JP2023505014A - カウンタートップの設置 - Google Patents

Abstract

本発明の態様は、カウンタートップの設置のためのデバイスおよび方法を提供する。カウンタートップ設置デバイスは、ハウジングと、ハウジングから外側に延在するリムであって、フレームに接続可能である、リムと、シャフトの第１の軸に沿って動き、かつハウジングから延在するように配置された可動舌部と、第２の軸に沿って可動舌部の場所を調整するように構成された調整ねじと、を備え得る。デバイスの設置中に、第１の軸は、水平軸であり得、第２の軸は、垂直軸であり得る。【選択図】図２Ｅ

Description

本発明は、概して、カウンタートップの設置のためのデバイスおよび方法に関し、より具体的には、本発明は、その容易な設置、取り外し、および調整のためのカウンタートップ設置デバイスおよび方法に関する。

カウンタートップは、通常、キッチン、家具、バスルーム、または他のテーブルの表面の水平面を指す。それは、キャビネットフレームワークに頻繁に設置され、かつそれにより支持される。カウンタートップの表面は、典型的には、カウンタートップが設計されている最適な高さに位置付けられる。カウンタートップの表面は、異なる属性および美観を備える様々な素材で構成され得る。例えば、カウンタートップの表面は、天然石または人工石または他の素材であり得る。
自然と人工の両方の伝統的なカウンタートップは、しばしば重量であり、設置には専門の設置業者が必要である。例えば、天然素材の場合、花崗岩などの素材を切断、測定、研磨するには、専用の機器が必要である。さらに、花崗岩のスラブは非常に重量であり、スラブにひびが入るまたは壊れることを防止するために、水平に支えられていない場合は直立垂直の位置付けが必要である。また、典型的には、スラブをカウンタートップとして輸送および設置するには、少なくとも２人が必要である。ラミネートおよび同様のカウンタートップは重量であり、取り扱いが面倒である。さらに、これらのカウンタートップには他の欠点がある。例えば、これらのカウンタートップを適合させて設置するには、特別な工具、および接着剤または他の結合剤が必要である。結合剤は有害なガスを放出することがあり、それによって硬化プロセス中に十分な換気が必要である。ラミネートカウンタートップを設置する全体的なプロセスは、時間および労力を要する。

別の欠点は、新しいカウンタートップを設置するためにカウンタートップを取り外すことが困難であることであり、それは通常、カウンタートップを壊すことを伴い、フレームワーク、壁または他のキッチンアイテムに損傷を与える可能性がある。

カウンタートップの設置における別の大きな問題は、継ぎ目が見えないように、隣接する石のスラブを結合することである。２つのスラブは、理想的には継ぎ目全体に沿って完全に隣接し、正確に同じ高さである必要があり、これにより、ユーザは、スラブを１つの連続した石として感じて見ることができる。しかしながら、現実的には、完璧なものはない。先行技術は、接合しているスラブの高さを合わせ、それらを隣接させるためには多大な努力を必要とし、スラブは重量かつ扱いにくく、それらの高さを合わせて隣接させることは大きな課題である。

本発明の態様は、石製カウンタートップなどのカウンタートップの設置のためのデバイスおよび方法を提供し、それにより、特に、容易に、カウンタートップを取り外して、前のものの代わりに新しいカウンタートップを設置することができる。すべての実施形態では、カウンタートップは、いかなるフレームワークまたは壁にも結合されなくてよい。いくつかの実施形態では、カウンタートップは、機械的留め具などでブラケットに取り付けるが、フレームワークに取り付けない場合があり、それにより、容易な取り外しおよび交換が可能になる。

いくつかの実施形態は、フレームワークに取り付けられ得、かつ先行技術では大きな課題である、隣接する石製スラブを接合および同じ高さにするための容易で便利なデバイスを提供する、カウンタートップ高さ合わせおよび接合デバイスを提供する。

したがって、本発明のいくつかの非限定的な実施形態によれば、キャビネットフレームワークおよび壁のうちの少なくとも１つに機械的インターフェースを取り付けることと、カウンタートップをキャビネットフレームワークまたは壁に直接取設することなく、機械的インターフェースに直接固定することと、を含む、カウンタートップ設置のための方法が提供される。

この方法は、機械的インターフェースからカウンタートップを取り外すことと、その場所に、異なるカウンタートップを設置することと、をさらに含み得る。

本発明のいくつかの態様は、ハウジングと、ハウジングから外側に延在するリムであって、フレームに接続可能である、リムと、シャフトの第１の軸に沿って動き、かつハウジングから延在するように配置された可動舌部と、第２の軸に沿って可動舌部の場所を調整するように構成された調整ねじと、を備える、カウンタートップ設置デバイスを対象とし得る。いくつかの実施形態では、デバイスの設置中に、第１の軸は、水平軸であり得、第２の軸は、垂直軸であり得る。

いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、第１の軸に沿った可動舌部の場所を調整するための調整ユニットをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、調整ユニットは、ねじ山付きシャフトを含み得る。いくつかの実施形態では、調整ユニットは、シャフトと、歯車と、歯車およびシャフトを回転させるように構成された歯車ねじと、を含み得る。

いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、カウンタートップに取設されるように構成されたスロット付きプレートをさらに含み得、スロット付きプレートは、可動舌部を受容するように構成されたスロットを含み得る。

いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、カウンタートップ設置デバイスを装着するように構成された伸縮式フレームをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、伸縮式フレームは、２つ以上のカウンタートップ設置デバイスを装着するように構成され得る。

本発明の他のいくつかの態様は、フレームワークブラケットと、可撓性部材によってフレームワークブラケットに連結されたカウンタートップインターフェース部材と、を備える、横カウンタートップ設置デバイスを対象とし得る。いくつかの実施形態では、カウンタートップインターフェース部材は、スロット付きプレートのスロットおよびカウンタートップの溝のうちの１つによって受容されるように構成され得る。

いくつかの実施形態では、横カウンタートップ設置デバイスは、カウンタートップインターフェース部材を受容するように構成されたスロットを備える、カウンタートップに取設されるように構成されたスロット付きプレートをさらに含み得る。

本発明のいくつかの追加の態様は、壁インターフェース部材と、壁インターフェース部材から垂直に延在し、かつカウンタートップとその上の壁片との間を離間させるように構成された壁片支持部材と、を備える、ブラケット部材を対象とし得る。

いくつかの実施形態では、ブラケット部材は、壁インターフェース部材から垂直に延在し、かつカウンタートップを支持するように構成されたカウンタートップ支持部材をさらに含み得る。いくつかの実施形態では、ブラケット部材は、壁インターフェース部材と壁との間に位置する平滑化要素をさらに含み得る。

本発明のいくつかの追加の態様は、シンクの壁に取り付けられるように構成されたシンク壁装着部材と、ねじ山付きハウジング内で直線的に動くように配置されたプッシャー要素と、を備える、シンク設置デバイスを対象とし得る。いくつかの実施形態では、ねじ山付きハウジングは、シンク壁装着部材上の受容要素と嵌合する嵌合要素を含み得る。

本発明のいくつかの追加の態様は、キャビネットフレームワークと、壁と、のうちの少なくとも１つに、ブラケット部材を取り付けることと、カウンタートップを、カウンタートップをキャビネットフレームワークまたは該壁に直接取設することなく、ブラケット部材に直接固定することと、を含む、カウンタートップの設置のための方法を対象とし得る。

いくつかの実施形態では、この方法は、ブラケット部材からカウンタートップを取り外すことと、その場所に、異なるカウンタートップを取り付けることと、をさらに含み得る。

本発明のいくつかの追加の態様は、カウンタートップ設置デバイスをキャビネットフレームワークに取り付けることを含む、カウンタートップスラブの位置を、別のカウンタートップスラブに対して調整するための方法を対象とし得る。いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、第１の軸に沿って動くように配置された可動舌部を含み得、舌部は、スロットに受容される。いくつかの実施形態では、第１の軸に沿って該舌部を動かすことは、第１の軸に沿って該カウンタートップスラブの位置を調整し得る。いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、第１の軸に垂直な第２の軸に沿ってカウンタートップスラブを動かすように配置された調整ねじを含み得、該カウンタートップスラブの位置を別のカウンタートップスラブに対して調整することは、舌部および該調整ねじを動かし、それぞれ、第１軸および第２軸に沿ってカウンタートップスラブの位置を調整することによって行われる。いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイスは、キャビネットフレームワークに取り付けられている伸縮式フレームを含む。

本発明とみなされる主題は、本明細書の結論部分において特に指摘され、明確に特許請求されている。しかしながら、本発明は、その目的、特徴、および利点とともに、構成および操作方法の両方に関して、以下の添付の図面とともに読まれる場合、以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解され得る。

本発明の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイスの図である。 本発明の別の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイスの図である。 図２Ａ～２Ｅの実施形態を備えるカウンタートップの設置の図である。 本発明の別の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイスの図である。 いくつかの非限定的な実施形態による、その上に図２Ａ～２Ｅの機械的留め具を装着するための伸縮式フレームの図である。 本発明のいくつかの非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイスのためのスロット付きプレートを載置するための工具の図である。 本発明の別の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイスの図である。

図示を単純かつ明確にするために、図に示されている要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていないことが理解されよう。例えば、一部の要素の寸法は、わかりやすくするために他の要素に対して誇張されている場合がある。さらに、適切であると考えられる場合、対応するまたは類似の要素を示すために、参照番号を図の間で繰り返す場合がある。

以下の詳細な説明では、本発明の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が示されている。しかしながら、本発明は、これらの特定の詳細なしで実施され得ることが、当業者によって理解されるであろう。他の例では、本発明を曖昧にしないように、周知の方法、手順、および構成要素は詳細に説明されていない。

水平、垂直、上部、下部などの用語は、図面に関連しており、限定するものではないことに留意されたい。これらの用語は、設置時または操作時の要素の方向を指し、垂直方向が重力の方向に平行であり、水平方向が重力に垂直であるように、重力などの絶対方向を指す場合があることを理解されたい。

本発明のいくつかの態様は、カウンタートップの設置のための設置デバイス、デバイス、工具、および方法を対象としている。例えば、キッチンでのカウンタートップの設置は、カウンタートップの正確な載置が必要である。いくつかの実施形態では、本発明の実施形態による設置デバイスを使用することにより、キャビネットおよび壁の両方に対するカウンタートップの単純な組み立ておよび単純な分解が可能になり得る。そのような断熱デバイスおよび方法を使用することにより、キャビネットおよび互いに対してカウンタートッププレートの正確な高さ合わせおよび調整がさらに可能になり得る。

ここで、本発明の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイス１０を示す図１Ａ、１Ｂ、および１Ｃを参照する。

システム１０は、カウンタートップ２０と、壁インターフェース部材１３および壁インターフェース部材１３から垂直に延在する壁片支持部材１５を含むブラケット部材１２と、を含み得る。いくつかの実施形態では、ブラケット部材１２が組み立てられるとき、壁片支持部材１５は、カウンタートップ２０の上方に位置し得る。いくつかの実施形態では、ブラケット部材１２は、カウンタートップ支持部材１４をさらに含み得る。壁インターフェース部材と壁片支持部材のみを有するブラケット部材の非限定的な例が、図１Ｃに示されている。カウンタートップ支持部材１４は、カウンタートップ２０を支持し得、壁片支持部材１５とカウンタートップ支持部材１４との間にカウンタートップ２０の挿入を可能にするように、壁片支持部材１５からさらに離間され得る。いくつかの実施形態によれば、カウンタートップ支持部材１４は、壁片支持部材１５よりも壁インターフェース部材１３からさらに突出し得る。カウンタートップ支持部材１４は、壁インターフェース部材１３の端部から突出しなくてもよく、代わりに、壁インターフェース部材１３の一部分が、カウンタートップ支持部材１４を越えて（下方に）延在し得る。

図１Ａにおいて、ブラケット部材１２は、キャビネットフレームワーク１６および／または壁１８に（例えば、ねじなどの留め具で）固定され得る。図１Ｂにおいて、カウンタートップ２０は、ブラケット部材１２に設置されている。カウンタートップ２０は、花崗岩、石英、オニキス、大理石、砂岩、ブルーストーン、石灰岩および他の天然素材などの天然、またはコンクリート、ラミネート、アクリルまたは様々な色およびパターンの他の人工素材などの人工であり得る。カウンタートップ２０には、カウンタートップ支持部材１４の長さの分、その縁に沿ってアンダーカット面２２が形成され得る。したがって、アンダーカット面２２は、カウンタートップ支持部材１４上に載っている。カウンタートップ支持部材１４と壁片支持部材１５との間の空間は、カウンタートップ２０の厚さを収容するように設計されている。ブラケット部材１２に対してカウンタートップ２０を密封するために、ＲＴＶまたは他の好適な材料などの非接着性シーラントを使用し得る。

図１Ｃは、いくつかの実施形態によるブラケット部材１２ａの図である。ブラケット部材１２ａは、壁インターフェース部材１３と、壁インターフェース部材１３から垂直に延在する壁片支持部材１５と、を含み得る。ブラケット部材１２ａは、図１Ａのカウンタートップ支持部材１４などのカウンタートップ支持部材を含まなくてもよく、したがって、ブラケット部材１２ａを使用することにより、カウンタートップ２０にアンダーカット（アンダーカット２２など）を形成することを必要としなくてもよい。いくつかの実施形態では、壁片２４は、前のように、ＲＴＶまたは他の好適な素材料を用いてなど、カウンタートップ２０の上方の壁１８に設置され得る。壁片２４は、壁片支持部材１５上に載り得る。いくつかの実施形態では、壁インターフェース部材１３は、壁片支持部材１５が突出する面とは反対側のインターフェース部材１３の面上に平滑部材１９をさらに含み得、その結果、ブラケット部材１２が設置されるとき、平滑部材１９は、壁インターフェース部材１３と壁１８との間に位置付けられ得る。スペーサ１９は、壁１８の表面を滑らかにする、または平らにするのに好適な任意の素材料から作製され得る。

ここで、本発明の別の非限定的な実施形態による、カウンタートップ設置デバイス３０および３０ａを示す図２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄおよび２Ｅを参照する。デバイス３０および３０ａは、隣接するカウンタートップ部分の高さを合わせて、隣接させるのに有用であり得る。

図２Ａおよび２Ｂは、第１の軸３３に沿って動くように配置され得る可動舌部３２を含み得るカウンタートップ設置デバイス３０の上面図および下面図である。カウンタートップ設置デバイス３０は、第１の軸３３に沿った可動舌部３２の場所を調整するための調整ユニット３１を含み得る。例えば、図２Ｂからわかるように、舌部３２は、調整ユニット３１に含まれるねじ山付きシャフト３４に装着され得、これは、ハウジング３６の下側に固定され得る。舌部３２は、ハウジング３６に形成された切り欠き３８を通って突出し得る。リム３７は、ハウジング３６から外側に延在し得る。いくつかの実施形態では、第１の軸３３は、シャフト３４の回転軸に平行であり得る。調整ねじ４０（図２Ｂ）は、ハウジング３６の下側などに設けられ得る。調整ねじ４０は、第２の軸４３に沿って可動舌部３２の場所を調整するように構成され得る。いくつかの実施形態では、デバイスの設置中、第１の軸３３ｖは、水平軸であり得、第２の軸３４は、垂直軸であり得る。

図２Ｃおよび２Ｄは、シャフト３４ａの回転軸に平行な第１の軸３３に沿って動くように配置され得る可動舌部３２ａを含み得るカウンタートップ設置デバイス３０ａの下側および上側の上面図である。例えば、舌部３２は、可動舌部３２ａを動かすように配置された調整ユニット３１ａに装着され得る。調整ユニット３１ａは、シャフト３４ａ、歯車３０４、および歯車３０４およびシャフト３４ａを回転させるように構成された歯車ねじ４６を含み得る。歯車ねじ４６を回すと、歯車３０４が回転し、したがって、シャフト３４ａが軸３３に沿って可動舌部３２ａを動かし得る。

いくつかの実施形態では、可動舌部３２ａ（または可動舌部３２）を受容するためのスロット４４をカウンタートップ２０に形成する必要性を回避するために、デバイス３０ａ（またはデバイス３０）は、少なくとも１つのスロット付きプレート１００をさらに含み得る。設置中に、スロット付きプレート１００をカウンタートップ２０の下側に取設され（例えば、ねじ込み、接着、貼り付け）得る。スロット付きプレート１００は、可動舌部３２ａ（または可動舌部３２）を受容するためのスロット１０７を含み得る。したがって、カウンタートップ２０の設置中に、可動舌部３２ａおよびスロット付きプレート１００の両方の場所を調整して、隣接するカウンタートップ部分の最適な接合を達成することができる。スロット付きプレート１００の構造および設置を考察する詳細な開示は、図４Ｃおよび６Ａ～６Ｄに関して以下に与えられる。

図２Ｅからわかるように、カウンタートップ設置デバイス３０は、フレームワーク１６の下側に形成された溝４２に設置され得る。いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイス３０ａ（図示されない０は、フレームワーク１６の下側に形成された溝４２に設置され得る。ハウジング３６または３６ａ（図示せず）は、溝４２に適合し得、リム３７または３７ａ（図示せず）は、フレームワーク１６の下側に留められ得る。カウンタートップ２０には、舌部３２を受容するように構成されたスロット４４が形成され得る。代替的に、スロット付きプラット１００をカウンタートップ２０の下側に取設され得る。例えば、ねじ山付きシャフト３４を回すと、スロット４４内の舌部３２の水平位置を調整し得、これにより、隣接するカウンタートップ部分の接合を調整し得る。言い換えれば、舌部３２がカウンタートップ２０のスロット４４（またはプレート１００のスロット、図示せず）内に載置されるとき、舌部３２の水平位置を調整することにより、カウンタートップ２０を同じ方向に動かし、隣接するカウンタートップ部分の接合を可能にし得る。

調整ねじ４０または４８（それぞれ図２Ｂおよび２Ｃに示されている）を回すと、ねじの端部をカウンタートップ部分の下側に押し付けて、カウンタートップ部分の垂直位置を調整し得る。このように、隣接する各カウンタートップ部分は、カウンタートップ部分に対するねじ４０または４８の高さを調整することによって容易に高さが合わせられ、舌部３２の水平位置を調整して継ぎ目のない接合を達成するように接合され得る。

さらに、カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａを用いたるウンタートップ２０の設置の図である、図３Ａおよび３Ｂを参照する。図３Ａにおいて、溝４２は、機械的留め具（カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａ）を受け入れるためにフレームワーク１６に準備される。図３Ｂにおいて、カウンタートップ２０は、フレームワーク１６上に載置され得る。フレームワーク１６の下から見えるように、カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａは、穴４２に載置され得る。したがって、いくつかの実施形態では、各設置デバイス３０または３０ａは、フレームワーク１６に取り付けられ得、継ぎ目のない接合を達成することに容易に利用可能である。いくつかの実施形態では、カウンタートップ２０は、可動舌部３２または３２ａを受容するためのスロット４４を含み得る。いくつかの実施形態では、スロット付きプレート１００をカウンタートップ２０の下側に取設され得、これは、したがって、カウンタートップ２０を組み立てる前にスロット４４を形成する必要性を置き換え得る。

ここで、本発明の別の非限定的な実施形態による、横カウンタートップ設置デバイス５０および５０ａを示す図４Ａ、４Ｂおよび４Ｃを参照する。

図４Ａからわかるように、カウンタートップ２０には、カウンタートップインターフェース部材５４が受容される溝５７が形成され得る。フレームワークブラケット５２に対して調整ねじ５８を締めることにより、カウンタートップインターフェース部材５４を溝５７に対して押し付け、カウンタートップ２０を所定の位置に取り付け得る。留め具は、水平方向の支持の有無にかかわらず、キャビネットに使用することができる。

図４Ｂからわかるように、横カウンタートップ設置デバイス５０は、フレームワークブラケット５２と、Ｕ字形の弾性部材などの可撓性部材５６によってフレームワークブラケット５２に結合されたカウンタートップインターフェース部材５４と、を含み得る。調整ねじ５８は、ねじ穴５９とのねじ係合などによって、カウンタートップインターフェース部材５４に結合され得る。調整ねじ５８は、フレームワークブラケット５２の一部分に当接し得る。フレームワークブラケット５２に対する調整ねじ５８の動きは、図４Ｂからわかるように、カウンタートップインターフェース部材５４をフレームワークブラケット５２からさらに遠ざけるように、およびその逆にさせ得る。

いくつかの実施形態では、カウンタートップ２０の下側に溝５７を形成する必要性を回避するために、スロット付きプレート１００を、図４Ｃに示すように、横カウンタートップ設置デバイス５０または５０ａに追加し得る。スロット付きプレート１００は、デバイス５０ａのカウンタートップインターフェース部材５４またはカウンタートップインターフェース部材５４ａ（または本明細書において上で考察されたような可動舌部）を受容するためのスロット１０７のスロット付きのベース１０２を含み得る。スロット付きプレート１００は、スロット付きプレート１００を下側のカウンタートップ２０、例えば、図示の穴１０３に取設する（例えば、ねじ込む、接着する、貼り付けるなど）ための取設手段をさらに含み得る。

当業者によって理解されるべきであるように、図２Ｄおよび４Ｃに示されたプレート１００の丸みを帯びたベース１０２は、例としてのみ与えられており、ベース１０２は、長方形、三角形、矢印などの任意の幾何学的形状を有し得る。

さらに図４Ｃからわかるように、デバイス５０ａは、可撓性部材５６ａによってフレームワークブラケット５２ａに結合されたカウンタートップインターフェース部材５４ａを含み得る。そのような配置では、他の要素は必要なく、フレームワークブラケット５２ａは、例えば、ねじによってフレームワーク（例えば、フレームワーク１６）に固定され、その結果、カウンタートップインターフェース部材５４ａは、スロット１０７またはグローブ５７に受容され得る。

いくつかの実施形態では、スロット付きプレート１００はまた、デバイス５０（図示せず）に含まれ得る。そのような場合、スロット付きプレート１００は、カウンタートップ２０の下側に取設され得、カウンタートップインターフェース部材５４は、スロット１０７に挿入され得る。フレームワークブラケット５２に対して調整ねじ５８を締め付けることにより、カウンタートップインターフェース部材５４をスロット１０７に対して押し付け、カウンタートップ２０を所定の位置に取り付け得る。留め具は、水平方向の支持の有無にかかわらず、キャビネットに使用することができる。

ここで、図５Ａ、５Ｂおよび５Ｃを参照する。場合によっては、カウンタートップ設置デバイスを取設または装着するための水平キャビネットフレームワークが利用可能ではない。いくつかの実施形態では、カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａは、その上に図２Ａ～２Ｄのカウンタートップ設置デバイス３０または３０ａ（または本発明の任意の他のカウンタートップ設置デバイス）を装着するための伸縮式フレーム６０ａ、６０ｂおよび／または６０ｃを含み得る。図６Ａからわかるように、伸縮式フレーム６０ａは、任意の設置要件に適合するように調整することができる（すなわち、バーの全長を長くするかまたは短くする）伸縮式バー６２を含み得る。伸縮式フレーム６０ａは、伸縮式バー６２に装着され、かつ伸縮式フレーム６０ａの長手方向軸に沿って動くように構成された１つ以上のハウジング６４をさらに含み得る。各ハウジング６４は、カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａを収容および保持するための開口部６６を含み得る。したがって、設置デバイス３０または３０ａの位置は、隣接するカウンタートップスラブを接合するときに調整され得る。

同様の配置は、それぞれ、図６Ｂおよび６Ｃに示された伸縮式フレーム６０ｂおよび６０ｃの摺動可能ファーム６３および６９を使用して達成することができる。伸縮式フレーム６０ｂは、摺動可能ファーム６３に装着された２つ以上のハウジング６５をさらに含み得、各々は、カウンタートップ設置デバイス３０または３０ａを収容および保持するための開口部６７を有する。伸縮式フレーム６０ｃは、伸縮式フレーム６０ｂのように開口部６７を有する摺動可能ファーム６９に装着された単一のハウジング６８を含み得る。ハウジング６５および６８は、それぞれ、伸縮フレーム６０ｄおよび６０ｃの長手方向軸に沿って動くように構成され得る。

ここで、本発明のいくつかの実施形態によるフレームワーク内にスロット付きプレート１００を載置するための工具の図である図６Ａ、６Ｂ、６Ｃおよび６Ｄを参照する。工具６００および６１０は、スロット付きプレート１００をカウンタートップ２０の下側に正確な取設を可能にし得る。

図６Ａおよび６Ｂからわかるように、工具６１０は、伸縮式フレーム６０ａ、６０ｂまたは６０ｃに対してスロット付きプレート１００を載置するために使用され得る。工具６１０は、スロット付きプレート１００を保持するためのホルダー６１４と、スロット付きプレート１００を載置するユーザによって保持されるハンドル６１２と、を含み得る。

図６Ｃおよび６Ｄからわかるように、工具６００は、キャビネットフレームワーク１６の壁に対してスロット付きプレート１００を載置するために使用され得、その結果、プレート１００のベース１０２と壁との間に実質的に直角を保ち得る。工具６００は、プレート１００を保持するためのホルダー６０２と、プレート１００のベース１０２とフレームワーク１６の壁との間の直角を確保するためのプレーサー６０４と、を含み得る。

ここで、シンク設置デバイス７０を示す図７Ａ、７Ｂおよび７Ｃを参照する。

図７Ａおよび７Ｂに示されるように、シンク設置デバイス７０は、接着剤裏打ち７３などによってシンク８２の壁に取り付けられ得るシンク壁装着部材７２を含み得る。シンク設置デバイス７０は、ねじ山付きハウジング７６内で直線的に動くように配置されているねじ山付きロッドなどのプッシャー要素７４を含み得る。ハウジング７６は、壁装着部材７２上の受容要素７８と嵌合する嵌合要素７７を含み得る。

図７Ｃは、カウンタートップ８０の下のシンク８２の壁に装着されたシンク設置デバイス７０を示している。シンク壁装着部材７２は、シンク８２の壁に装着され得る。ハウジング７６の嵌合要素は、シンク壁装着部材７２の受容要素７８で受容され得る。プッシャー要素７４は、それがカウンタートップ８０の下側に当接するように動かされ得る。図７Ｄからわかるように、シンク８２のリムは、カウンタートップ８０上に載り得る。プッシャー要素７４は、カウンタートップ８０の下側をこのリムに押し付けて、シンク８２を所定の位置に固定し得る。

本発明の特定の特徴を本明細書で説明してきたが、多くの修正、置換、変更、および均等物が、当業者には着想されるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨内に収まる、そのような修正および変更をすべて網羅するように意図されることを理解されたい。

Claims (18)

1. カウンタートップ設置デバイスであって、
   ハウジングと、
   前記ハウジングから外側に延在するリムであって、フレームに接続可能である、リムと、
   シャフトの第１の軸に沿って動くように、かつ前記ハウジングから延在するように配置された可動舌部と、
   第２の軸に沿って前記可動舌部の場所を調整するように構成された調整ねじと、を備え、
   前記デバイスの設置中、前記第１の軸が、水平軸であり、前記第２の軸が、垂直軸である、カウンタートップ設置デバイス。
2. 前記第１軸に沿って前記可動舌部の場所を調整するための調整ユニットをさらに備える、請求項１に記載のカウンタートップ設置デバイス。
3. 前記調整ユニットが、ねじ山付きシャフトを備える、請求項２に記載のカウンタートップ設置デバイス。
4. 前記調整ユニットが、シャフトと、歯車と、前記歯車および前記シャフトを回転させるように構成された歯車ねじと、を備える、請求項２に記載のカウンタートップ設置デバイス。
5. カウンタートップに取設されるように構成されたスロット付きプレートをさらに備え、前記スロット付きプレートが、前記可動舌部を受容するように構成されたスロットを備える、請求項１～４のいずれか一項に記載のカウンタートップ設置デバイス。
6. 前記カウンタートップ設置デバイスを装着するように構成された伸縮式フレームをさらに備える、請求項１～５のいずれか一項に記載のカウンタートップ設置デバイス。
7. 前記伸縮式フレームが、２つ以上のカウンタートップ設置デバイスを装着するように構成されている、請求項６に記載のカウンタートップ設置デバイス。
8. 横カウンタートップ設置デバイスであって、
   フレームワークブラケットと、
   可撓性部材によって前記フレームワークブラケットに結合されたカウンタートップインターフェース部材と、を備える、横カウンタートップ設置デバイス。
9. 前記カウンタートップインターフェース部材が、スロット付きプレートのスロットと、カウンタートップの溝と、のうちの１つによって受容されるように構成されている、請求項８に記載の横カウンタートップ設置デバイス。
10. 前記カウンタートップインターフェース部材を受容するように構成されたスロットを備える、カウンタートップに取設されるように構成されたスロット付きプレートをさらに備える、請求項８または９に記載の横カウンタートップ設置デバイス。
11. ブラケット部材であって、
    壁インターフェース部材と、
    壁インターフェース部材から垂直に延在し、かつカウンタートップとその上の壁片との間を離間させるように構成されている、壁片支持部材と、を備える、ブラケット部材。
12. 壁インターフェース部材から垂直に延在し、かつ前記カウンタートップを支持するように構成された、カウンタートップ支持部材を備える、請求項１１に記載のブラケット部材。
13. 前記壁インターフェース部材と壁との間に位置する平滑化要素を備える、請求項１１または請求項１２に記載のブラケット部材。
14. シンク設置デバイスであって、
    シンクの壁に取り付けられるように構成されたシンク壁装着部材と、
    ねじ山付きハウジング内で直線的に動くように配置されたプッシャー要素と、を備え、
    前記ねじ山付きハウジングが、シンク壁装着部材上の受容要素と嵌合する嵌合要素を含む、シンク設置デバイス。
15. カウンタートップ設置のための方法であって、
    キャビネットフレームワークと、壁と、のうちの少なくとも１つに、ブラケット部材を取り付けることと、
    カウンタートップを前記キャビネットフレームワークまたは前記壁に直接取設することなく、前記カウンタートップを前記ブラケット部材に直接固定することと、を含む、カウンタートップ設置のための方法。
16. 前記ブラケット部材から前記カウンタートップを取り外すことと、
    その場所に、異なるカウンタートップを取り付けることと、をさらに含む、請求項１５に記載の方法。
17. カウンタートップスラブの位置を、別のカウンタートップスラブに対して調整するための方法であって、
    カウンタートップ設置デバイスをキャビネットフレームワークに取り付けることを含み、
    前記カウンタートップ設置デバイスが、第１の軸に沿って動くように配置された可動舌部を備え、前記舌部が、スロットに受容され、
    前記第１の軸に沿って前記舌部を動かすことが、前記第１の軸に沿って前記カウンタートップスラブの位置を調整し、
    前記カウンタートップ設置デバイスが、前記第１の軸に垂直な第２の軸に沿って前記カウンタートップスラブを動かすように配置された調整ねじを備え、前記カウンタートップスラブの位置を別のカウンタートップスラブに対して調整することが、前記舌部および前記調整ねじを動かし、それぞれ、前記第１軸および前記第２軸に沿って前記カウンタートップスラブの前記位置を調整することによって行われる、方法。
18. 前記カウンタートップ設置デバイスが、前記キャビネットフレームワークに取り付けられている伸縮式フレームを含む、請求項１７に記載の方法。
    
    

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