JP2023501549A - 雑草防除方法におけるフッ素化フェニル酢酸誘導体 - Google Patents

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    • A01P13/00Herbicides; Algicides

Abstract

本発明は、除草剤としての、式(I)【化1】TIFF2023501549000024.tif59170(式中、R1、R2及びnは、本明細書で定義したとおりである)の化合物の使用に関する。本発明はさらに、農芸化学的に許容される塩、式(I)の化合物を含む除草剤組成物、及び、特には有用な植物の作物における雑草を防除するための式(I)の化合物の使用に関する。

Description

本発明は、除草剤としての特定の化合物の使用、この化合物を含む除草剤組成物、及び特には有用な植物の作物における雑草を防除するための、又は植物の成長を阻害するためのそれらの使用に関する。
ポリクロロフェニル酢酸及び除草剤としてのそれらの使用が、例えば、GB901553号明細書、米国特許第3,134,808号明細書、米国特許第3,218,146号明細書及び米国特許第3,331,865号明細書から知られている。さらに、特定のジフルオロ含有化合物が、国際公開第2017/148964号に開示される特定のトリフルオロメチルプロパンアミドの合成における中間体として知られている。ここで、これらの中間体が、意外にも、良好な除草特性を示すことが発見された。
したがって、本発明によれば、除草剤としての、式(I)
Figure 2023501549000002
(式中、
1は、ハロゲン、メチル及びC1-ハロアルキル(好ましくは、CF3)からなる群から選択され;
2は、水素又はC1~C6アルキルであり;
n=0、1、2、3、4又は5である)
の化合物
又は前記化合物の農学的に許容される塩の使用が提供される。
1~C6アルキル-としては、例えば、メチル(Me、CH3)、エチル(Et、C25)、n-プロピル(n-Pr)、イソプロピル(i-Pr)、n-ブチル(n-Bu)、イソブチル(i-Bu)、sec-ブチル及びtert-ブチル(t-Bu)が挙げられる。
本発明の好ましい実施形態において、R1は、ハロゲンである。
ハロゲン(又はハロ)としては、例えば、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素が挙げられる。
本発明の一実施形態において、nは、1、2又は3、好ましくは、1又は2である。
本発明の一実施形態において、nが、1以上である場合、R1は、好ましくは、フッ素、塩素又は臭素である。より好ましくは、R1は、塩素又はフッ素であり、より好ましい実施形態において、R1は塩素である。特に好ましい実施形態において、nは2であり、R1は2,3ジクロロである。
本発明の別の実施形態において、R2は水素である。本発明の別の実施形態において、R2は、C1~C6アルキル、好ましくは、メチル又はエチルである。
本発明は、式(I)の化合物の農学的に許容される塩も提供する。式(I)の化合物の塩は、一級、二級、及び三級のアミンなどのアミン(例えばアンモニア、ジメチルアミン、及びトリエチルアミン)と共に形成されていてもよく、アルカリ金属及びアルカリ土類金属塩基、遷移金属、又は四級アンモニウム塩基が好ましい。特に好ましい実施形態において、農芸化学的に許容される塩は、ナトリウム、カリウム、アルミニウム、ジメチルアミン(DMA)、ジグリコールアミン(DGA)及びコリン塩からなる群から選択される。
したがって、本発明によれば、式(Ia)
Figure 2023501549000003
(式中、
1a及びRbは、独立に、ハロゲン、メチル及びC1-ハロアルキル(好ましくは、CF3)からなる群から選択される)
の化合物の農芸化学的に許容される塩が提供される。
より好ましい実施形態において、R1a及びRbは、独立に、ハロゲン、メチル及びCF3からなる群から選択される。
より好ましい実施形態において、R1a及びRbは両方ともハロゲンである。
より好ましい実施形態において、R1a及びRbは、独立に、フルオロ、クロロ及びブロモから選択される。
特定の実施形態において、R1a及びR1bは両方ともクロロである。
本発明の式(I)の化合物は、それ自体で除草剤として使用することができるものの、これらは一般的にはキャリア、溶剤及び表面活性剤(SAA)などの配合補助剤を用いて、除草剤組成物に配合される。そのため、本発明は、(i)(好ましい実施形態と共に)本明細書で定義される式(I)の化合物と、(ii)農学的に許容される配合補助剤とを含む除草剤組成物をさらに提供する。組成物は、使用前に希釈される濃縮物の形態であってもよいが、そのまま使用可能な組成物も製造することが可能である。最終的な希釈は通常は水で行われるが、水の代わりに、又は、水に追加して、例えば液体肥料、微量元素、生物有機体、油、又は溶剤で行うこともできる。
除草剤組成物は、通常0.1~99重量%、特には0.1~95重量%の式Iの化合物と、1~99.9重量%の配合補助剤とを含み、配合補助剤は好ましくは0~25重量%の表面活性物質を含む。
組成物は数種類の配合物タイプから選択可能である。これらとしては、乳化性濃縮物(EC)、懸濁液濃縮物(SC)、サスポエマルジョン(SE)、カプセル懸濁液(CS)、水分散性顆粒(WG)、乳化性顆粒(EG)、油中水型エマルジョン(EO)、水中油型(EW)エマルジョン、マイクロエマルジョン(ME)、油性懸濁性剤(OD)、油混和性流動性剤(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)、超低体積懸濁液(SU)、超低体積液体(UL)、工業用濃縮物(TK)、分散性濃縮物(DC)、可溶性粉末(SP)、水和剤(WP)、及び可溶性顆粒(SG)が挙げられる。いずれの事例において選択される配合物のタイプも、想定される具体的な目的、式(I)の化合物の物理的、化学的、及び生物学的特性に依存するであろう。
可溶性粉末(SP)は、式(I)の化合物を、1種又は複数種の水溶性無機塩(重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は硫酸マグネシウムなど)又は1種又は複数種の水溶性有機固形分(多糖類など)と、任意選択で、1種又は複数種の湿潤剤、1種又は複数種の分散剤又は前記薬剤の混合物と共に混合して水分散性/溶解度を向上させることにより調製され得る。混合物は、次いで、微粉末に粉砕される。同様の組成物もまた水溶性顆粒(SG)に粒状化され得る。
水和剤(WP)は、式(I)の化合物を、1種又は複数種の固体希釈剤又はキャリア、1種又は複数種の湿潤剤、好ましくは1種又は複数種の分散剤、任意選択で、1種又は複数種の懸濁剤と混合して液体中での分散を促進させることにより調製され得る。混合物は、次いで、微粉末に粉砕される。同様の組成物もまた水分散性顆粒(WG)に粒状化され得る。
顆粒(GR)は、式(I)の化合物と1種又は複数種の粉末化された固体希釈剤若しくはキャリアとの混合物を粒状化することにより、又は、予め形成されたブランクの顆粒から、式(I)の化合物(又は、好適な薬剤中のその溶液)を多孔性粒状材料(軽石、アタパルジャイトクレイ、フーラー土、キースラガー、珪藻土又は粉砕したトウモロコシ穂軸など)に吸収させることにより、又は、式(I)の化合物(又は、好適な薬剤中のその溶液)を硬質のコア材料(砂、ケイ酸、炭酸塩、硫酸塩又はリン酸塩鉱物など)に吸着させ、必要に応じて乾燥させることにより、形成され得る。吸収又は吸着を補助するために通例用いられる薬剤としては、溶剤(脂肪族及び芳香族石油系溶剤、アルコール、エーテル、ケトン及びエステルなど)及び固着剤(ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、デキストリン、糖質及び植物性油など)が挙げられる。1種又は複数種の他の添加剤もまた顆粒に含まれ得る(例えば、乳化剤、湿潤剤又は分散剤)。
分散性濃縮物(DC)は、水、又は、ケトン、アルコール若しくはグリコールエーテルなどの有機溶剤中に式(I)の化合物を溶解させることにより調製され得る。これらの溶液は、表面活性剤を含有していてもよい(例えば、水による希釈を向上させるか、又は、噴霧タンク中での結晶化を防止するため)。
乳化性濃縮物(EC)又は水中油型エマルジョン(EW)は、有機溶剤(任意選択で、1種又は複数種の湿潤剤、1種又は複数種の乳化剤又は前記薬剤の混合物を含有する)中に式(I)の化合物を溶解させることにより調製され得る。ECにおける使用に好適な有機溶剤としては、芳香族炭化水素(SOLVESSO 100、SOLVESSO 150及びSOLVESSO 200(SOLVESSOは登録商標である)によって例示されるアルキルベンゼン又はアルキルナフタレンなど)、ケトン(シクロヘキサノン又はメチルシクロヘキサノンなど)及びアルコール(ベンジルアルコール、フルフリルアルコール又はブタノールなど)、N-アルキルピロリドン(N-メチルピロリドン又はN-オクチルピロリドンなど)、脂肪酸のジメチルアミド(C8~C10脂肪酸ジメチルアミドなど)及び塩素化炭化水素が挙げられる。EC生成物は、水が添加されると自然に乳化して、適切な器具による噴霧適用が可能である十分な安定性を有するエマルジョンをもたらし得る。
EWの調製は、液体(室温で液体ではない場合には、典型的には70℃未満の適度な温度で溶融され得る)として、又は溶液(適切な溶剤中に溶解することにより)として式(I)の化合物を得るステップ、次いで、得られた液体又は溶液を1種以上のSAAを含む水中に高せん断下で乳化させてエマルジョンを得るステップを含む。EWにおける使用に好適な溶剤としては、植物油、塩素化炭化水素(クロロベンゼンなど)、芳香族溶媒(アルキルベンゼン又はアルキルナフタレンなど)、及び水への溶解度が低い他の適切な有機溶剤が挙げられる。
マイクロエマルジョン(ME)は、1種又は複数種の溶剤と1種又は複数種のSAAとのブレンドと水を混合して、熱力学的に安定な等方性液体配合物を自然にもたらすことにより調製され得る。式(I)の化合物は、最初は、水又は溶剤/SAAブレンド中に存在する。MEにおける使用に好適な溶剤としては、EC又はEWにおける使用のために本明細書中上記に記載されているものが挙げられる。MEは、水中油型又は油中水型系(どの系が存在しているかは伝導率測定により判定され得る)であり得、同一の配合物中への水溶性及び油溶性有害生物防除剤の混合に好適であり得る。MEは、マイクロエマルジョンのまま、又は、従来の水中油型エマルジョンを形成する水での希釈に好適である。
懸濁液濃縮物(SC)は、式(I)の化合物の微細な不溶性固体粒子の水性又は非水性懸濁液を含み得る。SCは、好適な媒体中の式(I)の固体化合物を、任意選択で1種又は複数種の分散剤と共にボールミル又はビーズミルにかけて化合物の微細な粒子懸濁液を生成することにより調製され得る。1種又は複数種の湿潤剤が組成物中に含まれていてもよく、懸濁剤が粒子が沈降する速度を低減するために含まれていてもよい。あるいは、式(I)の化合物が乾式ミルにかけられ、本明細書前述の薬剤を含有する水に加えられて、所望される最終生成物がもたらされてもよい。
エアロゾル配合物は、式(I)の化合物及び好適な噴射剤(例えばn-ブタン)を含む。式(I)の化合物はまた、好適な媒体(例えば水、又は、n-プロパノールなどの水和性の液体)中に溶解又は分散されて、非加圧式の手動式噴霧ポンプで用いられる組成物をもたらし得る。
カプセル懸濁液(CS)はEW配合物の調製と同様に調製され得るが、油滴の水性分散体が得られ、油滴の各々が高分子シェルによるカプセルに入っていると共に式(I)の化合物及び任意選択でそのためのキャリア又は希釈剤を含有するよう追加の重合ステージを伴って調製され得る。高分子シェルは、界面重縮合反応又はコアセルベーション法によって生成され得る。この組成物は、式(I)の化合物の制御放出を提供し得、それらは、種子処理に使用され得る。式(I)の化合物はまた、生分解性高分子マトリックス中に配合されて、化合物の制御された緩効性をもたらし得る。
組成物は、例えば、式(I)の化合物の、表面上での濡れ性、保持性、若しくは分散性;処理面上における雨への耐性;又は、取り込み若しくは可動性を改善することにより組成物の生物学的性能を向上させるために、1種又は複数種の添加剤を含んでいてもよい。このような添加剤としては、表面活性剤(SAA)、例えば特定の鉱油又は天然植物油(大豆及びナタネ油など)といった油系噴霧添加剤、メチレート化ナタネ油(MRSO)などの変性植物油、及び、これらと他の生体活性増強(bio-enhancing)補助剤(式(I)の化合物の作用を補助又は修正し得る処方成分)とのブレンドが挙げられる。
湿潤剤、分散剤、及び乳化剤は、カチオン性、アニオン性、両性、又はノニオン性のSAAであってもよい。
好適なカチオン性SAAとしては、第4級アンモニウム化合物(例えば臭化セチルトリメチルアンモニウム)、イミダゾリン及びアミン塩が挙げられる。
好適なアニオン性SAAとしては、脂肪酸のアルカリ金属塩、硫酸の脂肪族モノエステルの塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム)、スルホン化芳香族化合物の塩(例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、スルホン酸ブチルナフタレン、並びに、ジ-イソプロピル-スルホン酸ナトリウム及びトリ-イソプロピル-ナフタレンスルホン酸ナトリウムの混合物)、エーテル硫酸塩、アルコールエーテル硫酸塩(例えばラウレス-3-硫酸ナトリウム)、エーテルカルボン酸塩(例えばラウレス-3-カルボン酸ナトリウム)、リン酸エステル(1種又は複数種の脂肪族アルコールと、リン酸(主にモノ-エステル)又は五酸化リン(主にジ-エステル)との反応、例えばラウリルアルコールと四リン酸との反応の生成物;さらに、これらの生成物がエトキシル化されてもよい)、スルホコハク酸塩、パラフィン又はオレフィンスルホン酸塩、タウレート、リグノスルホネート及びトリスチリルフェノールのリン酸塩/硫酸塩が挙げられる。
好適な両性SAAとしては、ベタイン、プロピオネート及びグリシネートが挙げられる。
非イオン性の好適なSAAとしては、アルキレンオキシド(エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド又はこれらの混合物など)と、脂肪アルコール(オレイルアルコール又はセチルアルコールなど)又はアルキルフェノール(オクチルフェノール、ノニルフェノール又はオクチルクレゾールなど)との縮合生成物;長鎖脂肪酸又はヘキシトール無水物由来の部分エステル;前記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物;ブロックポリマー(エチレンオキシド及びプロピレンオキシドを含む);アルカノールアミド;単純エステル(例えば脂肪酸ポリエチレングリコールエステル);アミンオキシド(例えばラウリルジメチルアミンオキシド);レシチン及びソルビタン及びこれらのエステル、アルキルポリグリコシド及びトリスチリルフェノールが挙げられる。
好適な懸濁剤としては、親水性コロイド(多糖、ポリビニルピロリドン、又はカルボキシメチルセルロースナトリウム等)、及び膨潤粘土(ベントナイト又はアタパルジャイト等)が挙げられる。
本発明の除草剤化合物はまた、1種以上のさらなる除草剤及び/又は植物成長調節剤との混合物中で使用され得る。このようなさらなる除草剤又は植物成長調節剤の例としては、アセトクロール、アシフルオルフェン(アシフルオルフェン-ナトリウムを含む)、アクロニフェン、アメトリン、アミカルバゾン、アミノピラリド、アミノトリアゾール、アトラジン、ベフルブタミド-M、ベンスルフロン(ベンスルフロン-メチルを含む)、ベンタゾン、ビシクロピロン、ビアラホス、ビスピリバック-ナトリウム、ビクスロゾン(bixlozone)、ブロマシル、ブロモキシニル、ブタクロール、ブタフェナシル、カルフェントラゾン(カルフェントラゾン-エチルを含む)、クロランスラム(クロランスラム-メチルを含む)、クロリムロン(クロリムロン-エチルを含む)、クロロトルロン、クロルスルフロン、シンメチリン、クラシホス(clacyfos)、クレトジム、クロジナホップ(クロジナホップ-プロパルギルを含む)、クロマゾン、クロピラリド、シクロピラニル、シクロピリモレート、シクロスルファムロン、シハロホップ(シハロホップ-ブチルを含む)、2,4-D(そのコリン塩及び2-エチルヘキシルエステルを含む)、2,4-DB、デスメジファム、ジカンバ(そのアルミニウム、アミノプロピル、ビス-アミノプロピルメチル、コリン、ジクロロプロップ、ジグリコールアミン、ジメチルアミン、ジメチルアンモニウム、カリウム及びナトリウム塩を含む)ジクロスラム、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジメタクロール、ジメテナミド-P、二臭化ジクワット、ジウロン、エタルフルラリン、エトフメセート、フェノキサプロップ(フェノキサプロップ-P-エチルを含む)、フェノキサスルホン、フェンキノトリオン、フェントラザミド、フラザスルフロン、フロラスラム、フロルピラウキシフェン(フロルピラウキシフェン-ベンジルを含む)、フルアジホップ(フルアジホップ-P-ブチルを含む)、フルカルバゾン(フルカルバゾン-ナトリウムを含む)、フルフェナセット、フルメトスラム、フルミオキサジン、フルオメツロン、フルピルスルフロン(フルピルスルフロン-メチル-ナトリウムを含む)、フルロキシピル(フルロキシピル-メプチルを含む)、ホメサフェン、ホラムスルフロン、グルホシネート(そのアンモニウム塩を含む)、グリホサート(その二アンモニウム、イソプロピルアンモニウム及びカリウム塩を含む)、ハラウキシフェン(ハラウキシフェン-メチルを含む)、ハロキシホップ(ハロキシホップ-メチルを含む)、ヘキサジノン、ヒダントサイジン、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマゼタピル、インダジフラム、ヨードスルフロン(ヨードスルフロン-メチル-ナトリウムを含む)、イオフェンスルフロン(イオフェンスルフロン-ナトリウムを含む)、イオキシニル、イソプロツロン、イソキサフルトール、ランコトリオン、MCPA、MCPB、メコプロップ-P、メソスルフロン(メソスルフロン-メチルを含む)、メソトリオン、メタミトロン、メタザクロール、メチオゾリン、メトラクロール、メトスラム、メトリブジン、メトスルフロン、ナプロパミド、ニコスルフロン、ノルフルラゾン、オキサジアゾン、オキサスルフロン、オキシフルオルフェン、パラコートジクロリド、ペンジメタリン、ペノキススラム、フェンメジファム、ピクロラム、ピノキサデン、プレチラクロール、プリミスルフロン-メチル、プロメトリン、プロパニル、プロパキザホップ、プロピリスルフロン、プロピザミド、プロスルホカルブ、プロスルフロン、ピラクロニル、ピラフルフェン(ピラフルフェン-エチルを含む)、ピラスルホトール、ピリデート、ピリフタリド、ピリミスルファン、ピロキサスルホン、ピロックススラム、キンクロラック、キンメラック、キザロホップ(キザロホップ-P-エチル及びキザロホップ-P-テフリルを含む)、リムスルフロン、サフルフェナシル、セトキシジム、シマジン、S-メトラクロール、スルフェントラゾン、スルホスルフロン、テブチウロン、テフリルトリオン、テンボトリオン、テルブチラジン、テルブトリン、テトフルピロリメット、チエンカルバゾン、チフェンスルフロン、チアフェナシル、トルピラレート、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリアファモン、トリアレート、トリアスルフロン、トリベヌロン(トリベヌロン-メチルを含む)、トリクロピル、トリフロキシスルフロン(トリフロキシスルフロン-ナトリウムを含む)、トリフルジモキサジン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、エチル2-[[3-[2-クロロ-4-フルオロ-5-[3-メチル-2,6-ジオキソ-4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-1-イル]フェノキシ]-2-ピリジル]オキシ]アセテート、3-(2-クロロ-4-フルオロ-5-(3-メチル-2,6-ジオキソ-4-トリフルオロメチル-3,6-ジヒドロピリミジン-1(2H)-イル)フェニル)-5-メチル-4,5-ジヒドロイソオキサゾール-5-カルボン酸エチルエステル、4-ヒドロキシ-1-メトキシ-5-メチル-3-[4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]イミダゾリジン-2-オン、4-ヒドロキシ-1,5-ジメチル-3-[4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]イミダゾリジン-2-オン、5-エトキシ-4-ヒドロキシ-1-メチル-3-[4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]イミダゾリジン-2-オン、4-ヒドロキシ-1-メチル-3-[4-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]イミダゾリジン-2-オン、4-ヒドロキシ-1,5-ジメチル-3-[1-メチル-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-イル]イミダゾリジン-2-オン、(4R)1-(5-tert-ブチルイソオキサゾール-3-イル)-4-エトキシ-5-ヒドロキシ-3-メチル-イミダゾリジン-2-オン、3-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]ビシクロ[3.2.1]オクタン-2,4-ジオン、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-5-メチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]シクロヘキサン-1,3-ジオン、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-5,5-ジメチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、6-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-2,2,4,4-テトラメチル-シクロヘキサン-1,3,5-トリオン、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-5-エチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-4,4,6,6-テトラメチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、2-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-5-メチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、3-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]ビシクロ[3.2.1]オクタン-2,4-ジオン、2-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-5,5-ジメチル-シクロヘキサン-1,3-ジオン、6-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-2,2,4,4-テトラメチル-シクロヘキサン-1,3,5-トリオン、2-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]シクロヘキサン-1,3-ジオン、4-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)-6-メチル-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-2,2,6,6-テトラメチル-テトラヒドロピラン-3,5-ジオン、4-[6-シクロプロピル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)-3-オキソ-ピリダジン-4-カルボニル]-2,2,6,6-テトラメチル-テトラヒドロピラン-3,5-ジオン及び4-アミノ-3-クロロ-5-フルオロ-6-(7-フルオロ-1H-インドール-6-イル)ピリジン-2-カルボン酸(その農芸化学的に許容されるエステル、例えば、メチル4-アミノ-3-クロロ-5-フルオロ-6-(7-フルオロ-1H-インドール-6-イル)ピリジン-2-カルボキシレートを含む)が挙げられる。
式(I)の化合物の混合相手はまた、例えば、The Pesticide Manual,Sixteenth Edition,British Crop Protection Council,2012に記載されるように、エステル又は塩の形態であってもよい。
式(I)の化合物はまた、殺真菌剤、殺線虫剤又は殺虫剤などの他の農薬との混合物中で使用され得、これらの例は、The Pesticide Manualに示されている。
式(I)の化合物対混合相手の混合比は、好ましくは、1:100~1000:1である。
この混合物は、上記の配合物において有利に使用され得る(その場合、「有効成分」は、式(I)の化合物と混合相手とのそれぞれの混合物に関する)。
本発明の化合物又は混合物はまた、1種以上の除草剤薬害軽減剤と組み合わせて使用され得る。このような薬害軽減剤の例としては、ベノキサコール、クロキントセット(クロキントセット-メキシルを含む)、シプロスルファミド、ジクロルミド、フェンクロラゾール(フェンクロラゾール-エチルを含む)、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン(イソキサジフェン-エチルを含む)、メフェンピル(メフェンピル-ジエチルを含む)、メトカミフェン及びオキサベトリニルが挙げられる。
特に好ましいのは、式(I)の化合物と、シプロスルファミド、イソキサジフェン-エチル、クロキントセット-メキシル及び/又はメトカミフェンとの混合物である。
式(I)の化合物の薬害軽減剤はまた、例えば、The Pesticide Manual,16th Edition(BCPC),2012に記載されるように、エステル又は塩の形態であってもよい。クロキントセット-メキシルへの言及はまた、国際公開第02/34048号に開示されるように、そのリチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄、アンモニウム、第四級アンモニウム、スルホニウム又はホスホニウム塩にも適用される。
好ましくは、式(I)の化合物対薬害軽減剤の混合比は、100:1~1:10、特に、20:1~1:1である。
本発明は、また、ある場所における雑草を防除する方法であって、雑草を防除する量の、式(I)の化合物を含有する組成物を、前記場所に施用することを含む方法をさらに提供する。さらに、本発明は、作物植物及び雑草を含む場所での雑草の選択的な防除方法であって、雑草を防除する量の本発明の組成物を前記場所に施用することを含む方法をさらに提供し得る。「防除」は、枯死、成長の低減若しくは遅延、又は発芽の防止又は低減を意味する。本発明の化合物が、公知の構造的に類似した化合物と比較して、はるかに改良された選択性を示すことが留意される。一般的には、防除すべき植物は望ましくない植物(雑草)である。「場所」は、植物が成長しているか成長することになる領域を意味する。施用は、作物植物の出芽前及び/又は出芽後の場所に施用してもよい。複数の作物植物は、式(I)の化合物の除草効果に対して本質的に耐性を有し得る。好ましい作物植物としては、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、及びイネが挙げられる。
式Iの化合物の施用量は、広い限度内で様々であってもよく、また土壌の性質、施用方法(出芽前又は出芽後;種子粉衣;まき溝への施用;非耕地施用等)、作物植物、防除すべき雑草、支配的な気候条件、並びに、施用方法、施用時期、及び標的作物によって左右される他の要因に依存する。本発明の式Iの化合物は、通常10~2500g/ha、特には25~1000g/ha、さらには25~250g/haの量で施用される。
適用は、典型的にはトラクターに備え付けた大面積用噴霧器によって組成物を噴霧することにより一般に成されるが、散粉(粉末の場合)、滴下又は潅注などの他の方法もまた用いられることが可能である。
作物植物には、従来の育種方法又は遺伝子工学によって別の除草剤又は除草剤の分類(例えばALS-、GS-、EPSPS-、PPO-、HPPD-、PDS-、及びACCase-阻害剤)に対する耐性が付与された作物植物も含まれると理解すべきである。従来の育種方法によって例えばイマザモックスなどのイミダゾリノンに対する耐性が付与された作物の例は、Clearfield(登録商標)夏ナタネ(キャノーラ)である。遺伝子組み換え法により除草剤に対する耐性が付与された作物の例としては、例えば商標名RoundupReady(登録商標)及びLibertyLink(登録商標)として市販されているグリホセート-及びグルホシネート-耐性のトウモロコシ品種が挙げられる。
作物植物はまた、例えばBtトウモロコシ(アワノメイガに耐性)、Bt綿(メキシコワタミゾウムシに耐性)及びBtジャガイモ(コロラドハムシに耐性)といった、遺伝子操作法によって有害な昆虫に対する耐性が付与されたものとして理解されるべきである。Btトウモロコシの例は、NK(登録商標)(Syngenta Seeds)のBt176トウモロコシハイブリッドである。Bt毒素は、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)土壌バクテリアによって形成される天然のタンパク質である。毒素、又は、このような毒素を合成することができる遺伝子組換え植物の例が、欧州特許出願公開第451 878号明細書、欧州特許出願公開第374 753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、国際公開第03/052073号及び欧州特許出願公開第427 529号明細書に記載されている。殺虫剤耐性をコードし、1種又は複数種の毒素を発現する1種又は複数種の遺伝子を含む遺伝子組換え植物の例は、KnockOut(登録商標)(トウモロコシ)、Yield Gard(登録商標)(トウモロコシ)、NuCOTIN33B(登録商標)(綿)、Bollgard(登録商標)(綿)、NewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)、NatureGard(登録商標)及びProtexcta(登録商標)である。植物作物又はその種子材料は共に、除草剤に耐性であることが可能であると共に、同時に、昆虫による摂食に耐性であることが可能である(「スタック」遺伝子組換え体)。例えば、種子は、グリホサート耐性であると同時に、殺虫性Cry3タンパク質の発現能を有していることが可能である。
作物植物はまた、従来の交配法又は遺伝子操作によって得られると共に、いわゆる出力形質(例えば向上した貯蔵安定性、より高い栄養価及び向上した香味)を含むものが含まれると理解されるべきである。
組成物は、望ましくない植物(集合的に「雑草」)を防除するために使用することができる。防除すべき雑草は、例えばコヌカグサ(Agrostis)、スズメノテッポウ(Alopecurus)、カラスムギ(Avena)、ビロードキビ(Brachiaria)、スズメノチャヒキ(Bromus)、シンクリノイガ(Cenchrus)、カヤツリグサ(Cyperus)、ヒメシバ(Digitaria)、ヒエ(Echinochloa)、オヒシバ(Eleusine)、ドクムギ(Lolium)、ミズアオイ(Monochoria)、ツノアイアシ(Rottboellia)、オモダカ(Sagittaria)、ホタルイ(Scirpus)、エノコログサ(Setaria)及びモロコシ(Sorghum)などの単子葉植物種、並びに例えばアブチロン(Abutilon)、アマランサス(Amaranthus)、ブタクサ(Ambrosia)、アカザ(Chenopodium)、キク(Chrysanthemum)、イズハハコ(Conyza)、アカネ(Galium)、サツマイモ(Ipomoea)、ナスタチウム(Nasturtium)、シダ(Sida)、シロガラシ(Sinapis)、ナス(Solanum)、ハコベ(Stellaria)、クワガタソウ(Veronica)、ビオラ(Viola)、及びオナモミ(Xanthium)などの双子葉植物種、の両方であってもよい。
式(I)のいくつかの化合物は、市販されている。式(I)の化合物(任意に、その農芸化学的に許容される塩であってもよい)は、当業者に入手可能な出発材料から、以下のスキームに従って得ることができる。
スキーム1
Figure 2023501549000004
スキーム2
Figure 2023501549000005
Figure 2023501549000006
Figure 2023501549000007
Figure 2023501549000008
Figure 2023501549000009
Figure 2023501549000010
Figure 2023501549000011
Figure 2023501549000012
Figure 2023501549000013
Figure 2023501549000014
Figure 2023501549000015
Figure 2023501549000016
Figure 2023501549000017
生物学的実施例
様々な試験種:アオゲイトウ(Amaranthus retoflexus)(AMARE)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea)(IPOHE)、イヌホオズキ(Solanum nigrum)(SOLNI)、ホソムギ(Lolium perenne)(LOLPE)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli)(ECHCG)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)(SETFA))の種子を、ポットの中の標準的な土壌に播種する。温室(24/16℃、昼/夜;14時間光;65%湿度)の中で制御された条件下で、1日の培養後(発芽前)又は8日間の培養後(発芽後)、0.5%のTween 20(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、CAS RN 9005-64-5)を含有するアセトン/水(50:50)溶液中の技術的有効成分の配合物から得られる水性噴霧溶液を植物に噴霧する。特に記載しない限り、化合物は、250g/haで施用される。その後、試験植物を、温室(24/16℃、昼/夜;14時間光;65%湿度)の中の制御された条件下で、温室で栽培し、1日に2回水やりした。発芽前及び発芽後について13日後、試験を、植物に生じた損傷パーセンテージについて評価する。生物学的活性が、5段階評価で以下の表に示される(5=81~100%;4=61~80%;3=41~60%;2=21~40%;1=0~20%)。
Figure 2023501549000018
Figure 2023501549000019
上記で概説される実験条件下で、さらなる試験を、ジフルオロ含有化合物(1.014)の除草特性を、GB901553号明細書において言及される代表的な化合物(C1)と比較するために行う。化合物を、1000g/ha及び500g/haで施用する。試験を、植物に生じた損傷パーセンテージ(%植物毒性)について評価する。
Figure 2023501549000020
Figure 2023501549000021
試験結果は、ジフルオロ含有化合物が、同一条件での様々な施用量で、様々な問題のある雑草種に対して意外にも改良された除草活性を示すことを示す。

Claims (14)

  1. 除草剤としての、式(I)
    Figure 2023501549000022
    (式中、
    1は、ハロゲン、メチル、及びC1-ハロアルキルからなる群から選択され;
    2は、水素又はC1~C6アルキルであり;
    n=0、1、2、3、4又は5である)
    の化合物、又は前記化合物の農学的に許容される塩の使用。
  2. 式(I)の前記化合物中で、R1がハロゲンである、請求項1に記載の使用。
  3. 1が塩素である、請求項2に記載の使用。
  4. nが2又は3である、請求項2又は請求項3に記載の使用。
  5. nが2であり、R1が2,3ジクロロである、請求項4に記載の使用。
  6. 2が水素である、請求項1~5のいずれか1項に記載の使用。
  7. 2がメチル又はエチルである、請求項1~5のいずれか1項に記載の使用。
  8. 式(Ia)
    Figure 2023501549000023
    (式中、
    1a及びRbは、独立に、ハロゲン、メチル、及びC1-ハロアルキルからなる群から選択される)
    の化合物の農芸化学的に許容される塩。
  9. 1a及びR1bが両方ともクロロである、請求項8に記載の農芸化学的に許容される塩。
  10. 前記塩が、ナトリウム、カリウム、アルミニウム、ジメチルアミン、ジグリコールアミン、及びコリンの塩からなる群から選択される、請求項8又は9に記載の農芸化学的に許容される塩。
  11. (i)請求項1~7のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又は請求項8~10のいずれか1項に記載の農芸化学的に許容される塩と、(ii)農学的に許容される配合補助剤とを含む除草剤組成物。
  12. 少なくとも1種の追加的な農薬をさらに含む、請求項11に記載の除草剤組成物。
  13. 前記追加的な農薬が除草剤又は除草剤薬害軽減剤である、請求項12に記載の除草剤組成物。
  14. ある場所における雑草を防除する方法であって、雑草を防除する量の、請求項1~7のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、請求項8~10のいずれか1項に記載の農芸化学的に許容される塩、又は請求項11~13のいずれか1項に記載の除草剤組成物を、前記場所に適用することを含む、方法。
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