JP2023532463A - ロングレールを敷設するための初期及び最終方法 - Google Patents

ロングレールを敷設するための初期及び最終方法 Download PDF

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Abstract

鉄道線路(20)の新しいロングレール(22)を、走行方向(F2)において走行する工事列車(100)によって敷設するための初期方法が開示されており、初期方法は、鉄道線路(20)の古いレール(21)を交換するためのプロセスの間に実装されることを意図しており、上記方法は、工事列車が上記走行方向(F2)に走行しているときに、新しいロングレール(22)が敷設され、その後、鉄道線路(20)の枕木(23)に締結される間の段階(B)を含み、初期敷設方法は、新しいロングレール(221)の最初の少なくとも1つの部分を、古い接合レール(211)の少なくとも1つの端(211’)において枕木(23)上に敷設するステップと、少なくとも1つの一時的な接続デバイス(30)によって、古い接合レール(211)の端(211’)を最初の新しいロングレール(221)の少なくとも1つの端(221’)に接続する端と端を接続するステップと、古い接合レール(211)及び最初の新しいロングレール(221)のそれぞれの接続端を溶接する、例えば、テルミット溶接するステップと、を含み、初期敷設方法は、敷設ステップの前に、最初の新しいロングレール(221)の少なくとも1つの端部分(221’)を基準温度に中和するために、加熱するか又は冷却するステップを含み、端部分は、古い接合レール(211)の端(211’)を接続する必要がある、最初の新しいロングレール(221)の端(221‘)を含む。走行方向(F2)において走行する工事列車(100)によって、鉄道線路(20)の新しいロングレール(22)を敷設するための最終方法もまた、開示される。

Description

本発明は、概して、鉄道線路の建設に必要な装置の敷設、又は交換の場合、これらの材料が劣化したときに、線路を構成する全て若しくは一部の材料、すなわち、レール、及び枕木などの固定構造、並びにそのプラットフォーム上への線路の保持を確実とするバラストを交換することからなる、建設及び交換列車など工事列車の技術的分野に関する。
本発明は、より具体的には、工事列車による鉄道線路の新しいロングレールのための初期敷設方法、最終敷設方法、及び既に敷設された鉄道線路の古いレールを新しいロングレールで交換するための方法に関し、この方法は、新しいロングレールのための上記初期及び/又は最終敷設方法によって開始及び/又は終了する。
鉄道輸送網の建設者又は管理者は、定期的に、新しい鉄道線路を建設するか、又は既存の鉄道線路を再建設し、すなわち、レール及びレールを支持する枕木、並びに締結手段及び他の付属品などの、鉄道線路が構成されているいくつかの要素を交換する必要がある。この交換の必要性の大部分は、線路の摩耗によるものであるが、より良い性能を可能にするために、古いモデルをより最近のモデルと交換する場合もあり得る。
交換の最も完全な場合、そのような作業は、異なる交換作業を実施するための複数の専用機械を含む、交換列車などのレール車列を使用して実施される。鉄道線路の完全な交換の典型的な作業は、以下の作業:積み下ろしを目的とした貨車上のコンベアベルト、又は堤防への直接ジェットによる、開梱、バラストのスクリーニング、及び開梱製品の取り外し、交換される線路の交換(レール及び枕木)、線路のバラスト敷設及び持ち上げ、レールのレベリング及び成形、溶接、応力の解放、新しいレベリング/成形、座部の調整、並びに縁の整えを順番に実施することが可能な機械を含む、専用のレール車列を実装する。
レール車両の安全性及び走行速度の増加を絶えず追及することにより、「ロング溶接レール」(「LWR」)、又は「ロングバー」と呼ばれるレールの設計につながった。特にレールの交換の場合、交換作業は、線路の他の要素(プラットフォーム、バラスト、枕木)に干渉することなく、古いレールを新しいロングレールと交換することからなる。取り替え作業は、通常、以下のステップの実施を伴う:
-「LWR」タイプの新しいレールを、レール製造工場に由来する基本レール(例えば、各108メートルの3つの基本レール)から、工事現場から距離を置いた溶接作業場で予め作られた「ロングバー」(例えば、324メートル)の形で供給すること、
-タイの取り外し及び古いレールの分割、
-古いレールの取り外し、
-新しいレールの配置及び端と端の位置合わせ、端と端で配置された新しいレールの互いへのテルミット溶接、新しいレールの枕木への締結、
-テルミット溶接による既存の線への新しいレールの接続、応力の解放(新しいレールのタイの解放、打ち付け、タイの再締結)、必要に応じてレールドリフトピンを使用したレールの中和、置き換えの時点の温度に応じてガス又は別の方法を使用した加熱、
-古いレールの積み込み及び取り外し、並びに工事現場の清掃。
「通常の」バーを備えている線路では、膨張は、レールジョイントの領域で吸収され、2つの連続したバー間の精密に調節された間隙により、レールのわずかな延長が可能になる。したがって、そのような線路は、温度変化に対して比較的感受性が低い。これは、ロングバー又は「LWR」を備えている線路には当てはまらない、なぜならこの場合、レール間に膨張を吸収することを可能にするジョイントが存在しないからである。レールを枕木上にクランプし、枕木をバラストに固着させることで、温度変化の影響を受けたレールの自由な動きに対抗する。レールの膨張は、阻止されているため、レールの内部応力の増加によって相殺される。バラストの抵抗が、レールの内部応力に対抗するにはもはや十分ではない場合、レールはしたがって伸長することになり、したがって、線路のシャーシの形状の変形を生じる。そのような線路の変形は明らかに非常に危険である。
寒冷に起因する上記レールの破裂、又は極端な熱に起因する変形のリスクを大幅に低減するために、新たなレールを「中和する」作業を行うことが知られている。上記中和することにより、中和がレールを加熱することによって生じる場合には特定の平均温度(例えば、25℃)で、又は中和作業がレールの伸長によって実行される場合には、この平均温度におけるそれらの膨張に対応するレールの伸長を伴って、所与の膨張状態でレールを締結することが可能になる。
レールの部分ごとに、レールに次ぐレール又はロングバーに次ぐロングバーで段階的に行われるこれらの作業は全て、かなりの時間及び走行の中断を必要とする。当然ながら、古いタイの解体及び古いレールの取り外しを除いて、新しい線路の敷設中に同じ作業が必要である。
レールを中和するステップを含むが、実際にはロング溶接レールを敷設するためのレールの交換には適していない、比較的低速でのレール交換作業を実装することが可能な解決策が、長い間知られてきた。他の既存の解決策では、交換作業の1つの部分のみを各々実装するために複数の異なるレール車列を使用する必要があり、これは高価であることが分かっている。更に、そのような交換工事は、非常に長く、より多くの労働力を必要とする。最後に、そのような解決策がレールを中和することを提案する場合、上記中和は、古い鉄道線路に接続された新しいレールの端では存在しないこと、又は別個の手段を使用して従来の方法で行われることが分かっている。
本発明は、特に、古い鉄道線路に接続された新しいレールの端に対応して、交換されるレールの一部分を取り囲む古いレールの端において、敷設された鉄道線路の良好な安全性を確実としながら、工事の継続時間を低減させるために、鉄道線路の可能な限り短いダウンタイムを提供する、特に新しいロングレールによって古いレールを交換するための方法を実装することを可能にする解決策を提案することによって、従来技術の欠点の全て又はいくつかを克服することを目的とする。
これを達成するために、本発明の第1の態様によると、走行方向において走行する工事列車によって鉄道線路の新しいロングレールを敷設するための初期方法が提案され、初期方法は、新しいロングレールが敷設され、その後、工事列車が上記走行方向において走行しているときに鉄道線路の固定構造に締結される間の段階を含むタイプの鉄道線路の古いレールを交換するためのプロセスの間に実装されることが意図されており、初期敷設方法は、
-新しいロングレールのうちの第1の少なくとも1つの部分を、古い接合レールの少なくとも1つの端における固定構造上に敷設するステップと、
-古い接合レールの端を、少なくとも1つの一時的な接続デバイスによって、最初の新しいロングレールの少なくとも1つの端に接続するための一時的に端と端を接続するステップと、
-例えば、古い接合レール及び最初の新しいロングレールの2つの接続された端の溶接、例えば、テルミット溶接による、永続的な接続のステップと、を含み、
初期敷設方法が、敷設ステップの前に、基準温度に中和するために、最初の新しいロングレールの少なくとも1つの端部分を加熱するか又は冷却するステップを含むことを特徴としており、端部分は、古い接合レールの端が接続する必要がある最初の新しいロングレールの端を含む。
「ロングレール」とは、「ロング溶接レール」(「LWR」)又は「ロングバー」とも呼ばれるレールを意味する。これらのロング溶接レールは、通常の長さの1つ又は複数の基本レール、すなわち「通常のバー」から形成されており、概して、工事現場から距離を置いた溶接作業場においてともに溶接され、それゆえ、単一の連続したユニットを形成する。したがって、ロング溶接レールと通常のバーからなるレールとの区別は、長さに関して非常に明確であり、ロング溶接レールは、数百メートル、すなわち実際には数キロメートルにわたって延在することが可能である。この場合、鉄道線路は、バラスト上に敷設された線路、又は他の支持体上に敷設されたバラストのない線路(コンクリート上に敷設された線路、スラブ上に敷設された線路等)の両方を指す。鉄道線路の固定構造は、機能の点で変化し、例えば、鉄道線路の種類に応じて、枕木、スラブ、コンクリートプラットフォームなどを含む。
このような特徴の組み合わせによって、この種の方法は、レールを固定する前に、線路の残りの部分に相当する様式で、特にこの場合、最初の新しいロングレールの端部分の領域において、レールを中和することによって保証される安全レベルを有して、古い鉄道線路と新しい鉄道線路との間の接続を可能にする。当然ながら、初期敷設方法は、鉄道線路のレールの1つの線上で、又は実際には鉄道線路のレールの2つの平行な線上で同時に実装され得る。
一実施形態によれば、初期敷設方法は、最初の新しいロングレールの端部分が接続する必要がある古い接合レールの端を備える、古い接合レールの端部分を、好ましくは、加熱するか又は冷却することによって中和するステップを含む。
一実施形態によれば、最初の新しいロングレールの端部分を、基準温度に中和するために加熱するか又は冷却するステップは、最初の新しいロングレールの端部分が接続する必要がある古い接合レールの端を含む、古い接合レールの端部分を、好ましくは、加熱すること又は冷却することによって、中和するステップによって先行される。
一実施形態によれば、古い接合レールの端部分を中和するために加熱するか又は冷却するステップは、好ましくは古い接合レールの上記端部分を基準温度に加熱するための赤外線源を含む、伝熱又は断熱手段によって実施される。
一実施形態によれば、一時的な接続デバイスによって、古い接合レールの端を最初の新しいロングレールの端に、端と端を接続するステップの前に、接続される古い接合レールの端を形成するために、古い接合レールを切断するステップが実施される。
一実施形態によれば、一時的な接続デバイスは、少なくとも1つの継目板又はレールドリフトピンを備える。継目板又はレールドリフトピンなどの一時的な接続デバイスは、端の完全な接合をそのように保証するために、外気温の変化にかかわらず、レールの端同士を当接したまま保つ機能を有する。別の機能は、端の溶接のステップまで、古いレール及び新しいレールの基準長を保持することである。上記一時接続デバイスは、レールの端同士が溶接されると、かつ、溶接部が所定の冷却時間、概ね20分まで冷却されると、取り外される。一時的な接続後の永続的な接続により、レール車両の通常の速度での走行を確実にすることが可能になり、一方で、一時的な接続は、最大限、低速での走行を可能にする。
一実施形態によれば、一時的な接続デバイスによって、古い接合レールの端を最初の新しいロングレールの端に一時的に端と端を接続するステップの前に、又はそれに続いて、上記端は、永続的な接続ステップ、例えば、研磨機械加工ステップを考慮して、準備ステップを経ている。
本発明の別の態様によれば、これは、走行方向において走行する工事列車によって、鉄道線路の新しいロングレールを敷設するための最終方法に関し、最終方法は、新しいロングレールが敷設され、その後、工事列車が上記走行方向に走行しているときに鉄道線路の固定構造に締結される間の段階を含むタイプの鉄道線路の古いレールを交換するためのプロセス中に実装されることが意図され、最終敷設方法は、
-新しいロングレールのうちの最後の少なくとも1つの部分を、古い接合レールの少なくとも1つの端における固定構造上に敷設するステップと、
-最後の新しいロングレールの端を、少なくとも1つの一時的な接続デバイスによって、古い接合レールの少なくとも端に接続するための一時的に端と端を接続するステップと、
-例えば、古い接合レール及び最後の新しいロングレールの2つの接続された端の溶接、例えば、テルミット溶接による、永続的な接続のステップと、を含み、
最終敷設方法は、敷設ステップの前に、最後の新しいロングレールのうちの少なくとも1つの端部分を、基準温度に中和するために、加熱するか冷却するステップを含むことを特徴とし、端部分は、古い接合レールの端が接続する必要がある最後の新しいロングレールの端を含む。
一実施形態によれば、最終敷設方法は、最初の新しいロングレールの端部分を接続する必要がある、古い接合レールの端を含む古い接合レールの端部分を、好ましくは、加熱すること又は冷却することによって中和するステップを含む。
一実施形態によれば、最後の新しいロングレールの端部分を、基準温度に中和するために加熱するか又は冷却するステップは、最後の新しいロングレールの端部分を接続する必要がある、古い接合レールの端を含む、古い接合レールの端部分を、好ましくは、加熱するか又は冷却することによって中和するステップが続く。
実装されるステップ及びこの最終方法のために使用される手段は、初期方法と、変更すべきところは変更して、同様である。それゆえ、最初の新しいロングレールの端部分のためのものと同じ方法で、この種の方法は、レールを固定する前に、線路の残りの部分に相当する様式で、特にこの場合、最後の新しいロングレールの端部分の領域において、レールを中和することによって保証される安全レベルを有して、古い鉄道線路と新しい鉄道線路との間の接続を可能にする。
別の態様によれば、本発明はまた、新しいロングレールが敷設され、その後、走行方向において走行する工事列車によって鉄道線路の固定構造に締結される間の段階を含むタイプの鉄道線路の古いレールを交換するための方法に関し、交換方法は、上で説明されたように新しいロングレールを敷設するための初期方法によって開始されること、及び/又は上で説明されたように新しいロングレールを敷設するための最終方法によって終了する段階を特徴とする。
一実施形態によれば、交換方法は、新しいロングレールが、第1の走行方向において走行する工事列車の輸送列車から鉄道線路に沿って積み下ろされる間の第1の段階を含み、工事列車が、第1の走行方向とは反対の第2の走行方向において走行する第2の段階を含み、新しいロングレールは、第2の段階の間に、鉄道線路の枕木などの固定構造上に敷設され、その後、締結される。
1つの単一の工事列車によってこの種の交換方法を実装することができる。更に、行われる作業は、最適化された方法で順序付けられ得る。全ての作業を同時に、すなわち、単一の走行方向に従って連続的に順序付けられた方法で行う必要がもはやなく、これは、最も制限のある作業に応じて、工事現場における走行の速度を低下させるという影響を有する。実際に、工事列車が全ての作業を連続して実施するとき、工事列車の静止を必要とする1つの作業だけで、他の作業に関する工事の進行を制限するのに十分である。この種の順序付けられた様式を2つの段階で進めること、及び交換作業を一方の走行方向に、次いで他方の走行方向に分散させることは、交換されるレールの等しい長さに関して工事時間が短縮されることが確認されている。最後に、これらの全ての作業を、走行の同じ一時的な中断中に、この中断の持続時間を最小限に抑えながら行うことが可能である。
一実施形態によれば、工事列車は、車輪セット、例えばボギー上に取り付けられた車両を含み、加熱又は冷却中和ステップのような中和するステップは、第2の走行方向に関して、新しいロングレールに対して、工事列車の車輪セットのうちの最初の上流に位置付けられた工事列車のゾーンにおいて行われる。
一実施形態によれば、加熱するか又は冷却する中和ステップに、レールの中和部分の基準温度を保持するステップ及び/又は補正するステップが続き、基準温度を保持するステップ及び/又は補正するステップが、好ましくは、第2の走行方向に関して、新しいロングレールに対して、第1の車輪セットの少なくとも下流に位置付けられた工事列車のゾーンにおいて実行される。好ましくは、伝熱又は断熱手段は、赤外線源を含む。基準状態を保持及び/又は補正するステップの間に、保持手段は、例えば、以前の中和ステップの間に達成されなかった基準状態を目指すように、上記中和ステップに加えて、中和の補正を確実にすることができる。
新しいロングレールが固定構造上に敷設されると、特定の距離が、上記レールの敷設ゾーンを、上記レールの固定構造への締結ゾーンから隔てる。第2の走行方向に関して下流に、かつ中和ステップから距離を置いた、基準状態、例えば基準温度の保持及び/又は補正のそのようなステップは、中和された新しいロングレールを、特に基準温度に保持される温度において固定することを確実にすることを可能にする。これにより、曝露される熱差に従って、上記レールが破断するか又は線路が変形するリスクを更に低下させることが可能になる。
初期方法は、この初期構成から始まる線路の一部分の交換を開始するために、工事列車によって新しいロングレールを敷設し、古いレールを解体するステップの初期段階又は動作段階である。
好ましくは、古い接合レールの端部分に対して初期敷設方法中に中和することは、基準温度を保持及び/又は補正するための手段の全て又は一部によって実施される。
最終方法は、鉄道線路の一部分の交換を終了するために、工事列車によって新しいロングレールを敷設し、古いレールを解体するステップの最終段階又は解除段階である。
好ましくは、古い接合レールの端部分に対して最終敷設方法中に中和することは、基準状態を保持及び/又は補正するための手段の全て又は一部によって実施される。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の説明から明らかになるであろう。
本発明の実施形態による工事列車を含むレール車列の概略図である。 図1の概略的な細部である。 図1の概略的な細部である。 図1の概略的な細部である。 図1の概略的な細部である。 本実施形態による交換方法の第1の段階中の、図1に示されるようなレール車列の概略図である。 本実施形態による交換方法の第2の段階中の、図1に示されるようなレール車列の概略図である。 図3Bの概略的な細部である。 本実施形態による交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 図5Aのステップの後の、交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 図5Bのステップの後の、交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 図5Cのステップの後の、交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 図5Dのステップの後の、交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 図5Eのステップの後の、交換方法の第2の段階の初期段階のステップの概略図である。 本実施形態による交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 図6Aのステップの後の、交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 図6Bのステップの後の、交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 図6Cのステップの後の、交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 図6Dのステップの後の、交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 図6Eのステップの後の、交換方法の第2の段階の最終段階のステップの概略図である。 工事列車の、鉄道線路に沿うその移動に従った作業を示すグラフである。
より明確にするために、同一又は類似の要素は、全ての図において同一の参照記号で示されている。
図1、図2A、図2B、図2C及び図2Dは、本発明の実施形態による工事列車100を備えるレール車列10の概略図である。工事列車100は、列車の前方にエンジン110を備え、続いて、この場合は直接的に、輸送列車120がエンジン110に連結されている。輸送列車120は、工事ゾーンZ0上で輸送される新しいロングレール22の輸送を確実とするように設計されており、好ましくは、新しいロングレール22が敷設されるときに、この同じ工事ゾーンZ0から取り外される古いレール21を格納するようにも設計されている。工事列車100は、輸送列車120の後方に連結された工事列車130を備える。工事列車130は、連続して連結された3つの工事車両131、132、133、特に、第1の工事車両131、第2の工事車両132、及び第3の工事車両133を備えている変形形態で例解される。これは、可変の構成であり、すなわち、貨車のその構成は、例えば作業場に通過するときに、地点ごとに変わり得るが、一度指定されると、概して特定の工事現場に関して、作業場に通過するときは別として、それ以上変化しない。
「古い」レールは、交換される線路上に既に存在する、既に敷設されたレールの様式で延在し、新しいレールは、既に敷設された上記レールを交換するレールの様式で延在することに留意されたい。これらの用語は、レール自体の摩耗又は経年変化を示すものではない。
レール車列10は、溶接機械140を備え、これは、この場合、工事列車100の端において、特にここでは第1の走行方向F1に関して、工事列車130の端において、取り外し可能に連結され得る鉄道機械である。そのような連結により、工事ゾーンZ0までレール車列を移動させることが可能になる。溶接機械140は、図1に示されるように、工事ゾーンZ0の近傍に到着すると、工事列車100から独立して、好ましくは工事列車100から距離を置いて走行することができるように、工事列車100から連結解除されることが意図されている。以下に説明する交換方法を読むことで、その使用がより理解されるであろう。
図3A及び図3Bは、それぞれ、鉄道線路20の交換の第1の段階A及び第2の段階Bにおける、上記レール車列10の概略図であり、これは、鉄道線路20の古いレール21の、新しいロングレール22を用いた交換である。鉄道線路20の古いレール21を新しいロングレール22で交換するための方法は、全体的に、
-新しいロングレール22が、第1の走行方向F1において走行する工事列車100の輸送列車120から鉄道線路20に沿って積み下ろされる間の第1の段階Aと、
-工事列車が逆の経路、すなわち、第1の走行方向F1とは反対の第2の走行方向F2において走行し、かつ、新しいロングレール22が敷設され、その後、鉄道線路20の固定構造23、この場合は枕木23上に締結される間の第2の段階Bと、から構成される。
換言すれば、工事列車100は、鉄道線路20上で2つの段階で移動し、Aを出て及びBに戻り、その間、工事列車100は、様々なステップを実装し、これらの2つの段階A及びBの組み合わせは、鉄道線路20の交換を確実とすることを可能にする。
第1の段階Aの間、新しいロングレール22は、工事列車100の輸送列車120から鉄道線路20に沿って連続して積み下ろされ、一方で、工事列車は、エンジン110によって引き出される第1の走行方向F1に従って前進する。エンジン110は、特に分散型駆動輪セットによって、独自の前進システムを備えている工事列車100のための牽引補助を選択的に提供しても、そうでなくてもよい。それゆえ、工事現場への送達は、工事列車に固有の自走式機械を使用するか、又は機関車によって牽引されることによって、2つの変形形態に従って実行することができる。工事現場では、機関車によって確実になる牽引によって自走式機械を補助することもできる。
所望の構成に応じて、これらの新しいロングレール22は、鉄道線路20の外側に、交換される古いレール21に沿って、又は鉄道線路20の中央に積み下ろすことができる。第1の段階Aが終了すると、これは、鉄道線路20に沿って、及びその近傍に連続して敷設、配置される新しいロングレールの位置合わせをもたらす。ローラ支持体などの支持体上への配置のステップが、新しいロングレールを積み下ろす前に、好ましくは、工事列車130の車両のうちの1つによって実装され、そのため、新しいロングレールは、地上に、これらのローラ支持体上に、地面又はバラスト上に直接ではなく、載置される。ローラ支持体の敷設又は配置を確実とするように設計されたステーション107’は、上記第1の走行方向F1に関して、新しいロングレール22を積み下ろす位置の上流に位置付けられる。この実施例では、工事ステーション107’がローラ支持体の配置を確実とすることは、上記第1の走行方向F1に関して、積み下ろしが確実に行われる領域における第2の車両132の前方で、工事列車の第1の車両131によって実装される。
鉄道線路20に沿って新しいロングレール22を積み下ろすこの作業と並行して、依然として第1の段階Aの間に、積み下ろされた新しいロングレール22の端の各々は、永続的な接続、例えば溶接のステップを目的とした準備のステップを受ける。そのような準備ステップは、例えば、研磨機械加工のステップを含む。上記溶接のための準備のステップは、溶接機械140によって担持される溶接準備ポスト116によって実施される。この例では、上記溶接機械140は、鉄道機械である。特定の構成において、溶接機械はまた、溶接鉄道トラック又は溶接鉄道掘削機であってもよい。溶接機械140は、工事列車100から独立して、第1の走行方向F1にその後方で走行する。それゆえ、第1の段階Aの間、溶接機械140は、工事列車100と概して同じ方向F1に、その後方に距離dを置いて走行し、上記距離は、第1の段階Aの間に可変である。このようにして、工事列車100は、新しいロングレール22を列車の敷設ゾーンに向かって誘導するために、いくつかの短い休止を伴って、新しいロングレール22を積み下ろすために事実上連続的かつ一様な速度で進行し、工事の進行における上記休止はステージA3を指し示すが(図7を参照)、溶接機械140は、新しいロングレール22の端の溶接の準備中の静的段階と、後続の端に到達するために鉄道線路20に沿って進行する動的段階とを交互に行って、異なる速度で順序立てた様式で進行する、といった具体である。
第2の段階Bの間、工事列車は、第1の走行方向F1とは反対の第2の走行方向F2に従って移動し、それゆえ、逆の経路を走行する。第1の走行方向F1に対して前方から後方に連続して、機関車110(工事中に牽引補助として使用されない場合は任意選択である)、次いで輸送列車120及び工事列車130を含むレール車列10は、次いで、逆の順序で走行し、工事列車130は、この第2の走行方向F2に関して、工事列車100の前方に位置決めされている。第1の段階Aの間に独立して工事列車の後方で距離を置いて走行した溶接機械140は、第2の段階Bの間に、依然として独立して工事列車100から距離を置いて走行するが、今回は、上記第2の走行方向F2に関してその前方で走行する。
複数の作業は、上記第2の段階Bの間に実質的に同時に実施される。
交換される鉄道線路の部分の古いレール21は、工事列車100によって解体され、次いで、好ましくは、工事列車100の輸送列車120に積み込まれる。古いレール21は、古いレール21の複数の別個の区間で格納されるために、それらが工事列車100の輸送列車120に積み込まれる間、一定の間隔で連結されている。このようにして、輸送列車120は、新しいロングレール22及び古いレール21の両方を格納するために使用することができる。別の可能な代替案は、古いレール21が、鉄道線路20自体から、特に枕木23上のそれらの位置から、鉄道線路20に沿って移動されることである。輸送列車120は、古いレール21の切断、又はレール21、22の把持などのような特定の数の作業を確実にすることを可能にするハンドリングフレームなどのハンドリング装置121を備える。代替的に、又は加えて、これらの作業はまた、全体的又は部分的に手作業で実行され得る。古いレール21の積み込み経路は、好ましくは、新しいレール22の積み下ろし経路の逆の経路に従う。このようにして、複数の装置が、特に工事列車130の第2の車両132上にあることが制限される。
それゆえ、上記第2の段階の間、工事列車100の前方で、及び工事列車と同じ走行方向F2に走行する溶接機械140は、溶接手段115を備え、更に、新しいロングレール22の端と端の溶接作業、好ましくは、電気溶接を実行する。溶接機械140は、新しいロングレール22の敷設前に電気溶接部の冷却を可能にするように、工事列車100から十分な距離を置いて作業する。それゆえ、例えば、約20分の冷却時間を確実とすることができる。
鉄道線路20の枕木23上の新しいロングレール22の敷設は、溶接機械140の下流に位置付けられた敷設ゾーンZ1の領域内の工事列車100によって確実となる。この敷設作業は、特に、古いレール21が以前に解体された同じ場所で、新しいロングレール22を枕木23に設置するために、鉄道線路20に沿って配置された新しいロングレール22を移動させることからなるが、排他的ではなく、上記解体は、敷設ゾーンZ1に対して上流にある解体ゾーンZ6で行われる。古いレール21の解体及び新しいロングレール22の敷設は、並行して実行され、それゆえ同期された様式で進行する。工事列車130の同じ車両132は、主に、敷設Z1及び解体ゾーンZ6が工事列車130の同じ車両132に対して垂直に位置付けられるように、解体及び敷設ステップを実装し、上記ステップは、同じ第2の車両132によって実装される。このようにして、古いレール21の解体及び新しいロングレール22の敷設によってもたらされる鉄道線路20の不連続部には、古いレール21上で移動する、第2の走行方向F2に対する上流ボギー101などの車輪セットと、枕木23上に位置決めされた新しいロングレール22上で移動する下流ボギー101などの車輪セットと、によって担持される同じ車両132がまたがる。これらの2つのステップを実施する車両132の上記下流ボギー101は、第2の走行方向F2に関して、新しいロングレール22に対する工事列車100のボギー101の第1を構成する。
所与の拡張基準状態でのレールの締結を可能にするために、基準温度まで加熱又は冷却することによって、部分24によって新しいロングレール22を中和するステップが実施される。上記中和ステップの間、ゾーンZ2(図4を参照)に位置付けられた、新しいロングレール22の部分24の各々は、鉄道線路20の枕木23上に敷設される前に、同じゾーンZ2内に位置付けられた主中和手段111によって基準温度に加熱又は冷却される。主中和手段111は、好ましくは、誘導加熱手段などの加熱手段を備える。好ましくは、主中和手段111は、冷却手段、例えば、水などの液体の流れ、又はガスの流れ、理想的には空気、任意選択的には圧縮された、ドライアイスなどを発射するための装置を含む。
上記中和ゾーンZ2は、第2の走行方向F2に関して、新しいロングレール22に対して工事列車100の車輪セット、特にこの場合はボギー101のうちの第1の上流に位置付けられている。
基準温度と、レールが枕木23に締結される時点のレールの温度との間の過度に著しい温度差を回避するために、加熱又は冷却する中和ステップに、伝熱又は断熱によってレール24の中和部分の基準温度を保持及び/又は補正するステップが続く。好ましくは、伝熱又は断熱手段は、赤外線源を含む。
基準温度の保持及び/又は補正の上記ステップは、第2の走行方向F2に関して、中和ゾーンZ2の少なくとも下流、及び新しいロングレール22に対してボギー101のうちの第1の下流に位置付けられた工事列車100のゾーンZ3において実行される。図4に示される変形形態では、上記ゾーンZ3は、新しいレールに対して第2のボギーの下流に続く。次いで、新しいロングレール22は、基準温度を保持及び/又は補正するステップが実行される工事列車のゾーンZ3の直接的に下流に位置付けられた工事列車100のゾーンZ4においてタイによって枕木23に締結される。基準状態、すなわち基準温度の保持及び/又は補正の上記ステップは、上記同じゾーンZ3の領域内に位置付けられた、基準温度の少なくとも保持及び/又は補正手段113によって実施される。
当然ながら、伝熱又は断熱によって、中和されたレール部分24の基準温度を保持及び/又は補正する追加のステップを、例えば、新しいロングレール22に対して第1のボギー101の上流、及び中和ゾーンZ2の下流の、基準温度の追加の保持及び/又は補正手段112によって、上流の基準温度の別の保持及び/又は補正ゾーンZ5において実施することができる(図4を参照)。実際には、この実施形態では約8mである、注目すべき距離が、新しいロングレール22に対するボギー101のうちの第1の主中和手段111を隔て、これは、上流の基準温度を保持及び/又は補正するそのような追加のデバイス112への関心を正当化する。当然ながら、基準温度のための他の追加の保持手段、例えば、手段113と112との間に位置付けられた基準温度の追加の保持及び/又は補正手段114を、新しいロングレール22に対する第1及び第2のボギー101の領域において使用することができ、新しいロングレール22に対するボギー101のうちの第1は、第2の車両132の下流のボギーを形成し、新しいロングレール22に対するボギー101のうちの第2は、第2の走行方向F2に関してそれに先行する第1の車両131の上流のボギーを形成する。
理想的には、基準ステップを保持及び/又は補正するステップは、その中和とその締結との間に位置付けられたレールの部分全体にわたって実施され、タイの締結は、基準状態への保持及び/又は補正の直接的に下流にある。実際には、例えば、工事ステーション108によるタイ107の締結(ネジ及び/又はクリップ)前のタイ107の敷設に必要な、何らかの装置又は工事ステーションの存在のために、新しいロングレールを締結するステップが実施される工事列車のゾーンZ4を、基準状態を保持及び/又は補正するステップが実施される工事列車のゾーンZ3から隔てる距離、すなわち、7m未満が確実となる。
上記第2の段階Bの間に、新しいロングレール22の接続を確実にしなければならない既存の鉄道線路に対する古いレール21の解体と同時に、新しいロングレール22の敷設を開始及び終了させるために、初期段階及び最終段階が実装されなければならない。
これを達成するために、第2の段階Bは、図5A、図5B、図5C、図5D、図5E、及び図5Fに詳細に例解される、初期段階を含む。これらの図において、図を簡略化するために、工事列車130の第1の車両131及び第2の車両132のみが例解される。初期構成では、古いレール21は連続的に延在し、タイ(図示せず)によって枕木23に締結されており、一方で、新しいロングレール22は、鉄道線路に沿って敷設される(図5Aを参照)。初期段階は、この初期構成から始まる交換を開始するために、工事列車100によって新しいロングレール22を敷設し、古いレール21を解体するステップの動作に対応する。上記初期段階は、特に、排他的ではないが、好ましくは、鉄道線路20の同じ領域内の2つの平行なレールの各々について、
-交換されるレールの近傍及び下流、すなわち、第2の走行方向F2(図5Bを参照)に対して、新しいロングレール221の第1の端部分221’を接続しなければならない、古い接合レール211の端211’の下流に位置付けられた部分において、古いレールを締結しているタイを解体するステップであって、上記タイを解体するステップは、中和ステップを実装する車両132の上流でも使用されるか又は実装され得るときに、上記走行方向F2において工事列車130の第3の上流の車両133の領域において、好ましくは位置付けられた解体手段102によって実装される、解体するステップと、
-第2の走行方向F2(図5Bを参照)に対して、最初の新しいロングレール221の端部221’を接続しなければならない、古い接合レール211の端211’の下流の、古い接合レール211の端部211’を中和するための加熱又は冷却のステップであって、端部211’は、最初の新しいロングレールの端部221’を接続しなければならない、古い接合レール211の端211’を含み、上記加熱又は冷却ステップは、好ましくは、中和加熱又は冷却手段111によってではなく、基準温度の保持及び/又は補正手段113、114、112によって実施される、加熱又は冷却のステップと、上記伝熱又は断熱手段は、第1の車両131の前方に連結されているとともに上記走行方向F2において工事列車130の下流に位置付けられた第2の車両132によって部分的に(112)担持され、
-古いレール21、特に古い接合レール211(図5Cを参照)を切断するステップであって、それゆえ、この鉄道線路20の不連続部が、列車が走行方向F2に従って走行するにつれて、中和加熱又は冷却、古いレール21の解体、及び新しいロングレール22の敷設を実施する車両132がまたがるときの位置における、鉄道線路20の不連続部を生じさせる、切断するステップと、
-古い接合レール211の端211’を接続しなければならない端221’を含む、最初の新しいロングレール221の端部221’を中和するための加熱又は冷却のステップと、
-古い接合レール211の端211’において枕木23上に少なくとも最初の新しいロングレール221の少なくとも一部分を敷設した後、古い接合レール211の端211’を、継目板又はレールドリフトピンなどの一時的な接続デバイス30(図5Dを参照)によって、最初の新しいロングレール221の端221’に一時的に端と端を接続するステップであって、ボギー101の通過を確実にし、かつ可能性のある外気温の変化にもかかわらず、端と端を理想的には中立位置に保持することを可能にする、一時的に端と端を接続するステップと、
-工事列車100が一時接続デバイス30を通過したときの、2つの接続された端211’、221’の永続的な接続、例えば溶接、好ましくはテルミット溶接のステップであって、一時接続デバイス30の取り外しのステップが続く、永続的な接続のステップと、を含む。
特定の構成では、レールの切断前の古い接合レール211の端211’の上流の古い接合レール211の端部211’の加熱又は冷却は、少なくとも1つの中和加熱若しくは冷却手段111、並びに/又は基準温度の保持及び/若しくは補正手段112、113、114の全部若しくは一部によって確実にすることができる。この後者の場合、中和加熱又は冷却手段111は、好ましくは、新しいロングレール221のうちの最初の端部221’を基準温度に中和するステップからのみ作動させることができる。基準温度の保持及び/又は補正手段112、113、114の全て又は一部のみを使用する利点は、この場所では、古い接合レール211が、枕木23上に敷設されており、誘導加熱などの中和手段111の使用が、レールのように同様に金属である古いレールのタイに損傷を与える可能性があることである。保持及び/又は補正112、113、114のための加熱は、誘導加熱111よりも強力ではなく、タイへの損傷を防止する。これは、装置をより高価かつより複雑にする、中和手段111のための出力変動手段、特に誘導加熱手段を使用するよりも実施しやすい。古い接合レール211の端部211’の加熱又は冷却は、好ましくは、タイが解体されるゾーンよりも長い距離にわたって実行される(図5Bを参照)。
第2の段階Bはまた、交換を終了するために、工事列車100によって新しいロングレール22を敷設し、古いレール21を解体するステップの解除に対応する最終段階を含む。上記最終段階は、図6A、図6B、図6C、図6D、図6E、及び図6Fに詳細に例解されており、特に、排他的ではないが、好ましくは、鉄道線路20の同じ領域内の2つの平行なレールの各々について、
-新しいロングレール222のうちの最後の端部222’を基準温度に中和するための加熱又は冷却のステップであって、端部は、古い鉄道線路20を接続しなければならない、最後の新しいロングレール222の端222’を含む、加熱又は冷却のステップと(図6Bを参照)、
-古い接合レール212の端212’を画定する、古いレール21を切断するステップと(図6Cを参照)、
-最後の新しいロングレール222の端222’を、継目板又はレールドリフトピンなどの少なくとも1つの一時接続デバイス30によって、対応する古い接合レール212の端212’に一時的に端と端を接続するステップであって(図6Dを参照)、これは、加熱の使用の場合にはレールが自由に伸長するが後退せず、又は冷却の使用の場合には自由に後退するが伸長せず、したがって、可能性のある外気温の変化にもかかわらず、中立位置を維持することを可能にする、一時的に端と端を接続するステップと、
-第2の走行方向F2に対して、最後の新しいロングレール222の端部222’を接続しなければならない、古い接合レール212の端212’の上流に位置付けられた、古い接合レール212の端部212’を中和するための加熱又は冷却のステップであって(図6Dを参照)、古い接合レール212の端部212’は、最後の新しいロングレール222の端部を接続しなければならない、古い接合レールの端212’を含み、加熱又は冷却の上記ステップは、好ましくは、中和加熱又は冷却手段111によってではなく、基準温度の保持及び/又は補正手段113、114、112によって実施され、古い接合レール212の端部212’の加熱又は冷却は、好ましくは、タイが解体されるゾーンよりも長い距離にわたって実行される(図6Eを参照)、加熱又は冷却のステップと、
-工事列車100が一時接続デバイス30を通過したときの、2つの接続された端212’、222’の永続的な接続、例えば溶接、例えばテルミット溶接のステップであって、一時接続デバイス30の取り外しのステップが続く、永続的な接続のステップと、を含む。
工事列車130の進行全体の間、第2の走行方向F2に従って、
-走行方向F2において工事列車130の前部、この場合は第3の車両133の上流に配置された工事ステーション102は、鉄道線路20の切り離される部分P1がもはやタイによって締結されないように、レールを枕木23に締結しているレールのタイを取り外すように設計されており、
-第3の車両133によって担持され、タイを取り外す工事ステーション102の下流に配置された工事ステーション103は、取り外されたタイを収集するように設計されており、
-第2の車両132によって担持され、タイを収集する工事ステーション103の下流に配置された工事ステーション104は、一般的にゴム製であり、枕木とレールの底部との間に位置付けられた古いタイパッドを解体するように設計されており、上記タイパッドは、振動の一部を減衰し、枕木23に損傷を与えることなくレールの長手方向の進行を可能にする役割を有する、
-第2の車両132によって担持され、古いタイパッドを解体する工事ステーション104の下流に配置され、中和手段111の上流の工事ステーション105は、新しいロングレール22が載置される枕木23上に新しいタイパッドを置くように設計されており、
-第1の車両131によって担持され、ゾーンZ3の領域に位置付けられた基準温度の保持及び/又は補正手段113の下流に配置された工事ステーション106は、工事ステーション104によって解体された古いタイパッドを収集するように設計されており、
-第1の車両131によって担持され、古いタイパッドを収集する工事ステーション106の下流に配置され、タイを配置するように設計された工事ステーション107と、
-第1の車両131によって担持され、タイを配置する工事ステーション107の下流に配置され、鉄道線路20の取り付けられた部分P2がタイによってブロックされるように、レールタイを締結し、したがって、上記レールを枕木23に締結するように設計された、工事ステーション108。
このようにして、新しいレールは切り離された状態で中和される。当然ながら、これらの工事ステーションは実質的にシフトさせることができる。説明されるように、第3の貨車133を備える構成において、レールタイの取り外しを確実にすることができるのは、この貨車133である。次いで、タイを収集するステップは、好ましくは、それらの取り外しの直後に実施される。新しいロングレール22は、更に、タイの状態がこれを許す場合、タイのリサイクルを確実にするために、新しいタイを使用するか、又は以前に取り外され、その後収集された古いタイを使用するかのいずれかで取り付けられる。
「工事ステーション」とは、手動作業を行う人員を受け入れることを可能にする任意の工事ステーション、及び/又はこれらの作業を自動若しくは半自動的に行うことを意図した任意の装置を意味することに留意されたい。
更に、上記第2の段階Bの間に、タイの取り外し、したがって、タイの後続のブロックは、最初の新しいロングレール221の端221’を接続しなければならない端211’を含む古い接合レール211の端211’において下流部分から始まって実施され、第2の走行方向F2に関して、最後の新しいロングレール222の端222’を接続しなければならない端212’を含む古い接合レール212の端212’における上流部分まで延在する。このようにして、新しいロングレールの敷設は、基準温度で実行され、上記敷設に、所定の基準温度に従ってその後、新しいロングレールを締結することを目的とした作業が続く。
図7は、レール車列10の作業、特に鉄道線路20に沿ったその進行を例解するグラフであり、x軸は、工事中の時間経過を示し、y軸は、鉄道線路20に対する位置を示す。ここで、上部曲線である第1の曲線C100は、工事列車100の進行に対応し、曲線C100の下の第2の曲線C140は、工事列車100から独立して、距離dを置いて走行するレール車両140の進行に対応する。
第1の段階Aの間、工事列車100は、鉄道線路20に沿って、開始位置X0から終端位置X1まで移動する。第1の走行方向F1に従ったこの移動の間、工事列車100は、鉄道線路20に沿って新しいロングレール22を積み下ろす動的ステップA1と、各新しいロングレールが、鉄道線路20に沿うこれらの新しいロングレール22の正確な積み下ろしを確実にするために、工事列車のガイドトンネル内に係合するステージを指し示す、静的ステップA3とを交互に行う。
工事列車100の進行と並行して、レール車両140は、第1の走行方向F1に従って、溶接の準備の静的ステップA2と、2つの新しいロングレールのうちの1つの当接端から別の当接端への移動の動的ステップA4とを交互に行い、段階的に進行する。
第1の段階Aに続いて、第2の段階Bが続き、その間、工事列車100は、鉄道線路20に沿って、終端位置X1から開始位置X0まで移動する。第2の走行方向F2に従ったこの移動の間、工事列車100は、古いレール21を輸送ワゴン120上に積み込む動的ステップB3と、古いレール21がその積み込み中に切断される間のステージを指し示す静的ステップB5とを交互に行い、そのため、古いレール21は、輸送列車120上の複数の基本区間内に格納され得る。
この種の実施形態では、試験が、工事列車100が、250mの工事半径及び40%の勾配に従って進行することが可能でありながら、第1の段階Aの間に2500m/hの速度で、及び第2の段階Bの間に600m/hの速度で進行し得ることを示した。本発明によるそのような方法はまた、必要に応じて、隣接する鉄道線路を可能な限り自由に残すことで隣接する鉄道線路を完全に安全に走行することができる間に実施することが可能であるという利点を提供する。
上記第2の段階Bの間の工事列車100の進行と並行して、レール車両140は、第2の走行方向F2に従って、溶接のステップB2と、2つの新しいロングレールのうちの1つの当接端から別の端への移動のステップB4とを交互に行い、段階的に進行する。ステップB6及びB7は、工事の終わりに2つの接続された端212’、222’間の溶接を確実にするために、それぞれ、溶接機械140及び工事列車100の、その進行の継続中及び開始位置X0を越えた移動を指し示す。第2の段階Bの初期段階B1(図5A~図5F)及び最終段階B4(図6A~図6F)は、段階によって示され、これは、これらの2つの段階A及びBの間の工事列車100の移動速度が非常に低いことを前提として簡略化されている。更に、そのような方法は、LWRレールの電気溶接作業、レールタイの解体及び再取り付け、並びにレールの中和を容易にかつ比較的迅速に実装することを可能にする。
当然ながら、本発明は、例として上記に記載されている。当業者が、本発明の範囲から決して逸脱することなく、本発明の異なる変形形態を実装することが可能であることが理解されるであろう。
例えば、工事列車の構成は、異なる場合がある。工事列車は、図5及び図6に示されるように、2台のみの貨車、又は図1、図2、図3及び図4に示されるように、3台の貨車を備え得る。より正確には、工事列車130の第3の工事車両133を用いることなく工事が行われるように、工事列車を設計することが可能である。そのような設計では、第2の走行方向F2に関して、レール車両の上流にある手動工具を使用して、古い線路のタイを解体することができる。
更に、レールは、作業中に全ての鉄道線路を交換するように2つずつ並行して、及び/又は単一の線のレールを交換するように鉄道線路の片側のみに沿って連続して交換することができる。実際には、鉄道線路の一方の片側の連続したレールのみが交換されることを想定することができ、これは、曲線区間などの鉄道線路の区間で関心を持たれ得る。換言すれば、初期及び/又は最終敷設方法は、交換に関して、鉄道線路のレールの1つの線上で、又は実際には鉄道線路のレールの2つの平行な線上で同時に実施され得る。
代替的又は追加的な設計では、中和は、加熱又は冷却による以外には、レールの部分を、上記基準温度でのそれらの膨張に対応するように伸長させる可能性のある機械的応力によって達成され得る。したがって、基準状態は、それ自体が上記基準温度に曝露された場合のレールの部分の状態に対応する、基準として与えられる膨張状態に対応する。
第1の段階A及び第2の段階Bは、時間的に間隔を置いて実施され、第1の段階Aは、1晩で実施され、第2の段階Bは、翌日の夜に実施されることが可能であることも想定され得る。
古いレールの解体については、古いレールは、輸送列車に積み込まれる代わりに、枕木上に敷設されたそれらの位置から鉄道線路に沿って積み下ろされることもできる。
ボギーは、任意のタイプの車輪セットによって形成することもできる。
そのようなレール車列は、敷設された鉄道線路の良好な安全性を確実にしながら、工事の継続時間を低減するために、鉄道線路の可能な限り短い不動化を提供する鉄道線路の交換を可能にするという点で、特に興味深い。当然ながら、全てのステップを伴わない作業にこの種のレール車列を使用することも可能である。レール車列は、溶接及びローラ支持体の配置の任意選択的な作業を用いて、鉄道線路の外側又は内側のいずれかで、輸送列車から鉄道線路に沿って新しいロングレールを単に輸送及び積み下ろしするために使用することができる。
本明細書、図面、及び添付の特許請求の範囲から当業者が従う全ての特徴は、個別に、及び任意の組み合わせの両方で、他の特定の特徴に関連してのみ具体的に説明されている場合であっても、明示的に除外されないか、又は技術的な状況により、そのような組み合わせが不可能若しくは無意味にならないのであれば、本明細書に開示される他の特徴又は特徴の群と組み合わせることができることが強調される。

Claims (9)

  1. 鉄道線路(20)の新しいロングレール(22)を、走行方向(F2)において走行する工事列車(100)によって敷設するための初期方法であって、前記初期方法は、前記工事列車が前記走行方向(F2)において走行しているときに、前記新しいロングレール(22)が敷設され、その後、前記鉄道線路(20)の固定構造(23)に締結されている間の段階(B)を含むタイプの前記鉄道線路(20)の古いレール(21)を交換するためのプロセスの間に実装されることが意図され、前記初期敷設方法が、
    -前記新しいロングレール(221)のうちの最初の少なくとも一部分を、古い接合レール(211)の少なくとも1つの端(211’)において、前記固定構造(23)上に敷設するステップと、
    -少なくとも1つの一時的な接続デバイス(30)によって、前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を、前記最初の新しいロングレール(221)の少なくとも1つの端(221’)に接続するための一時的に端と端を接続するステップと、
    -前記古い接合レール(211)及び前記最初の新しいロングレール(221)の2つの接続された前記端の、例えば、溶接による永続的な接続のステップと、を含み、
    前記初期敷設方法が、前記敷設ステップの前に、前記最初の新しいロングレール(221)の少なくとも1つの端部分(221’)を基準温度に中和するために、加熱するか又は冷却するステップを含み、前記端部分が、前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を接続する必要がある、前記最初の新しいロングレール(221)の前記端(221’)を含むことを特徴とする、初期方法。
  2. 前記方法が、前記最初の新しいロングレールの前記端部分(221’)を接続する必要がある、前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を含む、前記古い接合レール(211)の端部分を、好ましくは、加熱するか又は冷却することによって中和するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のレールを敷設するための初期方法。
  3. 前記古い接合レールの前記端部分を中和するために加熱するか又は冷却する前記ステップが、好ましくは前記古い接合レールの前記端部分を前記基準温度に加熱するための赤外線源を含む、伝熱又は断熱手段によって実施されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のレールを敷設するための初期方法。
  4. 前記一時的な接続デバイス(30)によって、前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を前記最初の新しいロングレール(221)の前記端(221’)に一時的に端と端を接続する前記ステップの前に、接続される前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を形成するために、前記古い接合レール(211)を切断するステップが実施されることを特徴とする、先行請求項のいずれか一項に記載のレールを敷設するための初期方法。
  5. 前記一時的な接続デバイス(30)が、少なくとも1つの継目板又はレールドリフトピンを備えることを特徴とする、先行請求項のいずれか一項に記載のレールを敷設するための初期方法。
  6. 前記一時的な接続デバイス(30)によって、前記古い接合レール(211)の前記端(211’)を前記最初の新しいロングレール(221)の前記端(221’)に一時的に端と端を接続する前記ステップの前に、又は前記ステップに続いて、前記端(211’、221’)が、前記永続的な接続ステップ、例えば、研磨機械加工のステップを考慮して準備ステップを経ることを特徴とする、先行請求項のいずれか一項に記載のレールを敷設するための初期方法。
  7. 鉄道線路(20)の新しいロングレール(22)を、走行方向(F2)において走行する工事列車(100)によって敷設するための最終方法であって、前記最終方法は、前記工事列車が前記走行方向(F2)において走行しているときに、前記新しいロングレール(22)が敷設され、その後、前記鉄道線路(20)の固定構造(23)に締結される間の段階(B)を含むタイプの前記鉄道線路(20)の古いレール(21)を交換するためのプロセスの間に実装されることが意図され、前記最終敷設方法が、
    -前記新しいロングレール(222)のうちの最後の少なくとも一部分を、古い接合レール(212)の少なくとも1つの端(212’)において、前記固定構造(23)上に敷設するステップと、
    -少なくとも1つの一時的な接続デバイス(30)によって、前記最後の新しいロングレール(222)の端(222’)を、前記古い接合レール(212)の少なくとも前記端(212’)に接続するための一時的に端と端を接続するステップと、
    -前記古い接合レール(212)及び前記最後の新しいロングレール(222)の2つの接続された前記端の、例えば、溶接による永続的な接続のステップと、を含み、
    前記最終敷設方法が、前記敷設ステップの前に、前記最後の新しいロングレール(222)の少なくとも1つの端部分(222’)を基準温度に中和するために、加熱するか又は冷却するステップを含み、前記端部分が、前記古い接合レール(212)の前記端(212’)を接続する必要がある、前記最後の新しいロングレール(222)の前記端(222’)を含むことを特徴とする、最終方法。
  8. 前記方法が、前記最後の新しいロングレール(222)の前記端部分を接続する必要がある、前記古い接合レールの前記端(212’)を含む前記古い接合レール(212)の端部分(212’)を、好ましくは、加熱すること又は冷却することによって中和するステップを含むことを特徴とする、請求項7に記載の最終方法。
  9. 前記新しいロングレール(22)が敷設され、その後、走行方向(F2)において走行する工事列車(100)によって前記鉄道線路(20)の固定構造(23)に締結される間の段階(B)を含むタイプの鉄道線路(20)の古いレール(21)を交換するための方法であって、前記交換方法は、前記段階(B)が、請求項1~6のいずれか一項に記載の新しいロングレール(22)を敷設するための初期方法によって開始され、かつ/又は請求項7若しくは8に記載の新しいロングレール(22)を敷設するための最終方法によって終了されることを特徴とする、方法。
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