JP2023501663A - 撮影方法および電子デバイス - Google Patents

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Abstract

電子技術の分野に関連する撮影方法および電子デバイスは、高ズーム倍率を伴う撮影シナリオにおけるユーザの撮影体験を改善し得る。本方法は、具体的には、撮影を実行するためにカメラが起動されたときに電子デバイスが第1のビューファインダフレームを表示し、第1のプレビューピクチャを表示することを含む。電子デバイスによって使用されるズーム倍率が事前設定ズーム倍率よりも大きく上げられたとき、電子デバイスは、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームを表示する。第1のビューファインダフレームは、第2のプレビューピクチャを表示し、第2のプレビューピクチャに対応するズーム倍率は、第1のプレビューピクチャに対応するズーム倍率よりも大きい。第2のビューファインダフレームは、第3のプレビューピクチャを表示し、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第2のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きい。

Description

本出願は、2019年11月15日に中国国家知識産権局に出願された、「撮影方法および電子デバイス」と題された中国特許出願第201911120504.6号の優先権を主張するものであり、その全体は参照によりここに組み込まれる。
本出願は、電子技術の分野に関し、特に、撮影方法および電子デバイスに関する。
現在、携帯電話は、通常、ユーザの様々な撮影シナリオに対処するために複数のカメラを有するように構成されている。複数のカメラは、複数の焦点距離を有するカメラを含み得、例えば、短焦点(広角)カメラ、中焦点カメラ、および長焦点カメラを含み得る。異なるカメラは、異なるビューファインダ範囲およびズーム倍率に対応する。
ユーザが撮影を行うとき、携帯電話は、撮影のために異なる焦点距離(すなわち、光学ズーム)を有するカメラを切り替え得、場合により、様々な高倍率撮影シナリオに対処するために、デジタルズームのソフトウェア処理方法と組み合わせて、キャプチャされたピクチャを処理し得る。
しかしながら、高倍率撮影シナリオでは、携帯電話のビューファインダ範囲は、撮影されるシーンの一部にすぎず、通常は比較的小さい。撮影対象が移動状態にあるとき、撮影対象はビューファインダ範囲の外に移動する可能性が高い。その結果、携帯電話は撮影対象をキャプチャし損ない、ユーザは、撮影対象を探すために携帯電話をやみくもに動かすことしかし得ず、結果的に、不満足な撮影体験をもたらす。
本出願で提供される撮影方法によれば、高ズーム倍率での撮影シナリオにおけるユーザの撮影体験が改善され得る。
前述の目的を達成するために、本出願の実施形態は、以下の技術的解決策を提供する。
第1の態様によれば、撮影プレビュー方法が提供される。本方法は、カメラを含む電子デバイスに適用され、本方法は、カメラを起動するステップを含み、電子デバイスは、第1のビューファインダフレームを表示する。第1のビューファインダフレームは、第1のプレビューピクチャを表示するように構成され、第1のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は、第1の倍率である。電子デバイスは、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率上げる第1の操作を受け付ける。第1の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第2のプレビューピクチャを表示する。第2のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第2の倍率であり、第2の倍率は第1の倍率よりも大きい。第2の倍率が事前設定倍率以上である場合、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームをさらに表示する。第2のビューファインダフレームは、第3のプレビューピクチャを表示するように構成され、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第2のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きい。第2のビューファインダフレームはマーカフレームをさらに含み、マーカフレームは、第3のプレビューピクチャ内の、そのビューファインダ範囲が第2のプレビューピクチャのそれと同じであるピクチャを識別するために使用される。
ユーザは、第1のビューファインダフレームのピクチャのフレーミング構成を行うために、第2のビューファインダフレームの、より大きいビューファインダ範囲を有するプレビューピクチャを使用し、移動する対象を撮影し得、その結果、高倍率撮影シナリオにおけるユーザの撮影体験が改善されることが知られ得る。
可能な実施態様では、カメラのズーム倍率を上げる第1の操作は、ズーム倍率指示コントロールに対する1つ以上の操作、2本の指によって電子デバイスのフレームに向かってスライドすること、ズームルーラのスライダをドラッグすること、長焦点カメラに切り替えるオプションを選択すること、および長焦点撮影シナリオに切り替えるオプションを選択することのいずれか1つである。
可能な実施態様では、電子デバイスが第1のビューファインダフレームを表示することは、電子デバイスが第1のビューファインダフレームを撮影プレビューインターフェースに表示すること、または電子デバイスが第1のビューファインダフレームをビデオ録画インターフェースに表示することを含む。本出願のこの実施形態で提供される方法は、ビデオを撮影または録画する機能に適用され得ることが知られ得る。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を上げる第2の操作を受け付けることをさらに含む。第2の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第4のプレビューピクチャを表示する。第4のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第3の倍率であり、第3の倍率は第2の倍率よりも大きい。第2のビューファインダフレームは、第5のプレビューピクチャを表示する。第5のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲と同じであり、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのサイズは小さくなる。
ユーザがカメラのズーム倍率を上げるにつれて、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲が小さくなることが知られ得る。しかしながら、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲は変化しない。これに対応して、第2のビューファインダフレーム内にマーキングされた、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲のマーカフレームは小さくなる。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を下げる第3の操作を受け付けることをさらに含む。第3の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第6のプレビューピクチャを表示する。第6のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第4の倍率であり、第4の倍率は第2の倍率よりも小さい。第4の倍率が事前設定倍率以上である場合、第2のビューファインダフレームは、第7のプレビューピクチャを表示する。第7のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲と同じであり、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのサイズは大きくなる。第4の倍率が事前設定倍率よりも小さい場合、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームを表示しない。
ユーザがカメラのズーム倍率を下げるにつれて、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲が大きくなることが知られ得る。しかしながら、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲は変化しない。これに対応して、第2のビューファインダフレーム内にマーキングされた、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲のマーカフレームは大きくなる。カメラのズーム倍率が事前設定倍率未満に小さくなった場合、電子デバイスはもはや第2のビューファインダフレームを表示しない。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を上げる第4の操作を受け付けることをさらに含む。第4の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第8のプレビューピクチャを表示する。第8のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第5の倍率であり、第5の倍率は第2の倍率よりも大きい。第2のビューファインダフレームは、第9のプレビューピクチャを表示する。第9のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第8のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きく、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも小さい。
ユーザがカメラのズーム倍率を上げるにつれて、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲は小さくなり、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲は大きくなるが、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲は依然として第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲よりも大きいことが知られ得る。このシナリオでは、第2のビューファインダフレームのピクチャのズーム倍率は、第1のビューファインダフレームの画像のズーム倍率に近く、ビューファインダの範囲は近い。これは、ユーザが、第2のビューファインダフレームの画像に基づいて、第1のビューファインダフレームの撮影される対象をより正確に決定するのを助ける。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を下げる第5の操作を受け付けることをさらに含む。第5の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第10のプレビューピクチャを表示する。第10のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第6の倍率であり、第6の倍率は第2の倍率よりも小さい。第6の倍率が事前設定倍率以上である場合、第2のビューファインダフレームは、第11のプレビューピクチャを表示する。第11のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第10のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きく、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きい。第6の倍率が事前設定倍率よりも小さい場合、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームを表示しない。
ユーザがカメラのズーム倍率を下げるにつれて、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲が大きくなり、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲も大きくなることが知られ得る。カメラのズーム倍率が事前設定倍率未満に小さくなった場合、電子デバイスはもはや第2のビューファインダフレームを表示しない。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、電子デバイスの第1のカメラを使用してピクチャをキャプチャすることをさらに含む。電子デバイスは、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する。電子デバイスは、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャを第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定するか、または第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する。第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率は、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である。したがって、第1のビューファインダフレームのプレビューピクチャおよび第2のビューファインダフレームのプレビューピクチャを同時に表示するための方法が提供される。
可能な実施態様では、第1のカメラは長焦点カメラである。
可能な実施態様では、本方法は、電子デバイスが、電子デバイスの第2のカメラおよび第3のカメラを使用してピクチャを別々にキャプチャすることをさらに含む。電子デバイスは、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第2のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する。
電子デバイスは、第3のカメラによってキャプチャされたピクチャを第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定するか、または第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第3のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する。第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率は、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である。したがって、第1のビューファインダフレームのプレビューピクチャおよび第2のビューファインダフレームのプレビューピクチャを同時に表示するための別の方法が提供される。
可能な実施態様では、第2のカメラは長焦点カメラであり、第3のカメラは短焦点カメラまたは中焦点カメラである。
可能な実施態様では、第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率がK1であり、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率がK2である場合、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのピクチャの面積/第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャの面積の値は(K1/K2)2である。
可能な実施態様では、第2のビューファインダフレームを表示するとき、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームに対応する閉じるコントロールをさらに表示し得る。この場合、第2のビューファインダフレームに対応する閉じるコントロールに対してユーザによって行われた操作に応答して、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームを閉じる。
例えば、撮影される対象が静止しているとき、またはユーザが第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を決定したとき、ユーザは、様々な撮影シナリオにおけるユーザの様々な要求に対処する目的で、第1のビューファインダフレーム内のより多くのピクチャ内容を見るために第2のビューファインダフレームを手動で閉じ得る。
可能な実施態様では、電子デバイスが第2のビューファインダフレームを閉じたとき、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームに対応する復元コントロールを表示する。
可能な実施態様では、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャ内のターゲット撮影対象をマーキングする。ユーザは、第2のビューファインダフレーム内でターゲット撮影対象にリアルタイムで注意し得、これにより、ターゲット撮影対象は追跡されて撮影され得ることが知られ得る。
第2の態様によれば、プロセッサと、メモリと、1つ以上のカメラとを含む電子デバイスが提供される。メモリ、1つ以上のカメラはプロセッサに結合され、メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、プロセッサがメモリからコンピュータ命令を読み出すとき、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、第1のビューファインダフレームを表示するためにカメラを起動する動作を実行することが可能である。第1のビューファインダフレームは、第1のプレビューピクチャを表示するように構成され、第1のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は、第1の倍率である。電子デバイスは、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率上げる第1の操作を受け付ける。第1の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第2のプレビューピクチャを表示する。第2のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第2の倍率であり、第2の倍率は第1の倍率よりも大きい。第2の倍率が事前設定倍率以上である場合、第2のビューファインダフレームがさらに表示される。第2のビューファインダフレームは、第3のプレビューピクチャを表示するように構成され、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第2のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きい。第2のビューファインダフレームはマーカフレームをさらに含み、マーカフレームは、第3のプレビューピクチャ内の、そのビューファインダ範囲が第2のプレビューピクチャのそれと同じであるピクチャを識別するために使用される。
可能な実施態様では、カメラのズーム倍率を上げる第1の操作は、ズーム倍率指示コントロールに対する1つ以上の操作、2本の指によって電子デバイスのフレームに向かってスライドすること、ズームルーラのスライダをドラッグすること、長焦点カメラに切り替えるオプションを選択すること、および長焦点撮影シナリオに切り替えるオプションを選択することのいずれか1つである。
可能な実施態様では、第1のビューファインダフレームを表示するステップは、第1のビューファインダフレームを撮影プレビューインターフェースに表示するステップ、または第1のビューファインダフレームをビデオ録画インターフェースに表示するステップを含む。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を上げる第2の操作を受け付ける動作をさらに実行する。第2の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第4のプレビューピクチャを表示する。第4のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第3の倍率であり、第3の倍率は第2の倍率よりも大きい。第2のビューファインダフレームは、第5のプレビューピクチャを表示する。第5のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲と同じであり、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのサイズは小さくなる。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を下げる第3の操作を受け付ける動作をさらに実行する。第3の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第6のプレビューピクチャを表示する。第6のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第4の倍率であり、第4の倍率は第2の倍率よりも小さい。第4の倍率が事前設定倍率以上である場合、第2のビューファインダフレームは、第7のプレビューピクチャを表示する。第7のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲と同じであり、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのサイズは大きくなる。第4の倍率が事前設定倍率よりも小さい場合、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームを表示しない。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を上げる第4の操作を受け付ける動作をさらに実行する。第4の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第8のプレビューピクチャを表示する。第8のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第5の倍率であり、第5の倍率は第2の倍率よりも大きい。第2のビューファインダフレームは、第9のプレビューピクチャを表示する。第9のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第8のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きく、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも小さい。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、ユーザによって入力された、カメラのズーム倍率を下げる第5の操作を受け付ける動作をさらに実行する。第5の操作に応答して、第1のビューファインダフレームは、第10のプレビューピクチャを表示する。第10のプレビューピクチャに対応するカメラのズーム倍率は第6の倍率であり、第6の倍率は第2の倍率よりも小さい。第6の倍率が事前設定倍率以上である場合、第2のビューファインダフレームは、第11のプレビューピクチャを表示する。第11のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲は、第10のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きく、第3のプレビューピクチャに対応するカメラのビューファインダ範囲よりも大きい。第6の倍率が事前設定倍率よりも小さい場合、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームを表示しない。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、電子デバイスの第1のカメラを使用してピクチャをキャプチャする動作と、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する動作と、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャを第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定する動作、または第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第1のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する動作とをさらに実行する。第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率は、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である。
可能な実施態様では、第1のカメラは長焦点カメラである。
可能な実施態様では、電子デバイスは、以下の動作、すなわち、電子デバイスの第2のカメラおよび第3のカメラを使用してピクチャを別々にキャプチャする動作と、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第2のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する動作と、第3のカメラによってキャプチャされたピクチャを第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定する動作、または第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、第3のカメラによってキャプチャされたピクチャに対してズーム処理を実行する動作とをさらに実行する。第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率は、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である。
可能な実施態様では、第2のカメラは長焦点カメラであり、第3のカメラは短焦点カメラまたは中焦点カメラである。
可能な実施態様では、第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率がK1であり、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャに対応するズーム倍率がK2である場合、第2のビューファインダフレーム内のマーカフレームのピクチャの面積/第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャの面積の値は(K1/K2)2である。
可能な実施態様では、第2のビューファインダフレームを表示するとき、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームに対応する閉じるコントロールをさらに表示し得、第2のビューファインダフレームに対応する閉じるコントロールに対してユーザによって行われた操作に応答して、第2のビューファインダフレームは閉じられる。
可能な実施態様では、電子デバイスが第2のビューファインダフレームを閉じたとき、第2のビューファインダフレームに対応する復元コントロールが表示される。
可能な実施態様では、電子デバイスは、第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャ内のターゲット撮影対象をマーキングする。
第3の態様によれば、装置が提供される。本装置は電子デバイスに含まれ、本装置は、前述の態様および前述の態様の可能な実施態様のいずれか1つによるいずれかの方法における電子デバイスの動作を実施する機能を有する。この機能は、ハードウェアによって実施されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する少なくとも1つのモジュールまたはユニット、例えば、受信モジュールまたはユニット、表示モジュールまたはユニット、および処理モジュールまたはユニットを含む。
第4の態様によれば、コンピュータ命令を含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ命令が端末上で実行されるとき、端末は、前述の態様および前述の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行することが可能である。
第5の態様によれば、電子デバイスのグラフィカルユーザインターフェースが提供される。電子デバイスは、ディスプレイ、カメラ、メモリ、および1つ以上のプロセッサを含む。1つ以上のプロセッサは、メモリに記憶された1つ以上のコンピュータプログラムを実行するように構成され、グラフィカルユーザインターフェースは、電子デバイスが前述の態様および前述の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行するときに表示されるグラフィカルユーザインターフェースを含む。
第6の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の態様および前述の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行することが可能である。
第7の態様によれば、プロセッサを含むチップシステムが提供される。プロセッサが命令を実行するとき、プロセッサは、前述の態様および前述の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。
本出願の一実施形態による電子デバイスの概略構造図1である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略構造図2である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるいくつかのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるいくつかのユーザインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスのさらなるいくつかのユーザインターフェースの概略図である。
本出願の実施形態の説明では、特に明記されない限り、「/」は、「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを表し得る。本明細書では、「および/または」は、関連付けられた対象の関連付け関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つのケース、すなわち、Aのみが存在するケース、AとBとの両方が存在するケース、およびBのみが存在するケースを表し得る。
以下の「第1の」および「第2の」という用語は、説明を目的としたものにすぎず、相対的な重要性の指示もしくは暗示、または示された技術的特徴の数の暗黙の指示として理解されてはならない。したがって、「第1の」または「第2の」によって限定される特徴は、1つ以上の特徴を明示的または暗黙的に含み得る。本出願の実施形態の説明では、特に明記されない限り、「複数の」は、2つのまたは2つより多くのを意味する。
本出願の実施形態では、「例」または「例えば」という語は、例、例示、または説明を与えることを表すために使用される。本出願の実施形態において「例」または「例えば」として説明されているどの実施形態または設計案も、別の実施形態または設計案に比べてより好ましいものまたはより多くの利点を有するものとして説明されてはいない。正確には、「例」または「例えば」などの語の使用は、特定の方法で、関連する概念を提示することを意図されている。
本出願の実施形態で提供される撮影方法は、カメラが配置された電子デバイスに適用され得る。電子デバイスは、例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートウォッチ、ネットブック、ウェアラブル電子デバイス、拡張現実技術(augmented reality、AR)デバイス、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、車載デバイス、スマートスクリーン、スマートカー、スマートスピーカ、またはロボットであり得る。電子デバイスの具体的な形態は、本出願では特に限定されない。
図1は、電子デバイス100の概略構造図である。
電子デバイス100は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インターフェース130、充電管理モジュール140、電力管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、ワイヤレス通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受話器170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、キー190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、および加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインターフェース195などを含み得る。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロスコープセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、および骨伝導センサ180Mなどを含み得る。
本発明のこの実施形態に示されている構造は、電子デバイス100に対する特定の限定を構成しないことが理解されよう。本出願の一部の他の実施形態では、電子デバイス100は、図に示されているものよりも多いまたは少ない構成要素を含んでもよいし、一部の構成要素は組み合わされてもよいし、一部の構成要素は分割されてもよいし、異なる構成要素の配置が使用されてもよい。図に示されている構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実施され得る。
プロセッサ110は、1つ以上の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィック処理装置(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、および/またはニューラルネットワーク処理装置(neural-network processing unit、NPU)などを含み得る。異なる処理ユニットは、独立した構成要素であってもよいし、1つ以上のプロセッサに組み込まれてもよい。
コントローラは、命令の読み出しおよび命令の実行の制御を遂行するために、命令動作コードおよび時系列信号に基づいて動作制御信号を生成し得る。
メモリは、プロセッサ110にさらに配置されてもよく、命令およびデータを記憶するように構成される。一部の実施形態では、プロセッサ110内のメモリは、キャッシュである。メモリは、プロセッサ110によって使用されたばかりの、または周期的に使用される命令またはデータを記憶し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再び使用する必要がある場合、プロセッサ110は、繰り返しアクセスを回避し、プロセッサ110の待ち時間を短縮するために、メモリから命令またはデータを直接呼び出し得、その結果、システム効率が改善される。
一部の実施形態では、プロセッサ110は、1つ以上のインターフェースを含み得る。インターフェースは、集積回路間(inter-integrated circuit、I2C)インターフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェース、パルス符号変調(pulse code modulation、PCM)インターフェース、汎用非同期送受信機(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェース、モバイルインダストリプロセッサインターフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)インターフェース、および/またはユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インターフェースなどを含み得る。
I2Cインターフェースは、双方向同期シリアルバスであり、1つのシリアルデータライン(serial data line、SDA)および1つのシリアルクロックライン(derail clock line、SCL)を含む。一部の実施形態では、プロセッサ110は、I2Cバスの複数のグループを含み得る。プロセッサ110は、異なるI2Cバスインターフェースを介してタッチセンサ180K、充電器、フラッシュライト、およびカメラ193などに別個に結合され得る。例えば、プロセッサ110は、I2Cインターフェースを介してタッチセンサ180Kに結合され得、これにより、プロセッサ110は、電子デバイス100のタッチ機能を実施するために、I2Cバスインターフェースを介してタッチセンサ180Kと通信する。
I2Sインターフェースは、オーディオ通信を実行するように構成され得る。一部の実施形態では、プロセッサ110は、I2Sバスの複数のグループを含み得る。プロセッサ110は、プロセッサ110とオーディオモジュール170との間で通信を実施するために、I2Sバスを介してオーディオモジュール170に結合され得る。一部の実施形態では、オーディオモジュール170は、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを介して電話に出る機能を実施するために、I2Sインターフェースを介してオーディオ信号をワイヤレス通信モジュール160に送信し得る。
PCMインターフェースもまた、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリング、量子化、および符号化するように構成され得る。一部の実施形態では、オーディオモジュール170は、PCMバスインターフェースを介してワイヤレス通信モジュール160に結合され得る。一部の実施形態では、オーディオモジュール170は、あるいは、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを介して電話に出る機能を実施するために、PCMインターフェースを介してオーディオ信号をワイヤレス通信モジュール160に送信してもよい。I2SインターフェースとPCMインターフェースとの両方は、オーディオ通信を実行するように構成され得る。
UARTインターフェースは、ユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信を実行するように構成される。このバスは、双方向通信バスであり得、シリアル通信とパラレル通信との間で、送信されるデータを変換する。一部の実施形態では、UARTインターフェースは、通常、プロセッサ110とワイヤレス通信モジュール160とを接続するように構成される。例えば、プロセッサ110は、ブルートゥース(登録商標)機能を実施するために、UARTインターフェースを介してワイヤレス通信モジュール160内のブルートゥース(登録商標)モジュールと通信する。一部の実施形態では、オーディオモジュール170は、ブルートゥース(登録商標)ヘッドセットを使用して音楽を再生する機能を実施するために、UARTインターフェースを介してオーディオ信号をワイヤレス通信モジュール160に送信し得る。
MIPIインターフェースは、プロセッサ110と、ディスプレイ194またはカメラ193などの周辺構成要素とを接続するように構成され得る。MIPIインターフェースは、カメラシリアルインターフェース(camera serial interface、CSI)およびディスプレイシリアルインターフェース(display serial interface、DSI)などを含む。一部の実施形態では、プロセッサ110は、電子デバイス100の撮影機能を実施するために、CSIインターフェースを介してカメラ193と通信する。プロセッサ110は、電子デバイス100の表示機能を実施するために、DSIインターフェースを介してディスプレイ194と通信する。
GPIOインターフェースは、ソフトウェアを使用して構成され得る。GPIOインターフェースは、制御信号として構成されてもよいし、データ信号として構成されてもよい。一部の実施形態では、GPIOインターフェースは、プロセッサ110と、カメラ193、ディスプレイ194、ワイヤレス通信モジュール160、オーディオモジュール170、またはセンサモジュール180などとを接続するように構成され得る。GPIOインターフェースは、I2Cインターフェース、I2Sインターフェース、UARTインターフェース、またはMIPIインターフェースなどとしてさらに構成され得る。
USBインターフェース130は、USB標準仕様に準拠したインターフェースであり、具体的にはMini USBインターフェース、Micro USBインターフェース、またはUSB Type Cインターフェースなどであり得る。USBインターフェース130は、電子デバイス100を充電するために充電器に接続するように構成され得るし、電子デバイス100と周辺デバイスとの間でデータを送信するように構成され得るし、ヘッドセットを介してオーディオを再生するためにヘッドセットに接続するように構成され得る。このインターフェースは、ARデバイスなどの別の電子デバイスに接続するようにさらに構成され得る。
本発明のこの実施形態に示されているモジュール間のインターフェース接続関係は、説明のための例にすぎず、電子デバイス100の構造に対する限定を構成しないことが理解されよう。本出願の一部の他の実施形態では、電子デバイス100は、あるいは、前述の実施形態とは異なるインターフェース接続モードをしてもよいし、複数のインターフェース接続モードの組み合わせを使用してもよい。
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。充電器は、ワイヤレス充電器であっても有線充電器であってもよい。有線充電の一部の実施形態では、充電管理モジュール140は、USBインターフェース130を介して有線充電器の充電入力を受け取り得る。ワイヤレス充電の一部の実施形態では、充電管理モジュール140は、電子デバイス100のワイヤレス充電コイルを介してワイヤレス充電入力を受け取り得る。充電管理モジュール140は、バッテリ142を充電しながら、電力管理モジュール141を介して電子デバイスに電力をさらに供給し得る。
電力管理モジュール141は、バッテリ142、充電管理モジュール140、およびプロセッサ110を接続するように構成される。電力管理モジュール141は、バッテリ142の入力および/または充電管理モジュール140の入力を受け取り、プロセッサ110、内部メモリ121、ディスプレイ194、カメラ193、およびワイヤレス通信モジュール160などに電力を供給する。電力管理ユニット141は、バッテリ容量、バッテリサイクル数、およびバッテリ健康ステータス(漏電またはインピーダンス)などのパラメータを監視するようにさらに構成され得る。一部の他の実施形態では、電力管理モジュール141は、あるいは、プロセッサ110に配置されてもよい。一部の他の実施形態では、電力管理モジュール141および充電管理モジュール140は、あるいは、同じデバイスに配置されてもよい。
電子デバイス100のワイヤレス通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、ワイヤレス通信モジュール160、モデムプロセッサ、およびベースバンドプロセッサなどによって実施され得る。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送受信するように構成される。電子デバイス100の各アンテナは、1つ以上の通信帯域をカバーするように構成され得る。アンテナ利用を改善するために、異なるアンテナがさらに多重化され得る。例えば、アンテナ1は、ワイヤレスローカルエリアネットワークのダイバーシティアンテナとして多重化され得る。一部の他の実施形態では、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて使用され得る。
移動通信モジュール150は、電子デバイス100に適用される解決策を、2G、3G、4G、および5Gなどを含むワイヤレス通信に提供し得る。移動通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、および低ノイズ増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含み得る。移動通信モジュール150は、アンテナ1を介して電磁波を受信し、受信された電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、復調のために電磁波をモデムプロセッサに送信し得る。移動通信モジュール150はさらに、モデムプロセッサによって変調された信号を増幅し、アンテナ1を介した放射のために、増幅された信号を電磁波に変換し得る。一部の実施形態では、移動通信モジュール150内の機能モジュールの少なくとも一部は、プロセッサ110に配置され得る。一部の実施形態では、移動通信モジュール150の少なくとも一部の機能モジュールは、プロセッサ110の少なくとも一部のモジュールと同じデバイスに配置され得る。
モデムプロセッサは、変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信される低周波ベースバンド信号を中間信号または高周波信号に変調するように構成される。復調器は、受信された電磁波信号を低周波ベースバンド信号に復調するように構成される。次に、復調器は、復調によって得られた低周波ベースバンド信号を、処理のためにベースバンドプロセッサに送信する。ベースバンドプロセッサは、低周波ベースバンド信号を処理し、次に、得られた信号をアプリケーションプロセッサに転送する。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス(スピーカ170Aもしくは受話器170Bなどに限定されない)を介して音声信号を出力したり、ディスプレイ194を介して画像もしくはビデオを表示したりする。一部の実施形態では、モデムプロセッサは独立したデバイスであり得る。一部の他の実施形態では、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立していてもよく、移動通信モジュール150または別の機能モジュールと同じデバイスに配置される。
ワイヤレス通信モジュール160は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(登録商標)(bluetooth、BT)、全地球航法衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)、および赤外線(infrared、IR)技術などを含むワイヤレス通信に、電子デバイス100に適用される解決策を提供し得る。ワイヤレス通信モジュール160は、少なくとも1つの通信プロセッサモジュールを組み込んだ1つ以上の構成要素であり得る。ワイヤレス通信モジュール160は、アンテナ2を介して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を実行し、処理された信号をプロセッサ110に送信する。ワイヤレス通信モジュール160はさらに、プロセッサ110から送信信号を受信し、この信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を介した放射のために、処理された信号を電磁波に変換し得る。
一部の実施形態では、電子デバイス100がワイヤレス通信技術を使用してネットワークおよび別のデバイスと通信し得るように、電子デバイス100のアンテナ1および移動通信モジュール150が結合され、アンテナ2およびワイヤレス通信モジュール160が結合される。ワイヤレス通信技術は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communications、GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time-division code division multiple access、TD-SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、および/またはIR技術などを含み得る。GNSSは、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、全地球航法衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(beidou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system、QZSS)、および/または静止衛星型衛星航法補強システム(satellite based augmentation systems、SBAS)を含み得る。
電子デバイス100は、GPU、ディスプレイ194、およびアプリケーションプロセッサなどを使用して表示機能を実施する。GPUは、画像処理用のマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的計算を実行し、画像をレンダリングするように構成される。プロセッサ110は、表示情報を生成または変更するためにプログラム命令を実行する1つ以上のGPUを含み得る。
ディスプレイ194は、画像およびビデオなどを表示するように構成される。ディスプレイ194は、表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリックス式有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light-emitting diode、FLED)、Miniled、MicroLed、Micro-oLed、または量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes、QLED)などであり得る。一部の実施形態では、電子デバイス100は、1つまたはN個のディスプレイ194を含み得、Nは1よりも大きい正の整数である。
電子デバイス100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ194、およびアプリケーションプロセッサなどによって撮影機能を実施し得る。
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。例えば、撮影時、シャッタが押され、光線がレンズを介してカメラの受光素子に伝達される。光信号は電気信号に変換される。カメラの受光素子は、処理のために電気信号をISPに送信し、電気信号を可視画像に変換する。ISPは、画像のノイズ、明るさ、および色合いに対してアルゴリズム最適化をさらに実行し得る。ISPは、撮影シナリオの露出および色温度などのパラメータをさらに最適化し得る。一部の実施形態では、ISPは、カメラ193に配置され得る。
カメラ193は、静止画像またはビデオをキャプチャするように構成される。対象の光学画像が、レンズを介して生成され、受光素子に投影される。受光素子は、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)または相補型金属酸化膜半導体(complementary metal-oxide-semiconductor、CMOS)フォトトランジスタであり得る。受光素子は、光信号を電気信号に変換し、次に、電気信号をデジタル画像信号に変換するために電気信号をISPに送信する。ISPは、処理のためにデジタル画像信号をDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号を、RGBまたはYUVなどの標準フォーマットの画像信号に変換する。一部の実施形態では、電子デバイス100は、1つまたはN個のカメラ193を含み得、Nは1よりも大きい正の整数である。
本出願の一部の実施形態では、電子デバイス100は、長焦点カメラを含み、長焦点カメラによってキャプチャされた画像に基づいて補助プレビュー画像および主プレビュー画像を生成する。補助プレビュー画像のビューファインダ範囲は、主プレビュー画像のビューファインダ範囲よりも大きく、補助プレビュー画像は、主プレビュー画像のビューファインダ範囲を決定する際にユーザを支援するために使用され得る。長焦点カメラによってキャプチャされた画像は、電子デバイス100によって現在使用されているズーム倍率に基づいてトリミングされる。電子デバイス100によって最終的に生成される写真またはビデオのビューファインダ範囲は、主プレビュー画像のそれと同じである。具体的な技術的解決策は以下で詳細に説明される。
本出願の一部の他の実施形態では、電子デバイス100は、長焦点カメラと、中焦点カメラまたは短焦点(広角)カメラとを含む。主プレビュー画像は、長焦点カメラに基づいて生成され、補助プレビュー画像は、中焦点カメラまたは短焦点(広角)カメラに基づいて生成される。ここでの長焦点カメラおよび中焦点カメラ(または短焦点(広角)カメラ)は、電子デバイス100の同じ面に配置されるべきである、例えば、電子デバイス100の画面の前面または背面に配置されるべきであることに留意されたい。以下では、具体的な技術的解決策について詳細に説明する。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成され、デジタル画像信号に加えて別のデジタル信号を処理し得る。例えば、電子デバイス100が周波数を選択したとき、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対してフーリエ変換を実行するように構成される。
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または解凍するように構成される。電子デバイス100は、1つ以上のビデオコーデックをサポートし得る。このようにして、電子デバイス100は、複数の符号化フォーマット、例えば、動画専門家集団(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG-2、MPEG-3、およびMPEG-4でビデオを再生または録画し得る。
NPUは、ニューラルネットワーク(neural-network、NN)コンピューティングプロセッサであり、生物学的ニューラルネットワークの構造を参照することによって、例えば、人間の脳のニューロン間の伝達モードを参照することによって、入力情報を迅速に処理し、さらには、自己学習を継続的に実行し得る。電子デバイス100のインテリジェント認識などのアプリケーション、例えば、画像認識、顔認識、音声認識、およびテキスト理解は、NPUによって実施され得る。
外部メモリインターフェース120は、電子デバイス100の記憶能力を拡張するために、外部メモリカード、例えばMicro SDカードに接続するように構成され得る。外部メモリカードは、データ記憶機能を実施するために、外部メモリインターフェース120を介してプロセッサ110と通信する。外部メモリカードには、例えば、音楽およびビデオなどのファイルが記憶される。
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成され得る。実行可能プログラムコードは命令を含む。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、および少なくとも1つの機能(例えば、音声再生機能または画像再生機能)によって必要とされるアプリケーションなどを記憶し得る。データ記憶領域は、電子デバイス100を使用するプロセスで作成されたデータ(例えば、オーディオデータおよび電話帳)などを記憶し得る。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)をさらに含み得る。プロセッサ110は、電子デバイス100の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行するために、内部メモリ121に記憶された命令および/またはプロセッサに配置されたメモリに記憶された命令を実行する。
電子デバイス100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受話器170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、およびアプリケーションプロセッサなどによって音楽再生および録音などのオーディオ機能を実施し得る。
オーディオモジュール170は、デジタルオーディオ情報をアナログオーディオ信号出力に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにも構成される。オーディオモジュール170は、オーディオ信号を符号化および復号化するようにさらに構成され得る。一部の実施形態では、オーディオモジュール170は、プロセッサ110に配置されてもよいし、オーディオモジュール170の一部の機能モジュールが、プロセッサ110に配置される。
「ホーン」とも呼ばれるスピーカ170Aは、オーディオ電気信号を音声信号に変換するように構成される。電子デバイス100は、スピーカ170Aを介して音楽を聴いたり、ハンズフリーモードで電話に出たりするように構成され得る。
「イヤピース」とも呼ばれる受話器170Bは、オーディオ電気信号を音声信号に変換するように構成される。電子デバイス100によって電話に出たり、音声メッセージが受信されたりしたとき、受話器170Bは、音声を聴くために人間の耳の近くに置かれ得る。
「マイク」または「マイクロフォン」とも呼ばれるマイクロフォン170Cは、音声信号を電気信号に変換するように構成される。電話をかけたり、音声メッセージを送信したりするとき、ユーザは、音声信号をマイクロフォン170Cに入力するために、マイクロフォン170Cの近傍でユーザの口によって音声を発し得る。少なくとも1つのマイクロフォン170Cが、電子デバイス100に配置され得る。一部の他の実施形態では、2つのマイクロフォン170Cが、音声信号を収集することに加えて、ノイズ低減機能を実施するために電子デバイス100に配置され得る。一部の他の実施形態では、あるいは、3つ、4つ、またはこれより多くのマイクロフォン170Cが、音声信号を収集し、ノイズを低減するために、電子デバイス100に配置されてもよい。マイクロフォンは、指向性録音機能などを実施するために、音源をさらに認識し得る。
ヘッドセットジャック170Dは、有線ヘッドセットに接続するように構成される。ヘッドセットジャック170Dは、USBインターフェース130であってもよいし、3.5mmオープンモバイル電子デバイスプラットフォーム(open mobile terminal platform、OMTP)標準インターフェースまたは米国セルラー通信工業会(cellular telecommunications industry association of the USA、CTIA)標準インターフェースであってもよい。
圧力センサ180Aは、圧力信号を感知するように構成され、圧力信号を電気信号に変換し得る。一部の実施形態では、圧力センサ180Aは、ディスプレイ194に配置され得る。抵抗式圧力センサ、誘導式圧力センサ、および静電容量式圧力センサなど、複数のタイプの圧力センサ180Aが存在する。静電容量式圧力センサは、導電性材料で作られた少なくとも2つの平行なプレートを含み得る。圧力センサ180Aに力が加えられたとき、電極間の静電容量が変化する。電子デバイス100は、静電容量の変化に基づいて圧力強度を判定する。ディスプレイ194に対してタッチ操作が行われたとき、電子デバイス100は、圧力センサ180Aを使用してタッチ操作の強度を検出する。電子デバイス100はまた、圧力センサ180Aの検出信号に基づいてタッチ位置を計算し得る。一部の実施形態では、同じタッチ位置で行われるが異なるタッチ操作強度を有するタッチ操作は、異なる動作命令に対応し得る。例えば、そのタッチ操作強度が第1の圧力閾値よりも小さいタッチ操作が、SMSメッセージアプリケーションアイコンに対して行われたとき、SMSメッセージを見るための命令が実行される。そのタッチ操作強度が第1の圧力閾値以上であるタッチ操作がSMSメッセージアプリケーションアイコンに対して行われたとき、新しいSMSメッセージを作成するための命令が実行される。
ジャイロスコープセンサ180Bは、電子デバイス100の運動姿勢を判定するように構成され得る。一部の実施形態では、3つの軸(すなわち、x軸、y軸、およびz軸)の周りの電子デバイス100の角速度が、ジャイロスコープセンサ180Bを使用して判定され得る。ジャイロスコープセンサ180Bは、撮影時に画像安定化を実行するように構成され得る。例えば、シャッタが押されたとき、ジャイロスコープセンサ180Bは、画像安定化を実施するために、電子デバイス100が振れた角度を検出し、この角度に基づいて、レンズモジュールが補償する必要がある距離を計算し、レンズが逆方向の運動によって電子デバイス100の振れを除去することを可能にする。ジャイロスコープセンサ180Bは、ナビゲーションシナリオおよび身体ゲームシナリオでも使用され得る。
気圧センサ180Cは、気圧を測定するように構成される。一部の実施形態では、電子デバイス100は、測位およびナビゲーションを支援するために、気圧センサ180Cによって測定された気圧値に基づいて高度を計算する。
磁気センサ180Dは、ホールセンサを含む。電子デバイス100は、磁気センサ180Dを使用してフリップカバーの開閉を検出し得る。一部の実施形態では、電子デバイス100が折り畳み式携帯電話であるとき、電子デバイス100は、磁気センサ180Dを使用してクラムシェルの開閉を検出し得る。さらに、検出されたフリップカバーの開閉状態または検出されたクラムシェルの開閉状態に基づいて、クラムシェルが開いたときの自動ロック解除などの機能が設定される。
加速度センサ180Eは、電子デバイス100の様々な方向(通常は3軸上)の加速度を検出し得、電子デバイス100が静止しているときの重力の大きさおよび方向を検出し得る。加速度センサ180Eは、電子デバイスの姿勢を識別するようにさらに構成され、ランドスケープモードとポートレートモードとの切り替えまたは歩数計などのアプリケーションに適用され得る。
距離センサ180Fは、距離を測定するように構成される。電子デバイス100は、赤外線方式またはレーザ方式で距離を測定し得る。一部の実施形態では、撮影シナリオにおいて、電子デバイス100は、迅速な焦点合わせを実施するために距離センサ180Fを使用して距離を測定し得る。
光学式近接センサ180Gは、例えば、発光ダイオード(LED)および光検出器、例えばフォトダイオードを含み得る。発光ダイオードは、赤外線発光ダイオードであり得る。電子デバイス100は、発光ダイオードを使用して赤外光を発する。電子デバイス100は、フォトダイオードを使用して近傍の対象からの赤外反射光を検出する。十分な反射光を検出したとき、電子デバイス100は、電子デバイス100の近傍に対象が存在すると判定し得る。不十分な反射光を検出したとき、電子デバイス100は、電子デバイス100の近傍に対象が存在しないと判定し得る。電子デバイス100は、光学式近接センサ180Gを使用して、ユーザが電話のために電子デバイス100を耳の近くに保持していることを検出し得、これにより、電子デバイス100は、電力を節約するために画面を自動的にオフにする。光学式近接センサ180Gはまた、画面のロック解除またはロックを自動的に実行するためにスマートカバーモードまたはポケットモードで使用され得る。
周囲光センサ180Lは、周囲光の明るさを感知するように構成される。電子デバイス100は、感知された周囲光の明るさに基づいてディスプレイ194の明るさを適応的に調整し得る。周囲光センサ180Lは、撮影時にホワイトバランスを自動的に調整するようにも構成され得る。周囲光センサ180Lは、偶発的なタッチを回避する目的で、電子デバイス100がポケット内にあるかどうかを検出するために光学式近接センサ180Gと協働し得る。
指紋センサ180Hは、指紋を収集するように構成される。電子デバイス100は、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックアクセス、指紋ベースの撮影、および指紋ベースの電話応答などを実施するために、収集された指紋の特徴を使用し得る。
温度センサ180Jは、温度を検出するように構成される。一部の実施形態では、電子デバイス100は、温度センサ180Jによって検出された温度に基づいて温度処理ポリシーを実行する。例えば、温度センサ180Jによって報告された温度が閾値を超えたとき、電子デバイス100は、熱保護の目的で電力消費を低減するために、温度センサ180Jの近傍のプロセッサのパフォーマンスを低下させる。一部の他の実施形態では、温度が別の閾値よりも低いとき、電子デバイス100は、低温による電子デバイス100の異常シャットダウンを回避するために、バッテリ142を加熱する。一部の他の実施形態では、温度がさらに別の閾値よりも低いとき、電子デバイス100は、低温による異常シャットダウンを回避するために、バッテリ142の出力電圧を昇圧する。
タッチセンサ180Kは、「タッチ構成要素」とも呼ばれる。タッチセンサ180Kは、ディスプレイ194上に配置されてもよく、タッチセンサ180Kおよびディスプレイ194は、「タッチ画面」とも呼ばれるタッチスクリーンを形成する。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上でまたはその近傍でタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、タッチイベントのタイプを判定するために、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送し得る。タッチ操作に関連する視覚出力は、ディスプレイ194を使用して提供され得る。一部の他の実施形態では、タッチセンサ180Kは、あるいは、ディスプレイ194の位置とは異なる位置で電子デバイス100の表面に配置されてもよい。
骨伝導センサ180Mは、振動信号を取得し得る。一部の実施形態では、骨伝導センサ180Mは、人間の声帯部分の振動骨の振動信号を取得し得る。骨伝導センサ180Mはまた、血圧拍動信号を受信するために、人間の脈に接触し得る。一部の実施形態では、骨伝導センサ180Mは、あるいは、骨伝導ヘッドセットを形成するためにヘッドセットに配置されてもよい。オーディオモジュール170は、音声機能を実施するために、骨伝導センサ180Mによって取得された、声帯部分の振動骨の振動信号に基づく解析によって音声信号を取得し得る。アプリケーションプロセッサは、心拍検出機能を実施するために、骨伝導センサ180Mによって取得された血圧拍動信号に基づいて心拍情報を解析し得る。
キー190は、電源キーおよび音量キーなどを含む。キー190は、メカニカルキーであってもよいし、タッチ感知キーであってもよい。電子デバイス100は、キー入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成し得る。
モータ191は、振動プロンプトを生成し得る。モータ191は、着信振動プロンプトおよびタッチ振動フィードバックを提供するように構成され得る。例えば、異なるアプリケーション(例えば、撮影およびオーディオ再生)に対して行われるタッチ操作は、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。モータ191はまた、ディスプレイ194の異なる領域に対して行われるタッチ操作に対する異なる振動フィードバック効果に対応し得る。異なる適用シナリオ(例えば、タイムリマインダ、情報の受信、目覚まし時計、ゲーム)もまた、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。タッチ振動フィードバック効果は、あるいは、カスタマイズされてもよい。
インジケータ192は、インジケータライトであってもよく、充電ステータスおよび電力変化を示すように構成されてもよいし、メッセージ、不在着信、および通知などを示すように構成されてもよい。
SIMカードインターフェース195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、電子デバイス100との接触または電子デバイス100からの分離を実施するために、SIMカードインターフェース195に挿入され得るし、SIMカードインターフェース195から取り外され得る。電子デバイス100は、1つまたはN個のSIMカードインターフェースをサポートし得、Nは1よりも大きい正の整数である。SIMカードインターフェース195は、Nano SIMカード、Micro SIMカード、およびSIMカードなどをサポートし得る。複数のカードが、同じSIMカードインターフェース195に同時に挿入されてもよい。複数のカードは、同じタイプを有しても異なるタイプを有してもよい。SIMカードインターフェース195は、異なるタイプのSIMカードと互換性があってもよい。SIMカードインターフェース195はまた、外部メモリカードと互換性があってもよい。電子デバイス100は、電話およびデータ通信などの機能を実施するために、SIMカードによってネットワークと対話する。一部の実施形態では、電子デバイス100は、eSIM、すなわち内蔵SIMカードを使用する。eSIMカードは、電子デバイス100に内蔵されてもよく、電子デバイス100から分離され得ない。
電子デバイス100のソフトウェアシステムは、階層化アーキテクチャ、イベントドリブンアーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用し得る。本発明のこの実施形態では、電子デバイス100のソフトウェア構造を例示するための例として、階層化アーキテクチャを有するAndroidシステムが使用される。
図2は、本発明の一実施形態による電子デバイス100のソフトウェア構造のブロック図である。
階層化アーキテクチャでは、ソフトウェアはいくつかの層に分割され、各層は明確な役割およびタスクを有する。層は、ソフトウェアインターフェースを介して互いに通信する。一部の実施形態では、Androidシステムは、上から順に、アプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、アンドロイド(登録商標)ランタイム(Android runtime)およびシステムライブラリ、ならびにカーネル層の4つの層に分割される。
アプリケーション層は、一連のアプリケーションパッケージを含み得る。
図2に示されているように、アプリケーションパッケージは、「カメラ」、「ギャラリー」、「カレンダ」、「電話」、「地図」、「ナビゲーション」、「WLAN」、「ブルートゥース(登録商標)」、「音楽」、「ビデオ」、および「メッセージング」などのアプリケーションを含み得る。
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーション層のアプリケーションにアプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface、API)およびプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワーク層は、いくつかの所定の機能を含む。
図2に示されているように、アプリケーションフレームワーク層は、ウィンドウマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、および通知マネージャなどを含み得る。
ウィンドウマネージャは、ウィンドウプログラムを管理するように構成される。ウィンドウマネージャは、ディスプレイのサイズの取得、ステータスバーがあるかどうかの判定、画面ロックの実行、およびスクリーンショットの撮影などを行い得る。
コンテンツプロバイダは、データを記憶および取得し、データがアプリケーションによってアクセスされることを可能にするように構成される。データは、ビデオ、画像、オーディオ、発信および受信された電話、閲覧履歴およびブックマーク、ならびに電話帳などを含み得る。
ビューシステムは、テキストを表示するための制御および画像を表示するための制御などの視覚的制御を含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するように構成され得る。表示インターフェースは、1つ以上のビューを含み得る。例えば、SMS通知アイコンを含む表示インターフェースは、テキスト表示ビューおよび画像表示ビューを含み得る。
電話マネージャは、電子デバイス100の通信機能、例えば、電話ステータス(応答または拒否を含む)の管理を提供するように構成される。
リソースマネージャは、ローカライズされた文字列、アイコン、画像、レイアウトファイル、およびビデオファイルなどの様々なリソースをアプリケーションに提供する。
通知マネージャは、アプリケーションがステータスバーに通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝達するように構成され得る。通知マネージャは、ユーザ対話を必要とせずに、短い一時停止の後に自動的に消え得る。例えば、通知マネージャは、ダウンロード完了の通知およびメッセージプロンプトなどを提供するように構成される。通知マネージャは、システムの上部ステータスバーにグラフまたはスクロールバーテキストの形式で表示される通知、例えば、バックグラウンドで動作しているアプリケーションの通知であってもよいし、ダイアログウィンドウの形式で画面に表示される通知であってもよい。例えば、ステータスバーにテキスト情報が示されたり、プロンプト音が出されたり、電子デバイスが振動したり、インジケータライトが点滅したりする。
Android Runtimeは、コアライブラリおよび仮想マシンを含む。Android runtimeは、アンドロイド(登録商標)システムのスケジューリングおよび管理を担当する。
コアライブラリは、java言語で呼び出される必要がある関数およびアンドロイド(登録商標)のコアライブラリの2つの部分を含む。
アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層は、仮想マシン上で動作する。仮想マシンは、アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層のjavaファイルをバイナリファイルとして実行する。仮想マシンは、オブジェクトライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティおよび例外管理、ならびにガベージコレクションなどの機能を実施するように構成される。
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(Media Libraries)、3次元グラフィック処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、および2Dグラフィックエンジン(例えば、SGL)を含み得る。
サーフェスマネージャは、表示サブシステムを管理し、複数のアプリケーションに2Dおよび3D層の融合を提供するように構成される。
メディアライブラリは、複数の一般的に使用されるオーディオおよびビデオフォーマットならびに静止画像ファイルなどの再生および記録をサポートする。メディアライブラリは、MPEG-4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、およびPNGなどの複数のオーディオおよびビデオ符号化フォーマットをサポートし得る。
3次元グラフィック処理ライブラリは、3次元グラフィック描画、画像レンダリング、構成、および層処理などを実施するように構成される。
2Dグラフィックエンジンは、2D描画用の描画エンジンである。
カーネル層は、ハードウェアとソフトウェアとの間の層である。カーネル層は、ディスプレイドライバ、カメラドライバ、オーディオドライバ、およびセンサドライバを少なくとも含む。
以下では、撮影シナリオを参照して、電子デバイス100のソフトウェアおよびハードウェアの動作手順の例を説明する。
タッチセンサ180Kがタッチ操作を受け付けたとき、対応するハードウェア割り込みがカーネル層に送信される。カーネル層は、タッチ操作を処理して元の入力イベント(タッチ座標およびタッチ操作のタイムスタンプなどの情報を含む)にする。元の入力イベントは、カーネル層に記憶される。アプリケーションフレームワーク層は、カーネル層から元の入力イベントを取得し、入力イベントに対応する制御を識別する。例えば、タッチ操作はシングルタップタッチ操作であり、シングルタップ操作に対応する制御は、カメラアプリケーションアイコンの制御である。カメラアプリケーションは、アプリケーションフレームワーク層のインターフェースを呼び出して、カメラアプリケーションを有効にし、次に、カーネル層を呼び出すことによってカメラドライバを有効にし、カメラ193によって静的画像またはビデオをキャプチャする。
以下の実施形態におけるすべての技術的解決策は、前述のハードウェアアーキテクチャおよびソフトウェアアーキテクチャを有する電子デバイス100上で実施され得る。
本明細書では、電子デバイス100が携帯電話である例が使用され、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が、添付の図面を参照して詳細に説明される。
例えば、ユーザは、携帯電話の画面上の特定のコントロールにタッチすること、特定の物理キーまたはキーの組み合わせを押すこと、音声を入力すること、またはエアジェスチャを行うことによって、カメラアプリケーションを起動するように携帯電話に示し得る。カメラを起動するためのユーザの指示の受信に応答して、携帯電話はカメラを起動し、撮影インターフェースを表示する。
例えば、図3(1)に示されているように、ユーザは、カメラアプリケーションを起動するように携帯電話に示すために、携帯電話のデスクトップ上の「カメラ」アプリケーションアイコン301をタップし得、携帯電話は、図3(2)に示されている撮影インターフェースを表示する。
別の例では、携帯電話が画面ロック状態にあるとき、ユーザは、携帯電話の画面上で右にスワイプするジェスチャを使用することによって、カメラアプリケーションを起動するように携帯電話に示し得、携帯電話は同様に、図3(2)に示されている撮影インターフェースを表示し得る。
あるいは、携帯電話が画面ロック状態にあるとき、ユーザは、カメラアプリケーションを起動するように携帯電話に示すために、ロック画面インターフェース上の「カメラ」アプリケーションのショートカットアイコンをタップしてもよく、携帯電話は同様に、図3(2)に示されている撮影インターフェースを表示してもよい。
別の例では、携帯電話が別のアプリケーションを実行しているとき、ユーザは、携帯電話がカメラアプリケーションを起動して写真を撮ることを可能にするために、対応するコントロールをタップし得る。例えば、ユーザがインスタントメッセージングアプリケーション(例えば、WeChatアプリケーション)を使用しているとき、ユーザは、あるいは、カメラ機能のコントロールを選択することによって、写真を撮り、ビデオを録画するためにカメラアプリケーションを有効にするように携帯電話に示し得る。
図3(2)に示されているように、カメラの撮影インターフェースは、一般に、第1のビューファインダフレーム302、撮影コントロール、ならびに他の機能コントロール(「広開口」、「ポートレート」、「写真」、および「ビデオ」など)を含む。第1のビューファインダフレーム302は、カメラによってキャプチャされた画像(またはピクチャ)をプレビューするように構成され得る。ユーザは、第1のビューファインダフレーム302の画像(またはピクチャ)に基づいて、撮影動作を実行するように携帯電話に示す機会を決定し得る。ユーザが撮影動作を実行するように携帯電話に示すことは、例えば、ユーザが撮影コントロールをタップする操作、またはユーザが音量キーを押す操作であってもよい。一部の実施形態では、撮影インターフェースは、ズーム倍率指示303をさらに含み得る。通常、携帯電話のデフォルトのズーム倍率は基本のズーム倍率であり、「1×」である。
ズーム倍率は、基準焦点距離に対する現在のカメラの焦点距離のズームアウト/ズームイン比として理解され得る。基準焦点距離は、通常、携帯電話の主カメラの焦点距離である。
携帯電話が3つのカメラ、すなわち、短焦点(広角)カメラ、中焦点カメラ、および長焦点カメラを組み込んでいる例が説明のために使用される。携帯電話と撮影対象との相対位置が変化しないままであるとき、短焦点(広角)カメラは、最小焦点距離および最大視野を有し、撮影画像内の対象の最小サイズに対応する。中焦点カメラの焦点距離は、短焦点(広角)カメラのそれよりも大きく、中焦点カメラの視野は、短焦点(広角)カメラのそれよりも小さく、中焦点カメラの撮影画像内の対象のサイズは、短焦点(広角)カメラのそれよりも大きい。長焦点カメラは、最大焦点距離および最小視野を有し、撮影画像内の対象の最大サイズに対応する。
視野は、携帯電話によって画像を撮影するプロセスでカメラによって撮影され得る最大角度範囲を示すために使用される。すなわち、撮影される対象がこの角度範囲内にある場合、撮影される対象は携帯電話によってキャプチャされ得る。撮影される対象が角度範囲外にある場合、撮影デバイスは、携帯電話によってキャプチャされ得ない。通常、カメラのより大きい視野はカメラのより大きい撮影範囲を示し、カメラのより小さい視野はカメラのより小さい撮影範囲を示す。「視野」は、「視界」、「視野範囲」、「視野領域」、「撮像範囲」、または「撮像視野」などの用語にも置き換えられ得ることが理解されよう。
通常、ユーザは、ほとんどのシナリオで中焦点カメラを使用する。したがって、中焦点カメラが通常、主カメラとして設定される。主カメラの焦点距離が基準焦点距離に設定され、ズーム倍率は「1×」に設定される。一部の実施形態では、デジタルズーム(digital zoom)(またはデジタルズームと呼ばれる)が、主カメラによってキャプチャされた画像に対して実行され得、すなわち、主カメラによってキャプチャされた「1×」画像の各画素領域が、携帯電話内のISPまたは別のプロセッサを使用して拡大され、これに対応して、画像のビューファインダ範囲が縮小され、これにより、処理された画像は、主カメラを使用して別のズーム倍率(例えば、「2×」)で撮影された画像と等しくなる。すなわち、主カメラを使用して撮影された画像は、ズーム倍率範囲、例えば「1×」から「5×」に対応し得る。
同様に、主カメラの焦点距離で除算された長焦点カメラの焦点距離が、長焦点カメラのズーム倍率として使用され得る。例えば、長焦点カメラの焦点距離は、主カメラの焦点距離の5倍であり得、すなわち、長焦点カメラのズーム倍率は「5×」である。同様に、デジタルズームは、長焦点カメラによってキャプチャされた画像に対しても実行され得る。すなわち、長焦点カメラを使用して撮影された画像は、別のズーム倍率範囲、例えば「5×」から「50×」に対応し得る。
同様に、主カメラの焦点距離で除算された短焦点(広角)カメラの焦点距離が、短焦点(広角)カメラのズーム倍率として使用され得る。例えば、短焦点カメラの焦点距離は、主カメラの焦点距離の0.5倍であり得、すなわち、長焦点カメラのズーム倍率は「0.5×」である。同様に、デジタルズームは、短焦点(広角)カメラによってキャプチャされた画像に対しても実行され得る。すなわち、長焦点カメラを使用して撮影された画像は、別のズーム倍率範囲、例えば「0.5×」から「1×」に対応し得る。
もちろん、携帯電話は、カメラのいずれか1つを主カメラとして使用し、主カメラの焦点距離を基準焦点距離として使用し得る。これは本出願では特に限定されない。
一部の実施形態では、ユーザは、携帯電話が撮影を実行するときに使用されるズーム倍率を手動で調整し得る。
例えば、図3(2)に示されているように、ユーザは、撮影インターフェース上のズーム倍率インジケータ303を操作することによって、携帯電話によって使用されるズーム倍率を調整し得る。例えば、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「1×」であるとき、ユーザは、携帯電話によって使用されるズーム倍率が「5×」に変更されるように、すなわち、携帯電話が図4(1)に示されている撮影インターフェースを表示するように、ズーム倍率指示303を1回以上タップし得る。図4(1)に示されている撮影インターフェースでは、第1のビューファインダフレーム401内にプレビューされている画像のビューファインダ範囲は、図3(2)の第1のビューファインダフレーム302のビューファインダ範囲よりも明らかに小さいが、第1のビューファインダフレーム401内にプレビューされている撮影対象(例えば、鳥)のサイズは、第1のビューファインダフレーム302内にプレビューされている撮影対象のそれよりも大きい。一部の例では、図4の撮影インターフェースには、ズーム倍率指示402がさらに表示され得る。この場合、現在のズーム倍率が「5×」と表示され、これにより、ユーザは現在のズーム倍率を知る。
別の例では、図3(3)に示されているように、ユーザは、撮影インターフェース上で2本の指(または3本の指)でピンチするジェスチャを使用して、携帯電話によって使用されるズーム倍率を下げたり、2本の指(または3本の指)で外側に(ピンチと反対方向に)スワイプするジェスチャを使用して、携帯電話によって使用されるズーム倍率を上げ得る。
別の例では、図3(4)に示されているように、ユーザはまた、撮影インターフェース上のズームルーラのスライダ304をドラッグすることによって、携帯電話によって使用されるズーム倍率を変更し得る。
別の例では、ユーザはまた、撮影インターフェースまたは撮影設定インターフェース上で現在使用されているカメラを切り替えることによって携帯電話のズーム倍率を変更し得る。例えば、ユーザが長焦点カメラに切り替えることを選択した場合、携帯電話はズーム倍率を自動的に上げる。
別の例では、ユーザはまた、撮影インターフェースまたは撮影設定インターフェース上で長焦点撮影シナリオのオプションまたは遠隔撮影シナリオのオプションなどを選択することによって、携帯電話のズーム倍率を変更し得る。
一部の他の実施形態では、携帯電話はまた、カメラによってキャプチャされた画像の特定のシナリオを自動的に識別し、識別された特定のシナリオに基づいてズーム倍率を自動的に調整し得る。例えば、カメラによってキャプチャされた画像が広い視野範囲を有するシーン、例えば海、山、または森であると携帯電話が識別した場合、ズーム倍率は自動的に下げられ得る。別の例では、カメラによってキャプチャされた画像が遠方の対象、例えば遠方の鳥またはスポーツ競技場のスポーツ選手であると携帯電話が識別した場合、ズーム倍率は自動的に上げられ得る。これは本出願では限定されない。
本出願では、携帯電話によって使用されるズーム倍率が比較的高いとき、例えば、ズーム倍率が第1の事前設定倍率(例えば、「10×」)以上であるとき、携帯電話の撮影インターフェース上の第1のビューファインダフレーム内にプレビュー画像(またはプレビューピクチャ)を表示することに加えて、第2のビューファインダフレームのプレビュー画像(またはプレビューピクチャ)がさらに表示され得る。第2のビューファインダフレームのプレビュー画像は、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を決定する際にユーザを支援し得る。区別を容易にするために、第1のビューファインダフレームに表示されるプレビュー画像(またはプレビューピクチャ)は、主プレビュー画像(または主プレビューピクチャ)と呼ばれ、第2のビューファインダフレームに表示されるプレビュー画像(またはプレビューピクチャ)は、補助プレビュー画像(補助プレビューピクチャ)と呼ばれる。
第2のビューファインダフレームの画像(主プレビュー画像)の視野が、第2のビューファインダフレームの画像(補助プレビュー画像)よりも大きく、第2のビューファインダフレームの画像が、第1のビューファインダフレームの画像を含むことは明らかである。第1のビューファインダフレームのズーム倍率が比較的大きいため、ビューファインダ範囲は小さく、それは、フレーミング構成を行うユーザにとって不便である。あるいは、撮影される対象が移動状態にあるとき、撮影される対象は第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を越えて移動する可能性が高く、それは、撮影される対象を追跡して撮影するユーザにとって不便である。したがって、ユーザは、比較的大きいビューファインダ範囲を有する第2のビューファインダフレームを使用してフレーミング構成を行い得、これは、動いている撮影される対象の追跡および撮影を容易にする。
第1のビューファインダフレームと第2のビューファインダフレームとは、携帯電話の画面上で部分的に重なっていてもよいし、重なっていなくてもよい。第1のビューファインダフレームと第2のビューファインダフレームとの相対的な位置関係は、本出願では限定されない。
例えば、図4(1)に示されているように、携帯電話の撮影インターフェースに表示されている現在のズーム倍率は「5×」であり、この場合、撮影インターフェースには、第1のビューファインダフレーム401のみが表示される。ユーザがズーム倍率を上げる(例えば、ズーム倍率が「10×」まで上げられる)指示が検出されたとき、携帯電話は、図4(2)に示されている撮影インターフェースを表示する。図4(2)に示されている撮影インターフェースには、第1のビューファインダフレーム403に加えて、第2のビューファインダフレーム405がさらに表示されている。第1のビューファインダフレーム403に表示されている主プレビュー画像は、第2のビューファインダフレーム405に表示されている補助プレビュー画像の一部であることが知られ得る。例えば、主プレビュー画像は、補助プレビュー画像の中央領域(またはほぼ中央領域)の画像である。第2のビューファインダフレーム405の画像は、第2のビューファインダフレーム405の画像内の第1のビューファインダフレーム403の画像の位置をユーザに示すために、第1のマーカフレーム406を含み得、これにより、ユーザは、第2のビューファインダフレーム405を使用して第1のビューファインダフレーム403の画像のフレーミング構成を行い、移動する対象を撮影する。
一例では、図4(2)に示されているように、第1のビューファインダフレーム403と第2のビューファインダフレーム405とは部分的に重なっていてもよい。例えば、第1のビューファインダフレーム403は、携帯電話の画面の表示領域の大部分または全部を占めてもよい。第2のビューファインダフレーム405は、第1のビューファインダフレーム403に重畳されてもよく、第1のビューファインダフレーム403内の端の位置、例えば、左下隅、右下隅、左上隅、右上隅に配置される。このようにして、第2のビューファインダフレームは第1のビューファインダフレームの中央領域を遮らず、その結果、ユーザによって関心を持たれる領域を遮ることが回避される。もちろん、ユーザは、ドラッグなどの操作を行うことによって第2のビューファインダフレームの表示位置を自由に移動させ得、これにより、場合により、ユーザは、第1のビューファインダフレーム内の端の位置の画像内容を見たり、異なるユーザの使用習慣または異なる時間のユーザの使用習慣などに対処したりする必要がある。
任意選択で、第2のビューファインダフレーム405が第1のビューファインダフレーム403に重畳され、第1のビューファインダフレーム403内の端の位置に配置されるとき、第2のビューファインダフレーム405はまた、半透明の形態で表示されてもよい。この場合、第2のビューファインダフレーム405は、より大きいビューファインダ範囲の補助プレビュー画像を提示し得、その領域内の第1のビューファインダフレーム403の画像を遮らない。
任意選択で、第2のビューファインダフレーム405は、閉じるコントロール407をさらに含んでもよい。ユーザは、閉じるコントロール407を操作することによって第2のビューファインダフレーム405を閉じ得、すなわち、携帯電話は、もはや撮影インターフェースに第2のビューファインダフレーム405を表示しなくなる。一部の例では、ユーザが第2のビューファインダフレーム405を手動で閉じた後、携帯電話は、第2のビューファインダフレーム405が元々表示されていた位置または別の位置に復元コントロールを表示し得る。あるいは、ユーザは、復元コントロールを操作することによって第2のビューファインダフレーム405の表示を再開してもよい。例えば、復元コントロールは、半透明の形態で第1のビューファインダフレーム403上にフローティング表示され得る。復元コントロールの具体的な形態は、本出願では限定されない。
任意選択で、第2のビューファインダフレーム405は、スケールコントロール408をさらに含んでもよい。ユーザがスケールコントロール408を操作したことを検出したとき、携帯電話は、第2のビューファインダフレーム405を拡大してもよいし、携帯電話は、このとき第2のビューファインダフレーム405のみを表示してもよい。このようにして、ユーザは、第2のビューファインダフレーム405の補助プレビュー画像をより明瞭に見得、補助プレビュー画像に基づいてフレーミング構成を行い得る。第2のビューファインダフレーム405が拡大された状態にあるときに、ユーザがスケールコントロール408を操作したことが再び検出されたとき、携帯電話は、第2のビューファインダフレーム405を縮小する。このようにして、ユーザは、第1のビューファインダフレーム403の主プレビュー画像を見得る。本出願では、主プレビュー画像および補助プレビュー画像は、ユーザの使用シナリオに基づいて様々な方法で柔軟に表示され得ることが知られ得る。
もちろん、前述の例において、第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405の表示位置も入れ替えられ得る。すなわち、第2のビューファインダフレーム405は、携帯電話の画面の表示領域の大部分または全部を占め、第1のビューファインダフレーム403は、第2のビューファインダフレーム405に重畳され、第2のビューファインダフレーム405内の端の位置に配置される。加えて、携帯電話は、ユーザの選択に応じて、第1のビューファインダフレーム403と第2のビューファインダフレーム405の位置を柔軟に配置し得る。例えば、ユーザは、第2のビューファインダフレーム405を第1のビューファインダフレーム403の位置までドラッグすることによって、第2のビューファインダフレーム405と第1のビューファインダフレーム403の位置を入れ替えるように携帯電話に示し得る。別の例では、第2のビューファインダフレーム405の境界に対してユーザによって行われたタッチホールド操作を検出したとき、またはユーザの指が第2のビューファインダフレーム405の境界に移動したことを検出したとき、携帯電話は、切り替えコントロール(図示せず)を表示し得、ユーザが切り替えコントロールを操作したことを検出したとき、携帯電話は、第2のビューファインダフレーム405と第1のビューファインダフレーム403との位置の入れ替えなどを行う。
別の例では、図4(3)に示されているように、第1のビューファインダフレーム403と第2のビューファインダフレーム405とは重なっていなくてもよい。例えば、携帯電話の表示領域は、重ならない2つの領域(例えば、上下の領域および左右の領域など)に分割されてもよく、2つの領域のサイズは同じであっても異なってもよく、2つの領域は、それぞれ第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405を表示するために使用される。任意選択で、第1のビューファインダフレーム403と第2のビューファインダフレーム405の表示位置は、ユーザの操作に応じて入れ替えられてもよい。
もちろん、携帯電話はまた、異なる携帯電話モードでは異なる領域分割方法を自動的に選択し得る。携帯電話モードは、ランドスケープモードまたはポートレートモードを含む。例えば、携帯電話がランドスケープモードにあるとき、携帯電話の表示領域は左右の領域に分割され、左右の領域は、それぞれ第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405を表示するために使用される。携帯電話がポートレートモードにあるとき、携帯電話の表示領域は上下の領域に分割され、上下の領域は、それぞれ第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405を表示するために使用される。別の例では、携帯電話が折り畳み可能なディスプレイを有するとき、携帯電話モードは、折り畳みモードまたは展開モードをさらに含む。携帯電話が折り畳みモードにあるとき、携帯電話の表示領域は上下の領域に分割され、上下の領域は、それぞれ第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405を表示するために使用される。携帯電話が展開モードにあるとき、携帯電話の表示領域は左右の領域に分割され、左右の領域は、それぞれ第1のビューファインダフレーム403および第2のビューファインダフレーム405を表示するために使用される。これは本出願では特に限定されない。
以下では、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームが携帯電話の撮影インターフェースに同時に表示される具体的な実施解決策について説明する。
技術的解決策では、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームの画像は、同じカメラによってキャプチャされた画像、例えば、長焦点カメラによってキャプチャされた画像であり得る。
例えば、第1のビューファインダフレームに表示される画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像と、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率とに基づいて処理が実行された後に取得された画像である。例えば、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「10×」である場合、携帯電話は、そのズーム倍率が「10×」である画像を取得するために、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像(例えば、元の画像のズーム倍率は「5×」である)に基づいて、デジタルズームのソフトウェア処理方法で、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像を最初にトリミングする。すなわち、第1のビューファインダフレームに表示される画像は、そのズーム倍率が「10×」である画像であり、その画像のビューファインダ範囲(または視野)は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像のビューファインダ範囲(または視野)よりも小さい。
第2のビューファインダフレームに表示される画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像に基づいて処理が実行された後に取得された画像である。一例では、第2のビューファインダフレームの画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像のフルサイズ画像であり、すなわち、携帯電話は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像をトリミングしない。言い換えれば、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像のズーム倍率は変更されない。例えば、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像のズーム倍率が「5×」である場合、第2のビューファインダフレームに表示される画像のズーム倍率は「5×」である。
任意選択で、第2のビューファインダフレームの画像は、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を決定する際にユーザを支援するためにのみ使用されるため、第2のビューファインダフレームの解像度は適切に低減されてもよい。したがって、低解像度画像を取得するために、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像に対してダウンサンプリングが実行されてもよく、低解像度画像が、第2のビューファインダフレームに表示される。
第2のビューファインダフレームの画像は、第2のビューファインダフレームの画像内の第1のビューファインダフレームの画像の位置をユーザに示すために、第2のビューファインダフレーム内で、第1のビューファインダフレームの画像をマーキングするように構成された第1のマーカフレームをさらに含み得る。このようにして、ユーザが第1のビューファインダフレームの画像のフレーミング構成を行うとき、より大きい視野を有する第2のビューファインダフレームに表示されたより多くのシーンに基づいて構成設計が行われ得る。あるいは、ユーザの撮影される対象が第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を越えて移動したとき、ユーザは、第2のビューファインダフレームの撮影される対象の位置に基づいて携帯電話を移動させ得、これにより、撮影される対象は、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲に戻り得、これにより、ユーザは、撮影される対象を追跡して撮影し得る。これらの特定のシナリオは、後で詳細に説明され、ここでは説明されない。
任意選択で、第1のマーカフレームのマーキング方法は、第2のビューファインダフレームのマーキング方法と異なってもよく、例えば、ビューファインダフレームの色が異なり、これにより、ユーザは、第1のマーカフレームによってマーキングされた内容をより明確に区別する。
この技術的解決策では、第2のビューファインダフレームの画像に対応するズーム倍率がK1であり、第1のビューファインダフレームの画像に対応するズーム倍率がK2であると仮定すると、第1のマーカフレームの画像の面積/第2のビューファインダフレームの画像の面積=(K1/K2)2である。例えば、第2のビューファインダフレームに対応するズーム倍率が「5×」であり、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「10×」である場合、第1のマーカフレームの画像の面積は、第2のビューファインダフレームの画像の面積の4分の1である。例えば、第2のビューファインダフレームの画像のサイズが320画素×240画素である場合、第1のマーカフレームの画像のサイズは160画素×120画素である。別の例では、第2のビューファインダフレームに対応するズーム倍率が「5×」であり、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「50×」である場合、第1のマーカフレームの画像の面積は、第2のビューファインダフレームの画像の面積の1%である。例えば、第2のビューファインダフレームの画像のサイズが320画素×240画素である場合、第1のマーカフレームの画像のサイズは32画素×24画素である。
加えて、第1のマーカフレームの画像の中心位置は、第2のビューファインダフレームの画像の中心位置と一致または略一致する。
任意選択で、携帯電話が高倍率撮影シナリオにあるとき、携帯電話は、あるいは、電子画像安定化(electronic image stabilization、EIS)技術を使用して第1のビューファインダフレームの画像を処理してもよい。この場合、第1のマーカフレームの位置が第2のビューファインダフレームの画像内で決定されたとき、第1のマーカフレームの画像の視野が第1のビューファインダフレームの画像のそれと一致することを保証するために、手振れによって生じる現在のオフセットがさらに補償される必要がある。
画像に対してデジタルズームおよび電子画像安定化を実行するための前述の特定の方法は、当業者によって考えられ得る任意の方法を使用して処理されてもよい。これは本出願では特に限定されない。
この例では、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率は変化せず、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が変化するにつれて、第2のビューファインダ内の第1のマーカフレームの面積が変化することが知られ得る。具体的には、第1のマーカフレームの面積は、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率(すなわち、主プレビュー画像のズーム倍率)に反比例する。この場合、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が上がるにつれて、第1のマーカフレームの面積は減少する。
別の例では、携帯電話のズーム倍率が第2の事前設定倍率(例えば、「20×」)よりも大きくなるように切り替えられ、第2の事前設定倍率が第1の事前設定倍率以上であるとき、第2のビューファインダフレームの画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像がトリミングされた後に取得された画像であり得る。言い換えれば、第2のビューファインダフレームの画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像に対してデジタルズーム処理を実行することによって取得され得る比較的大きいズーム倍率を有する画像である。しかしながら、第2のビューファインダフレームの画像のズーム倍率は、通常、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率よりも小さい。このようにして、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像と比較して、第2のビューファインダフレームの画像のズーム倍率は、第1のビューファインダフレームの画像のズーム倍率に近くなり、ビューファインダ範囲は近くなる。これは、ユーザが、第2のビューファインダフレームの画像に基づいて、第1のビューファインダフレームの撮影される対象をより正確に決定するのを助ける。例えば、携帯電話のズーム倍率が「20×」に切り替えられたとき、携帯電話のISPまたはプロセッサは、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像(ズーム倍率は「5×」である)に対してデジタル変換を実行して、比較的大きいズーム倍率(例えば、「10×」)を有する画像を取得し、比較的大きいズーム倍率を有する画像が第2のビューファインダフレームに表示される。
任意選択で、第2のビューファインダフレームの画像は、あるいは、(長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像と比較して)低解像度画像であってもよい。処理方法については、前述の例における関連する内容の説明を参照されたい。ここでは詳細は説明されない。
第2のビューファインダフレームの画像は、第2のビューファインダフレーム内で第1のビューファインダフレームの画像をマーキングするように構成された第1のマーカフレームをさらに含み得る。他の内容については、前述の例における関連する内容の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
この例では、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が変化するにつれて、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率が変化し得ることが知られ得る。この場合、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が上がったとき、第2のビューファインダフレーム内の第1のマーカフレームの面積は変化しなくてもよい。
別の技術的解決策では、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームの画像は、あるいは、携帯電話の同じ側にある異なるカメラ(例えば、異なる後方カメラ)によってキャプチャされた画像であってもよい。例えば、第1のビューファインダフレームの画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた画像であり、第2のビューファインダフレームの画像は、主カメラまたは広角カメラによってキャプチャされた画像である。
第1のビューファインダフレームに表示される画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた元の画像と、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率とに基づいて処理が実行された後に取得された画像である。第1のビューファインダフレームに表示される画像の処理は、第1の技術的解決策と同じであり、ここでは詳細は再び説明されない。
第2のビューファインダフレームに表示される画像は、主カメラまたは広角カメラによってキャプチャされた元の画像に基づいて処理が実行された後に取得された画像である。主カメラが説明のための例として使用される。
一例では、第2のビューファインダフレームの画像は、主カメラによってキャプチャされた元の画像のフルサイズ画像であり、すなわち、携帯電話は、主カメラによってキャプチャされた元の画像をトリミングしない。言い換えれば、主カメラによってキャプチャされた元の画像に対してズーム倍率変換は実行されない。例えば、主カメラによってキャプチャされた元の画像のズーム倍率が「1×」である場合、第2のビューファインダフレームに表示される画像のズーム倍率は「1×」である。
任意選択で、第2のビューファインダフレームの画像は、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を決定する際にユーザを支援するためにのみ使用されるため、第2のビューファインダフレームの解像度は適切に低減されてもよい。したがって、低解像度画像を取得するために、主カメラによってキャプチャされた元の画像に対してダウンサンプリングが実行されてもよく、低解像度画像が、第2のビューファインダフレームに表示される。
第2のビューファインダフレームの画像は、第2のビューファインダフレームの画像内の第1のビューファインダフレームの画像の位置をユーザに示すために、第2のビューファインダフレーム内で、第1のビューファインダフレームの画像をマーキングするように構成された第1のマーカフレームをさらに含み得る。
この技術的解決策では、第2のビューファインダフレームの画像に対応するズーム倍率がK1であり、第1のビューファインダフレームの画像に対応するズーム倍率がK2であると仮定すると、第1のマーカフレームの画像の面積/第2のビューファインダフレームの画像の面積=(K1/K2)2である。例えば、第2のビューファインダフレームに対応するズーム倍率が「1×」であり、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「10×」である場合、第1のマーカフレームの画像の面積は、第2のビューファインダフレームの画像の面積の1%である。例えば、第2のビューファインダフレームの画像のサイズが320画素×240画素である場合、第1のマーカフレームの画像のサイズは32画素×24画素である。
加えて、第1のマーカフレームの画像の中心位置は、第2のビューファインダフレームの画像の中心位置と略一致する。第1のビューファインダフレームの画像は、長焦点カメラによってキャプチャされた画像を使用して取得され、第2のビューファインダフレームの画像は、主カメラによってキャプチャされた画像を使用して取得され、携帯電話における長焦点カメラと主カメラとの位置は異なるため、第1のマーカフレームの画像の中心位置は、第1のマーカフレームの画像の視野が第1のビューファインダフレームの画像のそれと一致するように、長焦点カメラと主カメラとの相対距離に基づいて調整され得る。もちろん、携帯電話がEIS技術を使用して第1のビューファインダフレームの画像を処理するときに、第1のマーカフレームの位置が第2のビューファインダフレームの画像内で決定されたとき、手振れによって生じる現在のオフセットがさらに補償される必要がある。
この例では、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率は変化せず、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が変化するにつれて、第2のビューファインダ内の第1のマーカフレームの面積が変化することが知られ得る。具体的には、第1のマーカフレームの面積は、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率に反比例する。この場合、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が上がるにつれて、第1のマーカフレームの面積は減少する。
別の例では、携帯電話のズーム倍率が第2の事前設定倍率(例えば、「20×」)よりも大きくなるように切り替えられ、第2の事前設定倍率が第1の事前設定倍率以上であるとき、第2のビューファインダフレームの画像は、主カメラによってキャプチャされた元の画像がトリミングされた後に取得された画像であり得る。言い換えれば、第2のビューファインダフレームの画像は、主カメラによってキャプチャされた元の画像に対してデジタルズーム処理を実行することによって取得され得る比較的大きいズーム倍率を有する画像である。しかしながら、第2のビューファインダフレームの画像のズーム倍率は、通常、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率よりも小さい。このようにして、主カメラによってキャプチャされた元の画像と比較して、第2のビューファインダフレームの画像のズーム倍率は、第1のビューファインダフレームの画像のズーム倍率に近くなり、ビューファインダ範囲は近くなる。これは、ユーザが、第2のビューファインダフレームの画像に基づいて、第1のビューファインダフレームの撮影される対象をより正確に決定するのを助ける。例えば、携帯電話のズーム倍率が「20×」に切り替えられたとき、携帯電話のISPまたはプロセッサは、主カメラによってキャプチャされた元の画像(ズーム倍率は「1×」である)に対してデジタル変換を実行して、比較的大きいズーム倍率(例えば、「5×」)を有する画像を取得し、比較的大きいズーム倍率を有する画像が第2のビューファインダフレームに表示される。他の内容については、前述の例における関連する内容の説明を参照されたい。詳細は再び説明されない。
この例では、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が変化するにつれて、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率が変化し得ることが知られ得る。この場合、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が上がったとき、第2のビューファインダフレーム内の第1のマーカフレームの面積は変化しなくてもよい。
本出願の一部の実施形態では、携帯電話は、特定の周期で、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームに表示される画像をリフレッシュする。携帯電話はまた、主プレビュー画像のズーム倍率を監視し続ける。主プレビュー画像のズーム倍率が第1の事前設定倍率よりも大きい範囲内に変化したことを検出したとき、携帯電話は、補助プレビュー画像内の第1のマーカフレームのサイズを自動的に調整し、第1のビューファインダフレームおよび第2のビューファインダフレームのプレビュー画像をリフレッシュし続ける。ズーム倍率が第1の事前設定倍率よりも小さいことを検出したとき、携帯電話は、第2のビューファインダフレーム405に表示される補助プレビュー画像を自動的に閉じ得、第1のビューファインダフレームのプレビュー画像をリフレッシュし続ける。
本出願のさらに一部の実施形態では、ユーザが第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を閉じる操作を携帯電話が検出したとき、携帯電話は、補助プレビュー画像を閉じる。言い換えれば、携帯電話の現在の撮影プロセスにおいて、携帯電話のズーム倍率が第1の事前設定倍率以上であっても、携帯電話は、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を開かない。この撮影プロセスは、携帯電話のカメラアプリケーションをそのときに有効にしてから、カメラアプリケーションを終了するか、または携帯電話の電源を切って再起動するまでのプロセス(カメラがバックグラウンドで動作している場合を含む)と考えられ得る。携帯電話が、カメラアプリケーションを終了したか、または携帯電話の電源が切られた後に再起動した後に、携帯電話がカメラアプリケーションを再び有効にしたとき、それは、携帯電話の次の撮影プロセスと考えられ得る。
本出願のさらに一部の実施形態では、ユーザが第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を閉じた回数が事前設定回数に達したことを携帯電話が検出したとき、携帯電話はまた、携帯電話の補助プレビュー画像機能をデフォルトで閉じ得る。すなわち、携帯電話がカメラアプリケーションを終了し、カメラアプリケーションを再起動した後、携帯電話はもはや第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を表示しない。一部の例では、携帯電話をその工場出荷時の設定に戻すことによって、補助プレビュー画像機能は再び有効にされ得る。
本出願のさらに一部の実施形態では、携帯電話はまた、補助プレビュー画像機能のオン/オフ制御を設定し得る。ユーザは、高倍率で補助プレビュー画像機能を有効または無効にすることを自由に選択し得る。例えば、補助プレビュー画像のオン/オフ制御は、設定アプリケーションのオプションで設定され得る。別の例では、補助プレビュー画像のオン/オフ制御は、カメラアプリケーションの設定で設定され得る。別の例では、補助プレビュー画像のオン/オフ制御は、カメラの撮影インターフェース上で設定され得る。補助プレビュー画像機能のオン/オフ制御の具体的な形態および位置は、本出願では限定されない。もちろん、ユーザは、別の方法で、例えば、音声コマンドを使用すること、エアジェスチャを使用すること、物理キーまたは物理キーの組み合わせを押すことによって、補助プレビュー画像機能をさらに有効または無効にし得る。
第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像および第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を同時に表示し得る撮影インターフェースが説明された後、以下では、特定のシナリオを参照して、ユーザが第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を使用して第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像のフレーミング構成を行い、移動する撮影対象を追跡して撮影するプロセスについて詳細に説明する。
撮影シナリオとビデオ録画シナリオとの両方において、ユーザは、撮影を行うために、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を使用し得ることが理解されよう。撮影シナリオが、ここでは説明のために例として使用される。
シナリオ1:静的シーンを撮影し、補助プレビュー画像を使用してフレーミング構成を行う。
例えば、図5(1)に示されているように、携帯電話は撮影インターフェースを表示する。撮影インターフェースは、第1のビューファインダフレーム501の主プレビュー画像と、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像とを含む。この場合、携帯電話のズーム倍率は「10×」であり、第1のビューファインダフレーム501の主プレビュー画像には、1羽の鳥のみが明瞭かつ十分に見られ得る。ユーザが別の対象を撮影したい場合、ユーザは、第2のビューファインダフレーム502のより大きいビューファインダ範囲から新しい撮影対象を探し得る。例えば、ユーザは、撮影のために、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像から遠方のヤシの木のヤシの実を選択し得る
一例では、第2のビューファインダフレーム502内の第1のマーカフレーム503が、第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を明確に識別するため、ユーザは、新しい撮影対象と第1のマーカフレーム503との相対的な位置関係に基づいて、携帯電話を移動させたり、携帯電話の向きを変えたりし得る。例えば、新しい撮影対象のヤシの実が第1のマーカフレームの右上に位置する場合、ユーザは、携帯電話を右上方向に移動させたり、携帯電話の向きを右上方向に変えたりする。携帯電話を移動させるプロセスで、携帯電話はまた、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像をリアルタイムでリフレッシュすることに留意されたい。したがって、ユーザは、新しい撮影対象が第1のビューファインダフレームのビューファインダ範囲内に移動されたと判定するために、新しい撮影対象が補助プレビュー画像内の第1のマーカフレーム503内に移動されたかどうかを判定し得る。さらに、第1のマーカフレーム503の画像のビューファインダ範囲は、第1のビューファインダフレーム501の画像のそれと同じであるため、ユーザは、第1のビューファインダフレーム501のフレーミング構成を実施するために、補助プレビュー画像内の第1のマーカフレーム503のフレーミング構成を行い得る。例えば、図5(2)は、ユーザによって決定された新しい撮影対象の撮影インターフェースを示す。
任意選択で、ユーザはまた、補助プレビュー画像内の詳細をより明瞭に見る目的で、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像を拡大するためにスケールコントロール504を操作し、主プレビュー画像のフレーミング構成を行ってもよい。
任意選択で、主プレビュー画像のフレーミング構成を完了した後、ユーザは、第2のビューファインダフレーム502内の閉じるコントロール505を操作することによって第2のビューファインダフレーム502を閉じてもよい。このようにして、補助プレビュー画像が撮影プロセスでユーザの視界を遮ることを回避するために、ユーザが完全な主プレビュー画像を見ることは好適である。
別の例では、ユーザは、あるいは、補助プレビュー画像内の撮影される対象を選択してもよい。携帯電話は、撮影される対象と現在の第1のマーカフレームとの間の相対方向および距離を自動的に計算し、携帯電話を移動させたり、携帯電話の向きを変えたりするようにユーザに示し得、これにより、撮影される対象は第1のマーカフレーム内に移動し、撮影される対象のフレーミング構成が完了する。
例えば、図5(1)に示されている撮影インターフェース上で、ユーザは、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像を拡大し、例えば、図5(3)に示されている撮影インターフェースを表示するために、スケールコントロール504を操作し得る。任意選択で、図5(3)に示されている撮影インターフェースに、さらにプロンプト情報が、現在のプレビュー画像が補助プレビュー画像であることをユーザに示すために表示されてもよい。あるいは、図5(3)に示されている撮影インターフェースに、第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像を復元するためのコントロールが、現在のプレビュー画像が補助プレビュー画像であることをユーザに示し、このコントロールを使用して第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像を迅速に復元するために表示されてもよい。任意選択で、ユーザが補助プレビュー画像に対応するズーム倍率と携帯電話によって現在使用されているズーム倍率とを混同するのを防ぐために、撮影インターフェース上で、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率の指示がさらに非表示にされてもよい。一例では、携帯電話が主プレビュー画像を再び表示するとき、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率の指示も自動的に復元され得る。
ユーザは、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像内の撮影される対象を選択し得る。一例では、ユーザは、補助プレビュー画像内のヤシの実をタップし得、携帯電話は、ユーザがタップした位置を中心として使用して、その面積が第1のマーカフレーム503と同じである第2のマーカフレーム506を自動的に選択し得る。第2のマーカフレーム506は、ユーザによって選択された撮影される対象であると考えられ得る。携帯電話は、第1のマーカフレーム503の中心位置と第2のマーカフレーム506の中心位置との間の相対方向および距離を計算し得る。次に、計算された相対方向および距離に基づいて、携帯電話が移動すべき方向および距離、または携帯電話が変えるべき向きの角度が計算され、ユーザに、図5(4)に示されているプロンプト情報507が示される。もちろん、携帯電話はまた、別の方法で、例えば、音声、パターン(矢印)、またはアニメーションなどによって、携帯電話を移動させたり、携帯電話の向きを変えたりするようにユーザに示し得る。別の例では、携帯電話は、あるいは、画像認識技術を使用して第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像内のシーンを認識してもよい。ユーザが撮影される対象を選択した後、ユーザは、認識された対象を単位として使用し、認識された対象を撮影される対象として決定する。すなわち、第2のマーカフレーム506の面積は、第1のマーカフレーム503の面積と異なり得る。
加えて、この例では、撮影インターフェースはさらに、他の内容、例えば、撮影される対象を選択するようにユーザに示す表示情報を表示したり、音声を再生したりし得る。別の例では、ユーザが携帯電話を移動させるプロセスで、携帯電話はまた、移動される方向、および距離などをリアルタイムで計算し、案内情報をリアルタイムで更新し得る。
撮影される対象を第1のマーカフレーム503内に移動させることを決定した後、ユーザは、閉じるコントロール505をタップすることによって第2のビューファインダフレーム502を閉じ得る。この場合、携帯電話は、第1のビューファインダフレーム501の主プレビュー画像を表示する。任意選択で、ユーザはまた、第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像を縮小するためにスケールコントロール504をタップしてもよい。この場合、携帯電話は、第1のビューファインダフレーム501の主プレビュー画像および第2のビューファインダフレーム502の補助プレビュー画像を表示する。ユーザは、主プレビュー画像および補助プレビュー画像に基づいて、撮影動作を実行するように携帯電話に示すための機会を決定する。
携帯電話が撮影動作を実行した後、携帯電話によって最終的に生成された画像の視野は、第2のビューファインダフレームの画像のそれと同じである。
前述の第1の技術的解決策では、具体的には、第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像および第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像を取得するために、同じカメラ(例えば、長焦点カメラ)によってキャプチャされた元の画像が別々に処理される解決策では、携帯電話によって最終的に撮影された画像(すなわち、第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像)は、カメラによってキャプチャされた元の画像(または第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像)の中央領域をトリミングし、デジタルズームを実行することによって取得された画像であることに留意されたい。トリミング画像は、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率K1に対応し、現在のカメラによってキャプチャされた元の画像に対応するズーム倍率はK3であり、トリミング画像の面積/元の画像の面積=(K1/K3)2である。あるいは、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像に対応するズーム倍率はK2であり、トリミング画像の面積/第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像の面積=(K1/K2)2である。例えば、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率が「10×」であり、長焦点カメラに対応するズーム倍率が「5×」である場合、トリミング画像の面積は元の画像の面積の4分の1である。
本出願の発明概念に基づいて、ユーザは補助プレビュー画像内の撮影される対象を選択し、携帯電話はまた、最終的な撮影画像を取得するために、ユーザによって選択された撮影対象を中心として使用してトリミングを実行し得ると考えられ得る。すなわち、ユーザが補助プレビュー画像内の新しい撮影対象を選択した後、ユーザは、あるいは、携帯電話を移動させなくてもよい。例えば、ユーザは、補助プレビュー画像内のヤシの実をタップし得、携帯電話は、ユーザがタップした位置を中心として使用して、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率に対応する視野範囲の画像を自動的に選択し得る。ユーザが、撮影動作を実行するように携帯電話に示した後、携帯電話は、最終的な撮影画像を取得するために、カメラによって撮影された元の画像(または第2のビューファインダフレームのプレビュー画像)からこの範囲の画像をトリミングし、デジタルズームを実行する。
シナリオ2:移動する対象を追跡して撮影する。
ユーザが、撮影される対象に向けて携帯電話を使用する場合、撮影される対象は、最初に第1のビューファインダフレーム内に配置される。撮影される対象が変位し(変位速度が比較的遅く、変位距離が比較的短い)、第1のビューファインダフレームの外側に移動したときに、撮影される対象が依然として第2のビューファインダフレーム内にある場合、シナリオ1の方法によれば、ユーザは、撮影される対象が補助プレビュー画像の第1のマーカフレーム内に移動するように、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像に基づいて携帯電話の位置を手動で調整し得る。
別の場合には、撮影される対象が移動状態にあるとき(連続変位または急速変位の場合)、携帯電話は、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像内の撮影される対象をマーキングし得、これにより、ユーザは、補助プレビュー画像内の撮影される対象の移動軌跡に好適に注目し得る。
例えば、図6(1)は、第2のビューファインダフレーム601の補助プレビューの概略図を示す。この場合、撮影される対象が、最初に第1のマーカフレーム602内、すなわち、第1のビューファインダフレーム(ここでは図示せず)のビューファインダ範囲内に配置されていることが分かる。補助プレビュー画像は、マーカ603を含み得、マーカ603は、撮影される対象をマーキングするために使用される。例えば、目立つ三角形のマーカが、撮影される対象の下にマーキングするために使用されたり、長方形のフレームが、撮影される対象を囲むために使用されたりする。マーキング方法は、本出願では限定されない。
一部の例では、図6(2)に示されているように、撮影される対象が第1のマーカフレームの外側に移動したとき、ユーザは、マーカ603に基づいて、撮影される対象の位置を迅速に特定し、携帯電話の移動方向または移動距離を調整し得る。あるいは、マーカ603が第1のマーカフレームの外に移動したことを検出した後、携帯電話は、携帯電話が移動すべき方向もしくは位置、または携帯電話が回転されるべき角度を計算するために、マーカ603の位置および第1のマーカフレームの位置に基づいて計算を自動的に実行してもよい。携帯電話は、携帯電話を移動させたり、携帯電話を回転させたりするようにユーザに示すためにプロンプトメッセージまたはプロンプト識別子を表示したり、音声を再生したりする。
撮影される対象を携帯電話によって決定するための方法は、ユーザが撮影される対象を指定すること、または携帯電話が、第1のビューファインダフレームのM(Mは2より大きい整数である)個の連続するピクチャにおいて対象(例えば、鳥)が識別されたという事実に基づいて、この対象を撮影される対象として自動的に決定することであり得る。
任意選択で、撮影される対象を決定した後、携帯電話は、より鮮明な撮影される対象を撮影するために、第1のビューファインダフレーム内の撮影される対象に対してオートフォーカスを実行してもよい。
さらに別の場合には、撮影される対象が比較的速い速度で移動し、第1のマーカフレームの外に移動し、第2のビューファインダフレームの外に移動したとき、ユーザは、第2のビューファインダフレームのビューファインダ範囲を拡大するために第2のビューファインダフレームのズーム倍率を上げ得、これにより、撮影される対象は、より大きいビューファインダ範囲内に見つけられ得る。
例えば、図7(1)は、第2のビューファインダフレーム601の補助プレビューの概略図を示す。この場合、撮影される対象が、最初に第1のマーカフレーム602内、すなわち、第1のビューファインダフレーム(ここでは図示せず)のビューファインダ範囲内に配置されていることが分かる。第2のビューファインダフレーム601は、第2のビューファインダフレーム601の補助プレビュー画像のズーム倍率を示すために使用されるズーム倍率インジケータ701をさらに含み得る。この場合、補助プレビュー画像のズーム倍率は「5×」である。
図7(2)に示されているように、撮影される対象が比較的速い速度で移動したり、ユーザの手が振れたりして、撮影される対象が第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像内にいなくなったとき、撮影される対象は撮影位置の近傍にあるはずなので、撮影される対象は、補助プレビュー画像のズーム倍率を変更することによって見つけられ得る。例えば、携帯電話は、補助プレビュー画像のズーム倍率を下げて、補助プレビュー画像のビューファインダ範囲を大きくするように示され得る。図7(3)に示されているように、補助プレビュー画像のズーム倍率が比較的小さい値(例えば、「3×」)であるとき、撮影される対象は、補助プレビュー画像に表示される。ユーザはさらに、補助プレビュー画像に基づいて携帯電話を移動させたり、携帯電話の向きを変えたりし得る。
ここでの第2のビューファインダフレーム601内のズーム倍率指示701は、携帯電話によって現在使用されているズーム倍率とは無関係であることに留意されたい。携帯電話によって現在使用されているズーム倍率は、第1のビューファインダフレームの主プレビュー画像のズーム倍率である。
別の例では、撮影される対象が第1のマーカフレーム602の外に移動したことを携帯電話が検出したとき、携帯電話はまた、撮影される対象が補助プレビュー画像に表示されるまで、補助プレビュー画像のズーム倍率を自動的に下げ得る。
任意選択で、ユーザが、撮影される対象が第1のマーカフレーム602に再表示されることを可能にするために、携帯電話を移動させたり、携帯電話の向きを変えたりするとき、携帯電話はまた、補助プレビュー画像のズーム倍率を自動的に調整してデフォルト値(例えば、「10×」)に戻してもよい。
携帯電話は、撮影される対象を追跡して撮影するために第2のビューファインダフレーム601を使用し得ることが知られ得る。
さらに別の場合には、第1のマーカフレームの画像のフレーミング構成を容易にする目的で、第1のマーカフレームの近傍のより鮮明なシーンを見るために、ユーザは、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率を上げるように示し得るし、携帯電話は、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像のズーム倍率を自動的に上げ得る。関連する動作は同様であり、ここでは再び説明されない。
前述の実施形態は、カメラアプリケーションでの撮影を例として使用して説明されている。本出願における補助プレビュー機能は、カメラアプリケーションでのビデオ録画にも使用され得る。方法は同様であり、ここでは簡単に説明される。
携帯電話がビデオ録画機能を有効にし、録画を開始していないとき、本出願で提供される方法が、高ズーム倍率の場合(ズーム倍率が第1の事前設定倍率よりも大きい)に主プレビュー画像および補助プレビュー画像を表示するために使用され得る。これは、ユーザが、より大きいビューファインダ範囲を有する補助プレビュー画像に基づいて主プレビュー画像の構成設計を行うのを助ける。
携帯電話のビデオ録画プロセスにおいて、高ズーム倍率シナリオでは、主プレビュー画像および補助プレビュー画像が表示され、これにより、ユーザは、補助プレビュー画像に基づいてフレーミングを行い、ビデオ録画プロセスで、移動する対象を追跡して撮影し得る。
例えば、ビデオ録画プロセスにおいて、ユーザが撮影したい対象が変化した場合、ユーザは、第2のビューファインダフレームの、より大きいビューファインダ範囲を有する補助プレビュー画像を使用して新しい撮影対象を決定し、録画を継続するために携帯電話を移動させ得る。あるいは、新しい撮影対象が第2のビューファインダフレーム内で選択され、携帯電話は、新しい撮影対象が第1のビューファインダフレーム(すなわち、録画範囲)に表示されるように携帯電話を移動させるようユーザに示すためにプロンプトを示したり、再生したりしてもよい。
別の例では、ビデオ録画プロセスにおいて、ユーザによって撮影される対象が移動状態にある場合、携帯電話は、第2のビューファインダフレームの補助プレビュー画像内の撮影対象をマーキングし得、これにより、ユーザは、補助プレビュー画像内の撮影対象の移動軌跡に好適に注目し得る。撮影対象が主プレビュー画像の外に移動したとき、ユーザは、補助プレビュー画像を使用して撮影対象を迅速に見つけ、撮影対象を迅速に取り戻すために携帯電話を移動させ得る。あるいは、携帯電話は、マーカに基づいて携帯電話を移動させるようにユーザに示し得る。他の内容については、前述の関連する内容の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
本出願の一実施形態は、チップシステムをさらに提供する。図8に示されているように、チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ1101および少なくとも1つのインターフェース回路1102を含む。プロセッサ1101とインターフェース回路1102とは、ラインを介して相互接続され得る。例えば、インターフェース回路1102は、別の装置(例えば、電子デバイス100のメモリ)から信号を受信するように構成され得る。別の例では、インターフェース回路1102は、別の装置(例えば、プロセッサ1101)に信号を送信するように構成され得る。例えば、インターフェース回路1102は、メモリに記憶された命令を読み出し、その命令をプロセッサ1101に送信し得る。命令がプロセッサ1101によって実行されるとき、電子デバイスは、前述の実施形態において電子デバイス100(例えば、携帯電話)によって実行されるステップを実行することが可能である。もちろん、チップシステムは、別の個別素子をさらに含み得る。これは本出願のこの実施形態では特に限定されない。
本出願の一実施形態は、装置をさらに提供する。本装置は電子デバイスに含まれ、本装置は、前述の実施形態のいずれかの方法における電子デバイスの挙動を実施する機能を有する。この機能は、ハードウェアによって実施されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する少なくとも1つのモジュールまたはユニット、例えば、検出モジュールまたはユニット、表示モジュールまたはユニット、判定モジュールまたはユニット、および計算モジュールまたはユニットを含む。
本出願の一実施形態は、コンピュータ命令を含むコンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、前述の実施形態におけるいずれかの方法を実行することが可能である。
本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、前述の実施形態におけるいずれかの方法を実行することが可能である。
本出願の一実施形態は、電子デバイスのグラフィカルユーザインターフェースをさらに提供する。電子デバイスは、ディスプレイ、カメラ、メモリ、および1つ以上のプロセッサを含む。1つ以上のプロセッサは、メモリに記憶された1つ以上のコンピュータプログラムを実行するように構成され、グラフィカルユーザインターフェースは、電子デバイスが前述の実施形態におけるいずれかの方法を実行するときに表示されるグラフィカルユーザインターフェースを含む。
前述の機能を実施するために、端末などは、機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。当業者は、本明細書に開示されている実施形態で説明された例のユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、本出願の実施形態がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実施され得ることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアとコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアとのどちらによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の用途ごとに実施するために異なる方法を使用し得るが、その実施が本発明の実施形態の範囲を超えると考えられてはならない。
本出願の実施形態では、端末などは、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割され得る。例えば、各機能モジュールは、対応する各機能に基づく分割によって得られ得るし、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合され得る。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実施されてもよい。本発明の実施形態では、モジュールの分割は例であり、論理的な機能の分割にすぎないことに留意されたい。実際の実施態様では、別の分割方法が使用されてもよい。
実施態様に関する前述の説明は、簡便な説明のために前述の機能モジュールの分割が例示のための例として挙げられていることを当業者が理解することを可能にする。実際の用途では、前述の機能は、要求に基づいて異なるモジュールに割り当てられて実施され得、すなわち、装置の内部構造は、上記で説明された機能の全部または一部を実施するために異なる機能モジュールに分割される。前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたく、ここでは詳細は再び説明されない。
本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、各ユニットは物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本質的に本出願の実施形態の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本出願の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、もしくはネットワークデバイスであり得る)またはプロセッサに命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、フラッシュメモリ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述の説明は、本出願の特定の実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図されていない。本出願に開示されている技術的範囲内のいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内にあるものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
100 電子デバイス
110 プロセッサ
120 外部メモリインターフェース
121 内部メモリ
130 USBインターフェース
140 充電管理モジュール
141 電力管理モジュール
142 バッテリ
150 移動通信モジュール
160 ワイヤレス通信モジュール
170 オーディオモジュール
170A スピーカ
170B 受話器
170C マイクロフォン
170D ヘッドセットジャック
180 センサモジュール
180A 圧力センサ
180B ジャイロスコープセンサ
180C 気圧センサ
180D 磁気センサ
180E 加速度センサ
180F 距離センサ
180G 光学式近接センサ
180H 指紋センサ
180J 温度センサ
180K タッチセンサ
180L 周囲光センサ
180M 骨伝導センサ
190 キー
191 モータ
192 インジケータ
193 カメラ
194 ディスプレイ
195 SIMカードインターフェース
301 カメラアプリケーションアイコン
302 第1のビューファインダフレーム
303 ズーム倍率指示
304 ズームルーラのスライダ
401 第1のビューファインダフレーム
402 ズーム倍率指示
403 第1のビューファインダフレーム
405 第2のビューファインダフレーム
406 第1のマーカフレーム
407 閉じるコントロール
408 スケールコントロール
501 第1のビューファインダフレーム
502 第2のビューファインダフレーム
503 第1のマーカフレーム
504 スケールコントロール
505 閉じるコントロール
506 第2のマーカフレーム
507 プロンプト情報
601 第2のビューファインダフレーム
602 第1のマーカフレーム
603 マーカ
701 ズーム倍率指示
1101 プロセッサ
1102 インターフェース回路

Claims (19)

  1. 撮影プレビュー方法であって、前記方法は、カメラを備える電子デバイスに適用され、前記方法は、
    前記カメラを起動し、前記電子デバイスによって第1のビューファインダフレームを表示するステップであって、前記第1のビューファインダフレームは、第1のプレビューピクチャを表示するように構成され、前記第1のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第1の倍率である、ステップと、
    ユーザによって入力された、前記カメラの前記ズーム倍率を上げる第1の操作を受け付けるステップと、
    前記第1の操作に応答して、前記第1のビューファインダフレームによって第2のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第2のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第2の倍率であり、前記第2の倍率は前記第1の倍率よりも大きい、ステップと、
    前記第2の倍率が事前設定倍率以上である場合に、前記電子デバイスによって第2のビューファインダフレームをさらに表示するステップであって、前記第2のビューファインダフレームは、第3のプレビューピクチャを表示するように構成され、前記第3のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲は、前記第2のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲よりも大きい、ステップと
    を含み、前記第2のビューファインダフレームはマーカフレームをさらに含み、前記マーカフレームは、前記第3のプレビューピクチャ内の、そのビューファインダ範囲が前記第2のプレビューピクチャのそれと同じであるピクチャを識別するために使用される、撮影プレビュー方法。
  2. 前記カメラの前記ズーム倍率を上げる前記第1の操作は、ズーム倍率指示コントロールに対する1つ以上の操作、2本の指によって前記電子デバイスのフレームに向かってスライドすること、ズームルーラのスライダをドラッグすること、長焦点カメラに切り替えるオプションを選択すること、および長焦点撮影シナリオに切り替えるオプションを選択することのいずれか1つである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電子デバイスによって第1のビューファインダフレームを表示する前記ステップは、前記電子デバイスによって、前記第1のビューファインダフレームを撮影プレビューインターフェースに表示するステップ、または前記電子デバイスによって、前記第1のビューファインダフレームをビデオ録画インターフェースに表示するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記ユーザによって入力された、前記カメラの前記ズーム倍率を上げる第2の操作を受け付けるステップと、
    前記第2の操作に応答して、前記第1のビューファインダフレームによって第4のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第4のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第3の倍率であり、前記第3の倍率は前記第2の倍率よりも大きい、ステップ、および前記第2のビューファインダフレームによって第5のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第5のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲は、前記第3のプレビューピクチャに対応する前記カメラの前記ビューファインダ範囲と同じであり、前記第2のビューファインダフレーム内の前記マーカフレームのサイズが小さくなる、ステップと
    をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記ユーザによって入力された、前記カメラの前記ズーム倍率を下げる第3の操作を受け付けるステップと、
    前記第3の操作に応答して、前記第1のビューファインダフレームによって第6のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第6のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第4の倍率であり、前記第4の倍率は前記第2の倍率よりも小さい、ステップと、
    前記第4の倍率が前記事前設定倍率以上である場合に、前記第2のビューファインダフレームによって第7のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第7のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲は、前記第3のプレビューピクチャに対応する前記カメラの前記ビューファインダ範囲と同じであり、前記第2のビューファインダフレーム内の前記マーカフレームのサイズが大きくなる、ステップ、または
    前記第4の倍率が前記事前設定倍率よりも小さい場合に、前記電子デバイスによって前記第2のビューファインダフレームを表示することをスキップするステップと
    をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記ユーザによって入力された、前記カメラの前記ズーム倍率を上げる第4の操作を受け付けるステップと、
    前記第4の操作に応答して、前記第1のビューファインダフレームによって第8のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第8のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第5の倍率であり、前記第5の倍率は前記第2の倍率よりも大きい、ステップ、および前記第2のビューファインダフレームによって第9のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第9のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲は、前記第8のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲よりも大きく、前記第3のプレビューピクチャに対応する前記カメラの前記ビューファインダ範囲よりも小さい、ステップと
    をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記ユーザによって入力された、前記カメラの前記ズーム倍率を下げる第5の操作を受け付けるステップと、
    前記第5の操作に応答して、前記第1のビューファインダフレームによって第10のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第10のプレビューピクチャに対応する前記カメラのズーム倍率は第6の倍率であり、前記第6の倍率は前記第2の倍率よりも小さい、ステップと、
    前記第6の倍率が前記事前設定倍率以上である場合に、前記第2のビューファインダフレームによって第11のプレビューピクチャを表示するステップであって、前記第11のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲は、前記第10のプレビューピクチャに対応する前記カメラのビューファインダ範囲よりも大きく、前記第3のプレビューピクチャに対応する前記カメラの前記ビューファインダ範囲よりも大きい、ステップ、または
    前記第6の倍率が前記事前設定倍率よりも小さい場合に、前記電子デバイスによって前記第2のビューファインダフレームを表示することをスキップするステップと
    をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記電子デバイスの第1のカメラを使用してピクチャをキャプチャするステップと、
    前記電子デバイスによって、前記第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、前記第1のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャに対してズーム処理を実行するステップと、
    前記電子デバイスによって、前記第1のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャを前記第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定するステップ、または前記第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、前記第1のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャに対してズーム処理を実行するステップと
    をさらに含み、前記第2のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応するズーム倍率は、前記第1のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のカメラは長焦点カメラである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記電子デバイスの第2のカメラおよび第3のカメラを使用してピクチャを別々にキャプチャするステップと、
    前記電子デバイスによって、前記第1のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、前記第2のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャに対してズーム処理を実行するステップと、
    前記電子デバイスによって、前記第3のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャを前記第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャとして決定するステップ、または前記第2のビューファインダフレームに表示されるプレビューピクチャを取得するために、前記第3のカメラによってキャプチャされた前記ピクチャに対してズーム処理を実行するステップと
    をさらに含み、前記第2のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応するズーム倍率は、前記第1のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応するズーム倍率以下である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第2のカメラは長焦点カメラであり、前記第3のカメラは短焦点カメラまたは中焦点カメラである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応する前記ズーム倍率がK1であり、前記第1のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャに対応する前記ズーム倍率がK2である場合、前記第2のビューファインダフレーム内の前記マーカフレームの前記ピクチャの面積/前記第2のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャの面積の値は(K1/K2)2である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第2のビューファインダフレームを表示するときに、前記電子デバイスは、前記第2のビューファインダフレームに対応する閉じるコントロールをさらに表示し得、前記方法は、
    前記第2のビューファインダフレームに対応する前記閉じるコントロールに対して前記ユーザによって行われた操作に応答して、前記電子デバイスによって前記第2のビューファインダフレームを閉じるステップ
    をさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記方法は、
    前記電子デバイスが前記第2のビューファインダフレームを閉じたときに、前記電子デバイスによって、前記第2のビューファインダフレームに対応する復元コントロールを表示するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    前記電子デバイスによって、前記第2のビューファインダフレームに表示される前記プレビューピクチャ内のターゲット撮影対象をマーキングするステップ
    をさらに含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. プロセッサと、メモリと、タッチスクリーンとを備える電子デバイスであって、前記メモリおよび前記タッチスクリーンは、前記プロセッサに結合されており、前記メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成されており、前記コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、前記プロセッサが前記メモリから前記コンピュータ命令を読み出すとき、前記電子デバイスは、請求項1から15のいずれか一項に記載の撮影プレビュー方法を実行することが可能である、電子デバイス。
  17. コンピュータ命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令が電子デバイス上で実行されるとき、前記電子デバイスは、請求項1から15のいずれか一項に記載の撮影プレビュー方法を実行することが可能である、コンピュータ可読記憶媒体。
  18. 1つ以上のプロセッサを備えるチップシステムであって、前記1つ以上のプロセッサが命令を実行するとき、前記1つ以上のプロセッサは、請求項1から15のいずれか一項に記載の撮影プレビュー方法を実行する、チップシステム。
  19. 電子デバイスのグラフィカルユーザインターフェースであって、前記電子デバイスは、ディスプレイ、カメラ、メモリ、および1つ以上のプロセッサを備え、前記1つ以上のプロセッサは、前記メモリに記憶された1つ以上のコンピュータプログラムを実行するように構成されており、前記グラフィカルユーザインターフェースは、前記電子デバイスが請求項1から15のいずれか一項に記載の撮影プレビュー方法を実行するときに表示されるグラフィカルユーザインターフェースを含む、グラフィカルユーザインターフェース。
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