JP2023519569A - 薬剤、栄養補助食品又は食品のユニットを吐出するディスペンサヘッド及びディスペンサ - Google Patents

Abstract

薬剤、栄養補助食品又は食品のユニット（Ｃ）を吐出するディスペンサヘッド（１００）が提供される。このディスペンサヘッド（１００）は、投入軸（１０４）に沿って延びるとともに、リザーバ（１１）からユニット（Ｃ）を受けるための入口ポート（１０６）を、ユニット（Ｃ）を吐出するための出口ポート（１０８）と接続する投入ダクト（１０２）と、投入軸（１０４）と平行な出口ポート（１０８）から延びる、ユニット（Ｃ）のための支持部（１３０）と、支持部（１３０）から延びる保持部（１１０）と、を含む。

Description

本明細書は薬剤、栄養補助食品（食品サプリメント）又は食品のユニット（最小構成単位）を吐出するディスペンサに関する。

先行技術の問題は、請求項１に記載のディスペンサヘッドと、別の独立請求項に記載のディスペンサによって解決される。さらなる有利な特徴は、さらなる請求項、以下の説明及び図面に記載される。

本明細書の第１の態様によると、特にカプセル又は錠剤の形態である薬剤、栄養補助食品又は食品のユニットを吐出するディスペンサヘッドが提供される。このディスペンサヘッドは、投入軸に沿って延びるとともに、リザーバからユニットを受けるための入口ポートを、ユニットを吐出するための出口ポートと接続する投入ダクトと、投入軸と平行な出口ポートから延びる、ユニットのための支持部と、支持部から延びる保持部と、を含む。

このディスペンサヘッドによって単一ユニットを吐出することができ、ユーザはこれをピックアップする（手に取る、受け取る）ことができる。このディスペンサヘッドは、前述の個々のユニットが取り除かれた後にのみ、別の個々のユニットを吐出することができる。

都合のよいことに、支持部は、出口ポートを介して提供されているユニットを支持する。保持部は、投入軸に沿って移動し支持部によって支持されているユニットの移動を止める。そして、ユーザは指でユニットを受け取ることができる。都合のよいことに、保持部は投入軸に沿ったユニットの取り出しを制限する。ユーザには一度に１つの単一ユニットのみが提供され、ユーザはこの単一ユニットをディスペンサヘッドから取り出し、容器（ｒｅｃｉｐｉｅｎｔ）／リザーバ内のカプセル又はテーブルとの望ましくない接触を避けることができる。さらに、容器又はリザーバ内に保管されている複数のユニットは、ユーザが触れないように保護されている。したがって、残りの複数のユニットは汚染から保護される。

したがって、ディスペンサヘッドは、既存のボトル及び容器に関連する投入及び汚染の問題を解決する。

薬剤のユニットの例としては、薬剤を封入する外殻を有するカプセル、薬剤をそれぞれ含む丸薬（ピル）や錠剤などが挙げられる。

食品又は栄養補助食品の例としては、キャンディー、甘味料、糖球（ｓｕｇａｒ ｇｌｏｂｕｌｅｓ）などが挙げられる。

有利な例によると、出口ポートは、保持部に向かって開口し、支持部から離れる方向に向かって開口する切欠によって画定されている。

好都合なことに、切欠はユニットの遠位部を上方に持ち上げることを可能にし、これにより、ユニットは保持部によって妨げられず、ユニットを支持部から取り出すことができる。

有利な例によると、支持部から延びる２つの平行な壁が出口ポートを画定する。

好都合なことに、ユニット、特にカプセルは側方に逃げることができない。

有利な例によると、保持部は出口ポートに面する凹部を含む。

この凹部は、部分的に出口ポートを出た後にユニットを保持する。凹部は、出口ポート及び支持部と共にカプセルをその取り出し位置に保つ。

有利な例によると、支持部は投入軸に面する凹部を含む。

好都合なことに、支持部の凹部はユニットを受け、ユニットの望ましくない落下を防止する。

有利な例によると、支持部は保持部に向かって先細りになっている。

これによって生じる支持部の側方の切欠により、ユーザの指でユニットの側部を掴むことができる。

有利な例によると、ディスペンサヘッドは、囲い体と、囲い体内で軸に沿って後退位置とピックアップ位置との間を移動可能に配置されており、投入ダクト、支持部及び保持部を含む投入体と、を含む。

好都合なことに、重力及び／又はユーザによる付加的な力によって投入体が後退位置又はピックアップ位置に移動する。投入体を後退させることによってピックアップ部は後退する。好都合なことに、この後退動作により密閉がピックアップの問題から切り離される。

有利な例によると、囲い体は遠位開口部を含み、投入体がそのピックアップ位置にある場合、支持部及び保持部は遠位開口部を通って延びる。

好都合なことに、投入体がピックアップ位置に移動される際に、ピックアップ部は封入体の遠位開口部を通過する。

別の有利な例によると、ディスペンサヘッドは、遠位開口部を閉じるように構成された閉鎖部を有する蓋を含む。

したがって、望ましくない湿気の侵入を避けるためにディスペンサを密閉することができる。

有利な例によると、ディスペンサヘッドは、投入体に移動可能に取り付けられた補助重錘体を含む。

好都合なことに、補助重錘体は、投入体自体の重量を減少させるのに役立つ一方で可動体の全体重量を増加させる。

有利な例によると、補助重錘体は乾燥剤を含む。

好都合なことに、乾燥剤はディスペンサヘッドと一体化されている。リザーバ内部の固定されていない乾燥剤の小球（ｌｏｏｓｅ ｄｅｓｉｃｃａｎｔ ｂｕｌｌｅｔ）を避けることができる。

本明細書の別の態様によると、薬剤、栄養補助食品又は食品のユニットを吐出するディスペンサが提供される。このディスペンサは、第１の態様によるディスペンサヘッドと、複数のユニットを保管するリザーバとを含む。

単一ユニットを吐出するディスペンサの例を示す。 吐出ヘッドの略断面図を示す。 吐出ヘッドの略断面図を示す。 図１～図３の吐出ヘッドを斜視図で示す。 図１～図３の吐出ヘッドを斜視図で示す。 単一ユニットを吐出するディスペンサの例を示す。 図５の吐出ヘッドの例の略断面図を示す。 図５の吐出ヘッドを斜視図で示す。 図５の吐出ヘッドを斜視図で示す。 図５の吐出ヘッドの背面図を示す。 単一ユニットを吐出するディスペンサの例を示す。 吐出ヘッドの投入体（ｄｏｓｉｎｇ ｂｏｄｙ）である。 投入体が後退位置にある断面図である。 投入体がピックアップ位置にある斜視図である。 投入体及び封入体である。 吐出ヘッドの投入体である。 吐出ヘッドの投入体である。 吐出ヘッドの投入体である。 吐出ヘッドの投入体である。

図１～図４は、ディスペンサ４０用であり、薬剤、栄養補助食品又は食品のユニットを吐出するディスペンサヘッド４００の第１の例を示している。ディスペンサ４０は、ディスペンサヘッド４００及びリザーバ４１を含む。

投入体４５２の投入ダクト４０２は投入軸４０４に沿って延びており、リザーバ４１からユニットＣを受けるための入口ポート４０６と、ユニットＣを吐出するための出口ポート４０８とを接続している。ユニットＣの投入体４５２の支持部４３０は、出口ポート４０８から投入軸４０４と平行に延びている。投入体４５２の保持部４１０は、支持部４３０の遠位端から投入軸４０４に対して少なくとも部分的に垂直に延びており、保持部４１０は出口ポート４０８に対して遠位に配置され、保持部４１０は投入ダクト４０２の仮想延長線４１２内に延びている。

出口ポート４０８は、保持部４１０に向かって開口する凹状の切欠４３２によって画定されている。凹状の切欠４３２は、支持部４３０から離れる方向に向かって開口している。支持部４３０から延びる２つの平行な壁６０２、６０４は出口ポート４０８を画定している。

単一の保持部４１０は、出口ポート４０８に対して遠位に配置されている。保持部４１０は投入ダクト４０２の仮想延長線４１２内に延びている。医薬ユニットを支持する支持部４３０は、出口ポート４０８から投入軸４０４と平行に延びている。保持部４１０は支持部４３０の遠位端に配置されている。保持部４１０は仮想延長線４１２内に延びている。

保持部４１０は、出口ポート４０８に面する凹部４３４を含む。凹部４３４は、一部が仮想の球体に沿っている。支持部４３０は、投入軸４０４に面する凹部４３６を含む。凹部４３６の一部は、投入軸４０４を円筒軸とする仮想の円筒の円筒壁に沿っている。凹部４３４及び凹部４３６は、細長いカプセルの形のユニットＣを収容するように形成されている。ユーザのディスペンサの開け方／扱い方によって生じるユニットｃの望まれない脱離又は脱落を避けるため、凹部４３４及び凹部４３６はユニットｃの保持を向上させる。

図２及び図３は、吐出する細長いカプセルの形のユニットＣが保持要素４１０と切欠４３２の間の距離Ｄ１よりも長いことを示している。この距離Ｄ１は、カプセルがピックアップ領域から脱落するのを防止する。保持要素４１０と出口ポート４０８の間の間隙Ｄ２は距離Ｄ１よりも小さく、ユーザの指でユニットＣを把持することを可能にする。

２つの平行な壁６０２、６０４は支持部４３０から延びており、出口ポート４０８を画定している。壁６０２、６０４は対応するエッジ（縁部）を画定している。壁６０２、６０４は、保持部４３４のエッジに対するユニットＣの横移動を制限する。

蓋４９０は、保持部４１０及び支持部４３０によって画定されるピックアップ領域を係止する内側係止部４９２を含む。

アクセス軸４０５は軸４０４に対して垂直に延びており、それぞれＵ字形を有する２つの対向するＵ字形アクセス開口部を通過する。吐出されるユニットＣはこれらの開口部の上に突出し、これによりユニットを人差し指及び親指で取り出すことができる。図２に見られるように、２つの対向するＵ字形アクセス開口部は、少なくとも支持部４３０と、特に保持部４１０及び出口ポート４０８によって提供される。

投入軸４０４は保持部４１０を通過する。保持要素４１０は支持部４３０の遠位端から延びている。保持要素４１０は、支持部４３０の遠位端から、投入軸４０４に対して少なくとも部分的に垂直に延びている。したがって、保持部４１０は、投入軸４０４に沿ったユニットＣの移動を制限するように構成されている。

図５～図９は、ディスペンサ７０用のディスペンサヘッド７００の第２の例を示している。ディスペンサ７０は、ディスペンサヘッド７００及びリザーバ７１を含む。

投入ダクト７０２は投入軸７０４に沿って延びており、リザーバ７１からユニットＰを受けるための入口ポート７０６と、ユニットＰを吐出するための出口ポート７０８とを接続している。ユニットＰの支持部７３０は、出口ポート７０８から投入軸７０４と平行に延びている。保持部７１０は、支持部７３０の遠位端から投入軸７０４に対して少なくとも部分的に垂直に延びており、保持部７１０は出口ポート７０８に対して遠位に配置され、保持部７１０は投入ダクト７０２の仮想延長線７１２内に延びている。

支持部７３０は保持部７１０に向かって先細りになっている。出口ポート７０８の短い側壁７８０、７８２と保持要素７１０との間の間隙Ｄ２は、円盤状ユニットＰの直径よりも小さいが円盤状ユニットＰの直径の半分よりも大きい。

図６に示す蓋７９０は、保持部７１０及び支持部７３０によって提供されるピックアップ領域を係止する少なくとも１つの内側係止突起７９２を含む。少なくとも１つの係止突起７９２は、ピックアップ領域の側方領域に入ることにより、ユニットＰが出口ポート７０８から出てしまうのを阻止する。

入口ポート７０６は、図９に示すように、支持部７３０に対して垂直に延びる第１の間隙又は開口幅Ｅ１を有する。第１の間隙Ｅ１はユニットの高さよりも大きく、高さの２倍よりも小さい。第２の間隙又は開口幅Ｅ２は支持部７３０と平行に延びている。第２の間隙Ｅ２はユニットの直径よりも大きく、直径の２倍よりも小さい。ユニットＰの高さ及び直径を参照すると、ユニットＰの円柱状の外形が想定される。よって、ユニットＰの高さはシリンダ高さであり、ユニットＰの直径はシリンダ径である。

入口ポート７０６は半月状の漏斗形状を有する。したがって、投入ダクト７０２は入口ポート７０６から半月形状で始まる。入口ポート７０６の湾曲形状は、長辺が同じ方向に屈曲されることによって確立される。入口ポート７０６付近にある中央の十字形ステムＦ１は、固定されていないシリカゲルの小球が投入ダクト７０２に入るのを阻止し、ユニットＰが入口ポート７０６を介して投入ダクト７０２内に流れることを可能にする。さらに、この形状により、投入ダクト７０２は出口ポート７０８において単一のユニットＣのみを受け、これを吐出することができる。

アクセス軸７０５は投入軸７０４に対して垂直に延びており、それぞれＵ字形を有する２つの対向するＵ字形アクセス開口部を通過する。吐出されるユニットＰはこれらの開口部の上に突出し、これによりユニットを人差し指及び親指で取り出すことができる。

図１０～図１４は、ディスペンサ１０用のディスペンサヘッド１００の第３の例を示している。ディスペンサ１０は、ディスペンサヘッド１００及びリザーバ１１を含む。

投入ダクト１０２は投入軸１０４に沿って延びており、リザーバ１１からユニットＣを受けるための入口ポート１０６と、ユニットＣを吐出するための出口ポート１０８とを接続している。ユニットＣの支持部１３０は、出口ポート１０８から投入軸１０４と平行に延びている。保持部１１０は支持部１３０の遠位端から投入軸１０４に対して少なくとも部分的に垂直に延びており、保持部１１０は出口ポート１０８に対して遠位に配置され、保持部１１０は投入ダクト１０２の仮想延長線１１２内に延びている。

ディスペンサヘッド１００は囲い体１５０及び投入体１５２を含む。投入体１５２は、投入ダクト１０２、支持部１３０及び保持部１１０を含む。

投入体１５２は、囲い体１５０の内部で、投入軸１０４と平行な軸１５６に沿って後退位置とピックアップ位置との間を移動可能に配置されている。

囲い体１５０は遠位開口部１５４を含み、投入体１５２がそのピックアップ位置にある場合、ピックアップ部を形成する支持部１３０及び保持部１１０はこの開口部を通って延びる。蓋１９０は遠位開口部１５４を閉じる。蓋１９０は、遠位開口部１５４を閉じるように構成された閉鎖部１９４を含む。フリップオフ（ｆｌｉｐ－ｏｆｆ）式の蓋１９０がその閉位置にある場合、例えば外側円筒面を含む閉鎖部１９４は、例えば内側円筒面を含む遠位開口部１５４と係合する。図１２は、後退位置にある投入体１５２を示している。図１３は、ピックアップ位置にある投入体１５２を示している。

ディスペンサヘッド１００は補助重錘体１６０を含む。この補助重錘体１６０は、例えば円柱状で、投入軸１０４と平行な軸１６２に沿って移動可能であり、投入体１５２に移動可能に取り付けられている。補助重錘体１６０が移動して投入体１５２の停止領域で停止されると、これによって生じた衝撃は投入体１５２の所望の位置への移動を助長する。補助重錘体１６０は、リザーバ１１に収容されたユニットを保存期間の間乾燥状態に保つシリカゲルのような乾燥剤を含む。

補助重錘体１６０は投入体１５２の収容部１６４に収容される。収容部１６４は円筒状の内壁及び基部を含む。図１４に示すように、収容部１６４の基部は、ユニットＣの寸法よりも小さい開口部１７４を含む。開口部１７４は、補助重錘体１６０の乾燥剤がリザーバ１１と流体連通することを可能にする。

少なくとも１つのフック１６６が補助重錘体１６０を固定する。少なくとも１つのフック１６６及び収容部１６４は補助重錘体１６０のガイド手段を表す。

側部の長手方向溝１７０ａ－ｄが、投入体１５２の側部に配置されている。図１４に示すように、投入体１５２の長手方向溝１７０ａ－ｄの各々は、囲い体１５０の長手方向内側突起１７２ａ－ｄの対応する１つと係合する。そのため、溝１７０ａ－ｄ及び突起１７２ａ－ｄは投入体１５２のガイド手段を表す。前述のガイド手段は、投入体１５２がその後退位置からピックアップ位置へ、及びその逆へスライドすることを可能にする。

図１５は、投入体１５２を後方から示している。図１１の投入体１５２との相違点は、ａ）ユニットＣを取り出すために逆方向に持ち上げる必要があることと、ｂ）入口ポート１０６が図１４に示すものとは異なることを含む。

入口ポート１０６は第１の開口幅Ｅ１を含み、この開口幅Ｅ１は投入軸１０４に対して垂直であり、入口ポートの第２の開口幅Ｅ２よりも大きい。第２の開口幅Ｅ２は、投入軸１０４に対して垂直に配置されている。第２の開口幅Ｅ２は、第１の開口幅Ｅ１に対して垂直に配置されている。

２つの対向するＵ字形アクセス開口部は、少なくとも支持部１３０と、特に保持部１１０及び出口ポート１０８によって提供される。アクセス軸２０５はこれらのアクセス開口部を通って延び、投入軸１０４に対して垂直に配置されている。

図１６は、ディスペンサヘッド１００の投入体１５２の使用を示している。入口ポート１０６の長手方向の延在部分は、対向するアクセス開口部を通って延びるアクセス軸１０５と平行である。入口ポート１０６は、外側の円形セグメントと、入口ポート１０６の中心に向かって開口する内側のＶ字形セグメントとから構成される。

ディスペンサを、ベルのように及び／又は図示の両方向矢印に沿って振ることによって、図示のカプセルが投入ダクト１０２へ次々に供給される。都合のよいことに、これらのカプセルは出口ポートへ自由に流れる。入口ポート１０６がアクセス軸１０５の方向に広くなり、アクセス軸１０５に対して垂直の方向に狭くなるため、カプセルは最大の押込力（ｊａｍｍｉｎｇ ｆｏｒｃｅ）をアクセス軸１０５と平行に生じる。アクセス軸１０５に沿った揺動によってこの押込の影響が妨げられ、カプセルが解放される。この揺動動作は手動の動作として容易であるとともに、カプセルの詰まりの防止にとりわけ有効である。さらに、ユーザは、ディスペンサを手で把持すると、吐出されるユニット又はカプセルを手で把持することができるようにディスペンサをアクセス軸１０５に沿って直感的に揺り動かす。これが、入口ポートの前述の向きが好都合な理由である。

入口ポート１０６とダム１６００との間には、０．０１ｍｍよりも大きく７ｍｍよりも小さい、特に０．２ｍｍよりも大きく３ｍｍよりも小さい少なくとも１つの曲率半径を有する鋭いエッジ１６０２が設けられている。鋭いエッジの曲率半径は、入口ポート１０６のエッジの経路に対して垂直である。

図１７及び図１８は、例えば図２のディスペンサヘッド４００のそれぞれの変形例を示している。図１７のディスペンサヘッド４００は入口ポート４０６を含み、この入口ポート４０６は、０．２ｍｍよりも大きく５ｍｍよりも小さい、特に０．５ｍｍよりも大きく３ｍｍよりも小さい少なくとも１つの曲率半径を有する周方向の鋭いエッジ１６０２を含む。鋭いエッジ１６０２の曲率半径は、入口ポート４０６のエッジ１６０２の経路に対して垂直である。入口ポート４０６は外側の円形セグメントと内側のセグメントとで構成されており、内側のセグメントは、投入軸に対して垂直に配置された２つのサブセグメントと、これらの２つのサブセグメントの間に配置された中央の半円形のサブセグメントを有する。

図１８は、入口ポート４０６の鋭いエッジ１６０２が断続的でもよいことを具体的に示している。この中断は、鋭いエッジ１６０２の少なくとも一部がいくつかのセグメントによって構成される場合に特に有利である。

図１９は、ディスペンサヘッド４００を下向きにするとどうなるかをディスペンサの略断面図で示している。容器４１内のカプセルが投入ダクト内で互いに妨げるのをダム１６００によって防いでいるため、カプセルが内側の入口ポートを詰まらせることはない。具体的に、ダム１６００はカプセルの一部にバリアを提供する。ダム１６００と入口ポートとの間のエッジによって入口ポートが制限されるため、詰まりを生じることなくカプセルを吐出することができる。

Claims (25)

1. 薬剤、栄養補助食品又は食品のユニット（Ｃ；Ｐ）を吐出するディスペンサヘッド（４００；７００；１００）であって、
   投入軸（４０４；７０４；１０４）に沿って延びるとともに、リザーバ（４１；７１；１１）から前記ユニット（Ｃ；Ｐ）を受けるための入口ポート（４０６；７０６；１０６）を、前記ユニット（Ｃ；Ｐ）を吐出するための出口ポート（４０８；７０８；１０８）と接続する投入ダクト（４０２；７０２；１０２）と、
   前記投入軸（４０４；７０４；１０４）と平行な前記出口ポート（４０８；７０８；１０８）から延びる、前記ユニット（Ｃ；Ｐ）のための支持部（４３０；７３０；１３０）と、
   前記支持部（４３０；７３０；１３０）から延びる保持部（４１０；７１０；１１０）と、
   を含むディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
2. 前記出口ポート（４０８；１０８）は、前記保持部（４１０；１１０）に向かって開口し、前記支持部（４３０；１３０）から離れる方向に向かって開口する切欠（４３２；１３２）によって画定されている、請求項１に記載のディスペンサヘッド（４００；１００）。
3. 前記支持部（４３０）から延びる２つの平行な壁（６０２；６０４；１１０２；１１０４）が前記出口ポート（４０８）を画定する、請求項１又は請求項２に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
4. 前記保持部（４１０；１１０）は、前記出口ポート（４０８；１０８）に面する凹部（４３４）を含む、請求項１～３のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００； １００）。
5. 前記支持部（４３０；１３０）は、前記投入軸（４０４；１０４）に面する凹部（４３６）を含む、請求項２～請求項４のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；１００）。
6. 前記支持部（７３０）は前記保持部（７１０）に向かって先細りになっている、請求項２～請求項５のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（７００）。
7. 前記出口ポート（７０８）と前記保持要素（７１０）との間の間隙（Ｄ２）は前記ユニット（Ｐ）の直径よりも小さい、請求項１～６のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（７００）。
8. 前記リザーバ（４１、７１、１１）から前記ユニット（Ｃ；Ｐ）を受けるための前記入口ポート（４０６；７０６；１０６）が、前記投入軸（４０４；７０４；１０４）に対して垂直であり、前記入口ポート（４０６；７０６；１０６）の第２の開口幅（Ｅ２）よりも大きい第１の開口幅（Ｅ１）を含み、前記第２の開口幅（Ｅ２）は前記投入軸（４０４；７０４；１０４）に対して垂直であり、前記第２の開口幅（Ｅ２）は前記第１の開口幅（Ｅ１）に対して垂直である、請求項１～７のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
9. 開口部（７０７）の前記第１の開口幅（Ｅ１）は前記ユニット（Ｐ）の高さよりも大きくかつ前記ユニット（Ｐ）の２倍の高さよりも小さく、第１の間隙（Ｅ１）に対して垂直であり、特に前記支持部（７３０）と平行に延びる前記第２の開口幅（Ｅ２）は前記ユニット（Ｐ）の直径よりも大きく前記直径（Ｐ）の２倍よりも小さい、請求項８に記載のディスペンサヘッド（７００）。
10. ２つの対向するＵ字形のアクセス開口部が、少なくとも前記支持部（４３０；７３０；１３０）と、特に前記保持部（４１０；７１０；１１０）及び前記出口ポート（４０８；７０８；１０８）によって提供される、請求項１～９のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
11. 前記入口ポート（４０６；７０６；１０６）の長手方向の延在部分は、少なくとも前記支持部（４３０；７３０；１３０）によって画定される対向するアクセス開口部を通って延びるアクセス軸（４０５；７０５；１０５）と平行に配置される、請求項１０に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
12. 前記入口ポート（４０６；７０６；１０６）は鋭いエッジを含む、請求項１～１１のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
13. 前記入口ポート（４０６；７０６；１０６）は、０．０１ｍｍよりも大きく７ｍｍよりも小さい、特に０．２ｍｍよりも大きく３ｍｍよりも小さい少なくとも１つの曲率半径を有する周方向の鋭いエッジを含み、前記曲率半径は前記エッジの経路に対して垂直である、請求項１２に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
14. 前記保持要素（４１０）と切欠（４３２）との間の第１の距離（Ｄ１）は、特に細長いカプセルの形状である前記ユニット（Ｃ）の長手方向の延在部分よりも小さい、請求項１～請求項６のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００、１００）。
15. 前記保持要素（４１０）と前記出口ポート（４０８）との間の間隙（Ｄ２）は前記第１の距離（Ｄ１）よりも小さい、請求項１４に記載のディスペンサヘッド（４００、１００）。
16. 囲い体（１５０）と、
    前記囲い体（１５０）内で、軸（１５６）に沿って後退位置とピックアップ位置との間を移動可能に配置されており、前記投入ダクト（１０２）、前記支持部（１３０）及び前記保持部（１１０）を含む投入体（１５２）と、
    を含む、請求項１～１５のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（１００）。
17. 前記囲い体（１５０）は遠位開口部（１５４）を含み、前記投入体（１５２）がそのピックアップ位置にある場合、前記支持部（１３０）及び前記保持部（１１０）は前記遠位開口部を通って延びる、請求項１６に記載のディスペンサヘッド（１００）。
18. 前記ディスペンサヘッド（１００）は、前記遠位開口部（１５４）を閉じるように構成された閉鎖部（１９４）を有する蓋（１９０）を含む、請求項１７に記載のディスペンサヘッド（１００）。
19. 前記投入体（１５２）に移動可能に取り付けられた補助重錘体（１６０）を含む、請求項１６、請求項１７又は請求項１８に記載のディスペンサヘッド（１００）。
20. 前記補助重錘体（１６０）は乾燥剤を含む、請求項１９に記載のディスペンサヘッド（１００）。
21. 投入軸（４０４；７０４；１０４）は前記保持部（４１０；７１０；１１０）を通過する、請求項１～２０のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
22. 前記保持部（４１０；７１０；１１０）は、前記投入軸（４０４；７０４；１０４）に沿った前記ユニット（Ｃ；Ｐ）の移動を制限するように構成されている、請求項１～２１のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
23. 前記保持要素（４１０；７１０；１１０）は前記支持部（４３０；７３０；１３０）の遠位端から延びている、請求項１～２２のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
24. 保持要素（４１０；７１０；１１０）は前記支持部（４３０；７３０；１３０）の遠位端から前記投入軸（４０４；７０４；１０４）に対して少なくとも部分的に垂直に延びている、請求項１～２３のいずれか一項に記載のディスペンサヘッド（４００；７００；１００）。
25. 薬剤、栄養補助食品又は食品のユニット（Ｐ；Ｃ）を吐出するディスペンサ（４０、７０、１０）であって、請求項１～２４のいずれか一項に記載の前記ディスペンサヘッド（４００；７００；１００）と、複数の前記ユニット（Ｐ；Ｃ）を保管するリザーバ（４１；７１；１１）とを含むディスペンサ（４０、７０、１０）。

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