JP2023508410A - 化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器及びその制作方法 - Google Patents

化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器及びその制作方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023508410000001
本発明は、化粧品を収容する収容部と、化粧品が流入される流路が形成されるヘッド部と、前記ヘッド部に固定され、皮膚に挿入されて前記化粧品を皮膚の中に浸透させる微細針部と、前記収容部に収容されている化粧品を前記ヘッド部に伝達するポンピング部と、を含み、前記ヘッド部は、前記ポンピング部から化粧品を供給される第1ヘッド部と、前記第1ヘッド部の上部に結合される第2ヘッド部と、を含み、前記微細針部は、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に備えられる微細針プレートと、前記微細針プレートから延長されて前記第2ヘッド部の上面に突出され、前記ヘッド部から吐出される化粧品を皮膚の内側にガイドする複数個の微細針と、を含むことを特徴とする化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に関する。
【選択図】図3

Description

本発明は、化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器及びその制作方法に関する。
人の皮膚は表皮層とコラーゲンを含んでいる真皮層からなり、老化が進むほど真皮層のコラーゲンの量が減って皮膚が乾燥するかシワができて皮膚の弾力が減るようになる。
そのため、皮膚を弾力的に維持するためにコラーゲン生成に役に立つビタミンやペプチドのような栄養物質を皮膚に塗布するようになるが、一般に皮膚に塗布される栄養物質が表皮層を通って真皮層に吸収される量は全体含量の0.3%前後に過ぎない。
上述した問題を解決するために、注射器を利用して栄養物質を皮下に直接注入する方法が利用されている。このような方式は出血や痛み、及び炎症反応などを伴い、瘢痕が残る恐れがあり、年齢や皮膚の特性によって適用が難しい場合があるなど、様々な短所がある。
それに対する代案として、微細針を利用して皮膚に微細間隙を作り、皮下に栄養物質を注入する方法が台頭している。
このようは方式は栄養物質を注入する際に痛みと出血、及び炎症反応を最小化することができ、栄養物質の局部的な注入を可能にして所望の部位にのみ効果的で持続的に注入することができるため活発に研究されている。
微細針は普通その先端がマイクロ単位の金属であって、従来の微細針を利用した化粧品注入器は多数の微細針がそれぞれ個別にヘッド部に取り付けられている構造を有している。
そのため、器具を製作する際に微細針一つ一つをヘッド部に取り付けなければならない煩わしさがあり、それぞれの微細針が皮下に挿入された状態で折れて皮膚に差し込まれる恐れがあり、炎症反応やその他の疾患を起こす問題があった。
本発明は、微細針をヘッド部に容易に取り付けることができる化粧品注入器を提供するという目的がある。
また、本発明は、ヘッド部に取り付けられた微細針が折れる問題を防止するという目的がある。
また、本発明は、化粧品注入器の製作過程で作業者によって微細針が汚染される問題を防止するという目的がある。
本発明の一実施例によると、化粧品を収容する収容部と、化粧品が流入される流路が形成されるヘッド部と、前記ヘッド部に固定され、皮膚に挿入されて前記化粧品を皮膚の中に浸透させる微細針部と、前記収容部に収容されている化粧品を前記ヘッド部に伝達するポンピング部と、を含み、前記ヘッド部は、前記ポンピング部から化粧品を供給される第1ヘッド部と、前記第1ヘッド部の上部に結合される第2ヘッド部と、を含み、前記微細針部は、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に備えられる微細針プレートと、前記微細針プレートから延長されて前記第2ヘッド部の上面に突出され、前記ヘッド部から吐出される化粧品を皮膚の内側にガイドする複数個の微細針と、を含むことを特徴とする化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器を提供する。
例示的な実施例において、前記微細針プレートと前記複数個の微細針は一体に形成される。
例示的な実施例において、前記第1ヘッド部は、上面に前記微細針プレートが安着される第1ヘッド部ボディと、その外周面が前記複数個の微細針と突き当たる安着突起と、を含む。
例示的な実施例において、前記安着突起は複数個備えられる。
例示的な実施例において、前記微細針プレートには前記安着突起が通る安着突起貫通孔が形成される。
例示的な実施例において、前記複数個の微細針は、前記微細針プレートのうち前記安着突起貫通孔の周辺、または前記微細針プレートの縁から上側に延長される。
例示的な実施例において、前記微細針部は前記微細針プレートと前記複数個の微細針の接点が前記安着突起によって加圧されて折曲可能に金属で構成される。
例示的な実施例において、前記第2ヘッド部は下面が前記微細針プレートと突き当たる第2ヘッド部ボディを含むが、前記第2ヘッド部ボディには前記安着突起と前記複数個の微細針が挿入される孔である安着突起結合部が形成される。
例示的な実施例において、前記安着突起結合部と前記安着突起との間、または前記第2ヘッド部ボディの外側境界と前記安着突起との間には、前記複数個の微細針が収容される間隙が形成される。
例示的な実施例において、前記複数個の微細針の長さは第1ヘッド部ボディの上面から前記第2ヘッド部の上面までの長さより長い。
例示的な実施例において、前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部及び前記微細針部を収容し、前記ポンピング部から化粧品を供給されるヘッド筐体を更に含む。
例示的な実施例において、前記第1ヘッド部ボディには前記第1ヘッド部ボディを上下貫通するガイド孔と、前記第1ヘッド部ボディの下部に形成され、前記ガイド孔を中心に放射状に形成される第1ヘッド部流路と、が備えられるが、前記ポンピング部を介して前記ヘッド筐体の内部に流入された化粧品は、前記第1ヘッド部流路を介して前記ガイド孔にガイドされる。
例示的な実施例において、前記第2ヘッド部は、
下面が前記微細針プレートと突き当たる第2ヘッド部ボディを含み、
前記ヘッド筐体は、
前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部及び前記微細針部を収容するヘッド筐体ボディと、前記ヘッド筐体ボディから突出形成される固定突起と、を更に含み、前記第1ヘッド部は、前記固定突起が貫通する第1ヘッド部固定突起挿入孔を更に含み、前記微細針部は、前記第1ヘッド部固定突起挿入孔を貫通した前記固定突起が貫通する微細針部固定突起挿入孔を更に含み、前記第2ヘッド部は、前記微細針部固定突起挿入孔を貫通した前記固定突起が貫通する第2ヘッド部固定突起挿入孔を更に含む。
例示的な実施例において、前記固定突起は複数個備えられるが、前記第1ヘッド部固定突起挿入孔と、微細針部固定突起挿入孔と、第2ヘッド部固定突起挿入孔は前記固定突起の個数に対応する個数で備えられる。
例示的な実施例において、前記ヘッド部が前記ポンピング部に向かって加圧されたら、前記ポンピング部によって供給された化粧品が前記複数個の微細針の外周面を介して吐出される。
本発明の一実施例によると、請求項1に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法において、前記第1ヘッド部の上面に前記微細針プレートを安着させる安着ステップと、前記第1ヘッド部の上部に第2ヘッド部を結合するヘッド部結合ステップと、を含むことを特徴とする化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法を提供する。
例示的な実施例において、前記微細針部は前記安着ステップが行われる前に、微細針プレートと前記複数個の微細針が互いに並んだ状態で備えられる。
例示的な実施例において、前記複数個の微細針は前記微細針プレートが前記第1ヘッド部に安着する過程で前記微細針プレートと垂直に折曲される。
例示的な実施例において、前記複数個の微細針は同時に折曲される。
本発明の一実施例によると、前記化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に利用される微細針部を提供する。
本発明は、微細針をヘッド部に容易に取り付けることができる化粧品注入器を提供するという効果がある。
また、本発明は、ヘッド部に取り付けられた微細針が折れる問題を防止するという効果がある。
また、本発明は、化粧品注入器の製作過程で作業者によって微細針が汚染される問題を防止するという効果がある。
化粧品注入器によって皮膚に化粧品が浸透する状態を示す図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の斜視図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の斜視図であって、キャップ部が開放された状態を示す図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の分解斜視図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の断面図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に含まれるヘッド部の断面図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に含まれるヘッド部の平面図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に含まれるヘッド部の斜視図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に含まれるヘッド部の分解斜視図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に含まれる微細針プレートの微細針が折曲される過程を示す図である。 本発明である化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器のヘッド部の上側を示す図である。
以下、図面を参照して、化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器を説明する。
本明細書で使用する用語である微細針は、皮膚に挿入される部分の長さが1mm以下の針一体を意味し、金属からなる。
図1は、複数個の微細針412が表皮(epidermis)層を通って真皮層(dermis)に挿入された状態を示し、栄養物質を含む化粧品は前記複数個の微細針412の表面を介して真皮層に到達するようになる。
つまり、微細針412が皮膚の表皮層を突き抜いたら、化粧品が微細針412によって皮膚の表皮層に形成された微細孔を介して化粧品が皮膚の表皮層の下部に浸透する。
化粧品を吸収するための化粧品注入器の斜視図である図2a及び図2bを参照すると、本発明の実施例による化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器は、栄養物質を含む化粧品を収容する収容部100と、化粧品が流入される流路が形成されて皮膚に密着されるヘッド部300と、前記収容部100に収容されている化粧品を前記ヘッド部300に伝達するポンピング部200と、前記ヘッド部を選択的にカバーするキャップ部500と、を含む。
以下、図3を参照して、本発明の一実施例による化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の細部構成を説明する。
まず、前記収容部100は化粧品を収容する収容部本体110と、前記収容部本体110に内挿されて化粧品が吐出されるように収容部本体110内部の水位を維持させる底面部120と、を含む。
次に、前記ポンピング部200は、前記収容部本体110に固定される固定ケース210と、収容部本体110から化粧品を供給されて一時的に貯蔵した後、ヘッド部300にガイドするポンピングケース220と、前記ヘッド部300が加圧されることで下降するプレス部230と、前記プレス部230が前記固定ケース210に弾性的に支持されるように連結されるばね240と、前記ばね230によって昇降し、ポンピングケース220内部の化粧品を前記ヘッド部300に伝達するプッシュロード250と、前記プッシュロード250と前記ポンピングケース220との間をシーリングするシーリングキャップ260と、を含む。
前記固定ケース210は、前記収容部本体110に固定される円筒状の固定ケースボディ211と、前記プレス部が挿入されて化粧品が移動する経路である結合孔213を形成するプレス部挿入部212と、を含む。
また、前記プレス部230は、前記ばね240によって支持されるプレス部ボディ231と、前記プレス部ボディ231に備えられて化粧品が移動する経路である排出孔233を形成し、前記ヘッド筐体310と前記結合孔213に挿入される挿入部232と、を含む。
前記プッシュロード250は、化粧品が移動する経路である中空が形成される円筒状のプッシュロードボディ251と、前記プッシュロードボディ251の外周部に形成される環状溝252と、を含む。
前記ヘッド部300は、前記ポンピング部200から化粧品を供給される第1ヘッド部と320と、前記第1ヘッド部320の上部に結合されて前記微細針部410を前記第1ヘッド部320に固定する第2ヘッド部330と、前記第1ヘッド部320と前記第2ヘッド部330及び前記微細針部410を収容するヘッド筐体310と、を含む。
前記ヘッド筐体310は、前記第1ヘッド部320と前記第2ヘッド部330及び前記微細針部410を収容する安着部311aを形成し、外周部が円筒状であるヘッド筐体ボディ311と、前記ヘッド筐体ボディ311の中間壁から上側に突出されて、前記第1ヘッド部320と前記第2ヘッド部330及び前記微細針部410の位置を固定する固定突起312と、前記ヘッド筐体ボディ311の内側に形成されて化粧品を前記第1ヘッド部320にガイドするヘッド筐体流路313と、を含む。
以下、図4を参照して前記収容部100の構成を説明する。
前記収容部100の収容部本体110は、化粧品を収容する円筒状の本体ボディ111、前記底面部120が前記収容部本体110の下部から分離されることを防止するための隔壁112と、前記隔壁112に形成されて前記底面部120がリフティングされるように前記底面部120に大気と前記本体ボディ111を連通する隔壁通孔113と、を含む。
前記底面部120おおよそカップ(cup)状に形成され、本体ボディ111の内部に挿入配置されて前記本体ボディ111の内周面に密着される。
そして、化粧品は前記ポンピング部200と前記底面部120との間に収容され、前記ポンピング部200によって前記本体ボディ111の外部に化粧品が排出されたら、大気圧によって底面部120が前記ポンピング部200の方向に移動する。
以下、図5を参照して、化粧品が前記収容部100から前記ヘッド部300に吐出されるための構造及び結合関係を説明する。
前記ポンピングケース220は、前記固定ケース210に結合されて化粧品が一時的に留まるポンピングケースボディ221と、前記ポンピングケースボディ221の下部に備えられ、前記本体ボディ111内部の化粧品が流入される流入孔222と、を含む。
また、本発明の一実施例による化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器は、前記ポンピングケースボディ221の下部内側に結合されて前記流入孔222を選択的に開閉するチェック弁270を更に含む。
前記チェック弁270は、前記本体ボディ111に収容されている化粧品がポンピングケースボディ221に流入される際、負圧によって前記流入孔222を開放し、後にポンピングケースボディ221に流入された化粧品が本体ボディ111に更に排出されないように前記流入孔222を遮断する。
前記プレス部230の挿入部232は前記ポンピングケース220の上部に位置し、前記結合孔213に挿入されて、前記結合孔213に沿って上下方向に移動する。
前記プレス部230の挿入部232の内側に形成される排出孔233は、プッシュロード250を介して前記ポンピングケース220と連通される。
そして、前記ばね240はプレス部230のプレス部ボディ31と前記固定ケースボディ221との間配置されて、プレス部ボディ31を上方向に弾性支持する。
前記プッシュロード250は前記プレス部230と結合し、株が前記ポンピングケースボディ221の内部に配置される。
前記プッシュロード250の環状溝252には、前記プレス部230のプレス突起234が締結される。
また、前記ポンピングケースボディ221の内部に配置されるプッシュロードボディ251の下部にはポンピング孔253が形成されるが、前記ポンピング孔253はシーリングキャップ260によって開閉される。
つまり、シーリングキャップ260はプッシュロード250の下部外周面を囲むように形成されるが、上述したように、前記プッシュロード250が下降したら前記ポンピング孔253を開放し、上昇したら前記ポンピング孔253を更に閉鎖する。
詳しくは、プレス部230とプッシュロード250が下降する際、プッシュロード250とシーリングキャップ260との間が離れながらポンピングケースボディ221に収容されている化粧品がポンピング孔253を介してプッシュロードボディ251の中空内部に流入され、プレス部230とプッシュロード250が上昇したら前記ポンピング孔253が前記シーリングキャップ260によって閉鎖される。
前記ヘッド筐体310はヘッド筐体ボディ311の下側に形成され、前記挿入部232が挿入される安着溝314を更に含むが、前記安着溝314を介して前記プッシュロードボディ251の中空から流入された化粧品が前記ヘッド筐体流路313にガイドされる。
図6は、前記第1ヘッド部320の下面を示す図である。
前記第1ヘッド部320は、第1ヘッド部ボディ321を上下貫通しながら化粧品を前記第2ヘッド部にガイドするガイド孔324と、前記第1ヘッド部ボディ321の下部に含入されるように形成され、前記貫通孔を中心に放射状に形成される第1ヘッド部流路324と、を含む。
それによって、前記ポンピング部を介して前記ヘッド筐体310の内部に流入された化粧品は放射状の前記第1ヘッド部流路324の上で均等に広げられた後、前記ガイド孔324流動する。
つまり、前記第1ヘッド部流路324は放射状に備えられて化粧品を一時的に貯蔵することで、前記ガイド孔324に吐出される化粧品の圧力を上げる役割をする。
以下、図7を参照して、前記第1ヘッド部320と前記第2ヘッド部330の細部構造を説明する。
前記第1ヘッド部320は、円板状の第1ヘッド部ボディ32と、前記第1ヘッド部ボディ321から上側に突出される安着突起322と、を含むが、前記安着突起322は多数個備えられる。
また、前記第2ヘッド部330は、第1ヘッド部ボディ321と結合される前記第2ヘッド部ボディ331と、前記安着突起322と前記複数個の微細針412が挿入される孔である安着突起結合部322と、を含むが、前記安着突起結合部322は複数個備えられる。
図8を参照して、前記微細針部410の細部構造と、前記第1ヘッド部320及び前記第2ヘッド部330との結合関係を説明する。
前記微細針部410は、前記第1ヘッド部ボディ321と前記第2ヘッド部ボディ331との間に結合される微細針プレート411と、前記微細針プレート411から延長されて前記第2ヘッド部330の上面に突出され、前記ヘッド部から吐出される化粧品を皮膚の内側にガイドする複数個の微細針412と、を含む。
また、前記微細針プレート411には前記安着突起322が挿入される安着突起貫通孔413が形成され、前記複数個の微細針412は、前記安着突起貫通孔413と微細針プレート411の縁の側方に延長されてから折曲されて前記微細針プレート411と垂直に備えられる。
前記微細針部410は、前記微細針プレート411と前記複数個の微細針412の接点が前記安着突起によって加圧されて折曲できるように金属で構成され、前記微細針プレート411と前記複数個の微細針412は一体に形成される。
それによって、本願発明は微細針部410の締結性と耐久性を向上させて、従来の微細針が取り付けられた化粧品注入器で現れる取り付けられた微細針が折れる問題を容易に解決することができる。
また、本願発明は複数の微細針をヘッド部にそれぞれ手作業で設置しなくてもよいため作業コストを節減し、製作過程で作業者の手作業によってそれぞれの微細針が汚染する問題を解決することができる。
一方、前記第1ヘッド部320は前記ヘッド筐体310の固定突起312が貫通する第1ヘッド部固定突起挿入孔(図示せず)を更に含み、前記微細針部410は前記第1ヘッド部固定突起挿入孔を貫通した前記固定突起312が貫通する微細針部固定突起挿入孔414を更に含み、前記第2ヘッド部330は前記微細針部固定突起挿入孔413を貫通した前記固定突起312が貫通する第2ヘッド部固定突起挿入孔333を更に含む。
それによって、前記微細針部410は前記第1ヘッド部320と前記第2ヘッド部330との間で正位置に安着することができ、組立性が改善される。
この際、前記固定突起312、前記第1ヘッド部固定突起挿入孔と微細針部固定突起挿入孔414、及び第2ヘッド部固定突起挿入孔333はそれぞれ多数個備えられてもよい。
図9は、前記微細針部410が製品組立の際に折曲される過程を示す図である。
前記複数個の微細針412は最初に微細針プレート411の縁と前記安着突起貫通孔413に向かって延長されるが、前記微細針プレート411と水平方向に形成される。
次に、前記複数個の微細針412は前記第1ヘッド部320に安着される過程で前記安着突起322によって上側に加圧されて、前記微細針プレート411と垂直になるように方向に折曲される。
つまり、第1ヘッド部320に微細針プレート411が安着された他の器具や第2ヘッド部330によって微細針プレート411が下側に加圧されたら、前記複数個の微細針412は同時に上側に折曲され、次に前記安着突起結合部322に挿入されて前記安着突起322と前記第2ヘッド部ボディ331との間に位置する。
次に、垂直方向に折曲形成される微細針412は、安着突起322と安着突起結合部332との間に形成される間隙(図10を参照)を通って第2ヘッド部330の上側に突出される。
微細針を収容するための間隙を形成する場合、微細針を固定して微細針が曲がる問題を防止できるだけでなく、微細針の間に形成される通孔を介して化粧品が外部に円滑に吐出される。
また、前記複数個の微細針412の長さは第1ヘッド部ボディ321の上面から前記第2ヘッド部ボディ331の上面までの長さより長く備えられるが、前記微細針412が前記第2ヘッド部の上側に突出された長さは、好ましくは0.001-2mmである。
前記微細針412の端部のうち第2ヘッド部330の上側に突出された部分の長さが0.001mm未満であれば化粧品の表皮浸透効果が殆どないという問題があり、長さが2mmを超過すれば毛細血管を破裂させて出血が発生する恐れがあるため、その突出長さは前記範囲に制限されることが好ましい。
折曲された微細針の長さが前記安着部から前記ヘッド部の上側面までの長さより長ければ、微細針をヘッド部の外郭に突出することができるだけでなく、微細針を第2ヘッド部によって支持して耐久性を上げることができるためである。
前記微細針部410は、好ましくは板材を切断して製作されるが、より好ましくは金属板を切断して製作され、更に好ましくは金属板をプレスまたはレーザ切断して製作され、最も好ましくは金属板をプレス切断して製作される。
次に、本発明の一実施例による化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の作動及び使用方法について説明する。
まず、前記ヘッド部300からキャップ部500を分離し、第2ヘッド部330を皮膚に接触させた後、収容部本体110を第2ヘッド部330の方向に加圧したら、第2ヘッド部330が皮膚に密着され、微細針412が皮膚の表皮層を突き抜いて先端部が表皮層の下部に挿入される。
その過程で、前記プレス部230がポンピングケース220の方向に移動しながらばね240が圧縮され、プッシュロード250とシーリングキャップ260との間に間隙が発生しながら、ポンピングケース220の内部に収容されている化粧品がポンピング孔253を介してプッシュロード250の内部に流入される。この際、流入孔222はチェック弁270によって遮断される。
このような過程によって、プッシュロード250の内部に流入される化粧品は排出孔233及びヘッド筐体流路313を介して第1ヘッド部流路323に伝達される。
次に、化粧品は第1ヘッド部流路233に沿って中心部に流れてガイド孔324を介して第2ヘッド部330に伝達されるが、第2ヘッド部330に伝達された化粧品は安着突起322と安着突起結合部332との間に形成される間隙を介して第2ヘッド部の外部に吐出される。
次に、収容部本体110に作用する加圧力が解除されたら、ばね240の弾性力によってプレス部230が元の位置に復帰するようになり、それと共にプッシュロード250及びシーリングキャップ260が上方向に移動する。
この際、プッシュロード250の下部に形成されているポンピング孔253はシーリングキャップ260によって遮断され、ポンピングケース220内部の圧力が下がることでチェック弁270によって流入孔222が開放される。
それによって、収容部本体110の内部に収容されている化粧品が流入孔222を介してポンピングケースボディ221に内部に流入され、底面部120が上方向に移動しながらポンピング部200と底面部120との間は常に化粧品が完全に充填された状態で維持される。
次に、本発明の一実施例による化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の製作方法について説明する。
前記化粧品注入器の製作方法は、前記微細針プレート411と前記複数個の微細針412が互いに並んだ状態で備えられた状態で前記第1ヘッド部の上面に前記微細針プレートを安着させる安着ステップS1と、前記第1ヘッド部320の上部に前記第2ヘッド部330を結合するヘッド部結合ステップS2と、を含む。
この際、前記複数個の微細針412は、前記微細針プレート411が前記第1ヘッド部320に安着されて結合される過程で前記微細針プレート411と垂直に折曲される。
微細針プレートを安着部に安着する過程で微細針を垂直方向に折曲する場合、微細針を折曲するための別途のプレス過程を省略して製作コストを節減することができるという効果が得られる。
本明細書に記載されていない効果であっても、本発明は上述したそれぞれの構成が他の効果を追加に有している可能性があり、上述したそれぞれの構成間の有機的な結合関係によって従来技術からは見られない新たな効果を導出することができる。
併せて、図面に示した実施例が他の形態に変形されて実施されてもよく、本発明の特許請求の範囲に記載の構成を含んで実施されるか均等範囲内で実施される場合、本発明の権利範囲に属するとみなすべきである。
100:収容部 110:収容部本体
111:本体ボディ 112:隔壁
113:隔壁通孔 120:底面部
200:ポンピング部 210:固定ケース
211:固定ケースボディ 212:;プレス部挿入部
213:結合孔 220:ポンピングケース
221:ポンピングケースボディ 222:流入孔
230:プレス部 231:プレス部ボディ
232:挿入部 233:排出孔
234:プレス突起 240:ばね
250:プッシュロード 251:プッシュロードボディ
252:環状溝 253:ポンピング孔
260:シーリングキャップ 270:チェック弁
300:ヘッド部 310:ヘッド筐体
311:ヘッド筐体ボディ 311a:安着部
312:固定突起 313:ヘッド筐体流路
314:安着溝 320:第1ヘッド部
321:第1ヘッド部ボディ 322:安着突起
323:ガイド孔 324:第1ヘッド部流路
330:第2ヘッド部 331:第2ヘッド部ボディ
332:安着突起結合部 333:第1ヘッド部固定突起挿入孔
410:微細針部 411:微細針プレート
412:微細針 413:安着突起貫通孔
414:微細針固定突起挿入孔 500:キャップ部

Claims (20)

  1. 化粧品を収容する収容部と、
    化粧品が流入される流路が形成されるヘッド部と、
    前記ヘッド部に固定され、皮膚に挿入されて前記化粧品を皮膚の中に浸透させる微細針部と、
    前記収容部に収容されている化粧品を前記ヘッド部に伝達するポンピング部と、を含み、
    前記ヘッド部は、
    前記ポンピング部から化粧品を供給される第1ヘッド部と、
    前記第1ヘッド部の上部に結合される第2ヘッド部と、を含み、
    前記微細針部は、
    前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部との間に備えられる微細針プレートと、
    前記微細針プレートから延長されて前記第2ヘッド部の上面に突出され、前記ヘッド部から吐出される化粧品を皮膚の内側にガイドする複数個の微細針と、を含む
    ことを特徴とする化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  2. 前記微細針プレートと前記複数個の微細針は一体に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  3. 前記第1ヘッド部は、
    上面に前記微細針プレートが安着される第1ヘッド部ボディと、
    その外周面が前記複数個の微細針と突き当たる安着突起と、を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  4. 前記安着突起は複数個備えられる
    ことを特徴とする請求項3に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  5. 前記微細針プレートには、
    前記安着突起が通る安着突起貫通孔が形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  6. 前記複数個の微細針は、
    前記微細針プレートのうち前記安着突起貫通孔の周辺、または前記微細針プレートの縁から上側に延長される
    ことを特徴とする請求項5に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  7. 前記微細針部は、
    前記微細針プレートと前記複数個の微細針の接点が前記安着突起によって加圧されて折曲可能に金属で構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  8. 前記第2ヘッド部は、
    下面が前記微細針プレートと突き当たる第2ヘッド部ボディを含むが、
    前記第2ヘッド部ボディには、
    前記安着突起と前記複数個の微細針が挿入される孔である安着突起結合部が形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  9. 前記安着突起結合部と前記安着突起との間、または前記第2ヘッド部ボディの外側境界と前記安着突起との間には、前記複数個の微細針が収容される間隙が形成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  10. 前記複数個の微細針の長さは、
    第1ヘッド部ボディの上面から前記第2ヘッド部の上面までの長さより長い
    ことを特徴とする請求項9に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  11. 前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部及び前記微細針部を収容し、前記ポンピング部から化粧品を供給されるヘッド筐体を更に含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  12. 前記第1ヘッド部ボディには、
    前記第1ヘッド部ボディを上下貫通するガイド孔と、
    前記第1ヘッド部ボディの下部に形成され、前記ガイド孔を中心に放射状に形成される第1ヘッド部流路と、が備えられるが、
    前記ポンピング部を介して前記ヘッド筐体の内部に流入された化粧品は、前記第1ヘッド部流路を介して前記ガイド孔にガイドされる
    ことを特徴とする請求項11に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  13. 前記第2ヘッド部は、
    下面が前記微細針プレートと突き当たる第2ヘッド部ボディを含み、
    前記ヘッド筐体は、
    前記第1ヘッド部と前記第2ヘッド部及び前記微細針部を収容するヘッド筐体ボディと、
    前記ヘッド筐体ボディから突出形成される固定突起と、を更に含み、
    前記第1ヘッド部は、前記固定突起が貫通する第1ヘッド部固定突起挿入孔を更に含み、
    前記微細針部は、前記第1ヘッド部固定突起挿入孔を貫通した前記固定突起が貫通する微細針部固定突起挿入孔を更に含み、
    前記第2ヘッド部は、前記微細針部固定突起挿入孔を貫通した前記固定突起が貫通する第2ヘッド部固定突起挿入孔を更に含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  14. 前記固定突起は複数個備えられるが、
    前記第1ヘッド部固定突起挿入孔と、微細針部固定突起挿入孔と、第2ヘッド部固定突起挿入孔は前記固定突起の個数に対応する個数で備えられる
    ことを特徴とする請求項13に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  15. 前記ヘッド部が前記ポンピング部に向かって加圧されたら、前記ポンピング部によって供給された化粧品が前記複数個の微細針の外周面を介して吐出される
    ことを特徴とする請求項1に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器。
  16. 請求項1に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法において、
    前記第1ヘッド部の上面に前記微細針プレートを安着させる安着ステップと、
    前記第1ヘッド部の上部に第2ヘッド部を結合するヘッド部結合ステップと、を含む
    ことを特徴とする化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法。
  17. 前記微細針部は、
    前記安着ステップが行われる前に、微細針プレートと前記複数個の微細針が互いに並んだ状態で備えられる
    ことを特徴とする請求項16に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法。
  18. 前記複数個の微細針は、前記微細針プレートが前記第1ヘッド部に安着する過程で前記微細針プレートと垂直に折曲される
    ことを特徴とする請求項17に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法。
  19. 前記複数個の微細針は同時に折曲される
    ことを特徴とする請求項18に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器の制作方法。
  20. 請求項1に記載の化粧品吸収誘導用微細針が取り付けられた化粧品注入器に利用される微細針部。
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