JP2023178715A - 運転可否判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転可否を判定する際の運転者の負担を減らすことができる運転可否判定装置を提供する。【解決手段】運転可否判定装置は、運転者がメータ装置15の指針16を許容範囲R内に位置させることができたか否かによって自動二輪車1の運転可否の判定を行う判定部を備える。判定部は、許容範囲Rを状況に応じて変更する。【選択図】図6

Description

本発明は、運転可否判定装置に関するものである。
従来、車両の走行前に運転者が運転に適した状態にあるか否か(運転が可能か否か)を判定する運転可否判定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この技術では、車両の走行前に運転者が行う検査として、クラッチペダルを踏みながら指示計の指針を動かし、装置側が指定した課題にペダル操作を追従させることができるか否かで、運転者が運転に適した状態にあるか否かを判定する。
特公昭59-30573号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、運転可否判定に特別な検査が必要となり、心身異常のない運転者にとっては追加の手間が掛かって煩わしいという課題がある。
そこで本発明は、運転可否を判定する際の運転者の負担を減らすことができる運転可否判定装置を提供するものである。
本発明の第1の態様に係る運転可否判定装置は、運転者がメータ装置(15)の指針(16)を許容範囲(R)内に位置させることができたか否かによって車両(1)の運転可否の判定を行う判定部(43)を備え、前記判定部(43)は、前記許容範囲(R)を状況に応じて変更する。
第1の態様によれば、運転可否判定の必要性に応じて精度を変更できるので、運転不可の判定漏れを抑制しながら運転可否の判定を受ける運転者の負担を減らすことができる。
本発明の第2の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)は、前記許容範囲(R)を運転可否の判定結果に基づいて変更してもよい。
第2の態様によれば、例えば運転不可の判定を受けることのない優良運転者に対して許容範囲を広げることができ、優良運転者にとって負担の少ない運転可否判定装置とすることができる。
本発明の第3の態様に係る運転可否判定装置は、上記第2の態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)は、前記車両(1)の運転が不可であると判定した場合に、次回の運転可否の判定時の前記許容範囲(R)を狭くしてもよい。
第3の態様によれば、運転不可と判定された場合に、次の運転可否の判定を受ける際の操作が煩わしくなる。これにより、飲酒運転を控える動機付けとなる。
本発明の第4の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第3の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)は、運転可否の判定を実行する時刻に応じて前記許容範囲(R)を変更してもよい。
第4の態様によれば、飲酒する可能性が低い時間帯で許容範囲を広げて判定基準を緩和することで、運転可否の判定を受ける際の操作の煩わしさを低減できる。また、飲酒する可能性が高い時間帯で許容範囲を狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
本発明の第5の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第4の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記車両の位置を検出する位置検出部(51)を備え、前記判定部(43)は、前記位置検出部(51)により検出された位置に応じて前記許容範囲(R)を変更してもよい。
第5の態様によれば、飲酒する可能性が低い場所で許容範囲を広げて判定基準を緩和することで、運転可否の判定を受ける際の操作の煩わしさを低減できる。また、飲酒する可能性が高い場所で許容範囲を狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
本発明の第6の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第5の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)は、前記車両(1)の駆動システムを停止させた後、予め定めた判定保持の間は、前記許容範囲(R)を拡大してもよい。
第6の態様によれば、車両の短時間の停止後に運転を再開するような場合には、運転可否の判定を再度受ける際の操作の煩わしさを低減できる。
本発明の第7の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第6の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記運転者の行動計画情報を取得する取得部(41)を備え、前記判定部(43)は、前記行動計画情報に前記運転者の飲酒予定の時刻に関する情報が含まれる場合に、前記飲酒予定の時刻以降に前記許容範囲(R)を狭くしてもよい。
第7の態様によれば、飲酒する可能性が高い時間帯で許容範囲を狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
本発明の第8の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第7の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)による運転可否判定の結果に基づいて前記車両(1)の駆動システムの作動を制御する制御部(44)と、を備え、前記制御部(44)は、前記判定部(43)が前記車両(1)の運転が不可であると判定した場合に、駆動制限制御として、前記車両(1)の駆動装置の始動を制限するか、前記駆動システムの駆動待機状態への移行を制限してもよい。
第8の態様によれば、車両の運転を確実に制限することができ、運転可否判定装置の実用性を高めることができる。
本発明の第9の態様に係る運転可否判定装置は、上記第8の態様に係る運転可否判定装置において、前記駆動制限制御が実行されていることを表示する表示部(15)を備えていてもよい。
第9の態様によれば、車両が駆動制限状態にあることを運転者に知らしめることができる。このため、運転者が車両の故障ではなく駆動制限状態であることを容易に理解することができ、運転可否判定装置の実用性を高めることができる。
本発明の第10の態様に係る運転可否判定装置は、上記第1の態様から第9の態様のいずれかの態様に係る運転可否判定装置において、前記判定部(43)は、前記車両(1)の運転が不可であると判定した後、予め定めた適性回復時間の経過後に前記判定をリセットしてもよい。
第10の態様によれば、追加のリセット操作を設定することなく車両の運転を再開することができる。このため、利便性の高い運転可否判定装置を提供することができる。
本発明によれば、運転可否を判定する際の運転者の負担を減らすことができる運転可否判定装置を提供することができる。
実施形態に係る自動二輪車のハンドル周辺を示す後面図である。 実施形態に係るメータ装置を示す図である。 実施形態に係る運転可否判定装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の制御装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 許容範囲の設定の一例を示す表である。 実施形態の運転可否判定装置による運転適性検査を受ける運転者を示す背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。また、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
図1は、実施形態に係る自動二輪車のハンドル周辺を示す後面図である。
図1に示すように、本実施形態における運転可否判定装置10(図3参照)は、自動二輪車1(車両)に適用されている。例えば、自動二輪車は、スクータ型の車両である。自動二輪車1は、操向輪である前輪と、駆動輪である後輪と、走行用の駆動源としてエンジン(内燃機関)および電気モータのうち少なくとも1つと、を備えている(何れも不図示)。前輪は、フロントフォーク等の懸架部品に支持され、バーハンドル3によって操向可能である。
自動二輪車1は、車体フレーム4と、車体カバー5と、メータ装置15(表示部)と、メインスイッチユニット20と、を備える。車体フレーム4の前端部は、前輪を含むステアリング系部品を操向可能に支持する。車体カバー5は、車体フレーム4を覆う。車体カバー5は、レッグシールド2を含むレッグシールド2は、運転者が着座するシート(不図示)の前方に位置し、シートに着座した運転者の脚部に対する走行風の風除けである。メータ装置15は、バーハンドル3の左右中間部の周辺に配置されている。
図2は、実施形態に係るメータ装置を示す図である。
図2に示すように、メータ装置15は、指針16を備えており、速度やエンジン回転数、燃料の残量等を計器盤17と協働して指針表示する。なお本実施形態において以下で説明する指針16は、速度計18のアナログの指針である。以下、計器盤17に対する指針16の位置について、後方から見た場合の指針16の回動範囲における反時計回り方向の端部を始端位置、後方から見た場合の指針16の回動範囲における時計回り方向の端部を終端位置、始端位置および終端位置の間の所定位置(図2に仮想線で示す指針16の位置)を中間位置と称する。図示の例では、中間位置は、自動二輪車1の直立状態で後方から見て上方を指向する指針16の位置であるが、この場合に限定されるものではない。また、中間位置は、始端位置から終端位置の間であればよい。なお図2では、計器盤17が後述する許容範囲Rを表示している状態を示している。
図1に示すように、メインスイッチユニット20は、レッグシールド2の後面に配置されている。メインスイッチユニット20は、自動二輪車1の電源をオンオフするためのメインスイッチを含む。メインスイッチユニット20は、例えばレッグシールド2の右側部に配置され、レッグシールド2の内側の車体フレーム4等に固定されている。
メインスイッチユニット20は、操作キーが差し込まれるキーシリンダ21を備えている。キーシリンダ21は、運転者の操作によって操作キーが差し込まれた状態で回転操作(予め定めた始動操作)が可能であり、この回転操作によって、自動二輪車1の主電源のオンオフがなされるとともに、ハンドルロック等の各種ロック装置の施解錠がなされる。キーシリンダ21と操作キーとの組み合わせは、運転者が自動二輪車1における規定の始動操作を行うためのキー装置11を構成している。
自動二輪車1は、運転者による始動操作が行われた後に、運転可否判定装置10において、運転者による自動二輪車1の運転の可否が判定される。運転可否判定装置10は、運転者が自動二輪車1を所定の姿勢に維持できたか否かを判定する。所定の姿勢は、自動二輪車1の直立状態に対してロール方向に傾いた(バンクした)姿勢である。運転可否判定装置10は、上記判定の結果に基づき、必要に応じて自動二輪車1の駆動システムの運転を制限する制御を行う。運転者が飲酒や過労、病気等により運転適性を低下させた状態では、運転者が自動二輪車1をロール方向に傾いた姿勢に維持することに苦慮することが想定される。したがって、運転者が自動二輪車1を所定の姿勢に維持できなかった場合、運転可否判定装置10は運転者が運転適性を低下させた状態にあるものとして運転不可と判定し、エンジン始動を不能とする。
一方で、運転可否判定装置10は、運転者が自動二輪車1を所定の姿勢に維持できた場合、運転可と判定する。運転可否判定装置10の判定結果が「運転可」の場合には、以下の走行準備動作が可能である。すなわち、駆動源にエンジンを備える車両の場合、不図示のスタートスイッチを操作することで、エンジンを始動させることが可能である。また、駆動源に電気モータを備える車両の場合、不図示のスタートスイッチを操作することで、電気モータを含む駆動システムを駆動待機状態(駆動準備完了状態、アクセル操作によって直ちに走り出せる状態)に移行させることが可能である。本実施形態では、運転可否判定装置10は、運転者の飲酒状態に基づく運転可否を判定する。
図3は、実施形態に係る運転可否判定装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、運転可否判定装置10は、キー装置11と、メータ装置15と、傾斜センサ31と、バッテリ33と、スタータリレー35と、スタータモータ37と、ナビゲーション装置50と、記憶装置60と、制御装置40と、時計62と、を備える。
傾斜センサ31は、車体のロール方向の傾斜角を検出する。傾斜センサ31は、加速度センサであってもよい。傾斜センサ31は、ロール角に応じた信号を制御装置40に出力する。
バッテリ33は、例えば自動二輪車1の補機用電源として車載された12Vバッテリである。バッテリ33は、傾斜センサ31や制御装置40等に給電する。
スタータリレー35は、スタートスイッチの操作により制御装置40から供給された一次電流に応じてオンオフするスイッチであり、バッテリ33とスタータモータ37との間の電力供給の有無を切り替える。
スタータモータ37は、バッテリ33から供給された電力によって駆動し、エンジンをクランキングさせてエンジン始動を可能とする。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51(位置検出部)を備え、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に地図情報52を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両の位置を特定する。なお、ナビゲーション装置50は、例えば、運転者の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。
記憶装置60は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等である。記憶装置60は、制御装置40によって使用されるデータを記憶する。
制御装置40は、自動二輪車1が備える一体または複数体の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)として構成されている。制御装置40は、行動計画取得部41と、指針制御部42と、運転適性判定部43(判定部)と、始動制御部44(制御部)と、を備える。行動計画取得部41、指針制御部42、運転適性判定部43および始動制御部44は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
行動計画取得部41は、運転者の将来の行動計画情報を取得する。将来の行動計画情報は、飲酒の予定が日時に紐付けられた情報を含む。将来の行動計画情報は、記憶装置60に記憶されたカレンダー情報から取得されてもよいし、運転者の保有するスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置に保存されたカレンダー情報から取得されてもよい。また、将来の行動計画情報は、インターネット上にサーバ等に保存されたカレンダー情報から携帯端末装置等を通じて取得されてもよい。
指針制御部42は、メータ装置15の指針16を制御する。指針制御部42は、運転可否判定装置10による運転可否の判定時に、傾斜センサ31の出力値に基づいて指針16を制御し、メータ装置15に自動二輪車1の姿勢を表示する。
運転適性判定部43は、飲酒や過労、病気等によって低下し得る運転者の運転適性を検査して、運転可否を判定する。運転適性判定部43は、傾斜センサ31の出力値に基づいて、検査対象の運転者の運転可否を判定する。運転適性判定部43は、運転可否の判定基準を、自車両の位置、時刻、および運転者の将来の行動計画情報のうち少なくともいずれか1つに応じて変更する。運転適性判定部43は、運転可否の判定基準を記憶装置60に記憶させる。
始動制御部44は、運転適性判定部43の判定結果に基づいて、エンジンの始動を制限する制御を行う。始動制御部44は、運転適性判定部43が運転不可と判定した場合に、駆動制限制御を行う。駆動制限制御は、始動制御部44がエンジンECUと連係してエンジンの始動を制限し、自動二輪車1の運転を確実に制限する。本実施形態では、始動制御部44は、スタータモータ37を駆動するスタータリレー35に対する電力供給を停止させることで、エンジンの始動を制限する。エンジンECUは、制御装置40と一体でも別体でもよい。
始動制御部44は、エンジンの始動を制限する場合に、駆動制限制御が実行されていることを表示させるようにメータ装置15を制御してもよい。運転不可の判定は、例えば飲酒による酩酊状態から回復する程度の時間(予め定めた適性回復時間、例えば24時間)が経過した後にリセットされる。なお、所定時間の経過を待つ以外にも、特定のリセット操作等に応じて、運転が不可であるとの判定をリセット可能としてもよい。
制御装置40は、操作キーをキーシリンダ21に挿入して電源オン側に回転させると、待機電力が供給されて待機状態となる。例えば、自動二輪車1が以下の防犯装置を備える場合、操作キーの認証に伴い制御装置40に電力が供給されて待機状態となる構成としてもよい。前記防犯装置は、予め設定された認証エリア内で車両と操作キー(リモートキー)との間の通信を行うことによって、操作キーの認証を行うものである。また、例えば自動二輪車1が位置情報を検知又は取得可能であれば、場所および時間帯等の条件に応じて、制御装置40に電力が供給されて待機状態となる構成としてもよい。
以下、制御装置40による運転可否判定に係る処理の流れについて図4を参照して説明する。この処理フローは、例えば、キーシリンダ21の回転操作がなされて主電源がオンにされ、制御装置40に電力が供給されたことをトリガーにして実行される。例えば、制御装置40による運転可否判定に係る処理が実行されていることをメータ装置15等に表示してもよい。
図4は、実施形態の制御装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップS10において、運転適性判定部43は、運転者が運転適性の検査を受けるにあたって傾ける自動二輪車1の目標となる傾斜をメータ装置15の指針16によって指示する。最初に、運転適性判定部43は、運転適性の検査時に運転者が自動二輪車1を傾けるにあたって目標となる基準傾斜角度を決定する。基準傾斜角度は、車体を直立状態からロール方向の左右いずれかに傾けた角度である。基準傾斜角度は、ランダムに決定される。本実施形態では、車体のロール方向の傾斜角度について、車体を右側に傾けた場合の傾斜角度を+と定義し、車体を左側に傾けた場合の傾斜角度を-と定義する。
次いで運転適性判定部43は、指針制御部42を通じて、メータ装置15の指針16を検査用のスタート位置に向けて移動させて、スタート位置で停止させる。スタート位置は、基準傾斜角度に対応している。これにより指針16は、検査上の目標となる自動二輪車1の姿勢を表示する。スタート位置は、基準傾斜角度が+の場合、中心位置から終端位置側にずれた位置に設定される。スタート位置は、基準傾斜角度が-の場合、中心位置から始端位置側にずれた位置に設定される。すなわち、スタート位置は、中心位置からずれた位置である。スタート位置は、始端位置および終端位置それぞれに対して間隔をあけた位置である。続いて、制御装置40はステップS20の処理に移行する。
ステップS20において、運転適性判定部43は、記憶装置60を読み込み、許容範囲Rを設定する。許容範囲Rは、運転可否の判定基準の1つである。許容範囲Rは、指針16の回動範囲に対応し、中心位置を中心にして始端位置側および終端位置側に同じ幅を持つ。運転適性判定部43は、許容範囲Rをメータ装置15の計器盤17上に表示させる(図6参照)。許容範囲Rの詳細については後述する。続いて、制御装置40はステップS30の処理に移行する。
ステップS30において、指針制御部42は、自動二輪車1の姿勢を表示するように指針16を制御する。指針制御部42は、傾斜センサ31の出力値に応じた位置に指針16をスタート位置から移動させる。これにより指針16は、リアルタイム、またはリアルタイムに近い自動二輪車1の姿勢を表示する。指針制御部42は、車体のロール方向の傾斜角度が+の場合には、指針16をスタート位置から始端位置側に、車体の傾斜角度に応じた角度だけ移動させる。指針制御部42は、車体のロール方向の傾斜角度が-の場合には、指針16をスタート位置から終端位置側に、車体の傾斜角度に応じた角度だけ移動させる。車体の傾斜角度が基準傾斜角度と一致する状態で、指針16は中心位置に位置する。
ステップS40において、運転適性判定部43は、指針16が許容範囲R内に所定の判定時間位置しているか否かを判定する。すなわち、運転適性判定部43は、車体のロール方向の傾斜角度が基準傾斜角度を基準とした所定の角度範囲内に所定の判定時間維持されているか否かを判定する。これにより、運転適性判定部43は、自動二輪車1がその直立状態に対して傾いた所定の姿勢を維持しているか判定している。判定時間は、例えば0.5秒程度に設定される。判定時間は、検査履歴等に応じて適宜変更されてもよい。
ステップS40で指針16が許容範囲Rに所定の判定時間位置していると判定された場合(S40:Yes)、運転適性判定部43は運転者が飲酒状態ではない(すなわち運転が可能な状態)と判定する(ステップS50)。その後、始動制御部44においてエンジン始動可能な状態への移行がなされる(ステップS60)。さらに、運転適性判定部43において許容範囲Rを拡大する設定がなされ(ステップS70)、制御装置40は一連の処理を終了する。この場合、運転者は、通常通りにエンジンを始動させて自動二輪車1を運転する(走行させる)ことができる。
ステップS70において、運転適性判定部43は、次回の運転可否の判定時の許容範囲Rとして、ステップS20で設定した許容範囲Rよりも広い許容範囲Rを決定する。運転適性判定部43は、運転可と判定されることが連続した場合、許容範囲Rを基準範囲から所定の上限範囲まで徐々に広くする。運転適性判定部43は、決定した許容範囲Rを記憶装置60に記憶させる。
一方で、ステップS40で指針16が中心位置に所定の判定時間維持されていないと判定された場合(S40:No)、運転適性判定部43は運転者が飲酒状態(すなわち運転が不可能な状態)と判定する(ステップS80)。その後、始動制御部44においてエンジン始動不可な状態への移行がなされる(ステップS90)。さらに、運転適性判定部43において許容範囲Rを縮小する設定がなされ(ステップS100)、制御装置40は一連の処理を終了する。この場合、運転者は、エンジンを始動させることができず、自動二輪車1を運転することができない。
ステップS100において、運転適性判定部43は、次回の運転可否の判定時の許容範囲Rとして、ステップS20で設定した許容範囲Rよりも狭い許容範囲Rを決定する。本実施形態では、運転適性判定部43は、許容範囲Rを基準範囲に設定する。運転適性判定部43は、決定した許容範囲Rを記憶装置60に記憶させる。
ここで、ステップS20における許容範囲Rの設定について図5を参照して説明する。図5は、許容範囲Rの設定の一例を示す表である。
運転適性判定部43は、自車両の位置および現在時刻のうち少なくともいずれか一方に応じて許容範囲Rを変更する。運転適性判定部43は、GNSS受信機51により検出された自車両の位置が飲酒の機会の多いエリアである場合には、記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも狭い許容範囲Rを新たに設定する。運転適性判定部43は、GNSS受信機51により検出された自車両の位置が飲酒の機会の少ないエリアである場合には、記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも広い、または同等の許容範囲Rを新たに設定する。例えば、飲食店の出店密度が高いエリアほど、飲酒の機会の多いエリアとして設定される。運転適性判定部43は、時計62を参照して現在時刻を取得し、現在時刻が飲酒運転の起きやすい時間帯である場合に、現在時刻が飲酒運転の起きにくい時間帯である場合よりも許容範囲Rを狭く設定する。
図示の例では、運転適性判定部43は、繁華街では時間帯によらず記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも狭い許容範囲Rを新たに設定する。一方で、運転適性判定部43は、郊外では時間帯によらず記憶装置60に記憶された許容範囲R以上の許容範囲Rを新たに設定する。また、運転適性判定部43は、自車両の場所によらず、18時から4時の時間帯では、4時から18時までの時間帯よりも狭い許容範囲Rを新たに設定する。
さらに、運転適性判定部43は、行動計画取得部41を通じて取得した行動計画情報に基づいて許容範囲Rを狭くする。具体的には、運転適性判定部43は、行動計画情報に運転者の飲酒予定の時刻に関する情報が含まれる場合に、飲酒予定の時刻(例えば開始時刻)以降に、記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも狭い許容範囲Rを新たに設定する。例えば、運転適性判定部43は、記憶装置60に記憶された許容範囲Rが基準範囲よりも広い場合には、許容範囲Rを基準範囲に設定する。運転適性判定部43は、記憶装置60に記憶された許容範囲Rが基準範囲と一致する場合には、許容範囲Rを変更しなくてもよい。新たに設定された許容範囲Rは、飲酒予定の終了時刻から所定時間(図示の例では8時間)有効とされる。行動計画情報に基づく許容範囲Rの変更は、自車両の位置および現在時刻に応じた許容範囲Rの変更よりも優先される。
上記の運転可否判定は、エンジンを停止する度に行われると、特に正常な運転者は煩わしさを感じることがある。この煩わしさを低減するために、実施形態では、運転が可能であるとの判定(運転者が運転適性を有する状態にあるとの判定)がなされてエンジンを始動させた状態から、キーシリンダ21の回転等によりエンジンを停止した後、例えば軽食や飲み物等を買いに行く程度の時間(予め定めた判定保持時間)の間は、許容範囲Rを拡大する。つまり。運転可否判定装置10は、エンジンを停止させた後、記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも広い許容範囲Rを新たに設定する。図示の例では、運転可否判定装置10は、エンジンを停止させた後15分間は、記憶装置60に記憶された許容範囲Rよりも30%広い許容範囲Rを設定する。判定保持時間内の許容範囲Rの変更は、自車両の位置および現在時刻に応じた許容範囲Rの変更よりも優先される。
なお、上記の許容範囲Rの変更を行うにあたって、運転適性判定部43は、変更後の許容範囲Rに上下限を設定してもよい。例えば、許容範囲Rを基準範囲よりも狭く設定する場合、最も狭い下限範囲を定め、下限範囲よりも狭くならないように許容範囲Rを設定してもよい。ただし下限範囲は、基準範囲であってもよい。また、許容範囲Rを基準範囲よりも広く設定する場合、最も広い上限範囲を定め、上限範囲よりも広くならないように許容範囲Rを設定してもよい。
図7は、実施形態の運転可否判定装置による運転適性検査を受ける運転者を示す背面図である。
図7に示すように、運転適性検査を受ける運転者は、メータ装置15の指針16が中心位置に対して傾いている側に、車両のシートに跨った状態で車体をロール方向に傾かせる。図示の例では、仮想線で示すように指針16が左側を指向しているので、運転者は車体を左側に傾かせる。なお指針16が右側を指向している場合には、運転者は車体を右側に傾かせる。運転者が車体を傾かせることで、運転適性判定部43はステップS30の処理により車体の傾斜角度に応じて指針16を中心位置側に移動させる。運転者は、指針16が中心位置を含む許容範囲Rに位置し続けるように自動二輪車1の姿勢を維持する。自動二輪車1の姿勢が維持されることで、運転適性判定部43がステップS40の処理によって運転者による運転が可能であると判定するので、エンジンの始動が可能となる。
以上に説明したように、本実施形態の運転可否判定装置10は、状況に応じて変更される許容範囲R内に指針16を位置させることができたか否かによって自動二輪車1の運転可否の判定を行う。この構成によれば、運転可否判定の必要性に応じて精度を変更できるので、運転不可の判定漏れを抑制しながら運転可否の判定を受ける運転者の負担を減らすことができる。
また、許容範囲Rは運転可否の判定結果に基づいて変更されるので、例えば運転不可の判定を受けることのない優良運転者に対して許容範囲Rを広げることができ、優良運転者にとって負担の少ない運転可否判定装置10とすることができる。
許容範囲Rは、運転不可と判定された場合に狭くなる。この構成によれば、運転不可と判定された場合に、次の運転可否の判定を受ける際の操作が煩わしくなる。これにより、飲酒運転を控える動機付けとなる。
許容範囲Rは、運転可否の判定を実行する時刻に応じて変更される。この構成によれば、飲酒する可能性が低い時間帯で許容範囲Rを広げて判定基準を緩和することで、運転可否の判定を受ける際の操作の煩わしさを低減できる。また、飲酒する可能性が高い時間帯で許容範囲Rを狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
許容範囲Rは、自車両の位置に応じて変更される。この構成によれば、飲酒する可能性が低い場所で許容範囲Rを広げて判定基準を緩和することで、運転可否の判定を受ける際の操作の煩わしさを低減できる。また、飲酒する可能性が高い場所で許容範囲Rを狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
運転適性判定部43は、エンジンを停止させた後、予め定めた判定保持時間の間は許容範囲Rを拡大する。この構成によれば、自動二輪車1の短時間の停止後に運転を再開するような場合には、運転可否の判定を再度受ける際の操作の煩わしさを低減できる。
許容範囲Rは、運転者の行動計画情報に基づく飲酒予定の時刻以降に許容範囲Rを狭くする。この構成によれば、飲酒する可能性が高い時間帯で許容範囲Rを狭めて判定基準を強化することで、運転者が飲酒状態であるか否かをより正確に判定できる。
運転可否判定装置10は、運転適性判定部43による運転可否判定の結果に基づいて自動二輪車1の駆動システムの作動を制御する始動制御部44を備える。始動制御部44は、運転適性判定部43が自動二輪車1の運転が不可であると判定した場合に、駆動制限制御として、自動二輪車1の駆動装置(エンジン)の始動を制限する。この構成によれば、自動二輪車1の運転を確実に制限することができ、運転可否判定装置10の実用性を高めることができる。
メータ装置15は、駆動制限制御が実行されていることを表示する。この構成によれば、自動二輪車1が駆動制限状態にあることを運転者に知らしめることができる。特にメータ装置15はその機能上、運転者によって見られる機会が多いので、駆動制限制御が実行されていることに運転者が気付きやすい。このため、運転者が自動二輪車1の故障ではなく駆動制限状態であることを容易に理解することができ、運転可否判定装置10の実用性を高めることができる。
運転適性判定部43は、自動二輪車1の運転が不可であると判定した後、予め定めた適性回復時間の経過後に判定をリセットする。この構成によれば、追加のリセット操作を設定することなく自動二輪車1の運転を再開することができる。このため、利便性の高い運転可否判定装置10を提供することができる。
上記実施形態では、自動二輪車1がエンジン(内燃機関)を走行用の駆動源とする場合の例について説明したが、以下の例も考えられる。すなわち、自動二輪車1が走行用の駆動源に電気モータを含む電動車両である場合、運転適性判定部43において運転不可と判定されると、始動制御部44において駆動システムの駆動待機状態(駆動準備完了状態)への移行が制限されてもよい。また、運転適性判定部43において運転可能と判定された場合に、始動制御部44において駆動システムの駆動待機状態(駆動準備完了状態)への移行が実行されてもよい。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、運転可否判定装置10が自動二輪車1に適用されているが、本発明の運転可否判定装置は自動二輪車以外の車両に適用してもよい。すわなち、本発明の運転可否判定装置は、自動二輪車、自動三輪車、またはバギーやATV(All Terrain Vehicle)等の自動四輪車を含む鞍乗り型車両や、鞍乗り型車両以外の車両(乗用車、バス、トラック等)に適用してもよい。
上記実施形態では、メータ装置15の指針16がアナログ指針であるが、指針はデジタルメータの指針であってもよい。また、指針は燃料計やタコメータ等、速度計以外の指針であってもよい。
上記実施形態では運転適性の検査に際して指針16が自動二輪車1の姿勢を表示するように構成され、自動二輪車1を傾けることで指針16が変位するが、これに限定されない。例えば、車両に設けられた操作子を操作することで指針16を変位させるように構成されていてもよい。
上記実施形態では、運転適性判定部43が次回の判定時の許容範囲Rを記憶装置60に記憶させているが、この構成に限定されない。例えば、運転適性判定部は、判定結果を記憶装置に記憶させ、記憶された直近の判定結果に基づいて許容範囲を決定してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…自動二輪車(車両) 10…運転可否判定装置 15…メータ装置(表示部) 16…指針 41…行動計画取得部(取得部) 43…運転適性判定部(判定部) 51…GNSS受信機(位置検出部) R…許容範囲

Claims (10)

  1. 運転者がメータ装置(15)の指針(16)を許容範囲(R)内に位置させることができたか否かによって車両(1)の運転可否の判定を行う判定部(43)を備え、
    前記判定部(43)は、前記許容範囲(R)を状況に応じて変更する、
    運転可否判定装置。
  2. 前記判定部(43)は、前記許容範囲(R)を運転可否の判定結果に基づいて変更する、
    請求項1に記載の運転可否判定装置。
  3. 前記判定部(43)は、前記車両(1)の運転が不可であると判定した場合に、次回の運転可否の判定時の前記許容範囲(R)を狭くする、
    請求項2に記載の運転可否判定装置。
  4. 前記判定部(43)は、運転可否の判定を実行する時刻に応じて前記許容範囲(R)を変更する、
    請求項1または請求項2に記載の運転可否判定装置。
  5. 前記車両の位置を検出する位置検出部(51)を備え、
    前記判定部(43)は、前記位置検出部(51)により検出された位置に応じて前記許容範囲(R)を変更する、
    請求項1または請求項2に記載の運転可否判定装置。
  6. 前記判定部(43)は、前記車両(1)の駆動システムを停止させた後、予め定めた判定保持の間は、前記許容範囲(R)を拡大する、
    請求項1または請求項2に記載の運転可否判定装置。
  7. 前記運転者の行動計画情報を取得する取得部(41)を備え、
    前記判定部(43)は、前記行動計画情報に前記運転者の飲酒予定の時刻に関する情報が含まれる場合に、前記飲酒予定の時刻以降に前記許容範囲(R)を狭くする、
    請求項1または請求項2に記載の運転可否判定装置。
  8. 前記判定部(43)による運転可否判定の結果に基づいて前記車両(1)の駆動システムの作動を制御する制御部(44)を備え、
    前記制御部(44)は、前記判定部(43)が前記車両(1)の運転が不可であると判定した場合に、駆動制限制御として、前記車両(1)の駆動装置の始動を制限するか、前記駆動システムの駆動待機状態への移行を制限する、
    請求項1または請求項2に記載の運転可否判定装置。
  9. 前記駆動制限制御が実行されていることを表示する表示部(15)を備える、
    請求項8に記載の運転可否判定装置。
  10. 前記判定部(43)は、前記車両(1)の運転が不可であると判定した後、予め定めた適性回復時間の経過後に前記判定をリセットする、
    請求項1に記載の運転可否判定装置。
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