JP2023514519A - トランスフォーマー及びこれを含むフラットパネルディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
一実施例によるトランスフォーマーは、上部コア及び下部コアを有するコア部と、前記コア部内に配置されたコイル部とを含み、前記コイル部は、第1方向に巻線された第1コイルと、前記第1方向と反対の第2方向に巻線された第2コイルと、平板状を有する第3コイルとを含み、前記上部コアは、ボディー部と、前記ボディー部から突出した第1レッグ部及び第2レッグ部と、前記第1レッグ部及び前記第2レッグ部の間に形成された離隔部とを含み、前記第1レッグ部は、二つの第1外足、及び前記二つの第1外足の間に配置される第1中足を含み、前記第2レッグ部は、二つの第2外足、及び前記二つの第2外足の間に配置される第2中足を含み、前記第1コイルは前記第1中足を取り囲むように配置され、前記第2コイルは前記第2中足を取り囲むように配置される。【選択図】図3
Description
本発明はトランスフォーマー及びこれを含むフラットパネルディスプレイ装置に関する。
一般に、電子装置が駆動するためには駆動電源が必要であり、このような駆動電源を電子装置に供給するために電源供給装置、例えばパワー供給ユニット(PSU:Power Supply Unit)が必須に採用される。
特に、平面TVのようなディスプレイ装置ではディスプレイサイズの大型化とともにスリム化が要求されているので、大型化したディスプレイの増加した消費電力を満たしながらも厚さを減らさなければならない課題がある。
パワー供給ユニット(PSU)では他の構成要素に比べてトランスフォーマーが相対的に大きい容積を占めるので、スリム化のためにはトランスフォーマー自体の厚さを減らすことが最大課題であると言える。
図1は一般的なスリム型トランスフォーマー構成の一例を示す分解斜視図である。
図1を参照すると、一般的なスリム型トランスフォーマー10は、上部コア11と下部コア12との間に2次コイル13及び1次コイル14を含む。2次コイル13は複数枚の導電性金属プレートから構成され、1次コイル14は導電線を巻き取ってなる形態を有するものが一般的である。構成によっては、上部コア11と下部コア12との間にボビン(図示せず)が配置されることもある。
ところが、トランスフォーマーの厚さを一定の大きさ(例えば、11mm)以下に減らす場合、漏洩インダクタンス及び寄生キャパシタンス特性による性能低下が著しく発生する問題点がある。これを図2a及び図2bを参照して説明する。
図2aはスリム型トランスフォーマーの高さ変化と漏洩インダクタンスとの関係を示し、図2bは1次コイルと2次コイルとの間の距離変化と寄生キャパシタンスとの関係を示す。
まず、図2aを参照すると、上部コア11と下部コア12とが互いに接する部位(一般的に、中足)に形成されるギャップ(gap)の相対的大きさによる多少の差はあるが、トランスフォーマーの高さ、例えば上部コア11の上面と下部コア12の底面との間の距離が13mm以下になれば、漏洩インダクタンスが非常に低くなる。漏洩インダクタンスが低ければ、負荷変動による性能偏差が大きくなって好ましくない。これは、パワー供給ユニット(PSU)においてトランスフォーマーが構成するLC共振回路が動作周波数の比較的狭い狭帯域で動作し、よって使用電力によるゲイン変化が大きいからである。低い漏洩インダクタンスの解消のために漏洩インダクタンスを確保するために、別にコア及びコイルを含むインダクタを追加する方案を考慮してみることができる。これは、LC共振回路がLLC共振回路になり、LLC共振回路では動作周波数によるゲイン変化がLC共振回路に比べて低くなるからである。しかし、追加的にインダクタを備える場合、パワー供給ユニット(PSU)にインダクタ実装のための別途の空間がさらに要求される問題点がある。
また、図2bを参照すると、1次コイル14と2次コイル13との間の垂直距離が小さくなるほど寄生キャパシタンスが急激に増加する。例えば、1次コイル14と2次コイル13との間の距離が200μm以下になれば、寄生キャパシタンスの大きさは100pF以上になる。一般的なスリム型トランスフォーマーで、寄生キャパシタンスが100pF以上になれば、電気カップリングによる性能劣化、例えば低電力で電圧上昇、絶縁性弱化、EMI(electromagnetic interference)特性劣化などが現れる問題点がある。
このような寄生キャパシタンスの減少のために、2次コイル13の構成を導電性金属プレートから導電線(wire)型に交替することも考慮してみることができるが、導電線型に構成する場合、コア11、12の内側に2次コイルの収容空間がもっと必要になってトランスフォーマーの高さが増加する問題点がある。また、トランスフォーマーの高さを維持しながら2次コイルの収容空間を確保するためにコア11、12の厚さを減らす場合、コア内の磁束密度の増加によって発熱が大きくなる問題が発生する。
本発明が達成しようとする技術的課題は、もっと小型化が可能なスリム型トランスフォーマー及びこれを用いたフラットパネルディスプレイ装置を提供することである。
特に、本発明の技術的課題は、漏洩インダクタンスを確保しながらも小型化が可能なスリム型トランスフォーマー及びこれを用いたフラットパネルディスプレイ装置を提供することである。
さらに、本発明の技術的課題は、寄生キャパシタンスを低めながらも小型化が可能なスリム型トランスフォーマー及びこれを用いたフラットパネルディスプレイ装置を提供することである。
本発明が達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に限定されず、言及しなかった他の技術的課題は以下の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
一実施例によるトランスフォーマーは、上部コア及び下部コアを有するコア部と、前記コア部内に配置されたコイル部とを含み、前記コイル部は、第1方向に巻線された第1コイルと、前記第1方向と反対の第2方向に巻線された第2コイルと、平板状を有する第3コイルとを含み、前記上部コアは、ボディー部と、前記ボディー部から突出した第1レッグ部及び第2レッグ部と、前記第1レッグ部及び前記第2レッグ部の間に形成された離隔部とを含み、前記第1レッグ部は、二つの第1外足、及び前記二つの第1外足の間に配置される第1中足を含み、前記第2レッグ部は、二つの第2外足、及び前記二つの第2外足の間に配置される第2中足を含み、前記第1コイルは前記第1中足を取り囲むように配置され、前記第2コイルは前記第2中足を取り囲むように配置される。
例えば、前記第2コイルは前記第1コイル上に厚さ方向に一部が重畳するように配置されることができる。
例えば、前記第3コイルは前記第1中足を取り囲むように配置されることができる。
例えば、前記第1コイルの端部及び前記第2コイルの端部は第1側に引き出され、前記第3コイルの端部は前記第1側と対向する第2側に引き出されることができる。
例えば、前記第1コイルから第3コイルのうちので少なくとも一つは一部が前記コア部の外側にもっと突出することができる。
例えば、前記二つの第1外足及び前記二つの第2外足は平面上で並んで配置され、前記第1中足及び前記第2中足は平面上に並んで配置されることができる。
例えば、前記第1レッグ部の総平面積は前記第2レッグ部の総平面積より大きくてもよい。
例えば、前記第1中足の平面積に対する前記二つの第1外足の平面積の比、または前記第2中足の平面積に対する前記二つの第2外足の平面積の比は0.65~0.8であることができる。
例えば、前記コア部の平面積に対する前記第2レッグ部の平面積の比は0.04~0.08であることができる。
例えば、前記第1コイルと第2コイルとの間に絶縁層がさらに配置されることができる。
例えば、前記第1コイルと第3コイルとの間に絶縁層がさらに配置されることができる。
例えば、トランスフォーマーは、前記コア部内に配置されたボビンをさらに含むことができる。
例えば、前記上部コア及び前記下部コアのうちの少なくとも一つは、前記第1中足と前記第2中足との間にリセスを有することができる。
例えば、トランスフォーマーは、前記上部コアと前記下部コアとを電気的に短絡させるコア短絡部をさらに含むことができる。
また、一実施例による回路基板は、基板と、前記基板上に形成された回路部と、前記回路部と電気的に連結されたトランスフォーマーとを含み、前記トランスフォーマーは、上部コア及び下部コアを有するコア部と、前記コア部内に配置されたコイル部とを含み、前記コイル部は、第1方向に巻線された第1コイルと、前記第1方向と反対の第2方向に巻線された第2コイルと、平板状を有する第3コイルとを含み、前記上部コアは、ボディー部と、前記ボディー部から突出した第1レッグ部及び第2レッグ部と、前記第1レッグ部及び前記第2レッグ部の間に形成された離隔部とを含み、前記第1レッグ部は、二つの第1外足と、前記二つの第1外足の間に配置される第1中足とを含み、前記第2レッグ部は、二つの第2外足と、前記二つの第2外足の間に配置される第2中足とを含み、前記第1コイルは前記第1中足を取り囲むように配置され、前記第2コイルは前記第2中足を取り囲むように配置されることができる。
実施例によるトランスフォーマーは、コアの共有によって漏洩インダクタンスを確保するためのインダクタを内蔵するので、小型化が可能である。よって、これを含むフラットパネルディスプレイ装置もスリム化に有利である。
また、本発明は、一コアと他のコアとを短絡させるコア短絡部によって寄生キャパシタンスを低めることができるので、電気カップリングによる性能劣化を防止することができる。
本発明で得られる効果は以上で言及した効果に限定されず、言及しなかった他の効果は以下の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
本発明は多様な変更を加えることができ、さまざまな実施例を有することができるが、特定の実施例を図面に例示しながら説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解しなければならない。
「第1」、「第2」などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使えるが、前記構成要素は前記用語によって限定されない。前記用語は一構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範囲内で第2構成要素は第1構成要素と名付けることができ、同様に第1構成要素も第2構成要素と名付けることができる。及び/またはという用語は複数の関連した記載の項目の組合せまたは複数の関連した記載の項目のうちのいずれか項目を含む。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されているまたは「接続」されていると言及したときには、その他の構成要素に直接的に連結されているかまたは接続されていることもできるが、中間にさらに他の構成要素が存在することもできると理解しなければならないであろう。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されているか「直接接続」されていると言及したときには、中間にさらに他の構成要素が存在しないものと理解しなければならないであろう。
実施例の説明において、各層(膜)、領域、パターンまたは構造が基板、各層(膜)、領域、パッドまたはパターンの「上(on)」にまたは「下(under)」に形成されるという記載は、直接(directly)または他の層を介在して形成されるものを全部含む。各層の上または下に対する基準は図面を基準に説明する。また、図面で各層(膜)、領域、パターンまたは構造物の厚さや大きさは説明の明確性及び便宜のために変形可能であるので、実際の大きさをそのまま反映するものではない。
本出願で使用する用語は単に特定の実施例を説明するために使用するものであり、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は、文脈上で明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」又は「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せが存在することを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解しなければならない。
他に定義しない限り、技術的又は科学的な用語を含めてここで使う全ての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が一般的に理解しているものと同じ意味を有している。一般的に使われる辞書に定義されているもののような用語は関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈しなければならなく、本出願で明白に定義しない限り、理想的に又は過度に形式的な意味と解釈しない。
以下、添付図面に基づいて本実施例によるトランスフォーマーを詳細に説明する。
図3は一実施例によるトランスフォーマー構成の一例を示す分解斜視図であり、図4は一実施例によるコア構成の一例を示す図である。
説明の便宜のために、図3でボビンの図示は省略し、ボビンの一構成例は図5を参照して後述する。
図3及び図4を一緒に参照すると、一実施例によるトランスフォーマー100は、コア部111、112と、コイル部120、130、140とを含むことができ、コイル部120、130、140は、1次コイル120、2次コイル部130、及びインダクタコイル140を含むことができる。以下、各構成要素を詳細に説明する。
コア部111、112は磁気回路の特性を持って磁束通路の役割を果たすことができる。コア部111、112は、上側で結合される上部コア111と、下側で結合される下部コア112とを含むことができる。二つのコア111、112は互いに上下に対称状であることもでき、非対称状であることもできる。ただ、以下の開示では、説明の便宜のために、上下に対称状であるものと仮定し、よって図4ではその一つである上部コア111のみを示す。
コア部111、112を構成する上部コア111及び下部コア112のうちの少なくとも一つは平板状のボディー部、及びボディー部から厚さ方向に突出し、所定の方向に延びた複数のレッグ部を含むことができる。複数のレッグ部は、平面上で一軸(ここでは、y軸)方向に沿って延び、他軸(ここでは、x軸)方向に沿って互いに離隔して配置された二つの第1外足TOL1、TOL2及び二つの第1外足TOL1、TOL2の間に配置された一つの第1中足TCLを含む第1レッグ部と、一軸(すなわち、y軸)方向に沿って延び、他軸(すなわち、x軸)方向に沿って互いに離隔して配置された二つの第2外足IOL1、IOL2及び二つの第2外足IOL1、IOL2の間に配置された一つの第2中足ICLを含む第2レッグ部とを含むことができる。ここで、第1レッグ部と第2レッグ部との間には互いに離隔してなる隙間、すなわち離隔部が形成されることができる。
ここで、第1レッグ部TOL1、TCL、TOL2はトランスフォーマーのコアとして主に機能し、第2レッグ部IOL1、ICL、IOL2は漏洩インダクタンスを確保するためのインダクタのコアとして主に機能する。言い換えれば、一実施例によるコア部111、112は単一(すなわち、一体型)のコア部の構成によってトランスフォーマー及びインダクタの両磁性素子のコアの機能を一緒に果たす。このような構成により、トランスフォーマーのみのためのコアとインダクタのみのためのコアとを別に備える場合に比べて、小型化に有利である。
四つの外足TOL1、TOL2、IOL1、IOL2は互いに同じ幅a1を有することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、トランスフォーマーとして主に機能する第1外足TOL1、TOL2の幅は互いに同一であるが、インダクタとして主に機能する第2外足IOL1、IOL2の幅とは互いに異なることができる。また、二つの中足TCL、ICLの幅a2は互いに同一であることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、二つの中足TCL、ICLの幅は互いに異なることもできる。
トランスフォーマーのコアとして主に機能する第1レッグ部TOL1、TCL、TOL2とインダクタのコアとして主に機能する第2レッグ部IOL1、ICL、IOL2とは一方向(y軸)に沿って一定の距離b2で離隔することで、二つの第1外足TOL1、TOL2と二つの第2外足IOL1、IOL2との間、及び第1中足TCLと第2中足ICLとの間にはそれぞれ離隔部が形成されることができる。
ここで、離隔部は中足及び外足のy軸方向への延長を遮断し、コアでインダクタとして主に機能する部分とトランスフォーマーとして主に機能する部分とを分割する境界になることができる。
このような離隔部のうち、第1中足TCLと第2中足ICLとの間に形成された中足離隔部では、図6aに示すように、1次コイル120及びインダクタコイル140の少なくとも一部が厚さ方向(すなわち、z軸方向)に重畳することができる。二つのコイル120、140が重畳するというのは、中足離隔部で厚さ方向にもっと大きな収容空間が必要であることを意味することができ、各コイル120、140の発熱も重畳するので、より大きい発熱が発生することを意味することができる。したがって、コイル収容空間の確保と放熱の促進のために、上部コア111及び下部コア112のうちの少なくとも一方には中足離隔部の中央部にリセスRCが配置されることができる。リセスRCが配置されることにより、当該部分のコア厚さが薄くなってコイル配置のための空間が確保されることはもちろんのこと、上部コア111では上方に、かつ下部コア112では下方に伝熱経路が短縮して放熱性能が向上することができる。図4を基準に、上部コア111の場合、リセスRCはz軸方向に陥没した形態に形成されることができ、平面形状は四角形であるものとして示されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、大きさも多様に変更されることができることは当業者に明らかである。
一方、コア部111、112を構成する一つのコア、例えば図4の上部コア111を基準に総平面積(すなわち、a*b)に対する四つの外足TOL1、TOL2、IOL1、IOL2及び二つの中足TCL、ICLの平面積の和の比は0.15~0.30であることができる。よって、総平面積に対する、外足や中足が配置されていない残りの領域(以下、便宜上「オープン領域」または「溝部」という)の比は0.7~0.85であることができる。
総平面積に対して外足及び中足の平面積が占める比が増加すれば、直列インダクタンスは増加し、トランスフォーマーの磁化インダクタンスは減少する。反対に、総平面積に対するオープン領域の比が増加すれば、直列インダクタンスは減少し、トランスフォーマーの磁化インダクタンスは増加する。
中足の面積に対する外足の面積の比はa2:2*a1で、0.65~0.8であることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。これは、巻線による磁路形成は主に中足を中心に形成されるからである。
また、第1レッグ部TCL、TOL1、TOL2の総平面積は第2レッグ部ICL、IOL1、IOL2の総平面積より大きくてもよい。
また、コアの総平面積に対する、インダクタとして主に機能するインダクタ部の面積比、すなわちb:b3は0.04~0.08であることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。この面積比が大きくなるほど直列インダクタンスは増加する。
これまで説明した各面積比は1次コイル120とインダクタコイル140の巻線比が1:1の場合を仮定したものであり、コイル間の巻線比による調整が可能であることは当業者に明らかである。
上部コア111と下部コア112とが上下に結合されるとき、上部コア111の四つの外足TOL1、TOL2、IOL1、IOL2及び二つの中足TCL、ICLのそれぞれは、下部コア112の対応する外足及び中足と対向するようになる。ここで、互いに対向する外足対または中足対のうちの少なくとも一部の間には所定の距離(例えば、10~100μmであるが、必ずしもこれに限定されるものではない)のギャップ(gap)が形成されることができる。言い換えれば、上部コア111と下部コア112とが結合されるとき、二つの中足対と四つの外足対が形成されるので、最大6個のギャップが形成されることができる。よって、ギャップが形成される位置及び個数を制御して多様な仕様を具現することができる利点もある。例えば、トランスフォーマーとして主に機能する中足TCL対、インダクタとして主に機能する中足ICL対、及び二つの外足IOL1、IOL2対のそれぞれに総4地点にギャップを形成する場合、インダクタンス偏差の管理に有利であることができる。他の例として、6個のギャップを全部形成する場合、発熱部位が最大に分散されるので、発熱特性に有利であることができる。ギャップの形成には、所定の厚さを有し、絶縁性を有するスペーサーを互いに対向する中足または外足の間に挿入する方式を適用することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
一方、コア部111、112は、磁性物質、例えば鉄またはフェライトを含むことができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
1次コイル120はトランスフォーマーとして主に機能する中足TCLを中心に巻線されることができ、インダクタコイル140はインダクタとして主に機能する中足ICLを中心に巻線されることができる。各コイル120、140の上下にはコア部111、112及び隣接した他のコイル120、130、140の間の絶縁のための絶縁層(図示せず)が配置されることもできる。絶縁層は、ケトン、ポリイミド(Polyimide)系、PET(Polyethylene Terephthalate)、シリコン、及びエポキシ系のうちの少なくとも1種の物質を含むことができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
1次コイル120及びインダクタコイル140は、剛性導体金属、例えば銅導電線が螺旋形または平面螺旋形に数回巻かれた多重巻線(winding)であることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、各コイル120、140としては、繊維原糸で包まれたエナメルワイヤ(USTC wire)、リッツ(Litz)ワイヤ、三重絶縁ワイヤ(TIW:Triple Insulated Wire)などを適用することができる。
1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれを構成する両導電線の4端部は同じ方向に引き出されることができる。
2次コイル部130は、平板状の第1プレート131及び第2プレート132を含むことができる。第1プレート131及び第2プレート132は導電性金属(例えば、銅またはアルミニウム)を含むことができ、それぞれは互いに左右対称の平面形状を有することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。第1プレート131及び第2プレート132はトランスフォーマーとして主に機能する中足TCLを中心に整列及び積層されてそれぞれ1ターンを形成することができ、少なくとも両プレート131、132の間には上述した絶縁層が配置されることが好ましい。各プレート131、132の端部は同じ方向に引き出されることができる。ここで、引出方向は1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれを構成する両導電線の4端部が引き出される方向とは反対であることが好ましいが、必ずしもこれに限定されるものではない。
一方、上述したコイル部120、130、140のうちの少なくとも一つは一部が前記コア部111、112の外側にもっと突出することもできる。
図5は一実施例によるボビン形態の一例を示す。図5では、図2とは違い、1次コイル120、2次コイル部130、及びインダクタコイル140の図示が省略され、ボビン150がさらに示されている。
図5を参照すると、上部コア111と下部コア112との間にボビン150が配置されることができる。ボビン150は、上部プレート151、下部プレート152、第1中空153、第2中空154、第1ターミナルT1、及び第2ターミナルT2を含むことができる。
上部プレート151と下部プレート152とは厚さ方向(すなわち、z軸方向)に所定の間隔で離隔することができ、離隔空間には1次コイル120及びインダクタコイル140が巻線及び収容されることができる。前述したように、1次コイル120及びインダクタコイル140を構成する各導線の端部が同じ方向に引き出される場合、引き出された各端部は第1ターミナルT1を構成する複数の個別ターミナルに電気的に連結されることができる。ここで、下部プレート152の第1中空152の側部には1次コイル120及びインダクタコイル140を構成する各導線の端部が第1ターミナルT1に引き出される通路を所定の角度に形成する傾斜部155が配置されることができる。傾斜部155が配置される場合、ターンを形成せず、第1ターミナルT1の方向に引き出される各導線の端部が厚さ方向に上部プレート151と下部プレート152との間の空間を占めなくなるので、巻線数の増大に寄与することができる。
下部プレート152の底面には2次コイル部130が配置されることができ、2次コイル部130を構成する第1プレート131及び第2プレート132のそれぞれの端部は第2ターミナルT2と電気的に連結されることができる。すなわち、下部プレート152によって2次コイル部130は1次コイル120及びインダクタコイル140から少なくとも下部プレート152の厚さの分だけ離隔し、これにより絶縁距離の確保が可能である。
第1ターミナルT1及び第2ターミナルT2のそれぞれを構成する複数の個別ターミナルは、ボビン150の中心から遠くなる方向に延びるとき、一定の傾斜路を成して高さを確保してから垂直方向に折り曲げられる、いわゆるフランジ型構造を有することができる。このようなフランジ型構造を有することにより、トランスフォーマー100がパワー供給ユニット(PSU)の基板に配置された中空内に実装されることができ、これによりパワー供給ユニット(PSU)内でトランスフォーマー100の高さによる影響を減少させてスリム化にもっと寄与することができるようになる。ここで、パワー供給ユニット(PSU)は、基板及び基板上に形成された回路部を含む回路基板を含み、トランスフォーマー100は回路基板上で回路部と電気的に連結されることができる。
一方、第1中空153はコア部111、112のインダクタとして主に機能する中足ICLが貫通することができ、第2中空154はコア部111、112のトランスフォーマーとして主に機能する中足TCLが貫通することができる。
以下では、図6a及び図6bを参照して1次コイル120及びインダクタコイル140の巻線方向を説明する。
図6aは一実施例によるトランスフォーマーの巻線方向を説明するための図であり、図6bは一実施例によるトランスフォーマーの巻線方向が有する効果を説明するための図である。
まず、図6aを参照すると、実施例による1次コイル120とインダクタコイル140とは互いに反対方向に巻線されることができる。例えば、1次コイル120は時計方向に、かつインダクタコイル140は反時計方向に巻線されることができる。もちろん、これは例示的なものであり、1次コイル120は反時計方向に、かつインダクタコイル140は時計方向にそれぞれ巻線されることもできる。このように、1次コイル120とインダクタコイル140との巻線方向が反対である理由は図6bを参照して説明する。
まず、図6bの上端を参照すると、1次コイル120が時計方向に、かつインダクタコイル140が反時計方向にそれぞれ巻線される場合、1次コイル120によって発生する磁束の方向とインダクタコイル140によって発生する磁束の方向とが各中足では同一であるので磁束補強の形態が現れる。反対に、各外足では、1次コイル120によって発生する磁束の方向とインダクタコイル140によって発生する磁束の方向とが反対になって磁束相殺の形態が現れる。このような場合、実験で1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれが13ターンの場合は4100μHのインダクタンスが発生し、12ターンの場合は3610μHのインダクタンスが発生した。
これとは違い、図6bの中間のように、1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれの巻線方向が同一である場合、図6aとは反対に、各中足では磁束相殺が、各外足では磁束補強が現れる。このような場合、実験で、1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれが13ターンの場合は1946μHのインダクタンスが発生し、12ターンの場合は1706μHのインダクタンスが発生することから、図6aのように巻線方向が反対の場合に比べて格段なインダクタンスの下落を示した。結局、優れた漏洩インダクタンス値を得るためには、1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれの巻線方向が互いに反対であることが好ましいことが分かる。
一方、図6bの下端に示すように、外足が一体型に形成される場合には、1次コイル120及びインダクタコイル140のそれぞれの巻線方向が反対であると言っても、各外足で発生する磁束相殺の影響が各中足領域まで及ぶことにより、中足領域での補強特性が低下する。このような場合、漏洩インダクタンス値の低下だけでなく発熱の増大まで引き起こすので、離隔部によって外足の延長を遮断することが好ましい。
本発明の一実施例によれば、放熱性能の向上のために、コア部111、112に放熱部を配置することもできる。これを図7に基づいて説明する。
図7は一実施例によるトランスフォーマーの放熱部を説明するための図である。
図7を参照すると、コア部111、112を構成する上部コア111及び下部コア112のうち少なくとも一つのオープン領域に、例えば上部コア111の場合は底面のオープン領域、下部コア112の場合は上面のオープン領域に放熱部160が配置されることができる。放熱部160は耐熱性及び熱伝導性に優れた素材、例えばグラファイト(Graphite)及びPI(ポリイミドカプトン)テープのうちの少なくとも1種を含むフィルム形態を有することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。放熱部160はコア部111、112の外部まで延びてパワー供給ユニット(PSU)などのハウジングまたは放熱板に接触することで、トランスフォーマー100の内部で発生する熱を迅速に放出させることに寄与することができる。
一方、他の実施例によれば、1次コイル120と2次コイル部130との間の垂直距離が低くなるほど増加する寄生キャパシタンスを制御するために、トランスフォーマーはコア短絡部(図示せず)をさらに含むことができる。コア短絡部はコア部111、112の互いに対向する両側面または一側面に配置されて上部コア111と下部コア112とを電気的に互いに短絡させる機能を果たすことができる。短絡のために、コア短絡部の少なくとも一部は上部コア111と接触(すなわち、電気的に連結)し、上部コア111と接触する部分を除いて残った部分の少なくとも一部は下部コア112と接触することができる。また、上部コア111と下部コア112との短絡のためにコア短絡部は伝導性物質を含むことができ、トランスフォーマー全体のスリム化のために薄膜形態を有することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、コア短絡部は銅薄膜(copper foil)であってもよく、円形または多角形の断面形状を有する導線形態を有してもよい。他の例として、コア短絡部は四角形ではない多角形または円形の平面形状を有する薄膜形状を有することもできる。
以上で実施例に基づいて説明したが、これはただ例示のものであるだけで、本発明を限定するものではなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば本実施例の本質的特性を外れない範囲内で以上で例示しなかったさまざまな変形及び応用が可能であることが分かるであろう。例えば、実施例に具体的に示した各構成要素は変形して実施することができるものである。そして、このような変形及び応用に関連した相違点は添付の特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈しなければならない。
Claims (10)
- 上部コア及び下部コアを有するコア部と、
前記コア部内に配置されたコイル部と、を含み、
前記コイル部は、
第1方向に巻線された第1コイルと、
前記第1方向と反対の第2方向に巻線された第2コイルと、
平板状を有する第3コイルと、を含み、
前記上部コアは、
ボディー部と、
前記ボディー部から突出した第1レッグ部及び第2レッグ部と、
前記第1レッグ部及び前記第2レッグ部の間に形成された離隔部と、を含み、
前記第1レッグ部は、二つの第1外足、及び前記二つの第1外足の間に配置される第1中足を含み、
前記第2レッグ部は、二つの第2外足、及び前記二つの第2外足の間に配置される第2中足を含み、
前記第1コイルは前記第1中足を取り囲むように配置され、
前記第2コイルは前記第2中足を取り囲むように配置される、トランスフォーマー。 - 前記第2コイルは前記第1コイル上に厚さ方向に一部が重畳するように配置される、請求項1に記載のトランスフォーマー。
- 前記第3コイルは前記第1中足を取り囲むように配置される、請求項2に記載のトランスフォーマー。
- 前記第1コイルの端部及び前記第2コイルの端部は第1側に引き出され、前記第3コイルの端部は前記第1側と対向する第2側に引き出される、請求項1に記載のトランスフォーマー。
- 前記第1コイルから第3コイルのうちので少なくとも一つは一部が前記コア部の外側にもっと突出する、請求項1に記載のトランスフォーマー。
- 前記二つの第1外足及び前記二つの第2外足は平面上に並んで配置され、
前記第1中足及び前記第2中足は平面上に並んで配置される、請求項1に記載のトランスフォーマー。 - 前記第1レッグ部の総平面積は前記第2レッグ部の総平面積より大きい、請求項1に記載のトランスフォーマー。
- 前記第1中足の平面積に対する前記二つの第1外足の平面積の比、または前記第2中足の平面積に対する前記二つの第2外足の平面積の比は0.65~0.8である、請求項6に記載のトランスフォーマー。
- 前記コア部の平面積に対する前記第2レッグ部の平面積の比は0.04~0.08である、請求項1に記載のトランスフォーマー。
- 前記上部コア及び前記下部コアのうちの少なくとも一つは、前記第1中足と前記第2中足との間にリセスを有する、請求項1に記載のトランスフォーマー。
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