JP2023552052A - ポリマー組成物及びそれを組み込んだポリマー可塑剤用途 - Google Patents

ポリマー組成物及びそれを組み込んだポリマー可塑剤用途 Download PDF

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Abstract

本開示は、テトラポリマー組成物の実施形態を提供する。実施形態では、テトラポリマー組成物は、25重量%~90重量%のエチレン(E)、0.1重量%~5.0重量%のプロピレン(P)、5重量%~40重量%のアクリル酸アルキル(X)、及び3重量%~30重量%の一酸化炭素(CO)を含み得る、式E/P/X/COを有し得る。Xは、酢酸ビニル又はn-ブチルアクリレートからなる群から選択され得る。テトラポリマー組成物は、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定される場合に、10~1,000g/10分のメルトインデックス、I2、を有し得る。加えて、本開示は、テトラポリマー組成物とポリ塩化ビニルとを含むポリマー配合物の実施形態を提供する。

Description

本明細書に記載される実施形態は、概してポリマーに関し、具体的には、可塑剤用途で使用するためのテトラポリマー組成物に関する。
ポリ塩化ビニル(PVC)は、最も一般的に使用されるポリマーの1つである。PVCポリマーは、それらの剛性の程度によって「硬質」(非可塑化)PVCポリマー又は「軟質」(可塑化)PVCポリマーとして更に分類され得るハロゲン化ビニルポリマーである。したがって、軟質PVCポリマーは、硬質PVCポリマーよりも柔らかく、曲げに対してより従順である。軟質PVCポリマーは、電線上の絶縁体、家庭用床材、屋根ふきなどの建築用途、及びジオメンブレン用途において一般に使用されている。
従来、軟質PVC用途は、可撓性及び弾性となるのに十分にPVCを軟化させるために可塑剤を必要とするPVCポリマーを利用する。例えば、フタレート系液体可塑剤は、軟質PVC用途に一般的に使用される可塑剤である。しかしながら、フタレート系液体可塑剤の小分子性に起因して、フタレート系液体可塑剤は、時間とともにPVCポリマーから移動し、軟質PVCポリマーの性能特性の劣化をもたらす。
移動の問題に対処するために、ポリマー可塑剤を適用してフタレート系可塑剤に置き換えてもよい。しかしながら、研究が示すように、ポリマー可塑剤は、従来のフタレート系可塑剤よりも低い可塑化効率を有する可能性がある。結果として、PVCポリマー配合物全体において所望の柔軟性又は可撓性を達成するために、より多量のポリマー可塑剤が必要とされ得る。
したがって、PVCポリマー配合物中で可塑剤として利用される場合に、従来のポリマー可塑剤よりも改善された可塑化効率を発揮する、可撓性及び弾性を有する代替組成物が必要とされている。
本開示の実施形態は、従来のポリマー可塑剤と比較して改善された可撓性及び弾性を発揮し得るテトラポリマーを含む組成物を提供することによって、こうした必要性を満たす。したがって、軟質PVCポリマー配合物において利用される場合、本明細書に記載されるテトラポリマー組成物は、性能特性を維持するか、又は様々な温度レジームでのわだち掘れもしくは疲労亀裂などの破壊モードに対する耐性が向上したポリマー配合物を可能にし得る。
本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、テトラポリマー組成物が提供される。実施形態では、テトラポリマー組成物は、25重量%~90重量%のエチレン(E)、0.1重量%~5.0重量%のプロピレン(P)、5重量%~40重量%のアクリル酸アルキル(X)、及び3重量%~30重量%の一酸化炭素(CO)を含み得る、式E/P/X/COを有し得る。Xは、酢酸ビニル又はn-ブチルアクリレートからなる群から選択され得る。テトラポリマー組成物は、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10~1,000g/10分のメルトインデックス、I、を有し得る。
本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、軟質PVC用途において利用され得るポリマー配合物が提供される。ポリマー配合物の実施形態は、ポリ塩化ビニルと、25重量%~90重量%のエチレン(E)、0.1重量%~5.0重量%のプロピレン(P)、5重量%~40重量%のアルキルアクリレート(X)、及び3重量%~30重量%の一酸化炭素(CO)を含み得る、式E/P/X/COを有するテトラポリマー組成物とを含み得る。Xは、酢酸ビニル又はn-ブチルアクリレートからなる群から選択され得る。テトラポリマー組成物は、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10~1,000g/10分のメルトインデックス、I、を有し得る。
これらの実施形態及び他の実施形態を、以下の発明を実施するための形態においてより詳しく記載する。
ここで、本出願の特定の実施形態を説明する。これらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全であり、当業者に主題の範囲を完全に伝えるように提供される。
「ポリマー」という用語は、同じ種類又は異なる種類にかかわらず、モノマーを重合することによって調製されたポリマー化合物を指す。したがって、ポリマーという総称は、通常、1種類のみのモノマーから調製されたポリマーを指す「ホモポリマー」という用語、並びに2種類以上の異なるモノマーから調製されたポリマーを指す「コポリマー」という用語を包含する。本明細書で使用される場合、「インターポリマー」という用語は、少なくとも2つの異なる種類のモノマーの重合によって調製されたポリマーを指す。したがって、インターポリマーという総称は、ターポリマー及びテトラポリマーなどの、2種類より多い異なるモノマーから調製された、コポリマー又はポリマーを含む。
「ポリエチレン」又は「エチレン系ポリマー」は、50モル%超のエチレンモノマーに由来する単位を含むポリマーを意味するものとする。これには、エチレン系ホモポリマー又はコポリマー(単位が2つ以上のコモノマーに由来することを意味する)が含まれる。当該技術分野で既知の一般的な形態のエチレン系ポリマーとしては、低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylene、LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene、LLDPE)、極低密度ポリエチレン(Ultra Low Density Polyethylene、ULDPE)、超低密度ポリエチレン(Very Low Density Polyethylene、VLDPE)、直鎖状低密度樹脂及び実質的に直鎖状低密度樹脂の両方を含む、シングルサイト触媒による直鎖状低密度ポリエチレン(m-LLDPE)、中密度ポリエチレン(Medium Density Polyethylene、MDPE)、並びに高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene、HDPE)が挙げられる。
本明細書で使用される場合、「プロピレン系ポリマー」という用語は、プロピレンモノマーから誘導された、50モル%を超える単位を、重合形態で含むポリマーを指す。これには、プロピレンホモポリマー、ランダムコポリマーポリプロピレン、インパクトコポリマーポリプロピレン、プロピレン/α-オレフィンコポリマー、及びプロピレン/α-オレフィンコポリマーが含まれる。
本明細書に記載されるようなポリマー組成物の実施形態を詳細に参照する。ポリマー組成物の実施形態は、ポリマー単位E、P、X、及びCOを含む、式E/P/X/COによって表されるテトラポリマー組成物を含み得る。本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、テトラポリマー組成物は、25重量%~90重量%のエチレン(E)、0.1重量%~5.0重量%のプロピレン(P)、5重量%~40重量%のアルキルアクリレート(X)、及び3重量%~30重量%の一酸化炭素(CO)を含み得る、式E/P/X/COを有し得る。Xは、酢酸ビニル又はn-ブチルアクリレートからなる群から選択され得る。テトラポリマー組成物は、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10グラム/10分(g/10分)~1,000g/10分のメルトインデックス、I、を有し得る。
実施形態では、Eは、エチレンモノマーから誘導されたポリマー単位-(CHCH)-であり得る。テトラポリマー組成物は、テトラポリマーの総重量に基づいて、25重量%~90重量%、25重量%~80重量%、25重量%~70重量%、25重量%~60重量%、25重量%~50重量%、25重量%~40重量%、25重量%~30重量%、30重量%~90重量%、30重量%~80重量%、30重量%~70重量%、30重量%~60重量%、30重量%~50wt.% from 30重量%~40重量%、40重量%~90重量%、40重量%~80重量%、40重量%~70重量%、40重量%~60重量%、40重量%~50重量%、50重量%~90重量%、50重量%~80重量%、50重量%~70重量%、50重量%~60重量%、60重量%~90重量%、60重量%~80重量%、60重量%~70重量%、70重量%~90重量%、70重量%~80重量%、又は80重量%~90重量%のEを含み得る。
実施形態では、Pは、プロピレンモノマーから誘導されるポリマー単位であり得る。テトラポリマー組成物は、テトラポリマーの総重量に基づいて、0.1重量%~5重量%、0.1重量%~4重量%、0.1重量%~3重量%、0.1重量%~2重量%、0.1重量%~1重量%、0.1重量%~0.5重量%、0.5重量%~5重量%、0.5重量%~4重量%、0.5重量%~3重量%、0.5重量%~2重量%、0.5重量%~1重量%、1重量%~5重量%、1重量%~4重量%、1重量%~3重量%、1重量%~2重量%、2重量%~5重量%、2重量%~4重量%、2重量%~3重量%、3重量%~5重量%、3重量%~4重量%、又は4重量%~5重量%のPを含み得る。
実施形態では、Xは、アルキルアクリレートを含むポリマー単位であり得る。更なる実施形態では、Xは、酢酸ビニル又はn-ブチルアクリレートモノマーからなる群から選択されるポリマー単位であり得る。テトラポリマー組成物は、テトラポリマーの総重量に基づいて、5重量%~40重量%、5重量%~35重量%、5重量%~30重量%、5重量%~25重量%、5重量%~20重量%、5重量%~15重量%、5重量%~10重量%、10重量%~40重量%、10重量%~35重量%、10重量%~30重量%、10重量%~25重量%、10重量%~20重量%、10重量%~15重量%、15重量%~40重量%、15重量%~35重量%、15重量%~30重量%、15重量%~25重量%、15重量%~20重量%、20重量%~40重量%、20重量%~35重量%、20重量%~30重量%、20重量%~25重量%、25重量%~40重量%、25重量%~35重量%、25重量%~30重量%、30重量%~40重量%、30重量%~35重量%、又は35重量%~40重量%のXを含み得る。
実施形態では、COは、一酸化炭素を含むコモノマーから誘導されたポリマー単位であり得る。テトラポリマー組成物は、テトラポリマーの総重量に基づいて、3重量%~30重量%、3重量%~25重量%、3重量%~20重量%、3重量%~15重量%、3重量%~10重量%、3重量%~5重量%、5重量%~30重量%、5重量%~25重量%、5重量%~20重量%、5重量%~15重量%、5重量%~10重量%、10重量%~30重量%、10重量%~25重量%、10重量%~20重量%、10重量%~15重量%、15重量%~30重量%、15重量%~25重量%、15重量%~20重量%、20重量%~30重量%、20重量%~25重量%、25重量%~30重量%、又は25重量%~30重量%のCOを含み得る。
実施形態では、テトラポリマー組成物は、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10グラム/10分(g/10分)~1,000g/10分、10g/10分~800g/10分、10g/10分~600g/10分、10g/10分~400g/10分、10g/10分~200g/10分、10g/10分~100g/10分、10g/10分~50g/10分、50g/10分~1,000g/10分、50g/10分~800g/10分、50g/10分~600g/10分、50g/10分~400g/10分、50g/10分~200g/10分、50g/10分~100g/10分、100g/10分~1,000g/10分、100g/10分~800g/10分、100g/10分~600g/10分、100g/10分~400g/10分、100g/10分~200g/10分、200g/10分~1,000g/10分、200g/10分~800g/10分、200g/10分~600g/10分、200g/10分~400g/10分、400g/10分~1,000g/10分、400g/10分~800g/10分、400g/10分~600g/10分、600g/10分~1,000g/10分、600g/10分~800g/10分、又は800g/10分~1,000g/10分のメルトインデックス、I、を有し得る。
実施形態では、テトラポリマー組成物は、0.1MPa~100MPa、0.1MPa~75MPa、0.1MPa~50MPa、0.1MPa~25MPa、0.1MPa~1.0MPa、1.0MPa~100MPa、1.0MPa~75MPa、1.0MPa~50MPa、1.0MPa~25MPa、25MPa~100MPa、25MPa~75MPa、25MPa~50MPa、50MPa~100MPa、50MPa~75MPa、又は75MPa~100MPaの貯蔵弾性率を有し得る。他の実施形態では、テトラポリマー組成物は、ASTM D1708に従って20℃で測定した場合に、1.0MPa~10MPa、1.0MPa~9.0MPa、1.0MPa~8.0MPa、1.0MPa~7.0MPa、1.0MPa~6.0MPa、1.0MPa~5.0MPa、1.0MPa~4.0MPa、1.0MPa~3.0MPa、1.0MPa~2.0MPa、2.0MPa~10.0MPa、2.0MPa~9.0MPa、2.0MPa~8.0MPa、2.0MPa~7.0MPa、2.0MPa~6.0MPa、2.0MPa~5.0MPa、2.0MPa~4.0MPa、2.0MPa~3.0MPa、3.0MPa~10.0MPa、3.0MPa~9.0MPa、3.0MPa~8.0MPa、3.0MPa~7.0MPa、3.0MPa~6.0MPa、3.0MPa~5.0MPa、3.0MPa~4.0MPa、4.0MPa~10.0MPa、4.0MPa~9.0MPa、4.0MPa~8.0MPa、4.0MPa~7.0MPa、4.0MPa~6.0MPa、4.0MPa~5.0MPa、5.0MPa~10.0MPa、5.0MPa~9.0MPa、5.0MPa~8.0MPa、5.0MPa~7.0MPa、5.0MPa~6.0MPa、6.0MPa~10.0MPa、6.0MPa~9.0MPa、6.0MPa~8.0MPa、6.0MPa~7.0MPa、7.0MPa~10.0MPa、7.0MPa~9.0MPa、7.0MPa~8.0MPa、8.0MPa~10.0MPa、8.0MPa~9.0MPa、or from 9.0MPa~9.5MPaの貯蔵弾性率を有し得る。
実施形態では、テトラポリマー組成物は、30℃~80℃、30℃~75℃、30℃~70℃、30℃~65℃、30℃~60℃、30℃~55℃、30℃~50℃、30℃~45℃、30℃~40℃、30℃~35℃、35℃~80℃、35℃~75℃、35℃~70℃、35℃~65℃、35℃~60℃、35℃~55℃、35℃~50℃、35℃~45℃、35℃~40℃、40℃~80℃、40℃~75℃、40℃~70℃、40℃~65℃、40℃~60℃、40℃~55℃、40℃~50℃、40℃~45℃、45℃~80℃、45℃~75℃、45℃~70℃、45℃~65℃、45℃~60℃、45℃~55℃、45℃~50℃、50℃~80℃、50℃~75℃、50℃~70℃、50℃~65℃、50℃~60℃、50℃~55℃、55℃~80℃、55℃~75℃、55℃~70℃、55℃~65℃、55℃~60℃、60℃~80℃、60℃~75℃、60℃~70℃、60℃~65℃、65℃~80℃、65℃~75℃、65℃~70℃、70℃~80℃、70℃~75℃、又は75℃~80℃の溶融温度を有し得る。
実施形態では、テトラポリマー組成物は、20℃~70℃、20℃~65℃、20℃~60℃、20℃~55℃、20℃~50℃、20℃~45℃、20℃~40℃、20℃~35℃、20℃~30℃、20℃~25℃、25℃~70℃、25℃~65℃、25℃~60℃、25℃~55℃、25℃~50℃、25℃~45℃、25℃~40℃、25℃~35℃、25℃~30℃、30℃~70℃、30℃~65℃、30℃~60℃、30℃~55℃、30℃~50℃、30℃~45℃、30℃~40℃、30℃~35℃、35℃~70℃、35℃~65℃、35℃~60℃、35℃~55℃、35℃~50℃、35℃~45℃、35℃~40℃、40℃~70℃、40℃~65℃、40℃~60℃、40℃~55℃、40℃~50℃、40℃~45℃、45℃~70℃、45℃~65℃、45℃~60℃、45℃~55℃、45℃~50℃、50℃~70℃、50℃~65℃、50℃~60℃、50℃~55℃、55℃~70℃、55℃~65℃、55℃~60℃、60℃~70℃、60℃~65℃,or from 65℃~70℃の結晶化温度を有し得る。
実施形態では、テトラポリマー組成物は、10J/g~100J/g、10J/g~90J/g、10J/g~80J/g、10J/g~70J/g、10J/g~60J/g、10J/g~50J/g、10J/g~40J/g、10J/g~30J/g、10J/g~20J/g、20J/g~100J/g、20J/g~90J/g、20J/g~80J/g、20J/g~70J/g、20J/g~60J/g、20J/g~50J/g、20J/g~40J/g、20J/g~30J/g、30J/g~100J/g、30J/g~90J/g、30J/g~80J/g、30J/g~70J/g、30J/g~60J/g、30J/g~50J/g、30J/g~40J/g、40J/g~100J/g、40J/g~90J/g、40J/g~80J/g、40J/g~70J/g、40J/g~60J/g、40J/g~50J/g、50J/g~100J/g、50J/g~90J/g、50J/g~80J/g、50J/g~70J/g、50J/g~60J/g、60J/g~100J/g、60J/g~90J/g、60J/g~80J/g、60J/g~70J/g、70J/g~100J/g、70J/g~90J/g、70J/g~80J/g、80J/g~100J/g、80J/g~90J/g、又は90J/g~100J/gの融解熱を有し得る。
次に、テトラポリマー組成物を含むポリマー配合物の実施形態について説明する。実施形態では、本明細書に記載のテトラポリマー組成物を含むポリマー配合物は、ハロゲン化ビニルポリマーを更に含み得る。ハロゲン化ビニルポリマーは、塩化ビニル又は二塩化ビニリデンのホモポリマー又はコポリマーである。実施形態では、本明細書に記載されるテトラポリマー組成物を含むポリマー配合物は、ポリ(塩化ビニル)(PVC)を更に含み得る。ポリ(塩化ビニル)ポリマーは、それらの剛性の程度によって「硬質」PVCポリマー又は「軟質」PVCポリマーとして更に分類することができる。軟質PVCポリマーは、100,000psi(690MPa)未満の弾性率を有し得、硬質PVCポリマーは、100,000psi(690MPa)超、例えば100,000psi~1,000,000psi(690MPa~6,900MPa)の弾性率を有し得る。軟質PVCポリマーは、主に樹脂中の可塑剤の存在及び量によって硬質PVCポリマーと区別され得る。軟質PVCポリマーは、典型的には、硬質PVCポリマーよりも改善された加工性、より低い引張強度及びより高い伸びを有する。実施形態では、テトラポリマー組成物及びポリ塩化ビニルを含む本明細書に記載されるポリマー配合物は、軟質PVCポリマーとして分類され得る。これらの実施形態では、ポリ(塩化ビニル)ポリマーは、60~80、60~75、60~70、60~65、65~80、65~75、65~70、70~80、70~75、又は75~80のK値を有し得る。
実施形態では、ポリマー配合物は、ポリマー配合物の総重量に基づいて40重量%~99重量%のポリ塩化ビニルを含み得る。更なる実施形態では、ポリマー配合物は、40重量%~95重量%、40重量%~90重量%、40重量%~80重量%、40重量%~70重量%、40重量%~60重量%、40重量%~50重量%、50重量%~99重量%、50重量%~90重量%、50重量%~80重量%、50重量%~70重量%、50重量%~60重量%、60重量%~99重量%、60重量%~90重量%、60重量%~80重量%、60重量%~70重量%、70重量%~99重量%、70重量%~90重量%、70重量%~80重量%、80重量%~99重量%、80重量%~90重量%、及び90重量%~99重量%を含み得る。
上記の実施形態では、ポリマー配合物は、ポリマー配合物の総重量に基づいて、1重量%~60重量%、1重量%~50重量%、1重量%~40重量%、1重量%~30重量%、1重量%、1重量%~20重量%、1重量%~10重量%、10重量%~60重量%、10重量%~50重量%、10重量%~40重量%、10重量%~30重量%、10重量%、10重量%~20重量%、20重量%~60重量%、20重量%~50重量%、20重量%~40重量%、20重量%~30重量%、30重量%~60重量%、30重量%~50重量%、30重量%~40重量%、40重量%~60重量%、40重量%~50重量%、又は50重量%~60重量%のテトラポリマーを含み得る。
理論に束縛されるものではないが、本明細書に記載のテトラポリマー組成物は、ポリマー配合物を生成するためにポリ塩化ビニルと組み合わされた場合に、効率的な可塑剤であり得ると考えられる。テトラポリマー組成物は、ポリ塩化ビニルと組み合わせることができる他のポリマー組成物と比較して、本明細書において後に記載される方法に従って計算される改善された可塑化効率を有し得る。したがって、記載されるテトラポリマー組成物の実施形態を含むポリマー配合物は、他の可塑剤を含む従来の軟質PVCポリマーよりも改善された加工性、より低い引張強度、及びより高い伸びを示し得る。更に、テトラポリマー組成物は改善された可塑化効率を有し得るため、本明細書に記載されるポリマー配合物は、他の従来のポリマー可塑剤を利用する従来の軟質PVCポリマーよりも比較的少ない可塑剤を必要とし得る。本明細書で使用されるテトラポリマー組成物の可塑化効率は、従来のフタレート可塑剤であるジイソデシルフタレート(DIDP)に対する可塑化効率として計算することができる。実施形態では、テトラポリマー組成物は、DIDPに対する0.14超、0.16超、0.18超、又は0.20超の可塑化効率を有し得る。
更なる実施形態では、ポリマー配合物は、ポリ塩化ビニルの特性を改変するために存在する他の材料を更に含み得る。これらの1つ以上の任意選択の成分としては、ポリスチレン、スチレンコポリマー、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを含むホモ及びコポリマーを含むポリオレフィン、及び他のエチレン/α-オレフィンコポリマー、ポリアクリル樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレンターポリマー(ABS)及びメタクリレートブタジエンスチレンターポリマー(MBS)などのブタジエン含有ポリマー、及び塩素化ポリエチレン(CPE)樹脂などを含み得るが、これらに限定されない。これらの1つ以上の任意選択の成分は、DIDP、エポキシ化大豆油(ESO)、ステアリン酸、及び当技術分野で公知の安定剤を更に含み得る。そのような安定剤としては、バリウム/亜鉛安定剤及びIrganox(登録商標)1076安定剤(BASFから市販されている)を含み得る。
いくつかの実施形態では、ポリマー配合物は、ポリマー配合物の総重量に基づいて、1重量%~40重量%、1重量%~30重量%、1重量%~、1重量%~20重量%、1重量%~10重量%、10重量%~50重量%、10重量%~40重量%、10重量%~30重量%、10重量%~、10重量%~20重量%、20重量%~50重量%、20重量%~40重量%、20重量%~30重量%、30重量%~50重量%、30重量%~40重量%、又は40重量%~50重量%の1つ以上の任意選択の成分を含み得る。
ポリマー配合物を製造するために、テトラポリマー組成物は、ポリ塩化ビニル、及び任意選択で1つ以上の追加成分とブレンドされ得る。更なる実施形態では、1つ以上の任意選択の成分及びポリ塩化ビニルは、テトラポリマーとは別に乾式混合され得る。実施形態では、1つ以上の任意選択の成分とポリ塩化ビニルは、「ヘンシェル(Henschel)型」高速ミキサー中で乾式混合され得る。次に、1つ以上の任意選択の成分とポリ塩化ビニルとの乾燥ブレンドをポリマー混合装置に投入し得る。実施形態では、混合装置は、Haakeミキサー、共回転二軸スクリュー押出機、逆回転二軸スクリュー押出機、又はコニカルミキサーであり得る。Haakeの温度は、100℃~200℃、100℃~180℃、100℃~160℃、100℃~140℃、100℃~120℃、120℃~200℃、120℃~180℃、120℃~160℃、120℃~140℃、140℃~200℃、140℃~180℃、140℃~160℃、160℃~200℃、160℃~180℃、又は180℃~200℃の溶融温度に設定され得る。1つ以上の任意選択の成分とポリ塩化ビニルとの乾燥ブレンドをHaakeミキサーに投入すると、溶融温度が低下する場合がある。Haakeミキサーの温度が上昇して所望の溶融温度に戻ったら、テトラポリマー組成物をHaakeミキサーに添加し得る。混合中、溶融トルクを監視して、PVC化合物の融解をチェックし、融解ピークに達したかどうかを判定し得る。本明細書で使用される場合、融解ピークは、PVC乾燥ブレンドの初期装填後に測定されたトルクからソフトウェアを介して生成されたトルク曲線におけるピークを意味する。融解ピークは、トルク変化から直接観察することができる。いくつかの実施形態では、融解ピークに達したら、Haakeミキサーは、所望の溶融混合を確実にするために追加の時間にわたって混合を継続し得る。例えば、Haakeミキサーは、更に1分間~60分間、1分間~30分間、1分間~10分間、1分間~5分間、5分間~60分間、5分間~30分間、5分間~10分間、10分間~60分間、10分間~30分間、又は30分間~60分間混合を継続し得る。ポリマー配合物は、テトラポリマー、ポリ塩化ビニル、及び任意選択の1つ以上の追加成分が十分に溶融混合された後に製造することができる。
共回転二軸押出機を使用する可塑化PVCの形成を含む実施形態では、乾燥ブレンド粉末及びテトラポリマーペレットは、重量フィーダを使用して押出機の供給ホッパーに供給され得る。押出機は、2つの回転スクリュー、粉末搬送セクション、溶融及び融解セクション、並びに溶融物搬送セクションによって分離された複数の混合セクションを備え得る。乾燥ブレンド粉末とテトラポリマーペレットとの混合物が押出機を通って流れるとき、粉末及びペレットは溶融し、混合して均質な溶融物を生成する。ポリマー溶融物が連続ストランドとして流れる押出機の端部にダイプレートを取り付け得る。回転ナイフを用いて連続ストランドを切断して、可塑化PVCペレットを製造し得る。実施形態では、押出機の溶融及び混合セクションは、140℃~200℃の温度に設定され得る。実施形態では、ダイプレートを出る溶融物の温度は、170℃~210℃であり得る。PVC粉末が完全に可塑化されているかどうかを試験するために、PVCペレットを圧縮成形機で薄膜にプレスし、透過モードでフォトスキャナを使用して分析することができる。完全かつ満足のいく可塑化後、画像は5%未満の白色領域の百分率をもたらす。
1つ以上の更なる実施形態では、本明細書に記載されるポリマー配合物は、物品に形成され得る。本明細書に記載されるポリマー配合物を含む物品は、屋根ふき及びジオメンブレン用途を含む軟質PVC用途において利用され得る。物品は、本明細書に記載されるポリマー配合物を含む膜及びプラークを含み得る。
試験方法
密度
密度測定用のサンプルは、ASTM D4703に従って調製される。測定は、ASTM D792、方法Bに従って、1時間の試料プレスの間に行われる。その値は、1立方センチメートル当たりのグラム(g/cm)単位で報告される。
メルトインデックス
メルトインデックス、I、を、ASTM D-1238に従って190℃、2.16kgで測定する。その値は、g/10分で報告する。
動的機械分光法(Dynamic Mechanical Spectroscopy、DMS)
粘度測定は、平行プレートでTA instrumentのARESを用いて行った。試料を、190℃、25000ポンドの圧力で、6.5分間空気中で圧縮成形し、その後、プラークを実験台上で冷却させた。プラークの厚さは、約3mmであった。窒素パージ下で、25mmの平行プレート装備するARES歪み制御平行プレートレオメータ(TA Instruments)で、一定温度周波数掃引測定を実行した。各測定について、間隙をゼロにする前に、レオメータを少なくとも30分間熱的に平衡化した。試料をプレート上に置き、180℃で5分間溶融させた。次にプレートを2mmまで閉じ、試料をトリミングし、次いで試験を開始した。本方法は、温度平衡を可能にするために、追加で5分間の遅延を組み込んだ。本実験を、180℃で、10倍の間隔あたり5点で、0.1~500ラジアン/秒の周波数範囲にわたって実行した。歪み振幅は、5%で一定であった。振幅及び相に関して、応力応答を分析し、そこから貯蔵弾性率(G’)、損失弾性率(G’’)、複素弾性率(G*)、動的複素粘度(η*)、及びtan(δ)又はタンデルタを計算した。また、試料の約3~4mmの厚さを有する薄いプラークを作製して、-100~80℃でのタンデルタ(損失弾性率と貯蔵弾性率との比)対温度を測定した。
引張特性
引張強度、引張弾性率、及び破断点伸びは、ASTM D1708に従って測定した。これらの特性を試験するために、2mmの厚さを有する圧縮成形プラークから微小引張バーを打ち抜いた。
ガラス転移温度(Tg)
ガラス転移温度(Tg)は、本明細書に記載されるDMS分析のタンデルタピーク温度から測定される。
示差走査熱量測定(Differential Scanning Calorimetry、DSC)
示差走査熱量測定(DSC)を使用して、広範囲にわたる温度のポリマーの溶融、結晶化、融解熱、及びガラス転移挙動を測定することができる。例えば、RCS(refrigerated cooling system、冷蔵冷却システム)及びオートサンプラを備えたTA Instruments Q1000DSCを使用して、この分析を実行する。試験中、50mL/分の窒素パージガス流量を使用する。各試料を約175℃で溶融圧縮して薄膜にし、次いで、溶融した試料を室温(約25℃)まで空冷する。3~10mg、直径6mmの試験片を冷却したポリマーから抽出し、秤量し、軽量アルミニウムパン(約50mg)内に置き、圧着して閉じる。次いで、その熱特性を決定するために分析を行う。
試料の熱挙動は、試料温度を昇降させて熱流対温度のプロファイルを創出することにより決定する。まず、その熱履歴を除去するために、試料を120℃まで急速に加熱し、3分間等温で保持する。次に、試料を10℃/分の冷却速度で-50℃まで冷却し、-50℃で3分間等温で保持する。次いで、試料を10℃/分の加熱速度で120℃まで加熱する(これが「第2の加熱」勾配である)。冷却曲線及び第2の加熱曲線を記録する。冷却曲線は、ベースラインエンドポイントを結晶化の開始から-20℃までに設定することによって分析する。熱曲線は、ベースラインエンドポイントを-20℃から溶融終了までに設定することによって分析する。求められる値は、外挿融解開始点Tm及び外挿結晶化開始点Tc。融解熱(Hf)(融解エンタルピーとしても知られている)およびピーク溶融温度は、第2の加熱曲線から報告される。ピーク結晶化温度は冷却曲線から求められる。
融点Tmは、まず融解転移の開始と終了との間にベースラインを引くことにより、DSC加熱曲線から求められる。次いで、融解ピークの低温側のデータに接線を引く。この線がベースラインと交差する箇所が、外挿融解開始点(Tm)である。これは、Bernhard Wunderlich,The Basis of Thermal Analysis,in Thermal Characterization of Polymeric Materials 92,277-278(Edith A.Turi ed.,2d ed.1997)に記載されている通りである。
結晶化温度Tcは、接線が結晶化ピークの高温側に引かれることを除き、上記のように、DSC冷却曲線から求められる。この接線がベースラインと交差する場所が、外挿結晶化開始点(Tc)である。
実施例
以下の実施例は、本開示の特徴を例示するものであるが、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。以下の実験で、本明細書に記載のポリマー組成物の実施形態の性能を分析した。
実施例1:試料1
試料1を調製するために、545ミリリットル(mL)の撹拌オートクレーブに、エチレン(E)、n-ブチルアクリレート(nBA)、一酸化炭素(CO)、及びプロピレンの混合物を充填した。無臭ミネラルスピリット中1重量%~3重量%の溶液としての有機過酸化物(t-ブチルペルオクトエート)を重合開始剤として混合物に添加し、これをおよそ27,000psi(1,898kg/cm)の設定圧力に供した。反応器温度は、205℃の目標温度に設定した。表1に示した重合条件下で、テトラポリマーを連続的に合成し、その後、溶融押出によってペレット形態に変換した。表1に列記する条件は、試料1を収集した時間の長さにわたる平均である。このように形成された「オートクレーブで作製された」実験用反応器テトラポリマーは、表2に記載する特徴を有することが見出された。
試料1の特性を以下の表2に示す。ここで、nBAはn-ブチルアクリレートを表し、COは一酸化炭素を表し、Pはプロピレンを表し、nBA、CO、及びPの重量パーセントは、試料1の総重量に基づき、メルトインデックスは、ASTM D-1238に従って190℃及び2.16kgで測定される。
実施例2:比較試料A
試料1を調製するために、545ミリリットル(mL)の撹拌オートクレーブに、エチレン(E)、n-ブチルアクリレート(nBA)、一酸化炭素(CO)、及びアセトンの混合物を充填した。無臭ミネラルスピリット中1重量%~3重量%の溶液としての有機過酸化物(t-ブチルペルオクトエート)を重合開始剤として混合物に添加し、これをおよそ27,000psi(1,898kg/cm)の設定圧力に供した。反応器温度は、205℃の目標温度に設定した。表3に示した重合条件下で、テトラポリマーを連続的に合成し、その後、溶融押出によってペレット形態に変換した。表2に列記する条件は、比較試料Aを収集した時間の長さにわたる平均である。このように形成された「オートクレーブで作製された」実験用反応器ターポリマーは、表3に記載する特徴を有することが見出された。
比較試料Aの特性を以下の表4に示す。ここで、nBAはn-ブチルアクリレートを表し、COは一酸化炭素を表し、Pはプロピレンを表し、nBA、CO、及びPの重量パーセントは、比較試料Aの総重量に基づき、メルトインデックスは、ASTM D-1238に従って190℃及び2.16kgで測定される。
実施例3:試料1と比較試料Aの比較
実施例3において、試料1及び比較試料Aを、メルトインデックス、分子量、分子量分布、ガラス転移温度(Tg)(DSC)、ガラス転移温度(タンデルタピークから)、溶融温度、結晶化温度、融解熱、及び20℃での貯蔵弾性率を分析することによって比較し、これらを続いて表5に示す。これらの特性を、本明細書に記載される試験方法に従って測定した。(タンデルタピークから)ガラス転移温度を求めるために、Tan(δ)対温度のプロットを描き、ピーク温度を以下の表に示す。
表5に示すように、比較試料Aと比較した場合、試料1は、より低い溶融温度、結晶化温度、及び融解熱を示した。加えて、試料1は、-50℃超の温度でより低い貯蔵弾性率を示した。完成品の加工や取扱い及び設置のために可撓性が必要とされるため、低い貯蔵弾性率及び熱特性が、可塑化PVC用途に望ましい。
実施例4:試料PVC-1
実施例4では、ポリ塩化ビニルと上記実施例1の試料1とを含むPVC配合物(試料PVC-1と呼ぶ)を調製した。試料PVC-1を製造するために使用される材料は、70のK値を有するポリ塩化ビニル(Formosa Plastics Corporationから供給される)、フタル酸ジイソデシル(DIDP)(ExxonMobilから供給)、バリウム/亜鉛安定剤(Galata Chemicalsから供給)、エポキシ化大豆油(ESO)(Galata Chemicalsから供給)、二酸化チタン(Chemoursから供給)、ステアリン酸(Sigma-Aldrichから供給)、及びIrganox(登録商標)1076安定剤(BASFから供給)である。試料PVC-1中の各成分の量を表6に示す。
試料PVC-1及びPVC-2を製造するために、試料1の組成物を除くすべての成分を「ヘンシェル型」高速ミキサー中で乾式混合した。次いで、乾燥ブレンドをHaakeミキサーに装填した(試料1の組成物)。Haakeの温度を170℃に設定し、いったんPVC乾燥ブレンドが添加されると、溶融温度は低下する。溶融温度が上昇して170℃に戻ったら、次に試料1の組成物をHaakeミキサーにゆっくり添加した。溶融トルクを厳密に監視して、PVC化合物の融解をチェックした。本明細書に記載の方法に従って判定される融解ピークに達したら、Haakeミキサーを更に10分間運転し続けて、良好な溶融混合を確実にした。次に、試料PVC-1及びPVC-2のそれぞれをHaakeから取り出し、185℃でホットプレスして、様々な特性評価のために2~4nmのプラークにした。
実施例5:試料PVC-1a
実施例5では、PVC-1と同様であり、試料PVC-1aと呼ばれるPVC配合物を、実施例4とは別の方法を使用して調製した。特に、試料PVC-1aは、実施例4のポリ塩化ビニルと同じ組成を有するポリ塩化ビニル乾燥粉末と、上記の実施例1の試料1と同じ組成を有するテトラポリマーペレットとを含んだ。PVC乾燥ブレンド粉末及びテトラポリマーペレットを、全長/直径比44の11個のバレルを有する26mmコペリオン(Coperion)共回転二軸スクリュー押出機に供給した。押出機は、4.8長/直径の1つの溶融セクションと、それぞれ約4.8長/直径及び約3.4長/直径の2つの混合セクションとを有する比較的高強度のスクリュー設計を有していた。PVC乾燥ブレンド粉末はKTRON重量測定粉末フィーダを用いて供給し、テトラポリマーペレットはKTRON重量測定ペレットフィーダを用いて供給した。押出機は、4つの3.1mmダイ孔を有するダイを備えていた。連続ポリマーストランドを切断してペレットにした。第3~第11の押出機バレルを160℃の温度に設定し、第2のバレルを80℃に設定し、供給バレルには熱を加えなかった。
以下の表7は、試料PVC-1aを得るための押出プロセスのための加工パラメータ及び得られた膜の白色面積の百分率を示す。0.47%の白色領域の百分率によって証明されるように、実施例5に記載された処理は、PVC粉末の完全かつ満足のいく可塑化をもたらした。
4gの得られたペレットを、Carberプレスを使用して、10,000psiの圧及び180℃の温度で3分間、薄膜に圧縮成形し、膜を10,000psiの圧で保持しながら室温まで冷却し、次いでプレスから取り出した。
得られたPVC膜を、Epson Perfection Photo Scannerを反射モードで使用して、22mm×22mmの画像サイズで4800ディップで走査し、8ビットグレースケールで保存した。次いで、得られた画像をImage Jソフトウェアで開き、2回複製して画像コピー1及び画像コピー2を得た。ガウスぼかしを、40の画像コピー2シグマ(半径)に適用した。画像計算機を使用して、画像コピー1から画像コピー2を減算した。得られた2ピクセルマスク重み0.80の半径(シグマ)画像にアンシャープマスクを適用した。次に、閾値デフォルトグレーレベル56を適用した。次のステップとして、拡張し、次いでメジアンフィルタ半径2ピクセルを適用した。粒径は、25μmから無限大μmのサイズ範囲について分析した。次いで、Microsoft Excelを使用して、白色面積の百分率の出力を表にした。
実施例6:比較試料PVC-A
実施例6では、比較試料PVC-Aと呼ばれる組成物を、ポリ塩化ビニル及び上記の実施例1の試料1を含んで調製した。試料PVC-1を製造するために使用される材料は、70のK値を有するポリ塩化ビニル(Formosa Plastics Corporationから供給される)、フタル酸ジイソデシル(DIDP)(ExxonMobilから供給)、バリウム/亜鉛安定剤(Galata Chemicalsから供給)、エポキシ化大豆油(ESO)(Galata Chemicalsから供給)、二酸化チタン(Chemoursから供給)、ステアリン酸(Sigma-Aldrichから供給)、及びIrganox(登録商標)1076安定剤(BASFから供給)である。試料PVC-1中の各成分の量を表8に示す。
比較試料PVC-A、PVC-B、及びPVC-Cを製造するために、試料1の組成物を除くすべての成分を「ヘンシェル型」高速ミキサー中で乾式混合した。次いで、乾燥ブレンドをHaakeミキサーに装填した(試料1の組成物)。Haakeの温度を170℃に設定し、いったんPVC乾燥ブレンドが添加されると、溶融温度は低下する。溶融温度が上昇して170℃に戻ったら、次に試料1の組成物をHaakeミキサーにゆっくり添加した。溶融トルクを厳密に監視して、PVC化合物の融解をチェックした。本明細書に記載の方法に従って判定される融解ピークに達したら、Haakeミキサーを更に10分間運転し続けて、良好な溶融混合を確実にした。次に、試料PVC-1及びPVC-2のそれぞれをHaakeから取り出し、185℃でホットプレスして、様々な特性評価のために厚さ2~4mmのプラークにした。
実施例7:試料PVC-1と比較試料PVC-Aとの比較
実施例7において、機械的特性及び可塑化効率を、試料PVC-1及びPVC-2並びに比較試料PVC-A、PVC-B、及びPVC-Cについて比較した。上記の実施例4及び6に提供されるように、試料PVC-1及びPVC-2は、実施例1からの試料1の組成物(E-P-nBA-CO(58%-2%-30%-10%))を含んだ。更に、PVC-1はDIDPを含んだ。比較試料PVC-A及びPVC-Bは、実施例2からの比較試料Aの組成物(E-nBA-CO(60%-30%-10%))を含んだ。更に、PVC-AはDIDPを含んだ。比較試料PVC-Cは、DIDPのみを含み、実施例1からの試料1の組成物も実施例2からの試料A組成物も含んでいなかった。
試料PVC-1及びPVC-2の機械的特性を、比較試料PVC-A、PVC-B、及びPVC-Cとともに、本明細書に提供される試験方法に従って測定した。引張強度、引張弾性率、及び破断点伸びは、ASTM D1708に従って測定した。試料を試験するために、試料組成物から作製した圧縮成形プラークから微小引張バーを打ち抜いた。圧縮成形されたプラークは、1.5mmの厚さを有していた。
試料PVC-1及びPVC-2の粘度及びDMA特性を、比較試料PVC-A、PVC-B、及びPVC-Cとともに、本明細書に提供される試験方法に従って測定した。粘度測定は、平行プレート構成のTA機器ARESによって行った。試料を180℃で5%の歪みで試験し、周波数掃引は0.1~500ラジアン/秒とした。また、試料の3~4mmの厚さを有するプラークを作製して、-100~80℃でのタンデルタ(損失弾性率と貯蔵弾性率との比)対温度を測定した。
試料PVC-1及びPVC-2並びに比較試料PVC-A、PVC-B、及びPVC-Cの機械的特性を、以下の表9に示す。
表9に示すように、試料PVC-1は、DIDPのみの試料である比較試料PVC-Cに匹敵する結果を示すことが観察された。また、試料PVC-1及び比較試料PVC-Aは、同等の引張強度及び破断点伸びを示したが、試料PVC-1は、より低い弾性率を示した。加えて、試料PVC-2及び比較試料PVC-Bは同等の引張強度を示したが、試料PVC-1はより低い弾性率を示した。本開示において先に述べたように、屋根ふき用途などのいくつかの可撓性PVC用途では、より低い弾性率はより高い柔軟性及び可撓性を示すため、弾性率が低いほど望ましい。
PVC-1及びPVC-Aのそれぞれの弾性率を計算するために、以下の式を使用した。
試料PVC-1について:
比較試料PVC-Aについて:
試料1及び比較試料Aの弾性率は、上記実施例3からのDMAデータに基づいた。上記の式を用いて、試料PVC-A全体又は試料PVC-1全体の弾性率(引張試験によって測定)を用いて、70のK値を有するポリ塩化ビニル(Formosa Plastics Corporationから供給される)及び比較試料A又は試料1を含まない他の添加剤の弾性率をそれぞれ逆算した。配合によれば、試料PVC-1及び試料PVC-Aにおいて、70のK値を有するポリ塩化ビニル(Formosa Plastics Corporationから供給される)は、比較試料A又は試料1を含まない他の添加剤と共に、同じであることが知られている。したがって、PVC-1中の他の添加剤を伴う70のK値を有するポリ塩化ビニルの弾性率が、PVC-A中の他の添加剤を伴う70のK値を有するポリ塩化ビニルの弾性率に等しいと仮定すると、PVC-1及び比較PVC-Aの弾性率を計算し、実際の測定値と比較することができた。
表10に示されるように、試料PVC-1の計算された弾性率は、実際に測定された値よりも高いと結論付けられた。これは、試料PVC-1の低弾性率が、単に(上記実施例1の)試料1の低弾性率からのものではないことを示し、これは更に、試料1がPVCでの改善された可塑化効率を有し、全体的なPVC配合物についてより低い弾性率をもたらすことを意味し得る。
更に、試料PVC-1は、比較試料PVC-Aと比較して、より低いTgを示し、Tgピークがより広いことが観察された。理論に束縛されるものではないが、より低いガラス転移温度は、試料PVC-1がより低い弾性率を示した理由に寄与し得る。更に、試料PVC-1のより低いTgは、試料1がPVCでの改善された可塑化効率に寄与したことを更に示し得る。
(上記実施例1の)試料1が、(上記実施例2の)比較試料Aと比較して、PVCでの改善された可塑化効率を示したことを実証するために、試料1及び比較試料AのDIDPに対する可塑化効率(PE)を、以下の式に基づいて計算した。
上記の式に基づいて計算されたDIDPに対する可塑化効率、並びに比較試料PVC-C及び試料PVC-B又は比較試料PVC-Bの測定された弾性率を表11に示す。
添付の特許請求の範囲で定義される本開示の範囲から逸脱することなく、修正及び変更が可能であることは明らかであろう。より具体的には、本開示のいくつかの態様は、本明細書において、好ましいか、又は特に有利なものとして特定されるが、本開示は、必ずしもこれらの態様に限定されないことが企図される。

Claims (15)

  1. テトラポリマー組成物であって、
    式E/P/X/COを有し、
    (式中、
    Eは、25重量%~90重量%のエチレンを含み、
    Pは、0.1重量%~5.0重量%のプロピレンを含み、
    Xは、5重量%~40重量%のアクリル酸アルキルを含み、
    COは、3重量%~30重量%の一酸化炭素を含み、
    前記テトラポリマー組成物が、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10~1,000g/10分のメルトインデックス、Iを有する、テトラポリマー組成物。
  2. 前記テトラポリマー組成物が、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、10g/10分~800g/10分のメルトインデックス、Iを有する、請求項1に記載のテトラポリマー組成物。
  3. 前記テトラポリマー組成物が、ASTM 1238に従って2.16kg及び190℃で測定した場合に、50g/10分~600g/10分のメルトインデックス、Iを有する、請求項1又は2に記載のテトラポリマー組成物。
  4. 前記テトラポリマーが、前記テトラポリマーの総重量に基づいて、1重量%~4重量%のPを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  5. 前記テトラポリマーが、前記テトラポリマーの総重量に基づいて、10重量%~40重量%のXを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  6. 前記テトラポリマーが、前記テトラポリマーの総重量に基づいて、5重量%~20重量%のCOを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  7. 前記テトラポリマー組成物が、20℃で測定した場合に0.1MPa~100MPaの貯蔵弾性率を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  8. 前記テトラポリマー組成物が、30℃~80℃の溶融温度を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  9. 前記テトラポリマー組成物が、20℃~70℃の結晶化温度を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  10. 前記テトラポリマー組成物が、10J/g~100J/gの融解熱を有する、請求項1~9のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  11. 前記テトラポリマー組成物が、20℃で測定した場合に1.0MPa~4.5MPaの貯蔵弾性率を有する、請求項1~10のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載のテトラポリマー組成物を含み、ポリ塩化ビニルを更に含む、ポリマー配合物。
  13. 前記ポリマー配合物の総重量に基づいて、1重量%~60重量%の前記テトラポリマーを含む、請求項12に記載のポリマー配合物。
  14. 前記ポリマー配合物の総重量に基づいて、40重量%~99重量%の前記ポリ塩化ビニルを含む、請求項12又は13に記載のポリマー配合物。
  15. 請求項12~14のいずれか一項に記載のポリマー配合物を含む、物品。
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