重、重、不良等)等が含まれていてもよい。
次に、競走馬情報233について説明する。競走馬情報233は、レースに出場する競走馬についての情報であり、例えば、図6に示すように、馬ID233a、性齢233b、馬体重233c、前走タイム233d、及び、前走3F(3ハロン)233eが含まれている。なお、競走馬情報233には、馬名や、レース時の馬番やレース時に騎乗する騎手についての情報等が含まれていてもよい。
次に、ユーザ情報234について説明する。ユーザ情報234は、ユーザ端末300を使用するユーザについての情報であり、例えば、図7に示すように、ユーザID234a、氏名234b、指定項目234c、及び、係数値234dが含まれている。なお、指定項目234cとは、上述した予測モデル231に入力する各パラメータ項目(馬体重、前走タイム、前走3F等)のうち、ユーザが重み付けを行いたいパラメータ項目を指定する情報である。また、係数値234dは、上記の指定項目234cに示されるパラメータ項目に対する重み付けの値である。
この他にも、記憶部230は、画面を生成するためのグラフィックデータや、後述する仮想キャラクタに発声させるためのボイスデータ等を記憶する。
なお、上述した補助記憶部407等が、このような記憶部230として機能しうる。
図3に戻って、制御部240は、予想装置200全体を制御する。この制御部240は、受付部241、導出部242、推定部243、及び、出力部244を含んでいる。
受付部241は、受信部220がユーザ端末300から受信したパラメータ項目、及び、係数値を受け付ける。つまり、受付部241は、予測モデル231に入力する各種のパラメータ項目のうち、ユーザが重み付けの変更を望むパラメータ項目と、そのパラメータ項目の値に乗じるための係数値を受け付ける。
なお、受け付けた係数値が1より大きい場合では、ユーザがそのパラメータ項目を重要視していることになる。逆に、係数値が1より小さい場合では、ユーザがそのパラメータ項目を軽視(度外視)していることになる。
導出部242は、レースに出場する各競走馬に関する各種のパラメータ項目(一例として、馬体重、前走タイム、前走3F等)についての値を学習済みの予測モデル231にそれぞれ入力し、通過ポイント毎(一例として、1コーナー、2コーナー、3コーナー、4コーナー、ゴール)に各競走馬についてのスコア値をそれぞれ導出する。なお、通過ポイントは、各ハロンであってもよい。
また、上記の受付部241にて、パラメータ項目、及び、係数値を受け付けている場合に、導出部242は、受け付けたパラメータ項目に限り、そのパラメータ項目の値に受け付けた係数値を乗じてから、予測モデル231に入力してスコア値を導出する。つまり、ユーザが重要視(若しくは、軽視)しているパラメータ項目の値が適宜修正された状態で、導出部242によって、スコア値が導出されることになる。これにより、ユーザは、自分でカスタマイズしたAI(Artificial Intelligence)予想によって、各競走馬のスコア値、及び、後述する順位を、通過ポイント毎に得ることができる。
推定部243は、上記の導出部242により導出された各スコア値に基づいて、通過ポイント毎に各競走馬についての順位をそれぞれ推定する。つまり、推定部243は、スコア値の高い順に各競走馬をソートすることにより、各通過ポイントにおける各競走馬の順位をそれぞれ推定する。
出力部244は、上記の推定部243により推定された通過ポイント毎の順位に基づいて、各競走馬における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する。
例えば、出力部244は、図8に示すような予想画面PG1を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供する。この予想画面PG1には、着順予想EA、及び、展開予想PEが含まれている。着順予想EAは、各競走馬がゴールに到達した際に予想される着順を示している。一方、展開予想PEは、各通過ポイント(正面、2角:2コーナー、3角:3コーナー、4角:4コーナー、結果:ゴール)における各競走馬の順位を棒グラフGFの長さで表している(長い順に先着)。ユーザは、このような予想画面PG1がユーザ端末300(表示部)に表示された状態で、例えば、各タブTBを順番にタップすることで、各通過ポイントで各競走馬の順位が遷移する様子から、予想されたレース展開を具体的に知ることができる。なお、予想画面PG1に設定されたスクリプト等に従って、一定時間毎にタブTBが順番に切り替わるようにしてもよい。
この他にも、出力部244は、例えば、図9に示すような予想画面PG2を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供してもよい。この予想画面PG2には、着順予想EA、及び、展開予想PEが含まれている。なお、予想画面PG2のおける展開予想PEは、仮想キャラクタVCが発声(発話)により行う。例えば、仮想キャラクタVCは、吹き出しSBに示すようなテキスト(一例として、通過ポイントにおける各競走馬の順位を示すテキスト)を読み上げることにより、予想されたレース展開をユーザに報知することになる。
なお、上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部240として機能しうる。
(実施形態1に係る予想装置の動作)
以下、このような構成の実施形態1に係る予想装置200の動作について図10を参照して説明する。図10は、予想装置200が実行する予想処理の流れを示すフローチャートである。この予想処理は、例えば、ユーザ端末300からAI予想のページにアクセスされ、開催競馬場、及び、開催レース番号が指定された際に、開始される。
まず、予想装置200は、ユーザ設定の受け付けが有るか否かを判別する(ステップS11)。例えば、制御部240(受付部241)は、パラメータ項目、及び、係数値をユーザ端末300から受け付けたかどうかを判別する。
予想装置200は、ユーザ設定の受け付けが無いと判別すると(ステップS11;No)、後述するステップS13に処理を進める。
一方、ユーザ設定の受け付けが有ると判別した場合(ステップS11;Yes)に、予想装置200は、パラメータ項目の値を変更する(ステップS12)。例えば、制御部240は、受け付けたパラメータ項目について、そのパラメータ項目の値に受け付けた係数値を乗じることにより、そのパラメータ項目の値を変更する。なお、受け付けた係数値が1より大きい場合では、ユーザがそのパラメータ項目を重要視していることになる。逆に、係数値が1より小さい場合では、ユーザがそのパラメータ項目を軽視していることになる。
予想装置200は、通過ポイント毎に各競走馬のスコア値を導出する(ステップS13)。すなわち、制御部240(導出部242)は、レースに出場する各競走馬に関する各種のパラメータ項目(一例として、馬体重、前走タイム、前走3F等)についての値を学習済みの予測モデル231にそれぞれ入力し、通過ポイント毎(一例として、1コーナー、2コーナー、3コーナー、4コーナー、ゴール)に各競走馬についてのスコア値をそれぞれ導出する。なお、通過ポイントは、各ハロンであってもよい。
なお、上記のステップS12にて、受け付けたパラメータ項目について、その値を変更している場合に、制御部240は、そのパラメータ項目に限って、変更した値を予測モデル231に入力してスコア値を導出する。
予想装置200は、通過ポイント毎に各競走馬の順位を推定する(ステップS14)。すなわち、制御部240(推定部243)は、上記のステップS13にて導出された各スコア値に基づいて、通過ポイント毎に各競走馬についての順位をそれぞれ推定する。つまり、制御部240は、スコア値の高い順に各競走馬をソートすることにより、各通過ポイントにおける各競走馬の順位をそれぞれ推定する。
予想装置200は、各競走馬における順位の推移を含む予想情報を出力する(ステップS15)。すなわち、制御部240(出力部244)は、上記のステップS14にて推定された通過ポイント毎の順位に基づいて、各競走馬における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する。
例えば、制御部240は、上述した図8に示すような予想画面PG1を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供する。この予想画面PG1には、展開予想PEが含まれている。この展開予想PEは、各通過ポイント(正面、2角、3角、4角、結果)における各競走馬の順位を棒グラフGFの長さで表している。ユーザは、このような予想画面PG1がユーザ端末300に表示された状態で、例えば、各タブTBを順番にタップすることで、各通過ポイントで各競走馬の順位が遷移する様子から、予想されたレース展開を具体的に知ることができる。なお、予想画面PG1に設定されたスクリプト等に従って、一定時間毎にタブTBが順番に切り替わるようにしてもよい。
この他にも、制御部240は、上述した図9に示すような予想画面PG2を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供してもよい。この予想画面PG2にも、展開予想PEが含まれている。この展開予想PEでは、仮想キャラクタVCが、吹き出しSBに示すようなテキストを読み上げることにより、予想されたレース展開をユーザに報知することになる。
このような予想処理によって、通過ポイント毎に各競走馬の順位が遷移する様子がユーザに報知され、予想されたレース展開をユーザが具体的に知ることができる。
また、ユーザが重要視(若しくは、軽視)しているパラメータ項目の値が適宜修正された状態で、スコア値が導出されることになる。これにより、ユーザは、自分でカスタマイズしたAI予想によって、各競走馬のスコア値、及び、順位を、通過ポイント毎に得ることができる。
この結果、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することができる。
(実施形態2)
上述した実施形態1では、レースに出場する競走馬全体についてそれぞれの順位が遷移する様子を報知する場合について説明したが、出場する競走馬の中から注目馬(注目競技体)に焦点を絞り、その注目馬の順位が変遷する様子を報知してもよい。なお、注目馬とは、例えば、レースにおける本命馬、対抗馬等の印が付された競走馬や、ユーザがお気に入り登録している競走馬のことである。
以下、注目馬の順位が変遷する様子を報知することを特徴とした実施形態2について説明する。
(実施形態2に係る予想装置の機能構成)
図11は、実施形態2に係る予想装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、予想装置200は、送信部210と、受信部220と、記憶部230と、制御部250とを備える。
なお、送信部210、受信部220、及び、記憶部230は、上述した図3に示す送信部210、受信部220、及び、記憶部230と同じ構成である。
制御部250は、受付部241、導出部242、推定部243、特定部251、及び、出力部244を含んでいる。つまり、制御部250は、上述した図3に示す制御部240に特定部251を追加した構成となっている。
特定部251は、推定部243により推定された通過ポイント毎の順位に基づいて、レースに出場する複数の競走馬に含まれる注目馬の順位が変化する通過ポイントを特定する。例えば、特定部251は、通過ポイント毎に、その通過ポイントにおける注目馬の順位と前の通過ポイントにおける注目馬の順位とを比較し、順位差が一定値以上大きい場合(一例として、順位が2つ以上上昇した場合、又は、順位が2つ以上下降した場合)に、その通過ポイントを特定する。
そして、出力部244は、上記の特定部251により特定された通過ポイントにおける注目馬についての解説情報を、画像又は音声にて出力する。
例えば、出力部244は、図12に示すような予想画面PG3を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供する。この予想画面PG3には、着順予想EA、及び、展開予想PEが含まれている。なお、予想画面PG3のおける展開予想PEでは、特定部251により特定された通過ポイント(一例として、3コーナー)における各競走馬の順位を示す棒グラフGFの中で、注目馬(一例として、5番○○ルフ)の棒グラフFGだけが強調表示されている。
この他にも、出力部244は、例えば、図13に示すような予想画面PG4を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供してもよい。この予想画面PG4には、着順予想EA、及び、展開予想PEが含まれている。なお、予想画面PG4のおける展開予想PEでは、仮想キャラクタVCが、吹き出しSBに示すようなテキスト(一例として、特定部251により特定された通過ポイントにおける注目馬の順位を知らせるテキスト)を読み上げることにより、注目馬にフォーカスしたレース展開をユーザに報知することになる。
なお、上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部250として機能しうる。
(実施形態2に係る予想装置の動作)
以下、このような構成の実施形態1に係る予想装置200の動作について図14を参照して説明する。図14は、予想装置200が実行する予想解説処理の流れを示すフローチャートである。この予想解説処理は、例えば、ユーザ端末300からAI予想のページにアクセスされ、開催競馬場、及び、開催レース番号が指定された際に、開始される。
なお、図14の予想解説処理におけるステップS11~S14は、上述した図10の予想処理におけるステップS11~S14と同じ処理である。そのため、ステップS11~S14については簡単に説明する。
まず、予想装置200は、ユーザ設定の受け付けが有るか否かを判別する(ステップS11)。予想装置200は、ユーザ設定の受け付けが無いと判別すると(ステップS11;No)、後述するステップS13に処理を進める。一方、ユーザ設定の受け付けが有ると判別した場合(ステップS11;Yes)に、予想装置200は、パラメータ項目の値を変更する(ステップS12)。
予想装置200は、通過ポイント毎に各競走馬のスコア値を導出する(ステップS13)。予想装置200は、通過ポイント毎に各競走馬の順位を推定する(ステップS14)。
予想装置200は、注目馬の順位が変化する通過ポイントを特定する(ステップS21)。すなわち、制御部250(特定部251)は、上記のステップS14にて推定された通過ポイント毎の順位に基づいて、レースに出場する複数の競走馬に含まれる注目馬の順位が変化する通過ポイントを特定する。例えば、制御部250は、通過ポイント毎に、その通過ポイントにおける注目馬の順位と前の通過ポイントにおける注目馬の順位とを比較し、順位差が一定値以上大きい場合に、その通過ポイントを特定する。
予想装置200は、特定した通過ポイントにおける注目馬の解説情報を(ステップS22)。すなわち、制御部250(出力部244)は、上記のステップS21にて特定された通過ポイントにおける注目馬についての解説情報を、画像又は音声にて出力する。
例えば、制御部250は、上述した図12に示すような予想画面PG3を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供する。この予想画面PG3には、展開予想PEが含まれている。この展開予想PEでは、特定された通過ポイントにおける各競走馬の順位を示す棒グラフGFの中で、注目馬の棒グラフFGだけが強調表示されている。
この他にも、制御部250は、上述した図13に示すような予想画面PG4を出力し、送信部210を通じてユーザ端末300へ提供してもよい。この予想画面PG4にも、展開予想PEが含まれている。この展開予想PEでは、仮想キャラクタVCが、吹き出しSBに示すようなテキストを読み上げることにより、注目馬にフォーカスしたレース展開をユーザに報知することになる。
このような予想解説処理によって、見所となる通過ポイントにおいて注目馬の順位が遷移する様子がユーザに報知され、注目馬にフォーカスしたレース展開をユーザが具体的に知ることができる。
この結果、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態1,2では、受付部241が任意の係数値を受け付ける場合について説明したが、制御部240,250が適切な単位幅を選定した上で、ユーザからはその単位幅に従った係数値を受け付けるようにしてもよい。
例えば、制御部240,250は、選定部を更に備えるようにする。この選定部は、予測モデル231に入力する各種のパラメータ項目の値をそれぞれ調節しつつ、導出されるスコア値に応じた各競走馬の順位についての変化過程を事前に検証することにより、各種のパラメータ項目に対応する係数値の単位幅をそれぞれ選定する。
本願発明では、競走馬の順位を直接予想するのではなく、競走馬のスコア値を導出してからそのスコア値の順に競走馬の順位を推定するので、予測モデル231に入力するパラメータ項目の値を変化させても競走馬の順位がほとんど変化しないような幅が存在する。この幅を、係数値の単位幅とすることができる。
なお、ほとんど変化しない程度の一例として、順位が99%一致している等を採用することができる。
より具体的に説明すると、あるパラメータ項目の係数値を1.12に増やすと、ほとんど変化しないに該当しなくなる場合に、選定部は、プラス側の単位幅として0.12を選定する。また、同じパラメータ項目の係数値を0.85に減らすと、ほとんど変化しないに該当しなくなる場合に、選定部は、マイナス側の単位幅として0.15を選定する。
そして、受付部241は、選定部により選定された各単位幅と、受け付けたパラメータ項目とに基づいて、対応する単位幅に従った係数値を受け付ける。
これにより、パラメータ項目に応じて、適切な係数値をユーザから受け付けることができる。
上記の実施形態1,2では、ユーザがパラメータ項目の値を変更した場合に、パラメータ項目の値を変更しなかった場合との違いを何ら報知しない場合について説明したが、制御部240,250がパラメータ項目の値を変更しなかった場合と変更した場合とを対比させた情報をユーザに報知してもよい。
例えば、制御部240,250は、算定部を更に備えるようにする。この算定部は、過去のレースについて、各パラメータ項目の値を変更せずに推定された各競走馬の順位についての正解率を示す第1正解率と、受付部241が受け付けたパラメータ項目、及び、係数値に応じて対象のパラメータ項目の値を変更して推定された各競走馬の順位についての正解率を示す第2正解率とを算定する。
つまり、算定部は、まず、過去のレースにおける各通過ポイントにおける実際の順位と、各パラメータ項目の値を変更せずに予測モデル231に入力して得られた各スコア値に基づいて推定された順位とが、一致する割合(第1正解率)を算定する。次に算定部は、実際の順位と、受付部241が受け付けたパラメータ項目、及び、係数値に従って、該当するパラメータ項目の値を変化させて予測モデル231に入力して得られた各スコア値に基づいて推定された順位とが、一致する割合(第2正解率)を算定する。
そして、出力部244は、算定部により算定された第1正解率と第2正解率とを対比させた対比情報を出力する。
これにより、ユーザの変更したパラメータ項目や係数値が妥当であったかどうかをユーザに報知することができる。
上記の実施形態1,2では、ユーザが任意のパラメータ項目の値を変更して予想したレース展開等の予想情報を、そのユーザへ提供する場合について説明したが、ユーザの要求に従って、レース展開等の予想情報を、他のユーザに対して公開できるようにしてもよい。
上記の実施形態では、公営競技の一例として、競馬についての情報提供システム100を一例として説明したが、競艇や競輪といった他の公営競技についても適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、実質的なレース展開を予想し、ユーザに分かり易く報知することのできる予想装置、予想方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
100 情報提供システム
200 予想装置
210 送信部
220 受信部
230 記憶部
231 予測モデル
232 レース情報
233 競走馬情報
234 ユーザ情報
240,250 制御部
241 受付部
242 導出部
243 推定部
244 出力部
251 特定部
300 ユーザ端末
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 補助記憶部
408 インターフェース
409 操作ユニット
410 表示ユニット
411 スピーカ
900 インターネット

Claims (7)

  1. ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想する予想装置であって、
    各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出部と、
    前記導出部により導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定部と、
    前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする予想装置。
  2. 前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記複数の競技体に含まれる注目競技体の順位が変化する通過ポイントを特定する特定部を、更に備え、
    前記出力部は、前記特定部により特定された前記通過ポイントにおける前記注目競技体についての解説情報を更に出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の予想装置。
  3. 前記複数のパラメータ項目に含まれる何れかのパラメータ項目、及び、重み付けを行うための係数値を、ユーザから受け付ける受付部を更に備え、
    前記導出部は、前記受付部が受け付けた前記パラメータ項目に限り、当該パラメータ項目の値に前記係数値を乗じてから、前記予測モデルに入力して前記スコア値を導出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の予想装置。
  4. 前記予測モデルに入力する各パラメータ項目の値をそれぞれ調節しつつ、導出される前記スコア値に応じた前記各競技体の順位についての変化過程を事前に検証することにより、前記各パラメータ項目に対応する前記係数値の単位幅をそれぞれ選定する選定部を更に備え、
    前記受付部は、前記選定部により選定された各単位幅と、受け付けた前記パラメータ項目とに基づいて、対応する前記単位幅に従った前記係数値を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項3に記載の予想装置。
  5. 過去のレースについて、前記各パラメータ項目の値を変更せずに推定された前記各競技体の順位についての正解率を示す第1正解率と、前記受付部が受け付けた前記パラメータ項目、及び、前記係数値に応じて対象のパラメータ項目の値を変更して推定された前記各競技体の順位についての正解率を示す第2正解率とを算定する算定部を更に備え、
    前記出力部は、前記算定部により算定された前記第1正解率と前記第2正解率とを対比させた対比情報を更に出力する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の予想装置。
  6. ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想する予想装置が実行する予想方法であって、
    各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出ステップと、
    前記導出ステップにて導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定ステップと、
    前記推定ステップにて推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力ステップと、
    を備えることを特徴とする予想方法。
  7. ゴールを含む複数の通過ポイントが設定された経路を複数の競技体が移動するレースについてのレース結果を予想するコンピュータを、
    各競技体に関する複数のパラメータ項目についての値を学習済みの予測モデルにそれぞれ入力し、通過ポイント毎に前記各競技体についてのスコア値をそれぞれ導出する導出部、
    前記導出部により導出された各スコア値に基づいて、前記通過ポイント毎に前記各競技体についての順位をそれぞれ推定する推定部、
    前記推定部により推定された前記通過ポイント毎の順位に基づいて、前記各競技体における順位の推移を含む予想情報を、画像又は音声にて出力する出力部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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