JP2024007242A - 配送支援装置、システム、及び配送支援方法 - Google Patents

配送支援装置、システム、及び配送支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定できるようにする。【解決手段】配送支援装置20は物品の配送を支援する。配送支援装置20は、物品の輸送過程における第1時点において測定された物品の重量を示す第1重量データと、第1時点よりも後の第2時点において測定された物品の重量を示す第2重量データとを取得し、第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較した結果に基づいて、ユーザ11に警告を通知するかどうかを決定する制御部を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、配送支援装置、システム、及び配送支援方法に関する。
特許文献1には、路上走行車両と自律型配送車両とを用いて、2段階で複数の配送先に小包を配達する技術が開示されている。
米国特許出願公開第2015/0379468号明細書
荷物などの物品の輸送中に、例えば、荷物の中の品物が脱落することによる紛失、又は抜き取られることによる盗難が発生することがある。このような品物の紛失又は盗難が発生した場合に、紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定することが求められている。しかしながら、紛失又は盗難がいずれの輸送過程で発生したのかを特定することは従来困難であり、改善の余地があった。
本開示の目的は、紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定できるようにすることである。
本開示に係る配送支援装置は、
物品の配送を支援する配送支援装置であって、
前記物品の輸送過程における第1時点において測定された前記物品の重量を示す第1重量データと、前記第1時点よりも後の第2時点において測定された前記物品の重量を示す第2重量データとを取得し、
前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較した結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定する制御部を備える。
本開示に係る配送支援方法は、
物品の配送を支援する配送支援方法であって、
制御部により、前記物品の輸送過程における第1時点において測定された前記物品の重量を示す第1重量データと、前記第1時点よりも後の第2時点において測定された前記物品の重量を示す第2重量データとを取得することと、
前記制御部により、第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較することと、
前記制御部により、前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較して得られる判定結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定することと
を含む。
本開示によれば、紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定できるようになる。
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 本開示の実施形態に係るシステムによる配送の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る配送支援装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る配送支援装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1を参照して、本実施形態に係るシステム10の構成を説明する。
本実施形態に係るシステム10は、少なくとも1台の配送支援装置20と、少なくとも1台の移動体30と、少なくとも1台の車両40と、少なくとも1台の端末装置50とを備える。配送支援装置20は、ネットワーク60を介して、移動体30、車両40、及び端末装置50と通信可能である。
配送支援装置20は、データセンタなどの施設に設置され、システム10を管理する事業者によって運用される。事業者は、例えば、顧客から荷物などの物品を預かり指定された宛先まで配達する配送事業者である。配送支援装置20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバなどのコンピュータである。
1台以上の端末装置50は、1人以上のユーザ11によって保持されるか、又はユーザ11の自宅など、任意の場所に設置され、ユーザ11によって使用される。端末装置50は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、若しくはタブレットなどのモバイル機器、又はPCである。「PC」は、personal computerの略語である。本実施形態において、ユーザ11は荷物LGの名宛人であるが、ユーザ11は荷物LGの差出人であってもよい。あるいは、ユーザ11はシステム10の管理者であってもよい。ユーザ11がシステム10の管理者である場合、端末装置50はシステム10の管理室に設置され、当該1人以上のユーザ11によって利用されてもよい。あるいは、管理室に設置された端末装置50が、2人以上のユーザ11によって共用されてもよい。
車両40は、例えば、ガソリン車、ディーゼル車、水素車、HEV、PHEV、BEV、又はFCEVなどの任意の種類の自動車である。「HEV」は、hybrid electric vehicleの略語である。「PHEV」は、plug-in hybrid electric vehicleの略語である。「BEV」は、battery electric vehicleの略語である。「FCEV」は、fuel cell electric vehicleの略語である。車両40は、本実施形態ではAVであるが、運転手によって運転されてもよいし、又は任意のレベルで運転が自動化されていてもよい。「AV」は、autonomous vehicleの略語である。自動化のレベルは、例えば、SAEのレベル分けにおけるレベル1からレベル5のいずれかである。「SAE」は、Society of Automotive Engineersの略称である。車両40は、MaaS専用車両でもよい。「MaaS」は、Mobility as a Serviceの略語である。
本実施形態において、車両40は、物品の輸送を行う。本実施形態において、物品は、1つ以上の品物を内部に収容した荷物LGである。車両40には、車両40に搭載された荷物LGの重量を検知する重量センサWS1が設けられている。車両40は、差出人から差し出された荷物LGを積んで中間配達ポイントまで輸送する。本実施形態において、中間配達ポイントとは、車両40から移動体30に荷物LGを含む複数の荷物を引き渡す場所である。具体的には、中間配達ポイントは、集合住宅における移動体30の待機場所である。あるいは、中間配達ポイントは、荷物LGを含む複数の荷物の配送のための中間的な集配所である。中間配達ポイントにおいて、車両40から荷物LGが移動体30に引き渡される。
移動体30は、荷物LGの配送を自律的に行う物流ロボット301である。移動体30は、自律運転によって地点間を移動する任意の配送車両を含む。移動体30は、例えば、人型ロボットであってもよい。あるいは、移動体30は、例えばドローンなど、自律的に飛行する任意の無人航空機であってもよい。移動体30は、車両40に対する第2の車両として位置づけられてもよい。移動体30は、例えばマンション又はアパート等の集合住宅に設置され、集合住宅内の各戸(各住宅)までの荷物LGの配送を専門に行う館内物流ロボットであってもよい。
本実施形態において、移動体30は、車両40から荷物LGが引き渡されると、荷物LGの配達先まで自律的に配送する。本実施形態において、配送先は、荷物LGの名宛人の戸である。移動体30は、配達先に到着すると、荷物LGの名宛人であるユーザ11に荷物LGを受け渡す。移動体30には、移動体30に搭載された荷物LGの重量を検知する重量センサWS2が設けられている。移動体30には、荷物LGを収容する収容部の扉CVが開かれたことを検出する扉センサCSが設けられてもよい。
ネットワーク60は、インターネット、少なくとも1つのWAN、少なくとも1つのMAN、又はこれらの任意の組合せを含む。「WAN」は、wide area networkの略語である。「MAN」は、metropolitan area networkの略語である。ネットワーク60は、少なくとも1つの無線ネットワーク、少なくとも1つの光ネットワーク、又はこれらの任意の組合せを含んでもよい。無線ネットワークは、例えば、アドホックネットワーク、セルラーネットワーク、無線LAN、衛星通信ネットワーク、又は地上マイクロ波ネットワークである。「LAN」は、local area networkの略語である。
図1及び図2を参照して、本実施形態の概要を説明する。
図1に示すシステムにおいて、物品の配送を支援する配送支援装置20は、第1重量データWD1と、第2重量データWD2とを取得する。第1重量データWD1は、物品の輸送過程における第1時点T1において測定された物品の重量W1を示すデータである。第2重量データWD2は、第1時点T1よりも後の第2時点T2において測定された物品の重量W2を示すデータである。配送支援装置20は、第1重量データWD1で示される重量W1と第2重量データWD2で示される重量W2とを比較する。物品は、車両40又は移動体30で輸送可能であれば任意のものであってよいが、本実施形態では、1つ以上の品物を内部に収容した荷物LGである。第1時点T1は、物品の輸送過程における任意の時点であってよいが、本実施形態では、荷物LGが差出人から差し出されてから、車両40に搭載されるまでの第1期間P1におけるいずれかの時点である。第2時点T2は、第1時点T1よりも後の時点であれば任意の時点であってよいが、荷物LGが車両40から移動体30に引き渡されてから移動体30が荷物LGの配送を開始するまでの第2期間P2におけるいずれかの時点である。
配送支援装置20は、第1重量データWD1で示される重量W1と第2重量データWD2で示される重量W2とを比較して得られる判定結果に基づいて、ユーザ11に警告ALを通知するかどうかを決定する。具体的には、配送支援装置20は、第1重量データWD1で示される重量W1よりも第2重量データWD2で示される重量W2が小さいと判定された場合に、ユーザ11に警告ALを通知すると決定する。
本実施形態によれば、配送中の荷物LGの重量が減少したことに基づいて、荷物LGの内部に収容された品物が紛失又は盗難したことが検出される。また、第1重量データWD1で示される重量W1と第2重量データWD2で示される重量W2とを比較することで、紛失又は盗難が発生した輸送過程を、第1時点T1と第2時点T2との間であると推定することが可能となる。すなわち、輸送中の物品を常に監視しなくても、紛失又は盗難が発生した輸送過程が特定される。
本実施形態では、システム10において、荷物LGを含む複数の荷物が集合住宅(アパート、マンション等)内の戸(住宅)まで配達される。図2を参照して、ユーザ11を名宛人として差し出された荷物LGが、集合住宅100内の住宅121のユーザ11に配達されるまでの基本的な手順について説明する。
図2において、集合住宅100は、複数の住宅111,112,121,122,131,132を有している。さらに、集合住宅100の施設内には、それぞれの住宅まで荷物を届ける移動体30としての物流ロボット301が常設されている。集合住宅100は、物流ロボット301が待機する待機スペース101、物流ロボット301がフロア間を移動するためのエレベータ102、荷物を一時的に保管する一時保管スペース103を備えている。図2では、1台の物流ロボット301が図示されているが、物流ロボット301の数は1台に限定されず、複数台の物流ロボット301~30Nが常設されてよい。
車両40は、配送支援装置20からの指令に基づいて、荷物LGを含む複数の荷物を積んで、集合住宅100へ移動する。車両40には、集合住宅100に配達する荷物の他にも、一括して配達される別の住宅への荷物が積まれていてもよい。
車両40は、集合住宅100の待機スペース101に到着し、待機スペース101で待機している物流ロボット301に荷物LGを引き渡す。本実施形態においては、物流ロボット301が待機する待機スペース101が、中間配達ポイントとなっている。本実施形態において、中間配達ポイントは、車両40から物流ロボット301に荷物LGを引き渡す場所である。荷物LGの引き渡しは、車両40が備える駆動部又は移動体30としての物流ロボット301が備える駆動部を使用して行われる。駆動部は、モータにより駆動するアーム機構及び荷物を直線的にスライド可能なスライド機構の少なくとも一方を含む。あるいは、車両40に乗ってきた作業員により荷物LGの引き渡しが行われてもよい。
配送支援装置20は、物流ロボット301に配送詳細情報を送信する。配送詳細情報は、例えば、荷物LGの名宛人の住所などの配達先を示す配送情報及び配達経路の情報を含む。なお、物流ロボット301により荷物LGの表示から配達先を読み取ることができる場合は、配達先の住所の送信は省略してもよい。配達経路は、任意に選択することができるが、例えば、待機スペース101から配達先までの距離が最短となるような経路など、物流ロボット301が効率的に荷物LGの配達を行うことができる経路を選択されることが望ましい。
物流ロボット301は、集合住宅100内を自走式で移動し、荷物LGを配達先である住宅121に配達する。配達方法は、配達先の住宅前に荷物LGを置く、いわゆる置き配でもよいが、物流ロボット301が出力部を備えている場合は、音声等でユーザ11に到着を知らせて、ユーザ11に荷物LGを直接渡すことが望ましい。
図3を参照して、本実施形態に係る配送支援装置20の構成を説明する。
配送支援装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのプログラマブル回路、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの任意の組合せを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。「CPU」は、central processing unitの略語である。「GPU」は、graphics processing unitの略語である。プログラマブル回路は、例えば、FPGAである。「FPGA」は、field-programmable gate arrayの略語である。専用回路は、例えば、ASICである。「ASIC」は、application specific integrated circuitの略語である。制御部21は、配送支援装置20の各部を制御しながら、配送支援装置20の動作に関わる処理を実行する。
記憶部22は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらの任意の組合せを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。「RAM」は、random access memoryの略語である。「ROM」は、read only memoryの略語である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。「SRAM」は、static random access memoryの略語である。「DRAM」は、dynamic random access memoryの略語である。ROMは、例えば、EEPROMである。「EEPROM」は、electrically erasable programmable read only memoryの略語である。記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部22には、配送支援装置20の動作に用いられるデータと、配送支援装置20の動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部23は、少なくとも1つの通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、LANインタフェースである。通信部23は、1台以上の移動体30、1台以上の車両40、及び1台以上の端末装置50と通信を行う。通信部23は、配送支援装置20の動作に用いられるデータを受信し、また配送支援装置20の動作によって得られるデータを送信する。
配送支援装置20の機能は、本実施形態に係るプログラムを、制御部21としてのプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、配送支援装置20の機能は、ソフトウェアにより実現される。プログラムは、配送支援装置20の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを配送支援装置20として機能させる。すなわち、コンピュータは、プログラムに従って配送支援装置20の動作を実行することにより配送支援装置20として機能する。
プログラムは、非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体に記憶しておくことができる。非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体は、例えば、フラッシュメモリ、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記憶したSDカード、DVD、又はCD-ROMなどの可搬型媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。「SD」は、Secure Digitalの略語である。「DVD」は、digital versatile discの略語である。「CD-ROM」は、compact disc read only memoryの略語である。プログラムをサーバのストレージに格納しておき、サーバから他のコンピュータにプログラムを転送することにより、プログラムを流通させてもよい。プログラムをプログラムプロダクトとして提供してもよい。
コンピュータは、例えば、可搬型媒体に記憶されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。サーバからコンピュータへのプログラムの転送は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP型のサービスによって処理を実行してもよい。「ASP」は、application service providerの略語である。プログラムは、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものを含む。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
配送支援装置20の一部又は全ての機能が、制御部21としてのプログラマブル回路又は専用回路により実現されてもよい。すなわち、配送支援装置20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図4を参照して、本実施形態に係る配送支援装置20の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係る配送支援方法に相当する。
ステップS1において、配送支援装置20の制御部21は、第1重量データWD1を取得する。第1重量データWD1は、荷物LGの輸送過程における第1時点T1において測定された荷物LGの重量W1を示すデータである。本実施形態において、第1時点T1は、荷物LGが差出人から差し出されてから車両40に搭載されるまでの第1期間P1におけるいずれかの時点である。一例として、ユーザ11を名宛人として差し出された荷物LGが車両40に搭載された時点を第1時点T1とする。第1重量データWD1は、任意の手順で取得されてよいが、本実施形態では以下の手順で取得される。
荷物LGが車両40に搭載されると、車両40に設けられた重量センサWS1が荷物LGの重量W1を検知する。車両40は、重量センサWS1により検知された値を示す情報を、第1重量データWD1として、配送支援装置20に送信する。あるいは、配送支援装置20の制御部21は、重量センサWS1と通信部23を介して通信を行い、重量センサWS1により検知された値を示す情報は、第1重量データWD1として重量センサWS1から配送支援装置20に直接送信されてもよい。あるいは、荷物LGを車両40に搭載する作業員が荷物LGの重量W1を測定してもよい。作業員は、測定された重量W1を当該作業員が保持する作業用端末装置に入力し、作業用端末装置は、入力された重量W1を示す情報を、第1重量データWD1として配送支援装置20に送信してもよい。配送支援装置20の制御部21は、送信された第1重量データWD1を、通信部23を介して受信する。このようにして、配送支援装置20の制御部21は、荷物LGの輸送過程における第1時点T1において測定された第1重量データWD1を取得する。
本実施形態の一変形例として、荷物LGが差出人により配送業者の取次店に持ち込まれた時点を第1時点T1としてもよい。本変形例では、荷物LGが差出人により配送業者の取次店に持ち込まれ、取次店の店員により受領される。荷物LGを受領した取次店の店員は、例えば、荷物LGを受領する手続の一環として、荷物LGの重量W1を測定し、測定された重量W1を取次店に設置された取次店端末装置に入力する。取次店端末装置は、入力された重量W1を示す情報を第1重量データWD1として配送支援装置20に送信する。配送支援装置20の制御部21は、通信部23を介して、取次店端末装置から送信された第1重量データWD1を受信する。このようにして、配送支援装置20の制御部21は、荷物LGの輸送過程における第1時点T1において測定された第1重量データWD1を取得してもよい。
ステップS2において、配送支援装置20の制御部21は、第2重量データWD2を取得する。第2重量データWD2は、荷物LGの輸送過程における、第1時点T1よりも後の第2時点T2において測定された荷物LGの重量W2を示すデータである。本実施形態において、第2時点T2は、荷物LGが、車両40から物流ロボット301に引き渡されてから、物流ロボット301が荷物LGの配送を開始するまでの第2期間P2におけるいずれかの時点である。一例として、車両40から移動体30としての物流ロボット301に引き渡された荷物LGが物流ロボット301に収容された時点を第2時点T2とする。第2重量データWD2は、任意の手順で取得されてよいが、本実施形態では以下の手順で取得される。
車両40から引き渡された荷物LGが物流ロボット301に収容されると、物流ロボット301に設けられた重量センサWS2が荷物LGの重量W2を検知する。物流ロボット301は、重量センサWS2により検知された値を示す情報を第2重量データWD2として配送支援装置20に送信する。あるいは、配送支援装置20の制御部21は、重量センサWS2と通信部23を介して通信を行い、重量センサWS2により検知された値を示す情報を、第2重量データWD2として重量センサWS2から配送支援装置20に直接送信されてもよい。配送支援装置20の制御部21は、送信された第2重量データWD2を、通信部23を介して受信する。このようにして、配送支援装置20の制御部21は、荷物LGの輸送過程における第2時点T2において測定された第2重量データWD2を取得する。
ステップS3において、配送支援装置20の制御部21は、ステップS1で取得された第1重量データWD1で示される重量W1とステップS2で取得された第2重量データWD2で示される重量W2とを比較する。具体的には、制御部21は、重量W1よりも重量W2が小さいかどうかを判定する。制御部21により、重量W1よりも重量W2が小さいと判定された場合に、ステップS4の処理が行われる。
ステップS4において、配送支援装置20の制御部21は、ユーザ11に警告ALを通知すると決定する。具体的には、制御部21は、警告ALとして、荷物LGに含まれる1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第1時点T1から第2時点T2までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する。一例として、制御部21は、「配送業者があなた宛の荷物を輸送中に荷物の中身が紛失又は盗難した可能性があります。配送業者に連絡してください。」というメッセージを作成する。制御部21は、生成されたメッセージを、通信部23を介して、ユーザ11の端末装置50に送信する。端末装置50は、配送支援装置20から送信されたメッセージを受信すると、受信されたメッセージをディスプレイなどの出力部に出力する。端末装置50は、受信されたメッセージをスピーカの出力部から音声で出力してもよい。これにより、ユーザ11に警告ALが通知される。
上述のように、本実施形態では、物品の配送を支援する配送支援装置20の制御部21は、物品の輸送過程における第1時点T1において測定された物品の重量W1を示す第1重量データWD1と、第1時点T1よりも後の第2時点T2において測定された物品の重量W2を示す第2重量データWD2とを取得する。制御部21は、第1重量データWD1で示される重量W1と第2重量データWD2で示される重量W2とを比較する。制御部21は、第1重量データWD1で示される重量W1と第2重量データWD2で示される重量W2とを比較して得られる判定結果に基づいて、ユーザ11に警告ALを通知するかどうかを決定する。
1つ以上の品物を内部に収容した荷物LGを車両40により集合住宅100まで輸送中に、荷物LGの内部に収容された品物のうち、一つ以上の品物が脱落するか又は抜き取られたとする。その場合、本実施形態によれば、荷物LGの重量が減少したことを検知することができる。また、第1時点T1で測定された重量W2よりも第2時点T2で測定された重量W2が小さければ、荷物LGの重量が第1時点T1から第2時点T2までの間で減少しており、品物の脱落又は抜き取りが第1時点T1と第2時点T2との間で生じたと推定できる。すなわち、本実施形態によれば、輸送中の物品を常に監視しなくても、紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定できる。例えば、荷物LGが車両40に搭載された時点を第1時点T1とし、移動体30が車両40から荷物LGを受領した時点を第2時点T2とすることにより、品物の紛失又は盗難が、荷物LGの車両40での輸送過程において発生したと特定することができる。品物の紛失又は盗難がいずれの輸送過程で発生したかを特定することにより、責任の所在が明確になり、その結果、荷物LGの紛失又は盗難のリスクが低減される。
本実施形態の一変形例として、配送支援装置20の制御部21は、第3重量データWD3を更に取得してもよい。第3重量データWD3は、移動体30が荷物LGの配送を開始してから荷物LGの名宛人であるユーザ11に荷物LGが配達されるまでの第3期間P3におけるいずれかの時点である第3時点T3において測定された荷物LGの重量W3を示すデータである。制御部21は、第2重量データWD2で示される重量W2と第3重量データWD3で示される重量W3とを比較した結果に更に基づいて、ユーザ11に警告AL’を通知するかどうかを決定してもよい。具体的には、配送支援装置20の制御部21は、図4のステップS5において第3重量データWD3を取得する。第3重量データWD3は任意の手順で取得されてよいが、本変形例では次のような手順で取得される。
本変形例において、荷物LGを収容した物流ロボット301が荷物LGの配達先までの走行を開始した後の第3時点T3において、物流ロボット301に設けられた重量センサWS2が荷物LGの重量W3を検知する。本変形例では、移動体30としての物流ロボット301が荷物LGの配送を開始してからの経過時間が閾値を超えた時点を第3時点T3とする。閾値は第3期間P3の長さを超えない範囲で任意に設定可能である。一例として、第3期間P3が20分であり、閾値を10分と設定したとする。物流ロボット301が荷物LGの配送を開始してから10分が経過した時点で、重量センサWS2は荷物LGの重量を検知する。物流ロボット301は、重量センサWS2により検知された値を示す情報を第3重量データWD3として配送支援装置20に送信する。あるいは、配送支援装置20の制御部21は、重量センサWS2と通信部23を介して通信を行い、重量センサWS2により検知された値を示す情報は、第3重量データWD3として重量センサWS2から配送支援装置20に直接送信されてもよい。配送支援装置20の制御部21は、送信された第3重量データWD3を、通信部23を介して受信する。このようにして、配送支援装置20の制御部21は、荷物LGの輸送過程における第3時点T3において測定された第3重量データWD3を取得する。
ステップS6において、配送支援装置20の制御部21は、ステップS2で取得された第2重量データWD2で示される重量W2とステップS5で取得された第3重量データWD3で示される重量W3とを比較する。具体的には、制御部21は、重量W2よりも重量W3が小さいかどうかを判定する。制御部21により重量W2よりも重量W3が小さいと判定された場合に、ステップS7の処理が行われる。
ステップS7において、配送支援装置20の制御部21は、ユーザ11に警告AL’を通知すると決定する。具体的には、制御部21は、警告AL’として、荷物LGに含まれる1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第2時点T2から第3時点T3までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する。制御部21は、生成されたメッセージを、通信部23を介して、ユーザ11の端末装置50に送信する。一例として、制御部21は、「館内物流ロボットがあなた宛の荷物を輸送中に荷物の中身が紛失又は盗難した可能性があります。館内物流ロボットの管理会社に連絡してください。」というメッセージを生成する。制御部21は、生成されたメッセージを、通信部23を介して、ユーザ11の端末装置50に送信する。これ以降のユーザ11の端末装置50による処理はステップS4におけるユーザ11の端末装置50による処理と同様であるため、説明を省略する。
上述のように、配送支援装置20の制御部21は、移動体30が荷物LGの配送を開始してから荷物LGの名宛人に荷物LGが配達されるまでの第3期間P3におけるいずれかの時点である第3時点T3における荷物LGの重量W3を示す第3重量データWD3を更に取得する。制御部21は、第2重量データWD2で示される重量W2と第3重量データWD3で示される重量W3とを比較した結果に更に基づいて、ユーザ11に警告AL’を通知するかどうかを決定する。
本変形例によれば、荷物LGの重量が第2時点T2から第3時点T3までの間で減少しており、品物の脱落又は抜き取りが第2時点T2と第3時点T3との間で生じたと推定できる。すなわち、本実施形態によれば、輸送中の物品を常に監視しなくても、紛失又は盗難が発生した輸送過程を特定できる。例えば、移動体30としての物流ロボット301が車両40から荷物LGを受領した時点を第2時点T2とし、物流ロボット301が荷物LGの配送を開始してからの経過時間が閾値を超えた時点を第3時点T3することにより、品物の紛失又は盗難が、荷物LGの物流ロボット301での輸送過程において発生したと特定することができる。すなわち、荷物LGを移動体30によりユーザ11の住宅121まで輸送中に、荷物LGの内部に収容された品物のうち、一つ以上の品物が脱落した場合又は抜き取られた場合にも、品物の紛失又は盗難を検知できる。これにより、品物の紛失又は盗難が発生した輸送過程を更に詳細に特定できる。よって、責任の所在がより明確になり、その結果、紛失又は盗難のリスクが更に低減される。
本変形例のさらなる変形例として、移動体30に、荷物LGを収容する収容部の扉CVが開かれたことを検出する扉センサCSを設け、配送支援装置20の制御部21は第3期間P3中に扉センサCSにより検出された扉CVが開かれたことを示すデータをタイムスタンプとともに取得してもよい。制御部21は、取得されたデータ及びタイムスタンプに基づいて扉CVが開かれた時点を特定し、特定された時点を、品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定してもよい。
扉CVが開かれたことを示すデータは任意の手順で取得されてよいが、本変形例では次のような手順で取得される。本変形例において、扉センサCSは、例えば、物流ロボット301の荷物LGを収容する収容部の扉CVに設けられる。扉センサCSは、例えば、振動センサ又は加速度センサである。扉センサCSは、扉CVに加えられた衝撃を検知する。荷物LGを収容した物流ロボット301が荷物LGの配送を開始してから荷物LGが名宛人に配達されるまでの第3期間P3において、荷物LGを収容する収容部の扉CVが開かれると、扉CVが振動し、扉センサCSは衝撃を検知する。扉センサCSにより衝撃が検知されると、物流ロボット301は、扉センサCSにより衝撃が検知されたことを示す情報をタイムスタンプとともに配送支援装置20に送信する。あるいは、配送支援装置20の制御部21は、扉センサCSと通信部23を介して通信を行い、扉センサCSにより衝撃が検知されたことを示す情報は、扉センサCSから配送支援装置20にタイムスタンプとともに直接送信されてもよい。配送支援装置20の制御部21は、通信部23を介して、送信された情報を、扉センサCSにより検出された扉CVが開かれたことを示すデータとしてタイムスタンプとともに受信する。このようにして、制御部21は、第3期間P3中に扉センサCSにより検出された扉CVが開かれたことを示すデータをタイムスタンプとともに取得する。
配送支援装置20の制御部21は、第3期間P3中に扉CVが開かれたことを示すデータがタイムスタンプとともに取得されると、取得されたデータ及びタイムスタンプを参照して収容部の扉CVが開かれた時点を特定し、特定された時点を、品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定する。
本変形例によれば、荷物LGを移動体30によりユーザ11の住宅121まで輸送中に、荷物LGの内部に収容された品物のうち、一つ以上の品物が脱落した場合又は抜き取られた場合に、品物の紛失又は盗難の時点を特定できる。品物の紛失又は盗難の時点が特定されるので、例えば、特定された時点の物流ロボット301の位置を特定して現場の周辺を調査するなどすれば、紛失又は盗難の原因が突き止められやすくなる。よって、紛失又は盗難のリスクが更に低減される。
本実施形態の一変形例として、ステップS4又はS7で警告AL又はAL’を通知したユーザ11に対し、更に、紛失又は盗難に対する対応手段を選択させてもよい。具体的には、配送支援装置20の制御部21は、端末装置50のディスプレイ上に、警告メッセージとともに、所望の対応手段を起動するためのボタンが表示させる制御を行ってもよい。対応手段には、例えば、警察に通報すること、及び周辺の画像を撮像することが含まれる。ユーザ11は、例えば、ディスプレイに表示されたボタンの画像に接触することにより、端末装置50の入力部としてのタッチパネルを操作して対応手段を選択する。端末装置50は、選択された対応手段の識別子を配送支援装置20に送信する。
本変形例によれば、警告AL又は警告AL’が通知されたユーザ11は、紛失又は盗難に対する対応手段をとりやすくなる。よって、紛失又は盗難のリスクが更に低減される。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の2つ以上のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の2つ以上のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
例えば、配送支援装置20は、車両40に備えられてもよい。
以下に、本開示の実施形態の一部について例示する。しかしながら、本開示の実施形態はこれらに限定されない点に留意されたい。
[付記1]
物品の配送を支援する配送支援装置であって、
物品の輸送過程における第1時点において測定された物品の重量を示す第1重量データと、第1時点よりも後の第2時点において測定された物品の重量を示す第2重量データとを取得し、
第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較した結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定する制御部を備える、配送支援装置。
[付記2]
物品は、1つ以上の品物を内部に収容した荷物であり、
第1時点は、荷物が差出人から差し出されてから、荷物を収容して輸送する車両に搭載されるまでの第1期間におけるいずれかの時点であり、
第2時点は、荷物が、車両から、荷物の配送先まで配送する移動体に引き渡されてから移動体が荷物の配送を開始するまでの第2期間におけるいずれかの時点であり、
制御部は、第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較し、第1重量データで示される重量よりも第2重量データで示される重量が小さいと判定された場合に、ユーザに警告を通知すると決定する、付記1に記載の配送支援装置。
[付記3]
制御部は、警告として、1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第1時点から第2時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する、付記2又は付記3に記載の配送支援装置。
[付記4]
制御部は、移動体が荷物の配送を開始してから荷物が荷物の名宛人に配達されるまでの第3期間におけるいずれかの時点である第3時点において測定された荷物の重量を示す第3重量データを更に取得し、
制御部は、第2重量データで示される重量と第3重量データで示される重量とを比較した結果に更に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定する、付記1から付記3のいずれかに記載の配送支援装置。
[付記5]
制御部は、警告として、1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第2時点から第3時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する、付記1から付記4のいずれかに記載の配送支援装置。
[付記6]
ユーザの保持する端末装置と通信する通信部を更に備え、
制御部は、通信部を介して、警告を示す情報を端末装置に送信する付記1から付記5のいずれかに記載の配送支援装置。
[付記7]
付記1から付記6のいずれかに記載の配送支援装置と、
端末装置と
を備えるシステム。
[付記8]
移動体には荷物の重量を検知する重量センサが設けられており、
移動体と通信する通信部を更に備え、
制御部は、移動体から送信された重量センサにより検知された値を示すデータを通信部を介して受信し、受信されたデータを第2重量データとして取得する、付記1から付記7のいずれかに記載の配送支援装置。
[付記9]
移動体には荷物を収容する収容部の扉が開かれたことを検出する扉センサが設けられており、
移動体と通信する通信部を更に備え、
制御部は、通信部を介して移動体と通信を行い、第3期間中に扉センサにより検出された扉が開かれたことを示すデータをタイムスタンプとともに取得し、
制御部は、取得されたデータ及びタイムスタンプに基づいて収容部の扉が開かれた時点を特定し、
制御部は、特定された時点を、品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定する付記1から付記8のいずれかに記載の配送支援装置。
[付記10]
付記1から付記8のいずれかに記載の配送支援装置と、
移動体と
を備えるシステム。
[付記11]
車両と通信する通信部を更に備え、
制御部は、車両から送信された荷物の重量を示すデータを第1重量データとして受信する付記1から付記8に記載の配送支援装置。
[付記12]
付記11に記載の配送支援装置と、
車両と
を備えるシステム。
[付記13]
物品の配送を支援する配送支援方法であって、
制御部により、物品の輸送過程における第1時点において測定された物品の重量を示す第1重量データと、第1時点よりも後の第2時点において測定された物品の重量を示す第2重量データとを取得することと、
制御部により、第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較することと、
制御部により、第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較して得られる判定結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定することと
を含む配送支援方法。
[付記14]
物品は、1つ以上の品物を内部に収容した荷物であり、
第1時点は、荷物が差出人から差し出されてから、荷物を収容して輸送する車両に搭載されるまでの第1期間におけるいずれかの時点であり、
第2時点は、荷物が、車両から、荷物の配送先まで配送する移動体に引き渡されてから移動体が荷物の配送を開始するまでの第2期間におけるいずれかの時点であり、
制御部により、第1重量データで示される重量と第2重量データで示される重量とを比較し、第1重量データで示される重量よりも第2重量データで示される重量が小さいと判定された場合に、ユーザに警告を通知すると決定すること
を含む付記13に記載の配送支援方法。
[付記15]
制御部により、警告として、1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第1時点から第2時点までの期間中に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成することを含む、付記13又は付記14に記載の配送支援方法。
[付記16]
制御部により、移動体が荷物の配送を開始してから荷物が荷物の名宛人に配達されるまでの第3期間におけるいずれかの時点である第3時点において測定された荷物の重量を示す第3重量データを更に取得することと、
制御部により、第2重量データで示される重量と第3重量データで示される重量とを比較した結果に更に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定することと
を含む付記13から付記15のいずれかに記載の配送支援方法。
[付記17]
制御部により、警告として、1つ以上の品物のうち少なくとも1つが第2時点から第3時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成することを含む付記13から付記16のいずれかに記載の配送支援方法。
[付記18]
通信部により、ユーザの保持する端末装置と通信することと、
制御部により、通信部を介して、警告を示す情報を端末装置に送信することと
を含む付記13から付記17のいずれかに記載の配送支援方法。
[付記19]
移動体には荷物の重量を検知する重量センサが設けられており、
通信部により、移動体から送信された重量センサにより検知された値を示すデータを受信することと、
制御部により、受信されたデータを第2重量データとして取得することと
を含む付記13から付記14のいずれかに記載の配送支援方法。
[付記20]
移動体には荷物を収容する収容部の扉が開かれたことを検出する扉センサが設けられており、
通信部により、移動体からタイムスタンプとともに送信された、第3期間中に扉センサにより検出された扉が開かれたことを示すデータを受信することと、
制御部により、受信されたデータを取得し、取得されたデータ及びタイムスタンプに基づいて収容部の扉が開かれた時点を特定することと、
制御部により、特定された時点を、品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定することと
を含む付記13から付記19のいずれかに記載の配送支援方法。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の2つ以上のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の2つ以上のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
10 システム
11 ユーザ
20 配送支援装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
30 移動体
40 車両
50 端末装置
60 ネットワーク
100 集合住宅
101 待機スペース
102 エレベータ
111,112,121,122,131,132 戸(住宅)

Claims (20)

  1. 物品の配送を支援する配送支援装置であって、
    前記物品の輸送過程における第1時点において測定された前記物品の重量を示す第1重量データと、前記第1時点よりも後の第2時点において測定された前記物品の重量を示す第2重量データとを取得し、
    前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較した結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定する制御部を備える、配送支援装置。
  2. 前記物品は、1つ以上の品物を内部に収容した荷物であり、
    前記第1時点は、前記荷物が差出人から差し出されてから、前記荷物を収容して輸送する車両に搭載されるまでの第1期間におけるいずれかの時点であり、
    前記第2時点は、前記荷物が、前記車両から、前記荷物の配送先まで配送する移動体に引き渡されてから前記移動体が前記荷物の配送を開始するまでの第2期間におけるいずれかの時点であり、
    前記制御部は、前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較し、前記第1重量データで示される重量よりも前記第2重量データで示される重量が小さいと判定された場合に、前記ユーザに警告を通知すると決定する、請求項1に記載の配送支援装置。
  3. 前記制御部は、前記警告として、前記1つ以上の品物のうち少なくとも1つが前記第1時点から前記第2時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する、請求項2に記載の配送支援装置。
  4. 前記制御部は、前記移動体が前記荷物の配送を開始してから前記荷物が前記荷物の名宛人に配達されるまでの第3期間におけるいずれかの時点である第3時点において測定された前記荷物の重量を示す第3重量データを更に取得し、
    前記制御部は、前記第2重量データで示される重量と前記第3重量データで示される重量とを比較した結果に更に基づいて、前記ユーザに警告を通知するかどうかを決定する、請求項2又は請求項3に記載の配送支援装置。
  5. 前記制御部は、前記警告として、前記1つ以上の品物のうち少なくとも1つが前記第2時点から前記第3時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成する、請求項4に記載の配送支援装置。
  6. 前記ユーザの保持する端末装置と通信する通信部を更に備え、
    前記制御部は、前記通信部を介して、前記警告を示す情報を前記端末装置に送信する請求項1に記載の配送支援装置。
  7. 請求項6に記載の配送支援装置と、
    前記端末装置と
    を備えるシステム。
  8. 前記移動体には前記荷物の重量を検知する重量センサが設けられており、
    前記移動体と通信する通信部を更に備え、
    前記制御部は、前記移動体から送信された前記重量センサにより検知された値を示すデータを前記通信部を介して受信し、受信されたデータを前記第2重量データとして取得する、請求項2に記載の配送支援装置。
  9. 前記移動体には前記荷物を収容する収容部の扉が開かれたことを検出する扉センサが設けられており、
    前記移動体と通信する通信部を更に備え、
    前記制御部は、前記通信部を介して前記移動体と通信を行い、前記第3期間中に前記扉センサにより検出された扉が開かれたことを示すデータをタイムスタンプとともに取得し、
    前記制御部は、取得されたデータ及びタイムスタンプに基づいて前記収容部の扉が開かれた時点を特定し、
    前記制御部は、特定された時点を、前記品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定する請求項4に記載の配送支援装置。
  10. 請求項8に記載の配送支援装置と、
    前記移動体と
    を備えるシステム。
  11. 前記車両と通信する通信部を更に備え、
    前記制御部は、前記車両から送信された前記荷物の重量を示すデータを前記第1重量データとして受信する請求項2に記載の配送支援装置。
  12. 請求項11に記載の配送支援装置と、
    前記車両と
    を備えるシステム。
  13. 物品の配送を支援する配送支援方法であって、
    制御部により、前記物品の輸送過程における第1時点において測定された前記物品の重量を示す第1重量データと、前記第1時点よりも後の第2時点において測定された前記物品の重量を示す第2重量データとを取得することと、
    前記制御部により、第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較することと、
    前記制御部により、前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較して得られる判定結果に基づいて、ユーザに警告を通知するかどうかを決定することと
    を含む配送支援方法。
  14. 前記物品は、1つ以上の品物を内部に収容した荷物であり、
    前記第1時点は、前記荷物が差出人から差し出されてから、前記荷物を収容して輸送する車両に搭載されるまでの第1期間におけるいずれかの時点であり、
    前記第2時点は、前記荷物が、前記車両から、前記荷物の配送先まで配送する移動体に引き渡されてから前記移動体が前記荷物の配送を開始するまでの第2期間におけるいずれかの時点であり、
    前記制御部により、前記第1重量データで示される重量と前記第2重量データで示される重量とを比較し、前記第1重量データで示される重量よりも前記第2重量データで示される重量が小さいと判定された場合に、前記ユーザに警告を通知すると決定すること
    を含む請求項13に記載の配送支援方法。
  15. 前記制御部により、前記警告として、前記1つ以上の品物のうち少なくとも1つが前記第1時点から前記第2時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成することを含む、請求項14に記載の配送支援方法。
  16. 前記制御部により、前記移動体が前記荷物の配送を開始してから前記荷物が前記荷物の名宛人に配達されるまでの第3期間におけるいずれかの時点である第3時点において測定された前記荷物の重量を示す第3重量データを更に取得することと、
    前記制御部により、前記第2重量データで示される重量と前記第3重量データで示される重量とを比較した結果に更に基づいて、前記ユーザに警告を通知するかどうかを決定することと
    を含む請求項14又は請求項15に記載の配送支援方法。
  17. 前記制御部により、前記警告として、前記1つ以上の品物のうち少なくとも1つが前記第2時点から前記第3時点までの間に紛失したこと又は盗難に遭ったことを通知するメッセージを生成することを含む請求項16に記載の配送支援方法。
  18. 通信部により、前記ユーザの保持する端末装置と通信することと、
    前記制御部により、前記通信部を介して、前記警告を示す情報を前記端末装置に送信することと
    を含む請求項13に記載の配送支援方法。
  19. 前記移動体には前記荷物の重量を検知する重量センサが設けられており、
    通信部により、前記移動体から送信された前記重量センサにより検知された値を示すデータを受信することと、
    前記制御部により、受信されたデータを前記第2重量データとして取得することと
    を含む請求項14に記載の配送支援方法。
  20. 前記移動体には前記荷物を収容する収容部の扉が開かれたことを検出する扉センサが設けられており、
    通信部により、前記移動体からタイムスタンプとともに送信された、前記第3期間中に前記扉センサにより検出された扉が開かれたことを示すデータを受信することと、
    前記制御部により、受信されたデータを取得し、取得されたデータ基づいて前記収容部の扉が開かれた時点を特定することと、
    前記制御部により、特定された時点を、前記品物が紛失したか又は盗難に遭った時点と判定することと
    を含む請求項16に記載の配送支援方法。
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