JP2023503462A - アークボックス及びそれを含む電磁接触器 - Google Patents

アークボックス及びそれを含む電磁接触器 Download PDF

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Abstract

アークボックス及びそれを含む電磁接触器を開示する。本発明の実施形態によるアークボックスは、結合突起を含む。結合突起は、アークチャンバのグリッド結合孔に挿入されて結合される。よって、アークチャンバは、アークボックスに安定して結合される。一実施形態において、前記結合は、スナップ締結方法で行われる。よって、アークチャンバとアークボックスが容易に結合される。アークボックスには、リブ部が形成される。リブ部は、結合されるアークチャンバに隣接して位置し、アークチャンバの揺動を防止する。よって、アークボックスに結合されるアークチャンバが安定して静止状態を維持する。

Description

本発明は、アークボックス(arc box)及びそれを含む電磁接触器に関し、より具体的には、アークチャンバ(arc chamber)とアークボックスが安定して結合される構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器に関する。
電磁接触器は、電源と負荷間に備えられ、過電流により負荷が損傷することを防止するために用いられる。
電磁接触器は、コイルと、可動コアとを含む。電磁接触器に電流が供給されると、コイルが形成する磁場により可動コアが固定コアに向かって吸引される。
固定接点と可動コアが接触すると、電磁接触器が外部に通電する。よって、電源、電磁接触器及び負荷が通電する。
前記通電状態で過電流が発生すると、固定接点と可動接点が離隔する。前記離隔は、可動接点に連結される可動コアが固定コアから遠ざかる方向に移動することに伴って行われる。そのために、可動コアの下側には、上側に向かう方向の付勢力を与えるための弾性部材が備えられる。
一方、固定接点と可動接点が離隔すると、電流が遮断されてアーク(arc)が発生する。アークは、高温高圧の電流の流れと定義される。アークが電磁接触器の内部に滞留すると、アークにより電磁接触器の各構成要素が損傷する恐れがある。
よって、電磁接触器には、アークを消弧(extinguish)するための部材が備えられる。一般に、前記部材を「アーク消弧部」という。アーク消弧部は、電磁接触器の内部に形成される空間に位置する。
前述したように、アークは、高温高圧の電流の流れであるので、アーク消弧部は、電磁接触器に強固に固定結合されることが好ましい。また、生産性を考慮すると、アーク消弧部が電磁接触器に容易に固定結合されることが好ましい。
特許文献1(1997年10月13日)は、電磁接触器用消弧室の組立構造を開示している。具体的には、消弧室の内部に複数の突出部を形成し、グリッド部を容易に挿入することのできる消弧室の組立構造を開示している。
しかし、上記構造の電磁接触器用消弧室の組立構造は、グリッド部を空間に収容する方法を提示しているにすぎない。すなわち、前記空間に収容されるグリッド部が強固に結合状態を維持する方法を提示していない。
特許文献2(2014年1月29日)は、電磁接触器の消弧室組立方法を開示している。具体的には、固定接触子の形状を複雑化した場合にも、消弧室を容易に組み立てることのできる電磁接触器の消弧室組立方法を開示している。
しかし、上記先行技術文献も、接点機構を消弧室に収納する方法のみ提示しているという限界がある。すなわち、上記先行技術文献は、前記空間にアーク消弧部を収容する方法、及び収容されるアーク消弧部の結合状態を安定して維持する方法を提示していない。
さらに、上記先行技術文献は、アーク消弧部を電磁接触器に容易に結合する方法も提示していない。
韓国公開特許第10-1997-0067432号公報 韓国公開特許第10-2014-0012129号公報
本発明は、上記問題を解決することのできる構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
まず、アークボックスに結合されるアークチャンバが強固に結合される構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
また、アークチャンバがアークボックスに容易に結合される構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
さらに、アークボックスに結合されるアークチャンバが任意に分離されない構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
さらに、アークが発生した場合や、電磁接触器が移動した場合も、アークチャンバとアークボックスの結合状態が安定して維持される構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
さらに、構造の変更を最小限に抑えて上記目的を達成することのできる構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
さらに、発生したアークが効果的に消弧される構造のアークボックス及びそれを含む電磁接触器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、アークチャンバが収容される空間部と、前記空間部を囲み、互いにつながる複数の側壁と、前記空間部の内部に位置し、前記空間部を複数に区画する区画部とを含み、前記複数の側壁は、一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、前記区画部は、前記第3側壁と前記第4側壁間に位置し、前記第1側壁と前記第2側壁間に延び、前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つには、前記アークチャンバが結合される結合突起が前記空間部に向かって突設されるアークボックスを提供する。
また、前記アークボックスの前記結合突起は、前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つと所定の角度をなして延びる第1面と、前記第1面の端部から前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の前記少なくとも1つに向かって延びる第2面とを含んでもよい。
さらに、前記アークボックスの前記第1面が前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つとなす前記所定の角度は、直角であってもよい。
さらに、前記アークボックスの前記第2面は、前記第1面と所定の角度をなして延び、前記所定の角度は、鋭角であってもよい。
さらに、前記アークボックスの前記結合突起は、前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つと所定の角度をなして延びる第1面と、前記第1面の端部から前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つに向かって下向きに傾斜して延びる第2面とを含んでもよい。
さらに、前記アークボックスの前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つから前記空間部に向かって突出し、前記アークチャンバを支持するリブ部をさらに含み、前記リブ部は、前記アークチャンバに隣接して位置してもよい。
さらに、前記アークボックスの前記リブ部は、前記第1側壁又は前記第2側壁との間の距離が、前記アークチャンバと前記第1側壁又は前記第2側壁間の距離より長くなるように位置してもよい。
また、本発明は、支持フレームに固定される固定接点と、前記固定接点に隣接して位置し、前記固定接点に接離するように構成される可動接点と、内部に前記固定接点及び前記可動接点を収容する空間部が形成されるアークボックスと、前記アークボックスの前記空間部に収容され、前記固定接点及び前記可動接点に隣接して位置するアークチャンバとを含み、前記アークボックスは、前記空間部を部分的に囲み、対向するように配置される複数の側壁と、前記複数の側壁から前記空間部に向かって突設される結合突起とを含み、前記アークチャンバは、互いに所定距離離隔して積層される複数のグリッドと、前記グリッドの両端部に結合される支持板と、前記支持板に貫通形成され、前記結合突起が挿入されて結合されるアークボックス結合孔とを含む電磁接触器を提供する。
さらに、前記電磁接触器の前記結合突起は、前記複数の側壁と所定の角度をなして前記空間部に向かって延びる第1面と、前記第1面につながり、前記複数の側壁に向かって延びる第2面とを含んでもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記第2面は、前記固定接点に向かう方向に傾斜して延びてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記複数の側壁は、一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、前記アークボックスは、前記空間部において前記第1側壁と前記第2側壁間に延び、前記空間部を複数に区画する区画部をさらに含み、前記区画部は、複数備えられ、複数の前記区画部は、前記第3側壁と前記第4側壁間で互いに所定距離離隔して配置され、前記結合突起は、区画された前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び複数の前記区画部の一側面にそれぞれ備えられてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記アークチャンバは、複数備えられ、複数の前記アークチャンバは、前記空間部において前記区画部が延びる方向に互いに所定距離離隔して配置され、前記結合突起は、複数形成され、複数の前記結合突起は、前記空間部において前記区画部が延びる方向に互いに所定距離離隔して配置されてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記複数の側壁には、前記アークチャンバに隣接して位置し、前記空間部に向かって突出するリブ部が備えられてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記支持板は、前記固定接点から遠い側に位置する第1部分と、前記第1部分につながり、前記固定接点に隣接して位置する第2部分とを含み、前記第1部分の幅は、前記第2部分の幅より狭く形成されてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記リブ部は、前記第1部分の一側縁部に隣接して位置する第1リブ部と、前記第2部分の一側縁部に隣接して位置する第2リブ部とを含み、前記第1部分の前記一側縁部と前記第1リブ部間の距離は、前記第1部分の前記一側縁部と前記第2リブ部間の距離より短くてもよい。
さらに、前記電磁接触器の前記複数の側壁は、一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、前記アークチャンバは、複数備えられ、複数の前記アークチャンバは、前記空間部において前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ隣接して位置し、前記リブ部は、前記アークチャンバより、前記第1側壁又は前記第2側壁から遠い側に位置してもよい。
本発明の実施形態によれば、次のような効果が得られる。
まず、アークチャンバは、アークボックスの内部に形成される空間部に収容される。空間部を囲む各側壁及び区画部には、結合突起が突設される。アークチャンバには、グリッドを両側から支持する支持板が備えられる。支持板には、アークボックス結合孔が貫通形成される。
アークチャンバが前記空間部に収容されると、結合突起がアークボックス結合孔に挿入されて結合される。一実施形態において、結合突起とアークボックス結合孔は、嵌合又はスナップ締結される。
よって、アークチャンバがアークボックスに強固に結合される。
また、結合突起は、水平に延びる第1面と、第1面につながり、下側、すなわち固定接点に向かう方向に傾斜して形成される第2面とを含む。アークチャンバの支持板は、下側に位置する第2面に先に接触する。第2面は傾斜して形成されるので、支持板は円滑に上方に移動することができる。
よって、アークチャンバがアークボックスに容易に結合される。
また、結合突起とアークボックス結合孔が結合されると、アークボックス結合孔を上側から覆う面は、結合突起の第1面に接触する。第1面は、空間部を囲む各側壁又は区画部の面に対して垂直に又は鈍角をなして上方に向かって延びる。
よって、アークボックス結合孔と結合突起が結合されると、結合突起の第1面により、アークチャンバの任意の離脱が防止される。よって、アークボックスに結合されるアークチャンバが任意に分離されなくなる。
また、アークチャンバに隣接してリブ部が備えられる。リブ部は、アークチャンバの支持板の一側を支持するように構成される。リブ部は、支持板の第1部分に接触する第1リブ部と、支持板の第2部分に接触する第2リブ部とを含む。
第1リブ部及び第2リブ部は、支持板の構造に応じて、異なる位置に、異なる長さで延設される。すなわち、リブ部は、アークチャンバを様々な位置から支持するように構成される。
よって、アークが発生した場合や、電磁接触器が移動してアークチャンバに衝撃が加えられた場合も、アークチャンバとアークボックスの結合状態が安定して維持される。
また、前述した効果は、アークボックスに形成される結合突起と、リブ部及びアークチャンバに形成されるアークチャンバ結合孔とにより達成される。
よって、前述した効果を達成するために、アークボックスや電磁接触器における大きな構造変更を必要としない。
また、アークチャンバは、固定接点及び可動接点に隣接して位置する。よって、固定接点と可動接点が離隔することにより発生するアークは、可動接点に沿って伸び(extended)、アークチャンバに迅速に移動する。
よって、アークの消弧能力が向上する。
本発明の実施形態による電磁接触器を示す斜視図である。 図1の電磁接触器の正面図である。 図2の電磁接触器のA-A断面図である。 図1の電磁接触器に備えられる下部フレーム部とアークボックスが結合された状態を示す斜視図である。 図4の下部フレーム部とアークボックスが結合された状態を示す正面図である。 アークボックスを開放して図5の状態を示す斜視図である。 下部フレーム部を分離して図6の状態を示す斜視図である。 図7の状態を示す側面図である。 アークチャンバを分離して図7の状態を示す斜視図である。 図1の電磁接触器に備えられるアークチャンバを示す斜視図である。 図10のアークチャンバに備えられる側壁を示す側面図である。 図10のアークチャンバを示す平面図である。 図1の電磁接触器に備えられるアークボックスを示す斜視図である。 図13のアークボックスを示す正面図である。 図13のアークボックスを他の角度から見た斜視図である。 図13のアークボックスのA-A断面図である。 本発明の実施形態によるアークチャンバとアークボックスが結合された状態を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるアークボックス600及びそれを含む電磁接触器10について詳細に説明する。
以下の説明において、本発明の特徴を明確にするために、一部の構成要素についての説明を省略することもある。
1.用語の定義
ある構成要素が他の構成要素に「連結されている」又は「接続されている」と言及される場合、他の構成要素に直接連結又は接続されていることもあり、中間にさらに他の構成要素が存在することもあるものと解すべきである。
それに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されている」又は「直接接続されている」と言及される場合、中間にさらに他の構成要素が存在しないものと解すべきである。
本明細書において用いられる単数表現には、特に断らない限り複数表現が含まれる。
以下の説明における「磁化(magnetize)」とは、磁場内で物体が磁性を有するようになる現象を意味する。
以下の説明における「通電(electric current)」とは、少なくとも2つの部材が電気的に接続される状態を意味する。一実施形態において、通電とは、少なくとも2つの部材間に電流が流れたり、電気的信号が伝達される状態を意味する。
以下の説明における「左側」、「右側」、「上側」、「下側」、「前方」及び「後方」については、図1に示す座標系を参照されたい。
2.本発明の実施形態による電磁接触器10の構成についての説明
図1~図3に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、フレーム100と、駆動部200と、可動接点部300と、固定接点部400とを含む。
また、図4~図10にも示すように、本発明の実施形態は、アークチャンバ500と、アークボックス600とを含む。アークチャンバ500は、可動接点部300と固定接点部400が離隔することにより発生するアークを消弧するように構成される。
本発明の実施形態によるアークチャンバ500は、アークボックス600に強固に結合される。また、前記結合は、別途の締結部材を用いることなく、容易に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による電磁接触器10の各構成について説明するが、アークチャンバ500及びアークボックス600については別項で説明する。
(1)フレーム100についての説明
図1~図3に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、フレーム100を含む。
フレーム100は、電磁接触器10の外形を形成する。フレーム100の内部には、空間が形成される。前記空間には、電磁接触器10を作動させるための各構成要素が実装される。一実施形態において、前記空間には、駆動部200が収容される。よって、フレーム100を「ハウジング」ともいう。
前記空間は、フレーム100の外面に囲まれる。すなわち、前記空間は、外部から物理的に離隔される。よって、前記空間に収容される各構成要素が外部に任意に露出しなくなる。
前記空間は、外部に通電する。具体的には、前記空間は、外部の電源又は負荷に通電可能に接続される。よって、前記空間に収容されるコイル(図示せず)に電流が供給される。
同図に示す実施形態において、フレーム100は、四角形の断面を有し、上下方向に延設される。フレーム100は、内部に各構成要素を収容することのできる任意の形状に形成される。
フレーム100は、支持フレーム440の下側に位置する。フレーム100は、支持フレーム440に結合される。前記結合のために、ネジ部材などの締結部材(図示せず)が備えられる。
フレーム100は、アークボックス600の下側に位置する。フレーム100は、支持フレーム440によりアークボックス600に結合される。前記結合のために、ネジ部材などの締結部材(図示せず)が備えられる。
フレーム100は、ベース部110と、下部フレーム部120とを含む。
ベース部110は、フレーム100の下部を形成する。ベース部110は、フレーム100が外部の環境に接触する部分である。一実施形態において、ベース部110は、電磁接触器10が備えられる環境の床に固定される。
同図に示す実施形態において、ベース部110は、四角形の板状に構成される。ベース部110は、下部フレーム部120を支持することのできる任意の形態に形成される。
ベース部110の上側には、下部フレーム部120が位置する。
下部フレーム部120は、内部に形成される空間に、電磁接触器10の一部の構成要素を収容する。一実施形態において、下部フレーム部120には、駆動部200などが収容される。
下部フレーム部120は、ベース部110の上側に位置する。下部フレーム部120は、ベース部110により支持される。一実施形態において、下部フレーム部120は、ベース部110に固定結合される。
下部フレーム部120は、支持フレーム440の下側に位置する。下部フレーム部120は、支持フレーム440を支持する。下部フレーム部120の内部空間は、支持フレーム440の内部空間に連通する。
下部フレーム部120は、ネジ部材などの締結部材(図示せず)により支持フレーム440に結合される。下部フレーム部120の断面の形状は、支持フレーム440の断面の形状と同じ形状になるように形成される。
よって、下部フレーム部120がベース部110及び支持フレーム440に結合されると、下部フレーム部120の内部空間が外部に任意に露出しなくなる。よって、下部フレーム部120の内部空間に収容される構成要素の任意の露出を防止することができる。
図示していないが、下部フレーム部120の内部には、コイル(図示せず)と、固定コア(図示せず)とが備えられる。前記コイル(図示せず)に電流が通電すると、コイル(図示せず)が形成する磁場により、固定コア(図示せず)が磁化される。
よって、可動コア212及びそれに連結される可動接点320が固定接点430に接触し、電磁接触器10が通電する。
(2)駆動部200についての説明
また、図2に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、駆動部200を含む。
駆動部200は、可動接点部300が固定接点部400に近づく方向、又は固定接点部400から遠ざかる方向に移動するための駆動力を生成する。
同図に示す実施形態において、駆動部200は、下部フレーム部120の内部空間に部分的に収容される。駆動部200の残りの部分は、アークボックス600の空間部617に収容される。
駆動部200は、下部フレーム部120及び支持フレーム440の内部空間に移動可能に収容される。具体的には、駆動部200は、下部フレーム部120及び支持フレーム440に昇降可能に収容される。同図に示す実施形態において、駆動部200は、上下方向に移動する。
駆動部200は、クロスバー210と、弾性部材220とを含む。
クロスバー210は、上下方向に移動可能に下部フレーム部120及び支持フレーム440の内部空間に収容される。
クロスバー210には、可動接点部300が連結される。可動接点部300は、クロスバー210と共に上下方向に移動する。
よって、クロスバー210の移動により、可動接点部300は、固定接点部400に近づく方向、又は固定接点部400から遠ざかる方向に移動する。
図示していないが、クロスバー210の下側には、コイル(図示せず)及び固定コア(図示せず)が備えられる。コイル(図示せず)に電流が通電すると、磁場が形成されて固定コア(図示せず)が磁化される。
固定コア(図示せず)が磁化されて生じる磁力は、可動コア212を吸引する。よって、可動接点部300が固定接点部400に向かって移動する。
同図に示す実施形態において、クロスバー210は、前後及び左右方向に延設される板状部分と、板状部分から上下方向に延設される柱部分とを含む。
クロスバー210の形状は、可動接点部300と共に上下方向に移動することのできる任意の形状に形成される。
クロスバー210の前記板状部分及び前記柱部分は、複数備えられる。複数の前記板状部分及び前記柱部分は、空間部617に収容される。
同図に示す実施形態において、空間部617は、第1空間部617aと、第2空間部617bと、第3空間部617cとを含み、計3つ備えられる。よって、クロスバー210の前記板状部分及び前記柱部分も、3つ備えられる。
クロスバー210の前記板状部分及び前記柱部分は、可動接点部300、固定接点部400及び空間部617の数に応じて変更される。
クロスバー210は、接点台連結部211と、可動コア212と、固定部213とを含む。
接点台連結部211には、可動接点部300の可動接点台310が連結される。一実施形態において、可動接点台310は、その延設方向に回転可能に接点台連結部211に連結される。
接点台連結部211は、クロスバー210の上側に位置する。具体的には、接点台連結部211は、クロスバー210の前記柱部分の上端部に隣接して位置する。
接点台連結部211と前記板状部分間には、固定接点部400及びアークチャンバ500が位置する。
接点台連結部211に連結される可動接点部300は、固定接点部400に近づく方向、又は固定接点部400から遠ざかる方向に移動する。また、可動接点320と固定接点430が離隔することにより発生するアークは、アークチャンバ500に流入して消弧される。
可動コア212は、固定コア(図示せず)に近づく方向、又は固定コア(図示せず)から遠ざかる方向に移動する。よって、クロスバー210及びそれに連結される可動接点部300が移動する。
可動コア212は、磁力により吸引される任意の形態で構成される。一実施形態において、可動コア212は、導電性素材で形成される。他の実施形態において、可動コア212は、電磁石又は永久磁石で構成される。
可動コア212は、クロスバー210の前記板状部分の下側に位置する。こうすることにより、可動コア212と固定コア(図示せず)間の距離が減少し、固定コア(図示せず)が生成する磁力が効果的に可動コア212に伝達される。
固定部213は、クロスバー210の上側に位置する。具体的には、固定部213は、接点台連結部211より、クロスバー210の前記柱部分の上端部にさらに近接して位置する。一実施形態において、固定部213は、クロスバー210の前記柱部分の上端部に位置する。
固定部213は、アークボックス600に結合される。具体的には、固定部213は、アークボックス600の上面615に貫通形成されるクロスバー支持部640を貫通するように結合される。アークボックス600に結合される固定部213は、電磁接触器10の外側に露出する。
よって、クロスバー210がアークボックス600に安定して結合される。また、クロスバー210が固定部213を軸として上下方向に移動する。
弾性部材220は、クロスバー210が固定コア(図示せず)から遠ざかる方向、すなわち同図に示す実施形態における上方に移動するための復元力を供給する。弾性部材220は、クロスバー210の下側に位置する。
具体的には、クロスバー210は、固定コア(図示せず)が生成する磁力により、固定コア(図示せず)に近づく方向、すなわち下方に移動する。ここで、クロスバー210は、弾性部材220を加圧しながら下方に移動する。
よって、クロスバー210が移動して可動接点320と固定接点430が接触した状態において、弾性部材220は、形状変形により復元力を蓄える。
過電流が流入してコイル(図示せず)に流入する電流が遮断されると、固定コア(図示せず)の磁化状態が解除される。よって、可動コア212に作用する磁気吸引力が解除される。
ここで、弾性部材220は、固定コア(図示せず)から遠ざかる方向、すなわち同図に示す実施形態における上方の復元力をクロスバー210に供給する。
よって、クロスバー210が固定コア(図示せず)から遠ざかる方向に移動し、可動接点320と固定接点430の接触状態が解除される。
弾性部材220は、形状が変形することにより復元力を蓄え、蓄えた復元力を他の部材に伝達することのできる任意の形態で構成される。一実施形態において、弾性部材220は、コイルばね(coil spring)で構成される。
弾性部材220は、第1弾性部材221と、第2弾性部材222とを含む。
第1弾性部材221は、クロスバー210に備えられる。具体的には、第1弾性部材221は、クロスバー210の前記柱部分の内側に収容される。
第2弾性部材222は、下部フレーム部120の内部空間に位置する。第2弾性部材222は、クロスバー210の下側に位置する。第2弾性部材222は、クロスバー210の前記板状部分を付勢する。
第2弾性部材222は、複数備えられる。同図に示す実施形態において、第2弾性部材222は、前方及び後方にそれぞれ1つずつ備えられる。また、第2弾性部材222は、下部フレーム部120の左側及び右側にそれぞれ備えられ、計4つ備えられる。第2弾性部材222の数は変更してもよい。
クロスバー210が下方に移動すると、第1弾性部材221及び第2弾性部材222は、それぞれ加圧されて復元力を蓄える。
ここで、第1弾性部材221及び第2弾性部材222が蓄える復元力の大きさは、固定コア(図示せず)が可動コア212に及ぼす磁気吸引力の大きさより小さく形成される。
よって、固定コア(図示せず)が磁化されている状態、すなわちコイル(図示せず)に電流が通電している状態においては、弾性部材220が圧縮されて復元力を蓄えている状態が維持される。
(3)可動接点部300についての説明
図3に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、可動接点部300を含む。
可動接点部300は、クロスバー210と共に、固定接点部400に近づく方向、又は固定接点部400から遠ざかる方向に移動する。
可動接点部300は、アークボックス600に形成される空間部617に収容される。可動接点部300は、空間部617の内部において上下方向に移動する。
可動接点部300は、クロスバー210に連結される。具体的には、可動接点部300は、クロスバー210の接点台連結部211に回転可能に連結される。
可動接点部300は、固定接点部400の一側、すなわち同図に示す実施形態における上側に位置する。可動接点部300がクロスバー210と共に下方に移動すると、可動接点部300と固定接点部400が接触する。
可動接点部300は、固定接点部400に通電可能に接触する。可動接点320が固定接点430に接触すると、電磁接触器10は、外部の電源又は負荷に通電可能に接続される。
可動接点部300は、複数備えられる。同図に示す実施形態において、可動接点部300は、3つ備えられる。各可動接点部300は、複数の空間部617a、617b、617cに収容される。
これは、本発明の実施形態による電磁接触器10にR相、S相及びT相、又はU相、V相及びW相の三相電流が供給されることに起因する。
可動接点部300の数は、電磁接触器10に供給される電流の相の数に応じて変更される。
可動接点部300は、可動接点台310と、可動接点320とを含む。
可動接点台310は、可動接点部300の本体を形成する。可動接点台310は、一方向、すなわち同図に示す実施形態における前後方向に延設される。
可動接点台310の延設長さは、第1固定接点431と第2固定接点432が離隔する距離に応じて決定される。
可動接点台310は、クロスバー210に結合される。具体的には、可動接点台310は、クロスバー210の接点台連結部211に結合される。一実施形態において、可動接点台310は、接点台連結部211に回転可能に結合される。
可動接点台310は、導電性素材で形成される。固定接点台410を介して流入する電流は、可動接点320を経て可動接点台310に流入する。
一実施形態において、可動接点台310は、鉄(Fe)や銅(Cu)などの素材で形成される。
可動接点台310が延びる長さ方向の両端部に隣接して可動接点320が位置する。可動接点台310は、可動接点320に通電する。
可動接点320は、クロスバー210の移動に応じて固定接点430に接離する。可動接点320と固定接点430が接触すると、電磁接触器10が外部の電源又は負荷に通電する。
前記通電状態において可動接点320が固定接点430から離隔すると、流れていた電流によりアークが発生する。発生したアークは、アークチャンバ500により消弧され、電磁接触器10の外部に放出される。
可動接点320は、可動接点台310に結合される。可動接点320は、可動接点台310と共に移動する。
可動接点320は、可動接点台310に通電する。固定接点430から可動接点320に流入する電流は、可動接点台310を通過する。
可動接点320は、複数備えられる。同図に示す実施形態において、可動接点320は、前方に位置する第1可動接点321と、後方に位置する第2可動接点322とを含む。
第1可動接点321は、可動接点台310が延びる方向の一方、すなわち同図に示す実施形態における前方に位置する。一実施形態において、第1可動接点321は、可動接点台310の前方の端部に隣接して位置する。
第2可動接点322は、可動接点台310が延びる方向の他方、すなわち同図に示す実施形態における後方に位置する。一実施形態において、第2可動接点322は、可動接点台310の後方の端部に隣接して位置する。
可動接点320の位置及び数は、固定接点430の位置及び数に応じて変更される。
以下、上記構成により、可動接点部300に電流が通電する過程について説明する。
まず、固定接点430から第1可動接点321及び第2可動接点322のいずれか一方に電流が流入する。流入する電流は、可動接点台310を通過し、第1可動接点321及び第2可動接点322の他方を経て、固定接点430に流入する。
こうすることにより、電磁接触器10が外部の電源又は負荷に通電する。
(4)固定接点部400についての説明
図3及び図9に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、固定接点部400を含む。
固定接点部400は、可動接点部300の移動により、可動接点部300に通電可能に接離する。すなわち、名称から分かるように、固定接点部400は移動しない。
固定接点部400は、支持フレーム440の内部空間、及びアークボックス600に形成される空間部617に収容される。固定接点部400は、前記内部空間及び空間部617に固定される。
固定接点部400は、支持フレーム440に固定結合される。具体的には、固定接点部400の固定接点台410は、支持フレーム440の両側、すなわち同図に示す実施形態における前方及び後方に貫通形成される接点台貫通孔を貫通するように結合される。
固定接点部400は、可動接点部300の一側、すなわち同図に示す実施形態における下側に位置する。可動接点部300がクロスバー210と共に下方に移動すると、固定接点部400と可動接点部300が接触する。
固定接点部400は、可動接点部300に通電可能に接続される。固定接点430が可動接点320に接触すると、外部の電源又は負荷が通電可能に接続される。
固定接点部400は、複数備えられる。同図に示す実施形態において、固定接点部400は、3つ備えられる。各固定接点部400は、複数の可動接点部300とそれぞれ接離する。
これは、本発明の実施形態による電磁接触器10にR相、S相及びT相、又はU相、V相及びW相の三相電流が供給されることに起因する。
固定接点部400の数は、電磁接触器10に供給される電流の相の数に応じて変更される。
固定接点部400は、固定接点台410と、固定接点ブロック420と、固定接点430と、支持フレーム440とを含む。
上記構成のうち、支持フレーム440は、固定接点部400を電磁接触器10に固定する役割を果たす。よって、支持フレーム440は、フレーム100に含まれるものと考えてもよい。しかし、以下の説明においては、説明の便宜上、支持フレーム440が固定接点部400に含まれるものとして説明する。
固定接点台410は、固定接点部400の本体を形成する。固定接点台410は、一方向、すなわち同図に示す実施形態における前後方向に延設される。
固定接点台410の延設長さは、一側が固定接点ブロック420に通電可能に接触し、他側が電磁接触器10の外部に突出するように形成されることが好ましい。
固定接点台410は、外部の電源又は負荷に通電可能に接続される。後述するように、固定接点台410は、複数備えられる。複数の固定接点台410のいずれか一方には電源が通電可能に接続され、他方には負荷が通電可能に接続される。
固定接点台410は、支持フレーム440に結合される。具体的には、固定接点台410は、支持フレーム440の面のうち、対向する2つの面にそれぞれ貫通形成される接点台貫通孔を貫通するように結合される。
同図に示す実施形態において、支持フレーム440の前方側面及び後方側面に接点台貫通孔が形成される。よって、固定接点台410は、支持フレーム440の前方及び後方にそれぞれ結合される。
固定接点台410は、導電性素材で形成される。外部の電源又は負荷は、固定接点台410に通電可能に接続される。固定接点台410を介して流入する電流は、可動接点部300を経て電磁接触器10の外部に流れる。
一実施形態において、固定接点台410は、鉄(Fe)や銅(Cu)などの素材で形成される。
固定接点台410は、複数備えられる。複数の固定接点台410のいずれか一方には電流が流入し、他方からは電流が流出する。
同図に示す実施形態において、固定接点台410は、第1固定接点台411と、第2固定接点台412とを含み、2つ備えられる。
第1固定接点台411は、クロスバー210の前記柱部分の一側、すなわち同図に示す実施形態における前方に位置する。言い換えれば、第1固定接点台411は、第1可動接点321の下側の一側、すなわち同図に示す実施形態における前方に位置する。
第1固定接点台411の延設方向の一方、すなわち同図に示す実施形態における前方は、電磁接触器10の外側に所定距離だけ突出する。第1固定接点台411が外側に突出した部分には、電源又は負荷が通電可能に接続される。
第1固定接点台411の延設方向の他方、すなわち同図に示す実施形態における後方は、第1可動接点321の下側まで延びる。言い換えれば、第1固定接点台411の延設方向の前記他方の端部は、クロスバー210の前記柱部分に隣接して位置する。
第1固定接点台411の前記他側には、第1固定接点ブロック421が装着される。第1固定接点台411は、第1固定接点ブロック421に通電可能に接触する。
第2固定接点台412は、クロスバー210の前記柱部分の他側、すなわち同図に示す実施形態における後方に位置する。言い換えれば、第2固定接点台412は、第2可動接点322の下側の一側、すなわち同図に示す実施形態における後方に位置する。
第2固定接点台412の延設方向の一方、すなわち同図に示す実施形態における後方は、電磁接触器10の外側に所定距離だけ突出する。第2固定接点台412が外側に突出した部分には、電源又は負荷が通電可能に接続される。
第2固定接点台412の延設方向の他方、すなわち同図に示す実施形態における前方は、第2可動接点322の下側まで延びる。言い換えれば、第2固定接点台412の延設方向の前記他方の端部は、クロスバー210の前記柱部分に隣接して位置する。
第2固定接点台412の前記他側には、第2固定接点ブロック422が装着される。第2固定接点台412は、第2固定接点ブロック422に通電可能に接触する。
固定接点ブロック420は、固定接点台410と固定接点430間に位置する。固定接点ブロック420は、固定接点台410と固定接点430を通電可能に接続する。
また、固定接点ブロック420は、可動接点320と固定接点430間の距離を調整することができる。すなわち、固定接点ブロック420の高さにより、可動接点320と固定接点430間の距離を調整することができる。
固定接点ブロック420は、固定接点台410の一端部に隣接して位置する。具体的には、固定接点ブロック420はクロスバー210の前記柱部分に面する固定接点台410の一端部に隣接して位置する。
言い換えれば、固定接点ブロック420は、複数の固定接点台410が対向する側の各端部に隣接して位置する。
固定接点ブロック420は、固定接点台410の上側に位置する。固定接点ブロック420は、固定接点台410に装着される。
固定接点ブロック420は、所定の高さを有するように延設される。固定接点ブロック420の延設長さは、可動接点320と固定接点430間の距離に応じて決定される。すなわち、固定接点ブロック420の延設長さは、クロスバー210が昇降することのできる距離に応じて決定される。
固定接点ブロック420の高さを調整することにより、可動接点320と固定接点430間の距離を調整できることについては前述した通りである。
固定接点ブロック420は、固定接点台410に通電可能に接触する。固定接点台410に流入する電流は、固定接点ブロック420に流れる。また、固定接点ブロック420に流入する電流は、固定接点台410に流れる。
固定接点ブロック420は、固定接点430に通電可能に接触する。固定接点430に流入する電流は、固定接点ブロック420に流れる。また、固定接点ブロック420に流入する電流は、固定接点430に流れる。
固定接点ブロック420は、複数備えられる。複数の固定接点ブロック420は、複数の固定接点台410にそれぞれ通電可能に結合される。また、複数の固定接点ブロック420は、複数の固定接点430にそれぞれ通電可能に結合される。
同図に示す実施形態において、固定接点ブロック420は、第1固定接点ブロック421と、第2固定接点ブロック422とを含み、2つ備えられる。
第1固定接点ブロック421は、第1固定接点台411に通電可能に接触する。具体的には、第1固定接点ブロック421は、第1固定接点台411の一側、すなわち同図に示す実施形態における後方の端部に隣接して位置する。
第1固定接点ブロック421には、第1固定接点431が装着される。第1固定接点ブロック421は、第1固定接点431に通電可能に接触する。
第2固定接点ブロック422は、第2固定接点台412に通電可能に接触する。具体的には、第2固定接点ブロック422は、第2固定接点台412の一側、すなわち同図に示す実施形態における前方の端部に隣接して位置する。
第2固定接点ブロック422には、第2固定接点432が装着される。第2固定接点ブロック422は、第2固定接点432に通電可能に接触する。
固定接点430は、可動接点320に接離する。固定接点430が可動接点320に接触すると、固定接点部400と可動接点部300が通電する。よって、電磁接触器10が外部の電源又は負荷に通電する。
固定接点430は、固定接点ブロック420の上側に位置する。固定接点430は、固定接点ブロック420の一側、すなわち同図に示す実施形態における上側の面に装着される。
固定接点430は、可動接点部300の下側に位置する。具体的には、固定接点430は、可動接点320の下側に位置する。一実施形態において、固定接点430は、可動接点320の直下に位置する。
固定接点430は、固定接点ブロック420に通電可能に接触する。固定接点430に流入する電流は、固定接点ブロック420に流れる。また、固定接点ブロック420に流入する電流は、固定接点430に流れる。
固定接点430は、複数備えられる。複数の固定接点430は、複数の固定接点ブロック420にそれぞれ位置し、各固定接点ブロック420に通電する。
同図に示す実施形態において、固定接点430は、第1固定接点431と、第2固定接点432とを含み、2つ備えられる。
第1固定接点431は、第1固定接点ブロック421に結合される。第1固定接点431は、第1固定接点ブロック421に通電可能に接触する。
第2固定接点432は、第2固定接点ブロック422に結合される。第2固定接点432は、第2固定接点ブロック422に通電可能に接触する。
支持フレーム440は、フレーム100の一部を形成する。支持フレーム440の内部には、空間が形成される。前記空間には、固定接点台410、固定接点ブロック420及び固定接点430が収容される。
支持フレーム440には、固定接点台410が結合される。具体的には、支持フレーム440の対向する一方向の両側面、すなわち同図に示す実施形態における前方側面及び後方側面には、接点台貫通孔が貫通形成される。固定接点台410は、接点台貫通孔を貫通するように結合される。
また、支持フレーム440は、固定接点台410を下側から支持する。一実施形態において、支持フレーム440には、固定接点台410が固定結合される。前記固定のために、ネジ部材などの締結部材(図示せず)が備えられる。
よって、固定接点台410は、任意に搖動しない。
支持フレーム440は、下部フレーム部120の上側に位置する。支持フレーム440と下部フレーム部120は、固定結合される。
支持フレーム440の内部空間と、下部フレーム部120の内部空間は、連通する。よって、クロスバー210が昇降することのできる空間が確保される。
支持フレーム440は、アークボックス600の下側に位置する。支持フレーム440とアークボックス600は、固定結合される。
支持フレーム440の内部空間と、アークボックス600の空間部617は、連通する。よって、クロスバー210及び可動接点部300が昇降することのできる空間が確保される。
3.本発明の実施形態によるアークチャンバ500についての説明
図6~図12に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、アークチャンバ500を含む。
アークチャンバ500は、可動接点320と固定接点430が離隔することにより発生するアークを消弧する。アークは、アークチャンバ500を通過して消弧され、その後電磁接触器10の外部に放出される。
本発明の実施形態によるアークチャンバ500は、アークボックス600に強固に結合される。また、本発明の実施形態によるアークチャンバ500は、アークボックス600に容易に結合される。
アークチャンバ500は、固定接点部400の上側に位置する。また、アークチャンバ500は、可動接点部300の下側に位置する。可動接点部300が固定接点部400に向かって移動するので、可動接点部300の高さは、アークチャンバ500の高さより低く形成される。
アークチャンバ500は、固定接点ブロック420及び固定接点430に隣接して位置する。具体的には、アークチャンバ500は、複数の固定接点台410が対向する側の端部に隣接して位置する。
前述したように、固定接点430は、可動接点320の直下に位置する。よって、アークチャンバ500は、可動接点320に隣接して位置するとも言える。
アークチャンバ500は、複数備えられる。複数のアークチャンバ500は、各固定接点430に隣接して位置する。
同図に示す実施形態において、アークチャンバ500は、2つ備えられ、第1固定接点431及び第2固定接点432にそれぞれ隣接して位置する。
前述したように、本発明の実施形態による固定接点430は計3対備えられるので、アークチャンバ500は計6つ備えられる。アークチャンバ500の数は、固定接点430の数に応じて変更される。
アークチャンバ500は、アークボックス600の空間部617に収容される。また、アークチャンバ500は、アークボックス600に結合される。その詳細については後述する。
図10~図12に示すように、アークチャンバ500は、支持板510と、グリッド520とを含む。
支持板510は、アークチャンバ500の両側を形成する。支持板510には、グリッド520が結合される。よって、支持板510を「グリッド支持部」ともいう。
支持板510は、複数備えられる。同図に示す実施形態において、支持板510は、2つ備えられ、対向するように配置される。各支持板510は、それぞれアークチャンバ500の左側及び右側の面を形成する。
支持板510は、所定の厚さを有する板状に形成される。支持板510は、第1部分510aと第2部分510bに区画される。
第1部分510aは、固定接点430から遠い側の支持板510の一側、すなわち同図に示す実施形態における上側を形成する。第1部分510aは、長方形の板状に形成される。
第1部分510aは、第2部分510bにつながる。第1部分510aは、第2部分510bより狭い幅を有するように形成される。
同図に示す実施形態において、第1部分510aの前後方向の長さは、第2部分510bの前後方向の長さより短く形成される。
アークチャンバ500がアークボックス600に結合されると、第1部分510aは、第1リブ部671により支持される。よって、アークチャンバ500の結合状態が安定して維持される。
第1部分510aには、アークボックス結合孔512が貫通形成される。その詳細については後述する。
第2部分510bは、固定接点430に近い側の支持板510の他側、すなわち同図に示す実施形態における下側を形成する。第2部分510bは、長方形の板状に形成される。
第2部分510bは、第1部分510aにつながる。第2部分510bは、第1部分510aより広い幅を有するように形成される。同図に示す実施形態において、第2部分510bの前後方向の長さは、第1部分510aの前後方向の長さより長く形成される。
アークチャンバ500がアークボックス600に結合されると、第2部分510bは、第2リブ部672により支持される。よって、アークチャンバ500の結合状態が安定して維持される。
第2部分510bには、グリッド結合孔511が形成される。その詳細については後述する。
支持板510は、グリッド結合孔511と、アークボックス結合孔512とを含む。
グリッド結合孔511は、グリッド520が支持板510に結合される部分である。グリッド結合孔511には、グリッド520の挿入突起524が貫通するように結合される。一実施形態において、挿入突起524は、グリッド結合孔511に篏合される。
よって、支持板510とグリッド520が強固に結合される。
グリッド結合孔511は、複数形成される。複数のグリッド結合孔511は、互いに所定距離だけ離隔して位置する。複数のグリッド結合孔511には、挿入突起524がそれぞれ貫通するように結合される。
同図に示す実施形態において、グリッド結合孔511は、上下方向に5つ、前後方向に4つ形成される。
グリッド結合孔511の上下方向の数は、本発明の実施形態によるアークチャンバ500に5つのグリッド520が備えられることに起因するものである。また、グリッド結合孔511の前後方向の数は、本発明の実施形態によるグリッド520の各ウィング部522の外側にそれぞれ4つの挿入突起524が突設されることに起因するものである。
グリッド結合孔511の位置及び数は、グリッド520及び挿入突起524の数に応じて変更される。
アークボックス結合孔512は、アークチャンバ500がアークボックス600に結合される部分である。アークボックス結合孔512には、アークボックス600の結合突起660が貫通するように結合される。一実施形態において、結合突起660は、アークボックス結合孔512に篏合又はスナップ結合(snap fit)される。
よって、アークチャンバ500とアークボックス600が強固に、かつ容易に結合される。
アークボックス結合孔512は、第1部分510aに貫通形成される。アークボックス結合孔512は、第1部分510aの幅方向の中央部分に位置する。アークボックス結合孔512は、一方向、すなわち同図に示す実施形態における前後方向に延びる。
アークボックス結合孔512の位置及び形状は、結合突起660の位置及び形状に応じて変更される。
グリッド520は、可動接点320と固定接点430が離隔することにより発生するアークを消弧する。可動接点320と固定接点430間に発生したアークは、可動接点320に沿って伸びる。ここで、グリッド520は、伸びたアークを吸引してアークを消弧する。
グリッド520は、磁性体素材で形成される。よって、グリッド520は、電子の流れであるアークに吸引力を作用させる。一実施形態において、グリッド520は、永久磁石などで構成される。
グリッド520は、板状に構成される。同図に示す実施形態において、グリッド520は、接点収容部523が開放されたU字状に形成される。
グリッド520は、複数備えられる。複数のグリッド520は、固定接点430から遠ざかる方向に互いに所定距離だけ離隔して積層される。同図に示す実施形態において、グリッド520は、5つ備えられる。
グリッド520は、支持板510に結合される。具体的には、グリッド520の両側、すなわち同図に示す実施形態における左側及び右側の端部から突出する挿入突起524が支持板510のグリッド結合孔511を貫通するように結合される。
グリッド520は、板状部521と、ウィング部522と、接点収容部523と、挿入突起524とを含む。
板状部521は、グリッド520の本体を形成する。板状部521は、ウィング部522につながる。板状部521は、固定接点430から遠い側に位置する。
板状部521の両側、すなわち同図に示す実施形態における左側及び右側には、ウィング部522が位置する。
ウィング部522は、板状部521から所定距離だけ延設される。具体的には、ウィング部522は、板状部521の両側、すなわち同図に示す実施形態における左側及び右側から固定接点430に向かって延びる。
ウィング部522は、複数形成される。複数のウィング部522は、互いに離隔して位置する。同図に示す実施形態において、ウィング部522は、左側及び右側にそれぞれ形成され、計2つ形成される。
複数のウィング部522間には、所定の空間が形成される。前記空間は、接点収容部523と定義される。
接点収容部523は、可動接点320が昇降する空間である。すなわち、可動接点320は、接点収容部523に収容された状態で、固定接点430に近づく方向、又は固定接点430から遠ざかる方向に移動する。接点収容部523は、固定接点430に隣接して位置する。
接点収容部523は、固定接点430に面する板状部521の一側、及び複数のウィング部522が対向する各一側に囲まれる空間と定義される。板状部521から遠い側の接点収容部523の一側は、開放して形成される。
挿入突起524は、グリッド520が支持板510に結合される部分である。挿入突起524は、支持板510のグリッド結合孔511を貫通するように結合される。
挿入突起524は、ウィング部522の外面から突設される。同図に示す実施形態において、挿入突起524は、左側に位置するウィング部522の左側面、及び右側に位置するウィング部522の右側面からそれぞれ突出する。
また、接点収容部523を覆う板状部521の一端部からウィング部522が延びるものと解する場合は、挿入突起524は、板状部521及びウィング部522の外面から突出すると言える。
挿入突起524は、複数形成される。複数の挿入突起524は、互いに所定距離だけ離隔して位置する。同図に示す実施形態において、挿入突起524は、4つ形成される。
挿入突起524の位置及び数は、グリッド結合孔511の位置及び数に応じて変更される。
4.本発明の実施形態によるアークボックス600についての説明
図13~図15に示すように、本発明の実施形態による電磁接触器10は、アークボックス600を含む。
アークボックス600は、電磁接触器10の外形の一部を形成する。同図に示す実施形態において、アークボックス600は、電磁接触器10の上部の外形を形成する。よって、アークボックス600は、フレーム100の一部であると言える。
アークボックス600は、支持フレーム440の上側に位置する。アークボックス600は、支持フレーム440に結合される。前記結合のために、ネジ部材などの締結部材(図示せず)が備えられる。
アークボックス600の内部には、空間部617が形成される。空間部617には、可動接点部300、固定接点部400及びアークチャンバ500が収容される。
アークボックス600は、外部に連通する。可動接点320と固定接点430が離隔することにより発生するアークは、アークチャンバ500により消弧され、その後アークボックス600の外部に放出される。
アークボックス600には、アークチャンバ500が結合される。本発明の実施形態によるアークボックス600には、アークチャンバ500が強固に結合される。また、本発明の実施形態によるアークボックス600には、アークチャンバ500が容易に結合される。
同図に示す実施形態において、アークボックス600は、カバー部610と、アーク放出孔620と、フレーム結合部630と、クロスバー支持部640と、開口部650と、結合突起660と、リブ部670と、遮断壁部680とを含む。
カバー部610は、アークボックス600の外形を形成する。カバー部610は、アークボックス600の内部に形成される空間部617を覆うように形成される。カバー部610の内部には、アークを消弧するための様々な構成要素が収容される。
カバー部610は、支持フレーム440の上側に位置する。支持フレーム440に面するカバー部610の一側、すなわち同図に示す実施形態における下側には、開口部が形成される。前記開口部は、空間部617及び支持フレーム440の内部空間に連通する。
同図に示す実施形態において、カバー部610は、四角形の断面を有し、所定の高さに延びる四角柱状である。カバー部610の形状は、支持フレーム440に結合され、内部にアークを消弧するための構成要素を収容することのできる任意の形状に形成される。
カバー部610は、第1側壁611と、第2側壁612と、第3側壁613と、第4側壁614と、上面615と、区画部616と、空間部617とを含む。
第1側壁611は、カバー部610の一側面を形成する。同図に示す実施形態において、第1側壁611は、カバー部610の前方側面を形成する。
第1側壁611は、区画部616により複数の領域に区画される。同図に示す実施形態において、第1側壁611は、2つの区画部616により、3つの領域に区画される。
第1側壁611には、アーク放出孔620が貫通形成される。アーク放出孔620は、第1側壁611の各領域に複数ずつ形成される。同図に示す実施形態において、アーク放出孔620は、第1側壁611の各領域にそれぞれ3つずつ形成される。
第1側壁611は、第2側壁612に対向するように配置される。また、第1側壁611は、第3側壁613及び第4側壁614につながる。さらに、第1側壁611は、上面615につながる。
第2側壁612は、カバー部610の他の側面を形成する。同図に示す実施形態において、第2側壁612は、カバー部610の後方側面を形成する。
第2側壁612は、区画部616により複数の領域に区画される。同図に示す実施形態において、第2側壁612は、2つの区画部616により、3つの領域に区画される。
第2側壁612には、アーク放出孔620が貫通形成される。アーク放出孔620は、第2側壁612の各領域に複数ずつ形成される。同図に示す実施形態において、アーク放出孔620は、第2側壁612の各領域にそれぞれ3つずつ形成される。
一実施形態において、第1側壁611と第2側壁612は、対称となる構造に形成される。
第2側壁612は、第1側壁611に対向するように配置される。また、第2側壁612は、第3側壁613及び第4側壁614につながる。さらに、第2側壁612は、上面615につながる。
第3側壁613は、カバー部610のさらに他の側面を形成する。同図に示す実施形態において、第3側壁613は、カバー部610の左側面を形成する。
第3側壁613は、第1側壁611の一端部と、第2側壁612の一端部間に延びる。同図に示す実施形態において、第3側壁613は、第1側壁611の左端部と、第2側壁612の左端部間に延びる。
第3側壁613の外側には、フレーム結合部630が位置する。また、第3側壁613の一側、すなわち同図に示す実施形態における上側には、開口部650が貫通形成される。
第3側壁613の内側には、結合突起660が突設される。また、第3側壁613の内側には、リブ部670が形成される。
第3側壁613は、第4側壁614に対向するように配置される。また、第3側壁613は、第1側壁611及び第2側壁612につながる。さらに、第3側壁613は、上面615につながる。
第4側壁614は、カバー部610のさらに他の側面を形成する。同図に示す実施形態において、第4側壁614は、カバー部610の右側面を形成する。
第4側壁614は、第1側壁611の他端部と、第2側壁612の他端部間に延びる。同図に示す実施形態において、第4側壁614は、第1側壁611の右端部と、第2側壁612の右端部間に延びる。
第4側壁614の外側には、フレーム結合部630が位置する。また、第4側壁614の一側、すなわち同図に示す実施形態における上側には、開口部650が貫通形成される。
第4側壁614の内側には、結合突起660が突設される。また、第4側壁614の内側には、リブ部670が形成される。
一実施形態において、第3側壁613と第4側壁614は、対称となる構造に形成される。
第4側壁614は、第3側壁613に対向するように配置される。また、第4側壁614は、第1側壁611及び第2側壁612につながる。さらに、第4側壁614は、上面615につながる。
上面615は、カバー部610の一面を形成する。同図に示す実施形態において、上面615は、カバー部610の上側の面を形成する。上面615は、カバー部610の内部に形成される空間部617を上側から覆うように構成される。
上面615は、区画部616により複数の領域に区画される。同図に示す実施形態において、上面615は、2つの区画部616により、3つの領域に区画される。
同図に示す実施形態において、上面615の各領域は、左右に並べて配置される。ここで、中央の部分に位置する上面615の一領域には、クロスバー支持部640が貫通形成される。
上面615の両側、すなわち同図に示す実施形態における前方及び後方には、アーク放出孔620が貫通形成される。
区画部616は、カバー部610の内部に形成される空間部617を複数の空間に区画する。区画部616は、第1側壁611、第2側壁612及び上面615も複数の領域に区画する。
区画部616は、第1側壁611と第2側壁612間に延設される。同図に示す実施形態において、区画部616は、前後方向に延設される。
同図に示す実施形態において、区画部616の前方の端部は、第1側壁611から所定距離だけ突出する。また、区画部616の後方の端部は、第2側壁612から所定距離だけ突出する。
さらに、区画部616の上側の端部は、上面615から所定距離だけ突出する。
区画部616は、複数備えられる。複数の区画部616は、互いに所定距離だけ離隔して位置する。同図に示す実施形態において、区画部616は、2つ備えられる。
複数の区画部616は、第3側壁613と第4側壁614間において、互いに所定距離だけ離隔して位置する。同図に示す実施形態において、各区画部616は、第3側壁613と第4側壁614間において、左右方向に互いに所定距離離隔して位置する。
区画部616は、空間部617を少なくとも部分的に囲む。
同図に示す実施形態において、左側に位置する区画部616は、第1空間部617a及び第2空間部617bを部分的に囲む。また、右側に位置する区画部616は、第2空間部617b及び第3空間部617cを部分的に囲む。
各空間部617a、617b、617cに面する区画部616の面には、開口部650、結合突起660及びリブ部670が形成される。
区画部616は、緩衝部616aを含む。
緩衝部616aは、区画部616の内部に形成される空間である。緩衝部616aは、区画部616により区画された複数の空間部617の間に位置する。
各空間部617a、617b、617cのいずれか1つ以上に高温高圧のアークが発生した場合、他の1つ以上の空間部617a、617b、617cに収容される可動接点部300又は固定接点部400が損傷する恐れがある。
緩衝部616aは、各空間部617a、617b、617c間に位置し、衝撃などを緩衝する。よって、高温高圧のアークが他の空間部617a、617b、617cに及ぼす影響を最小限に抑える。
緩衝部616aは、区画部616と同じ方向に延びる。すなわち、緩衝部616aは、第1側壁611と第2側壁612間に延びる。同図に示す実施形態において、緩衝部616aは、前後方向に延びる。
緩衝部616aは、複数形成される。複数の緩衝部616aは、各区画部616にそれぞれ形成される。同図に示す実施形態において、緩衝部616aは、2つの区画部616にそれぞれ形成される。
空間部617は、可動接点部300、固定接点部400及びアークチャンバ500が収容される空間である。空間部617は、第1側壁611、第2側壁612、第3側壁613、第4側壁614及び上面615に囲まれる空間と定義される。
空間部617は、支持フレーム440の内部空間に連通する。空間部617に収容される可動接点部300は、クロスバー210と共に、固定接点部400に近づく方向、又は固定接点部400から遠ざかる方向に移動する。
空間部617は、アークボックス600の外部に連通する。前記連通は、アーク放出孔620により達成される。空間部617に発生したアークは、アークチャンバ500により消弧され、その後アーク放出孔620から外部に放出される。
空間部617の内部には、結合突起660及びリブ部670が位置する。
空間部617は、区画部616により複数に区画される。同図に示す実施形態において、空間部617は、2つの区画部616により、第1空間部617a、第2空間部617b及び第3空間部617cに区画される。
これは、前述したように、本発明の実施形態による電磁接触器10に流れる電流が三相電流であることに起因する。すなわち、R相、S相及びT相又はU相、V相及びW相の電流が流れるので、各相の電流毎にアーク消弧のための構成要素が各空間部617a、617b、617cにそれぞれ備えられるようにするためである。
区画される空間部617の数は、電磁接触器10に流れる電流の相の数に応じて変更される。
空間部617は、第1側壁611、第2側壁612、第3側壁613、第4側壁614、上面615及び区画部616に囲まれる。その詳細については後述する。
空間部617は、第1空間部617aと、第2空間部617bと、第3空間部617cとを含む。
第1空間部617aは、第1側壁611、第2側壁612、第3側壁613、上面615及び区画部616に囲まれて形成される空間である。同図に示す実施形態において、第1空間部617aは、複数の空間部617a、617b、617cの左端に位置する。
第1空間部617aには、クロスバー210、可動接点部300、固定接点部400及びアークチャンバ500が収容される。同図に示す実施形態において、第1空間部617aには、2つのアークチャンバ500が収容される。
第2空間部617bは、第1側壁611、第2側壁612、上面615及び区画部616に囲まれて形成される空間である。同図に示す実施形態において、第2空間部617bは、複数の空間部617a、617b、617cの中央に位置する。
第2空間部617bには、クロスバー210、可動接点部300、固定接点部400及びアークチャンバ500が収容される。同図に示す実施形態において、第2空間部617bには、2つのアークチャンバ500が収容される。
第3空間部617cは、第1側壁611、第2側壁612、第4側壁614、上面615及び区画部616に囲まれて形成される空間である。同図に示す実施形態において、第3空間部617cは、複数の空間部617a、617b、617cの右端に位置する。
第3空間部617cには、クロスバー210、可動接点部300、固定接点部400及びアークチャンバ500が収容される。同図に示す実施形態において、第3空間部617cには、2つのアークチャンバ500が収容される。
各空間部617a、617b、617cは、同じ構造に形成される。すなわち、各空間部617a、617b、617cは、同じ形状を有するように形成される。よって、各空間部617a、617b、617cにおけるアーク消弧能力が同じになるように形成される。
アーク放出孔620は、空間部617に発生したアークが消弧され、その後外部に放出される通路として機能する。アーク放出孔620は、空間部617とアークボックス600の外部を連通させる。
アーク放出孔620は、カバー部610に貫通形成される。具体的には、アーク放出孔620は、第1側壁611、第2側壁612及び上面615に貫通形成される。
アーク放出孔620は、複数形成される。複数のアーク放出孔620は、互いに所定距離だけ離隔して配置される。同図に示す実施形態において、アーク放出孔620は、区画部616により区画される第1側壁611及び第2側壁612の各領域に3つずつ形成される。
よって、アーク放出孔620は、第1側壁611に9つ、第2側壁612に9つ形成され、計18個形成される。アーク放出孔620の数は変更してもよい。
アーク放出孔620は、一方向、すなわち同図に示す実施形態における上下方向に延設される。言い換えれば、アーク放出孔620は、一端部が上面615に位置し、第1側壁611又は第2側壁612に沿って上面615から遠ざかる方向に延設される。
アーク放出孔620の他端部、すなわち上面615から遠い側の端部は、丸く形成される。
フレーム結合部630は、アークボックス600が支持フレーム440に結合される部分である。フレーム結合部630は、カバー部610の外側に所定距離だけ突設される。
フレーム結合部630には、ネジ部材などの締結部材(図示せず)が貫通するように結合される。そのために、フレーム結合部630には、貫通孔が支持フレーム440に面する方向、すなわち上下方向に貫通形成される。
フレーム結合部630は、複数形成される。複数のフレーム結合部630は、カバー部610に配置される。同図に示す実施形態において、フレーム結合部630は、計4つ備えられる。
同図に示す実施形態において、フレーム結合部630は、第3側壁613及び第4側壁614の前方及び後方にそれぞれ位置する。フレーム結合部630の数及び形状は、支持フレーム440の形状に応じて変更される。
クロスバー支持部640は、クロスバー210の固定部213が結合される部分である。クロスバー支持部640は、上面615に貫通形成される。クロスバー210の固定部213は、クロスバー支持部640に貫通又は挿入されて結合される。
クロスバー支持部640は、区画部616により区画された上面615の各領域のうち、中央に位置する領域に形成される。クロスバー支持部640の位置は、クロスバー210の前記柱部分又は固定部213の位置に応じて変更される。
開口部650は、結合突起660に隣接して位置する。開口部650は、結合突起660を形成するための空間を提供する。
開口部650は、上面615に隣接して位置する。具体的には、開口部650は、第3側壁613、第4側壁614及び各区画部616が上面615の上側に突出した部分に貫通形成される。
開口部650は、結合突起660に隣接して位置する。よって、結合突起660がカバー部610の内部に容易に形成される。
開口部650は、複数形成される。複数の開口部650は、各空間部617a、617b、617cを囲むように配置される。
同図に示す実施形態において、開口部650は、各空間部617a、617b、617cに4つずつ備えられる。
具体的には、第1空間部617aを囲むように配置される開口部650は、第3側壁613及び区画部616にそれぞれ2つずつ、前後方向に互いに所定距離だけ離隔して配置される。
第2空間部617bを囲むように配置される開口部650は、第2空間部617bを囲む2つの区画部616にそれぞれ2つずつ、前後方向に互いに所定距離だけ離隔して配置される。
第3空間部617cを囲むように配置される開口部650は、第4側壁614及び区画部616にそれぞれ2つずつ、前後方向に互いに所定距離だけ離隔して配置される。
開口部650の数及び位置は、結合突起660の位置に応じて変更される。
結合突起660は、アークチャンバ500がアークボックス600に結合される部分である。結合突起660は、支持板510のアークボックス結合孔512に挿入されて結合される。一実施形態において、結合突起660とアークボックス結合孔512は、嵌合又はスナップ締結される。
結合突起660は、カバー部610の内側から空間部617に向かって所定距離だけ突設される。結合突起660は、複数形成される。複数の結合突起660は、それぞれ複数の開口部650に隣接して位置する。
以下、図14を参照して、結合突起660の位置をより具体的に説明する。
左端に位置する第1空間部617aには、4つの結合突起660が位置する。各結合突起660は、第1空間部617aに面する第3側壁613の一側面(すなわち、右側面)、及び第1空間部617aに面する区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
中央に位置する第2空間部617bには、4つの結合突起660が位置する。各結合突起660は、第2空間部617bを左側から覆う区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第2空間部617bを右側から覆う区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
右端に位置する第3空間部617cには、4つの結合突起660が位置する。各結合突起660は、第3空間部617cを左側から覆う区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第3空間部617cを覆う第4側壁614の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
結合突起660は、第3側壁613、第4側壁614及び各区画部616の各側面に複数ずつ備えられる。複数の結合突起660は、互いに所定距離だけ離隔して配置される。
同図に示す実施形態において、第3側壁613、第4側壁614及び各区画部616の各側面には、それぞれ2つの結合突起660が互いに所定距離だけ離隔して配置される。
このような結合突起660の配置方法は、アークチャンバ500の数及び形状に起因するものである。
すなわち、各空間部617a、617b、617cには、それぞれ2つのアークチャンバ500が収容される。各アークチャンバ500は、2枚の支持板510と、各支持板510に形成されるアークボックス結合孔512とを含む。
よって、各空間部617a、617b、617cに形成される結合突起660は、第1側壁611に隣接する側(すなわち、前方)、及び第2側壁612に隣接する側(すなわち、後方)にそれぞれ2つずつ形成される。
一方、結合突起660は、支持フレーム440に面する第1面661の方が傾斜して形成される。
すなわち、上面615に面する結合突起660の第1面661は、上面615と所定の角度をなして空間部617に向かって延びる。すなわち、第1面661は、上方(すなわち、上面615に近づく方向)に向かって傾斜して延びる。一実施形態において、前記所定の角度は、鋭角である。
他の実施形態において、上面615に面する結合突起660の第1面661は、上面615と平行に空間部617に向かって延びる。
上面615から遠い側の結合突起660の第2面662は、第1面661と所定の角度をなして空間部617から遠ざかるように延びる。すなわち、結合突起660の第2面662は、第1面661の端部から、第3側壁613、第4側壁614及び各区画部616の各側面に向かって延びる。
一実施形態において、前記所定の角度は、鋭角であるが、結合突起660の第1面661が上面615となす前記所定の角度より大きく形成される。
すなわち、同図に示す実施形態において、結合突起660の第2面662は、下方(すなわち、上面615から遠ざかる方向)に傾斜して形成される。
よって、アークボックス結合孔512に結合突起660が挿入される際に、支持板510は、傾斜して形成される結合突起660の第2面662に沿って容易に移動する。
結合突起660がアークボックス結合孔512に挿入されると、水平に形成される結合突起660の第1面661の形状により、アークボックス結合孔512が結合突起660から任意に分離されなくなる。
よって、アークチャンバ500がアークボックス600に容易に、かつ強固に結合される。
リブ部670は、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500を支持する。リブ部670により、アークチャンバ500が任意に搖動しなくなる。よって、アークチャンバ500とアークボックス600の結合が安定して維持される。
リブ部670は、空間部617を囲む各側壁613、614及び区画部616に備えられる。リブ部670は、各側壁613、614及び区画部616から空間部617に向かって所定距離だけ突出する。
前述したように、空間部617は、第1空間部617aと、第2空間部617bと、第3空間部617cとを含む。よって、リブ部670も、第1空間部617a、第2空間部617b、第3空間部617cにそれぞれ位置する。
具体的には、第1空間部617aに位置するリブ部670は、第1空間部617aに面する第3側壁613の一側面(すなわち、右側面)、及び第1空間部617aに面する区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
第2空間部617bに位置するリブ部670は、第2空間部617bを左側から覆う区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第2空間部617bを右側から覆う区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
第3空間部617cに位置するリブ部670は、第3空間部617cを左側から覆う区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第3空間部617cに面する第4側壁614の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ位置する。
前述したように、各空間部617a、617b、617cには、2つのアークチャンバ500が収容される。よって、各空間部617a、617b、617cに形成されるリブ部670も、第1側壁611及び第2側壁612にそれぞれ隣接して2つずつ形成される。
リブ部670は、第1リブ部671と、第2リブ部672とを含む。
第1リブ部671は、アークチャンバ500の支持板510の第1部分510aを支持する。具体的には、第1リブ部671は、支持板510の第1部分510aのうち、第1側壁611又は第2側壁612から遠い側の一側縁部を支持する。
言い換えれば、第1リブ部671は、支持板510の第1部分510aのうち、クロスバー210の前記柱部分に面する一側縁部を支持する。
第1リブ部671は、第1部分510aとクロスバー210の前記柱部分間に位置する。言い換えれば、支持板510の第1部分510aは、第1側壁611又は第2側壁612と第1リブ部671間に位置する。
第1リブ部671は、各空間部617a、617b、617cを横切るように延びる。
具体的には、第1空間部617aに形成される第1リブ部671は、第3側壁613と区画部616間に延びる。第2空間部617bに形成される第1リブ部671は、各区画部616間に延びる。第3空間部617cに形成される第1リブ部671は、第4側壁614と区画部616間に延びる。
第1リブ部671は、第2リブ部672より第1側壁611又は第2側壁612に近接して位置する。言い換えれば、第1リブ部671は、第2リブ部672よりクロスバー210の前記柱部分から遠い側に位置する。
これは、第1リブ部671が支持する支持板510の第1部分510aの幅が、第2リブ部672が支持する支持板510の第2部分510bの幅より小さく形成されることに起因する。
第1リブ部671は、上面615から遠ざかる方向に所定距離だけ延びる。第1リブ部671の延設長さは、第2リブ部672の延設長さより短く形成される。
これは、第1リブ部671が支持する支持板510の第1部分510aが、第2リブ部672が支持する支持板510の第2部分510bより上面615に近接して位置することに起因する。
よって、支持板510の第1部分510aが第1リブ部671により支持されるので、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500が任意に搖動しない。
第2リブ部672は、アークチャンバ500の支持板510の第2部分510bを支持する。具体的には、第2リブ部672は、支持板510の第2部分510bのうち、第1側壁611又は第2側壁612から遠い側の一側縁部を支持する。
言い換えれば、第2リブ部672は、支持板510の第2部分520bのうち、クロスバー210の前記柱部分に面する一側縁部を支持する。
第2リブ部672は、第2部分510bとクロスバー210の前記柱部分間に位置する。言い換えれば、支持板510の第2部分510bは、第1側壁611又は第2側壁612と第2リブ部672間に位置する。
第2リブ部672は、各空間部617a、617b、617cから所定距離だけ突設される。
具体的には、第1空間部617aに形成される第2リブ部672は、第1空間部617aに面する第3側壁613の一側面(すなわち、右側面)、及び第1空間部617aに面する区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ形成される。
また、第2空間部617bに形成される第2リブ部672は、第2空間部617bに面する区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第2空間部617bに面する他の区画部616の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ形成される。
さらに、第3空間部617cに形成される第2リブ部672は、第3空間部617cに面する他の区画部616の他の側面(すなわち、右側面)、及び第3空間部617cに面する第4側壁614の一側面(すなわち、左側面)にそれぞれ形成される。
第2リブ部672は、第1リブ部671より第1側壁611又は第2側壁612から遠い側に位置する。言い換えれば、第2リブ部672は、第1リブ部671よりクロスバー210の前記柱部分に近接して位置する。
これは、第2リブ部672が支持する支持板510の第2部分510bの幅が、第1リブ部671が支持する支持板510の第1部分510aの幅より大きく形成されることに起因する。
第2リブ部672は、上面615から遠ざかる方向に所定距離だけ延びる。第2リブ部672の延設長さは、第1リブ部671の延設長さより長く形成される。
これは、第2リブ部672が支持する支持板510の第2部分510bが、第1リブ部671が支持する支持板510の第1部分510aより上面615から遠い側に位置することに起因する。
よって、支持板510の第2部分510bが第2リブ部672により支持されるので、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500が任意に搖動しない。
遮断壁部680は、アークボックス600の外側に露出した各固定接点台410を物理的に離隔させる(図4参照)。よって、異なる相の電流が通電する各固定接点台410間に発生し得る電気的な干渉を最小限に抑えることができる。
遮断壁部680は、複数備えられる。複数の遮断壁部680は、互いに所定距離だけ離隔して配置される。各遮断壁部680は、各固定接点台410間に位置する。
本発明の実施形態による電磁接触器10は、第1側壁611及び第2側壁612からそれぞれ3つの固定接点台410が突出する。よって、遮断壁部680は、第1側壁611及び第2側壁612にそれぞれ2つずつ備えられる。
遮断壁部680は、アークボックス600の外側に所定距離だけ延設される。遮断壁部680の延設長さは、固定接点台410が各側壁611、612から突出する長さより長く形成されることが好ましい。
遮断壁部680は、非導電性素材で形成される。一実施形態において、遮断壁部680は、合成樹脂素材で形成される。
5.本発明の実施形態によるアークチャンバ500とアークボックス600の結合関係についての説明
本発明の実施形態による電磁接触器10は、アークボックス結合孔512と、結合突起660とを含む。アークボックス結合孔512と結合突起660が嵌合又はスナップ締結されるので、アークチャンバ500がアークボックス600に容易に結合される。
また、アークボックス600には、リブ部670が形成される。リブ部670は、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500を支持する。よって、アークチャンバ500とアークボックス600の結合状態が安定して維持される。
以下、図16及び図17を参照して、本発明の実施形態によるアークチャンバ500とアークボックス600の結合関係について詳細に説明する。
アークチャンバ500がアークボックス600に結合される。アークボックス600の各空間部617a、617b、617cには、それぞれ2つのアークチャンバ500が収容される。
アークチャンバ500のアークボックス結合孔512は、結合突起660に結合される。
前述したように、結合突起660の上面615に面する第1面661、すなわち上側の面は各側壁613、614又は区画部616と所定の角度をなして空間部617に向かって延びる。一実施形態において、前記所定の角度は、直角である。
また、結合突起660の第1面661から延びる第2面662、すなわち下側の面は、第1面661と所定の角度をなして各側壁613、614又は区画部616に向かって延びる。ここで、前記所定の角度は、鋭角である。
すなわち、結合突起660の断面は、第2面662が下向きに傾斜して斜辺を形成する直角三角形又は鈍角三角形状に形成される。
よって、アークチャンバ500は、上面615に向かう方向、すなわちアークボックス結合孔512に結合突起660が挿入される方向に容易に移動することができる。
それに対して、アークボックス結合孔512に結合突起660が挿入されると、結合突起660の第1面661の形状により、アークチャンバ500がアークボックス600から任意に分離されなくなる。
よって、アークチャンバ500とアークボックス600が容易に、かつ強固に結合される。
また、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500は、リブ部670により支持される。
ここで、上側に位置する支持板510の第1部分510aの一側縁部は、第1リブ部671により支持される。具体的には、第1リブ部671は、各側壁611、612から遠い側の第1部分510aの一側縁部を支持する。
第1部分510aの幅が第2部分510bの幅より小さく形成されるので、第1リブ部671が第2リブ部672より各側壁611、612に近接して位置することについては前述した通りである。
また、支持板510の第2部分510bの一側縁部は、第2リブ部672により支持される。具体的には、第2リブ部672は、各側壁611、612から遠い側の第2部分510bの一側縁部を支持する。
第2部分510bの幅が第1部分510aの幅より小さく形成されるので、第2リブ部672が第1リブ部671より各側壁611、612から遠い側に位置することについては前述した通りである。
よって、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500は、第1部分510a及び第2部分510bがそれぞれ第1リブ部671及び第2リブ部672により支持される。よって、アークボックス600に結合されるアークチャンバ500の任意の揺動が防止される。
さらに、空間部617にアークが発生しても、リブ部670が支持板510を接触支持するので、アークチャンバ500の揺動を最小限に抑えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を挙げて説明したが、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載される本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲で本発明の様々な修正及び変更が可能であることを理解するであろう。
10 電磁接触器
100 フレーム
110 ベース部
120 下部フレーム
200 駆動部
210 クロスバー
211 接点台連結部
212 可動コア
213 固定部
220 弾性部材
221 第1弾性部材
222 第2弾性部材
300 可動接点部
310 可動接点台
320 可動接点
321 第1可動接点
322 第2可動接点
400 固定接点部
410 固定接点台
411 第1固定接点台
412 第2固定接点台
420 固定接点ブロック
421 第1固定接点ブロック
422 第2固定接点ブロック
430 固定接点
431 第1固定接点
432 第2固定接点
440 支持フレーム
500 アークチャンバ
510 支持板
510a 第1部分
510b 第2部分
511 グリッド結合孔
512 アークボックス結合孔
520 グリッド
521 板状部
522 ウィング部
523 接点収容部
524 挿入突起
600 アークボックス
610 カバー部
611 第1側壁
612 第2側壁
613 第3側壁
614 第4側壁
615 上面
616 区画部
616a 緩衝部
617 空間部
617a 第1空間部
617b 第2空間部
617c 第3空間部
620 アーク放出孔
630 フレーム結合部
640 クロスバー支持部
650 開口部
660 結合突起
661 第1面
662 第2面
670 リブ部
671 第1リブ部
672 第2リブ部
680 遮断壁部

Claims (16)

  1. アークチャンバが収容される空間部と、
    前記空間部を囲み、互いにつながる複数の側壁と、
    前記空間部の内部に位置し、前記空間部を複数に区画する区画部とを含み、
    前記複数の側壁は、
    一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、
    前記区画部は、前記第3側壁と前記第4側壁間に位置し、前記第1側壁と前記第2側壁間に延び、
    前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つには、
    前記アークチャンバが結合される結合突起が前記空間部に向かって突設される、
    アークボックス。
  2. 前記結合突起は、
    前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つと所定の角度をなして延びる第1面と、
    前記第1面の端部から前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の前記少なくとも1つに向かって延びる第2面とを含む、
    請求項1に記載のアークボックス。
  3. 前記第1面が前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つとなす前記所定の角度は、直角である、
    請求項2に記載のアークボックス。
  4. 前記第2面は、前記第1面と所定の角度をなして延び、
    前記所定の角度は、鋭角である、
    請求項2に記載のアークボックス。
  5. 前記結合突起は、
    前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つと所定の角度をなして延びる第1面と、
    前記第1面の端部から前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つに向かって下向きに傾斜して延びる第2面とを含む、
    請求項1に記載のアークボックス。
  6. 前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び前記区画部の一側面の少なくとも1つから前記空間部に向かって突出し、前記アークチャンバを支持するリブ部をさらに含み、
    前記リブ部は、
    前記アークチャンバに隣接して位置する、
    請求項1に記載のアークボックス。
  7. 前記リブ部は、前記第1側壁又は前記第2側壁との間の距離が、前記アークチャンバと前記第1側壁又は前記第2側壁間の距離より長くなるように位置する、
    請求項6に記載のアークボックス。
  8. 支持フレームに固定される固定接点と、
    前記固定接点に隣接して位置し、前記固定接点に接離するように構成される可動接点と、
    内部に前記固定接点及び前記可動接点を収容する空間部が形成されるアークボックスと、
    前記アークボックスの前記空間部に収容され、前記固定接点及び前記可動接点に隣接して位置するアークチャンバとを含み、
    前記アークボックスは、
    前記空間部を部分的に囲み、対向するように配置される複数の側壁と、
    前記複数の側壁から前記空間部に向かって突設される結合突起とを含み、
    前記アークチャンバは、
    互いに所定距離離隔して積層される複数のグリッドと、
    前記グリッドの両端部に結合される支持板と、
    前記支持板に貫通形成され、前記結合突起が挿入されて結合されるアークボックス結合孔とを含む、
    電磁接触器。
  9. 前記結合突起は、
    前記複数の側壁と所定の角度をなして前記空間部に向かって延びる第1面と、
    前記第1面につながり、前記複数の側壁に向かって延びる第2面とを含む、
    請求項8に記載のアークボックス。
  10. 前記第2面は、
    前記固定接点に向かう方向に傾斜して延びる、
    請求項9に記載のアークボックス。
  11. 前記複数の側壁は、
    一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、
    前記アークボックスは、
    前記空間部において前記第1側壁と前記第2側壁間に延び、前記空間部を複数に区画する区画部をさらに含み、
    前記区画部は、複数備えられ、複数の前記区画部は、前記第3側壁と前記第4側壁間で互いに所定距離離隔して配置され、
    前記結合突起は、
    区画された前記空間部に面する前記第3側壁の一側面、前記第4側壁の一側面、及び複数の前記区画部の一側面にそれぞれ備えられる、
    請求項8に記載の電磁接触器。
  12. 前記アークチャンバは、複数備えられ、
    複数の前記アークチャンバは、前記空間部において前記区画部が延びる方向に互いに所定距離離隔して配置され、
    前記結合突起は、複数形成され、
    複数の前記結合突起は、前記空間部において前記区画部が延びる方向に互いに所定距離離隔して配置される、
    請求項11に記載の電磁接触器。
  13. 前記複数の側壁には、
    前記アークチャンバに隣接して位置し、前記空間部に向かって突出するリブ部が備えられる、
    請求項8に記載の電磁接触器。
  14. 前記支持板は、
    前記固定接点から遠い側に位置する第1部分と、
    前記第1部分につながり、前記固定接点に隣接して位置する第2部分とを含み、
    前記第1部分の幅は、前記第2部分の幅より狭く形成される、
    請求項13に記載の電磁接触器。
  15. 前記リブ部は、
    前記第1部分の一側縁部に隣接して位置する第1リブ部と、
    前記第2部分の一側縁部に隣接して位置する第2リブ部とを含み、
    前記第1部分の前記一側縁部と前記第1リブ部間の距離は、前記第1部分の前記一側縁部と前記第2リブ部間の距離より短い、
    請求項14に記載の電磁接触器。
  16. 前記複数の側壁は、
    一方向に延び、対向するように配置される第1側壁及び第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれつながり、他方向に延び、対向するように配置される第3側壁及び第4側壁とを含み、
    前記アークチャンバは、複数備えられ、複数の前記アークチャンバは、前記空間部において前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ隣接して位置し、
    前記リブ部は、
    前記アークチャンバより、前記第1側壁又は前記第2側壁から遠い側に位置する、
    請求項13に記載の電磁接触器。
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