JP2023168043A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単な構成で、筐体内に液体が流れ込むことを防止できる電気接続箱を提供する。【解決手段】一側面側が開放されて開放口33が形成された前側ケース31と、開放口33を覆う後側ケース32とを含む電気接続箱100であって、前側ケース31の上側壁311の端部311Cが、後側ケース32の上側壁321によって覆われている。【選択図】図4

Description

本開示は、基板を備える電気接続箱に関する。
従来、多くの車両は、電源と電装品との間に介在させて電力を供給するための電気接続箱を備えている。電気接続箱には複数の電子部品が実装されており、斯かる電子部品は筐体内に収納され、損傷、水濡れ等から保護されている。
特許文献1には、車両の電気接続箱に接続された複数のワイヤハーネスに、雨水等の液体がかからないようにするため、電気接続箱に取り付けられたブラケットの一部が電気接続箱の上方を覆い、液体を受け止めるように構成したブラケット付電気接続箱が開示されている。
特開2017-28760号公報
一方、雨天時の走行、洗車等の場合は電気接続箱に雨水等の液体がかかり、電子部品が実装された筐体内に液体が流れ込むおそれがある。また、この場合、電子部品の故障、誤作動等の問題が発生する。
しかしながら、特許文献1の電気接続箱では、液体が筐体内に流れ込む問題については考慮されておらず、斯かる問題を解決できない。
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より簡単な構成で、筐体内に液体が流れ込むことを防止できる電気接続箱を提供することにある。
本開示の実施形態に係る電気接続箱は、一側面側が開放された第1ケースと、前記一側面側を覆う第2ケースとを含む電気接続箱であって、前記第1ケースの上側壁の端部が、前記第2ケースの上側壁によって覆われている。
本開示によれば、より簡単な構成で、筐体内に液体が流れ込むことを防止できる電気接続箱を提供できる。
実施形態1に係る電気接続箱の外観を示す斜視図である。 実施形態1に係る電気接続箱の正面図及び側面図である。 実施形態1に係る電気接続箱の背面図である。 図2BのIV-IV線による模式的縦断面図である。 実施形態2に係る電気接続箱において、後側ケースの上側壁と、前側ケースの上側壁との位置関係を示す模式的断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、一側面側が開放された第1ケースと、前記一側面側を覆う第2ケースとを含む電気接続箱であって、前記第1ケースの上側壁の端部が、前記第2ケースの上側壁によって覆われている。
本実施形態にあっては、前記第1ケースの上側壁の端部が、前記第2ケースの上側壁によって覆われているので、上方から雨水などの液滴が電気接続箱に落下した場合、前記第2ケースの上側壁の上に落下する。よって、前記液滴が前記第1ケースの上側壁と、前記第2ケースの上側壁との間から前記第1ケース内に流れ込み難い。
(2)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記第1ケースは、前記上側壁の基部が、前記端部よりも下方に配置されており、前記端部及び前記基部の間には傾斜部が形成されている。
本実施形態にあっては、前記第1ケースにて、前記上側壁の前記端部及び前記基部の間に、前記端部から前記基部へ下方向に傾斜した傾斜部が形成されているので、上方から雨水などの液滴が落下した場合、前記第2ケースの上側壁に落下した後、前記第1ケースの上側壁に流れ落ちる。この際、前記液滴は前記第1ケースの上側壁の端部から遠ざかる方向に誘導される。従って、前記第1ケースの上側壁と、前記第2ケースの上側壁との間から前記第1ケース内に液体が流れ込むことを防止できる。
(3)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記第2ケースの前記上側壁の端部は、前記第1ケースの前記上側壁の前記端部よりも前記基部側に突出している。
本実施形態にあっては、前記第2ケースの前記上側壁の端部が前記第1ケースの前記上側壁の前記端部よりも前記基部側に突出しているので、前記第2ケースの前記上側壁の端部から落下する液滴は、前記第1ケースの前記傾斜部に落ちて前記第1ケースの上側壁の端部から遠ざかる方向に誘導され、又は、前記第1ケースの上側壁の端部から離れた前記基部に落ちる。従って、前記第1ケースの上側壁と、前記第2ケースの上側壁との間から前記第1ケース内に液体が流れ込むことを防止できる。
(4)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記第1ケースの前記上側壁は、前記基部が下方に傾斜している。
本実施形態にあっては、前記第1ケースの前記上側壁の前記基部が下方に傾斜しているので、前記第2ケースの前記上側壁の端部から落下した液滴は、前記第1ケースの上側壁の端部から遠ざかる方向に誘導される。従って、前記第1ケースの上側壁と、前記第2ケースの上側壁との間から前記第1ケース内に液体が流れ込むことを防止できる。
[本発明の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る電気接続箱を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電気接続箱100の外観を示す斜視図であり、図2は、実施形態1に係る電気接続箱100の正面図及び側面図であり、図3は、実施形態1に係る電気接続箱100の背面図である。電気接続箱100はヒューズ等の電子部品が装着された、いわゆる車両用のジャンクションボックスである。図2Aは電気接続箱100の左側面図であり、図2Bは電気接続箱100の正面図であり、図2Cは電気接続箱100の右側面図である。
本実施形態では、便宜上、各図に示す前後、左右、上下の各方向により、電気接続箱100の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」を定義する。以下では、このように定義される前後、左右、上下の各方向を用いて説明する。
電気接続箱100はケース部材30を備えている。ケース部材30は、金属又は樹脂製であり、後述する基板21及び該基板21の上面に実装された電子部品等を収容している。
ケース部材30は、前側の前側ケース31(第1ケース)と、後側の後側ケース32(第2ケース)とを含む。前側ケース31は、後側ケース32側の一側面が開放されて形成された開放口33(図4参照)を有する筐体である。電気接続箱100の組み立ての際、開放口33を介して前側ケース31内に基板21等が収納される。また、後側ケース32は、前側ケース31側の一側面が開放されて形成された矩形の開放口34(図4参照)を有する筐体である。後側ケース32は、前側ケース31の開放口33を覆っている。
前側ケース31は、上部のケース上部312と、下部のケース下部315とからなる。ケース上部312は扁平な略直方体形状をなしており、ケース下部315はケース上部312よりも前後方向の寸法が大きい直方体形状をなしている。ケース上部312及びケース下部315は一体形成されている。
換言すれば、前側ケース31は、ケース上部312及びケース下部315に跨る前側壁313を有している。前側壁313はケース上部312とケース下部315との境にて段差317を有してクランク形状に屈曲している。
また、前側ケース31には、前側壁313の上辺から垂直に後側へ上側壁311が延設され、前側壁313の左辺から垂直に後側へ左側壁316が延設され、前側壁313の右辺から垂直に後側へ右側壁314が延設されている。左側壁316及び右側壁314は、ケース下部315にて前後方向の寸法が拡大されている。
前側ケース31は、左側壁316及び右側壁314に夫々複数のコネクタ60を備えている。図2に示すように、左側壁316及び右側壁314には切り欠きが夫々形成されており、各コネクタ60は、左側壁316の切り欠き及び右側壁314の切り欠きを介して、前側ケース31(ケース部材30)の外側に突出されている。
後側ケース32は、前側ケース31の開放口33と対向し、開放口33を覆う後側壁323を有している。後側壁323は、矩形であり、開放口33よりも少し大きい。図3に示すように、後側壁323の上部の中央には、後側壁323を前後方向に貫通する、左右方向に延びる長方形の貫通孔340が形成されている。貫通孔340を介して、ECU(Electronic Control Unit)等の他の電気機器との接続するためのコネクタ40が突出されている。コネクタ40は、左右方向に延びる略長方形の凹部42を有しており、凹部42の底に形成された貫通孔から、コネクトフィン41が抜き出ている。コネクトフィン41は基板21に接続されている(図4参照)。即ち、後側壁323の両主面のうち、後側の一主面には、他の電気機器が装着される。
また、後側ケース32には、後側壁323の上辺から垂直に前側へ上側壁321が延設されている。また、後側壁323の左端部には、垂直に前側へ延びる左側壁326が立設され、後側壁323の右端部には、垂直に前側へ延びる右側壁324が立設されている。左側壁326及び右側壁324は、上下方向の寸法が後側壁323よりも小さい。更に、左側壁326及び右側壁324には、前側ケース31のコネクタ60との干渉を防ぐ為に、コネクタ60の形状に応じて切り欠きが形成されている。
更に、後側ケース32には、後側壁323の上辺から垂直に後側へ、上辺に沿って上辺ガード325が延設されている。上辺ガード325は長方形の板形状であり、上側から後側壁323の前記一主面に装着された他の電気機器を保持する。上辺ガード325の上面は上側壁321の上面と面一を成している。上辺ガード325の上面から上側壁321の上面に亘って、前記他の電気機器を固定するための固定具330が設けられている。
そして、後側ケース32には、後側壁323の左辺から垂直に後側へ、左辺に沿って左辺ガード329が延設されている。左辺ガード329は長方形の板形状であり、上部の一部が切り欠かれて切り欠き327が形成されている。左辺ガード329は後側壁323の前記一主面に装着された他の電気機器を左側から保持する。
かつ、後側ケース32には、後側壁323の右辺から垂直に後側へ、右辺に沿って右辺ガード328が延設されている。右辺ガード328は長方形の板形状であり、中間部の一部が切り欠かれて切り欠き322が形成されている。右辺ガード328は後側壁323の前記一主面に装着された他の電気機器を右側から保持する。
実施形態1に係る電気接続箱100において、後側ケース32の上側壁321、左側壁326及び右側壁324は、夫々前側ケース31の上側壁311、左側壁316及び右側壁314と平行であり、対応している。後側ケース32の上側壁321、左側壁326及び右側壁324は、夫々前側ケース31の上側壁311、左側壁316及び右側壁314の後側の端部を覆う。
図4は、図2BのIV-IV線による模式的縦断面図である。即ち、図4は、実施形態1に係る電気接続箱100において、後側ケース32の上側壁321と、前側ケース31の上側壁311との位置関係を示している。
図4の如く、基板21は、前側ケース31の前側壁313と対向するように、前側ケース31の開放口33の近傍に配置されており、後側ケース32が、前側ケース31の開放口33を覆っている。後側ケース32の後側壁323は、基板21及び前側ケース31の開放口33と対向している。
上側壁311は、端部311Cが上側に屈曲しており、縦断面視略クランク形状を成している。即ち、前側ケース31の上側壁311は、後側の端部311Cと、端部311Cよりも基端部側である基部311Aと、基部311A及び端部311Cの間に介在する段差部311B(傾斜部)とを含む。端部311Cは基部311Aよりも上側に位置している。また、段差部311Bは、端部311Cから基部311Aへ下方に傾斜している。
後側ケース32の上側壁321は、上側壁311の端部311Cを覆っている。上側壁321の下面と上側壁311の端部311Cの上面とが接している。
また、上側壁321の端部321Aは、端部311Cよりも基部311A側に、即ち前側に張り出している。よって、上側壁321の端部321Aは、上下方向にて、上側壁311の段差部311Bとオーバーラップしている。
以上の構成を有することから、実施形態1に係る電気接続箱100においては、上側から電気接続箱100に落下する雨水のような液体を電気接続箱100の外側へ排水できる。
即ち、上側から電気接続箱100に落下する液体は図4に示す破線の矢印に従って、流れる。後側ケース32の上側壁321の上面に落下した液体は、上側壁321に沿って前側ケース31側に流れ出し、上側壁321の先端から下方に流れ落ちる。この際、上述の如く、上側壁321の端部321Aが上側壁311の段差部311Bとオーバーラップしているので、上側壁321の先端からの液体は段差部311Bに落下して段差部311Bに沿って端部311Cから遠ざかる基部311A側へ流れ、又は、端部311Cから離れた基部311Aに落下する。以降、液体は基部311Aの上面を流れて前側ケース31の外側に流れ落ちる。
よって、実施形態1に係る電気接続箱100においては、前側ケース31の上側壁311と、後側ケース32の上側壁321との間を介して液体がケース部材30(前側ケース31)の内に流れ込むことを未然に防止できる。
更に、実施形態1に係る電気接続箱100においては、上述の如く、端部311C及び基部311Aの間に介在する段差部311Bが傾斜しているので、上側壁311(基部311A)の上面の液体が前側ケース31の上側壁311と、後側ケース32の上側壁321との間に向けて流れることを防止できる。
そして、実施形態1に係る電気接続箱100においては、上述の如く、上側壁321の端部321Aが上側壁311の段差部311Bとオーバーラップしているので、液体を基部311A又は段差部311Bに落として液体の流れを基部311Aの外側に誘導できる。
以上においては、上側壁311の段差部311Bが端部311Cから基部311Aへ下方に傾斜している場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、段差部311Bが垂直に設けられても良い。
また、以上においては、上側壁321の端部321Aが、上下方向にて、上側壁311の段差部311Bとオーバーラップしている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上側壁321の端部321Aが段差部311Bを超えて、前側に、基部311Aまで延び、基部311Aの一部とオーバーラップするように構成しても良い。
(実施形態2)
図5は、実施形態2に係る電気接続箱100において、後側ケース32の上側壁321と、前側ケース31の上側壁311との位置関係を示す模式的断面図である。
図5の如く、基板21は、前側ケース31の開放口33の近傍に配置されており、後側ケース32が、前側ケース31の開放口33を覆っている。この際、後側ケース32の後側壁323は、基板21及び前側ケース31の開放口33と対向している。
実施形態1と同様、前側ケース31の上側壁311は、後側の端部311Cと、端部311Cよりも基端部側の基部311Aと、基部311A及び端部311Cの間に介在する段差部311Bとを含む。端部311Cは基部311Aよりも上側に位置している。また、段差部311Bは、端部311Cから基部311Aへ下方に傾斜している。
そして、実施形態2に係る電気接続箱100においては、上側壁311の基部311Aも下方に傾斜している。即ち、基部311Aでは、段差部311B寄りの端部が、基端部よりも上側に位置している。
後側ケース32の上側壁321は、上側壁311の端部311Cを覆っており、上側壁321の下面と上側壁311の端部311Cの上面とが接している。
また、上側壁321の端部321Aは、端部311Cよりも前側に張り出している。よって、上側壁321の端部321Aは、上下方向にて、上側壁311の段差部311Bとオーバーラップしている。
以上の構成を有することから、実施形態2に係る電気接続箱100においては、上側から電気接続箱100に落下する雨水のような液体を電気接続箱100の外側へ排水できる。
上側から電気接続箱100に落下する液体は図5に示す破線の矢印に従って、流れる。後側ケース32の上側壁321の上面に落下した液体は、上側壁321に沿って前側ケース31側に流れ出し、上側壁321の先端から下方に流れ落ちる。上側壁321の先端からの液体は段差部311Bに落下して段差部311Bに沿って端部311Cから遠ざかる基部311A側へ流れ、又は、端部311Cから離れた基部311Aに落下する。
上述の如く、実施形態2に係る電気接続箱100では、基部311Aも下方に傾斜しているので、基部311A上の液体は、基部311Aの段差部311B寄りの端部から基端部へより容易に誘導される。従って、基部311A上の液体は、勢いを増して基部311Aの上面を流れて前側ケース31の外側に流れ落ちる。
よって、実施形態2に係る電気接続箱100においては、前側ケース31の上側壁311と、後側ケース32の上側壁321との間を介してケース部材30(前側ケース31)の内に液体が流れ込むことを未然に防止できる。
更に、実施形態2に係る電気接続箱100においては、上述の如く、段差部311Bに加えて、基部311Aも下方に傾斜しているので、上側壁311(基部311A)の上面の液体が前側ケース31の上側壁311と、後側ケース32の上側壁321との間に向けて流れることをより確実に防止できる。
実施形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態1~2で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
各実施形態に記載した事項は相互に組み合わせることが可能である。また、特許請求の範囲に記載した独立請求項及び従属請求項は、引用形式に関わらず全てのあらゆる組み合わせにおいて、相互に組み合わせることが可能である。さらに、特許請求の範囲には他の2以上のクレームを引用するクレームを記載する形式(マルチクレーム形式)を用いているが、これに限るものではない。マルチクレームを少なくとも一つ引用するマルチクレーム(マルチマルチクレーム)を記載する形式を用いて記載しても良い。
21 基板
30 ケース部材
31 前側ケース(第1ケース)
32 後側ケース(第2ケース)
33,34 開放口
40 コネクタ
41 コネクトフィン
42 凹部
60 コネクタ
100 電気接続箱
311 上側壁
311A 基部
311B 段差部(傾斜部)
311C 端部
312 ケース上部
313 前側壁
314 右側壁
315 ケース下部
316 左側壁
317 段差
321 上側壁
321A 端部
322 切り欠き
323 後側壁
324 右側壁
325 上辺ガード
326 左側壁
327 切り欠き
328 右辺ガード
329 左辺ガード
330 固定具
340 貫通孔

Claims (4)

  1. 一側面側が開放された第1ケースと、前記一側面側を覆う第2ケースとを含む電気接続箱であって、
    前記第1ケースの上側壁の端部が、前記第2ケースの上側壁によって覆われている電気接続箱。
  2. 前記第1ケースは、
    前記上側壁の基部が、前記端部よりも下方に配置されており、
    前記端部及び前記基部の間には傾斜部が形成されている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記第2ケースの前記上側壁の端部は、前記第1ケースの前記上側壁の前記端部よりも前記基部側に突出している請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記第1ケースの前記上側壁は、前記基部が下方に傾斜している請求項2又は3に記載の電気接続箱。
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