JP2023502785A - ヒトグリア細胞をニューロンに変換するための組成物および方法 - Google Patents

ヒトグリア細胞をニューロンに変換するための組成物および方法 Download PDF

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Abstract

グリア細胞をニューロンにリプログラミングするための組成物および方法が提供される。本方法は、インスリンおよびフォルスコリンの組み合わせを使用してニューロンを生成することを伴う。ニューロンは、グリア細胞をニューロンに変換することによって生成され得る。組成物および方法は、ビタミンC(VC)およびクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つまたは両方も含み得る。少なくとも1つの医薬製剤、パッケージ、ならびに記載の化合物を使用するための指示および/または説明書を提供する印刷物を含む製品が提供される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年11月25日に出願された米国仮特許出願第62/939,964号の優先権を主張し、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、神経学的状態を治療し、グリア細胞をニューロンに変換するための組成物および方法に関する。
機能的ニューロンの生成が望ましい様々な障害および状態の予防および/または療法に使用することができる代替組成物および方法に対する継続的な必要性が存在する。本開示は、この必要性に適用可能である。
一実施形態では、本開示は、ニューロンを生成するための方法であって、グリア細胞を、フォルスコリンおよびインスリンを含む化合物の組み合わせと接触させることを含み、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせは、グリア細胞からニューロンを生成するのに十分である、方法を含む。一実施形態では、本開示は、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物、ならびに任意選択で、ビタミンC(VC)およびクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つまたは両方をさらに含む医薬組成物を提供する。一実施形態では、本開示は、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物を含む製品を提供し、製品は、組み合わせが機能的ニューロンの必要性に関連する状態の治療において使用するためであることの指示を提供する印刷物をさらに含む。したがって、グリア細胞をニューロンにリプログラミングするための組成物および方法が提供される。本開示は、インスリンおよびフォルスコリンの組み合わせが、ニューロンを生成するのに十分であることを実証する。インスリンおよびフォルスコリンの組み合わせは、本明細書では「IFsk」とも称される。したがって、実施形態では、本開示は、ニューロンの生成に対する細胞非含有、ウイルス非含有、および発現ベクター非含有アプローチを提供する。実施形態では、ニューロンの生成は、グリア細胞をニューロンに変換することを含む。
実施形態では、組成物は、ビタミンC(VC)およびクリゾチヌブ(Cri)など、記載のニューロン生成を増強するための追加の薬剤を含み得る。本開示において提示されるデータは、ニューロンを生成するための記載の化合物の組み合わせのインビボでの使用を必要とする対象において、ニューロンを生成するための記載の化合物の組み合わせのインビボでの使用を支持し、該必要性は、詳細な説明にさらに記載されるように、ニューロンの生成の必要性を作り出す広範囲の障害、状態、および損傷のうちのいずれかから生じる。
フォルスコリンおよびインスリン(IFsk)処理は、ヒト星状細胞をニューロンにリプログラミングした。(図1Aおよび図1B)ヒト星状細胞を、0.01%のジメチルスルホキシド(DMSO)、またはインスリン(I)およびフォルスコリン(Fsk)の組み合わせ(50mg/Lのインスリンおよび10μMのフォルスコリン)で12日間連続して処理した。最初の薬物処理の2週間後に、ニューロンマーカーのNEUN(赤色)およびMAP2(緑色)で免疫組織化学を実施した。(図1C)NEUN細胞の数を各フィールド(0.4mm)において定量化した。統計的分析により、DMSO対照と比較して、IFskが一緒に有意な数のニューロンを生成したことが明らかになった。対応のないt検定、**p<0.01。N=4バッチ。 IFskへのクリゾチニブおよびビタミンCの追加は、ニューロンの収量をさらに増加させた。(図2A)0.02%のDMSOの12日間の処理は、ヒト星状細胞からNEUNまたはMAP2ニューロンをほとんど生成しなかった。(図2B)0.25μMのクリゾチニブおよび50μg/mLのビタミンCを、ヒト星状細胞のIFskとともに処理すると、多数のニューロンをもたらした。(図2C)NEUN+細胞の定量化により、CIFskVが一緒に、各フィールド(0.4mm)において75±8個のニューロンを誘導し、DMSO対照群と有意に異なることが示された。対応のないt検定、****p<0.0001。N=3バッチ。
本明細書で別途定義されない限り、本開示で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が関連する技術分野の当業者に一般に理解される意味と同じ意味を有する。
選択肢の群化が提示される場合、その選択肢の群化を構成するメンバーの任意の組み合わせおよびすべての組み合わせが具体的に想定される。例えば、ある項目が、A、B、C、およびDからなる群から選択される場合、本発明者らは、それぞれの選択肢を主観的に(例えば、A単独、B単独など)、ならびにA、B、およびD;AおよびC;BおよびCなどの組み合わせを具体的に想定する。「および/または」という用語は、2つ以上の項目のリストで使用される場合、それ自体、または他の列挙された項目のうちのいずれか1つ以上と組み合わせた、列挙された項目のうちのいずれか1つを意味する。例えば、「Aおよび/またはB」という表現は、AおよびBのいずれかまたは両方、すなわち、A単独、B単独、またはAおよびBの組み合わせを意味するように意図される。「A、B、および/またはC」という表現は、A単独、B単独、C単独、AおよびBの組み合わせ、AおよびCの組み合わせ、BおよびCの組み合わせ、またはA、B、およびCの組み合わせを意味することを意図している。
本明細書全体を通して与えられるすべての数値範囲は、その上限値および下限値、ならびにその範囲内にあるすべての狭い数値範囲がすべて本明細書に明示的に記載されているかのようにかかる狭い数値範囲を含む。数値の範囲が本明細書で提供される場合、範囲は、範囲の縁および定義された範囲の縁の間の任意の数字を含むと理解される。例えば、「1~10」は、1~10の任意の数字、ならびに数字1および数字10を含む。
「約」という用語が数字に関連して使用される場合、それは、プラスまたはマイナス10%を意味すると理解される。例えば、「約100」には、90~110が含まれる。
「a」「an」および「the」という単数形の用語は、明確に別途示されない限り、または文脈が明確に別途示さない限り、限定することを意図せず、複数の指示対象を含む。
本明細書に記載の方法または組成物を使用して得られた任意の結果は、既知の値、または対照の試料もしくは対照の値などの任意の好適な参照と比較することができ、その好適な例は、本開示の利益を考慮すれば、当業者には明らかであろう。
本開示は、ヒトグリア細胞を機能的ニューロンに変換するように設計された組成物および方法を含む。実施形態では、本方法は、グリア細胞を、有効量のインスリンおよびフォルスコリンの組み合わせと接触させることを含む。実施形態では、グリア細胞を記載の組み合わせと接触させることは、有効量のインスリンおよびフォルスコリンの組み合わせを必要とする対象に、有効量のインスリンおよびフォルスコリンの組み合わせを投与することを含む。
フォルスコリンは、市販されており、その構造は、当技術分野で既知である。フォルスコリンの構造およびその分子式は、PubChemID47936として入手可能である。Criは、市販されており、その構造は、当技術分野で既知である。Criの構造およびその分子式は、PubChemID11626560として入手可能である。本開示は、記載の化合物の各々の薬学的に許容可能な塩を含む。
インスリンも、市販されており、その構造およびアミノ酸配列は、当技術分野で既知である。実施形態では、インスリンは、動物由来または合成形態のインスリンを含む。実施形態では、インスリンは、様々な供給源から市販されている組換えヒトインスリンを含む。実施形態では、インスリンは、2つのジスルフィド結合によって一緒に連結されたA鎖およびB鎖を含む二量体を含む。A鎖は21個のアミノ酸を含み、B鎖は30個の残基を含む。Criは、市販されており、その構造は既知である。実施形態では、インスリンおよびフォルスコリンは、グリア細胞をニューロンに変換するために対象に投与される唯一の2つの化合物であり得る。したがって、本開示は、非限定的な実施形態において、投与を必要とする対象に、インスリンおよびフォルスコリンからなる化合物の組み合わせを投与して、記載のニューロン生成を産生することを含む。しかしながら、本開示は、他の化合物を投与することを含む。例えば、インスリンおよびフォルスコリン投与へのVCおよびCriの追加は、インスリンおよびフォルスコリンの組み合わせのニューロン生成特性を増強することが本明細書で実証される。したがって、実施形態では、本開示は、投与を必要とする対象に、インスリン、フォルスコリン、ならびにVCおよびCriのうちの1つまたは両方を含むか、またはそれらからなる組み合わせを投与して、記載されているニューロン生成を産生することを含む。実施形態では、記載の化合物の組み合わせの投与を必要とする対象に記載の化合物の組み合わせを投与は、対象における少なくともいくつかのグリア細胞のニューロンへの変換がもたらされることが予想される。実施形態では、記載の化合物の組み合わせの投与を必要とする対象に記載の化合物の組み合わせを投与は、対象における少なくとも1つのグリア細胞のニューロンへの変換がもたらされることが予想される。実施形態では、ニューロンへの変換は、およそ7~14日間の期間にわたって行われる。実施形態では、ニューロンへの変換は、7日間~8日間、7日間~9日間、7日間~10日間、8日間~9日間、8日間~10日、8日間~11日間、9日間~10日間、9日間~11日間、9日間~12日間、10日間~11日間、10日間~12日間、10日間~13日間、11日間~12日間、11日間~13日間、11日間~14日間、12日間~13日間、12日間~14日間、または13日間~14日間で行われる。実施形態では、ニューロンへの変換は、7日間超、8日間、9日間、10日間、11日間、12日間、13日間、14日間、15日間、16日間、17日間、18日間、19日間、20日間、または21日間行わない。
実施形態では、本開示は、内因性グリア細胞からの新たなニューロンの生成を含むが、必ずしもこれに限定されず、示された化合物を使用して中枢神経系または末梢神経系における損傷または疾患状態に起因して作成されたグリア様細胞からの新たなニューロンの生成を含み得、様々な療法、脳および脊髄の修復を含む非限定的な実施形態に有用であると期待される。
記載の組成物および方法を使用して生成されるニューロンは、概して機能的ニューロンであり、したがって、シナプス形成、軸索形成、樹状突起形成、または神経伝達物質放出のうちの少なくとも1つの非限定的な例を可能にする。記載の方法および組成物によって産生される生成されたニューロンの非限定的な例は、単極性、双極性、または多極性ニューロンである。ニューロンの非限定的な例は、バスケット細胞、ルガロ細胞、中型有棘ニューロン、プルキンエ細胞、または紡錘細胞などの任意の種類のニューロンを含む。実施形態では、ニューロンは、コリン作動性ニューロン、GABA作動性ニューロン、グルタミン酸作動性ニューロン、ドーパミン作動性ニューロン、エピネフリン作動性ニューロン、運動ニューロン、ペプチド作動性ニューロン、およびセロトニン作動性ニューロンからなる群から選択される。したがって、実施形態では、星状細胞などのグリア細胞は、機能的ニューロンに変換されるようにリプログラミングされる。機能的ニューロンは、反復活動電位の発火、複数の樹状枝の発達、ならびにグルタミネート(グルタミン酸)、ドーパミン、アセチルコリン、セロトニン、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、およびγ-アミノ酪酸(GABA)を含むが必ずしもこれらに限定されない神経伝達物質の放出を含み得るが、これらに限定されない特性を示し得る。したがって、本開示は、本開示の利益を考慮すると明らかになるであろう手法における当業者によって必要に応じて適合される本明細書に記載の方法および組成物を使用することによって、新たな皮質前脳ニューロン、または中脳ニューロン、もしくは後脳ニューロン、もしくは脊髄ニューロン、もしくは末梢ニューロン、またはそれらの組み合わせの開発を促進することが期待される。実施形態では、グリア細胞は、ニューロンマーカーのNeuN(NEUNとも称される)または微小管関連タンパク質2(MAP-2)のうちの1つまたは両方を発現するニューロンに変換される。実施形態では、生成されたニューロンは、Dcxを発現する。実施形態では、生成されたニューロンは、グリア線維性酸性タンパク質(GFAP)を発現しない。
実施形態では、グリア細胞は、ニューロンを形成するようにリプログラミングされる。ニューロンに変換されたグリア細胞は、任意の種類のグリア細胞であり得る。実施形態では、グリア細胞は、脳を含むが必ずしもそれに限定されない中枢神経系中に存在する非ニューロン細胞であり、したがって、記載の化合物の組み合わせと接触させる前に、電気的インパルスを生成しない。実施形態では、グリア細胞は、星状細胞を含む。実施形態では、星状細胞は、原形質性または線維性星状細胞である。実施形態では、グリア細胞は、グリア瘢痕の主要な細胞構成要素である反応性星状細胞を含む。実施形態では、グリア細胞は、NG2グリアである。実施形態では、グリア細胞は、ミクログリアである。実施形態では、グリア細胞は、放射状グリアである。実施形態では、グリア細胞は、GFAP、アクアポリン-4(AQP4)、グルタミン合成酵素、10-ホルミルテトラヒドロ葉酸脱水素酵素(ALDH1L1)、およびそれらの組み合わせから選択される1つ以上のマーカーを発現する。実施形態では、グリア細胞は、GFAPを発現する。実施形態では、グリア細胞は、AQP4を発現する。実施形態では、グリア細胞は、グルタミン合成酵素を発現する。実施形態では、グリア細胞は、ALDH1L1を発現する。
本明細書で使用される場合、「対象」という用語は、任意の動物対象を指す。動物対象の非限定的な例としては、ヒト、実験動物(例えば、非ヒト霊長類、ラット、マウス)、家畜(例えば、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、シチメンチョウ、ニワトリ)、および家庭用ペット(例えば、イヌ、ネコ、げっ歯類など)が挙げられる。
実施形態では、本開示は、ニューロン生成を必要とする任意のヒト対象の療法に広く適用可能であると期待される。実施形態では、ニューロン生成を必要とする対象は、神経学的状態を有する。ニューロン生成の必要性は、対象におけるニューロンの機能に影響を及ぼす、および/または機能的ニューロンの数を低減させる、様々な状態、障害または損傷のうちのいずれかの結果として生じる。したがって、本開示は、脳卒中、低酸素症もしくは他の脳外傷よって引き起こされるものなどの虚血性脳損傷、またはグリア瘢痕、または神経変性、または加齢、または小頭症、またはニューロン喪失を引き起こす重度の発作を含むが必ずしも限定されない状態の予防および/または療法に適用可能である。実施形態では、神経学的状態は、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、ハンチントン病、てんかん、物理的損傷、脳卒中、脳動脈瘤、外傷性脳損傷、震盪、腫瘍、炎症、感染症、運動失調、脳萎縮、脊髄萎縮、多発性硬化症、外傷性脊髄損傷、虚血性または出血性脊髄症(脊髄症)、全身性虚血、低酸素性虚血性脳症、塞栓症、線維軟骨塞栓症脊髄症、血栓症、腎症、慢性炎症性疾患、髄膜炎、および脳静脈洞血栓症からなる群から選択される。
実施形態では、本開示は、神経変性障害の治療を必要とする対象における神経変性障害の治療に適用可能である。実施形態では、本開示は、神経学的状態の治療を必要とする対象における神経学的状態の治療に適用可能である。実施形態では、対象は、アルツハイマー病、認知症を呈する別の状態、慢性外傷性脳症(CTE)、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、脊髄損傷、脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、および脳卒中からなる群から選択される状態の治療を必要とする。実施形態では、対象は、アルツハイマー病を有する。実施形態では、対象は、認知症を呈する第2の状態を有する。実施形態では、対象は、CTEを有する。実施形態では、対象は、パーキンソン病を有する。実施形態では、対象は、ハンチントン病を有する。実施形態では、対象は、多発性硬化症を有する。実施形態では、対象は、脊髄損傷を有する。実施形態では、対象は、筋萎縮を有している。実施形態では、対象は、ALSを有する。実施形態では、対象は、脳卒中を有する。
実施形態では、それを必要とする対象は、雄である。実施形態では、それを必要とする対象は、雌である。実施形態では、それを必要とする対象は、性別が中性である。実施形態では、それを必要とする対象は、未熟な新産児(newborn)である。実施形態では、未熟な新産児(newborn)は、妊娠36週より前に生まれる。実施形態では、それを必要とする対象は、正期産新産児(newborn)である。実施形態では、正期産新産児(newborn)は、約2ヶ月齢未満である。実施形態では、それを必要とする対象は、新生児(neonate)である。実施形態では、新生児(neonate)は、約1ヶ月齢未満である。実施形態では、それを必要とする対象は、乳児である。実施形態では、乳児は、2ヶ月~24ヶ月齢である。実施形態では、乳児は、2ヶ月~3ヶ月齢、2ヶ月~4ヶ月齢、2ヶ月~5ヶ月齢、3ヶ月~4ヶ月齢、3ヶ月~5ヶ月齢、3ヶ月~6ヶ月齢、4ヶ月~5ヶ月齢、4ヶ月~6ヶ月齢、4ヶ月~7ヶ月齢、5ヶ月~6ヶ月齢、5ヶ月~7ヶ月齢、5ヶ月~8ヶ月齢、6ヶ月~7ヶ月齢、6ヶ月~8ヶ月齢、6ヶ月~9ヶ月齢、7ヶ月~8ヶ月齢、7ヶ月~9ヶ月齢、7ヶ月~10ヶ月齢、8ヶ月~9ヶ月齢、8ヶ月~10ヶ月齢、8ヶ月~11ヶ月齢、9ヶ月~10ヶ月齢、9ヶ月~11ヶ月齢、9ヶ月~12ヶ月齢、10ヶ月~11ヶ月齢、10ヶ月~12ヶ月齢、10ヶ月~13ヶ月齢、11ヶ月~12ヶ月齢、11ヶ月~13ヶ月齢、11ヶ月~14ヶ月齢、12ヶ月~13ヶ月齢、12ヶ月~14ヶ月齢、12ヶ月~15ヶ月齢、13ヶ月~14ヶ月齢、13ヶ月~15ヶ月齢、13ヶ月~16ヶ月齢、14ヶ月~15ヶ月齢、14ヶ月~16ヶ月齢、14ヶ月~17ヶ月齢、15ヶ月~16ヶ月齢、15ヶ月~17ヶ月齢、15ヶ月~18ヶ月齢、16ヶ月~17ヶ月齢、16ヶ月~18ヶ月齢、16ヶ月~19ヶ月齢、17ヶ月~18ヶ月齢、17ヶ月~19ヶ月齢、17ヶ月~20ヶ月齢、18ヶ月~19ヶ月齢、18ヶ月~20ヶ月齢、18ヶ月~21ヶ月齢、19ヶ月~20ヶ月齢、19ヶ月~21ヶ月齢、19ヶ月~22ヶ月齢、20ヶ月~21ヶ月齢、20ヶ月~22ヶ月齢、20ヶ月~23ヶ月齢、21ヶ月~22ヶ月齢、21ヶ月~23ヶ月齢、21ヶ月~24ヶ月齢、22ヶ月~23ヶ月齢、22ヶ月~24ヶ月齢、および23ヶ月~24ヶ月齢である。実施形態では、それを必要とする対象は、幼児である。実施形態では、幼児は、1歳~4歳である。実施形態では、幼児は、1歳~2歳、1歳~3歳、1歳~4歳、2歳~3歳、2歳~4歳、および3歳~4歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、小児である。実施形態では、小児は、2歳~5歳である。実施形態では、小児は、2歳~3歳、2歳~4歳、2歳~5歳、3歳~4歳、3歳~5歳、および4歳~5歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、子供である。実施形態では、子供は、6歳~12歳である。実施形態では、子供は、6歳~7歳、6歳~8歳、6歳~9歳、7歳~8歳、7歳~9歳、7歳~10歳、8歳~9歳、8歳~10歳、8歳~11歳、9歳~10歳、9歳~11歳、9歳~12歳、10歳~11歳、10歳~12歳、および11歳~12歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、青年である。実施形態では、青年は、13歳~19歳である。実施形態では、青年は、13歳~14歳、13歳~15歳、13歳~16歳、14歳~15歳、14歳~16歳、14歳~17歳、15歳~16歳、15歳~17歳、15歳~18歳、16歳~17歳、16歳~18歳、16歳~19歳、17歳~18歳、17歳~19歳、および18歳~19歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、小児科の対象である。実施形態では、小児科の対象は、1日齢~18歳である。実施形態では、小児科の対象は、1日齢~1歳、1日齢~2歳、1日齢~3歳、1歳~2歳、1歳~3歳、1歳~4歳、2歳~3歳、2歳~4歳、2歳~5歳、3歳~4歳、3歳~5歳、3歳~6歳、4歳~5歳、4歳~6歳、4歳~7歳、5歳~6歳、5歳~7歳、5歳~8歳、6歳~7歳、6歳~8歳、6歳~9歳、7歳~8歳、7歳~9歳、7歳~10歳、8歳~9歳、8歳~10歳、8歳~11歳、9歳~10歳、9歳~11歳、9歳~12歳、10歳~11歳、10歳~12歳、10歳~13歳、11歳~12歳、11歳~13歳、11歳~14歳、12歳~13歳、12歳~14歳、12歳~15歳、13歳~14歳、13歳~15歳、13歳~16歳、14歳~15歳、14歳~16歳、14歳~17歳、15歳~16歳、15歳~17歳、15歳~18歳、16歳~17歳、16歳~18歳、および17歳~18歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、高齢者の対象である。実施形態では、高齢者の対象は、65歳~95歳、またはそれ以上の年齢である。実施形態では、高齢者の対象は、65歳~70歳、65歳~75歳、65歳~80歳、70歳~75歳、70歳~80歳、70歳~85歳、75歳~80歳、75歳~85歳、75歳~90歳、80歳~85歳、80歳~90歳、80歳~95歳、85歳~90歳、および85歳~95歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、成人である。実施形態では、成人の対象は、20歳~95歳、またはそれ以上の年齢である。実施形態では、成人の対象は、20歳~25歳、20歳~30歳、20歳~35歳、25歳~30歳、25歳~35歳、25歳~40歳、30歳~35歳、30歳~40歳、30歳~45歳、35歳~40歳、35歳~45歳、35歳~50歳、40歳~45歳、40歳~50歳、40歳~55歳、45歳~50歳、45歳~55歳、45歳~60歳、50歳~55歳、50歳~60歳、50歳~65歳、55歳~60歳、55歳~65歳、55歳~70歳、60歳~65歳、60歳~70歳、60歳~75歳、65歳~70歳、65歳~75歳、65歳~80歳、70歳~75歳、70歳~80歳、70歳~85歳、75歳~80歳、75歳~85歳、75歳~90歳、80歳~85歳、80歳~90歳、80歳~95歳、85歳~90歳、および85歳~95歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、1歳~5歳、2歳~10歳、3歳~18歳、21歳~50歳、21歳~40歳、21歳~30歳、50歳~90歳、60歳~90歳、70歳~90歳、60歳~80歳、または65歳~75歳である。実施形態では、それを必要とする対象は、前期高齢者の対象(65~74歳)である。実施形態では、それを必要とする対象は、中期高齢者の対象(75~84歳)である。実施形態では、それを必要とする対象は、後期高齢者の対象(85歳を超える)である。
実施形態では、本開示の方法に従って治療される対象は、ニューロン生成の必要性以外の状態のためにインスリンで治療されていない。実施形態では、対象は、I型糖尿病またはII型糖尿病を有しない。実施形態では、本開示の方法に従って治療される対象は、ニューロン生成の必要性以外の状態のためにインスリンで治療されている。実施形態では、対象は、I型またはII型糖尿病を有する。
実施形態では、対象は、当技術分野で既知のいくつかの原因に起因し得、典型的には、脳および脊髄を含む中枢神経系、ならびに末梢神経系における損傷または疾患プロセス後のアストログリオーシスを伴う損傷の結果として記載の療法を必要とする。
概して、本開示の方法は、対象におけるニューロンの数が増加するように、有効量の本明細書に記載の化合物を対象に投与することを含む。化合物は、FDAの承認がすでに得られているものと同一または類似の量で投与され得る。FDAが承認した薬剤の各々の投薬量は、例えば、www.accessdata.fda.gov/scripts/cder/drugsatfda/に見出すことができ、記載の化合物に関する開示は、参照により本明細書に組み込まれ、本出願または特許の有効な出願日に存在する。したがって、化合物の適切な投薬は、本開示の利益を考慮して、当業者の知識と併せて決定され得る。実施形態では、対象の体重および年齢、ニューロン損傷もしくは疾患の個人的な病歴、および同じニューロン損傷を経験するリスク、またはグリア瘢痕もしくは反応性グリア症の存在は、活性成分の有効量および投薬レジメンを決定する場合に考慮され得る。実施形態では、化合物は、使用される送達方法に応じて、1日当たり約0.01nmol~約500nmolの間のすべての整数および範囲を含む量で投与される。実施形態では、化合物は、約0.01nmol~約25nmol、約0.01nmol~約50nmol、約0.01nmol~約75nmol、約25nmol~約50nmol、約25nmol~約75nmol、約25nmol~約100nmol、約、約50nmol~約75nmol、約50nmol~約100nmol、約50nmol~約125nmol、約75nmol~約100nmol、~約75nmol~約125nmol、~約75nmol~約150nmol、~約100nmol~約125nmol~約100nmol~約150nmol、~約100nmol~約175nmol、125nmol~約150nmol、約125nmol~約175nmol、約125nmol~約200nmol、約150nmol~約175nmol、約150nmol~約200nmol、約150nmol~約225nmol、約175nmol~約200nmol、~約175nmol~約225nmol、~約175nmol~約250nmol、~約200nmol~約225nmol~約200nmol~約250nmol、~約200nmol~約275nmol、225nmol~約250nmol、約225nmol~約275nmol、約225nmol~約300nmol、約250nmol~約275nmol、約250nmol~約300nmol、約250nmol~約325nmol、約275nmol~約300nmol、~約275nmol~約325nmol、~約275nmol~約350nmol、~約300nmol~約325nmol~約300nmol~約350nmol、~約300nmol~約375nmol、325nmol~約350nmol、約325nmol~約375nmol、約325nmol~約400nmol、約350nmol~約375nmol、約350nmol~約400nmol、約350nmol~約425nmol、約375nmol~約400nmol、~約375nmol~約425nmol、~約375nmol~約450nmol、~約400nmol~約325nmol~約400nmol~約450nmol、~約400nmol~約475nmol、~約425nmol~約450nmol、~約425nmol~約475nmol、~約425nmol~約500nmol、~約450nmol~約475nmol、または約450nmol~約500nmol日の量で投与される。実施形態では、化合物は、単回、複数回、または制御放出の用量レジメンで提供される。実施形態では、化合物は、同時に投与される。実施形態では、化合物は、連続して投与される。実施形態では、少なくとも2つの化合物のすべては、同じ医薬製剤の構成要素として投与される。実施形態では、組み合わせにおける唯一の活性成分は、フォルスコリンおよびインスリンである。実施形態では、組み合わせにおける唯一の活性成分は、フォルスコリンおよびインスリン、ならびにVCまたはCriのうちの少なくとも1つである。実施形態では、組み合わせにおける唯一の活性成分は、フォルスコリン、インスリン、VCおよびCriである。
「活性成分」とは、グリア細胞をニューロンになるように変換するためにグリア細胞に対して作用する化合物を意味する。したがって、「活性成分」は、例えば、緩衝剤、塩、薬学的に好適な賦形剤、担体などを含むが、必ずしもこれらに限定されない薬剤など、活性成分のグリア細胞への送達を含むために、またはそうでなければ促進するために、医薬製剤に追加される薬剤を含まない。したがって、実施形態では、本開示は、医薬製剤および該製剤を使用する方法を含み、医薬製剤における唯一の活性成分は、インスリンおよびフォルスコリン、インスリン、フォルスコリンおよびVC、またはインスリン、フォルスコリン、VCおよびCriからなる。それにもかかわらず、実施形態では、記載の方法は、細胞および組換えポリヌクレオチド組成物を含有しないという条件で、他の好適なニューロン生成組成物および方法と組み合わせることができる。
実施形態では、「治療有効用量」または「薬学的に活性な用量」という用語は、単独で、またはグリア細胞をニューロンに変換する組み合わせのいずれかでのインスリン、フォルスコリン、VC、およびCriの量を指す。実施形態では、治療有効用量は、神経学的状態を治療する。
実施形態では、インスリンの治療有効用量は、5mg/mL~100mg/mLである。実施形態では、インスリンの治療有効用量は、5mg/mL~10mg/mL、5mg/mL~15mg/mL、5mg/mL~20mg/mL、10mg/mL~15mg/mL、10mg/mL~20mg/mL、10mg/mL~25mg/mL、15mg/mL~20mg/mL、15mg/mL~25mg/mL、15mg/mL~30mg/mL、20mg/mL~25mg/mL、20mg/mL~30mg/mL、20mg/mL~35mg/mL、25mg/mL~30mg/mL、25mg/mL~35mg/mL、25mg/mL~40mg/mL、30mg/mL~35mg/mL、30mg/mL~40mg/mL、30mg/mL~45mg/mL、35mg/mL~40mg/mL、35mg/mL~45mg/mL、35mg/mL~50mg/mL、40mg/mL~45mg/mL、40mg/mL~50mg/mL、40mg/mL~55mg/mL、45mg/mL~50mg/mL、45mg/mL~55mg/mL、45mg/mL~60mg/mL、50mg/mL~55mg/mL、50mg/mL~60mg/mL、50mg/mL~65mg/mL、55mg/mL~60mg/mL、55mg/mL~65mg/mL、55mg/mL~70mg/mL、60mg/mL~65mg/mL、60mg/mL~70mg/mL、60mg/mL~75mg/mL、65mg/mL~70mg/mL、65mg/mL~75mg/mL、65mg/mL~80mg/mL、70mg/mL~75mg/mL、70mg/mL~80mg/mL、70mg/mL~85mg/mL、75mg/mL~80mg/mL、75mg/mL~85mg/mL、75mg/mL~90mg/mL、80mg/mL~85mg/mL、80mg/mL~90mg/mL、80mg/mL~95mg/mL、85mg/mL~90mg/mL、85mg/mL~95mg/mL、85mg/mL~100mg/mL、90mg/mL~95mg/mL、90mg/mL~100mg/mL、または95mg/mL~100mg/mLである。
実施形態では、フォルスコリンの治療有効用量は、0.1μM~20μMである。実施形態では、フォルスコリンの治療有効用量は、0.1μM~1μM、0.1μM~5μM、0.1μM~10μM、1μM~5μM、1μM~10μM、1μM~15μM、5μM~10μM、5μM~15μM、5μM~20μM、10μM~15μM、10μM~20μM、または15μM~20μMである。
実施形態では、Criの治療有効用量は、0.1μM~1μMである。実施形態では、Criの治療有効用量は、0.1μM~0.2μM、0.1μM~0.3μM、0.1μM~0.4μM、0.2μM~0.3μM、0.2μM~0.4μM、0.2μM~0.5μM、0.3μM~0.4μM、0.3μM~0.5μM、0.3μM~0.6μM、0.4μM~0.5μM、0.4μM~0.6μM、0.4μM~0.7μM、0.5μM~0.6μM、0.5μM~0.7μM、0.5μM~0.8μM、0.6μM~0.7μM、0.6μM~0.8μM、0.6μM~0.9μM、0.7μM~0.8μM、0.7μM~0.9μM、0.7μM~1.0μM、0.8μM~0.9μM、0.8~1.0μM、または0.9μM~1μMである。
実施形態では、VCの治療有効用量は、1μg/mL~10μg/mLである。実施形態では、VCの治療有効用量は、1μg/mL~2μg/mL、1μg/mL~3μg/mL、1μg/mL~4μg/mL、2μg/mL~3μg/mL、2μg/mL~4μg/mL、2μg/mL~5μg/mL、3μg/mL~4μg/mL、3μg/mL~5μg/mL、3μg/mL~6μg/mL、4μg/mL~5μg/mL、4μg/mL~6μg/mL、4μg/mL~7μg/mL、5μg/mL~6μg/mL、5μg/mL~7μg/mL、5μg/mL~8μg/mL、6μg/mL~7μg/mL、6μg/mL~8μg/mL、6μg/mL~9μg/mL、7μg/mL~8μg/mL、7μg/mL~9μg/mL、7μg/mL~10μg/mL、8μg/mL~9μg/mL、8~1.0μg/mL、または9μg/mL~1.0μg/mLである。
実施形態では、治療有効用量は、少なくとも連続した2日間または2週間、少なくとも1日に1回、または少なくとも1週間に1回、必要な対象に送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、少なくとも連続した3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15日間または週間、少なくとも1日に1回、または少なくとも1週間に1回、送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、少なくとも連続した1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12週間、少なくとも1日に1回、または少なくとも1週間に1回、送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、最大で連続した4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20日間または週間、少なくとも1日に1回、または少なくとも1週間に1回、送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、最大で連続した1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12週間またはヶ月間、少なくとも1日に1回、または少なくとも1週間に1回、送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、少なくとも連続した1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、もしくは12ヶ月間もしくは年間、対象の全寿命において慢性的に、または無期限の期間、少なくとも1回投与される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、連続した2年間、連続した3年間、または連続した5年間、年に1回送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、連続した2年間、年に1回送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、連続した3年間、年に1回送達される。実施形態では、治療有効用量は、治療有効用量を必要とする対象に、連続した5年間、年に1回送達される。
実施形態では、本明細書で提供される組成物は、本質的に、フォルスコリンおよびインスリンからなる。実施形態では、本明細書で提供される組成物は、本質的に、フォルスコリン、インスリン、およびVCからなる。実施形態では、本明細書で提供される組成物は、本質的に、フォルスコリン、インスリン、VC、およびCriからなる。
本開示の化合物を含む組成物は、医薬製剤で提供され得る。医薬調製物の形態は、特に限定されないが、概して、これらの活性成分および少なくとも1つの不活性成分を含む。実施形態では、好適な医薬組成物は、化合物のうちの任意の1つまたは組み合わせを薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤と混合することによって調製され得、好適なかかる構成要素は、当技術分野で周知である。かかる担体、希釈剤、および賦形剤のいくつかの例は、以下に見出され得る。Remington:The Science and Practice of Pharmacy(2005)21st Edition,Philadelphia,PA.Lippincott Williams&Wilkins。実施形態では、医薬製剤は、血液脳関門を横断して、および/または脊髄もしくは中枢神経系の他の構成要素に活性成分を送達するのに好適である。かかる組成物は、例えば、脂質製剤または他のナノ粒子ベースの送達系を含み得る。
実施形態では、医薬製剤は、経口投与に好適であり、したがって、エアロゾル化剤形、液体剤形、または固体剤形で提供され得る。固体剤形には、嚥下または経口溶解のための錠剤、カプセル剤、カプレット剤、およびストリップ剤が含まれるが、必ずしもこれらに限定されず、急速もしくは持続的な放出のため、または一定期間にわたって望ましい系列の異なる化合物を放出するために提供され得る。化合物のうちの1つまたは任意の組み合わせを含む別個の医薬組成物も使用され得る。
医薬製剤の投与に関して、投与経路は、任意の好適な経路であり得る。実施形態では、化合物を含む組成物は、経口的に送達される。他の非限定的な実施形態では、組成物は、静脈内、非経口、皮下、腹腔内、経皮、鼻腔内滴下によって、移植によって、動脈内、または髄腔内投与によって投与される。実施形態では、浸透圧ポンプを含むが、これらに限定されないポンプなどの移植可能な医療デバイスが使用され得る。実施形態では、化合物を含む組成物は、頭蓋内経路を介して送達される。
実施形態では、本開示は、ニューロンの健康および/または機能の改善に関連する有益な効果を対象に与えるように設計された栄養補助食品組成物を含む。特定の実施形態では、記載の組成物を使用して、記憶の改善または記憶の維持などのために、対象の一般的な健康な状態、または対象の認知能力を改善し得る。実施形態では、組成物は、短期記憶、長期記憶、または全体的および微細な運動技能を含むが必ずしもこれらに限定されない運動技能のうちのいずれかまたはすべてを改善するのに有用である。したがって、本明細書に記載の小分子を含む栄養補助剤の使用は、本開示によって包含される。
実施形態では、本開示の治療有効用量は、少なくとも約50%の神経学的状態の寛解、治癒、応答率、または解決率を達成する。実施形態では、治療有効用量は、1つ以上の神経学的状態の症状を除去、低減、緩慢、または遅延させる。神経学的状態の症状の非限定的な例としては、振戦、緩慢な動作(動作緩慢)、硬直した筋肉、姿勢およびバランスの障害、自動動作の喪失、不協調動作、制御不能な動作、自発的な痙動、発話の変化、しびれ、ならびに書き方の変化が挙げられる。実施形態では、神経学的状態の症状は、動作症状である。動作症状の非限定的な例としては、不随意動作の障害または自発動作の障害が挙げられる。実施形態では、神経学的状態の症状は、認知症状である。認知症状の非限定的な例としては、微細運動技能、振戦、発作、舞踏病、ジストニア、ジスキネジア、緩慢または異常な眼球運動、歩行障害、姿勢障害、平衡障害、発話の困難さ、嚥下の困難さ、組織化の困難さ、優先付けの困難さ、タスクへの集中の困難さ、柔軟性の欠如、衝動制御の欠如、爆発、自身の行動および/または能力の認識の欠如、思考の処理の緩慢、新しい情報の学習の困難さ、物事の記憶の困難さ、コミュニケーションの困難さ、命令に従う困難さ、タスクの実行の困難さが挙げられる。
実施形態では、神経学的状態の症状は、精神症状である。精神症状の非限定的な例としては、うつ病、興奮性、悲しみまたは無関心、社会的離脱、不眠症、倦怠感、エネルギーの欠如、強迫性障害、躁病、双極性障害、および体重減少が挙げられる。実施形態では、神経学的状態の症状は、少なくとも1つの損傷した血管である。実施形態では、神経学的状態の症状は、損傷した血液脳関門である。実施形態では、神経学的状態の症状は、損傷した血流である。神経学的状態の症状の除去、低減、緩慢、または遅延を評価するための試験の非限定的な例としては、統一されたハンチントン病評価尺度(UHDRS)スコア、UHDRS総機能容量(TFC)、UHDRS機能評価、UHDRS歩行スコア、UHDRS総運動スコア(TMS)、ハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)、コロンビア自殺重症度評価尺度(C-SSRS)、モントリオール認知評価(MoCA)、改変されたランキンスケール(mRS)、National Institutes of Healthの脳卒中尺度(NIHSS)、およびバートヘル指数(BI)、タイムアップゴー試験(TUG)、Chedoke Arm and Hand Activity Inventory(CAHAI)、シンボルデジットモダリティ試験、コントロールオーラルワードアソシエーションタスク、磁気共鳴画像法(MRI)、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)、および陽電子放出断層撮影(PET)スキャニングが挙げられる。
実施形態では、治療有効用量は、約10%~約100%またはそれ以上の治療有効用量の寛解、治癒、応答率、または解決率を達成する。実施形態では、治療有効用量は、神経学的状態の寛解、治癒、応答率、または解決率を、10%~15%、10%~20%、10%~25%、15%~20%、15%~25%、15%~30%、20%~25%、20%~30%、20%~35%、25%~30%、25%~35%、25%~40%、30%~35%、30%~40%、35%~45%、35%~50%、40%~45%、40%~50%、40%~55%、45%~50%、45%~55%、45%~60%、50%~55%、50%~60%、50%~65%、55%~60%、55%~65%、55%~70%、60%~65%、60%~70%、60%~75%、65%~70%、65%~75%、65%~80%、70%~75%、70%~80%、70%~85%、75%~80%、75%~85%、75%~90%、80%~85%、80%~90%、80%~95%、85%~90%、85%~95%、85%~100%、90%~95%、90%~100%、または95%~100%など10%~100%達成する。
実施形態では、治療有効用量は、1つ以上の神経学的状態を、10%~約15%、10%~20%、10%~25%、15%~20%、15%~25%、15%~30%、20%~25%、20%~30%、20%~35%、25~30%、25%~35%、25%~40%、30%~35%、30%~40%、35%~45%、35%~50%、40%~45%、40%~50%、40%~55%、45%~50%、45%~55%、45%~60%、50%~55%、50%~60%、50%~65%、55%~60%、55%~65%、55%~70%、60%~65%、60%~70%、60%~75%、65%~70%、65%~75%、65%~80%、70%~75%、70%~80%、70%~85%、75%~80%、75%~85%、75%~90%、80%~85%、80%~90%、80%~95%、85%~90%、85%~95%、85%~100%、90%~95%、90%~100%、または95%~100%など10%~100%除去、低減、緩慢、または遅延させる。
実施形態では、神経学的状態の症状は、治療当日、治療の1日後、治療の3ヶ月後、治療の6ヶ月後、治療の1年後、および治療の後毎年に評価される。
実施形態では、神経学的状態の症状は、治療の1日後~治療の7日後に評価される。実施形態では、症状は、治療の1日後~治療の2日後、治療の1日後~治療の3日後、治療の1日後~治療の4日後、治療の2日後~治療の3日後、治療の2日後~治療の4日後、治療の2日後~治療の5日後、治療の3日後~治療の4日後、治療の3日後~治療の5日後、治療の3日後~治療の6日後、治療の4日後~治療の5日後、治療の4日後~治療の6日後、治療の4日後~治療の7日後、治療の5日後~治療の6日後、治療の5日後~治療の7日後、または治療の6日後~治療の7日後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1週後~治療の4週後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1週間後~治療の2週間後、治療の1週間後~治療の3週間後、治療の1週間後~治療の4週間後、治療の2週間後~治療の3週間後、治療の2週間後~治療の4週間後、または治療の3週間後~治療の4週間後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1ヶ月後~治療の12ヶ月後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1ヶ月後~治療の2ヶ月後、治療の1ヶ月後~治療の3ヶ月後、治療の1ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の3ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の12ヶ月後、治療の10ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の10ヶ月後~治療の12ヶ月後、または治療の11ヶ月後~治療の12ヶ月後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1年後~治療の約20年後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1年後~治療の5年後、治療の1年後~治療の10年後、治療の1年後~治療の15年後、治療の5年後~治療の10年後、治療の5年後~治療の15年後、治療の5年後~治療の20年後、治療の10年後~治療の15年後、治療の10年後~治療の20年後、または治療の15年後~治療の20年後に評価され得る。
本明細書で使用される場合、「生存率」という用語は、神経学的状態の診断後の所与の期間後も依然生存している治療群における対象のコホートを指す。
実施形態では、治療有効用量は、約10%~100%またはそれ以上の生存率の増加を達成する。実施形態では、治療有効用量は、10%~15%、10%~20%、10%~25%、15%~20%、15%~25%、15%~30%、20%~25%、20%~30%、20%~35%、25%~30%、25%~35%、25%~40%、30%~35%、30%~40%、35%~45%、35%~50%、40%~45%、40%~50%、40%~55%、45%~50%、45%~55%、45%~60%、50%~55%、50%~60%、50%~65%、55%~60%、55%~65%、55%~70%、60%~65%、60%~70%、60%~75%、65%~70%、65%~75%、65%~80%、70%~75%、70%~80%、70%~85%、75%~80%、75%~85%、75%~90%、80%~85%、80%~90%、80%~95%、85%~90%、85%~95%、85%~100%、90%~95%、90%~100%、または95%~100%など10%~100%の生存率の増加を達成する。
本明細書で使用される場合、「平均余命」という用語は、対象が生存すると予想される期間を指す。実施形態では、平均余命は、性別によって決定される。実施形態では、平均余命は、遺伝学によって決定される。実施形態では、平均余命は、病気によって決定される。実施形態では、平均余命は、教育によって決定される。実施形態では、平均余命は、精神的健康によって決定される。実施形態では、平均余命は、国の人口によって決定される。
実施形態では、治療有効用量は、約10%~100%またはそれ以上の平均余命を増加させる。実施形態では、治療有効用量は、10%~15%、10%~20%、10%~25%、15%~20%、15%~25%、15%~30%、20%~25%、20%~30%、20%~35%、25%~30%、25%~35%、25%~40%、30%~35%、30%~40%、35%~45%、35%~50%、40%~45%、40%~50%、40%~55%、45%~50%、45%~55%、45%~60%、50%~55%、50%~60%、50%~65%、55%~60%、55%~65%、55%~70%、60%~65%、60%~70%、60%~75%、65%~70%、65%~75%、65%~80%、70%~75%、70%~80%、70%~85%、75%~80%、75%~85%、75%~90%、80%~85%、80%~90%、80%~95%、85%~90%、85%~95%、85%~100%、90%~95%、90%~100%、または95%~100%など10%~100%の平均余命を増加させる。
実施形態では、治療有効用量は、萎縮の量の低減を必要とする対象の脳内の萎縮の量を、約10%~100%またはそれ以上、低減させる。実施形態では、治療有効用量は、萎縮の量の低減を必要とする対象の脳内の萎縮の量を、10%~15%、10%~20%、10%~25%、15%~20%、15%~25%、15%~30%、20%~25%、20%~30%、20%~35%、25%~30%、25%~35%、25%~40%、30%~35%、30%~40%、35%~45%、35%~50%、40%~45%、40%~50%、40%~55%、45%~50%、45%~55%、45%~60%、50%~55%、50%~60%、50%~65%、55%~60%、55%~65%、55%~70%、60%~65%、60%~70%、60%~75%、65%~70%、65%~75%、65%~80%、70%~75%、70%~80%、70%~85%、75%~80%、75%~85%、75%~90%、80%~85%、80%~90%、80%~95%、85%~90%、85%~95%、85%~100%、90%~95%、90%~100%、または95%~100%など10%~100%低減させる。
実施形態では、必要とする対象の脳内の萎縮の量は、治療当日、治療の1日後、治療の3ヶ月後、治療の6ヶ月後、治療の1年後、および治療の後毎年に評価される。
実施形態では、必要とする対象の脳内の萎縮の量は、治療の1日後~治療の7日後に評価される。実施形態では、症状は、治療の1日後~治療の2日後、治療の1日後~治療の3日後、治療の1日後~治療の4日後、治療の2日後~治療の3日後、治療の2日後~治療の4日後、治療の2日後~治療の5日後、治療の3日後~治療の4日後、治療の3日後~治療の5日後、治療の3日後~治療の6日後、治療の4日後~治療の5日後、治療の4日後~治療の6日後、治療の4日後~治療の7日後、治療の5日後~治療の6日後、治療の5日後~治療の7日後、または治療の6日後~治療の7日後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1週後~治療の4週後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1週間後~治療の2週間後、治療の1週間後~治療の3週間後、治療の1週間後~治療の4週間後、治療の2週間後~治療の3週間後、治療の2週間後~治療の4週間後、または治療の3週間後~治療の4週間後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1ヶ月後~治療の12ヶ月後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1ヶ月後~治療の2ヶ月後、治療の1ヶ月後~治療の3ヶ月後、治療の1ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の3ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の2ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の4ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の3ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の5ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の4ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の6ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の5ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の7ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の6ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の8ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の7ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の9ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の8ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の10ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の9ヶ月後~治療の12ヶ月後、治療の10ヶ月後~治療の11ヶ月後、治療の10ヶ月後~治療の12ヶ月後、または治療の11ヶ月後~治療の12ヶ月後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1年後~治療の約20年後に評価され得る。実施形態では、症状は、治療の1年後~治療の5年後、治療の1年後~治療の10年後、治療の1年後~治療の15年後、治療の5年後~治療の10年後、治療の5年後~治療の15年後、治療の5年後~治療の20年後、治療の10年後~治療の15年後、治療の10年後~治療の20年後、または治療の15年後~治療の20年後に評価され得る。
必要とする対象の脳内の萎縮の量を評価するための試験の非限定的な例としては、ニッスル染色、MRI、機能的磁気共鳴fMRI、およびPETスキャニングが挙げられる。
実施形態では、本開示は、製品を含む。特定の態様では、製品は、別個の錠剤、カプセルなどにおける本明細書に記載の化合物のうちの1つまたは組み合わせを含有する密閉された、または密封されたパッケージを含む。パッケージは、密閉された、または密封されたバイアル、ボトル、ブリスター(気泡)パック、または医薬剤の販売、配布、もしくは使用のための任意の他の好適なパッケージングなどの1つ以上の容器を含み得る。したがって、パッケージは、インスリン、フォルスコリンを含み、VCおよび/またはCriをさらに含み得る医薬組成物を含有し得る。これらの化合物のうちのいずれか1つまたはすべてを含むことができ、各々は、それらを同時にまたは連続して送達することができるように、同じまたは異なる投薬製剤中に、他のうちの1つ以上と別々にまたは組み合わせて提供することができる。
医薬組成物に加えて、パッケージは印刷された情報を含み得る。印刷された情報は、ラベル上、もしくは紙の挿入物上に提供され得るか、またはパッケージング材料自体に印刷され得る。印刷された情報は、パッケージ内の活性剤を同定する情報、不活性成分の量および種類、医薬組成物がどのような状態を治療することを意図しているかの表示、ならびに所与の期間にわたって服用する用量の数、組成物を服用する順序などの医薬組成物を服用するための説明書を含み得る。実施形態では、本開示は、パッケージング材料にパッケージされ、印刷物中、パッケージング材料上またはパッケージング材料中で同定される本発明の医薬組成物を含み、組成物が、ニューロンの劣化、ニューロンの欠乏、またはニューロンの機能の欠陥に関連する任意の疾患、状態または障害の治療または予防に使用するためのものである。実施形態では、医薬組成物の代わりに、本開示は、栄養補助食品製剤を含み、印刷物は、神経学的状態の症状を改善するためのかかる製剤の使用についての情報を提供する。神経学的状態の症状の非限定的な例としては、認知機能、記憶、運動機能、全体的な健康状態などが挙げられる。
以下の実施例は、本発明を例示するために提供されるが、いかなる方法によっても制限することを意図するものではない。
本実施例は、図1に示されるように、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせが、ヒト星状細胞をニューロンにリプログラミングするのに十分であることを実証する。さらに、図2に示すように、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせにVCおよびクリゾチニブを追加すると、ニューロン生成が改善される。図1および2の結果は、以下の材料および方法を使用して産生された。
細胞培養。ヒト星状細胞(ScienCell、1800)を、ダルベッコ改変イーグル培地/栄養混合物F-12(DMEM/F12(Gibco)、B27補充物(Gibco)、10%のウシ胎児血清(FBS)(Gibco)、3.5mMのグルコース(Sigma)、10ng/mLの上皮増殖因子(EGF、Alomone labs)、10ng/mLの線維芽細胞増殖因子2(FGF2、Alomone labs)、およびペニシリン/ストレプトマイシン(Gibco)を含有する培地中で、実験前に、少なくとも10回継代培養した。次いで、ヒト星状細胞を、細胞密度が約90%のコンフルエンスに達するまで、24ウェルプレート(BD Biosciences)中のポリ-D-リジン(Sigma)コーティングされたガラスカバースリップに播種した。培地の半分を、DMEM/F12およびペニシリン/ストレプトマイシンのみを含有する変換培地に変更した。
化合物処理
0.25μMのクリゾチニブ(C)、50mg/Lのインスリン(I)、10μMのフォルスコリン(Fsk)、および50μg/mLのビタミンC(VC)が、IFskまたはCIFskVのいずれかの組み合わせで一緒にヒト星状細胞に提供された。クリゾチニブおよびフォルスコリンを溶解するために使用された対応する量のDMSOが対照として機能した。薬物処理は12日間続き、薬物は3日ごとに新たにした。12日目に、変換培地および薬物を、DMEM/F12、B27補充物、N2補充物(Gibco)、0.5%のFBS、5mg/mLのVC、1μMのY-27632(Tocris)、およびペニシリン/ストレプトマイシンを含有するニューロン分化培地に変更した。
免疫細胞化学
細胞を、まず、4%のパラホルムアルデヒド(PFA)(Alfa Aesar)で12分間カバースリップ上に固定し、次いで、リン酸緩衝生理食塩水(PBS_で3回洗浄した。固定後、細胞を、室温で、PBS中2.5%の正常ロバ血清(Jackson ImmunoResearch)、2.5%の正常ヤギ血清(Jackson ImmunoResearch)、0.1%のTritonX-100(Fisher Scientific)で1時間ブロッキングした。ブロッキング中、カバースリップを保持するプレートを低速シェーカー上に置いた。ブロッキング後、同じブロッキング緩衝液中の一次抗体ポリクローナル抗NEUN(ウサギ、1:1000、Millipore、ABN78)およびポリクローナル抗MAP2(ニワトリ、1:2000、Abcam、AB5392)を、細胞を保持するカバースリップに適用した。一次抗体のインキュベーションを4℃で一晩実施した。翌日、一次抗体をPBSで洗い流した。次いで、細胞を対応する二次抗体(1:800、Molecular Probes)とともに室温でさらに1時間インキュベーションし、その後、二次抗体をPBSで3回洗い流した。カバースリップ上の細胞をガラススライド上で計数した。細胞を有するカバースリップを、DAPI(Invitrogen)を含有する取り付け溶液を有するガラススライド上に取り付けた。共焦点顕微鏡ZEISS LSM800で免疫染色の結果の画像を撮影した。
一実施形態では、本開示は、ニューロンを生成するための方法であって、グリア細胞を、フォルスコリンおよびインスリンを含む化合物の組み合わせと接触させることを含み、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせは、グリア細胞からニューロンを生成するのに十分である、方法を含む。
一実施形態では、方法は、グリア細胞を、ビタミンC(VC)、クリゾチヌブ(Cri)、またはそれらの組み合わせと接触させることをさらに含む。一実施形態では、方法は、グリア細胞を、VCおよびCriの組み合わせと接触させて、グリア細胞をフォルスコリンおよびインスリンの組み合わせだけと接触させることによって産生されるニューロン生成に対して、ニューロン生成を増強することをさらに含む。一実施形態では、フォルスコリンは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。
一実施形態では、インスリンは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。前述の実施形態では、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせは、同じ医薬製剤によって含まれる。前述の実施形態では、フォルスコリンおよびインスリンは、少なくとも1つの医薬製剤における活性成分である。前述の実施形態では、フォルスコリンおよびインスリンは、少なくとも1つの医薬製剤における唯一の活性成分である。前述の実施形態では、VCは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。前述の実施形態では、Criは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。前述の実施形態では、VCおよびCriは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。前述の実施形態では、フォルスコリン、インスリン、VCおよびCriは、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる。
前述の実施形態では、グリア細胞は、ニューロン生成を必要とする対象中に存在する。前述の実施形態では、ニューロン生成を必要とする対象は、神経変性障害を有する。前述の実施形態では、対象が、アルツハイマー病、認知症を呈する別の状態、慢性外傷性脳症(CTE)、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、脊髄損傷、脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、および脳卒中からなる群から選択されるニューロン状態を有するための治療を必要とする。一実施形態では、対象は、アルツハイマー病を有する。一実施形態では、対象は、ハンチントン病を有する。
一実施形態では、本開示は、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物、ならびに任意選択で、ビタミンC(VC)およびクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つまたは両方をさらに含む医薬組成物を提供する。一実施形態では、本開示は、フォルスコリン、インスリン、VC、およびCriを含む医薬aを提供する。一実施形態では、フォルスコリンおよびインスリンは、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である。一実施形態では、フォルスコリン、インスリン、VC、およびCriは、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である。
別の実施形態では、本開示は、フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物を含む製品を提供し、製品は、組み合わせが機能的ニューロンの必要性に関連する状態の治療において使用するためであることの指示を提供する印刷物をさらに含む。一実施形態では、製品において、フォルスコリンおよびインスリンは、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である。一実施形態では、製品において、医薬製剤は、ビタミンC(VC)またはクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つをさらに含む。一実施形態では、製品において、VCおよびCriは、医薬製剤中に存在し、VCおよびCriは、活性成分であり、フォルスコリン、インスリン、VCおよびCriは、医薬製剤における唯一の活性成分である。
本発明は、特定の実施形態を通じて説明されてきたが、日常的な修正は、当業者には明白であり、かかる修正は、本発明の範囲内であることが意図される。

Claims (26)

  1. ニューロンを生成するための方法であって、グリア細胞を、フォルスコリンおよびインスリンを含む化合物の組み合わせと接触させることを含み、フォルスコリンおよびインスリンの前記組み合わせは、前記グリア細胞から前記ニューロンを生成するのに十分である、方法。
  2. 前記グリア細胞を、ビタミンC(VC)、クリゾチヌブ(Cri)、またはそれらの組み合わせと接触させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記グリア細胞を、前記VCおよび前記Criの組み合わせと接触させて、前記グリア細胞をフォルスコリンおよびインスリンの組み合わせだけと接触させることによって産生されるニューロン生成に対して、ニューロン生成を増強することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記フォルスコリンが、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記インスリンが、少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1または4に記載の方法。
  6. フォルスコリンおよびインスリンの前記組み合わせが、同じ医薬製剤によって含まれる、請求項1、4、および5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記フォルスコリンおよびインスリンが、前記少なくとも1つの医薬製剤における活性成分である、請求項1および4~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記フォルスコリンおよびインスリンが、前記少なくとも1つの医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項1および4~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記VCが、前記少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1および4~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記Criが、前記少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1および4~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記VCおよび前記Criが、前記少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1および4~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記フォルスコリン、前記インスリン、前記VC、および前記Criが、前記少なくとも1つの医薬製剤によって含まれる、請求項1および4~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記フォルスコリン、前記インスリン、前記VC、および前記Criが、活性成分であり、前記少なくとも1つの医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項1および4~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記グリア細胞が、ニューロン生成を必要とする対象中に存在する、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ニューロン生成を必要とする前記対象が、神経変性障害を有する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記対象が、アルツハイマー病、認知症を呈する別の状態、慢性外傷性脳症(CTE)、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症、脊髄損傷、脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、および脳卒中からなる群から選択されるニューロン状態を有するための治療を必要とする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記対象が、アルツハイマー病を有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記対象が、ハンチントン病を有する、請求項16に記載の方法。
  19. フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物であって、前記医薬組成物が、任意選択で、ビタミンC(VC)およびクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つまたは両方をさらに含む、医薬組成物。
  20. 前記フォルスコリン、前記インスリン、前記VC、および前記Criを含む、請求項19に記載の医薬組成物。
  21. 前記フォルスコリンおよび前記インスリンが、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項19に記載の医薬組成物。
  22. 前記フォルスコリン、前記インスリン、前記VC、および前記Criが、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項19に記載の医薬組成物。
  23. フォルスコリンおよびインスリンの組み合わせを含む医薬組成物を含む製品であって、前記製品が、組み合わせが機能的ニューロンの必要性に関連する状態の治療において使用するためであることの指示を提供する印刷物をさらに含む、製品。
  24. 前記フォルスコリンおよび前記インスリンが、活性成分であり、医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項23に記載の製品。
  25. 前記医薬製剤が、ビタミンC(VC)またはクリゾチヌブ(Cri)のうちの1つをさらに含む、請求項24に記載の製品。
  26. 前記VCおよび前記Criが、前記医薬製剤中に存在し、前記VCおよび前記Criが、活性成分であり、前記フォルスコリン、前記インスリン、前記VCおよび前記Criが、前記医薬製剤における唯一の活性成分である、請求項25に記載の製品。
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