JP2023178244A - ロック手段を設けられたインデックスアセンブリシステムを備えた計時器調節部材 - Google Patents

ロック手段を設けられたインデックスアセンブリシステムを備えた計時器調節部材 Download PDF

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Abstract

Figure 2023178244000001
【課題】 ロック手段を設けられたインデックスアセンブリシステムを備えた計時器調節部材を提供すること。
【解決手段】 本発明は、たとえばテンプ(23)である慣性質量と、ヒゲゼンマイ(25)と、ヒゲゼンマイ(25)の歩度を調整するためのインデックスアセンブリシステム(60)とを備えた、時計ムーブメント用の調節部材(40)に関し、インデックスアセンブリシステム(60)は、第1の部分(52)と第2の部分(53)とを備えたスタッドホルダ(51)を備えており、第1の部分(52)は、第2の部分(53)に対して移動可能であり、調節部材(40)は、ムーブメントのプレート(21)に対して、ある位置において、スタッドホルダ(51)の第2の部分(33)をブロックするように構成されたロック手段を備えていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、時計の分野に関し、より詳細には、駆動エネルギが調節部材によって調節される機械式時計の分野に関する。より詳細には、本発明は、精密なインデックスアセンブリシステムを設けられた調節部材、そのような調節部材を備えた時計ムーブメント、およびそのような時計ムーブメントを備えた計時器に関する。
ほとんどの機械式腕時計では、針(たとえば、分針および時針)を回転させるために必要なエネルギが、バレルに蓄えられ、その後、ヒゲゼンマイと呼ばれるらせん状に巻かれたコイル状ストリップの形態をしたばねに関連付けられた、テンプと呼ばれるはずみ車を備えたばね付きテンプシステムによって伝達される。
ヒゲゼンマイは、内端において、ヒゲゼンマイの回転時に、しっかりとシャフトに固定されており、外端において、スタッドホルダに取り付けられたスタッドに固定されており、スタッドホルダは、それ自体が固定ブリッジ(またはコック(cock))に固定されている。
テンプの回転は、ガンギ車の歯に対して作用する2つのツメ石を設けられた低振幅の振動運動によって動かされるアンクルレバーを備えた脱進機機構によって維持されており、その振動が計数される。このように衝突すると、ガンギ車に、段階的な回転運動が与えられ、その周波数は、アンクルレバーの振動周波数によって決定され、アンクルレバー自体の振動周波数は、ばね付きテンプの振動周波数に設定される。
従来の脱進機機構では、振動周波数は、約4Hz、または毎時約28,800振動(vph)である。優れた腕時計メーカの1つの目標は、テンプの振動の等時性および規則性(すなわち、歩度の一定性)を保証することである。
テンプの歩度は、ヒゲゼンマイの外端付近に位置し、通常、インデックスアセンブリシステムに取り付けられたキーによって動かされる一対のバンクによって定義される、内端とカウントポイントとの間の曲線の長さとして定義される、ヒゲゼンマイの有効長を調整することによって、知られている方式で調節される。
動作中、このインデックスアセンブリシステムは、ヒゲゼンマイの軸に対して回転するように固定されている。しかしながら、角度位置は、たとえば、ドライバを使用して、インデックスアセンブリシステムのカムのように機能する偏心輪を回転させることによって、手動で微調整できる。
ブリッジ、インデックスアセンブリシステム、キー、スタッドホルダ、ヒゲゼンマイ、およびテンプを含むセットは、一般に「調節部材」と呼ばれる。調節部材の例は、欧州特許EP3304215号および欧州特許EP2876504号によって提案されており、どちらも腕時計メーカETAによって出願されている。
ヒゲゼンマイの一端が固定されており、ヒゲゼンマイが2つのバンク間で移動できるように、インデックスアセンブリシステムのキーが反動を残すスタッドホルダを含むインデックスアセンブリシステムが存在する。しかしながら、クロノメータ特性、特に非等時性は、インデックスアセンブリキーの反動に非常に敏感であり、この反動を正確に制御することは困難である。
いくつかのデバイスでは、特にヒゲゼンマイの動作中に、バンクを調整してヒゲゼンマイを圧迫し、したがって遊びをなくすことができる。そのような場合、まずインデックスキーを移動させて歩度を調節し、その後ヒゲゼンマイはキーに押し付けられる。しかしながら、ヒゲゼンマイがインデックスキーに押し付けられると、特に回転の偏心により、ヒゲゼンマイに負担がかかり、クロノメータの不具合が生じる可能性がある。さらに、遊びをなくすと歩度も変化し、ヒゲゼンマイを一度押し付けられると、インデックスキーがヒゲゼンマイに沿って移動できなくなり、歩度の微調節ができなくなる。
他のヒゲゼンマイは、一体化された調節デバイスを含んでいる。これらヒゲゼンマイでは、歩度は、ヒゲゼンマイの有効長を変化させることによって調節されるのではなく、ヒゲゼンマイと直列に配置された弾性要素に力またはトルクを加えることによって調節される。したがって、弾性要素の剛性、ひいてはヒゲゼンマイ全体の剛性を変化させることができる。ヒゲゼンマイの剛性を調整することにより、調節部材の歩度を調節できる。そのような弾性要素を備えたヒゲゼンマイは、たとえば、欧州特許出願EP4009115号に記載されている。
しかしながら、そのような場合、典型的なインデックスアセンブリシステムは、ヒゲゼンマイ調節デバイスとの互換性がないので、使用できない。さらに、歩度は非常に細かく調節されるため、ヒゲゼンマイと、インデックスアセンブリとの相互作用領域との間に、遊びがないことが不可欠である。これは、逆に、衝突後にヒゲゼンマイが正確に同じ位置に戻らないと、衝突の際に歩度が変わる危険性があるためである。
さらに、基準を変化させることなく調節部材の歩度を設定できることが必要である。実際、調節部材をムーブメントに取り付ける際、テンプがアンクルレバーと適切に協働するように基準が設定される。基準が設定されると、特に調節部材の歩度を調整するときに、その設定を乱すことを避けることが望ましい。
欧州特許EP3304215号 欧州特許EP2876504号 欧州特許出願EP4009115号
本発明の目的は、このタイプの調節デバイスと互換性のあるインデックスアセンブリシステムを提供することによって、前述した欠点の一部またはすべてを克服することである。
この目的のために、本発明は、たとえばテンプである慣性質量と、ヒゲゼンマイと、ヒゲゼンマイの歩度を調整するためのインデックスアセンブリシステムとを備えた時計ムーブメント用の調節部材に関し、インデックスアセンブリシステムは、第1の部分および第2の部分を備えたスタッドホルダを備えており、第1の部分は、第2の部分に対して移動可能であり、調節部材の歩度を設定することができる。
本発明は、調節部材が、ムーブメントのプレートに対して、ある位置において、スタッドホルダの第2の部分をブロックするように構成されたロック手段を備えているという点で注目に値する。
本発明のおかげで、基準の設定後に、スタッドホルダの第2の部分をロックすることが可能であり、したがって、たとえば、第1の部分が、調節部材の歩度を調整するために作動されるとき、その設定を乱すことを避けることができる。
本発明の特定の実施形態によれば、ロック手段は、調節部材のテンプブリッジに取り付けられた偏心輪を備えている。
本発明の特定の実施形態によれば、第2の部分は、偏心輪と協働する円弧形状を有する突起を備えている。
本発明の特定の実施形態によれば、ロック手段は、ロックプレートと、ロックプレートを第2の部分に組み立てて、その位置をロックするためのロックねじとを備えている。
本発明の特定の実施形態によれば、ロックプレートは、第2の部分をブロックするために、一方の側で調節部材のテンプブリッジと協働し、他方の側で調節部材の軸受と協働する形状を有している。
本発明の特定の実施形態によれば、ロックねじは、調節部材のテンプブリッジにねじ込まれるよう、ロックプレートを横切るように配置されている。
本発明の特定の実施形態によれば、インデックスアセンブリシステムは、第1の部分と第2の部分との間に力を加えて、第1の部分のアームをカムに対して保持する、ばねを備えている。
本発明の特定の実施形態によれば、ヒゲゼンマイは、コイル状ストリップと、コイル状ストリップと直列に配置された弾性要素を取り付けられたヒゲゼンマイの剛性を調整するための手段とを備えており、スタッドホルダは、弾性要素に機械的に連結されている。
本発明の特定の実施形態によれば、調節手段は、可変の力またはトルクを可撓性要素に加えるためのプレストレス手段を備えている。
本発明の特定の実施形態によれば、第1の部分は第1のスタッドを含んでおり、第2の部分は第2のスタッドを含んでおり、弾性要素およびプレストレス手段は、第1のスタッドと第2のスタッドとの間に配置されており、第1のスタッドは、プレストレス手段を作動させるために、第2のスタッドに対して移動可能であり、第1のスタッドが移動すると、ヒゲゼンマイの剛性が変わる。
本発明の1つの特定の実施形態によれば、プレストレス手段は、可撓性要素に接続されたレバーを含んでおり、第1のスタッドは、レバーの自由端と一体化されている。
本発明の特定の実施形態によれば、プレストレス手段は、可撓性要素と平行に配置された半剛性構造を含んでおり、レバーは、半剛性構造に接続されている。
本発明の特定の実施形態によれば、可撓性要素が、剛性支持体に接続されており、第2のスタッドが、剛性支持体に固定されている。
本発明の特定の実施形態によれば、第1の部分と第2の部分とが重ね合わされている。
本発明の特定の実施形態によれば、第1の部分は、第2の部分に対して回転移動可能である。
本発明はさらに、そのような調節部材を備えた時計ムーブメントに関する。
本発明はさらに、そのような時計ムーブメントを備えた、たとえば腕時計である計時器に関する。
本発明の目的、利点、および特徴は、添付の図面を参照して、非限定的な例としてのみ与えられた、いくつかの実施形態を読むことによって明らかになるであろう。
図1は、本発明の1つの実施形態による、時計ムーブメント内に配置されている調節部材の概略斜視図である。 図2は、テンプブリッジおよびインデックスアセンブリシステムを除く、図1における調節部材の第1の実施形態の一部の概略斜視図である。 図3は、調節部材のヒゲゼンマイの概略平面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態による、時計ムーブメント内に配置されている調節部材の一部の概略斜視図である。 図5は、図4における調節部材の第2の実施形態の概略斜視図である。 図6は、第2の実施形態のスタッドホルダの変形例の概略斜視図である。 図7は、図6の変形のスタッドホルダの第2の部分の概略斜視図である。 図8は、テンプブリッジに取り付けられたスタッドホルダの第2の部分の概略斜視図である。
図1および図2は、時計ムーブメント10の内部に配置された調節部材1の第1の実施形態の概略図を示している。時計ムーブメント10は、プレート21と、慣性質量を設けられた調節部材と、慣性質量を振動させるように構成された慣性質量の弾性付勢要素とを備えている。
調節部材1は、インデックスアセンブリシステム20、慣性質量としての環状テンプ23、テンプシャフト24、弾性付勢要素としてのヒゲゼンマイ25、およびテンプブリッジ22をさらに備えている。
プレート21は、調節部材1を受け入れるための凹部26を設けられており、その内部には、テンプ23、ヒゲゼンマイ25、テンプブリッジ22、およびインデックスアセンブリシステム20が下から上に重ねられる。
テンプスタッフ24は、凹部26内部の中心に配置されており、テンプ23、ヒゲゼンマイ25、およびテンプブリッジ22の中心を通過する。テンプスタッフ24は、テンプスタッフ24の両端に配置された2つの耐衝撃軸受28によって保持される。第1の軸受は、凹部26の底部に配置されており、第2の軸受28は、凹部26の上方に配置されており、凹部26の中心軸を通って凹部26の上部を通過するテンプブリッジ22によって保持される。テンプブリッジ22は、穴、ここでは貫通穴を有し、その中に第2の軸受28が保持される。インデックスアセンブリシステム20は、テンプブリッジ22に取り付けられ、この実施形態では、凹部26の中心軸に沿って配置される。
図2および図3に示されるように、ヒゲゼンマイ25は、好ましくは、実質的に1つの面内に延びている。ヒゲゼンマイ25は、それ自体に数回巻き付けられた可撓性ストリップ2を備えており、ストリップ2は、所定の剛性を有している。ストリップ2の内端9は、一般にコレットと呼ばれる支持体3と一体的に形成されるか、支持体3と組み立てられる。支持体3は、形状が実質的に三角形であり、テンプスタッフ24の周りにねじ込まれる。
ヒゲゼンマイ25は、その剛性を調整するための手段をさらに含んでいる。たとえば、調整手段は、特に、調節部材が時計ムーブメントのプレートに取り付けられているときに、ユーザによって作動される。
調整手段は、ストリップ2と直列に配置された可撓性要素5を含んでおり、可撓性要素5は、前記ストリップ2の一端4,9を、剛性支持体17に接続しており、ストリップ2の両端4,9のうちの一方に固定されている。可撓性要素5は、ストリップ2の外端4と一体化されている。弾性要素5は、ストリップ2とは異なる要素である。
可撓性要素5は、ストリップ2の剛性に付加的な剛性を加える。可撓性要素5は、好ましくは、ストリップ2よりも高い剛性を有している。この場合、可撓性要素5は、ストリップ2に続くように配置される。好ましくは、調節手段およびストリップ2は一体的に作られるか、または、たとえばシリコンなどの同じ材料でも作られる。
ヒゲゼンマイ25の可撓性要素5は、交差していない屈曲ピボットを備えている。ピボットは、2つの可撓性で、交差していないブレード11,12および剛性部分18を備えている。可撓性ブレード11,12は、一方では剛性支持体17に横方向に接合されており、他方では、互いに向かって移動することによって剛性部分18に接合されている。したがって、好ましくは、可撓性ブレード11,12は、剛性部分18から始まって剛性支持体17まで互いに離れる。ストリップ2の外端4は、剛性部分18に接合されている。剛性支持体17は、プレート21に対して移動することができない。剛性支持体17はL字形状であり、L字形状の第1の分岐46は、可撓性ブレード11,12との接続として機能し、L字形状の第2の分岐47は、交差していないピボットの反対側に面しており、これによって、時計ムーブメント10へ組み立てることができる。
ヒゲゼンマイ25を調整するための手段は、可撓性要素5に可変の力またはトルクを加えるためのプレストレス手段6をさらに含んでいる。このようにしてヒゲゼンマイの剛性を調整できる。トルクまたは力は、プレストレス手段6によって連続的に調整できる。言い換えれば、トルクまたは力は、ポイント値に制限されない。これにより、可撓性要素5の剛性を、高い精度で調整できる。
プレストレス手段6は、交差していないピボットに続くように、剛性部分18の反対側に配置された二次可撓性ブレード19を含んでいる。二次可撓性ブレード19は、外端4でストリップ2に対して接線方向に配置されている。
二次可撓性ブレード19は、他端において、ストリップ2の周りに延びている湾曲レバー14に接続されている。レバー14は、二次可撓性ブレード19の他に、剛性支持体17に接続された半剛性構造27に接続されている。レバー14が力またはトルクによって作動されると、半剛性構造27は部分的に変形する。
力またはトルクは、レバー14の自由端15に加えられる。したがって、プレストレス手段6のレバー14は、ヒゲゼンマイ25の剛性を変えるように、二次可撓性ブレード19および半剛性構造27を介して力またはトルクを可撓性要素5に伝達する。
可変の力またはトルクをヒゲゼンマイ25に加えることができるように、調節部材は、本発明による特定のインデックスアセンブリシステム20を備えている。
図1および図2の第1の実施形態では、インデックスアセンブリシステム20は、第1の部分32および第2の部分33の2つの部分のスタッドホルダ31を設けられている。スタッドホルダ31の第1の部分32は、第1のスタッド34を吊るし、スタッドホルダ31の第2の部分33は、第2のスタッド35を設けられている。スタッドホルダ31は、弾性要素5に機械的に連結されているが、ストリップ2をブロックしない。
スタッドホルダ31の第1の部分32は、テンプブリッジ22と接触しているスタッドホルダ31の第2の部分33の上に部分的に配置される。スタッドホルダ31の2つの部分が、ダンパ28によって保持され、配置されている。
インデックスアセンブリシステム20は、2つの偏心輪36,37を備えている。第1の偏心輪36は、スタッドホルダ31の第2の部分33に取り付けられており、スタッドホルダ31の2つの部分の間の角度設定を可能にし、これによって、歩度を設定することができる。
本発明によれば、調節部材1は、ムーブメントのプレート21に対して、ある位置において、本明細書では、ある角度において、スタッドホルダ31の第2の部分33をブロックするように構成されたロック手段をさらに備えている。ロック手段は、第2の偏心輪37を備えている。
第2の偏心輪37は、テンプブリッジ22に取り付けられており、スタッドホルダ31の角度位置をプレート21に対して設定することが可能にし、これによって、基準を設定することができる。
したがって、インデックスアセンブリシステム20を取り付けるとき、移動可能なスタッドホルダ31の第2の部分33が最初に位置決めされ、次に、第2の偏心輪37によってブロックされて、プレート21に対して移動できないままになる。その後、スタッドホルダ31の第1の部分32が配置され、次に、第1の偏心輪36によって角度的にブロックされて、第2の部分33に対して移動できないままになる。その結果、基準を設定するために、第2の偏心輪37を作動させることにより、スタッドホルダ31全体が、テンプの軸を中心に回転する。第1の部分32のブロックを解除して移動させるために、第1の偏心輪36が作動される。この場合、スタッドホルダ31の第1の部分32のみがテンプの軸を中心に回転し、これが第1のスタッド34を移動させ、弾性要素5に作用して、歩度を変動させることができる。
その結果、第1のスタッド34を移動させて、弾性要素5に作用できるようにするために、スタッドホルダ31の第1の部分32のみが、取り付け後に、テンプブリッジ22に対して移動できる。
2つの部分32,33は、第2の軸受28を取り囲む。この目的のために、各部分32,33は、第2の軸受28の周りに配置された中央リング38,39を備えており、2つの中央リング38,39は重ね合わされている。
第1の部分32は、中央リング38から半径方向に延びる2つの突起41,42を備えており、第1の突起41は、第1のねじ74を使用して、第1のスタッド34を、凹部26内に下方に保持しており、第2の突起42は、第1の偏心輪36と協働する円弧形状を有している。
第2の部分33は、中央リング39から延びる3つの突起43,44,45を備えている。第1の突起43は、第2のねじ75を使用して、第2のスタッド35を凹部26内に下方に保持しており、第2の突起44は、第1の偏心輪36の周りに延びており、第3の突起45は、第2の偏心輪37と協働する円弧形状を有している。
基準配置では、第1のスタッド34および第2のスタッド35は、たとえば、テンプのスタッフ24に対して実質的に対称に配置されている。
第1のスタッド34は、レバー14の自由端15と協働し、第2のスタッド35は、剛性支持体17の第2の分岐47と協働する。このようにして、プレストレス手段6および弾性要素5は、それらが吊り下げられているインデックスアセンブリシステム20によって支持される。
2つのスタッド34,35は、プレストレス手段6および弾性要素5のいずれかの側に配置されている。さらに、2つのスタッド34,35は、レバー14および剛性支持体17にしっかりと接続されている。言い換えれば、第1のスタッド34および第2のスタッド35は、自由端15によってレバー14へ、第2の分岐47によって剛性支持体17へそれぞれ固定されている。スタッドおよびヒゲゼンマイ25は、たとえば、接着、ろう付け、溶接によって、金属ガラスの変形によって、または機械的締結によって組み立てられる。
第1のスタッド34は、第2のスタッド35に対して移動可能である。この目的のために、第1の部分32は、第2の部分33に対して移動可能である。第1の部分32は、第2の軸受28の周りを回転移動可能である。したがって、第1のスタッド34は、第1の部分32とともに移動し、第1のスタッド34は、第2の軸受28の周りを回転移動可能である。たとえば、第1のスタッド34は、20°または10°の角度範囲にわたって移動できる。
第2のスタッド35に対する第1のスタッド34の移動は、その移動がプレストレス手段6のレバー14に及ぼす力またはトルクの増減に応じて、弾性要素5の剛性を変化させることで、弾性要素5の剛性が変動し、ひいては、ヒゲゼンマイ25全体の剛性が変動する。したがって、インデックスアセンブリシステム20を使用して、調節部材1の歩度を調節できる。
この目的のために、インデックスアセンブリシステム20は、第2の部分32の円弧形状の第2の突起42によって、および第1の偏心輪36によって、第2のスタッド35に対する第1のスタッド34の位置を変更することができる。円弧は、第1の偏心輪36のヘッドよりも僅かに小さな直径を有しており、第1の偏心輪36の移動によって、第2の突起42、したがって第1の部分32が、第2の軸受28の周りを、第2の部分33に対して円を描くように移動するようになる一方、第2の部分33は、第1の部分32が作動されるとき、所定の位置に留まる。したがって、第1の偏心輪36を回転させることによって、円弧形状の第2の突起42は、第2の軸受28の周りを円運動する。第1の部分32は、第2の部分33に対して移動し、その結果、第1のスタッド34が、第2のスタッド35に対して移動し、ヒゲゼンマイ25のプレストレス手段6に加えられる力またはトルクを変化させる。偏心輪36,37と、円弧42,45との間の反動がなくなることで、ヒステリシスのない設定が可能となる。
第1の偏心輪36周囲の円弧形状の第2の突起42には、設定基準29が配置される。したがって、インデックスアセンブリシステム20を設定するために、第1の偏心輪36は、優先基準に従って配向される。
インデックスアセンブリシステム20は、1日あたり1秒以下、好ましくは、1日あたり0.5秒以下、場合によっては、1日あたり0.1秒以下の分解能で、調節部材1の歩度を調整するように構成される。したがって、インデックスアセンブリシステム20は、その作動がそのような分解能を可能にするように較正される。調節部材1の構成により、そのような精度を達成できる。
好ましくは、設定基準29は分解能に対応する。言い換えれば、2つの連続する基準の差は、1日あたり1秒、0.5秒、場合によっては0.1秒に相当する。
図4および図5の調節部材40の第2の実施形態では、調節部材40の特徴は、インデックスアセンブリシステム60の設定を除いて、第1の実施形態と実質的に同じである。
インデックスアセンブリシステム60の第1の部分52は、単一平面内で第1の部分52から半径方向外向きに延びるアーム63を備えている。第2の部分53は、円弧形状の突起を備えていない。
インデックスアセンブリシステム60は、第1の偏心輪の代わりに回転移動可能であるカム55を含んでいる。カム55は、第1の部分52のアーム63と協働して、第1の部分52を第2の軸受28の周りで回転させる。好ましくは、アーム63の端部56は、カム55の角度位置に応じて、カム55の回転がアーム63の移動をもたらすように、常にカム55と接触している。したがって、インデックスアセンブリシステム60の第1の部分52は、第1の実施形態と同様の方式で移動する。カム55を取り付けられたそのようなインデックスアセンブリシステム60により、ヒゲゼンマイ25の剛性を直線的に変動させることができる。
第1の部分52のアーム63をカム55と接触させた状態に維持するために、インデックスアセンブリシステム60は、第1の部分52に付勢力を加えるばね57を含んでいる。ばね57は、ロックねじ37を取り囲む実質的にU字形状であり、U字形状の第1の端部58は、インデックスアセンブリシステム20の第2の部分53と組み立てられており、U字形状の第2の端部59は、第1の部分52に配置された保持フック61によって保持されている。ばね57は、第2の軸受28に対してカム55と対称に、スタッドホルダ31の第2の部分に配置される。
したがって、ばね57は、インデックスアセンブリシステム60の2つの部分52,53に戻り力を及ぼし、戻り力は、カム55と接触した第1の部分52のアーム63を常に保持するように設計されている。カム55が作動すると、第1の部分52が回転して、第1のスタッド34を第2のスタッド35に対して移動させる一方で、ばね57によって及ぼされる戻り力を受けて、特に、カム55の周壁64がアーム63から離れて移動するとき、第1の部分52のアーム63が、カム55と接触することを可能にする。
インデックスアセンブリシステム60は、1日あたり1秒以下、好ましくは、1日あたり0.5秒以下、場合によっては、1日あたり0.1秒以下の分解能で、調節部材40の歩度を調整するように構成される。調節部材40の構成は、そのような精度を達成することを可能にする。
本発明によれば、調節部材40は、ムーブメントのテンプ22に対して、ある位置において、スタッドホルダ51の第2の部分53をブロックするように構成されたロック手段をさらに備えている。ロック手段は、ロックプレート62と、ロックプレート62を第2の部分53に組み立ててその位置をロックするためのロックねじ77とを備えている。
好ましくは、ロックプレートは、一方の側でテンプブリッジ72と協働し、他方の側で第2の軸受28と協働する形状を有している。ロックねじ77は、ロックプレート62の下に配置されたテンプブリッジ72にねじ込まれるように、ロックプレート62を横切る。したがって、ロックねじ77を締めることによって、ロックプレート62は、ばね57のU字形状の第1の端部58のシュー78で、スタッドホルダ51の第2の部分53に少なくとも部分的に力を加えており、シューは、スタッドホルダ51の第2の部分53に載っている。
したがって、インデックスアセンブリシステム20を取り付けるとき、移動可能なスタッドホルダ51の第2の部分53が、最初に位置決めされ、その後、ロックプレート62およびロックねじ77によってブロックされ、テンプブリッジ72に対して移動できないままとなる。第1のスタッド34を移動させて、弾性要素5に作用できるようにするために、第1の部分52だけが、取り付け後に、テンプブリッジ72に対して移動可能のままとなる。
カム55にも設定基準49が設けられている。したがって、インデックスアセンブリシステム60を設定するために、カム55は、たとえば、カム55上に配置されており回転可能である(図4および図5には示されていない)設定ボタンによって移動される。したがって、インデックスアセンブリシステム60を設定するために、カム55は、優先基準に従って配向されている。
好ましくは、設定基準49は、分解能に対応している。言い換えれば、2つの連続する基準の差により、歩度を1日あたり1秒、0.5秒、場合によっては0.1秒ずつ変えることができる。図6において、設定基準49の分解能は、0.1秒である。
図6および図7において、スタッドホルダ51は、第2の実施形態の変形であり、第2の部分53は、中央に実質的に円形の貫通オリフィス68をも含んでいるだけでなく、一方の側に、湾曲アーム70を、他方の側に、一対のピン71を含んでいる。湾曲アーム70は、ロックプレート62と協働するように意図されている。一対のピン71は、カム55の軸を保持し、ムーブメントのテンプブリッジ72上に載るように意図されている。
貫通オリフィス68は、テンプの衝撃吸収軸受28を挿入することを可能にし、軸受28の周りには、スタッドホルダ51が取り付けられ、保持される。貫通オリフィス68は、オリフィス68に隣接するセグメント73に可撓性を与えるために、スロット69によって開かれている。したがって、軸受28は、オリフィス68内に取り付けられ、保持される。この可撓性のおかげで、セグメント73は、軸受28をオリフィス68に挿入する道を空け、軸受28を保持するのに十分な力を加えることができる。オリフィス68および衝撃吸収軸受28の形状は、協働するように構成され、軸受28の形状は、オリフィス68の形状よりもわずかに大きいことが好ましい。
さらに、オリフィス68の幾何学的形状により、スタッドホルダ51の回転を案内できる。実際、可撓性セグメント73は、テンプ(図示せず)の軸の同心性を保ちながら、スタッドホルダ51を衝撃吸収軸受の周りで回転するように案内することを可能にする。
図6では、回転設定ボタン65がカム55に取り付けられており、ボタン65は周辺設定基準66を含んでおり、設定基準66は本発明によるものである。
図8は、ロック手段が、テンプブリッジ72上のスタッドホルダ51の第2の部分53をどのようにブロックするのかを示している。ロックプレート62は、湾曲アーム70を支えて、テンプブリッジ72に押し付ける。ロックねじ77は、ロックプレート62を横切り、湾曲アーム70を通過して、下方に位置するテンプブリッジ72に達する。したがって、スタッドホルダ51の第2の部分53は、ロックプレート62とテンプブリッジ72との間に挟まれる。それに加えて、ロックプレート62は、ばね57を保持している。
言うまでもなく、本発明は、図面を参照して説明した調節部材の実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく代替案を考慮できる。
1 調節部材
2 ストリップ
3 支持体
4 外端
5 弾性要素、可撓性要素
6 プレストレス手段
9 内端
10 時計ムーブメント
11 可撓性ブレード
12 可撓性ブレード
14 レバー
15 自由端
17 剛性支持体
18 剛性部分
19 二次可撓性ブレード
20 インデックスアセンブリシステム
21 プレート
22 テンプブリッジ
23 テンプ
24 テンプスタッフ、テンプシャフト
25 ヒゲゼンマイ
26 凹部
27 半剛性構造
28 軸受、ダンパ
29 設定基準
30 調節手段
31 スタッドホルダ
32 第1の部分
33 第2の部分
34 第1のスタッド
35 第2のスタッド
36 第1の偏心輪
37 第2の偏心輪
38 中央リング
39 中央リング
40 調節部材
41 第1の突起
42 第2の突起
43 第1の突起
44 第2の突起
45 第3の突起
46 第1の分岐
47 第2の分岐
49 設定基準
50 調節手段
51 スタッドホルダ
52 第1の部分
53 第2の部分
55 カム
56 端部
57 ばね
58 第1の端部
59 第2の端部
60 インデックスアセンブリシステム
61 保持フック
62 ロックプレート
63 アーム
64 周壁
65 回転設定ボタン
66 設定基準
68 貫通オリフィス
69 スロット
70 湾曲アーム
71 一対のピン
72 テンプブリッジ
73 セグメント
74 第1のねじ
75 第2のねじ
77 ロックねじ

Claims (17)

  1. たとえばテンプ(23)である慣性質量と、ヒゲゼンマイ(25)と、前記ヒゲゼンマイ(25)の歩度を調整するためのインデックスアセンブリシステム(20,60)とを備えた時計ムーブメント用の調節部材(1,40)であって、前記インデックスアセンブリシステム(20,60)は、第1の部分(32,52)および第2の部分(33,53)を備えたスタッドホルダ(31,51)を備えており、前記第1の部分(32,52)は、前記第2の部分(33,53)に対して移動可能であり、前記調節部材(1,40)の歩度を設定することができ、前記調節部材(1,40)は、前記時計ムーブメントのプレート(21)に対して、ある位置において、前記スタッドホルダ(31,51)の前記第2の部分(33)をブロックするように構成されたロック手段を備えていることを特徴とする、調節部材(1,40)。
  2. 前記ロック手段は、前記調節部材(1)のテンプブリッジ(22)に取り付けられた偏心輪(37)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  3. 前記第2の部分(33)は、前記偏心輪(37)と協働する円弧形状を有する突起(45)を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の調節部材。
  4. 前記ロック手段は、ロックプレート(62)と、前記ロックプレート(62)を前記第2の部分(53)に組み立てて、その位置をロックするためのロックねじ(77)とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  5. 前記ロックプレート(62)は、前記第2の部分(33)をブロックするために、一方の側で前記調節部材(40)のテンプブリッジ(72)と協働し、他方の側で前記調節部材の軸受(28)と協働する形状を有していることを特徴とする、請求項4に記載の調節部材。
  6. 前記ロックねじ(77)は、前記調節部材(40)のテンプブリッジ(72)にねじ込まれるよう、前記ロックプレート(62)を横切るように配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の調節部材。
  7. 前記インデックスアセンブリシステム(60)は、前記第1の部分(52)と前記第2の部分(53)との間に力を加えて、前記第1の部分(52)のアーム(63)をカム(55)に対して保持する、ばね(57)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  8. 前記ヒゲゼンマイ(25)は、コイル状ストリップ(2)と、前記コイル状ストリップ(2)と直列に配置された弾性要素(5)が取り付けられた前記ヒゲゼンマイの剛性を調整するための手段(30,50)とを備えており、前記スタッドホルダ(31,51)は、前記弾性要素(5)に機械的に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  9. 前記調節手段(30,50)は、可変の力またはトルクを可撓性要素(5)に加えるためのプレストレス手段(6)を備えていることを特徴とする、請求項8に記載の調節部材。
  10. 前記第1の部分(32,52)は、第1のスタッド(34)を含んでおり、前記第2の部分(33,53)は、第2のスタッド(35)を含んでおり、前記弾性要素(5)および前記プレストレス手段(6)は、前記第1のスタッド(34)と前記第2のスタッド(35)との間に配置されており、前記第1のスタッド(34)は、前記プレストレス手段(6)を作動させるために、前記第2のスタッド(35)に対して移動可能であり、前記第1のスタッド(34)が移動すると、前記ヒゲゼンマイの剛性が変わることを特徴とする、請求項9に記載の調節部材。
  11. 前記プレストレス手段(6)は、前記可撓性要素(5)に接続されたレバー(14)を含んでおり、第1のスタッドは、前記レバー(14)の自由端(15)に固定されていることを特徴とする、請求項9に記載の調節部材。
  12. 前記プレストレス手段(6)は、前記可撓性要素(5)と平行に配置された半剛性構造を含んでおり、レバー(14)は、前記半剛性構造に接続されていることを特徴とする、請求項9に記載の調節部材。
  13. 可撓性要素(5)は、剛性支持体(17)に接続されており、第2のスタッド(35)は、前記剛性支持体(17)に固定されていることを特徴とする、請求項8に記載の調節部材。
  14. 前記第1の部分(32,52)と前記第2の部分(33,53)とが重ね合わされていることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  15. 前記第1の部分(32,52)は、前記第2の部分(33,53)に対して回転移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の調節部材。
  16. 請求項1に記載の調節部材(1,40)であることを特徴とする、時計ムーブメント。
  17. 請求項16に記載の時計ムーブメントを備えたことを特徴とする、たとえば腕時計である計時器。
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