JP2023504072A - 平面状積層材、包装スリーブ、および湾曲した折り山を有する包装体 - Google Patents

平面状積層材、包装スリーブ、および湾曲した折り山を有する包装体 Download PDF

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Abstract

包装体(20)を製造するための平面状積層材(1’)が図示および説明される。平面状積層材(1’)は、ポリマー製外層と、ポリマー製内層と、ポリマー製外層とポリマー製内層との間に配置された繊維質支持層とを備える。平面状積層材(1’)は、複数の折り目線であって、これら折り目線に沿って平面状積層材(1’)を折り曲げることによって、および平面状積層材(1’)のシーム面を接続することによって、閉じた包装体(20)を製造できるように配置および設計された複数の折り目線と、スリーブ面(3)であって、前面(14)と、第1側面(16A)と、第2側面(16B)と、第1後面(15A)と、第2後面(15B)とを備えたスリーブ面(3)と、底面(5)であって、複数の三角形底面(5’)と複数の四角形底面(5”)とを備えた底面(5)と、ゲーブル面(6)であって、複数の三角形ゲーブル面(6’)と複数の四角形ゲーブル面(6”)とを備えたゲーブル面(6)とを有し、底面(5)とゲーブル面(6)とはスリーブ面(3)の両端に配置されている。包装体の剛性を損なわない、より一層複雑な形状の包装体の製造は、複数の区間(I、II、III、IV)を有する第3スリーブ折り目線(18’’’)であって、区間(I、II、III、IV)の各々が側面(16A、16B)と後面(15A、15B)とに隣接し、少なくとも1つの区間(II、III)が湾曲し、少なくとも1つの区間(I、IV)が直線状である、第3スリーブ折り目線(18’’’)によって実現されるはずである。積層材製の包装スリーブ(9’)、ならびに積層材(1’)または包装スリーブ(9’)から製造された包装体(20)、も図示および説明される。【選択図】図2A

Description

本発明は、ポリマー製外層と、ポリマー製内層と、ポリマー製外層とポリマー製内層との間に配置された繊維質支持層とを備えた、包装体を製造するための平面状積層材であって、平面状積層材は、複数の折り目線であって、これら折り目線に沿って平面状積層材を折り曲げて平面状積層材のシーム面を接続することによって閉じた包装体を製造できるように配置および設計された複数の折り目線と、スリーブ面であって、前面と、第1側面と、第2側面と、第1後面と、第2後面とを備えたスリーブ面と、底面であって、複数の三角形底面と複数の四角形底面とを備えた底面と、ゲーブル面であって、複数の三角形ゲーブル面と複数の四角形ゲーブル面とを備えたゲーブル面とを有し、底面とゲーブル面とはスリーブ面の両端に配置されている、平面状積層材に関する。
本発明は、包装体を製造するための積層材製の包装スリーブであって、包装スリーブは、スリーブ面であって、前面と、第1側面と、第2側面と、第1後面と、第2後面とを備えたスリーブ面と、底面であって、複数の三角形底面と複数の四角形底面とを備えた底面と、ゲーブル面であって、複数の三角形ゲーブル面と複数の四角形ゲーブル面とを備えたゲーブル面と、スリーブ面を通って互いに平行に延びる2本の二次折り目線と、底面の領域およびゲーブル面の領域の両方が開口している筒状の包装スリーブを形成するために積層材の2つの端縁領域同士を接続する長手方向シームとを備え、底面とゲーブル面とはスリーブ面の両端に配置され、包装スリーブは両二次折り目線に沿って折り畳まれている、包装スリーブに更に関する。
本発明は、最後に、積層材製の包装体であって、包装体は請求項1の前提部分に記載の平面状積層材から製造され、または包装体は請求項13の前提部分に記載の包装スリーブから製造され、包装体は底面の領域およびゲーブル面の領域において封着されている、包装体に関する。特に、包装体は請求項1~12の何れか一項に記載の平面状積層材から製造され、または包装体は請求項13~17の何れか一項に記載の包装スリーブから製造され、包装体は底面の領域およびゲーブル面の領域において封着されるようにできる。
包装(充填された状態は「包装体」)の製造は、複数の異なる方法で、および極めて広範囲の材料から、行える。その製造のために広く使用されている1つの可能性は、切断によって平面状積層材からブランクを製造し、折り曲げおよび更なるステップによって、最初に包装スリーブを作製し、最後に包装体を作製することから成る。あるいは、積層材から直接、すなわち包装スリーブという中間ステップなしに、包装体を製造することも可能である。この種の製造は、とりわけ、積層材および包装スリーブが極めて平坦であるので、省スペースで積み重ねられるという利点を有する。これにより、積層材および包装スリーブの製造を包装体の折り曲げおよび充填が行われる場所とは異なる場所で行うことができる。材料として積層材が使用されることが多い。例えば、平面状積層材は、紙、厚紙、プラスチック、および/または金属、特にアルミニウム、の複数の薄層で構成される。このような包装体は、特に食品業界で広く使用されている。
第1の製造ステップは、多くの場合、切断によって平面状積層材からブランクを製造し、折り曲げおよびシームの融着または接着によってブランクから筒状の包装スリーブを作製することから成る。折り曲げは、通常、筋押しされた折り目線に沿って行われる。したがって、折り目線の位置は、包装スリーブから製造される包装体の折り山の位置に対応することが多い。これによる利点は、何れも場合も、完成した包装体が折り曲げられている箇所でのみ、平面状積層材、またはこれから作製されたブランクおよび包装スリーブ、が折り曲げられることである。包装スリーブから包装体を製造する一方法が例えば特許文献1(特に図1A~図1E)から公知である。特許文献1に記載されている包装体は、矩形の横断面形状を有し、略直方体である。
ただし、包装スリーブをその後の包装体の折り山に沿って折り曲げることの一欠点は、角状横断面を有する包装体しか製造できないことである。更に、横断面が包装体の鉛直方向に同一である包装体しか製造できない。これに対して、代替デザイン、例えば、このような折り山の代わりに、丸みを帯びた折り山または自由形状、は不可能である。
より可変の造形を可能にするために、包装スリーブの折り山がその包装スリーブから製造される包装体の包装体折り山に対応しない包装スリーブが既に提案されている。これは、包装スリーブが所謂「二次折り目線」に沿って折り畳まれることで実現されている。二次折り目線は、包装体の製造中に折り戻されるので、包装体の何れの折り山も形成しない。これは、そのスリーブ面が折り山を一切有さない、または何れの場合も直線状の折り山を有さない、包装体の製造を可能にする。このような包装スリーブおよびこれから製造された包装体が、例えば特許文献2(特に図2A~図3G’)から公知である。
「二次折り目線」を使用すると、包装体のスリーブ面形状のデザインの柔軟性をいくらか高めることができるが、二次折り目線は包装体の剛性の増強には寄与せず、二次折り目線の折り曲げおよび折り戻しによって包装体の剛性を低減させることさえあり得る。
国際公開第2015/003852(A9)号 独国特許出願公開第10 2016 003 824(A1)号
この背景に対して、本発明の根拠となっている目的は、より一層複雑な形状を有する包装体、特に液密な包装体、の製造が、包装体の剛性を損なわずに、可能になるように、冒頭に記載の、および上でより詳細に説明した、平面状積層材を設計し更に発展させることである。
この目的は、請求項1の前提部分に記載の平面状積層材の場合は、第3スリーブ折り目線によって達成される。第3スリーブ折り目線は、複数の区間を有し、各区間が側面と後面とに隣接し、少なくとも1つの区間が湾曲し、少なくとも1つの区間が直線状である。
本発明による平面状積層材は、包装体を製造するために使用される。平面状積層材は、規定サイズに切断可能である。この規定サイズは、複数の包装体の製造に十分であり得る、または単一の包装体の製造にのみ十分である。したがって、規定サイズに、特に個々の包装体のサイズに、切断された積層材は、「ブランク」とも称される。平面状積層材は、重ね合わされて相互に接続された複数の層を有し、ひいては平面状積層体を形成する。平面状積層材は、ポリマー製外層と、ポリマー製内層と、ポリマー製外層とポリマー製内層との間に配置された繊維質支持層とを備える。ポリマー製内層とポリマー製外層とは、プラスチックから製造されているので、液密特性を積層材に与える。他方、繊維質支持層(好ましくは、紙または厚紙)は、主に、向上された機械的特性、特に向上された剛性、を積層材に与えるために役立つ。場合によっては、バリア層も設けることができる。バリア層もポリマー製外層とポリマー製内層との間に(好ましくは、繊維質支持層とポリマー製内層との間に)配置される。バリア層は、例えば、アルミニウムから製造可能であり、その目的は、光および/または酸素の通過を阻止することである。平面状積層材は、スリーブ面を有する。スリーブ面は、前面と、第1側面と、第2側面と、第1後面と、第2後面とを備える。平面状積層材は、底面も有する。底面は、複数の三角形底面と複数の四角形底面とを備える。平面状積層材は、ゲーブル面も有する。ゲーブル面は、複数の三角形ゲーブル面と複数の四角形ゲーブル面とを備える。底面およびゲーブル面の各々は、2つまたは3つの四角面と6つの三角面とを有することが好ましい。四角面は、包装体の底面とゲーブルとを折り曲げるために役立つ。三角面は、余分な積層材を突出「耳」に折り曲げるために役立つ。耳は、その後、包装体に押し当てられる。底面およびゲーブル面は、スリーブ面の両端に配置されている。包装体が直立しているとき、ゲーブル面がスリーブ面の上方に配置され、底面がスリーブ面の下方に配置されていることが好ましい。平面状積層材は、複数の折り目線も有する。複数の折り目線は、これら折り目線に沿って平面状積層材を折り曲げ、平面状積層材のシーム面を接続することによって、閉じた包装体を製造できるように、配置および設計されている。したがって、これら折り目線(特に折り曲げ前は「折り筋線」とも呼称)は、平面状積層材の折り曲げを容易にするべきである。これら折り目線は、材料の脆弱化によって形成可能である。積層材から製造される包装体は液密である必要があるので、材料の脆弱化にはミシン目を使用せず、押圧工具によって積層材に型押しされた(通常、直線状の)材料変位を使用する。
本発明によると、第3スリーブ折り目線が設けられる。第3スリーブ折り目線は、複数の区間を有し、各区間が側面と後面とに隣接し、少なくとも1つの区間が湾曲し、少なくとも1つの区間が直線状である。側面とこれに隣接する後面との間に折り目線を設けることによって、規定の経路を有する折り山が実現されるので、包装体の製造が容易になる。この折り山は、折り山の無い湾曲形状に比べ、包装体の構造特性、特に剛性、も向上させる。スリーブ折り目線の湾曲経路は、隣接する複数の包装体の間に空気循環を向上させる空隙を生じさせる凸状または凹状面の形成もより容易にする。第3スリーブ折り目線に、湾曲区間に加え、直線状区間を設けることによって、包装体の製造が容易になる。複数の区間を有し、各区間が側面と後面とに隣接し、少なくとも1つの区間が湾曲し、少なくとも1つの区間が直線状である第3スリーブ折り目線が両側面とこれらに隣接する後面との間にそれぞれ設けられるようにし得る。更に、第3スリーブ折り目線は少なくとも2つの湾曲部を有する。これら湾曲部は異なる方向に向いている。すなわち、例えば、第1湾曲部は側面の方向に向き、第2湾曲部はこの側面に隣接する後面の方向に向いている(「湾曲した折り山」)。これは、隣接する複数の包装体の間の空気循環を更に向上させる。
平面状積層材の1つの構成によると、底面に隣接する第3スリーブ折り目線の区間およびゲーブル面に隣接する第3スリーブ折り目線の区間は直線状になる。底面に隣接する、およびゲーブル面に隣接する、直線状区間の使用は、特に好都合である。その理由は、これにより、包装体の底面およびゲーブルの製造により単純な工具を使用できるからである。
更なる構成によると、第3スリーブ折り目線の少なくとも2つの区間は相対する湾曲方向を有するようになる。特に、一区間が後面の方向に湾曲し、一区間が側面の方向に湾曲するようにできる。これにより、凸状面および凹状面の両方を有する包装体を実現できる。側面の方向に湾曲した第3スリーブ折り目線の区間は、後面の方向に湾曲した第3スリーブ折り目線の区間の上方に配置されることが好ましい。これにより、幅広の凹状後側が包装体の上方領域に、特に包装体の上半分に、もたらされる。この包装体は、好ましくは、その上方領域に、特に上半分に、幅狭の凸状前側を有するので、複数の包装体を互いに前または後ろに省スペースで配置でき、空間の有効利用が実現される。加えて、所与の包装体容積のための包装体の高さを変えずに済むように、一方の湾曲方向によって減らされた充填容積をもう一方の湾曲方向によって埋め合わせることも相対する湾曲方向によって実現できる。
平面状積層材の更なる構成は、スリーブ面を通って互いに平行に延びる2本の二次折り目線を特徴とする。二次折り目線とは、従来の折り目線とは異なり、その後に包装体の折り山を形成せず、包装体の折り山の間に、例えば側面に、配置される折り目線と理解される。二次折り目線は、積層材から包装スリーブを作製するために使用される。包装スリーブは、できる限り省スペースで積み重ねて輸送するために、2本の二次折り目線に沿って扁平に折り畳まれていることが好ましい。
平面状積層材の更なる構成によると、スリーブ面は、前面と2つの側面の一方との間に配置された応力緩和面を少なくとも1つ有する。応力緩和面は、できる限り滑らかな移行部を前面と側面との間に形成するために役立つ。応力緩和面は、スリーブ面の全高にわたって、すなわち底面からゲーブル面まで延在して、前面を2つの側面から分離することが好ましい。応力緩和面の技術的効果は、前面から2つの側面への移行が2つのより緩く曲げられた(「より鈍角の」)折り山を介して行われるので、直方体状包装体の90°の折り山に比べ、より緩い角度で積層材を折り曲げれば、または曲げれば、よいことである。これにより、積層材に対する応力が低減されるので、特に、積層材の繊維質支持層(紙または厚紙層)の繊維の亀裂または破断の危険性が減る。スリーブ面は、前面と2つの側面の各々との間に配置された2つの応力緩和面を有することが好ましい。これら応力緩和面は、互いに隣接配置された複数の包装体の間に、直方体状包装体と異なり、空気が循環できる間隙または自由空間が応力緩和面の領域に生じることも保証する。これは、湿気の結果として黴が発生する危険性を減らすという利点を有する。応力緩和面の更なる利点は、応力緩和面に隣接する各表面をより狭く、ひいてはより安定するように、デザインできるので、充填済み包装体から注ぎ出すときの把持剛性が向上することで分かる。
平面状積層材の更なるデザインによると、少なくとも1つの応力緩和面が底面の領域において1つの四角形底面に隣接し、且つゲーブル面の領域において1つの三角形ゲーブル面に隣接するようになる。底面およびゲーブル領域の各三角面は、一般に平面状積層材の側面に対応付けられ、したがって、それから製造された包装体の側面に隣接する。他方、底面およびゲーブル領域の四角面は、一般に平面状積層材の前面および後面に対応付けられ、したがって、それから製造された包装体の前側および後側に隣接する。応力緩和面が底面領域において隣接する表面をゲーブル領域において隣接する表面とは違えることによって、応力緩和面は、その下方領域で包装体の前側に対応付けられ、その上方領域で包装体の側面に対応付けられることになる。したがって、応力緩和面は、包装体の(仮想)鉛直折り山に「巻き付く」。このデザインの応力緩和面は、上記の技術的効果(積層材に対する応力の低減、空気循環の向上)が包装体の1つの側だけでなく、包装体の2つの側でも生じるという利点がある。代わりに、または加えて、少なくとも1つの応力緩和面が底面の領域において三角形底面に隣接し、且つゲーブル面の領域において四角形ゲーブル面に隣接するようにできる。互いに隣接する表面は、互いに1点で接触するだけでなく、線状に、すなわち一線分に沿って、互いに隣接することが好ましい。
平面状積層材の更なる構成によると、好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第1スリーブ折り目線が少なくとも1つの応力緩和面と隣接する前面との間に設けられるようになる。応力緩和面と前面との間に折り目線を設けることによって、規定の経路を有する折り山が実現されるので、包装体の製造が容易になる。この折り山は、折り山の無い湾曲形状に比べ、包装体の構造特性、特に剛性、も向上させる。スリーブ折り目線の湾曲経路は、隣接する複数の包装体の間に空気循環を向上させる空隙を生じさせる凸状または凹状面の形成をより容易にする。好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第1スリーブ折り目線が両応力緩和面と隣接する前面との間にそれぞれ設けられるようにし得る。第1スリーブ折り目線を連続的に湾曲させることもできる。
平面状積層材の更なるデザインによると、好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第2スリーブ折り目線が少なくとも1つの応力緩和面と隣接する側面との間に設けられるようになる。第1スリーブ折り目線に関して既に説明したように、規定の経路を有する折り山が第2スリーブ折り目線によっても実現されるので、包装体の製造が容易になる。この折り山は、折り山の無い湾曲形状に比べ、包装体の構造特性、特に剛性、も向上させる。スリーブ折り目線の湾曲経路は、隣接する複数の包装体の間に空気循環を向上させる空隙を生じさせる凸状または凹状面の形成をより容易にする。好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第2スリーブ折り目線が両応力緩和面と隣接する側面との間にそれぞれ設けられるようにし得る。第2スリーブ折り目線を連続的に湾曲させることもできる。
平面状積層材の更なる構成によると、90°未満の2つの小さなゲーブル面角度と、90°超の2つの大きなゲーブル面角度と、360°超の角度和とを有する、少なくとも1つの四角形ゲーブル面が設けられる。90°以外の角度により、ゲーブル面は、矩形または正方形から逸脱した形状になる。2つの小さな(<90°)ゲーブル面角度と2つの大きな(>90°)ゲーブル面角度とを有する四角形ゲーブル面は、例えば、台形、平行四辺形、または斜方形、によって実現可能である。360°以外の角度和は、例えば、四角形ゲーブル面の1つまたは複数の辺が直線状に延びず、(例えば、アーチ状に湾曲した四辺形またはアーチ状に湾曲した多辺形の場合のように)湾曲していることによって実現可能である。360°超の角度和は、四角形ゲーブル面の少なくとも1つの辺を外向きに湾曲させることによって実現可能である。他方、底面の各角度は、矩形、特に正方形、の底面形状になるように、90°であることが好ましい。本発明によるゲーブル面のデザインは、複数の利点を有する。視覚的により魅力的な形状に加え、ゲーブル面の一端縁(好ましくは前縁)がその他の端縁(特に後縁)より短いので、包装体の前側がより狭くなるため、平面状積層材から製造された包装体を片手でより容易に掴めるという技術的効果が実現される。本発明によるデザインは、(例えば、運搬中に、または販売棚で)互いに隣接配置された複数の包装体の間の接触面が、包装体の側面同士がほぼ完全に接触する直方体状包装体の場合に比べ、より小さいという技術的効果ももたらす。換言すると、互いに隣接配置された複数の包装体の間に間隙または自由空間が存在するので、そこを通って空気が循環できる。これは、湿気の結果として黴が生じる危険性が減るという利点を有する。360°超の角度和によって、注ぎ口要素のための空間がより大きくなる。四角形ゲーブル面は、少なくとも370°、特に少なくとも380°、好ましくは少なくとも390°、の角度和を有することが好ましい。390°と410°の間の範囲内の角度和が好都合であると証明されている。
平面状積層材の更なる発展によると、複数の四角形ゲーブル面のうちの少なくとも1つがほぼ台形になる。積層材のゲーブル面をほぼ台形に設計することによって、それから製造された包装体のゲーブルも台形になる。台形の形状は、相対する辺が同じ長さである斜方形と異なり、2つの平行な辺または端縁の一方(好ましくは、ゲーブルの前縁)が反対側の辺または端縁(好ましくは、ゲーブルの後縁)より短いという利点がある。これにより、より大容積の包装体を正面から片手で掴み易くなる。台形とは、通常、2つの辺が互いに平行な四辺形であると理解されている。ここで、台形四辺形は、4つの角が(仮想)直線によって接続され、これら直線のうちの2本が互いに平行であれば、湾曲した辺を複数有する四辺形としても理解されるべきである。
平面状積層材の1つの構成によると、四角形ゲーブル面は、湾曲した前縁を前面に隣接して有することになる。ゲーブル面の前縁は、ゲーブル面から見たときに、前面の方向に湾曲していることが好ましい。これにより、ゲーブル面を拡大できる。拡大されたゲーブル面は、例えば、より大きな直径を有する注ぎ口要素の取り付けを容易にする。ゲーブルの湾曲した前縁は、積層材の前面の形状にも影響を及ぼし、ひいては積層材から製造される包装体の前側の形状にも影響を及ぼす。特に、前面の方向に湾曲した前縁は、包装体の外向きアーチ状(凸状)の前側(「前面パネル」)の実現を可能にする。これは、魅力的な外観に加え、隣接配置された複数の包装体の間の空気循環を向上させて黴の発生の危険性を減らすという上記の技術的利点も有する。
平面状積層材の更なるデザインによると、積層材の繊維質支持層は、底面からゲーブル面まで延びる積層材の長手方向端縁に対してほぼ直角に延びる主繊維方向を有するようになる。紙および厚紙は、パルプ繊維製の材料である。伝統的な(手漉き)製紙においては繊維が均等に全方向に分散されるが、機械製紙においては狙いどおりの繊維方向を実現できる。紙の機械的特性は、繊維の方向と繊維方向を横切る方向とでは異なるので(異方性)、それぞれの用途のために最適な材料特性を得るために、繊維の向きを利用できる。主繊維方向は、積層材の2本の長手方向端縁に対してほぼ直角であるべきである。長手方向端縁は、底面領域からゲーブル領域まで(すなわち、包装体の場合は鉛直方向に)延びている。これが意味するのは、包装体の場合の主繊維方向は、包装体の周方向に、すなわちスリーブ面の周囲に、延びることである。これは、(繊維方向に対して横方向に延びる)包装体の長手方向折り山における筋付けの場合、厚紙の繊維が壊れるという利点を有する。これにより、以降の折り曲げおよび成形中、はっきりと際立った包装体折り山を有する包装体になり、ひいては包装体の安定性が向上する。特に、包装体に対する圧縮応力の場合(例えば、パレット上での多層段積みの場合)、繊維が長手方向に整列された包装体に比べ、安定性が著しく向上する。その理由は、より高い圧縮応力でなければ包装体が座屈しないからである。
冒頭に記載の目的は、包装体を製造するための積層材製の包装スリーブによっても達成される。包装スリーブは、スリーブ面であって、前面と、第1側面と、第2側面と、第1後面と、第2後面とを備えたスリーブ面と、底面であって、複数の三角形底面と複数の四角形底面とを備えた底面と、ゲーブル面であって、複数の三角形ゲーブル面と複数の四角形ゲーブル面とを備えたゲーブル面と、スリーブ面を通って互いに平行に延びる2本の二次折り目線と、底面の領域およびゲーブル面の領域の両方が開口している筒状の包装スリーブを形成するために積層材の2つの端縁領域同士を接続する長手方向シームと、を備え、底面とゲーブル面とはスリーブ面の両端に配置され、包装スリーブは両二次折り目線に沿って折り畳まれている。平面状積層材に既に存在する包装スリーブの特性については、対応する説明を参照されたい。包装スリーブは、筒状の包装スリーブを形成するために、積層材の2つの端縁領域同士を接続する長手方向シームを有する。長手方向シームによって、積層材製の平らな、大半の場合は矩形の、ブランクから、周方向に閉じた筒状の包装スリーブを製造できる。長手方向シームは、例えば、接着および/または融着によって形成可能である。長手方向シームの故に、このような包装スリーブは長手方向に封着された包装スリーブとも称される。包装スリーブは、両二次折り目線に沿って折り畳まれているので、前側と後側、ならびに内側と外側を有する。
本発明によると、包装スリーブは、第3スリーブ折り目線を特徴とする。第3スリーブ折り目線は、複数の区間を有し、各区間が側面と後面とに隣接し、少なくとも1つの区間が湾曲し、少なくとも1つの区間が直線状である。折り目線を設けることによって、規定の経路を有する折り山が実現されるので、包装体の製造が容易になる。この折り山は、折り山の無い湾曲形状に比べ、包装体の構造特性、特に剛性、も向上させる。スリーブ折り目線の湾曲経路は、隣接する複数の包装体の間に空気循環を向上させる空隙を生じさせる凸状または凹状面の形成をより容易にする。第3スリーブ折り目線に、湾曲区間に加え、直線状区間を設けることによって、包装体の製造が容易になる。更なる特性および利点は、請求項1に関して既に説明されており、平面状積層材から包装スリーブに適宜適用可能である。
包装スリーブの1つの構成によると、包装スリーブは、請求項1~12の何れか一項に記載の平面状積層材から製造される。包装スリーブは上記の平面状積層材のうちの1つから製造されるので、平面状積層材の多くの特性および利点が包装スリーブにも当てはまる。したがって、対応する実施形態を参照されたい。
包装スリーブの更なるデザインによると、積層材は、包装スリーブの内側に延びる長手方向シームの端縁において覆われる紙製または厚紙製の層を少なくとも1層有するようになる。紙製または厚紙製の層は、支持層であることが好ましい。紙層または厚紙層を覆う目的は、包装体の中身とこの層との間の如何なる接触も阻止することである。これは、一方では、非液密の紙層または厚紙層を通した液体の漏れを阻止するために役立ち、他方では、紙層または厚紙層(例えばパルプ繊維)を通した汚染に対して包装体の中身を保護するために役立つ。
この構成に関して更に提案されるのは、紙製または厚紙製の層を封緘帯によって、および/または長手方向シームの領域において積層材を折り返すことによって、覆うことである。前記覆いを実現するための1つの可能性は、別個の封緘帯を取り付けることを含む。封緘帯は、例えば、積層材の最内層と同じ材料製とすることができ、この最内層に接着または融着できる。覆うための別の可能性は、長手方向シームの領域で積層材を折り曲げる、または折り返す、ことを含む。これにより、包装スリーブの内側に延びる長手方向シームの端縁に、積層材の全ての層ではなく、最内層のみが現れることになる。ただし、最内層は、何れも場合も、包装体の中身との接触に適した材料製である必要がある。
包装スリーブの更なるデザインにおいて、積層材は、長手方向シームの領域において剥ぎ取られる。「剥ぎ取られた」積層材とは、剥ぎ取られた領域の層の数がその他の領域より少ない積層材を意味すると理解されたい。特に、複数の材料層が重なる領域においては、剥ぎ取ることによって、厚さがそれ程増えないという利点をもたらす。したがって、剥ぎ取られた積層材の使用が特に好都合であるのは、積層材が、例えば長手方向シームの領域において、折り曲げられる、または折り返される、場合である。
冒頭に記載の目的は、積層材製の包装体によっても達成される。この包装体は請求項1の前提部分に記載の平面状積層材から製造され、あるいはこの包装体は請求項13の前提部分に記載の包装スリーブから製造され、底面の領域およびゲーブル面の領域において封着される。特に、包装体は請求項1~12の何れか一項に記載の平面状積層材から製造され、または包装体は請求項13~17の何れか一項に記載の包装スリーブから製造され、包装体は底面の領域およびゲーブル面の領域において封着されるようにできる。包装体は、第3スリーブ折り目線を特徴とする。第3スリーブ折り目線は、複数の区間を有し、各区間が側面と後面とに隣接し、少なくとも1つの区間が湾曲し、少なくとも1つの区間が直線状である。折り目線を設けることによって、規定の経路を有する折り山が実現されるので、包装体の製造が容易になる。この折り山は、折り山の無い湾曲形状に比べ、包装体の構造特性、特に剛性、も向上させる。スリーブ折り目線の湾曲経路は、隣接する複数の包装体の間に空気循環を向上させる空隙を生じさせる凸状または凹状面の形成をより容易にする。第3スリーブ折り目線に、湾曲区間に加え、直線状区間を設けることによって、包装体の製造が容易になる。その他の付随する特性および利点は既に説明されており、積層材および包装スリーブから包装体に適宜適用可能である。包装体は、平面状積層材から直接製造することも、平面状積層材から事前に製造された包装スリーブから製造することもできる。
包装体の1つの構成によると、底面に隣接する第3スリーブ折り目線の区間およびゲーブル面に隣接する第3スリーブ折り目線の区間が直線状である。平面状積層材に関して既に説明したように、底面に隣接する、およびゲーブル面に隣接する、直線状区間の使用は、特に好都合である。その理由は、これにより、包装体の底面およびゲーブルの製造により単純な工具を使用できるからである。
包装体の更なる構成によると、第3スリーブ折り目線の少なくとも2つの区間は相対する湾曲方向を有するようになる。一区間が後面の方向に湾曲し、一区間が側面の方向に湾曲するようにできる。これにより、凸状面および凹状面の両方を有する包装体を実現できる。側面の方向に湾曲した第3スリーブ折り目線の区間は、後面の方向に湾曲した第3スリーブ折り目線の区間の上方に配置されることが好ましい。これにより、幅広の凹状後側が包装体の上方領域に、特に包装体の上半分に、もたらされる。この包装体は、好ましくは、その上方領域に、特に上半分に、幅狭の凸状前側を有するので、複数の包装体を互いに前または後ろに省スペースで配置でき、空間の有効利用が実現される。加えて、所与の包装体容積のための包装体の高さを変えずに済むように、一方の湾曲方向によって減らされた充填容積をもう一方の湾曲方向によって埋め合わせることも相対する湾曲方向によって実現できる。
包装体の1つの構成によると、包装体は、ゲーブルの領域にフィンシームを有する。フィンシームは、前面の方向に折り被される。このデザインは、例えば、前方に傾斜している傾斜ゲーブルの場合は、上部が開いた、水分を集め得る「ポケット」が形成されないので、ゲーブル面からのより良好な水はけを可能にする。このデザインは、内側から密封される注ぎ口のためのより大きな空間の実現も可能にする。
包装体の更なるデザインによると、包装体は、ほぼ台形のゲーブルを有することになる。ゲーブルの台形形状は、相対する辺が同じ長さである斜方形と異なり、2つの平行な辺または端縁の一方(好ましくはゲーブルの前縁)が相対する辺または端縁(好ましくはゲーブルの後縁)より短いという利点を有する。これにより、より大容積の包装体を正面から片手で容易に掴めるようになる。
包装体の更なる構成では、包装体は傾斜ゲーブルを有することになる。特に、包装体のゲーブルが前方に傾斜する、すなわち、ケーブルの高さが包装体の後側の領域より包装体の前側の領域で低い、ようにできる。ゲーブルが傾斜しているため、平坦なゲーブルを有する包装体より、ゲーブルの領域に配置された注ぎ口要素が包装体の積み重ねを妨害しない。これは、傾斜ゲーブルを有する包装体では、平坦なゲーブルを有する包装体と異なり、注ぎ口要素が包装体の最高点を必ずしも形成しないという事実による。加えて、ゲーブル面からのより良好な水はけを実現できる。
包装体の更なるデザインによると、包装体は前面の領域が凸状である、および/または後面の領域が凹状である、ようになる。特に、この包装体は、上方領域において、特に上半分において、前面の領域を凸状にできる、および/または上方領域において、特に上半分において、後面の領域を凹状にできる。凸状の前側と凹状の後側との組み合わせによって、その視覚的に複雑なデザインにも拘らず、複数の包装体を互いに前または後ろに省スペースで配置できる。
最後に、包装体の更なる構成によると、包装体は応力緩和面を有するようになる。応力緩和面は、前面を有する平面に部分的に位置し、側面を有する平面に部分的に位置する。平面状積層材に関して既に説明したように、この構成は、応力緩和面が包装体の1つの側(例えば前側)から包装体の別の側の方向に、(仮想)折り山に巻き付くことになる。したがって、応力緩和面は、できる限り滑らかな移行部を前面と側面との間にもたらすために役立つ。応力緩和面は、スリーブ面の全高にわたって、すなわち底面からゲーブル面まで延在して、前面を2つの側面から分離することが好ましい。応力緩和面の技術的効果は、前面から2つの側面への移行が2つのより緩く曲げられた(「より鈍角の」)折り山を介して行われるので、直方体状包装体の90°の折り山に比べ、より緩い角度で積層材を折り曲げれば、または曲げれば、よいことである。これにより、積層材に対する応力が低減されるので、特に、積層材の紙または厚紙層の繊維の亀裂または破断の危険性が減る。
以下においては、好適な一例示的実施形態を単に表している図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
包装スリーブを折るための、従来技術から公知の平面状積層材を平面図で示す。 図1Aに示されている平面状積層材から形成された、従来技術から公知の包装スリーブを正面図で示す。 図1Bの包装スリーブを背面図で示す。 図1Bおよび図1Cの包装スリーブをその展開された状態で示す。 底面が封着された、図1Dの包装スリーブを示す。 図1Bに示されている包装スリーブから形成された、融着後の包装体を示す。 耳が貼着された、図1Fの包装体を示す。 包装スリーブを折るための、本発明による平面状積層材を平面図で示す。 図2Aの平面状積層材の第1領域を拡大図で示す。 図2Aの平面状積層材の第2領域を拡大図で示す。 図2Aに示されている平面状積層材から形成された、本発明による包装スリーブを正面図で示す。 図3Aの包装スリーブを背面図で示す。 図3に示されている包装スリーブから形成された、本発明による包装体を斜視図で示す。 図4Aの包装体を正面図で示す。 図4Aの包装体を背面図で示す。 図4Aの包装体を側面図で示す。
図1Aは、包装スリーブを形成できる、従来技術から公知の平面状積層材1を平面図で示す。平面状積層材1は異種材料、例えば、紙、厚紙、プラスチック、または金属、特にアルミニウム、の層を複数備えることができる。積層材1は、複数の折り目線2を有する。折り目線2の目的は、積層材1の折り曲げを容易にし、積層材1を複数の表面に分割することである。積層材1は、スリーブ面3と、封着面4と、複数の底面5と、複数のゲーブル面6とに分割可能である。封着面4がスリーブ面3の反対側の端縁領域に接続、特に融着、されるように積層材1を折り畳むことによって、積層材1から包装スリーブを形成できる。スリーブ面3は、封着面4を除き、積層材1の全幅にわたって延在する。積層材1は、2本の二次折り目線7をスリーブ面3の領域に有する。2本の二次折り目線7は直線状であり、互いに平行に延びている。更に、二次折り目線7は、底面5の3つの隣接する三角面8の接点SBとゲーブル面6の3つの隣接する三角面8の接点SGとを通って延びている。スリーブ面3は、二次折り目線7によって、1つの内側部分領域3Aと2つの外側部分領域3Bとに分割されている。内側部分領域3Aは、2本の二次折り目線7の間にあり、2つの外側部分領域3Bは2本の二次折り目線7に隣接し、二次折り目線7の外側にある。
底面5は、4つの角点E5を形成し、ゲーブル面6は、4つの角点E6を形成する。角点E5、E6は、積層材1から製造される包装体の角点になる。底面5の各角点E5は、ゲーブル面6の対応する角点E6に対応付けられている。対応する角点E6とは、包装体が直立しているとき、何れの場合も、この角点E5の上方に配置されている角点E6である。互いに対応付けられた2つの角点E5、E6を通って角軸線EAが延びている。角軸線EAは、従来の直方体状包装体では、鉛直の包装体折り山に対応することになる。したがって、図1Aに示されている積層材1には、4本の角軸線EAが存在する。積層材1から製造された包装スリーブおよび包装スリーブから製造された包装体においても同様である(明瞭を期すため、何れの場合も1本の角軸線EAのみが書き込まれている)。底面5の各角点E5と、それに対応付けられたゲーブル面6の各角点E6との間には、すなわち角軸線EAに沿って、折り目線が一切設けられていない。
図1Bは、図1Aに示されている平面状積層材1から形成された、従来技術から公知の包装スリーブ9を正面図で示す。図1Bでは、図1Aに関して既に説明した包装スリーブ9の領域に、対応する参照符号が付けられている。包装スリーブ9は、積層材1から2つのステップで作製されている。最初に、積層材1が2本の二次折り目線7に沿って折り畳まれる。その後、スリーブ面3の2つの部分領域3B(左)および部分領域3B(右)が封着面4の領域において互いに接続、特に融着され、長手方向シーム10(図1Bでは隠れている)になる。したがって、包装スリーブ9は、底面5の領域の開口部とゲーブル面6の領域の開口部とを有する、周方向に閉じた筒状構造を有する。正面図には、スリーブ面3の内側部分領域3Aが見えている。その両側は二次折り目線7によって区切られている。スリーブ面3の残りの部分領域3Bは、包装スリーブ9の後側にあるので、図1Bでは隠れている。
図1Cは、図1Bの包装スリーブ9の背面図である。図1Cでは、図1Aおよび図1Bに関して既に説明した包装スリーブ9の領域に、対応する参照符号が付けられている。この背面図では、スリーブ面3の両方の外側部分領域3Bが見えている。これら外側部分領域3Bは、長手方向シーム10によって互いに接続されており、二次折り目線7によって両側で区切られている。スリーブ面3の内側部分領域3Aは、包装スリーブ9の前側にあるので、図1Cでは隠れている。
図1Dは、図1Bおよび図1Cの包装スリーブ9をその展開された状態で示す。図1Dでは、図1A~図1Cに関して既に説明した包装スリーブ9の領域に、対応する参照符号が付けられている。展開された状態は、スリーブ面3を通って延びる二次折り目線7に沿って包装スリーブ9を折り戻すことによって実現される。スリーブは、約180°折り戻される。二次折り目線7に沿ったこの折り戻しの結果、二次折り目線7に隣接するスリーブ面3の2つの部分領域3A、3Bは最早上下に重なり合わず、同じ平面に配置されている。したがって、包装スリーブ9は、その扁平な状態においてのみ二次折り目線7に沿って折り畳まれている(図1B、図1C)。他方、展開された状態(図1D)では、包装スリーブ9(ならびに包装スリーブ9から製造された包装体)は、二次折り目線7に沿って最早折り畳まれていない。したがって、「二次」折り目線7と称される。
図1Eは、底面が封着された、図1Dの包装スリーブ9を示す。図1Eでは、図1A~図1Dに関して既に説明した包装スリーブ9の領域に、対応する参照符号が付けられている。折り癖が付けられた状態とは、ゲーブル面6の領域の2本の折り目線2に(図1Dのように)折り癖が付けられている状態を示す。他方、底面5は、既に完全に折り曲げられて融着されているので、包装スリーブ9は封着された底面を有する。
図1Fは、図1Bに示されている包装スリーブ9から形成された、融着後の包装体11を示す。図1Fでは、図1A~図1Eに関して既に説明した包装体11の領域に、対応する参照符号が付けられている。融着後の、すなわち充填および封着後の状態の、包装体11が示されている。封着後、底面5の領域とゲーブル面6の領域とにフィンシーム12が形成される。底面5の領域ではフィンシーム12が包装体11に既に貼着されているが、ゲーブル面6の領域ではフィンシーム12は包装体11から依然として突出している。折り癖付け中、ゲーブル面6の部分領域が外向きに折り曲げられ(図1Eを参照)、「耳」13とも称される余分な材料の突出領域を形成する。その後の製造ステップにおいて、突出領域は、例えば接着法によって、包装体11に貼着される。図1Fでは、耳13は包装体11から依然として突出しており、その後の製造ステップで、例えば接着法によって、貼着される。
図1Gは、耳が貼着された、図1Fの包装体11を示す。図1Gでは、図1A~図1Fに関して既に説明した包装体11の領域に、対応する参照符号が付けられている。ゲーブル面6の領域に配置された上側の耳13は、下向きに折り曲げられ、包装体11のスリーブ面3に平らに貼着されている。上側の耳13は、スリーブ面3に接着または融着されることが好ましい。
図2Aは、包装スリーブを折るための、本発明による平面状積層材1’を平面図で示す。図2Aでは、図1A~図1Gに関して既に説明した積層材1’の領域に、対応する参照符号が付けられている。積層材1’の底面5は、複数の三角形底面5’と複数の四角形底面5”とに分割可能である。三角形底面5’は、耳13を形成する(図1Fを参照)。耳13は内向き、または外向き、に折り曲げられ、包装体に貼着される。他方、四角形底面5”は底面の形状を決定する。図2Aに示されている積層材1’では、四角形底面5”の角はほぼ直角(α=90°)であるので、この積層材1’から製造される包装体もほぼ矩形の、特にほぼ正方形の、底面を有する。同様に、積層材1’のゲーブル面6も複数の三角形ゲーブル面6’と複数の四角形ゲーブル面6”とに分割可能である。三角形ゲーブル面6’は耳13を形成する(図1Fを参照)。耳13は、内向き、または外向き、に折り曲げられ、包装体に貼着される。他方、四角形ゲーブル面6”は、ゲーブルの形状を決定する。図2Aに示されている積層材1’では、四角形ゲーブル面6”の角は直角ではなく、90°よりやや小さい(αG1<90°)か、僅かに大きい(αG2>90°)ので、ほぼ台形の形状になる。したがって、この積層材1’から製造される包装体もほぼ台形のゲーブルを有する。小さなゲーブル面角度αG1は80°と90°の間の範囲内であり、大きなゲーブル面角度αG2は90°と100°の間の範囲内であることが好ましい。前面14に隣接する四角形ゲーブル面6”の辺は、前縁Vとも称される。前縁Vは、前面14の方向に湾曲していることが好ましい。
図2Aに示されている積層材1’のスリーブ面3は、スリーブ面3を複数の表面に分割する複数の折り目線を有する。スリーブ面3は、前面14と、第1後面15Aと、第2後面15Bと、第1側面16Aと、第2側面16Bと、第1応力緩和面17Aと、第2応力緩和面17Bとを備える。前面14は、底面領域の四角形底面5”に隣接し、且つゲーブル領域の四角形の台形ゲーブル面6”に隣接する。前面14は、側方で第1応力緩和面17Aと第2応力緩和面17Bとに隣接する。2つの応力緩和面17A、17Bも底面領域の四角形底面5”に隣接する(すなわち、前面14のように)。ただし、2つの応力緩和面17A、17Bの各々は、ゲーブル領域の三角形ゲーブル面6’のうちの1つに隣接する。2つの側面16A、16Bは、底面領域の三角形底面5’のうちの1つに隣接し、且つゲーブル領域の三角形ゲーブル面6’のうちの1つに隣接する。2つの側面16A、16Bの各々は側方で、それぞれの内側で2つの応力緩和面17A、17Bの一方に隣接し、それぞれの外側で2つの後面15A、15Bの一方に隣接する(第1側面16Aは、第1後面15Aと第1応力緩和面17Aとに隣接し、第2側面16Bは、第2後面15Bと第2応力緩和面17Bとに隣接する)。2つの後面15A、15Bは、底面領域の四角形底面5”に隣接し、且つゲーブル領域の四角形ゲーブル面6”に隣接する。2つの後面15A、15Bの各々は側方で、それぞれの内側で2つの側面16A、16Bの一方に隣接する(第1後面15Aは第1側面16Aに隣接し、第2後面15Bは第2側面16Bに隣接する)。
図2Aに示されている平面状積層材1’において、スリーブ面3は複数のスリーブ折り目線18’、18”、18’’’を有する。第1スリーブ折り目線18’は、前面14を側方で区切り、前面14と2つの応力緩和面17A、17Bとの間の境界を形成する。2本の第1スリーブ折り目線18’は、少なくとも部分的に湾曲していることが好ましい。2本の第2スリーブ折り目線18”は、2つの応力緩和面17A、17Bと2つの側面16A、16Bとの間の境界を形成する。2本の第2スリーブ折り目線18”も少なくとも部分的に湾曲していることが好ましい。2本の第3スリーブ折り目線18’’’は、2つの応力緩和面17A、17Bと2つの後面15A、15Bとの間の境界を形成する。2本の第3スリーブ折り目線18’’’も少なくとも部分的に湾曲していることが好ましい。積層材1’は、紙または厚紙層も有する。紙または厚紙層の主繊維方向Fは、スリーブ面を形成する表面14、15A、15B、16A、16B、17A、17Bを通って横方向に(すなわち、底面5からゲーブル面6までスリーブ面3を通って延びている2本の長手方向端縁Lに直角に)延びており、したがって、積層材1’から製造される包装体においては、包装体の周方向に延びる。更に、積層材1’は、注ぎ口要素の位置を画成するために使用可能な脆弱化ゾーン19を有する。脆弱化ゾーン19は、被覆穴として、または積層材1’を貫通する打ち抜き穴として、設計可能である。
図2Bは、図2Aの積層材1’の第1領域を拡大図で示す。図2Bでは、図1A~図2Aに関して既に説明した積層材1’の領域に、対応する参照符号が付けられている。図2Bに示されている積層材1’の第1領域は、ゲーブル面6の領域に該当し、特にゲーブル面角度αG1、αG2の領域に該当する。上で既に説明したように、四角形ゲーブル面6”の角は、直角ではなく、90°より僅かに小さい(αG1<90°)か、僅かに大きい(αG2>90°)。(包装体の後側に対応付けられた)後側のゲーブル面角度αG1の場合、直角からの偏差は、角度αG1に隣接する2本の折り目線の一方が積層材1’の端縁に対して直角に延びず、鉛直線Sに対して角度β傾斜している(αG1=90°-β)という事実の故である。(包装体の前側に対応付けられている)前側のゲーブル面角度αG2の場合、直角からの偏差は、2つの理由による。第1に、角度αG2に隣接する2本の折り目線の一方が積層材1’の端縁に対して直角に延びず、鉛直線Sに対して角度β傾斜している。第2に、角度αG2に隣接する前縁Vも直線状に延びず、前面14の方向に湾曲している。前縁V(または、角または角度αG2の領域で前縁Vに接触する接線)は、(積層材1’の上縁に平行に延びる)水平線Wに対して角度γ傾斜している(αG2=90°+β+γ)。角度βは、角度βに相当する。両角度は2°と6°の間の範囲内であることが好ましい。したがって、後側の2つのゲーブル面角度αG1は、例えば、約86°という角度を有し得る。角度γは、15°と25°の間の範囲内であることが好ましい。したがって、前側の2つのゲーブル面角度αG2は、例えば、約113°という角度を有し得る。記載のデザインの故に、特に湾曲した前縁Vの故に、四角形ゲーブル面6”の角度和は360°より大きくなる(2*αG1+2*αG2>360°)。
図2Cは、図2Aの平面状積層材1’の第2領域を拡大図で示す。図2Cでは、図1A~図2Bに関して既に説明した積層材1’の領域に、対応する参照符号が付けられている。図2Cに示されている積層材1’の第2領域は、側面16A、16Bを後面15A、15Bから分ける第3スリーブ折り目線18’’’の領域に該当する。側面16A、16Bと隣接する後面15A、15Bとの間に配置された第3スリーブ折り目線18’’’は、4つの区間I~IVを有する。第1区間Iは底面5に隣接し、直線状に延びている。第2区間IIは第1区間Iに隣接し、(後面15A、15Bの方向に)湾曲している。この湾曲の結果として、第3スリーブ折り目線18’’’と鉛直線Sとの間に最大距離dIIが存在する。距離dIIは、0.5mmと2.5mmの間の範囲内であり得る。第3区間IIIは第2区間IIに隣接し、(側面16A、16Bの方向に)湾曲している。この湾曲の結果として、第3スリーブ折り目線18’’’と鉛直線Sとの間に最大距離dIIIが存在する。距離dIIIは、0.5mmと2.5mmの間の範囲内であり得る。したがって、第2区間IIと第3区間IIIとは、相対する湾曲部または湾曲方向を有する。第4区間IVは第3区間IIIとゲーブル面6とに隣接し、直線状に延びている。したがって、第3スリーブ折り目線18’’’は部分的に(底面5に隣接する区間Iおよびゲーブル面6に隣接する区間IVにおいて)直線状に延び、部分的に(2つの「中心」区間II、IIIにおいて)湾曲している。
図3Aは、図2Aに示されている平面状積層材1’から形成された、本発明による包装スリーブ9’を正面図で示す。図3Aでは、図1A~図2Cに関して既に説明した包装スリーブ9’の領域に、対応する参照符号が付けられている。包装スリーブ9’は積層材1’から2つのステップで作製されている。最初に、積層材1’は、2本の二次折り目線7に沿って折り畳まれる。その後、第1後面15Aと第2後面15Bとが封着面4の領域で互いに接続、特に融着され、長手方向シーム10(図3Aでは隠れている)が形成される。したがって、包装スリーブ9’は、底面5の領域の開口部とゲーブル面6の領域の開口部とを有する、周方向に閉じた筒状構造を有する。この正面図は、前面14と、2つの応力緩和面17A、17Bと、2つの側面16A、16B(部分的)とを示している。後面15A、15Bは、包装スリーブ9’の後側にあるので、図3Aでは隠れている。
図3Bは、図3Aの包装スリーブ9’を背面図で示す。図3Aでは、図1A~図3Aに関して既に説明した包装スリーブ9’の領域に、対応する参照符号が付けられている。この背面図では、2つの後面15A、15Bが見えている。後面15A、15Bは、長手方向シーム10によって互いに接続されており、両側で第3スリーブ折り目線18’’’によって区切られている。加えて、2つの側面16A、16Bが(部分的に)認識可能である。前面14と2つの応力緩和面17A、17Bとは、包装スリーブ9’の前側にあるので、図3Bでは隠れている。
図4Aは、図3に示されている包装スリーブ9’によって形成された、本発明による包装体20を斜視図で示す。図4Aでは、図1A~図3Bに関して既に説明した包装体20の領域に、対応する参照符号が付けられている。図4Aで特によく認識できるのは、応力緩和面17A(ならびに不図示の応力緩和面17B)が底面の領域において包装体20の前側に対応付けられている一方で、応力緩和面17Aはゲーブルの領域において包装体20の左側に対応付けられている(したがって、不図示の応力緩和面17Bは、ゲーブルの領域において包装体20の右側に対応付けられている)ことである。したがって、応力緩和面17A、17Bは、包装体20の前側から包装体の片側の方向に包装体20の(仮想)折り山に「巻き付いている」。したがって、応力緩和面17A、17Bは、(応力緩和面17A、17Bが前面14に隣接する)包装体20の前側から(応力緩和面17A、17Bが2つの側面16A、16Bに隣接する)包装体20の2つの側面への移行部を形成する。図4Aでは、包装体20は傾斜したゲーブル(「斜めゲーブル」)を有し、そこにねじ蓋21が配置されていることも認識可能である。ゲーブルの台形デザインも認識可能である。この台形デザインは、四角形ゲーブル面6”が90°以外の角度を複数有することで実現されている(図4Aでは、後面15A、15Bに隣接する2つの小さなゲーブル面角度αG1は90°未満の角度を有し、前面14に隣接する2つの大きなゲーブル面角度αG2は90°超の角度を有する)。加えて、図4Aにおいて明らかに認識できるのは、第1スリーブ折り目線18’および第2スリーブ折り目線18”ならびに第3スリーブ折り目線18’’’が湾曲していることである。
図4Bは、図4Aの包装体20を正面図で示す。図4Bでは、図1A~図4Aに関して既に説明した包装体20の領域に、対応する参照符号が付けられている。ゲーブルの台形デザインは、特に図4Bにおいて容易に認識可能である。加えて、第1スリーブ折り目線18’および第2スリーブ折り目線18”の湾曲した経路がはっきりと見えている。
図4Cは、図4Aの包装体20を背面図で示す。図4Cでは、図1A~図4Bに関して既に説明した包装体20の領域に、対応する参照符号が付けられている。図4Cでは、2つの後面15A、15Bから成る包装体20の後側の構成が特に容易に認識可能である。加えて、第3スリーブ折り目線18’’’の湾曲した経路がはっきりと見える。
最後に、図4Dは、図4Aの包装体20を側面図で示す。図4Dでは、図1A~図4Cに関して既に説明した包装体20の領域に、対応する参照符号が付けられている。図4Dでは、2つの第1側面16Aと第1応力緩和面17Aの一部とから成る包装体20の左側の構成が特に容易に認識可能である。(折り戻された)二次折り目線7も第1側面16Aを通って延びている。同じことは、図4Dには不図示の包装体20の反対側の右側面にも当てはまる。2つの側面は互いに全く同じに(鏡面対称に)設計されているからである。加えて、図4Dでは、包装体20の前側(図4Dの右側)の上方領域が外向き凸状に弓なりに曲がり、後側(図4Dの左側)の上方領域が内向き凹状に弓なりに曲がっていることが明らかに認識可能である。
1、1’ 平面状積層材
2 折り目線
3、3A、3B スリーブ面
4 封着面
5、5’、5” 底面
6、6’、6” ゲーブル面
7 二次折り目線
8 三角面
9、9’ 包装スリーブ
10 長手方向シーム
11 包装体
12 フィンシーム
13 耳
14 前面
15A、15B 第1および第2後面
16A、16B 第1および第2側面
17A、17B 第1および第2応力緩和面
18’、18”、18’’’ スリーブ折り目線
19 脆弱化ゾーン
20 包装体
21 ねじ蓋
α (底面領域の折り目線の)底面角度
αG1、αG2 (ゲーブル領域の折り目線の)ゲーブル面角度
β、β (鉛直線S、Sに対する)傾斜角
γ (水平線Wに対する)傾斜角
II、dIII (第3スリーブ折り目線18’’’と鉛直線Sとの間の)距離
EA 角軸線
E5 (底面5の)角点
E6 (ゲーブル面6の)角点
F 主繊維方向
L 長手方向端縁
S、S1、S2 鉛直線
SB (底面5の複数の三角面8の)接点
SG (ゲーブル面6の複数の三角面8の)接点
V (四角形ゲーブル面6”の)前縁
W 水平線
I、II、III、IV (第3スリーブ折り目線18’’’の)区間

Claims (25)

  1. 包装体(20)を製造するための平面状積層材(1’)であって、前記平面状積層材(1’)は、
    - ポリマー製外層と、
    - ポリマー製内層と、
    - 前記ポリマー製外層と前記ポリマー製内層との間に配置された繊維質支持層と、
    を備え、
    - 前記平面状積層材(1’)は、複数の折り目線であって、前記平面状積層材(1’)を前記複数の折り目線に沿って折り曲げることによって、および前記平面状積層材(1’)のシーム面を接続することによって、閉じた包装体(20)を製造できるように、配置および設計された複数の折り目線と、
    - スリーブ面(3)であって、前面(14)と、第1側面(16A)と、第2側面(16B)と、第1後面(15A)と、第2後面(15B)とを備えたスリーブ面(3)と、
    - 底面(5)であって、複数の三角形底面(5’)と複数の四角形底面(5”)とを備えた底面(5)と、
    - ゲーブル面(6)であって、複数の三角形ゲーブル面(6’)と複数の四角形ゲーブル面(6”)とを備えたゲーブル面(6)と、
    を有し、
    - 前記底面(5)と前記ゲーブル面(6)とは、前記スリーブ面(3)の両端に配置されている、
    平面状積層材(1’)において、
    複数の区間(I、II、III、IV)を有する第3スリーブ折り目線(18’’’)であって、前記区間(I、II、III、IV)の各々が側面(16A、16B)と後面(15A、15B)とに隣接し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(II、III)が湾曲し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(I、IV)が直線状である、第3スリーブ折り目線(18’’’)を特徴とする、平面状積層材(1’)。
  2. 前記底面(5)に隣接する前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の区間(I)および前記ゲーブル面(6)に隣接する前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の区間(IV)が直線状であることを特徴とする、請求項1に記載の平面状積層材(1’)。
  3. 前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の少なくとも2つの区間(II、III)が相対する湾曲方向を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の平面状積層材(1’)。
  4. 前記スリーブ面(3)を通って互いに平行に延びる2本の二次折り目線(7)を特徴とする、請求項1~3の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  5. 前記スリーブ面(3)は、前記前面(14)と前記2つの側面(16A、16B)の一方との間に配置された少なくとも1つの応力緩和面(17A、17B)を有することを特徴とする、請求項1~4の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  6. 少なくとも1つの応力緩和面(17A、17B)が前記底面(5)の領域において四角形底面(5”)に隣接し、且つ前記ゲーブル面(6)の領域において三角形ゲーブル面(6’)に隣接することを特徴とする、請求項1~5の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  7. 好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第1スリーブ折り目線(18’)が少なくとも1つの応力緩和面(17A、17B)と隣接する前記前面(14)との間に設けられていることを特徴とする、請求項1~6の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  8. 好ましくは少なくとも部分的に湾曲している、第2スリーブ折り目線(18”)が少なくとも1つの応力緩和面(17A、17B)と隣接する前記側面(16A、16B)との間に設けられていることを特徴とする、請求項1~7の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  9. 90°未満の2つの小さなゲーブル面角度(αG1)と、90°超の2つの大きなゲーブル面角度(αG2)と、360°超の角度和とを有する、少なくとも1つの四角形ゲーブル面(6”)を特徴とする、請求項1~8の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  10. 前記四角形ゲーブル面(6”)のうちの少なくとも1つがほぼ台形であることを特徴とする、請求項1~9の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  11. 前記四角形ゲーブル面(6”)は、前記前面(14)に隣接する湾曲した前縁(V)を有することを特徴とする、請求項1~10の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  12. 前記積層材(1’)の前記繊維質支持層は主繊維方向(F)を有し、前記主繊維方向(F)は、前記底面(5)から前記ゲーブル面(6)まで延びる前記積層材(1’)の長手方向端縁(L)に対してほぼ直角に延びることを特徴とする、請求項1~11の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)。
  13. 包装体(20)を製造するための積層材製の包装スリーブ(9’)であって、
    - スリーブ面(3)であって、前面(14)と、第1側面(16A)と、第2側面(16B)と、第1後面(15A)と、第2後面(15B)とを備えたスリーブ面(3)と、
    - 底面(5)であって、複数の三角形底面(5’)と複数の四角形底面(5”)とを備えた底面(5)と、
    - ゲーブル面(6)であって、複数の三角形ゲーブル面(6’)と複数の四角形ゲーブル面(6”)とを備えたゲーブル面(6)と、
    - 前記スリーブ面(3)を通って互いに平行に延びる2本の二次折り目線(7)と、
    - 前記底面(5)の領域および前記ゲーブル面(6)の領域の両方が開口している筒状の包装スリーブ(9’)を形成するために、前記積層材(1’)の2つの端縁領域を接続する長手方向シーム(10)と、
    を備え、
    - 前記底面(5)と前記ゲーブル面(6)とは前記スリーブ面(3)の両端に配置され、
    - 前記包装スリーブ(9’)は両二次折り目線(7)に沿って折り畳まれている、
    包装スリーブ(9’)において、
    複数の区間(I、II、III、IV)を有する第3スリーブ折り目線(18’’’)であって、前記区間(I、II、III、IV)の各々が側面(16A、16B)と後面(15A、15B)とに隣接し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(II、III)が湾曲し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(I、IV)が直線状である、第3スリーブ折り目線(18’’’)を特徴とする、包装スリーブ(9’)。
  14. 前記包装スリーブ(9’)は請求項1~12の何れか一項に記載の平面状積層材(1’)から製造されていることを特徴とする、請求項13に記載の包装スリーブ(9’)。
  15. 前記積層材は、前記包装スリーブ(9’)の内側に延びる前記長手方向シーム(10)の端縁において覆われる紙製または厚紙製の層を少なくとも1層有することを特徴とする、請求項13または14に記載の包装スリーブ(9’)。
  16. 前記紙製または厚紙製の層は、封緘帯によって、および/または前記長手方向シーム(10)の領域において前記積層材を折り返すことによって、覆われることを特徴とする、請求項15に記載の包装スリーブ(9’)。
  17. 前記積層材は、前記長手方向シーム(10)の前記領域において剥ぎ取られることを特徴とする、請求項13~16の何れか一項に記載の包装スリーブ(9’)。
  18. 積層材製の包装体(20)であって、
    - 前記包装体(20)は請求項1の前提部分に記載の平面状積層材(1’)から製造されており、または前記包装体(20)は請求項13の前提部分に記載の包装スリーブ(9’)から製造されており、
    - 前記包装体(20)は、前記底面(5)の領域および前記ゲーブル面(6)の領域において封着されている、
    包装体(20)において、
    複数の区間(I、II、III、IV)を有する第3スリーブ折り目線(18’’’)であって、前記区間(I、II、III、IV)の各々が側面(16A、16B)と後面(15A、15B)とに隣接し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(II、III)が湾曲し、前記区間(I、II、III、IV)のうちの少なくとも1つの区間(I、IV)が直線状である、第3スリーブ折り目線(18’’’)を特徴とする、包装体(20)。
  19. 前記底面(5)に隣接する前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の区間(I)および前記ゲーブル面(6)に隣接する前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の区間(IV)が直線状であることを特徴とする、請求項18に記載の包装体(20)。
  20. 前記第3スリーブ折り目線(18’’’)の少なくとも2つの区間(II、III)が相対する湾曲方向を有することを特徴とする、請求項18または19に記載の包装体(20)。
  21. 前記包装体(20)は、前記前面(14)の方向に折り被されたフィンシーム(12)を前記ゲーブルの前記領域に有することを特徴とする、請求項18~20の何れか一項に記載の包装体(20)。
  22. 前記包装体(20)は、ほぼ台形のゲーブルを有することを特徴とする、請求項18~21の何れか一項に記載の包装体(20)。
  23. 前記包装体(20)は、傾斜したゲーブルを有することを特徴とする、請求項18~22の何れか一項に記載の包装体(20)。
  24. 前記包装体(20)は、前記前面(14)の領域が凸状である、および/または前記後面(15A、15B)の領域が凹状である、ことを特徴とする、請求項18~23の何れか一項に記載の包装体(20)。
  25. 前記包装体(20)は、応力緩和面(17A、17B)を有し、前記応力緩和面(17A、17B)は、前記前面(14)を有する平面に部分的に位置し、側面(16A、16B)を有する平面に部分的に位置する、ことを特徴とする、請求項18~24の何れか一項に記載の包装体(20)。
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