JP2023544980A - 金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法及び装置 - Google Patents

金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

具体的には細長形状、例えば補強バーを有する、第1の要素(3)と、場合により第2の要素(4)との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法は、第1の要素(3)に接触して金属ワイヤ(2)を結合するための装置(1)を調整するステップと、少なくとも1つのワイヤ(2)を、第1の要素(3)の隣にある装置(1)に供給するステップと、カレンダーアセンブリ(30,30’,300)によって、ワイヤ(2)をカレンダー加工するステップと、切断アセンブリ(40,40’,400)によってワイヤ(2)を切断するステップと、結合ヘッド(20,20’)によってワイヤ(2)の反対部分を保持するステップと、結合軸(A,A’)の周りにワイヤ(2)をねじることによって結合するステップと、を含む。【選択図】図8

Description

本発明は、金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法、装置に関し、同様に、具体的には、本発明の方法の目的から生じる結合部に関する。
金属ワイヤ及び類似製品の結合を実行する装置は、例えば、異なる技術分野での使用に適切な鉄筋コンクリート用のメッシュ、または保護用メッシュ、フェンスを補強するためのケージまたは金属を作成する技術であることが知られている。
最も広範囲に使用されている装置は、手動式、例えばグリッパ式である。基本的に、作業者は、結合を行うエリアの周りに金属ワイヤの要素を調整し、各々の端が一側に突出したままになる。グリッパ部材は端を締め、次に、作業者は、回転によって、そのエリア自体の周りにワイヤをねじる。その回転は半自動であり得、作業者によって作動し、弾性手段によって適切な位置に引き戻されるウォームスクリューを使用する。
明らかに、これらの手動装置は、結合を行うのに比較的長時間がかかり、同様に、労働量がかなり消費されるため高コストを伴う。
これに加えて、手動で実行された結合の効果、具体的には結合部の張力は、作業者の手先の器用さ及び経験によって著しく変わるが、結果の再現性は保証されないことを考慮する必要がある。
最近、金属ワイヤまたは類似製品を結合するための自動デバイスが提案されているが、自動デバイスは、必ず、専用装置及び精巧な装置に関連付けられ、必ずしも、建物現場で利用可能である、または容易に使用可能であるとは限らない。
欧州特許出願公開第0751270号明細書では、作業者が把持できる補強ロッドの周りにワイヤを曲げ加工するための装置が示されている。本装置は、供給デバイスと、補強ロッドの周りにループ状ワイヤを誘導する誘導アームと、ワイヤのループ部を把持し、ワイヤをねじって締めるねじりデバイスと、ワイヤの基部からねじれ部を切断する切断デバイスと、ワイヤの開始端を特定位置に位置付けて、装置に新しいワイヤを供給するための機構と、を備える。
異なる解決策は、欧州特許出願公開第1440746号明細書に示されている。その文献には、供給アセンブリによって、リング誘導部に沿ってワイヤを供給し、リング結合部を形成し、補強要素が一緒に接合されるように同じリングをねじるように適応する、補強ロッドの要素を結合するための機械が開示されている。その機械は、シャフトに関連付けられたスリーブ部材及びフォーク型部材を含み、シャフトの回転中、回転方向に対して、結合リングをブロックするための各々のフックを前方に備え、結果として、結合が生じる。
しかしながら、当技術分野で既知の結合に関する解決策は、特定の分野の要望を満たしていなく、具体的には、結合の精度、強度と、使用コスト及び使用の順応性とに関する要望を満たしていない。具体的には、既知の解決策は、大きくまたは重くなり得、したがって、補強ロッド内に挿入するのが容易ではない、または任意の予想位置で結合を行うために操作するのが容易ではない。
より正確に言えば、特定の分野では、安定して及び均一に張力をかけた結合部により、特定の安全基準が作業の各段階で達成及び維持されることを結果として保証できるようにしたいという要望に関して、当技術分野で既知の解決策によって満足されないことについて苦情がある。
これに関連して、例えば、技術建築分野では、接合要素を相互に締め、ひいては動かなくする要望があることが分かる。この結果は、結合部に適切に張力がかかり強力になる場合だけ取得される。実際に、この分野では、補強バーが組み立てられるとき、補強バーにコンクリートを成型することが必要である。具体的には床の場合、作業者は、通常、補強ロッド上を歩きながら、吐出ポンプを使用して、補強ロッド上でコンクリートの分配を実行する。実際に、分配される材料はペーストタイプであるため、セルフレベリングに適切でない。
このステップ中、作業者の体重及び作業者が所有する機器の重量は単一の結合部に重くのしかかり、結合部は、作業に耐えるために十分に強力及び堅くする必要がある。具体的には、その強度は、使用されるワイヤの横寸法の強度と等しい一方、張力のレベルは、結合プロセスに続いてワイヤが受けるけん引力によって決定される。
張力及び/または強度が不十分な場合、補強ロッドの要素は移動することが可能であるため、計画によって意図された構成を失敗することになる。補強ロッドの要素の変位により、局所的に、抵抗パラメータを損ない得る、具体的には、計画によって設けられた構造要素、例えば梁及び床の慣性モーメントを損ない得る。さらに、張力及び頑丈度は、具体的には、持ち上げと、必ず起きる衝突及び衝撃とに耐えるために、結合部が作業場で作られ、次に建設現場に移動するときの輸送の場合の重要パラメータである。
手動で作られた当技術分野で既知の結合部では、概して、最大直径が0.9~1mmのワイヤが使用され、その結果として、十分に強力ではない結合部が生じる可能性がある。
他方では、従来のポータブル自動デバイスでは、手動結合に使用されるものと同等のサイズのワイヤ、または、例えば0.6~0.8mmの小さい直径のワイヤが使用され、締められる要素の周りに同じワイヤを巻くことを繰り返すことで、この寸法減少を補償する、または、いずれの場合、結合部を強化することを試みる。しかしながら、そのような場合、ワイヤの張力の均一性は、作られた巻線のそれぞれに保証されるわけではない。
最後に、既知の自動デバイスは、概して、特製の金属ワイヤのリール、ひいては、特殊タイプの補充不可能な金属ワイヤのリールを用いるため、したがって、高価になる。
欧州特許出願公開第0757143号明細書及び米国特許第5842506号明細書では、金属ワイヤを結合するための自動装置のさらなる例が示されている。
欧州特許出願公開第0751270号明細書 欧州特許出願公開第1440746号明細書 欧州特許出願公開第0757143号明細書 米国特許第5842506号明細書
本発明の目的は、強力及び効果的な結合が生じることを可能にする金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法及び装置を考案して、前述の問題を解決することである。
この目的の範囲内で、本発明のさらなる目的は、安全な使用及び信頼性の高い使用、同様に比較的安い費用がもたらされる単純な構成及び機能の概念の金属ワイヤ及び類似製品を結合するための装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、柔軟に使用できる金属ワイヤを結合するための装置、具体的には、異なる断面の材料に容易に適応可能な装置を提供することである。
さらには、本発明の目的は、信頼性が高い方式で硬く、効果的、及び再現可能な結合部を作るための装置を提供することである。
上記に説明した目的は、請求項1に記載の金属ワイヤを結合するための方法によって、また、請求項6に記載の金属ワイヤを結合するための装置によって、本発明に従って実現される。
細長形状、具体的には鉄筋を有する第1の要素と、場合により第2の要素との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための本発明の方法は、該少なくとも1つの第1の要素に接触して金属ワイヤを結合するための装置を配置することを提供する。本装置は、巻きほどく際に少なくとも1つのワイヤを受けるための本体と、カレンダーアセンブリであって、本体の前方で支えられ、縦結合軸の周りに配置され、カレンダーアセンブリ内に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻く際にワイヤを誘導する、カレンダーアセンブリと、結合軸に沿って本体によって支えられ、カレンダーアセンブリ内で包囲され、結合軸の周りに巻かれたワイヤを反対枝部を相互にねじる、結合ヘッドであって、結合軸の周りに角度離間した複数の指を形成し、複数の指の間に、ワイヤを巻くための第1の通路及び第2の通路を画定する、第1の動作部材と、第1の動作部材の周りで軸方向に挿入され、同じ結合軸の周りに角度離間した複数のセパレータ要素を形成し、複数のセパレータ要素の間に、ワイヤを巻くための第1の通路空間及び第2の通路空間を画定する、第2の動作部材と、を含む。第1の動作部材及び第2の動作部材は、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、各々、それらの通路及び空間を通るワイヤの自由通路を可能にするように、結合軸の横方向に従って相互に対面して少なくとも部分的に配置される、開放構成と、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、ワイヤの反対部分を保持するように、相対運動の効果により、相互に対して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、結合軸の周りに及び/または結合軸に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能になる。本装置は、また、ワイヤを切断するための切断アセンブリと、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させるための作動部材と、を含む。
次に、本方法は、装置に関連付けられた引き出しアセンブリによって、少なくとも1つのワイヤを、第1の要素の隣に移動した装置に供給し、開放構成で相互に対面して少なくとも部分的に配置される第1の通路及び第1の空間を通して、各々の端を誘導することを提供する。
次に、本方法は、供給されたワイヤをカレンダー加工し、カレンダーアセンブリによって第1の要素及び/または該第2の要素の周りで環状にそのワイヤを巻装することを提供する。このステップ中、第2の通路及び第2の空間を交差するワイヤの端は、少なくとも部分的に、開放構成で相互に対面して配置される。
適切な位相関係では、具体的には、ワイヤを供給するステップの前または後に、本方法は、結合ヘッドを開放構成から保持構成に配置し、ひいては、ワイヤの反対部分を保持するために、結合軸の周りに相対回転運動及び/または結合軸に沿って並進運動において、結合ヘッドの第1の動作部材及び第2の動作部材をアクティブにすることを提供する。
同時に、または後で、本方法は、結合ヘッドへのワイヤの供給方向に対して上流に配置された第1の通路及び第1の空間の各々の部分で、切断アセンブリによってワイヤを切断することを提供する。
本方法は、さらに、作動部材によって結合軸の周りに、保持構成に配置された結合ヘッドを回転させることによって、結合ヘッドによって反対部分に巻かれ及び保持されたワイヤを結合することを提供する。
第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間は、各々、それらの通路及び空間を通して、少なくとも、ワイヤの第1の投入開口部と、巻かれるワイヤを戻すための第2の通路開口部とを画定し得る。
結合軸に沿った該相対並進運動において、第1の動作部材及び第2の動作部材を動作させる代替手段に従って、該運動のストロークでは、本方法は、供給されたワイヤの一端を表すワイヤの反対部分の一方を最初に保持することを提供し、ワイヤの他方の反対部分を切断するステップ前に、第1の要素及び/または第2の要素の周りにワイヤの巻線を締める引き出しアセンブリによって、ワイヤの戻しアクションをアクティブにし得る。
ワイヤを切断した後、本方法は、第1の動作部材の指から突出する各々の支持部に接触して反対部分の全体にわたって曲げることを提供できる。
曲げ軸の周りの該相対回転運動における曲げ加工ヘッドの第1の動作部材及び第2の動作部材をアクティブにする特定の代替手段に従って、本方法は、具体的には、各々、第2の動作部材のセパレータ要素から第1の動作部材の指まで、横に突出する保持部の近くに移動することを提供でき、したがって、ワイヤの各々の反対部分を閉じ込めるように、カレンダー加工動作空間に対面する第1の開口部及び第2の開口部の開口側を閉鎖する。
「対面する」という用語について、好ましくは、該通路及び空間が、例えば、開放構成で半径方向に、少なくとも部分的に、横に整合することを意味する。
具体的には、該空間及び通路の少なくとも1つの部分的重複は、少なくとも、ワイヤの第1の投入部用の第1の通路開口部と、ワイヤの第1の部と反対にワイヤの第2の戻り部用の第2の通路開口部とを画定できる。
特定の態様によると、該開放構成及び保持構成では、第1の開口部及び第2の開口部は、ワイヤの反対部分を通過させるために、少なくとも結合軸の横にアクセス可能であり得る。
該第1の開口部及び第2の開口部は、好ましくは、結合軸の反対にある及び/または結合軸の周りに隣接する。
本発明の特定の態様によると、本方法は、結合ヘッドを回転させるステップ中、またはこのステップ前に、該第1の開口部及び第2の開口部の内側に結合ヘッドによって保持されたワイヤの反対部分を、第1の動作部材及び/または第2の動作部材の各々の動作面及び/または当接面に接触させて折ることを提供する。
具体的には、ワイヤの反対端部を曲げるステップは、結合軸に接触して実質的に横方向または平行方向に、該動作面及び/または当接面に接触して反対端部を曲げることを意味し得る。
特定の態様によると、第1の開口部及び第2の開口部のワイヤの反対部分を保持するステップは各々、さらに、縮小される場合でさえ、摩擦の生成により、第1の動作部材及び/または第2の動作部材の各々の動作面及び/または当接面に接触して曲げ加工されたワイヤの反対部分の摺動を提供する。この摺動は、少なくとも部分的に、結合軸の周りにワイヤを徐々にねじることから生じる第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻かれたワイヤの消耗を補償するように行われる。ワイヤの摺動に対抗する該摩擦作用は、ねじり中、結合部の張力が生じ得、したがって、第1の要素を締める、または好ましくは少なくとも第1の要素及び第2の要素を結合装置に接触して接合されるように締める。
本方法は、好ましくは、結合軸の周りに切断アセンブリの可動式ナイフを回転させることによってワイヤを切断することを提供する。
本方法は、好ましくは、結合ヘッドと一体的に、作動部材によって可動式ナイフを回転させることを提供する。
代替として、または追加して、本方法は、並進運動に従って、好ましくは装置に対して縦方向に、可動式ナイフを動作させることによって、ワイヤを切断することを提供できる。
好ましくは、該可動式ナイフは第2の動作部材によって構成され、少なくとも1つの該空間は刃先によって区切られる。
本方法は、好ましくは、ワイヤを供給し、引き出しアセンブリによって、該本体の内側の導管を通してワイヤを導くことを提供し、少なくとも剛体部を含む導管は、ワイヤに対応する変形が生じるように成形される。
本方法は、好ましくは、供給されたワイヤは、該剛体部に沿った湾曲に沿って変形することを提供する。
保持構成から開放構成まで結合ヘッドを調整するために、例えば、仕上がった結合部もしくはその結合部の残部の解放を行うために、またはワイヤを供給するために、本方法は、好ましくは、結合軸の周りに、第1の回転方向に従って、保持構成で結合ヘッドを回転させ、第1の動作部材を第2の動作部材と一緒に引き、次に、反対方向に結合ヘッドを回転させることを提供し、再組立機構によって、第2の動作部材を装置の該本体に留め、次に、第1の開口部及び第2の開口部の該開放外形が一致するように、同じ反対方向に従って、結合ヘッドがさらに回転すると同時に、第2の動作部材は本体に留められる。
特定の態様によると、本方法は、第1の動作部材及び第2の動作部材を、完全な結合部を解放し、結合軸の周りにそれらの動作部材の間で相対回転して動作するような構成に配置することを提供する。
該相対回転は、第1の動作部材と第2の動作部材との間に介在するカム機構によって制御できる。
好ましくは、ワイヤを結合するステップでは、本方法は、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻装された部分と、結合軸の周りにワイヤの反対枝部をねじることによって作られたねじれ部とを含む結合部を作ることを提供する。
結合サイクルの最後に、特定の態様によると、ねじれ部は好ましくは壊され、ひいてはワイヤの該残部から分離でき、例えば、残部は、廃棄物として結合ヘッドによって保持されたままであり、次に、解放される。
特定の態様によると、結合部を作る該ステップに続いて、例えば、ワイヤの該残部を解放するために、再度、結合ヘッドを開放構成に配置するステップに移行できる。
本方法は、好ましくは、ワイヤのカレンダー加工を行うために、カレンダーアセンブリによって支えられた、投入トラックとカレンダーローラーとの間の投入トラックに沿ってワイヤの端を導入することと、続いて、また、カレンダーアセンブリによって支えられた戻りトラックに沿って、ワイヤの端を誘導することとを提供し、投入トラック及び戻りトラックは、この目的のために、少なくとも部分的に湾曲展開部を有する。
好ましくは、ワイヤは投入トラックと戻りトラックとの間に投入され、「投入される」は、第1のトラックと第2のトラックとの間で各々の中間部で自由になることを意味する。
好ましくは、投入されたワイヤは、ガイドの形状、好ましくは少なくとも部分的に円錐形、具体的には漏斗形を有する初期部を通して第2のトラックで誘導される。
本方法は、第2の要素と交差するエリアで第1の要素と一致するように装置を配置することを提供し得る。この場合、本方法は、ワイヤ及び追加ワイヤを装置内に供給することと、第1の要素及び/または第2の要素の周りに、カレンダーアセンブリによって保持された各々の別個の投入トラック及び戻りトラックを通るように画定された各々の巻線経路に沿って各々ワイヤ及び追加ワイヤを誘導すること、切断アセンブリによってワイヤ及び追加ワイヤを剪断することと、同様に、各々、ワイヤ及び追加ワイヤの反対部分を保持することであって、切断ヘッドは保持構成に配置される、保持することと、最後に、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させることによって、結合軸の周りに各回転において、該反対部分に近接するワイヤ及び追加ワイヤの4つの反対枝部を相互にねじり、したがって、第1の要素及び第2の要素の周りに二重結合部を作ることと、を提供できる。
本方法は、好ましくは、交差重複ゾーンで斜めに重複する第1の要素及び第2の要素を結合するために適用され得る。この場合、結合軸に直角な任意の平面は、同じ平面上の第1の要素及び第2の要素の軸の突出線によって、4つの象限に分割される。
次に、本方法は、第1の要素及び第2の要素の周りに相互に交差する各々の巻線経路に沿って、ワイヤ及び追加ワイヤを巻くことによって、結合部を作るステップに続いて、第1の要素及び第2の要素の周りに二重交差結合部を作ることを提供できる。より具体的には、本方法は、第1の要素及び第2の要素をワイヤ及び追加ワイヤで締め、すなわち堅く結合し、ねじられる各々の反対枝部を配置することを提供でき、反対枝部のそれぞれは、上述の4つの象限の1つの内側にある。
この特定の態様によると、このように作られた結合部では、ワイヤ及び追加ワイヤは単一のねじれ部を有し、ねじれ部では、少なくとも各々の4つの端、ワイヤの2つの端、及び追加ワイヤの2つの端は上述の4つの象限から集まる。同時に、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部は交差する。
本方法は、同様に、二重平行結合部を作ることを提供でき、これは、装置が当接して配置されるとき、結合ヘッドからさらに遠くにあり、第1の要素と第2の要素との間にある、要素の周りの該重複エリアまたは交差エリアによって分離された、実質的に平行な各々の巻線経路に沿って、ワイヤ及び追加ワイヤを誘導することによって、そして、ワイヤ及び追加ワイヤの4つの枝部をねじることによって提供される。
この特定の態様によると、このように作られた結合部では、ワイヤ及び追加ワイヤは単一のねじれ部を有し、ねじれ部では、少なくとも各々の4つの端、ワイヤの2つの端、及び追加ワイヤの2つの端は上述の4つの象限から集まる。同時に、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部は実質的に平行である。
本方法は、好ましくは、第1の要素に当接するように装置を調整するために、第1の要素の近く及び第2の要素の近くにある装置の縦軸に沿って、カレンダーアセンブリを移動させ、第1の要素に当接するカレンダーアセンブリの前方に作られた各々の成形凹部を設置することを提供する。カレンダーアセンブリの特定の構造によって可能になる縦方向のこの変位により、作業者に不快でも、任意の構成に配置された要素に容易に到達して、それらの要素を結合することが可能になる。具体的には、ワイヤは、投入トラックと戻りトラックとの間に自由に投入でき、実質的に自由な状態になり、したがって、任意のタイプの要素の近くに移動させるのに、または接合される要素を重複するのに役立つように、カレンダーアセンブリの各々の前方エリアにアクセス可能になる。
好ましくは、第1の要素に当接するように装置を調整するステップは、装置を指向する及び/または該成形凹部の縦方向高さを調節するステップよりも先に行われる。
本方法は、結合の初期段階において、設けられる場合、ワイヤが第1の要素及び/または第2の要素の周りに締められるとき、設けられる場合、第1の要素または第2の要素に接するワイヤの反対枝部は、交差して、すなわち入射するように配置され、それらの反対枝部の間に結合角度を形成することを提供し得、結合角度は、結合される要素または複数の要素の全体寸法の関数である、好ましくは、結合ヘッドと、要素または複数の要素との間の距離の関数であり、結合角度は70°~135°であり、好ましくは90°~110°である。
該距離は、有利に、最大値22mm、好ましくは18mm以下を有し得る。
特定の態様によると、次に、結合部を作るステップは、有利に、強度及び高さに合わせて最適位置でねじることによって、ねじれ部を自発的に切除することによって、該ねじれ部から該残部を分離することを含み得る。
具体的には細長形状、例えば補強バーを有する第1の要素と、場合により第2の要素との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための本発明に従った装置は、巻きほどかれた少なくとも1つのワイヤを受けるための本体と、カレンダーアセンブリであって、本体によって前方に保持され、縦結合軸の周りに配置され、カレンダーアセンブリ内に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻きながらワイヤを誘導する、カレンダーアセンブリと、結合軸に沿って本体によって保持され、カレンダーアセンブリ内で包囲され、結合軸の周りに巻かれたワイヤの反対枝部を相互にねじるための結合ヘッドであって、結合軸の周りに角度離間した複数の指を形成し、複数の指の間に、ワイヤを巻くための第1の通路及び第2の通路を画定する、第1の動作部材と、第1の動作部材の周りで軸方向に挿入され、同じ結合軸の周りに角度離間した複数のセパレータ要素を形成し、複数のセパレータ要素の間に、巻線を通過させるための第1の通路空間及び第2の通路空間を画定する、第2の動作部材と、を含み、第1の動作部材及び第2の動作部材は、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、各々、それらの通路及び空間を通るワイヤの自由通路を可能にするように、結合軸の横方向に従って相互に対面して少なくとも部分的に配置される、開放構成と、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、ワイヤの反対部分を保持するように、相対運動の結果として、相互に対して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、結合軸の周りに及び/または結合軸に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能になる。好ましくは、本装置は、また、ワイヤを切断するための切断アセンブリと、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させるための作動部材と、を含む。
第1の動作部材の該指はそれぞれ、好ましくは、各々、第2の動作部材の第1の空間及び第2の空間を区切る各々の縁と相互作用することを意図した突出支持部を形成する。縁は、該相対並進運動の効果により、支持部に接触してワイヤの端を曲げるように構成される。この折り加工の効果により、結合部をコンパクトにし、ワイヤの残部を自由にし、それ以外の場合、除去する必要があるだろう。
第1の通路及び第2の通路は、カレンダー加工動作空間に向かう開口側を有し得る。
特定の態様によると、この開口側は、各々の指の近くに移動した第2の動作部材のセパレータ要素から周辺に突出する保持部材によって、該相対回転運動によって閉鎖できる。
言い換えれば、特定の態様によると、各セパレータ要素は、好ましくは、そのセパレータ要素が、該相対回転運動によって、第1の動作部材の各々の指の近くに角度移動するとき、各々の通路の開放外形を実質的に閉鎖するように成形された各々の自由端から周辺に突出する縁の形態で、保持部を形成でき、したがって、保持構成に閉鎖外形で該各々の開口部を画定する。
本装置は、金属ワイヤの少なくとも1つのリールを収容するために、例えば、肩またはベルトの上で、着脱式、固定式、懸架式、車輪付きの、または輸送可能なユニットと組み合わせて使用できる。該ユニットは、巻きほどかれたワイヤをリールから装置に供給するための少なくとも1つの引き出しアセンブリ及び/または直線化アセンブリ、ワイヤを誘導するために及び装置に給電するための接続手段を含み得る。
特定の態様によると、第1の動作部材及び第2の動作部材は、結合軸の周りの相対回転運動により移動可能になり、第1の動作部材と第2の動作部材との間に、可変幅の第1の開口部及び第2の開口部を画定し、第1の開口部及び第2の開口部が、反対枝部に近接するワイヤの反対部分を通過させるために、カレンダー加工動作空間に向かう外形開口を有する開放構成と、第1の開口部及び第2の開口部がワイヤの反対部分を保持するために実質的に閉鎖外形を有する、保持構成との間で移動可能であり得る。
実際には、この特定の態様によると、該保持構成は、各々の開口部を通る結合軸の横にワイヤの通過を可能にする機能があり、ワイヤが各々の区画の内側から出て該開口側に向かうことを防止する。したがって、該保持部は、好ましくは、ワイヤが出ることを不可能にする。
好ましくは、この場合の保持部は、結合ステップ中に結合ヘッドが回転している間、ワイヤを周辺に誘導するように、例えば、湾曲形状外形に成形され、第1の動作部材に接触して、具体的には、関連の指に接触して、ワイヤを曲げ加工することを可能にする。
本発明の特定の態様に従った第1の動作部材及び第2の動作部材は、有利に、相互に対して、結合軸の周りで、角度を付けて及び/または軸方向に摺動するように搭載され、開放構成と保持構成との間で移動可能である。
本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別され得、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用され得る。
切断アセンブリは、固定式ナイフ及び可動式ナイフを含み得る。可動式ナイフは、好ましくは、結合ヘッドと一緒に移動可能である。
特定の態様によると、固定式ナイフは、本体に固定され、ワイヤの挿入口を支えるスリーブを形成し得、ナイフは、固定式ナイフ内で同軸上に挿入された第2の動作部材の第1の空間を区切る鋭い縁によって成形され得る。相対並進運動により、結合軸の方向に口を越える刃先の摺動、ひいては、ワイヤの切断が生じる可能性がある。
固定式ナイフは、好ましくは、装置の本体と一体に搭載される。
特定の態様によると、固定式ナイフ及び可動式ナイフは、本体から結合ヘッドにワイヤを供給するための経路に沿って、使用時に配置されたワイヤを挿入するために、各々の穴またはスロットを有し得る。このように、ワイヤの剪断は、単に、作動部材によって動作する本体と結合ヘッドとの間の相対回転運動から生じる可能性がある。次に、同じ回転運動は、動作ステップ中に途切れなくても、ワイヤのねじりが生じる可能性がある。本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別でき、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用できる。
代替として、可動式ナイフは、結合ヘッドの第1の動作部材の周りで摺動可能に軸方向に搭載され、可動式ナイフに供給された結合ワイヤを剪断できる。本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別でき、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用できる。
好ましくは、さらに残りの特徴から独立して、カレンダーアセンブリは、結合ヘッドの周りで軸方向に挿入され、ワイヤをカレンダー加工するために経路を内部に支える。
該カレンダー加工経路は、好ましくは、第1の開口部を通るワイヤの巻きと、第2の開口部を通る各々の端の戻りとを完全にすることを確実にするように、投入トラックと、結合軸に対して投入トラックの反対にある戻りトラックとによって構成される。
カレンダー加工経路は、好ましくは、ワイヤを誘導するために、少なくとも1つのカレンダーローラーに関連付けられ、例えば、投入トラックの初期部においてカンチレバー式で関連付けられる。
該投入トラック及び該戻りトラックは、好ましくは、カレンダーアセンブリに付けられた挿入部、好ましくは鋼鉄によって構成される。
カレンダーアセンブリは、好ましくは、各々のワイヤのそれぞれに、各々交差するまたは平行な同数の巻線経路の交差フォークまたは平行フォークの対を形成する。
戻りトラックは、好ましくは、少なくとも初期誘導形状部、例えば円錐を形成し、入口トラックから投入された各々のワイヤの挿入を誘導する。
投入トラック及び/または戻りトラックは、少なくとも部分的に、第1の要素及び/または第2の要素の周りで徐々に締める際に、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻く際にワイヤを誘導するための溝を形成する。
本体は、好ましくは、ワイヤを誘導するための導管を含む。
導管は、有利に、ワイヤに対応する変形をもたらすために、いずれかの既存の歪みをなくすために、湾曲展開部を伴う剛体セクションを含み得る。
本体は、外部に突出する少なくとも1つのワイヤ誘導シェルを形成でき、ワイヤ誘導シェル内側に、ワイヤを誘導するための該剛体部が構成される。
ワイヤ誘導シェルは、好ましくは、フィンの形態である。
好ましくは、本体は、結合軸の周りに例えば約90°だけ角度分離したワイヤ誘導シェルの対を含む。
2つのワイヤ誘導シェルの間に、本体は好ましくは、好ましくは結合軸に実質的に垂直な本体から横に突出するハンドルを含む。ハンドルの配置は、銃のような装置を把持することを可能にし得る。
該導管は内部にワイヤの経路を画定し、その経路は、結合軸の実質的に縦方向に初期部に向かって、湾曲を有する中間部を通り、結合軸の横方向に、具体的には実質的に垂直に配向された最終セクションまで延在し、その目的は、結合ヘッドに入るワイヤの事前カレンダー加工を行うことである。
自律的でもあり得る態様、ひいては、本発明の残りの特徴から独立した態様によると、着脱式、固定式、台車搭載式、または懸架式のユニットは、装置または他の結合装置に関連付けられ得るワイヤを供給するために、ひいては、少なくとも1つのワイヤリールを収容するために、例えば、肩の上またはベルト上で設けることができる、または輸送可能であり得る。
着脱式ユニットは、具体的には、さらに、好ましくは、リールから装置に巻きほどかれたワイヤを供給するために、少なくとも1つの引き出しアセンブリと、場合により、直線化アセンブリも含み得る。この設備により、結合装置を軽くすること、同様に、重量及びサイズの制限がなく、任意の直径のワイヤの供給を可能にすること、同様に、複数のリールを収容することについて利点がもたらされる。次に、ワイヤを誘導するための接続手段を設けることができる。
着脱式ユニットは、具体的には、肩の上またはベルト上でユニットを運ぶことができる場合、装置に給電するための手段、例えば電池を含み得る。
したがって、本発明に従った装置は、容易な、再現可能な、及び自動的な方法で、少なくとも1つの要素の周りに強力な及び十分に張力がある結合部を作成することと、好ましくは第2の要素を第1の要素に結合することと、を可能にする。
本発明に従った装置により、1回で、単一のワイヤまたはと2つのワイヤが供給され、装置を使用して、2つのワイヤを同時に結合できる、または、デバイスに供給されたいくつかのワイヤの間に、具体的には2つのワイヤの間に単一のワイヤを選択的に結合でき、いずれの場合、1つのワイヤまたは追加ワイヤと選択的に結合する可能性がある。
相互に交差するゾーンにおいて第1の要素及び第2の要素の周りにある金属ワイヤ及び追加金属ワイヤの本発明に従った結合部は、交点が形成され、第1の要素及び第2の要素の周りに締められるように巻かれたワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部と、単一の結合軸の周りに、ワイヤ及び追加ワイヤの各々該反対部分に近接する4つの枝部の単一のねじれ部と、を含む。
代替として、結合部は、残りも同様に、実質的に平行であり重複エリアから分離された、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部を有し得る。
好ましくは、ワイヤ及び追加ワイヤの少なくとも1つは、横寸法、具体的には1~3mmの直径を有する。
結合するために同時に使用されるワイヤ及び追加ワイヤの直径または横寸法は、相互に異なる可能性がある。
本発明の詳細は、添付図に例として示される、本発明に従った金属ワイヤ及び類似製品によって結合するための装置の好ましい実施形態の詳細な説明からより明らかになる。
結合される要素のある重複部分に配置された、本発明に従った装置のある角度からの斜視図である。 結合される要素のある重複部分に配置された、本発明に従った装置のある角度からの斜視図である。 要素が結合されていない、さらに別の角度からの同じ装置の斜視図である。 着脱式供給ユニットに関連付けられた同じ装置の斜視図である。 着脱式供給ユニットに関連付けられた同じ装置の側面図である。 異なる着脱式ユニットに関連付けられた装置の異なる実施形態の側面図である。 同じ装置の側面図である。 図3に示された線IV-IVに従った、本発明に従った装置の断面図である。 同じ装置の下からの平面図である。 図5に示された線VI-VIの中心軸平面に従った、本発明に従った装置の断面図である。 図6に示される細部の拡大図である。 本発明の装置オブジェクトに使用される細部の分解図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 カバーケーシングがない、本発明に従った装置の本体から異なる角度の斜視図である。 カバーケーシングがない、本発明に従った装置の本体から異なる角度の斜視図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの側面図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの平面図である。 同じカレンダーアセンブリの軸平面の対に沿った部分断面図である。 本発明に従った装置の側面図である。 本発明に従った装置で使用される結合ヘッドの細部の、図13に示された平面XIV-XIVの線に従った断面図である。 本発明に従った装置で使用される結合ヘッドの細部の、入射軸平面の対に従った部分断面図である。 図15の拡大図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの斜視図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの平面図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの側面図である。 異なる動作構成の図17aと同様の図である。 異なる動作構成の図17bと同様の図である。 異なる動作構成の図17cと同様の図である。 異なる動作構成の図17aと同様の図である。 異なる動作構成の図17bと同様の図である。 異なる動作構成の図17cと同様の図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の斜視図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 結合ヘッドを閉鎖するための動作構成における、カレンダーアセンブリ及び結合される要素がある、本発明に従った装置の細部の部分断面斜視図を示す。 結合ヘッドを閉鎖するための動作構成における、カレンダーアセンブリ及び結合される要素がない、本発明に従った装置の細部の部分断面斜視図を示す。 結合ヘッドの動作中の開放構成の図24aと同様の図である。 結合ヘッドの動作中の開放構成の図24bと同様の図である。 異なるタイプの結合される要素の周りに巻かれた結合ワイヤである。 異なるタイプの結合される要素の周りに巻かれた結合ワイヤである。 最終結合ステップにおける結合材及び結合される要素の対の結合ヘッドの斜視図である。 同じ要素の対の周りで実行された結合部の斜視図である。 実行された結合部から分離された結合部のワイヤの一部の斜視図である。 実行された結合部だけの斜視図である。 別個の結合部の材料またはワイヤの一部だけの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素の結合プロセスの動作ステップにおける、第1の要素及び第2の縦要素の近くに移動した追加の横要素の、同じ装置の細部の拡大断面図を示す。 異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置にワイヤを供給するための着脱式ユニットの細部の概略側面図である。 異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置にワイヤを供給するための着脱式ユニットの細部の概略側面図である。 本発明に従った装置の第2の実施形態の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 ワイヤを供給する動作ステップにおける、図41に示された装置の前面図である。 ワイヤを供給する動作ステップにおける、図41に示された装置の斜視図である。 後続の切断ステップにおける、図41に示された装置の中心縦平面の断面の側面図である。 後続の切断ステップにおける、図41に示された装置の中心縦平面の断面の側面図である。 対応する方法で達成された結合部の異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 動作の中間ステップにおける、異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 動作の最終ステップにおける、異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 本発明に従った装置のさらなる実施形態の斜視図である。 本発明に従った装置のさらなる実施形態の側面図である。 図50に示された平面LI-LIに沿った断面図である。 図49~51に示された装置を用いて行われた結合部である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの斜視図である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの軸平面に従った断面である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの分解図である。 図53に示された結合ヘッドの細部の斜視図を示す。 図53に示された結合ヘッドの細部の軸平面に沿った断面図を示す。 図51に示された結合ヘッドで使用される追加の細部の異なる角度からの斜視図である。 図51に示された結合ヘッドで使用される追加の細部の異なる角度からの斜視図である。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図53に示された結合ヘッドの側面図である。 1つのワイヤだけが示される第1の動作ステップにおける、図63に示された平面LXIIIA-LXIIIAに従った同じ結合ヘッドの断面図を示す。 1つのワイヤだけが示される第1の動作ステップにおける、図63に示された平面LXIIIB-LXIIIBに従った同じ結合ヘッドの断面図を示す。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 同じ結合ヘッドから解放された結合部の図70aに示された断面に対応する断面の図である。
特に複数の図を参照すると、1は、具体的には細長形状、例えば補強ロッドを有する第1の要素3と、場合により第2の要素4との周りに巻かれた金属ワイヤ2及び類似製品を結合するための装置を示す(図1b参照)。
本装置は、例えば、識別タグを要素に結合するために、または単に、例えば、バッグの端等の可塑性材料の単一の要素を閉鎖するために、異なる目的のためにさらに使用できる。
本発明に従った装置1は、いずれの場合、同じ結合軸Aの周りにワイヤ状材料をねじることによって、例えば、単純または二重に、交差するまたは平行な任意のタイプの結合部を作るのに適切である(図4参照)。
例えば下記に具体的に説明されるように、以下のワイヤ2の参照符号のそれぞれは、また、限定ではないが、二重交差結合部または平行結合部を作るための、ワイヤ2の対、ワイヤ2、及び追加ワイヤ2の場合のように、いくつかのワイヤ2の設備への参照として理解できることを理解されたい。実現可能な場合、逆の場合も同様である。
したがって、装置1は、相互の重複部分または交点のエリアで、第1の要素3と好ましくは第2の要素4も結合することによって、接合することが可能である。
結合することによって接合される第1の要素3及び第2の要素4は、例えば、接点もしくは重複点で結合される縦金属要素、または交差部で結合される縦金属要素及び横金属要素を含み得、これらの金属要素は、各々、フェンス用の、または他の目的のために、建造物の補強ロッド用の金属ケージまたはワイヤメッシュを作るために意図されたものである。例えば、接合される要素は、補強バー等の縦要素と、好ましくは、鉄筋コンクリートの建造物を作るために、補強ブラケット等の横要素も含み得る。
具体的には、横要素は、平坦または湾曲で単一または二重のいずれかであり得る。より正確に言えば、補強ケージでは、例えば、横要素は、通常、それ自体が湾曲するブラケットであり、各々の端が重なり、並んで設置され、したがって、末端部の重複が生じ、その結果として、補強用の縦要素、通常バーに結合される二重要素を構成する。また、補強ケージでは、縦補強要素は、平面交差が生じるこれらの要素の側面と、これらの要素の端の湾曲部分との両方で、横要素、つまりブラケットに交差でき、湾曲部分の場合、3次元交差が判定されることも観察される。
結合される要素は横寸法を有し、具体的には、参照する技術分野で知られているように、具体的には、広範囲内で変わる直径を有し得る。
「結合部」は、使用要件に従って、接合される要素が相互に重複するエリアが締められるまで、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りに巻かれるワイヤ2の反対枝部2’の結合軸Aに沿ったらせん状巻線の製品を意味する(例えば、図28参照)。
ワイヤ2は、特殊な巻きほどき手段を使用して、各々のリール5から巻きほどくことができる。好ましくは、ワイヤ2は、具体的には顕著な成形性を有する結合部に特有の焼なまし金属材のワイヤである。有利に、本発明に従った機器は、市場で一般的に入手可能であるワイヤのほとんどを使用できる。
例えば、少なくとも1つのリール5、好ましくは、複数のリール5、例えば、リール5の対は、例えば着脱式ユニット6で装置1から分離して配置できる(図2a及び図2b参照)。
着脱式ユニット6は、本発明の装置オブジェクトとも異なる、異なるタイプの結合装置の働きをするように使用でき、したがって、これらの装置の重量を軽くし、かなり長い横寸法のワイヤの供給を可能にする。他の点では、サイズ及び重量に合わせて装置で容易に収容されない。
好ましくは、着脱式ユニット6は車輪付きであり、同等の方法で懸架または装備されたホイールまたはトラックが設けられ、使用場所の近くに容易に移動する。代替として、着脱式ユニット6は、バックパック等の肩の上、またはベルト上で運ぶことができる。
次に、着脱式ユニット6で、引き出しアセンブリ7は、さらに、リール5のそれぞれに、巻きほどき手段として収容できる。引き出しアセンブリ7は、随意に、リール5から巻きほどかれたワイヤ2の直線化アセンブリ7aによって、供給方向に従って連結できる、具体的には、前に置くことができる。
着脱式ユニット6はさらに制御デバイス8を含み得、制御デバイス8は、場合により電池を用いた装置1への電力供給と、同様に、必要に応じて、ワイヤ2または複数のワイヤ2の装置1への供給動作の調整とを確実にする。より正確に言えば、下記に詳細に説明されるように、制御デバイス8は、アセンブリ7の引き出しアセンブリの駆動手段と、同様に、装置1の内側に配置された駆動手段とを制御するように構成される。
例えば管状及び可撓タイプの接続手段9、具体的には、シースの形態の接続手段9は、着脱式ユニット6から装置1へのワイヤ2の電気接続及び供給を可能にするように設けることができる。
下記に説明されるように、管状接続手段9は、例えば、金属ワイヤ2を通すためのシース90と、電源と、装置1の作動手段用の制御ケーブル91と、必要な電気信号を装置1の制御手段に搬送する電気信号ケーブル92とを収容できる(具体的には、図3参照)。
具体的には、接続手段9は、例えば可撓管は、その接続手段を持ち上げるために、着脱式ユニット6によって支えられたアーム93によって支持できる。アーム93は、好ましくは、最上部にハウジングガイド94を支え、接続手段9、具体的には可撓管を受けることができ、湾曲経路に従って、その接続手段を配置する。
さらに、例えば剛体管タイプの接続手段9aは、設けられる場合、各々のリール5から、引き出しアセンブリ7に、場合により直線化アセンブリ7aにもワイヤ2を誘導するために設けることができる。
図2cに示されたさらなる実施形態によると、着脱式ユニット6’は、アーム93’の最上部に引き出しアセンブリ7を収容することを提供できる。この設備により、利用可能な引き出し力を最大にすることによって、接続手段9’を短くすることを可能にし、ひいては、結合装置が、良好に機能することが可能になり、結合装置を着脱式ユニット6’からさらに離れて維持することが可能になる。図2cでは、着脱式ユニットは、下記に説明される装置1’のさらなる実施形態に接続されるが、任意の結合装置に接続され得る。
着脱式ユニット6,6’は、ワイヤ2の戻り防止デバイス60(図39及び図40参照)を有用に備えることができ、戻り防止デバイス60は、ワイヤ2が各々の引き出しアセンブリ7によって引き戻される動作では、下記に詳細に説明されるように、ワイヤ2は各々のリール5で乱雑に巻き戻されることを防止するように構成される。具体的には、特に、リール5が排出ステップの近くになるとき、リール5自体が徐々に空になり、ワイヤ2がスラスト方向Sに供給されるとき、反対方向Rのワイヤ2の戻りについて、問題が生じ得る。実際に、戻りステップでは、ワイヤ2自体がリール5の内側に入り込み、この戻りにより、ワイヤ2のループを形成するリスクが生じ、リール5の多少まとまりがない巻線により絡んだ状態になる。
戻り防止デバイス60は、既に巻きほどかれたワイヤ2がリール5に再度入ることを防止する働きをする。具体的には、戻り防止デバイス60により、ワイヤ2は、スラスト構成61aと戻り構成61bとを交互に移動できる誘導手段61の部分的に内側で、具体的にはSの形状に代替経路を作り上げる。誘導手段61は、少なくとも部分的に、ワイヤ2を誘導できる伸縮バネで有用に構成できる。
ワイヤ2の戻り防止デバイス60は、リール5から出てくるワイヤ2を挿入するために、手段62に関連付けられ得、その正確な誘導を確実にすることを目的とする。
具体的には、戻りステップにおいてリールの中にワイヤ2を乱雑に戻すことを回避するために、スラスト構成61aは、設けられる場合、リール5と戻り防止デバイス60との間に介在する、該挿入手段62に向かって伸びる経路に対応し得る一方、戻り構成61bは、リール5の外部にあるループ経路、例えばループに対応し得る。
したがって、誘導手段61は、ワイヤ2がスラスト方向Sに供給されるとき、スラスト構成61aに配置され、そして、ワイヤが戻り方向Rに引き戻されるとき、戻り構成61bに配置される(図39及び図40参照)。
着脱式ユニット6,6’は、また、装置に給電するために、代替として、ポータブル電源手段、例えば電池式手段を収容するために提供できる。この設備は、着脱式ユニット6が肩の上またはベルト上で輸送可能なイベントで特に有用である。
装置1は、好ましくは、ポータブルユニット、したがって、ポータブルツールの形状であり、有利に、軽量、及びコンパクト、作業者によって容易に操作可能な形状である(具体的には、図1a、図1b、図1c参照)。
非常に汎用的な方法では、装置1は、自動機械、例えば、金属ケージを作るための機械、金属メッシュを作るための組立機械もしくは機械に搭載できる、または作業者によって把持される代わりにロボットアームに搭載できる。
したがって、装置1は、好ましくは作業者によって把持可能な本体10と、本体10に接続された、結合軸Aの周りで回転可能な結合ヘッド20と、設けられる場合、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りに少なくとも1つのワイヤ2を巻く及び結合するために、結合ヘッド20と協調するカレンダーアセンブリ30と、を備える(具体的には、図3及び図4参照)。
また、カレンダーアセンブリ30は、具体的には、支持を可能にする機能を有用に果たすこともでき、したがって、結合される要素3,4に対する装置1の調節可能でもある適用性を発揮し、それにより、これらの要素は、次にワイヤ2によって巻かれる正確な位置にある状態になる。具体的には、下記に説明されるように、この支持は、正確な結合角度βを決定することに貢献できる。
装置1は、さらに、供給されたワイヤ2のそれぞれを剪断する切断アセンブリ40を備える(具体的には、図15参照)。
下記に詳細に説明されるように、本体10は、好ましくは、作業者による把持を容易にするハンドル11と、結合サイクルまたはそのサイクルの段階をアクティブにする制御部材12、好ましくはアクティベーションレバーまたは引き金式スイッチと、を含む。代替として、例えば、装置が止め具に到達するとき、すなわち、結合される要素3,4に接触するとき、制御部材は、結合サイクルを自動的にアクティブにするように構成された接触センサーまたは近接センサーによって構成できる。
より正確に言えば、制御部材12は、好ましくは、結合サイクル及び取り外しサイクルの両方をアクティブにする。結合サイクルは、ワイヤ2を供給すること及びカレンダー加工すること、ワイヤ2を切断すること及び結合することを含み得る。下記に詳細に説明されるように、取り外しサイクルが提供され得、取り外しサイクルは、結合ヘッド20に残っているワイヤ2の断片の排出と、初期位置における機構すなわち結合ヘッド20の再配列と、を含み得る。
本体10は、好ましくは、結合軸Aに沿って実質的に縦展開部を有する。この展開部により、装置1の横寸法を最適化する利点をもたらし、動作位置にアクセスすることが困難である際にさらに効果的である前方挿入を可能にし、同様に、例えば、装置が機械に搭載されるときに有用になる。下記に説明されるように、例えば、本体10により作業者が特定用途に可能な最も人間工学的位置で作業することが可能になる限り、本体10はまた異なる形状をとり得る。しかしながら、下記に示されるように、異なる配置が可能になる。
本体10は作動部材13、具体的にはギヤモーターを収容し、作動部材13は、制御部材12がアクティブになると、装置1の動作部材を回転させ、結合ステップを動作させる。
作動部材13は、具体的には、好ましくは、時計回り及び反時計回りの両方の回転を制御する、ひいては、結合ヘッド20と、好ましくは切断アセンブリ40との全ての運動をアクティブにするように構成される。
下記に詳細に説明されるように、作動部材13は、好ましくは、角度位置を検出するための手段を含み、例えば、電気変換器、アブソリュートエンコーダまたは機械エンコーダ等、停止システム及び/または連動手段等を含み、これらの手段により、関連の可動部の正確な角度位置を確実にする。
本体10は、さらに、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30を接続するための接続部14を含む(具体的には、図10a及び図10b参照)。
好ましくは、接続部14は、好ましくはクイック連結式のカレンダーアセンブリ30に取り付けるために、好ましくは手段15を支えることができる(図10a及び図10b参照)。下記に示されるように、取付手段15、具体的には急速取付手段は、例えば、動作がロックされる場合、装置1で速く介在することを可能にし、特に、カレンダーアセンブリ30を同じ程度速く交換することを可能にし、これは、例えば、要素3,4の寸法が、具体的には、最適支持のために、組み立てられたユニットによって覆われた間隔に含まれない場合等、または、結合のタイプを変える必要がある場合、具体的には、二重交差結合または平行結合に変える必要がある場合に実現する。
本体10は、また、リール5から巻きほどかれたワイヤ2を供給するための導管16を含む(図7参照)。第1のワイヤ及び第2のワイヤ2における結合部、すなわち二重結合部を作るのに適切に示される場合、本体10は、導管16の対を収容する。導管16のそれぞれは、結合ヘッド20に向かって、本体10の縦端から反対端に進むようにワイヤ2を正しく誘導するために、少なくとも1つの剛体部16a、例えば末端を含む。
導管16は、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30の内側への正確な挿入を確実にするように、実質的に縦投入配向から傾斜出力配向になる可変傾斜に従って、好ましくは結合軸Aに対して約30°の角度で、本体10の内側に配向される。
好ましくは、導管16の剛体部16aは顕著な最終曲線を形成する。この湾曲構造は、焼なまし材のワイヤ2を使用する場合に特に有用である。実際に大きい非弾性変形を特徴とするこのワイヤ2のタイプは、末端部16aの好ましくは顕著な湾曲によって負荷がかかる構成を容易に想定できる。
末端部16aによって生じる効果は、可撓接続手段9を通る経路によってワイヤ2が動かなくなるような「復元力をなくす」ことを含み、配向及び空間配置の両方に、正確に、復元力を結合ヘッド20にもたらす。
したがって、チャネル16の末端部16aの構造は、装置1及び接続手段9によって、空間で想定された位置に関係なく実質的に同様に、ワイヤ2が出ることを可能にする。
さらに、末端部16aは、また、結合サイクル後に、ワイヤ2の再配列ステップで役割を果たすことができる。より正確に言えば、作業者が空間で装置1を移動させ、接合される要素3,4に到達し、装置1を正しく位置付けるとき、これにより、導管16の変形可能部分の内側に収容された部分に対して、末端部16aの内側に収容されたワイヤ2の一部の対応する変形が決定される。したがって、これらの変形をなくすために、導管16の末端部16aの上流にワイヤ2を引き戻すのに十分に有利になる。
導管16は、好ましくは、少なくとも部分的に、ハンドル11に収容され、本体10から結合ヘッド20に向かう入口から出口まで徐々に傾斜する経路が可能になる。
導管16のそれぞれは、好ましくは、該接続部14に配置された口17の中に入り込み、口17は、好ましくは、具体的には、前述の末端部16aに対応する結合軸Aと一致する装置1の縦軸に対して適切に傾斜する。示される場合、接続部14は、角度離間した口17の対を含み、口17は、好ましくは、90°に等しい角度で、好ましくは、結合軸Aに対して傾斜した、対応する方式で、供給されたワイヤ2を誘導する(図7及び図10b参照)。
さらに、同じ接続部14は、使用時に結合ヘッド20に対面する側に、新しい結合サイクルの開始点に結合ヘッド20を再配置するための再配列機構18を支える(例えば、図17a参照)。
再配列機構18は結合ヘッド20を設置する機能を果たし、結合ヘッド20は、好ましくは、開放構成で弾性手段によって実行されたコントラストアクションによって、保定構成で正常に設置される。これにより、例えば、結合サイクルの開始を準備するが、また、サイクルの最後に、結合ヘッド20に残っているワイヤ2の断片の取り外しを容易にすることも可能にする。再配列アクションは、最初の基準位置に対して最大の前進角度位置まで結合ヘッド20を回転させることによって行われる。前述したように、再配列機構18は、角度位置を検出するための手段、例えば電気的手段または機械的手段に関連付けられ得る。
下記に詳細に説明されるように、より正確に言えば、再配列機構18は、弾性ばね手段が対向する接続部14と連結するレバーによって構成でき、レバーは、結合ヘッド20に構成された各々の連結空洞19に係合するように、使用するために成形及び配置される(図8参照)。
結合ヘッド20は、好ましくは、カレンダーアセンブリ30と同軸上に、本体10の前方に搭載される。具体的には、結合ヘッド20は、好ましくは、カレンダーアセンブリ30の内側に挿入される。
結合ヘッド20は、好ましくはタングの形態で作られた駆動部材13に取り付けるために、キー部22を支える支持部材21を含む。
下記に説明されるように、支持部材21は、また、供給されたワイヤ2のそれぞれを通過させるためのチャネル23を有し、チャネル23は、各々の口17を起点として、切断アセンブリ40を通って延在し、反対端で開放する(図14参照)。例として示される場合、角度分離した2つのチャネル23は、支持部材21に設けられる。
好ましくは、チャネル23のそれぞれは、結合軸Aと一致する部材自体の縦軸に対して傾斜するように支持部材21の内側に延在する。基本的に、チャネル23では、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30におけるワイヤ2を正確に挿入するために、口17によって想定された傾きが継続する。
反対端において、結合ヘッド20は、各ワイヤのそれぞれを保持し、結合軸Aの周りでワイヤ2をねじるために協調する、第1の動作部材24(図14参照)及び第2の動作部材25(図17a参照)を含む。
より正確に言えば、第1の動作部材24は、周辺に配置され、結合軸Aの周りに角度分離した複数の指26を含む。指26のそれぞれは、好ましくは、実質的に縦方向に展開し、好ましくは、結合軸Aに向かって減少する断面を提供し、隣接する指26の間のワイヤ2の1つの挿入及び摺動を容易にする。
示される実施形態は、例えば、好ましくは、二重結合部を作るために、結合軸Aの周りに角度分布した4つの指26を提供し、すなわち、第1の要素3と好ましくは少なくとも第2の要素4との周りに巻かれ及び交差するワイヤ2の対の係合を可能にし、それらの要素は重なる、または交差する(具体的には、図26及び図27参照)。
指26のそれぞれは、好ましくは、少なくとも1つの動作表面27に対して、例えば、横側にある動作表面27の対、好ましくは横方向に相互に反対向きにある好ましくは動作表面27の対に対して、摩擦を増加させる。下記に詳細に説明されるように、例えば、これらの動作表面27は、例えば、各々の指横面の少なくとも一部に、または例えば反対の横面の両方に、少なくとも部分的に、ギザギザのエリアまたはギザギザのコーティングを提供し、ワイヤ2の固定係合を確実にできる(図8及び図14参照)。
具体的には、結合ヘッド20が結合軸Aの周りで回転するとき、指26はワイヤ2用の結合部材として働く。下記に説明されるように、このステップ中、ワイヤ2の反対部分は、結合ヘッド20が回転する結果として、強制的に曲がる。この理由として、ワイヤ2の反対部分が、該保持構成に配置された結合ヘッド20に画定された開口部20a,20bの内側に「閉じ込められる」ためである(図19b参照)。この曲がりにより、好ましくは動作表面27に接触して発生した摩擦によって、同じワイヤ2の部分を指26の固定当接部で保持する。各々の部分の曲がりにより、具体的にはワイヤ2の端の曲がりにより、ワイヤ2をブロックし、結合部のねじれ部101の形成を可能にするのに十分なくらい、ワイヤ2の摩擦滑りの制限、具体的にはワイヤ2の摩擦滑りの制御を有用に可能にし、ワイヤ2の徐々に進行する戻りを補償する。具体的には、この摩擦滑りは、例えば、結合部を効果的及び頑丈等にするように、結合部の所望の張力だけで、ワイヤ2の分離を可能にする代わりに、ワイヤ2のねじれ部101の早期の引裂を回避する機能がある。
したがって、指26は、各々、同じワイヤ2の巻線の初期端及び最終端用の各々のワイヤ2の通過に適切な少なくとも第1の通路28a及び第2の通路28bを指26の間で画定するように角度分離する(図19b参照)。第1の通路28a及び第2の通路28bは、少なくとも一側で開放され、具体的には、カレンダー加工のための動作空間に対面し、したがって、各々の開放外形を画定する。下記に説明されるように、言い換えれば、したがって、第1の動作部材24には、結合軸の反対にある及び/または周りに隣接する少なくとも第1の通路28a及び第2の通路28bが成形され、第1の通路28a及び第2の通路28bは、カレンダーアセンブリ30によって、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りのリングでカレンダー加工された、ワイヤ2の第1の枝部2aと、第1の枝部2aに隣接する第2の枝部2bとの通過に適切である(図7参照)。
通路28a,28bは具体的には、具体的には動作表面27でワイヤ2の係合に適切であり、例えば下記のように、結合サイクルの最後に装置1の抽出を可能にするように、使用時、キー部材22に対して反対端に向かって開放する。
第2の動作部材25は、第1の動作部材24と協調して、ワイヤ2または複数のワイヤ2を保持し、本質的に通路28a,28bの開放外形を閉鎖する。実際には、下記に詳細に説明されるように、この協調により、したがって閉鎖外形により、これらの開口部28a,28bに少なくとも部分的にアクセスできなくし、装置1の軸方向に従って、具体的には結合ヘッド20の前方に、ワイヤ2が出ることを防止する。
より正確に言えば、第2の動作部材25はリング51を形成し、複数のセパレータ要素52は、リング51から、結合軸Aの周りで縦方向に角度分離して、指26の数に対応する最小数で延在する(例えば、図8参照)。
セパレータ要素52は、セパレータ要素52の間に、通路28a,28bに対応するように、同数の空間53a,53bを画定する。通路28a,28bのような空間53a,53bは、結合ヘッド20の前方に開放され、したがって、該カレンダー加工空間に向かって、接続部14の反対側から開放し、この状況は、例えば、使用時、下記のように、結合が、垂直下降運動で、要素3,4の重複エリアまたは交差エリアの装置1を挿入することによって実行される場合に実現する(例えば、図8及び図19b参照)。
セパレータ要素52は、例えばフックのように、例えば横に延在する、実質的に縦展開部及び保持部54を有し得、該保持構成で、通路28a,28bの軸方向に従って、具体的には結合ヘッド20の前方にあるカレンダー加工空間で開放外形を閉鎖するために有用な突出縁を形成し、指26に近づき、ねじりステップ中にワイヤ2を保持部54の内側に保持するようになる。他方では、下記に説明されるように、結合ヘッド20が該開放構成に配置されるとき、同じ保持部54は指26から分離され、例えば下記のように、各々の側から通路28a,28bへの自由なアクセスができる状態のままであり、下記に説明されるように、結合部の端で、結合ヘッド20に残ったままであり得る結合部の残留物の排出を可能にする。
第2の動作部材25は、例えばトーションばねで構成された弾性コントラスト手段55の介在によって第1の動作部材24の周りで回転可能に搭載される。弾性手段55は、第2の動作部材25を該保持構成に維持するように配置される(図8参照)。
より正確に言えば、第1の動作部材24及び第2の動作部材25は、少なくとも、可変幅がある第1の開口部20a及び第2の開口部20bを画定するように、結合軸Aの周りで相対回転運動に従って相互に移動可能であり、つまり、該通路28a,28b及び該空間53a,53が、相互に実質的に対面し、保持部54が指26から離間され、その結果、第1の開口部20a及び第2の開口部20bが、例えば供給ステップまたは取り外しステップにおいて、ワイヤ2用の通路から出るためにカレンダー加工空間に対面する側に開放外形を有する、開放構成(図19a参照)と、該開口部28aが、同じ部材の間で往復摺動が進む閉鎖外形を有し、往復摺動に続いて、保持部54がワイヤ2に係合するように指26に近づき、結合ヘッド20の内側に、該反対枝部2’に近接する、ワイヤ2の各々の反対部分を保持し、結合軸Aの周りでワイヤ2をねじる、保持構成(図18a参照)との間で、第1の動作部材24及び第2の動作部材25が動作可能になる。
具体的には、該保持構成では、結合ヘッド20が回転すると、ワイヤ2は各々の指26に接触して曲げ加工され、したがって、ロックされたままになる。結合軸Aの周りでねじりステップ中、作動部材13が第1の動作部材24及び第2の動作部材25を回転させるとき、有用に設けられる場合、指26の表面摩擦が増加することで、結合されたワイヤ2を保持する効果をもたらし、ワイヤ2の摺動を制限する。
より正確に言えば、動作部材24,25の変動振幅がある開口部20a,20bを通るワイヤ2で実行された係合アクションは、結合部に張力がかかるのを確実にするために、その係合アクションによりワイヤ2をブロックし、同時に、ワイヤ2が、同じ動作表面に摺動することを可能にし、例えば、ワイヤ2の正確なねじりを確実にし、同時に、結合材への予想される引裂または損傷を回避するようになる。
開口部20a,20bの外形を閉鎖するためにセパレータ要素52の近くに指26を移動させることは、有利に、開口部20a,20bの外形を閉鎖するように作用する弾性コントラスト手段55のアクションにより実行され、したがって、具体的には指26の近くに移動した保持部54のアクションにより実行される。
より正確に言えば、保持構成では、ワイヤ2は、開口部20a,20bの内側に保持される。有利に、保持部54は、例えば湾曲するように成形され、指26に接触する曲部に向かってワイヤ2を誘導できる。
予想どおり、リング51は、また、上記に説明した再配列手段18に連結するために、角度分離した複数の凹部19またはノッチを有することを思い出されたい。
例えば時計回り方向Bに結合ヘッド20を適切に回転することによって、該再配列手段18自体を、リング51の最も近い凹部19を越えて位置付けでき、結合ヘッド20は、上述の弾性手段55のコントラストに対して結合軸Aの周りで回転可能になる。この状況では、結合ヘッド20を反対方向に回転させることによって、再配列機構18は、第2の動作部材25をブロックするように、該凹部19に連結でき、第2の動作部材25を本体10と一体にする。次に、結合ヘッド20の後続の回転により、第1の動作部材24だけを移動することによって、開放構成で、区画28a,28bを空間53a,53bと制御方式で整合すること、及び/または導管16を結合ヘッド20のチャネル23と整合することを可能にし、新しい結合サイクルを開始する。
同時に、下記に詳細に説明されるように、説明される再配列サイクルは、有利に、切断アセンブリ40の整合または再整合を同様に可能にし得る。
カレンダーアセンブリ30はワイヤ2を誘導する働きをする、または、万一に備えて、各々の重複エリアまたは交差エリアで、第1の要素3及び/または好ましくは第2の要素4の周りに曲がりくねった実質的に円状経路を通して、ワイヤ2のそれぞれを誘導する働きをする。実際には、巻きステップ中、ワイヤ2の端は、開放構成で、相互に対面してアクセス可能である、結合ヘッド20の開口部28a,28b及び空間53a,53bを通過し、次に、ねじりステップまたは巻きステップにおいて、保持構成で、指26を移動させることによって、セパレータ要素52に対する効果的な係合を保証する。
カレンダーアセンブリ30にはスリーブ31が成形され、スリーブ31は、例えば、結合ヘッド20の周りで軸方向に挿入され、取付手段15によって、本体10の接続部14に固定される。
スリーブ31は、結合ヘッド20に対してより大きい縦延在部を有し、ひいては、組み立て位置において、結合ヘッド20に対して突出し、その結果、カレンダー加工の動作空間は、接合される要素の周りにワイヤ2を巻くためように画定される。具体的には、カレンダー加工するためのこの動作空間は、使用中、巻くための動作空間に対して、例えば下側に隣接する。動作空間では、結合ヘッド20によって、ねじることが実行される。
スリーブ31は、内部に、ワイヤ2のための少なくとも1つのカレンダー加工経路を有する。具体的には、この経路は、投入トラック32と、結合軸Aに対して投入トラック32の反対にある戻りトラック33とによって構成でき、その結果、結合ヘッド20の第1の開口部20aを通るワイヤ2の端の進入に続いて、ワイヤ2の完全な巻き付け及び結合ヘッド20の対応する第2の開口部20bを通る各々の端の戻りが確実になり、説明されるように、後続のねじりステップが確実になる。
トラック32,33は、好ましくは有利に、少なくとも部分的に、ワイヤ2の巻線を誘導するように湾曲され、好ましくは、スリーブ31の内壁の特殊溝によって構成される。
投入トラック32及び戻りトラック33でそれぞれ構成された巻線経路は好ましくは、具体的には装置1の縦軸に沿って交互になり、したがって、それらのトラックは、例えば、二重交差結合の場合、ワイヤ2が交差する際に衝突を回避するために異なる高さを有する。
より正確に言えば、ワイヤ2のカレンダー加工経路、具体的には、投入トラック32及び戻りトラック33は、有利に、挿入部によって構成でき、例えばスリーブ31の内側に適切に付けられた鋼鉄によって構成できる。代わりに、それらのトラックは、装置1の軽さに貢献するために、プラスチック及び/またはアルミニウムから作ることができる。
さらに、投入トラック32のそれぞれは、好ましくは、カレンダー加工経路に続くように、ワイヤ2の自然抵抗力に対抗するように構成されたカレンダーローラー34に関連付けられる。より正確に言えば、ローラー34は、スリーブ31によって、または同じトラック32によって、カンチレバー式で有用に支持され、ねじり中、トラック32からのワイヤ2の係脱を可能にし得る(図7参照)。
戻りトラック33は好ましくは、例えば漏斗または少なくとも部分的に円錐のように成形されたガイドの形態で初期部を形成し、投入トラック32から投入されたワイヤ2の挿入を容易にする。この投入は、投入トラック32と戻りトラック33との間にギャップが有用に設けられているという事実から生じ、カレンダー加工空間で、接合される要素3,4を受けるための空間が生み出される。
カレンダーアセンブリ30は、例えば、当接して、結合される各々の要素を収容するために、少なくとも1つの成形された空洞の前方に存在するような形状に形成される。この構造により、カレンダーアセンブリ30が前方で支えられる装置1は、当接して、結合される要素3,4の近くに、縦軸に沿って単純な運動で移動できる。言い換えれば、該成形構造は、要素3,4に接触してしっかりと固定された当接、好ましくは調節可能である当接を可能にする。
より正確に言えば、スリーブ31は、最小の対で配置された、好ましくは結合軸Aに対して斜めに配置された自由端の成形凹部35を有し得、その結果、結合される要素でのカレンダーアセンブリ30の位置付け、または第1の要素及び第2の要素の場合、正確には、第1の要素3と第2の要素4との間の交点における、重複エリアでのカレンダーアセンブリ30の位置付けと、それらの要素の周りのワイヤ2の正確な巻き付けと、を確実にする(具体的には、図11a、図11b、図11c参照)。具体的には、成形凹部35の構造により、装置1が同じ要素3,4の少なくとも1つに接触して位置付けられるとき、要素3,4と結合ヘッド20との間の距離が決定される。例えば交点に配置された第1の要素3及び第2の要素4を結合する場合、成形凹部35は、例えば結合ヘッド20からの最遠要素を正確に支持するために、異なる深さを有し得る(図31、図32、図33参照)。
図33には、第1の要素3及び第2の要素が重なり交差構成に配置されるときはいつでも、それらの要素は、要素3の場合について、第1の要素3及び第2の要素4のうちの1つの縦軸Yと、他の各々の4つの象限Q1,Q2,Q3,Q4の縦軸の突出線Pとを含む平面上における交差エリアを画定できることが示される。
最後に、切断アセンブリ40は固定式ナイフ41及び可動式ナイフ42を備える(図9c及び図15参照)。
有利に、固定式ナイフ41は本体10と一体になり、具体的には接続部14と一体になる一方、可動式ナイフ42は結合ヘッド20と一体となり、具体的には支持部材21と一体となる。
より正確に言えば、ナイフ41,42は、例えばプレート等の各々の部材で構成でき、ナイフ41は固定式であり、ナイフ42は可動式であり、各々、接続部14に、支持部材21に搭載され、使用中、結合ヘッド20の本体10からのワイヤの供給経路に沿って配置されたワイヤ2の挿入用の各々の穴43,44を有する。実際には、ワイヤ2の切断は、ワイヤを通過させるための該穴を支える、本体10と結合ヘッド20との間のさらなる相対回転運動によって生じる可能性があり、したがって、ワイヤは切断される。
有利に、装置1がワイヤ2の対を供給するよう設計されている場合、該2つの穴のうちの1つ、例えば、可動式ナイフ42の穴が、ロット44aで構成されることを提供することが可能であり、それにより、ワイヤ2の連続切断が行われ、したがって、切断作業が時間的に分散し、過荷重を回避する。
また、再配列機構18により実施される上記に説明した再配列サイクルは、また、予想どおり、新しい供給ステップひいてはワイヤ2の挿入を開始するために、切断ステップ後、穴43,44の再整合を可能にし得ることを留意されたい。
本発明に従った方法を実施する本発明に従った装置の動作は、上記の説明から理解可能である。
二重結合、具体的には交差結合のための動作は、例えば、簡単な結合を行うために、ワイヤ2の異なる数との結合をもたらすことも可能である意味があることについて、下記に説明される。
早期の調整段階において、再配列サイクルは、結合ヘッド20の可変幅の開口部20a,20bが、例えば、開放構成になり、したがって、ワイヤ2がアクセス可能になることと、切断アセンブリ40の固定式ナイフ41及び可動式ナイフ42を正しく整合させることと、を確実にし、導管16を通り、連続して、結合ヘッド20のチャネル23を通るワイヤ2のそれぞれの通過を可能にする命令がされる。
基本的に、作業者は、制御部材12によって、例えば時計回り方向Bで、結合軸Aの周りにおける結合ヘッド20の第1の回転を制御でき、その結果、再配列機構18は、第2の動作部材25のリング51に最も近い凹部19を通過する(図17a、図17b、図17c参照)。
続いて、作業者は、反対方向に、例えば反時計周り方向Cに第2の回転を行うことを命令でき、結果として、再配列機構18が該凹部19に係合するため、第2の動作部材25をブロックする(図18a~図18c参照)。
結合ヘッド20の回転を継続させることによって、次に、相対角度変位は、開放構成で結合ヘッド20を配置する、第1の動作部材24と第2の動作部材25との間で生じ、開口部20a,20bは、ワイヤ2の反対部分を通過させるための開放外形を有する(図19a~図19c参照)。
結合ヘッド20の連続制御回転によって実行された説明される再配列手順は、好ましくは作業者による単一のジェスチャによって、制御部材12をアクティブにすることによって自動的に実行できる。
この時点では、作業者は、結合される第1の要素3及び第2の要素4の重複部分に、装置1を位置付けできる。
次に、引き出しアセンブリ7は、リール5をほどき、ワイヤ2を本体10の内側に供給するために、好ましくはワイヤ2のそれぞれを自律駆動させることによってアクティブになる。これにより、同じ装置1が二重結合または単一結合を実行することが可能になり、一方のモードから他のモードに速く切り替わる。
具体的には、ワイヤ2のそれぞれは供給経路に従って進み、本体10の導管16を通り、切断アセンブリ40の穴43,44,44aを通り、最後に、結合ヘッド20のチャネル23を通る。
具体的には、導管16のそれぞれの末端部16aの湾曲構造は、ワイヤ2がリール5から装置1の内側に続く最大の点までの経路で被る全ての歪みの「復元力をなくす」(具体的には、図7参照)。
次に、ワイヤ2の端は、該開放構成で、第1の開口部20aを越えて進むように配向されたチャネル23から現れ、第1の通路28a及び第1の空間53aの重なりの制御から生じ、ひいては、カレンダーアセンブリ30のカレンダー加工の動作空間に到達する。
次に、ワイヤ2の端は、第1の要素3及び第2の要素4を巻くように、投入トラック32及び出力トラック33を通って、ローラー34に接触してカレンダー加工される。具体的には、示される場合、投入トラック32及び出力トラック33は、結合される要素3,4の周りに十字交差方式でワイヤ2を巻装するように配置された(例えば、図26及び図27参照)。
供給ステップの最後に、ワイヤ2のそれぞれの端は結合ヘッド20に戻り、したがって、第2の開口部28bを通って誘導される(具体的には、図7参照)。
次に、ワイヤ2のそれぞれは、切断アセンブリ40によって切断される。これを行うために、次に、例えば時計回りBに結合ヘッド20の回転が命令される。最初に、回転運動により、固定式ナイフ41に接する可動式ナイフ42の摺動が生じ、したがって、ワイヤ2の連続ブランキングが生じる(図20~図23参照)。
また、結合ヘッド20の回転により、再配列手段18の解放と、第1の動作部材24と第2の動作部材25との間で相対角度摺動とが生じ、例えば、保持構成でそれらの動作部材が位置付けられる。この構成では、次に、ワイヤ2のそれぞれは、結合ヘッド20の第1の開口部20a及び第2の開口部20bの内側に保持される。具体的には、ワイヤ2の該反対部分は、結合ヘッド20の内側から同じ開口部20a,20bを通って移動するが、それらの開口部から出る可能性はない。その理由として、関連外形は、第1の動作部材24の指26の近くに、第2の動作部材25の保持部54を移動させることによって閉鎖されるためである。
結合ヘッド20の第1の動作部材24及び第2の動作部材25の相対回転運動は、例えば、ワイヤ2の供給を開始する前に、ワイヤ2の供給に対して適切な時間関係で動作できることに留意されたい。その理由として、また、開口部20a,20bの外形の閉鎖は、保持構成で、結合軸Aの横でワイヤ2の通過が可能になることをもたらす可能性があるためである。
切断後、各々のリール5に向かうワイヤ2の残りの引き込みは、好ましくは、引き出しアセンブリ7によって動作する。この引き込みは、導管16の末端部16aの内側に残っている、具体的には各々のシース内に残っているリール5に接続されたワイヤ2の残りが、切断アセンブリ40に係合することを防止し、したがって、結合ヘッド20の作動に続いて、各回転で剪断されるリスク、ブランキングの副産物で結合ヘッド20の動作をロックするリスクを防止する。戻り防止デバイス60は、引き込みステップ中または戻りステップ中、ワイヤ2が、リール5に乱雑に巻き戻されることを防止でき、戻り構成61bに配置された誘導手段61により、リール5の外側で相応のループまたはずれが生じる。
次に、結合ヘッド20のさらなる回転により、結合軸Aの周りでねじるステップでは、結合ヘッド20によって保持されたワイヤ2の端を引く。具体的には、結合ヘッド20の保持構成では、開口部20a,20bは閉鎖外形を有し、結合軸Aの周りの回転により、指26と実質的に接触する開口部20a,20bから現れるワイヤ2の反対部分の曲げが生じる。誘導トラック32,33の補助により、及び好ましくは摩擦が増加する動作表面27によって強化されたワイヤ2の反対部分の曲げ加工の保持アクションにより、巻かれたワイヤ2のそれぞれは、第1の要素3及び第2の要素4に徐々に近づくことがもたらされ、それらの要素を相応に締める(図34~図37参照)。
具体的には、最初のねじりステップでは、設けられる場合、ワイヤ2が第1の要素3と、場合により第2の要素4との周りに締められるとき、ワイヤ2の反対枝部2’は、結合される要素と、結合ヘッド20との間に交差して配置される(図38参照)。結合ヘッド20に最も近い結合される要素3,4に接するこれらの反対枝部2’は入射され、2つの反対枝部2’の間に結合角度βを形成し、結合角度βは、結合される要素3,4の大きさの関数、具体的には、結合ヘッド20の隣に設置される湾曲状または直線状の横要素または縦要素の大きさの関数であり、そして、少なくとも、好ましくは、結合ヘッド20と要素との間の距離hの関数である(図38参照)。
実際には、この距離hは、カレンダーアセンブリ30の成形凹部35の構造を通るように調節可能であり、距離hにより、結合される要素に接触する装置1の支持部が決定される。例えば、調節可能な止め具によって、適切なスペーサを成形凹部35に配置することによって及び/またはカレンダーアセンブリ30を交換するによって、この調節を行うことができる。
結合角度βは、あまりに大きくならないように、結合軸Aの周りのねじりステップ中、ワイヤ2の適正な張力に達成するのに適切になるように調節される。その他の場合、結合部に過剰に張力がかけると、早期に破壊するリスクが生じるが、また、あまりに小さい場合、過剰に長い距離hになるように決定され、ひいては、例えば、コンクリートカバーから突出し得る、均等に延在するねじれ部101になるように決定されるだろう。
制御ユニット9により、作動部材13がアイドリング回転していると検出されるとき、または設定された回転数の発生後、作動部材13は停止する。具体的には、ワイヤ編組2の形状のねじれ部101が壊れるとき、ねじりステップは終了でき、残部102を結合ヘッド20に放出したままにする。代わりに、ねじれ部101は、コンクリートカバーから突出することなく、適正に張力がかり、コンクリートカバーによって覆われるのに適切である。
例えば、二重結合部100の場合、例えば、結合部の7個または8個の円形は、結合部を堅くするのに必要であり、ねじれ部または編組101を規則正しく及びコンパクトに形成する。いずれの場合、回転数は、装置1が当接して位置付けられるとき、要素3,4の横寸法と同じように、要素3,4と結合ヘッド20との間の距離の関数であり、同様に、ワイヤ2の横寸法または直径の関数である。
したがって、結合ヘッド20の回転により、結合ヘッド20によって把持されたままであるワイヤ2の残部102から、ねじれ部または編組101の着脱が生じる。
単純または二重に取得された結合部100は、具体的には、巻回部103によって及びねじれ部101によって形成される(具体的には、図37参照)。
残部102のねじれ部からの分離の最適位置は、単純または二重な結合部100のねじれ部101の最適高さに対応する。実際には、残部102から分離された時点のねじれ部101の該最適高さは、概して、約20mm以下であり、使用中、コンクリートカバーから突出しないようになる。同時に、最適高さは、例えば、結合部の効果的な密閉ひいては頑丈を確実にするために、ねじれ部101に一致する。
残部102の着脱は、自発剪断によって、ワイヤ2のねじりアクションを継続するねじりによって、本方法に従って有利に取得できる。この場合、この目的のために、追加の切断アセンブリの使用は回避される。
実際に、実験検査から、結合角度βが70°~135°、好ましくは、90°~110°の場合、ねじられたワイヤ2の破壊は、自発的及び統計的に、ねじれ部101の最適高さで発生することが判明している。この最適な結果を取得するために、ひいては結合される要素3,4の異なる横寸法に関して識別された実験に基づく角度を考慮するために、該距離hで作用することが可能であり(図38参照)、接合される最近要素または遠位要素または要素3,4との、カレンダーアセンブリ30の前方に作られた成形凹部35の当接を適切に調節する。基本的に、最適距離hにおける自発剪断は、ねじれ部の最適高さを取得することを可能にし、特殊な切断アセンブリの設備を回避し、ひいては、コスト及び装置1の重量が減る。
結合ステップの最後において、前述したように、再配列機構18によって動作する新しい再配列サイクルを行い、結合ヘッド20を開放構成に戻すことが可能になることによって、破棄されるワイヤ2の残部102を解放する。
再配列により、新しい結合サイクルのために再整合及び準備できるナイフ41,42を配置できる。
具体的には、制御要素12に作用することによって動作できるサイクルのこの最終ステップでは、様々な調整動作は、後続の結合サイクルのために実行できる。
例えば、引き出しアセンブリ7を駆動させる命令をして、残部102を押し出し、いずれかの廃棄物を除去しチャネル23をきれいにするように、各々のワイヤ2を各々のチャネル23の内側に押すことが可能である。
次に、好ましくは自動的に、好ましくは導管16の末端部16aを越えて、同じワイヤ2の引き込みを行い、続く供給段階における、ワイヤ2に存在するいずれかの歪みの復元力、または装置及び/もしくは装置に接続された接続手段9の位置付けによって生じるいずれかの歪みの復元力を「なくす」ようにワイヤ2を調整することが可能である。
図41~図45に示された本発明のさらなる実施形態によると、切断アセンブリ400が、残部102を減らし、結合ヘッド200からの残部102の排出を容易にするように構成されることを提供することが可能である。この設備は、可能であれば、上記に説明した実施形態の技術的特徴と組み合わされることを意図する。
この場合、作動ユニット13は、上記に説明した回転運動と、軸方向運動、具体的には軸方向摺動運動との両方で動作することが可能である。例えば、同じ駆動部材は、簡略化するために、図に示されない既知のタイプのねじ及びカム機構によって、駆動部材から回転運動及び軸方向運動を発生させることができる。
結合ヘッド200は、機能的観点から上記に説明した機能と実質的に同様の第1の動作部材240及び第2の動作部材250に加えて、可動式ナイフ442の機能がある第3の動作部材260を含み、第3の動作部材260は、固定式ナイフの機能がある、より内部にある第1の動作部材240と、より外部にある第2の動作部材250との間で軸方向に摺動して介在する。
したがって、前述の実施形態と比較して、第3の動作部材260と第1の動作部材240との間の相対摺動により、切断は実行される。具体的には、第3の動作部材260には、上記に説明したように、第1の動作部材240からチャネル23を通って出るワイヤ2を剪断するように、可動式ナイフ442の機能がある、好ましくは縦展開部を伴うスロット442が成形される。したがって、上記に説明したように、切断は、結合軸Aの横方向の平面上における回転よりもむしろ、第1の動作部材240の外面上、好ましくは円筒形で行われる。
第3の動作部材260は軸シャフト261と一体になって支えられ、軸シャフト261は、例えば、第3の動作部材260に連結される(図42c参照)。
第3の動作部材260は、第1の非アクティブ後退位置と、第1の動作部材240に向かって軸方向切断方向Tに沿って前進する切断位置(図44参照)と、同じ方向にさらに前進する結合位置(図45参照)との間で、動作ストロークで軸方向に移動可能である。実際に、切断位置を越えると、該ストロークの延長により、第2の動作部材250の保持部54に接触するワイヤ2の剪断端の結合が生じる(図45参照)。
本実施形態に従った装置の動作は、全体的に、上記に説明された内容と同様である。
具体的には、シャフト261が非アクティブ位置にあるとき、結合ヘッド200にワイヤ2を供給できる。このステップ中、ワイヤ2のそれぞれは、要素3,4の少なくとも1つの周りに巻かれ、カレンダー加工される。
次に、作動部材13は、例えば前述のねじ及びカム機構によって、第3の動作部材260の動作ストロークが生じるように動作する。したがって、このストロークは、カレンダー加工動作空間に向かい、例えば、示される場合のように下方向に、または反対の上方向に、例えば、非アクティブ位置に後で戻る際に、結合部の任意の残部の排出動作において協調できる。
シャフト261のストロークにより、切断位置、次に曲げ位置を通る、第1の動作部材240に接触するワイヤ2の剪断と、剪断端の曲げ加工とが行われることが特定され、結果として、剪断端は係合及び保持される。
好ましくは、ワイヤ2の残りは、結合ヘッド200のチャネル23を自由にするために引き戻される。
この時点では、上記に説明したように、駆動部材13は、例えば、該ねじ及びカム機構により、結合ヘッド200を回転させ、所望の結合を継続する。
追加ステップは、前述に説明したステップとほとんど同一であり、具体的には、結合部100の残部102を排出するステップである。
図46、図47、及び図48に示された本発明のさらなる実施形態によると、装置1が、二重平行結合部100’を作成するように成形されたカレンダーアセンブリ300を備えることを提供することが可能である。より正確に言えば、この結合部は、第1の要素3と第2の要素4との間の要素の周りの要素3,4の重複エリアによって実質的に平行で分離されるように巻かれた、結合ヘッド20からさらに離れている、ワイヤ2の巻回部100a及び追加ワイヤ2の巻回部100bと、上記に説明したように、各々、同じ結合軸Aの周りにワイヤ2及び追加ワイヤ2の4つの反対枝部2’をねじることによって作られた単一のねじれ部101と、を含む。図47は、具体的には、結合部を作る中間ステップを表し、ねじれ部101は見えないが、図48は結合部100’が完成した最終ステップを示す。
この場合、カレンダーアセンブリ300は、実質的に平行に配置されたそれぞれが投入トラック320及び戻りトラック330を形成するフォークの対360を含み、さらに遠い要素3,4の間の要素の周りにワイヤ2及び追加ワイヤ2を巻く。フォーク360は、クロスピース370によって接続される。クロスピース370及びフォーク360は、その重なり構成で最遠要素を収容し、万一に備えて、最遠要素に当接するための各々の成形凹部350,351を含む。
他の実施形態について説明された投入トラック320は、好ましくは、少なくとも1つのコントラストローラー340に関連付けられる。
他の点では、この変形は、動作中でも、前述に説明されものと同様である。
図49~図71に示されるさらなる実施形態によると、装置1’は、好ましくは、結合軸A’に沿って延在する本体10’と、本体から横に突出する、具体的には結合軸A’に対して垂直に突出するハンドル11’と、を含む(図49参照)。
本体10’は、さらに、結合軸A’の周りに、例えば約90°だけ角度分離した少なくとも1つのワイヤ誘導シェル160、好ましくはワイヤ誘導シェル160の対を含み得る。
シェル160のそれぞれは内部に各々の導管16’を備え得、導管16’は、さらには、実質的に湾曲展開部を伴う剛体部16a’を含み得、結合軸A’に実質的に平行に本体10’の中への挿入方向から同じ軸の横方向に、例えばその軸に対して垂直に近い方向に、好ましくは装置1’の前端に対面する軸方向成分に対して垂直に、ワイヤ2が相応にずれるようになる(図51参照)。これにより、結合ヘッド20’の内側から出る代わりに、ワイヤ2の巻線のサイズ全体を収容するように、結合ヘッド20’の外側から内側に向かう各々の第1の開口部20a’にワイヤ2の挿入を可能にする。カレンダーアセンブリ30’は、具体的には、好ましくは、ワイヤ2が導入される装置の端に搭載される。
既に説明される実施形態のように、装置1’は、さらに、好ましくはカレンダーアセンブリ30’の内側に同軸上に挿入された結合ヘッド20’を備える。
結合ヘッド20’は、結合軸A’の周りでワイヤ2を切断し、締める、ねじり、そして結合が実行された結合部100’’を解放する。
結合ヘッド20’は、好ましくはモーター部材13だけをアクティブにすることによって、これらの動作を行う。
モーター部材13は具体的には出力部において取付部材130’を動作させ、取付部材130’は、さらには、例えば、接続構成要素131’を介在させることによって、伝達要素132’と一体に搭載される。好ましくは、下記に説明されるように、伝達要素132’は、運動を伝達するために、各々のねじ式要素に連結されることを意図した内部ねじ133’が装備されたリングで構成される。伝達要素132’は、好ましくは、回転支持部材110’によって、本体11’によって支持される。
結合ヘッド20’は第1の動作部材240’及び第2の動作部材250’を含み、第1の第1の動作部材240’は、第2の動作部材250’の内側に軸方向に挿入される。
より正確に言えば、第2の動作部材250’は、例えば一端に伝達部251’と、反対端に切断部252’とを形成する管状体である。伝達部251’は、伝達要素132’に連結され、モーター部材13によって駆動された運動を伝達要素132’から受けるように意図される。
伝達部251’は好ましくは、具体的には伝達要素132’の内部ねじ133’において、伝達要素132’に回転可能に連結することを意図したねじによって構成され、したがって、軸方向並進構成要素と一緒に、対応する回転運動を伝達する。
切断部252’は、具体的には少なくとも、第1の空間53a’及び第2の空間53b’を有する。具体的には、第1の空間53a’は第1のスリットで構成でき、第2の空間53b’は第2のスリットで構成でき、これらのスリットは、縦方向に延在し、したがって、結合軸A’に平行に延在し、各々、剪断され、続いて締められ、具体的には締め付けられることを意図したワイヤ2の一部と、同じ切断部252’によって、締められ、具体的には締め付けられることを意図した同じワイヤ2の反対端部と相互作用する(図56参照)。
第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、本実施形態に関して、好ましくは、切断部252’の円筒壁を通るワイヤ2の開放通路として働く縦スリットを指す。
好ましくは、該壁の内側から、これらのスリットには、好ましくは同じ縦方向高さで終端するように、各々、好ましくは第1の空間53a’及び第2の空間53b’の相応に違いがある延在部の各々の溝が連続する。溝256’はワイヤ2の端を有用に収容する働きをし、ワイヤ2は、第1の動作部材240’の外壁と、第2の動作部材250’の切断部252’の内壁との間に締められ及び結合される。本質的に、下記に詳細に説明されるように、これらの溝256’は、そのような曲げ加工のための誘導部として働き得る。
具体的には、第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、異なる縦延在部を有し、ワイヤ2の各々の端または部分に異なる方法で相互作用する。具体的には、下記に詳細に説明されるように、第1の空間53a’は、より大きい延在部を有し、好ましくはスリットの最上部で刃先によって少なくとも部分的に区切られ、ワイヤ2用の可動式ナイフとして働く一方、下記に説明されるように、第2の動作部材250’によって実行された切断運動に関連して、第2の空間53b’は、切断の前のステップでは、ワイヤ2の一端と相互作用し、ワイヤ2を締めるために、より短い縦延在部を有する。
第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、切断部252’の環状部を成形する各々のセパレータ要素52’(図56参照)によって相互に分離される。
第2の動作部材250’は、内部に、例えば、第1の動作部材240’の運動を誘導する横方向ピンで構成された第1の誘導要素254’を含む。
第2の動作部材250’は外部に第2の誘導要素255’を含み、第2の誘導要素255’は、装置1’の固定式構成要素に、例えば切断アセンブリ40’の固定式ナイフ41’に構成された各々の縦スリット410’で受けることが可能である例えば半径方向ピンで構成され、第2の動作部材250’の運動を誘導する。より正確に言えば、該スリット410’の内側に第2の誘導要素255’の連結により、ワイヤ2を切断するために、伝達要素132’を通るモーター部材13によってアクティブになる回転運動を、第2の動作部材250’の制御された軸方向運動に変換することが可能になる(図55及び図56参照)。半径方向ピンの対は、好ましくは、第2の動作部材250’の外面上に好ましくは正反対に設けられ、各要素は固定式ナイフ41’の各々の縦スリット410’に係合する。
より正確に言えば、固定式ナイフ41’は、装置1’の本体10’に固定されたスリーブで構成され、外部で、第2の動作部材250’の切断部252’の中に挿入できる。具体的には、固定式ナイフ41’は、ワイヤ2を結合ヘッド20’の中に挿入するための口17’を含み得る。スリット410’によって構成された誘導部により、第2の動作部材250’は、第1の空間53a’にある該刃先で、17’の中に挿入されたワイヤ2の部分を切断させる並進切断運動で動作できる。下記に説明されるように、他方では、同じ並進運動による第2の空間53b’の端を区切る縁は、第1の動作部材240’の指26’に接触してワイヤ2の反対端を締めることができ、具体的には、指26’の一部で当接する。具体的には、該違いがある延在部により、該縁は、該並進運動の切断ストロークで第1の空間53a’を区切る刃先によってワイヤ2を剪断する前に、ワイヤ2の端を締めることができる。
固定式ナイフ41’は好ましくは、具体的には、装置1’の本体10’に固定された蓋111’によって下端で軸方向にブロックされる。
前述の実施形態と同様に、結合ヘッドは再配列機構18’を含む。再配列機構18’は、好ましくは、固定式蓋111’に連結され、弾性コントラスト手段を用いて、第2の動作部材250’の周縁で係合するレバーを含む。再配列機構18’は、具体的には、結合サイクルの最後で動作部材の再配列を可能にする。より正確に言えば、再配列機構18’のレバーは、一方向に第2の動作部材250’の回転を可能にし、第2の動作部材250’が反対方向に動かなくなることを防止する。その機構は、具体的には、蓋111’及び固定式ナイフ41’の上に構成された誘導スリット410’の中に、切断部252’のピン255’を戻すために使用できる。
第1の動作部材240’は、第3の誘導要素241’を介在させることによって、第2の動作部材250’の内側で同軸上に挿入され、第3の誘導要素241’は、好ましくは第1の動作部材240’の外面上で開放している各々の座部244’の内側で、例えば横に、好ましくは半径方向に挿入された例えば歯の形状に作られている。第3の誘導要素241’は、弾性手段55’を介在させることよって、座部244’に挿入され、座部244’に固定された閉鎖要素245’に当接する(図55及び59参照)。
第1の動作部材240’は、また、第2の動作部材250’に取り付けられたピン254’を受けることが可能である誘導溝242’を形成する。溝242’は、具体的には、第1の動作要素240’の外面上で結合軸A’に平行な縦方向に沿って展開し、座部244’と連通する。溝242’は、有利に、円周方向に幅広部243’を形成し、例えば成形された該第3の誘導要素241’は、円周方向において、第2の動作部材250’に対して第1の動作部材240’を一致させながら誘導するように突出する。より正確に言えば、溝242’の縦部により、第2の動作部材250’が、並進切断運動で、具体的には下向きに第1の動作部材240’の外側で摺動することと、切断後の結合ステップ中、第1の動作部材240’と一体的に回転することとを可能にする。他方では、溝242’の幅広部243’は、仕上がった結合部100’’を解放するために、戻りストロークで、例えば上向きにストロークで、第1の動作部材240’と第2の動作部材250’との間の相対回転運動の制御を可能にする。
上記に説明した実施形態と同様に、第1の動作部材240’は、また、結合軸A’の周りで角度分散した少なくとも1対の指26’、好ましくは4つの指26’を形成する。
したがって、通路28a’,28b’は、ワイヤ2の端を収容することを意図した指26’の間に画定される(図58参照)。
通路28a’,28b’及び空間53a’,53b’は可変的に重複し、第1の開口部20a’及び第2の開口部20b’を画定し、開放構成から保持構成に変わり、結合ステップを可能にする。
下記に説明されるように、上記に説明した実施形態とは異なる第1の動作部材240’の指26’は、それぞれ、支持部26a’、例えばフック状端を形成し、支持部26a’は、第2の動作部材250’によって、ワイヤ2が締められ及び曲げ加工されるとき、ワイヤ2の各端を支持するための第2の動作部材250’の第1の空間53a’及び第2の空間53b’を各々区切る各々の縁と相互作用することが意図される。
装置1’は、また、他の実施形態で説明された同じ装置と機能的及び構造的に実質的に同様のカレンダーアセンブリ30’を含む。カレンダーアセンブリ30’は、また、この特許出願で説明されたものと異なる結合ヘッドのタイプにも適用できる。
カレンダーアセンブリ30’は複数の成形凹部35’、例えば4つの成形凹部を提供し、成形凹部は、支持要素が、結合ヘッド20,20’のより近くに配置される、または結合ヘッド20,20’からさらに離れて配置される場合について区別なく、交点に配置された第1の要素3または第2の要素4の上で、装置1’の支持を等質にすることを可能にする機能があることだけ留意されたい。この理由のために、特定の凹部の対を最近要素または最遠要素に載せる必要がないため、装置1’の配向の順応性が可能になる(図60、図61、図62参照)。
さらに、カレンダーアセンブリ30’には、内部に、例えばワイヤ2の端に当接することが可能である突起または同様の構成要素の形態の止め具38が成形され、止め具38は、巻きステップの最後に、投入トラック32を通り、次に出力トラック33を通るワイヤ2の前進を停止する。具体的には、止め具38は、投入トラック32の入口側に適切に配置され、要素3,4の周りに既に巻かれたワイヤ2の端の戻りをブロックする。最後に、カレンダーアセンブリ30’は、好ましくは、装置1,1’の本体10,10’に取り外し可能に接続するために、急速タイプの取付手段15を含む。
本実施形態に従った装置1’の動作は、上記の説明から理解可能である。
初期ステップでは、モーター部材13は、第2の動作部材250’を結合軸A’に沿って上昇させるように動作する。基本的に、このステップ中に結果として2つの動作部材240’,250’の間の相対回転をブロックする溝242’の内側に第1の誘導部材254’によって行われた誘導により、第2の動作部材250’は第1の動作部材240’の外部で軸方向に摺動し、代わりに、第1の動作部材240’は、結合軸A’に対して同じ高さに固定されたままになる(図63a、図63b、図63参照)。
第2の供給ステップ中、ワイヤ2のそれぞれを供給する引き出し要素7がアクティブになると、ワイヤ2を、カレンダーローラー34を通って、カレンダーアセンブリの投入トラック32及び出口トラック33を通過させる。このように、ワイヤはカレンダー加工され、相互に交差し、要素を結合するように巻く。同時に、ワイヤ2の4つの端は、第1の動作要素240の適切な通路28a’,28b’を通過する(図64a、図64b、図64参照)。
後で、第2の動作部材250’は、第1の動作部材240’に対して相対並進ストロークを開始する。具体的には、モーター部材13が作動し、伝達要素132’を第2の動作要素250’の伝達部251’と連結させることによって、第2の動作要素250’は、相対並進運動で作動し、具体的には、第2の動作要素250’の内側に配置された第1の動作部材240’に対して下向きに作動する(図65a、図65b、図65参照)。
第2の動作部材250’の切断部252’の並進中、具体的には下向きの並進中、第2の空間53b’を区切る縁は、その並進をブロックし、ワイヤ2の自由端にわずかに係合する。引き出し要素7を後方にアクティブにすることによって、ワイヤ2を引き戻し、結合される要素3,4の周りにワイヤ2を接着させる(図66a、図66b、図66参照)。
切断部252’が降下し続けると、ワイヤ2は切断され、その場合、限定ではないが、具体的には、2つのワイヤが巻かれて交差することが説明される(図67a、図67b、図67参照)。
切断部252’の並進ストロークを完了させることによって、ワイヤ2の端は、第2の空間53b’の縁と、指26の支持部26a’との間に十分に締め付けられる。より正確に言えば、締めることは、切断部252’の降下及び空間53a’,53b’を区切る各々の端の係合により、第1の動作部材240’に存在するフックの周りの4つの自由端を結合することによって実現される(図68a、図68b、図68参照)。
次に、モーター部材13は、結合軸A’の周りで第1の動作部材240’及び第2の動作部材250’の一体回転をアクティブにし、結果として、ワイヤ2をねじることにより、第1の要素3及び第2の要素4を締めて巻く(図69a、図69b、図69参照)。より正確に言えば、このステップ中、2つの動作部材の一体回転により、第2の誘導要素255’が固定式ナイフ41’のスリット410’から出るという事実によって可能になる。
この時点では、切断部252’の戻りストロークは、反対方向におけるモーター部材13の運動で、具体的には中間レベルまでの上昇ストロークでアクティブになる。歯241’を含むカム機構により、第1の動作部材240’は、ワイヤ2の結合端を支持部26a’から解放するように、第2の動作部材250’に対して回転できる(図70a、図70b、図70参照)。
したがって、結果として構成された結合部100’’(図71参照)は、巻回部103’、ねじれ部101’、及びねじれ部101’から突出する曲端104’を有する。ワイヤ2の端の単純な曲げ加工は、ワイヤ2の消耗を最小にし、有利に、結合部の高さを制限する。
本発明に従った装置は、効果的及び信頼性がある結合を可能にする。
本発明の実用的な実施形態では、使用される材料、及び形状ならびに寸法は、必要に応じて変更され得る。
いずれかの請求項で言及される技術的特徴の後ろに符号がある場合、そのような符号は、請求項の理解を深める目的に完全に含まれており、ひいては、符号は、任意の方式で、そのような符号によって、目的を例示するために識別される各要素の範囲でいかなるものを制限すると考えるべきでない。
本発明は、金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法、装置に関し、同様に、具体的には、本発明の方法の目的から生じる結合部に関する。
金属ワイヤ及び類似製品の結合を実行する装置は、例えば、異なる技術分野での使用に適切な鉄筋コンクリート用のメッシュ、または保護用メッシュ、フェンスを補強するためのケージまたは金属を作成する技術であることが知られている。
最も広範囲に使用されている装置は、手動式、例えばグリッパ式である。基本的に、作業者は、結合を行うエリアの周りに金属ワイヤの要素を調整し、各々の端が一側に突出したままになる。グリッパ部材は端を締め、次に、作業者は、回転によって、そのエリア自体の周りにワイヤをねじる。その回転は半自動であり得、作業者によって作動し、弾性手段によって適切な位置に引き戻されるウォームスクリューを使用する。
明らかに、これらの手動装置は、結合を行うのに比較的長時間がかかり、同様に、労働量がかなり消費されるため高コストを伴う。
これに加えて、手動で実行された結合の効果、具体的には結合部の張力は、作業者の手先の器用さ及び経験によって著しく変わるが、結果の再現性は保証されないことを考慮する必要がある。
最近、金属ワイヤまたは類似製品を結合するための自動デバイスが提案されているが、自動デバイスは、必ず、専用装置及び精巧な装置に関連付けられ、必ずしも、建物現場で利用可能である、または容易に使用可能であるとは限らない。
欧州特許出願公開第0751270号明細書では、作業者が把持できる補強ロッドの周りにワイヤを曲げ加工するための装置が示されている。本装置は、供給デバイスと、補強ロッドの周りにループ状ワイヤを誘導する誘導アームと、ワイヤのループ部を把持し、ワイヤをねじって締めるねじりデバイスと、ワイヤの基部からねじれ部を切断する切断デバイスと、ワイヤの開始端を特定位置に位置付けて、装置に新しいワイヤを供給するための機構と、を備える。
異なる解決策は、欧州特許出願公開第1440746号明細書に示されている。その文献には、供給アセンブリによって、リング誘導部に沿ってワイヤを供給し、リング結合部を形成し、補強要素が一緒に接合されるように同じリングをねじるように適応する、補強ロッドの要素を結合するための機械が開示されている。その機械は、シャフトに関連付けられたスリーブ部材及びフォーク型部材を含み、シャフトの回転中、回転方向に対して、結合リングをブロックするための各々のフックを前方に備え、結果として、結合が生じる。
しかしながら、当技術分野で既知の結合に関する解決策は、特定の分野の要望を満たしていなく、具体的には、結合の精度、強度と、使用コスト及び使用の順応性とに関する要望を満たしていない。具体的には、既知の解決策は、大きくまたは重くなり得、したがって、補強ロッド内に挿入するのが容易ではない、または任意の予想位置で結合を行うために操作するのが容易ではない。
より正確に言えば、特定の分野では、安定して及び均一に張力をかけた結合部により、特定の安全基準が作業の各段階で達成及び維持されることを結果として保証できるようにしたいという要望に関して、当技術分野で既知の解決策によって満足されないことについて苦情がある。
これに関連して、例えば、技術建築分野では、接合要素を相互に締め、ひいては動かなくする要望があることが分かる。この結果は、結合部に適切に張力がかかり強力になる場合だけ取得される。実際に、この分野では、補強バーが組み立てられるとき、補強バーにコンクリートを成型することが必要である。具体的には床の場合、作業者は、通常、補強ロッド上を歩きながら、吐出ポンプを使用して、補強ロッド上でコンクリートの分配を実行する。実際に、分配される材料はペーストタイプであるため、セルフレベリングに適切でない。
このステップ中、作業者の体重及び作業者が所有する機器の重量は単一の結合部に重くのしかかり、結合部は、作業に耐えるために十分に強力及び堅くする必要がある。具体的には、その強度は、使用されるワイヤの横寸法の強度と等しい一方、張力のレベルは、結合プロセスに続いてワイヤが受けるけん引力によって決定される。
張力及び/または強度が不十分な場合、補強ロッドの要素は移動することが可能であるため、計画によって意図された構成を失敗することになる。補強ロッドの要素の変位により、局所的に、抵抗パラメータを損ない得る、具体的には、計画によって設けられた構造要素、例えば梁及び床の慣性モーメントを損ない得る。さらに、張力及び頑丈度は、具体的には、持ち上げと、必ず起きる衝突及び衝撃とに耐えるために、結合部が作業場で作られ、次に建設現場に移動するときの輸送の場合の重要パラメータである。
手動で作られた当技術分野で既知の結合部では、概して、最大直径が0.9~1mmのワイヤが使用され、その結果として、十分に強力ではない結合部が生じる可能性がある。
他方では、従来のポータブル自動デバイスでは、手動結合に使用されるものと同等のサイズのワイヤ、または、例えば0.6~0.8mmの小さい直径のワイヤが使用され、締められる要素の周りに同じワイヤを巻くことを繰り返すことで、この寸法減少を補償する、または、いずれの場合、結合部を強化することを試みる。しかしながら、そのような場合、ワイヤの張力の均一性は、作られた巻線のそれぞれに保証されるわけではない。
最後に、既知の自動デバイスは、概して、特製の金属ワイヤのリール、ひいては、特殊タイプの補充不可能な金属ワイヤのリールを用いるため、したがって、高価になる。
欧州特許出願公開第0757143号明細書及び米国特許第5842506号明細書では、金属ワイヤを結合するための自動装置のさらなる例が示されている。
欧州特許出願公開第0751270号明細書 欧州特許出願公開第1440746号明細書 欧州特許出願公開第0757143号明細書 米国特許第5842506号明細書
本発明の目的は、強力及び効果的な結合が生じることを可能にする金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法及び装置を考案して、前述の問題を解決することである。
この目的の範囲内で、本発明のさらなる目的は、安全な使用及び信頼性の高い使用、同様に比較的安い費用がもたらされる単純な構成及び機能の概念の金属ワイヤ及び類似製品を結合するための装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、柔軟に使用できる金属ワイヤを結合するための装置、具体的には、異なる断面の材料に容易に適応可能な装置を提供することである。
さらには、本発明の目的は、信頼性が高い方式で硬く、効果的、及び再現可能な結合部を作るための装置を提供することである。
上記に説明した目的は、請求項1に記載の金属ワイヤを結合するための方法によって、また、請求項6に記載の金属ワイヤを結合するための装置によって、本発明に従って実現される。
細長形状、具体的には鉄筋を有する第1の要素と、場合により第2の要素との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための本発明の方法は、該少なくとも1つの第1の要素に接触して金属ワイヤを結合するための装置を配置することを提供する。本装置は、巻きほどく際に少なくとも1つのワイヤを受けるための本体と、カレンダーアセンブリであって、本体の前方で支えられ、縦結合軸の周りに配置され、カレンダーアセンブリ内に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻く際にワイヤを誘導する、カレンダーアセンブリと、結合軸に沿って本体によって支えられ、カレンダーアセンブリ内で包囲され、結合軸の周りに巻かれたワイヤを反対枝部を相互にねじる、結合ヘッドであって、結合軸の周りに角度離間した複数の指を形成し、複数の指の間に、ワイヤを巻くための第1の通路及び第2の通路を画定する、第1の動作部材と、第1の動作部材の周りで軸方向に挿入され、同じ結合軸の周りに角度離間した複数のセパレータ要素を形成し、複数のセパレータ要素の間に、ワイヤを巻くための第1の通路空間及び第2の通路空間を画定する、第2の動作部材と、を含む。第1の動作部材及び第2の動作部材は、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、各々、それらの通路及び空間を通るワイヤの自由通路を可能にするように、結合軸の横方向に従って相互に対面して少なくとも部分的に配置される、開放構成と、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、ワイヤの反対部分を保持するように、相対運動の効果により、相互に対して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、結合軸の周りに及び/または結合軸に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能になる。本装置は、また、ワイヤを切断するための切断アセンブリと、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させるための作動部材と、を含む。
次に、本方法は、装置に関連付けられた引き出しアセンブリによって、少なくとも1つのワイヤを、第1の要素の隣に移動した装置に供給し、開放構成で相互に対面して少なくとも部分的に配置される第1の通路及び第1の空間を通して、各々の端を誘導することを提供する。
次に、本方法は、供給されたワイヤをカレンダー加工し、カレンダーアセンブリによって第1の要素及び/または該第2の要素の周りで環状にそのワイヤを巻装することを提供する。このステップ中、第2の通路及び第2の空間を交差するワイヤの端は、少なくとも部分的に、開放構成で相互に対面して配置される。
適切な位相関係では、具体的には、ワイヤを供給するステップの前または後に、本方法は、結合ヘッドを開放構成から保持構成に配置し、ひいては、ワイヤの反対部分を保持するために、結合軸の周りに相対回転運動及び/または結合軸に沿って並進運動において、結合ヘッドの第1の動作部材及び第2の動作部材をアクティブにすることを提供する。
同時に、または後で、本方法は、結合ヘッドへのワイヤの供給方向に対して上流に配置された第1の通路及び第1の空間の各々の部分で、切断アセンブリによってワイヤを切断することを提供する。
本方法は、さらに、作動部材によって結合軸の周りに、保持構成に配置された結合ヘッドを回転させることによって、結合ヘッドによって反対部分に巻かれ及び保持されたワイヤを結合することを提供する。
第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間は、各々、それらの通路及び空間を通して、少なくとも、ワイヤの第1の投入開口部と、巻かれるワイヤを戻すための第2の通路開口部とを画定し得る。
結合軸に沿った該相対並進運動において、第1の動作部材及び第2の動作部材を動作させる代替手段に従って、該運動のストロークでは、本方法は、供給されたワイヤの一端を表すワイヤの反対部分の一方を最初に保持することを提供し、ワイヤの他方の反対部分を切断するステップ前に、第1の要素及び/または第2の要素の周りにワイヤの巻線を締める引き出しアセンブリによって、ワイヤの戻しアクションをアクティブにし得る。
ワイヤを切断した後、本方法は、第1の動作部材の指から突出する各々の支持部に接触して反対部分の全体にわたって曲げることを提供できる。
曲げ軸の周りの該相対回転運動における曲げ加工ヘッドの第1の動作部材及び第2の動作部材をアクティブにする特定の代替手段に従って、本方法は、具体的には、各々、第2の動作部材のセパレータ要素から第1の動作部材の指まで、横に突出する保持部の近くに移動することを提供でき、したがって、ワイヤの各々の反対部分を閉じ込めるように、カレンダー加工動作空間に対面する第1の開口部及び第2の開口部の開口側を閉鎖する。
「対面する」という用語について、好ましくは、該通路及び空間が、例えば、開放構成で半径方向に、少なくとも部分的に、横に整合することを意味する。
具体的には、該空間及び通路の少なくとも1つの部分的重複は、少なくとも、ワイヤの第1の投入部用の第1の通路開口部と、ワイヤの第1の部と反対にワイヤの第2の戻り部用の第2の通路開口部とを画定できる。
特定の態様によると、該開放構成及び保持構成では、第1の開口部及び第2の開口部は、ワイヤの反対部分を通過させるために、少なくとも結合軸の横にアクセス可能であり得る。
該第1の開口部及び第2の開口部は、好ましくは、結合軸の反対にある及び/または結合軸の周りに隣接する。
本発明の特定の態様によると、本方法は、結合ヘッドを回転させるステップ中、またはこのステップ前に、該第1の開口部及び第2の開口部の内側に結合ヘッドによって保持されたワイヤの反対部分を、第1の動作部材及び/または第2の動作部材の各々の動作面及び/または当接面に接触させて折ることを提供する。
具体的には、ワイヤの反対端部を曲げるステップは、結合軸に接触して実質的に横方向または平行方向に、該動作面及び/または当接面に接触して反対端部を曲げることを意味し得る。
特定の態様によると、第1の開口部及び第2の開口部のワイヤの反対部分を保持するステップは各々、さらに、縮小される場合でさえ、摩擦の生成により、第1の動作部材及び/または第2の動作部材の各々の動作面及び/または当接面に接触して曲げ加工されたワイヤの反対部分の摺動を提供する。この摺動は、少なくとも部分的に、結合軸の周りにワイヤを徐々にねじることから生じる第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻かれたワイヤの消耗を補償するように行われる。ワイヤの摺動に対抗する該摩擦作用は、ねじり中、結合部の張力が生じ得、したがって、第1の要素を締める、または好ましくは少なくとも第1の要素及び第2の要素を結合装置に接触して接合されるように締める。
本方法は、好ましくは、結合軸の周りに切断アセンブリの可動式ナイフを回転させることによってワイヤを切断することを提供する。
本方法は、好ましくは、結合ヘッドと一体的に、作動部材によって可動式ナイフを回転させることを提供する。
代替として、または追加して、本方法は、並進運動に従って、好ましくは装置に対して縦方向に、可動式ナイフを動作させることによって、ワイヤを切断することを提供できる。
好ましくは、該可動式ナイフは第2の動作部材によって構成され、少なくとも1つの該空間は刃先によって区切られる。
本方法は、好ましくは、ワイヤを供給し、引き出しアセンブリによって、該本体の内側の導管を通してワイヤを導くことを提供し、少なくとも剛体部を含む導管は、ワイヤに対応する変形が生じるように成形される。
本方法は、好ましくは、供給されたワイヤは、該剛体部に沿った湾曲に沿って変形することを提供する。
保持構成から開放構成まで結合ヘッドを調整するために、例えば、仕上がった結合部もしくはその結合部の残部の解放を行うために、またはワイヤを供給するために、本方法は、好ましくは、結合軸の周りに、第1の回転方向に従って、保持構成で結合ヘッドを回転させ、第1の動作部材を第2の動作部材と一緒に引き、次に、反対方向に結合ヘッドを回転させることを提供し、再組立機構によって、第2の動作部材を装置の該本体に留め、次に、第1の開口部及び第2の開口部の該開放外形が一致するように、同じ反対方向に従って、結合ヘッドがさらに回転すると同時に、第2の動作部材は本体に留められる。
特定の態様によると、本方法は、第1の動作部材及び第2の動作部材を、完全な結合部を解放し、結合軸の周りにそれらの動作部材の間で相対回転して動作するような構成に配置することを提供する。
該相対回転は、第1の動作部材と第2の動作部材との間に介在するカム機構によって制御できる。
好ましくは、ワイヤを結合するステップでは、本方法は、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻装された部分と、結合軸の周りにワイヤの反対枝部をねじることによって作られたねじれ部とを含む結合部を作ることを提供する。
結合サイクルの最後に、特定の態様によると、ねじれ部は好ましくは壊され、ひいてはワイヤの該残部から分離でき、例えば、残部は、廃棄物として結合ヘッドによって保持されたままであり、次に、解放される。
特定の態様によると、結合部を作る該ステップに続いて、例えば、ワイヤの該残部を解放するために、再度、結合ヘッドを開放構成に配置するステップに移行できる。
本方法は、好ましくは、ワイヤのカレンダー加工を行うために、カレンダーアセンブリによって支えられた、投入トラックとカレンダーローラーとの間の投入トラックに沿ってワイヤの端を導入することと、続いて、また、カレンダーアセンブリによって支えられた戻りトラックに沿って、ワイヤの端を誘導することとを提供し、投入トラック及び戻りトラックは、この目的のために、少なくとも部分的に湾曲展開部を有する。
好ましくは、ワイヤは投入トラックと戻りトラックとの間に投入され、「投入される」は、第1のトラックと第2のトラックとの間で各々の中間部で自由になることを意味する。
好ましくは、投入されたワイヤは、ガイドの形状、好ましくは少なくとも部分的に円錐形、具体的には漏斗形を有する初期部を通して第2のトラックで誘導される。
本方法は、第2の要素と交差するエリアで第1の要素と一致するように装置を配置することを提供し得る。この場合、本方法は、ワイヤ及び追加ワイヤを装置内に供給することと、第1の要素及び/または第2の要素の周りに、カレンダーアセンブリによって保持された各々の別個の投入トラック及び戻りトラックを通るように画定された各々の巻線経路に沿って各々ワイヤ及び追加ワイヤを誘導すること、切断アセンブリによってワイヤ及び追加ワイヤを剪断することと、同様に、各々、ワイヤ及び追加ワイヤの反対部分を保持することであって、切断ヘッドは保持構成に配置される、保持することと、最後に、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させることによって、結合軸の周りに各回転において、該反対部分に近接するワイヤ及び追加ワイヤの4つの反対枝部を相互にねじり、したがって、第1の要素及び第2の要素の周りに二重結合部を作ることと、を提供できる。
本方法は、好ましくは、交差重複ゾーンで斜めに重複する第1の要素及び第2の要素を結合するために適用され得る。この場合、結合軸に直角な任意の平面は、同じ平面上の第1の要素及び第2の要素の軸の突出線によって、4つの象限に分割される。
次に、本方法は、第1の要素及び第2の要素の周りに相互に交差する各々の巻線経路に沿って、ワイヤ及び追加ワイヤを巻くことによって、結合部を作るステップに続いて、第1の要素及び第2の要素の周りに二重交差結合部を作ることを提供できる。より具体的には、本方法は、第1の要素及び第2の要素をワイヤ及び追加ワイヤで締め、すなわち堅く結合し、ねじられる各々の反対枝部を配置することを提供でき、反対枝部のそれぞれは、上述の4つの象限の1つの内側にある。
この特定の態様によると、このように作られた結合部では、ワイヤ及び追加ワイヤは単一のねじれ部を有し、ねじれ部では、少なくとも各々の4つの端、ワイヤの2つの端、及び追加ワイヤの2つの端は上述の4つの象限から集まる。同時に、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部は交差する。
本方法は、同様に、二重平行結合部を作ることを提供でき、これは、装置が当接して配置されるとき、結合ヘッドからさらに遠くにあり、第1の要素と第2の要素との間にある、要素の周りの該重複エリアまたは交差エリアによって分離された、実質的に平行な各々の巻線経路に沿って、ワイヤ及び追加ワイヤを誘導することによって、そして、ワイヤ及び追加ワイヤの4つの枝部をねじることによって提供される。
この特定の態様によると、このように作られた結合部では、ワイヤ及び追加ワイヤは単一のねじれ部を有し、ねじれ部では、少なくとも各々の4つの端、ワイヤの2つの端、及び追加ワイヤの2つの端は上述の4つの象限から集まる。同時に、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部は実質的に平行である。
本方法は、好ましくは、第1の要素に当接するように装置を調整するために、第1の要素の近く及び第2の要素の近くにある装置の縦軸に沿って、カレンダーアセンブリを移動させ、第1の要素に当接するカレンダーアセンブリの前方に作られた各々の成形凹部を設置することを提供する。カレンダーアセンブリの特定の構造によって可能になる縦方向のこの変位により、作業者に不快でも、任意の構成に配置された要素に容易に到達して、それらの要素を結合することが可能になる。具体的には、ワイヤは、投入トラックと戻りトラックとの間に自由に投入でき、実質的に自由な状態になり、したがって、任意のタイプの要素の近くに移動させるのに、または接合される要素を重複するのに役立つように、カレンダーアセンブリの各々の前方エリアにアクセス可能になる。
好ましくは、第1の要素に当接するように装置を調整するステップは、装置を指向する及び/または該成形凹部の縦方向高さを調節するステップよりも先に行われる。
本方法は、結合の初期段階において、設けられる場合、ワイヤが第1の要素及び/または第2の要素の周りに締められるとき、設けられる場合、第1の要素または第2の要素に接するワイヤの反対枝部は、交差して、すなわち入射するように配置され、それらの反対枝部の間に結合角度を形成することを提供し得、結合角度は、結合される要素または複数の要素の全体寸法の関数である、好ましくは、結合ヘッドと、要素または複数の要素との間の距離の関数であり、結合角度は70°~135°であり、好ましくは90°~110°である。
該距離は、有利に、最大値22mm、好ましくは18mm以下を有し得る。
特定の態様によると、次に、結合部を作るステップは、有利に、強度及び高さに合わせて最適位置でねじることによって、ねじれ部を自発的に切除することによって、該ねじれ部から該残部を分離することを含み得る。
具体的には細長形状、例えば補強バーを有する第1の要素と、場合により第2の要素との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための本発明に従った装置は、巻きほどかれた少なくとも1つのワイヤを受けるための本体と、カレンダーアセンブリであって、本体によって前方に保持され、縦結合軸の周りに配置され、カレンダーアセンブリ内に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻きながらワイヤを誘導する、カレンダーアセンブリと、結合軸に沿って本体によって保持され、カレンダーアセンブリ内で包囲され、結合軸の周りに巻かれたワイヤの反対枝部を相互にねじるための結合ヘッドであって、結合軸の周りに角度離間した複数の指を形成し、複数の指の間に、ワイヤを巻くための第1の通路及び第2の通路を画定する、第1の動作部材と、第1の動作部材の周りで軸方向に挿入され、同じ結合軸の周りに角度離間した複数のセパレータ要素を形成し、複数のセパレータ要素の間に、巻線を通過させるための第1の通路空間及び第2の通路空間を画定する、第2の動作部材と、を含み、第1の動作部材及び第2の動作部材は、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、各々、それらの通路及び空間を通るワイヤの自由通路を可能にするように、結合軸の横方向に従って相互に対面して少なくとも部分的に配置される、開放構成と、第1の通路及び第1の空間、第2の通路及び第2の空間が、ワイヤの反対部分を保持するように、相対運動の結果として、相互に対して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、結合軸の周りに及び/または結合軸に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能になる。好ましくは、本装置は、また、ワイヤを切断するための切断アセンブリと、結合軸の周りに結合ヘッドを回転させるための作動部材と、を含む。
第1の動作部材の該指はそれぞれ、好ましくは、各々、第2の動作部材の第1の空間及び第2の空間を区切る各々の縁と相互作用することを意図した突出支持部を形成する。縁は、該相対並進運動の効果により、支持部に接触してワイヤの端を曲げるように構成される。この折り加工の効果により、結合部をコンパクトにし、ワイヤの残部を自由にし、それ以外の場合、除去する必要があるだろう。
第1の通路及び第2の通路は、カレンダー加工動作空間に向かう開口側を有し得る。
特定の態様によると、この開口側は、各々の指の近くに移動した第2の動作部材のセパレータ要素から周辺に突出する保持部材によって、該相対回転運動によって閉鎖できる。
言い換えれば、特定の態様によると、各セパレータ要素は、好ましくは、そのセパレータ要素が、該相対回転運動によって、第1の動作部材の各々の指の近くに角度移動するとき、各々の通路の開放外形を実質的に閉鎖するように成形された各々の自由端から周辺に突出する縁の形態で、保持部を形成でき、したがって、保持構成に閉鎖外形で該各々の開口部を画定する。
本装置は、金属ワイヤの少なくとも1つのリールを収容するために、例えば、肩またはベルトの上で、着脱式、固定式、懸架式、車輪付きの、または輸送可能なユニットと組み合わせて使用できる。該ユニットは、巻きほどかれたワイヤをリールから装置に供給するための少なくとも1つの引き出しアセンブリ及び/または直線化アセンブリ、ワイヤを誘導するために及び装置に給電するための接続手段を含み得る。
特定の態様によると、第1の動作部材及び第2の動作部材は、結合軸の周りの相対回転運動により移動可能になり、第1の動作部材と第2の動作部材との間に、可変幅の第1の開口部及び第2の開口部を画定し、第1の開口部及び第2の開口部が、反対枝部に近接するワイヤの反対部分を通過させるために、カレンダー加工動作空間に向かう外形開口を有する開放構成と、第1の開口部及び第2の開口部がワイヤの反対部分を保持するために実質的に閉鎖外形を有する、保持構成との間で移動可能であり得る。
実際には、この特定の態様によると、該保持構成は、各々の開口部を通る結合軸の横にワイヤの通過を可能にする機能があり、ワイヤが各々の区画の内側から出て該開口側に向かうことを防止する。したがって、該保持部は、好ましくは、ワイヤが出ることを不可能にする。
好ましくは、この場合の保持部は、結合ステップ中に結合ヘッドが回転している間、ワイヤを周辺に誘導するように、例えば、湾曲形状外形に成形され、第1の動作部材に接触して、具体的には、関連の指に接触して、ワイヤを曲げ加工することを可能にする。
本発明の特定の態様に従った第1の動作部材及び第2の動作部材は、有利に、相互に対して、結合軸の周りで、角度を付けて及び/または軸方向に摺動するように搭載され、開放構成と保持構成との間で移動可能である。
本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別され得、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用され得る。
切断アセンブリは、固定式ナイフ及び可動式ナイフを含み得る。可動式ナイフは、好ましくは、結合ヘッドと一緒に移動可能である。
特定の態様によると、固定式ナイフは、本体に固定され、ワイヤの挿入口を支えるスリーブを形成し得、ナイフは、固定式ナイフ内で同軸上に挿入された第2の動作部材の第1の空間を区切る鋭い縁によって成形され得る。相対並進運動により、結合軸の方向に口を越える刃先の摺動、ひいては、ワイヤの切断が生じる可能性がある。
固定式ナイフは、好ましくは、装置の本体と一体に搭載される。
特定の態様によると、固定式ナイフ及び可動式ナイフは、本体から結合ヘッドにワイヤを供給するための経路に沿って、使用時に配置されたワイヤを挿入するために、各々の穴またはスロットを有し得る。このように、ワイヤの剪断は、単に、作動部材によって動作する本体と結合ヘッドとの間の相対回転運動から生じる可能性がある。次に、同じ回転運動は、動作ステップ中に途切れなくても、ワイヤのねじりが生じる可能性がある。本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別でき、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用できる。
代替として、可動式ナイフは、結合ヘッドの第1の動作部材の周りで摺動可能に軸方向に搭載され、可動式ナイフに供給された結合ワイヤを剪断できる。本態様は、また、説明される残りの技術的特徴と区別でき、具体的には、異なるタイプの結合装置に適用できる。
好ましくは、さらに残りの特徴から独立して、カレンダーアセンブリは、結合ヘッドの周りで軸方向に挿入され、ワイヤをカレンダー加工するために経路を内部に支える。
該カレンダー加工経路は、好ましくは、第1の開口部を通るワイヤの巻きと、第2の開口部を通る各々の端の戻りとを完全にすることを確実にするように、投入トラックと、結合軸に対して投入トラックの反対にある戻りトラックとによって構成される。
カレンダー加工経路は、好ましくは、ワイヤを誘導するために、少なくとも1つのカレンダーローラーに関連付けられ、例えば、投入トラックの初期部においてカンチレバー式で関連付けられる。
該投入トラック及び該戻りトラックは、好ましくは、カレンダーアセンブリに付けられた挿入部、好ましくは鋼鉄によって構成される。
カレンダーアセンブリは、好ましくは、各々のワイヤのそれぞれに、各々交差するまたは平行な同数の巻線経路の交差フォークまたは平行フォークの対を形成する。
戻りトラックは、好ましくは、少なくとも初期誘導形状部、例えば円錐を形成し、入口トラックから投入された各々のワイヤの挿入を誘導する。
投入トラック及び/または戻りトラックは、少なくとも部分的に、第1の要素及び/または第2の要素の周りで徐々に締める際に、第1の要素及び/または第2の要素の周りに巻く際にワイヤを誘導するための溝を形成する。
本体は、好ましくは、ワイヤを誘導するための導管を含む。
導管は、有利に、ワイヤに対応する変形をもたらすために、いずれかの既存の歪みをなくすために、湾曲展開部を伴う剛体セクションを含み得る。
本体は、外部に突出する少なくとも1つのワイヤ誘導シェルを形成でき、ワイヤ誘導シェル内側に、ワイヤを誘導するための該剛体部が構成される。
ワイヤ誘導シェルは、好ましくは、フィンの形態である。
好ましくは、本体は、結合軸の周りに例えば約90°だけ角度分離したワイヤ誘導シェルの対を含む。
2つのワイヤ誘導シェルの間に、本体は好ましくは、好ましくは結合軸に実質的に垂直な本体から横に突出するハンドルを含む。ハンドルの配置は、銃のような装置を把持することを可能にし得る。
該導管は内部にワイヤの経路を画定し、その経路は、結合軸の実質的に縦方向に初期部に向かって、湾曲を有する中間部を通り、結合軸の横方向に、具体的には実質的に垂直に配向された最終セクションまで延在し、その目的は、結合ヘッドに入るワイヤの事前カレンダー加工を行うことである。
自律的でもあり得る態様、ひいては、本発明の残りの特徴から独立した態様によると、着脱式、固定式、台車搭載式、または懸架式のユニットは、装置または他の結合装置に関連付けられ得るワイヤを供給するために、ひいては、少なくとも1つのワイヤリールを収容するために、例えば、肩の上またはベルト上で設けることができる、または輸送可能であり得る。
着脱式ユニットは、具体的には、さらに、好ましくは、リールから装置に巻きほどかれたワイヤを供給するために、少なくとも1つの引き出しアセンブリと、場合により、直線化アセンブリも含み得る。この設備により、結合装置を軽くすること、同様に、重量及びサイズの制限がなく、任意の直径のワイヤの供給を可能にすること、同様に、複数のリールを収容することについて利点がもたらされる。次に、ワイヤを誘導するための接続手段を設けることができる。
着脱式ユニットは、具体的には、肩の上またはベルト上でユニットを運ぶことができる場合、装置に給電するための手段、例えば電池を含み得る。
したがって、本発明に従った装置は、容易な、再現可能な、及び自動的な方法で、少なくとも1つの要素の周りに強力な及び十分に張力がある結合部を作成することと、好ましくは第2の要素を第1の要素に結合することと、を可能にする。
本発明に従った装置により、1回で、単一のワイヤまたはと2つのワイヤが供給され、装置を使用して、2つのワイヤを同時に結合できる、または、デバイスに供給されたいくつかのワイヤの間に、具体的には2つのワイヤの間に単一のワイヤを選択的に結合でき、いずれの場合、1つのワイヤまたは追加ワイヤと選択的に結合する可能性がある。
相互に交差するゾーンにおいて第1の要素及び第2の要素の周りにある金属ワイヤ及び追加金属ワイヤの本発明に従った結合部は、交点が形成され、第1の要素及び第2の要素の周りに締められるように巻かれたワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部と、単一の結合軸の周りに、ワイヤ及び追加ワイヤの各々該反対部分に近接する4つの枝部の単一のねじれ部と、を含む。
代替として、結合部は、残りも同様に、実質的に平行であり重複エリアから分離された、ワイヤの巻回部及び追加ワイヤの巻回部を有し得る。
好ましくは、ワイヤ及び追加ワイヤの少なくとも1つは、横寸法、具体的には1~3mmの直径を有する。
結合するために同時に使用されるワイヤ及び追加ワイヤの直径または横寸法は、相互に異なる可能性がある。
本発明の詳細は、添付図に例として示される、本発明に従った金属ワイヤ及び類似製品によって結合するための装置の好ましい実施形態の詳細な説明からより明らかになる。
結合される要素のある重複部分に配置された、本発明に従った装置のある角度からの斜視図である。 結合される要素のある重複部分に配置された、本発明に従った装置のある角度からの斜視図である。 要素が結合されていない、さらに別の角度からの同じ装置の斜視図である。 着脱式供給ユニットに関連付けられた同じ装置の斜視図である。 着脱式供給ユニットに関連付けられた同じ装置の側面図である。 異なる着脱式ユニットに関連付けられた装置の異なる実施形態の側面図である。 同じ装置の側面図である。 図3に示された線IV-IVに従った、本発明に従った装置の断面図である。 同じ装置の下からの平面図である。 図5に示された線VI-VIの中心軸平面に従った、本発明に従った装置の断面図である。 図6に示される細部の拡大図である。 本発明の装置オブジェクトに使用される細部の分解図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 図8に示された同じ細部の異なる角度からの斜視図である。 カバーケーシングがない、本発明に従った装置の本体から異なる角度の斜視図である。 カバーケーシングがない、本発明に従った装置の本体から異なる角度の斜視図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの側面図である。 同じ装置で使用されるカレンダーアセンブリの平面図である。 同じカレンダーアセンブリの軸平面の対に沿った部分断面図である。 本発明に従った装置の側面図である。 本発明に従った装置で使用される結合ヘッドの細部の、図13に示された平面XIV-XIVの線に従った断面図である。 本発明に従った装置で使用される結合ヘッドの細部の、入射軸平面の対に従った部分断面図である。 図15の拡大図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの斜視図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの平面図である。 動作構成の同じ結合ヘッドの側面図である。 異なる動作構成の図17aと同様の図である。 異なる動作構成の図17bと同様の図である。 異なる動作構成の図17cと同様の図である。 異なる動作構成の図17aと同様の図である。 異なる動作構成の図17bと同様の図である。 異なる動作構成の図17cと同様の図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の斜視図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 金属結合材の剪断のための次の動作ステップにおける、装置の一部の部分断面図である。 結合ヘッドを閉鎖するための動作構成における、カレンダーアセンブリ及び結合される要素がある、本発明に従った装置の細部の部分断面斜視図を示す。 結合ヘッドを閉鎖するための動作構成における、カレンダーアセンブリ及び結合される要素がない、本発明に従った装置の細部の部分断面斜視図を示す。 結合ヘッドの動作中の開放構成の図24aと同様の図である。 結合ヘッドの動作中の開放構成の図24bと同様の図である。 異なるタイプの結合される要素の周りに巻かれた結合ワイヤである。 異なるタイプの結合される要素の周りに巻かれた結合ワイヤである。 最終結合ステップにおける結合材及び結合される要素の対の結合ヘッドの斜視図である。 同じ要素の対の周りで実行された結合部の斜視図である。 実行された結合部から分離された結合部のワイヤの一部の斜視図である。 実行された結合部だけの斜視図である。 別個の結合部の材料またはワイヤの一部だけの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 異なるタイプの結合される要素に位置付けられた、本発明に従った装置で使用されるカレンダーアセンブリの斜視図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素及び第2の要素の結合プロセスの異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置の細部の断面図である。 第1の要素の結合プロセスの動作ステップにおける、第1の要素及び第2の縦要素の近くに移動した追加の横要素の、同じ装置の細部の拡大断面図を示す。 異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置にワイヤを供給するための着脱式ユニットの細部の概略側面図である。 異なる動作ステップにおける、本発明に従った装置にワイヤを供給するための着脱式ユニットの細部の概略側面図である。 本発明に従った装置の第2の実施形態の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 図41に示された装置の構成要素の斜視図である。 ワイヤを供給する動作ステップにおける、図41に示された装置の前面図である。 ワイヤを供給する動作ステップにおける、図41に示された装置の斜視図である。 後続の切断ステップにおける、図41に示された装置の中心縦平面の断面の側面図である。 後続の切断ステップにおける、図41に示された装置の中心縦平面の断面の側面図である。 対応する方法で達成された結合部の異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 動作の中間ステップにおける、異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 動作の最終ステップにおける、異なる実施形態の本発明に従った装置の構成要素の斜視図である。 本発明に従った装置のさらなる実施形態の斜視図である。 本発明に従った装置のさらなる実施形態の側面図である。 図50に示された平面LI-LIに沿った断面図である。 図49~51に示された装置を用いて行われた結合部である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの斜視図である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの軸平面に従った断面である。 図49~51に示された装置で使用される結合ヘッドの分解図である。 図53に示された結合ヘッドの細部の斜視図を示す。 図53に示された結合ヘッドの細部の軸平面に沿った断面図を示す。 図51に示された結合ヘッドで使用される追加の細部の異なる角度からの斜視図である。 図51に示された結合ヘッドで使用される追加の細部の異なる角度からの斜視図である。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図49に示された装置で使用されるカレンダーアセンブリである。 図53に示された結合ヘッドの側面図である。 1つのワイヤだけが示される第1の動作ステップにおける、図63に示された平面LXIIIA-LXIIIAに従った同じ結合ヘッドの断面図を示す。 1つのワイヤだけが示される第1の動作ステップにおける、図63に示された平面LXIIIB-LXIIIBに従った同じ結合ヘッドの断面図を示す。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63に示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63aに示されたものと同様の図である。 後続の動作ステップにおける、図63bに示されたものと同様の図である。 同じ結合ヘッドから解放された結合部の図70aに示された断面に対応する断面の図である。
特に複数の図を参照すると、1は、具体的には細長形状、例えば補強ロッドを有する第1の要素3と、場合により第2の要素4との周りに巻かれた金属ワイヤ2及び類似製品を結合するための装置を示す(図1b参照)。
本装置は、例えば、識別タグを要素に結合するために、または単に、例えば、バッグの端等の可塑性材料の単一の要素を閉鎖するために、異なる目的のためにさらに使用できる。
本発明に従った装置1は、いずれの場合、同じ結合軸Aの周りにワイヤ状材料をねじることによって、例えば、単純または二重に、交差するまたは平行な任意のタイプの結合部を作るのに適切である(図4参照)。
例えば下記に具体的に説明されるように、以下のワイヤ2の参照符号のそれぞれは、また、限定ではないが、二重交差結合部または平行結合部を作るための、ワイヤ2の対、ワイヤ2、及び追加ワイヤ2の場合のように、いくつかのワイヤ2の設備への参照として理解できることを理解されたい。実現可能な場合、逆の場合も同様である。
したがって、装置1は、相互の重複部分または交点のエリアで、第1の要素3と好ましくは第2の要素4も結合することによって、接合することが可能である。
結合することによって接合される第1の要素3及び第2の要素4は、例えば、接点もしくは重複点で結合される縦金属要素、または交差部で結合される縦金属要素及び横金属要素を含み得、これらの金属要素は、各々、フェンス用の、または他の目的のために、建造物の補強ロッド用の金属ケージまたはワイヤメッシュを作るために意図されたものである。例えば、接合される要素は、補強バー等の縦要素と、好ましくは、鉄筋コンクリートの建造物を作るために、補強ブラケット等の横要素も含み得る。
具体的には、横要素は、平坦または湾曲で単一または二重のいずれかであり得る。より正確に言えば、補強ケージでは、例えば、横要素は、通常、それ自体が湾曲するブラケットであり、各々の端が重なり、並んで設置され、したがって、末端部の重複が生じ、その結果として、補強用の縦要素、通常バーに結合される二重要素を構成する。また、補強ケージでは、縦補強要素は、平面交差が生じるこれらの要素の側面と、これらの要素の端の湾曲部分との両方で、横要素、つまりブラケットに交差でき、湾曲部分の場合、3次元交差が判定されることも観察される。
結合される要素は横寸法を有し、具体的には、参照する技術分野で知られているように、具体的には、広範囲内で変わる直径を有し得る。
「結合部」は、使用要件に従って、接合される要素が相互に重複するエリアが締められるまで、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りに巻かれるワイヤ2の反対枝部2’の結合軸Aに沿ったらせん状巻線の製品を意味する(例えば、図28参照)。
ワイヤ2は、特殊な巻きほどき手段を使用して、各々のリール5から巻きほどくことができる。好ましくは、ワイヤ2は、具体的には顕著な成形性を有する結合部に特有の焼なまし金属材のワイヤである。有利に、本発明に従った機器は、市場で一般的に入手可能であるワイヤのほとんどを使用できる。
例えば、少なくとも1つのリール5、好ましくは、複数のリール5、例えば、リール5の対は、例えば着脱式ユニット6で装置1から分離して配置できる(図2a及び図2b参照)。
着脱式ユニット6は、本発明の装置オブジェクトとも異なる、異なるタイプの結合装置の働きをするように使用でき、したがって、これらの装置の重量を軽くし、かなり長い横寸法のワイヤの供給を可能にする。他の点では、サイズ及び重量に合わせて装置で容易に収容されない。
好ましくは、着脱式ユニット6は車輪付きであり、同等の方法で懸架または装備されたホイールまたはトラックが設けられ、使用場所の近くに容易に移動する。代替として、着脱式ユニット6は、バックパック等の肩の上、またはベルト上で運ぶことができる。
次に、着脱式ユニット6で、引き出しアセンブリ7は、さらに、リール5のそれぞれに、巻きほどき手段として収容できる。引き出しアセンブリ7は、随意に、リール5から巻きほどかれたワイヤ2の直線化アセンブリ7aによって、供給方向に従って連結できる、具体的には、前に置くことができる。
着脱式ユニット6はさらに制御デバイス8を含み得、制御デバイス8は、場合により電池を用いた装置1への電力供給と、同様に、必要に応じて、ワイヤ2または複数のワイヤ2の装置1への供給動作の調整とを確実にする。より正確に言えば、下記に詳細に説明されるように、制御デバイス8は、アセンブリ7の引き出しアセンブリの駆動手段と、同様に、装置1の内側に配置された駆動手段とを制御するように構成される。
例えば管状及び可撓タイプの接続手段9、具体的には、シースの形態の接続手段9は、着脱式ユニット6から装置1へのワイヤ2の電気接続及び供給を可能にするように設けることができる。
下記に説明されるように、管状接続手段9は、例えば、金属ワイヤ2を通すためのシース90と、電源と、装置1の作動手段用の制御ケーブル91と、必要な電気信号を装置1の制御手段に搬送する電気信号ケーブル92とを収容できる(具体的には、図3参照)。
具体的には、接続手段9は、例えば可撓管は、その接続手段を持ち上げるために、着脱式ユニット6によって支えられたアーム93によって支持できる。アーム93は、好ましくは、最上部にハウジングガイド94を支え、接続手段9、具体的には可撓管を受けることができ、湾曲経路に従って、その接続手段を配置する。
さらに、例えば剛体管タイプの接続手段9aは、設けられる場合、各々のリール5から、引き出しアセンブリ7に、場合により直線化アセンブリ7aにもワイヤ2を誘導するために設けることができる。
図2cに示されたさらなる実施形態によると、着脱式ユニット6’は、アーム93’の最上部に引き出しアセンブリ7を収容することを提供できる。この設備により、利用可能な引き出し力を最大にすることによって、接続手段9’を短くすることを可能にし、ひいては、結合装置が、良好に機能することが可能になり、結合装置を着脱式ユニット6’からさらに離れて維持することが可能になる。図2cでは、着脱式ユニットは、下記に説明される装置1’のさらなる実施形態に接続されるが、任意の結合装置に接続され得る。
着脱式ユニット6,6’は、ワイヤ2の戻り防止デバイス60(図39及び図40参照)を有用に備えることができ、戻り防止デバイス60は、ワイヤ2が各々の引き出しアセンブリ7によって引き戻される動作では、下記に詳細に説明されるように、ワイヤ2は各々のリール5で乱雑に巻き戻されることを防止するように構成される。具体的には、特に、リール5が排出ステップの近くになるとき、リール5自体が徐々に空になり、ワイヤ2がスラスト方向Sに供給されるとき、反対方向Rのワイヤ2の戻りについて、問題が生じ得る。実際に、戻りステップでは、ワイヤ2自体がリール5の内側に入り込み、この戻りにより、ワイヤ2のループを形成するリスクが生じ、リール5の多少まとまりがない巻線により絡んだ状態になる。
戻り防止デバイス60は、既に巻きほどかれたワイヤ2がリール5に再度入ることを防止する働きをする。具体的には、戻り防止デバイス60により、ワイヤ2は、スラスト構成61aと戻り構成61bとを交互に移動できる誘導手段61の部分的に内側で、具体的にはSの形状に代替経路を作り上げる。誘導手段61は、少なくとも部分的に、ワイヤ2を誘導できる伸縮バネで有用に構成できる。
ワイヤ2の戻り防止デバイス60は、リール5から出てくるワイヤ2を挿入するために、手段62に関連付けられ得、その正確な誘導を確実にすることを目的とする。
具体的には、戻りステップにおいてリールの中にワイヤ2を乱雑に戻すことを回避するために、スラスト構成61aは、設けられる場合、リール5と戻り防止デバイス60との間に介在する、該挿入手段62に向かって伸びる経路に対応し得る一方、戻り構成61bは、リール5の外部にあるループ経路、例えばループに対応し得る。
したがって、誘導手段61は、ワイヤ2がスラスト方向Sに供給されるとき、スラスト構成61aに配置され、そして、ワイヤが戻り方向Rに引き戻されるとき、戻り構成61bに配置される(図39及び図40参照)。
着脱式ユニット6,6’は、また、装置に給電するために、代替として、ポータブル電源手段、例えば電池式手段を収容するために提供できる。この設備は、着脱式ユニット6が肩の上またはベルト上で輸送可能なイベントで特に有用である。
装置1は、好ましくは、ポータブルユニット、したがって、ポータブルツールの形状であり、有利に、軽量、及びコンパクト、作業者によって容易に操作可能な形状である(具体的には、図1a、図1b、図1c参照)。
非常に汎用的な方法では、装置1は、自動機械、例えば、金属ケージを作るための機械、金属メッシュを作るための組立機械もしくは機械に搭載できる、または作業者によって把持される代わりにロボットアームに搭載できる。
したがって、装置1は、好ましくは作業者によって把持可能な本体10と、本体10に接続された、結合軸Aの周りで回転可能な結合ヘッド20と、設けられる場合、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りに少なくとも1つのワイヤ2を巻く及び結合するために、結合ヘッド20と協調するカレンダーアセンブリ30と、を備える(具体的には、図3及び図4参照)。
また、カレンダーアセンブリ30は、具体的には、支持を可能にする機能を有用に果たすこともでき、したがって、結合される要素3,4に対する装置1の調節可能でもある適用性を発揮し、それにより、これらの要素は、次にワイヤ2によって巻かれる正確な位置にある状態になる。具体的には、下記に説明されるように、この支持は、正確な結合角度βを決定することに貢献できる。
装置1は、さらに、供給されたワイヤ2のそれぞれを剪断する切断アセンブリ40を備える(具体的には、図15参照)。
下記に詳細に説明されるように、本体10は、好ましくは、作業者による把持を容易にするハンドル11と、結合サイクルまたはそのサイクルの段階をアクティブにする制御部材12、好ましくはアクティベーションレバーまたは引き金式スイッチと、を含む。代替として、例えば、装置が止め具に到達するとき、すなわち、結合される要素3,4に接触するとき、制御部材は、結合サイクルを自動的にアクティブにするように構成された接触センサーまたは近接センサーによって構成できる。
より正確に言えば、制御部材12は、好ましくは、結合サイクル及び取り外しサイクルの両方をアクティブにする。結合サイクルは、ワイヤ2を供給すること及びカレンダー加工すること、ワイヤ2を切断すること及び結合することを含み得る。下記に詳細に説明されるように、取り外しサイクルが提供され得、取り外しサイクルは、結合ヘッド20に残っているワイヤ2の断片の排出と、初期位置における機構すなわち結合ヘッド20の再配列と、を含み得る。
本体10は、好ましくは、結合軸Aに沿って実質的に縦展開部を有する。この展開部により、装置1の横寸法を最適化する利点をもたらし、動作位置にアクセスすることが困難である際にさらに効果的である前方挿入を可能にし、同様に、例えば、装置が機械に搭載されるときに有用になる。下記に説明されるように、例えば、本体10により作業者が特定用途に可能な最も人間工学的位置で作業することが可能になる限り、本体10はまた異なる形状をとり得る。しかしながら、下記に示されるように、異なる配置が可能になる。
本体10は作動部材13、具体的にはギヤモーターを収容し、作動部材13は、制御部材12がアクティブになると、装置1の動作部材を回転させ、結合ステップを動作させる。
作動部材13は、具体的には、好ましくは、時計回り及び反時計回りの両方の回転を制御する、ひいては、結合ヘッド20と、好ましくは切断アセンブリ40との全ての運動をアクティブにするように構成される。
下記に詳細に説明されるように、作動部材13は、好ましくは、角度位置を検出するための手段を含み、例えば、電気変換器、アブソリュートエンコーダまたは機械エンコーダ等、停止システム及び/または連動手段等を含み、これらの手段により、関連の可動部の正確な角度位置を確実にする。
本体10は、さらに、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30を接続するための接続部14を含む(具体的には、図10a及び図10b参照)。
好ましくは、接続部14は、好ましくはクイック連結式のカレンダーアセンブリ30に取り付けるために、好ましくは手段15を支えることができる(図10a及び図10b参照)。下記に示されるように、取付手段15、具体的には急速取付手段は、例えば、動作がロックされる場合、装置1で速く介在することを可能にし、特に、カレンダーアセンブリ30を同じ程度速く交換することを可能にし、これは、例えば、要素3,4の寸法が、具体的には、最適支持のために、組み立てられたユニットによって覆われた間隔に含まれない場合等、または、結合のタイプを変える必要がある場合、具体的には、二重交差結合または平行結合に変える必要がある場合に実現する。
本体10は、また、リール5から巻きほどかれたワイヤ2を供給するための導管16を含む(図7参照)。第1のワイヤ及び第2のワイヤ2における結合部、すなわち二重結合部を作るのに適切に示される場合、本体10は、導管16の対を収容する。導管16のそれぞれは、結合ヘッド20に向かって、本体10の縦端から反対端に進むようにワイヤ2を正しく誘導するために、少なくとも1つの剛体部16a、例えば末端を含む。
導管16は、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30の内側への正確な挿入を確実にするように、実質的に縦投入配向から傾斜出力配向になる可変傾斜に従って、好ましくは結合軸Aに対して約30°の角度で、本体10の内側に配向される。
好ましくは、導管16の剛体部16aは顕著な最終曲線を形成する。この湾曲構造は、焼なまし材のワイヤ2を使用する場合に特に有用である。実際に大きい非弾性変形を特徴とするこのワイヤ2のタイプは、末端部16aの好ましくは顕著な湾曲によって負荷がかかる構成を容易に想定できる。
末端部16aによって生じる効果は、可撓接続手段9を通る経路によってワイヤ2が動かなくなるような「復元力をなくす」ことを含み、配向及び空間配置の両方に、正確に、復元力を結合ヘッド20にもたらす。
したがって、チャネル16の末端部16aの構造は、装置1及び接続手段9によって、空間で想定された位置に関係なく実質的に同様に、ワイヤ2が出ることを可能にする。
さらに、末端部16aは、また、結合サイクル後に、ワイヤ2の再配列ステップで役割を果たすことができる。より正確に言えば、作業者が空間で装置1を移動させ、接合される要素3,4に到達し、装置1を正しく位置付けるとき、これにより、導管16の変形可能部分の内側に収容された部分に対して、末端部16aの内側に収容されたワイヤ2の一部の対応する変形が決定される。したがって、これらの変形をなくすために、導管16の末端部16aの上流にワイヤ2を引き戻すのに十分に有利になる。
導管16は、好ましくは、少なくとも部分的に、ハンドル11に収容され、本体10から結合ヘッド20に向かう入口から出口まで徐々に傾斜する経路が可能になる。
導管16のそれぞれは、好ましくは、該接続部14に配置された口17の中に入り込み、口17は、好ましくは、具体的には、前述の末端部16aに対応する結合軸Aと一致する装置1の縦軸に対して適切に傾斜する。示される場合、接続部14は、角度離間した口17の対を含み、口17は、好ましくは、90°に等しい角度で、好ましくは、結合軸Aに対して傾斜した、対応する方式で、供給されたワイヤ2を誘導する(図7及び図10b参照)。
さらに、同じ接続部14は、使用時に結合ヘッド20に対面する側に、新しい結合サイクルの開始点に結合ヘッド20を再配置するための再配列機構18を支える(例えば、図17a参照)。
再配列機構18は結合ヘッド20を設置する機能を果たし、結合ヘッド20は、好ましくは、開放構成で弾性手段によって実行されたコントラストアクションによって、保定構成で正常に設置される。これにより、例えば、結合サイクルの開始を準備するが、また、サイクルの最後に、結合ヘッド20に残っているワイヤ2の断片の取り外しを容易にすることも可能にする。再配列アクションは、最初の基準位置に対して最大の前進角度位置まで結合ヘッド20を回転させることによって行われる。前述したように、再配列機構18は、角度位置を検出するための手段、例えば電気的手段または機械的手段に関連付けられ得る。
下記に詳細に説明されるように、より正確に言えば、再配列機構18は、弾性ばね手段が対向する接続部14と連結するレバーによって構成でき、レバーは、結合ヘッド20に構成された各々の連結空洞19に係合するように、使用するために成形及び配置される(図8参照)。
結合ヘッド20は、好ましくは、カレンダーアセンブリ30と同軸上に、本体10の前方に搭載される。具体的には、結合ヘッド20は、好ましくは、カレンダーアセンブリ30の内側に挿入される。
結合ヘッド20は、好ましくはタングの形態で作られた駆動部材13に取り付けるために、キー部22を支える支持部材21を含む。
下記に説明されるように、支持部材21は、また、供給されたワイヤ2のそれぞれを通過させるためのチャネル23を有し、チャネル23は、各々の口17を起点として、切断アセンブリ40を通って延在し、反対端で開放する(図14参照)。例として示される場合、角度分離した2つのチャネル23は、支持部材21に設けられる。
好ましくは、チャネル23のそれぞれは、結合軸Aと一致する部材自体の縦軸に対して傾斜するように支持部材21の内側に延在する。基本的に、チャネル23では、結合ヘッド20及びカレンダーアセンブリ30におけるワイヤ2を正確に挿入するために、口17によって想定された傾きが継続する。
反対端において、結合ヘッド20は、各ワイヤのそれぞれを保持し、結合軸Aの周りでワイヤ2をねじるために協調する、第1の動作部材24(図14参照)及び第2の動作部材25(図17a参照)を含む。
より正確に言えば、第1の動作部材24は、周辺に配置され、結合軸Aの周りに角度分離した複数の指26を含む。指26のそれぞれは、好ましくは、実質的に縦方向に展開し、好ましくは、結合軸Aに向かって減少する断面を提供し、隣接する指26の間のワイヤ2の1つの挿入及び摺動を容易にする。
示される実施形態は、例えば、好ましくは、二重結合部を作るために、結合軸Aの周りに角度分布した4つの指26を提供し、すなわち、第1の要素3と好ましくは少なくとも第2の要素4との周りに巻かれ及び交差するワイヤ2の対の係合を可能にし、それらの要素は重なる、または交差する(具体的には、図26及び図27参照)。
指26のそれぞれは、好ましくは、少なくとも1つの動作表面27に対して、例えば、横側にある動作表面27の対、好ましくは横方向に相互に反対向きにある好ましくは動作表面27の対に対して、摩擦を増加させる。下記に詳細に説明されるように、例えば、これらの動作表面27は、例えば、各々の指横面の少なくとも一部に、または例えば反対の横面の両方に、少なくとも部分的に、ギザギザのエリアまたはギザギザのコーティングを提供し、ワイヤ2の固定係合を確実にできる(図8及び図14参照)。
具体的には、結合ヘッド20が結合軸Aの周りで回転するとき、指26はワイヤ2用の結合部材として働く。下記に説明されるように、このステップ中、ワイヤ2の反対部分は、結合ヘッド20が回転する結果として、強制的に曲がる。この理由として、ワイヤ2の反対部分が、該保持構成に配置された結合ヘッド20に画定された開口部20a,20bの内側に「閉じ込められる」ためである(図19b参照)。この曲がりにより、好ましくは動作表面27に接触して発生した摩擦によって、同じワイヤ2の部分を指26の固定当接部で保持する。各々の部分の曲がりにより、具体的にはワイヤ2の端の曲がりにより、ワイヤ2をブロックし、結合部のねじれ部101の形成を可能にするのに十分なくらい、ワイヤ2の摩擦滑りの制限、具体的にはワイヤ2の摩擦滑りの制御を有用に可能にし、ワイヤ2の徐々に進行する戻りを補償する。具体的には、この摩擦滑りは、例えば、結合部を効果的及び頑丈等にするように、結合部の所望の張力だけで、ワイヤ2の分離を可能にする代わりに、ワイヤ2のねじれ部101の早期の引裂を回避する機能がある。
したがって、指26は、各々、同じワイヤ2の巻線の初期端及び最終端用の各々のワイヤ2の通過に適切な少なくとも第1の通路28a及び第2の通路28bを指26の間で画定するように角度分離する(図19b参照)。第1の通路28a及び第2の通路28bは、少なくとも一側で開放され、具体的には、カレンダー加工のための動作空間に対面し、したがって、各々の開放外形を画定する。下記に説明されるように、言い換えれば、したがって、第1の動作部材24には、結合軸の反対にある及び/または周りに隣接する少なくとも第1の通路28a及び第2の通路28bが成形され、第1の通路28a及び第2の通路28bは、カレンダーアセンブリ30によって、第1の要素3及び/または第2の要素4の周りのリングでカレンダー加工された、ワイヤ2の第1の枝部2aと、第1の枝部2aに隣接する第2の枝部2bとの通過に適切である(図7参照)。
通路28a,28bは具体的には、具体的には動作表面27でワイヤ2の係合に適切であり、例えば下記のように、結合サイクルの最後に装置1の抽出を可能にするように、使用時、キー部材22に対して反対端に向かって開放する。
第2の動作部材25は、第1の動作部材24と協調して、ワイヤ2または複数のワイヤ2を保持し、本質的に通路28a,28bの開放外形を閉鎖する。実際には、下記に詳細に説明されるように、この協調により、したがって閉鎖外形により、これらの開口部28a,28bに少なくとも部分的にアクセスできなくし、装置1の軸方向に従って、具体的には結合ヘッド20の前方に、ワイヤ2が出ることを防止する。
より正確に言えば、第2の動作部材25はリング51を形成し、複数のセパレータ要素52は、リング51から、結合軸Aの周りで縦方向に角度分離して、指26の数に対応する最小数で延在する(例えば、図8参照)。
セパレータ要素52は、セパレータ要素52の間に、通路28a,28bに対応するように、同数の空間53a,53bを画定する。通路28a,28bのような空間53a,53bは、結合ヘッド20の前方に開放され、したがって、該カレンダー加工空間に向かって、接続部14の反対側から開放し、この状況は、例えば、使用時、下記のように、結合が、垂直下降運動で、要素3,4の重複エリアまたは交差エリアの装置1を挿入することによって実行される場合に実現する(例えば、図8及び図19b参照)。
セパレータ要素52は、例えばフックのように、例えば横に延在する、実質的に縦展開部及び保持部54を有し得、該保持構成で、通路28a,28bの軸方向に従って、具体的には結合ヘッド20の前方にあるカレンダー加工空間で開放外形を閉鎖するために有用な突出縁を形成し、指26に近づき、ねじりステップ中にワイヤ2を保持部54の内側に保持するようになる。他方では、下記に説明されるように、結合ヘッド20が該開放構成に配置されるとき、同じ保持部54は指26から分離され、例えば下記のように、各々の側から通路28a,28bへの自由なアクセスができる状態のままであり、下記に説明されるように、結合部の端で、結合ヘッド20に残ったままであり得る結合部の残留物の排出を可能にする。
第2の動作部材25は、例えばトーションばねで構成された弾性コントラスト手段55の介在によって第1の動作部材24の周りで回転可能に搭載される。弾性手段55は、第2の動作部材25を該保持構成に維持するように配置される(図8参照)。
より正確に言えば、第1の動作部材24及び第2の動作部材25は、少なくとも、可変幅がある第1の開口部20a及び第2の開口部20bを画定するように、結合軸Aの周りで相対回転運動に従って相互に移動可能であり、つまり、該通路28a,28b及び該空間53a,53が、相互に実質的に対面し、保持部54が指26から離間され、その結果、第1の開口部20a及び第2の開口部20bが、例えば供給ステップまたは取り外しステップにおいて、ワイヤ2用の通路から出るためにカレンダー加工空間に対面する側に開放外形を有する、開放構成(図19a参照)と、該開口部28aが、同じ部材の間で往復摺動が進む閉鎖外形を有し、往復摺動に続いて、保持部54がワイヤ2に係合するように指26に近づき、結合ヘッド20の内側に、該反対枝部2’に近接する、ワイヤ2の各々の反対部分を保持し、結合軸Aの周りでワイヤ2をねじる、保持構成(図18a参照)との間で、第1の動作部材24及び第2の動作部材25が動作可能になる。
具体的には、該保持構成では、結合ヘッド20が回転すると、ワイヤ2は各々の指26に接触して曲げ加工され、したがって、ロックされたままになる。結合軸Aの周りでねじりステップ中、作動部材13が第1の動作部材24及び第2の動作部材25を回転させるとき、有用に設けられる場合、指26の表面摩擦が増加することで、結合されたワイヤ2を保持する効果をもたらし、ワイヤ2の摺動を制限する。
より正確に言えば、動作部材24,25の変動振幅がある開口部20a,20bを通るワイヤ2で実行された係合アクションは、結合部に張力がかかるのを確実にするために、その係合アクションによりワイヤ2をブロックし、同時に、ワイヤ2が、同じ動作表面に摺動することを可能にし、例えば、ワイヤ2の正確なねじりを確実にし、同時に、結合材への予想される引裂または損傷を回避するようになる。
開口部20a,20bの外形を閉鎖するためにセパレータ要素52の近くに指26を移動させることは、有利に、開口部20a,20bの外形を閉鎖するように作用する弾性コントラスト手段55のアクションにより実行され、したがって、具体的には指26の近くに移動した保持部54のアクションにより実行される。
より正確に言えば、保持構成では、ワイヤ2は、開口部20a,20bの内側に保持される。有利に、保持部54は、例えば湾曲するように成形され、指26に接触する曲部に向かってワイヤ2を誘導できる。
予想どおり、リング51は、また、上記に説明した再配列手段18に連結するために、角度分離した複数の凹部19またはノッチを有することを思い出されたい。
例えば時計回り方向Bに結合ヘッド20を適切に回転することによって、該再配列手段18自体を、リング51の最も近い凹部19を越えて位置付けでき、結合ヘッド20は、上述の弾性手段55のコントラストに対して結合軸Aの周りで回転可能になる。この状況では、結合ヘッド20を反対方向に回転させることによって、再配列機構18は、第2の動作部材25をブロックするように、該凹部19に連結でき、第2の動作部材25を本体10と一体にする。次に、結合ヘッド20の後続の回転により、第1の動作部材24だけを移動することによって、開放構成で、区画28a,28bを空間53a,53bと制御方式で整合すること、及び/または導管16を結合ヘッド20のチャネル23と整合することを可能にし、新しい結合サイクルを開始する。
同時に、下記に詳細に説明されるように、説明される再配列サイクルは、有利に、切断アセンブリ40の整合または再整合を同様に可能にし得る。
カレンダーアセンブリ30はワイヤ2を誘導する働きをする、または、万一に備えて、各々の重複エリアまたは交差エリアで、第1の要素3及び/または好ましくは第2の要素4の周りに曲がりくねった実質的に円状経路を通して、ワイヤ2のそれぞれを誘導する働きをする。実際には、巻きステップ中、ワイヤ2の端は、開放構成で、相互に対面してアクセス可能である、結合ヘッド20の開口部28a,28b及び空間53a,53bを通過し、次に、ねじりステップまたは巻きステップにおいて、保持構成で、指26を移動させることによって、セパレータ要素52に対する効果的な係合を保証する。
カレンダーアセンブリ30にはスリーブ31が成形され、スリーブ31は、例えば、結合ヘッド20の周りで軸方向に挿入され、取付手段15によって、本体10の接続部14に固定される。
スリーブ31は、結合ヘッド20に対してより大きい縦延在部を有し、ひいては、組み立て位置において、結合ヘッド20に対して突出し、その結果、カレンダー加工の動作空間は、接合される要素の周りにワイヤ2を巻くためように画定される。具体的には、カレンダー加工するためのこの動作空間は、使用中、巻くための動作空間に対して、例えば下側に隣接する。動作空間では、結合ヘッド20によって、ねじることが実行される。
スリーブ31は、内部に、ワイヤ2のための少なくとも1つのカレンダー加工経路を有する。具体的には、この経路は、投入トラック32と、結合軸Aに対して投入トラック32の反対にある戻りトラック33とによって構成でき、その結果、結合ヘッド20の第1の開口部20aを通るワイヤ2の端の進入に続いて、ワイヤ2の完全な巻き付け及び結合ヘッド20の対応する第2の開口部20bを通る各々の端の戻りが確実になり、説明されるように、後続のねじりステップが確実になる。
トラック32,33は、好ましくは有利に、少なくとも部分的に、ワイヤ2の巻線を誘導するように湾曲され、好ましくは、スリーブ31の内壁の特殊溝によって構成される。
投入トラック32及び戻りトラック33でそれぞれ構成された巻線経路は好ましくは、具体的には装置1の縦軸に沿って交互になり、したがって、それらのトラックは、例えば、二重交差結合の場合、ワイヤ2が交差する際に衝突を回避するために異なる高さを有する。
より正確に言えば、ワイヤ2のカレンダー加工経路、具体的には、投入トラック32及び戻りトラック33は、有利に、挿入部によって構成でき、例えばスリーブ31の内側に適切に付けられた鋼鉄によって構成できる。代わりに、それらのトラックは、装置1の軽さに貢献するために、プラスチック及び/またはアルミニウムから作ることができる。
さらに、投入トラック32のそれぞれは、好ましくは、カレンダー加工経路に続くように、ワイヤ2の自然抵抗力に対抗するように構成されたカレンダーローラー34に関連付けられる。より正確に言えば、ローラー34は、スリーブ31によって、または同じトラック32によって、カンチレバー式で有用に支持され、ねじり中、トラック32からのワイヤ2の係脱を可能にし得る(図7参照)。
戻りトラック33は好ましくは、例えば漏斗または少なくとも部分的に円錐のように成形されたガイドの形態で初期部を形成し、投入トラック32から投入されたワイヤ2の挿入を容易にする。この投入は、投入トラック32と戻りトラック33との間にギャップが有用に設けられているという事実から生じ、カレンダー加工空間で、接合される要素3,4を受けるための空間が生み出される。
カレンダーアセンブリ30は、例えば、当接して、結合される各々の要素を収容するために、少なくとも1つの成形された空洞の前方に存在するような形状に形成される。この構造により、カレンダーアセンブリ30が前方で支えられる装置1は、当接して、結合される要素3,4の近くに、縦軸に沿って単純な運動で移動できる。言い換えれば、該成形構造は、要素3,4に接触してしっかりと固定された当接、好ましくは調節可能である当接を可能にする。
より正確に言えば、スリーブ31は、最小の対で配置された、好ましくは結合軸Aに対して斜めに配置された自由端の成形凹部35を有し得、その結果、結合される要素でのカレンダーアセンブリ30の位置付け、または第1の要素及び第2の要素の場合、正確には、第1の要素3と第2の要素4との間の交点における、重複エリアでのカレンダーアセンブリ30の位置付けと、それらの要素の周りのワイヤ2の正確な巻き付けと、を確実にする(具体的には、図11a、図11b、図11c参照)。具体的には、成形凹部35の構造により、装置1が同じ要素3,4の少なくとも1つに接触して位置付けられるとき、要素3,4と結合ヘッド20との間の距離が決定される。例えば交点に配置された第1の要素3及び第2の要素4を結合する場合、成形凹部35は、例えば結合ヘッド20からの最遠要素を正確に支持するために、異なる深さを有し得る(図31、図32、図33参照)。
図33には、第1の要素3及び第2の要素が重なり交差構成に配置されるときはいつでも、それらの要素は、要素3の場合について、第1の要素3及び第2の要素4のうちの1つの縦軸Yと、他の各々の4つの象限Q1,Q2,Q3,Q4の縦軸の突出線Pとを含む平面上における交差エリアを画定できることが示される。
最後に、切断アセンブリ40は固定式ナイフ41及び可動式ナイフ42を備える(図9c及び図15参照)。
有利に、固定式ナイフ41は本体10と一体になり、具体的には接続部14と一体になる一方、可動式ナイフ42は結合ヘッド20と一体となり、具体的には支持部材21と一体となる。
より正確に言えば、ナイフ41,42は、例えばプレート等の各々の部材で構成でき、ナイフ41は固定式であり、ナイフ42は可動式であり、各々、接続部14に、支持部材21に搭載され、使用中、結合ヘッド20の本体10からのワイヤの供給経路に沿って配置されたワイヤ2の挿入用の各々の穴43,44を有する。実際には、ワイヤ2の切断は、ワイヤを通過させるための該穴を支える、本体10と結合ヘッド20との間のさらなる相対回転運動によって生じる可能性があり、したがって、ワイヤは切断される。
有利に、装置1がワイヤ2の対を供給するよう設計されている場合、該2つの穴のうちの1つ、例えば、可動式ナイフ42の穴が、ロット44aで構成されることを提供することが可能であり、それにより、ワイヤ2の連続切断が行われ、したがって、切断作業が時間的に分散し、過荷重を回避する。
また、再配列機構18により実施される上記に説明した再配列サイクルは、また、予想どおり、新しい供給ステップひいてはワイヤ2の挿入を開始するために、切断ステップ後、穴43,44の再整合を可能にし得ることを留意されたい。
本発明に従った方法を実施する本発明に従った装置の動作は、上記の説明から理解可能である。
二重結合、具体的には交差結合のための動作は、例えば、簡単な結合を行うために、ワイヤ2の異なる数との結合をもたらすことも可能である意味があることについて、下記に説明される。
早期の調整段階において、再配列サイクルは、結合ヘッド20の可変幅の開口部20a,20bが、例えば、開放構成になり、したがって、ワイヤ2がアクセス可能になることと、切断アセンブリ40の固定式ナイフ41及び可動式ナイフ42を正しく整合させることと、を確実にし、導管16を通り、連続して、結合ヘッド20のチャネル23を通るワイヤ2のそれぞれの通過を可能にする命令がされる。
基本的に、作業者は、制御部材12によって、例えば時計回り方向Bで、結合軸Aの周りにおける結合ヘッド20の第1の回転を制御でき、その結果、再配列機構18は、第2の動作部材25のリング51に最も近い凹部19を通過する(図17a、図17b、図17c参照)。
続いて、作業者は、反対方向に、例えば反時計周り方向Cに第2の回転を行うことを命令でき、結果として、再配列機構18が該凹部19に係合するため、第2の動作部材25をブロックする(図18a~図18c参照)。
結合ヘッド20の回転を継続させることによって、次に、相対角度変位は、開放構成で結合ヘッド20を配置する、第1の動作部材24と第2の動作部材25との間で生じ、開口部20a,20bは、ワイヤ2の反対部分を通過させるための開放外形を有する(図19a~図19c参照)。
結合ヘッド20の連続制御回転によって実行された説明される再配列手順は、好ましくは作業者による単一のジェスチャによって、制御部材12をアクティブにすることによって自動的に実行できる。
この時点では、作業者は、結合される第1の要素3及び第2の要素4の重複部分に、装置1を位置付けできる。
次に、引き出しアセンブリ7は、リール5をほどき、ワイヤ2を本体10の内側に供給するために、好ましくはワイヤ2のそれぞれを自律駆動させることによってアクティブになる。これにより、同じ装置1が二重結合または単一結合を実行することが可能になり、一方のモードから他のモードに速く切り替わる。
具体的には、ワイヤ2のそれぞれは供給経路に従って進み、本体10の導管16を通り、切断アセンブリ40の穴43,44,44aを通り、最後に、結合ヘッド20のチャネル23を通る。
具体的には、導管16のそれぞれの末端部16aの湾曲構造は、ワイヤ2がリール5から装置1の内側に続く最大の点までの経路で被る全ての歪みの「復元力をなくす」(具体的には、図7参照)。
次に、ワイヤ2の端は、該開放構成で、第1の開口部20aを越えて進むように配向されたチャネル23から現れ、第1の通路28a及び第1の空間53aの重なりの制御から生じ、ひいては、カレンダーアセンブリ30のカレンダー加工の動作空間に到達する。
次に、ワイヤ2の端は、第1の要素3及び第2の要素4を巻くように、投入トラック32及び出力トラック33を通って、ローラー34に接触してカレンダー加工される。具体的には、示される場合、投入トラック32及び出力トラック33は、結合される要素3,4の周りに十字交差方式でワイヤ2を巻装するように配置された(例えば、図26及び図27参照)。
供給ステップの最後に、ワイヤ2のそれぞれの端は結合ヘッド20に戻り、したがって、第2の開口部28bを通って誘導される(具体的には、図7参照)。
次に、ワイヤ2のそれぞれは、切断アセンブリ40によって切断される。これを行うために、次に、例えば時計回りBに結合ヘッド20の回転が命令される。最初に、回転運動により、固定式ナイフ41に接する可動式ナイフ42の摺動が生じ、したがって、ワイヤ2の連続剪断が生じる(図20~図23参照)。
また、結合ヘッド20の回転により、再配列手段18の解放と、第1の動作部材24と第2の動作部材25との間で相対角度摺動とが生じ、例えば、保持構成でそれらの動作部材が位置付けられる。この構成では、次に、ワイヤ2のそれぞれは、結合ヘッド20の第1の開口部20a及び第2の開口部20bの内側に保持される。具体的には、ワイヤ2の該反対部分は、結合ヘッド20の内側から同じ開口部20a,20bを通って移動するが、それらの開口部から出る可能性はない。その理由として、関連外形は、第1の動作部材24の指26の近くに、第2の動作部材25の保持部54を移動させることによって閉鎖されるためである。
結合ヘッド20の第1の動作部材24及び第2の動作部材25の相対回転運動は、例えば、ワイヤ2の供給を開始する前に、ワイヤ2の供給に対して適切な時間関係で動作できることに留意されたい。その理由として、また、開口部20a,20bの外形の閉鎖は、保持構成で、結合軸Aの横でワイヤ2の通過が可能になることをもたらす可能性があるためである。
切断後、各々のリール5に向かうワイヤ2の残りの引き込みは、好ましくは、引き出しアセンブリ7によって動作する。この引き込みは、導管16の末端部16aの内側に残っている、具体的には各々のシース内に残っているリール5に接続されたワイヤ2の残りが、切断アセンブリ40に係合することを防止し、したがって、結合ヘッド20の作動に続いて、各回転で剪断されるリスク、ブランキングの副産物で結合ヘッド20の動作をロックするリスクを防止する。戻り防止デバイス60は、引き込みステップ中または戻りステップ中、ワイヤ2が、リール5に乱雑に巻き戻されることを防止でき、戻り構成61bに配置された誘導手段61により、リール5の外側で相応のループまたはずれが生じる。
次に、結合ヘッド20のさらなる回転により、結合軸Aの周りでねじるステップでは、結合ヘッド20によって保持されたワイヤ2の端を引く。具体的には、結合ヘッド20の保持構成では、開口部20a,20bは閉鎖外形を有し、結合軸Aの周りの回転により、指26と実質的に接触する開口部20a,20bから現れるワイヤ2の反対部分の曲げが生じる。誘導トラック32,33の補助により、及び好ましくは摩擦が増加する動作表面27によって強化されたワイヤ2の反対部分の曲げ加工の保持アクションにより、巻かれたワイヤ2のそれぞれは、第1の要素3及び第2の要素4に徐々に近づくことがもたらされ、それらの要素を相応に締める(図34~図37参照)。
具体的には、最初のねじりステップでは、設けられる場合、ワイヤ2が第1の要素3と、場合により第2の要素4との周りに締められるとき、ワイヤ2の反対枝部2’は、結合される要素と、結合ヘッド20との間に交差して配置される(図38参照)。結合ヘッド20に最も近い結合される要素3,4に接するこれらの反対枝部2’は入射され、2つの反対枝部2’の間に結合角度βを形成し、結合角度βは、結合される要素3,4の大きさの関数、具体的には、結合ヘッド20の隣に設置される湾曲状または直線状の横要素または縦要素の大きさの関数であり、そして、少なくとも、好ましくは、結合ヘッド20と要素との間の距離hの関数である(図38参照)。
実際には、この距離hは、カレンダーアセンブリ30の成形凹部35の構造を通るように調節可能であり、距離hにより、結合される要素に接触する装置1の支持部が決定される。例えば、調節可能な止め具によって、適切なスペーサを成形凹部35に配置することによって及び/またはカレンダーアセンブリ30を交換するによって、この調節を行うことができる。
結合角度βは、あまりに大きくならないように、結合軸Aの周りのねじりステップ中、ワイヤ2の適正な張力に達成するのに適切になるように調節される。その他の場合、結合部に過剰に張力がかけると、早期に破壊するリスクが生じるが、また、あまりに小さい場合、過剰に長い距離hになるように決定され、ひいては、例えば、コンクリートカバーから突出し得る、均等に延在するねじれ部101になるように決定されるだろう。
制御ユニット9により、作動部材13がアイドリング回転していると検出されるとき、または設定された回転数の発生後、作動部材13は停止する。具体的には、ワイヤ編組2の形状のねじれ部101が壊れるとき、ねじりステップは終了でき、残部102を結合ヘッド20に放出したままにする。代わりに、ねじれ部101は、コンクリートカバーから突出することなく、適正に張力がかり、コンクリートカバーによって覆われるのに適切である。
例えば、二重結合部100の場合、例えば、結合部の7個または8個の円形は、結合部を堅くするのに必要であり、ねじれ部または編組101を規則正しく及びコンパクトに形成する。いずれの場合、回転数は、装置1が当接して位置付けられるとき、要素3,4の横寸法と同じように、要素3,4と結合ヘッド20との間の距離の関数であり、同様に、ワイヤ2の横寸法または直径の関数である。
したがって、結合ヘッド20の回転により、結合ヘッド20によって把持されたままであるワイヤ2の残部102から、ねじれ部または編組101の着脱が生じる。
単純または二重に取得された結合部100は、具体的には、巻回部103によって及びねじれ部101によって形成される(具体的には、図37参照)。
残部102のねじれ部からの分離の最適位置は、単純または二重な結合部100のねじれ部101の最適高さに対応する。実際には、残部102から分離された時点のねじれ部101の該最適高さは、概して、約20mm以下であり、使用中、コンクリートカバーから突出しないようになる。同時に、最適高さは、例えば、結合部の効果的な密閉ひいては頑丈を確実にするために、ねじれ部101に一致する。
残部102の着脱は、自発剪断によって、ワイヤ2のねじりアクションを継続するねじりによって、本方法に従って有利に取得できる。この場合、この目的のために、追加の切断アセンブリの使用は回避される。
実際に、実験検査から、結合角度βが70°~135°、好ましくは、90°~110°の場合、ねじられたワイヤ2の破壊は、自発的及び統計的に、ねじれ部101の最適高さで発生することが判明している。この最適な結果を取得するために、ひいては結合される要素3,4の異なる横寸法に関して識別された実験に基づく角度を考慮するために、該距離hで作用することが可能であり(図38参照)、接合される最近要素または遠位要素または要素3,4との、カレンダーアセンブリ30の前方に作られた成形凹部35の当接を適切に調節する。基本的に、最適距離hにおける自発剪断は、ねじれ部の最適高さを取得することを可能にし、特殊な切断アセンブリの設備を回避し、ひいては、コスト及び装置1の重量が減る。
結合ステップの最後において、前述したように、再配列機構18によって動作する新しい再配列サイクルを行い、結合ヘッド20を開放構成に戻すことが可能になることによって、破棄されるワイヤ2の残部102を解放する。
再配列により、新しい結合サイクルのために再整合及び準備できるナイフ41,42を配置できる。
具体的には、制御要素12に作用することによって動作できるサイクルのこの最終ステップでは、様々な調整動作は、後続の結合サイクルのために実行できる。
例えば、引き出しアセンブリ7を駆動させる命令をして、残部102を押し出し、いずれかの廃棄物を除去しチャネル23をきれいにするように、各々のワイヤ2を各々のチャネル23の内側に押すことが可能である。
次に、好ましくは自動的に、好ましくは導管16の末端部16aを越えて、同じワイヤ2の引き込みを行い、続く供給段階における、ワイヤ2に存在するいずれかの歪みの復元力、または装置及び/もしくは装置に接続された接続手段9の位置付けによって生じるいずれかの歪みの復元力を「なくす」ようにワイヤ2を調整することが可能である。
図41~図45に示された本発明のさらなる実施形態によると、切断アセンブリ400が、残部102を減らし、結合ヘッド200からの残部102の排出を容易にするように構成されることを提供することが可能である。この設備は、可能であれば、上記に説明した実施形態の技術的特徴と組み合わされることを意図する。
この場合、作動ユニット13は、上記に説明した回転運動と、軸方向運動、具体的には軸方向摺動運動との両方で動作することが可能である。例えば、同じ駆動部材は、簡略化するために、図に示されない既知のタイプのねじ及びカム機構によって、駆動部材から回転運動及び軸方向運動を発生させることができる。
結合ヘッド200は、機能的観点から上記に説明した機能と実質的に同様の第1の動作部材240及び第2の動作部材250に加えて、可動式ナイフ442の機能がある第3の動作部材260を含み、第3の動作部材260は、固定式ナイフの機能がある、より内部にある第1の動作部材240と、より外部にある第2の動作部材250との間で軸方向に摺動して介在する。
したがって、前述の実施形態と比較して、第3の動作部材260と第1の動作部材240との間の相対摺動により、切断は実行される。具体的には、第3の動作部材260には、上記に説明したように、第1の動作部材240からチャネル23を通って出るワイヤ2を剪断するように、可動式ナイフ442の機能がある、好ましくは縦展開部を伴うスロット442が成形される。したがって、上記に説明したように、切断は、結合軸Aの横方向の平面上における回転よりもむしろ、第1の動作部材240の外面上、好ましくは円筒形で行われる。
第3の動作部材260は軸シャフト261と一体になって支えられ、軸シャフト261は、例えば、第3の動作部材260に連結される(図42c参照)。
第3の動作部材260は、第1の非アクティブ後退位置と、第1の動作部材240に向かって軸方向切断方向Tに沿って前進する切断位置(図44参照)と、同じ方向にさらに前進する曲げ位置(図45参照)との間で、動作ストロークで軸方向に移動可能である。実際に、切断位置を越えると、該ストロークの延長により、第2の動作部材250の保持部54に接触するワイヤ2の剪断端の曲がりが生じる(図45参照)。
本実施形態に従った装置の動作は、全体的に、上記に説明された内容と同様である。
具体的には、シャフト261が非アクティブ位置にあるとき、結合ヘッド200にワイヤ2を供給できる。このステップ中、ワイヤ2のそれぞれは、要素3,4の少なくとも1つの周りに巻かれ、カレンダー加工される。
次に、作動部材13は、例えば前述のねじ及びカム機構によって、第3の動作部材260の動作ストロークが生じるように動作する。したがって、このストロークは、カレンダー加工動作空間に向かい、例えば、示される場合のように下方向に、または反対の上方向に、例えば、非アクティブ位置に後で戻る際に、結合部の任意の残部の排出動作において協調できる。
シャフト261のストロークにより、切断位置、次に曲げ位置を通る、第1の動作部材240に接触するワイヤ2の剪断と、剪断端の曲げ加工とが行われることが特定され、結果として、剪断端は係合及び保持される。
好ましくは、ワイヤ2の残りは、結合ヘッド200のチャネル23を自由にするために引き戻される。
この時点では、上記に説明したように、駆動部材13は、例えば、該ねじ及びカム機構により、結合ヘッド200を回転させ、所望の結合を継続する。
追加ステップは、前述に説明したステップとほとんど同一であり、具体的には、結合部100の残部102を排出するステップである。
図46、図47、及び図48に示された本発明のさらなる実施形態によると、装置1が、二重平行結合部100’を作成するように成形されたカレンダーアセンブリ300を備えることを提供することが可能である。より正確に言えば、この結合部は、第1の要素3と第2の要素4との間の要素の周りの要素3,4の重複エリアによって実質的に平行で分離されるように巻かれた、結合ヘッド20からさらに離れている、ワイヤ2の巻回部100a及び追加ワイヤ2の巻回部100bと、上記に説明したように、各々、同じ結合軸Aの周りにワイヤ2及び追加ワイヤ2の4つの反対枝部2’をねじることによって作られた単一のねじれ部101と、を含む。図47は、具体的には、結合部を作る中間ステップを表し、ねじれ部101は見えないが、図48は結合部100’が完成した最終ステップを示す。
この場合、カレンダーアセンブリ300は、実質的に平行に配置されたそれぞれが投入トラック320及び戻りトラック330を形成するフォークの対360を含み、さらに遠い要素3,4の間の要素の周りにワイヤ2及び追加ワイヤ2を巻く。フォーク360は、クロスピース370によって接続される。クロスピース370及びフォーク360は、その重なり構成で最遠要素を収容し、万一に備えて、最遠要素に当接するための各々の成形凹部350,351を含む。
他の実施形態について説明された投入トラック320は、好ましくは、少なくとも1つのコントラストローラー340に関連付けられる。
他の点では、この変形は、動作中でも、前述に説明されものと同様である。
図49~図71に示されるさらなる実施形態によると、装置1’は、好ましくは、結合軸A’に沿って延在する本体10’と、本体から横に突出する、具体的には結合軸A’に対して垂直に突出するハンドル11’と、を含む(図49参照)。
本体10’は、さらに、結合軸A’の周りに、例えば約90°だけ角度分離した少なくとも1つのワイヤ誘導シェル160、好ましくはワイヤ誘導シェル160の対を含み得る。
シェル160のそれぞれは内部に各々の導管16’を備え得、導管16’は、さらには、実質的に湾曲展開部を伴う剛体部16a’を含み得、結合軸A’に実質的に平行に本体10’の中への挿入方向から同じ軸の横方向に、例えばその軸に対して垂直に近い方向に、好ましくは装置1’の前端に対面する軸方向成分に対して垂直に、ワイヤ2が相応にずれるようになる(図51参照)。これにより、結合ヘッド20’の内側から出る代わりに、ワイヤ2の巻線のサイズ全体を収容するように、結合ヘッド20’の外側から内側に向かう各々の第1の開口部20a’にワイヤ2の挿入を可能にする。カレンダーアセンブリ30’は、具体的には、好ましくは、ワイヤ2が導入される装置の端に搭載される。
既に説明される実施形態のように、装置1’は、さらに、好ましくはカレンダーアセンブリ30’の内側に同軸上に挿入された結合ヘッド20’を備える。
結合ヘッド20’は、結合軸A’の周りでワイヤ2を切断し、締める、ねじり、そして結合が実行された結合部100’’を解放する。
結合ヘッド20’は、好ましくはモーター部材13だけをアクティブにすることによって、これらの動作を行う。
モーター部材13は具体的には出力部において取付部材130’を動作させ、取付部材130’は、さらには、例えば、接続構成要素131’を介在させることによって、伝達要素132’と一体に搭載される。好ましくは、下記に説明されるように、伝達要素132’は、運動を伝達するために、各々のねじ式要素に連結されることを意図した内部ねじ133’が装備されたリングで構成される。伝達要素132’は、好ましくは、回転支持部材110’によって、本体11’によって支持される。
結合ヘッド20’は第1の動作部材240’及び第2の動作部材250’を含み、第1の第1の動作部材240’は、第2の動作部材250’の内側に軸方向に挿入される。
より正確に言えば、第2の動作部材250’は、例えば一端に伝達部251’と、反対端に切断部252’とを形成する管状体である。伝達部251’は、伝達要素132’に連結され、モーター部材13によって駆動された運動を伝達要素132’から受けるように意図される。
伝達部251’は好ましくは、具体的には伝達要素132’の内部ねじ133’において、伝達要素132’に回転可能に連結することを意図したねじによって構成され、したがって、軸方向並進構成要素と一緒に、対応する回転運動を伝達する。
切断部252’は、具体的には少なくとも、第1の空間53a’及び第2の空間53b’を有する。具体的には、第1の空間53a’は第1のスリットで構成でき、第2の空間53b’は第2のスリットで構成でき、これらのスリットは、縦方向に延在し、したがって、結合軸A’に平行に延在し、各々、剪断され、続いて締められ、具体的には締め付けられることを意図したワイヤ2の一部と、同じ切断部252’によって、締められ、具体的には締め付けられることを意図した同じワイヤ2の反対端部と相互作用する(図56参照)。
第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、本実施形態に関して、好ましくは、切断部252’の円筒壁を通るワイヤ2の開放通路として働く縦スリットを指す。
好ましくは、該壁の内側から、これらのスリットには、好ましくは同じ縦方向高さで終端するように、各々、好ましくは第1の空間53a’及び第2の空間53b’の相応に違いがある延在部の各々の溝が連続する。溝256’はワイヤ2の端を有用に収容する働きをし、ワイヤ2は、第1の動作部材240’の外壁と、第2の動作部材250’の切断部252’の内壁との間に締められ及び曲げ加工される。本質的に、下記に詳細に説明されるように、これらの溝256’は、そのような曲げ加工のための誘導部として働き得る。
具体的には、第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、異なる縦延在部を有し、ワイヤ2の各々の端または部分に異なる方法で相互作用する。具体的には、下記に詳細に説明されるように、第1の空間53a’は、より大きい延在部を有し、好ましくはスリットの最上部で刃先によって少なくとも部分的に区切られ、ワイヤ2用の可動式ナイフとして働く一方、下記に説明されるように、第2の動作部材250’によって実行された切断運動に関連して、第2の空間53b’は、切断の前のステップでは、ワイヤ2の一端と相互作用し、ワイヤ2を締めるために、より短い縦延在部を有する。
第1の空間53a’及び第2の空間53b’は、切断部252’の環状部を成形する各々のセパレータ要素52’(図56参照)によって相互に分離される。
第2の動作部材250’は、内部に、例えば、第1の動作部材240’の運動を誘導する横方向ピンで構成された第1の誘導要素254’を含む。
第2の動作部材250’は外部に第2の誘導要素255’を含み、第2の誘導要素255’は、装置1’の固定式構成要素に、例えば切断アセンブリ40’の固定式ナイフ41’に構成された各々の縦スリット410’で受けることが可能である例えば半径方向ピンで構成され、第2の動作部材250’の運動を誘導する。より正確に言えば、該スリット410’の内側に第2の誘導要素255’の連結により、ワイヤ2を切断するために、伝達要素132’を通るモーター部材13によってアクティブになる回転運動を、第2の動作部材250’の制御された軸方向運動に変換することが可能になる(図55及び図56参照)。半径方向ピンの対は、好ましくは、第2の動作部材250’の外面上に好ましくは正反対に設けられ、各要素は固定式ナイフ41’の各々の縦スリット410’に係合する。
より正確に言えば、固定式ナイフ41’は、装置1’の本体10’に固定されたスリーブで構成され、外部で、第2の動作部材250’の切断部252’の中に挿入できる。具体的には、固定式ナイフ41’は、ワイヤ2を結合ヘッド20’の中に挿入するための口17’を含み得る。スリット410’によって構成された誘導部により、第2の動作部材250’は、第1の空間53a’にある該刃先で、17’の中に挿入されたワイヤ2の部分を切断させる並進切断運動で動作できる。下記に説明されるように、他方では、同じ並進運動による第2の空間53b’の端を区切る縁は、第1の動作部材240’の指26’に接触してワイヤ2の反対端を締めることができ、具体的には、指26’の一部で当接する。具体的には、該違いがある延在部により、該縁は、該並進運動の切断ストロークで第1の空間53a’を区切る刃先によってワイヤ2を剪断する前に、ワイヤ2の端を締めることができる。
固定式ナイフ41’は好ましくは、具体的には、装置1’の本体10’に固定された蓋111’によって下端で軸方向にブロックされる。
前述の実施形態と同様に、結合ヘッドは再配列機構18’を含む。再配列機構18’は、好ましくは、固定式蓋111’に連結され、弾性コントラスト手段を用いて、第2の動作部材250’の周縁で係合するレバーを含む。再配列機構18’は、具体的には、結合サイクルの最後で動作部材の再配列を可能にする。より正確に言えば、再配列機構18’のレバーは、一方向に第2の動作部材250’の回転を可能にし、第2の動作部材250’が反対方向に動かなくなることを防止する。その機構は、具体的には、蓋111’及び固定式ナイフ41’の上に構成された誘導スリット410’の中に、切断部252’のピン255’を戻すために使用できる。
第1の動作部材240’は、第3の誘導要素241’を介在させることによって、第2の動作部材250’の内側で同軸上に挿入され、第3の誘導要素241’は、好ましくは第1の動作部材240’の外面上で開放している各々の座部244’の内側で、例えば横に、好ましくは半径方向に挿入された例えば歯の形状に作られている。第3の誘導要素241’は、弾性手段55’を介在させることよって、座部244’に挿入され、座部244’に固定された閉鎖要素245’に当接する(図55及び59参照)。
第1の動作部材240’は、また、第2の動作部材250’に取り付けられたピン254’を受けることが可能である誘導溝242’を形成する。溝242’は、具体的には、第1の動作要素240’の外面上で結合軸A’に平行な縦方向に沿って展開し、座部244’と連通する。溝242’は、有利に、円周方向に幅広部243’を形成し、例えば成形された該第3の誘導要素241’は、円周方向において、第2の動作部材250’に対して第1の動作部材240’を一致させながら誘導するように突出する。より正確に言えば、溝242’の縦部により、第2の動作部材250’が、並進切断運動で、具体的には下向きに第1の動作部材240’の外側で摺動することと、切断後の結合ステップ中、第1の動作部材240’と一体的に回転することとを可能にする。他方では、溝242’の幅広部243’は、仕上がった結合部100’’を解放するために、戻りストロークで、例えば上向きにストロークで、第1の動作部材240’と第2の動作部材250’との間の相対回転運動の制御を可能にする。
上記に説明した実施形態と同様に、第1の動作部材240’は、また、結合軸A’の周りで角度分散した少なくとも1対の指26’、好ましくは4つの指26’を形成する。
したがって、通路28a’,28b’は、ワイヤ2の端を収容することを意図した指26’の間に画定される(図58参照)。
通路28a’,28b’及び空間53a’,53b’は可変的に重複し、第1の開口部20a’及び第2の開口部20b’を画定し、開放構成から保持構成に変わり、結合ステップを可能にする。
下記に説明されるように、上記に説明した実施形態とは異なる第1の動作部材240’の指26’は、それぞれ、支持部26a’、例えばフック状端を形成し、支持部26a’は、第2の動作部材250’によって、ワイヤ2が締められ及び曲げ加工されるとき、ワイヤ2の各端を支持するための第2の動作部材250’の第1の空間53a’及び第2の空間53b’を各々区切る各々の縁と相互作用することが意図される。
装置1’は、また、他の実施形態で説明された同じ装置と機能的及び構造的に実質的に同様のカレンダーアセンブリ30’を含む。カレンダーアセンブリ30’は、また、この特許出願で説明されたものと異なる結合ヘッドのタイプにも適用できる。
カレンダーアセンブリ30’は複数の成形凹部35’、例えば4つの成形凹部を提供し、成形凹部は、支持要素が、結合ヘッド20,20’のより近くに配置される、または結合ヘッド20,20’からさらに離れて配置される場合について区別なく、交点に配置された第1の要素3または第2の要素4の上で、装置1’の支持を等質にすることを可能にする機能があることだけ留意されたい。この理由のために、特定の凹部の対を最近要素または最遠要素に載せる必要がないため、装置1’の配向の順応性が可能になる(図60、図61、図62参照)。
さらに、カレンダーアセンブリ30’には、内部に、例えばワイヤ2の端に当接することが可能である突起または同様の構成要素の形態の止め具38が成形され、止め具38は、巻きステップの最後に、投入トラック32を通り、次に出力トラック33を通るワイヤ2の前進を停止する。具体的には、止め具38は、投入トラック32の入口側に適切に配置され、要素3,4の周りに既に巻かれたワイヤ2の端の戻りをブロックする。最後に、カレンダーアセンブリ30’は、好ましくは、装置1,1’の本体10,10’に取り外し可能に接続するために、急速タイプの取付手段15を含む。
本実施形態に従った装置1’の動作は、上記の説明から理解可能である。
初期ステップでは、モーター部材13は、第2の動作部材250’を結合軸A’に沿って上昇させるように動作する。基本的に、このステップ中に結果として2つの動作部材240’,250’の間の相対回転をブロックする溝242’の内側に第1の誘導部材254’によって行われた誘導により、第2の動作部材250’は第1の動作部材240’の外部で軸方向に摺動し、代わりに、第1の動作部材240’は、結合軸A’に対して同じ高さに固定されたままになる(図63a、図63b、図63参照)。
第2の供給ステップ中、ワイヤ2のそれぞれを供給する引き出し要素7がアクティブになると、ワイヤ2を、カレンダーローラー34を通って、カレンダーアセンブリの投入トラック32及び出口トラック33を通過させる。このように、ワイヤはカレンダー加工され、相互に交差し、要素を結合するように巻く。同時に、ワイヤ2の4つの端は、第1の動作要素240の適切な通路28a’,28b’を通過する(図64a、図64b、図64参照)。
後で、第2の動作部材250’は、第1の動作部材240’に対して相対並進ストロークを開始する。具体的には、モーター部材13が作動し、伝達要素132’を第2の動作要素250’の伝達部251’と連結させることによって、第2の動作要素250’は、相対並進運動で作動し、具体的には、第2の動作要素250’の内側に配置された第1の動作部材240’に対して下向きに作動する(図65a、図65b、図65参照)。
第2の動作部材250’の切断部252’の並進中、具体的には下向きの並進中、第2の空間53b’を区切る縁は、その並進をブロックし、ワイヤ2の自由端にわずかに係合する。引き出し要素7を後方にアクティブにすることによって、ワイヤ2を引き戻し、結合される要素3,4の周りにワイヤ2を接着させる(図66a、図66b、図66参照)。
切断部252’が降下し続けると、ワイヤ2は切断され、その場合、限定ではないが、具体的には、2つのワイヤが巻かれて交差することが説明される(図67a、図67b、図67参照)。
切断部252’の並進ストロークを完了させることによって、ワイヤ2の端は、第2の空間53b’の縁と、指26の支持部26a’との間に十分に締め付けられる。より正確に言えば、締めることは、切断部252’の降下及び空間53a’,53b’を区切る各々の端の係合により、第1の動作部材240’に存在するフックの周りの4つの自由端を結合することによって実現される(図68a、図68b、図68参照)。
次に、モーター部材13は、結合軸A’の周りで第1の動作部材240’及び第2の動作部材250’の一体回転をアクティブにし、結果として、ワイヤ2をねじることにより、第1の要素3及び第2の要素4を締めて巻く(図69a、図69b、図69参照)。より正確に言えば、このステップ中、2つの動作部材の一体回転により、第2の誘導要素255’が固定式ナイフ41’のスリット410’から出るという事実によって可能になる。
この時点では、切断部252’の戻りストロークは、反対方向におけるモーター部材13の運動で、具体的には中間レベルまでの上昇ストロークでアクティブになる。歯241’を含むカム機構により、第1の動作部材240’は、ワイヤ2の端を支持部26a’から解放するように、第2の動作部材250’に対して回転できる(図70a、図70b、図70参照)。
したがって、結果として構成された結合部100’’(図71参照)は、巻回部103’、ねじれ部101’、及びねじれ部101’から突出する曲端104’を有する。ワイヤ2の端の単純な曲げ加工は、ワイヤ2の消耗を最小にし、有利に、結合部の高さを制限する。
本発明に従った装置は、効果的及び信頼性がある結合を可能にする。
本発明の実用的な実施形態では、使用される材料、及び形状ならびに寸法は、必要に応じて変更され得る。
いずれかの請求項で言及される技術的特徴の後ろに符号がある場合、そのような符号は、請求項の理解を深める目的に完全に含まれており、ひいては、符号は、任意の方式で、そのような符号によって、目的を例示するために識別される各要素の範囲でいかなるものを制限すると考えるべきでない。

Claims (12)

  1. 具体的には細長形状、例えば補強バーを有する第1の要素(3)と、場合により第2の要素(4)との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための方法であって、
    a.前記少なくとも1つの前記第1の要素(3)に接触して前記金属ワイヤ(2)を結合するための装置(1)を提供するステップであって、前記装置(1)は、
    巻きほどかれた少なくとも1つの前記ワイヤ(2)を受けるための本体(10,10’)と、
    カレンダーアセンブリ(30,30’,300)であって、前記本体(10,10’)によって前方で支えられ、縦結合軸(A,A’)の周りに配置された、前記カレンダーアセンブリ(30,30’,300)の内部に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、前記第1の要素(3)及び/または前記第2の要素(4)の周りに巻き付きながら、前記ワイヤ(2)を誘導する、カレンダーアセンブリ(30,30’,300)と、
    前記結合軸(A,A’)の周りに前記巻かれたワイヤ(2)の枝部(2’)を相互にねじるために、前記結合軸(A,A’)に沿って前記本体(10,10’)によって支えられ、前記カレンダーアセンブリ(30,30’,300)の内部に包囲された結合ヘッド(20,20’,200)であって、
    前記結合軸(A,A’)の周りで角度離間した複数の指(26,26’)を形成し、前記複数の指(26,26’)の間に、前記ワイヤ(2)を巻くために第1の通路(28a,28a’)及び第2の通路(28b,28b’)を画定する、第1の動作部材(24,240,240’)と、
    前記第1の動作部材(24,240,240’)の周りで軸方向に挿入され、前記同じ結合軸(A,A’)の周りに角度離間した複数のセパレータ要素(52,52’)を形成し、前記複数のセパレータ要素(52,52’)の間に、巻かれる前記ワイヤ(2)を通過させるための第1の空間(53a,53a’)及び第2の空間(53b,53b’)を画定する、第2の動作部材(25,250,250’)と、を含み、
    前記第1の動作部材(24,240,240’)及び前記第2の動作部材(25,250,250’)は、前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)が、各々、前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)を通る前記ワイヤ(2)の自由通路を可能にするように、前記結合軸(A,A’)の横方向に相互に対面して少なくとも部分的に配置される開放構成と、前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)が、前記ワイヤ(2)の反対部分を保持するように、相対運動の結果として、相互に接触して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、前記結合軸(A,A’)の周りに及び/または前記結合軸(A,A’)に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能である、結合ヘッド(20,20’,200)と、
    前記ワイヤ(2)を切断するための切断アセンブリ(40,400,41’)と、
    前記結合軸(A,A’)の周りで前記結合ヘッド(20,20’,200)を回転させるための作動部材(13)と、
    を含む、提供するステップと、
    b.前記装置(1,1’)に関連付けられた引き出しアセンブリ(7)によって、少なくとも1つの前記ワイヤ(2)を、前記第1の要素(3)の近くに移動した前記装置(1)に供給して、前記開放構成で相互に少なくとも部分的に対面して配置された前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)を通る各々の端を誘導するステップと、
    c.前記供給されたワイヤ(2)をカレンダー加工し、前記カレンダーアセンブリ(30,30’,300)によって、前記第1の要素(3)及び/または前記第2の要素(4)の周りに環状に前記ワイヤ(2)を巻くステップであって、前記ワイヤ(2)の前記端は、前記開放構成で相互に少なくとも部分的に対面して配置された前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)を通過する、巻くステップと、
    d.適切な位相関係で、具体的には、前記ワイヤ(2)を供給する前記ステップb.の前または後に、前記結合軸(A,A’)の周りの/に沿った前記相対回転運動及び/または相対並進運動で、前記結合ヘッド(20,200,20’)の前記第1の動作部材(24,240,240’)及び前記第2の動作部材(25,250,250’)をアクティブにして、前記結合ヘッド(20,200,20’)を前記開放構成から前記保持構成に配置し、ひいては、ワイヤ(2)の反対部分を保持するステップと、同時に、または後で、
    e.前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)の、前記結合ヘッド(20,200,20’)への前記ワイヤ(2)の供給方向に対して上流に配置された各々の部分で、切断アセンブリ(40,400,40’)によって、前記ワイヤ(2)を切断するステップと、
    f.作動部材(13)によって前記結合軸(A,A’)の周りに、前記保持構成に配置された前記結合ヘッド(20,20’,200)を回転させることによって、前記結合ヘッド(20,200,20’)によって、前記反対部分に巻かれ及び保持された前記ワイヤ(2)を結合するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)は、各々、前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)を通して、少なくとも、前記ワイヤ(2)の第1の投入開口部(20a,20a’)及び前記巻線ワイヤ(2)を戻すための第2の通路開口部(20b,20b’)を画定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、前記結合軸(A,A’)に沿って前記相対並進運動において、前記第1の動作部材(240’)及び前記第2の動作部材(250’)を動作させる代替手段を提供し、前記運動のストロークでは、前記供給されたワイヤ(2)の一端を表す前記ワイヤ(2)の前記反対部分のうちの一方を最初に保持し、前記ステップe.の前に、前記ワイヤ(2)の前記反対部分の他方を切断し、前記引き出しアセンブリ(7)によって、前記ワイヤ(2)の戻りをアクティブにし、前記第1の要素(3)及び/または前記第2の要素(4)の周りに前記ワイヤ(2)の前記巻線を締めることを提供する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ワイヤ(2)を切断する前記ステップe.の後に、前記第1の動作部材(24,240,240’)の前記指(26’)から突出する各々の支持部(26a’)に接触して、前記反対部分を曲げることを提供する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記方法は、前記結合軸(A)の周りで、前記相対回転運動において、前記結合ヘッド(20,200)の前記第1の動作部材(24,240)及び前記第2の動作部材(25,250)を動作させる代替手段を提供することによって、具体的には、各々、前記第1の動作部材(24,240)の前記指(26)の近くで、前記第2の動作部材(25,250)の前記セパレータ要素(52)から横に突出する保持部(54)を移動させる代替手段を提供することによって、前記第1の開口部(20a)及び前記第2の開口部(20b)の開口側を閉鎖し、前記ワイヤ(2)の前記各々の反対部分の内側に閉じ込められるように、前記カレンダー加工動作空間に向かって対面する、請求項2に記載の方法。
  6. 具体的には細長形状、例えば補強バーを有する第1の要素(3)と、場合により第2の要素(4)との周りに金属ワイヤ及び類似製品を結合するための装置であって、前記装置(1)は、
    巻きほどかれた少なくとも1つの前記ワイヤ(2)を受けるための本体(10,10’)と、
    カレンダーアセンブリ(30,30’,300)であって、前記カレンダーアセンブリ(30,30’,300)の内側に画定された各々のカレンダー加工動作空間で、前記第1の要素(3)及び/または前記第2の要素(4)の周りに前記巻線ワイヤ(2)を誘導するために、前記本体(10,10’)によって前方で支えられ、縦結合軸(A,A’)の周りに配置されたカレンダーアセンブリ(30,30’,300)と、
    前記結合軸(A,A’)の周りに巻かれた前記ワイヤ(2)の反対枝部(2’)を相互にねじるために、前記結合軸(A,A’)に沿って前記本体(10,10’)によって支えられ、前記カレンダーアセンブリ(30,30’,300)の内側に包囲された結合ヘッド(20,20’,200)であって、
    前記結合軸(A,A’)の周りで、角度離間した複数の指(26,26’)を形成し、前記複数の指(26,26’)の間に、前記ワイヤ(2)を通過させるために第1の通路(28a,28a’)及び第2の通路(28b,28b’)を画定する、第1の動作部材(24,240,240’)と、
    前記第1の動作部材(24,240,240’)の周りで軸方向に挿入され、前記同じ結合軸(A,A’)の周りに角度離間した複数のセパレータ要素(52,52’)を形成し、前記複数のセパレータ要素(52,52’)の間に、巻かれる前記ワイヤ(2)を通路させるための第1の空間(53a,53a’)及び第2の空間(53b,53b’)を画定する、第2の動作部材(25,250,250’)と、を含み、
    前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)が、各々、前記第1の通路(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の通路(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)を通る前記ワイヤ(2)の自由通路を可能にするように、前記結合軸(A,A’)の横方向に相互に配置される、または部分的に対面する開放構成と、前記第1の開口部(28a,28a’)及び前記第1の空間(53a,53a’)、前記第2の開口部(28b,28b’)及び前記第2の空間(53b,53b’)が、前記ワイヤ(2)の反対部分を保持するように、相対運動の効果により、相互に対して変位する、回転及び/または並進する保持構成との間で、前記結合軸(A,A’)の周りに及び/または前記結合軸(A,A’)に沿った相対回転運動及び/または相対並進運動により移動可能である、結合ヘッド(20,20’,200)と、
    前記ワイヤ(2)を切断するための切断アセンブリ(40,400,41’)と、
    前記結合軸(A,A’)の周りで前記結合ヘッド(20,20’)を回転させるための作動部材(13)と、
    を含む、装置。
  7. 前記第1の動作部材(240’)の前記指(26’)はそれぞれ、各々、前記第2の動作部材(250’)の前記第1の空間(53a’)及び前記第2の空間(53b’)を区切る各々の縁と相互作用することを意図した突出支持部(26a’)を形成し、前記縁は、前記相対並進運動の結果として、前記支持部(26a’)に接触して、前記ワイヤ(2)の端を曲げるように構成される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の通路(28a)及び前記第2の通路(28b)は、前記各々の指(26)の近くに移動した前記第2の動作部材(25)の前記セパレータ要素(52)から周辺に突出する保持部材(54)によって、前記相対回転運動によって閉鎖することを意図した前記カレンダー加工動作空間に向かう開口側を有する、請求項6に記載の装置。
  9. 前記切断アセンブリ(40)は固定式ナイフ(41,41’)及び可動式ナイフ(42,252’)を備え、前記可動式ナイフ(42,252’)は前記結合ヘッド(20,20’)とともに移動可能である、請求項6~8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記固定式ナイフ(41’)は、前記ワイヤ(2)を挿入するために、口(17’)を有する前記本体(10’)に固定されたスリーブであり、前記可動式ナイフ(252’)は前記第2の動作部材(250’)の前記第1の空間(53a’)を区切る刃先によって成形され、前記第2の動作部材(250’)は、前記固定式ナイフ(41’)の内側で同軸上に挿入され、前記相対並進運動により、前記結合軸(A’)の方向に、前記口(17’)を越えて前記刃先の摺動、ひいては、前記ワイヤ(2)の切断が生じる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記装置は、前記本体(10’)に固定された少なくとも1つのワイヤ誘導シェル(160)を含み、前記ワイヤ(2)のための各々の誘導導管(16’)を内部に含み、例えば、前記結合軸(A’)に実質的に平行な前記本体(10’)の挿入方向から前記ワイヤ(2)から横方向にずれる、具体的には、前記同じ軸(A’)に対して実質的に垂直にずれるような展開部を有する、請求項6~10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 金属ワイヤ(2)の少なくとも1つのリール(5)を収容するために、例えば、肩の上またはベルト上に着脱式、固定式、懸架式、車輪付きの、または輸送可能なユニット(6,6’)と組み合わせて、前記ユニット(6,6’)は、前記リール(5)からほどかれた前記ワイヤ(2)を前記装置(1,1’)に供給するために、少なくとも1つの引き出し及び/または直線化アセンブリ(7,7a)、前記ワイヤ(2)を誘導するための及び前記装置(1,1’)に給電するための接続手段(9)を備える、請求項6~10のいずれか1項に記載の装置。
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