JP2024003580A - 部品実装装置およびノズル形状の検出方法 - Google Patents

部品実装装置およびノズル形状の検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズルの先端部材を交換可能な交換式ノズルにおいて、先端部材の形状を適切に検出する。【解決手段】部品種に応じたノズルで部品を保持して実装する部品実装装置は、ノズルとして、部品に接する先端部材を異なる形状に交換可能でその旨を示す識別情報がノズル本体に付された交換式ノズルを取付可能なヘッドと、ヘッドに取り付けられたノズルの識別情報に基づいて、ノズルが交換式ノズルであるか否かを判定する判定部と、ノズルが交換式ノズルであると判定された場合、先端部材の形状を検出する検出部と、ノズルの識別情報と、検出された先端部材の形状とを紐付けて記憶する記憶部と、を備える。【選択図】図4

Description

本明細書は、部品実装装置およびノズル形状の検出方法を開示する。
従来、部品実装装置としては、ノズルで吸着した部品を基板に実装する装置において、実装する部品の部品種に合わせてノズル先端の種類や形状(サイズ)を交換可能な交換式ノズルを用いるものが提案されている。例えば、特許文献1の装置では、ノズルの種類を示すマークをカメラで撮像し、交換式ノズルと判定した際には交換可能な先端部をさらに撮像し、撮像された画像を処理してノズルの種類を検出することで、正しいノズルであるか否かを判定している。
特開2022-021083号公報
ここで、交換式ノズルに対し、上述したような種類や形状の検出を行うためには、先端部材の種類や形状を示すマークを含むシールをノズル本体に貼る必要がある。しかし、先端部材を交換する度にノズル本体にシールを貼ったり、ノズルのメンテナンスで洗浄を行う度にシールを貼ったりする必要が生じるため、手間がかかるだけでなく、貼り間違いのおそれがあり好ましくない。
本開示は、ノズルの先端部材を交換可能な交換式ノズルにおいて、先端部材の形状を適切に検出することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品実装装置は、
部品種に応じたノズルで部品を保持して実装する部品実装装置であって、
前記ノズルとして、部品に接する先端部材を異なる形状に交換可能でその旨を示す識別情報がノズル本体に付された交換式ノズルを取付可能なヘッドと、
前記ヘッドに取り付けられた前記ノズルの前記識別情報に基づいて、前記ノズルが前記交換式ノズルであるか否かを判定する判定部と、
前記ノズルが前記交換式ノズルであると判定された場合、前記先端部材の形状を検出する検出部と、
前記ノズルの前記識別情報と、検出された前記先端部材の形状とを紐付けて記憶する記憶部と、
を備えることを要旨とする。
本開示の部品実装装置は、ヘッドに取り付けられたノズルの識別情報に基づいて交換式ノズルであるか否かを判定し、交換式ノズルであると判定した場合、先端部材の形状を検出し、検出した形状とノズルの識別情報とを紐付けて記憶する。これにより、交換式ノズルの識別情報に先端部材の形状情報が含まれていなくても、先端部材の形状を適切に検出することができる。このため、先端部材の形状などを示すシールなどを貼る必要がないから、シールを貼る手間をなくすと共に貼り間違えを防止することができる。なお、先端部材の形状には、先端部材のサイズも含む。
部品実装システム1の構成の概略を示す斜視図。 部品実装システム1の電気的な接続関係を示すブロック図。 交換式ノズル80Aの構成の概略を示す構成図。 ノズル形状検出処理の一例を示すフローチャート。 下方画像Gの一例を示す説明図。 ノズル選択可否判断処理の一例を示すフローチャート。 変形例のノズル形状検出処理を示すフローチャート。
次に、本開示の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、部品実装システム1の構成の概略を示す斜視図である。図2は、部品実装システム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、本実施形態において、図1の左右方向がX軸方向であり、前後方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、電子部品などの部品Pを基板Sに実装(装着)する実装処理を行う部品実装装置10と、システム全体を管理する管理装置100とを備える。
部品実装装置10は、図1に示すように、部品供給装置20と、基板搬送装置30と、移動装置40と、ヘッドユニット50と、パーツカメラ62と、マークカメラ64と、ノズルストッカ70と、制御装置90(図2参照)とを備える。部品供給装置20は、例えばテープに部品Pを所定間隔で収容したリール22を備えたテープフィーダであり、図示しないモータの駆動によりリール22からテープを引き出して部品Pを供給位置に供給する。基板搬送装置30は、例えば前後方向(Y軸方向)に間隔を空けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルト32を備え、図示しないモータの駆動によりコンベアベルト32を駆動することにより基板Sを図1の左から右へと搬送する。移動装置40は、Y軸方向に沿って設けられたガイドレール46と、ガイドレール46に沿って移動するY軸スライダ48と、Y軸スライダ48にX軸方向に沿って設けられたガイドレール42と、ガイドレール42に沿って移動するX軸スライダ44とを備える。X軸スライダ44には、ヘッドユニット50が取り付けられている。移動装置40は、X軸スライダ44とY軸スライダ48とを移動させることによりヘッドユニット50をXY方向に移動させる。
ヘッドユニット50は、複数のノズル80が同一円周上に周方向に所定角度間隔で取り付けられたロータリヘッド51を備える。例えば、ロータリヘッド51は、ノズル80が45度間隔で計8個取り付けられたり、ノズル80が30度間隔で計12個取り付けられたりするように構成されている。また、ヘッドユニット50は、R軸アクチュエータ52とQ軸アクチュエータ54とZ軸アクチュエータ56とを備える(図2参照)。ヘッドユニット50は、R軸アクチュエータ52の駆動により、各ノズル80を周方向に所定角度ずつ旋回移動させる。また、ヘッドユニット50は、Q軸アクチュエータ54の駆動により、各ノズル80をその中心軸回りに回転(自転)させる。また、ヘッドユニット50は、Z軸アクチュエータ56の駆動により、所定の旋回位置(回転位置)にあるノズル80をZ軸方向に昇降させる。
側方カメラ60は、ヘッドユニット50の下部に設けられ、ロータリヘッド51の複数のノズル80のうち所定位置にあるノズル80やノズル80に吸着(保持)された部品Pを側方から撮像して撮像画像(側方画像)を生成する。
パーツカメラ62は、部品供給装置20と基板搬送装置30との間に設けられている。パーツカメラ62は、その上方が撮像範囲であり、ノズル80に吸着された部品Pなどの対象物を下方から撮像して撮像画像(下方画像)を生成する。
マークカメラ64は、X軸スライダ44の下面に設けられている。マークカメラ64は、対象物を上方から撮像して撮像画像を生成する。マークカメラ64の対象物としては、部品供給装置20のテープフィーダから供給された部品P、基板Sに付されたマーク、ノズルストッカ70内のノズル80のマーク(IDマークM)などが挙げられる。
ノズルストッカ70は、複数のノズル80を各収容部に収容可能に構成されている。ノズルストッカ70にストックされているノズル80は、ロータリヘッド51に自動で交換可能である。また、作業者は、部品実装装置10の作動停止中に、ノズルストッカ70内にストックされているノズル80のうち、実装処理に不要な種類のノズル80を取り出し、実装処理に必要な種類のノズル80を収容することができる。なお、実装処理に必要な種類のノズル80は、実装処理で実装される部品の部品種に応じた形状を有する種類のノズル80である。部品種に応じた形状には、角筒状や円筒状などの単なる形状だけでなく、部品Pに接触するノズル先端のサイズを含む。
ここで、本実施形態のノズル80は、部品Pに接触する先端部材の交換が可能な交換式ノズル80Aと、交換が不能な非交換式ノズルとを有する。以下、交換式ノズル80Aの構成を説明する。図3は、交換式ノズル80Aの構成の概略を示す構成図である。なお、非交換式ノズルは、先端部材を交換するための構成を除いて、交換式ノズル80Aと同様の構成であるため、説明は省略する。
交換式ノズル80Aは、図3に示すように、ノズル本体81と、先端部材89とを備える。ノズル本体81は、スリーブ82と、パイプ83と、ピン84と、アダプタ85と、ボール86と、ホルダ87と、スプリング88と、を備える。なお、ノズル本体81には、上下方向に貫通し、内部にエアを通すエア通路81aが形成されている。エア通路81aは、ロータリヘッド51内の図示しない切替弁を介して真空ポンプに接続されており、真空ポンプからのエア通路81aを介して供給される負圧により部品Pを吸着する。
スリーブ82は、上側円筒部82aと、円盤部82bと、下側円筒部82cとを有する。上側円筒部82aは、ロータリヘッド51の図示しないノズルホルダに取付可能な外径に形成されており、径方向に貫通し上下方向を長手方向とする一対の長穴82dが側面に形成されている。円盤部82bは、ノズルストッカ70の収容部よりも大きな外径に形成されると共に、外周縁に切欠C(図5参照)が形成されている。なお、ノズル80(交換式ノズル80A)は、収容部の縁に形成された突起に切欠Cが係合する所定向き(回転向き)で、収容部の縁に円盤部82bが支持される状態で、収容部に収容される。円盤部82bの上面には、ノズル80(交換式ノズル80A)の識別情報(ノズルID)を示すIDマークMが付されている。交換式ノズル80Aの場合、ノズルIDに交換式ノズルである旨の情報が含まれるもののノズル先端の形状(サイズを含む)を示す情報は含まれていない。また、非交換式ノズルの場合、ノズルIDに非交換式ノズルである旨の情報とノズル先端の形状を示す情報が含まれる。なお、ノズルID自体にこれらの情報を持たせてもよいし、ノズルIDに対してこれらの情報を紐付けておいてもよい。
パイプ83は、スリーブ82内を摺動可能な外径に形成され、径方向に貫通すると共にスリーブ82の長穴82d内を挿通するピン84が取り付けられている。このパイプ83は、ピン84が長穴82d内を移動可能な範囲で上下移動する。アダプタ85は、パイプ83の下端部に嵌め込まれた小径部85aと、パイプ83の外径と同径の大径部85bとを有する段付き円筒部材である。大径部85bには、径方向に貫通した貫通穴85cが形成され、この貫通穴85cにボール86が収容されている。ボール86は、大径部85bの径方向の厚みよりも大きな外径に形成されており、貫通穴85cに収容された状態で径方向の内外に露出する。アダプタ85は、パイプ83と一体的に上下移動する。
ホルダ87は、パイプ83とアダプタ85(大径部85b)とに摺動可能な内径の筒状部87aと、筒状部87aの下端部から外方に突出したフランジ部87bとを有する。筒状部87aの内周面にはボール86の露出部分が嵌まる窪みが形成されている。ホルダ87は、窪みに嵌まるボール86を内周面で押さえるボール押さえとして機能すると共にボール86を介してアダプタ85と連結されて一体的に上下移動する。スプリング88は、スリーブ82の円盤部82bの下面を上端のスプリング受けとして、下側円筒部82cを囲うように取り付けられたコイルスプリングである。また、スプリング88は、下端がホルダ87のフランジ部87bの上面に当接可能となっている。このため、パイプ83とアダプタ85とホルダ87とが一体的に上方に移動することにより、フランジ部87bがスプリング88を押し上げると、スプリング88は、フランジ部87bに対し下方への付勢力を付与する。これにより、スプリング88は、パイプ83とアダプタ85とホルダ87との上方への移動量を規制し、ボール86を保持するようにホルダ87を位置決めする。
先端部材89は、部品吸着時に先端面(下端面)が部品Pに接触する先端チップ89aと、先端チップ89aを保持してアダプタ85(大径部85b内)に取付可能とするアタッチメント89bとを組み合わせて構成されている。先端チップ89aは、例えば、水平方向の断面形状(端面形状)が矩形状や円形状などに形成されて、そのサイズが異なるなど形状(サイズ)が異なる複数の種類がある。アタッチメント89bの外周面にはボール86の露出部分が嵌まる窪みが形成されている。先端部材89は、この窪みにボール86が嵌まることで、アダプタ85にロックされて脱落が防止される。作業者は、スプリング88の付勢力に抗してホルダ87を上方にずらしてボール86の押さえを解放することで、先端部材89のロックを解除して先端部材89を交換することができる。このように、先端部材89を交換可能とすることで、複数種類のノズル80を揃える場合に、ノズル全体を全数揃えなくてもよいから、コストダウンを図ると共に納期を短縮することもできる。なお、交換式ノズル80Aの構成は一例であり図3の構成に限られるものではない。
制御装置90は、図2に示すように、CPU91を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU91の他に、ROM92、HDD93、RAM94、入出力インタフェース(I/F)95などを備える。これらは、バス96を介して接続されている。制御装置90は、側方カメラ60やパーツカメラ62、マークカメラ64からの画像信号などを入出力インタフェース95を介して入力する。なお、X軸スライダ44,Y軸スライダ48,Z軸アクチュエータ56,R軸アクチュエータ52およびQ軸アクチュエータ54には、それぞれ図示しない位置センサが設けられており、制御装置90はそれらの位置センサからの位置情報も入力する。また、制御装置90は、部品供給装置20や基板搬送装置30、X軸スライダ44を移動させるX軸アクチュエータ45、Y軸スライダ48を移動させるY軸アクチュエータ49、R軸アクチュエータ52、Q軸アクチュエータ54、Z軸アクチュエータ56への駆動信号などを入出力インタフェース95を介して出力する。
管理装置100は、例えば、汎用のコンピュータである。管理装置100は、図2に示すように、CPU101やROM102、基板Sの生産ジョブなどを記憶するHDD103、RAM104、入出力インタフェース105などを備える。これらは、バス106を介して接続されている。管理装置100は、マウスやキーボード等の入力デバイス107から入力信号が入出力インタフェース105を介して入力される。また、管理装置100は、ディスプレイ108への画像信号を入出力インタフェース105を介して出力する。ここで、基板Sの生産ジョブは、部品実装装置10においてどの部品Pをどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品Pを実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めた情報である。また、生産ジョブには、実装対象の部品Pに関する情報として、部品Pの実装順の情報や、実装位置の情報、部品Pの形状などの部品種の情報、その部品種の吸着に適したノズル80の形状の情報などを含む。なお、部品Pの形状やノズル80の形状には、それぞれ部品Pのサイズやノズル80のサイズの情報を含む。この生産ジョブは、作業者などにより予め入力され、生産を開始する際に管理装置100から部品実装装置10へ送信される。
次に、こうして構成された部品実装システム1の部品実装装置10の動作について説明する。基板Sへの部品Pの実装処理では、制御装置90は、まず、基板搬送装置30により基板Sを所定位置まで搬入して保持させる。次に、制御装置90は、部品供給装置20により供給位置に部品Pを供給させ、移動装置40により供給位置の上方にヘッドユニット50を移動させてノズル80に部品Pを吸着させる。続いて、制御装置90は、移動装置40によりヘッドユニット50をパーツカメラ62の上方に移動させ、ノズル80に吸着させた部品をパーツカメラ62に撮像させる。制御装置90は、撮像された画像を処理して、部品Pの位置ずれが解消されるように当該部品Pの目標実装位置を補正してから、移動装置40によりヘッドユニット50を基板Sの上方へ移動させて部品Pを目標実装位置に実装させる。制御装置90は、必要な部品Pの実装が終了すると、基板搬送装置30により基板Sの保持を解除して機外へ搬出させる。制御装置90は、このような実装処理を管理装置100から送信される生産ジョブに基づいて行う。また、制御装置90は、生産ジョブに基づく実装処理を行う前に、上述した部品Pに関する情報に基づいて、実装対象の部品Pの部品種に応じた種類(形状)のノズル80を取り付けるようにヘッドユニット50を制御する。以下、ノズル80をヘッドユニット50に取り付けた際の処理を説明する。図4は、ノズル形状検出処理の一例を示すフローチャートであり、制御装置90のCPU91により実行される。
ノズル形状検出処理では、CPU91は、ヘッドユニット50(ロータリヘッド51)に新たなノズル80が取り付けられたか否かを判定し(S100)、新たなノズル80が取り付けられていないと判定すると、ノズル形状検出処理を終了する。なお、ノズル80の取り付けは、生産ジョブに基づいて、実装処理に不要な種類のノズル80をノズルストッカ70に収容してから、ノズルストッカ70に収容されているノズル80のうち実装処理に必要なノズル80をロータリヘッド51(ノズルホルダ)に取り付けることにより行われる。また、CPU91は、ノズル80がノズルストッカ70から取り出される前にマークカメラ64でIDマークMを撮像させた画像を処理して、IDマークMを認識することによりノズルIDを取得する。
一方、CPU91は、S100で新たなノズル80が取り付けられたと判定すると、取得したノズルIDからノズル80の種類の情報(少なくとも交換式ノズル80Aであるか否かの情報)を取得して(S110)、新たに取り付けたノズル80が交換式ノズル80Aであるか否かを判定する(S120)。CPU91は、交換式ノズル80Aでなく非交換式ノズルであると判定すると、そのまま本処理を終了する。上述したように、非交換式ノズルの場合、ノズルIDにノズル先端の形状(サイズを含む)の情報が含まれる。このため、CPU91は、ノズル80が非交換式ノズルである場合、ノズルIDからノズル80の先端の形状を確認した上でロータリヘッド51に取り付けるから、取り付けた後に改めて形状を検出する必要はない。一方、交換式ノズル80Aの場合、ノズルIDに交換式である旨の情報が含まれるから、CPU91は、S120で交換式ノズル80Aであると判定する。ただし、先端部材89の形状の情報は含まれていないため、CPU91は、以下のようにノズル形状を検出する処理を行う。
CPU91は、S120で交換式ノズル80Aであると判定すると、パーツカメラ62により下方から各ノズル80(交換式ノズル80A)をまとめて撮像する(S130)。即ち、CPU91は、移動装置40を制御してヘッドユニット50をパーツカメラ62上に移動させて、パーツカメラ62で交換式ノズル80Aの画像(下方画像)を撮像させる。続いて、CPU91は、下方画像を画像処理して各交換式ノズル80Aの先端部材の形状を検出する(S140)。なお、形状を検出する際に、先端部材の断面形状が矩形状や円形状(円環状)などのいずれの形状であるかに加えてサイズも検出される。例えば、矩形状であれば吸着口の長辺と短辺の各長さが検出され、円形状であれば吸着口の外径や内径が検出される。
図5は、下方画像Gの一例を示す説明図である。図示するように、下方画像Gでは、ロータリヘッド51に取り付けられている各ノズル80がまとめて撮像される。このため、複数の交換式ノズル80Aが取り付けられている場合でも、各交換式ノズル80Aをそれぞれ撮像して複数の画像を画像処理する必要がないから、交換式ノズル80Aの形状(サイズ)検出を効率よく行うことができる。ロータリヘッド51に取り付けられている各ノズル80がいずれも交換式ノズル80Aである場合、CPU91は、下方画像Gを画像処理して全ての先端部材89の領域を抽出して、その形状を検出すればよい。一方、ロータリヘッド51に取り付けられている各ノズル80のうち一部が交換式ノズル80Aである場合、CPU91は、下方画像Gを画像処理して、検出対象の交換式ノズル80Aの先端部材89の領域を抽出して、その形状を検出すればよい。なお、先端部材89は、上述したように断面形状が矩形状のものや円形状のものがあるが、下方画像Gを用いることで形状に拘わらず適切に検出することができる。
CPU91は、S140で先端部材の形状を検出すると、部品種に応じたノズル80の形状(先端部材の形状)の情報を取得する(S150)。この情報は、上述したように、実装対象の部品Pに関する情報に基づいて取得される。続いて、CPU91は、各交換式ノズル80Aの各々について、S140で検出した形状と、S150で取得した形状とが一致するか否かを判定する(S160)。なお、S160の形状が一致するか否かの判定では、サイズが一致するか否かについても判定される。
CPU91は、S160で形状(サイズ)が一致すると判定すると、各交換式ノズル80Aの各々について、S140で検出した形状に関する情報(形状情報)を、S110で取得したノズルIDに紐付けてHDD93に記憶して(S170)、ノズル形状検出処理を終了する。S170では、各交換式ノズル80AのノズルIDに、先端部材89の形状(サイズ)を紐付けて記憶する処理が行われる。一方、CPU91は、S160で形状(サイズ)が一致しないと判定すると、先端形状のエラーを報知して(S180)、ノズル形状検出処理を終了する。S180では、CPU91は、例えば部品実装装置10の図示しない表示画面(表示部)などに交換式ノズル80Aの先端部材に形状エラー(サイズエラー)が生じている旨を表示する処理などを行う。なお、各交換式ノズル80Aのうちいずれかで形状(サイズ)が一致しない場合、S180では、その交換式ノズル80Aを作業者が把握可能に表示すればよく、それ以外(形状が一致する)交換式ノズル80AについてはS170の記憶処理を行ってもよい。
次に、ノズル形状検出処理で記憶された形状情報を用いた処理を説明する。図6は、ノズル選択可否判断処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えばノズルストッカ70に収容(ストック)されているノズル80に対して行われる。ノズル形状検出処理では、CPU91は、ノズルIDからノズル80の種類の情報(少なくとも交換式ノズル80Aであるか否かの情報)を取得して(S200)、判断対象のノズル80が交換式ノズル80Aであるか否かを判定する(S210)。なお、ノズルIDは、マークカメラ64でIDマークMを撮像させた画像を処理して認識されたIDマークMから取得される。CPU91は、交換式ノズル80Aでなく非交換式ノズルであると判定すると、そのまま本処理を終了する。
一方、CPU91は、S210で交換式ノズル80Aであると判定すると、ノズルIDに紐付けられた形状情報がHDD93に記憶されているか否かを判定し(S220)、形状情報が記憶されていないと判定すると、そのまま本処理を終了する。また、CPU91は、形状情報が記憶されていると判定すると、ノズルIDに紐付けられた形状情報をHDD93から取得する(S230)。次に、CPU91は、今回の実装処理における実装対象の部品種に応じたノズル80(先端部材89)の形状の情報を取得し(S240)、取得した形状がノズルIDに紐付けられた形状に一致するか否かを判定する(S250)。なお、実装対象の部品種に応じたノズル80が複数種ある場合、そのうちいずれかの種類の形状が、ノズルIDに紐付けられた形状に一致するか否かが判定される。
CPU91は、S250で、取得した形状がノズルIDに紐付けられた形状に一致すると判定すると、判定対象の交換式ノズル80Aを今回の実装処理で選択可能(使用可能)と判断して(S260)、本処理を終了する。一方、CPU91は、S250で、取得した形状がノズルIDに紐付けられた形状に一致しないと判定すると、S260の処理をスキップ即ち選択可能でないと判断して、本処理を終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のロータリヘッド51がヘッド(ロータリヘッド)に相当し、ノズル形状検出処理のS110,S120を実行する制御装置90(CPU91)が判定部に相当し、パーツカメラ62とノズル形状検出処理のS130,S140を実行する制御装置90(CPU91)とが検出部に相当し、ノズル形状検出処理のS170を実行する制御装置90(CPU91)とHDD93とが記憶部に相当する。ノズル選択可否判断処理のS230~S260を実行する制御装置90(CPU91)が判断部に相当する。パーツカメラ62が下方カメラに相当する。本実施形態では、部品実装装置10の動作を説明することによりノズル形状の検出方法の一例も明らかにしている。
以上説明した実施形態の部品実装装置10は、ノズル80のノズルID(識別情報)に基づいて交換式ノズル80Aであると判定した場合、先端部材89の形状を検出する。これにより、交換式ノズル80AのノズルIDに形状の情報が含まれていなくても、先端部材89の形状を適切に検出することができる。このため、先端部材89の形状を示すシールなどをノズル80(ノズル本体81)に貼る必要がなく、先端部材89を交換する度に、作業者がノズル本体81にシールを貼る手間をなくすことができる。また、シールの貼り間違えもなくなるから、先端形状が異なる交換式ノズル80Aが誤って用いられることで部品の吸着不良や実装不良、部品の落下などが生じるのを防止することができる。
また、交換式ノズル80AのノズルIDに、検出された先端部材89の形状を紐付けて記憶する。そして、例えばノズルストッカ70内のノズル80(交換式ノズル80A)のノズルIDを取得して、そのノズルIDに紐付けられた先端部材89の形状に基づいてその交換式ノズル80Aを選択可能であるか否かを判断する。このため、先端部材89の形状が一旦検出された交換式ノズル80Aの選択可否を、ノズルストッカ70から取り出すことなく、速やかに判断することができる。なお、ノズル選択可否判断処理で選択可能と判断した交換式ノズル80Aについては、ノズル形状検出処理を省略してもよい。あるいは、選択可能と判断した交換式ノズル80Aのノズル形状検出処理が行われた場合、予め選択可能と判断しているため、先端形状のエラーと判定されるのを防止することができる。これらのことから、実装処理を速やかに開始することができる。
また、ノズル形状検出処理は、パーツカメラ62に先端部材89を撮像させた画像を処理することで行われるから、形状検出専用のセンサなどを設ける必要がない。また、パーツカメラ62でロータリヘッド51の複数のノズル80(交換式ノズル80A)の各先端部材89をまとめて撮像するから、複数の交換式ノズル80Aをそれぞれ個別に撮像する必要がなく、検出処理を効率よく行うことができる。
また、交換式ノズル80Aは、ノズルIDに交換式ノズルである旨の情報が含まれるもののノズル先端の形状を示す情報が含まれておらず、非交換式ノズルは、ノズルIDに非交換式ノズルである旨の情報とノズル先端の形状を示す情報が含まれる。そして、制御装置90は、交換式ノズル80Aであると判定した場合に形状検出(S130以降の処理)を行う一方で、非交換式ノズルであると判定した場合に形状検出を省略することで、必要以上に処理時間がかかるのを防止することができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、先端部材89の形状(サイズ)を検出するために、パーツカメラ62(下方カメラ)で撮像された下方画像を画像処理したが、カメラに限られず、1または複数のセンサなどを用いて形状を検出してもよい。例えば、レーザ光などの光を先端部材89の側方から照射して、その受光結果に基づいて、先端部材39の形状(サイズ)を検出してもよい。また、パーツカメラ62で撮像された下方画像だけでなく、側方カメラ60で撮像された側方画像を画像処理してもよい。また、以下の変形例のようにしてもよい。図7は、変形例のノズル形状検出処理を示すフローチャートである。変形例では、実施形態と同じ処理には同じステップ番号を付して説明を省略する。
図7の変形例では、CPU91は、S130で下方画像を撮像すると、側方カメラ60により側方から各ノズル80(交換式ノズル80A)の側方画像を撮像する(S135)。S135では、撮像対象の交換式ノズル80Aの先端部材89が、側方カメラ60の視野範囲(撮像範囲)に順次入るように、R軸アクチュエータ52の駆動により各交換式ノズル80Aを周方向に旋回(移動)させて、側方カメラ60で順次撮像する。また、Q軸アクチュエータ54の駆動により交換式ノズル80Aを軸回りに回転させることで、軸回りに複数の回転向きで先端部材89を撮像してもよい。こうして側方カメラ60で各交換式ノズル80Aの側方画像をそれぞれ撮像すると、CPU91は、下方画像と側方画像とを画像処理して各交換式ノズル80Aの先端部材89の形状(サイズ)を検出して(S140a)、ノズル形状検出処理を終了する。
このように、変形例では、下方画像と側方画像とを画像処理して先端部材89の形状を検出するのである。このため、例えば、単なる角筒状や円筒状以外の形状であって、下方画像からだけでは形状(サイズ)の特定が困難な特殊形状の先端部材89であっても、先端部材89の形状の誤検出を防止して適切に検出することができる。
実施形態では、ノズル形状検出処理のS140で先端部材の形状を検出すると、部品種に応じた形状に一致するか否かを判定した上で、ノズルIDに紐付けて記憶したが、これに限られず、先端部材の形状を検出するとノズルIDに紐付けて記憶してもよい。その場合、S150,S160,S180を省略すればよい。
実施形態では、ノズル選択可否判断処理を行うものとしたが、これに限られず、ノズル選択可否判断処理を行わなくてもよい。また、実施形態では、交換式ノズル80AのノズルIDには、ノズル先端の形状を示す情報が含まれておらず、非交換式のノズル80のノズルIDには、ノズル先端の形状を示す情報が含まれるものとしたが、これに限られない。例えば、非交換式のノズル80のノズルIDに、ノズル先端の形状を示す情報が含まれていない場合があってもよいし、交換式ノズル80AのノズルIDに、ノズル先端の形状を示す情報が含まれている場合があってもよい。前者の場合、ノズル形状検出処理のS120で交換式ノズル80Aでないと判定しても、ノズルIDから形状を示す情報を取得できるか否かを判定し、取得できないと判定すればS130以降の処理を行えばよい。また、後者の場合、交換式ノズル80AのノズルIDに、ノズル先端の形状を示す情報が含まれていても誤った情報の可能性があるから、実施形態と同様に、ノズル形状検出処理のS120で交換式ノズル80Aであると判定すればS130以降の処理を行えばよい。
実施形態では、ヘッドユニット50としてロータリヘッド51を例示したが、これに限られず、例えばノズル80が並列に複数(例えば2つ)配置されてもよいし、1のノズル80のみが配置されてもよい。
ここで、本開示の部品実装装置は、以下のように構成してもよい。例えば、前記部品実装装置が実装する部品の部品種に応じた前記先端部材の形状と、前記記憶部に記憶された前記先端部材の形状とが一致する場合、前記記憶部に記憶された形状に紐付けられた前記識別情報が付された前記交換式ノズルは、前記ヘッドが前記部品種を保持するノズルとして選択可能であると判断する判断部を備えるものとしてもよい。このため、先端部材の形状が一旦検出された交換式ノズルについて、選択可否を速やかに判断することができる。
本開示の部品実装装置において、前記先端部材を交換不能な非交換式ノズルの前記識別情報には、前記先端部材の形状を示す情報が含まれており、前記交換式ノズルの前記識別情報には、前記先端部材の形状を示す情報が含まれていないものとしてもよい。こうすれば、本開示を適用する意義が高いものとなる。
本開示の部品実装装置において、前記検出部は、前記ノズルの前記先端部材を下方から撮像する下方カメラを含み、前記下方カメラにより撮像された画像を処理して前記先端部材の形状を検出するものとしてもよい。下方から先端部材を撮像した画像を処理することにより、先端部材の形状を適切に検出することができる。また、撮像範囲に複数のノズルの先端部材が含まれている場合、一度の撮像と画像処理で複数のノズルにおける先端部材の形状を効率よく検出することも可能となる。
本開示の部品実装装置において、前記ヘッドは、複数の前記ノズルが同一円周上に配置されるように取り付けられたロータリヘッドであり、前記下方カメラは、前記ロータリヘッドに配置された複数の前記ノズルの前記先端部材をまとめて下方から撮像するものとしてもよい。こうすれば、一度の撮像と画像処理で、ロータリヘッドの各ノズルにおける先端部材のサイズを効率よく検出することができる。
本開示の部品実装装置において、前記検出部は、前記先端部材を側方から撮像する側方カメラを含み、前記下方カメラにより撮像された画像と、前記側方カメラにより撮像された画像とを処理して、前記先端部材の形状を検出するものとしてもよい。こうすれば、特殊な形状の先端部材であっても、下方および側方の両方の画像を用いて、より適切に検出することができる。
本開示のノズル形状の検出方法は、部品実装装置のヘッドに取り付けられるノズルのノズル形状の検出方法であって、(a)前記ヘッドに取り付けられた前記ノズルが、部品に接する先端部材を異なる形状に交換可能でその旨を示す識別情報がノズル本体に付された交換式ノズルであるか否かを、前記識別情報に基づいて判定するステップと、(b)前記ノズルが前記交換式ノズルであると判定された場合、前記先端部材の形状を検出するステップと、(c)前記ノズルの前記識別情報と、検出された前記先端部材の形状とを紐付けて記憶するステップと、を含むことを要旨とする。本開示の検出方法は、本開示の部品実装装置と同様に、交換式ノズルの識別情報に先端部材の形状情報が含まれていなくても、先端部材の形状を適切に検出することができる。この検出方法において、上述した部品実装装置のいずれかの機能を実現するステップを追加してもよい。
本明細書では、出願当初の請求項4において「請求項1または2に記載の部品実装装置」を「請求項1ないし3のいずれか1項に記載の部品実装装置」に変更した技術思想も開示されている。
本開示は、部品実装装置の製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、10 部品実装装置、20 部品供給装置、22 リール、30 基板搬送装置、32 コンベアベルト、40 移動装置、42,46 ガイドレール、44 X軸スライダ、45 X軸アクチュエータ、48 Y軸スライダ、49 Y軸アクチュエータ、50 ヘッドユニット、51 ロータリヘッド、52 R軸アクチュエータ、54 Q軸アクチュエータ、56 Z軸アクチュエータ、60 側方カメラ、62 パーツカメラ、64 マークカメラ、70 ノズルストッカ、80 ノズル、80A 交換式ノズル、81 ノズル本体、81a エア通路、82 スリーブ、82a 上側円筒部、82b 円盤部、82c 下側円筒部、82d 長穴、83 パイプ、84 ピン、85 アダプタ、85a 小径部、85b 大径部、85c 貫通穴、86 ボール、87 ホルダ、87a 筒状部、87b フランジ部、88 スプリング、89 先端部材、89a 先端チップ、89b アタッチメント、90 制御装置、91,101 CPU、92,102 ROM、93,103 HDD、94,104 RAM、95,105 入出力インタフェース、96,106 バス、100 管理装置、107 入力デバイス、108 ディスプレイ、C 切欠、M IDマーク、P 部品、S 基板。

Claims (7)

  1. 部品種に応じたノズルで部品を保持して実装する部品実装装置であって、
    前記ノズルとして、部品に接する先端部材を異なる形状に交換可能でその旨を示す識別情報がノズル本体に付された交換式ノズルを取付可能なヘッドと、
    前記ヘッドに取り付けられた前記ノズルの前記識別情報に基づいて、前記ノズルが前記交換式ノズルであるか否かを判定する判定部と、
    前記ノズルが前記交換式ノズルであると判定された場合、前記先端部材の形状を検出する検出部と、
    前記ノズルの前記識別情報と、検出された前記先端部材の形状とを紐付けて記憶する記憶部と、
    を備える部品実装装置。
  2. 前記部品実装装置が実装する部品の部品種に応じた前記先端部材の形状と、前記記憶部に記憶された前記先端部材の形状とが一致する場合、前記記憶部に記憶された形状に紐付けられた前記識別情報が付された前記交換式ノズルは、前記ヘッドが前記部品種を保持するノズルとして選択可能であると判断する判断部を備える、
    請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記先端部材を交換不能な非交換式ノズルの前記識別情報には、前記先端部材の形状を示す情報が含まれており、前記交換式ノズルの前記識別情報には、前記先端部材の形状を示す情報が含まれていない、
    請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記検出部は、前記ノズルの前記先端部材を下方から撮像する下方カメラを含み、前記下方カメラにより撮像された画像を処理して前記先端部材の形状を検出する、
    請求項1または2に記載の部品実装装置。
  5. 前記ヘッドは、複数の前記ノズルが同一円周上に配置されるように取り付けられたロータリヘッドであり、
    前記下方カメラは、前記ロータリヘッドに配置された複数の前記ノズルの前記先端部材をまとめて下方から撮像する、
    請求項4に記載の部品実装装置。
  6. 前記検出部は、前記先端部材を側方から撮像する側方カメラを含み、前記下方カメラにより撮像された画像と、前記側方カメラにより撮像された画像とを処理して、前記先端部材の形状を検出する、
    請求項4に記載の部品実装装置。
  7. 部品実装装置のヘッドに取り付けられるノズルのノズル形状の検出方法であって、
    (a)前記ヘッドに取り付けられた前記ノズルが、部品に接する先端部材を異なる形状に交換可能でその旨を示す識別情報がノズル本体に付された交換式ノズルであるか否かを、前記識別情報に基づいて判定するステップと、
    (b)前記ノズルが前記交換式ノズルであると判定された場合、前記先端部材の形状を検出するステップと、
    (c)前記ノズルの前記識別情報と、検出された前記先端部材の形状とを紐付けて記憶するステップと、
    を含むノズル形状の検出方法。
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