JP2023527584A - クラック除去のための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
- 誘導測定を利用するクラック検出ユニットによって金属製造プロセス中にクラックの存在とそのクラック深さとを決定するステップと、
- クラック検出ユニットから知られている距離に配置されたクラック除去ユニットへクラック検出信号とクラック深さとを送信するステップと、クラック除去ユニットは、カービング手段を噴出し、噴出されるカービング手段の強度を変化させるように構成されたエジェクタを備え、
- クラック検出信号に基づいて少なくともクラック深さに基づく噴出されるカービング手段の強度でエジェクタを作動させることによって検出されたクラックを除去するステップと、を備える。
- 送信コイルと少なくとも1つの受信コイルとを備えるクラック検出ユニットと、
- クラック検出ユニットから知られている距離に配置されたクラック除去ユニットと、クラック除去ユニットは、カービング手段を噴出し、噴出されるカービング手段の強度を変化させるように構成された少なくとも1つのエジェクタを備え、
- 金属材料中に磁場を発生させるために知られているスキーマに従って送信コイルに電流を送り、信号を発生させるために受信コイルによって磁場を検出し、クラックの存在とそのクラック深さとを確立するために発生させられた信号を処理するように構成された制御ユニットと、ここにおいて、金属製造プロセス中にクラックを検出すると、制御ユニットは、クラックを除去するようにエジェクタを作動させ、少なくともクラック深さに基づいて噴出されるカービング手段の強度を設定するためにクラック除去ユニットへクラック検出信号とクラック深さとを送信するように構成される、を備える。
- 金属材料中に磁場を発生させるために送信コイルへ第1の大きさを有する電流を送ることと、
- 磁場が、金属材料中で測定されることが望まれる最も深いクラック深さよりも深く侵入したことが推定されるときに、電流が第2の大きさを得るように電流を制御することと、
- 受信コイルによって磁場を検出することと、それによって、検出された磁場が、受信コイル中に信号を発生させる、
- 第1の時間範囲内の信号の第1の特性値を決定することと、第1の時間範囲は、
- 第2の大きさを得るための電流の制御による任意の乱れが終わったことが推定された時間、ならびに
- 任意で、第2の大きさを得るために電流の制御により金属材料中に誘導される電流が、金属材料の表面の凹凸および測定されることが望まれないクラック深さに対応する深さよりも金属材料中に深くに侵入した時間、に開始し、
第1の時間範囲は、第2の大きさを得るために電流の制御により電流が金属材料中に誘導される電流が、測定されることが望まれる最も深いクラック深さに対応する金属材料中の深さまで侵入したときに終了する、
- 第1の時間範囲後の第2の時間範囲内の信号の第2の特性値を決定することと、
- 第1の特性値および第2の特性値に基づいてクラックの可能性がある存在およびそのクラック深さを決定することと、を含む。
- 第2の大きさを得るための電流の制御による任意の乱れが終わったことが推定された時間、ならびに
- 任意で、第2の大きさを得るために電流の制御により金属材料中に誘導される電流が、金属材料の表面の凹凸、および測定されることが望まれないクラック深さに対応する深さよりも金属材料中に深く侵入した時間、に開始し、
第1の時間範囲は、第2の大きさを得るための電流の制御により金属材料中に誘導される電流が、測定されることが望まれる最も深いクラック深さに対応する金属材料中の深さまで侵入した後に終了し、コンピューティング装置は、第1の時間範囲後の第2の時間範囲内で信号の第2の特性値を決定し、第1の特性値および第2の特性値に基づいてクラックの可能性のある存在およびそのクラック深さを決定するようにさらに構成される。
- 磁場が金属材料中で測定されることが望まれる最も深いクラック深さよりも深くに侵入したことが推定されるときに、電流が第2の大きさを得るように電流を制御し、
- 受信コイルによって磁場を検出し、それによって、この検出された磁場は、受信コイル中に信号を発生させ、
- 第2の大きさを得るための電流の制御により任意の乱れが終わったことが推定される第1の時点で信号の第1の信号値を決定し、
- 第1の時点の後の第2の時点で信号の第2の信号値を決定し、
- 第2の時点の後の第3の時点で信号の第3の信号値を決定し、
- 信号値の以下の組合せ、すなわち、第1の信号値と第2の信号値、第2の信号値と第3の信号値、および第1の信号値と第3の信号値のうちの少なくとも2つの間の特性関係を決定することによって第1、第2、および第3の信号値に基づいてクラックの可能性のある存在およびそのクラック深さを決定し、ここにおいて、信号値の少なくとも2つの組合せ間の特性関係は、エッジの位置およびエッジの曲率の半径から独立している。上記特定された時間に従って信号値の少なくとも2つの組合せ間の特性関係を決定することによって、クラック深さは、決定されたクラック深さ値に影響を与える他のプロセス・パラメータを有することなく、エッジの位置およびエッジの曲率の半径から独立して決定され得る。したがって、信号値の少なくとも2つの組合せの間の特性関係は、エッジの位置およびエッジの曲率の半径から独立していることを理解されたい。したがって、信頼できるクラック深さ測定が、金属材料のエッジにおいて提供され得る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 金属製造プロセス中に金属材料(M)中のクラック(C)を除去する方法であって、前記方法は、
- 誘導測定を利用するクラック検出ユニットによって前記金属製造プロセス中にクラックの存在とそのクラック深さとを決定するステップ(S10)と、
- 前記クラック検出ユニットから既知の距離に配置されたクラック除去ユニットへクラック検出信号(D)とクラック深さ(CD)とを送信するステップ(S20)と、ここで、前記クラック除去ユニットは、カービング手段を噴出し、噴出される前記カービング手段の強度を変化させるように構成されたエジェクタを備え、
- 前記クラック検出信号に基づいて、少なくとも前記クラック深さに基づく噴出される前記カービング手段の強度で前記エジェクタを作動させることによって、検出された前記クラックを除去するステップ(S30)と、を備える方法。
[2] 検出された前記クラックを除去するための前記エジェクタの作動は、前記金属材料の速度と、前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の距離と、によって決定される、前記クラック検出ユニットによるクラック検出からの経過時間に基づく、[1]に記載の方法。
[3] 前記エジェクタと前記金属材料の表面との間の第1の距離を決定するステップ(S25)をさらに備え、ここにおいて、前記金属製造プロセス中に検出された前記クラックを除去する前記ステップは、少なくとも前記クラック深さ及び前記第1の距離に基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定することを備える、[1]又は[2]に記載の方法。
[4] 前記金属材料の表面と前記クラック除去ユニットの前記エジェクタとの間の前記第1の距離を適合させるステップ(27)をさらに備える、[3]に記載の方法。
[5] クラック除去のプロセス中に前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の距離を一定に維持することを備える、[1]から[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6] エッジにおけるクラックとそのクラック深さとを検出するために前記金属材料(M)の前記エッジ(E)の外側に前記クラック検出ユニットの一部を用意するステップ(S5)をさらに備える、[1]から[5]のいずれか一項に記載の方法。
[7] 基準位置に対しての前記エッジの位置を決定するステップ(28)と、クラック除去のプロセス中に、前記エッジと前記クラック検出ユニットとの間の相対距離と、前記エッジと前記クラック除去ユニットとの間の距離と、を一定に維持するように前記クラック検出ユニット及び前記クラック除去ユニットの位置を調整するステップ(29)とをさらに備える、[6]に記載の方法。
[8] 前記エジェクタはバーナであり、噴出される前記カービング手段は火炎であり、前記方法は、前記バーナへのガス供給量を制御することによって前記火炎の強度を調整するステップをさらに備える、[1]から[7]のいずれか一項に記載の方法。
[9] 前記金属材料の同じ動作線に沿って前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとを配置するステップ(S7)を備える、[1]から[8]のいずれか一項に記載の方法。
[10] 金属製造プロセス中に金属材料(M)中のクラック(C)を除去するための装置(1、1’)であって、前記装置は、
- 送信コイル(32、3)と少なくとも1つの受信コイル(34、5)とを備えるクラック検出ユニット(30、16)と、
- 前記クラック検出ユニットから既知の距離(KD)に配置されたクラック除去ユニット(40、25)と、ここで、前記クラック除去ユニットは、カービング手段(44、27)を噴出し、噴出される前記カービング手段の強度を変化させるように構成された少なくとも1つのエジェクタ(42、26)を備え、
- 前記金属材料中に磁場を発生させるために既知のスキームに従って前記送信コイルに電流を送り、信号を発生させるために前記受信コイルによって前記磁場を検出し、クラックの存在とそのクラック深さ(CD)とを確立するために発生した信号を処理するように構成された制御ユニット(60、17)と、ここで、前記金属製造プロセス中にクラックを検出すると、前記制御ユニットは、前記クラックを除去するように前記エジェクタを作動させ、少なくとも前記クラック深さに基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定するために前記クラック除去ユニットへクラック検出信号(D)とクラック深さ(CD)とを送信するように構成されている、を備える装置(1、1’)。
[11] 前記制御ユニットは、前記金属材料の速度と、前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の前記距離と、によって決定される前記クラック検出ユニットによるクラック検出からの経過時間に基づいて前記エジェクタの前記作動のタイミングを計算するように構成される、[10]に記載の装置。
[12] 前記制御ユニットは、前記エジェクタと前記金属材料の表面との間の第1の距離(FD)を決定するように構成され、少なくとも前記クラック深さ及び前記第1の距離に基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定する、[10]又は[11]に記載の装置。
[13] 前記金属材料に対して前記クラック検出ユニット及び/又は前記クラック除去ユニットの位置を調整するように構成された位置調整装置(70、21)をさらに備える、[10]から[12]のいずれか一項に記載の装置。
[14] 前記クラック検出ユニット及び前記クラック除去ユニットは、共通プラットフォーム(50、20)を共有している、[10]から[13]のいずれか一項に記載の装置。
[15] 前記クラック検出ユニットは、エッジにおけるクラック及びそのクラック深さの検出を可能にするために、送信コイルの一部が前記金属材料(M)の前記エッジ(E)の外側に配置されるように構成されている、[10]から[14]のいずれか一項に記載の装置。
[16] 前記制御ユニットは、基準位置に対する前記エッジの位置を決定するように構成されている、[15]に記載の装置。
[17] 前記エジェクタは、カービング手段として火炎を噴出するように構成されたバーナであり、前記火炎の強度を変化させるために前記バーナへのガス供給量を変化させる、[10]から[16]のいずれか一項に記載の装置。
Claims (17)
- 金属製造プロセス中に金属材料(M)中のクラック(C)を除去する方法であって、前記方法は、
- 誘導測定を利用するクラック検出ユニットによって前記金属製造プロセス中にクラックの存在とそのクラック深さとを決定するステップ(S10)と、
- 前記クラック検出ユニットから既知の距離に配置されたクラック除去ユニットへクラック検出信号(D)とクラック深さ(CD)とを送信するステップ(S20)と、ここで、前記クラック除去ユニットは、カービング手段を噴出し、噴出される前記カービング手段の強度を変化させるように構成されたエジェクタを備え、
- 前記クラック検出信号に基づいて、少なくとも前記クラック深さに基づく噴出される前記カービング手段の強度で前記エジェクタを作動させることによって、検出された前記クラックを除去するステップ(S30)と、を備える方法。 - 検出された前記クラックを除去するための前記エジェクタの作動は、前記金属材料の速度と、前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の距離と、によって決定される、前記クラック検出ユニットによるクラック検出からの経過時間に基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記エジェクタと前記金属材料の表面との間の第1の距離を決定するステップ(S25)をさらに備え、ここにおいて、前記金属製造プロセス中に検出された前記クラックを除去する前記ステップは、少なくとも前記クラック深さ及び前記第1の距離に基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定することを備える、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記金属材料の表面と前記クラック除去ユニットの前記エジェクタとの間の前記第1の距離を適合させるステップ(27)をさらに備える、請求項3に記載の方法。
- クラック除去のプロセス中に前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の距離を一定に維持することを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- エッジにおけるクラックとそのクラック深さとを検出するために前記金属材料(M)の前記エッジ(E)の外側に前記クラック検出ユニットの一部を用意するステップ(S5)をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 基準位置に対しての前記エッジの位置を決定するステップ(28)と、クラック除去のプロセス中に、前記エッジと前記クラック検出ユニットとの間の相対距離と、前記エッジと前記クラック除去ユニットとの間の距離と、を一定に維持するように前記クラック検出ユニット及び前記クラック除去ユニットの位置を調整するステップ(29)とをさらに備える、請求項6に記載の方法。
- 前記エジェクタはバーナであり、噴出される前記カービング手段は火炎であり、前記方法は、前記バーナへのガス供給量を制御することによって前記火炎の強度を調整するステップをさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記金属材料の同じ動作線に沿って前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとを配置するステップ(S7)を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 金属製造プロセス中に金属材料(M)中のクラック(C)を除去するための装置(1、1’)であって、前記装置は、
- 送信コイル(32、3)と少なくとも1つの受信コイル(34、5)とを備えるクラック検出ユニット(30、16)と、
- 前記クラック検出ユニットから既知の距離(KD)に配置されたクラック除去ユニット(40、25)と、ここで、前記クラック除去ユニットは、カービング手段(44、27)を噴出し、噴出される前記カービング手段の強度を変化させるように構成された少なくとも1つのエジェクタ(42、26)を備え、
- 前記金属材料中に磁場を発生させるために既知のスキームに従って前記送信コイルに電流を送り、信号を発生させるために前記受信コイルによって前記磁場を検出し、クラックの存在とそのクラック深さ(CD)とを確立するために発生した信号を処理するように構成された制御ユニット(60、17)と、ここで、前記金属製造プロセス中にクラックを検出すると、前記制御ユニットは、前記クラックを除去するように前記エジェクタを作動させ、少なくとも前記クラック深さに基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定するために前記クラック除去ユニットへクラック検出信号(D)とクラック深さ(CD)とを送信するように構成されている、を備える装置(1、1’)。 - 前記制御ユニットは、前記金属材料の速度と、前記クラック検出ユニットと前記クラック除去ユニットとの間の前記距離と、によって決定される前記クラック検出ユニットによるクラック検出からの経過時間に基づいて前記エジェクタの前記作動のタイミングを計算するように構成される、請求項10に記載の装置。
- 前記制御ユニットは、前記エジェクタと前記金属材料の表面との間の第1の距離(FD)を決定するように構成され、少なくとも前記クラック深さ及び前記第1の距離に基づいて噴出される前記カービング手段の強度を設定する、請求項10又は11に記載の装置。
- 前記金属材料に対して前記クラック検出ユニット及び/又は前記クラック除去ユニットの位置を調整するように構成された位置調整装置(70、21)をさらに備える、請求項10から12のいずれか一項に記載の装置。
- 前記クラック検出ユニット及び前記クラック除去ユニットは、共通プラットフォーム(50、20)を共有している、請求項10から13のいずれか一項に記載の装置。
- 前記クラック検出ユニットは、エッジにおけるクラック及びそのクラック深さの検出を可能にするために、送信コイルの一部が前記金属材料(M)の前記エッジ(E)の外側に配置されるように構成されている、請求項10から14のいずれか一項に記載の装置。
- 前記制御ユニットは、基準位置に対する前記エッジの位置を決定するように構成されている、請求項15に記載の装置。
- 前記エジェクタは、カービング手段として火炎を噴出するように構成されたバーナであり、前記火炎の強度を変化させるために前記バーナへのガス供給量を変化させる、請求項10から16のいずれか一項に記載の装置。
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