JP2023178579A - 情報処理システム、情報処理装置、契約情報の変更方法、および制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、契約情報の変更方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】看介護施設の見守りセンサーの利用状態に応じて、サービス契約情報の変更を適切に行う情報処理システム、装置、方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、看介護施設900の見守り支援システム30は、各部屋で使用される複数の見守りセンサーと、見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部及び利用状態情報取得部が取得した利用状態情報に基づき、見守り機能に関わるサービスのサービス契約情報を変更する契約情報変更部を有する情報処理装置10と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は情報処理システム、情報処理装置、契約情報の変更方法、および制御プログラムに関する。
介護老人福祉施設、病院、等の看介護施設において、入居、または入院している被介護者、または入院患者(以下、単に入居者という)は、看介護施設内で、歩行中に転倒したり、ベッドから転落して怪我をしたりするおそれがある。そのため、入居者がこのような状態になったときに看護師や介護士がすぐに駆けつけられるようにするために、入居者の状態を常時検知するためのシステムの開発が進められている(例えば、特許文献1)。
特開2014-90913号公報
看介護施設では、新しい入居者が施設に入った場合や、他の施設に転院する場合、等により入居者が移動等することで部屋が空いたり、入居者が一時帰宅することで部屋の利用状況が変わったりすることがある。また、特許文献1のような部屋または床(ベッド)毎に入居者の状態を検知するシステムを用いる場合において、部屋単位の利用数に応じた利用料を支払う際に、このような部屋の利用状況の変化に対して、契約情報の変更が正しく行われずに、使っていない部屋に対してもシステムの利用料が発生し続けるという問題が生じることになる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、すなわち、看介護施設の機器の利用状況に応じて契約情報を適切に変更することを目的とするものである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)看介護施設で使用される複数の見守りセンサーと、
前記見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部と、
前記利用状態情報取得部が取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更する契約情報変更部と、
を備えた情報処理システム。
(2)前記契約情報変更部は、前記サービス契約情報に基づき、前記見守りセンサーの前記利用状態情報に応じた利用料金情報を生成する、上記(1)に記載の情報処理システム。
(3)前記見守りセンサーは、看介護施設の入居者の部屋、またはベッドを観察領域とし、該観察領域における、入居者の動きまたは状態を検出するセンサーであり、
前記見守りセンサーに関わる前記見守り機能には、イベント検知部による前記入居者に関するスタッフによるケアを要するイベントの検知が含まれる、上記(1)または上記(
2)に記載の情報処理システム。
(4)所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、前記見守りセンサーの見守り機能を無効に設定する利用状態設定部を、さらに備える上記(3)に記載の情報処理システム。
(5)複数の前記見守りセンサーの前記見守り機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面を表示可能な端末装置をさらに備え、
所定期間以上連続して前記イベント検知部によって前記イベントが検知されなかった場合、または、前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、もしくは前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチによって無効に設定された場合、前記端末装置は、前記一覧表示画面において、前記見守りセンサーの設定項目を、他の見守りセンサーの設定項目とは、識別できる態様で表示させる、上記(3)に記載の情報処理システム。
(6)前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチ、および、複数の前記見守りセンサーの有効/無効を一括管理する端末装置のいずれかによるユーザーの操作により、前記見守り機能を有効または無効に設定する利用状態設定部を、さらに備える、上記(1)、または上記(2)に記載の情報処理システム。
(7)前記見守りセンサーは、部屋、またはベッドに居る入居者と紐付けられており、前記入居者が部屋またはベッドを移動することで、移動前の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を無効にし、および移動後の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を有効に設定する利用状態設定部を、さらに備える、上記(3)に記載の情報処理システム。
(8)看介護施設で使用される複数の見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部と、
前記利用状態情報取得部が取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更する契約情報変更部と、
を備えた情報処理装置。
(9)看介護施設で使用される複数の見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得するステップ(a)と、
前記ステップ(a)で取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更するステップ(b)と、
を含む処理を実行する契約情報の変更方法。
(10)前記サービス契約情報に基づき、前記見守りセンサーの前記利用状態情報に応じた利用料金情報を生成するステップ(c)を、さらに備える、上記(9)に記載の変更方法。
(11)前記見守りセンサーは、看介護施設の入居者の部屋、またはベッドを観察領域とし、該観察領域における、入居者の動きまたは状態を検出するセンサーであり、
前記見守りセンサーに関わる前記見守り機能には、イベント検知部による前記入居者に関するスタッフによるケアを要するイベントの検知が含まれる、上記(9)に記載の変更方法。
(12)所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、前記見守りセンサーの前記見守り機能を無効に設定するステップ(d)を、さ
らに含む上記(11)に記載の変更方法。
(13)所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、または、前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、もしくは前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチによって無効に設定された場合、端末装置に表示した複数の前記見守りセンサーの前記見守り機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面において、前記見守りセンサーの設定項目を、他の見守りセンサーの設定項目とは、識別できる態様で表示させるステップ(e)を含む、上記(11)に記載の変更方法。
(14)前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチ、および、複数の前記見守りセンサーの有効/無効を一括管理する端末装置のいずれかによるユーザーの操作により、前記見守り機能を有効または無効に設定するステップ(d)を、さらに含む、上記(9)に記載の変更方法。
(15)前記見守りセンサーは、部屋、またはベッドに居る入居者と紐付けられており、
前記入居者が部屋またはベッドを移動することで、移動前の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を無効にし、および移動後の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を有効に設定するステップ(d)を、さらに備える、上記(11)に記載の変更方法。
(16)上記(9)から上記(15)のいずれかに記載の変更方法を、コンピューターに実行させるための制御プログラム。
本発明に係る情報処理システムは、看介護施設で使用される複数の見守りセンサーであって、入居者の動きを検出する見守りセンサーと、前記見守りセンサー毎に有効または無効に設定可能な前記見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部と、前記利用状態情報取得部が取得した前記利用状態情報に基づき、前記見守り機能に関わるサービスのサービス契約情報を変更する契約情報変更部と、を備える。これにより、看介護施設の見守りセンサーの利用状態に応じて、サービスの変更を適切に行える。
情報処理装置を含む情報処理システムを示す模式図である。 看介護施設で用いられる見守り支援システムの全体構成を示す模式図である。 情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 入居者の部屋に設置された見守りセンサーの例を示す図である。 見守りセンサーの概略構成を示すブロック図である。 見守り装置の概略構成を示すブロック図である。 イベントリストの例である。 利用状態設定処理を示すフローチャートである。 利用状態設定処理を示すフローチャートである。 機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面の例である。 変形例における機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面の例である。 利用状態情報に基づく契約情報の変更処理を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。しかしながら、本発明の範囲は、開示される実施形態に限定されない。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、情報処理システム1、およびこれに接続された複数の看介護施設900を示す模式図である。図2は、看介護施設900(以下、単に施設ともいう)で用いられる見守り支援システム30の全体構成を示す模式図である。図3は、情報処理装置10の概略構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、情報処理装置10、および看介護施設900(後述する見守りセンサー31を含む)で構成される。情報処理装置10は、サービス提供者が運用するサービス管理用のサーバーであり、サービス提供者の社屋に配置されたオンプレミスサーバー、または、商用のクラウドサービスを利用したクラウドサーバーである。
(提供サービス、および利用状態情報)
サービス提供者は、見守り支援システム30に関するサービスを提供する。具体的には、見守り支援システム30は、施設の各部屋、または各ベッド(床)(以下、部屋等という)にそれぞれ、被介護者または入院患者である入居者70に紐付けて配置される見守りセンサー31に関わる「見守り機能」に関するサービスを提供する。詳細は後述するが、見守りセンサー31は、1つまたは複数のセンサーにより構成され、部屋等を検出領域とし、その検出領域内における入居者70の動きを検出する。例えば、見守りセンサー31は、天井に配置した俯瞰映像を出力するカメラを含む。見守りセンサー31は、それぞれの部屋等に一つずつ配置される。見守り機能には、部屋等に居る入居者70の動きからスタッフ72による入居者70へのケアを要するイベントの検知が含まれる。イベントが発生したこと、およびその内容(以下、イベント情報という)は、スタッフ72が携帯するスタッフ端末34、および/または端末装置33にリアルタイムで通知され、そのイベント情報に応じ、スタッフ72等は、入居者70に対するケア等の対応を行う。また、イベント情報は、イベントリスト(後述の図7参照)として蓄積され、定期的に解析されることで、スタッフ人数の適正化、配置や業務量を評価できる解析結果が出力される。サービス提供者は、見守り支援サービスとして、この見守り機能や解析結果の提供を、各看介護施設900の運営母体(以下、利用者という)のサービス契約情報に応じて利用者に行う。見守り機能は、見守りセンサー31毎に有効/無効を設定可能である(設定方法については後述する)。
利用状態情報としては、見守り機能を有効に設定した見守りセンサー31の数(以下、単に利用数という)が含まれる。サービス提供者は、利用数に応じた定額料金(利用料金情報ともいう)を、利用者に対して契約期間毎(週毎、月毎、等)に課金する。この定額料金体系には、利用数に比例して連続的に規約期間毎の課金額が増加する定額課金(無段階の比例定額課金)と、利用数が増加するにつれて課金額が段階的に高くなる段階的定額課金が含まれる。後者の段階的定額課金は、例えば、利用数が20個未満、50個未満、100個未満、および100個以上の4段階区分で、順に月毎に請求する定額料金が高額になる。なお、この場合、より利用数が多い区分の方が1利用数当たりの料金はより低額になるように料金が設定される。
以下においては、1つの看介護施設900にそれぞれ1つの見守り支援システム30が設けられた例を示すが、これに限られず、複数の看介護施設900に1つの見守り支援システム30が設けられてもよい。例えば、運営母体が、複数の地理的に異なる看介護施設900を運営する場合、等において、1つの見守り支援システム30で複数の看介護施設
900内の機器を制御する。また、情報処理システム1は、1つの情報処理装置10と、1つの見守り支援システム30で構成されてもよい。すなわち、情報処理装置10には、見守り装置50(後述の図6等参照)が含まれる。この場合、情報処理装置10は、見守り装置50と一体で構成されてもよい。
(情報処理装置10)
図3に示すように、情報処理装置10は、制御部110、記憶部120、および通信部130を備える。
(制御部110)
制御部110は、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部110は単独で、または通信部130と協働することで、利用状態情報取得部111、および契約情報変更部112として機能する。
利用状態情報取得部111は、各見守り支援システム30から、見守り装置50が保持する利用状態情報を取得する。利用状態情報の取得は、定期的に、または見守り装置50側からの要求により、利用状態情報が変更になる度に不定期に行われる。
契約情報変更部112は、利用状態情報に基づいて、サービス契約情報を変更、更新する、サービス契約情報は、各看介護施設900の利用者が契約した、サービス提供者が提供するサービスに関する契約情報である。契約情報には、看介護施設900に設置された機器の台数(後述の見守りセンサー31が設置された部屋数)の情報が含まれる。情報処理装置10は、契約情報に応じて、例えば、サービス提供者は、ユーザーに対する月毎の課金処理を行うとともに、契約に応じた看介護に関する見守り支援サービスを提供する。
(通信部130)
通信部130は、各装置とインターネット経由で有線または無線通信によるデータの送受信を行うインターフェースである。
(記憶部120)
記憶部120には、上述した利用者毎(または看介護施設900毎)の利用状態情報、およびサービス契約情報が記憶されている。このサ-ビス契約情報には、決済処理に必要な口座情報等の利用者に関する情報が含まれる。
(見守り支援システム30)
以下、図2、および図4から図7を参照し、見守り支援システム30の構成、および見守り支援システム30が提供する見守り機能で検出するイベントについて説明する。
図2に示すように看介護施設900で用いられる見守り支援システム30は、見守りセンサー31、端末装置33、スタッフ端末34、および施設内に配置した複数の無線AP(アクセスポイント)36が含まれる。
見守りセンサー31は、入居者70の部屋(以下、居室ともいう)それぞれに配置され、部屋中の入居者70の行動、状態を検出する。
端末装置33は、PCであり、管理者74により用いられる。端末装置33は、見守りセンサー31とは分離されて構成されるリモート端末装置であり、この端末装置33上で見守り支援システムのアプリ(表示制御部として機能する)が稼働する。端末装置33は、施設内に配置してもよく、外部に配置してもよい。管理者74は、例えば看介護施設900の管理者、代表者、またはスタッフ72のリーダーであり、後述の通知設定を行う。
見守りセンサー31、見守り装置50、端末装置33、等の機器は、相互にLANにより通信接続される。スタッフ端末34は、無線AP35を介して、他の機器と接続する。また、看介護施設900内の各機器は、RT(ルータ)を介してインターネットと接続する。
スタッフ端末34は、スマートフォン等の携帯型の端末であり、入居者70のケア、看護を行う介護士、看護師等であるスタッフ72により利用される。
(見守りセンサー31)
図4は、入居者70の部屋のベッド60周辺に設置された見守りセンサー31の例を示す図である。見守りセンサー31は、観察領域である入居者70の部屋を監視するように、各部屋にそれぞれ配置される(センサーボックスとも称される)。見守りセンサー31は、観察領域における入居者70の動きおよび/または状態を検出するセンサーである。見守りセンサー31の装置IDは、観察領域(部屋番号またはベッド番号)と紐付けられ装置リストに記録される。見守りセンサー31は、後述するように各種のセンサーを備え、センサーの出力からセンシング情報を生成する。センシング情報には、各センサーの信号のみならず、例えば映像信号から画像処理により判定した人物の動きの判定結果(後述のイベント)、およびケアコール部314(後述)からのケアコール信号が含まれる。
図5は見守りセンサー31の概略構成を示すブロック図である。図5に示すように、見守りセンサー31は、制御部311、通信部312、カメラ313、ケアコール部314、音声入出力部315、および機能停止スイッチ316を備え、これらはバスまたは近距離無線通信によって、相互に接続されている。
制御部311は、制御部110と同様の構成として、CPU、RAM、ROM等を備える。また、制御部311は、HDDを備えてもよい。制御部311は、プログラムに従って見守りセンサー31の各部の制御および演算処理を行う。制御部311は、イベント判定部31aとして機能する。
通信部312は、LANを介して、例えば、見守り装置50、等の他の装置と通信するためのインターフェース回路(例えばLANカード、無線通信回路等)である。
カメラ313は、例えば居室の天井、または壁の上部に配置され、観察領域として真下にある入居者70のベッド60を撮影し、俯瞰の撮影画像(画像データ)を出力する。この撮影画像には、静止画および動画が含まれる。カメラ313は近赤外線カメラであるが、これに換えて可視光カメラを用いてもよく、これらを併用してもよい。カメラ313は、撮像センサーにより取得したセンシング情報としての画像信号を出力する。
ケアコール部314は、押しボタン式のスイッチを含み、このスイッチが入居者70によって操作されることでケアコール(ナースコールとも称される)を検出する。ケアコール部314は、押しボタン式のスイッチに換えて、音声マイクによりケアコールを検出してもよい。ケアコール部314のスイッチが押された場合、すなわち、ケアコールを検出した場合、制御部311は、通信部312およびLANを介して、ケアコールがあった旨の通知を見守り装置50等に送信する。
音声入出力部315は、例えばスピーカーとマイクであり、通信部312を介して端末装置33やスタッフ端末34との間で音声信号を送受信することで音声通話を可能とする。なお、音声入出力部315は見守りセンサー31の外部装置として、通信部312を介して見守りセンサー31に接続されてもよい。
機能停止スイッチ316は、居室の内部、または出入口付近に配置される。この機能停止スイッチ316は、操作パネル上に表示したソフトスイッチでもよく、押しボタン式のハードスイッチとして構成してもよい。この機能停止スイッチ316のスタッフ72等による操作によって見守りセンサー31を用いた見守り機能の有効/無効の設定が相互に切り替えられる。機能を無効にすることで、この無効信号を受けた見守り装置50は、以下の2つの処理うち、いずれかの対応を行う。第1の設定処理は、この部屋の見守りセンサー31によるセンシングを停止する。この処理を行う場合には、機能停止スイッチ316は、見守りセンサー31への電源をオン/オフするスイッチとして構成されてもよい。第2の設定処理は、見守りセンサー31によるセンシングは継続するとともに、後述のイベントの検出処理は継続して、イベントリストには記録する。このイベントリストの利用者への開示は、別途の契約情報の内容に応じて行うようにしてもよい。また、機能停止スイッチ316は、第3の設定処理として、見守りセンサー31への電源をオン/オフするスイッチとして構成してもよい。以下、第1~第3の設定処理による無効化を、機能停止スイッチ316による機能停止ともいう。
変形例として、見守りセンサー31は、さらに、看介護のデータを検出する他のセンサーとして、体動センサー、ベッドセンサー、マットセンサー、サーマルセンサー、または赤外線センサーを備えてもよい。この体動センサーは、ベッド60に対してマイクロ波を送受信して入居者70の体動(例えば呼吸動)によって生じたマイクロ波のドップラシフトを検出するドップラシフト方式のセンサーであってもよい。この体動センサーにより、入居者70の呼吸動作に伴う胸部の体動(胸部の上下動)が検出される。その胸部の体動における周期の乱れや、予め設定された閾値以下である胸部の体動における振幅が検知されると、微体動異常(例えば心停止に起因する)であると判定される。この微体動異常の判定は、見守りセンサー31側で行ってもよく、信号のみを情報処理装置10に送ることで、情報処理装置10の制御部110で行ってもよい。このベッドセンサーは、ベッドに備え付けられるセンサーであればよく、例えば、荷重を検知し、ベッド60上または、ベッド60の降り口の床面を観察領域として配置し、センサー上に人がいるか否かを検知してもよいし、睡眠状態を検知してもよい。この赤外線センサーは、人感センサーとも称され、居室内に人がいるか否かを検知する。例えば、居室内全域、またはベッド60上を観察領域として配置する。
(イベントの検知)
本実施形態においては、上述したように入居者70に関する見守りセンサー31が検知した状態の変化であって、起床、離床、転倒、微体動異常、等の入居者70へのケアを要し、スタッフ72に発報(報知)を行うべき事象をイベントと称する。またこのイベントは、ケアコール部314によるケアコールを含む。見守りセンサー31は、生じたイベントの判定結果を見守り装置50に送信する。
制御部311のイベント判定部31aは、カメラ313が撮影した撮影画像から、入居者70の行動を検知する。この検知する行動には、ベッド60から起き上がる「起床」、起床に続いてベッド60から離れる「離床」、ベッド60から転落する「転落」、および床面等に転倒する「転倒」が含まれる。
イベント判定部31aは、複数の撮影画像(動画像)から画像のシルエット(以下、「人シルエット」と称する)を検出する。人シルエットは、例えば、撮影時刻が前後する画像を差分する時間差分により、差分が相対的に大きい画素の範囲を抽出することで検出され得る。人シルエットは、撮影画像から背景画像を差分する背景差分法により検出されてもよい。人シルエットが検出されることで、入居者70が在室していると見做される。
また、入居者70の画像の輪郭が外接する矩形内の領域は、入居者70の画像の輪郭が
外接する人矩形として検出され得る。また、人物の全体像から得る人シルエットとともに、またはこれに換えて、入居者70の頭部の画像のシルエット(以下、「頭部シルエット」と称する)が検出されてもよい。入居者70の頭部の画像の輪郭が外接する矩形内の領域は、撮影画像における入居者70の頭部の画像の輪郭に外接する頭部矩形として検出され得る。
起床、離床、転落、転倒の検知は、検出した人シルエットから入居者70の姿勢(例えば立位、座位、横臥等)、およびベッド60等の居室内の設置物との相対的な位置から起床、「離床」および「転倒(転落)」の別を検知する。例えば、「起床」は、予め設定された、ベッド60の四隅を頂点とする、上方視の四角形の任意の辺を人シルエットが横切る幅が増加して20cm以上となったことにより認識され得る。また、例えば、「離床」は、人シルエットの、当該四角形の内部に対する外部の面積の割合が増加して80%以上となったことにより認識され得る。また、座位を判定する場合に、さらに座っている位置が、ベッド60の辺の近傍に腰掛けた座位状態(端座姿勢時)であるかを認識してもよい。見守りセンサー31のイベント判定部31aは、このような、起床、離床、転落等のいずれかの種類のイベントを検知した場合、そのイベントが発生した旨のイベント情報を見守り装置50等に送信する。
このようなイベント判定部31aによるイベント判定処理は、制御部311のCPUが処理するプログラムにより行ってもよく、組み込み型の処理回路により行ってもよい。なお、他の例として、上述のように見守り装置50(制御部51)側でこれらの検知の全部またはほとんどの処理が行われるようにしてもよい。この場合、見守りセンサー31の制御部311では見守り装置50への撮影画像(看介護に関わるデータ)の送信のみを行い、これを受けた見守り装置50は、撮影画像に基づいてイベントの検知を行う。
図6は、見守り装置50の概略構成を示すブロック図である。見守り装置50は、制御部51、記憶部52、および通信部53を備える。見守り装置50はサーバー(エッジサーバー)であり、情報処理装置10と協働することで、見守り支援サービスを提供する。なお、図8等に示す装置構成はあくまでも例示であり、見守り装置50の一部の機能を、情報処理装置10側で担うようにしてもよい。
(制御部51)
制御部51は、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部51は単独で、または通信部53と協働することで、通知部511、および利用状態設定部512として機能する。通知部511は、見守り機能に含まれる処理として、見守りセンサー31からイベント情報を受けた場合、イベントを発生させた入居者70のケアを担当するスタッフ72に対して通知を行う。利用状態設定部512は、ユーザー(例えば管理者74)によるリモート端末を通じた設定(後述の図9等)、または上述の機能停止スイッチ316の操作に応じて、部屋等毎(見守りセンサー31毎)に見守り機能の有効/無効を設定する。機能が無効の設定である場合には、イベント自体を検知しなかったり、または、イベントを検知したとしても通知部511によるスタッフ72への通知を行わなかったりする。
通信部53は、LANを介して、例えば、見守りセンサー31、等の他の装置と通信するためのインターフェース回路(例えばLANカード、無線通信回路等)である。
(記憶部52)
記憶部52には、入居者リスト、スタッフリスト、イベントリスト、および利用状態情報が保存される。
「入居者リスト」、および「スタッフリスト」は、入居者70、およびスタッフ72に
関する、個人ID(氏名、番号)、部屋番号(またはベッド番号)、スタッフ名、所属ユニット等が含まれる。入居者リストと装置リスト(装置IDと部屋番号との対応テーブル)から、部屋等に入居している入居者と見守りセンサー31の装置IDとが紐付けられる。所属ユニット(担当グループともいう)とは、施設内の同じフロア等、共通するエリアにいる複数の入居者が所属する入居者ユニット、およびこれらの入居者ユニットを担当する複数のスタッフが所属するグループである。「イベントリスト」(後述の図7参照)には、イベント情報、対応状況が含まれる。利用状態情報は、各部屋(見守りセンサー31)の機能の有効/無効の設定が記述されている。
スタッフ72は、業務開始時、および業務終了時に、割り当てられたスタッフ端末34を通じて、ログイン認証処理、およびログアウト処理をそれぞれ行う。これらの期間、時刻は、上述のシフト情報として記憶部52に記憶される。スタッフ72は、スタッフ端末34のタッチパネルを通じて、スタッフID、パスワードを入力し、これを見守り装置50に送信する。見守り装置50は、記憶部52に記憶している認証情報を突き合わせ、スタッフ72の権限に応じた認証結果をスタッフ端末34に送信することで、ログイン認証が終了する。
スタッフ72それぞれは、上述の所属ユニットに属する。例えば、スタッフ72は、介護施設の2F東棟の入居者ユニットに属する複数の入居者70を、1つの所属ユニットに所属する複数のスタッフ72で分担して、24時間のケアを行う。この場合、2F東棟の入居者ユニットで、入居者70に関するなんらかのイベントが検出された場合、後述するように、この入居者ユニットを担当する所属ユニットに属する(ログイン中の)スタッフ全員のスタッフ端末34へ、イベント情報が同報通知される。これらの入居者ユニット、所属ユニットの名簿は、入居者リスト、およびスタッフリストにそれぞれ登録されている。
(イベントへの対応処理)
図7は、記憶部52に記憶されるイベントリストの例である。イベントリストに含まれるイベントには、上述のように起床、離床、転落、転倒、およびケアコール(ケアコールイベントともいう)が含まれる。検出された、最新のイベントは、イベントリストの最後に追加される。イベント情報には、自動的に付与される主キーとなるイベントID、部屋番号、対象者、イベント種類、発生日時(時刻)、画像データの情報が含まれる。イベント情報に含まれる画像データ(撮影画像i010~i013)は、イベントの発生時に見守りセンサー31により撮影して得られた静止画のデータである。「対応状況」にはステイタス、対応スタッフ、対応日時(時刻)が含まれる。対応スタッフは、以下の処理により記録される。入居者70に関するイベントが発生することで、このイベント情報は、担当の1人または複数のスタッフ72に、スタッフ端末34を通じて見守り装置50により通知される。複数人のうち、希望するスタッフ72は、自主的にスタッフ端末34を通じて、要求処理をし、見守り装置50に承認されたのち、当該イベントの担当となる。担当者が決まったイベントはステイタスが未対応から対応済みに変更される。イベントリストは、スタッフ端末34の表示部にスクロール可能に一覧表示され、対応者が決まっていないイベントは目立つように表示される。
(利用状態の設定処理)
以下、図8A~図10を参照し、情報処理システム1(特に見守り装置50)で実行される利用状態の設定処理について説明する。
図8A、図8Bは、見守り支援システム30により実行される見守り支援サービスに関するイベントへの対応処理を示すフローチャートである。図9は、端末装置33等に表示される機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面d331の例であ
る。
(ステップS01)
図8Aを参照すると、利用状態設定部512は、見守りセンサー31の機能の有効/無効への設定を受け付けたか否かを判定する。この設定は、各見守りセンサー31に対応して設けられた機能停止スイッチ316を、ユーザーが操作することにより、受け付けることができる。または、この設定は、図9に示す端末装置33(リモート端末装置)に表示した一覧表示画面d331を通じたユーザーの操作により受け付けることができる。施設のスタッフ72、管理者、等のユーザーは、端末装置33で見守り支援システムのアプリを立ち上げ、図9の一覧表示画面d331を表示させる。欄a11には、利用者の現在の契約情報が表示される。欄a11に示す例では、現時点では、契約種類は、利用数に応じた定額料金(利用料金情報)のサービスを契約していることが示されている。欄a12には、複数の見守りセンサー31の機能の有効/無効を設定する設定項目(部屋毎の有効または無効のアイコン)を複数並べた一覧画面が表示されている。ボタンb1、またはb2を操作することで、301号室の入居者Jさんの見守りセンサー31の機能が、有効または無効のいずれかに設定され得る。一覧表示画面d331の例では、301号室では、ボタンb1が選択され、グレイアウトのボタンb2が非選択となっており、機能が「有効」に設定されていることがわかる。他の部屋も同様に、有効/無効のいずれかの設定項目を選択することで有効/無効の設定を行える。
(ステップS02)
利用状態設定部512は、設定変更を受け付けた場合には、記憶部52に記憶している利用状態情報の記録を更新する。
(ステップS11)
図8Bを参照すると、利用状態設定部512は、長期間未使用の見守りセンサー31があるか否かを判定する。具体的には、図9の一覧表示画面d331において、有効に設定されている見守りセンサー31を用いた見守り機能によるイベント検知が所定期間以上なされなかった場合、または、機能停止スイッチ316による機能停止がなされてから所定期間以上継続した場合には、利用状態設定部512は、長期間未使用の見守りセンサー31がある(YES)と判定する。所定期間は、例えば1週間(7日)、または2週間である。また、この所定期間は、ユーザーにより選択できるようにしてもよい。
(ステップS12)
利用状態設定部512は、長期間未使用の見守りセンサー31の機能を無効に自動設定し、記憶部52に記憶している利用状態情報の記録を更新する。図9に示す一覧表示画面d331の例では、302号室では所定期間(例えば7日)よりも長く(14日間)継続してイベントが検知されなかったため、無効(ボタンb3)に設定変更されている。304号室も同様に、所定期間以上継続(所定期間以上連続)して、イベントが検知されなかったため、無効(ボタンb4)に設定変更されている。また、利用状態設定部512により自動変更されたことは、表示欄a13に示されてもよい。
(変形例1)
図10は、変形例における機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面d332の例である。図8B、図9に示す例では、利用状態設定部512が自動的に無効に設定変更する例を示したが、図10の一覧表示画面d332の表示欄a23に示すように、利用者に無効への切り替えを促し、利用者の指示により、利用状態設定部512が無効に設定変更するようにしてもよい。図10では、有効に設定されているにもかかわらず、長期間未使用の見守りセンサー31の設定項目(ボタンb30、b40)に関しては、太枠で示しており、他の見守りセンサー31の設定項目(ボタンb20等)とは識別
できるように異なる態様で表示している。以上の処理により、利用状態設定部512は、利用状態の設定を変更する。
(変形例2)
また、図9のボタンb5(部屋移動設定)が操作されることにより、利用する見守りセンサー31が切り替えられてもよい。例えば、入居者が見守り機能が有効な部屋(例えば101号室)から、無効の部屋(例えば105号室)に移動する場合に、このボタンb5を操作した後に、表示される設定画面の操作により設定を引き継ぐことができる。利用状態設定部512により、この場合、それまで有効であった移動前の部屋は無効に設定変更され、同時に、無効であった移動後の部屋は有効に設定変更される。他の例として、この引き継ぎは、ボタンb5以外に、記憶部52に記憶されている入居者リストの記録が変更された場合に、利用状態設定部512側で自動的に行うようにしてもよい。これにより、ハードウェア(装置ID)は入れ替わるが、利用数の増減はなく、料金は替わらないというとり扱いを行える。
(契約情報の変更処理)
次に図11を参照し、情報処理システム1で実行される契約情報の変更処理について説明する。図11は、利用状態情報に基づく契約情報の変更処理を示すフローチャートである。
(ステップS21)
情報処理装置10の利用状態情報取得部111は、各看介護施設900の見守り装置50から利用状態情報を取得する。この利用状態情報は、図8A、図8Bの処理、または、変形例1、2の処理によりそれぞれの見守り支援システム30で記録、更新されたものである。このステップS21での利用状態情報の取得は、定期的に、例えば課金処理の基準日に応じた日、に行ったり、見守り支援システム30側で利用状態情報が更新する度に、見守り支援システム30側からの要求により行ったりしてもよい。情報処理装置10は、取得した利用状態情報を、見守り支援システム30の装置IDと紐付けて記憶部120に記憶する。
(ステップS22)
利用状態情報をサービス条件と比較することで、契約情報変更部112は、サービス契約情報の変更が発生した場合には(YES)、処理をステップS23に進める。例えば、サービス契約が利用数に応じた定額料金の場合に、見守りセンサー31の利用数が変更した場合には、サービス契約情報の変更が発生する。一方で、サービス条件が段階的定額課金の場合において、区分を跨ぐ利用数の増減でない場合にはサービス契約情報の変更は発生しない。
(ステップS23)
ステップS21で取得した利用状態情報において、直前の利用状態情報(記憶部120に所定期間内の履歴は保持される)と比較することで、無効による変更の場合(YES)、すなわち、利用数の減少による変更の場合には、情報処理装置10は、処理をステップS26に進める。この場合、利用者による承認処理はスキップする。一方で、有効化による変更の場合(NO)には、情報処理装置10は、処理をステップS24に進める。
(ステップS24)
情報処理装置10は、利用者に承認要求を通知する。例えば、情報処理装置10は、利用者の連絡先に対して、または、端末装置33で稼働している見守り支援システムのアプリに対して通知する。
(ステップS25)
利用者からサービス契約情報の変更に関する承認が得られたら(YES)、情報処理装置10は、処理をステップS26に進める。
(ステップS26)
ここでは、契約情報変更部112は、サービス契約情報を更新する。例えば、課金の金額が高いまたは安いサービス契約情報に更新される。
(ステップS27)
情報処理装置10は、所定のタイミングで更新後のサービス契約に基づいて課金情報(利用料金情報)を生成し、この課金情報に基づく利用者への決済処理を実行して終了する(エンド)。
このように、本実施形態の情報処理システム1は、看介護施設で使用される複数の見守りセンサー31と、見守りセンサー31に関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部111と、利用状態情報取得部111が取得した利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更する契約情報変更部112と、を備える。これにより、看介護施設の見守りセンサーの利用状態に応じて、サービスの変更を適切に行える。
以上に説明した、情報処理装置10、および情報処理システム1の構成は、上述の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上述の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種種改変できる。例えば、利用状態設定部512の機能を情報処理装置10の制御部110側で担うようにしてもよい。また、情報処理装置10を見守り装置50と一体で構成し、これを施設内に配置してもよく、クラウド上に配置してもよい。また、上述した実施形態に係る情報処理システム1、または情報処理装置10における処理は、上記のフローチャート、シーケンスチャートに示したステップ以外のステップを含んでもよく、あるいは、上述したステップのうちの一部を含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて一つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述した実施形態に係る情報処理装置、または情報処理システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、USBメモリやDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、一機能としてその見守りセンサー等の装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
110 制御部
111 利用状態情報取得部
112 契約情報変更部
120 記憶部
130 通信部
30 見守り支援システム
31 見守りセンサー
311 制御部
31a イベント判定部
312 通信部
313 カメラ
314 ケアコール部
315 音声入出力部
316 機能停止スイッチ
34 スタッフ端末
36 無線AP(アクセスポイント)
50 見守り装置
51 制御部
511 通知部
512 利用状態設定部
52 記憶部
53 通信部
70 入居者
72 スタッフ
74 管理者

Claims (16)

  1. 看介護施設で使用される複数の見守りセンサーと、
    前記見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部と、
    前記利用状態情報取得部が取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更する契約情報変更部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記契約情報変更部は、前記サービス契約情報に基づき、前記見守りセンサーの前記利用状態情報に応じた利用料金情報を生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記見守りセンサーは、看介護施設の入居者の部屋、またはベッドを観察領域とし、該観察領域における、入居者の動きまたは状態を検出するセンサーであり、
    前記見守りセンサーに関わる前記見守り機能には、イベント検知部による前記入居者に関するスタッフによるケアを要するイベントの検知が含まれる、請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、前記見守りセンサーの見守り機能を無効に設定する利用状態設定部を、さらに備える請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 複数の前記見守りセンサーの前記見守り機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面を表示可能な端末装置をさらに備え、
    所定期間以上連続して前記イベント検知部によって前記イベントが検知されなかった場合、または、前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、もしくは前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチによって無効に設定された場合、前記端末装置は、前記一覧表示画面において、前記見守りセンサーの設定項目を、他の見守りセンサーの設定項目とは、識別できる態様で表示させる、請求項3に記載の情報処理システム。
  6. 前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチ、および、複数の前記見守りセンサーの有効/無効を一括管理する端末装置のいずれかによるユーザーの操作により、前記見守り機能を有効または無効に設定する利用状態設定部を、さらに備える、請求項1、または請求項2に記載の情報処理システム。
  7. 前記見守りセンサーは、部屋、またはベッドに居る入居者と紐付けられており、前記入居者が部屋またはベッドを移動することで、移動前の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を無効にし、および移動後の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を有効に設定する利用状態設定部を、さらに備える、請求項3に記載の情報処理システム。
  8. 看介護施設で使用される複数の見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得する利用状態情報取得部と、
    前記利用状態情報取得部が取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更する契約情報変更部と、
    を備えた情報処理装置。
  9. 看介護施設で使用される複数の見守りセンサーに関わる見守り機能の利用状態情報を取得するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)で取得した前記利用状態情報に基づき、サービス契約情報を変更するステップ(b)と、
    を含む処理を実行する契約情報の変更方法。
  10. 前記サービス契約情報に基づき、前記見守りセンサーの前記利用状態情報に応じた利用料金情報を生成するステップ(c)を、さらに備える、請求項9に記載の変更方法。
  11. 前記見守りセンサーは、看介護施設の入居者の部屋、またはベッドを観察領域とし、該観察領域における、入居者の動きまたは状態を検出するセンサーであり、
    前記見守りセンサーに関わる前記見守り機能には、イベント検知部による前記入居者に関するスタッフによるケアを要するイベントの検知が含まれる、請求項9に記載の変更方法。
  12. 所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、前記見守りセンサーの前記見守り機能を無効に設定するステップ(d)を、さらに含む請求項11に記載の変更方法。
  13. 所定期間以上連続して前記イベント検知部による前記イベントが検知されなかった場合、または、前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、もしくは前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチによって無効に設定された場合、端末装置に表示した複数の前記見守りセンサーの前記見守り機能の有効/無効を設定する設定項目を複数並べた一覧表示画面において、前記見守りセンサーの設定項目を、他の見守りセンサーの設定項目とは、識別できる態様で表示させるステップ(e)を含む、請求項11に記載の変更方法。
  14. 前記見守りセンサーの電源をオン/オフするスイッチ、前記見守り機能を有効/無効に切り替えるスイッチ、および、複数の前記見守りセンサーの有効/無効を一括管理する端末装置のいずれかによるユーザーの操作により、前記見守り機能を有効または無効に設定するステップ(d)を、さらに含む、請求項9に記載の変更方法。
  15. 前記見守りセンサーは、部屋、またはベッドに居る入居者と紐付けられており、
    前記入居者が部屋またはベッドを移動することで、移動前の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を無効にし、および移動後の前記部屋またはベッドを観察領域とする前記見守りセンサーの機能を有効に設定するステップ(d)を、さらに備える、請求項11に記載の変更方法。
  16. 請求項9から請求項15のいずれかに記載の変更方法を、コンピューターに実行させるための制御プログラム。
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