JP2023546616A - 衛星探索方法および装置 - Google Patents

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Abstract

衛星探索方法および装置が提供され、衛星通信システムに適用することができ、その結果、衛星探索方式は、モバイル端末に適用可能であり、モバイル端末は低コスト、小型、および低消費電力を有する。本方法は、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップであって、目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、ステップとを含む。

Description

本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2020年10月26日付で中国国家知識産権局に出願された、「SATELLITE SEARCH METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202011158431.2号の優先権を主張するものである。
本出願は、通信分野に関し、特に、衛星探索方法および装置に関する。
衛星通信技術(Satellite communication technology)は、人工地球衛星を中継局として使用し、地上局間の通信を実現する技術である。衛星通信技術は、広いカバレッジ、大きな通信容量、良好な伝送品質、簡易で高速なネットワーキング、および容易でシームレスなグローバル接続実施などの多くの利点を有する。これは、モバイルユーザに大きな利便性を提供することができる。モバイル端末と衛星との間の通信接続を確立するために、モバイル端末のアンテナと衛星との間の接続線上に障害物がない(すなわち、直接見通し線がある)ときにのみ、モバイル端末と衛星との間の通信の信号品質は保証されることができる。
現在、中型または大型の通信デバイス(デバイスの本体はデバイスのアンテナから分離されている)は、衛星を探索するために外部デバイス(例えば、衛星ファインダー)に依存する必要がある。しかしながら、この方式は、モバイル端末の衛星探索動作には適用することができない(モバイル端末のアンテナはモバイル端末の本体と一体化されている)。衛星探索をサポートするモバイル端末の場合、通常、アンテナはモバイル端末の外側に設置される必要があり、またはアンテナはモバイル端末の内側の大きな空間を占有する。しかしながら、この方式では、デバイスコストが高く、消費電力が高く、モバイル端末のサイズも大きくなる。現在、モバイル端末に適用可能であり、低コスト、小型、および低消費電力を有する衛星探索方式は存在しない。
本出願の実施形態は、衛星探索方式が衛星を探索することができるモバイル端末またはモバイル端末に適用することができないという問題、およびモバイル端末に適用可能な衛星探索方式では、アンテナがモバイル端末の外側に設置される必要があるか、またはアンテナがモバイル端末の内側の大きな空間を占有するという問題を解決し、衛星探索方式がモバイル端末に適用可能であり、モバイル端末が低コスト、小型、および低消費電力を有する衛星探索方法および装置を提供する。
前述の目的を達成するために、本出願は、以下の技術的解決策を使用する。
第1の態様によれば、本出願は、モバイル端末に適用可能な衛星探索方法であって、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップとを含む方法を提供し、目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である。
第1の態様で提供される衛星探索方法に基づいて、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られていると決定される。目標領域の位置情報は、3Dマップ情報に基づいて決定される。目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である。このようにして、衛星探索方式はモバイル端末に適用可能であり、アンテナがモバイル端末の外部に設置される必要も、アンテナがモバイル端末の内側の大きな空間を占有することもなくなるので、モバイル端末は低コスト、小型、および低消費電力を有する。
1つの可能な設計では、目標領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよい。このようにして、目標領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であるので、モバイル端末が位置される場所から目標領域に到達するためにユーザによって費やされる時間は最も短い。これは、ユーザの動作体験を改善する。
任意選択で、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップは、候補領域を決定するステップであって、候補領域はモバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよく、候補領域は複数のサブ領域を含んでいてもよい、ステップと、少なくとも1つのサブ領域の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて目標領域を決定するステップであって、目標領域は、複数のサブ領域のうちの、利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域であってもよい、ステップとを含んでいてもよい。
代替的に、任意選択で、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップは、3Dマップ情報に基づいて第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するステップであって、第1の接続線は、障害物の頂部と利用可能な衛星との間の接続線であってもよく、第2の接続線は、地上への利用可能な衛星の投影とモバイル端末との間の接続線であってもよい、ステップと、目標領域を決定するステップであって、目標領域は、第2の接続線の延長線上に位置され、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であってもよく、第2の挟角は、第3の接続線と第2の接続線の延長線との間の挟角であってもよく、第3の接続線は、利用可能な衛星と第2の接続線の延長線との間の接続線であってもよい、ステップとを含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、第1の態様で提供される衛星探索方法は、ナビゲーション情報を出力するステップであって、ナビゲーション情報が、モバイル端末の位置情報に対応する位置から、3Dマップ情報に基づいた目標領域に移動するために使用される、ステップをさらに含んでいてもよい。このようにして、ナビゲーション情報は、どのようにしてモバイル端末の位置から目標領域に到達するかをユーザに明確に指示することができ、動作が簡易である。これはユーザ体験を向上させる。
1つの可能な設計では、第1の態様で提供される衛星探索方法は、モバイル端末が既に目標領域内にある場合、モバイル端末のポーズ情報を取得するステップと、アンテナのアンテナパターンおよびモバイル端末のポーズ情報に基づいて、モバイル端末のアンテナの最大利得方向角を決定するステップと、モバイル端末の位置情報および利用可能な衛星の位置情報に基づいて、利用可能な衛星の目標方向角を決定するステップと、最大利得方向角と目標方向角との差に基づいて第1のポーズ調整パラメータを決定するステップと、第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するステップであって、プロンプト情報は、最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下になるように調整するために使用される、ステップとをさらに含んでいてもよい。このようにして、ユーザは、第1のポーズ調整パラメータに対応する出力プロンプト情報に基づいてモバイル端末のポーズを調整することができ、これは簡易で迅速である。加えて、第1のポーズ調整パラメータは、アンテナパターンの係数を参照して決定される。したがって、決定された第1のポーズ調整パラメータの信頼性も高い。
1つの可能な設計では、プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、第1の態様で提供される衛星探索方法は、最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下である場合、モバイル端末と利用可能な衛星との間の通信接続を確立するステップと、利用可能な衛星によって送信され、モバイル端末によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するステップと、実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するステップであって、実際の調整量は、第1のポーズ調整パラメータまたは第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報であってもよい、ステップとをさらに含んでいてもよい。したがって、実際の調整量が予め設定された調整量以上であるとき、それは、現在位置でのモバイル端末のポーズを調整することによっては、モバイル端末と利用可能な衛星との間の通信要件が満たされることができないことを指示する。この場合、ユーザに位置の変更を促すために、衛星探索失敗を表す情報が出力されてもよい。これは、ユーザが衛星を探索するために同じ場所でモバイル端末のポーズを持続的に調整することによって引き起こされる時間の浪費を回避し、衛星探索の信頼性を向上させ、モバイル端末の電力消費を低減する。
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、モバイル端末に適用可能であり、決定ユニットおよび取得ユニットを含む衛星探索装置をさらに提供する。決定ユニットは、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するように構成される。取得ユニットは、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を取得するように構成される。目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域であってもよい。
さらに、目標領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域である。
任意選択で、1つの可能な設計では、取得ユニットは、候補領域を決定するように構成され、候補領域は、モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であり、候補領域は、複数のサブ領域を含み、そして、取得ユニットは、少なくとも1つのサブ領域の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を取得するようにさらに構成され、目標領域は、複数のサブ領域のうちの、利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域であってもよい。
代替的に、任意選択で、別の可能な設計では、取得ユニットは、3Dマップ情報に基づいて第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するように構成され、第1の接続線は、障害物の頂部と利用可能な衛星との間の接続線であってもよく、第2の接続線は、地上への利用可能な衛星の投影とモバイル端末との間の接続線であってもよく、そして、取得ユニットは、目標領域の位置情報を取得するようにさらに構成され、目標領域は、第2の接続線の延長線上に位置され、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であってもよく、第2の挟角は、第3の接続線と第2の接続線の延長線との間の挟角であってもよく、第3の接続線は、利用可能な衛星と障害物の頂部との間の接続線であってもよい。
1つの可能な設計では、装置は、ナビゲーション情報を出力するように構成された出力ユニットであって、ナビゲーション情報は、モバイル端末の位置情報に対応する位置から、3Dマップ情報に基づいた目標領域に移動するために使用される、出力ユニットをさらに含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、第2の態様で提供される衛星探索装置は、取得ユニットが、モバイル端末が既に目標領域内にある場合にモバイル端末のポーズ情報を取得するようにさらに構成されることと、決定ユニットが、アンテナのアンテナパターンおよびモバイル端末のポーズ情報に基づいて、モバイル端末のアンテナの最大利得方向角を決定するようにさらに構成されることと、決定ユニットが、モバイル端末の位置情報および利用可能な衛星の位置情報に基づいて、利用可能な衛星の目標方向角を決定するようにさらに構成されることと、決定ユニットが、最大利得方向角と目標方向角との差に基づいて、第1のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成されることとをさらに含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、第2の態様で提供される衛星探索装置は、出力ユニットが、第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するように構成されることをさらに含んでいてもよく、プロンプト情報は、最大利得方向角と目標方向角との差を角閾値以下に調整するために使用される。
1つの可能な設計では、プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、装置は、最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下である場合、モバイル端末と利用可能な衛星との間の通信接続を確立するように構成された通信ユニットをさらに含んでいてもよく、決定ユニットは、利用可能な衛星によって送信され、モバイル端末によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成され、出力ユニットは、実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するようにさらに構成され、実際の調整量は、第1のポーズ調整パラメータまたは第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報である。
決定ユニットおよび取得ユニットが、1つの処理モジュールに一体化されてもよく、または別々に独立して配置されてもよいことが理解されることができる。これは、本明細書では限定されない。
任意選択で、第2の態様で提供される装置は、記憶モジュールをさらに含んでいてもよい。記憶モジュールは、プログラムまたは命令を記憶する。処理モジュールがプログラムまたは命令を実行すると、第2の態様で提供される衛星探索装置は、第1の態様による衛星探索方法を行うことが可能にされる。
任意選択で、第2の態様で提供される装置は、送受信機モジュールをさらに含んでいてもよい。送受信機モジュールは、第2の態様で提供される装置の送受信機機能を行うように構成される。例えば、送受信機モジュールは、利用可能な衛星によって伝送される通信信号を受信および送信するように構成されてもよい。さらに、送受信機モジュールは、受信モジュールと送信モジュールとを含んでいてもよい。送信モジュールは、第2の態様で提供される衛星探索装置の送信機能を実施するように構成される。受信モジュールは、第2の態様で提供される衛星探索装置の受信機能を実施するように構成される。
第2の態様で提供される衛星探索装置は、モバイル端末、モバイル端末に配置され得るチップ(システム)もしくは別の部分もしくは構成要素、またはモバイル端末を含む装置であり得ることに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
加えて、第2の態様で提供される衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様の衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は衛星探索装置をさらに提供する。衛星探索装置は、本出願の実施形態の第1の態様による衛星探索方法を行うように構成される。
加えて、第3の態様による衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は別の衛星探索装置をさらに提供する。衛星探索装置はプロセッサを含み、プロセッサは、本出願の実施形態の第1の態様で提供される衛星探索方法を行うように構成される。
加えて、第4の態様の衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様の衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサを含む別の衛星探索装置をさらに提供し、プロセッサはメモリに結合される。
プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行するように構成され、その結果、衛星探索装置は、本出願の実施形態の第1の態様による衛星探索方法を行う。
加えて、第5の態様による衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサおよびメモリを含む衛星探索装置をさらに提供する。メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成され、プロセッサが命令を実行すると、衛星探索装置は、本出願の実施形態の第1の態様による衛星探索方法を行うことが可能にされる。
加えて、第6の態様による衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。第7の態様による衛星探索装置は、サービング側デバイスであってもネットワーク側デバイスであってもよく、またはモバイル端末に配置され得るチップ(システム)もしくは他の部分もしくは構成要素であってもよく、またはモバイル端末を含む装置であってもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサおよびインターフェース回路を含む衛星探索装置をさらに提供する。
インターフェース回路は、コード命令を受信し、コード命令をプロセッサへ伝送するように構成される。
プロセッサは、本出願の実施形態の第1の態様による方法を行うためにコード命令をランさせるように構成される。
加えて、第7の態様による衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は衛星探索装置をさらに提供する。衛星探索装置は、プロセッサと、送受信機とを含む。送受信機は、衛星探索装置と別の衛星探索装置との間で情報を交換するように構成され、プロセッサは、第1の態様による衛星探索方法を行うためのプログラム命令を実行する。
加えて、第8の態様による衛星探索装置の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上でランされると、コンピュータは、本出願の実施形態の第1の態様による衛星探索方法を行うことが可能にされる。
加えて、第9の態様によるコンピュータ可読記憶媒体の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上でランされると、コンピュータは、本出願の実施形態の第1の態様による衛星探索方法を行うことが可能にされる。
加えて、第10の態様によるコンピュータプログラム製品の技術的効果については、第1の態様による衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
本出願の一実施形態による衛星通信システムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態による携帯電話機の回路接続のブロック図である。 本出願の一実施形態による衛星探索方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による衛星探索方法が適用可能である適用シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態による目標領域の決定に適用可能な第1の適用シナリオである。 本出願の一実施形態による目標領域の決定に適用可能な第2の適用シナリオである。 本出願の一実施形態によるモバイル端末に表示されるプロンプト情報の表示状態の概略図である。 本出願の一実施形態による衛星探索装置の構造の第1のブロック図である。 本出願の一実施形態による衛星探索装置の構造の第2のブロック図である。
以下は、本出願の実施形態における技術的用語を記載する。
衛星探索:モバイル端末と衛星との間の通信中における、通信信号品質が高いモバイル端末の位置およびポーズの探索。
直接見通し線:直接見通し線は、モバイル端末の位置と衛星の位置との間の、障害物のない直接経路である。
衛星エフェメリス:衛星エフェメリスは、2線軌道要素(two-line orbital element、TLE)とも呼ばれる。衛星エフェメリスは、時刻、位置、および速度などの衛星の運行状態を正確に予測、記載、および追跡することができ、衛星を三次元空間に設置することができ、衛星の過去、現在、および未来を三次元方式で記載することができる。
最大利得方向角:最大利得方向角は、アンテナが衛星からの信号を受信および伝送する最大能力を有する方向である。
偏波角:偏波角は、アンテナが放射状に伸びるときに電界強度が形成される方向である。
方位角:モバイル端末と地上への衛星の投影との間の接続線と、予め設定された地上座標系のX軸との間の挟角である。
仰角:仰角は、モバイル端末と地上への衛星の投影との間の接続線と、モバイル端末と衛星との間の接続線との間の挟角である。
位置ベースサービス(location based services、LBS):位置ベースサービスは、様々な測位技術を使用してモバイル端末の現在位置を取得し、モバイルインターネットを介してモバイル端末に情報リソースおよび基本サービスを提供する。
以下は、添付図面を参照して本出願の技術的解決策を記載する。
本出願の実施形態の技術的解決策は、衛星通信システムに適用されることができる。図1に示されるように、衛星探索システムは、利用可能な衛星102と、モバイル端末101とを含んでいてもよい。モバイル端末101と利用可能な衛星102との間に直接見通し線があるとき、利用可能な衛星102によって送信された通信信号を捕捉した後、モバイル端末101は、利用可能な衛星102に探索信号を送信することができ、探索信号を受信した後、利用可能な衛星102は、モバイル端末101にフィードバック情報を送信する。モバイル端末101は、受信されたフィードバック情報を使用することによって、利用可能な衛星102との通信接続を確立する。
すべての態様、実施形態、または特徴は、複数のデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムを記載することによって、本出願において提示される。各システムは、別のデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができ、および/または添付の図面を参照して議論されるすべてのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むとは限らないことを諒解および理解されたい。加えて、これらの解決策の組み合わせが使用されてもよい。
加えて、本出願の実施形態では、「例」または「例えば」などの用語は、例、例示、または記載を与えることを表すために使用される。本出願において「例」として記載される任意の実施形態または設計スキームは、別の実施形態または設計スキームよりも好まれる、またはより多くの利点を有するものとして記載されるべきではない。具体的には、「例」という用語は、概念を具体的な方式で提示するために使用される。
本出願の実施形態では、「情報(information)」、「信号(signal)」、「メッセージ(message)」、「チャネル(channel)」、および「シグナリング(signaling)」は、交換可能に使用される場合があってもよい。違いが強調されていないとき、表現された意味が一致していることに留意されたい。「の(of)」および「対応する(corresponding、related)」という用語は、交換可能に使用される場合があってもよい。用語によって表現される意味は、用語の違いが強調されていないときには一致していることに留意されたい。
本出願の実施形態では、W1などの下付き文字がW1などのように誤った形態で書かれる場合がある。表現される意味は、それらの違いが強調されていないときには一致している。
本出願の実施形態で記載されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本出願の実施形態の技術的解決策をより明確に記載することが意図されており、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に限定を構築するものではない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現に伴い、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることを知り得る。
モバイル端末101は、ユーザ装置、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれる場合がある。本出願の実施形態におけるモバイル端末101は、携帯電話機(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、仮想現実(virtual reality、VR)モバイル端末101、拡張現実(augmented reality、AR)モバイル端末101、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、交通安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、または無線端末、車載端末、端末機能を有するRSU、スマートホーム(smart home)におけるインテリジェントウェアラブルデバイス(スマート腕時計、スマートバンド、スマートヘッドセット、スマートグラス、スマートヘルメットなど)などであってもよい。本出願のモバイル端末101は、代替的に、1つ以上の構成部品またはユニットとして車両に組み込まれた車載モジュール、車載モジュール、車載構成要素、車載チップ、または車載ユニットであってもよい。車両は、車載モジュール、車載モジュール、車載構成要素、車載チップ、または車載ユニットを使用することによって、本出願で提供される衛星探索方法を実施することができる。
本出願の本実施形態における解決策は、別のモバイル端末にさらに適用されてもよく、対応する名前もまた、別のモバイル端末101内の対応する機能の名前と置き換えられ得ることに留意されたい。
本出願の実施形態における利用可能な衛星は、通信衛星(communications satellite)、すなわち、無線通信中継局として使用される人工地球衛星である。通信衛星は、衛星通信地上局(モバイル端末を含む)間、または地上局と宇宙船との間の通信を実施するために無線信号を転送する。
図2に示されるように、本出願の実施形態におけるモバイル端末101は携帯電話機200であってもよい。以下は、実施形態を具体的に記載するために、携帯電話機200を例として使用する。図に示される携帯電話機200はモバイル端末101の例にすぎず、携帯電話機200は図に示されるものより多い、または少ない構成要素を有してもよく、2つ以上の構成要素を組み合わせてもよく、または異なる構成要素の構成を有してもよいことを理解されたい。
図2に示されるように、携帯電話機200は、具体的には、プロセッサ201、無線周波数(radio frequency、RF)回路202、メモリ203、タッチスクリーン204、ブルートゥース(登録商標)装置205、1つ以上のセンサ206、無線フィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)装置207、測位装置208、オーディオ回路209、周辺機器インターフェース210、および電源装置211などの構成要素を含んでいてもよい。これらの構成要素は、1つ以上の通信バスまたは信号線(図2には示されない)を介して通信を行ってもよい。当業者は、図2に示されるハードウェア構造が、携帯電話機に対するいかなる限定も構築するものではないことを理解することができる。携帯電話機200は、図に示されているものよりも多い、もしくは少ない構成要素を含んでいても、または組み合わされたいくつかの構成要素を有しても、または別の構成要素の配列を有してもよい。
携帯電話機200の構成要素は、図2を参照して以下で具体的に記載される。
プロセッサ201は、携帯電話機200の制御センタであり、様々なインターフェースおよび回線を使用することによって携帯電話機200の様々な部分を接続し、メモリ203に記憶されたアプリケーションをランまたは実行し、メモリ203に記憶されたデータをコールすることによって、携帯電話機200の様々な機能を実行し、データを処理する。本出願のいくつかの実施形態において、プロセッサ201は、収集された指紋を照合するように構成された指紋照合チップをさらに含んでいてもよい。
無線周波数回路202は、情報受信および送信プロセスまたは通話プロセスにおいて無線信号を受信および送信するように構成されてもよい(例えば、利用可能な衛星102との信号相互作用を行う)。特に、無線周波数回路202は、基地局からダウンリンクデータを受信した後に、ダウンリンクデータを処理のためプロセッサ201へ送信することができ、アップリンクデータを基地局へ送信することができる。無線周波数回路は、これらに限定されないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを通常含む。加えて、無線周波数回路202は無線通信を介して別のデバイスとさらに通信することができる。無線通信は、これらに限定されないが、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ、汎用パケット無線サービス、符号分割多元アクセス、広帯域符号分割多元アクセス、ロングタームエボリューション、電子メール、ショートメッセージサービスなどを含む、任意の無線通信規格または通信プロトコルを使用してもよい。
メモリ203は、アプリケーションおよびデータを記憶するように構成され、プロセッサ201は、携帯電話機200の様々な機能を実行し、メモリ203に記憶されたアプリケーションおよびデータをランさせることによってデータを処理する。メモリ203は、プログラム記憶領域と、データ記憶領域とを主に含む。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムと、少なくとも1つの機能(オーディオ再生機能および画像再生機能など)によって要求されるアプリケーションとを記憶してもよい。データ記憶領域は、携帯電話機200の使用に基づいて作成されるデータ(オーディオデータおよび電話帳など)を記憶してもよい。加えて、メモリ203は、高速ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)を含んでいてもよく、磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または別の揮発性固体記憶デバイスなどの不揮発性メモリをさらに含んでいてもよい。メモリ203は、Apple社によって開発されたiOS(登録商標)オペレーティングシステム、およびGoogle社によって開発されたAndroid(登録商標)オペレーティングシステムなどの様々なオペレーティングシステムを記憶してもよい。メモリ203は独立していてもよく、通信バスを使用することによってプロセッサ201に接続され、またはメモリ203はプロセッサ201と一体化されてもよい。
タッチスクリーン204は、タッチパネル204-1とディスプレイ204-2とを具体的に含んでいてもよい。
タッチパネル204-1は、携帯電話機200のユーザによって行われるタッチパネル204-1上またはその近くでのタッチ動作(例えば、ユーザが任意の適用可能な物体、例えば指またはスタイラスを使用することによってタッチパネル204-1上またはその近くで行う動作)を収集し、収集したタッチ情報を別のデバイス(例えば、プロセッサ201)に送信することができる。ユーザによるタッチパネル204-1近くでのタッチ動作は、ホバータッチと呼ばれる場合がある。ホバータッチは、目標(例えば、制御部)を選択、移動、またはドラッグするためにユーザがタッチパネルに直接タッチすることを要求されず、意図される機能を行うために端末の近くに留まることのみを要求されることを意味することができる。加えて、タッチパネル204-1は、抵抗型、静電容量型、赤外線型、表面弾性波型など、複数のタイプで実施されてもよい。
ディスプレイ(ディスプレイとしても公知)(The display(also known as a display))204-2は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報、および携帯電話機200の様々なメニューを表示するように構成されてもよい。ディスプレイ204-2は、液晶ディスプレイまたは有機発光ダイオードなどの形態で構成されてもよい。タッチパネル204-1は、ディスプレイ204-2を覆っていてもよい。タッチパネル204-1上またはその近くでタッチイベントを検出した後、タッチパネル204-1は、タッチイベントのタイプを決定するために、タッチイベントをプロセッサ201へ伝送する。次いで、プロセッサ201は、タッチイベントのタイプに基づいて、ディスプレイ204-2上で対応する視覚的出力を提供することができる。図2では、タッチパネル204-1およびディスプレイ204-2は、携帯電話機200の入力および出力機能を実施する2つの独立した構成要素として使用されている。しかしながら、いくつかの実施形態では、タッチパネル204-1およびディスプレイ204-2は、携帯電話機200の入力および出力機能を実施するために一体化されてもよい。タッチスクリーン204が複数の材料層の積み重ねによって形成され得ることが理解されることができる。本出願の本実施形態ではタッチパネル(層)とディスプレイ(層)のみが提示されている。他の層は本出願の本実施形態では記載されない。加えて、タッチパネル204-1は全面パネル形態で携帯電話機200の前面に配置されてもよく、ディスプレイ204-2も、全面パネル形態で携帯電話機200の前面に配置されてもよい。このようにして、携帯電話機200の前面でベゼルフリー構造を実施することができる。
加えて、携帯電話機200は、指紋認証機能をさらに有してもよい。例えば、指紋収集構成要素212は、携帯電話機200の後面(例えば、後ろ向きカメラの下)に構成されてもよく、または指紋収集構成要素212は、携帯電話機200の前面(例えば、タッチスクリーン204の下)に構成されてもよい。別の一例として、指紋収集構成要素212は、指紋認識機能を実施するため、タッチスクリーン204中に構成されてもよい。すなわち、指紋収集構成要素212は、携帯電話機200の指紋認識機能を実施するため、タッチスクリーン204と一体化されてもよい。この場合、指紋収集構成要素212はタッチスクリーン204中に構成されてタッチスクリーン204の一部分となるか、または別の方式でタッチスクリーン204中に構成されてもよい。本出願の実施形態では、指紋収集構成要素212の主要構成要素は指紋センサである。指紋センサは、これらに限定されないが、光学技術、容量技術、圧電技術、超音波技術などを含む任意のタイプの感知技術を使用することができる。
携帯電話機200は、携帯電話機200と別の近距離端末(例えば、携帯電話機またはスマートウォッチ)との間のデータ交換(例えば、翻訳されたテキストおよび原文のテキストの受信および送信)を実施するように構成されたブルートゥース(登録商標)装置205をさらに含んでいてもよい。本出願の本実施形態において、ブルートゥース(登録商標)装置205は集積回路、ブルートゥース(登録商標)チップなどであってもよい。
携帯電話機200は、光センサ、モーションセンサ、他のセンサなど、少なくとも1つのタイプのセンサ206をさらに含んでいてもよい。具体的には、光センサは、周囲光センサおよび近接センサを含んでいてもよい。周囲光センサは、周囲光の明るさに応じてタッチスクリーン204のディスプレイの輝度を調整することができ、近接センサは、携帯電話機200が耳に移動するとディスプレイをオフにすることができる。モーションセンサのタイプとして、加速度計センサは、様々な方向(典型的には3軸)の加速度の大きさを検出し、静止状態の重力の大きさおよび方向を検出することができ、携帯電話機のポーズ認識アプリケーション(例えば、横向き/縦向きの切り替え、関連するゲーム、および磁力計ポーズ較正)、および振動認識関連機能(歩数計またはノック認識など)などに適用されることができる。携帯電話機200においてさらに構成され得るジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計および赤外センサなどの他のセンサについては、詳細はここでは記載されない。
Wi-Fi装置207は、携帯電話機200に、Wi-Fi関連の標準プロトコルを満たすネットワークアクセスを提供するように構成される。携帯電話機200は、ユーザが情報を送信および受信するのを助け、ユーザに無線ブロードバンドインターネットアクセスを提供するために、Wi-Fi装置207を使用することによってWi-Fiアクセスポイントにアクセスすることができる。いくつかの他の実施形態では、Wi-Fi装置207は、別の端末へのWi-Fiネットワークアクセスを提供するWi-Fi無線アクセスポイントとして機能することもできる。
測位装置208は地理的位置を携帯電話機200に提供するように構成される。測位装置208が、具体的には、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、北斗衛星システム(BeiDou navigation satellite system)、ロシアのGLONASSなどの測位システムの受信機であり得ることが理解されることができる。前述の測位システムによって送信された地理的位置を受信した後、測位装置208は、その情報を処理するためにプロセッサ201に送信するか、またはその情報を保存するためにメモリ203に送信する。いくつかの他の実施形態では、測位装置208は、代替的に、補助全地球測位システム(assisted global positioning system、AGPS)の受信機であってもよい。AGPSシステムは、支援型サーバとして機能し、測位装置208が測距および測位サービスを完了するのを支援する。この場合、補助測位サーバは測位補助を提供するために、無線通信ネットワークを介して端末、例えば、携帯電話機200の測位装置208(すなわち、GPS受信機)と通信する。いくつかの他の実施形態では、測位装置208は、代替的に、Wi-Fiアクセスポイントに基づく測位技術であってもよい。各Wi-Fiアクセスポイントは、グローバルに一意のメディアアクセス制御(media access control、MAC)アドレスを有し、端末は、端末がWi-Fiを有効にしているときに、近接するWi-Fiアクセスポイントのブロードキャスト信号をスキャンして収集することができる。したがって、Wi-FiアクセスポイントによってブロードキャストされたMACアドレスが取得されることができる。端末は、Wi-Fiアクセスポイントを識別することができるデータ(例えば、MACアドレス)を、無線通信ネットワークを介して位置サーバに送信する。位置サーバは、検索によって各Wi-Fiアクセスポイントの地理的位置を取得し、端末の地理的位置を計算し、Wi-Fiブロードキャスト信号の強度を参照して、端末の測位装置208に地理的位置を送信する。
オーディオ回路209、スピーカ213、およびマイクロフォン214は、ユーザと携帯電話機200との間のオーディオインターフェースを提供することができる。オーディオ回路209は受信されたオーディオデータを電気信号に変換することができ、次いで、電気信号をスピーカ213へ伝送することができ、スピーカ213は電気信号をオーディオ信号に変換して出力する。加えて、マイクロフォン214は捕捉したオーディオ信号を電気信号に変換し、オーディオ回路209は受信された電気信号をオーディオデータに変換し、次いで、オーディオデータをRF回路202へ出力し、次いで、オーディオデータは別の携帯電話機へ伝送されるか、またはオーディオデータはさらなる処理のためメモリ203へ出力される。
周辺機器インターフェース210は、外部入力/出力デバイス(例えば、キーボード、マウス、携帯電話機に外部接続されたディスプレイ、外部メモリ、または加入者識別モジュールカード)のために様々なインターフェースを提供するように構成される。例えば、端末は、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インターフェースを介してマウスに接続される。電気通信事業者によって提供される加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードのカードスロット上の金属接点を使用することによって、端末は加入者識別モジュールカードに接続される。周辺機器インターフェース210は、外部入力/出力周辺デバイスをプロセッサ201およびメモリ203に結合するように構成されてもよい。
携帯電話機200は、様々な構成要素に電力を供給する電源装置211(例えば、バッテリおよび電源管理チップ)をさらに含んでいてもよい。バッテリは、電源装置211を使用することにより充電管理、放電管理、電力消費管理などの機能を実施するために、電源管理チップを使用することによってプロセッサ201に論理的に接続されてもよい。
本出願の本実施形態における解決策は、別のモバイル端末101にさらに適用されてもよく、対応する名前もまた、別のモバイル端末101内の対応する機能の名前と置き換えられ得ることに留意されたい。
以下、図3を参照しながら本出願の実施形態で提供される衛星探索方法を詳細に記載する。
例えば、図3は、本出願の一実施形態による衛星探索方法の概略フローチャートである。衛星探索方法は前述のモバイル端末101に適用可能であり、モバイル端末101は前述の衛星探索システムに位置される。図3を参照すると、衛星探索方法は以下のステップを含む。
S301.モバイル端末101の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定し、遮られている場合、S302を行う。
具体的には、モバイル端末101の位置情報は、これらに限定されないが、利用可能な衛星102から取得された緯度および経度情報、ならびにモバイル端末101によって通信を行うために使用され、無線ネットワークから取得される基地局の識別情報を含んでいてもよい。三次元3Dマップ情報は、予め記憶された情報から取得されてもよく、三次元3Dマップ情報は、3Dマップ上の各障害物の位置、高さ、および形状輪郭を含む。衛星の位置情報は、衛星動作パラメータ(軌道傾斜角、地上からの衛星距離、偏心度、平均近点角など)を含む。
ユーザの動作のために、ユーザは、モバイル端末101のシステムホームスクリーンをタップして、目標アプリケーションのホームスクリーンに入り、次いで、ホームスクリーン上の「衛星の探索を開始する」タッチキーをタップして、S301を行うことができる。モバイル端末101の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および三次元3D(three-dimensional、3D)マップ情報が最初に取得されてもよい。具体的には、モバイル端末101の位置情報を取得する方式は、これらに限定されないが、LBSサービスに基づいて取得すること、またはGPS測位モジュールに基づいて取得することであってもよい。利用可能な衛星102の位置情報を取得する方式は、これに限定されないが、予め記憶された衛星エフェメリスから利用可能な衛星102の位置情報を取得することであってもよい。利用可能な衛星102の位置情報が取得される前に、利用可能な衛星102は、モバイル端末101の位置情報と、衛星信号カバレッジに関連され、予め記憶されたエフェメリス情報に含まれる複数の衛星動作パラメータとに基づいて、複数の衛星から決定される必要があることに留意されたい。衛星動作パラメータは、異なる時点における地球上の各衛星伝送信号の被覆領域、および被覆領域の信号強度をさらに含んでいてもよい。
加えて、利用可能な衛星102を決定する方式は、被覆領域がモバイル端末101の位置情報を含み、現時点および現時点後の予め設定された時間内において被覆領域の信号強度が予め設定された閾値よりも大きい衛星を選択することと、衛星を利用可能な衛星102として決定することとであってもよい。モバイル端末101の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、ならびに3Dマップ上の各障害物の位置、高さ、および形状輪郭が既知であるとき、幾何学的関係を使用することによって、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の直接見通し線が障害物によって遮られていると決定されることができる。障害物は、密集している植生、地質移動による地形隆起、建造物などであってもよい。これは、本明細書では限定されない。
具体的には、図4に示されるように、図4は、モバイル端末Aと、モバイル端末Bと、モバイル端末Cと、障害物aと、障害物bと、障害物cと、障害物dとを含む。地上への利用可能な衛星102の投影位置は、点Sである。詳細は後述される。
例えば、障害物aは、モバイル端末Aと点Sとの間の接続線上に位置される。したがって、障害物aは、モバイル端末Aと利用可能な衛星102との間の直接見通し線を遮る可能性がある。このようにして、障害物aのポジションにおける直接見通し線の高さは、障害物aからモバイル端末Aまでの距離と、モバイル端末Aから点Sまでの距離との比、および利用可能な衛星102と点Sとの間の距離に基づいて、相似三角形の原理を使用することによって決定されることができ、障害物aの高さは、障害物aのポジションにおける直接見通し線の高さよりも高いと識別される。このようにして、モバイル端末Aと利用可能な衛星102との間の直接見通し線が障害物によって遮られていると決定されることができる。
別の例として、障害物dは、モバイル端末Cと点Sとの間の接続線上に位置される。したがって、障害物dは、モバイル端末Cと利用可能な衛星102との間の直接見通し線を遮る可能性がある。障害物dのポジションにおける直接見通し線の高さは、障害物dからモバイル端末Cまでの距離と、モバイル端末Cから点Sまでの距離との比、および利用可能な衛星102と点Sとの間の距離に基づいて、相似三角形の原理を使用することによって決定されることができ、障害物dの高さは、障害物dのポジションにおける直接見通し線の高さよりも低いと識別される。このようにして、モバイル端末Cと利用可能な衛星102との間に直接見通し線があると決定されることができる。
別の例として、障害物bおよび障害物cは、点Sといずれのモバイル端末101との間の接続線上にも位置されない。したがって、障害物bおよび障害物cは、いずれのモバイル端末と利用可能な衛星102との間の直接見通し線を妨げないと直接決定されることができる。
S302:3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定する。
目標領域は、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間に直接見通し線がある領域である。利用可能な衛星102の位置情報、ならびに3Dマップ内の各障害物の位置、高さ、および形状輪郭は既知であるため、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間に直接見通し線がある領域は、幾何学的関係を使用することによって決定されることができる。
さらに、目標領域は、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよい。目標領域が、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよいため、モバイル端末101が位置される場所から目標領域に到達するためにユーザによって費やされる時間は最も短い。これは、ユーザの動作体験を改善する。
さらに、1つの可能な設計では、S302において3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップは、以下を含んでいてもよい:
ステップA1:候補領域を決定する。
候補領域は、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離以下である領域であってもよい。任意選択で、候補領域は複数のサブ領域を含んでいてもよい。
具体的には、複数のサブ領域を含む候補領域を取得するために、モバイル端末101の位置が中心とされ、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離未満である円形領域または正多角形領域が分割されてもよい。例えば、候補領域は、3つ、4つ、8つ、または9つのサブ領域を含んでいてもよい。これは、本明細書では限定されない。図5に示されるように、候補領域は、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離未満である円形領域であり、円形領域は3つのサブ領域(すなわち、サブ領域Q1、サブ領域Q2、およびサブ領域Q3)を含む。
ステップA2:少なくとも1つのサブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて目標領域を決定する。
目標領域は、複数のサブ領域のうちの、利用可能な衛星102への直接見通し線があるサブ領域であってもよい。
具体的には、目標領域は、サブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて、順番に(例えば、左から右へ、または上から下へ)決定されてもよい。図5に示されるように、影部分で覆われている領域が、決定された目標領域(すなわち、サブ領域Q1)である。サブ領域の位置情報は、サブ領域の幾何学的中心の位置情報であってもよい。加えて、目標領域を決定する方式は、サブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、サブ領域と利用可能な衛星102との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定することと、直接見通し線が遮られていない場合、サブ領域を目標領域として決定することとであってもよい。
一実施態様では、第1の選択されたサブ領域が目標領域として決定された場合、目標領域が、後続のサブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて決定されることはなくなる。第1の選択されたサブ領域が目標領域として決定されない場合、選択されたサブ領域が目標領域として決定されるまで、サブ領域が目標領域として使用されることができるかどうかを決定するために次のサブ領域が選択され、以下同様であることを理解されたい。具体的には、候補領域は4つのサブ領域を含み、第1のサブ領域は順次トラバースされると仮定される。第1のサブ領域が目標領域として決定されない場合、第2のサブ領域がトラバースされる。第2のサブ領域が目標領域として決定された場合、トラバースは停止され、第2のサブ領域が最終的に決定された目標領域として使用される。
別の実施態様では、第1の選択されたサブ領域が目標領域として決定されるかどうかにかかわらず、選択されたサブ領域が目標領域として決定され、目標領域として決定されたサブ領域の中からモバイル端末101の位置に最も近いサブ領域が最終結果として選択されるまで、第2の選択されたサブ領域が目標領域であるかどうかが、第2の選択されたサブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて決定され続け、以下同様である。具体的には、候補領域が4つのサブ領域を含み、4つの領域のうちのすべてのサブ領域が順次トラバースされると仮定される。第2のトラバースによって取得されたサブ領域および第4のトラバースによって取得されたサブ領域が目標領域として決定され、第2のトラバースによって取得されたサブ領域の位置がモバイル端末101の位置に最も近い場合、第2のトラバースによって取得されたサブ領域が最終的に決定された目標領域として使用される。
さらに、別の可能な設計では、S302において3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップは、以下を含んでいてもよい:
ステップB1:3Dマップ情報に基づいて、第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定する。
第1の接続線は、障害物の頂部と利用可能な衛星102との間の接続線であってもよく、第2の接続線は、地上への利用可能な衛星102の投影とモバイル端末101との間の接続線であってもよい。ステップB2:目標領域を決定する。
目標領域は、第2の接続線の延長線上に位置され、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であってもよい。第2の挟角は、第3の接続線と第2の接続線の延長線との挟角であってもよく、第3の接続線は、利用可能な衛星102と第2の接続線の延長線との接続線であってもよい。
ステップB1~ステップB2の原理は、図6を参照して記載される。図6に示されるように、地上への利用可能な衛星102の投影が点Sであり、点Sとモバイル端末101Aとの間の接続線が第2の接続線であり、障害物aと利用可能な衛星102との間の接続線が第1の接続線であり、第1の接続線と第2の接続線との間の挟角がK1である。第2の接続線と利用可能な衛星102の直接見通し線との交点における第1の接続線の位置は、障害物aの頂部によってまさに遮られていることが理解されることができる。したがって、第2の接続線の延長線上では、加えて、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域(第2の接続線の延長線上にあって、障害物aから離れた領域)では、その領域と利用可能な衛星102との間の直接見通し線は、障害物aによって遮られていない。したがって、第2の接続線の延長線上に位置され、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域が目標領域(例えば、図6の太線部分)として決定され、第3の接続線と第2の接続線の延長線との間の挟角はK2である。
1つの可能な設計では、図3に示されるように、S302で3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定した後に、本方法は以下のステップをさらに含んでいてもよい。
S303:ナビゲーション情報を出力する。
ナビゲーション情報は、モバイル端末101の位置情報に対応する位置から、3Dマップ情報に基づいた目標領域に移動するために使用される。ナビゲーション情報は、どのようにしてモバイル端末101の位置から目標領域に到達するかをユーザに明確に指示することができる。ナビゲーション情報は、目標アプリケーションの表示インターフェースに表示されるか、モバイル端末101のスピーカによって再生されるか、またはアプリケーションの表示インターフェースに表示され、モバイル端末101のスピーカによってブロードキャストされる。
1つの可能な設計では、図3に示されるように、ナビゲーション情報を出力するS303の後に、本方法は、以下をさらに含んでいてもよい。
S304:モバイル端末101が既に目標領域内にある場合、モバイル端末101のポーズ情報を取得する。
具体的には、ユーザは、ナビゲーション情報に基づいて目標領域に移動するためにモバイル端末101を保持し、移動プロセスにおいてモバイル端末101の位置情報を取得することができる。このようにして、モバイル端末101が既に目標領域内にあるかどうかが決定されることができ、モバイル端末101が既に目標領域内にある場合、モバイル端末101のポーズ情報が取得される。モバイル端末101のポーズ情報は、モバイル端末101の仰角および方位角、ならびにアンテナの偏波角を含んでいてもよい。
S305.モバイル端末101のアンテナのアンテナパターンおよびモバイル端末101のポーズ情報に基づいて、アンテナの最大利得方向角を決定する。
アンテナのアンテナパターンとは、モバイル端末101が長辺に沿って垂直に設置されたときの垂直方向に対するアンテナの挟角を指す。
S306:モバイル端末101の位置情報および利用可能な衛星102の位置情報に基づいて、利用可能な衛星102の目標方向角を決定する。
目標方向角は、目標方位角、目標仰角、および目標偏波角を含む。具体的には、目標方向角は、モバイル端末101が長辺に沿って垂直に設置されたときの、予め設定された地上座標系のX軸と、アンテナと地上への衛星の投影との間の接続線との間の挟角であってもよい。目標仰角は、モバイル端末101が長辺に沿って垂直に設置されたときの、アンテナと地上への衛星の投影との間の接続線と、モバイル端末101と衛星との間の接続線との間の挟角であってもよい。目標仰角は、モバイル端末101が長辺に沿って垂直に設置され、アンテナが垂直方向に配列されたとき、アンテナが放射状に伸びるときに電界強度が形成される方向であってもよい。
S307:最大利得方向角と目標方向角との差に基づいて第1のポーズ調整パラメータを決定する。
例えば、差が(5度、10度、または20度)であるとき、第1のポーズ調整パラメータは「前方に5度旋回、左に10度旋回、そして下方に20度旋回」であってもよい。
S308:第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力する。
プロンプト情報は、最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下になるように調整するために使用される。ユーザは、第1のポーズ調整パラメータに対応する出力プロンプト情報に基づいてモバイル端末101のポーズを調整することができ、これは簡易で迅速である。加えて、第1のポーズ調整パラメータは、アンテナパターンの係数を参照して決定される。したがって、決定された第1のポーズ調整パラメータの信頼性も高い。角閾値は、2度、3度、5度などであってもよい。これは、本明細書では限定されない。
1つの可能な設計では、プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含んでいてもよい。図7に示されるように、表示情報は、調整方向ガイド(例えば、矢印)および調整振幅(例えば、調整角)であってもよい。パンチルトズーム制御情報は、調整方向および調整振幅を搬送するアナログ信号であってもよく、調整方向および調整振幅を搬送するアナログ信号はパンチルトズーム制御部に出力される。パンチルトズーム制御部は、調整方向および調整振幅に基づいて、モバイル端末101を搬送してポーズを調整するパンチルトズームを駆動するモータを制御して、モバイル端末101のポーズを自動的に調整してもよい。音声プロンプト情報は、「時計回りに10度回転」、「上方に5度旋回」などであってもよい。振動プロンプト情報は、ユーザにモバイル端末101のポーズの調整を促すために、モバイル端末101の振動モータを制御して振動させることであってもよい。
調整プロセスでは、調整方向が正しい、または正しくない場合、出力プロンプト情報が異なる可能性があることに留意されたい。例えば、調整が正しい場合には、表示情報が小さくなる、または色が緑色に変化してもよく、調整が正しくない場合には、調整エラー表示情報が大きくなる、または色が赤色に変化してもよい。別の例では、調整が正しい場合には、振動モータの振動/振幅周波数は小さくなり、調整が正しくない場合には、振動モータの振動/振幅周波数は大きくなる。
1つの可能な設計では、図3に示されるように、S308において第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するステップの後に、本方法は、以下のステップをさらに含んでいてもよい:
S309:最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下である場合、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の通信接続を確立する。
通信接続が確立された後、モバイル端末101は、利用可能な衛星102に通信要求を送信する。通信要求を受信した後、利用可能な衛星102は、モバイル端末101にフィードバック情報を送信する。モバイル端末101は、フィードバック情報に基づいて、利用可能な衛星102との通信接続を確立し、その結果、モバイル端末101は、利用可能な衛星102に通信信号を送信するか、または利用可能な衛星102によって送信された通信信号を受信することができる。
S310:利用可能な衛星102によって送信され、モバイル端末101によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定する。
信号強度が強度閾値以下であるとき、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の通信品質が不十分であり、モバイル端末101のポーズを再度調整される必要があることを指示する。第2のポーズ調整パラメータは、再度調整される必要があるパラメータである。第2のポーズ調整パラメータを決定するプロセスについては、S304~S308を参照することに留意されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
S311:実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力する。
実際の調整量は、第1のポーズ調整パラメータまたは第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報であってもよい。
実際の調整量が予め設定された調整量以上であるとき、現在位置におけるモバイル端末101のポーズを調整することによって、利用可能な衛星102によって送信された受信信号の信号強度が強度閾値を超えることはできないことを指示する。したがって、ユーザに位置の変更を促すために、衛星探索失敗を表す情報を出力されることができ、ユーザは、モバイル端末101のポーズを持続的に調整して衛星を探索することを防止される。これは、電力消費を低減する。
図3で提供される衛星探索方法に基づいて、モバイル端末と利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかは、モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて決定される。直接見通し線が遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報が決定される。目標領域は、モバイル端末と利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である。このようにして、衛星探索方式はモバイル端末に適用可能であり、アンテナがモバイル端末の外部に設置される必要も、アンテナがモバイル端末の内側の大きな空間を占有することもなくなるので、モバイル端末は低コスト、小型、および低消費電力を有する。
前述は、図3~図7を参照して、本出願の実施形態で提供される衛星探索方法について詳細に記載している。以下は、図8および図9を参照して、本出願の実施形態で提供される衛星探索方法を行うように構成された衛星探索装置について詳細に記載する。
図8を参照すると、本出願の一実施形態は、モバイル端末101に適用され得る衛星探索装置800をさらに提供する。モバイル端末101は、前述の衛星探索システムに位置される。本出願の本実施形態で提供される衛星探索装置800の基本原理および技術的効果は、前述の実施形態と同じであることに留意されたい。簡単に記載するために、本実施形態で言及されていない部分については、前述の実施形態の対応する内容を参照されたい。装置800は、決定ユニット801と、取得ユニット802とを含む。
決定ユニット801は、モバイル端末101の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するように構成される。
取得ユニット802は、直接見通し線が障害物によって遮られている場合、3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を取得するように構成される。目標領域は、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間に直接見通し線がある領域である。
さらに、目標領域は、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離以下である領域である。
さらに、1つの可能な設計では、図8に示されるように、取得ユニット802は、候補領域を決定するように構成され、候補領域は、モバイル端末101からの距離が予め設定された距離以下である領域である。候補領域は複数のサブ領域を含んでいてもよい。
取得ユニット802は、少なくとも1つのサブ領域の位置情報、利用可能な衛星102の位置情報、および3Dマップ情報に基づいて、目標領域の位置情報を取得するようにさらに構成される。目標領域は、複数のサブ領域のうちの、利用可能な衛星102への直接見通し線があるサブ領域である。
さらに、別の可能な設計では、図8に示されるように、取得ユニット802は、3Dマップ情報に基づいて、第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するように構成される。第1の接続線は、障害物の頂部と利用可能な衛星102との間の接続線であり、第2の接続線は、地上への利用可能な衛星102の投影とモバイル端末101との間の接続線である。
取得ユニット802は、目標領域の位置情報を取得するようにさらに構成される。目標領域は、第2の接続線の延長線上に位置され、第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値より大きい領域であり、第2の挟角は、第3の接続線と第2の接続線の延長線との間の挟角であり、第3の接続線は、利用可能な衛星102と障害物の頂部との間の接続線である。
1つの可能な設計では、図8に示されるように、装置800は、ナビゲーション情報を出力するように構成された出力ユニット803であって、ナビゲーション情報は、モバイル端末101の位置情報に対応する位置から、3Dマップ情報に基づいた目標領域に移動するために使用される、出力ユニット803をさらに含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、図8に示されるように、取得ユニット802は、モバイル端末101が既に目標領域内にある場合に、モバイル端末101のポーズ情報を取得するようにさらに構成されてもよい。
決定ユニット801は、モバイル端末101のアンテナのアンテナパターンおよびモバイル端末101のポーズ情報に基づいて、アンテナの最大利得方向角を決定するようにさらに構成されてもよい。
決定ユニット801は、モバイル端末101の位置情報および利用可能な衛星102の位置情報に基づいて、利用可能な衛星102の目標方向角を決定するようにさらに構成されてもよい。
決定ユニット801は、最大利得方向角と目標方向角との差に基づいて、第1のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成されてもよい。
出力ユニット803は、第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するように構成されてもよく、プロンプト情報は、最大利得方向角と目標方向角との差を角閾値以下に調整するために使用される。
1つの可能な設計では、プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含んでいてもよい。
1つの可能な設計では、図8に示されるように、装置800は、最大利得方向角と目標方向角との差が角閾値以下である場合に、モバイル端末101と利用可能な衛星102との間の通信接続を確立するように構成された通信ユニット804をさらに含んでいてもよい。
決定ユニット801は、利用可能な衛星102によって送信され、モバイル端末101によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成されてもよい。
出力ユニット803は、実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するようにさらに構成されてもよく、実際の調整量は、第1のポーズ調整パラメータまたは第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報である。
決定ユニット801および取得ユニット802が、1つの処理モジュールに一体化されてもよく、または別々に独立して配置されてもよいことが理解されることができるこれは、本明細書では限定されない。
任意選択で、衛星探索装置800は、記憶モジュール(図8には示されない)をさらに含んでいてもよく、記憶モジュールは、プログラムまたは命令を記憶する。処理モジュールがプログラムまたは命令を実行すると、衛星探索装置800は、図1に示される衛星探索方法の機能を行うことができる。
任意選択で、装置800は、送信モジュールおよび受信モジュール(図8には示されない)をさらに含んでいてもよい。受信モジュールは、利用可能な衛星によって伝送された通信信号を受信するように構成され、送信モジュールは、通信信号を送信するように構成される。任意選択で、受信モジュールおよび送信モジュールは、1つの送受信機モジュールに一体化されてもよい。送受信機モジュールは、衛星探索装置800の送信機能および受信機能を実施するように構成される。
衛星探索装置800内の処理モジュールは、プロセッサまたはプロセッサ関連回路構成要素によって実施されてもよく、プロセッサまたは処理ユニットであってもよいことを理解されたい。送受信機モジュールは、送受信機または送受信機関連回路構成要素によって実施されてもよく、送受信機または送受信機ユニットであってもよい。
衛星探索装置800は、モバイル端末101であってもよく、またはモバイル端末101に配置されたチップ(システム)もしくは他の部分もしくは構成要素であってもよく、またはモバイル端末101を含む装置800であってもよいことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
加えて、衛星探索装置800の技術的効果については、図2に示される衛星探索方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
例えば、図9は、本出願の一実施形態による衛星探索装置900の構造の概略図である。衛星探索装置900は、モバイル端末101であってもよく、またはチップ(システム)もしくは別の構成要素、またはモバイル端末101に配置され得る構成要素であってもよい。図9に示されるように、衛星探索装置900は、プロセッサ901を含んでいてもよい。任意選択で、衛星探索装置900は、メモリ902および/または送受信機903をさらに含んでいてもよい。プロセッサ901は、メモリ902に結合され、送受信機903は、例えば、通信バスを介して接続されてもよい。
以下は、図9を参照して、衛星探索装置900の各構成要素について具体的に記載する。
プロセッサ901は、衛星探索装置900の制御センタであり、1つのプロセッサであってもよく、または複数の処理素子の総称であってもよい。例えば、プロセッサ901は、1つ以上の中央処理装置(central processing unit、CPU)であってもよく、または特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)であってもよく、または本出願の本実施形態を実施する1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ(microprocessors)(digital signal processor、DSP)もしくは1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)として構成されてもよい。
任意選択で、プロセッサ901は、メモリ902に記憶されたソフトウェアプログラムをランまたは実行し、メモリ902に記憶されたデータを呼び出して、衛星探索装置900の様々な機能を行うことができる。
具体的な実施態様では、一実施形態では、プロセッサ901は、1つ以上のCPU、例えば、図9に示されるCPU0およびCPU1を含んでいてもよい。
具体的な実施態様では、一実施形態では、衛星探索装置900は、複数のプロセッサ、例えば、図2に示されるプロセッサ901およびプロセッサ904も含んでいてもよい。各プロセッサは、シングルコアプロセッサ(single-CPU)であってもよく、またはマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つ以上のデバイス、回路、および/または処理コアであってもよい。
メモリ902は本出願の解決策を実行するためのソフトウェアプログラムを記憶するように構成され、プロセッサ901はソフトウェアプログラムの実行を制御する。具体的な実施態様については、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
任意選択で、メモリ902は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは静的情報および命令を記憶し得る別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、もしくは情報および命令を記憶し得る別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、読み出し専用ディスク(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは別の光ディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、もしくはブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持もしくは記憶するために使用され得る、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリ902は、プロセッサ901と一体化されてもよく、または独立して存在してもよく、衛星探索装置900のインターフェース回路(図9には示されない)を使用することによってプロセッサ901に結合される。これは、本出願の本実施形態では具体的には限定されない。
送受信機903は、他の衛星探索装置と通信するように構成される。例えば、衛星探索装置900は、モバイル端末101であり、送受信機903は、ネットワークデバイスと通信するか、または別のモバイル端末101と通信するように構成されてもよい。別の例では、衛星探索装置900はネットワークデバイスであり、送受信機903は、モバイル端末101と通信するか、または別のネットワークデバイスと通信するように構成されてもよい。
任意選択で、送受信機903は、受信機および伝送機(図9には別々に示されない)を含んでいてもよい。受信機は、受信機能を実施するように構成され、伝送機は、送信機能を実施するように構成される。
任意選択で、送受信機903は、プロセッサ901と一体化されてもよく、または独立して存在してもよく、衛星探索装置900のインターフェース回路(図9には示されない)を使用することによってプロセッサ901に結合される。これは、本出願の本実施形態では具体的には限定されない。
図9に示される衛星探索装置900の構成は、衛星探索装置への限定を構成するものではないことに留意されたい。実際の衛星探索装置は、図に示されている構成要素よりも多い、もしくは少ない構成要素を含んでいてもよく、またはいくつかの構成要素を組み合わせていてもよく、または異なる構成要素配置を有してもよい。
加えて、衛星探索装置900の技術的効果については、前述の方法実施形態における通信方法の技術的効果を参照されたい。詳細は、ここでは再度記載されない。
本出願の一実施形態は、プロセッサを含むチップシステムをさらに提供し、プロセッサはメモリに結合される。メモリは、プログラムまたは命令を記憶するように構成される。プログラムまたは命令がプロセッサによって実行されると、チップシステムは、前述の方法の実施形態のいずれか1つによる方法を実施することが可能にされる。
任意選択で、チップシステム内に1つ以上のプロセッサがあってもよい。プロセッサは、ハードウェアを使用することによって実施されてもよく、またはソフトウェアを使用することによって実施されてもよい。プロセッサがハードウェアを使用することによって実施されるとき、プロセッサは、論理回路、集積回路などであってもよい。プロセッサがソフトウェアを使用することによって実施されるとき、プロセッサは、汎用プロセッサであってもよく、メモリに記憶されたソフトウェアコードを読み出すことによって実施される。
任意選択で、チップシステムにはまた、1つ以上のメモリがあってもよい。メモリは、プロセッサと一体化されてもよく、またはプロセッサとは別々に配置されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、メモリは、非一時的プロセッサ、例えば、読み出し専用メモリROMであってもよい。メモリとプロセッサは、同一のチップに一体化されてもよく、または別々のチップ上に別々に配置されてもよい。メモリのタイプならびにメモリおよびプロセッサを配置する方式は、本出願では具体的には限定されない。
例えば、チップシステムは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、システムオンチップ(system on a chip、SoC)、中央処理装置(central processor unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、マイクロコントローラユニット(micro controller unit、MCU)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device、PLD)、または別の集積チップであってもよい。
本出願の一実施形態は衛星通信システムを提供する。衛星通信システムは、1つ以上のモバイル端末と、1つ以上の利用可能な衛星とを含む。
本出願の実施形態におけるプロセッサは、中央処理装置(central processing unit、CPU)であってもよいことを理解されたい。プロセッサはさらに、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、または別のプログラム可能な論理デバイス、個別のゲートまたはトランジスタ論理デバイス、個別のハードウェア構成要素などであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
本出願の実施形態のメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含んでいてもよいことが理解されることができる。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラム可能読み出し専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定的な記載ではなく例として、多くの形態のランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory、DRAM)、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データレート・シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバス・ランダム・アクセス・メモリ(direct rambus RAM、DR RAM)が使用されてもよい。
前述の実施形態のすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア(例えば、回路)、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実施されてもよい。実施形態を実施するためにソフトウェアが使用されるとき、前述の実施形態は、コンピュータプログラム製品の形態で完全にまたは部分的に実施されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令またはコンピュータプログラムを含む。プログラム命令またはコンピュータプログラムがコンピュータ上にロードされ、実行されると、本出願の実施形態による手順または機能がすべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ指示はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば赤外線、電波、またはマイクロ波など)の方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つ以上の使用可能な媒体を一体化した、サーバまたはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体であってもよい。半導体媒体は、ソリッドステートドライブであってもよい。
本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられたオブジェクト間の関連関係を記載するにすぎず、3つの関係が存在し得ることを表すことを理解されたい。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケース:Aのみが存在する、AおよびBの両方が存在する、ならびにBのみが存在する、を表すことができる。AとBとは単数であっても複数であってもよい。加えて、本明細書における文字「/」は、通常、関連付けられたオブジェクト間の「または」関係を指示するが、「および/または」関係を指示することもできる。詳細については、文脈を参照して理解されたい。
本出願において、少なくとも1つは1つ以上を意味し、複数は2つ以上を意味する。以下の項目(要素)またはその類似表現のうちの少なくとも1つは、単数の項目(要素)または複数の項目(要素)の任意の組み合わせを含む、これらの項目の任意の組み合わせを指す。例えば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a-b、a-c、b-c、またはa-b-cを指示することができ、a、b、およびcは単数であっても複数であってもよい。
前述のプロセスのシーケンス番号は、本出願の様々な実施形態における実行順序を意味しないことを理解されたい。プロセスの実行順序はプロセスの機能と内部論理とに従って決定されるべきであり、本出願の実施形態の実施プロセスに対するいかなる限定として解釈されるべきではない。
当業者は、本明細書に開示された実施形態に記載された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実施され得ることを認識することができる。機能がハードウェアまたはソフトウェアのどちらによって行われるのかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約条件に依存する。当業者は、記載された機能を実施するために特定の用途ごとに様々な方法を使用することができるが、その実施態様は、本出願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
簡易かつ簡単に記載するために、前述のシステム、装置およびユニットの詳細な作動プロセスについて、前述の方法実施形態の対応するプロセスを参照することは、当業者によって明確に理解されることができる。詳細は、ここでは再度記載されない。
本出願において提供されるいくつかの実施形態においては、開示されるシステム、装置、および方法が他の方式で実施され得ることを理解されたい。例えば、記載された装置の実施形態は例にすぎない。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的な機能分割にすぎず、実際の実施時には他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素が組み合わされてもよく、または別のシステムと一体化されてもよく、またはいくつかの特徴が無視されてもよく、もしくは行われなくてもよい。加えて、表示または議論された相互結合または直接的な結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実施されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、または他の形態で実施されてもよい。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分は物理ユニットであってもなくてもよく、1つのポジションに位置されてもよく、または複数のネットワークユニットに分散されてもよい。実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に基づいて、ユニットの一部またはすべてが選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに一体化されてもよく、ユニットの各々は物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そうした理解に基づき、本出願の技術的な解決策は本質的に、または従来の技術に寄与する部分は、または技術的な解決策の一部分は、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本出願の実施形態に記載される方法のステップのすべてまたは一部分を行うように、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってもよい)に指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(read only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述の記載は、本出願の具体的な実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されない。本出願で開示されている技術的範囲の当業者によって容易に想到される任意の変形または置換が本出願の保護範囲に含まれる。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
101 携帯端末
102 衛星
200 携帯電話機
201 プロセッサ
202 無線周波数回路
203 メモリ
204 タッチスクリーン
204-1 タッチパネル
204-2 ディスプレイ
205 ブルートゥース(登録商標)装置
206 センサ
207 Wi-Fi装置
208 測位装置
209 オーディオ回路
210 周辺機器インターフェース
211 電源装置
212 指紋収集構成要素
213 スピーカ
214 マイクロフォン
800 衛星探索装置
801 決定ユニット
802 取得ユニット
803 出力ユニット
804 通信ユニット
900 衛星探索装置
901 プロセッサ
902 メモリ
903 送受信機
904 プロセッサ

Claims (22)

  1. モバイル端末に適用可能な衛星探索方法であって、
    前記モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するステップと、
    前記直接見通し線が前記障害物によって遮られている場合、前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定するステップであって、前記目標領域は、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、ステップと
    を含む、方法。
  2. 前記目標領域は、前記モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定する前記ステップは、
    候補領域を決定するステップであって、前記候補領域は前記モバイル端末からの距離が予め設定された距離以下である領域であり、前記候補領域は複数のサブ領域を含む、ステップと、
    少なくとも1つのサブ領域の位置情報、前記利用可能な衛星の前記位置情報、および前記3Dマップ情報に基づいて前記目標領域を決定するステップであって、前記目標領域は、前記複数のサブ領域のうちの、前記利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域である、ステップと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を決定する前記ステップは、
    前記3Dマップ情報に基づいて第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するステップであって、前記第1の接続線は、前記障害物の頂部と前記利用可能な衛星との間の接続線であり、前記第2の接続線は、地上への前記利用可能な衛星の投影と前記モバイル端末との間の接続線である、ステップと、
    前記目標領域を決定するステップであって、前記目標領域は、前記第2の接続線の延長線上に位置され、前記第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であり、前記第2の挟角は、第3の接続線と前記第2の接続線の前記延長線との間の挟角であり、前記第3の接続線は、前記利用可能な衛星と前記第2の接続線の前記延長線との間の接続線である、ステップと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  5. ナビゲーション情報を出力するステップであって、前記ナビゲーション情報は、前記モバイル端末の前記位置情報に対応する位置から、前記3Dマップ情報に基づいた前記目標領域に移動するために使用される、ステップ
    をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記モバイル端末が既に前記目標領域内にある場合、前記モバイル端末のポーズ情報を取得するステップと、
    アンテナのアンテナパターンおよび前記モバイル端末の前記ポーズ情報に基づいて、前記モバイル端末の前記アンテナの最大利得方向角を決定するステップと、
    前記モバイル端末の前記位置情報および前記利用可能な衛星の前記位置情報に基づいて、前記利用可能な衛星の目標方向角を決定するステップと、
    前記最大利得方向角と前記目標方向角との差に基づいて第1のポーズ調整パラメータを決定するステップと、
    前記第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するステップであって、前記プロンプト情報は、前記最大利得方向角と前記目標方向角との前記差が前記角閾値以下になるように調整するために使用される、ステップと
    をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記最大利得方向角と前記目標方向角との前記差が前記角閾値以下である場合、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の通信接続を確立するステップと、
    前記利用可能な衛星によって送信され、前記モバイル端末によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するステップと、
    実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するステップであって、前記実際の調整量は、前記第1のポーズ調整パラメータまたは前記第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、前記第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報である、ステップと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 決定ユニットと、取得ユニットとを備える、モバイル端末に適用可能な衛星探索装置であって、
    前記決定ユニットは、前記モバイル端末の位置情報、利用可能な衛星の位置情報、および三次元3Dマップ情報に基づいて、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の直接見通し線が障害物によって遮られているかどうかを決定するように構成され、
    前記取得ユニットは、前記直接見通し線が遮られている場合、前記3Dマップ情報に基づいて目標領域の位置情報を取得するように構成され、前記目標領域は、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間に直接見通し線がある領域である、
    装置。
  10. 前記目標領域と前記モバイル端末との間の距離は、予め設定された距離以下である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記取得ユニットは、候補領域を決定するように構成され、前記候補領域は、前記モバイル端末からの距離が前記予め設定された距離以下である領域であり、前記候補領域は、複数のサブ領域を含み、
    前記取得ユニットは、少なくとも1つのサブ領域の位置情報、前記利用可能な衛星の前記位置情報、および前記3Dマップ情報に基づいて前記目標領域の前記位置情報を取得するようにさらに構成され、前記目標領域は、前記複数のサブ領域のうちの、前記利用可能な衛星への直接見通し線があるサブ領域である、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記取得ユニットは、前記3Dマップ情報に基づいて第1の接続線と第2の接続線との間の第1の挟角を決定するように構成され、前記第1の接続線は、前記障害物の頂部と前記利用可能な衛星との間の接続線であり、前記第2の接続線は、地上への前記利用可能な衛星の投影と前記モバイル端末との間の接続線であり、
    前記取得ユニットは、前記目標領域の前記位置情報を取得するようにさらに構成され、前記目標領域は、前記第2の接続線の延長線上に位置され、前記第1の挟角と第2の挟角との差が挟角閾値よりも大きい領域であり、前記第2の挟角は、第3の接続線と前記第2の接続線の前記延長線との間の挟角であり、前記第3の接続線は、前記利用可能な衛星と前記第2の接続線の前記延長線との間の接続線である、
    請求項10に記載の装置。
  13. ナビゲーション情報を出力するように構成された出力ユニットであって、前記ナビゲーション情報は、前記モバイル端末の前記位置情報に対応する位置から、前記3Dマップ情報に基づいた前記目標領域に移動するために使用される、出力ユニット
    をさらに備える、請求項9から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記取得ユニットは、前記モバイル端末が既に前記目標領域内にある場合、前記モバイル端末のポーズ情報を取得するようにさらに構成され、
    前記決定ユニットは、アンテナのアンテナパターンおよび前記モバイル端末の前記ポーズ情報に基づいて、前記モバイル端末の前記アンテナの最大利得方向角を決定するようにさらに構成され、
    前記決定ユニットは、前記モバイル端末の前記位置情報および前記利用可能な衛星の位置情報に基づいて、前記利用可能な衛星の目標方向角を決定するようにさらに構成され、
    前記決定ユニットは、前記最大利得方向角と前記目標方向角との差に基づいて第1のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成され、
    前記出力ユニットは、前記第1のポーズ調整パラメータに対応するプロンプト情報を出力するようにさらに構成され、前記プロンプト情報は、前記最大利得方向角と前記目標方向角との前記差が前記角閾値以下になるように調整するために使用される、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記プロンプト情報は、表示情報、パンチルトズーム制御情報、音声プロンプト情報、または振動プロンプト情報のうちの1つ以上を含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記最大利得方向角と前記目標方向角との間の前記差が前記角閾値以下である場合、前記モバイル端末と前記利用可能な衛星との間の通信接続を確立するように構成された通信ユニット
    をさらに備え、前記決定ユニットは、前記利用可能な衛星によって送信され、前記モバイル端末によって受信された信号の信号強度が強度閾値以下である場合、第2のポーズ調整パラメータを決定するようにさらに構成され、
    前記出力ユニットは、実際の調整量が予め設定された調整量以上である場合、第2のプロンプト情報を出力するようにさらに構成され、前記実際の調整量は、前記第1のポーズ調整パラメータまたは前記第2のポーズ調整パラメータが決定されるたびに1回カウントされ、前記第2のプロンプト情報は、衛星探索失敗を表す情報である、
    請求項15に記載の装置。
  17. プロセッサを備える衛星探索装置であって、前記プロセッサは、メモリに結合され、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行するように構成され、それにより、前記衛星探索装置は、請求項1から8のいずれか一項に記載の衛星探索方法を行う、
    衛星探索装置。
  18. プロセッサとメモリとを備える衛星探索装置であって、前記メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成され、前記プロセッサが前記命令を実行すると、前記衛星探索装置は、請求項1から8のいずれか一項に記載の衛星探索方法を行うことが可能にされる、衛星探索装置。
  19. プロセッサとインターフェース回路とを備える衛星探索装置であって、
    前記インターフェース回路はコード命令を受信し、前記コード命令を前記プロセッサに伝送するように構成され、
    前記プロセッサは前記コード命令をランさせて、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を行うように構成される、
    衛星探索装置。
  20. プロセッサと送受信機とを備える衛星探索装置であって、前記送受信機は、前記衛星探索装置と別の衛星探索装置との間で情報を交換するように構成され、前記プロセッサは、請求項1から8のいずれか一項に記載の衛星探索方法を行うためのプログラム命令を実行する、衛星探索装置。
  21. コンピュータプログラムまたは命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムまたは前記命令がコンピュータ上でランされると、前記コンピュータは請求項1から8のいずれか一項に記載の衛星探索方法を行うことが可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  22. コンピュータプログラムまたは命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムまたは前記命令がコンピュータ上でランされると、前記コンピュータは請求項1から8のいずれか一項に記載の衛星探索方法を行うことが可能にされる、コンピュータプログラム製品。
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