JP2023526863A - 製品ロックアセンブリを含むパッケージ - Google Patents

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Abstract

製品ロック機能を有するパッケージは、製品ロックアセンブリで製品が固定される製品表示パネルを含むことができる。製品ロックアセンブリは、ロック要素と受容要素とを含むことができ、ロック要素は、2段階で受容要素に一方向に挿入可能であり、第1段階は製品表示パネルを製品に固定するためのものであり、第2段階はさらに挿入するためのものである。製品が製品展示パネルから取り外された後、ロック要素を受容要素に挿入する。【選択図】図1

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2020年5月21日に出願された米国仮特許出願第63/028,270号に対する優先権の利益を主張し、その開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、製品ロックアセンブリ、およびパッケージのパッケージ展示パネルに製品を固定するための製品ロックアセンブリを有するパッケージに関する。
パッケージファスナーは、さまざまな分野で使用され、パッケージ内での製品の保持、パッケージ内での陳列用製品の固定、パッケージ内からの製品の盗難の防止、および/または改ざんの証拠の提供に役立つ。このようなロックファスナーは、さまざまな種類の製品に使用でき、玩具のパッケージに一般的に使用されている。従来のパッケージ用ファスナーの例には、結束バンド、結束バンド留め具、紙紐留め具、および取り外しのために製品内の開口部と整列するように折り返される成形プラスチック留め具が含まれる。
このような従来の留め具は取り外しが難しく、パッケージを開けるのが煩わしく、消費者の製品に対する全体的な印象や満足度に悪影響を与える可能性がある。そのような留め具は、環境に有害であり、パッケージとともに余分な廃棄物を引き起こす可能性もある。
以下に記載する技術情報は、いくつかの点で、添付の特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の開示を超える場合がある。追加の技術情報は、実際の発明をより広い技術的文脈に置き、関連する可能性のある技術開発を説明するために提供される。添付の特許請求の範囲に含まれないそのような追加の技術情報は、本発明の一部ではない。
パッケージは、製品が固定される製品展示パネルを含むことができ、製品展示パネルは、製品ロックアセンブリを受け入れるための開口を備える。製品ロックアセンブリは、ペグと、ペグから延びる延長部分と、を有するロック要素を含むことができ、延長部分は、第1および第2の離間した突起を含み、製品内に配置または取り付けられる受容要素を含み、受容要素は、第1の端部および内側に配置された第2の端部を有する開口部を備える。ロック要素は、開口を通って嵌合し、第1の位置まで受容要素内に挿入されるように適合されている。それにより製品展示パネルは製品に固定され、第1の突起は受容要素の開口部の第2の端部を超えて延在し、ロック要素が開口部から分離することを防止する。ロック要素は、製品展示パネルを製品から第2の位置まで分離した後、開口部にさらに挿入されるように適合される。それにより第2突起は、受容要素の開口部の第2端部を超えて延在する。
ベースは、ロックペグが開口部を通らないようなサイズを有するロックペグであることができ、ロック要素が第1の位置にあるとき、製品展示パネルの一部がロックペグと製品との間に配置され、ロック要素が第2の位置にさらに挿入されることを防止する。製品展示パネルは、税品表示パネルを引き裂いて開口部を拡大することによって、ロックペグと製品との間で分離され、製品展示パネルはロックペグの周囲から分離される。これにより、ロック要素を第2の位置にさらに挿入することができる。
製品ロックアセンブリは、パッケージングロックをさらに備えることができ、ロック要素は、ロック要素が受容要素に第1の位置まで挿入されると、パッケージングロックを受け入れるように適合されたパッケージングロック受容開口部をさらに含み、ロック要素は、パッケージングロック受容開口部に配置されたときに第2の位置まで受容要素に挿入されることを防止し、ロック要素は、パッケージングロックがパッケージングロック受容開口部から取り外されるときに、製品から製品展示パネルを分離し、さらにロック要素を第2の位置に挿入可能に、製品展示パネルの開口部に嵌るように適合される。
パッケージは、製品が固定される製品展示パネルを含むことができ、製品展示パネルは、製品ロックアセンブリを受け入れるための開口部を備える。製品ロックアセンブリは、ペグと、ペグから第1の端部から反対側に配置された第2の端部まで外側に延在する延長部分とを有するロック要素を含むことができ、延長部分は、第2の端部またはそれに隣接して配置された第1の突起と、第1の突起と第1の端部との間の延長部分の長さに沿って配置された第2の突起とを有し、製品内に配置された受容要素であって、受容要素は、製品外面の第1の端部から製品の内部の第2の端部まで延在する開口部を有し、開口部は、第2の端部で第1の端部の直径より小さな直径を有することができる。延長部分は、第1の直径から第2の直径に可逆的に変形するように適合されているので、延長部分は、変形した状態で、開口部の端部を通して挿入することができ、開口部の第2の端部を通して挿入した後、第1の直径に戻る。ロック要素は製品を製品展示パネルに固定するため第1の位置まで受容要素に不可逆的に挿入されるように適合され、第1の位置において、第1の突起は開口部の第2の端部を通って延び、ロック要素が受容要素から分離することを防止する。ロック要素は、製品展示パネルから製品を分離した後、受容要素の開口部に第2の位置までさらに挿入されるように適合され、第2の部分では第2の突起が開口部の第2の端部を越えて延在する。
ペグは、ロックペグが開口を通り抜けできないようなサイズを有するロックペグであることができ、ロック要素が第1の位置にあるとき、製品展示パネルの一部がロックペグと製品との間に配置され、ロック要素が第2の位置にさらに挿入されることを防止し、製品展示パネルを引き裂いて開口部を拡大し、製品展示パネルをロックペグの周囲で取り外すことができるようにすることによって、製品展示パネルがロックペグと製品との間から分離され、これにより、ロック要素を第2の位置までさらに挿入することができる。
製品ロックアセンブリはさらにパッケージングロックを備え、ロック要素はさらに、ロック要素が第1の位置まで受容要素に挿入されると、パッケージングロックを受容するように適合されたパッケージングロック受容開口を含み、パッケージングロックは、パッケージングロック受容開口部に配置されたときに、ロック要素が受容要素に第2の位置に挿入されることを防止し、ロック要素は、製品から製品展示パネルを取り外し、さらにロック要素を第2の位置に挿入可能にパッケージングロックがパッケージングロック受容開口部から分離されたときに、製品展示パネルの開口部を通って嵌るように適合されている。
図1は、本開示によるロックアセンブリを有するパッケージの側面断面図であり、ロックアセンブリは第1の位置にある。 図2は、ロックアセンブリが第2の位置にある、図1のパッケージの側面断面図である。 図3は、本開示によるロックアセンブリのロック要素の側面図である。 図4は、本開示によるロックアセンブリの受容要素の断面側面図である。 図5は、本開示によるロックアセンブリを有するパッケージから製品の取り付けおよび取り外しの概略図である。 図6は、パッケージングロックを使用して製品を製品展示パネルに固定する、図5のパッケージングロックアセンブリを示すフローチャートである。 図7は、パッケージングロックを使用して製品がパッケージにどのように固定されるかを示す、図5のパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図8は、パッケージから製品を取り出し、ロック要素を第2の位置に挿入した後の、図5のパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図9Aは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図9Bは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図10Aは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図10Bは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図10Cは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図10Dは、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図11は、第1および第2の位置で示される、本開示によるパッケージングロックアセンブリの概略図である。 図12は、本開示によるパッケージングロックを有するパッケージングロックアセンブリを示す概略図である。 図13Aは、第1の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。 図13Bは、第1の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。 図13Cは、第1の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。 図14は、本開示による、第2の位置にあるパッケージングロックアセンブリを示す概略図である。 図15Aは、第2の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。 図15Bは、第2の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。 図15Cは、第2の位置にあるロック要素を示す、本開示による受容要素リテーナを有するパッケージングロックアセンブリの図である。
以下に記載する技術情報は、いくつかの点で、添付の特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の開示を超える場合がある。追加の技術情報は、実際の発明をより広い技術的文脈に置き、関連する可能性のある技術開発を説明するために提供される。添付の特許請求の範囲に含まれないそのような追加の技術情報は、本発明の一部ではない。
本開示のパッケージは、製品が固定される製品展示パネルを含むことができ、製品展示パネルは、製品ロックアセンブリを受け入れるための少なくとも1つの開口を備える。製品ロックアセンブリは、ベースと、ベースから延びる延長部分と、延長部分から外側に延びる少なくとも1つの突出部とを含むロック要素と、製品に配置され、製品に形成され、および/または取り付けられる受容要素とを含むことができ、受容要素は、第1の端部および内側に配置された第2の端部を有する開口を備える。ロック要素の延長部分は、製品展示パネルの開口に嵌り、製品展示パネルが製品に固定されるように第1の位置まで受容要素に挿入されるように適合され、少なくとも1つの突起は、ロック要素が受容要素から引き出されないように、受容要素の第1の保持構造と係合する。ロック要素は、製品展示パネルを製品から第2の位置に取り外した後、開口部にさらに挿入されるように適合されている。第2の位置において、製品ロックアセンブリは、延長部分上の第2の突起または突起のセットが第1の保持構造と係合するように適合され得る。あるいは、第2の位置において、パッケージングロックアセンブリは、延長部分が受容要素の第2の保持構造と相互作用する1つまたは1組の突起のみを含むように適合され得る。
本開示のパッケージは、製品が固定される製品展示パネルを含むことができる。本明細書では製品展示パネルという用語を使用しているが、製品をパッケージ内に展示する必要はなく、追加の外装パッケージ要素で完全に覆うことができることを理解されたい。さらに、本明細書では、パッケージの内部構造の一部、独立型パネル、または外部構造の一部であるかにかかわらず、パッケージの任意のパネルが、本明細書で使用される用語のように、製品がパッケージのそのような表面またはパネルに固定されているかぎり、製品展示パネルであり得ることを理解されたい。様々な実施形態において、製品展示パネルは、段ボール箱タイプのパッケージまたは他の外装パッケージなどの外装パッケージ内にさらに収容される。外装パッケージは、例えば、プラスチック展示パネルまたは展示開口を有することができる。本明細書に開示されるロックアセンブリと共に、任意のタイプの外装パッケージを使用することができる。製品展示パネルは、外装パッケージの一部である場合がある。あるいは、製品展示パネル全体を外装パッケージ内に収容することができる。
本開示の製品ロックアセンブリは、製品をパッケージにまたはパッケージ内に有利に固定して、製品の陳列を支援し、および/または店の棚にあるときに製品の盗難を防止することができるが、開封中に製品を容易に取り外すことができる。さらに、本開示の製品ロックアセンブリは、従来のパッケージファスナーよりも環境にやさしく、廃棄物を減らすことができる。
図1を参照すると、パッケージ10は、製品展示パネル16および製品ロックアセンブリ24を含むことができる。図5、6、および12は、パッケージングロック66をさらに含む製品ロックアセンブリを有するパッケージ10を示す。図11は、製品ロックアセンブリのロック要素と係合する追加の保持構造を有する保持受容要素を含む製品ロックアセンブリを示す。
パッケージ展示パネル16は、本開示のロックアセンブリ24を使用して製品12に固定される。ロックアセンブリ24は、ロック要素26および受容要素28を含む。ロック要素26は、2段階で受容要素28に一方向に挿入するように設計されている。すなわち、挿入されると、ロック要素26は受容要素28から取り外すことができない。さらに、ロック要素26は、第1の段階から第2段階に挿入されると、第1の段階の位置に戻ることができない。第1の段階または第1の位置において、ロック要素26が受容要素28に挿入されて、製品12を製品展示パネル16に固定する。様々な実施形態において、製品ロックアセンブリ24は、製品12を製品展示パネル16に固定するためのパッケージングロック66をさらに含むことができる。第2の段階または第2の位置において、ロック要素26は、製品展示パネル16から製品12を取り外した後、受容要素28にさらに挿入される。受容要素28は、製品に形成することができ、および/または製品12内に挿入された構造を含むことができる。受容要素28のそのような構成において、第2の位置にあるとき、ロック要素26は、製品12の外面14と一直線になり、その一部となることができる。製品ロックアセンブリ24は、例えば、ロック要素26が第2の位置にあるときに製品12の一部になり、例えば図15に示すように、製品12の美的外観を乱したり害したりしないように、第2の位置にあるときは使用者にほとんど気付かれないように設計することができる。
製品展示パネル16は、受容要素28と整列するように配置された開口18を含む。開口18は、ロック要素26の少なくとも一部が開口18を通って延びて受容要素28と係合できるように形成される。以下で詳細に説明するように、開口18は、一度挿入されると、製品展示パネル16に損傷を与えることなく開口18を通してロック要素26を取り外すことができないように形成することができる。パッケージングロック66を使用するような他の構成では、開口18は、ロック要素26が開口18に自由に出入りできるように形成することができる。
ロック要素26は、ベース44から延びる延長部分30を含む。図3は、延長部分30がロックペグヘッド48の形態であるベースから延在するロック要素26の実施形態を示す。ロックペグヘッド48は、製品展示パネル16に損傷を与えることなく、ロック要素が開口18を通過するのを防止するように形成される。図5および11は、延長部分30がロック要素26のベース44から2つのアーム36として延びるロック要素を示している。延長部分30の配置は、それが挿入される受容要素28に合わせて調整することができる。受容要素28のサイズおよび形状は、それが上又は中に配置される製品に合わせて調整することができる。
図3および5を参照すると、ロック要素26の延長部分30は、ベース44に隣接する第1の端部32から第2の端部34まで延びる長さを有する。第2の端部34は、受容要素28に最初に挿入される延長部分30の部分である。図3に示されるような実施形態において、延長部分30の第2の端部34はテーパー状であり得る。これにより、さまざまな構成で受容要素28へ容易に挿入できる。
延長部分30は、少なくとも第1の突起50を含む。いくつかの構成において、延長部分は、第1および第2の突起50、52を含むことができる。突起は、延長部分30から外向きに延びて、受容要素28の開口部を取り囲む壁に係合するか、または受容要素28内の保持構造と係合して、第1の段階に挿入し、続いて第2の段階に挿入後にロック要素26が受容要素28から取り外されるのを防止することができる。いくつかの実施形態において、突起50、52は、延長部分30の全周にわたって延びることができる。以下に詳述するように延長部分30がギャップ38を含むような他の実施形態において、突起は1つ以上の組の突起として設けることができ、各突起はギャップの両側から延びることができる。
図3を参照すると、第1および第2の突起50、52を有するロック要素26において、第1の突起50は、延長部分30の第2の端部34に、または隣接して配置することができる。例えば、図3は、第1の突起50が延長部分30の第2の端部34に配置される実施形態を示している。第2の突起52は、第1の端部32と第1の突起50との間の延長部分30の長さに沿って配置される。第1および/または第2の突起50、52は、第2の端部から第1の端部に向かって直径が増加するテーパー状であり得る。テーパーは、延長部分30を受容要素28に挿入することを助けることができる。例えば、突起50、52は、可逆的に変形可能な材料で形成することができ、テーパーは、受容要素28に挿入するために、突起50、52の変形を縮小された直径に導くために用いられる。例えば、第1および第2の突起50、52は円錐台形状を有することができる。延長部分がギャップ38を含むロック要素において、突起50、52は、ギャップ38の両側に延びる部分を含むことができる。例えば、各部分は半円錐台形状を有することができる。
図11を参照すると、延長部分30は、単一の突起または単一の組の突起を含むことができる。図11に示される例において、ロック要素は、ベース44と第2の端部24との間の長さを延長する2つのアーム36として提供される2つの延長部分30を含む。突起は、各アームの第2の端部24にまたは隣接することができる。突起は、上記と同様にテーパー状にすることができる。例えば、図11に示されるように、突起52はテーパー状であり、受容要素28に第1の位置まで押し込まれたとき、突起52が内部構造の下の空間および/または受容要素の保持構造(本明細書ではまとめて第1の保持構造と呼ぶ)に受容されるようにロック要素26を配置することができる。ロック要素26を第1の位置から引き出そうとすると、突起は、例えば、ロック要素26が引き出されるのを防止するために、第1の保持構造90に接触することによって、第1の保持構造90に作用する。
図12Bを参照すると、ロック要素は、代替的に、2つのアーム36を接合する接続壁80を含むことができる。ロック要素26に内部開口が存在するように、2つのアーム36の間にギャップ38を残すことができる。壁80は、受容要素28の1つ以上のロック延長部84を受容するための開口または開口部82を含むことができる。ロック延長部84は、ロック要素26が第2の位置にあるとき、受容要素28に対しロック要素26の分離に抵抗するのを助けることができる。
図3を参照すると、延長部分30は、シャフト40から延びる2つのアーム36として提供することができる。ギャップ38は、延長部分30の長さに沿って延びる、2つのアーム36の間に配置することができる。ギャップ38は、2つのアーム36がいずれの点でも接続されないように配置することができ、延長部分30は、突起50、52の周囲で測定されそれらの間のギャップを含む第1の直径から、受容要素28に挿入できるようにより小さい第2の直径に可逆的に変形することができる。延長部分30は、変形した状態であり、受容要素28に挿入した後、受容要素28内にロック要素26を保持するため、元の第1の直径に戻る。変形した状態において、受容要素28の挿入中にアームが互いに近づくので、ギャップ38の少なくとも一部の幅が減少する。いくつかの実施形態において、延長部分30は、製品展示パネル12の開口18への挿入中に変形状態になり得る。
図5を参照すると、上記のように、延長部分30は、図3の実施形態のようにシャフト40を有することなく、延長部分30のベース44から直接延びる2つのアーム36として提供することができる。図5において、アーム36のどの部分も互いに接続されないように、アーム36は依然としてギャップ38によって分離されている。延長部分30は、受容要素28への挿入を可能にするため第1の直径からより小さい第2の直径に可逆的に変形することができ、挿入後に元の第1の直径に戻ることができる。このような変形した状態において、延長部分30の少なくとも第2の端部34付近のアーム36は、互いに向かって内側に移動することができ、ギャップ38の幅を減少させる。 図5に示される実施形態において、延長部分30は、各アーム36の第2の端部34からギャップ38内に延びる、第2の端部34に2つの内向きの突起をさらに含むことができる。2つの内向き突起68は、受容要素28への挿入中にアーム36に安定性を付加することができる。
図6および11を参照すると、ロックアセンブリがパッケージングロック66を含む実施形態において、ロック要素26は、パッケージングロック受容開口部54を含むことができる。以下に詳細に説明するように、パッケージングロック受容開口部54は、ロック要素が受容要素28にさらに挿入されるのを防止するため、パッケージングロック66を挿入可能にロック要素26内に配置することができる。例えば、図11および12に示されるロック要素26において、開口は、パッケージングロック受容開口部54として機能することができる。図6に示すような実施形態において、パッケージングロック受容開口部54は、ベース44の下に配置することができる。例えば、パッケージングロック受容開口部54は、ベース44の直下にあってもよい。図5および11を参照すると、パッケージングロック受容開口部54は、ベース44の直下の延長部分の2つのアーム36の間のギャップ38に画定されることができる。他の実施形態において、例えば、延長部分30がギャップ38を含まない場合、パッケージングロック受容開口部54は、延長部分30を貫通して配置された開口部によって形成することができる。いくつかの実施形態において、パッケージングロック受容開口部54は、ベース44を貫通して配置された開口部によって形成することができる。
パッケージングロック66は、ギャップ38であり得るパッケージングロック受容開口部54に適合するように形成され、開封中に消費者が積極的に引っ張って除去するまで、パッケージングロック受容開口部54に保持されたままである。すなわち、パッケージングロック66は、出荷、棚への保管、および消費者による棚での閲覧中などのパッケージの揺れ、回転、圧縮、または他の動きがパッケージングロック66をずらさない十分なきつさを有するように、パッケージングロック受容開口部54内に適合するように設計されている。
パッケージングロック66は、半剛性または剛性材料によって形成することができる。例えば、半硬質ボール紙を使用することができる。パッケージングロック66は、例えば、開封前の出荷中またはパッケージの他の操作中に発生する可能性のあるパッケージの圧縮中に、ロック要素26が受容要素28内に第2の位置に押し込まれるのを防止するために、十分な剛性を必要とする。いくつかの実施形態では、パッケージングロックは、製品展示パネル16と同じ材料で形成することができる。他の実施形態では、パッケージングロック66は竹またはその他の木製品から形成することができる。板紙または木製品のパッケージングロック66の形成は、有利には、パッケージングロックをリサイクル可能な要素にし、パッケージにおける追加のプラスチックの必要性を回避することができる。しかし、本明細書では、プラスチックなどの他の材料も考えられる。
受容要素28は、製品12内に形成され、製品12内に配置された構造体から構成され、および/または製品12に取り付けられた構造体を含むことができる。例えば、受容要素28は、製品12の中に、または製品12の一部として形成することができる。図4は、製品(図示せず)の中に形成される受容要素28を示す。図7は、製品12の一部として形成された受容要素28に挿入されたロック要素26を示している。図11は、製品の中にまたはその一部として形成された部分と、ロック要素26と係合する製品に挿入された受容要素リテーナとの両方を含む受容要素28を示す部分図である。特に、製品は、ロック要素26を受け入れるための開口部54を含む。開口部54は、ロック要素26の部分を受容するための開口をさらに含む受容要素リテーナ88で終端している。第1の保持構造90は、開口部54および/または受容要素リテーナ88の部分に延在する製品の突起によって形成することができる。第2の保持構造92は、本明細書で詳述するように、受容要素リテーナ88の突起または壁によって形成することができる。受容要素28は、第1の端部58および内側に配置された第2の端部60を有する開口部56を含む。図11の構成において、開口部56は製品に形成され、受容要素リテーナの第2の端部60で終端する。第1の端部58は、製品12の外面14に、または外面14に隣接している。例えば、受容要素28が製品12の一部として形成される実施形態において、開口部56の第1の端部58を取り囲む表面は、製品12の外面14である。受容要素リテーナを含む受容要素28は、同様に、製品12の外面14である開口部56の第1の端部58を取り囲む表面を含むことができる。これは、製品12がパッケージから取り出された後、ロック要素を製品の一部として隠したり組み込んだりするのに有益であり得る。このようなロック要素の隠蔽または組み込みの例が図14に示される。
開口部56は、第1の端部58から第2の端部60へ向かって縮小する直径を有することができる。再び図4を参照すると、開口部は、いくつかの実施形態において2つの部分を有することができる。第1の部分62は、第1の端部58の近くに配置することができ、第2の部分64は、第2の端部60に向かって第1の部分62の内側に配置することができる。第1の部分62は、第2の部分64の直径よりも大きい直径を有することができる。いくつかの実施形態において、図4に示されるように、第1の部分62と第2の部分64との間に段差または肩を画定することができる。いくつかの実施形態において、第2の部分64は、第2の部分64が第2の端部60に向かって内側に延びるにつれて直径が縮小するテーパー状であり得る。いくつかの実施形態において、第1の部分62もテーパー状であり得る。
さらに別の実施形態において、開口部56は、図4に示すような段差または肩が存在することなく、開口部が第1の端部58から第2の端部60まで内向きに延びるにつれて減少するテーパー状の直径を有することができる。本明細書のテーパー状の直径の開口部56のいずれにおいても、開口部56の第2の端部58は、第2の端部60を通って挿入された後、突起50、52が第2の端部58を通って引き戻されないように形成された直径を有する。開口部は、開放空間またはチャンバが第2の端部の反対側に設けられるように配置され、それによって、延長部分がチャンバ内に延びることができ、ロック要素の取り外しを防止するために第2の端部を通過後に第1または第2の突起が第2の端部60の周囲の表面と係合できるようになる。いくつかの実施形態において、受容要素28は、中空の内部を有する製品内に形成することができ、開口部の第2の端部60は、第1または第2の突起50が第2の端部60を貫通するときに延長部分を配置することができる中空の内部で終端する。第1および第2の突起50、52の配置、および挿入後に開口部56の第2の端部60を通してそれらを除去することができないことは、受容要素28におけるロック要素26の2段階の一方向挿入を提供する。
図11~15を参照すると、開口部56は、実質的に均一な直径を有することができ、受容要素リテーナ88で終端することができ、その後、第2の端部34を開口部56に貫通させずに、延長部分の第2の端部34を受け入れる。図11の構成(および図13A~13Cにさらに示される)において、ロック要素を第1の位置に保持するためにパッケージングロック66を含めることができる。図12は、製品展示パネルの外側から見たパッケージングロック66を示している。この位置において、ロック要素26は、ロック要素の突起が第1の保持構造と係合することによって、開口部から取り外されるのに抵抗する。第1の保持構造90は、例えば、製品の内壁または突起であり得、突起と係合するために開口内に延在する。図11Aを参照すると、受容要素リテーナ88の表面と、製品の内部突起または壁、またはそこに形成または挿入された開口部56との間に空間を配置することができ、ロック要素26は第1の位置にあるときロック要素26の突起が存在する。あるいは、第1の保持構造90は、製品自体ではなく、受容要素リテーナの突起または壁によって提供することができる。図11Aに示される(さらに図12に示される)構成は、パッケージが最初に取り除かれることなくロック要素26が製品内にさらに押し込まれるのを阻止するパッケージングロック66を利用する。上で詳細に説明したように、パッケージングロック66は、製品展示パネルから製品を引き出すために取り外され、最終的にロック要素が製品に第2の位置まで押し込まれることを可能にする。
図11Bおよび図15A~15Cを参照すると、受容要素リテーナ88を有する構成において、ロック要素は、第2の位置にあるときに第2の保持構造92と係合することができる。第2の保持構造92は、例えば、ロック要素26が第2の位置から引き出されるのを防止するために突起42と係合する受容要素リテーナの壁または突起とすることができる。例えば、図11Bは、ロック要素26の突起42がその下に存在する受容要素リテーナ88の壁を示している。ロック要素26が開口部56から引き出されようとした場合に、ロック要素26の突起42は、第1の保持構造90を形成する受容要素リテーナ88の壁に隣接する。受容要素リテーナ88は、受容要素リテーナ88の底面から上向きに延びるロック延長部96の形態の第3の保持構造94を含むことができる。図15Aを参照すると、第2の位置にあるとき、受容要素リテーナのロック延長部96は、ロック要素26の接続壁80の開口部82を通って延び、ロック要素26のアーム36に対して外向きに力を加えることができる。図15Bは、第3の保持構造94とロック要素26との間の相互関係を示している。
上記で説明し、以下でさらに詳しく説明するように、延長部分30および/または突起は、突起50、52が開口部56の第2の端部60を通過することができるように、挿入中に直径を小さくするように可逆的に変形可能である。延長部分および/または突起は、第2の端部60を通過した後、元の直径に戻ることができる。第2の端部60に挿入されると、挿入の反対方向、すなわちロック要素26の取り外しの方向の力が作用した場合に、突起50、52は変形に抵抗または延長部分30の変形を防止することができ、それによって突起50、52は挿入後にロック要素26が受容要素28から外れるのを防ぐことができる。
例えば、突起が可逆変形可能な材料で形成される実施形態において、突起は、第2の端部35から第1の端部32まで延長部分30の長さに沿って直径が増加するようにテーパー状にすることができる。このようなテーパーは、挿入中にテーパーの方向に沿って突起50、52の変形を誘導するのを助けることができる。いずれにせよ、突起50、52が受容要素28の開口部56の第2の端部60を通って拡張した後、テーパーのより広い直径部分およびテーパーの方向は、挿入と反対の方向に除去力が加えられた場合に、突起の変形を防ぐことができる。
いくつかの実施形態において、第1の部分は、延長部分30のベース44を受け入れるように形成された直径および深さを有することができ、ベース44は、開口部56を囲む表面と実質的に同じ平面にある外面46を有する。開口部56を囲む表面は、例えば、製品12の外面14とすることができる。
動作中、本開示のロックアセンブリ24は、製品展示パネルが引き裂かれるか、開口18を大きくするように変更されるか、パッケージングロック66が取り外され、そして製品展示パネル16が取り除かれるまで、パッケージが製品展示パネル16から取り外されるのを防止する。製品12から製品展示パネル16を取り外した後、ロックアセンブリ24は、ロック要素26を受容要素28に受容させるようにさらに適合させることができる。例えば、受容要素28が製品12の一部である実施形態において、ロック要素26は、ロック要素のベース44が製品の外面14と実質的に平面になるように、受容要素28内にさらに受容されることができ、ロック要素は、製品12の一部となり、製品12の外面14からは実質的に見えなくなる。
図1および6を参照すると、ロック要素26は、第1の突起50が受容要素28の開口部56の第2の端部60を越えて延在する第1の位置まで受容要素28に挿入されるように適合され得る。図1および3(項目3)は、ロック要素26の第1の位置を示している。第1の位置では、第1の突起50は、開口部56の第2の端部60から外向きに延在し、第2の端部60を囲む表面に係合して、ロック要素26が受容要素28から取り外されるのを防ぐ。
上述のように、延長部分30は、開口部56を通して挿入するために第2の直径に変形することができ、その後、第1の突起50が第2の端部60を通って拡張されると元の第1の直径に戻ることができるように、可逆的に変形可能であり得る。開口部56内でそのような可逆的な変形を可能にするために、第1および第2の突起50、52は、延長部分60の長さに沿って間隔を空けて配置され、開口部56は、第2の突起52がその一部に存在するように、サイズが決められ、テーパー状または階段状にされる。第1の突起50が開口部56の第2の端部60を通って拡張するとき、開口部56は、第2の突起52を含む延長部分30の第1の直径よりも大きい直径を有する。例えば、図1に示すように、第2の突起50は、開口部56の第1の部分62内に配置することができ、これは、第2の突起52およびギャップ38を含む延長部分30の直径よりも大きい。これにより、延長部分30は、第1の突起50を第2の端部60に挿入した後、第1の直径に戻る。
図1を参照すると、いくつかの実施形態において、製品展示パネル16は、受容要素28の外面、例えば、製品12の外面14とロック要素26との間に配置することができる。そのような実施形態において、ベース44は、開口18の直径よりも大きい直径を有し、製品展示パネル16を引き裂いたり損傷させたりせずに、開口18を貫通することができないロックペグ48として提供することができる。このような実施形態では、製品展示パネル16の一部は、ロックペグ48と受容要素28の外面との間に配置され、ロック要素26が受容要素28に第2の位置までさらに挿入されるのを防止する。
ロック要素26が、ロックペグ48と、ロックペグ48が貫通することを防止するように形成された開口18とを含む実施形態において、製品展示パネル16は、パッケージを開いて製品12を取り出すときに、開口18を拡大してロックペグ48の周りの製品展示パネル16を取り外すために、強度を低下させた1つまたは複数の線70を含むことができる。強度が低下した1つまたは複数の線は、引き裂き線、ミシン目、脆弱部分などを含む任意の既知のタイプまたは形態であり得る。製品展示パネル16は、製品12を取り外すために製品展示パネル16を引き裂く場所を消費者に指示するために、その上に印刷されたしるしをさらに含むことができる。
他の実施形態では、図7に示すように、製品展示パネル16の開口18は、ベース44を含むロック要素26を、製品展示パネル16に損傷を与えることなく開口18を通して挿入および除去できるようなサイズにすることができる。そのような実施形態において、パッケージングロック66は、製品展示パネル16上に製品12を固定するために、ロック要素26のパッケージングロック受容開口部54に挿入される。パッケージングロック66は、製品展示パネル16の開口18の境界を越えて延在し、ロック要素が開口を通して引っ張られることを防止する。パッケージングロック66の配置は、パッケージングロック66がパッケージングロック受容開口部54内にあるときに、ロック要素26が第2の位置まで受容要素28にさらに挿入されることも防止する。製品展示パネル16からの製品12の取り外しは、パッケージングロック66をパッケージングロック受容開口部54から取り外し、次に製品展示パネル16の開口18をロック要素26の上に単純にスライドさせることによって達成することができる。
図2および図5を参照すると、製品展示パネル16が製品から取り除かれると、ロック要素26を第2の位置に移動させることができる。第2の位置において、ロック要素26はさらに受容要素28内に挿入される。図1および6を参照すると、いくつかの構成において、第2の位置で、第2の突起52が第2の端部60を越えて延在し、ロック要素26が第2の端部60を通って引き戻されることを防止する。いくつかの実施形態において、図2および8に示されるように、受容要素開口部56は、受容要素開口部56を囲む外面と実質的に同じ平面にあるように、ロック要素26のベース44を完全に受容するように第1の端部58を形成することができる。図11および15A~15Cに示されるような他の構成において、受容要素28は、ロック要素が第2の位置にある場合に、ロック要素と係合する第2の保持構造92を有する受容要素リテーナ88を含むことができる。受容要素28はロック要素を受容する領域を有し、これによりベース44が開口部56を囲む製品の外面と面一になるように押すことができるので、外面と実質的に同じ平面となる(図14)。
図8および14に示すように、受容要素開口部56を取り囲む外面は、製品12の外面14であることができ、ロック要素26を第2の位置に挿入することにより、ロック要素26が製品12の一部になることができる。ロック要素26のペグ44(またはロックペグ48)の外面48は、製品12の外面14と同じ外観を有するように、成形、パターン化、テクスチャ加工、または他の方法で変更することができる。ロック要素26は第2の位置にあるとき、製品12の外面14と一体化する。
図9Aおよび9Bを参照すると、本開示のさらなるパッケージアセンブリが示されている。図9の実施形態において、製品展示パネル116は、一対の開口118を含む。製品112は、ロック要素126が貫通できるパッケージの内部のチャネル(図示せず)によって接続された一対の開口部119を含む。ロック要素126は、一対の開口部119を貫通してチャネル内に存在するのに十分な長さを有する細長い要素の形態であり、ロック要素126の端部123は、それぞれの開口部119を越えて製品112の外部に延在する。次に、ロック要素126の端部123を製品展示パネル116のそれぞれの開口118に通して、端部123が製品112として製品展示パネル116の、便宜上本明細書では裏面と呼ぶ反対側に存在するようにする。パッケージは、製品112として製品展示パネル116の裏側のロック要素126を覆う、製品展示パネル116と一体的または別個の別のパネル125をさらに含む。図9に示すような実施形態では、パネル125は、ロック要素126に張力をかけ、ロック要素126を曲げて張力を加え、それによって製品112を製品展示パネル116に対して取り付けることができる。図9Bを参照すると、開封中、製品展示パネル116の裏側でロック要素126を露出させ、ロック要素126をスライドさせて開口部119から取り出し、製品内にチャネルを形成することによって、製品112をパッケージから取り出すことができる。他の実施形態では、ロック要素126の張力は、製品の開口部間の距離によって、または製品展示パネル116によって、ロック要素126を覆うために存在する追加のパネル125と共に、提供されるので、パッケージが開かれるまでアクセスできない。これにより、製品を取り外すには、ロック要素126にアクセスするためにパッケージを目に見える形で破壊する必要があるため、改ざんの証拠を提供し、店舗の棚にあるときに製品の盗難を防ぐことができる。
図10A~10Dを参照すると、さらに別の実施形態では、パネル125と製品展示パネル116との間に剛性ロック要素をロックすることができる。製品展示パネルは、ロック要素126の一部が貫通できる開口部118を有することができる。例えば、図10Bに示される実施形態において、ロック要素126は、ロック要素のその部分が製品展示パネル116の開口を越えて延びることを可能にする弓127を有することができるが、ロック要素126の残りの端部はパネル125に対し平らなままである。これにより、パネル125上で製品展示パネル126を閉じてロック要素126を所定の位置に固定することができる。製品112は、製品展示パネル126の開口118を通って延びるロック要素126の部分を受け入れることができるロック受容要素128を設けることができる。ロック受容要素128は、ロック要素126に固定するためにスナップまたは他の方法で押し込むことができるように適合されることができるが、一度取り付けられると、ロック要素126から引き離す方法によってロック要素126から取り外すことはできない。例えば、図10Cに示されるように、ロック受容要素126は、ロック要素126を適所にロックし、それが引き出されるのを防止するために、一方向にのみ延在する2つのタブ131を含むことができ、それがロック受容要素128から滑り出すことのみを可能にする。
図10Dを参照すると、製品112を開くために、パッケージが開けられてロック要素126の端部が露出し、これをつかんでロック要素126をパッケージから滑り出させ、それによって製品112がロック受容要素129から滑り出すことができ、製品展示パネル116から製品112を解放する。
さらに、「a」または「an」の使用は、本明細書の実施形態の要素および構成要素を説明するために使用される。これは、便宜上、および説明の一般的な意味を与えるためにのみ使用される。この説明は、1つ(one)または少なくとも1つ(at least)を含むように読まれるべきであり、別の意味であることが明らかでない限り、単数形は複数形も含む。
当業者は、以下の議論から、本明細書に記載された原理から逸脱することなく、本明細書に例示された構造および方法の代替実施形態を使用できることを容易に認識するであろう。
このように、特定の実施形態および用途が図示および説明されたが、開示された実施形態は、本明細書に開示された正確な構造および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲に定義された精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に開示された装置の構成、動作および詳細において、当業者には明らかな様々な修正、変更および変形を行うことができる。

Claims (39)

  1. 製品が固定される製品展示パネルであって、前記製品展示パネルは製品ロックアセンブリを受け入れるための少なくとも1つの開口を含み、
    前記製品ロックアセンブリは、
    ベースと、ベースから延びる延長部分と、延長部分から外向きに延びる少なくとも1つの突起とを備える、ロック要素と、
    第1の端部と内側に配置された第2の端部とを有する開口部を含み、前記製品内に配置され又は前記製品に取り付けられる、受容要素と、を備え、
    前記ロック要素の前記延長部分は、前記製品展示パネルが前記製品に固定されるように前記製品展示パネルの前記開口に嵌るように適合され、第1の位置まで前記受容要素に挿入され、前記ロック要素が前記受容要素から引き出されないように少なくとも1つの突起が前記受容要素の第1の保持構造と係合し、そして
    前記ロック要素は、少なくとも1つの突起が前記受容要素の第2の保持構造と係合するように、前記製品展示パネルを前記製品から第2の位置まで分離した後、前記開口部にさらに挿入されるように適合される、パッケージ。
  2. 前記延長部分が、離間した第1および第2のアームを備える、請求項1に記載のパッケージ。
  3. 前記第1および第2のアームが前記ベースの対向する端部から延び、前記第1および第2のアームのそれぞれが突起を備える、請求項2に記載のパッケージ。
  4. 前記ベースとは反対側の前記第1および第2のアームの端部または端部に隣接して前記第1および第2のアームを接続する接続壁をさらに備える、請求項2または3に記載のパッケージ。
  5. 前記接続壁が1つ以上の開口部を備える、請求項4に記載のパッケージ。
  6. 前記第1の保持構造が前記製品の内壁部分であり、前記少なくとも1つの突起は、前記製品の前記内部突出部分を越えて前記受容要素内に延在し、前記製品の前記内壁部分との少なくとも1つの前記突起の係合によって前記製品からの分離に抵抗する、請求項1~5のいずれか1項に記載のパッケージ。
  7. 前記第2の保持構造が、前記開口内に内向きに突出する前記受容要素の内壁部分であり、前記第2の位置にあるとき、少なくとも前記突起が前記内壁を越えて前記受容要素内に延在し、前記受容要素の前記内壁部分との少なくとも1つの前記突起の係合によって前記受容要素からの分離に抵抗する、請求項1~6のいずれか1項に記載のパッケージ。
  8. 前記受容要素が、受容要素リテーナであって前記受容要素リテーナの底壁から上方に延びるロック延長部を有する前記受容要素リテーナを備え、前記ロック要素が前記第2の位置にある場合に、前記ロック延長部が前記ロック要素の前記延長部分と係合するように適合される、請求項1~7のいずれか1項に記載のパッケージ。
  9. 前記接続壁が開口部を備え、前記受容要素が、受容要素リテーナであって前記受容要素リテーナの底壁から上方に延びるロック延長部を有する前記受容要素リテーナを備え、前記ロック要素が前記第2の位置にある場合に、前記ロック延長部が前記接続壁の前記開口部を通って延び前記第1および第2のアームに対して保持力を加えるように適合される、請求項1~8のいずれか1項に記載のパッケージ。
  10. 前記ロック要素が前記第1の位置にある場合、前記ベースの下の前記ロック要素の開口に挿入され、前記ロック要素を前記第2の位置に押し込まれることを可能にするために前記開口部から分離されるように適合されるパッケージングロックをさらに備える、請求項1~9のいずれか1項に記載のパッケージ。
  11. 製品が固定される製品展示パネルであって、前記製品展示パネルは製品ロックアセンブリを受け入れるための開口を含み、
    前記製品ロックアセンブリは、
    ロック要素であって、ペグと、前記ペグから延びる延長部分とを有する、離間した第1および第2の突起を含む延長部分と、を有するロック要素と、
    受容要素であって、第1の端部と内側に配置された第2の端部とを有する開口部を含み、製品内に配置され又は製品に取り付けられる、受容要素と、を含み、
    前記ロック要素は、前記製品展示パネルが前記製品に固定されるように第1の位置まで前記受容要素内に挿入され前記開口に嵌るように適合され、第1の突起が前記受容要素の前記開口部の前記第2の端部を通過し前記ロック要素が前記開口部から分離することを防ぎ、前記製品展示パネルを前記製品から取り外した後、前記第2の突起が前記受容要素の前記開口部の前記第2の端部を越えて延在するような第2の位置まで前記開口部にさらに挿入されるように前記ロック要素がさらに適合されている、パッケージ。
  12. 前記ペグは、ロックペグであり、前記ロックペグが前記開口に嵌らないようなサイズを有し、前記製品展示パネルの一部は、前記ロック要素が前記第1の位置にある場合、前記ロックペグと前記製品との間に配置され、前記ロック要素が前記第2の位置までさらに挿入されることを防ぎ、前記製品展示パネルを引き裂いて前記開口を拡大することにより、前記製品展示パネルが前記ロックペグと前記製品の間から分離され、これにより前記ロック要素が前記第2の位置までさらに挿入され得る、請求項11に記載のパッケージ。
  13. 前記受容要素の前記開口部は、前記ロックペグを受容する大きさの前記第1の端部の開口径と、前記第1の端部の開口径よりも小さい前記第2の端部の開口径とを有する、請求項12に記載のパッケージ。
  14. 前記製品ロックアセンブリがパッケージングロックをさらに含み、前記ロック要素が前記受容要素に前記第1の位置まで挿入された場合にパッケージングロックを受容するように適合されたパッケージングロック受容開口部をさらに有し、前記パッケージングロックは、前記パッケージングロック受容開口部に配置された場合に前記ロック要素が前記受容要素に前記第2の位置まで挿入されることを防ぐように適合され、前記製品展示パネルを前記製品から取り外し、さらに前記ロック要素を前記第2の位置まで挿入するため、前記パッケージングロックが前記パッケージングロック受容開口部から分離された場合に前記製品展示パネルの前記開口に嵌るように適合されている、請求項11に記載のパッケージ。
  15. 製品が固定される製品展示パネルであって、前記製品展示パネルは製品ロックアセンブリを受け入れるための開口を含み、
    前記製品ロックアセンブリは、
    ロック要素であって、ペグと、第1の端部から反対側に配置された第2の端部まで前記ペグから外側に延在する延長部分とを有し、前記延長部分は、前記第2の端部または端部に隣接して配置された第1の突起と、第1の突起と第1の端部との間の前記延長部分の長さに沿って配置された第2の突起とを有する、前記ロック要素と、
    前記製品内に配置された受容要素であって、製品外面の第1の端部から前記製品の内部の第2の端部まで延在する開口部を有し、前記開口部は、前記第1の端部の開口径より小さい前記第2の端部の開口径を有する、前記受容要素と、を備え、
    前記延長部分は、第1の直径から第2の直径に可逆的に変形するように適合されているため、前記延長部分は、変形した状態にある場合、前記開口部の前記端部を通して挿入されることができ、挿入後に前記開口部の前記第2の端部は第1の直径まで拡張し、
    前記ロック要素は、前記製品を前記パッケージ展示パネルに固定する第1の位置まで前記受容要素に不可逆的に挿入されるように適合され、第1の位置において、前記第1の突起が前記開口部の前記第2の端部を通って延在し、前記ロック要素が前記受容要素から分離されるのを防止し、そして
    前記ロック要素は、前記製品展示パネルから前記製品を分離した後、前記受容要素の前記開口部に第2の位置までさらに挿入されるように適合され、前記第2の部分において、前記第2の突起が前記開口部の前記第2の端部を越えて延在する、パッケージ。
  16. 前記開口部は、前記ロック要素が前記第2の位置にある場合、前記ペグが前記第1の端部で前記開口部内に嵌るサイズである、請求項15に記載のパッケージ。
  17. 前記製品ロックアセンブリはさらにパッケージングロックを含み、前記ロック要素は前記パッケージングロックを受け入れるためのパッケージングロック受容開口部をさらに含み、前記パッケージングロックは、前記ロック要素は第1の位置にあって前記受容要素の前記開口部を横切って延び、それによって前記製品を製品展示パネルに固定し、前記ロック要素が前記受容要素の前記第2の位置までさらに挿入されるのを防ぎ、前記パッケージングロックは、前記製品展示パネルを前記製品から分離し、前記ロック要素を前記受容要素の前記第2の位置までさらに挿入するために、前記開口部から分離されるように適合されている、請求項15に記載のパッケージ。
  18. 前記パッケージングロックが硬質紙または板紙である、請求項10、14または17に記載のパッケージ。
  19. 前記開口は、前記製品展示パネルにほとんどまたは全く損傷を与えずに、前記ロック要素を開口に対し挿入および分離することができるサイズである、請求項1、14、17、または18に記載のパッケージ。
  20. 前記ペグはロックペグであり、前記ロックペグは、前記製品展示パネルの前記開口の直径よりも大きい直径を有し、前記ロック要素が第1の位置にある場合、前記製品から前記製品展示パネルが分離するのを防止するように適合される、請求項15に記載のパッケージ。
  21. 前記ロック要素が前記第1の位置にある場合、前記製品展示パネルの一部が前記ロックペグと前記製品との間に配置され、前記ロック要素が前記第2の位置にさらに挿入されるのを防止し、前記製品展示パネルを引き裂いて前記開口を拡大することにより、前記製品展示パネルが前記ロックペグと前記製品の間から取り外され、前記製品展示パネルを前記ロックペグの周りで分離でき、それによって前記ロック要素を前記第2の位置にさらに挿入可能になる、請求項20に記載のパッケージ。
  22. 前記製品展示パネルが、前記開口の周りに配置された1つまたは複数の弱め線をさらに含み、前記開口部のサイズを大きくし、開口部周辺の前記製品展示パネルを分離するために、前記1つまたは複数の弱め線に沿って引き裂き可能である、請求項21に記載のパッケージ。
  23. 前記ロック要素が前記第2の位置にある場合、前記ロック要素の前記ペグの外面が前記製品の外面と実質的に同じ平面にある、請求項1~22いずれか1項に記載のパッケージ。
  24. 前記第1および第2の突起は、前記延長部分の前記第2の端部から前記延長部分の前記第1の端部まで外部を細くしたテーパー形状を有する、請求項1~23のいずれか1項に記載のパッケージ。
  25. 前記延長部分は延長する2つのアームを含み、前記2つのアームはギャップによって分離され、前記ギャップは少なくとも前記第1および前記第2の突起との間に延在し、それにより前記延長部分が前記ギャップ内の前記アームの移動によって可逆的に変形可能である、請求項1~23のいずれか1項に記載のパッケージ。
  26. 前記2つのアームは、前記第1の端部に配置されたベースで接続される、請求項25に記載のパッケージ。
  27. 前記第1および第2の突起は、それぞれ、各アームから突出した2つの突起部分として提供され、前記ギャップによって分離される、請求項25または26に記載のパッケージ。
  28. 前記2つの突起部分のそれぞれが、円錐台形状の実質的に半分である、請求項25または26に記載のパッケージ。
  29. 前記開口部は、第1の部分と、前記第2の端部で終端する内側に配置された第2の部分とを有し、前記第1の部分は、段差が前記第1の部分と前記第2の部分の間に配置されるように、前記第2の部分の直径よりも大きい直径を有する、請求項1~28のいずれか1項に記載のパッケージ。
  30. 前記第1の突起と前記第2の突起との間の間隔は、前記ロック要素が前記第1の位置にある場合、前記第2の突起が前記開口部の前記第1の部分に少なくとも部分的に配置される、請求項29に記載のパッケージ。
  31. 前記ロックアセンブリで固定された前記製品を有する前記製品展示パネルが挿入される外部パッケージ要素をさらに備える、請求項1~30のいずれか1項に記載のパッケージ。
  32. 製品をパッケージパネルに固定するための製品ロックアセンブリであって、
    開口部を含む受容要素であって、製品内に配置または取り付けられ、第1の端部から内側に配置された第2の端部まで延在する前記受容要素と、
    離間した第1および第2の突起を含む延長部分を有するロック要素と、を備え、
    前記ロック要素は、パッケージパネルを通って前記受容要素の第1の位置まで不可逆的に挿入され、それによって製品をパッケージ壁に固定するように適合され、製品展示パネルは製品に固定され、前記第1の位置で、前記第1の突起は、前記受容要素の前記開口部の前記第2の端部を越えて延在し、前記ロック要素が前記開口部から分離することを防止し、そして
    前記ロック要素は、パッケージパネルから製品を分離した後、前記受容要素の前記開口部に第2の位置までさらに挿入されるようにさらに適合され、第2の位置で、第2の突起が前記受容要素の前記開口部の前記第2の端部を越えて延在する、製品ロックアセンブリ。
  33. 前記延長部分は、第1の直径を第2の直径に可逆的に変形するように適合されており、変形状態の前記延長部分を前記開口部の前記第2の端部を通して挿入することができ、挿入後に前記第1の直径に拡張して戻す、請求項32に記載の製品ロックアセンブリ。
  34. 前記ロック要素は、前記延長部分から延在するロックペグをさらに備え、前記ロックペグは前記開口の直径よりも大きい直径を有し、それによって、前記ロック要素が前記第1の位置にある場合、前記パッケージパネルが前記製品から分離することを防止し、そして前記ロック要素が第2の位置にさらに挿入されるのを防止する、請求項32または33に記載の製品ロックアセンブリ。
  35. パッケージングロックをさらに備え、前記ロック要素は、前記ロック要素が前記受容要素内に前記第1の位置まで挿入された場合に、前記パッケージングロックを受容するように適合されたパッケージングロック受容開口部をさらに含み、前記パッケージングロックは、前記パッケージングロック受容開口部に配置されたときに、前記製品を前記パッケージパネルに固定し、前記ロック要素が前記受容要素に前記第2の位置に挿入されるのを防ぐように適合され、前記ロック要素は、前記製品から前記製品展示パネルを取り外し、さらに前記ロック要素を前記第2の位置に挿入可能とするために、前記パッケージングロックが前記パッケージングロック受容開口部から取り外された場合、前記製品の前記開口部に嵌るように適合される前記ペグを含む、請求項33に記載の製品ロックアセンブリ。
  36. 前記パッケージングロックは硬質紙または板紙から形成される、請求項35に記載の製品ロックアセンブリ。
  37. 前記延長部分は、前記プレートから延び、前記開口部によって分離された2つのアームを備える、請求項35または36に記載の製品ロックアセンブリ。
  38. 前記2つのアームのそれぞれが、前記第2の端部で前記開口部の直径を減少させ、内側に延びる脚を前記第2の端部に備える、請求項37に記載の製品ロックアセンブリ。
  39. 前記延長部分は、前記第1の端部から反対側に配置された前記第2の端部まで延び、前記第2の端部は、前記開口部および前記受容要素に挿入されるように適合され、前記第1の突起は、前記第2の端部に配置される、請求項32~38のいずれか1項に記載の製品ロックアセンブリ。
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