JP2024006062A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本開示は、撮影作業に関する情報をユーザが容易に把握することを可能にすることを目的とする。【解決手段】情報処理システム1は、記憶部12と、表示部14と、を備える。記憶部12は、対象空間の図である空間図A1、空間図A1上に設定された複数の撮影位置A2、及び、複数の撮影位置A2に対応する複数の表示情報A3を記憶する。表示部14は、図面表示領域を有する。表示部14は図面表示領域において、空間図A1のうち複数の撮影位置A2に対応する位置へ、複数のマーカ、及び、複数のマーカの各々の識別情報をそれぞれ重ねた空間図A1を表示する。【選択図】図1
Description
本開示は一般に情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。本開示は、より詳細には、撮影が行われる対象空間の図と撮影位置に関する情報とを表示部に表示させる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
対象空間の図と撮影位置に関する情報とを表示部に表示させる技術の従来例として、特許文献1に記載の撮影端末を例示する。撮影者が、第1の画面で所望の位置を選択(例えば、タップ)すると、撮影端末のカメラ機能が起動し、第2の画面に遷移する。第2の画面には、カメラ機能の画面(表示部)上に施工情報の少なくとも一部が変更可能に表示される。撮影者がカメラ機能で撮影すると、撮影された画像には、第1の画面で選択した位置に紐付けられた施工情報が付与される。
しかしながら、特許文献1に記載の撮影端末を用いて撮影作業を行うユーザ(撮影者)は、どこで、何を撮影すべきか等の、撮影作業に関する情報を撮影端末から得ることはできなかった。
本開示は、撮影作業に関する情報をユーザが容易に把握することを可能にする情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る情報処理システムは、記憶部と、表示部と、を備える。前記記憶部は、対象空間の図である空間図、前記空間図上に設定された複数の撮影位置、及び、前記複数の撮影位置に対応する複数の表示情報を記憶する。前記表示部は、前記空間図、複数のマーカ、前記複数のマーカの各々の識別情報、及び、前記複数の表示情報を表示する。前記表示部は、図面表示領域を有する。前記表示部は前記図面表示領域において、前記空間図のうち前記複数の撮影位置に対応する位置へ、前記複数のマーカ、及び、前記識別情報をそれぞれ重ねた前記空間図を表示する。
本開示の一態様に係る情報処理方法は、情報処理システムを用いた情報処理方法である。前記情報処理システムは、記憶部と、表示部と、を備える。前記記憶部は、対象空間の図である空間図、前記空間図上に設定された複数の撮影位置、及び、前記複数の撮影位置に対応する複数の表示情報を記憶する。前記表示部は、前記空間図、複数のマーカ、前記複数のマーカの各々の識別情報、及び、前記複数の表示情報を表示する。前記表示部は、図面表示領域を有する。前記情報処理方法は、前記空間図のうち前記複数の撮影位置に対応する位置へ、前記複数のマーカ、及び、前記識別情報をそれぞれ重ねた前記空間図を前記図面表示領域に表示させる。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記情報処理方法を、コンピュータシステムの1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示は、撮影作業に関する情報をユーザが容易に把握することを可能にするという利点がある。
(実施形態)
以下、実施形態に係る情報処理システム1、情報処理方法及びプログラムについて、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
以下、実施形態に係る情報処理システム1、情報処理方法及びプログラムについて、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(概要)
本開示で言う「対象空間」は、施工前、施工中又は施工後の建造物(例えば集合住宅、戸建住宅、オフィスビル、病院、工場、及び商業施設等)の施工現場である。但し、「対象空間」は、この例に限定されない。
本開示で言う「対象空間」は、施工前、施工中又は施工後の建造物(例えば集合住宅、戸建住宅、オフィスビル、病院、工場、及び商業施設等)の施工現場である。但し、「対象空間」は、この例に限定されない。
建造物の新築、リフォーム、又はリノベーション等の工事では、施工対象である建造物の対象空間(施工現場)の一部が撮影され、建造物の状況及び施工状況等の確認と検査とが撮影画像を用いて行われている。情報処理システム1は、このような撮影作業に関わる情報を作業者(ユーザ)に提示することで、建造物の状況及び施工状況の確認と検査とを補助する。すなわち、情報処理システム1は、建造物の施工に伴う確認と検査とを補助する。
本実施形態では、一例として、建造物を集合住宅とし、集合住宅の住戸をリフォームする場合を想定する。この場合、対象空間は集合住宅の住戸(施工現場)であり、リフォームの施工現場となる。住戸のリフォームでは、まず、リフォーム前の住戸の状況を確認するための現状調査が行われる。そして、現状の住戸から不要な部材及び機器が撤去される解体工事、及びリフォームの本工事が行われる。本工事は、大工工事、設備工事、配管工事、配線工事、塗装工事、及び内装工事等が含まれる。本工事が終了すると、リフォーム後の住戸を検査する完成検査が行われる。現状調査、解体工事、本工事及び完成検査の各々で、建造物の状況及び施工状況等の確認と検査とのための撮影作業が行われ得る。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1は、記憶部12と、表示部14と、を備える。記憶部12は、対象空間の図である空間図A1、空間図A1上に設定された複数の撮影位置A2、及び、複数の撮影位置A2に対応する複数の表示情報A3を記憶する。表示部14は、空間図A1、複数のマーカM(図2参照)、複数のマーカMの各々の識別情報、及び、複数の表示情報A3を表示する。表示部14は、図面表示領域141(図2参照)を有する。図面表示領域141は、表示部14は図面表示領域141において、空間図A1のうち複数の撮影位置A2に対応する位置へ、複数のマーカM、及び、各マーカMの識別情報をそれぞれ重ねた空間図A1を表示する。なお、図2では、各マーカMに付された数字がマーカMの識別情報に相当する。
本実施形態によれば、ユーザは、複数の表示情報A3、及び、空間図A1に重ねて表示されたマーカM等を参照することで、撮影作業に関する情報を容易に把握することができる。
また、情報処理システム1と同様の機能は、情報処理方法にて具現化可能である。本実施形態の情報処理方法は、情報処理システム1を用いた情報処理方法である。情報処理システム1は、記憶部12と、表示部14と、を備える。記憶部12は、対象空間の図である空間図A1、空間図A1上に設定された複数の撮影位置A2、及び、複数の撮影位置A2に対応する複数の表示情報A3を記憶する。表示部14は、空間図A1、複数のマーカM、複数のマーカMの各々の識別情報、及び、複数の表示情報A3を表示する。表示部14は、図面表示領域141を有する。情報処理方法は、空間図A1のうち複数の撮影位置A2に対応する位置へ、複数のマーカM、及び、各マーカMの識別情報をそれぞれ重ねた空間図A1を図面表示領域141に表示させる。
また、情報処理方法は、プログラムにて具現化可能である。本実施形態のプログラムは、情報処理方法を、コンピュータシステムの1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的記録媒体に記録されていてもよい。
(詳細)
(1)全体構成
まず、図1を参照して、情報処理システム1の全体構成を説明する。
(1)全体構成
まず、図1を参照して、情報処理システム1の全体構成を説明する。
情報処理システム1は、例えば、タブレット端末、スマートフォン、又は、工事写真の撮影に用いられる工事写真専用端末である。
情報処理システム1は、1以上のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムを、コンピュータシステムのプロセッサが実行することにより、情報処理システム1の少なくとも一部の機能が実現される。プログラムは、メモリに記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
図1に示すように、情報処理システム1は、処理部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、撮影部15と、通信部16と、を備える。
(2)処理部
処理部11は、情報処理システム1の1以上のプロセッサを含む。処理部11は、プログラムを実行することで、所定の機能を実現する。処理部11は、少なくとも変更部111及び進捗入力部112としての機能を実現する。変更部111及び進捗入力部112については、後述する。
処理部11は、情報処理システム1の1以上のプロセッサを含む。処理部11は、プログラムを実行することで、所定の機能を実現する。処理部11は、少なくとも変更部111及び進捗入力部112としての機能を実現する。変更部111及び進捗入力部112については、後述する。
処理部11は、情報処理システム1の全体的な制御をするように構成される。例えば、処理部11は、表示部14による画像の表示を制御する。また、処理部11は、撮影部15による撮影動作を制御する。
また、処理部11は、撮影部15で生成された撮影画像A4に対して、画像処理をする機能を有していてもよい。画像処理は、例えば、施工内容を記入した電子黒板(電子小黒板)を撮影画像A4に合成する処理を含んでいてもよい。
(3)記憶部
記憶部12は、情報処理システム1で用いられる情報を記憶する。記憶部12は、例えば、空間図A1と、複数の撮影位置A2と、複数の表示情報A3と、を記憶する。また、記憶部12は、例えば、撮影部15で生成された撮影画像A4を記憶する。
記憶部12は、情報処理システム1で用いられる情報を記憶する。記憶部12は、例えば、空間図A1と、複数の撮影位置A2と、複数の表示情報A3と、を記憶する。また、記憶部12は、例えば、撮影部15で生成された撮影画像A4を記憶する。
本実施形態では、記憶部12は、複数の撮影位置A2に対応する複数の表示情報A3を記憶し、複数の表示情報A3の各々は、順序情報A32を含む。順序情報A32は、複数の撮影位置A2のうち対応する撮影位置A2で撮影が行われる順序を表す情報である。表示部14は、順序情報A32を、マーカMの識別情報として図面表示領域141に表示する。なお、図2では、各マーカMに付された数字が、順序情報A32、すなわち、マーカMの識別情報に相当する。
記憶部12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、又はフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリを有することが好ましい。
(4)操作部
操作部13は、ユーザの操作(ユーザ操作)を受け付けるユーザインタフェース機器である。例えば、操作部13は、ユーザの手による操作(手操作)を受け付けるタッチパネル、釦、キースイッチ、並びに、ユーザの音声による操作(音声操作)を受け付けるマイクロホンのうち、少なくとも1つを含む。
操作部13は、ユーザの操作(ユーザ操作)を受け付けるユーザインタフェース機器である。例えば、操作部13は、ユーザの手による操作(手操作)を受け付けるタッチパネル、釦、キースイッチ、並びに、ユーザの音声による操作(音声操作)を受け付けるマイクロホンのうち、少なくとも1つを含む。
操作部13はユーザ操作を受けると、ユーザ操作に応じた操作信号を、処理部11へ出力する。処理部11は、操作信号に応じた処理を行う。例えば、処理部11は、操作信号に応じて、表示部14又は撮影部15を制御する。
操作部13が手操作を受け付けるタッチパネルを有する場合、タッチパネルに対するユーザ操作は、例えばタップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウト等である。
操作部13が音声操作を受け付けるマイクロホンを有する場合、操作部13は、マイクロホンの出力に音声認識処理を施すことで、ユーザが発した音声に応じた操作信号を生成する。なお、処理部11が音声認識処理を行ってもよい。
(5)撮影部
撮影部15は、例えばCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサを備える。撮影部15は、カラー又はモノクロの画像(静止画像)を撮影し、撮影画像A4のデータを生成するカメラとして機能する。撮影部15は、撮影画像A4のデータを記憶部12に保存する。
撮影部15は、例えばCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサを備える。撮影部15は、カラー又はモノクロの画像(静止画像)を撮影し、撮影画像A4のデータを生成するカメラとして機能する。撮影部15は、撮影画像A4のデータを記憶部12に保存する。
例えば、タッチパネルディスプレイが操作部13と表示部14との両方の機能を実現する場合、ユーザが図面表示領域141のマーカMをタップすることで、撮影部15が撮影を待機する状態となる。さらに、ユーザが操作部13に所定の操作をすることで、撮影部15が撮影する。記憶部12は、撮影画像A4のデータを、マーカMの位置と対応付けて記憶する。
(6)通信部
通信部16は、通信インタフェース装置を含んでいる。通信部16は、通信インタフェース装置を介して、外部のシステムと通信可能である。本開示でいう「通信可能」とは、有線通信又は無線通信の適宜の通信方式により、直接的、又はネットワーク若しくは中継器等を介して間接的に、信号を授受できることを意味する。なお、有線通信は、例えばツイストペアケーブル、専用通信線、またはLAN(Local Area Network)ケーブル等を介した有線通信である。無線通信は、例えばWi-Fi(登録商標)、又は免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)等の規格に準拠した無線通信である。
通信部16は、通信インタフェース装置を含んでいる。通信部16は、通信インタフェース装置を介して、外部のシステムと通信可能である。本開示でいう「通信可能」とは、有線通信又は無線通信の適宜の通信方式により、直接的、又はネットワーク若しくは中継器等を介して間接的に、信号を授受できることを意味する。なお、有線通信は、例えばツイストペアケーブル、専用通信線、またはLAN(Local Area Network)ケーブル等を介した有線通信である。無線通信は、例えばWi-Fi(登録商標)、又は免許を必要としない小電力無線(特定小電力無線)等の規格に準拠した無線通信である。
通信部16は、外部のシステムとの間でデータの授受を行う。例えば、通信部16は、外部のシステムから空間図A1のデータを取得する。例えば、通信部16は、外部のCADシステム又は外部サーバ等から、対象空間の図である空間図A1のデータを取得して、空間図A1のデータを記憶部12に保存する。なお、本実施形態の空間図A1は、図3に示すような、住戸の間取図である。
(7)表示部
(7.1)表示部の概要
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、又はOLED(Organic Light Emitting Diode)等を用いたディスプレイ装置であり、画像を表示する画面を備える。そして、表示部14は、処理部11によって制御される。
(7.1)表示部の概要
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、又はOLED(Organic Light Emitting Diode)等を用いたディスプレイ装置であり、画像を表示する画面を備える。そして、表示部14は、処理部11によって制御される。
なお、タッチパネルディスプレイが、操作部13と表示部14との両方の機能を実現してもよい。
図2、図3に示すように、表示部14は、図面表示領域141と、一覧表示領域142と、を有する。より詳細には、表示部14の1つの画面のうち、一部の領域が図面表示領域141であり、別の一部の領域が一覧表示領域142である。
なお、表示部14は、ユーザが操作部13を操作すること等に応じて、図面表示領域141と、一覧表示領域142と、のうち少なくとも一方の表示と非表示とを切り換えてもよい。図面表示領域141又は一覧表示領域142の非表示時には、表示部14は別の画像を表示し得る。
(7.2)図面表示領域
表示部14は、図面表示領域141に、空間図A1を表示する。また、表示部14は、複数のマーカMを、空間図A1に重ねて図面表示領域141に表示する。更に、表示部14は、順序情報A32を、空間図A1に重ねて図面表示領域141に表示する。
表示部14は、図面表示領域141に、空間図A1を表示する。また、表示部14は、複数のマーカMを、空間図A1に重ねて図面表示領域141に表示する。更に、表示部14は、順序情報A32を、空間図A1に重ねて図面表示領域141に表示する。
記憶部12は、空間図A1と、複数の撮影位置A2と、を記憶している。複数の撮影位置A2はそれぞれ、空間図A1上に設定された位置である。複数の撮影位置A2は、ユーザが撮影部15を用いて撮影すべき場所を表している。
ここで、記憶部12に記憶された複数の撮影位置A2のうち、特定の撮影位置A2に着目する。表示部14は、空間図A1のうちこの撮影位置A2に対応する位置へ、マーカMと、この撮影位置A2に対応する順序情報A32と、をそれぞれ重ねた空間図A1を表示する。順序情報A32は、撮影が行われる順序を表す。本実施形態では、順序情報A32は、1、2、3、……の連番の数字で表される。
例えば、1番目に撮影が行われる撮影位置A2に対応する位置には、マーカMと、順序情報A32としての[1]の数字と、がそれぞれ空間図A1に重ねて表示される(図2参照)。同様に、N番目(Nは自然数)に撮影が行われる撮影位置A2に対応する位置には、マーカMと、順序情報A32としての[N]の数字と、がそれぞれ空間図A1に重ねて表示される。
ここで、「撮影位置A2に対応する位置」とは、撮影位置A2と厳密に一致する位置に限定されず、撮影位置A2の近傍であってもよい。
また、本実施形態では、図2に示すように、マーカMと順序情報A32(数字)とが互いに重なって表示される。ただし、順序情報A32は、マーカMの近傍に表示されてもよい。つまり、図面表示領域141において、マーカMが表示される位置と順序情報A32が表示される位置とが異なっていてもよい。
(7.3)一覧表示領域
図2に示すように、表示部14は、一覧表示領域142に、複数の表示情報A3を表示する。より詳細には、表示部14は、順序情報A32に基づいて、複数の表示情報A3を整列して表示する。
図2に示すように、表示部14は、一覧表示領域142に、複数の表示情報A3を表示する。より詳細には、表示部14は、順序情報A32に基づいて、複数の表示情報A3を整列して表示する。
本実施形態では、複数の撮影位置A2と複数の表示情報A3とが、一対一で対応している。各表示情報A3は、対応する撮影位置A2に関する情報である。
複数の表示情報A3の各々は、例えば、対象情報A31と、順序情報A32と、を含む。対象情報A31は、撮影位置A2で撮影される撮影対象に関する情報である。より詳細には、複数の表示情報A3のうち特定の表示情報A3に着目すると、この表示情報A3に含まれる対象情報A31は、この表示情報A3に対応する撮影位置A2で撮影される撮影対象に関する情報である。
対象情報A31は、例えば、対応する撮影位置A2のラベル情報と、撮影対象のラベル情報と、のうち少なくとも一方を含む。撮影位置A2のラベル情報は、例えば、撮影位置A2がどの部屋であるかを表す情報である。図2では、撮影位置A2のラベル情報として、撮影位置A2が和室であるか、洗面室であるか、等の情報が一覧表示領域142に表示されている。また、撮影対象のラベル情報は、例えば、撮影対象の名称である。図2では、撮影対象のラベル情報として、撮影対象が引掛照明であるか、埋込照明であるか、等の情報が一覧表示領域142に表示されている。
一覧表示領域142には、対象情報A31と順序情報A32とが対応付けて表示されている。より詳細には、互いに対応する対象情報A31と順序情報A32とは、第1方向(ここでは、横方向)に並べて表示されている。そして、複数の表示情報A3は、第2方向(ここでは、縦方向)に並べて表示されている。複数の表示情報A3は、順序情報A32に基づいて昇順に並べられている。つまり、表示部14は、順序情報A32に基づいて、複数の表示情報A3を整列して表示している。
なお、表示部14が順序情報A32に基づいて複数の表示情報A3を整列して表示する、とは、複数の表示情報A3を、それぞれ対応する撮影位置A2で撮影が行われる順序に従って昇順に並べることのほか、降順に並べることをも含む概念である。つまり、複数の表示情報A3は、順序情報A32に基づいて降順に並べられてもよい。
(7.4)撮影位置の追加
施工作業を行う現場にユーザが赴く前に、情報処理システム1は複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を取得し、記憶部12に記憶する。例えば、情報処理システム1は通信部16を介して外部のシステムから複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を取得する。あるいは、ユーザが操作部13を操作することで、複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3が情報処理システム1に入力される。
施工作業を行う現場にユーザが赴く前に、情報処理システム1は複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を取得し、記憶部12に記憶する。例えば、情報処理システム1は通信部16を介して外部のシステムから複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を取得する。あるいは、ユーザが操作部13を操作することで、複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3が情報処理システム1に入力される。
しかしながら、ユーザが現場に到着してから、追加で必要な施工作業等が判明し、その結果、施工写真が追加で必要となる場合も想定される。つまり、予め記憶部12に記憶された複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3に加えて、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を記憶部12に記憶させることが必要となる場合がある。また、予め記憶部12に記憶された複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3へと変更することが必要となる場合がある。
このような場合に、ユーザは、例えば操作部13を操作して、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を入力する。記憶部12は、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を記憶する。表示部14は、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を含む、複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を表示する。より詳細には、表示部14は、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を、図面表示領域141と一覧表示領域142とにそれぞれ反映する。
ここで、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を、予め記憶部12に記憶された撮影位置A2及び表示情報A3とは区別して表示してもよい。図2において例えば、対応する順序情報A32が[7]、[8]で表される撮影位置A2及び表示情報A3がそれぞれ、追加された新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3であるとする。この場合、図2に示すように、図面表示領域141において、新たな撮影位置A2に対応する位置に表示されるマーカMの色を、他のマーカMの色とは異ならせてもよい。また、一覧表示領域142において、新たな表示情報A3の文字の背景色を、他の表示情報A3の文字の背景色とは異ならせてもよい。
このように、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3を、マーカMの色や文字の背景色、又は、マーカMの形状、文字のフォント、文字の色、若しくは文字の太さ等を異ならせることで区別して表示してもよい。
(7.5)撮影の順序の入れ替え
上述したように、予め記憶部12に記憶された複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3へと変更してもよい。ユーザは、例えば操作部13を操作して、新たな順序情報A32を入力する。処理部11は、操作部13への操作による順序情報A32の変更を表示部14に反映させる。
上述したように、予め記憶部12に記憶された複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3を、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3へと変更してもよい。ユーザは、例えば操作部13を操作して、新たな順序情報A32を入力する。処理部11は、操作部13への操作による順序情報A32の変更を表示部14に反映させる。
例えば、タッチパネルディスプレイが操作部13と表示部14との両方の機能を実現する場合、ユーザは、一覧表示領域142に対する操作により、順序情報A32を変更することができる。より詳細には、ユーザは、一覧表示領域142に表示された複数の表示情報A3の中から、順序情報A32を変更する対象をタップにより選択し、スワイプにより対象を、任意の順序に対応する位置へ移動させる。
情報処理システム1は、順序情報A32の変更指示を受け付ける変更部111(図1参照)を備える。変更部111に変更指示が入力されると、表示部14は一覧表示領域142に、新たな順序情報A32に基づいて複数の表示情報A3を整列して表示する。また、変更部111に変更指示が入力されると、表示部14は図面表示領域141に、新たな順序情報A32を重ねた空間図A1を表示する。
例えば、図2のように[1]~[8]の順序情報A32が設定されているときに、[3]と[4]、つまり、3番目と4番目の撮影を、[7]と[8]、つまり、7番目と8番目の撮影に変更する場合を想定する。これにより、図面表示領域141では、図2の[3]、[4]のマーカMが、図3で[7]、[8]のマーカMに変更されている。また、一覧表示領域142では、図2で[3]に設定されていた、洗面室での水栓の撮影作業が、図3で[7]に変更されている。また、一覧表示領域142では、図2で[4]に設定されていた、キッチンでの水栓の撮影作業が、図3で[8]に変更されている。また、図面表示領域141及び一覧表示領域142のそれぞれにおいて、[5]~[8]は、[3]~[6]に繰り上げられている。
(7.6)撮影の進捗の表示
ユーザは、複数の撮影位置A2での撮影の進捗に関する進捗情報を、情報処理システム1に入力してもよい。そして、表示部14は、情報処理システム1に入力された進捗情報に応じて表示を変更してもよい。進捗情報は、例えば、撮影が完了した撮影位置A2を特定する情報である。
ユーザは、複数の撮影位置A2での撮影の進捗に関する進捗情報を、情報処理システム1に入力してもよい。そして、表示部14は、情報処理システム1に入力された進捗情報に応じて表示を変更してもよい。進捗情報は、例えば、撮影が完了した撮影位置A2を特定する情報である。
ユーザは、例えば操作部13を操作して、進捗情報を入力する。情報処理システム1は、進捗情報の入力を受け付ける進捗入力部112(図1参照)を備える。表示部14は図面表示領域141に、複数の撮影位置A2のうち、進捗情報に基づいて撮影が完了したと判断される撮影位置A2に対応するマーカMを、進捗情報に基づいて撮影が未了であると判断される撮影位置A2に対応するマーカMとは区別して表示する。
例えば、図面表示領域141には、撮影が完了したと判断される撮影位置A2に対応するマーカMと、撮影が未了であると判断される撮影位置A2に対応するマーカMとで、マーカMの色又は形状等を異ならせることで、両者を区別して表示してもよい。
(8)処理の流れ
次に、図4を参照して、施工確認の写真を撮影する作業における、情報処理システム1の処理の流れを説明する。なお、図4に示すフローチャートは、一例に過ぎず、各ステップの順序が適宜変更されてもよいし、ステップが適宜追加又は省略されてもよい。
次に、図4を参照して、施工確認の写真を撮影する作業における、情報処理システム1の処理の流れを説明する。なお、図4に示すフローチャートは、一例に過ぎず、各ステップの順序が適宜変更されてもよいし、ステップが適宜追加又は省略されてもよい。
まず、情報処理システム1には、空間図A1、複数の撮影位置A2、及び複数の表示情報A3が入力される(ステップST1)。空間図A1、複数の撮影位置A2、及び複数の表示情報A3は、例えば、外部のシステムから通信部16に入力される。あるいは、複数の撮影位置A2及び複数の表示情報A3は、例えば、ユーザが操作部13を操作することで入力される。
記憶部12は、ステップST1で入力された情報を記憶する(ステップST2)。
表示部14は、ステップST1で入力された情報を表示する(ステップST3)。図2は、表示部14に表示される画面の一例である。
次に、ステップST1で入力された情報に変更があると(ステップST4:Yes)、記憶部12は新たな(つまり、変更後の)情報を記憶し(ステップST6)、情報処理システム1は、表示部14の画面において新たな情報を反映する(ステップST7)。例えば、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3のうち少なくとも一方が、外部のシステムから通信部16に入力される。また、例えば、新たな撮影位置A2及び新たな表示情報A3のうち少なくとも一方が、ユーザが操作部13を操作することで入力される。ステップST4で例えば、順序情報A32が変更されることで、図2から図3のように表示部14の画面が変化する。
ユーザは、図2又は図3に示すような、表示部14に表示された情報を参照することで、どこで、どのような順序で撮影を行うべきかを把握することができる。例えば、ユーザは、図2に示す情報を参照して、1番目に、和室の引掛照明に対する施工作業を行い、施工前、施工中及び施工後のうち少なくとも1つの時点で、この引掛照明を撮影する。2番目にユーザは、洋室1の引掛照明に対する施工作業を行い、施工前、施工中及び施工後のうち少なくとも1つの時点で、この引掛照明を撮影する。3番目以降についてもユーザは、施工作業と撮影とを行う。
また、情報処理システム1に進捗情報が入力されると(ステップST5:Yes)、記憶部12は入力された進捗情報を記憶し(ステップST6)、情報処理システム1は、表示部14の画面において進捗情報を反映する(ステップST7)。ユーザは、いずれかの撮影位置A2で撮影部15による撮影が完了すると、例えば操作部13を操作して、進捗情報を入力する。表示部14は図面表示領域141に、進捗情報に基づいて撮影が完了したと判断される撮影位置A2に対応するマーカMを、進捗情報に基づいて撮影が未了であると判断される撮影位置A2に対応するマーカMとは区別して表示する。
ユーザが操作部13に対して終了操作を行うと(ステップST8:Yes)、情報処理システム1は表示部14における情報の表示を終了する。終了操作が行われるまで、情報処理システム1はステップST4~ST7を繰り返す。
ユーザは、本実施形態の情報処理システム1を用いることにより、撮影を行う場所、撮影する対象、及び、撮影を行う順序を把握することができる。より詳細には、ユーザは、図面表示領域141と一覧表示領域142とに表示された情報を参照することで、施工作業及び撮影作業の全容を把握することができる。また、ユーザは、撮影作業の追加、削除及び順序の変更も容易に行うことができる。
(実施形態の変形例)
以下、実施形態の変形例を列挙する。以下の変形例は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
以下、実施形態の変形例を列挙する。以下の変形例は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
マーカMの形状は、ピンの形状に限定されず、任意の形状であってよい。
マーカMに付された数字等の識別情報が、撮影が行われる順序を表す順序情報A32として用いられることは必須ではない。ユーザは、マーカMに付された数字の順序とは異なる順序で撮影を行ってもよい。このように識別情報が順序情報A32として用いられない場合、例えば、複数の撮影位置が登録された順序に従って、複数の撮影位置の各々に識別情報としての数字が割り当てられ、撮影位置に対応するマーカMへ付される。
識別情報又は順序情報A32は、数字に限定されず、例えば、アルファベット等の文字、又は図形等であってもよい。また、識別情報は、マーカMの色であってもよい。あるいは、マーカMの色により、撮影が行われる順序が表されてもよい。つまり、マーカMの色により順序情報A32が示されてもよい。
表示部14は、複数の画面を備えていてもよい。そして、複数の画面のうち第1の画面が図面表示領域141を含み、別の第2の画面が一覧表示領域142を含んでいてもよい。第1の画面を含む装置が、第2の画面を含む装置とは別に設けられていてもよい。
表示部14は、撮影画像A4を表示してもよい。撮影部15で生成された撮影画像A4が、表示情報A3に含まれてもよい。
本開示における情報処理システム1又は情報処理方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における情報処理システム1又は情報処理方法の実行主体としての機能の少なくとも一部が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、情報処理システム1における複数の機能が、1つの装置に集約されていることは情報処理システム1に必須の構成ではなく、情報処理システム1の複数の構成要素は、複数の装置に分散して設けられていてもよい。例えば、撮影部15を含む装置が、表示部14を含む装置とは別に設けられていてもよい。
情報処理システム1の少なくとも一部の機能、例えば、処理部11における画像処理の機能がサーバ又はクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(まとめ)
以上説明した実施形態等から、以下の態様が開示されている。
以上説明した実施形態等から、以下の態様が開示されている。
第1の態様に係る情報処理システム(1)は、記憶部(12)と、表示部(14)と、を備える。記憶部(12)は、対象空間の図である空間図(A1)、空間図(A1)上に設定された複数の撮影位置(A2)、及び、複数の撮影位置(A2)に対応する複数の表示情報(A3)を記憶する。表示部(14)は、空間図(A1)、複数のマーカ(M)、複数のマーカ(M)の各々の識別情報、及び、複数の表示情報(A3)を表示する。表示部(14)は、図面表示領域(141)を有する。表示部(14)は図面表示領域(141)において、空間図(A1)のうち複数の撮影位置(A2)に対応する位置へ、複数のマーカ(M)、及び、識別情報をそれぞれ重ねた空間図(A1)を表示する。
上記の構成によれば、ユーザは、複数の表示情報(A3)、及び、空間図(A1)に重ねて表示されたマーカ(M)等を参照することで、撮影作業に関する情報を容易に把握することができる。
また、第2の態様に係る情報処理システム(1)では、第1の態様において、複数の表示情報(A3)の各々は、複数の撮影位置(A2)のうち対応する撮影位置(A2)で撮影される撮影対象に関する対象情報(A31)を更に含む。
上記の構成によれば、表示部(14)に対象情報(A31)が表示されることで、ユーザが対象情報(A31)を把握することができる。
また、第3の態様に係る情報処理システム(1)では、第2の態様において、対象情報(A31)は、対応する撮影位置(A2)のラベル情報と、撮影対象のラベル情報と、のうち少なくとも一方を含む。
上記の構成によれば、表示部(14)に対象情報(A31)が表示されることで、ユーザが対象情報(A31)を把握することができる。
また、第4の態様に係る情報処理システム(1)では、第1~3の態様のいずれか1つにおいて、複数の表示情報(A3)の各々は、複数の撮影位置(A2)のうち対応する撮影位置(A2)で撮影が行われる順序を表す順序情報(A32)を含む。表示部(14)は、順序情報(A32)を、識別情報として図面表示領域(141)に表示する。
上記の構成によれば、ユーザは、空間図(A1)に重ねて表示された順序情報(A32)を参照することで、撮影を行うべき順序を容易に把握することができる。
また、第5の態様に係る情報処理システム(1)では、第4の態様において、表示部(14)は、順序情報(A32)に基づいて複数の表示情報(A3)を整列して表示する一覧表示領域(142)を更に有する。
上記の構成によれば、ユーザは、一覧表示領域(142)に表示された情報を参照することで、撮影を行うべき順序を容易に把握することができる。
また、第6の態様に係る情報処理システム(1)は、第5の態様において、順序情報(A32)の変更指示を受け付ける変更部(111)を更に備える。変更部(111)に変更指示が入力されると、表示部(14)は一覧表示領域(142)に、新たな順序情報(A32)に基づいて複数の表示情報(A3)を整列して表示する。
上記の構成によれば、撮影を行うべき順序を変更することができる。
また、第7の態様に係る情報処理システム(1)では、第6の態様において、変更部(111)に変更指示が入力されると、表示部(14)は図面表示領域(141)に、新たな順序情報(A32)を重ねた空間図(A1)を表示する。
上記の構成によれば、撮影を行うべき順序の変更が、空間図(A1)に反映される。
また、第8の態様に係る情報処理システム(1)は、第4~6の態様のいずれか1つにおいて、順序情報(A32)の変更指示を受け付ける変更部(111)を更に備える。変更部(111)に変更指示が入力されると、表示部(14)は図面表示領域(141)に、新たな順序情報(A32)を重ねた空間図(A1)を表示する。
上記の構成によれば、撮影を行うべき順序の変更が、空間図(A1)に反映される。
また、第9の態様に係る情報処理システム(1)は、第1~8の態様のいずれか1つにおいて、複数の撮影位置(A2)での撮影の進捗に関する進捗情報の入力を受け付ける進捗入力部(112)を更に備える。表示部(14)は図面表示領域(141)に、複数の撮影位置(A2)のうち、進捗情報に基づいて撮影が完了したと判断される撮影位置(A2)に対応するマーカ(M)を、進捗情報に基づいて撮影が未了であると判断される撮影位置(A2)に対応するマーカ(M)とは区別して表示する。
上記の構成によれば、ユーザは、各撮影位置(A2)において撮影が完了したか否かを把握することができる。
第1の態様以外の構成については、情報処理システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、第10の態様に係る情報処理方法は、情報処理システム(1)を用いた情報処理方法である。情報処理システム(1)は、記憶部(12)と、表示部(14)と、を備える。記憶部(12)は、対象空間の図である空間図(A1)、空間図(A1)上に設定された複数の撮影位置(A2)、及び、複数の撮影位置(A2)に対応する複数の表示情報(A3)を記憶する。表示部(14)は、空間図(A1)、複数のマーカ(M)、複数のマーカ(M)の各々の識別情報、及び、複数の表示情報(A3)を表示する。表示部(14)は、図面表示領域(141)を有する。情報処理方法は、空間図(A1)のうち複数の撮影位置(A2)に対応する位置へ、複数のマーカ(M)、及び、識別情報をそれぞれ重ねた空間図(A1)を図面表示領域(141)に表示させる。
上記の構成によれば、ユーザは、複数の表示情報(A3)、及び、空間図(A1)に重ねて表示されたマーカ(M)等を参照することで、撮影作業に関する情報を容易に把握することができる。
また、第11の態様に係るプログラムは、第10の態様に係る情報処理方法を、コンピュータシステムの1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
上記の構成によれば、ユーザは、複数の表示情報(A3)、及び、空間図(A1)に重ねて表示されたマーカ(M)等を参照することで、撮影作業に関する情報を容易に把握することができる。
上記態様に限らず、実施形態に係る情報処理システム(1)の種々の構成(変形例を含む)は、情報処理方法、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体にて具現化可能である。
1 情報処理システム
12 記憶部
14 表示部
111 変更部
112 進捗入力部
141 図面表示領域
142 一覧表示領域
A1 空間図
A2 撮影位置
A3 表示情報
A31 対象情報
A32 順序情報
M マーカ
12 記憶部
14 表示部
111 変更部
112 進捗入力部
141 図面表示領域
142 一覧表示領域
A1 空間図
A2 撮影位置
A3 表示情報
A31 対象情報
A32 順序情報
M マーカ
Claims (11)
- 対象空間の図である空間図、前記空間図上に設定された複数の撮影位置、及び、前記複数の撮影位置に対応する複数の表示情報を記憶する記憶部と、
前記空間図、複数のマーカ、前記複数のマーカの各々の識別情報、及び、前記複数の表示情報を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、
前記空間図のうち前記複数の撮影位置に対応する位置へ、前記複数のマーカ、及び、前記識別情報をそれぞれ重ねた前記空間図を表示する図面表示領域を有する、
情報処理システム。 - 前記複数の表示情報の各々は、前記複数の撮影位置のうち前記対応する撮影位置で撮影される撮影対象に関する対象情報を更に含む、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記対象情報は、前記対応する撮影位置のラベル情報と、前記撮影対象のラベル情報と、のうち少なくとも一方を含む、
請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記複数の表示情報の各々は、前記複数の撮影位置のうち対応する撮影位置で撮影が行われる順序を表す順序情報を含み、
前記表示部は、前記順序情報を、前記識別情報として前記図面表示領域に表示する、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記表示部は、前記順序情報に基づいて前記複数の表示情報を整列して表示する一覧表示領域を更に有する、
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記順序情報の変更指示を受け付ける変更部を更に備え、
前記変更部に前記変更指示が入力されると、前記表示部は前記一覧表示領域に、新たな順序情報に基づいて前記複数の表示情報を整列して表示する、
請求項5に記載の情報処理システム。 - 前記変更部に前記変更指示が入力されると、前記表示部は前記図面表示領域に、前記新たな順序情報を重ねた前記空間図を表示する、
請求項6に記載の情報処理システム。 - 前記順序情報の変更指示を受け付ける変更部を更に備え、
前記変更部に前記変更指示が入力されると、前記表示部は前記図面表示領域に、新たな順序情報を重ねた前記空間図を表示する、
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記複数の撮影位置での撮影の進捗に関する進捗情報の入力を受け付ける進捗入力部を更に備え、
前記表示部は前記図面表示領域に、前記複数の撮影位置のうち、前記進捗情報に基づいて撮影が完了したと判断される撮影位置に対応するマーカを、前記進捗情報に基づいて撮影が未了であると判断される撮影位置に対応するマーカとは区別して表示する、
請求項1~8のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 対象空間の図である空間図、前記空間図上に設定された複数の撮影位置、及び、前記複数の撮影位置に対応する複数の表示情報を記憶する記憶部と、
前記空間図、複数のマーカ、前記複数のマーカの各々の識別情報、及び、前記複数の表示情報を表示する表示部と、を備える情報処理システムを用いた、情報処理方法であって、
前記表示部は、図面表示領域を有し、
前記情報処理方法は、前記空間図のうち前記複数の撮影位置に対応する位置へ、前記複数のマーカ、及び、前記識別情報をそれぞれ重ねた前記空間図を前記図面表示領域に表示させる、
情報処理方法。 - 請求項10に記載の情報処理方法を、コンピュータシステムの1以上のプロセッサに実行させるための、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022106606A JP2024006062A (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=89539670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
2022
- 2022-06-30 JP JP2022106606A patent/JP2024006062A/ja active Pending
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