JP2023172732A - 配線基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性の高い配線基板の提供。【解決手段】実施形態の配線基板1は、樹脂絶縁層11と、樹脂絶縁層11上に形成され導体パッド12aを含む導体層12と、導体層12を被覆し導体パッド12aの上面を底部に露出する開口10aを有する被覆絶縁層10と、開口10aを充填し被覆絶縁層10から突出する金属ポスト100と、を備えている。金属ポスト100は、被覆絶縁層10の上面に接する第1層101と、導体パッド12aの上面に接する第2層102と、第1層101上および第2層102上に形成される第3層103と、を有し、第1層101はスパッタ膜層であり、第2層102は無電解めっき膜層である。【選択図】図1
Description
本発明は金属ポストを備える配線基板に関する。
特許文献1には、メタルポストを備える基板が開示されている。特許文献1に開示される基板は、ベース基板上に形成された接続パッドを被覆するソルダーレジスト層を有している。ソルダーレジスト層は接続パッドを露出させる開放部を備えており、開放部内には、接続パッド上に形成されソルダーレジスト上部に突出するメタルポストが形成されている。メタルポストはソルダーレジストの上面と接触しないように形成されており、ソルダーレジストの上面は、メタルポストの側面を覆うソルダバンプと接触している。
特許文献1に開示されている基板では、メタルポストは開放部の内面でソルダーレジストと接触し、ソルダーレジストの上面とは接触していない。メタルポストのソルダーレジストと接触する部分は比較的小さいと考えられる。メタルポストのソルダーレジストと接触する部分が比較的小さいことにより、メタルポストとソルダーレジストとの間には、剥離などの不具合が生じ易いと考えられる。
本発明の配線基板は、樹脂絶縁層と、前記樹脂絶縁層上に形成され導体パッドを含む導体層と、前記導体層を被覆し前記導体パッドの上面を底部に露出する開口を有する被覆絶縁層と、前記開口を充填し前記被覆絶縁層から突出する金属ポストと、を備えている。前記金属ポストは、前記被覆絶縁層の上面に接する第1層と、前記導体パッドの上面に接する第2層と、前記第1層上および前記第2層上に形成される第3層と、を有し、前記第1層はスパッタ膜層であり、前記第2層は無電解めっき膜層である。
本発明の実施形態によれば、被覆絶縁層の上面が金属ポストにおける、スパッタ膜層である第1層と接していることにより、金属ポストと被覆絶縁層との間における剥離などの不具合が生じ難い、信頼性の高い配線基板が提供され得ると考えられる。
次に、図面を参照しながら本発明の一実施形態である配線基板について説明する。なお、以下、参照される図面においては、各構成要素の正確な比率を示すことは意図されておらず、本実施形態の特徴が理解され易いように描かれている。図1には、本実施形態の配線基板の一例である配線基板1の断面が部分的に示されている。配線基板1は、交互に積層される絶縁層及び導体層で形成されており、図1にはその一部の樹脂絶縁層11及び導体層12が示されている。図示される配線基板1の一方の面Fは、半導体素子などの外部の電子部品が搭載される部品搭載面であり得る。
配線基板1の、一方の面Fと反対側の面(図示せず)は、電子機器のマザーボードや、積層構造を有する半導体装置のパッケージ基板などとの接続に用いられる接続面として形成され得る。図1に示される、配線基板1の一方の面Fは、被覆絶縁層10、及び、被覆絶縁層10に形成される開口10a内を充填するとともに被覆絶縁層10から配線基板1の外側へ突出する形状の金属ポスト100の表面(上面及び側面)から構成されている。
図1では、配線基板1が有し得る複数の絶縁層及び導体層のうち、一方の面F側におけるそれぞれ3層の樹脂絶縁層11及び導体層12が図示されている。実施形態の配線基板は、1又は2層以上の樹脂絶縁層11、及び、1又は2層以上の導体層12を有しており、最もF面に近い樹脂絶縁層11及び導体層12上に被覆絶縁層10が形成されている。配線基板1が有する樹脂絶縁層11及び導体層12の層数は特に限定されず、適宜増減され得る。
なお、実施形態の配線基板の説明では、配線基板を構成する各構成要素の、配線基板の厚さ方向における一方の面F側が「上側」、「外側」又は単に「上」、「外」と称され、一方の面Fの反対側が「下側」、「内側」又は単に「下」、「内」と称される。従って、各構成要素における一方の面F側の面は「上面」とも称され、一方の面Fの反対側を向く面は「下面」とも称される。
導体層12は任意の導体パターンを有している。導体層12は、樹脂絶縁層11を貫通するように形成されているビア導体13を介して樹脂絶縁層11の反対側の導体層12と電気的に接続され得る。図示される例では、各ビア導体13は一方の面Fから反対側に向かって縮径するテーパー形状を有しているが、ビア導体13の形状はこれに限定されない。一方の面Fに向かって縮径する形状であってもよく、また、樹脂絶縁層11の厚さ方向において同径で導体層12に対して略直交する円柱形状に形成されてもよい。なお、便宜上、「縮径」という文言が用いられているが、ビア導体13の開口形状は必ずしも円形に限定されない。「縮径」は、単に、ビア導体13の、樹脂絶縁層11の厚さ方向に直交する断面における外周上の最長の2点間の距離が小さくなることを意味している。
図示される3層の導体層12のうち最も上側(最も一方の面Fの近く)に形成される導体層12は、導体パッド12aを含むパターンに形成されている。導体パッド12aは、その上に形成される金属ポスト100を介して、半導体素子などの外部の電子部品が有する接続用のパッドと電気的に接続され得る。すなわち、導体パッド12aは部品搭載パッドであり得る。
金属ポスト100は、第1層101、第2層102、及び、第2層102上に形成される第3層103を有している。具体的には、金属ポスト100を構成する第1層101は、被覆絶縁層10の上面の一部に接して被覆している。第2層102は、被覆絶縁層10に形成されている開口10aの底部に露出する導体パッド12aの上面を被覆し、さらに、開口10aの内壁面(側壁面)、及び第1層101の上面を連続して被覆している。第3層103は第2層102の上面の全域を被覆している。図示の例では、金属ポスト100は、第3層103の上側に、さらに2層構造の第4層104を有しており、第4層104は第3層103の上面の全域を被覆している。
配線基板1の樹脂絶縁層11は、エポキシ樹脂等の任意の絶縁性樹脂を用いて形成される。ポリイミド樹脂、BT樹脂(ビスマレイミド-トリアジン樹脂)、ポリフェニレンエーテル樹脂、フェノール樹脂等も用いられ得る。樹脂絶縁層11はシリカなどの無機フィラーを含んでいてもよい。図示される例の配線基板1においては、樹脂絶縁層11は芯材を含んでいないが、必要に応じてガラス繊維やアラミド繊維などの芯材を含んでもよい。芯材を含むことで配線基板1の強度が向上し得る。複数の樹脂絶縁層11は、それぞれ異なる材料で構成されてもよく、全てが同じ材料で形成されてもよい。
導体層12は、銅やニッケルなど、適切な導電性を有する任意の材料を用いて形成され得る。導体層12は、例えば、電解めっき膜(好ましくは電解銅めっき膜)、もしくは無電解めっき膜(好ましくは無電解銅めっき膜)、又はこれらの組み合わせによって形成され、好ましくは、図示のように、無電解めっき膜層121及び電解めっき膜層122の2層構造で形成されている。しかし、配線基板1を構成する各導体層12の構成は、図1に例示される多層構造に限定されない。例えば、金属箔、無電解めっき膜層、及び電解めっき膜層の3層構造で構成されてもよい。また、無電解めっき膜層、又は電解めっき膜層の単層の構造とされてもよい。
ビア導体13は、図1に示されるように、導体層12を構成している無電解めっき膜層121及び電解めっき膜層122と一体的に形成され得る。図示の例では、ビア導体13は樹脂絶縁層11に形成される導通用孔13a内を充填するいわゆるフィルドビアであり、導通用孔13a内の底面及び内壁面を被覆する無電解めっき膜121と電解めっき膜122とで構成されている。
被覆絶縁層10は任意の絶縁性の樹脂材料を用いて形成される。被覆絶縁層10は、例えば、感光性のポリイミド樹脂やエポキシ樹脂等を用いて形成される。被覆絶縁層10は、導体パッド12aの縁部と、導体パッド12a上に形成される金属ポスト100の内壁面と、導体パッド12aを含む導体層12のパターンの間から露出する樹脂絶縁層11とを覆っている。被覆絶縁層10はソルダーレジスト層であり得る。
金属ポスト100を構成する第1層101は、銅、チタン、又はニッケルなどの任意の導電性金属を含むスパッタ膜層である。第2層102は、銅又はニッケルなどの任意の導電性金属を含む無電解めっき膜層である。第1層101を構成するスパッタ膜層は、図示されるように、金属ポスト100が形成される領域の内、被覆絶縁層10の上面にのみ形成されている。第2層102を構成する無電解めっき膜層は、図示されるように、導体パッド12aの上面及び開口10aの内壁面を直接被覆し、被覆絶縁層10の上側においては、スパッタ膜層(第1層)101上を被覆している。
スパッタ膜層である第1層101は、例えば銅を含む合金膜(例えば、銅-チタン合金膜)として形成され、無電解めっき膜層である第2層102は、例えば無電解銅めっき膜として形成され得る。
なお、図示の例では、開口10aが被覆絶縁層10の上側から導体パッド12aに向かって縮径する形状に形成されているが、開口10aはこの形状に限定されない。被覆絶縁層10の厚さ方向において同径の略円柱状にも形成され得る。
金属ポスト100を構成する第3層103は、配線基板の製造方法について後述されるように、第1層101及び第2層102を給電層として形成される電解めっき膜層であり得る。第3層103は、例えば、電解銅めっき膜として形成され得る。第3層103の上面に形成される第4層104は、例えば、ニッケル層であり得る下層N、及び、例えば錫層であり得る上層Sの2層から構成されるめっき層である。
実施形態の配線基板においては、被覆絶縁層10の上面の一部が、金属ポスト100を構成する第1層101で被覆されている。すなわち、金属ポスト100は、開口10aの内面だけでなく被覆絶縁層10の上面にも接して形成されている。金属ポストが開口10aの内面にのみ接して形成される場合と比較して、金属ポスト100と被覆絶縁層10との接触面積は比較的大きくされ、金属ポスト100と被覆絶縁層10との密着性が向上すると考えられる。
金属ポスト100及び被覆絶縁層10には、金属ポスト100と被覆絶縁層10との熱膨張率の相違や、金属ポスト100に接続され得る外部の部品から加わる外力などによって応力が生じることがある。金属ポスト100と被覆絶縁層10との密着性が向上することで、このような熱膨張率の相違や外力に起因する、金属ポスト100と被覆絶縁層10との間での剥離の発生が抑制され得ると考えられる。
特に、金属ポスト100を構成する第1層101は、ソルダーレジスト層であり得る被覆絶縁層10の上面を直接被覆するスパッタ膜層である。例えばソルダーレジスト層である被覆絶縁層10は、その上面の表面粗さが比較的小さい。被覆絶縁層10の上面の算術平均粗さRaは、例えば、0.01μm以上、且つ、0.2μm以下であり得る。このような、表面粗さが比較的小さい被覆絶縁層10の上面に、第1層101は無電解めっき膜と比較して比較的高い密着性で密着し得る。従って、本実施形態の配線基板においては、金属ポスト100と被覆絶縁層10との比較的高い密着性により、両者の間での剥離などの不良の発生がより効果的に抑制され得る。
なお、図示される例の配線基板1においては、第1層101は、開口10aの内面(導体パッド12aの上面、及び、開口10aの内壁面)には形成されない。例えば、スパッタ膜層である第1層101を開口10aの内面にも形成する場合には、特に、開口10aの内壁面において均一な膜厚に成膜されない場合があり得る。特に、配線基板の製造方法について後述するように、レーザー光によって穿孔される開口10aの内壁面は、その表面粗さが比較的大きく、従って、スパッタ膜が均一に被着し難い部分が生じ得る。よって、本実施形態では、開口10aの内面には、内壁面に対して比較的均一に被着しやすい無電解めっき膜層である第2層102が接する構成が採用されている。
以下に、図1に示される配線基板1を製造する方法が、図2A~図2Hを参照しながら説明される。図2A~図2Hにおいては、図1と同様に、配線基板の全体は図示されず、配線基板1における金属ポスト100が形成される側の部分的な断面のみが図示される。なお、以下、配線基板1を製造する方法の説明においては、上述の配線基板1の説明と同様に、配線基板1を構成する各要素において、配線基板1の一方の面F(図1参照)が形成される側を「上」、「上側」、「外側」、又は単に「外」と称する。
先ず、例えば、ビルドアップ方式による一般的な配線基板の製造方法により、最外の導体層12の積層までが完了した積層体が準備される。図2Aには、ビルドアップ方式により、導体パッド12aが含まれる導体層12までの積層が完了した、積層体1pが示されている。
次いで、図2Bに示されるように、導体パッド12a、及び、導体パッド12aを含む導体層12の導体パターンから露出する樹脂絶縁層11上に、被覆絶縁層10が形成される。被覆絶縁層10は、例えば、感光性のエポキシ樹脂又はポリイミド樹脂などを含む絶縁性の樹脂で形成される。例えば、スプレーコーティング、カーテンコーティング、又はフィルム貼り付けなどによって、感光性を有するエポキシ樹脂膜が形成されることで、例えばソルダーレジスト層である被覆絶縁層10が形成される。
次いで、図2Cに示されるように、被覆絶縁層10の上面にスパッタ膜層(第1層)101が形成される。第1層101の形成では、スパッタ成膜装置の真空中に不活性ガスが導入されたチャンバ内に積層体1pが配置され、チャンバ内でターゲット(例えば銅-ニッケル合金)に高電圧が印加される。続いて、イオンを加速させてターゲットに衝突させることで、ターゲットの材料の原子がたたき出され、被覆絶縁層10の上面全域に被着し、第1層101が形成され得る。
次いで、図2Dに示されるように、レジストRが第1層101上に形成される。レジストRには、第1層101に形成されるべき開口のパターンに応じた開口ROが例えばフォトリソグラフィ技術により形成される。
次いで、図2Eに示されるように、レジストRの開口ROから露出する第1層101がエッチングにより除去され、被覆絶縁層10を露出する開口101oが形成される。開口101oは、被覆絶縁層10の開口10a(図1参照)が形成されるべき位置に応じて形成される。開口101oの形成後、レジストRは除去され、図2Fに示される状態が完成する。
次いで、図2Gに示されるように、第1層101における開口101oの内側に、レーザー光(例えば、UVレーザー)の照射によって、被覆絶縁層10を貫通する開口10aが形成される。形成される開口10aは被覆絶縁層10を厚さ方向に貫通し、その底部に導体パッド12aの上面を露出させる。なお、開口10aの形成においては、図2D及び図2Eを参照して説明された開口101oの形成は実施されず、図2Cに示される状態から第1層101及び被覆絶縁層10を貫通する開口101o、10aがレーザー光の照射によって同時に形成されてもよい。
続いて、被覆絶縁層10に形成された開口10aの内面には、例えば、過マンガン酸塩等の酸化剤を含む薬液を使用するデスミア処理が施され得る。開口10a内面のデスミア処理は、例えば、酸素プラズマによるプラズマエッチングなどのドライプロセスにより施されてもよい。
次いで、図2Hに示されるように、開口10aの内面(導体パッド12aの上面、及び、開口10aの内壁面)並びに、被覆絶縁層10の上側の全体に亘って、無電解めっきによって、例えば無電解銅めっき膜層である無電解めっき膜層(第2層)102が形成される。開口10aの内面が第2層102の単層で被覆され、被覆絶縁層10の上面が第1層101と第2層102との2層によって被覆される状態となる。
次いで、図2Iに示されるように、第2層102上には、電解めっき用のめっきレジスト102rが形成される。めっきレジスト102rは、例えば、感光性のポリヒドロキシエーテル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、又はポリイミド樹脂などを含む樹脂層の形成と、適切な開口パターンを有するマスクを用いた露光及び現像とによって形成され得る。めっきレジスト102rは、配線基板1の一方の面を構成する金属ポスト100(図1参照)が有するべき配置パターンに応じた、開口102roを有するように形成される。開口102roは、その内側に、被覆絶縁層10に形成されている開口10aの全域を含むと共に、開口10aの周縁における、被覆絶縁層10が第1層101と第2層102との2層で被覆されている部分も含むように形成される。
続いて、第1層101及び第2層102を給電層として用いた電解めっきにより、開口102ro内に電解めっき膜層103が形成される。被覆絶縁層10の開口10aの内部及び被覆絶縁層10上面の上側を含む、開口102roの内部における給電層上(第2層102上)に、例えば、電解銅めっき膜である第3層103が形成される。この第1層101及び第2層102を給電層とする電解めっきの条件(温度、電流密度、めっき時間など)が適切に調整されることにより、第3層103の厚さ方向(被覆絶縁層10の厚さ方向)における寸法が調整され得る。
次いで図2Jに示されるように、第3層103上に第4層104が形成される。第4層104は、第3層103を直接被覆する例えばニッケルを主成分とする下層Nと、下層Nの上側に形成される例えば錫を主成分とする上層Sとを有するように形成される。先ず、例えば、ニッケル化合物を含むニッケルめっき液が用いられ、電解ニッケルめっき層が下層Nとして第2層102の露出面全体を被覆するように形成される。続いて、開口102ro内の下層Nの上側に、例えば錫を含むめっき液が用いられ、電解錫めっき層が上層Sとして形成される。上層Sには、例えば、第2層102よりも融点が低く、リフロー処理に因り溶融して半球形状に成形され得る金属が用いられ、例えば錫、銀、及び銅を含むソルダーペーストの充填によって形成される場合がある。
次いで、めっきレジスト102rが除去され、図2Kに示されるように、めっきレジスト102rの除去によって露出する被覆絶縁層10上の第2層102及び第1層101がエッチングにより除去される。以上の工程で金属ポスト100の形成が完了し、配線基板1の形成が完了する。
実施形態の配線基板は、各図面に例示される構造や、本明細書において例示された構造や材料を備えるものに限定されない。例えば、一方の面Fには、金属ポスト100の他にも導体パッドが含まれる場合があり、また、最も一方の面Fに近い導体層12は導体パッド12a以外の導体パターンを含む場合がある。また、実施形態の配線基板の製造方法は、各図面を参照して説明された方法に限定されず、その条件や順序などは適宜変更され得る。現に製造される配線基板の構造に応じて、一部の工程が省略されてもよく、別の工程が追加されてもよい。例えば、図2Dを参照して説明された、被覆絶縁層10に対する開口10aの形成においては、前もってスパッタ膜層である第1層101に開口101oを形成することなく、レーザー光の照射により開口101oと開口10aとが同時に形成される場合もある。
1 配線基板
10 被覆絶縁層
11 樹脂絶縁層
12 導体層
12a 導体パッド
101 第1層(スパッタ膜層)
102 第2層(無電解めっき膜層)
103 第3層(電解めっき膜層)
104 第4層
100 金属ポスト
10a 開口
R レジスト
RO 開口
10 被覆絶縁層
11 樹脂絶縁層
12 導体層
12a 導体パッド
101 第1層(スパッタ膜層)
102 第2層(無電解めっき膜層)
103 第3層(電解めっき膜層)
104 第4層
100 金属ポスト
10a 開口
R レジスト
RO 開口
Claims (7)
- 樹脂絶縁層と、
前記樹脂絶縁層上に形成され導体パッドを含む導体層と、
前記導体層を被覆し前記導体パッドの上面を底部に露出する開口を有する被覆絶縁層と、
前記開口を充填し前記被覆絶縁層から突出する金属ポストと、
を備える配線基板であって、
前記金属ポストは、前記被覆絶縁層の上面に接する第1層と、前記導体パッドの上面に接する第2層と、前記第1層上および前記第2層上に形成される第3層と、を有し、
前記第1層はスパッタ膜層であり、
前記第2層は無電解めっき膜層である。 - 請求項1記載の配線基板であって、前記第2層は、前記開口の内壁面に接している。
- 請求項2記載の配線基板であって、前記第2層は、前記第1層の上面に接している。
- 請求項1記載の配線基板であって、前記第2層は無電解銅めっき膜層であり、前記第3層は電解銅めっき膜層である。
- 請求項1記載の配線基板であって、前記第1層は、銅を含む合金膜である。
- 請求項4記載の配線基板であって、前記第3層上には、ニッケルめっき膜及びスズめっき膜が形成されている。
- 請求項1記載の配線基板であって、前記被覆絶縁層の前記上面の算術平均粗さRaは0.01μm以上、且つ0.2μm以下である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022084744A JP2023172732A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022084744A JP2023172732A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 配線基板 |
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JP2022084744A Pending JP2023172732A (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 配線基板 |
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Country | Link |
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-
2022
- 2022-05-24 JP JP2022084744A patent/JP2023172732A/ja active Pending
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