JP2023176785A - 計量キャップ - Google Patents

計量キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2023176785A
JP2023176785A JP2022089263A JP2022089263A JP2023176785A JP 2023176785 A JP2023176785 A JP 2023176785A JP 2022089263 A JP2022089263 A JP 2022089263A JP 2022089263 A JP2022089263 A JP 2022089263A JP 2023176785 A JP2023176785 A JP 2023176785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
measuring
window
window hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022089263A
Other languages
English (en)
Inventor
慶 吉野
Kei Yoshino
優太 小賀坂
Yuta Ogasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2022089263A priority Critical patent/JP2023176785A/ja
Publication of JP2023176785A publication Critical patent/JP2023176785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】境界線がぼけずにきれいに仕上がる計量窓を有する計量キャップを提供する。【解決手段】容器体100の口頸部102へ倒立状態で組み付けるための計量キャップであって、底壁4の周端から立設するキャップ周壁8に貫通孔である縦長の窓孔10を開口するとともに、当該窓孔10内に、その窓孔10の縁部eに連結部aを介して連結された目盛要素12を配置させてなる不透明なキャップ本体2と、前記窓孔10内の余白部分Mに透明材料又は透光材料を射出してなる計量窓Wの透光部分である透光部材20とからなる。前記キャップ本体2は1次成形として、前記透光部材20は2次成形として2色成形により一体化されている。【選択図】図1

Description

本発明は、計量キャップ、特に容器体の口頸部に倒立状態で組み付けるための計量キャップに関する。
内容液を充填した容器の注出口に着脱自在に取り付け可能な計量キャップとして、透明樹脂により有底筒状に形成した計量キャップの内壁面に目盛線を設け、容器から計量キャップに注出した内容液の水位を視認できるようにしたものが知られている(特許文献1)。
実開平2-8745 特開2014-108797
しかし、計量キャップの全体を透明樹脂で形成すると、内溶液の注出量を計量キャップの外側から視認できるようになるが、日光により内容液が照射されてしまい、内溶液が農薬等の場合には日光の影響を受けて変質してしまう虞があった。
着色した不透明な計量キャップの内壁面に、環状リブによる目盛線又は印刷による目盛線を設けることで日光等による内容液の変質を抑える方法もあるが、内壁面からでは視認性が悪いという課題がある。
また容器の一部を透明の窓部を形成する方法(特許文献2)が知られているが、この形成方法で計量キャップに帯状の窓部を形成しようとすると、着色部と窓部の境界が鮮明ではなくぼやけてしまうという課題もあった。
本発明の目的は、日光等による内容液への照射を避け、計量キャップとして使用する際に、内溶液の注ぎ量を計量キャップの外側から視認しやすい計量窓を形成し、計量窓の境界が鮮明に仕上がる計量窓を有する計量キャップを提供することである。
上記課題を解決するための手段は、容器体100の口頸部102へ倒立状態で組み付けるための計量キャップであって、
底壁4の周端から立設するキャップ周壁8に貫通孔である縦長の窓孔10を開口するとともに、当該窓孔10内に、その窓孔10の縁部eに連結部aを介して連結された目盛要素12を配置させてなる不透明なキャップ本体2と、
前記窓孔10内の余白部分Mに透明材料又は透光材料を射出してなる計量窓Wの透光部分である透光部材20とからなり、
前記キャップ本体2は1次成形として、前記透光部材20は2次成形として2色成形により一体化されている。
本手段では、図1(A)に示す如く、計量キャップを不透明なキャップ本体2と透光部材20とで形成している。
キャップ本体2は、底壁4の周端から立設するキャップ周壁8に貫通孔である縦長の窓孔10を開口するとともに、当該窓孔10内に、その窓孔10の縁部eに連結部aを介して連結された目盛要素12を配置させてなる。
また透光部材20は、前記窓孔10内の余白部分Mに透明材料又は透光材料を射出してなる計量窓Wの透光部分である。
そして、前記キャップ本体2は1次成形として、前記透光部材20は2次成形として2色成形により一体化されている。
この構造によれば、計量窓を有する計量キャップを、2色成形法を用いて製作するから、計量窓の境界線で透光部分と着色部分とのオーバーラップによりぼやけることがなく、キレイな仕上がりとなる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記キャップ本体2及び透光部材20は、互いに相溶性を有する2種類の材料で形成されており、前記キャップ本体2と前記透光部材20との間の境界線上で作用する両材料の融着力により一体化されている。
本手段では、前記キャップ本体2及び透光部材20は、互いに相溶性を有する2種類の材料で形成した。
この構造によれば、前記キャップ本体2と前記透光部材20との間の境界線上で作用する両材料の融着力を増大させ、強固に一体化させることができる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記キャップ周壁8の内面に、前記口頸部102に螺合させるためのメネジ部16を形成しており、
当該メネジ部16は、そのネジの軌跡と前記計量窓Wとが重なる箇所で欠損させた間欠ネジである。
本手段では、図2(B)に示す如く、前記キャップ周壁8の内面に、前記口頸部102に螺合させるためのメネジ部16を形成しており、当該メネジ部16は、そのネジの軌跡と前記計量窓Wとが重なる箇所で欠損させた間欠ネジである。
この構造によれば、液面を見るときにメネジ部が邪魔になることがなく、液量を観測し易い。
本発明によれば、日光等による内容液への照射を避けるとともに、計量キャップとして使用する際に、計量窓を介して計量キャップの外側から内溶液の注ぎ量を視認しやすい。
特に、計量キャップの内部のメネジ部を計量室に対応する箇所で除去させたから、液量を視認する作業の妨げにならない。
さらに本発明によれば、計量キャップの計量窓の境界線がぼけずにきれいに仕上がる。
本発明の実施形態に係る注出キャップの構成を示す図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は底面図である。 図1に示す注出キャップを容器体の口頸部に装着した状態を示す図であり、同図(A)は正面図、同図(B)は断面図である。 図1の注出キャップのキャップ本体に対して2次射出成形を行う工程の説明図である。
図1から図3は、本発明の実施形態に係る計量キャップを示している。この計量キャップ1は、2色成形法により形成されるものであり、1次成形であるキャップ本体2と、2次成形である透光部材20とで構成されている。
キャップ本体2は、不透明な材料で成形される部材であり、図1に示す如く、底壁4の周端からキャップ周壁8を起立させてなる。
不透明な材料を使用することにより、計量キャップ1全体としては、日光等による内容液への照射を避けることができる。
前記底壁4の上面からは、倒立状態で口頸部102内に密嵌させるためのシール筒6が突設されている(図2(B)参照)。
図3に、前記キャップ本体2の単体での形態(2次成形を行う前の形態)を示す。
前記キャップ周壁8には、貫通孔である縦長の窓孔10が開口されている。
ここで「孔」という言葉は、計量窓を形成するために透光部材を成形するための部位という意味であり、その孔のサイズは任意に設定できる。
また「貫通」という用語は、図3に示す成形時点でのキャップ本体2の形態に関して、突き抜けていない凹みを除外するために追加した言葉である。窓孔10内に透光部材を成形することにより、当該窓孔10は閉塞されている。
この窓孔10内には、適数(図示例では2個)の目盛要素12が縦方向に配列されている。
これら目盛要素12は、連結部aを介して前記窓孔10の縁部eに一体的に連結されている。
図示例では、目盛要素12は、液量を表す線部13と文字部14とからなる。
そして前記線部13が一端側を連結部aとして窓孔10の縁部eへ連結している。
また線部13及び文字部14も連結部aを介して連結されている。
このような構造とすることで、キャップ本体2が全体として一体物として成形することができる。
また本実施形態では、前記キャップ周壁8の内面には、メネジ部16が形成されている。このメネジ部16は、前記口頸部102の外面に形成したオネジ部104とかみ合うように形成されている。
当該メネジ部16は、図2(B)に示す如く、そのネジの軌跡と前記計量窓Wとが重なる箇所で除去させた間欠ネジとしている。
同図中、符号18は間欠部を示している。
こうすることにより、計量窓Wを介して液量を見るときに、液面を見るときにメネジ部が視界に入って邪魔になることがなく、液量を観測し易い。
透光部材20は、透光性を有する部位である。
図3に示すキャップ本体2の窓孔10内の余白部分Mに透明材料又は透光材料を射出することにより、透明な計量窓Wが形成される。
ここで「余白部分」とは、前記窓孔10内で前記目盛要素12が配置されていない空間をいう。
前記透光部材20は、前記計量窓Wの透光部分である。
前記透光部材20は、後述の2色成形法によってキャップ本体2と融着させるが、本発明では、貫通孔である窓孔10内に溶融させた透明材料又は透光材料を射出して冷却して固化させる。
本発明において、前記キャップ本体2と透光部材20とは2色成形により一体化される。
これらキャップ本体2及び透光部材20の一体化は、主として境界線での素材同士の融着によるため、キャップ本体2と透光部材20とを、相溶性のある材料で形成することが重要である。
好適な素材の組み合わせとして、例えば同一材質で着色有り無しの2種類の材料を選択することができる。
そうした素材の例を挙げると、次の通りである。
(1)1次成形の素材を、着色したポリプロピレン(PP)とするとともに、2次成形の素材を、透明性を有するナチュラルなポリプロピレン(PP)とする組み合わせ。
(2)1次成形の素材を、着色したポリエチレン(PE)とするとともに、2次成形の素材を、透明性を有するナチュラルなポリエチレン(PE)とする組み合わせ。
(3)1次成形の素材を、着色したポリエステル系樹脂(PET)とするとともに、2次成形の素材を、透明性を有するポリエステル系樹脂(PET)する組み合わせ。
なお、相溶性を有すれば同一の材質でなくても問題ない。例えばPPとPEとの組み合わせなどでもよい。
製造工程に関しては、2色成形法は、公知であるので、簡単に説明するが、まず1次成形であるキャップ本体2を成形し、成形されたキャップ本体2の窓形成部の金型をスライドさせた状態で、図3に示すように、ゲートGから窓孔の余白部分M内へ透光性を有する材料を射出する。
その際に、窓孔内の余白部分が一つの空間として連続させているので、窓孔10内の隅々に行き渡ることができる。
なお、図示はしないが、例えば数字の「6」や「8」、「9」のように数字の書体自体に、周囲から孤立した空所ができてしまう場合には、不自然とならない程度に、数字の書体に切込みを入れ、その空所と周囲の空間とが連続するようにすることができる。
そして、注入した材料を固化させて、透光部材20を成形するとともにキャップ本体2と一体化させるとよい。
前記構成によれば、不透明なキャップ本体2と透光部材20とを組み合わせたから、計量キャップ1全体としては、日光等による内容液への照射を避けつつ、計量キャップとして使用する際に計量窓Wを介して計量キャップの外側から内容液の注ぎ量を視認しやすい。
またキャップ周壁8に開口した貫通孔である窓孔10内に、予め、その縁部eと連結部aを介して連結された文字部14を配置し、その窓孔10の余白部分Mに透光部材20を形成するから、不透明な本体部分と透光性を有する部分がオーバーラップする(重なる)ことが生じにくく、境界線がぼけずにきれいな仕上がりとなり、体裁が良く、良好な外観が得られる。
また、キャップ周壁8の内部のメネジ部16は、計量窓Wと重なる部分を間欠(除去)させたから、計量窓Wから液面をみるときに、ネジが視野に入って邪魔になることがないので、液量を視認し易い。
1…計量キャップ 2…キャップ本体 4…底壁 6…シール筒
8…キャップ周壁 10…窓孔 12…目盛要素 13…線部 14…文字部
16…メネジ部 18…間欠部 20…透光部材
a…連結部 G…ゲート e…縁部 M…余白部分 W…計量窓
100…容器体 102…口頸部 104…オネジ部

Claims (3)

  1. 容器体(100)の口頸部(102)へ倒立状態で組み付けるための計量キャップであって、
    底壁(4)の周端から立設するキャップ周壁(8)に貫通孔である縦長の窓孔(10)を開口するとともに、当該窓孔(10)内に、その窓孔(10)の縁部(e)に連結部(a)を介して連結された目盛要素(12)を配置させてなる不透明なキャップ本体(2)と、
    前記窓孔(10)内の余白部分(M)に透明材料又は透光材料を射出してなる計量窓(W)の透光部分である透光部材(20)とからなり、
    前記キャップ本体(2)は1次成形として、前記透光部材(20)は2次成形として2色成形により一体化されていることを特徴とする、計量キャップ。
  2. 前記キャップ本体(2)及び透光部材(20)は、互いに相溶性を有する2種類の材料で形成されており、前記キャップ本体(2)と前記透光部材(20)との間の境界線上で作用する両材料の融着力により一体化されていることを特徴とする、請求項1に記載の計量キャップ。
  3. 前記キャップ周壁(8)の内面に、前記口頸部(102)に螺合させるためのメネジ部(16)を形成しており、
    当該メネジ部(16)は、そのネジの軌跡と前記計量窓(W)とが重なる箇所で欠損させた間欠ネジであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の計量キャップ。
JP2022089263A 2022-05-31 2022-05-31 計量キャップ Pending JP2023176785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022089263A JP2023176785A (ja) 2022-05-31 2022-05-31 計量キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022089263A JP2023176785A (ja) 2022-05-31 2022-05-31 計量キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023176785A true JP2023176785A (ja) 2023-12-13

Family

ID=89122828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022089263A Pending JP2023176785A (ja) 2022-05-31 2022-05-31 計量キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023176785A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9003879B1 (en) Measuring cup assembly
JP2023176785A (ja) 計量キャップ
RU93783U1 (ru) Затвор для бутылки с облицовочным колпачком с прорезью
JP6584169B2 (ja) 計量キャップ
KR20230116743A (ko) 투명외캡 내부를 불투명오버캡 투시창으로 볼 수 있는 용기마개
JP6308979B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP4492089B2 (ja) ワンタッチキャップ及び包装体
JP2008162656A (ja) キャップ
JP2019099214A (ja) 計量キャップ、及び計量キャップの製造方法
JP5582377B2 (ja) 摺動底蓋付き注出容器
CN206532727U (zh) 键帽
US3270114A (en) Method of molding material to one end of a preformed thermoplastic tube
JP2547824Y2 (ja) 合成樹脂製チューブ容器
JPH08113252A (ja) 計量キャップ
JP4617809B2 (ja) ヒンジ蓋付計量キャップ
JP6373118B2 (ja) 計量容器
JP2007091304A (ja) 計量容器
KR200406571Y1 (ko) 차량용 축전지의 인디케이터
JP7220059B2 (ja) ボトル容器
JPH0334330B2 (ja)
CN219578445U (zh) 一种化妆品瓶
JP7225651B2 (ja) ノズル付きキャップ
CN202741285U (zh) 瓶盖装置
JPH09301392A (ja) 流動体計量キャップ
JP2018199522A (ja) 容器