JP2024000116A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録後の媒体の整列性を向上させることができる記録装置を提供する。【解決手段】記録装置は、筐体を備える。筐体は、記録ユニットを収容可能である。記録ユニットは、媒体に記録を行う記録部と、記録部によって記録された媒体を積載する積載部と、を有する。筐体は、積載部に積載された媒体を取出し可能とする取出領域を区分する取出部を有する。取出領域は、記録部によって記録された媒体が排出される排出方向の下流側から積載部に積載された媒体を取出し可能とする領域である。【選択図】図6
Description
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
例えば、特許文献1には、媒体に記録を行う記録ユニットと、記録ユニットを収容する筐体と、記録後の媒体を筐体の外部から取り出し可能にする取出部とを備えた記録装置が開示されている。取出部は、記録ユニットの外部に設けられている。記録ユニットは、記録後の媒体を記録ユニットの外部に排出するように構成される。これにより、記録装置は、記録ユニットから取出部に記録後の媒体を落下させるように構成されている。
しかしながら、このような記録装置では、記録ユニットから取出部に記録後の媒体が落下するように構成されているので、記録後の媒体の整列性に問題があった。このため、記録後の媒体の整列性を向上させることが望まれている。
上記課題を解決する記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部によって記録された媒体を積載する積載部と、を有する記録ユニットを収容可能な記録装置であって、前記記録ユニットを収容可能である筐体を備え、前記筐体は、前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする取出領域を区分する取出部を有し、前記取出領域は、前記記録部によって記録された媒体が排出される排出方向の下流側から前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする領域である。
[第1実施形態]
以下、記録装置の一実施形態について説明する。以下の説明では、鉛直方向Zと交差(例えば直交)する方向を幅方向Xとし、鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を前後方向Yとする。幅方向Xのうち一方を第1幅方向X1とし、幅方向Xのうち他方を第2幅方向X2とする。前後方向Yのうち一方を前方Y1とし、前後方向Yのうち他方を後方Y2とする。鉛直方向Zのうち上方を上方Z1とし、鉛直方向Zのうち下方を下方Z2とする。
以下、記録装置の一実施形態について説明する。以下の説明では、鉛直方向Zと交差(例えば直交)する方向を幅方向Xとし、鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を前後方向Yとする。幅方向Xのうち一方を第1幅方向X1とし、幅方向Xのうち他方を第2幅方向X2とする。前後方向Yのうち一方を前方Y1とし、前後方向Yのうち他方を後方Y2とする。鉛直方向Zのうち上方を上方Z1とし、鉛直方向Zのうち下方を下方Z2とする。
<記録装置10の構成>
図1及び図2に示すように、記録装置10は、媒体に記録を行う装置である。記録装置10は、自立式の小型情報端末であってもよい。記録装置10は、筐体11を備える。筐体11は、前面12を備える。前面12は、筐体11の前方Y1に向かう面である。
図1及び図2に示すように、記録装置10は、媒体に記録を行う装置である。記録装置10は、自立式の小型情報端末であってもよい。記録装置10は、筐体11を備える。筐体11は、前面12を備える。前面12は、筐体11の前方Y1に向かう面である。
筐体11は、開閉扉13を備える。開閉扉13は、筐体11の前面12の少なくとも一部を構成する。開閉扉13は、鉛直方向Zに沿う不図示の回転軸を中心として回転することにより開閉可能に構成されてもよい。
筐体11は、取出口14を備える。取出口14は、記録された媒体を取り出し可能とする開口である。取出口14は、筐体11の前面12に設けられる。取出口14は、筐体11の開閉扉13に設けられてもよい。なお、図1及び図2においては、取出口14の内部の構成を省略しており、取出口14の内部の構成については、図9を用いて詳しく後述する。
記録装置10は、表示部15を備える。表示部15は、記録に関する情報を表示する。表示部15は、タッチパネル16を兼ねてもよい。記録装置10は、不図示の硬貨投入口、硬貨返却口、紙幣挿入口、情報媒体挿入口及び近距離通信装置を備えてもよい。これにより、記録装置10は、記録に対する支払、及び、記録データの受信を行うことができる。
図2に示すように、記録装置10は、筐体11の内部に記録ユニット20を備える。つまり、筐体11は、記録ユニット20を収容可能である。記録装置10は、開閉扉13を開放することにより、記録ユニット20を取り扱うことができる。
記録ユニット20は、媒体に記録を行うユニットである。記録ユニット20は、液体を吐出することにより媒体に記録を行うユニットであってもよい。液体は、例えばインクであってもよい。液体は、例えば複数種類の色であっても1種類の色であってもよい。媒体は、例えば用紙であってもよい。
<記録ユニット20の構成>
図3に示すように、記録ユニット20は、直方体状に構成される。記録ユニット20は、前面21を備える。前面21は、前方Y1に向かう平面である。記録ユニット20の前面21がユニット前面の一例に相当する。記録ユニット20は、天面22を備える。天面22は、上方Z1に向かう平面である。天面22は、積載対象物を積載可能である平面を含む。積載対象物としては、別の記録ユニット20であってもよい。
図3に示すように、記録ユニット20は、直方体状に構成される。記録ユニット20は、前面21を備える。前面21は、前方Y1に向かう平面である。記録ユニット20の前面21がユニット前面の一例に相当する。記録ユニット20は、天面22を備える。天面22は、上方Z1に向かう平面である。天面22は、積載対象物を積載可能である平面を含む。積載対象物としては、別の記録ユニット20であってもよい。
記録ユニット20は、ユニット筐体23と、ユニット本体24とを備える。ユニット筐体23は、ユニット本体24を収容するように構成される。ユニット筐体23は、少なくとも記録ユニット20の天面22を構成する。ユニット本体24は、少なくとも記録ユニット20の前面12を構成する。つまり、ユニット本体24は、記録ユニット20の前面21を備える。
ユニット本体24は、少なくとも後述する記録部40及び積載部49を搭載する。つまり、ユニット筐体23は、ユニット本体24を収容し、少なくとも後述する記録部40及び積載部49を収容する。ユニット本体24は、ユニット筐体23に対して前後方向Yに沿って変位可能に構成される。ユニット本体24は、閉位置に配置可能である。閉位置は、ユニット本体24がユニット筐体23に収容される位置である。
図4に示すように、ユニット本体24は、第1開位置に変位可能である。第1開位置は、前方Y1に向かってユニット本体24がユニット筐体23から突出する開位置である。特に、第1開位置は、前方Y1に向かって第1距離D1だけユニット本体24がユニット筐体23から突出する位置である。このように、ユニット本体24が第1開位置に配置されるときに、ユニット本体24の内部の少なくとも一部がユニット筐体23から露出する。
図5に示すように、ユニット本体24は、第2開位置に変位可能である。第2開位置は、前方Y1に向かってユニット本体24がユニット筐体23から突出する開位置である。特に、第2開位置は、前方Y1に向かって第2距離D2だけユニット本体24がユニット筐体23から突出する位置である。第2距離D2は、第1距離D1よりも長い距離である。ユニット本体24が第2開位置に配置されるときに、ユニット本体24の内部の少なくとも一部がユニット筐体23から露出する。
このように、ユニット本体24は、ユニット筐体23に対して閉位置と開位置との間で変位可能である。これにより、記録装置10は、開閉扉13を開放し、ユニット本体24をユニット筐体23に対して開位置に変位させることにより、記録ユニット20の内部に対して取り扱いを行うことができる。ユニット本体24は、ユニット筐体23に対して、第1開位置と第2開位置との両方に変位可能であるが、何れか一方に変位可能であってもよく、それ以外の開位置に変位可能であってもよい。
図3に示すように、記録ユニット20は、収容量視認部30を備える。収容量視認部30は、記録ユニット20の前面21に設けられる。収容量視認部30は、ユニット本体24に設けられる。収容量視認部30は、後述する液体収容部34における液体の収容量を視認可能である。収容量視認部30は、各色の液体にそれぞれ対応する複数の視認窓から構成される。
記録ユニット20は、操作パネル31を備える。操作パネル31は、記録ユニット20の前面21に設けられる。操作パネル31は、ユニット本体24に設けられる。操作パネル31は、操作者によって操作可能である操作部と、記録ユニット20に関する情報を表示する表示部とを備える。なお、操作パネル31は、情報を表示するとともに操作者の触接を検知するタッチパネルを備えてもよい。
図3~図6に示すように、記録ユニット20は、開閉カバー32を備える。開閉カバー32は、記録ユニット20の前面21に設けられる。開閉カバー32は、ユニット本体24に設けられる。
開閉カバー32は、下端部において幅方向Xに沿う回転軸32Aを中心として回転可能に構成される。これにより、開閉カバー32は、記録ユニット20の前面21に対して開閉可能に構成される。開閉カバー32は、後述する排出口33を開閉可能である。
開閉カバー32は、第1面32Bと、第2面32Cとを備える。第1面32Bと第2面32Cとは、相反する方向に向かう面である。第1面32Bは、開閉カバー32が閉鎖している状態において、記録ユニット20の前面21の一部を構成する面である。第2面32Cは、開閉カバー32が開放している状態において、記録後の媒体が積載可能な積載面49Aの一部を構成する面である。このように、開閉カバー32の第2面32Cは、開閉カバー32が後述する排出口33を開放した状態で積載面49Aの一部を構成する。言い換えると、開閉カバー32は、後述する排出口33を開放した状態で積載部49の一部を構成する。第2面32Cは、開閉カバー32が後述する排出口33を開放した状態でユニット筐体23の外部に位置する。第2面32Cは、前後方向Yに伸縮可能に構成されてもよい。つまり、積載部49は、前後方向Yに伸縮可能に構成されてもよい。
図4~図6に示すように、記録ユニット20は、排出口33を備える。排出口33は、ユニット本体24に設けられる。排出口33は、記録ユニット20の前面21に設けられる。排出口33は、記録ユニット20の前方Y1に開口する。排出口33は、記録ユニット20の前面21において記録後の媒体を排出する。
排出口33は、開閉カバー32が開放している状態において、記録ユニット20の前方Y1において露出する。本実施形態の排出口33は、開閉カバー32が閉鎖している状態においては露出しないが、開閉カバー32が閉鎖している状態においても露出してもよい。
図4に示すように、記録ユニット20は、液体収容部34を備える。液体収容部34は、ユニット本体24に搭載されている。液体収容部34は、媒体への記録に用いる液体を収容するように構成される。液体収容部34は、液体が注入可能なタンク型の収容部であってもよい。
液体収容部34は、収容室を備える。収容室は、液体を収容するように構成される。液体収容部34は、各色の液体にそれぞれ対応する複数の収容室を備えてもよい。液体収容部34は、液体注入口から収容室に液体を注入可能に構成される。
液体収容部34は、ユニット本体24が閉位置に配置されるときにユニット筐体23から露出しない。一方、液体収容部34は、ユニット本体24が第1開位置に配置されるときに、ユニット筐体23から露出し、液体注入口から収容室への液体の注入が可能となる。
記録ユニット20は、廃液収容部35を備える。廃液収容部35は、廃液収容体36を装着可能に構成される。廃液収容体36は、後述する記録部40から廃液として排出された液体を、不図示のメンテナンス装置を介して回収可能に構成される。このように、廃液収容部35は、記録部40から廃液として排出された液体を収容可能である。廃液収容部35は、ユニット本体24に搭載されている。
廃液収容部35は、ユニット本体24が閉位置に配置されるときにユニット筐体23から露出しない。一方、廃液収容部35は、ユニット本体24が第1開位置に配置されるときに、ユニット筐体23から露出し、廃液収容部35における廃液収容体36の着脱が可能となる。
図5及び図6に示すように、記録ユニット20は、記録部40を備える。記録部40は、媒体に記録を行うように構成される。記録部40は、ユニット本体24に搭載されている。
記録部40は、ユニット本体24が閉位置及び第1開位置に配置されるときにユニット筐体23から露出しない。一方、記録部40は、ユニット本体24が第2開位置に配置されるときにユニット筐体23から露出する。
記録ユニット20は、搬送経路TRを備える。搬送経路TRは、媒体を搬送する経路である。搬送経路TRは、ユニット本体24に設けられる。搬送経路TRは、記録部40により媒体への記録が行われる記録領域RAを含む。
搬送経路TRの一部は、ユニット本体24が閉位置及び第1開位置に配置されるときにユニット筐体23から露出しない。一方、搬送経路TRの一部は、ユニット本体24が第2開位置に配置されるときにユニット筐体23から露出する。特に、記録領域RAの少なくとも一部は、ユニット本体24が第2開位置に配置されるときに、ユニット筐体23から露出する。これにより、紙ジャムの除去などの取り扱いが可能となる。
図6に示すように、記録部40は、キャリッジ41と、液体吐出ヘッド42とを備える。キャリッジ41は、液体吐出ヘッド42を上方Z1から支持する。液体吐出ヘッド42は、キャリッジ41の下方Z2に設けられる。つまり、液体吐出ヘッド42は、キャリッジ41に搭載される。
液体吐出ヘッド42は、不図示の複数のノズルを備える。複数のノズルのそれぞれは、後述する支持部43に支持された媒体に向けて開口する。複数のノズルのそれぞれは、液体を吐出する。液体吐出ヘッド42は、支持部43に支持された媒体に向けて複数のノズルから液体を吐出する。このように、記録部40は、媒体への液体の吐出により媒体に記録を行うように構成される。液体吐出ヘッド42は、キャリッジ41の幅方向Xへの移動に伴って液体を吐出するシリアルヘッド型である。つまり、記録部40は、幅方向Xに往復移動しながら媒体に記録を行う。液体吐出ヘッド42は、ラインヘッド型であってもよい。
記録ユニット20は、支持部43を備える。支持部43は、ユニット本体24に搭載される。支持部43は、媒体を支持するように構成される。特に、支持部43は、記録部40によって媒体に記録が行われる記録領域RAにおいて、媒体を支持する。
記録ユニット20は、読取経路RRを備える。読取経路RRは、媒体を搬送する経路である。読取経路RRは、ユニット本体24に設けられる。読取経路RRは、記録領域RAの上流において搬送経路TRから分岐する経路である。
記録ユニット20は、読取部44を備える。読取部44は、ユニット本体24に搭載される。読取部44は、読取経路RRに設けられる。読取部44は、記録部40よりも上流に設けられてもよい。読取部44は、読取経路RRを搬送される媒体から画像を読み取る。読取部44は、例えばノズルチェックパターンが記録された媒体から画像を読み取る。読取部44は、搬送経路TRに設けられてもよく、記録ユニット20は、読取経路RRを備えなくてもよい。
記録ユニット20は、媒体収容部45を備える。媒体収容部45は、媒体を収容可能に構成される。特に、媒体収容部45は、記録前の媒体を収容可能に構成される。媒体収容部45は、記録後の媒体を載置可能に構成される。媒体収容部45は、ユニット本体24に搭載される。
媒体収容部45は、前後方向Yに沿って変位可能である。媒体収容部45は、前後方向Yに沿って変位されることにより、ユニット本体24に対して着脱可能に構成される。また、ユニット本体24がユニット筐体23に収容されていることから、媒体収容部45は、ユニット筐体23に対して着脱可能に構成されるともいえる。
媒体収容部45は、第1収容部46と、第2収容部47と、区画壁48とを備える。第1収容部46は、記録部40に搬送する記録前の媒体を収容可能である収容部である。第1収容部46は、第1収容面46Aを備える。第1収容面46Aは、記録前の媒体を収容可能な面である。第1収容部46は、媒体収容部45が前後方向Yに沿ってユニット本体24から引き出されることにより、記録前の媒体の載置及び記録前の媒体の取出が可能な状態となる。
第2収容部47は、記録部40によって記録された記録後の媒体を積載可能に構成される。第2収容部47は、区画壁48を挟んで、第1収容部46の前方Y1に位置する。第2収容部47は、記録部40によって記録された記録後の媒体を積載可能である。第2収容部47は、積載部49の一部を構成する。第2収容部47は、第2収容面47Aを備える。第2収容面47Aは、記録後の媒体を積載可能な面である。このように、第2収容面47Aは、ユニット本体24が閉位置にあり、かつ、媒体収容部45がユニット本体24に対して装着されている状態で、積載面49Aの一部を構成する。言い換えると、第2収容部47は、ユニット本体24が閉位置にあり、かつ、媒体収容部45がユニット本体24に対して装着されている状態で、積載部49の一部を構成する。第2収容部47は、ユニット本体24が閉位置にあり、かつ、媒体収容部45がユニット本体24に対して装着されている状態で、ユニット筐体23の内部に位置する。つまり、積載部49の一部は、ユニット筐体23の内部に設けられる。
このように、記録ユニット20は、積載部49を備える。積載部49は、開閉カバー32と第2収容部47とを含む。積載部49は、積載面49Aを備える。積載面49Aは、開閉カバー32の第2面32Cと第2収容部47の第2収容面47Aとを含む。積載面49Aは、前方Y1に対して上り傾斜である。ここで、第2収容面47Aは、記録ユニット20のユニット筐体23の内部に位置する。
区画壁48は、第1収容部46と第2収容部47とを区画する。区画壁48は、第2収容部47の後方Y2の端部に位置する。つまり、区画壁48は、積載部49の後方Y2の端部に位置する。区画壁48は、区画面48Aを備える。区画面48Aは、前方Y1に向かう面である。区画壁48は、前後方向Yに変位可能であってもよい。
記録ユニット20は、搬送部51を備える。搬送部51は、媒体を搬送するように構成される。搬送部51は、ユニット本体24に搭載される。搬送部51は、第1収容部46に載置されている媒体を1枚ずつ給紙する。搬送部51は、給紙した媒体を搬送経路TRに沿って搬送する。
搬送部51は、複数のローラーと、駆動源となる複数のモーターとを備える。特に、搬送部51は、反転部52を備えてもよい。反転部52は、記録前の媒体の搬送方向を後方Y2から前方Y1に反転させる。
搬送部51は、搬送ローラー対53を備える。搬送ローラー対53は、支持部43の搬送経路TRの上流に位置する。搬送ローラー対53は、搬送経路TRに沿って媒体を支持部43に搬送する。
搬送部51は、排出部54を備える。排出部54は、支持部43の搬送経路TRの下流に位置する。排出部54は、搬送経路TRに沿って、記録部40によって記録された記録後の媒体を排出する。
<排出部54の構成>
図7及び図8に示すように、排出部54は、排出駆動ローラー55と、排出従動ローラー56とを備える。排出駆動ローラー55は、不図示の駆動源からの駆動力により回転する。排出駆動ローラー55は、下方Z2側から媒体Mと当接する。排出従動ローラー56は、上方Z1側から媒体Mと当接する。このように、排出部54は、排出駆動ローラー55と排出従動ローラー56とにニップされた状態で記録後の媒体Mを前方Y1に排出する。前方Y1が排出方向の一例に相当する。また、排出駆動ローラー55は、上方Z1側から媒体Mと当接し、排出従動ローラー56は、下方Z2側から媒体Mと当接してもよい。
図7及び図8に示すように、排出部54は、排出駆動ローラー55と、排出従動ローラー56とを備える。排出駆動ローラー55は、不図示の駆動源からの駆動力により回転する。排出駆動ローラー55は、下方Z2側から媒体Mと当接する。排出従動ローラー56は、上方Z1側から媒体Mと当接する。このように、排出部54は、排出駆動ローラー55と排出従動ローラー56とにニップされた状態で記録後の媒体Mを前方Y1に排出する。前方Y1が排出方向の一例に相当する。また、排出駆動ローラー55は、上方Z1側から媒体Mと当接し、排出従動ローラー56は、下方Z2側から媒体Mと当接してもよい。
排出駆動ローラー55は、第1排出駆動ローラー55Aと、第2排出駆動ローラー55Bと、駆動軸55Cとを備えてもよい。第1排出駆動ローラー55Aは、幅方向Xに延びる。第2排出駆動ローラー55Bは、幅方向Xに延びる。駆動軸55Cは、幅方向Xに沿って延びる。第1排出駆動ローラー55A及び第2排出駆動ローラー55Bは、幅方向Xに並ぶように駆動軸55Cに支持される。
第1排出駆動ローラー55A及び第2排出駆動ローラー55Bは、下方Z2側から記録後の媒体と当接する。第1排出駆動ローラー55A及び第2排出駆動ローラー55Bは、駆動軸55Cを中心に回転するように構成される。
第1排出駆動ローラー55A及び第2排出駆動ローラー55Bのそれぞれは、幅方向Xにおいて、媒体Mの媒体幅MWの範囲内に配置される。第1排出駆動ローラー55A及び第2排出駆動ローラー55Bのそれぞれは、幅方向Xにおいて従来の駆動ローラーの数個分の長さとなっている。これにより、排出駆動ローラー55は、駆動ローラーの個数を少なくするとともに、記録後の媒体Mとの接触面積を大きくすることができる。これにより、搬送精度の向上を抑制することができる。
また、駆動ローラーの個数が多くなると、駆動ローラーの幅方向Xにおける端面が多くなる。駆動ローラーの切削と研磨とを行うときに、駆動ローラーの端面が跳ね上がる場合がある。駆動ローラーの端面が跳ね上がることにより搬送精度が低下してしまう。そこで、本実施形態では、駆動ローラーの個数を少なくすることにより、駆動ローラーの端面を少なくすることができる。したがって、搬送精度の低下を抑制することができる。
排出従動ローラー56は、複数の従動ローラー56A~56Gを備える。複数の従動ローラー56A~56Gのそれぞれは、幅方向Xに並ぶように配置される。複数の従動ローラー56A~56Cのそれぞれは、第1排出駆動ローラー55Aと対向する位置に配置される。複数の従動ローラー56E~56Gのそれぞれは、第2排出駆動ローラー55Bと対向する位置に配置される。
複数の従動ローラー56A~56Gのそれぞれは、従動軸を備える。複数の従動ローラー56A,56C,56E,56Gのそれぞれは、駆動軸55Cの上方Z1に従動軸が位置するように配置される。一方、複数の従動ローラー56B,56D,56Fのそれぞれは、駆動軸55Cよりも後方Y2に従動軸が位置するように配置される。言い換えると、複数の従動ローラー56B,56D,56Fのそれぞれは、複数の従動ローラー56A,56C,56E,56Gのそれぞれと比較して、従動軸と駆動軸55Cとの距離が同じであるが、従動軸と駆動軸55Cとの角度が異なるように配置される。
これにより、前後方向Yに対して、複数の従動ローラー56A,56Cのそれぞれが第1排出駆動ローラー55Aと接触する点と、従動ローラー56Bが第1排出駆動ローラー55Aと接触する点とを異ならせることができる。また、前後方向Yに対して、複数の従動ローラー56E,56Gのそれぞれが第2排出駆動ローラー55Bと接触する点と、従動ローラー56Fが第2排出駆動ローラー55Bと接触する点とを異ならせることができる。これにより、排出駆動ローラー55と排出従動ローラー56とは、前後方向Yに対して面接触し易くなる。このように、本実施形態では、排出部54は、記録後の媒体Mとの接触面積を大きくすることができる。これにより、搬送精度の向上を抑制することができる。更に、この構成によって、媒体Mの先端が排出従動ローラー56に突入する際の負荷を分散低減させることになり、搬送精度を向上させることができる。
また、複数の従動ローラー56B,56D,56Fのそれぞれは、駆動軸55Cよりも後方Y2に従動軸が位置することにより、記録領域RAにおいて媒体Mを支持部43に押し付けることができる。これにより、記録部40による記録精度を向上させることができる。
<記録後の媒体の排出構成>
図6及び図9に示すように、記録装置10は、取出部70を備える。取出部70は、筐体11の内部に設けられてもよい。取出部70は、筐体11に含まれるが、筐体11に含まれなくてもよい。このように、筐体11は、取出部70を備える。
図6及び図9に示すように、記録装置10は、取出部70を備える。取出部70は、筐体11の内部に設けられてもよい。取出部70は、筐体11に含まれるが、筐体11に含まれなくてもよい。このように、筐体11は、取出部70を備える。
取出部70は、排出口33を開放した状態で開閉カバー32を収容する。このため、開閉カバー32は、排出口33を開放した状態であっても、取出口14から突出せずに、筐体11の前面12からも突出しない。
また、開閉カバー32は、記録装置10に設置された状態のまま、取出口14からの操作により、排出口33を開放した状態と排出口33を閉鎖した状態との間で変位可能である。開閉カバー32が伸縮可能である場合においても、記録装置10に設置された状態のまま、取出口14からの操作により、開閉カバー32が伸縮可能である。
取出部70は、底面71を備える。底面71は、記録ユニット20の開閉カバー32が開放されているときに、開閉カバー32の第1面32Bが当接する面である。ただし、取出部70が底面71を備えない構成でも良い。その場合、積載部49が取出領域72の下端を規定してもよい。
取出部70は、取出領域72を備える。取出領域72は、取出口14を備える。取出口14は、取出領域72の前方Y1の端部に位置する。取出領域72は、積載部49に積載された記録後の媒体Mを、前方Y1側から取出し可能とする空間領域である。このように、取出部70は、取出領域72を区分するように構成される。
取出領域72は、鉛直方向Zから見て積載部49の一部と重なるように構成される。特に、取出領域72は、鉛直方向Zから見て、開閉カバー32が排出口33を開放した状態で開閉カバー32の一部と重なるように構成される。
取出領域72は、前方Y1から見て排出口33の一部と重なるように構成される。取出領域72は、前方Y1から見て排出部54の一部と重なるように構成される。取出領域72は、前方Y1から見て記録部40の移動領域MAの一部と重なるように構成される。
媒体収容部45がユニット筐体23に装着されている場合に、取出領域72は、前方Y1から見て媒体収容部45の一部と重なる。言い換えると、媒体収容部45がユニット筐体23に装着されている場合に、取出領域72は、前方Y1から見て第1収容部46の一部と重なる。媒体収容部45がユニット筐体23に装着されている場合に、取出領域72は、前方Y1から見て第2収容部47の一部と重なる。
取出部70は、連通口73を備える。連通口73は、取出領域72の後方Y2の端部に位置する。つまり、取出領域72は、連通口73を備える。連通口73は、記録ユニット20の排出口33と連通する開口である。つまり、連通口73は、記録ユニット20から排出された記録後の媒体が排出される開口である。
連通口73は、前方Y1から見て、記録ユニット20の排出口33を含むように構成される。つまり、連通口73は、前方Y1から見て排出口33を含むように構成される。言い換えると、排出口33は、前方Y1から見て連通口73に含まれるように構成される。
また、媒体収容部45がユニット筐体23に装着されている場合に、連通口73は、前方Y1から見て、記録ユニット20の媒体収容部45の一部と重なるように構成される。言い換えると、連通口73は、前方Y1から見て、記録ユニット20の第1収容部46の一部と重なるように構成される。連通口73は、前方Y1から見て、記録ユニット20の第2収容部47の一部と重なるように構成される。
取出部70は、上内壁面74を備える。上内壁面74は、取出領域72の上端を規定する面である。上内壁面74は、前方Y1に進むにつれて取出領域72が広くなるように前方Y1に対して上り傾斜である。このため、上内壁面74は、前後方向Yにおいて所定の位置を第1位置とし、第1位置よりも前方Y1における位置を第2位置とすると、上内壁面74は、第1位置と比較して、第2位置のほうが上方Z1に位置する面であるといえる。
上内壁面74は、前方Y1から見て記録部40の移動領域MAの一部と重なるように構成される。上内壁面74は、前方Y1から見て廃液収容部35の一部と重なるように構成される。
また、記録装置10は、設置領域80を備える。設置領域80は、筐体11に設けられているともいえる。つまり、筐体11は、設置領域80を備えてもよい。設置領域80は、取出領域72の上方Z1において、筐体11の前面12と記録ユニット20との間に位置する。詳しくは、設置領域80は、筐体11の前面12の後方Y2であり、かつ、記録ユニット20の前面21の前方Y1に位置する。
設置領域80には、記録装置10に関する構成81が設置可能である。構成81は、例えば、硬貨が排出される硬貨排出通路など、記録装置10の機械的な構成であってもよい。また、構成81は、例えば、記録装置10の電子回路など、記録装置10の電気的な構成であってもよい。
<第1実施形態の作用>
第1実施形態の作用について説明する。
記録ユニット20が単独で使用される場合、排出部54から排出された記録後の媒体は、排出口33を通じて積載部49に積載される。一方、記録ユニット20が記録装置10に使用される場合も同じように、排出部54から排出された記録後の媒体は、排出口33及び連通口73を通じて積載部49に積載される。これにより、記録後の媒体の整列性を向上させることができるとともに、記録装置10の前面12に設けられた取出口14から、積載部49に積載される記録後の媒体が取り出し可能となる。
第1実施形態の作用について説明する。
記録ユニット20が単独で使用される場合、排出部54から排出された記録後の媒体は、排出口33を通じて積載部49に積載される。一方、記録ユニット20が記録装置10に使用される場合も同じように、排出部54から排出された記録後の媒体は、排出口33及び連通口73を通じて積載部49に積載される。これにより、記録後の媒体の整列性を向上させることができるとともに、記録装置10の前面12に設けられた取出口14から、積載部49に積載される記録後の媒体が取り出し可能となる。
詳しくは、筐体11において、取出部70により区分された取出領域72は、鉛直方向Zから見て、記録ユニット20の積載面49Aの一部と重なる。このため、積載部49に積載される記録後の媒体が取出口14から取り出し易くなる。また、筐体11において、取出領域72の上端を規定する上内壁面74が、前方Y1に対して上り傾斜となっており、積載部49に積載される記録後の媒体が取出口14から取り出し易くなる。
また、開閉扉13を開いた状態で記録部40によって媒体への記録が行われた場合であっても、積載部49に積載することができる。具体的な一例としては、記録ユニット20を取り扱うために開閉扉13を開いた状態で、記録部40によって例えばノズルチェックパターンなどの画像が媒体に記録され、その画像を読取部44が読み取ることもある。このような場合であっても、読取部44によって読み取られた後に排出された媒体が、積載部49に積載される。したがって、排出される媒体の落下を抑制することができるとともに、操作性を向上させることができる。
<第1実施形態の効果>
第1実施形態の効果について説明する。
(1)記録ユニット20を収容する筐体11を備えた構成であっても、取出領域72を区分する取出部70が設けられることにより、記録ユニット20の積載部49に積載された媒体が前方Y1側から取出し可能となる。このため、記録ユニット20から取出部70に記録後の媒体が落下する構成と比較して、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
第1実施形態の効果について説明する。
(1)記録ユニット20を収容する筐体11を備えた構成であっても、取出領域72を区分する取出部70が設けられることにより、記録ユニット20の積載部49に積載された媒体が前方Y1側から取出し可能となる。このため、記録ユニット20から取出部70に記録後の媒体が落下する構成と比較して、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
(2)取出領域72の上端を規定する上内壁面74が、第1位置と比較して、第1位置よりも前方Y1における第2位置のほうが上方Z1に広がる。このため、取出領域72から記録後の媒体を取り出す際に、手を差し入れ易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(3)取出領域72は、鉛直方向Zから見て積載部49の一部又は全部と重なる。これによれば、積載部49と取出領域72とを近づけることができ、積載部49に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。また、記録ユニット20と取出領域72とを近づけることができ、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(4)取出領域72の上方Z1において、筐体11と記録ユニット20との間に、記録装置10に関する構成81が設置可能である。このため、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(5)積載部49を備えた記録ユニット20を用いて記録装置10を構成することができる。したがって、記録ユニット20において記録後の媒体の排出について汎用性を高めることができる。
(6)前方Y1から見て、記録部40の移動領域MAの一部と重なるように上内壁面74が設けられる。このため、記録部40の移動領域MAと上内壁面74とを近づけることができる。したがって、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(7)前方Y1から見て、廃液収容部35の一部と重なるように上内壁面74が設けられる。このため、廃液収容部35と上内壁面74とを近づけることができる。したがって、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(8)前方Y1から見て排出部54の一部と重なるように取出領域72が設けられる。このため、記録後の媒体の排出位置と取出領域72とを近づけることができる。したがって、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(9)前方Y1から見て、記録部40の移動領域MAの一部又は全部と重なるように取出領域72が設けられる。このため、記録部40の移動領域MAと取出領域72とを近づけることができる。したがって、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(10)前方Y1から見て排出口33を含むように連通口73が設けられる。このため、排出口33と取出領域72とを連通口73を介して連通させることにより、積載部49に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(11)鉛直方向Zから見て、排出口33を開放した状態で開閉カバー32の一部と重なるように取出領域72が設けられる。このため、開閉カバー32と取出領域72とを近づけることができる。したがって、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(12)開閉カバー32と取出領域72とを近づけることができ、開閉カバー32に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(13)積載部49は、開閉カバー32が排出口33を開放した状態で、前方Y1に対して上り傾斜である。これによれば、記録後の媒体が積載部49から飛び出すことを抑制することができる。したがって、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
(13)積載部49は、開閉カバー32が排出口33を開放した状態で、前方Y1に対して上り傾斜である。これによれば、記録後の媒体が積載部49から飛び出すことを抑制することができる。したがって、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
(14)前方Y1から見て媒体収容部45の一部と重なるように取出領域72が設けられる。このため、記録ユニット20と取出領域72とを近づけることができ、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(15)前方Y1から見て媒体収容部45の一部と重なるように連通口73が設けられる。このため、記録ユニット20と連通口73とを近づけることができ、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(16)第1収容部46と第2収容部47との両方を有する媒体収容部45を備えることにより、記録前の媒体と記録後の媒体との両方を収容可能となる。また、このような媒体収容部45を備える記録ユニット20であっても、前方Y1から見て第1収容部46の一部と重なるように取出領域72が設けられる。また、前方Y1から見て第2収容部47の一部と重なるように取出領域72が設けられる。このため、記録ユニット20と取出領域72とを近づけることができ、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(17)前方Y1から見て第1収容部46の一部と重なり、かつ、前方Y1から見て第2収容部47の一部と重なるように連通口73が設けられる。このため、記録ユニット20と連通口73とを近づけることができ、記録装置10の大型化を抑制することができる。
(18)ユニット筐体23に対してユニット本体24を変位させることにより、ユニット本体24に搭載される記録部40及び積載部49を取り扱い易くすることができる。したがって、操作性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同じ構成について同一符号を付し、その重複する説明を省略又は簡略する。
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同じ構成について同一符号を付し、その重複する説明を省略又は簡略する。
<記録ユニット20の構成>
図10に示すように、記録装置10は、複数台の記録ユニット20を備えてもよい。記録装置10は、2台の記録ユニット20として、第1記録ユニット20Aと第2記録ユニット20Bとを備えてもよい。記録装置10は、3台以上の記録ユニット20を含んでもよい。第1記録ユニット20Aと第2記録ユニット20Bとは、鉛直方向Zに積載される。第2記録ユニット20Bは、第1記録ユニット20Aの上方Z1に積載されている。
図10に示すように、記録装置10は、複数台の記録ユニット20を備えてもよい。記録装置10は、2台の記録ユニット20として、第1記録ユニット20Aと第2記録ユニット20Bとを備えてもよい。記録装置10は、3台以上の記録ユニット20を含んでもよい。第1記録ユニット20Aと第2記録ユニット20Bとは、鉛直方向Zに積載される。第2記録ユニット20Bは、第1記録ユニット20Aの上方Z1に積載されている。
筐体11は、取出口14として、第1取出口14Aと、第2取出口14Bとを備えてもよい。第1取出口14Aは、第1記録ユニット20Aにおいて記録された媒体を取り出し可能とする開口である。第2取出口14Bは、第2記録ユニット20Bにおいて記録された媒体を取り出し可能とする開口である。なお、図10においては、第1取出口14A及び第2取出口14Bの内部の構成を省略している。第1取出口14A及び第2取出口14Bの内部の構成は、ともに図9に示す取出口14の内部の構成と同様になっている。
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・積載面49Aは、水平面と平行な面であってもよい。つまり、積載面49Aは、水平面に沿った面であってもよい。積載面49Aは、前方Y1に対して下り傾斜であってもよい。
・開閉カバー32は、排出口33を開放した状態で積載面49Aの全部を構成してもよい。
・開閉カバー32は、媒体収容部45に取り付けられるが、第1収容部46に取り付けられてもよく、第2収容部47に取り付けられてもよい。開閉カバー32は、ユニット本体24に取り付けられてもよい。開閉カバー32は、ユニット筐体23に取り付けられてもよい。
・開閉カバー32は、媒体収容部45に取り付けられるが、第1収容部46に取り付けられてもよく、第2収容部47に取り付けられてもよい。開閉カバー32は、ユニット本体24に取り付けられてもよい。開閉カバー32は、ユニット筐体23に取り付けられてもよい。
・開閉カバー32は、記録ユニット20に対して着脱可能であってもよい。このように、開閉カバー32を取り外した場合に、媒体の前後方向Yの長さの半分を第2収容部47に積載可能とすることが好ましい。
・開閉カバー32は、排出口33を開放した状態で、取出口14から前方Y1に突出してもよい。これにより、積載部49の先端が取出口14から突出することで、積載部49に積載されている記録後の媒体を取り出し易くなる。
・媒体収容部45は、第1収容部46と第2収容部47とのうち何れかを備えなくてもよい。
・取出領域72は、前方Y1から見て、操作パネル31の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、読取部44の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、反転部52の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、液体収容部34の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、液体収容部34と記録部40とを繋ぐ液体チューブの一部と重複するように設けられてもよい。
・取出領域72は、前方Y1から見て、操作パネル31の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、読取部44の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、反転部52の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、液体収容部34の一部と重複するように設けられてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て、液体収容部34と記録部40とを繋ぐ液体チューブの一部と重複するように設けられてもよい。
・取出領域72は、鉛直方向Zから見て、積載部49の全部と重なるように構成されてもよい。取出領域72は、鉛直方向Zから見て、開閉カバー32が排出口33を開放した状態で開閉カバー32の全部と重なるように構成されてもよい。
・取出領域72は、前方Y1から見て、排出口33の全部と重なるように構成されてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て排出部54の全部と重なるように構成されてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て記録部40の移動領域MAの全部と重なるように構成されてもよい。
・取出領域72は、前方Y1から見て媒体収容部45の全部と重なるように構成されてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て第1収容部46の全部と重なるように構成されてもよい。取出領域72は、前方Y1から見て第2収容部47の全部と重なるように構成されてもよい。
・連通口73は、前方Y1から見て、記録ユニット20の媒体収容部45の全部と重なるように構成されてもよい。連通口73は、前方Y1から見て、第1収容部46の全部と重なるように構成されてもよい。連通口73は、前方Y1から見て、第2収容部47の全部と重なるように構成されてもよい。
・上内壁面74は、前方Y1から見て記録部40の移動領域MAの全部と重なるように構成されてもよい。上内壁面74は、前方Y1から見て廃液収容部35の全部と重なるように構成されてもよい。
・上内壁面74は、前方Y1から見て、操作パネル31の一部と重複するように設けられてもよい。上内壁面74は、前方Y1から見て、読取部44の一部と重複するように設けられてもよい。上内壁面74は、前方Y1から見て、反転部52の一部と重複するように設けられてもよい。上内壁面74は、前方Y1から見て、液体収容部34の一部と重複するように設けられてもよい。上内壁面74は、前方Y1から見て、液体収容部34と記録部40とを繋ぐ液体チューブの一部と重複するように設けられてもよい。
・上内壁面74は、傾斜面であっても湾曲面であってもよい。つまり、上内壁面74は、前後方向Yにおいて所定の位置を第1位置とし、第1位置よりも前方Y1における位置を第2位置とすると、上内壁面74は、第1位置と比較して、第2位置のほうが上方Z1に位置する面であるといえる。
・取出部70は、取出領域72の両側端を規定する両側内壁面を備え、両側内壁面は、前方Y1に対して広がるように設けられてもよい。
・上記実施形態では、記録ユニット20としてシリアル式プリンターが採用されたが、これに限らない。例えば、記録ユニット20として、ラテラル式プリンターが採用されてもよく、ライン式プリンターが採用されてもよい。ラテラル式プリンターは、キャリッジが主走査方向と副走査方向との2方向に移動可能プリンターである。ライン式プリンターは、幅方向Xに一定のピッチで並ぶ複数のノズルを備え、媒体の幅に亘って液体を同時に吐出可能なプリンターである。
・上記実施形態では、記録ユニット20としてシリアル式プリンターが採用されたが、これに限らない。例えば、記録ユニット20として、ラテラル式プリンターが採用されてもよく、ライン式プリンターが採用されてもよい。ラテラル式プリンターは、キャリッジが主走査方向と副走査方向との2方向に移動可能プリンターである。ライン式プリンターは、幅方向Xに一定のピッチで並ぶ複数のノズルを備え、媒体の幅に亘って液体を同時に吐出可能なプリンターである。
・媒体は、用紙に限定されない。媒体は、樹脂製のフィルムやシート、樹脂と金属の複合体フィルム、ラミネートフィルム、織物、不織布、金属箔、金属フィルム、セラミックシート及び衣料などであってもよい。また、媒体は、ロール体から繰り出されるものであってもよい。
・液体は、媒体に付着することで、この媒体に記録することができるものであれば任意に選択することができる。例えば、インクは、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含み、水性インク、油性インク、ジェルインク、ホットメルトインク等の各種組成物を包含するものとする。
・記録ユニット20は、インクジェット式プリンターに限定されず、ドットインパクト式プリンターでもよい。
・記録ユニット20の記録方式は、インクジェット方式ではなく、レーザー方式であってもよい。
・記録ユニット20の記録方式は、インクジェット方式ではなく、レーザー方式であってもよい。
・本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、所望の選択肢の1つ以上を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が2つであれば1つの選択肢のみ又は2つの選択肢の双方を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば1つの選択肢のみ又は2つ以上の任意の選択肢の組み合わせを意味する。
[付記]
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部によって記録された媒体を積載する積載部と、を有する記録ユニットを収容可能な記録装置であって、前記記録ユニットを収容可能である筐体を備え、前記筐体は、前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする取出領域を区分する取出部を有し、前記取出領域は、前記記録部によって記録された媒体が排出される排出方向の下流側から前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする領域である。
この構成によれば、記録ユニットを収容する筐体を備えた構成であっても、取出領域を区分する取出部が設けられることにより、記録ユニットの積載部に積載された媒体が排出方向の下流側から取出し可能となる。このため、記録ユニットから取出部に記録後の媒体が落下する構成と比較して、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
(B)前記記録装置において、前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、前記上内壁面は、第1位置と比較して、前記第1位置よりも前記排出方向における第2位置のほうが上方に位置する面であってもよい。
この構成によれば、取出領域の上端を規定する上内壁面が、第1位置と比較して、第1位置よりも排出方向における第2位置のほうが上方に広がる。このため、取出領域から記録後の媒体を取り出す際に、手を差し入れ易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(C)前記記録装置において、前記筐体は、前記取出領域の上方において、前記記録ユニットとの間に、前記記録装置に関する構成が設置可能である設置領域を有してもよい。
この構成によれば、取出領域の上方において、筐体と記録ユニットとの間に、記録装置に関する構成が設置可能である。このため、記録装置の大型化を抑制することができる。
この構成によれば、取出領域の上方において、筐体と記録ユニットとの間に、記録装置に関する構成が設置可能である。このため、記録装置の大型化を抑制することができる。
(D)前記記録装置は、前記記録ユニットを備えてもよい。この構成によれば、(A)と同じ効果を奏する。また、積載部を備えた記録ユニットを用いて記録装置を構成することができる。したがって、記録ユニットにおいて記録後の媒体の排出について汎用性を高めることができる。
(E)前記記録装置において、前記取出領域は、前記排出方向と交差する鉛直方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、積載部と取出領域とを近づけることができ、積載部に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。また、記録ユニットと取出領域とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
この構成によれば、積載部と取出領域とを近づけることができ、積載部に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。また、記録ユニットと取出領域とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
(F)前記記録装置において、前記記録部は、前記排出方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行い、前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、前記上内壁面は、前記排出方向から見て前記記録部の移動領域の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て、記録部の移動領域の一部又は全部と重なるように上内壁面が設けられる。このため、記録部の移動領域と上内壁面とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(G)前記記録装置において、前記記録部は、媒体に液体を吐出することで記録を行い、前記記録ユニットは、前記記録部から廃液として排出された液体を収容可能である廃液収容部を有し、前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、前記上内壁面は、前記排出方向から見て前記廃液収容部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て、廃液収容部の一部又は全部と重なるように上内壁面が設けられる。このため、廃液収容部と上内壁面とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(H)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記記録部によって記録された媒体を前記排出方向に排出する排出部を有し、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記排出部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て排出部の一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、記録後の媒体の排出位置と取出領域とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(I)前記記録装置において、前記記録部は、前記排出方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行い、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記記録部の移動領域の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て、記録部の移動領域の一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、記録部の移動領域と取出領域とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(J)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、前記排出方向に向かうユニット前面と、媒体を排出する排出口と、を有し、前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記排出口の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て排出部の一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、記録後の媒体の排出位置と取出領域とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(K)前記記録装置において、前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、前記連通口は、前記排出方向から見て前記排出口を含んでもよい。
この構成によれば、排出方向から見て排出口を含むように連通口が設けられる。このため、排出口と取出領域とを連通口を介して連通させることにより、積載部に積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(L)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記排出口を開閉可能である開閉カバーを有し、前記取出領域は、前記排出方向と交差する鉛直方向から見て、前記開閉カバーが前記排出口を開放した状態で前記開閉カバーの一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、鉛直方向から見て、排出口を開放した状態で開閉カバーの一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、開閉カバーと取出領域とを近づけることができる。したがって、記録装置の大型化を抑制することができる。
(M)前記記録装置において、前記積載部は、前記記録部によって記録された媒体を積載可能である積載面を有し、前記開閉カバーは、前記排出口を開放した状態で前記積載面の一部又は全部を構成してもよい。
この構成によれば、開閉カバーと取出領域とを近づけることができ、開閉カバーに積載されている媒体を取り出し易くなる。したがって、操作性を向上させることができる。
(N)前記記録装置において、前記積載部は、前記開閉カバーが前記排出口を開放した状態で、前記排出方向に対して上り傾斜であってもよい。
(N)前記記録装置において、前記積載部は、前記開閉カバーが前記排出口を開放した状態で、前記排出方向に対して上り傾斜であってもよい。
この構成によれば、記録後の媒体が積載部から飛び出すことを抑制することができる。したがって、記録後の媒体の整列性を向上させることができる。
(O)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、媒体を収容する媒体収容部と、を有し、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記媒体収容部の一部又は全部と重なってもよい。
(O)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、媒体を収容する媒体収容部と、を有し、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記媒体収容部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て媒体収容部の一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、記録ユニットと取出領域とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
(P)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記排出方向に向かうユニット前面と、媒体を排出する排出口と、を有し、前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、前記連通口は、前記排出方向から見て前記媒体収容部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て媒体収容部の一部又は全部と重なるように連通口が設けられる。このため、記録ユニットと連通口とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
(Q)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、媒体を収容する媒体収容部と、を有し、前記媒体収容部は、前記記録部に搬送する記録前の媒体を収容する収容部と、前記積載部と、を有し、前記取出領域は、前記排出方向から見て前記収容部の一部又は全部と重なり、かつ、前記排出方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、収容部と積載部との両方を有する媒体収容部を備えることにより、記録前の媒体と記録後の媒体との両方を収容可能となる。また、このような媒体収容部を備える記録ユニットであっても、排出方向から見て収容部の一部又は全部と重なり、かつ、排出方向から見て積載部の一部又は全部と重なるように取出領域が設けられる。このため、記録ユニットと取出領域とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
(R)前記記録装置において、前記記録ユニットは、前記排出方向に向かうユニット前面と、媒体を排出する排出口と、を有し、前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、前記連通口は、前記排出方向から見て前記収容部の一部又は全部と重なり、かつ、前記排出方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なってもよい。
この構成によれば、排出方向から見て収容部の一部又は全部と重なり、かつ、排出方向から見て積載部の一部又は全部と重なるように連通口が設けられる。このため、記録ユニットと連通口とを近づけることができ、記録装置の大型化を抑制することができる。
(S)前記記録装置において、前記記録ユニットは、少なくとも前記記録部及び前記積載部が搭載されるユニット本体と、前記ユニット本体を収容するユニット筐体と、を有し、前記ユニット本体は、前記ユニット筐体に対して変位可能であってもよい。
この構成によれば、ユニット筐体に対してユニット本体を変位させることにより、ユニット本体に搭載される記録部及び積載部を取り扱い易くすることができる。したがって、操作性を向上させることができる。
D1…第1距離、D2…第2距離、M…媒体、MA…移動領域、MW…媒体幅、RA…記録領域、TR…搬送経路、X…幅方向、X1…第1幅方向、X2…第2幅方向、Y…前後方向、Y1…前方、Y2…後方、Z…鉛直方向、Z1…上方、Z2…下方、10…記録装置、11…筐体、12…前面、13…開閉扉、14…取出口、14A…第1取出口、14B…第2取出口、15…表示部、16…タッチパネル、20…記録ユニット、20A…第1記録ユニット、20B…第2記録ユニット、21…前面、22…天面、23…ユニット筐体、24…ユニット本体、30…収容量視認部、31…操作パネル、32…開閉カバー、32A…回転軸、32B…第1面、32C…第2面、33…排出口、34…液体収容部、35…廃液収容部、36…廃液収容体、40…記録部、41…キャリッジ、42…液体吐出ヘッド、43…支持部、44…読取部、45…媒体収容部、46…第1収容部、46A…第1収容面、47…第2収容部、47A…第2収容面、48…区画壁、48A…区画面、49…積載部、49A…積載面、51…搬送部、52…反転部、53…搬送ローラー対、54…排出部、55…排出駆動ローラー、55A…第1排出駆動ローラー、55B…第2排出駆動ローラー、55C…駆動軸、56…排出従動ローラー、56A~56G…従動ローラー、70…取出部、71…底面、72…取出領域、73…連通口、74…上内壁面、80…設置領域、81…構成。
Claims (19)
- 媒体に記録を行う記録部と、前記記録部によって記録された媒体を積載する積載部と、を有する記録ユニットを収容可能な記録装置であって、
前記記録ユニットを収容可能である筐体を備え、
前記筐体は、前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする取出領域を区分する取出部を有し、
前記取出領域は、前記記録部によって記録された媒体が排出される排出方向の下流側から前記積載部に積載された媒体を取出し可能とする領域である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、
前記上内壁面は、第1位置と比較して、前記第1位置よりも前記排出方向における第2位置のほうが上方に位置する面である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記筐体は、前記取出領域の上方において、前記記録ユニットとの間に、前記記録装置に関する構成が設置可能である設置領域を有する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の記録装置において、
前記記録ユニットを備える、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記取出領域は、前記排出方向と交差する鉛直方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録部は、前記排出方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行い、
前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、
前記上内壁面は、前記排出方向から見て前記記録部の移動領域の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録部は、媒体に液体を吐出することで記録を行い、
前記記録ユニットは、前記記録部から廃液として排出された液体を収容可能である廃液収容部を有し、
前記取出部は、前記取出領域の上端を規定する上内壁面を有し、
前記上内壁面は、前記排出方向から見て前記廃液収容部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、前記記録部によって記録された媒体を前記排出方向に排出する排出部を有し、
前記取出領域は、前記排出方向から見て前記排出部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録部は、前記排出方向と交差する幅方向に往復移動しながら媒体に記録を行い、
前記取出領域は、前記排出方向から見て前記記録部の移動領域の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、
前記排出方向に向かうユニット前面と、
媒体を排出する排出口と、を有し、
前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、
前記取出領域は、前記排出方向から見て前記排出口の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項10に記載の記録装置において、
前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、
前記連通口は、前記排出方向から見て前記排出口を含む、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、
前記排出方向に向かうユニット前面と、
媒体を排出する排出口と、
前記排出口を開閉可能である開閉カバーと、を有し、
前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、
前記取出領域は、前記排出方向と交差する鉛直方向から見て、前記開閉カバーが前記排出口を開放した状態で前記開閉カバーの一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項12に記載の記録装置において、
前記積載部は、前記記録部によって記録された媒体を積載可能である積載面を有し、
前記開閉カバーは、前記排出口を開放した状態で前記積載面の一部又は全部を構成する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項13に記載の記録装置において、
前記積載部は、前記開閉カバーが前記排出口を開放した状態で、前記排出方向に対して上り傾斜である、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、
媒体を収容する媒体収容部と、を有し、
前記取出領域は、前記排出方向から見て前記媒体収容部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項15に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記排出方向に向かうユニット前面と、
媒体を排出する排出口と、を有し、
前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、
前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、
前記連通口は、前記排出方向から見て前記媒体収容部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記積載部の少なくとも一部及び前記記録部を収容するユニット筐体と、
媒体を収容する媒体収容部と、を有し、
前記媒体収容部は、前記記録部に搬送する記録前の媒体を収容する収容部と、前記積載部と、を有し、
前記取出領域は、前記排出方向から見て前記収容部の一部又は全部と重なり、かつ、前記排出方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項17に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
前記排出方向に向かうユニット前面と、
媒体を排出する排出口と、を有し、
前記排出口は、前記ユニット前面に設けられ、
前記取出領域は、前記排出方向の上流側において前記排出口と連通する連通口を有し、
前記連通口は、前記排出方向から見て前記収容部の一部又は全部と重なり、かつ、前記排出方向から見て前記積載部の一部又は全部と重なる、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置において、
前記記録ユニットは、
少なくとも前記記録部及び前記積載部が搭載されるユニット本体と、
前記ユニット本体を収容するユニット筐体と、を有し、
前記ユニット本体は、前記ユニット筐体に対して変位可能である、
ことを特徴とする記録装置。
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