JP2023510716A - 含気脂肪エマルジョン - Google Patents

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Abstract

含気脂肪エマルジョンは、10重量%~90重量%の水と、10重量%~90重量%の脂肪組成物と、を含み、脂肪組成物は、- 75重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、35%~65%のラウリン酸(C12:0)を含む(前記百分率は、グリセリドにおいてアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24の脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、- 1重量%~25重量%のエステル交換脂肪であって、30重量%~70重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含み(酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、かつ、組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて5重量%~35重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、を含む。

Description

本発明は、含気脂肪エマルジョン、含気脂肪エマルジョンを作製する方法、その使用および含気脂肪エマルジョンを含む菓子製品またはベーカリー製品に関する。
ホイップクリームなどの食用の含気水中油型エマルジョンは、連続的な水相および水相に懸濁された油滴を含む、周知の食品である。
油脂は、食品の重要な成分である。油脂は、グリセリド分子中の脂肪酸アシル残基をランダムに再配分するエステル交換プロセスに供されることがある。このプロセスにより、脂肪または油の物理的性質が変わり得る。
ココナッツ油などのラウリン油は、主に短鎖および中鎖脂肪酸(カプリル酸(C8:0)、カプリン酸(C10:0)、ラウリン酸(C12:0)およびミリスチン酸(C14:0))を含む植物油である。ラウリン油は、食品産業で広く使用されており、その用途には、フィリングクリーム、アイスクリーム、非乳製品ホイップクリーム、コーヒーホワイトナー、カカオバター代用品および中鎖トリグリセリド(MCT)が挙げられる。
サル脂肪は、サラソウジュの種子から抽出された食用油である。シアバターは、シアーバターノキの殻果から得られる脂肪である。どちらの脂肪もステアリン酸(C18:0)およびオレイン酸(C18:1)が比較的豊富で、分画されて、ココアバター同等物としてしばしば用いられるStOSt(1,3-ジステアロイル-2-オレオイルグリセリド)に富むステアリン画分を生成し得る。
EP(A1)0667104は、脂肪含有量が40%以下と低い場合でさえ、大量の特定の乳化剤を使用する必要なく生成され得る低脂肪クリーム、およびこのクリームの生成に用いられる脂肪であって、少なくとも30%のSUS型グリセリドと、5~60%のラウリン脂肪と、を含む脂肪を開示する。
EP(A1)3466278は、エマルジョンの総重量に基づく重量百分率で、15~45%の脂肪相であって、脂肪相が、グリセリドを含み、鎖の総重量に基づく重量百分率で、脂肪酸に由来する鎖の少なくとも65%が、18個の炭素原子を有する鎖である、脂肪相と、少なくとも1つの乳化剤と、を含む、水中油型食品エマルジョンに関する。
WO2012/052471(A1)は、15~80重量%のトリグリセリド、20~85重量%の充填剤、および最高で15重量%までの水を含む食用製品であって、トリグリセリドが、酸残留物として、20~70重量%の全SAFAと、最高で5重量%までのTFAを含み、それによって、C8、C10およびC12を、少なくとも10%の(C8+C10+C12)/全SAFAの重量比率、および少なくとも5%の(C8+C10)/C12の重量比率で含み、それにより、重量比D/Bが、少なくとも1.5であり、B/全SAFAの重量比が、最高で0.5までであり、式中、Dは、すべてのMUFAおよびPUFAの合計量を表し、Bは、C14およびC16の合計量を表し、トリグリセリド組成物が20℃で少なくとも5重量%のSFCを有する、食用製品を提供する。
WO2016/150968(A1)は、ガスが泡の形で脂質中に分散している水中脂質エマルジョンを含む食品組成物に関する。
WO2019/020714(A1)は、総C8-C24脂肪酸残基に基づいて、28重量%超のステアリン酸(C18:0)脂肪酸残基と、44重量%超のオレイン酸(C18:1)脂肪酸残基と、10重量%未満のパルミチン酸(C16)脂肪酸残基とを含み、かつ、組成物中に存在する総グリセリドに基づいて30%超の合計量のStOSt、StStO、StOOおよびOStOトリグリセリドであって、(StOSt+StStO)/(StOO+OStO)の重量比が、0.6~1.5である、StOSt、StStO、StOOおよびOStOトリグリセリドを含む、非水素化脂肪組成物を開示する。
WO2019/185444(A1)は、3.2重量%~10重量%の総カプリル酸(C8:0)およびカプリン酸(C10:0)と、13重量%~32重量%のラウリン酸と、20重量%~45重量%のステアリン酸(C18:0)脂肪酸残基(酸の百分率は、脂肪組成物中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)と、7重量%~15重量%のCN46トリグリセリドと、4重量%~30重量%のCN54トリグリセリドと、15重量%~28重量%の総CN42トリグリセリドおよびCN44トリグリセリド(トリグリセリドの百分率は、組成物中に存在する総トリグリセリドを指す)と、を含む、非水素化脂肪組成物を開示する。
欧州特許出願公開第0667104号 欧州特許出願公開第3466278号 国際公開第2012/052471(A1)号 国際公開第2016/150968(A1)号 国際公開第2019/020714(A1)号 国際公開第2019/185444(A1)号
製品のテクスチャーがなお望ましいままである一方で、官能特性を改善するために改善された含気を有する含気脂肪エマルジョンがまだ必要とされている。
本発明によれば、10重量%~90重量%の水と、10重量%~90重量%の脂肪組成物と、を含む、含気脂肪エマルジョンであって、脂肪組成物が、
- 75重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、35重量%~65重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(前記百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~25重量%のエステル交換脂肪であって、
30重量%~70重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含み(前記酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、かつ、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて5重量%~35重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む、含気脂肪エマルジョンが提供される。
本発明の含気脂肪エマルジョンは、菓子製品またはベーカリー製品に使用される場合に特に有利であり、製品の所望の官能特性を得るために望ましい改善された含気を提供することが見出された。特に、本発明による含気脂肪エマルジョンは、驚くべきことに、製品が良好な外観を有し、加工可能かつ輸送可能であることを可能にする良好なテクスチャー特性をも維持する。
用語「脂肪エマルジョン」は、少なくとも、非混和性である脂肪相および水相の混合物を指す。本発明による含気用の脂肪エマルジョンは、典型的には、水中油型エマルジョンである。
用語「含気」は、気体、典型的には空気を、エマルジョンに含ませることを指す。
用語「脂肪」は、脂肪酸アシル基を含有するグリセリド油脂を指し、いずれの特定の融点も意味しない。「油」という用語は、「脂肪」と同義語に使用される。
「脂肪酸」という用語は、8~24個の炭素原子を有する直鎖の飽和または不飽和(一価および多価不飽和を含む)カルボン酸を指す。x個の炭素原子およびy個の二重結合を有する脂肪酸は、Cx:yと表すことができる。例えば、パルミチン酸はC16:0と表すことができ、オレイン酸はC18:1と表すことができる。本明細書で言及される組成物中の脂肪酸の百分率は、グリセリド中に存在するトリグリセリド、ジグリセリド、およびモノグリセリド中のアシル基に含まれるものに関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである。脂肪酸プロファイル(すなわち、組成)は、例えば、ISO 12966-2およびISO 12966-4に従ってガスクロマトグラフィーを使用する脂肪酸メチルエステル分析(FAME)によって決定され得る。
本発明の含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物は、天然もしくは合成脂肪、天然もしくは合成脂肪の画分、またはそれらの混合物から作製され得る。
本明細書で特定されるトリグリセリドの量は、脂肪組成物中に存在するトリグリセリドの総量に基づく重量百分率である。トリグリセリドXYZという表記は、グリセリドの1、2、および3位のいずれかに脂肪酸アシル基X、YおよびZを有するトリグリセリドを表す。A2Bという表記は、AABとABAの両方を含み、AB2は、ABBとBABの両方を含む。トリグリセリド含有量は、例えばGC(ISO 23275)によって決定され得る。
用語「ラウリン酸」は、主にラウリン酸(C12:0)を含む脂肪を指し、典型的には、ココナッツ油またはパーム核油などの供給源に由来する。
用語「エステル交換脂肪」は、トリグリセリド油中に存在する脂肪酸部分のそのグリセロール部分上へのランダムな非特異的再分布に供された脂肪を指す。
本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、100%~400%、より好ましくは150%~300%、さらにより好ましくは200%~300%のオーバーランを有する。
用語「オーバーラン」は、ガス含有の結果として発生した体積の増加百分率を指す。オーバーランは次のように計算される:(未ホイップクリームのg/mlでの密度/ホイップクリームのg/mlでの密度)*100%。
本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、20重量%~80重量%の水と、10重量%~70重量%の脂肪組成物と、を含む。より好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンは、30重量%~70重量%の水と、15重量%~65重量%の脂肪組成物と、を含む。さらにより好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンは、35重量%~65重量%の水と、20重量%~55重量%の脂肪組成物と、を含む。最も好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンは、40重量%~55重量%の水と、25重量%~50重量%の脂肪組成物と、を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物は、75重量%~99重量%、好ましくは80重量%~99重量%、より好ましくは85重量%~99重量%、さらにより好ましくは90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のラウリン酸脂肪は、35重量%~65重量%、好ましくは40重量%~60重量%、より好ましくは42重量%~58重量%、さらにより好ましくは43重量%~55重量%のラウリン酸を含む(この百分率は、前記脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のラウリン酸脂肪は、好ましくは、ココナッツ油、パーム核油、全水素化ココナッツ油、全水素化パーム核油、それらの画分およびそれらの混合物から選択される。より好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のラウリン酸脂肪は、ココナッツ油からなる。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物は、1重量%~25重量%、好ましくは1重量%~20重量%、より好ましくは1重量%~15重量%、さらにより好ましくは1重量%~10重量%のエステル交換脂肪を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、30重量%~70重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含む(これらの酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)。好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、35重量%~68重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~9重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.0重量%~1.5重量%のラウリン酸(C12:0)とを含む(これらの酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)。より好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含む(これらの酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて、5重量%~35重量%、好ましくは7重量%~30重量%、より好ましくは8重量%~28重量%、さらにより好ましくは9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)。
好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、20重量%~80重量%の水と、10重量%~70重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 80重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、40重量%~60重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~20重量%のエステル交換脂肪であって、
35重量%~68重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~9重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.0重量%~1.5重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、かつ、
組成物中に存在するトリグリセリドの総量に基づいて7重量%~30重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む。
より好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、30重量%~70重量%の水と、15重量%~65重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 85重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、42重量%~58重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、かつ、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~15重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて8重量%~28重量%の合わせた量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む。
さらにより好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、35重量%~65重量%の水と、20重量%~55重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と
を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは、2.5未満、より好ましくは0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有し、ここで、Stはステアリン酸であり、Oはオレイン酸である。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは45.0~68.0、より好ましくは48.0~67.5の、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された10℃での固形脂肪含有率を有する。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは15.0~70.0、より好ましくは20.0~65.0の、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された25℃での固形脂肪含有率を有する。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは15.0~59.0、より好ましくは20.0~55.0の、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された30℃での固形脂肪含有率を有する。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは10.0~55.0、より好ましくは15.0~50.0の、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された35℃での固形脂肪含有率を有する。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは5.0~45.0、より好ましくは10.0~40.0の、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された40℃での固形脂肪含有率を有する。
好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、30重量%~70重量%の水と、15重量%~65重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 85重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、42重量%~58重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~15重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて8重量%~28重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、かつ、
2.5未満のStOSt:StOOの重量比を有する(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む。
好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、35重量%~65重量%の水と、20重量%~55重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、かつ、
0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有する(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む。
さらにより好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、30重量%~70重量%の水と、15重量%~65重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 85重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、42重量%~58重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~15重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて8重量%~28重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、
2.5未満のStOSt:StOOの重量比を有し(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、かつ、
ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された、45.0~68.0の10℃での固形脂肪含有率、15.0~70.0の25℃での固形脂肪含有率、15.0~59.0の30℃での固形脂肪含有率、10.0~55.0の35℃での固形脂肪含有率、および5.0~45.0の40℃での固形脂肪含有率を有する、エステル交換脂肪と、
を含む。
最も好ましい実施形態において、含気脂肪エマルジョンは、35重量%~65重量%の水と、20重量%~55重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、
0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有し(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、かつ、
ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された、48.0~67.5の10℃での固形脂肪含有率、20.0~65.0の25℃での固形脂肪含有率、20.0~55.0の30℃での固形脂肪含有率、および15.0~50.0の35℃での固形脂肪含有率ならびに10.0~40.0の40℃での固形脂肪含有率を有する、エステル交換脂肪と、を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、好ましくは、エステル交換シアバター、エステル交換シアステアリン、エステル交換サルバター、エステル交換サルステアリン、エステル交換コクムバター、エステル交換コクムバターステアリン、エステル交換ココアバター、エステル交換ココアバターステアリンおよびそれらの混合物から選択される。より好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンの脂肪組成物のエステル交換脂肪は、エステル交換サルバター、エステル交換シアステアリンおよびそれらの混合物から選択される。
本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、35重量%~65重量%の水と、20重量%~55重量%の脂肪組成物と、5重量%~25重量%の糖と、を含む。より好ましくは、本発明による含気脂肪エマルジョンは、40重量%~55重量%の水と、25重量%~50重量%の脂肪組成物と、10重量%~20重量%の糖と、を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、0.5重量%~2重量%、より好ましくは0.8重量%~1.2重量%のカゼイン酸ナトリウムをさらに含む。したがって、本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、40重量%~55重量%の水と、25重量%~50重量%の脂肪組成物と、10重量%~20重量%の砂糖と、0.8重量%~1.2重量%のカゼイン酸ナトリウムと、を含む。
したがって、好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンは、35重量%~65重量%の水と、5重量%~25重量%の糖と、20重量%~55重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、
0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有し(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、かつ、
ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された、48.0~67.5の10℃での固形脂肪含有率、20.0~65.0の25℃での固形脂肪含有率、20.0~55.0の30℃での固形脂肪含有率、および15.0~50.0の35℃での固形脂肪含有率ならびに10.0~40.0の40℃での固形脂肪含有率を有する、エステル交換脂肪と、
を含む。
本発明による含気脂肪エマルジョンは、好ましくは、ホイップクリームである。
したがって、好ましい実施形態では、ホイップクリームは、35重量%~65重量%の水と、5重量%~25重量%の糖と、20重量%~55重量%の脂肪組成物とを含み、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合したラウリン酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1重量%~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、
0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有し(Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、かつ、
ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された、48.0~67.5の10℃での固形脂肪含有率、20.0~65.0の25℃での固形脂肪含有率、20.0~55.0の30℃での固形脂肪含有率、および15.0~50.0の35℃での固形脂肪含有率ならびに10.0~40.0の40℃での固形脂肪含有率を有する、エステル交換脂肪と、
を含む。
本発明はまた、含気脂肪エマルジョンを作製する方法であって、
a)10重量%~90重量%の水と、10重量%~90重量%の脂肪組成物と、を含む混合物を提供する工程であって、脂肪組成物が、
- 75重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、35重量%~65重量%のラウリン酸(C12:0)を含む、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~25重量%のエステル交換脂肪であって、
30重量%~70重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含み(これらの酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて5重量%~35重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、
を含む工程と、
b)工程a)で得られた混合物を、低温殺菌および均質化する工程と、
c)工程b)で得られた低温殺菌および均質化された混合物を、好ましくは、3℃~7℃で少なくとも6時間、安定化させる工程と、
d)工程c)で得られた安定化された混合物を含気させる工程と、
を含む、方法に関する。
好ましくは、本発明の方法で生成される含気脂肪エマルジョンは、本発明による含気脂肪エマルジョンである。
好ましい実施形態では、含気脂肪エマルジョンを作製する方法であって、
a)35重量%~65重量%の水と、5重量%~25重量%の糖と、20重量%~55重量%の脂肪組成物と、を含む混合物を提供する工程であって、脂肪組成物が、
- 90重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、43重量%~55重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(この酸の百分率は、脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
- 1重量%~10重量%のエステル交換脂肪であって、
40重量%~65重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~8重量%のパルミチン酸(C16:0)と、0.1~1.0重量%のラウリン酸(C12:0)とを含み、
組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて9重量%~26重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含み、
0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有し(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸であり、Oはオレイン酸である)、かつ、
ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定された、48.0~67.5の10℃での固形脂肪含有率、20.0~65.0の25℃での固形脂肪含有率、20.0~55.0の30℃での固形脂肪含有率、15.0~50.0の35℃での固形脂肪含有率、および10.0~40.0の40℃での固形脂肪含有率を有する、エステル交換脂肪と、
を含む工程と、
b)工程a)で得られた混合物を、低温殺菌および均質化する工程と、
c)工程b)で得られた低温殺菌および均質化された混合物を、3℃~7℃で6~12時間、安定化させる工程と、
d)工程c)で得られた安定化された混合物を含気させる工程と、を含む、方法。
本発明による方法の工程c)において、均質化は、好ましくは、1つの単一のステージで実施される。均質化中の圧力は、好ましくは少なくとも100バール、より好ましくは30バール~100バール、さらにより好ましくは50バール~80バールである。
本発明による方法の工程d)において、含気は、好ましくは少なくとも1分間、より好ましくは3分~7分間行われる。ミキサーなどの含気に適した装置は周知である。
本発明は、菓子製品、またはベーカリー製品における本発明による含気脂肪エマルジョンの使用にも関する。
本発明はまた、本発明による含気脂肪エマルジョンを含む、菓子製品、またはベーカリー製品に関する。
本明細書における明らかに先に公開された文献のリストまたは考察は、その文献が最新技術の一部であるか、または共通の一般知識であるという認識として必ずしも解釈されるべきではない。
本発明の所与の態様、実施形態、特徴、またはパラメータについての優先度および選択肢は、別段文脈が示さない限り、本発明の全ての他の態様、実施形態、特徴、およびパラメータについてのあらゆる全ての優先度および選択肢と組み合わせて開示されているものとみなされるべきである。
以下の非限定的な実施例は本発明を説明するものであり、その範囲を決して限定するものではない。実施例において、および本明細書を通して、他に示されない限り、全ての割合、部分、および比率は重量による。
実施例1
サルバターを、ナトリウムメトキシドを触媒として使用することにより化学的にエステル交換する。化学的エステル交換後、エステル交換サルを物理的に精製する。
シアバターを、溶剤を使用して分画して、シアステアリンを得る。次に、ナトリウムメトキシドを触媒として使用することにより、シアステアリンを化学的にエステル交換する。化学的エステル交換後、エステル交換シアステアリンを物理的に精製する。
エステル交換サルバター、エステル交換シアバター、サルバターおよびシアステアリンの分析結果を、表1に示す。
Figure 2023510716000001
Figure 2023510716000002
上記表中、
Cx:yは、x個の炭素原子およびy個の二重結合を有する脂肪酸を指し、レベルは、GC-FAMEによって決定し(ISO 12966-2およびISO 12966-4)、
SAFAは、飽和脂肪酸を指し、
MUFAは、一価不飽和脂肪酸を指し、
PUFAは、多価不飽和脂肪酸を指し、
IV FAMEは、AOCS Cd 1c-85に従って計算されたヨウ素価を指し、
TRANSは、トランス脂肪酸、つまりトランス配列に二重結合を有する不飽和脂肪酸を指し、
CNxxは、xx個の炭素原子を有するトリグリセリドを指し(グリセロールからの炭素原子は、標準的手法として除く)、レベルは、最終的にジグリセリドを除去する前処理を伴うGCによって決定した(AOCS Ce 5-86)、
O、P、St、LおよびAは、それぞれ、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノール酸およびアラキジン酸を指し、
トリグリセリド組成:POSt、およびその他のトリグリセリドを、GC(ISO23275)によって測定したものであり、各GCピークは、様々な位置に同じ脂肪酸を有するトリグリセリドを含み(例えば、POStは、PStOおよびStPOと同じシグナルピークに存在する)、
Nxは、非安定化脂肪についてISO 8292-1に従ってx℃で測定したNMRによって決定された、固形脂肪含有率を指す。
実施例2
ホイップクリームを、表2に示すレシピに従って製造する。
Figure 2023510716000003
Creamwhip414は、微結晶性セルロースE460(i)、セルロースガムE466、カラギーナンE407およびグアーE412である安定剤のブレンドである。これは、ホイップクリームの安定性を改善し、泡からの排出を防ぎ、それによって貯蔵安定性を高めるために使用される。
ホイップクリームを、次の工程で作製する。脂肪を完全に溶かし、乳化剤を脂肪に加えて脂肪相を形成する。他の粉末成分を、ぬるま湯に溶解させる。この水相を、60℃超に加熱する。脂肪相を水相に加え、低温殺菌および均質化する(70バールでの単一ステージ均質化)。クリームを、5℃で少なくとも8時間にわたって、一晩安定化させる。クリームをHobartでホイップし、オーバーランおよびテクスチャーを測定する。
オーバーランを、次のように計算する:(未ホイップクリームのg/mlでの密度/ホイップクリームのg/mlでの密度)*100%。
テクスチャーを、Brookfield TexturePro CT 3-4500、Probe TA5、速度0.5mm/秒および深さ5mmのフラットプローブ38mmを使用して測定する。値(g)は、所与の変形を実現するために必要な力の尺度である。
実施例3
脂肪Aおよび脂肪Bの2つの脂肪組成物を、ココナッツ油およびエステル交換サルバターをブレンドすることによって得る。脂肪Aは、98重量%のココナッツ油および2重量%のエステル交換サルバターからなる。脂肪Bは、96重量%のココナッツ油および4重量%のエステル交換サルバターからなる。さらに、全水素化パーム核油を、参照脂肪(参照脂肪C)として使用する。100%ココナッツ油を、参照脂肪(参照脂肪D)としても使用する。さらに、比較脂肪組成物を、70重量%のココナッツ油および30重量%のエステル交換サルバター(比較脂肪E)によって作製する。
ココナッツ油および全水素化パームカーネルの分析結果を、表3に示す。
Figure 2023510716000004
脂肪A、脂肪B、参照脂肪C、参照脂肪Dおよび比較脂肪Eを、実施例2に従ってホイップクリームを生成するために使用する。ホイップ時間は、5分である。オーバーランおよびテクスチャーの結果を、表4に示す。
Figure 2023510716000005
結果は、脂肪Aおよび脂肪Bを使用して作製されたホイップクリームが、参照脂肪Dと比較してより高いオーバーランを有し、したがってより良好な空気の含有を有するだけでなく、参照脂肪Cおよび比較脂肪Eと比較してより良好なテクスチャー特性も有することを示す。テクスチャー値が150未満の場合、テクスチャーは許容されないと考えられる。
ホイップクリームを用いて、ロゼットも作製する。ホイップクリームのパイピングを評価し、ロゼットの形状を視覚的に評価する。結果を、表5に示す。
Figure 2023510716000006
結果は、脂肪Aおよび脂肪Bを使用してホイップクリームでロゼットを生成するプロセスが、特に簡便かつ望ましいことを示す。また、脂肪Aおよび脂肪Bを使用したホイップクリームで生成されたロゼットは、特に望ましいしっかりした硬い食感を有する。
実施例4
脂肪組成物脂肪Fを、ココナッツ油およびエステル交換サルバターをブレンドして得る。脂肪Fは、94重量%のココナッツ油および6重量%のエステル交換サルバターからなる。比較脂肪組成物は、94重量%のココナッツ油および6重量%のサルバター(比較脂肪G)をブレンドすることによって作製される。
脂肪Fおよび比較脂肪Gを、実施例2に従ってホイップクリームを生成するために使用する。ホイップ時間は、5分である。オーバーランおよびテクスチャーの結果を、表6に示す。
Figure 2023510716000007
結果は、脂肪Fを使用して作製されたホイップクリームが、比較脂肪Gと比較して、より高いオーバーランを有し、したがってより良好な空気の含有を有することを示す。
実施例5
脂肪組成物脂肪Hは、ココナッツ油およびエステル交換シアバターをブレンドすることによって生成する。脂肪Hは、96重量%のココナッツ油および4重量%のエステル交換シアバターからなる。比較脂肪組成物は、96重量%のココナッツ油および4重量%のシアステアリン(比較脂肪I)で作製される。
脂肪Hおよび比較脂肪Iを、実施例2に従ってホイップクリームを得るために使用する。ホイップ時間は、5分である。オーバーランおよびテクスチャーの結果を、表7に示す。
Figure 2023510716000008
結果は、脂肪Hを使用して作製されたホイップクリームが、比較脂肪Iと比較して、より高いオーバーランを有し、したがってより良好な空気の含有を有することを示す。

Claims (17)

  1. 10重量%~90重量%の水と、
    10重量%~90重量%の脂肪組成物と、
    を含む、含気脂肪エマルジョンであって、
    前記脂肪組成物が、
    - 75重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、35重量%~65重量%のラウリン酸(C12:0)を含む(前記百分率は、グリセリドにおいてアシル基として結合したラウリン酸に関し、かつ、C8~C24の脂肪酸の総重量に基づくものである)、ラウリン酸脂肪と、
    - 1重量%~25重量%のエステル交換脂肪であって、
    30重量%~70重量%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含み(前記酸の百分率は、前記脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、かつ、
    前記組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて5重量%~35重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と、
    を含む、含気脂肪エマルジョン。
  2. 100%~400%、好ましくは150%~300%のオーバーランを有する、請求項1に記載の含気脂肪エマルジョン。
  3. 20重量%~80重量%、好ましくは30重量%~70重量%の水と、
    10重量%~70重量%、好ましくは15重量%~65重量%の前記脂肪組成物と、
    を含む、請求項1または2に記載の含気脂肪エマルジョン。
  4. 前記脂肪組成物が、80重量%~99重量%、好ましくは85重量%~99重量%、より好ましくは90重量%~99重量%の前記ラウリン酸脂肪を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  5. 前記脂肪組成物の前記ラウリン酸脂肪が、40重量%~60重量%、好ましくは42重量%~58重量%のラウリン酸(C12:0)を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  6. 前記脂肪組成物の前記ラウリン酸脂肪が、ココナッツ油、パーム核油、全水素化ココナッツ油、全水素化パーム核油、それらの画分およびそれらの混合物から選択され、好ましくは、前記ラウリン酸脂肪が、ココナッツ油からなる、請求項1~5のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  7. 前記脂肪組成物が、1重量%~20重量%、好ましくは1重量%~15重量%の前記エステル交換脂肪を含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  8. 前記脂肪組成物の前記エステル交換脂肪が、35重量%~68重量%、好ましくは40%~65%の合計量のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~9重量%、好ましくは1%~8%のパルミチン酸(C16:0)と、0.0重量%~1.5重量%、好ましくは0.1%~1.0%のラウリン酸(C12:0)とを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  9. 前記脂肪組成物の前記エステル交換脂肪が、前記組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて7重量%~30重量%、好ましくは8重量%~28重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stは、ステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、請求項1~8のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  10. 前記脂肪組成物の前記エステル交換脂肪が、2.5未満、好ましくは0.5~2.3のStOSt:StOOの重量比を有する(ここで、Stは、ステアリン酸であり、Oは、オレイン酸である)、請求項1~9のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  11. 前記脂肪組成物の前記エステル交換脂肪が、ISO 8292-1に従って非安定化脂肪で測定して、
    45.0~68.0、好ましくは48.0~67.5の、10℃での固形脂肪含有率、および/または
    15.0~70.0、好ましくは20.0~65.0の、25℃での固形脂肪含有率、および/または
    15.0~59.0、好ましくは20.0~55.0の、30℃での固形脂肪含有率、および/または
    10.0~55.0、好ましくは15.0~50.0の、35℃での固形脂肪含有率、および/または
    5.0~45.0、好ましくは10.0~40.0の、40℃での固形脂肪含有率、
    を有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  12. 前記脂肪組成物の前記エステル交換脂肪が、エステル交換シアバター、エステル交換シアステアリン、エステル交換サルバター、エステル交換サルステアリン、エステル交換コクムバター、エステル交換コクムバターステアリン、エステル交換ココアバター、エステル交換ココアバターステアリンおよびそれらの混合物、好ましくはエステル交換サルバター、エステル交換シアステアリンおよびそれらの混合物から選択される、請求項1~11のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  13. 35重量%~65重量%、好ましくは40重量%~55重量%の水と、
    20重量%~55重量%、好ましくは25重量%~50重量%の前記脂肪組成物と、
    5重量%~25重量%、好ましくは10重量%~20重量%の糖と、
    を含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  14. ホイップクリームである、請求項1~13のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョン。
  15. 含気脂肪エマルジョンを作製する方法であって、
    a)10重量%~90重量%の水と、10重量%~90重量%の脂肪組成物と、を含む混合物を提供する工程であって、
    前記脂肪組成物が、
    - 75重量%~99重量%のラウリン酸脂肪であって、35重量%~65重量%のラウリン酸(C12:0)を含む、ラウリン酸脂肪と、
    - 1重量%~25重量%のエステル交換脂肪であって、
    30重量%~70重量%の合計のステアリン酸(C18:0)およびアラキジン酸(C20:0)と、1重量%~10重量%のパルミチン酸(C16:0)と、2重量%未満のラウリン酸(C12:0)とを含み(前記酸の百分率は、前記脂肪中のグリセリド中のアシル基として結合した酸に関し、C8~C24脂肪酸の総重量に基づくものである)、かつ、
    前記組成物中に存在する総トリグリセリド量に基づいて5重量%~35重量%の合計量のStStStトリグリセリドおよびAStStトリグリセリドを含む(ここで、Stはステアリン酸であり、Aはアラキジン酸である)、エステル交換脂肪と
    を含む、工程と、
    b)工程a)で得られた前記混合物を、低温殺菌および均質化する工程と、
    c)工程b)で得られた低温殺菌および均質化された前記混合物を、好ましくは、3℃~7℃で少なくとも6時間、より好ましくは、8~24時間、安定化させる工程と、
    d)工程c)で得られた安定化された前記混合物を含気させる工程と、
    を含む、方法。
  16. 菓子製品またはベーカリー製品における、請求項1~14のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョンの使用。
  17. 請求項1~14のいずれか一項に記載の含気脂肪エマルジョンを含む、菓子製品またはベーカリー製品。
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