JP2023540274A - 硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体 - Google Patents

硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体 Download PDF

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Abstract

G1、G2、X、R1、R2、R3及びR4が請求項1に定義されているとおりである、式(I)の化合物。さらに、本発明は、式(I)の化合物を含む農芸化学組成物、これらの組成物の調製、及び、節足動物、特に昆虫、線虫、軟体動物、又はダニ目(Acarina)の代表的なものを含む動物有害生物を駆除、予防又は防除するための、農業又は園芸におけるこれらの化合物又は組成物の使用に関する。TIFF2023540274000136.tif39158

Description

本発明は、殺有害生物的に活性である、特に殺虫的に活性な硫黄置換基を含有する複素環式誘導体、その調製プロセス、これらの化合物を含む組成物、及び、節足動物、特に昆虫又はダニ目(Acarina)の代表的なものを含む動物有害生物を防除するためのそれらの使用に関する。
硫黄含有置換基を有する複素環式ベンズ環化ジヒドロピロロン及びフタルイミド誘導体が、例えばJ.Org.Chem.2003,62,8240、及び、Bull.Chem Soc.Chim.Belg.1997,106,151といった文献に記載されている。しかしながら、これらの参照においては、殺有害生物効果をもたらすと記載された化合物はない。構造的に異なる、硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体は、例えば国際公開第2012/012086848号、及び、国際公開第2013/018928号、特開第2019-043944号公報、国際公開第2017155103A1号、国際公開第2018050825A1号、国際公開第2020053282A1号、国際公開第2019175045A1号に記載されている。
意外なことに、硫黄含有置換基を有する一定の新規な殺有害生物的に活性な誘導体が、殺有害生物剤として好ましい特性を有することがここに見出された。
本発明は従って、式Iの化合物
Figure 2023540274000002
(式中、
1及びG2は、相互に独立して、CH又はNであり;
2は、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C6ハロアルコキシ又はC1~C4ハロアルキルスルホニルオキシであり;
Xは、S、SO又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルであり;
3及びR4は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノで単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに
5及びR6は、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである)
を提供する。
本発明はまた、式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば、酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸又はハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和又は不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸又はクエン酸、又は例えば安息香酸との酸付加塩、又は有機スルホン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカン-又はアリールスルホン酸、例えばメタン-又はp-トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩又はマグネシウム塩、又はアンモニア又は有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ-、ジ-又はトリ-低級アルキルアミン、例えばエチル-、ジエチル-、トリエチル-又はジメチルプロピルアミン、又はモノ-、ジ-又はトリヒドロキシ-低級アルキルアミン、例えばモノ-、ジ-又はトリエタノールアミンを形成することができる。
各事例において、本発明に係る式(I)の化合物は、遊離形態、N-オキシドとして酸化型又は塩形態であり、例えば農学的に使用可能な塩形態である。
N-オキシドは、第三級アミンの酸化型又は窒素含有芳香族複素環式化合物の酸化型である。これらは、例えば、書籍“Heterocyclic N-oxides”,A.Albini and S.Pietra,CRC Press,Boca Raton 1991に記載されている。
本発明に係る式Iの化合物は、塩形成中に形成され得る水和物も含む。
置換基それら自体がさらに置換されていると記載されている場合、これは、これらが、1個以上の同等又は異なる置換基、例えば1~4個の置換基を有していることを意味する。通常、3個以下のこのような任意の置換基が、同時に存在する。2個以下のこのような置換基が、同時に存在することが好ましい(すなわち、この基は、1又は2個の記載されている置換基で置換されている)。追加の置換基が、シクロアルキル又はフェニルなどのより大きな基である場合、このような任意の置換基の一方のみが存在していることがもっとも好ましい。例えばアルキルといった基が置換されていると記載されている場合、これは、例えばアルキルチオ中のアルキルといった他の基の一部である基を含む。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキル」という用語は、炭素原子のいずれかを介して結合している、1~n個の炭素原子を有する飽和直鎖又は分岐炭化水素ラジカルを指し、例えばラジカルであるメチル、エチル、n-プロピル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、n-ヘキシル、n-ペンチル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル又は1-エチル-2-メチルプロピルのいずれか1つである。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキル」という用語は、炭素原子のいずれかを介して結合している、1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカルを指し(上記のとおり)、ここで、これらのラジカル中の水素原子のいくつか又はすべては、フッ素、塩素、臭素及び/又はヨウ素によって置換され得、すなわち例えばクロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、2-ブロモエチル、2-ヨードエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、ペンタフルオロエチル、2-フルオロプロピル、3-フルオロプロピル、2,2-ジフルオロプロピル、2,3-ジフルオロプロピル、2-クロロプロピル、3-クロロプロピル、2,3-ジクロロプロピル、2-ブロモプロピル、3-ブロモプロピル、3,3,3-トリフルオロプロピル、3,3,3-トリクロロプロピル、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、1-(フルオロメチル)-2-フルオロエチル、1-(クロロメチル)-2-クロロエチル、1-(ブロモメチル)-2-ブロモエチル、4-フルオロブチル、4-クロロブチル、4-ブロモブチル又はノナフルオロブチルのいずれか1つである。従って、「C1~C2フルオロアルキル」などの用語は、1、2、3、4又は5個のフッ素原子を有するC1~C2アルキルラジカルを指し、例えばジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、1,1,2,2-テトラフルオロエチル又はペンタフルオロエチルのいずれか1つであろう。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルコキシ」という用語は、酸素原子を介して結合している、1~n個の炭素原子(上記のとおり)を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカルを指し、すなわち例えばメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、1-メチルエトキシ、n-ブトキシ、1-メチルプロポキシ、2-メチルプロポキシ又は1,1-ジメチルエトキシのいずれか1つである。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルコキシ」という用語は、フッ素、塩素、臭素及び/又はヨウ素で部分的又は完全に置換されている上記のC1~Cnアルコキシラジカルを指し、すなわち、例えば、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロフルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、2-フルオロエトキシ、2-クロロエトキシ、2-ブロモエトキシ、2-ヨードエトキシ、2,2-ジフルオロエトキシ、2,2,2-トリフルオロエトキシ、2-クロロ-2-フルオロエトキシ、2-クロロ-2,2-ジフルオロエトキシ、2,2-ジクロロ-2-フルオロエトキシ、2,2,2-トリクロロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、2-フルオロプロポキシ、3-フルオロプロポキシ、2,2-ジフルオロプロポキシ、2,3-ジフルオロプロポキシ、2-クロロプロポキシ、3-クロロプロポキシ、2,3-ジクロロプロポキシ、2-ブロモプロポキシ、3-ブロモプロポキシ、3,3,3-トリフルオロプロポキシ、3,3,3-トリクロロプロポキシ、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロプロポキシ、1-(フルオロメチル)-2-フルオロエトキシ、1-(クロロメチル)-2-クロロエトキシ、1-(ブロモメチル)-2-ブロモエトキシ、4-フルオロブトキシ、4-クロロブトキシ又は4-ブロモブトキシのいずれか1つである。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cn-アルキルスルファニル」という用語は、硫黄原子を介して結合している1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカル基(上記の通り)、すなわち、例えば、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、1-メチルエチルチオ、ブチルチオ、1-メチルプロピルチオ、2-メチルプロピルチオ又は1,1-ジメチルエチルチオのいずれか1つを指す。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキルスルフィニル」という用語は、スルフィニル基の硫黄原子を介して結合している1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカル基(上記の通り)、すなわち、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n-プロピルスルフィニル、1-メチルエチル-スルフィニル、n-ブチルスルフィニル、1-メチルプロピルスルフィニル、2-メチルプロピルスルフィニル、1,1-ジメチル-エチルスルフィニル、n-ペンチルスルフィニル、1-メチルブチルスルフィニル、2-メチルブチルスルフィニル、3-メチル-ブチルスルフィニル、1,1-ジメチルプロピルスルフィニル、1,2-ジメチルプロピルスルフィニル、2,2-ジメチルプロピルスルフィニル又は1-エチルプロピルスルフィニルのいずれか1つを指す。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnアルキルスルホニル」という用語は、スルホニル基の硫黄原子を介して結合している1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカル基(上記の通り)、すなわち、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n-ブチルスルホニル、1-メチルプロピルスルホニル、2-メチルプロピルスルホニル又はt-ブチルスルホニルのいずれか1つを指す。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキルスルファニル」という用語は、フッ素、塩素、臭素及び/又はヨウ素により部分的又は完全に置換された、C1~Cnアルキルスルファニル(すなわち、C1~Cnアルキルチオ基)(上記のとおり)として、硫黄原子を介して結合されている1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカル基を指し、すなわち、例えば、フルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、ブロモジフルオロメチルチオ、2-フルオロエチルチオ、2-クロロエチルチオ、2-ブロモエチルチオ、2-ヨードエチルチオ、2,2-ジフルオロエチルチオ、2,2,2-トリフルオロエチルチオ、2,2,2-トリクロロエチルチオ、2-クロロ-2-フルオロエチルチオ、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチルチオ、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチルチオ、ペンタフルオロエチルチオ、2-フルオロプロピルチオ、3-フルオロプロピルチオ、2-クロロプロピルチオ、3-クロロプロピルチオ、2-ブロモプロピルチオ、3-ブロモプロピルチオ、2,2-ジフルオロプロピルチオ、2,3-ジフルオロプロピルチオ、2,3-ジクロロプロピルチオ、3,3,3-トリフルオロプロピルチオ、3,3,3-トリクロロプロピルチオ、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピルチオ、ヘプタフルオロプロピルチオ、1-(フルオロメチル)-2-フルオロエチルチオ、1-(クロロメチル)-2-クロロエチルチオ、1-(ブロモメチル)-2-ブロモエチルチオ、4-フルオロブチルチオ、4-クロロブチルチオ又は4-ブロモブチルチオのいずれか1つを指す。
「C1~Cnハロアルキルスルフィニル」及び「C1~Cnハロアルキルスルホニル」という用語は、上記の基であるが、それぞれ酸化状態1又は2の硫黄を有するものを指す。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnハロアルキルスルホニルオキシ」という用語は、酸素原子を介して結合されているC1~Cnハロアルキルスルホニル(上記の通り)を指す。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnシアノアルキル」という用語は、シアノ基で置換されている、1~n個の炭素原子を有する直鎖又は分岐飽和アルキルラジカルを指し(上記のとおり)、例えば、シアノメチレン、シアノエチレン、1,1-ジメチルシアノメチル、シアノメチル、シアノエチル、シアノイソプロピル及び1-ジメチルシアノメチルである。
本明細書において用いられる場合、「C1~Cnシアノアルコキシ」という用語はC1~Cnシアノアルキル(上記の通り)を指すが、これは、酸素原子を介して結合している。
本明細書において用いられる場合、「C3~C6シクロアルキル」という用語は、シクロプロパン、シクロブタン、シクロプロパン、シクロペンタン及びシクロヘキサンなどの3~6員シクロアルキル基を指す。
本明細書において用いられる場合、「C3~C6シクロアルキル」などの用語に続く接尾辞「-C1~Cnアルキル」は、C3~C6シクロアルキルにより置換された直鎖又は分岐飽和アルキルラジカル基を指す。C3~C6シクロアルキル-C1~Cnアルキルの一例は、例えば、シクロプロピルメチルである。
本明細書において用いられる場合、シアノにより単置換された「C3~C6シクロアルキル」という用語は、シアノ基により置換された3~6員シクロアルキル基(上記の通り)を指す。シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキルの一例は1-シアノシクロプロピルである。
ハロゲンは一般に、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキルなどの他の意味との組み合わせでハロゲンにも適用される。
本発明に係る一定の実施形態は、以下に記載されているとおり提供されている。
実施形態1は、上記に定義されている、式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
実施形態2は、実施形態1に係る化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供するものであり、ここで、R2、G1、G2、X、R1、R3、R4、R5及びR6は以下に記載のとおりである。
実施形態1~2に関して、R2、G1、G2、X、R1、R3、R4、R5及びR6の好ましい値は、これらの組み合わせのいずれかで、以下に記載のとおりである。
好ましくは、R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1~C2ハロアルキルスルホニル、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシである。
より好ましくは、R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシである。
さらにより好ましくは、R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である。
もっとも好ましくは、R2は、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3である。
好ましくは、G1はNであり、及び、G2はCHであるか、又は、G1はCHであり、及び、G2はNである。
また、G1及びG2が共にNである場合が好ましい。
また、G1及びG2が共にCHである場合が好ましい。
さらにより好ましくは、G1はNであり及びG2はCHであるか、G1及びG2が共にCHである。
好ましくは、XはS又はSO2である。
もっとも好ましくは、XはSO2である。
好ましくは、R1は、C1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルである。
より好ましくは、R1はエチル又はシクロプロピルメチルである。
もっとも好ましくは、R1はエチルである。
好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノで単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6である。
より好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3である。
さらにより好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル又はシアノイソプロピルである。
さらにより好ましくは、R4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3は水素であり、及び、R4は、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3である。
さらにより好ましくは、R4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルであり;又は
3は水素であり、及び、R4は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルである。
もっとも好ましくは、R4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3は水素であり、及び、R4は、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である。
もっとも好ましくは、R4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は
3は水素であり、及び、R4は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである。
好ましくは、R5及びR6は、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである。
好ましくは、R5及びR6は、相互に独立して、水素又はC1~C4アルキルである。
より好ましくは、R5及びR6は、相互に独立して、水素又はメチルである。
もっとも好ましくは、R5は水素又はメチルであり、及び、R6はメチルである。
本発明に係るさらなる実施形態が、以下に示すとおり提供されている。
式Iの化合物の好ましい群は、式I-1の化合物
Figure 2023540274000003
により表され、式中、R2、G1、G2、X、R1、R3及びR4は、上記の式Iに定義されているとおりである。
式I-1の化合物の1つの好ましい群において、R1は、C1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルであり;R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1-Cハロアルキルスルホニル、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシであり;R3及びR4は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに
5及びR6は、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである。
式I-1の化合物の他の好ましい群において、R1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;XはS又はSO2であり;R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;並びに、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3である。
式I-1の化合物のさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3であり;並びに、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3である。
本実施形態に係る化合物の好ましい一つの群は、R2が、-CF3又は-SO2CF3であり、好ましくは、R2が-CF3であり;XがS又はSO2であり;好ましくは、XがSO2であり;並びに、R1がエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1がエチルである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1a)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、R4は水素であり;及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエタン、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1b-1)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエタン、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1b-2)の化合物である。
本実施形態に係る化合物のさらに好ましい群は、G1がNであり、及び、G2がCHである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1c)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の好ましい一つの群は、G1がCHであり、及び、G2がNである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1d)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、G1及びG2が共にNである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1e)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、G1及びG2が共にCHである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1f)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、R3及びR4が、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、又はシアノイソプロピルであり;好ましくは、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルであり;より好ましくは、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、式(I-1)の化合物であるか、又は、式(I-1)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-1g)の化合物である。
本発明はまた、式I-1の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
式Iの化合物の他の好ましい群は、式I-2の化合物
Figure 2023540274000004
(式中、R2、X、R1、R3及びR4は、上記の式Iに定義されているとおりである)
によって表される。
式I-2の化合物の好ましい一つの群において、R1はC1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルであり;R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1~C2ハロアルキルスルホニル、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-2の化合物の好ましい他の群において、R1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-2の化合物のさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である。
式I-2の化合物のなおさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;R2は、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3である。
本実施形態に係る化合物の1つの好ましい群は、R3及びR4が、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに、R5及びR6が、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである、式(I-2)の化合物であるか、又は、式(I-2)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-2a)の化合物である。
式I-2aの化合物の他の好ましい群において、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3であり;好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル又はシアノイソプロピルである。
式I-2aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-2aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、式(I-2a)の化合物であるか、又は、式(I-2a)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである。
本発明はまた、式I-2の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
式Iの化合物の他の好ましい群は、式I-3の化合物
Figure 2023540274000005
(式中、
2、X、R1、R3及びR4は、上記の式Iに定義されているとおりである)
によって表される。
式I-3の化合物の好ましい一つの群において、R1はC1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルであり;R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1~C2ハロアルキルスルホニル、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-3の化合物の好ましい他の群において、R1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-3の化合物のさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である。
式I-3の化合物のなおさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3である。
本実施形態に係る化合物の1つの好ましい群は、R3及びR4が、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに、R5及びR6が、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである、式(I-3)の化合物であるか、又は、式(I-3)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-3a)の化合物である。
式I-3aの化合物の他の好ましい群において、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3であり;好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、又はシアノイソプロピルである。
式I-3aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-3aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-3aの化合物の優れた群は:
2が-CF3又は-SO2CF3であり;好ましくは、R2が-CF3であり;
XがS又はSO2であり;好ましくは、XがSO2であり;
1がエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1がエチルであり;並びに
4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-3a-1)の化合物である。
式I-3aの化合物の他の優れた群は:
2が-CF3又は-SO2CF3であり;好ましくは、R2が-CF3であり;
XがS又はSO2であり;好ましくは、XがSO2であり;
1がエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1がエチルであり;並びに
4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-3a-2)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の他の好ましい群(I-3a-2)は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、化合物である。
本発明はまた、式I-3の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
式Iの化合物の他の好ましい群は、式I-4の化合物
Figure 2023540274000006
(式中、
2、X、R1、R3及びR4は、上記の式Iに定義されているとおりである)
によって表される。
式I-4の化合物の好ましい一つの群において、R1はC1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルであり;R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1~Cハロアルキルスルホニル(Chaloalkylsulfonyl)、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-4の化合物の好ましい他の群において、R1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-4の化合物のさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である。
式I-4の化合物のなおさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3である。
本実施形態に係る化合物の1つの好ましい群は、R3及びR4が、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに、R5及びR6が、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである、式(I-4)の化合物であるか、又は、式(I-4)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-4a)の化合物である。
式I-4aの化合物の他の好ましい群において、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3であり;好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、又はシアノイソプロピルである。
式I-4aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-4aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-4aの化合物の優れた群は:
2が-CF3又は-SO2CF3であり;好ましくは、R2が-CF3であり;
XがS又はSO2であり;好ましくは、XがSO2であり;
1がエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1がエチルであり;並びに
4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-4a-1)の化合物である。
式I-4aの化合物の他の優れた群は:
2が-CF3又は-SO2CF3であり;好ましくは、R2が-CF3であり;
XがS又はSO2であり;好ましくは、XがSO2であり;
1がエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1がエチルであり;並びに
4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、式(I-4a-2)の化合物である。
本実施形態の化合物の他の好ましい群(I-4a-2)は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、化合物である。
本発明はまた、式I-4の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
式Iの化合物の他の好ましい群は、式I-5の化合物
Figure 2023540274000007
(式中、
2、X、R1、R3及びR4は、上記の式Iに定義されているとおりである)によって表される。
式I-5の化合物の好ましい一つの群において、R1はC1~C4アルキル又はシクロプロピル-C1~C4アルキルであり;R2は、C1~C2ハロアルキル、C1~C2ハロアルキルスルファニル、C1~C2ハロアルキルスルフィニル、C1~C2ハロアルキルスルホニル、C1~C2ハロアルコキシ又はC1~C2ハロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-5の化合物の好ましい他の群において、R1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;R2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;及び、XはS又はSO2である。
式I-5の化合物のさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である。
式I-5の化合物のなおさらに好ましい群において、R1はエチルであり;XはSO2であり;及び、R2は、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3である。
本実施形態に係る化合物の1つの好ましい群は、R3及びR4が、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに、R5及びR6が、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである、式(I-5)の化合物であるか、又は、式(I-5)の化合物の好ましい実施形態のいずれかである式(I-5a)の化合物である。
式I-5aの化合物の他の好ましい群において、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3であり;好ましくは、R3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、又はシアノイソプロピルである。
式I-5aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-5aの化合物のさらに好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
3が水素であり、及び、R4が、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、化合物である。
式I-5aに係る化合物の他の好ましい群は、R4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は、R3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、化合物である。
本発明はまた、式I-5の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
式Iの化合物の優れた群は、式I-6の化合物
Figure 2023540274000008
(式中、
2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル又はC1~C2フルオロアルコキシであり;
1はNであり、及び、G2はCHであり、又は、G1及びG2は共にCHであり;並びに
4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルであり;又は
3は水素であり、及び、R4は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルである)
により表される。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
2が、-CF3、-SO2CF3又は-OCF3であり;
1がNであり、及び、G2がCHであり、又は、G1及びG2が共にCHであり;並びに
4が水素であり、及び、R3が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルであり;又は
3が水素であり、及び、R4が、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル若しくは1-シアノ-1-メチル-エチルである、式(I-6)の化合物である式(I-6a)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
1がNであり、及び、G2がCHである、式(I-6a)の化合物である式(I-6b)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
2が-CF3であり;並びに
1がNであり、及び、G2がCHである、式(I-6a)の化合物である式(I-6c)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
1がCHであり、及び、G2がCHである、式(I-6a)の化合物である式(I-6d)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
2が-SO2CF3又は-OCF3であり;並びに
1がCHであり、及び、G2がCHである、式(I-6a)の化合物である式(I-6e)の化合物である。
本実施形態に係る化合物の1つのさらに優れた群は、
2が-SO2CF3又は-OCF3であり;
1がCHであり、及び、G2がCHであり;並びに
3及びR4の一方が水素であり、他方がトリフルオロメチルである、式(I-6a)の化合物である式(I-6f)の化合物である。
本発明に係る化合物は、とりわけ、昆虫に対して植物を保護するための有利なレベルの生物学的活性、又は、農芸化学的有効成分として用いられるための優れた特性(例えば、高い生物学的活性、有利な活性範囲、高い安全性プロファイル、向上した物理化学的特性、又は、高い生分解性又は環境プロファイル)を含むいずれかの数の有益性を有し得る。特に、一定の式(I)の化合物は、特にミツバチ、単生ミツバチ及びマルハナバチなどの受粉媒介者といった非標的節足動物に対して有利な安全性プロファイルを示し得ることが意外なことに見出された。もっとも具体的には、セイヨウミツバチ(Apis mellifera)である。
他の態様において、本発明は、式(I)、(I-1)、(I-2)、(I-3)、(I-4)、(I-5)及び(I-6)の化合物(上記)で実施形態において定義されている、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的若しくは殺軟体動物的に有効な量の式(I)の化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド、及び、任意に、助剤又は希釈剤を含む組成物を提供する。
さらなる態様において、本発明は、有害生物、有害生物の生息地、又は、有害生物による攻撃を受けやすい植物に、式(I)、(I-1)、(I-2)、(I-3)、(I-4)、(I-5)及び(I-6)の化合物(上記)で実施形態のいずれかにおいて定義されている、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的若しくは殺軟体動物的に有効な量の式(I)の化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド、又は、上記に定義されている組成物を適用することを含む、昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法を提供する。
さらなる態様において、本発明は、昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、繁殖材料、又は、繁殖材料が植えられる場所を、上記に定義されている組成物で処理するステップを含む方法を提供する。
本発明に係る式Iの化合物を調製するためのプロセスは、原理上は、当業者に公知の方法により実施される。より具体的には、スキームAに記載されているとおり、XがSO(スルホキシド)及び/又はSO2(スルホン)である式Iの化合物のサブグループは、他の酸化剤の中でも、例えば、メタクロロ過安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸t-ブチルなどの試薬を伴う、XがSである対応する式Iのスルフィド化合物の酸化反応により入手し得る。酸化反応は一般に、溶剤の存在下に実施される。反応において用いられる溶剤の例としては、ジクロロメタン及びクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノール及びエタノールなどのアルコール;酢酸;水;並びに、これらの混合物が挙げられる。反応中において用いられる酸化剤の量は、一般に、スルホキシド化合物Iを生成するための1モルのスルフィド化合物Iを基準として1~3モル、好ましくは、1~1.2モルであり、好ましくは、スルホン化合物Iを生成するための1モルのスルフィド化合物Iを基準として2~2.2モルの酸化剤である。このような酸化反応は、例えば、国際公開第2013/018928号において開示されている。
スキームA
Figure 2023540274000009
スキームAは、式I-a1の化合物から式I-a2及びI-a3の化合物を得るための上記の酸化化学を示し、ここで、G1、G2、R1、R2、R3及びR4は、式Iに定義されているとおりである。
式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記の式Iに定義されているとおりである)は、
スキーム1:
Figure 2023540274000010
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭酸セシウム又は水素化ナトリウムなどの塩基の存在下、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド又はアセトニトリルなどの適切な溶剤中、0~150℃の温度、任意に、マイクロ波の照射下で、式VIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記の式Iにおいて定義されている)と、式VIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iにおいて定義されているとおりであり、並びに、ここで、LG3はハロゲン(又は、トリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)である)とを反応させることにより調製され得る(スキーム1)。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式VIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりである)を、式VIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、及び、LG3はハロゲン(又は、トリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)である)、好ましくは、ブロモ又はヨードである)と、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭酸セシウム又はカリウムt-ブトキシドなどの塩基の存在下、銅触媒、例えばヨウ化銅(I)といった金属触媒の存在下、任意に、リガンド、例えばジアミンリガンド(例えばN,N’-ジメチルエチレンジアミン又はトランス-シクロヘキシルジアミン)又はジベンジリデンアセトン(dba)又は1,10-フェナントロリンの存在下に、30~180℃の温度、任意に、マイクロ波の照射下で、又は、例えば酢酸パラジウム(II)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(Pd(dba)2)又はトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd2(dba)3(任意に、クロロホルム付加物の形態)といったパラジウム触媒、又は、例えばt-BuBrettPhos Pd G3[(2-ジ-t-ブチルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホン酸若しくはBrettPhos Pd G3[(2-ジ-シクロヘキシルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホン酸などのパラジウムプレ触媒の存在下、及び、任意に、リガンド、例えばSPhos、t-BuBrettPhos又はキサントホスの存在下に、60~120℃の温度で、任意に、マイクロ波の照射下で、反応させることにより調製し得る。上記の反応は、トルエン、ジメチルホルムアミドDMF、N-メチルピロリドンNMP、ジメチルスルホキシドDMSO、ジオキサン、テトラヒドロフランTHFなどの溶剤の存在下に実施し得、例えば、国際公開第2012031004号、国際公開第2009042907号、及び、Synthetic Communications 2011,41:67-72といった文献に記載されている。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式VIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、例えばBr、Cl又はI(好ましくはブロモ)といった脱離基であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)を、式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)と、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭酸セシウム又は水素化ナトリウム、N,N-ジイソプロピルエチルアミン又はKOtBuなどの塩基の存在下、及び、エタノール、メタノール、ジオキサン、トルエン、アセトニトリル、DMF、DMA、DMSO、THFなどの溶剤の存在下に、0~150℃の温度で、任意に、マイクロ波の照射下で反応させることにより調製し得る(スキーム1)。このような反応は、求核置換、及び、その後の環化を介して進行し、例えば国際公開第2009042907号といった文献においても報告されている。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式Xの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iに定義されているとおりである)を、例えばオキシ塩化リン(塩化チオニルSOCl2、HATU又はEDCIなどの他のアミドカップリング試薬もまた用いられ得る)の存在下、任意に、トリエチルアミン、ピリジン又はヒューニッヒ塩基などの塩基の存在下、任意に、トルエン又はキシレンなどの溶剤又は希釈剤の存在下に、0~180℃、好ましくは、20~120℃の温度で環化することにより調製可能である(スキーム1)。
式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iに定義されているとおりである)はまた、
スキーム2:
Figure 2023540274000011
トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピル-エチルアミン又はピリジンなどの塩基の存在下、任意に、触媒(4-ジメチルアミノピリジンDMAPなど)の存在下、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N-ジメチル-ホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド、アセトニトリル、酢酸エチル又はトルエンなどの不活性溶剤中、0~50℃の温度における、Xa(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iに定義されているとおりであり、並びにここで、X0はハロゲン、好ましくは塩素であり、又は、X0はX01若しくはX02である)の環化により調製可能である(スキーム2)。ピリジン及びトリエチルアミンなどの一定の塩基は、塩基及び溶剤の両方として好都合に採用し得る。
式Xaの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、X0はハロゲン、好ましくは塩素であり、又は、X0はX01又はX02である)は、当業者に公知の方法、及び、例えばTetrahedron,2005,61(46),10827-10852に記載の方法による式Xの化合物(R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)の活性化によって調製可能である。活性化種Xa(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、X0はハロゲン、好ましくは塩素である)の形成が好ましい。例えば、化合物Xa(式中、X0がハロゲン、好ましくは塩素である)は、触媒量のN,N-ジメチルホルムアミドDMFの存在下、塩化メチレンCH2Cl2又はテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶剤中、20~100℃、好ましくは25℃の温度における、例えば塩化オキサリル(COCl)2又は塩化チオニルSOCl2によるXの処理によって形成される。或いは、例えば1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドEDC又はジシクロヘキシルカルボジイミドDCCによる式Xの化合物の処理で、ピリジン又はテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶剤中、任意に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下に、50~180℃の温度で、活性化種Xa(式中、X0は、それぞれX01又はX02である)が生成される。
式VIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式VIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、例えばBr、Cl又はI(好ましくは、ブロモ)といった脱離基であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)を、アンモニア又は例えばNH4OHといったアンモニアの代用物と、エタノール、メタノール、ジオキサン、トルエン、DMF、DMA、DMSO及びTHFなどの溶剤の存在下に、0~150℃の温度、任意に、マイクロ波の照射下で反応させることにより調製可能である(スキーム1)。
式Xの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、上記の条件下における、式IXのアミノ化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)による式VIの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、例えばBr、Cl又はI(好ましくは、ブロモ)といった脱離基であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)の求核置換反応、これに続く、形成された式XVIIの中間体エステル(式中、R2、G1、G2及びQは上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)のインサイチュ加水分解により調製可能である(スキーム1)。
Figure 2023540274000012
インサイチュで生成された加水分解されていない式XVIIのエステル化合物は、単離し得、及び、例えば水酸化ナトリウムNaOH、水酸化リチウムLiOH又は水酸化バリウムBa(OH)2といった好適な塩基の存在下、エタノール、メタノール、ジオキサン、テトラヒドロフラン又は水(又は、その混合物)などの溶剤の存在下における鹸化反応を介して転換して式Xのカルボン酸を形成可能である。或いは、クラプコ型条件(例えば、塩化ナトリウム又は塩化リチウムの存在下、N-メチルピロリドン又は水性ジメチルスルホキシドDMSO中、任意に、マイクロ波の照射下における基材XVIIの加熱)を用いて、式XVIIの化合物を式Xの化合物に転換することも可能である。式VIの化合物から式Xの化合物への直接的な転換は、とりわけ、水素化ナトリウム、KOtBu、ブチルリチウム又はリチウムジイソプロピルアミドなどの塩基の存在下、及び、ジオキサン、DMF、DMA、DMSO、THFなどの溶剤の存在下、-30~150℃の温度で実施可能である。
式Xの化合物を調製するための上記の反応はまた、上記のものと同様の条件下(式VIの化合物及び式IXの化合物を反応させることによる式Xの化合物の調製にかかるもの)に、式VIの化合物を式IXaの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、及び、PGは、例えばt-ブチルオキシカルボニル(BOC)といったアミノ保護基である)と反応させ、これに続いて、アミノ保護基PGを脱保護することにより実施可能である。アミノ保護基の脱保護は当業者に周知であり、例えばBOC保護基は、塩酸又はトリフルオロ酢酸などの酸の存在下、任意に、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン又はベンゾトリフルオリドなどの不活性溶剤の存在下に、0~70℃の温度で除去可能である。この式X(及びI)の化合物を式VI及びIXaの化合物から形成するプロセスはスキーム2aに詳述されており、式XIXの化合物(式中、Qは上記式Iに定義されているとおりである)を定義するIXaの基PGがt-ブチルオキシカルボニル(BOC)であるという特定の状況を反映している。
スキーム2a(既述の置換基の定義は依然として有効である):
Figure 2023540274000013
式VIの化合物及び式XIXの化合物は反応されて、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭酸セシウム又は水素化ナトリウム又はN,N-ジイソプロピルエチルアミン又はカリウムt-ブトキシドKOtBuなどの塩基の存在下、エタノール、メタノール、ジオキサン、トルエン、アセトニトリル、DMF、N,N-ジメチルアセタミドDMA、DMSO又はTHFなどの溶剤の存在下に、0~150℃の温度、任意に、マイクロ波の照射下で、式XVIIaの化合物が形成される。
任意に、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン又はベンゾトリフルオリドなどの不活性溶剤の存在下に、0~70℃の温度における塩酸又はトリフルオロ酢酸などの酸により媒介される、式XVIIaの化合物におけるt-ブチルオキシカルボニル(BOC)基の除去で式XVIIの化合物が生成される。例えば水酸化ナトリウムNaOH、水酸化リチウムLiOH又は水酸化バリウムBa(OH)2といった好適な塩基の存在下、エタノール、メタノール、ジオキサン、テトラヒドロフラン又は水(又はその混合物)などの溶剤の存在下における式XVIIの化合物の鹸化で、式Xのカルボン酸が形成される(或いは、上記のクラプコ型条件を使用し得る)。式Iの化合物への式Xの化合物の環化は、例えば、オキシ塩化リンの存在下(塩化チオニルSOCl2、HATU又はEDCIなどの他のアミドカップリング試薬もまた用いられ得る)、任意に、トリエチルアミン、ピリジン又はヒューニッヒ塩基などの塩基の存在下、任意に、トルエン又はキシレンなどの溶剤又は希釈剤の存在下に、0~180℃、好ましくは、20~120℃の温度で達成される。或いは、式Iの化合物への式XVIIの化合物の直接環化は、スキーム6において以下に示す条件下で達成され得る。
式VIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、ハロゲン脱離基、例えばブロモBr、クロロCl又はヨードI(好ましくは、ブロモ)であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)は、公知であるか(国際公開第20/174094号に開示されている調製に関する記載を参照のこと)、又は、当業者に公知の方法で調製し得る。
例えば、式VIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、脱離基、例えばBr、Cl又はI(好ましくは、ブロモ)であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)は、式Vの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)のラジカルにより誘起されるベンジルハロゲン化により調製可能である。このような反応は当業者に周知であると共に、とりわけ、Br2、NBS、Cl2、NISなどの求電子性ハロゲン化試薬の存在下、及び、例えばAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)、過酸化ベンゾイルといったラジカル開始剤の存在下、又は、光化学条件下で、トルエン、キシレン、アセトニトリル、ヘキサン、ジクロロエタン又は四塩化炭素などの溶剤の存在下、20℃~反応混合物の沸点の範囲の温度で実施され得る。このような反応はウォールチーグラー臭素化の名称で公知であり、例えばSynthesis 2015,47:1280-1290、及び、J.Am.Chem.Soc.1963,85(3):354-355といった文献において報告されている。
式Vの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)は、例えば、式IVの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1は、ハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)と、メチルボロン酸同等物のうちとりわけトリメチルボロキシン又はメチルトリフルオロホウ酸カリウムとの反応を含むスズキ反応により調製可能である(スキーム1)。この反応は、例えばテトラキス(トリフェニル-ホスフィン)パラジウム(0)、(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロ-パラジウム-ジクロロメタン(1:1錯体)又はクロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)(XPhosパラダサイクル)といったパラジウム系触媒により、炭酸ナトリウム、リン酸三カリウム又はフッ化セシウムなどの塩基の存在下、例えばジオキサン、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、1,2-ジメトキシエタンと水の混合物又はジオキサン/水混合物又はトルエン/水混合物といった溶剤又は溶剤混合物中、好ましくは不活性雰囲気下で触媒され得る。この反応温度は、好ましくは室温~反応混合物の沸点の範囲であることが可能であり、又は、この反応は、マイクロ波の照射下で実施し得る。このようなスズキ反応は当業者に周知であると共に、例えば、J.Organomet.Chem.1999,576:147-168において概説されている。
式IVの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1はハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)であり、及びRは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)は、式IIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1はハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)である)と、ROH(式中、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)とを、例えば硫酸、又は、例えばSc(OTf)3若しくはFeCl3などのルイス酸といった酸触媒の存在下に反応させることにより調製可能である(スキーム1)。このような反応は、当業者に周知であると共に、フィッシャーエステル化反応の名称で公知であり、及び、例えばJ.Org.Chem.2006,71:3332-3334、Chem.Commun.1997,351-352、及び、Synthesis 2008,3407-3410といった文献に報告されている。このようなエステル化反応はまた、式IIIの化合物をTMSCHN2と反応させて式IVの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1は、ハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)であり、並びに、ここで、Rはメチルである)を形成することにより実施可能であり、Angew.Chem.Int.Ed.2007,46:7075に報告されている。
式IIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1はハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)である)は、好適な塩基による式IIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG1はハロゲン、Br、Cl、I(好ましくは、Cl)である)のメタレーション反応、及び、その後の二酸化炭素との反応により調製可能である(スキーム1)。このようなメタレーション反応は、例えば、とりわけリチウムテトラメチルピペリジド、リチウムジイソプロピルアミド又はsec-BuLiなどの有機リチウム化合物などの塩基を、-78~40℃の範囲の温度で、THF、DMPU、ジオキサン又は2-Me-THFなどの溶剤の存在下に用いることにより実施可能である。このような反応は、例えばTetrahedron 2004,60(51):11869-11874といった文献において報告されている。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、スキーム3に従う、式Xの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)のアミド化反応の実施によって調製可能である。
スキーム3:
Figure 2023540274000014
式Xの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iに定義されている)の式Iの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)への変換に係る反応の詳細はスキーム4に例示されており、及び、上記のスキーム2に既述の方法及び条件に従う。
スキーム4:
Figure 2023540274000015
式Xの化合物は、式XIIの化合物(式中、G1、G2、R2は、上記式Iに定義されているとおりである)を、式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)と還元性アミノ化条件で及び引き続く環化反応により反応させることにより調製可能である(スキーム4を参照のこと)。この反応は、例えば、とりわけ、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムといった還元剤の存在下、及び、任意に、とりわけトリフルオロ酢酸、ギ酸、酢酸などの酸の存在下、及び、0℃~反応混合物の沸点の範囲の温度で実施可能である。この反応は、エタノール、メタノール、ジオキサン又はテトラヒドロフランなどの不活性溶剤の存在下で実施可能である。式XIIの化合物から式Iの化合物への2ステップ転換を含むこのような反応は、例えばBioorganic & Medicinal Chemistry Letters 2016,26:5947-5950といった文献に記載されている。
式XIIの化合物(式中、G1、G2及びR2は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式XIの化合物(式中、G1、G2及びR2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、クロロ、ブロモ又はヨード(好ましくは、ブロモ)であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)から、加水分解反応により調製可能である。この反応は、Synlett 1992,(6),531-533に報告されているとおり、ジオキサン、テトラヒドロフラン又は水などの溶剤の存在下、及び、20~150℃の範囲の温度で金属水酸化物を用い、例えば水性水酸化ナトリウムを用いる塩基性条件下において、又は、Tetrahedron 2006,62:9589-9602に報告されているとおり、水、ジオキサン、又は、ジクロロエタンなどのハロゲン化溶剤などの溶剤の存在下で、例えば酢酸、塩酸又は硫酸を用いる水性酸性条件下において実施可能である。式XIの化合物(式中、G1、G2及びR2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG2は、クロロ、ブロモ又はヨード(好ましくは、ブロモ)であり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)は、式Vの化合物(式中、G1、G2及びR2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニル基である)から、式Vの化合物から式VIの化合物に転換するためのスキーム1に記載のものと同様の方法及び条件により調製が可能である。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記の式Iに定義されているとおりである)は、
スキーム5:
Figure 2023540274000016
上記の式XVの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iで定義されているとおりである)から、カルボニル官能基の選択的還元を介して調製可能である(スキーム5)。この反応は、例えばNaBH4、LiAlH4、パラジウム炭素といった還元剤の存在下、水素の存在下、又は、例えばNaBH4、続いて、トリエチルシランといった2種の還元剤の組み合わせの存在下で実施可能である。このような反応は、例えば米国特許出願公開第20100160303A1号明細書に記載されている。
式XVの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりである)は、式XIVの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)から、式Xの化合物の式Iの化合物への転換についてスキーム1に記載されているとおり、加水分解反応、及び、その後の環化反応により調製し得る。
式XIVの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)は、式XIIIの化合物(式中、R2、G1、G2は、上記式Iに記載されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)を、式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5は上記式Iに定義されているとおりである)と、スキーム1に既に記載されているアミド化反応条件下で反応させることにより調製し得る。
式XIIIの化合物(式中、R2、G1、G2は上記の式Iにおいて定義されているとおりであり、及び、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)は、式Vの化合物(式中、R2、G1、G2は上記の式Iにおいて定義されているとおりであり、及び、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)のベンジル酸化により調製可能である。この反応は、KMNO4、nBu4MnO4又はK228などの酸化試薬の存在下、酸素の存在下、又は、酸素の存在下における光化学条件下で、及び、20℃~反応混合物の沸点の範囲の温度で実施可能である。この反応は、アセトニトリル、酢酸エチル、DMSO、ジクロロエタンなどの不活性溶剤の存在下で実施される。このような反応は、文献において、例えば、Synthesis 2017,49:4007-4016、Synthesis 2006,1757-1759、及び、IOSR Journal of Applied Chemistry 2014,7:16-27において公知である。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記の式Iにおいて定義されているとおりである)は、
スキーム6:
Figure 2023540274000017
式XVIIの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iにおいて定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)の環化反応により調製可能である(スキーム6)。この反応は、とりわけ、カリウムtert-ブトキシド、リチウムジイソプロピルアミド、水素化ナトリウムなどの塩基の存在下、-20℃~反応混合物の沸点の範囲の温度、及び、テトラヒドロフラン、ジオキサン又はDMFなどの不活性溶剤の存在下で実施可能である。このような反応は、例えばSynlett 2006(4):591-594において報告されている。
式XVIIの化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)は、式XVIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)を、式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)とミツノブ条件下で反応させることにより調製し得る。このような反応は当業者に周知であると共に、とりわけ、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン又はポリマー支持トリフェニルホスフィンなどのホスフィン試薬の存在下、及び、ジエチルアゾジカルボキシレート又はジイソプロピルアゾジカルボキシレートなどのアゾジカルボキシレート試薬の存在下、0℃~100℃の範囲の温度、及びアセトニトリル、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン又はトルエンなどの不活性溶剤の存在下で、実施可能である。このような反応は、例えばSynthesis 1981(1):1-28に報告されている。
式XVIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)は、式XIIIの化合物(式中、R2、G1及びG2は、上記式Iに定義されているとおりであり、並びに、Rは、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)を、例えば水素化アルミニウムリチウム、DIBAL-H又はボラン(とりわけ、ジボラン、ボランテトラヒドロフランなど)といった金属水素化物などの還元剤と、0℃~150℃の範囲の温度、及び、テトラヒドロフラン又はジオキサンなどの不活性溶剤の存在下で反応させることにより調製し得る。このような反応は、例えば、Tetrahedron Letters 1982,23:2475-2478に報告されている。
式XVII-1の化合物
Figure 2023540274000018
(式中、
1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iに定義されているとおりであり、並びに、Raは、水素、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)は、新規であり、特に本発明に係る式Iの化合物の調製のために開発されたものであり、従って、本発明のさらなる目的を表す。式Iの化合物の置換基の好ましさ及び好ましい実施形態も式XVII-1の化合物に関して有効である。好ましくは、Raは水素又はC1~C6アルキルであり;さらにより好ましくは、Raは、水素、メチル又はエチルであり;もっとも好ましくは、Raは水素である。
式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iにおいて定義されているとおりである)は、
スキーム7:
Figure 2023540274000019
式XIXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iにおいて定義されているとおりである)に脱保護反応(BOC基の除去)を行うことにより調製可能である(スキーム7)。この反応は、とりわけトリフルオロ酢酸、塩酸又は硫酸などの酸の存在下に、既述の条件下で実施可能である。
式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)は、好適な塩基及びt-ブタノール(t-BuOH)の存在下、カップリング剤の存在下、任意に、ルイス酸の存在下、及び、不活性溶剤の存在下、50℃~反応混合物の沸点の温度における、式XVIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)と有機アジドとの反応により調製し得る。この反応は、T3Pなどのカップリング剤の存在下、又は、SOCl2若しくは塩化オキサリルによるカルボン酸の活性化を介して、又は、式Xの化合物を式Xaの化合物に転換するためのスキーム2に記載の他のカップリング剤の存在下で実施可能である。有機アジドの例としては、TMSN3、アジ化ナトリウム又はトシルアジドが挙げられ、及び、好適な溶剤は、トルエン、キシレン、THF又はアセトニトリルであり得る。好適なルイス酸の例は、とりわけ、Zn(OTf)2、Sc(OTf)2又はCu(OTf)2を含み得る。
式XIXの化合物はまた、式XVIIIの化合物をジフェニルホスホリルアジドと、とりわけ、トリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンなどの有機塩基の存在下、t-ブタノール(t-BuOH)の存在下、及び、例えば、とりわけ、ジクロロメタン、ジクロロエタンなどのハロゲン化溶剤、又は、テトラヒドロフランなどの環式エーテルといった不活性溶剤の存在下、50℃~反応混合物の沸点の範囲の温度で反応させることにより調製可能である。カルボン酸をBOC保護アミンに転換させるこのような反応は、クルチウス反応の名称により当業者に周知であると共に、例えば、Org.Lett.2005,7:4107-4110;J.Med.Chem 2006,49(12):3614-3627;J.Am.Chem.Soc.1972,94(17):6203-6205に報告されている。
式IXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)はまた、ホフマン転位反応によって式XXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)から調製し得る。この反応は、塩基、例えば水性水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウムなどの金属水酸化物、又は、DBU(1,8-ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ-7-エン)などの有機塩基の存在下、及び、塩素、臭素又はN-ブロモスクシンイミドなどの求電子性ハロゲン化試薬の存在下、及び、20℃~反応混合物の沸点の範囲の温度で実施可能である。このような反応は、ホフマン転位の名称で公知であると共に、例えばChem.Ber.1881,14:2725といった文献に報告されている。
式XXの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)は、上記のスキーム2に記載されているカルボン酸活性化剤の存在下における、式XVIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は上記式Iに定義されているとおりである)と、アンモニア、例えばNH4OH、NH3又は他のアンモニア代用物との反応により調製可能である。
式XIXの化合物
Figure 2023540274000020
(式中、
1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iに定義されているとおりである)は新規であり、本発明に係る式Iの化合物の調製のために特別に開発されたものであり、従って、本発明のさらなる目的を表す。式Iの化合物の置換基の好ましさ及び好ましい実施形態も式XIXの化合物に関して有効である。もっとも好ましくは、XはSO2であり、R1はエチルであり、及び、R3/R4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル又は1-シアノ-1-メチル-エチルである。
式IXの化合物
Figure 2023540274000021
(式中、
1、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iに定義されているとおりである)は新規であり、本発明に係る式Iの化合物の調製のために特別に開発されたものであり、従って、本発明のさらなる目的を表す。式Iの化合物の置換基の好ましさ及び好ましい実施形態も式IXの化合物に関して有効である。もっとも好ましくは、XはSO2であり、R1はエチルであり、及び、R3/R4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル又は1-シアノ-1-メチル-エチルであり;さらにより好ましくは、水素、トリフルオロメチル又はシクロプロピルである。
式XVIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iに定義されているとおりである)は、文献において公知であるか、又は、これらは、文献、例えば国際公開第2019162174 A1号に記載されているものと同様の方法及び条件を用いて、スキーム8に従って調製可能である。
スキーム8:
Figure 2023540274000022
或いは、式XVIIIの化合物(式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iに定義されているとおりである)は、文献、例えば国際公開第2009095253 A1号に記載されているものと同様の方法及び条件を用いて、スキーム9に従って調製可能である。
スキーム9:
Figure 2023540274000023
式IXの化合物(式中、R1、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)は、代わりに、スキーム9aに従って調製可能である。
スキーム9a:
Figure 2023540274000024
スキーム9aにおいて、式IXの化合物(式中、R3、R4及びR1は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)は、式XIXの化合物(式中、R3、R4及びR1は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)から、tert-ブトキシカルボニル基の脱保護を介して調製可能である。このような反応は、とりわけ、トリフルオロ酢酸、塩酸などの酸の存在下、及び、任意に、とりわけ、ジクロロメタン、トルエン、又はトリフルオロトルエンなどの溶剤の存在下で実施可能である。式XIXの化合物(式中、R3、R4及びR1は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)は、酸化剤のうち、とりわけ、例えばメタクロロ過安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸tert-ブチルといった酸化剤を用いて、式Iの化合物の調製に関して上述のものと同様の手法に従うことにより、式XIXの化合物(式中、R3、R4及びR1は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSである)の酸化を介して入手可能である。式XIXの化合物(式中、R3、R4及びR1は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSである)は、任意に、例えば炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムといったアルカリ金属炭酸塩、又は、水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、又は、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、又は、ナトリウムtert-ブトキシド若しくはカリウムtert-ブトキシドなどの好適な塩基の存在下、不活性溶剤中、好ましくは25~120℃の温度における、式XXXXaの試薬であるR1-SH(XXXXa)又はその塩(式中、R1は式Iに定義されているとおりである)を伴う式XXXIXの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基であり、並びに、LG6は、好ましくはCl、Br又はIである脱離基である)の置換反応又はクロスカップリング反応により調製可能である。用いられる溶剤の例としては、テトラヒドロフランTHF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert-ブチルメチルエーテル及び1,4-ジオキサンなどのエーテル、トルエン及びキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリル、又は、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド、N-メチル-2-ピロリドンNMP又はジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶剤が挙げられる。式XXXXaの化合物の塩の例としては、式R1-S-M(XXXXb)の化合物(式中、R1は上記に定義されているとおりであり、及び、Mは、例えばナトリウム又はカリウムである)が挙げられる。式XXXXaの化合物から式XXXXbの化合物を調製するためのこのようなプロセスは、例えば国際公開第16/091731号に見い出すことが可能である。
或いは、R1-SH(XXXXa)又はR1-SM(XXXXb)を用いて式XXXIXの化合物から式XXXXIの化合物を形成するための反応は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などのパラジウム触媒の存在下、キサントホスなどのホスフィンリガンドの存在下に、N,N-ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下、及び、例えばキシレンを有する不活性溶剤の存在下、100~160℃、好ましくは140℃の温度で、Tetrahedron 2005,61,5253-5259に記載されているとおり、実施可能である。XXXXIの化合物への式XXXIXの化合物の転換の最中、アミノ保護基PG1は、上記の反応条件下で開裂されるか、又は、当業者に周知である好適な試薬を用いてその後開裂可能であり、例えばアセチル保護基は、塩基のうち、とりわけNaOH、KOH、Cs2CO3、K2CO3を用いる塩基性条件下で開裂可能である。
式XXXIXの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基であり、並びに、LG6は、好ましくはCl、Br又はIである脱離基である)は、任意に、とりわけ、トリエチルアミン、4-ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存在下、及び、とりわけ、ジクロロメタン、アセトニトリル、トルエン、テトラヒドロフランなどの溶剤の存在下における、式XXXVIIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基であり、並びに、LG6は、好ましくはCl、Br又はIである脱離基である)とジ-tert-ブチルジカルボネートとの反応により調製可能である。式XXXVIIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基であり、並びに、LG6は、好ましくはCl、Br又はIである脱離基である)は、とりわけ、ジクロロメタン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、DMFなどの溶剤の存在下において、式XXXVIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、並びに、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基である)と、とりわけ、N-クロロスクシンイミド、N-ブロモスクシンイミド、N-ヨードスクシンイミドなどの好適なハロゲン化試薬とを反応させることにより調製可能である。このような反応は当業者に周知である。式XXXVIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、並びに、PG1は、例えばアセチル、ベンジル、ベンゾイルなどのアミノ保護基である)は、ピリジンの存在下に例えば塩化アセチルを用いて、式XXXVIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)を好適なアミノ保護基試薬と反応させることにより調製可能である。
式XXXVIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)は、式XXXVの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)を形成する、とりわけ、ヒドロキシルアミン-O-スルホン酸、O-(メシチルスルホニル)ヒドロキシルアミンなどのアミノ化試薬を伴う式XXXIVの化合物のN-アミノ化反応、これに続く、とりわけ、水素化ナトリウム、KOH、NaOH、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの塩基の存在下、及び、とりわけ、ジクロロメタン、ジクロロエタン、メタノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドなどの溶剤の存在下における、式XXXVの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)の分子内環化を含む、2ステップで式XXXIVの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)から調製可能である。このような2ステップ反応は文献に報告されており、例えばTetrahedron Letters(2014),55(43),5963-5966に記載されているとおりである。
式XXXIVの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)は、金属触媒の存在下におけるアセトニトリルアニオン均等物との反応において、式XXXIII-a1の化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG5はハロゲン(又は、トリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)である)から調製可能である。多様なアセトニトリルアニオン均等物をこのような反応において使用可能である。その例は、Mitiga ef.al.(Chem.Lett.1984,15 11)に記載されているスティル反応条件下で式(XXXIII-a1)の化合物にカップリング可能なトリ-nブチルスタンニルアセトニトリルであるか、又は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、キサントホスPd G3([(4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホン酸)などのパラジウム触媒、及び、例えばキサントホス又はP(i-Bu)3といったリガンド、例えばZnF2といったフッ化物源の存在下、DMFなどの双極性非プロトン性溶剤中、80~120℃の温度において、トリメチルシリルアセトニトリルである。このような反応は文献において十分な先例があり、例えばHartwig ef.al.(J.Am.Chem.Soc.2002,124,9330、及び、J.Am.Chem.Soc.2005,727,15824)を参照のこと(スキーム9a)。シアノ酢酸カリウム又はシアノ酢酸ナトリウムなどの金属シアノ酢酸塩もまたアセトニトリルアニオン均等物として使用可能であり、とりわけ、[Pd2(dba)3](トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0))、[Pd(アリル)Cl]2(アリルパラジウム(II)クロリドダイマー)などのパラジウム触媒の存在下、とりわけ、SPhos、キサントホス又はP(i-Bu)3又はP(tert-ブチル)3などのリガンドの存在下でカップリング反応を受ける。このような反応は文献において公知であると共に、例えばAngew.Chem.Int.Ed.2011,50,4470-4474に記載されている。
式XXXIII-a1の化合物から式XXXIVの化合物を調製するさらに他の方法を以下に示す(スキーム9a-1)。
スキーム9a-1:
Figure 2023540274000025
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム若しくは炭酸セシウム又は水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド若しくはナトリウムエトキシド、カリウムtert-ブトキシドなどの塩基の存在下、任意に、パラジウム触媒(例えばPd(PPh32Cl2を含む)又は銅触媒(例えばCuIを含む)下、例えばトルエン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、Ν,Ν-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド、N-メチル-2-ピロリドンNMP又はジメチルスルホキシドDMSOなどの適切な溶剤中、任意に、例えばテトラブチルアンモニウムブロミド又はベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(TEBAC)などの相間移動触媒(PTC)の存在下、室温~180℃の温度における、式XXXIII-a1の化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりであり、並びに、LG5はハロゲン(又は、トリフレートなどの擬ハロゲン脱離基)である)と式XXXIII-a2の試薬(式中、RはC1~C6アルキルである)との反応は、式XXXIIIの化合物(式中、R3及びR4は上記の式Iで記載されているとおりであり、並びに、ここで、RはC1~C6アルキルである)をもたらし得る。類似の化学が、例えばSynthesis 2010,No.19,3332-3338に記載されている。
式XXXIVの化合物(式中、R3及びR4は上記の式Iで記載されているとおりである)は、当業者に公知の条件下(例えば以下などの条件を使用:メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン又はジオキサン中の水性水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウム、室温又は還流条件以下;続いて、標準的な水性酸条件下、又は、例えばHCl若しくはpara-トルエンスルホン酸の存在下における酸性条件下での反応混合物の酸性化)における、式XXXIIIの化合物(式中、R3及びR4は上記の式Iで記載されているとおりであり、並びに、ここで、RはC1~C6アルキルである)の鹸化/脱カルボキシル化により調製され得る。或いは、Ν,Ν-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド、N-メチル-2-ピロリドン又はジメチルスルホキシドDMSOなどの溶剤中、任意に、追加の水の存在下における、ハロゲン化物アニオン、好ましくは、例えば塩化リチウム又は塩化ナトリウム由来の塩素アニオンによる式XXXIIIの化合物の処理でもまた、式XXXIVの化合物が生成され得る。このような変換(クラプコ脱アルキル化/脱炭酸)に係る反応温度は、好ましくは20℃~反応混合物の沸点の範囲であり、又は、反応はマイクロ波の照射下で実施され得る。類似の化学が、例えばSynthesis 2010,No.19,3332-3338に記載されている。
或いは、式IXの化合物(式中、R3、R4及びR1は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)は、スキーム9bに従って調製可能である。スキーム9bにおいて、式IXの化合物(式中、R3、R4及びR1は式Iに定義されているとおりであり、並びに、XはSO2である)は、式IXの化合物への式XXXVIIの化合物の転換についてスキーム9aに記載されているものと同様の手法に従って、式XXXXIIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)から調製可能である。
スキーム9b:
Figure 2023540274000026
式XXXXIIIの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)は、式XXXXIIの化合物が形成されるヒドロキシルアミンとの反応、式XXXXIIaの化合物が形成されるアセチル化反応、式XXXXIIbの化合物が形成される塩基触媒オキサジアゾール合成、及び、最後に、式XXXXIIIの化合物が形成される分子内環化/転位を含む4ステップ手法で、式XXXIVの化合物(式中、R3及びR4は式Iに定義されているとおりである)から調製可能である。このような反応は、文献に報告されており、例えば、国際公開第2012146657号、国際公開第2012146659号、又は、Tetrahedron Letters(2017),58(3),202-205に記載されている。式XXXIVの化合物は、式XXXIII-a1の化合物からスキーム9aに記載されているとおり調製可能である。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は上記の式Iにおいて定義されているとおりである)は、スキーム10に従って調製可能である。
スキーム10:
Figure 2023540274000027
(a)スズキ反応:Pd触媒(例えばPd(PPh34又はPd(dppf)Cl2)、塩基(例えばNa2CO3)、溶剤(例えば1,2-ジメトキシエタン/水)、25~180℃。
(b)C-N結合形成:任意の塩基(例えばK2CO3又はCs2CO3)、任意で銅又はパラジウム触媒の存在、任意で添加剤(N,N’-ジメチルエチレンジアミンなど)、任意でリガンド(キサントホスなど)、溶剤(例えばジオキサン、ピリジン又はN,N-ジメチルホルムアミドDMF)、25~180℃。
3が-N(R5)COR6(式中、R5及びR6は式Iに定義されているとおりである)である場合といったスキーム10における特定の状況において、式Iの化合物(式中、XはO又はSO2である)は、式XXXa-1の化合物(式中、R1、2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、XはSO又はSO2であり、並びに、Xbは、例えば、塩素、臭素若しくはヨウ素(好ましくは、塩素又は臭素)、又は、トリフルオロメタンスルホン酸などのアリール-若しくはアルキルスルホネートといった脱離基である)から、HN(R5)COR6(式中、R5及びR6は式Iに定義されているとおりである)がもたらされる試薬R3-H(XXXIa)均等物を伴う反応(C-N結合の形成)により調製し得る。このような反応は、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウムなどの塩基の存在下、トルエン、ジメチルホルムアミドDMF、N-メチルピロリジンNMP、ジメチルスルホキシドDMSO、ジオキサン、テトラヒドロフランTHF、等などの不活性溶剤中、任意に、例えば酢酸パラジウム(II)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(Pd(dba)2)若しくはトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd2(dba)3、任意に、クロロホルム付加物の形態)といった触媒、又は、例えばtert-BuBrettPhos Pd G3[(2-ジ-tert-ブチルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホン酸又はBrettPhos Pd G3[(2-ジ-シクロヘキシルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホン酸などのパラジウムプレ触媒の存在下、及び、任意に、例えばSPhos、t-BuBrettPhos又はキサントホスといったリガンドの存在下、60~120℃の温度、任意に、マイクロ波の照射下で行われる。
3が-N(R56)(式中、R5及びR6は式Iにおいて定義されているとおりである)である場合といった、スキーム10における特定の状況において、式Iの化合物(式中、XはO又はSO2である)は、式XXXa-1の化合物(式中、R1、R2、G1、G2及びR4は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、XはSO又はSO2であり、並びに、Xbは、例えば、塩素、臭素若しくはヨウ素(好ましくは、塩素又は臭素)、又は、トリフルオロメタンスルホン酸などのアリール-若しくはアルキルスルホネートのような脱離基である)から、HN(R56)又はその塩(ハロゲン化水素酸塩など、好ましくは、塩酸塩又は臭化水素酸塩若しくはトリフルオロ酢酸塩、又は、いずれかの他の同等の塩)(式中、R7は式Iにおいて定義されているとおりである)への試薬R3-H(XXXIa)均等物との反応(C-N結合の形成)により調製し得る。このような反応は通例、アルコール、アミド、エステル、エーテル、ニトリル及び水などの不活性溶剤であって、特に好ましくは、メタノール、エタノール、2,2,2-トリフルオロエタノール、プロパノール、イソプロパノール、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセタミド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、アセトニトリル、酢酸エチル、トルエン、水又はその混合物中において、0~150℃の温度で、任意に、マイクロ波の照射下で、又は、任意に、銅粉末、ヨウ化銅(I)若しくは硫酸銅(任意に、水化物の形態)又はその混合物などの銅触媒の存在下、任意に、例えばジアミンリガンド(例えばN,N’-ジメチルエチレンジアミン又はトランス-シクロヘキシルジアミン)又はジベンジリデンアセトン(dba)又は1,10-フェナントロリンといったリガンドの存在下、及び、任意に、リン酸カリウムなどの塩基の存在下でオートクレーブを用いる加圧条件下で、実施される。
試薬HN(R56)又はHN(R5)COR6(式中、R5及びR6は、式Iに定義されているとおりである)は、公知であるか、市販されているか、又は、当業者に公知の方法で調製し得る。
或いは、式Iの化合物(式中、XはO又はSO2である)は、例えば、式XXXa-1の化合物(式中、R1、R2、G1、G2及びR3は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、XはSO又はSO2であり、並びに、Xbは、例えば、塩素、臭素若しくはヨウ素(好ましくは、塩素又は臭素)、又は、トリフルオロメタンスルホン酸などのアリール-若しくはアルキルスルホネートといった脱離基である)と、式(XXXI)の化合物(式中、R3は式Iにおいて定義されているとおりであり、及び、Yb1は、例えばB(OH)2又はB(ORb12(式中、Rb1はC1~C4アルキル基であることが可能であり、又は、2つの基ORb1がホウ素原子と一緒になって、例えばボロン酸ピナコールエステルといった5員環を形成することが可能である)などのホウ素由来官能基であることが可能である)との反応を含むスズキ反応により調製し得る。この反応は、炭酸ナトリウム、リン酸三カリウム又はフッ化セシウムといった塩基の存在下、例えばジオキサン、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、1,2-ジメトキシエタンと水の混合物又はジオキサン/水混合物又はトルエン/水混合物といった溶剤又は溶剤混合物中、好ましくは不活性雰囲気下において、例えばテトラキス(トリフェニル-ホスフィン)パラジウム(0)、(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロ-パラジウム-ジクロロメタン(1:1錯体)又はクロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)(XPhosパラダサイクル)といったパラジウム系触媒により触媒され得る。この反応温度は、好ましくは室温~反応混合物の沸点の範囲であることが可能であり、又は、この反応は、マイクロ波の照射下で実施し得る。このようなスズキ反応は当業者に周知であると共に、例えば、J.Organomet.Chem.576,1999,147-168において概説されている。
式XXIXa-1の化合物(式中、XはSO又はSO2である)への好適な酸化剤による式XXXa-1の化合物(式中、R1、R2、G1、G2及びR4は、式Iに定義されているとおりであり、並びに、ここで、XはSであり、並びに、Xbは、例えば、塩素、臭素若しくはヨウ素(好ましくは、塩素又は臭素)、又は、トリフルオロメタンスルホン酸などのアリール-若しくはアルキルスルホネートといった脱離基である)の酸化は、上記に既述の条件下で達成され得る。
多数の式(XXXI)及び(XXXIa)の化合物が、市販されているか、又は、当業者によって調製可能である。
或いは、式Iの化合物(式中、XはO又はSO2である)は、式XXIXa-1の化合物(式中、XはS(スルフィド)である)から、上記のものと同一の化学反応ではあるが、ステップの順番を変更する(すなわち、スズキ又はC-N結合の形成を介してシーケンスXXIXa-1(XはS)からI(XはS)を行い、続いて、酸化ステップでI(XはSO又はSO2である)を形成する)ことにより調製し得る。
或いは、式Iの化合物(式中、R1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、上記の式Iにおいて定義されているとおりである)は、スキーム11に従って調製可能である。
スキーム11:
Figure 2023540274000028
(a)スズキ反応:Pd触媒(例えばPd(PPh34又はPd(dppf)Cl2)、塩基(例えばNa2CO3)、溶剤(例えば1,2-ジメトキシエタン/水)、25~180℃。
(b)C-N結合形成:任意の塩基(例えばK2CO3又はCs2CO3)、任意で銅又はパラジウム触媒の存在、任意で添加剤(N,N’-ジメチルエチレンジアミンなど)、任意でリガンド(キサントホスなど)、溶剤(例えばジオキサン、ピリジン又はN,N-ジメチルホルムアミドDMF)、25~180℃。
式XXIXa-1の化合物から式Iの化合物を得るためのスキーム10における既述の化学反応は、式XXIXa-2の化合物(式中、既述のすべての置換基の定義は有効なままである)からの式Iの化合物の調製に同様に適用可能である(スキーム13)。
反応体を塩基の存在下で反応させることが可能である。好適な塩基の例は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属ジアルキルアミド又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離又はN-アルキル化飽和又は不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウム及び炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert-ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N-シクロヘキシル-N,N-ジメチルアミン、N,N-ジエチルアニリン、ピリジン、4-(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N-メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム及び1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)である。
反応剤は、そのままで、すなわち溶媒又は希釈剤を加えずに互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒又は希釈剤又はこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン又はN,N-ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒又は希釈剤としても働き得る。
反応は、約-80℃~約+140℃、好ましくは約-30℃~約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
従来の方法で、本発明に係る他の置換基によって式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を置換することによって、及び、酸化、アルキル化、還元、アシル化などの反応及び当業者に公知である他の方法による化合物の後変性によって、式Iの化合物は、それ自体公知である様式で他の式Iの化合物に転換可能である
それぞれ好適な反応条件及び出発材料の選択に応じて、例えば1つの反応工程において、1つの置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であるか、又は複数の置換基は、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。従って、例えば、式Iの化合物の酸付加塩は、好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩は、好適な塩基又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物又は好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物Iの酸付加塩に、且つ例えば好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩に慣例的な方法で転化され得る。
式Iの化合物の塩は、例えば、塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、従って反応混合物から沈殿する好適な溶媒中において、例えば塩酸塩などの無機酸塩を酸のナトリウム塩、バリウム塩又は銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば他の酸付加塩にそれ自体公知の方法で転化され得る。
手順又は反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態又は塩の形態で得られる。
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態若しくは塩形態において、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対及び相対配置に応じて、且つ/又は分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば対掌体及び/若しくはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態において、或いは鏡像異性体混合物、例えばラセミ体、ジアステレオマー混合物又はラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態で又はこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能なすべての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記及び下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
式Iの化合物のジアステレオマー混合物又はラセミ混合物は、いずれの出発材料及び手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態又は塩形態において、例えば分別結晶化、蒸留及び/又はクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて純粋なジアステレオマー又はラセミ体に公知の方法で分離され得る。
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィ(HPLC)により、例えば1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、又はジアステレオマー塩への転化により、例えば塩基性最終生成物ラセミ体をカルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸又はリンゴ酸又はスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を例えば異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることにより、光学対掌体に分解され得る。
純粋なジアステレオマー又は鏡像異性体は、本発明に従い、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的又はエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法、例えば立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
N-オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561-73,1989又は国際公開第2000/15615号といった文献から公知である。
個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体又はジアステレオマー又は異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物又はジアステレオマー混合物を単離又は合成することが有利である。
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態において、必要に応じて水和物の形態において得ることもでき、且つ/又は他の溶媒、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
以下の表A-1~A-12、B-1~B-12、C-1~C-15及びD-1~D-15に係る式Iの化合物は、上記の方法に従って調製可能である。以下に続く実施例は、本発明を例示すると共に、式Ia-Qa~Id-Qaの化合物の形態の好ましい式Iの化合物を示すことを意図している。
以下の表は、本発明の特定の化合物を示す。
以下の表A-1~A-12は本発明の特定の化合物を示す。
Figure 2023540274000029
表A-1は、G1はNであり、G2はNであり、R1はエチルであり、XはSであり、及び、R3は表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-1.001~A-1.014を提供する。
Figure 2023540274000030
表A-2は、G1がNであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-2.001~A-2.014を提供する。
表A-3は、G1がNであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-3.001~A-3.014を提供する。
表A-4は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-4.001~A-4.014を提供する。
表A-5は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-5.001~A-5.014を提供する。
表A-6は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-6.001~A-6.014を提供する。
表A-7は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-7.001~A-7.014を提供する。
表A-8は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-8.001~A-8.014を提供する。
表A-9は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-9.001~A-9.014を提供する。
表A-10は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-10.001~A-10.014を提供する。
表A-11は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-11.001~A-11.014を提供する。
表A-12は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物A-12.001~A-12.014を提供する。
以下の表B-1~B-12は、本発明のさらなる特定の化合物を例示する。
Figure 2023540274000031
表B-1は、G1がNであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-1.001~B-1.014を提供する。
Figure 2023540274000032
表B-2は、G1がNであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-2.001~B-2.014を提供する。
表B-3は、G1がNであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-3.001~B-3.014を提供する。
表B-4は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-4.001~B-4.014を提供する。
表B-5は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-5.001~B-5.014を提供する。
表B-6は、G1がNであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-6.001~B-6.014を提供する。
表B-7は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-7.001~B-7.014を提供する。
表B-8は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-8.001~B-8.014を提供する。
表B-9は、G1がCHであり、G2がNであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-9.001~B-9.014を提供する。
表B-10は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ia-Qaの化合物B-10.001~B-10.014を提供する。
表B-11は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-11.001~B-11.014を提供する。
表B-12は、G1がCHであり、G2がCHであり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Ib-Qaの化合物B-12.001~B-12.014を提供する。
以下の表C-1~C-15は、本発明のさらなる特定の化合物を例示する。
Figure 2023540274000033
表C-1は、R2がSCF3であり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-1.001~C-1.014を提供する。
表C-2は、R2がSCF3であり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-2.001~C-2.014を提供する。
表C-3は、R2がSCF3であり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-3.001~C-3.014を提供する。
表C-4は、R2がSOCF3であり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-4.001~C-4.014を提供する。
表C-5は、R2がSOCF3であり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-5.001~C-5.014を提供する。
表C-6は、R2がSOCF3であり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-6.001~C-6.014を提供する。
表C-7は、R2がSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-7.001~C-7.014を提供する。
表C-8は、R2がSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-8.001~C-8.014を提供する。
表C-9は、R2がSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-9.001~C-9.014を提供する。
表C-10は、R2がOSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-10.001~C-10.014を提供する。
表C-11は、R2がOSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-11.001~C-11.014を提供する。
表C-12は、R2がOSO2CF3であり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-12.001~C-12.014を提供する。
表C-13は、R2がOCF3であり、R1がエチルであり、XがSであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-13.001~C-13.014を提供する。
表C-14は、R2がOCF3であり、R1がエチルであり、XがSOであり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-14.001~C-14.014を提供する。
表C-15は、R2がOCF3であり、R1がエチルであり、XがSO2であり、及び、R3が表Yに定義されているとおりである、14種の式Ic-Qaの化合物C-15.001~C-15.014を提供する。
以下の表D-1~D-15は、本発明のさらなる特定の化合物を例示する。
Figure 2023540274000034
表D-1は、R1がエチルであり、XがSであり、R2がSCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-1.001~D-1.014を提供する。
表D-2は、R1がエチルであり、XがSであり、R2がSOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-2.001~D-2.014を提供する。
表D-3は、R1がエチルであり、XがSであり、R2がSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-3.001~D-3.014を提供する。
表D-4は、R1がエチルであり、XがSであり、R2がOSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-4.001~D-4.014を提供する。
表D-5は、R1がエチルであり、XがSであり、R2がOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-5.001~D-5.014を提供する。
表D-6は、R1がエチルであり、XがSOであり、R2がSCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-6.001~D-6.014を提供する。
表D-7は、R1がエチルであり、XがSOであり、R2がSOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-7.001~D-7.014を提供する。
表D-8は、R1がエチルであり、XがSOであり、R2がSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-8.001~D-8.014を提供する。
表D-9は、R1がエチルであり、XがSOであり、R2がOSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-9.001~D-9.014を提供する。
表D-10は、R1がエチルであり、XがSOであり、R2がOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-10.001~D-10.014を提供する。
表D-11は、R1がエチルであり、XがSO2であり、R2がSCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-11.001~D-11.014を提供する。
表D-12は、R1がエチルであり、XがSO2であり、R2がSOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-12.001~D-12.014を提供する。
表D-13は、R1がエチルであり、XがSO2であり、R2がSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-13.001~D-13.014を提供する。
表D-14は、R1がエチルであり、XがSO2であり、R2がOSO2CF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-14.001~D-14.014を提供する。
表D-15は、R1がエチルであり、XがSO2であり、R2がOCF3であり、及び、R4が表Zに定義されているとおりである、14種の式Id-Qaの化合物D-15.001~D-15.014を提供する。
本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的に及び/又は治療的に有益な有効成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類及び植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る有効成分は、昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例などの通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物のすべて又は個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る有効成分の殺虫性又は殺ダニ性活性は、直接的に顕在化(すなわち、直ぐに、又は、例えば脱皮中といった一定時間の経過後のみに生じる有害生物の殺処分)されるか、又は、間接的に顕在化(例えば、産卵量及び/又は孵化率の低減、少なくとも50~60%の殺処分割合(死亡率)に相当する良好な活性)されることが可能である。
上記の動物有害生物の例は以下のとおりである:
ダニ目(Acarina)から、例えば、
アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)及びテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えば、
ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)及びフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、
アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)及びトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えば、
ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)及びガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えば、
アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アレウロデス属(Aleurodes spp.)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、
ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)及びベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えば、
コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、
アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)及びスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えば、
ダマリネア属(Damalinea spp.)及びケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えば、
ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)及びコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、
リポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、
ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)及びケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えば、
カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
本発明に係る有効成分は、特に植物、特に有用な植物及び農業、園芸及び森林における観賞植物又はこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎又は根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち抑制又は破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ又はソルガムなどの穀物;テンサイ又は飼料用ビートなどのビート;果実、例えばリンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ又は液果類、例えばイチゴ、ラズベリー又はブラックベリーなどの仁果類、核果類又は柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメ又はダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオ又はアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリ又はメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻又はジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツ又はタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ又はピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモン又はショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;及びさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物及びラテックス植物である。
本発明の組成物及び/又は方法は、花、潅木、闊葉樹及び常緑樹を含むいずれかの観賞用及び/又は野菜作物でも用いられ得る。
例えば、本発明は、以下の観賞用種:アゲラタム属の種(Ageratum spp.)、アロンソア属の種(Alonsoa spp.)、アネモネ属の種(Anemone spp.)、アニソドンテアカプセニシス(Anisodontea capsenisis)、アンテミス属の種(Anthemis spp.)、アンチルリヌム属の種(Antirrhinum spp.)、アステル属の種(Aster spp.)、ベゴニア属の種(Begonia spp.)(例えば、B.エラチオール(B.elatior)、B.セムペルフロレンス(B.semperflorens)、B.チュベレウクス(B.tubereux))、ブーゲンビレア属の種(Bougainvillea spp.)、ブラキコメ属の種(Brachycome spp.)、ブラシカ属の種(Brassica spp.)(観賞用)、カルセオラリア属の種(Calceolaria spp.)、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ属の種(Canna spp.)、ヤグルマギク属の種(Centaurea spp.)、キク属の種(Chrysanthemum spp.)、シネラリア属の種(Cineraria spp.)(C.マリチメ(C.maritime))、コレオプシス属の種(Coreopsis spp.)、クラッスラコッキネア(Crassula coccinea)、タバコソウ(Cuphea ignea)、ダリア属の種(Dahlia spp.)、デルフィニウム属の種(Delphinium spp.)、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンツス属の種(Dorotheantus spp.)、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ属の種(Forsythia spp.)、フクシア属の種(Fuchsia spp.)、ゼラニウムグナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ属の種(Gerbera spp.)、センニチコウ(Gomphrena globosa)、ヘリオトロピウム属の種(Heliotropium spp.)、ヘリアンツス属の種(Helianthus spp.)、ハイビスカス属の種(Hibiscus spp.)、ホルテンシア属の種(Hortensia spp.)、ハイドランジア属の種(Hydrangea spp.)、ヒポエステスフィロスタシア(Hypoestes phyllostachya)、インパチエンス属の種(Impatiens spp.)(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネス属の種(Iresines spp.)、カランコエ属の種(Kalanchoe spp.)、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ属の種(Lilium spp.)、メセンムリアンテマム属の種(Mesembryanthemum spp.)、ミムラス属の種(Mimulus spp.)、ヤグルマハッカ属の種(Monarda spp.)、ネメシア属の種(Nemesia spp.)、タゲテス属の種(Tagetes spp.)、ダイアンサス属の種(Dianthus spp.)(カーネーション)、カンナ属の種(Canna spp.)、オキザリス属の種(Oxalis spp.)、ベリス属の種(Bellis spp.)、ペラルゴニウム属の種(Pelargonium spp.)(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ属の種(Viola spp.)(パンジー)、ペチュニア属の種(Petunia spp.)、フロックス属の種(Phlox spp.)、プレクトランツス属の種(Plecthranthus spp.)、ポインセチア属の種(Poinsettia spp.)、パルテノキスス属の種(Parthenocissus spp.)(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、ツタ(P.tricuspidata))、プリムラ属の種(Primula spp.)、キンポウゲ属(Ranunculus spp.)、ツツジ属の種(Rhododendron spp.)、バラ属の種(Rosa spp.)(バラ)、ルドベキア属の種(Rudbeckia spp.)、アフリカスミレ属の種(Saintpaulia spp.)、サルビア属の種(Salvia spp.)、スカエボラアエモラ(Scaevola aemola)、シザンサスウィセトネンシス(Schizanthus wisetonensis)、セダム属の種(Sedum spp.)、ナス属の種(Solanum spp.)、スルフィニア属の種(Surfinia spp.)、タゲテス属の種(Tagetes spp.)、ニコチニア属の種(Nicotinia spp.)、バーベナ属の種(Verbena spp.)、ヒャクニチソウ属の種(Zinnia spp.)及び他の花壇用植物のいずれかにおいて用いられ得る。
例えば、本発明は、以下の野菜種:ネギ属の種(Allium spp.)(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A.cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、ワケギ(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、ビート(Beta vulgarus)、ブラシカ属の種(Brassica spp.)(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、チコルム属の種(Cichorum spp.)(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、ククミス属の種(Cucumis spp.)(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、ククルビタ属の種(Cucurbita spp.)(ペポカボチャ(C.pepo)、西洋カボチャ(C.maxima))、シアナラ属の種(Cyanara spp.)(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、ニンジン(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ属の種(Hypericum spp.)、レタス(Lactuca sativa)、トマト属の種(Lycopersicon spp.)(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ属の種(Mentha spp.)、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ属の種(Phaseolus spp.)(ムシトリスミレ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ属の種(Rosemarinus spp.)、サルビア属の種(Salvia spp.)、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、バレリアネラ属の種(Valerianella spp.)(ノヂシャ(V.locusta)、V.エリオカルパ(V.eriocarpa))及びソラマメ(Vicia faba)のいずれかにおいて用いられ得る。
好ましい観賞用種としては、セントポーリア、ベゴニア、ダリア、ガーベラ、アジサイ、クマツヅラ、バラ属(Rosa)、カランコエ属(Kalanchoe)、ポインセチア、アスター、ヤグルマギク属(Centaurea)、キンケイギク属(Coreopsis)、ヒエンソウ属(Delphinium)、ヤグルマハッカ属(Monarda)、フロックス属(Phlox)、ルドベキア属(Rudbeckia)、セダム属(Sedum)、ペチュニア、ビオラ属(Viola)、ホウセンカ、ゼラニウム、キク属(Chrysanthemum)、キンポウゲ属(Ranunculus)、フクシア、サルビア、セイヨウアジサイ、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリソウ、ミント、シシトウガラシ、トマト及びキュウリが挙げられる。
本発明に係る有効成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズ作物における、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除に特に好適である。本発明に係る有効成分は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜におけるもの)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴにおけるもの)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園におけるもの)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモにおけるもの)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネにおけるもの)の防除に特に好適である。
本発明に係る有効成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズ作物における、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除に特に好適である。本発明に係る有効成分は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜におけるもの)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴにおけるもの)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園におけるもの)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモにおけるもの)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネにおけるもの)の防除に特に好適である。
さらなる態様において、本発明はまた、植物寄生性線虫(内部寄生性-、半内部寄生性-及び外部寄生性線虫)、特に、根こぶ線虫、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)及び他のメロイドギネ属(Meloidogyne)の種;シスト形成線虫、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)及び他のグロボデラ属の種(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、及び他のシストセンチュウ属(Heterodera)の種;シードガル(Seed gall)線虫、アングイナ属(Anguina)の種;クキセンチュウ及びハガレセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)の種;刺毛線虫(Sting nematode)、ベロノライムスロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)及び他のベロノライムス属(Belonolaimus)の種;マツザイ線虫、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)及び他のブルサフェレンクス属(Bursaphelenchus)の種;ワセンチュウ、クリコネマ(Criconema)種、クリコネメラ(Criconemella)種、クリコネモイデス(Criconemoides)種、メソクリコネマ(Mesocriconema)種;茎及び鱗茎線虫、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、クキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)及び他のジチレンクス属(Ditylenchus)の種;キリセンチュウ、ドリコドルス(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ、ヘリオコチレンクスムルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)及び他のヘリコチレンクス属(Helicotylenchus)の種;サヤセンチュウ及びサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種及びヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)の種;ヤリセンチュウ、ホプロアイムス属(Hoploaimus)の種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)の種;ハリセンチュウ、ロンギドルスエロンガツス(Longidorus elongatus)及び他のロンギドルス属(Longidorus)の種;ピンセンチュウ、ネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネグサレセンチュウ、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクスクルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクスグーデイイ(Pratylenchus goodeyi)及び他のネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネモグリセンチュウ、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)及び他のネモグリセンチュウ属(Radopholus)の種;ニセフクロセンチュウ、ロチレンクスロブスツス(Rotylenchus robustus)、トチレンクスレニホルミス(Rotylenchus reniformis)及び他のロチレンクス(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)の種;ユミハリ線虫、トリコドルスピリミチブス(Trichodorus primitivus)及び他のトリコドルス属(Trichodorus)の種、パラトリトリコドルス属(Paratrichodorus)の種;イシュクセンチュウ、ナミイシュクセンチュウ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコルヒンクスドゥビウス(Tylenchorhynchus dubius)及び他のチレンコルヒンクス属(Tylenchorhynchus)の種;ミカンネセンチュウ、チレンクルス属(Tylenchulus)の種;オオハリセンチュウ、キシフィネマ属(Xiphinema)の種などの植物寄生性線虫;並びに、スバングイナ属の種(Subanguina spp.)、ヒプソペリネ属の種(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属の種(Macroposthonia spp.)、メリニウス属の種(Melinius spp.)、プンクトデラ属の種(Punctodera spp.)及びキニスルシウス属の種(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物及びその一部に対する損害を防止する方法に関し得る。
本発明の化合物はまた、軟体動物に対しても活性を有し得る。その例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A. ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナフルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C. hortensis)、モリマイマイ(C. Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)(ヘリシゴナアルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)及びザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つ又は複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)又はバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;又はδ-エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9Cなど、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A;又は細菌コロニー形成線虫、例えばフォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.又はキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素及び他の昆虫に特有の神経毒素など、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素など、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチン又はユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、ルフィン、サポリン又はブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG-COA-レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼが挙げられる。
本発明に関して、δ-エンドトキシンは、例えば、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素及び改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照されたい)。切断毒素、例えば切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つ又は複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えばCry3A055の場合、カテプシン-G-認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照されたい)。
このような毒素又はこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書及び国際公開第03/052073号に開示されている。
このようなトランスジェニック植物の調製の方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸及びそれらの調製は、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書及び国際公開第90/13651号から公知である。
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))及び蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つ又は複数の毒素を発現する1つ又は複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1Ab及びCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1Ac及びCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3A及びCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)及びProtecta(登録商標)である。
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は以下のとおりである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現により、耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン-G-プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
4.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
5.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B-1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1F及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
7.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603及びMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS及びヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい)など、選択的作用を有する抗病原性物質を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質及びこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号及び欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。
作物は、真菌(例えば、フザリウム属(Fusarium)、炭疽病又はフィトフトラ属(Phytophthora))、細菌(例えば、シュードモナス属(Pseudomonas))又はウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する耐性を高めるためにも改良され得る。
作物は、ダイズシスト線虫などの線虫に対する高い抵抗性を有するものも含む。
非生物的ストレスに耐性である作物は、例えば、NF-YB又は当技術分野において公知である他のタンパク質の発現により、干ばつ、高塩分、高温、低温、霜又は光線に対する高い耐性を有するものを含む。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4又はKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質又は複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照されたい)又は植物病原体防御に関与するタンパク質又はポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品及び貯蔵室の保護及び原料(木材及び織物など)、床仕上げ材及び建築物の保護及び衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜及び生産性家畜の保護である。
本発明は、有害生物(蚊及び他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照されたい)を防除する方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除する方法は、本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材にブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井又は床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の不織布又は布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
一実施形態において、このような有害生物を防除する方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面又は基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井又は床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
処理される不織布、布帛又は網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布若しくは羊毛などの天然繊維又はポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号又は国際公開第2007/090739号から公知である。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、すべての観賞用樹木並びにあらゆる種類の果樹及び堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)及び鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood-boring)昆虫、特に以下の表A及びBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
Figure 2023540274000035
Figure 2023540274000036
Figure 2023540274000037
Figure 2023540274000038
本発明は、例えば、甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)及び地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫及び成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))及びトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)及び短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))及びレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明は、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)及び一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)及びS.パルブルス(S.parvulus)など)及びソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)及び熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
本発明は、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two-lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))及びムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
本発明は、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)など、芝草の他の有害生物を防除するのにも使用され得る。
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエ及び舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミ及びノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
このような寄生生物の例は以下のとおりである:
シラミ目(Anoplurida)のうち、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)及びケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
ハジラミ目(Mallophagida)のうち、トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)及びフェリコラ属(Felicola spp.)。
双翅目(Diptera)並びにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)及び短角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)及びヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)及びスペラ属(Supella spp.)。
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))並びにマダニ亜目(Metastigmata)及び中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)及びバロア属(Varroa spp.)。
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))及びカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)及びラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
本発明に係る組成物は、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙及び厚紙、皮革、床仕上げ材及び建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのにも好適である。
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)及びチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫並びにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)及びウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)並びにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)及びイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ並びにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。
本発明に係る化合物は、未変性の形態で殺有害生物剤として使用可能であるが、これらは、一般に、種々の方法でキャリア、溶剤及び表面活性物質などの配合助剤を用いて組成物に配合される。配合物は、例えば、散粉粉末、ゲル、水和剤、水分散性顆粒、水分散性錠剤、発泡性ペレット、乳化性濃縮物、マイクロ乳化性濃縮物、水中油型エマルジョン、油性フロアブル、水性分散体、油性分散体、サスポエマルジョン、カプセル懸濁液、乳化性顆粒、可溶性液体、水溶性濃縮物(キャリアとして水又は水和性の有機溶剤を含む)、含浸ポリマーフィルムの形態又は例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知である他の形態といった種々の物理的形態であり得る。このような配合物は、直接用いられるか又は使用前に希釈され得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量元素、生物学的生体、油又は溶剤により行うことが可能である。
配合物は、例えば、微細固形分、顆粒、溶液、分散体又はエマルジョンの形態で組成物を得るために、有効成分を配合助剤と混合することにより調製可能である。有効成分は、微細固形分、鉱油、植物性油若しくは動物性油、植物性変性油若しくは動物性変性油、有機溶剤、水、表面活性物質又はこれらの組み合わせなどの他の補助剤とも配合可能である。
有効成分は、きわめて微細なマイクロカプセル中にも含まれ得る。マイクロカプセルは、多孔性キャリア中に有効成分を含有する。これにより、有効成分を、制御された量(例えば、緩効性)で環境中に放出させることが可能である。マイクロカプセルは、通常、0.1~500ミクロンの直径を有する。これらは、有効成分をカプセル重量基準で約25~95重量%の量で含有する。有効成分は、一塊の固体の形態、固体若しくは液体分散体中の微細な粒子の形態又は好適な溶液の形態であり得る。封入メンブランは、例えば、天然若しくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレア、ポリウレタン又は化学変性ポリマー及びキサントゲン酸デンプン又は当業者に公知である他のポリマーを含むことが可能である。代わりに、きわめて微細なマイクロカプセルは、基剤の固体マトリックス中に微細粒子の形態で有効成分を含有して形成され得るが、マイクロカプセル自体は、封入されていない。
本発明に係る組成物の調製に好適である配合助剤は、それら自体公知である。液体キャリアとしては、水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2-ブタノン、ブチレンカーボネート、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2-ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p-ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、アビエチン酸ジエチレングリコール、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4-ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2-エチルヘキサノール、エチレンカーボネート、1,1,1-トリクロロエタン、2-ヘプタノン、α-ピネン、d-リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ-ブチロラクトン、グリセロール、グリセロールアセテート、グリセロールジアセテート、グリセロールトリアセテート、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、メシチルオキシド、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m-キシレン、n-ヘキサン、n-オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o-キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、プロピル乳酸塩、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p-キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール及びアミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N-メチル-2-ピロリドンなどの高分子量アルコール等が用いられ得る。
好適な固体キャリアは、例えば、タルク、二酸化チタン、葉ろう石クレイ、シリカ、アタパルジャイトクレイ、キースラガー、石灰岩、炭酸カルシウム、ベントナイト、カルシウムモンモリロナイト、綿殻、コムギ粉、ダイズ粉、軽石、木粉、粉砕したクルミの殻、リグニン及び同様の物質である
多数の表面活性物質は、固体及び液体配合物の両方において、特に使用前にキャリアで希釈可能である配合物で有利に用いられ得る。表面活性物質は、アニオン性、カチオン性、ノニオン性又は高分子であり得、これらは、乳化剤、湿潤剤若しくは懸濁剤として又は他の目的のために用いられ得る。典型的な表面活性物質としては、例えば、ジエタノールアンモニウムラウリルスルフェートなどのアルキルスルフェートの塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルアリールスルホネートの塩;ノニルフェノールエトキシレートなどのアルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどのアルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどのセッケン;ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルナフタレンスルホネートの塩;ジ(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸塩のジアルキルエステル;ソルビトールオレアートなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチル塩化アンモニウムなどの第4級アミン、ポリエチレングリコールステアレートなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマー;並びにモノ-及びジ-アルキルホスフェートエステルの塩;並びに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載のさらなる物質が挙げられる。
有害生物防除配合物において用いられ得るさらなる補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁剤、染料、抗酸化剤、発泡剤、吸光剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤又はpH調整剤及び緩衝剤、腐食抑制剤、芳香剤、湿潤剤、取り込み増強剤、微量元素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤並びに液体及び固体肥料が挙げられる。
本発明に係る組成物は、植物性油又は動物性油、鉱油、このような油のアルキルエステル又はこのような油及び油誘導体の混合物を含む添加剤を含むことが可能である。本発明に係る組成物における油添加剤の量は、一般に、適用される混合物に基づいて0.01~10%である。例えば、油添加剤は、噴霧混合物が調製された後、噴霧タンク中に所望の濃度で添加することが可能である。好ましい油添加剤は、鉱油又は例えばナタネ油、オリーブ油若しくはヒマワリ油といった植物性油、乳化植物油、例えばメチル誘導体といった植物性油のアルキルエステル又は魚油若しくは牛脂などの動物性油を含む。好ましい油添加剤は、C8~C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12~C18脂肪酸のメチル誘導体であり、例えばラウリン酸、パルミチン酸及びオレイン酸のメチルエステル(それぞれラウリン酸メチル、パルミチン酸メチル及びオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体は、the Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。
本発明の組成物は、一般に、0.1~99重量%、特に0.1~95重量%の本発明の化合物と、1~99.9重量%の配合助剤(これは、0~25重量%の表面活性物質を含むことが好ましい)とを含む。商業用の製品は、濃縮物として配合されることが好ましいことがあり得るが、エンドユーザーは、通常、希釈配合物を利用することとなる。
適用量は、幅広い範囲内で様々であり、土壌の性質、適用方法、作物植物、防除される有害生物、主な気象条件並びに適用方法、適用時期及び標的作物によって左右される他の要因に応じる。一般的なガイドラインのとおり、化合物は、1~2000l/ha、特に10~1000l/haの量で適用され得る。
好ましい配合物は、以下の組成(重量%)を有することが可能である。
乳化性濃縮物:
有効成分:1~95%、好ましくは60~90%
表面活性薬剤:1~30%、好ましくは5~20%
液体キャリア:1~80%、好ましくは1~35%
粉剤:
有効成分:0.1~10%、好ましくは0.1~5%
固体キャリア:99.9~90%、好ましくは99.9~99%
懸濁液濃縮物:
有効成分:5~75%、好ましくは10~50%
水:94~24%、好ましくは88~30%
表面活性薬剤:1~40%、好ましくは2~30%
水和剤:
有効成分:0.5~90%、好ましくは1~80%
表面活性薬剤:0.5~20%、好ましくは1~15%
固体キャリア:5~95%、好ましくは15~90%
顆粒:
有効成分:0.1~30%、好ましくは0.1~15%
固体キャリア:99.5~70%、好ましくは97~85%
以下の例は、本発明をさらに例示するが、限定するものではない。
Figure 2023540274000039
複合物を補助剤と十分に混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕して、水で希釈して所望の濃度の懸濁液を得ることが可能である水和剤を得る。
Figure 2023540274000040
複合物を補助剤と十分に混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕して、種子処理に直接用いることが可能である粉末を得る。
Figure 2023540274000041
植物の保護に使用可能である、いずれかの必要とされる希釈度のエマルジョンは、水で希釈することによりこの濃縮物から入手が可能である。
Figure 2023540274000042
直ちに使用可能な粉剤は、複合物をキャリアと混合し、この混合物を好適なミル中において粉砕することにより得られる。このような粉末は、種子の乾燥粉衣にも用いることができる。
Figure 2023540274000043
複合物を補助剤と混合及び粉砕し、この混合物を水で湿らせる。混合物を押し出し、次いで空気流中において乾燥させる。
Figure 2023540274000044
ミキサ中において、微細に粉砕した複合物を、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。粉塵を発生させないコーティングされた顆粒がこれにより得られる。
Figure 2023540274000045
微細に粉砕した複合物を補助剤と完全に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水で希釈することにより、いずれかの所望の希釈度の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いて、生存している植物並びに植物繁殖材料を、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生に対して処理及び保護することが可能である。
Figure 2023540274000046
微細に粉砕した複合物を補助剤と完全に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、水で希釈することにより、いずれかの所望の希釈度の懸濁液を得ることが可能である。このような希釈を用いて、生存している植物並びに植物繁殖材料を、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生に対して処理及び保護することが可能である。
緩効性カプセル懸濁液
28部の複合物を2部の芳香族溶剤及び7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン-ポリフェニルイソシアネート混合物(8:1)と混合する。この混合物を、1.2部のポリビニルアルコール、0.05部の脱泡剤及び51.6部の水の混合物中において、所望の粒径が達成されるまで乳化する。このエマルジョンに5.3部の水中の2.8部の1,6-ジアミノヘキサンの混合物を添加する。混合物を重合反応が完了するまで撹拌する。得られるカプセル懸濁液を、0.25部の増粘剤及び3部の分散剤を添加することにより安定化させる。カプセル懸濁液配合物は、28%の有効成分を含有する。中型カプセルの直径は、8~15ミクロンである。得られる配合物を、この目的に好適である装置中において、水性懸濁液として種子に適用する。
配合タイプとしては、エマルジョン濃縮物(EC)、懸濁液濃縮物(SC)、サスポエマルジョン(SE)、カプセル懸濁液(CS)、水分散性顆粒(WG)、乳化性顆粒(EG)、エマルジョン、油中水型(EO)、エマルジョン、水中油型(EW)、マイクロエマルジョン(ME)、油分散体(OD)、油混和性フロアブル(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)、超低体積懸濁液(SU)、超低体積液体(UL)、工業用濃縮物(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和剤(WP)、可溶性顆粒(SG)又は農業的に許容可能な補助剤と組み合わされるいずれかの技術的に好ましい配合物が挙げられる。
調製例:
「Mp」は融点(℃)を意味する。フリーラジカルはメチル基を表す。1H NMR計測値はBrucker 400MHz分光計で記録し、化学シフトはTMS標準を基準としたppmで示されている。スペクトルは明記のとおり重溶媒中において計測した。以下のLCMS方法のいずれか1つを用いて化合物の特徴付けを行った。各化合物について得た固有のLCMS値は、保持時間(「Rt」、分で記録)、及び、実測の分子イオン(M+H)+、(M-H)-又は(M)+であった。
LCMS方法:
方法1:
スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン又は陰イオン、フルスキャン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:41V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:500℃、コーンガス流:50L/Hr、脱溶剤ガス流:1000L/Hr、質量範囲:110~800Da)、及び、Waters製H-クラスUPLC:クォータナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器を備える、Waters製質量分光計(SQDシングル四重極型質量分光計)で記録した。カラム:Acquity製UPLC HSS T3 C18、1.8μm、30×2.1mm、温度:40℃、DAD波長範囲(nm):200~400、溶剤勾配:A=水+5%アセトニトリル+0.1%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:0分間10%B;0.~0.2分間 10~50%B;0.2~0.7分間 50~100%B;0.7~1.3分間 100%B;1.3~1.4分間 100~10%B;1.4~1.6分間 10%B;流れ(mL/min)0.6。
方法2:
スペクトルを、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン又は陰イオン、MS2 Scan、キャピラリ:4.00kV、フラグメンタ:100V、脱溶媒和温度:350℃、ガス流れ:11L/min、ネブライザガス:45psi、質量範囲:110~1000Da)、及び、Agilent製1200 Series HPLC:クォータナリーポンプ、被加熱カラムコンパートメント及びダイオード-アレイ検出器を備えるAgilent Technologies製質量分光計(6410トリプル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:KINETEX EVO C18、2.6μm、50×4.6mm、温度:40℃、DAD波長範囲(nm):210~400、溶剤勾配:A=水+5%アセトニトリル+0.1%HCOOH、B=アセトニトリル+0.1%HCOOH:勾配:0分間10%B、90%A;0.9~1.8分間 100%B;1.8~2.2分間100~10%B;2.2~2.5分間10%B;流れ(mL/min)1.8。
実施例I-5:5-(ブロモメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸エチル(中間体I-5)の調製
Figure 2023540274000047
ステップA1:5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸(中間体I-1)及び2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イウム5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレート(中間体I-2)の調製
Figure 2023540274000048
テトラヒドロフラン(165mL、330mmol)中の2.0Mブチルリチウム溶液を、-78℃に冷却した2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(35.0g、248mmol)のテトラヒドロフラン(500mL)中の溶液に滴下した。添加が完了した後、反応混合物を-50℃で30分間撹拌し、再度-78℃に冷却し、その後、5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(15.0g、82.6mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を-78℃で30分間撹拌し、その後、-78℃に冷却したテトラヒドロフランのCO2飽和溶液にカニューレを介して添加した。添加が完了したら、反応混合物を室温に温め、塩化アンモニウム飽和水溶液(200mL)を添加することにより失活させた。水性相を酢酸エチル(2×200mL)で抽出し、組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して、2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イウム5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレート(中間体I-2)を得た。2N塩酸水溶液の添加により、水性相をpH3に酸性化し、ジクロロメタン/メタノール(200mL)の90/10混合物で2回抽出した。組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空下で濃縮して、5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸(中間体I-1)を得た。両方の粗材料を、次のステップにおいてさらに精製することなく用いた。LCMS(方法1):Rt=0.67min、m/z=226/228(M+H)+1H NMR(400MHz、DMSO-d6)δ/ppm:8.18(s,1H)、8.98(s,1H)。
ステップA2:エチル5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレート(中間体I-3)の調製
Figure 2023540274000049
エタノール(30mL)中の5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-1)(1.00g、4.43mmol)と濃硫酸(1.00mL)との混合物を、還流で一晩加熱した。室温に冷却した後、反応混合物を濃縮し、残渣を氷水(50mL)で希釈した。水性相を酢酸エチル(2×30mL)で抽出し、組み合わせた有機層を塩水(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空下で濃縮した。粗化合物をコンビフラッシュ(シリカゲル、シクロヘキサン中の10~15%酢酸エチル)により精製して、純粋なエチル5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレートを黄色の液体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.10min、m/z=254/256(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ/ppm:1.45(t,3H),4.49(q,2H),8.04(s,1H),8.82(s,1H).
ステップA3:エチル5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレート(中間体I-4)の調製
Figure 2023540274000050
リン酸三カリウム(4.5g、21.3mmol)及びトリシクロヘキシルホスフィン(0.2g、0.71mmol)を、エチル5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキシレート(上記のとおり調製した中間体I-3)(1.8g、7.1mmol)及びメチル-ボロン酸(1.3g、21.3mmol)のトルエン(50mL)及び水(5.0mL)中の混合物に添加した。混合物を窒素で10分間パージし、その後、酢酸パラジウム(0.08g、0.035mmol)を添加した。10分間パージを継続し、反応混合物を100℃で2時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)で希釈し、セライトでろ過した(酢酸エチルで洗浄)。相を分離し、水性相を酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空下で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の20%酢酸エチル)により精製して、純粋な5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸エチルを薄い黄色の液体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.08分間、m/z=234(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.44(t,3H),2.66(s,3H),4.44(q,2H),8.08(s,1H),8.68(s,1H).
ステップA4:5-(ブロモメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸エチル(中間体I-5)の調製
Figure 2023540274000051
N-ブロモスクシンイミド(1.40g、7.80mmol)及び過酸化ベンゾイル(0.42g、1.70mmol)を、5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-4)(1.30g、5.60mmol)のテトラクロロメタン(45mL)中の溶液に添加した。この反応混合物を70℃で一晩加熱した。室温に冷却した後、反応混合物を氷水(20mL)で希釈し、水性相を酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。組み合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の10~15%酢酸エチル)により精製して、5-(ブロモメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボン酸エチルを得た。LCMS(方法1):Rt=1.12分間、m/z=312/314(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.44(t,3H),4.50(q,2H),4.94(s,2H),7.27(s,1H),8.14(s,1H),8.85(s,1H).
実施例P1:6-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P1)の調製
Figure 2023540274000052
ステップA1:2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-53)の調製
Figure 2023540274000053
2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(18.0g、79.80mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(100mL)中の溶液に、炭酸セシウム(31.20g、95.766mmol)を窒素雰囲気下で添加した。この反応混合物を室温で5分間撹拌し、次いで、ヨードエタン(9.82mL、119.71mmol)を反応塊に添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。この反応塊を氷冷水で希釈し、酢酸エチル(2回)で抽出した。組み合わせた有機層を氷冷水(3×200mL)で、続いて、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルを得た。この材料をそのまま次のステップに用いた。LCMS(方法1):Rt=1.03分間、m/z=254/256(M+H)+
ステップA2:2-メチル-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-54)の調製
Figure 2023540274000054
2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-53)(11.1g、43.8mmol)のトルエン(111mL)中の溶液に水(11mL)を添加し、反応塊を窒素で5分間脱気した。トリシクロヘキシルホスファン(1.23g、4.38mmol)、リン酸三カリウム(27.9g、131mmol)及びメチルボロン酸(8.10g、131mmol)を反応塊に添加し、窒素でさらに10分間パージした。酢酸パラジウム(0.492g、2.19mmol)を反応塊に添加し、パージを5分間継続した。この反応混合物を100℃で8時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を水(100mL)及び酢酸エチル(100mL)で希釈した。相を分離し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の5~10%酢酸エチル)により精製して、2-メチル-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルを得た。LCMS(方法1):Rt=1.04分間、m/z=234(M+H)+
ステップA3:2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-55)の調製
Figure 2023540274000055
2-メチル-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-54)(12.0g、47.3mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(120mL)中の溶液に、N-ブロモスクシンイミド(9.89g、54.4mmol)及び2,2’-アゾビス(イソブチロニトリル)(0.777g、4.73mmol)を添加した。この反応混合物を90℃で5時間撹拌し、次いで、80℃で一晩撹拌した。室温に冷却した後、反応塊を水(60mL)で希釈し、10分間撹拌した。有機層を分離し、水性相を酢酸エチル(150mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~2%酢酸エチル)により精製して、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルを油状の塊として得た。LCMS(方法1):Rt=1.11分間、m/z=312/314(M+H)+
ステップB1:5-シクロプロピルピリジン-2-カルバルデヒド(中間体I-6)の調製
Figure 2023540274000056
5-ブロモピリジン-2-カルバルデヒド(10.0g、53.8mmol)及びシクロプロピルボロン酸(6.93g、80.6mmol)のトルエン(150mL)及び水(30mL)中の混合物に、窒素で15分間パージしながら、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジメトキシビフェニル(4.55g、10.8mmol)及びリン酸三カリウム(34.24g、161.3mmol)を、室温で添加した。酢酸パラジウム(II)(1.21g、5.40mmol)を添加し、反応混合物を窒素でさらに10分間脱気した。この反応混合物を100℃で3時間撹拌した。完了した後、反応塊を室温に冷却し、水(300mL)及び酢酸エチル(250mL)で希釈し、両方の層を分離した。水性層を酢酸エチルで洗浄した(2×200mL)。組み合わせた有機層を塩水(150mL)で洗浄し、セライトベッドでろ過し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した(水浴温度を45℃未満に維持した)。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、純粋な5-シクロプロピルピリジン-2-カルバルデヒドを油状の残渣として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.79-0.84(m,2H)1.10-1.17(m,2H)1.91-2.02(m,1H)7.38(dd,1H)7.82(d,1H)8.53(d,1H)10.00(s,1H).
ステップB2:メチル2-アジド-3-(5-シクロプロピル-2-ピリジル)プロプ-2-エノエート(中間体I-7)の調製
Figure 2023540274000057
5-シクロプロピルピリジン-2-カルバルデヒド(上記のとおり調製した中間体I-6)(1.00g、6.8mmol)及び2-アジド酢酸エチル(0.99g、7.5mmol)のメタノール(5mL)中の-15℃に冷却した溶液に、ナトリウムメトキシド(25質量%)のメタノール(1.8mL、7.7mmol)中の溶液を滴下し、反応混合物を0℃で7時間撹拌した。この反応塊を氷冷水(100mL)、続いて、飽和水性塩化アンモニウム(100mL)で失活させ、混合物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して(乾燥までではなく、水浴温度を30℃未満に維持した)、メチル2-アジド-3-(5-シクロプロピル-2-ピリジル)プロプ-2-エノエートを茶色のガム状の塊として得た。この材料をそのまま次のステップに用いた。LCMS(方法1):Rt=1.01分間、m/z=217[(M+H)+-28]。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.75-0.79(m,2H)1.05-1.10(m,2H)1.88-1.94(m,1H)3.91(s,3H)7.08(s,1H)7.29-7.33(m,1H)8.09(d,1H)8.44(d,1H).
ステップB3:6-シクロプロピルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(中間体I-8)の調製
Figure 2023540274000058
メシチレン(6mL)に、メチル2-アジド-3-(5-シクロプロピル-2-ピリジル)プロプ-2-エノエート(上記のとおり調製した中間体I-7)(0.90g、3.7mmol)のメシチレン(10mL)中の溶液を150℃で滴下した。この反応混合物を160℃で1時間撹拌した。この反応塊を減圧中で濃縮し(水浴温度を45℃未満に維持した)、トルエンと同時蒸発させた。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~10%酢酸エチル)により精製して、純粋な6-シクロプロピルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチルを黄色のガム状の塊として得た。LCMS(方法2):Rt=1.40分間、m/z=217(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.69-0.74(m,2H)0.98-1.04(m,2H)1.90-1.96(m,1H)3.99(s,3H)6.94(dd,1H)7.02(s,1H)7.49(d,1H)8.30(s,1H).
ステップB4:6-シクロプロピル-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(中間体I-9)の調製
Figure 2023540274000059
6-シクロプロピルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-8)(0.68g、3.1mmol)のアセトニトリル(7mL)中の溶液に、1-ヨードピロリジン-2,5-ジオン(1.06g、4.7mmol)を室温で数回に分けて添加した。この反応混合物を60℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、水(100mL)で希釈し、混合物を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、純粋な6-シクロプロピル-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチルを得た。LCMS(方法2):Rt=1.51分間、m/z=343(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.63-0.69(m,2H)0.94-1.00(m,2H)1.83-1.92(m,1H)3.95(s,3H)6.96(dd,1H)7.41(d,1H)8.20(s,1H).
ステップB5:6-シクロプロピル-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(中間体I-10)の調製
Figure 2023540274000060
6-シクロプロピル-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-9)(0.64g、1.9mmol)の無水1,4-ジオキサン(8mL)中の溶液に、窒素で5分間パージしながら、N-エチル-N-イソプロピル-プロパン-2-アミン(0.8mL、4.8mmol)及び(5-ジフェニルホスファニル-9,9-ジメチル-キサンテン-4-イル)-ジフェニル-ホスファン(0.05g、0.1mmol)を室温で添加した。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.07g、0.1mmol)を添加し、窒素でさらに5分間脱気し、次いで、ソジオチオエタン(0.23g、2.2mmol)を窒素雰囲気下で添加し、反応混合物を105℃で2.5時間撹拌した。この反応塊を酢酸エチル(100mL)で希釈し、セライトベッドでろ過し、酢酸エチル(100mL)で洗浄した。ろ液を水(100mL)、続いて、塩水(100mL)で洗浄し、有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(100mL)で抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~20%酢酸エチル)により精製して、純粋な6-シクロプロピル-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチルをガム状の塊として得た。LCMS(方法2):Rt=1.54分間、m/z=277(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.70-0.76(m,2H)1.00-1.06(m,2H)1.15(t,3H)1.90-1.98(m,1H)2.85(q,2H)4.02(s,3H)7.03(dd,1H)7.69(d,1H)8.27(s,1H).
ステップB6:6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(中間体I-11)の調製
Figure 2023540274000061
6-シクロプロピル-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-10)(0.04g、0.1mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(2mL)中の0℃に冷却した溶液に、3-クロロベンゼンカルボぺルオキソ酸(0.07g、0.3mmol、70質量%)を添加した。この反応混合物を0~10℃で1.5時間撹拌した。この反応塊を水(50mL)で希釈し、2N水酸化ナトリウム水溶液で塩基性化した。水性相を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮して、6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチルをガム状の塊として得た。この材料をそのまま次のステップに用いた。LCMS(方法1):Rt=0.94分間、m/z=309(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.74-0.79(m,2H)1.06-1.12(m,2H)1.31(t,3H)1.94-2.01(m,1H)3.62(q,2H)4.04(s,3H)7.24(dd,1H)8.21(d,1H)8.33(s,1H).
ステップ7:6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(中間体I-12)の調製
Figure 2023540274000062
6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-11)(0.20g、0.6mmol)のテトラヒドロフラン(4mL)中の溶液に、水酸化リチウム一水和物(0.02g、1.0mmol)の水(1mL)中の溶液を添加した。この反応混合物を室温で1.5時間撹拌し、次いで、減圧中で濃縮した。水を残渣に添加し、混合物を水性2N塩酸で酸性化した。水性層を酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸をガム状の塊として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=0.43分間、m/z=295(M+H)+
ステップB7:tert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメート(中間体I-13)及び6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(中間体I-14)の調製
Figure 2023540274000063
6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-12)(0.20g、0.7mmol)のtert-ブタノール(2mL)中の溶液に、トリエチルアミン(0.15mL、1.1mmol)を室温で添加した。この反応塊を90℃で加熱し、ジフェニルリン酸アジド(0.25mL、1.1mmol)を5分間の時間をかけて滴下した。この反応混合物を90℃で30分間撹拌した。この反応塊を室温に冷却し、氷冷水で失活させ、混合物を酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~50%酢酸エチル)により精製して、純粋なtert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメート及び6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミンを得た。tert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメート(中間体I-13)のLCMS(方法2):Rt1.52分間、m/z=310[(M+H)+-56]。6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(中間体I-14)のLCMS(方法2):Rt=1.15分間、m/z=266(M+H)+
ステップB8:tert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメート(中間体I-13)の調製
Figure 2023540274000064
6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(上記のとおり調製した中間体I-14)(0.11g、0.41mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の0℃に冷却した溶液に、水素化ナトリウム(0.04g、0.9mmol)を添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌した。tert-ブトキシカルボニルtert-ブチルカーボネート(0.11g、0.5mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を0℃で添加した。この反応塊を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を氷水、続いて、飽和水性塩化アンモニウムで失活させ、混合物を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(100mL)及び塩水(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、tert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメートを固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.50分間、m/z=310[(M+H)+-56]。
ステップC1:2-[[tert-ブトキシカルボニル-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-15)の調製
Figure 2023540274000065
tert-ブチルN-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-13)(0.16g、0.4mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液に、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-55)(0.32g、0.6mmol)及び炭酸セシウム(0.21g、0.7mmol)を室温で添加した。この反応混合物を50℃で2.5時間撹拌し、次いで、氷冷水で失活させ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、純粋な2-[[tert-ブトキシカルボニル-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルをガム状の塊として得た。LCMS(方法1):Rt=1.25分間、m/z=598(M+H)+
ステップC2:2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-16)の調製
Figure 2023540274000066
2-[[tert-ブトキシカルボニル-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-15)(0.13g、0.2mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(2mL)中の0℃に冷却した溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(0.26mL、3.4mmol)を添加した。この反応混合物を室温で9時間撹拌した。この反応塊を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、純粋な2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルをオフホワイトの固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.22分間、m/z=495(M-H)-
ステップC3:2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(中間体I-17)の調製
Figure 2023540274000067
2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-16)(0.07g、0.1mmol)のメタノール(0.7mL)中の溶液に、水酸化バリウム八水和物(0.11g、0.4mmol)の水(0.4mL)中の溶液を、0~10℃で添加した。この反応混合物を室温で6時間撹拌し、次いで、減圧中で濃縮した。水を残渣に添加し、混合物を水性2N塩酸で酸性化した。水性層を酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸を得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.09分間、m/z=469(M+H)+
ステップC4:6-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P1)の調製
Figure 2023540274000068
2-[[(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-17)(0.05g、0.1mmol)のピリジン(0.2mL)中の0℃に冷却した溶液に、オキシ塩化リン(0.03g、0.2mmol)を滴下した。この反応混合物を0~10℃で20分間撹拌した。完了した後、混合物を氷水(80mL)で失活させ、酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(25mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、純粋な6-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P1)を固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.11分間、m/z=451(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:0.78(br d,2H)1.07-1.13(m,2H)1.40(t,3H)1.96-2.04(m,1H)3.55(q,2H)5.14(s,2H)7.29(d,1H)7.98(d,1H)8.28(s,1H)8.47(s,1H)9.11(s,1H).
実施例P2:2-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-6-(トリフルオロメトキシ)イソインドリン-1-オン(化合物P2)の調製
Figure 2023540274000069
ステップA1:2-アミノ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-18)の調製
Figure 2023540274000070
2-アミノ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸(5.0g、23mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(50mL)中の溶液に、炭酸カリウム(6.3g、45mmol)及びヨードメタン(1.4mL、23mmol)を室温で添加した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応塊を水(300mL)で失活させ、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~10%酢酸エチル)により精製して、2-アミノ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルを得た。LCMS(方法2):Rt=1.46分間、m/z=236(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:3.89(s,3H),5.80(br s,2H),6.66(d,1H),7.15(ddt,1H),7.73(d,1H).
ステップA2:2-ブロモ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-19)の調製
Figure 2023540274000071
2-アミノ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-18)(7.3g、31mmol)の臭化水素酸(水中に48%、73mL)中の0℃に冷却した溶液に、亜硝酸ナトリウム(4.3g、62mmol)の水(22mL)中の溶液を滴下した。この反応混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、臭化銅(I)(8.0g、56mmol)を添加した。この反応混合物を0℃でさらに30分間撹拌し、次いで、室温で5時間撹拌した。この反応混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~8%酢酸エチル)により精製して、2-ブロモ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:3.96(s,3H),7.22(m,1H),7.66-7.73(m,2H).
ステップA3:2-メチル-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-20)の調製
Figure 2023540274000072
フラスコに、2-ブロモ-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-19)(5.3g、18mmol)、メチルボロン酸(3.3g、53mmol)、リン酸三カリウム(11g、53mmol)、トリシクロヘキシルホスファン(0.50g、1.8mmol)、続いて、トルエン(64mL)及び水(11mL)を仕込んだ。フラスコを窒素で10分間パージし、その後、酢酸パラジウム(II)(0.20g、0.89mmol)を添加し、パージをさらに10分間継続した。この反応混合物を100℃まで加熱し、3時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で失活させ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、100%シクロヘキサン)により精製して、2-メチル-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm: 2.61(s,3H),3.92(s,3H),7.29(m,2H),7.78(s,1H).
ステップA4:2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-21)の調製
Figure 2023540274000073
2-メチル-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-20)(1.9g、8.1mmol)のテトラクロロメタン(65mL)中の溶液に、N-ブロモスクシンイミド(2.0g、11mmol)及び過酸化ベンゾイル(0.70g、2.0mmol)を室温で添加した。この反応混合物を70℃まで加熱し、3時間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物を氷冷水(100mL)で希釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の5~10%酢酸エチル)により精製して、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルを得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:3.97(s,3H),4.95(s,2H),7.50-7.56(m,1H),7.83(d,1H),8.07-8.12(m,1H).
ステップB1:4-(トリフルオロメチル)ピリジン-1-イウム-1-アミン;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(中間体I-22)の調製
Figure 2023540274000074
エチルN-(メシチルスルホニル)オキシアセトイミデート(5.00g、17.5mmol)の1,4-ジオキサン(20mL)中の0℃に冷却した溶液に、過塩素酸(15.1mL、175.2mmol)を滴下した。この反応混合物を0℃で15分間撹拌した。氷冷水(100mL)を反応塊に添加し、トリフルオロメチルベンゼン(3×40mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、アミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(I-22a)のトリフルオロメチルベンゼン(120mL)中の新たに調製した溶液を、4-(トリフルオロメチル)ピリジン(3.00g、21mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(10mL)中の溶液に、室温で滴下した。この反応混合物を室温で24時間撹拌した。白色の固体が析出し、ろ過し、得られた固体をメチルtert-ブチルエーテル(2×100mL)で洗浄し、減圧中で乾燥させて、4-(トリフルオロメチル)ピリジン-1-イウム-1-アミン;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネートを白色の固体として得た。この材料をそのまま、次のステップにおいて直ぐに用いた。LCMS(方法2):Rt=0.29分間、m/z=163(M)+
ステップB2:5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2,3-ジカルボン酸ジメチル(中間体I-23)の調製
Figure 2023540274000075
4-(トリフルオロメチル)ピリジン-1-イウム-1-アミン;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(上記のとおり調製した中間体I-22)(20.00g、55.19mmol)のテトラヒドロフラン(400mL)中の溶液に、ジメチルブチ-2-ンジオエート(11.76g、82.78mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液を-10℃で添加した。1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(16.83mL、110.4mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)中の溶液を、この反応塊に30分間の時間をかけて、-10℃で滴下した。この反応塊を室温で16時間撹拌し、次いで、減圧中で濃縮した。酢酸エチル(300ml)を残渣に添加し、混合物を水(2×400mL)、続いて、塩水(400mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の5%酢酸エチル)により精製して、5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2,3-ジカルボン酸ジメチルを白色の固体として得た。LCMS(方法2):Rt=1.43分間、m/z=303(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:3.97(s,3H)4.05(s,3H)7.22(dd,1H)8.50(s,1H)8.64(d,1H).
ステップB3:5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(中間体I-24)の調製
Figure 2023540274000076
5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2,3-ジカルボン酸ジメチル(上記のとおり調製した中間体I-23)(13.00g、43.0mmol)の1,4-ジオキサン(52mL)中の溶液に、50%水性硫酸(120mL、860.33mmol)を室温で添加した。この反応混合物を110℃で20時間加熱した。この反応混合物を氷冷水(100mL)で失活させ、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸を白色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.25分間、m/z=231(M+H)+1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm:7.31-7.32(m,2H)8.32-8.38(m,1H)8.97(d,1H).
ステップB4:5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(中間体I-25)の調製
Figure 2023540274000077
5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-24)(8.00g、34.7mmol)のジメチルスルホキシド(40mL)中の溶液に、炭酸カリウム(9.60g、69.5mmol)を室温で添加した。ヨードエタン(5.59mL、69.5mmol)を反応塊に室温で滴下した。この反応混合物を室温で、窒素雰囲気下に12時間撹拌した。この反応塊を氷水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(2×300mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチルを白色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.46分間、m/z=259(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.46(t,3H)4.50(q,2H)7.06(dd,1H)7.28(s,1H)7.95(s,1H)8.51-8.71(m,1H).
ステップB5:3-ヨード-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(中間体I-26)の調製
Figure 2023540274000078
5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-25)(7.50g、29.0mmol)のアセトニトリル(75mL)中の溶液に、1-ヨードピロリジン-2,5-ジオン(9.8g、43.5mmol)を室温で数回に分けて添加した。この反応混合物を60℃で18時間撹拌した。この反応混合物を室温に冷却し、水(200mL)で希釈し、混合物を酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和水性チオ硫酸ナトリウム(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗化合物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の20%酢酸エチル)により精製して、純粋な3-ヨード-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチルを白色の固体として得た。LCMS(方法2):Rt=1.58分間、m/z=385(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.50(t,3H)4.54(q,2H)7.12(dd,1H)7.92-7.95(m,1H)8.63(d,1H)
ステップB6:3-エチルスルファニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(中間体I-27)の調製
Figure 2023540274000079
3-ヨード-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-26)(7.00g、18.22mmol)の無水1,4-ジオキサン(140mL)中の溶液に、エタンチオール(3.4mL、45.56mmol)、N-エチル-N-イソプロピル-プロパン-2-アミン(6.14g、47.38mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(1.20g、1.27mmol)及び(5-ジフェニルホスファニル-9,9-ジメチル-キサンテン-4-イル)-ジフェニル-ホスファン(0.84g、1.45mmol)を室温で添加した。この反応混合物を、窒素雰囲気下に110℃で1時間撹拌した。完了した後、反応塊を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、3-エチルスルファニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチルを固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.60分間、m/z=319(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.11(t,3H)1.41(t,3H)2.85(q,2H)4.47(q,2H)7.03(dd,1H)8.01-8.13(m,1H)8.53(d,1H).
ステップB7:3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(中間体I-28)の調製
Figure 2023540274000080
3-エチルスルファニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-27)(6.00g、18.85mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(120mL)中の溶液に、3-クロロベンゼンカルボぺルオキソ酸(10.22g、41.47mmol、70質量%)を、室温で、窒素雰囲気下に添加した。この反応塊を室温で12時間撹拌した。この反応混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(3×200mL)、続いて、塩水(200mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮して、3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチルを白色の固体として得た。この材料をそのまま次のステップに用いた。LCMS(方法2):Rt=1.43分間、m/z=351(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.37(t,3H)1.49(t,3H)3.68(q,2H)4.56(q,2H)7.30(dd,1H)8.52-8.77(m,2H)
ステップB8:3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(中間体I-29)の調製
Figure 2023540274000081
3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-28)(6.50g、18.56mmol)のテトラヒドロフラン(130mL)中の溶液に、水酸化リチウム一水和物(1.16g、27.83mmol)の水(32mL)中の溶液を、室温で添加した。この反応塊を室温で4時間撹拌し、次いで、減圧中で濃縮した。水(500mL)を残渣に添加し、酢酸エチル(100mL)で洗浄した。水性層を水性2N塩酸で酸性化した。白色の固体が析出し、固体をろ過し、減圧中で乾燥させて、3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸を白色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.23分間、m/z=323(M+H)+1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm:1.19(t,3H)3.62(q,2H)7.62(dd,1H)8.29-8.48(m,1H)9.20(d,1H).
ステップB9:3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(中間体I-30)の調製
Figure 2023540274000082
3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-29)(1.00g、3.1mmol)のtert-ブタノール(10mL)中の溶液に、トリエチルアミン(0.70mL、4.96mmol)を室温で添加した。この反応塊を90℃で加熱し、ジフェニルリン酸アジド(1.12mL、4.96mmol)を10分間の時間をかけて滴下した。この反応混合物を90℃で1時間撹拌した。この反応塊を室温に冷却した。この反応塊を氷冷水(200mL)で失活させ、酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の30%酢酸エチル)により精製して、3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミンを白色の固体として得た。LCMS(方法2):Rt=1.24分間、m/z=294(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.36(t,3H)3.21(q,2H)5.05(br s,2H)7.03(dd,1H)7.89-8.06(m,1H)8.36(d,1H).
ステップB10:tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-31)の調製
Figure 2023540274000083
3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(上記のとおり調製した中間体I-30)(0.33g、1.12mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の0℃に冷却した溶液に、水素化ナトリウム(0.10g、2.58mmol)を、窒素雰囲気下で数回に分けて添加した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌した。tert-ブトキシカルボニルtert-ブチルカーボネート(0.29g、1.35mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の溶液を、この反応塊に0℃で滴下した。この反応混合物を、室温で、窒素雰囲気下に12時間撹拌した。この反応塊を氷水(20mL)、続いて、飽和塩化アンモニウム溶液(20mL)で失活させ、混合物を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(100mL)及び塩水(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の20%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートを白色の固体として得た。LCMS(方法2):Rt=1.52分間、m/z=392(M-H)-1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.35(t,3H)1.57(s,9H)3.24(q,2H)7.15(dd,1H)8.01-8.20(m,1H)8.29(s,1H)8.69(d,1H).
ステップC1:2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-32)の調製
Figure 2023540274000084
tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-31)(0.25g、0.63mmol)のアセトニトリル(5mL)中の撹拌溶液に、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-21)(0.25g、0.82mmol)及び炭酸セシウム(0.31g、0.95mmol)を室温で添加した。この反応塊を、50℃で2.5時間、窒素雰囲気下で撹拌し、次いで、氷冷水(100mL)で失活させ、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルをガム状の塊として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.28分間、m/z=526[(M+H)+-100]。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.36-146(m,11H)3.33-3.66(m,2H)3.90(s,3H)5.40(s,2H)7.14(dd,1H)7.41(dd,1H)7.80(s,1H)8.01(d,1H)8.32(s,1H)8.47(d,1H).
ステップC2:2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(中間体I-33)の調製
Figure 2023540274000085
2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-32)(0.40g、0.63mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(4mL)中の0℃に冷却した溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(0.51mL、6.39mmol)を滴下した。反応塊を室温で16時間撹拌した。この反応塊を減圧中で濃縮し、水(30mL)で希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチルを白色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.66分間、m/z=526(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm: 1.30(t,3H)3.10-3.25(m,2H)3.98(s,3H)4.87(d,2H)6.44(t,1H)6.97(dd,1H)7.30-7.36(m,1H)7.64(d,1H)7.80-7.85(m,1H)7.90-7.96(m,1H)8.35(d,1H).
ステップC3:2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸(中間体I-34)の調製
Figure 2023540274000086
2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸メチル(上記のとおり調製した中間体I-33)(0.350g、0.66mmol)のメタノール(3.5mL)中の溶液に、水酸化バリウム八水和物(0.52g、1.66mmol)の水(1.75mL)中の溶液を0~10℃で添加した。この反応混合物を40℃で8時間撹拌し、次いで、減圧中で濃縮した。水(20mL)を残渣に添加し、混合物を水性2N塩酸で酸性化した。水性層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸を固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法2):Rt=1.57分間、m/z=512(M+H)+
ステップC4:2-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-6-(トリフルオロメトキシ)イソインドリン-1-オン(化合物P2)の調製
Figure 2023540274000087
2-[[[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメトキシ)安息香酸(上記のとおり調製した中間体I-34)(0.40g、0.782mmol)のピリジン(2mL)中の0℃に冷却した溶液に、オキシ塩化リン(0.14mL、1.56mmol)を窒素雰囲気下で滴下した。この反応混合物を0~10℃で20分間撹拌した。この反応塊を氷冷水(80mL)で失活させ、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、純粋な2-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-6-(トリフルオロメトキシ)イソインドリン-1-オン(P2)を白色の固体として得た。LCMS(方法2):Rt=1.57分間、m/z=494(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm:1.45(t,3H)3.68(q,2H)5.06(s,2H)7.24-7.27(m,1H)7.66-7.76(m,2H)7.82(s,1H)8.43(s,1H)8.61(d,1H).
実施例I-63:tert-ブチルN-アセチル-N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-63)の調製
Figure 2023540274000088
ステップ-1:1-(6-クロロ-3-ピリジル)シクロプロパンカルボニトリル(中間体I-56)の調製
Figure 2023540274000089
2-(6-クロロ-3-ピリジル)アセトニトリル(CAS39891-09-3)(8.0g、52.43mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中の0℃に冷却した溶液に、水素化ナトリウム(5.24g、131.08mmol)を、数回に分けて、窒素雰囲気下で添加し、反応塊を0℃で10分間撹拌した。次いで、この反応塊に、1,2-ジブロモエタン(10.9mL、125.84mmol)を20分間の時間をかけて滴下し、反応塊を室温で1時間撹拌した。この反応混合物を氷冷水で失活させ、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。得られた残渣をn-ペンタンで倍散し、減圧中で乾燥させて、1-(6-クロロ-3-ピリジル)シクロプロパンカルボニトリルを濃い茶色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=0.95分間、m/z=179/181(M+H)+
ステップ-2:tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジル]アセテート(中間体I-57)の調製
Figure 2023540274000090
1-(6-クロロ-3-ピリジル)シクロプロパンカルボニトリル(上記のとおり調製した中間体I-56)(16.0g、89.576mmol)のトルエン(100mL)中の溶液に、tert-ブチル2-シアノアセテート(14.340g98.533mmol)を添加し、続いて、カリウムtert-ブトキシド(16.929g、143.32mmol)を室温で窒素雰囲気下に添加し、反応塊を窒素で5分間脱気した。これに次いで、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(4.43g、5.3745mmol)を室温で添加し、反応混合物を80℃で17時間撹拌した。この反応塊を氷冷水で失活させ、1N塩酸溶液で中和し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水、続いて、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジル]アセテートを黄色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.04分間、m/z=282(M-H)-
ステップ-3:1-[6-(シアノメチル)-3-ピリジル]シクロプロパンカルボニトリル(中間体I-58)の調製
Figure 2023540274000091
tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(1-シアノシクロプロピル)-2-ピリジル]アセテート(上記のとおり調製した中間体I-57)(9.8g、35mmol)のアセトニトリル(98mL)中の溶液に、4-メチルベンゼンスルホン酸(3.0g、17mmol)を室温で添加し、反応塊を87℃で5時間撹拌した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、水(200mL)で失活させ、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~80%酢酸エチル)により精製して、1-[6-(シアノメチル)-3-ピリジル]シクロプロパンカルボニトリルを茶色のガム状の塊として得た。LCMS(方法1):Rt=0.92分間、m/z=184(M+H)+
ステップ-4:1-[1-アミノ-6-(シアノメチル)ピリジン-1-イウム-3-イル]シクロプロパンカルボニトリル;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(中間体I-59)及びアミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(中間体I-22a)の調製
Figure 2023540274000092
エチルN-(メシチルスルホニル)オキシアセトイミデート(5.0g、17.52mmol)の1,4-ジオキサン(15mL)中の溶液に、過塩素酸(2.14mL、21.34mmol)を0℃で添加し、30分間撹拌した。氷冷水を反応塊に添加し、ジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、アミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(I-22a)のジクロロメタン(50mL)中の新たに調製した溶液を、1-[6-(シアノメチル)-3-ピリジル]シクロプロパンカルボニトリル(上記のとおり調製した中間体I-58)(2.1380g、11.66951mmol)に室温で滴下した。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。完了した後、反応塊を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=0.83分間、m/z=199(M)+
ステップ-5:1-(2-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)シクロプロパンカルボニトリル(中間体I-60)の調製
Figure 2023540274000093
1-[1-アミノ-6-(シアノメチル)ピリジン-1-イウム-3-イル]シクロプロパンカルボニトリル;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(上記のとおり調製した中間体I-59)(6.98g、17.5mmol)のジクロロメタン(50mL)中の新たに調製した溶液に、メタノール(34.9mL)及び炭酸カリウム(4.84g、35.0mmol)を室温で添加した。この反応塊を室温で12時間撹拌した。完了した後、反応塊を減圧中で半分の体積に濃縮した(rota vapour水浴の温度は40℃未満に維持した)。この反応塊を氷冷水(200mL)及び酢酸エチル(100mL)で失活させ、両方の層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×80mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~100%酢酸エチル)により精製して、1-(2-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)シクロプロパンカルボニトリルを茶色の油状の塊として得た。LCMS(方法1):Rt=0.87分間、m/z=199(M+H)+
ステップ-6:N-[6-(1-シアノシクロプロピル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(中間体I-61)の調製
Figure 2023540274000094
1-(2-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)シクロプロパンカルボニトリル(上記のとおり調製した中間体I-60)(1.172g、5.91mmol)のピリジン(15mL)中の0℃に冷却した溶液に、塩化アセチル(0.643mL、8.86mmol)を窒素雰囲気下で滴下した。この反応混合物を0~10℃で1時間撹拌した。完了した後、反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈し、両方の層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~100%酢酸エチル)により精製して、N-[6-(1-シアノシクロプロピル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミドを茶色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=0.92分間、m/z=241(M+H)+
ステップ-7:N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(中間体I-62)の調製
Figure 2023540274000095
N-[6-(1-シアノシクロプロピル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(上記のとおり調製した中間体I-61)(0.995g、4.14mmol)のアセトニトリル(9.95mL)中の溶液に、1-ヨードピロリジン-2,5-ジオン(1.12g、4.97mmol)を数回に分けて添加し、反応塊を室温で2.5時間撹拌した。完了した後、反応塊を水で希釈し、酢酸エチル(2回)で抽出した。組み合わせた有機層をチオ硫酸ナトリウム溶液、続いて、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミドを固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=0.99分間、m/z=367(M+H)+
ステップ-8:tert-ブチルN-アセチル-N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-63)の調製
Figure 2023540274000096
N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(上記のとおり調製した中間体I-62)(1.48g、4.04mmol)のアセトニトリル(15mL)中の溶液に、N,N-ジメチルピリジン-4-アミン(0.050g、0.404mmol)、続いて、ジ-tert-ブチルジカルボネート(1.09g、4.85mmol)を、0~10℃で添加した。この反応塊を室温で2時間撹拌した。完了した後、反応塊を減圧中で濃縮し、次いで、反応塊を氷冷水で失活させ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチルN-アセチル-N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートを白色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.19分間、m/z=367[(M+H)-100]+
実施例P4:1-[3-エチルスルホニル-2-[5-オキソ-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-6-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物P4)の調製
Figure 2023540274000097
ステップA1:tert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-44)の調製
Figure 2023540274000098
上記のとおり調製したtert-ブチルN-アセチル-N-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-ヨード-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート中間体I-63(1.43g、3.07mmol)の乾燥1,4-ジオキサン(20mL)中の溶液に、N-エチル-N-イソプロピル-プロパン-2-アミン(1.36mL、7.97mmol)及び(5-ジフェニルホスファニル-9,9-ジメチル-キサンテン-4-イル)-ジフェニル-ホスファン(0.142g、0.245mmol)を添加し、次いで、混合物を窒素で5分間脱気した。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.197g、0.215mmol)を添加し、溶液を窒素で5分間脱気した。ソジオチオエタン(0.532g、6.13mmol)を添加し、溶液を窒素でさらに5分間脱気した。次いで、反応混合物を110℃で5時間撹拌し、次いで、80℃で1時間、窒素雰囲気下で撹拌した。この反応を酢酸エチルで希釈し、セライトパッドでろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液を塩水で洗浄した。次いで、水性層を酢酸エチルで洗浄し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗材料をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~20%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートを得た。LCMS(方法1):Rt=1.15分間、m/z=359(M+H)+
ステップA2:tert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-43)の調製
Figure 2023540274000099
tert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルファニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-44)(1.29g、3.60mmol)のアセトニトリル(20mL)中の溶液に、3-クロロベンゼンカルボぺルオキソ酸(70質量%、1.95g、7.92mmol)を0℃で添加した。この反応塊を0℃で1.5時間撹拌した。次いで、溶剤を25℃未満で留去し、残渣を2N水酸化ナトリウム水溶液及び水(60mL)で失活させた。酢酸エチル(40mL)を添加し、有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×50mL)で2回抽出した。組み合わせた有機層を塩水(60mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~20%酢酸エチル)により精製して、純粋なtert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートをオフホワイトの固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.15分間、m/z=391(M+H)+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.17(t,J=7.34Hz,3H)1.46(s,9H)1.62-1.67(m,2H)1.73-1.78(m,2H)3.43(q,J=7.25Hz,2H)7.69(dd,J=9.29,1.59Hz,1H)7.86(d,J=9.29Hz,1H)8.85(s,1H)9.30(s,1H).
ステップB1:2-[[tert-ブトキシカルボニル-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-45)の調製
Figure 2023540274000100
tert-ブチルN-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-43)(0.73g、1.87mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液に、炭酸セシウム(0.79g、2.43mmol)、続いて、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-55)(0.95g、2.43mmol)を添加した。この反応塊を50℃で2.5時間撹拌し、次いで、氷冷水で失活させ、生成物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[tert-ブトキシカルボニル-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルをガム状の塊として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.23分間、m/z=623(M+H)+
ステップB2:2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-46)の調製
Figure 2023540274000101
2-[[tert-ブトキシカルボニル-[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-45)(1.64g、2.64mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(10mL)中の0℃に冷却した溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(3.19mL、39.6mmol)を滴下した。この反応塊を室温で12時間撹拌した。混合物を減圧中で濃縮し、水(50mL)で希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液(30mL)で中和した。水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗材料をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルを白色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.26分間、m/z=522(M+H)+1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.17(t,J=7.25Hz,3H)1.38(t,J=7.13Hz,3H)1.57-1.61(m,2H)1.67-1.72(m,2H)3.25(q,J=7.25Hz,2H)4.41(q,J=7.13Hz,2H)5.04(d,J=5.38Hz,2H)6.84(t,J=5.50Hz,1H)7.56-7.63(m,2H)8.53(d,J=1.88Hz,1H)8.65-8.67(m,1H)9.16(d,J=1.38Hz,1H).
ステップB3:2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(中間体I-47)の調製
Figure 2023540274000102
2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-46)(0.754g、1.45mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、水(3.5mL)中の水酸化リチウム一水和物(0.255g、5.78mmol)を室温で添加した。この反応塊を室温で一晩撹拌した。追加の水酸化リチウム一水和物(0.064g、1.45mmol)を添加し、反応を完了するまでさらに撹拌した。この反応塊を減圧中で濃縮し、水性1N塩酸で酸性化し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(50mL)、次いで、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、粗生成物である2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸をオフホワイトの固体として得た。粗生成物を次のステップにそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.10分間、m/z=494(M+H)+
ステップB4:1-[3-エチルスルホニル-2-[5-オキソ-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-6-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物P4)の調製
Figure 2023540274000103
2-[[[6-(1-シアノシクロプロピル)-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-47)(0.70g、1.43mmol)のピリジン(3.52mL)中の0℃に冷却した溶液に、オキシ塩化リン(0.268mL、2.85mmol)を窒素雰囲気下で滴下した。この反応混合物を0~10℃で30分間撹拌し、次いで、氷冷水(60mL)で失活させ、生成物を酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、純粋な1-[3-エチルスルホニル-2-[5-オキソ-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-6-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル]シクロプロパンカルボニトリルを白色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.14分間、m/z=476(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 1.42(t,J=7.40Hz,3H)1.49-1.53(m,2H)1.86-1.91(m,2H)3.60(q,J=7.38Hz,2H)5.16(s,2H)7.41(dd,J=9.41,1.71Hz,1H)8.11(d,J=8.80Hz,1H)8.48(d,J=1.59Hz,1H)8.56-8.59(m,1H)9.11-9.14(m,1H).
実施例I-70:tert-ブチルN-アセチル-N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-70)の調製
Figure 2023540274000104
ステップ-1:tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセテート(中間体I-64)の調製
Figure 2023540274000105
2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン(CAS52334-81-3)(16.0g、88.1mmol)のジメチルスルホキシド(80mL)中の溶液に、炭酸カリウム(18.3g、132mmol)、続いて、tert-ブチル2-シアノアセテート(14.9g、106mmol)を室温で添加し、反応塊を100℃で5時間撹拌した。この反応塊を氷冷水で失活させ、10分間撹拌した。固体が析出し、ろ過し、減圧中で乾燥させた。得られた固体をn-ペンタンで洗浄し、減圧中で乾燥させて、tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセテートを黄色の固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.13分間、m/z=285(M-H)-
ステップ-2:2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセトニトリル(中間体I-65)の調製
Figure 2023540274000106
tert-ブチル2-シアノ-2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセテート(上記のとおり調製した中間体I-64)(17.95g、62.72mmol)のアセトニトリル(179mL)中の溶液に、4-メチルベンゼンスルホン酸(5.45g、31.36mmol)を室温で添加し、反応塊を87℃で1時間撹拌した。この反応混合物を減圧中で濃縮し、水(200mL)で失活させ、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の20%酢酸エチル)により精製して、2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセトニトリルを薄い黄色の油として得た。LCMS(方法1):Rt=1.00分間、m/z=187(M+H)+
ステップ-3:2-[1-アミノ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-1-イウム-2-イル]アセトニトリル;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(中間体I-66)及びアミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(中間体I-22a)の調製
Figure 2023540274000107
エチルN-(メシチルスルホニル)オキシアセトイミデート(5.0g、17.52mmol)の1,4-ジオキサン(15mL)中の溶液に、過塩素酸(2.14mL、21.34mmol)を0℃で添加し、30分間撹拌した。氷冷水を反応塊に添加し、ジクロロメタン(2×25mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、アミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(I-22a)のジクロロメタン(50mL)中の新たに調製した溶液を、2-[5-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]アセトニトリル(上記のとおり調製した中間体I-65)(2.17g、11.66951mmol)に、室温で滴下した。この反応混合物を室温で16時間撹拌した。完了した後、反応塊を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=0.96分間、m/z=202(M)+
ステップ-4:6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(中間体I-67)の調製
Figure 2023540274000108
2-[1-アミノ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-1-イウム-2-イル]アセトニトリル;2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(上記のとおり調製した中間体I-66)(7.0g、17.44mmol)のジクロロメタン(50mL)中の新たに調製した溶液に、メタノール(35mL)及び炭酸カリウム(4.82g、34.88mmol)を室温で添加した。この反応塊を室温で4時間撹拌した。この反応塊を氷冷水(200mL)で失活させ、両方の層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×80mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~100%酢酸エチル)により精製して、6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミンを茶色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=0.98分間、m/z=202(M+H)+
ステップ-5:N-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(中間体I-68)の調製
Figure 2023540274000109
6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-アミン(上記のとおり調製した中間体I-67)(2.580g、12.83mmol)のピリジン(25mL)中の0℃に冷却した溶液に、塩化アセチル(1.86mL、25.65mmol)を、窒素雰囲気下で滴下した。この反応混合物を0~10℃で1時間撹拌した。完了した後、反応混合物を酢酸エチル及び水で希釈し、両方の層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、N-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミドを得た。LCMS(方法1):Rt=0.99分間、m/z=244(M+H)+
ステップ-6:N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(中間体I-69)の調製
Figure 2023540274000110
N-[6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(上記のとおり調製した中間体I-68)(2.633g、10.83mmol)のアセトニトリル(26.3mL)中の溶液に、1-ヨードピロリジン-2,5-ジオン(2.92g、12.99mmol)を数回に分けて添加し、反応塊を室温で1.5時間撹拌した。完了した後、反応塊を水で希釈し、酢酸エチル(2回)で抽出した。組み合わせた有機層をチオ硫酸ナトリウム溶液、続いて、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミドを固体として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.01分間、m/z=370(M+H)+
ステップ-7:tert-ブチルN-アセチル-N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-70)の調製
Figure 2023540274000111
N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アセトアミド(上記のとおり調製した中間体I-69)(3.775g、10.23mmol)のアセトニトリル(35mL)中の溶液に、N,N-ジメチルピリジン-4-アミン(0.127g、1.02mmol)、続いて、ジ-tert-ブチルジカルボネート(2.76g、12.27mmol)を0~10℃で添加した。この反応塊を室温で2時間撹拌した。完了した後、反応塊を減圧中で濃縮し、次いで、反応塊を氷冷水で失活させ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチルN-アセチル-N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートを黄色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.21分間、m/z=370[(M+H)-100]+
実施例P6:6-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P6)の調製
Figure 2023540274000112
ステップA1:tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-39)の調製
Figure 2023540274000113
上記のとおり調製したtert-ブチルN-アセチル-N-[3-ヨード-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート中間体I-70(4.41g、9.40mmol)の乾燥1,4-ジオキサン(40mL)中の溶液に、N-エチル-N-イソプロピル-プロパン-2-アミン(4.18mL、24.44mmol)及び(5-ジフェニルホスファニル-9,9-ジメチル-キサンテン-4-イル)-ジフェニル-ホスファン(0.435g、0.75mmol)を添加し、次いで、混合物を窒素で5分間脱気した。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.60g、0.66mmol)を添加し、溶液を窒素で5分間脱気した。ソジオチオエタン(1.63g、18.80mmol)を添加し、溶液を窒素でさらに5分間脱気した。次いで、反応を、窒素雰囲気下に110℃で5時間撹拌した。この反応を酢酸エチルで希釈し、セライトパッドでろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液を塩水で洗浄した。次いで、水性層を酢酸エチルで洗浄し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗材料をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~20%酢酸エチル)により精製して、tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートを得た。
ステップA2:tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(中間体I-38)の調製
Figure 2023540274000114
tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-39)(3.21g、8.88mmol)のアセトニトリル(30mL)中の溶液に、3-クロロベンゼンカルボぺルオキソ酸(70質量%、4.82g、19.5mmol)を0℃で添加した。この反応塊を0℃で1.5時間撹拌した。次いで、溶剤を25℃未満で留去し、残渣を2N水酸化ナトリウム水溶液及び水(60mL)で失活させた。酢酸エチル(40mL)を添加し、有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×50mL)で2回抽出した。組み合わせた有機層を塩水(60mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、純粋なtert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメートをオフホワイトの固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.14分間、m/z=392(M-H)-1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.19(t,J=7.34Hz,3H)1.48(s,9H)3.49(q,J=7.30Hz,2H)7.86(d,J=9.29Hz,1H)8.00(d,J=9.29Hz,1H)9.44-9.49(m,1H)9.51(s,1H).
ステップB1:2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-35)の調製
Figure 2023540274000115
tert-ブチルN-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]カルバメート(上記のとおり調製した中間体I-38)(0.60g、1.52mmol)のアセトニトリル(10mL)中の溶液に、炭酸セシウム(0.647g、1.98mmol)、続いて、2-(ブロモメチル)-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-55)(0.77g、1.98mmol)を添加した。この反応塊を50℃で5時間撹拌し、次いで、氷冷水で失活させ、生成物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボキシレートをガム状の塊として得た。この材料を次のステップにおいてそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.27分間、m/z=625(M+H)+
ステップB2:2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(中間体I-36)の調製
Figure 2023540274000116
2-[[tert-ブトキシカルボニル-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-35)(1.15g、1.84mmol)のトリフルオロメチルベンゼン(10mL)中の0℃に冷却した溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(2.22mL、27.62mmol)を滴下した。この反応塊を室温で12時間撹拌した。混合物を減圧中で濃縮し、水(50mL)で希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液で中和した。水性層を酢酸エチル(2×60mL)で抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗材料をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~40%酢酸エチル)により精製して、2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチルを得た。LCMS(方法1):Rt=1.30分間、m/z=525(M+H)+1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.18(t,J=7.32Hz,3H)1.38(t,J=7.13Hz,3H)3.28-3.33(m,2H)4.41(q,J=7.13Hz,2H)5.08(d,J=5.38Hz,2H)7.01(t,J=5.44Hz,1H)7.74(s,2H)8.55(d,J=2.00Hz,1H)9.15-9.19(m,1H)9.27(s,1H).
ステップB3:2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(中間体I-37)の調製
Figure 2023540274000117
2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸エチル(上記のとおり調製した中間体I-36)(0.605g、1.15mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中の溶液に、水(3.5mL)中の水酸化リチウム一水和物(0.204g、4.61mmol)を室温で添加した。この反応塊を室温で一晩撹拌し、次いで、減圧中で濃縮し、残渣を水性1N塩酸で酸性化し、生成物を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を水(50mL)で洗浄し、次いで、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮して、粗生成物2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸を得た。粗生成物を次のステップにそのまま用いた。LCMS(方法1):Rt=1.18分間、m/z=497(M+H)+
ステップB4:6-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P6)の調製
Figure 2023540274000118
2-[[[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]アミノ]メチル]-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボン酸(上記のとおり調製した中間体I-37)(0.56g、1.13mmol)のピリジン(2.8mL)中の0℃に冷却した溶液に、オキシ塩化リン(0.212mL、2.26mmol)を窒素雰囲気で滴下した。この反応混合物を0~10℃で25分間撹拌した。この反応塊を氷冷水(60mL)で失活させ、生成物を酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。組み合わせた有機層を塩水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をcombiflash(シリカゲル、シクロヘキサン中の0~30%酢酸エチル)により精製して、純粋な6-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オンを白色の固体として得た。LCMS(方法1):Rt=1.18分間、m/z=479(M+H)+1H NMR(400MHz,CDCl3)δ ppm 1.45(t,J=7.44Hz,3H)3.66(q,J=7.42Hz,2H)5.18(s,2H)7.68(dd,J=9.44,1.31Hz,1H)8.25(d,J=9.38Hz,1H)8.47-8.50(m,1H)8.86(s,1H)9.12-9.15(m,1H).
Figure 2023540274000119
Figure 2023540274000120
Figure 2023540274000121
Figure 2023540274000122
Figure 2023540274000123
Figure 2023540274000124
Figure 2023540274000125
本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的、殺ダニ的及び/又は殺真菌的に活性な成分を加えることによってかなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的、殺ダニ的及び/又は殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること又はそれらの製造中、例えば粉砕若しくは混合中、それらの貯蔵中又はそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。
本明細書における有効成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の有効成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイド及びバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。
式Iの化合物と有効成分との以下の混合物が好ましい(略記「TX」は、「本発明の表A-1~A-12、B-1~B-12、C-1~C-15及びD-1~D-15並びに表Pに記載の化合物からなる群から選択される1種の化合物を意味する」):
石油(代替名)(628)から構成される物質+TXの群から選択される補助剤;
アバメクチン+TX、アセキノシル+TX、アセタミプリド+TX、アセトプロール+TX、アクリナトリン+TX、アシノナピル+TX、アフィドピロペン+TX、アフォキソラネル+TX、アラニカルブ+TX、アレトリン+TX、α-シペルメトリン+TX、αメトリン+TX、アミドフルメト+TX、アミノカルブ+TX、アゾシクロチン+TX、ベンサルタップ+TX、ベンゾキメート+TX、ベンズピリモキサン+TX、βシフルトリン+TX、β-シペルメトリン+TX、ビフェナゼート+TX、ビフェントリン+TX、ビナパクリル+TX、ビオアレトリン+TX、S-ビオアレトリン+TX、ビオレスメトリン+TX、ビストリフルロン+TX、ブロフラニリド+TX、ブロフルトリネート+TX、ブロモホス-エチル+TX、ブプロフェジン+TX、ブトカルボキシム+TX、カズサホス+TX、カルバリル+TX、カルボスルファン+TX、カルタップ+TX、CAS番号:1632218-00-8+TX、CAS番号:1808115-49-2+TX、CAS番号:2032403-97-5+TX、CAS番号:2044701-44-0+TX、CAS番号:2128706-05-6+TX、CAS番号:2095470-94-1+TX、CAS番号:2377084-09-6+TX、CAS番号:1445683-71-5+TX、CAS番号:2408220-94-8+TX、CAS番号:2408220-91-5+TX、CAS番号:1365070-72-9+TX、CAS番号:2171099-09-3+TX、CAS番号:2396747-83-2+TX、CAS番号:2133042-31-4+TX、CAS番号:2133042-44-9+TX、CAS番号:1445684-82-1+TX、CAS番号:1445684-82-1+TX、CAS番号:1922957-45-6+TX、CAS番号:1922957-46-7+TX、CAS番号:1922957-47-8+TX、CAS番号:1922957-48-9+TX、CAS番号:2415706-16-8+TX、CAS番号:1594624-87-9+TX、CAS番号:1594637-65-6+TX、CAS番号:1594626-19-3+TX、CAS番号:1990457-52-7+TX、CAS番号:1990457-55-0+TX、CAS番号:1990457-57-2+TX、CAS番号:1990457-77-6+TX、CAS番号:1990457-66-3+TX、CAS番号:1990457-85-6+TX、CAS番号:2220132-55-6+TX、CAS番号:1255091-74-7+TX、クロラントラニリプロール+TX、クロルダン+TX、クロルフェナピル+TX、クロロプラレトリン+TX、クロマフェノジド+TX、クレンピリン+TX、クロエトカルブ+TX、クロチアニジン+TX、2-クロロフェニルN-メチルカルバメート(CPMC)+TX、シアノフェンホス+TX、シアントラニリプロール+TX、シクラニリプロール+TX、シクロブトリフルラム+TX、シクロプロトリン+TX、シクロキサプリド+TX、シエノピラフェン+TX、シエトピラフェン+TX、シフルメトフェン+TX、シフルトリン+TX、シハロジアミド+TX、シハロトリン+TX、シペルメトリン+TX、シフェノトリン+TX、シプロフラニリド+TX、シロマジン+TX、デルタメトリン+TX、ジアフェンチウロン+TX、ジアリホス+TX、ジブロム+TX、ジクロロメゾチアズ+TX、ジフロビダジン+TX、ジフルベンズロン+TX、ジンプロピリダズ+TX、ジナクチン+TX、ジノカップ+TX、ジノテフラン+TX、ジオキサベンゾホス+TX、エマメクチン(又はエマメクチン安息香酸塩)+TX、エムペントリン+TX、ε-モンフルオロトリン+TX、ε-メトフルトリン+TX、エスフェンバレレート+TX、エチオン+TX、エチプロール+TX、エトフェンプロックス+TX、エトキサゾール+TX、ファンファー+TX、フェナザキン+TX、フェンフルトリン+TX、フェンメゾジチアズ+TX、フェニトロチオン+TX、フェノブカルブ+TX、フェノチオカルブ+TX、フェノキシカルブ+TX、フェンプロパトリン+TX、フェンピロキシメート+TX、フェンスルホチオン+TX、フェンチオン+TX、フェンチンアセテート+TX、フェンバレレート+TX、フィプロニル+TX、フロメトキン+TX、フロニカミド+TX、フルアクリピリム+TX、フルアザインドリジン+TX、フルアズロン+TX、フルベンジアミド+TX、フルベンジミン+TX、フルクロルジニリプロール+TX、フルシトリネート+TX、フルシクロクスロン+TX、フルシトリネート+TX、フルエンスルホン+TX、フルフェネリム+TX、フルフェンプロックス+TX、フルフィプロール+TX、フルヘキサホン+TX、フルメトリン+TX、フルオピラム+TX、フルペンチオフェノックス+TX、フルピラジフロン+TX、フルピリミン+TX、フルララナー+TX、フルバリネート+TX、フルキサメタミド+TX、ホスチアゼート+TX、γ-シハロトリン+TX、ゴシップルア(商標)+TX、グアジピル+TX、ハロフェノジド+TX、ハルフェンプロクス+TX、ヘプタフルトリン+TX、ヘキシチアゾクス+TX、ヒドラメチルノン+TX、イミシアホス+TX、イミダクロプリド+TX、イミプロトリン+TX、インダザピロキサメト+TX、インドキサカルブ+TX、ヨードメタン+TX、イプロジオン+TX、イソシクロセラム+TX、イソチオエート+TX、イベルメクチン+TX、κ-ビフェントリン+TX、κ-テフルトリン+TX、ラムダ-シハロトリン+TX、レピメクチン+TX、ロチラネル+TX、ルフェヌロン+TX、メタフルミゾン+TX、メタアルデヒド+TX、メタム+TX、メソミル+TX、メトキシフェノジド+TX、メトフルトリン+TX、メトルカルブ+TX、メキサカルベート+TX、ミルベメクチン+TX、モンフルオロトリン+TX、ニクロスアミド+TX、ニコフルプロール+TX;ニテンピラム+TX、ニチアジン+TX、オメトエート+TX、オキサミル+TX、オキサゾスルフィル+TX、パラチオン-エチル+TX、ペルメトリン+TX、フェノトリン+TX、ホスホカルブ+TX、ピペロニルブトキシド+TX、ピリミカーブ+TX、ピリミホス-エチル+TX、ピリミホス-メチル+TX、多角体ウイルス+TX、プラレトリン+TX、プロフェノホス+TX、プロフルトリン+TX、プロパルギット+TX、プロペタムホス+TX、プロポキスル+TX、プロチオホス+TX、プロトリフェンブト+TX、ピフルブミド+TX、ピメトロジン+TX、ピラクロホス+TX、ピラフルプロール+TX、ピリダベン+TX、ピリダリル+TX、ピリフルキナゾン+TX、ピリミジフェン+TX、ピリミノストロビン+TX、ピリプロール+TX、ピリプロキシフェン+TX、レスメスリン+TX、サロラネル+TX、セラメクチン+TX、シラフルオフェン+TX、スピネトラム+TX、スピノサド+TX、スピロジクロフェン+TX、スピロメシフェン+TX、スピロピジオン+TX、スピロテトラマト+TX、スピドキサマト+TX、スルホキサフロル+TX、テブフェノジド+TX、テブフェンピラド+TX、テブピリミホス+TX、テフルトリン+TX、テメホス+TX、テトラクロラントラニリプロール+TX、テトラジホン+TX、テトラメトリン+TX、テトラメチルフルトリン+TX、テトラナクチン+TX、テトラニリプロール+TX、θ-シペルメトリン+TX、チアクロプリド+TX、チアメトキサム+TX、チオシクラム+TX、チオジカルブ+TX、チオファノックス+TX、チオメトン+TX、チオスルタップ+TX、チゴラネル+TX、チオキサザフェン+TX、トルフェンピラド+TX、トキサフェン+TX、トラロメトリン+TX、トランスフルトリン+TX、トリアザメート+TX、トリアゾホス+TX、トリクロルホン+TX、トリクロロネート+TX、トリクロルホン+TX、トリフルメゾピリン+TX、チクロピラゾフロル+TX、ζ-シペルメトリン+TX、メラッセ由来の海草抽出物及び発酵生成物+TX、尿素を含むメラッセ由来の海草抽出物及び発酵生成物+TX、アミノ酸+TX、カリウム及びモリブデン及びEDTA-キレート化マンガン+TX、海草抽出物及び発酵植物生成物+TX、海草抽出物及び植物ホルモンを含む発酵植物生成物+TX、ビタミン+TX、EDTA-キレート化銅+TX、亜鉛+TX、及び鉄+TX、アザジラクチン+TX、バチルス属アイザワイ(Bacillus aizawai)+TX、バチルスキチノスポルス(Bacillus chitinosporus)AQ746(NRRL受入番号B-21 618)+TX、バチルスフィルムス(Bacillus firmus)+TX、バチルス属クルスターキ(Bacillus kurstaki)+TX、バチルスマイコイデス(Bacillus mycoides)AQ726(NRRL受入番号B-21664)+TX、バチルスプミルス(Bacillus pumilus)(NRRL受入番号B-30087)+TX、バチルスプミルス(Bacillus pumilus)AQ717(NRRL受入番号B-21662)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ178(ATCC受入番号53522)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ175(ATCC受入番号55608)+TX、バチルス属の種(Bacillus sp.)AQ177(ATCC受入番号55609)+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)不特定の+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)AQ153(ATCC受入番号55614)+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)AQ30002(NRRL受入番号B-50421)+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)AQ30004(NRRL受入番号B-50455)+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)AQ713(NRRL受入番号B-21661)+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)AQ743(NRRL受入番号B-21665)+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)AQ52(NRRL受入番号B-21619)+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)BD#32(NRRL受入番号B-21530)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subspec.kurstaki)BMP123+TX、ベアウベリアバッシアナ(Beauveria bassiana)+TX、D-リモネン+TX、グラニュロウイルス+TX、ハルピン+TX、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多核体ウイルス+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)核多核体ウイルス+TX、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)核多核体ウイルス+TX、ヘリオチスプンクチゲラ(Heliothis punctigera)核多核体ウイルス+TX、メタリジウム属の種(Metarhizium spp.)+TX、ムスコドルアルブス(Muscodor albus)620(NRRL受入番号30547)+TX、ムスコドルロセウス(Muscodor roseus)A3-5(NRRL受入番号30548)+TX、ニームツリー(Neem tree)系生成物+TX、パエシロマイセスフモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)+TX、パエシロマイセスリラシヌス(Paecilomyces lilacinus)+TX、パスツリアニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、パスツリアペネトランス(Pasteuria penetrans)+TX、パスツーリア
ラモサ(Pasteuria ramosa)+TX、パスツーリアソルネイ(Pasteuria thornei)+TX、パスツーリアウスガエ(Pasteuria usgae)+TX、P-シメン+TX、コナガ(Plutella xylostella)グラニュローシスウイルス+TX、コナガ(Plutella xylostella)核多核体ウイルス+TX、多角体ウイルス+TX、ジョチュウギク+TX、QRD420(テルペノイドブレンド)+TX、QRD452(テルペノイドブレンド)+TX、QRD460(テルペノイドブレンド)+TX、キラヤサポナリア(Quillaja saponaria)+TX、ロドコッカスグロベルルス(Rhodococcus globerulus)AQ719(NRRL受入番号B-21663)+TX、スポドプテラフルギペルダ(Spodoptera frugiperda)核多核体ウイルス+TX、ストレプトマイセスガルブス(Streptomyces galbus)(NRRL受入番号30232)+TX、ストレプトマイセス属の種(Streptomyces sp.)(NRRL受入番号B-30145)+TX、テルペノイドブレンド+TX、及びベルチシリウム属の種(Verticillium spp.)から選択される昆虫防除有効物質;
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、シクロブトリフルラム+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)及びチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)及びストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX及びチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)及びバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)及び臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]及びウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、
(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテート及び(E)-デカ-5-エン-1-オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン(IUPAC名)(545)+TX、4-メチルノナン-5-オール及び4-メチルノナン-5-オン(IUPAC名)(544)+TX、α-マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4-メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)及びトランク-コール(trunc-call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、
2-(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]及びピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド-オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730-71-3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、
AKD-3088(化合物コード)+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3-ジクロロプロペン(233)+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6-イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、シクロブトリフルラム+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルホン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI-5302(化合物コード)及びゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290-98-1]+TX、フルオピラム+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]及びニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル-S-メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)及びオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、
2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α-クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(アルファ-ブロマジオロンを含む)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロル(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ-HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)及びリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、
2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソール及びネロリドール(代替名)(324)+TX、MB-599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)及びスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]及びジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、
イマニン(代替名)[CCN]及びリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)及びチオファネート-メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、
1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール+TX、2,4-ジクロロフェニルベンゼンスルホネート+TX、2-フルオロ-N-メチル-N-1-シンナムアルデヒド+TX、4-クロロフェニルフェニルスルホン+TX、アセトプロール+TX、アルドキシカルブ+TX、アミジチオン+TX、アミドチオエート+TX、アミトン+TX、シュウ酸水素アミトン+TX、アミトラズ+TX、アラマイト+TX、三酸化ヒ素+TX、アゾベンゼン+TX、アゾトエート+TX、ベノミル+TX、ベノキサホス+TX、ベンジル安息香酸塩+TX、ビキサフェン+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロモシクレン+TX、ブロモホス+TX、ブロモプロピレート+TX、ブプロフェジン+TX、ブトカルボキシム+TX、ブトキシカルボキシム+TX、ブチルピリダベン+TX、多硫酸カルシウム+TX、カンフェクロール+TX、カルバノレート+TX、カルボフェノチオン+TX、シミアゾール+TX、チオノメチオナート+TX、クロルベンシド+TX、クロルジメホルム+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド+TX、クロルフェネトール+TX、クロルフェンソン+TX、クロロフェンスルフィド+TX、クロロベンジラート+TX、クロロメブホルム+TX、クロロメチウロン+TX、クロロプロピレート+TX、クロルチオホス+TX、シネリンI+TX、シネリンII+TX、シネリンス+TX、クロサンテル+TX、クマホス+TX、クロタミトン+TX、クロトキシホス+TX、クフラエブ+TX、シアントエート+TX、DCPM+TX、DDT+TX、デメフィオン+TX、デメフィオン-O+TX、デメフィオン-S+TX、デメトン-メチル+TX、デメトン-O+TX、デメトン-O-メチル+TX、デメトン-S+TX、デメトン-S-メチル+TX、デメトン-S-メチルスルホン+TX、ジクロフルアニド+TX、ジクロルボス+TX、ジクリホス+TX、ジエノクロル+TX、ジメホクス+TX、ジネクス+TX、ジネクスジクレキシン+TX、ジノカップ-4+TX、ジノカップ-6+TX、ジノクトン+TX、ジノペントン+TX、ジノスルホン+TX、ジノテルボン+TX、ジオキサチオン+TX、ジフェニルスルホン+TX、ジスルフィラム+TX、DNOC+TX、ドフェナピン+TX、ドラメクチン+TX、エンドチオン+TX、エピリノメクチン+TX、エトエートメチル+TX、エトリムホス+TX、フェナザフロル+TX、酸化フェンブタスズ+TX、フェノチオカルブ+TX、フェンピラド+TX、フェンピロキシメート+TX、フェンピラザミン+TX、フェンソン+TX、フェントリファニル+TX、フルベンジミン+TX、フルシクロクスロン+TX、フルエネチル+TX、フルオルベンシド+TX、FMC1137+TX、ホルメタネート+TX、ホルメタネートヒドロクロリド+TX、ホルムパラネート+TX、γ-HCH+TX、グリオジン+TX、ハルフェンプロクス+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート+TX、イソカルボホス+TX、ジャスモリンI+TX、ジャスモリンII+TX、ジョドフェンホス+TX、リンダン+TX、マロノベン+TX、メカルバム+TX、メホスフォラン+TX、メスルフェン+TX、メタクリホス+TX、臭化メチル+TX、メトルカルブ+TX、メキサカルベート+TX、ミルベマイシンオキシム+TX、 ミパホクス+TX、モノクロトホス+TX、モルホチオン+TX、モキシデクチン+TX、ナレド+TX、4-クロロ-2-(2-クロロ-2-メチル-プロピル)-5-[(6-ヨード-3-ピリジル)メトキシ]ピリダジン-3-オン+TX、ニフルリジド+TX、ニッコマイシン+TX、ニトリラカルブ+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体+TX、オメトエート+TX、オキシデプロホス+TX、オキシジスルホトン+TX、pp’-DDT+TX、パラチオン+TX、ペルメトリン+TX、フェンカプトン+TX、ホサロン+TX、ホスホラン+TX、ホスファミドン+TX、ポリクロロテルペン+TX、ポリナクチン+TX、プロクロノール+TX、プロマシル+TX、プロポキスル+TX、プロチダチオン+TX、プロトエート+TX、ピレトリンI+TX、ピレトリンII+TX、ピレトリン+TX、ピリダフェンチオン+TX、ピリミテート+TX、キナルホス+TX、キンチオホス+TX、R-1492+TX、ホスグリシン+TX、ロテノン+TX、シュラダン+TX、セブホス+TX、セラメクチン+TX、ソファミド+TX、SSI-121+TX、スルフィラム+TX、スルフラミド+TX、スルホテプ+TX、硫黄+TX、ジフロビダジン+TX、τ-フルバリネート+TX、TEPP+TX、テルバム+TX、テトラジホン+TX、テトラスル+TX、チアフェノクス+TX、チオカルボキシム+TX、チオファノックス+TX、チオメトン+TX、チオキノックス+TX、ツリンギエンシン+TX、トリアミホス+TX、トリアラテン+TX、トリアゾホス+TX、トリアズロン+TX、トリフェノホス+TX、トリナクチン+TX、バミドチオン+TX、バニリプロール+TX、ベトキサジン+TX、ニオクタノン酸銅+TX、硫酸銅+TX、シブトリン+TX、ジクロン+TX、ジクロロフェン+TX、エンドタール+TX、フェンチン+TX、消石灰+TX、ナーバム+TX、キノクラミン+TX、キノンアミド+TX、シマジン+TX、酢酸トリフェニルスズ+TX、水酸化トリフェニルスズ+TX、クルホメート+TX、ピペラジン+TX、チオファネート+TX、クロラロース+TX、フェンチオン+TX、ピリジン-4-アミン+TX、ストリキニン+TX、1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド+TX、8-硫酸ヒドロキシキノリン+TX、ブロノポール+TX、水酸化銅+TX、クレゾール+TX、ジピリチオン+TX、ドジチン+TX、フェナミノスルフ+TX、ホルムアルデヒド+TX、ヒドラルガフェン+TX、カスガマイシン+TX、カスガマイシンヒドロクロリド水和物+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)+TX、ニトラピリン+TX、オクチリノン+TX、オキソリン酸+TX、オキシテトラサイクリン+TX、硫酸ヒドロキシキノリンカリウム+TX、プロベナゾール+TX、ストレプトマイシン+TX、ストレプトマイシンセスキスルフェート+TX、テクロフタラム+TX、チオメルサール+TX、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)+TX、 アムブリセイウス属の種(Amblyseius spp.)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV+TX、アングルスアトムス(Anagrus atomus)+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV+TX、バチルススファエリクス(Bacillus sphaericus Neide)+TX、ベアウベリアブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)+TX、ヘテロルハブジチスバクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギディス(H.megidis)+TX、ヒポダミアコンベルゲンス(Hippodamia convergens)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)+TX、マクロロフスカリジノサス(Macrolophus caliginosus)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV+TX、メタフィクスヘルボルス(Metaphycus helvolus)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV+TX、ヒメハナカメムシ属の種(Orius spp.)+TX、パエシロマイセスフモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)+TX、ステイネルネマビビオニス(Steinernema bibionis)+TX、ステイネルネマカルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)+TX、ステイネルネマフェルチアエ(Steinernema feltiae)+TX、ステイネルネマグラセリ(Steinernema glaseri)+TX、ステイネルネマリオブラエb(Steinernema riobrave)+TX、ステイネルネマリオブラビス(Steinernema riobravis)+TX、ステイネルネマスカプテリスキ(Steinernema scapterisci)+TX、ステイネルネマ属の種(Steinernema spp.)+TX、トリコグラマ属の種(Trichogramma spp.)+TX、チフロドロムスオクシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)+TX、ベルチシリウムレカニイ(Verticillium lecanii)+TX、アフォレート+TX、ビサジル+TX、ブスルファン+TX、ジマチフ+TX、ヘメル+TX、ヘムパ+TX、メテパ+TX、メチオテパ+TX、メチルアフォレート+TX、モルジド+TX、ペンフルロン+TX、テパ+TX、チオヘムパ+TX、チオテパ+TX、トレタミン+TX、ウレデパ+TX、(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテート+(E)-デカ-5-エン-1-オール+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナール+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン+TX、(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アル+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン+TX、4-メチルノナン-5-オール+4-メチルノナン-5-オン+TX、α-ムルチストリアチン+TX、ブレビコミン+TX、コドレルレ+TX、コドレモン+TX、クエルレ+TX、ディスパールア+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート+TX
、ドミニカルア+TX、エチル4-メチルオクタノエート+TX、オイゲノール+TX、フロンタリン+TX、グランドルア+TX、グランドルアI+TX、グランドルアII+TX、グランドルアIII+TX、グランドルアIV+TX、ヘキサルア+TX、イプスジエノール+TX、イプセノール+TX、ジャポニルア+TX、リネアチン+TX、リトルア+TX、ループルア+TX、メドルア+TX、メガトモ酸+TX、メチルオイゲノール+TX、ムスカルア+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート+TX、オルフラルア+TX、オリクタルア+TX、オストラモン+TX、シグルア+TX、ソルジジン+TX、スルカトール+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート+TX、トリメドルア+TX、トリメドルアA+TX、トリメドルアB1+TX、トリメドルアB2+TX、トリメドルアC+TX、トランク-コール(trunc-call)+TX、2-(オクチルチオ)エタノール+TX、ブタピロノキシル+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)+TX、ジブチルアジペート+TX、フタル酸ジブチル+TX、ジブチルコハク酸塩+TX、ジエチルトルアミド+TX、ジメチルカルベート+TX、ジメチルフタレート+TX、エチルヘキサンジオール+TX、ヘキサミド+TX、メトキン-ブチル+TX、メチルネオデカンアミド+TX、オキサメート+TX、ピカリジン+TX、1-ジクロロ-1-ニトロエタン+TX、1,1-ジクロロ-2,2-ビス(4-エチルフェニル)エタン+TX、1,2-ジクロロプロパン+1,3-ジクロロプロペン+TX、1-ブロモ-2-クロロエタン+TX、2,2,2-トリクロロ-1-(3,4-ジクロロフェニル)酢酸エチル+TX、2,2-ジクロロビニル2-エチルスルフィニルエチルメチルリン酸塩+TX、2-(1,3-ジチオラン-2-イル)フェニルジメチルカルバメート+TX、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート+TX、2-(4,5-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)フェニルメチルカルバメート+TX、2-(4-クロロ-3,5-キシリルオキシ)エタノール+TX、2-クロロビニルジエチルリン酸塩+TX、2-イミダゾリドン+TX、2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン+TX、2-メチル(プロプ-2-イニル)アミノフェニルメチルカルバメート+TX、2-チオシアナトエチルラウレート+TX、3-ブロモ-1-クロロプロプ-1-エン+TX、3-メチル-1-フェニルピラゾール-5-イルジメチルカルバメート+TX、4-メチル(プロプ-2-イニル)アミノ-3,5-キシリルメチルカルバメート+TX、5,5-ジメチル-3-オキソシクロヘキサ-1-エニルジメチルカルバメート+TX、アセチオン+TX、アクリロニトリル+TX、アルドリン+TX、アロサミジン+TX、アリキシカルブ+TX、α-エクジソン+TX、リン化アルミニウム+TX、アミノカルブ+TX、アナバシン+TX、アチダチオン+TX、アザメチホス+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)δエンドトキシン+TX、バリウムヘキサフルオロシリケート+TX、バリウムポリスルフィド+TX、バルトリン+TX、バイエル22/190+TX、バイエル22408+TX、β-シフルトリン+TX、β-シペルメトリン+TX、バイオエタノメトリン+TX、ビオパーメトリン+TX、ビス(2-クロロエチル)エーテル+TX、ホウ酸ナトリウム+TX、ブロムフェンビンホス+TX、ブロモ-DDT+TX、ブフェンカルブ+TX、ブタカルブ+TX、ブタチオホス+TX、ブトネート+TX、ヒ酸カルシウム+TX、シアン化カルシウム+TX、二硫化炭素+TX、四塩化炭素+TX、カルタップヒドロクロリド+TX、セバジン+TX、クロルビシクレン+TX、クロルダン+TX、クロルデコン+TX、クロロホルム+TX、クロルピクリン+TX、クロルホキシム+TX、クロルプラゾホス+TX、シス-レスメスリン+TX、シスメトリン+TX、クロシトリン+TX、アセト亜ヒ酸銅+TX、ヒ酸銅+TX、オレイン酸銅+TX、クミトエート+TX、氷晶石+TX、CS708+TX、シアノフェンホス+TX、シアノホス+TX、シクレトリン+TX、シチオエート+TX、d-テトラメトリン+TX、DAEP+TX、ダゾメット+TX、デカルボフラン+TX、ジアミダホス+TX、ジカプトン+TX、ジクロロフェンチオン+TX、ジクレシル+TX、ジシクラニル+TX、ディルドリン+TX、ジエチル5-メチルピラゾール-3-イルリン酸塩+TX、ジロール+TX、ジメフルトリン+TX、ジメタン+TX、ジメトリン+TX、ジメチルビンホス+TX、ジメチラン+TX、ジノプロプ+TX、ジノサム+TX、ジノセブ+TX、ジオフェノラン+TX、ジオキサベンゾホス+TX、ジチクロホス+TX、DSP+TX、エクジステロン+TX、EI 1642+TX、EMPC+TX、EPBP+TX、エタホス+TX、エチオフェンカルブ+TX、ギ酸エチル+TX、エチレンジブロミド+TX、ジクロロエタン+TX、エチレンオキシド+TX、EXD+TX、フェンクロルホス+TX、フェネタカルブ+TX、フェニトロチオン+TX、フェノキサクリム+TX、フェンピリトリン+TX、フェンスルホチオン+TX、フェンチオン-エチル+TX、フルコフロン+TX、ホスメチラン+TX、ホスピレート+TX、ホスチエタン+TX、フラチオカルブ+TX、フレトリン+TX、グアザチン+TX、グアザチン酢酸塩+TX、テトラチオカルボン酸ナトリウム+TX、ハルフェンプロクス+TX、HCH+TX、HEOD+TX、ヘプタクロール+TX、ヘテロホス+TX、HHDN+TX、シアン化水素+TX、ヒキンカルブ+TX、IPSP+TX、イサゾホス+TX、イソベンザン+TX、イソドリン+TX、イソフェンホス+TX、イソラン+TX、イソプロチオラン+TX、イソキサチオン+TX、幼虫ホルモンI+TX、幼虫ホルモンII+TX、幼虫ホルモンIII+TX、ケレバン+TX、キノプレン+TX、砒酸鉛+TX、レプトホス+TX、リリムホス+TX、リチダチオン+TX、m-クメニルメチルカルバメート+TX、リン化マグネシウム+TX、マジドクス+TX、メカルホン+TX、メナゾン+TX、塩化第一水銀+TX、メスルフェンホス+TX、メタム+TX、メタム-カリウム+TX、メタム-ナトリウム+TX、メタンフッ化スルホニル+TX、メトクロトホス+TX、メトプレン+TX、メトトリン+TX、メトキシクロル+TX、メチルイソチオシアネート+TX、メチルクロロホルム+TX、塩化メチレン+TX、メトキサジアゾン+TX、ミレックス+TX、ナフタロホス+TX、ナフタレン+TX、NC-170+TX、ニコチン+TX、ニコチンスルフェート+TX、ニチアジン+TX、ノルニコチン+TX、O-5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート+TX、O,O-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオネート+TX、O,O-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオネート+TX、O,O,O’,O’-テトラプロピルジチオピロホスフェート+TX、オレイン酸+TX、パラ-ジクロロベンゼン+TX、パラチオン-メチル+TX、ペンタクロロフェノール+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル+TX、PH60-38+TX、フェンカプトン+TX、ホスニクロル+TX、ホスフィン+TX、ホキシム-メチル+TX、ピリメタホス+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体+TX、亜ヒ酸カリウム+TX、カリウムチオシアネート+TX、プレコセンI+TX、プレコセンII+TX、プレコセンIII+TX、ピリミドホス+TX、プロフルトリン+TX、プロメカルブ+TX、プロチオホス+TX、ピラゾホス+TX、ピレスメトリン+TX、カッシア+TX、キナルホス-メチル+TX、キノチオン+TX、ラホキサニド+TX、レスメスリン+TX、ロテノン+TX、カデトリン+TX、リアニア+TX、リアノジン+TX、サバジラ+TX、シュラダン+TX、セブホス+TX、SI-0009+TX、チアプロニル+TX、亜ヒ酸ナトリウム+TX、シアン化ナトリウム+TX、フッ化ナトリウム+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩+TX、セレン酸ナトリウム+TX、チオシアン酸ナトリウム+TX、スルコフロン+TX、スルコフロン-ナトリウム+TX、フッ化スルフリル+TX、スルプロホス+TX、タール油+TX、チオナジン+TX、TDE+TX、テブピリムホス+TX、テメホス+TX、テラレスリン+TX、テトラクロロエタン+TX、チクロホス+TX、チオシクラム+TX、チオシクラム水素オキサレート+TX、チオナジン+TX、チオスルタップ+TX、チオスルタップ-ナトリウム+TX、トラロメトリン+TX、トランスパーメトリン+TX、トリアザメート+TX、トリクロルメタホス-3+TX、トリクロロナト+TX、トリメタカルブ+TX、トルプロカルブ+TX、トリクロピリカルブ+TX、トリプレン+TX、ベラトリジン+TX、ベラトリン+TX、XMC+TX、ζメトリン+TX、亜鉛ホスフィド+TX、ゾラプロホス+TX、メペルフルトリン+TX、テトラメチルフルトリン+TX、ビス(トリブチルスズ)オキシド+TX、ブロモアセタミド+TX、第二鉄リン酸塩+TX、ニクロスアミド-オラミン+TX、酸化トリブチルスズ+TX、ピリモルフ+TX、トリフェンモルフ+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン+TX、1,3-ジクロロプロペン+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダニン+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸+TX、6-イソペンテニルアミノプリン+TX、アニシフルプリン+TX、ベンクロチアズ+TX、サイトカイニン+TX、DCIP+TX、ルフラール+TX、イサミドホス+TX、カイネチン+TX、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物+TX、テトラクロロチオフェン+TX、キシレノルス+TX、ゼアチン+TX、エチルキサントゲン酸カリウム+TX、アシベンゾラル+TX、アシベンゾラル-S-メチル+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物+TX、α-クロロヒドリン+TX、アンツ+TX、炭酸バリウム+TX、ビスチオセミ+TX、ブロジファクム+TX、ブロマジオロン+TX、ブロメタリン+TX、クロロファシノン+TX、コレカルシフェロール+TX、クマクロル+TX、クマフリル+TX、クマテトラリル+TX、クリミジン+TX、ジフェナクム+TX、ジフェチアロン+TX、ジファシノン+TX、エルゴカルシフェロール+TX、フロクマフェン+TX、フルオロアセタミド+TX、フルプロパジン+TX、フルプロパジンヒドロクロリド+TX、ノルボルミド+TX、ホスアセチム+TX、リン+TX、ピンドン+TX、ピリヌロン+TX、シリロシド+TX、-フルオロ酢酸ナトリウム+TX、硫酸タリウム+TX、ワルファリン+TX、-2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン+TX、ファルネソール+ネロリドール+TX、ベルブチン+TX、MGK 264+TX、ピペロニルブトキシド+TX、ピプロタール+TX、プロピル異性体+TX、S421+TX、セサメックス+TX、セサスモリン+TX、スルホキシド+TX、アントラキノン+TX、ナフテン酸銅+TX、オキシ塩化銅+TX、ジシクロペンタジエン+TX、チラム+TX、ナフテン酸亜鉛+TX、ジラム+TX、イマニン+TX、リバビリン+TX、クロロインコナジド(chloroinconazide)+TX、酸化水銀(II)+TX、チオファネート-メ
チル+TX、アザコナゾール+TX、ビテルタノール+TX、ブロムコナゾール+TX、シプロコナゾール+TX、ジフェノコナゾール+TX、ジニコナゾール-+TX、エポキシコナゾール+TX、フェンブコナゾール+TX、フルキンコナゾール+TX、フルシラゾール+TX、フルトリアホール+TX、フラメトピル+TX、ヘキサコナゾール+TX、イマザリル-+TX、イミベンコナゾール+TX、イプコナゾール+TX、メトコナゾール+TX、ミクロブタニル+TX、パクロブトラゾール+TX、ペフラゾエート+TX、ペンコナゾール+TX、プロチオコナゾール+TX、ピリフェノックス+TX、プロクロラズ+TX、プロピコナゾール+TX、ピリソキサゾール+TX、-シメコナゾール+TX、テブコンアゾール+TX、テトラコナゾール+TX、トリアジメホン+TX、トリアジメノール+TX、トリフルミゾール+TX、トリチコナゾール+TX、アンシミドール+TX、フェナリモル+TX、ヌアリモル+TX、ブピリメート+TX、ジメチリモール+TX、エチリモール+TX、ドデモルフ+TX、フェンプロピジン+TX、フェンプロピモルフ+TX、スピロキサミン+TX、トリデモルフ+TX、シプロジニル+TX、メパニピリム+TX、ピリメタニル+TX、フェンピクロニル+TX、フルジオキソニル+TX、ベナラキシル+TX、フララキシル+TX、-メタラキシル+TX、Rメタラキシル+TX、オフレース+TX、オキサジキシル+TX、カルベンダジム+TX、デバカルブ+TX、フベリダゾール-+TX、チアベンダゾール+TX、クロゾリネート+TX、ジクロゾリン+TX、ミクロゾリン-+TX、プロシミドン+TX、ビンクロゾリン+TX、ボスカリド+TX、カルボキシン+TX、フェンフラム+TX、フルトラニル+TX、メプロニル+TX、オキシカルボキシン+TX、ペンチオピラド+TX、チフルザミド+TX、ドジン+TX、イミノクタジン+TX、アゾキシストロビン+TX、ジモキシストロビン+TX、エネストロブリン+TX、フェナミンストロビン+TX、フルフェノキシストロビン+TX、フルオキサストロビン+TX、クレソキシムメチル+TX、メトミノストロビン+TX、トリフロキシストロビン+TX、オリザストロビン+TX、ピコキシストロビン+TX、ピラクロストロビン+TX、ピラメトストロビン+TX、ピラオキシストロビン+TX、フェルバム+TX、マンコゼブ+TX、マンネブ+TX、メチラム+TX、プロピネブ+TX、ジネブ+TX、カプタホール+TX、キャプタン+TX、フルオロイミド+TX、ホルペット+TX、トリルフルアニド+TX、ボルドー液+TX、酸化銅+TX、マンカッパー+TX、オキシン銅+TX、ニトロタル-イソプロピル+TX、エディフェンホス+TX、イプロベンホス+TX、ホスジフェン+TX、トルコホス-メチル+TX、アニラジン+TX、ベンチアバリカルブ+TX、ブラストサイジン-S+TX、クロロネブ-+TX、クロロタロニル+TX、シフルフェナミド+TX、シモキサニル+TX、シクロブトリフルラム+TX、ジクロシメット+TX、ジクロメジン-+TX、ジクロラン+TX、ジエトフェンカルブ+TX、ジメトモルフ+TX、フルモルフ+TX、ジチアノン+TX、エタボキサム+TX、エトリジアゾール+TX、ファモキサドン+TX、フェンアミドン+TX、フェノキサニル+TX、フェリムゾン+TX、フルアジナム+TX、フルメチルスルホリム(flumetylsulforim)+TX、フルオピコリド+TX、フルオキシチオコナゾール+TX、フルスルファミド+TX、フルキサピロキサド+TX、-フェンヘキサミド+TX、ホセチル-アルミニウム-+TX、ヒメキサゾール+TX、イプロバリカルブ+TX、シアゾファミド+TX、メタスルホカルブ+TX、メトラフェノン+TX、ペンシクロン+TX、フタリド+TX、ポリオキシン+TX、プロパモカルブ+TX、ピリベンカルブ+TX、プロキナジド+TX、ピロキロン+TX、ピリオフェノン+TX、キノキシフェン+TX、キントゼン+TX、チアジニル+TX、トリアゾキシド+TX、トリシクラゾール+TX、トリホリン+TX、バリダマイシン+TX、バリフェナレート+TX、ゾキサミド+TX、マンジプロパミド+TX、フルベンテラム+TX、イソピラザム+TX、セダキサン+TX、ベンゾビンジフルピル+TX、ピジフルメトフェン+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(3’,4’,5’-トリフルオロ-ビフェニル-2-イル)-アミド+TX、イソフルシプラム+TX、イソチアニル+TX、ジピメチトロン+TX、6-エチル-5,7-ジオキソ-ピロロ[4,5][1,4]ジチイノ[1,2-c]イソチアゾール-3-カルボニトリル+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-[3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX、4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチル-5-フェニル-ピリダジン-3-カルボニトリル+TX、(R)-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、4-(2-ブロモ-4-フルオロ-フェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロ-フェニル)-2,5-ジメチル-ピラゾール-3-アミン+TX、4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン+TX、フルインダピル+TX、クメトキシストロビン(ジアキシアングジュンジ(jiaxiangjunzhi))+TX、ルベンミキシアナン(lvbenmixianan)+TX、ジクロベンチアゾクス+TX、マンデストロビン+TX、3-(4,4-ジフルオロ-3,4-ジヒドロ-3,3-ジメチルイソキノリン-1-イル)キノロン+TX、2-[2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチル-3-キノリル)オキシ]フェニル]プロパン-2-オール+TX、オキサチアピプロリン+TX、tert-ブチルN-[6-[[[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート+TX、ピラジフルミド+TX、インピルフルキサム+TX、ツロールプロカルブ+TX、メフェントリフルコナゾール+TX、イプフェントリフルコナゾール+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-[(3R)-3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX、N’-(2,5-ジメチル-4-フェノキシ-フェニル)-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[4-(4,5-ジクロロチアゾール-2-イル)オキシ-2,5-ジメチル-フェニル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、[2-[3-[2-[1-[2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)ピラゾール-1-イル]アセチル]-4-ピペリジル]チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロイソキサゾール-5-イル]-3-クロロ-フェニル]メタンスルホン酸+TX、ブタ-3-イニルN-[6-[[(Z)-[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート+TX、メチルN-[[5-[4-(2,4-ジメチルフェニル)トリアゾール-2-イル]-2-メチル-フェニル]メチル]カルバメート+TX、3-クロロ-6-メチル-5-フェニル-4-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリダジン+TX、ピリダクロメチル+TX、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[1,1,3-トリメチルインダン-4-イル]ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、1-[2-[[1-(4-クロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシメチル]-3-メチル-フェニル]-4-メチル-テトラゾール-5-オン+TX、1-メチル-4-[3-メチル-2-[[2-メチル-4-(3,4,5-トリメチルピラゾール-1-イル)フェノキシ]メチル]フェニル]テトラゾール-5-オン+TX、アミノピリフェン+TX、アメトクトラジン+TX、アミスルブロム+TX、ペンフルフェン+TX、(Z,2E)-5-[1-(4-クロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシ-2-メトキシイミノ-N,3-ジメチル-ペンタ-3-エンアミド+TX、フロリルピコキサミド+TX、フェンピコキサミド+TX、メタリルピコキサミド+TX、テブフロキン+TX、イププルフェノキン+TX、キノフメリン+TX、イソフェタミド+TX、N-[2-[2,4-ジクロロ-フェノキシ]フェニル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、N-[2-[2-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェノキシ]フェニル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-ピラゾール-4-カルボキサミド+TX、ベンゾチオストロビン+TX、フェナマクリル+TX、5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール亜鉛塩(2:1)+TX、フルオピラム+TX、フルフェノキサジアザム+TX、フルチアニル+TX、フルオピモミド+TX、ピラプロポイン+TX、ピカルブトラゾクス+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-(3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-((3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、メチルテトラプロール+TX、2-(ジフルオロメチル)-N-((3R)-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピリジン-3-カルボキサミド+TX、α-(1,1-ジメチルエチル)-α-[4’-(トリフルオロメトキシ)[1,1’-ビフェニル]-4-イル]-5-ピリミジンメタノール+TX、フルオキサピプロリン+TX、エノキサストロビン+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(5-スルファニル-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、4-[[6-[2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(5-チオキソ-4H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル+TX、トリネキサパック+TX、クモキシストロビン+TX、チョンサンマイシン(zhongshengmycin)+TX、チオジアゾール銅+TX、亜鉛チアゾール+TX、アメクトトラクチン+TX、イプロジオン+TX、セボクチルアミン+TX;N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-[(1S)-1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ]-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-[(1R)-1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ]-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-クロロ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(1-メチル-2-プロポキシ-エトキシ)-3-ピリジル]-N-イソプロピル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2015/155075号に記載の方法から調製され得る);N’-[5-ブロモ-2-メチル-6-(2-プロポキシプロポ
キシ)-3-ピリジル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(この化合物は、IPCOM000249876Dに記載の方法から調製され得る);N-イソプロピル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-(2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシ-1-フェニル-エチル)フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N’-[4-(1-シクロプロピル-2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシ-エチル)-5-メトキシ-2-メチル-フェニル]-N-イソプロピル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2018/228896号に記載の方法から調製され得る);N-エチル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-[(2-トリフルオロメチル)オキセタン-2-イル]フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX、N-エチル-N’-[5-メトキシ-2-メチル-4-[(2-トリフルオロメチル)テトラヒドロフラン-2-イル]フェニル]-N-メチル-ホルムアミジン+TX(これらの化合物は、国際公開第2019/110427号に記載の方法から調製され得る);N-[(1R)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1R)-1-ベンジル-3,3,3-トリフルオロ-1-メチル-プロピル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-3,3,3-トリフルオロ-1-メチル-プロピル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1R)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-7,8-ジフルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-7,8-ジフルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、8-フルオロ-N-[(1R)-1-[(3-フルオロフェニル)メチル]-1,3-ジメチル-ブチル]キノリン-3-カルボキサミド+TX、8-フルオロ-N-[(1S)-1-[(3-フルオロフェニル)メチル]-1,3-ジメチル-ブチル]キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1R)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-[(1S)-1-ベンジル-1,3-ジメチル-ブチル]-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-((1R)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル)-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX、N-((1S)-1-ベンジル-3-クロロ-1-メチル-ブタ-3-エニル)-8-フルオロ-キノリン-3-カルボキサミド+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/153380号に記載の方法から調製され得る);1-(6,7-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、1-(6,7-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4,6-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(6-メチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(7-メチルピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)イソキノリン+TX、1-(6-クロロ-7-メチル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/025510号に記載の方法から調製され得る);1-(4,5-ジメチルベンズイミダゾール-1-イル)-4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、1-(4,5-ジメチルベンズイミダゾール-1-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、6-クロロ-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-(4-メチルベンズイミダゾール-1-イル)イソキノリン+TX、4,4-ジフルオロ-1-(5-フルオロ-4-メチル-ベンズイミダゾール-1-イル)-3,3-ジメチル-イソキノリン+TX、3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-1-イソキノリル)-7,8-ジヒドロ-6H-シクロペンタ[e]ベンズイミダゾール+TX(これらの化合物は、国際公開第2016/156085号に記載の方法から調製され得る);N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド+TX、N,2-ジメトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、N-エチル-2-メチル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、1,3-ジメトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、3-エチル-1-メトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素+TX、N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド+TX、4,4-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソキサゾリジン-3-オン+TX、5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソキサゾリジン-3-オン+TX、1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピラゾール-4-カルボン酸エチル+TX、N,N-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]-1,2,4-トリアゾール-3-アミン+TX。(この段落中の化合物は、国際公開第2017/055473号、国際公開第2017/055469号、国際公開第2017/093348号及び国際公開第2017/118689号に記載の方法から調製され得る);2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール+TX(この化合物は、国際公開第2017/029179号に記載の方法から調製され得る);2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール+TX(この化合物は、国際公開第2017/029179号に記載の方法から調製され得る);3-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(2-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-プロピル]イミダゾール-4-カルボニトリル+TX(この化合物は、国際公開第2016/156290号に記載の方法から調製され得る);3-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(3-クロロ-2-フルオロ-フェニル)-2-ヒドロキシ-プロピル]イミダゾール-4-カルボニトリル+TX(この化合物は、国際公開第2016/156290号に記載の方法から調製され得る);(4-フェノキシフェニル)メチル2-アミノ-6-メチル-ピリジン-3-カルボキシレート+TX(この化合物は、国際公開第2014/006945号に記載の方法から調製され得る);2,6-ジメチル-1H,5H-[1,4]ジチイノ[2,3-c:5,6-c’]ジピロール-1,3,5,7(2H,6H)-テトロン+TX(この化合物は、国際公開第2011/138281号に記載の方法から調製され得る);N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンゼンカルボチオアミド+TX;N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX;(Z,2E)-5-[1-(2,4-ジクロロフェニル)ピラゾール-3-イル]オキシ-2-メトキシイミノ-N,3-ジメチル-ペンタ-3-エンアミド+TX(この化合物は、国際公開第2018/153707号に記載の方法から調製され得る);N’-(2-クロロ-5-メチル-4-フェノキシ-フェニル)-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX;N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチル-フェニル]-N-エチル-N-メチル-ホルムアミジン+TX(この化合物は、国際公開第2016/202742号に記載の方法から調製され得る);2-(ジフルオロメチル)-N-[(3S)-3-エチル-1,1-ジメチル-インダン-4-イル]ピリジン-3-カルボキサミド+TX(この化合物は、国際公開第2014/095675号に記載の方法から調製され得る);(5-メチル-2-ピリジル)-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メタノン+TX、(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メタノン+TX(これらの化合物は、国際公開第2017/220485号に記載の方法から調製され得る);2-オキソ-N-プロピル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド+TX(この化合物は、国際公開第2018/065414号に記載の方法から調製され得る);1-[[5-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-2-チエニル]メチル]ピラゾール-4-カルボン酸エチル+TX(この化合物は、国際公開第2018/158365号に記載の方法から調製され得る);2,2-ジフルオロ-N-メチル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド+TX、N-[(E)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX、N-[(Z)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX、N-[N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド+TX(これらの化合物は、国際公開第2018/202428号に記載の方法から調製され得る)から選択される生物学的に活性な物質;
以下を含む微生物:アシネトバクタールオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウムアルテルナタム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウムセファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウムジオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウムオブカラバタム(Acremonium obclavatum)+TX、アドキソフィイスオラナグラヌロヴィルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol-A(登録商標))+TX、アルテルナリアアルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリアカッシア(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリアデストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アムペロマイセスキスクアリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルスフラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルスフラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウムプルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)+TX、アゾトバクタークロオクカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクターシスツ(Azotobacter cysts)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルスアミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、バチルスセレウス(Bacillus cereus)+TX、バチルスキチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM-1+TX、バチルスキチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルスリケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB-2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルスリケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルスシルクランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem-WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I-1582+TX、バチルスマセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルスマリスモルツイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルスメガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルスマイコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルスパピラエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルスプミルス属の種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルスプミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルスプミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルスプミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルススパヘリクス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属の種(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、バチルスサブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、バチルスサブチリスvar.アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルスチューリンゲンシスアイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルスチューリンゲンシスイスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルスチューリンゲンシスクルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP (登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルスチューリンゲンシスクルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルスチューリンゲンシスクルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD-1(Bioprotec-CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、バクテリア属の種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビパクターミシガンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、ベアウベリアバッシアナ(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、ベアウベリアバッシアナGHA(Beauveria bassiana GHA)(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ベアウベリアブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ボーベリア属の種(Beauveria spp.)+TX、ボトリチスシネリア(Botrytis cineria)+TX、ダイズ根粒菌(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルスブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルスチューリンゲンシステネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリアセパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリアグラジイ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリアグラジオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属の種(Burkholderia spp.)+TX、カナディアンチスルファンガス(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダファマタ(Candida famata)+TX、カンジダフルクツス(Candida fructus)+TX、カンジダグラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダグイリエルモンヂイ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダメリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダオレフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダパラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダペリクロサ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダプルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダレウカウフィイ(Candida reukaufii)+TX、カンジダサイトアナ(Candida saitoana)(Bio-Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダサケ(Candida sake)+TX、カンジダ属の種(Candida spp.)+TX、カンジダテニウス(Candida tenius)+TX、セデセアドラビサエ(Cedecea dravisae)+TX、セルモナスフラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウムコクリオデス(Chaetomium cochliodes)(Nova-Cide(登録商標))+TX、カエトミウムグロボスム(Chaetomium globosum)(Nova-Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウムサブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4-1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウムクラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウムオキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウムクロロセファルム(Clad
osporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属の種(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウムテヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキスロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリカムアクタタム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウムミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属の種(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカスアルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカスフミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカスインフィルモミニアツス(Cryptococcus infirmo-miniatus)+TX、クリプトコッカスラウレンチイ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビアロイコトレタグラニュロウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、クプリアビダスカムピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、シジアポモネラグラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD-X(登録商標))+TX、シジアポモネラグラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセスハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレックスレラハワイイネンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクタークロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、エンテロバクターイアカ(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラヴィルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカムニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカムプルプラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属の種(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシジウムフロリホルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウムアクミナタム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウムクラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウムプラリフェラタム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属の種(Fusarium spp.)+TX、グララクトマイセスゲオトリクム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウムカテヌラタム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウムロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属の種(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウムビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、グラニュロウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバシルスハロフィルス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバシルスリトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバシルストルエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属の種(Halomonas spp.)+TX、ハロモナススブグラシエスコラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオバリアビィス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多核体ウイルス(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)核多角体病ウイルス(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン-ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラアピクラタ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属の種(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウムギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、オンシツコナジラミ(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウムムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ(Lymantria dispar)核多角体病ウイルス(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカスハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビアフルチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビアプルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドキウムジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラコエルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシスオクラセア(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドルアルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドルロセウス(Muscodor roseus)菌株A3-5+TX、ミコルヒザエ属の種(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)菌株AARC-0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、パエシロマイセスファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、パエシロマイセスフモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR-97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、パエシロマイセスリナシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、パエシロマイセスリラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルスポリミクサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエアアグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9-1(登録商標))+TX、パントエア属の種(Pantoea spp.)+TX、パスツリア属の種(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツリアニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウムオーランチオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウムビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウムブレビコンパクタム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウムフレクエンタンス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウムグリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウムプルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウムビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシスゲガンテアン(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン溶解菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトフトラクリプトギア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトフトラパルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピチアアノマラ(Pichia anomala)+TX、ピチアグイレルモンディイ(Pichia guilermondii)+TX、ピチアメンブランファイエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピチアオニキス(Pichia onychis)+TX、ピチアスチピテス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナスアウレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot-Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナスセパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナスクロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナスコルゲート(Pseudomonas corrugate)+TX、シュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナスプチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナスリアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属の種(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナスシリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio-Save(登録商標))+TX、シュードモナスビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマフロクロッサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF-A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニアカナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニアトラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウムパロエカンドルム((Pythium paroecandrum)+TX、ピシウムオリガンドラム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+
TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウムペリプロクム(Pythium periplocum)+TX、ラネラアクアチリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラネラ属の種(Rhanella spp.)+TX、根粒菌(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属の種(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカスグロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウムディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウムトルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属の種(Rhodotorula spp.)+TX、ドトトルラグルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラグラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラムシラグノサ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセスセレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリノコッカスロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニアミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニアミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、シタリジウム属の種(Scytalidium spp.)+TX、シタリジウムウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)核多角体病ウイルス(Spod-X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチアマルセセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチアプリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属の種(Serratia spp.)+TX、ソルダリアフィミコラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)核多核体ウイルス(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロミセスロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナスマルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセスアヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセスアルバドンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセスエクサホリアテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセスガルブス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセスグリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセスグリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセスリディクス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセスリディクス(Streptomyces lydicus)WYEC-108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセスビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシスミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属の種(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマアスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマアトロビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマハルジアヌムリファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T-22(Trianum-P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum-G(登録商標))+TX、トリコデルマハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T-39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマインハマツム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマコニンギイ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属の種(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマリグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマロンギブラキアツム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマポリスポルム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマタクシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマビレンス(Trichoderma virens)(旧名グリオクラジウムビレンス(Gliocladium virens)GL-21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロンプルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属の種(Trichosporon spp.)+TX、トリコテシウム属の種(Trichothecium spp.)+TX、トリコテシウムロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラディウムアトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラディウムオウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry-Zen(登録商標))+TX、ウスチラゴマイディス(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌及び補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、ベルチシリウムクラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、ベルチシリウムレカニイ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルギバクリルスマリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス カムペストリスpv.ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダスボビエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダスネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)、
以下を含む植物抽出物:松油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt-X(登録商標)+TX、植物性の昆虫成長制御剤(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、ナタネ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミント及びタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科植物(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科植物(Rutaceae)抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイム及びシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリー及びペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油及びミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標));
以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser-(CM)/Isomate C-Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC-GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC-LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、Muscamone(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate-P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX,Z+TX,Z)-3+TX、8+TX、11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX,Z+TX,E)-7+TX、11+TX、13-ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)-7+TX,9-ドデカジエン-1-イルアセテート+TX、2-メチル-1-ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check-Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオアート(Lavandulyl senecioate)、
以下を含む生物(Macrobials):アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Aphelinus-System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia-System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni-System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii-Mite(登録商標))+TX、ケナガカブリダニ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、Anagyrus loecki+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris-System(登録商標))+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar-M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ジアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ジアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ジアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ジアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En-Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem-Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B-Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem-M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer-System(登録商標)+TX、Entomite-A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite-M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、レプトマスチクス・ダクチロピ(Leptomastix dac
tylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical-N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)及びスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor-I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor-L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor-S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カーポプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema-System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia-rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho-Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator)、
以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni-HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferri-phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo-brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCP hailトラップ(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des-X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil-Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil-X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TX及びトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX、及び
ベノキサコール+TX、クロキントセット(クロキントセット-メキシルを含む)+TX、シプロスルファミド+TX、ジクロルミド+TX、フェンクロラゾール(フェンクロラゾール-エチルを含む)+TX、フェンクロリム+TX、フルキソフェニム+TX、フリラゾール+TX、イソキサジフェン(イソキサジフェン-エチルを含む)+TX、メフェンピル(メフェンピル-ジエチルを含む)+TX、メトカミフェン+TX及びオキサベトリニル+TXなどの毒性緩和剤。
有効成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば[3878-19-1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。有効成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual-A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995-2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
上記の有効成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」又は別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」若しくは「開発コード」が使用されるか、又はそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
表A-1~A-12、B-1~B-12、C-1~C-15、及びD-1~D-15、並びに表Pから選択される式Iの化合物と、上記の有効成分との有効成分混合物は、表A-1~A-42及び、表Pから選択される化合物と、上記の有効成分とを、好ましくは、100:1~1:6000、特に50:1~1:50、特に、20:1~1:20の比、特に10:1~1:10、特に5:1~1:5の混合比、特に好ましくは2:1~1:2の比、及び、同様に好ましくは4:1~2:1の比、とりわけ、1:1又は5:1又は5:2又は5:3又は5:4又は4:1又は4:2又は4:3又は3:1又は3:2又は2:1又は1:5又は2:5又は3:5又は4:5又は1:4又は2:4又は3:4又は1:3又は2:3又は1:2又は1:600又は1:300又は1:150又は1:35又は2:35又は4:35又は1:75又は2:75又は4:75又は1:6000又は1:3000又は1:1500又は1:350又は2:350又は4:350又は1:750又は2:750又は4:750の比で含む。これらの混合比は重量比である。
上記の混合物は、有害生物を防除する方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物又はその環境に施用する工程を含むが、手術又は治療による人又は動物の身体の治療の方法及び人又は動物の身体において実施される診断方法を除く。
表A-1~A-12、B-1~B-12、C-1~C-15、及びD-1~D-15、並びに表Pから選択される式Iの化合物と、上記の1種以上の有効成分とを含む混合物は、
例えば、単一のレディミックス形態において、「タンクミックス」など、単一の有効成分の別個の配合物から組成される組み合わされたスプレー混合物として、及び、逐次、すなわち数時間又は数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の有効成分の併用で施用可能である。表A-1~A-12、B-1~B-12、C-1~C-15、D-1~D-15、及び、表Pから選択される式Iの化合物と、上記の有効成分との施用順序は本発明の実施に重要ではない。
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば非エポキシ化又はエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤及び/又は粘着付与剤、肥料又は特定の効果を得るための他の有効成分、例えば殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤又は除草剤などのさらなる固体又は液体助剤も含み得る。
本発明に係る組成物は、例えば、固体有効成分を粉砕し、篩にかけ、且つ/又は圧縮することにより、助剤の非存在下において、及び例えば有効成分を1つ又は複数の助剤と均質混合し、且つ/又は粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下においてそれ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法及びこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
この組成物のための施用方法、すなわち噴霧、霧化、散布、はけ塗り、粉衣、拡散又は注ぎかけ(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)など、上記のタイプの有害生物を防除する方法及び上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1~1000ppm、好ましくは、0.1~500ppmの有効成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1~2000gの有効成分、特に10~1000g/ha、好ましくは、10~600g/haである。
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度及び施用量を選択することができる。代わりに、有効成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、又は固体形態の有効成分を植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
本発明の化合物及びその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば果実、塊茎又は穀粒などの種子又は苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。代わりに、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することによって又は固体組成物の層を塗布することによって種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を例えばドリルまき時に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法及びこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物及び防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1~200グラム、好ましくは、100kgの種子当たり5~150グラム(100kgの種子当たり10~100グラムなど)である。
種子という用語は、真正種子、種子片、吸枝、トウモロコシ粒、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽などを含むが、これらに限定されないあらゆる種類の種子及び植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
本発明は、式(I)の化合物で被覆若しくは処理されるか又はそれを含有する種子も含む。「で被覆又は処理されるか及び/又はそれを含有する」という用語は、一般に、有効成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、有効成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬及び種子ペレッティングなど、当技術分野において公知のすべての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前又は種まき/種子の植え付けの際に噴霧又は種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
生物学的実施例:
以下の実施例により本発明を例示する。本発明の特定の化合物は、低施用量で効力が高いことにより公知の化合物と区別可能であり、これは、実施例において概述されている実験手法を用い、必要に応じて例えば50ppm、24ppm、12.5ppm、6ppm、3ppm、1.5ppm、0.8ppm又は0.2ppmといったより少ない施用量を用いて、当業者により検証可能である。
実施例B1:ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)(コーンルートワーム)に対する活性
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置いたトウモロコシの芽を、吹付けにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫を外寄生させた(1ウェル当たり6~10匹)。外寄生の4日後にサンプルを未処理のサンプルと比べて死亡率及び成長阻害について評価した。
以下の化合物が、2つのカテゴリ(死亡率又は成長阻害)の少なくとも一方において、200ppmの施用量で少なくとも80%の効果をもたらした:P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7。
実施例B2:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)摂食/接触活性に対する活性
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に、様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させた。外寄生の6日後に、サンプルを死亡率について評価した。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P2、P3、P4、P6、P7。
実施例B3:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ(Egyptian cotton leaf worm))に対する活性
綿の葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを未処理のサンプルと比べて外寄生の3日後に死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。カテゴリ(死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害)の少なくとも1つが未処理のサンプルよりも高い場合、テストサンプルによるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除がもたらされている。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7。
実施例B4:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(綿コナジラミ)に対する活性
綿の葉片をウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥後、葉片にコナジラミの成虫を外寄生させた。インキュベーションの6日後に、サンプルを死亡率について確認した。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2。
実施例B5:ニカメイガ(Chilo suppressalis)(ニカメイチュウ)に対する活性
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートに、L2幼虫を外寄生させた(ウェル当たり6~8匹)。サンプルを、未処理のサンプルと比して、外寄生の6日後に、死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害のカテゴリの少なくとも1つが未処理のサンプルよりも高い場合に、テストサンプルによるニカメイガ(Chilo suppressalis)の防除がもたらされている。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7。
実施例B6:ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルブラウンスティンクバグ(Neotropical Brown Stink Bug))に対する活性
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥後、葉にN2若虫を外寄生させた。サンプルを、外寄生の5日後に、未処理のサンプルと比して、死亡率及び成長阻害について評価した。
以下の化合物が、200ppmの施用量で、2つのカテゴリの少なくとも一方(死亡率又は成長阻害)において、少なくとも80%の効果をもたらした:P1、P4、P5、P7。
実施例B7:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ)に対する活性
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥後、葉片に様々な齢数のハナアザミウマ属(Frankliniella)の個体群を外寄生させた。外寄生の7日後に、サンプルを死亡率について評価した。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P3、P4、P7。
実施例B8:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)に対する活性
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥後、コナガの卵をプラスチック製のステンシルを介してゲル吸い取り紙上にピペットし、プレートをこれで閉じた。サンプルを、未処理のサンプルと比較して、外寄生から8日後に死亡率及び成長阻害について評価した。
以下の化合物が、200ppmの施用量で、2つのカテゴリの少なくとも一方(死亡率又は成長阻害)において、少なくとも80%の効果をもたらした:P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7。
実施例B9:トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)(トビイロウンカ)に対する活性 幼虫駆除剤、水への浸透移行性
栄養液中において栽培したイネ植物を、栄養栽培システム中において、希釈したテスト溶液で処理した。適用の1日後に、植物に約20匹のN3若虫を外寄生させた。外寄生から7日後に、死亡率及び成長調節についてサンプルを評価した。
以下の化合物が、12.5ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P4、P5、P6。
実施例B10:シンクイガ(Carpocapsa (Cydia) pomonella)(コドリンガ)に対する活性 幼虫駆除剤、摂食/接触
パラフィンでコーティングした食餌キューブに、塗布チャンバ内において希釈したテスト溶液を吹き付けた。乾燥させた後、処理したキューブ(10回反復)に1匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを26~27℃でインキュベートし、外寄生から14日後に死亡率及び成長阻害について確認した。
以下の化合物が、12.5ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P1、P2、P3、P4、P5、P6。
実施例B11:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)浸透移行活性
様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウの実生の根を、10,000DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液中に直接入れた。サンプルを、実生をテスト溶液に入れてから6日後に、死亡率について評価した。
以下の化合物が、24ppmのテスト量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
P7

Claims (20)

  1. 式(I)の化合物:
    Figure 2023540274000126
    (式中、
    1及びG2は、相互に独立して、CH又はNであり;
    2は、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル、C1~C6ハロアルコキシ又はC1~C4ハロアルキルスルホニルオキシであり;
    Xは、S、SO又はSO2であり;
    1は、C1~C4アルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルであり;
    3及びR4は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、シアノにより単置換されたC3~C6シクロアルキル、C1~C6シアノアルキル、C1~C6シアノアルコキシ、シアノ、C1~C4アルコキシ、C1~C6ハロアルコキシ、-N(R56)又は-N(R5)C(=O)R6であり;並びに
    5及びR6は、相互に独立して、水素、C1~C4アルキル、C1~C6ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキルである)
    又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  2. 式I-1の化合物:
    Figure 2023540274000127
    (式中、R2、G1、G2、X、R1、R3及びR4は、請求項1において式Iに定義されているとおりである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  3. 式I-2の化合物:
    Figure 2023540274000128
    (式中、R2、X、R1、R3及びR4は、請求項1において式Iに定義されているとおりである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  4. 式I-3の化合物:
    Figure 2023540274000129
    (式中、R2、X、R1、R3及びR4は、請求項1において式Iに定義されているとおりである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  5. 式I-4の化合物:
    Figure 2023540274000130
    (式中、R2、X、R1、R3及びR4は、請求項1において式Iに定義されているとおりである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  6. 式I-5の化合物:
    Figure 2023540274000131
    (式中、R2、X、R1、R3及びR4は、請求項1において式Iに定義されているとおりである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
  7. 1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1はエチルである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. XはS又はSO2であり;好ましくは、XはSO2である、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルファニル、C1~C2フルオロアルキルスルフィニル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル、C1~C2フルオロアルコキシ又はC1~C2フルオロアルキルスルホニルオキシであり;好ましくは、R2は、-CF3、-CF2CF3、-SCF3、-SOCF3、-SO2CF3、-OCF3又は-OSO2CF3である、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. 3及びR4は、相互に独立して、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、シアノシクロプロピル、シアノイソプロピル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3又は-NCH3C(O)CH3である、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. 4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は、R3は水素であり、及び、R4は、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. 2は-CF3又は-SO2CF3であり;好ましくは、R2は-CF3であり;
    XはS又はSO2であり;好ましくは、XはSO2であり;
    1はエチル又はシクロプロピルメチルであり;好ましくは、R1はエチルであり;並びに
    4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3であり;又は
    3は水素であり、及び、R4は、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、-OCHF2、-OCH2CHF2、-OCH2CF3、シクロプロピル、1-シアノシクロプロピル、1-シアノ-1-メチル-エチル、トリフルオロメトキシ、-CHF2、-OC(CH32CN、-NHC(O)CH3若しくは-NCH3C(O)CH3である、請求項1、2、3、4、5又は6のいずれか一項に記載の化合物。
  13. I-6の化合物:
    Figure 2023540274000132
    (式中、
    2は、C1~C2フルオロアルキル、C1~C2フルオロアルキルスルホニル又はC1~C2フルオロアルコキシであり;
    1はNであり、及び、G2はCHであり、又は、G1及びG2は共にCHであり;並びに
    4は水素であり、及び、R3は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルであり;又は、R3は水素であり、及び、R4は、水素、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シアノシクロプロピル若しくはシアノイソプロピルである)
    により表される請求項1に記載の式Iの化合物。
  14. 6-(6-シクロプロピル-3-エチルスルホニル-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル)-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P1);2-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-6-(トリフルオロメトキシ)イソインドリン-1-オン(化合物P2);2-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-6-(トリフルオロメチルスルホニル)イソインドリン-1-オン(化合物P3);1-[3-エチルスルホニル-2-[5-オキソ-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-6-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物P4);6-[3-エチルスルホニル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P5);6-[3-エチルスルホニル-6-(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2-イル]-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-5-オン(化合物P6);及び、2-[3-エチルスルホニル-2-[5-オキソ-3-(トリフルオロメチル)-7H-ピロロ[3,4-b]ピリジン-6-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P7)からなる群から選択される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  15. 請求項1~14のいずれか一項に定義されているとおりの、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的若しくは殺軟体動物的に有効な量の式(I)の化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド、及び、任意に、助剤又は希釈剤を含む組成物。
  16. 有害生物、有害生物の生息地、又は、有害生物による攻撃を受けやすい植物に、請求項1~14のいずれか一項に定義されているとおりの、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的若しくは殺軟体動物的に有効な量の式(I)の化合物、又は、その農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド、又は、請求項15に定義されている組成物を適用するステップを含む、昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法。
  17. 昆虫、ダニ類、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料、又は、前記繁殖材料が植えられる場所を、請求項15に記載の組成物で処理するステップを含む方法。
  18. 式XVII-1の化合物
    Figure 2023540274000133
    (式中、
    1、R2、G1、G2、X、R3、R4、R5及びR6は、請求項1に記載の式Iに定義されているとおりであり;並びに
    aは、水素、C1~C6アルキル、ベンジル又はフェニルである)。
  19. 式XIXの化合物
    Figure 2023540274000134
    (式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、請求項1に記載の式Iに定義されているとおりである)。
  20. 式IXの化合物
    Figure 2023540274000135
    (式中、R1、X、R3、R4、R5及びR6は、請求項1に記載の式Iに定義されているとおりである)。
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