JP2023167651A - コーディネート支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】時代の観点から所望の画像を簡単に見つけ出すことができる、コーディネート支援システムを提供する。【解決手段】コーディネート支援システムは、操作部と、操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、を備える。データベースは、建築関連データを含む。建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像Pと、時代に基づいて数値化された建築関連物の第1特徴量と、を含む。演算部は、操作部から第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、第1特徴量が受付けの数値である建築関連データをデータベースから抽出する。【選択図】図7

Description

本開示は、建築物についてのコーディネート支援システムに関する。
建築物のデザインの選定を支援するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。システムは、ユーザが選択した肢(感性刺激)に基づいて、ユーザの嗜好傾向を分析する。システムは、デザイン嗜好傾向分析手段により分類されたテイストタイプごとに用意された複数のデザインの中からデザインを選択する。
特開2003-141180号公報
ところで、建築物のデザインの情報が多くなっている近年において、ユーザの嗜好に合ったデザインを決めるために、コーディネート支援システムに改善が必要である。
(1)上記課題を解決するコーディネート支援システムは、操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、を備え、前記データベースは、建築関連データを含み、前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、時代の観点から、所望の画像を簡単に見つけ出すことができる。
(2)上記(1)のコーディネート支援システムにおいて、前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記建築関連物の彩度に基づいて数値化された第2特徴量とを含み、前記演算部は、前記操作部から前記第2特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第2特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、所望の彩度テイストを有する画像を簡単に見つけ出すことができる。
(3)上記(2)のコーディネート支援システムにおいて、前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記第2特徴量と、前記建築関連物の明度に基づいて数値化された第3特徴量とを含み、前記演算部は、前記操作部から前記第3特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第3特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、所望の明度テイストを有する画像を簡単に見つけ出すことができる。
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つのコーディネート支援システムにおいて、前記建築関連データは、さらに、前記建築関連物の分類を示す分類値を含み、前記演算部は、前記操作部から分類値が指定される場合、前記データベースから指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、データベースから所望の分類に含まれる建築関連物の画像をユーザに提供できる。
(5)上記(4)のコーディネート支援システムにおいて、前記演算部は、表示装置に表示させる画像元の前記建築関連データを現在データとして有している場合において、前記操作部から前記現在データの分類値と異なる分類値を受け付けるとき、前記データベースから、前記現在データの前記第1特徴量と同じ第1特徴量を含みかつ指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出し、抽出された前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる。
この構成によれば、当初選択された建築関連物について特徴量が選択されている状態において、分類値が指定されたとき、当初選択された建築関連物と異なる建築関連物について、当初の建築関連物と同じテイストの画像をユーザに見せることができる。
(6)上記(3)のコーディネート支援システムにおいて、前記データベースは、前記第1特徴量、前記第2特徴量および前記第3特徴量に基づいて区画されるデータ区画ごとに前記データ区画を代表する代表建築関連データを有し、前記演算部は、前記代表建築関連データの前記画像を表示装置に表示させる。
この構成によれば、ユーザは、データ区画ごとに代表の画像を見ることができる。これによって、ユーザは、データベースにある画像について全体を短時間で把握できる。
(7)上記(6)のコーディネート支援システムにおいて、前記演算部は、複数の前記代表建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる場合において、前記操作部の操作によって前記代表建築関連データの前記画像の1つが選択されるとき、選択された前記代表建築関連データを含むデータ区画の前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる。
この構成によれば、ユーザは、代表の画像の1つを選択することによって、代表の画像と同じテイストの他の画像を見ることができる。これによって、ユーザは、自身の嗜好に近いデザインを探すことができる。
(8)上記(1)~(7)のいずれか1つのコーディネート支援システムにおいて、前記建築関連データは、前記建築関連物の前記画像と、前記建築関連物の前記第1特徴量と、ユーザ評価量とを含み、前記演算部は、前記建築関連データの前記画像を出力する場合において、前記画像とともに前記ユーザ評価量を出力する。この構成によれば、建築関連物において、ユーザは、高評価の建築関連物を知ることができる。
(9)上記(8)のコーディネート支援システムにおいて、前記演算部は、表示装置に表示させている前記建築関連データの前記画像について、前記操作部から前記画像に対する評価を受け付けることに基づいて、前記ユーザ評価量を更新する。この構成によれば、ユーザ評価量を更新できる。
(10)課題を解決するコーディネート支援システムは、操作部と、前記操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、表示装置とを備え、前記データベースは、建築関連データを含み、前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受け付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出し、抽出した前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、時代の観点から、所望の画像を簡単に見つけ出すことができる。
本開示のコーディネート支援システムによれば、時代の観点から所望の画像を簡単に見つけ出すことができる。
コーディネート支援システムの模式図である。 建築関連データのデータ構造のイメージを示す模式図である。 建築関連データを示す表の図である。 建築物のリビング内装の画像の一例の模式図である。 建築物のリビング内装の画像の他の例の模式図である。 建築関連データのデータ区画のイメージを示す模式図である。 表示装置に示される第1例の画面の図である。 表示装置に示される第2例の画面の図である。 表示装置に示される第3例の画面の図である。 表示装置に示される第4例の画面の図である。 表示装置に示される第5例の画面の図である。
図1を参照して、コーディネート支援システム1について説明する。
図1に示されるように、コーディネート支援システム1は、操作部2と、演算部3と、を備える。コーディネート支援システム1は、サーバ4を備えてもよい。コーディネート支援システム1は、表示装置5を備えてもよい。操作部2は、演算部3に信号を出す。操作部2は、キーボード、マウス、または、タッチパッドによって構成される。操作部2は、表示装置5と一体に構成されていてもよい。本実施形態では、操作部2は、表示装置5を含むタッチパネルによって構成される。
データベースは、複数の建築関連データDを含む。データベースは、サーバ4に記憶される。サーバ4は、プログラムによって動作するサーバ演算部と、プログラムおよびデータベースを記憶する記憶部と、を備える。サーバ演算部は、1つまたは複数のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。サーバ演算部は、(1)コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサ、(2)特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは(3)これらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納する。メモリは、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
建築関連データDは、画像Pと、第1特徴量X1とを含む。建築関連データDは、さらに、第2特徴量X2を含んでもよい。建築関連データDは、さらに、第3特徴量X3を含んでもよい。第1特徴量X1~第3特徴量X3を区別しない場合、第1特徴量X1~第3特徴量X3それぞれを「特徴量」と呼ぶ。建築関連データDは、さらに、分類値X4を含んでもよい。建築関連データDは、さらに、ユーザ評価量X5を含んでもよい。
図2は、建築関連データDの画像Pと、第1特徴量X1と、第2特徴量X2と、第3特徴量X3との関係を示す図である。一例では、第1特徴量X1、第2特徴量X2、および、第3特徴量X3は、整数または実数の値をとる。建築関連データDの画像Pの特徴は、3つの特徴量によって表される。建築関連データDの画像Pは、第1特徴量X1、第2特徴量X2、および、第3特徴量X3を軸とする3次元座標において相対的に位置づけられる。
<建築関連データの構造>
図3は、建築関連データDを示した表の図である。画像Pは、建築関連物の画像である。建築関連物は、建築物または建築物を構成する構成物を含む。建築関連物は、建築物の通常の使用において視覚できる物である。例えば、建築関連物は、建築物の全体の外観、建築物の外構、屋根、建築物の各種部屋それぞれの内装、階段周りの内装、廊下の内装、テラス、ベランダ、バルコニー、建具、窓、壁紙、テーブル、壁紙、インテリア、絨毯、天井材、壁材、屋根材、樋、および、外壁材を含む。建築物の各種部屋それぞれの内装として、例えば、キッチン内装、リビング内装、寝室の内装、子供部屋の内装、ダイニングの内装、バスルームの内装、等が挙げられる。建築物は、住宅、集合住宅、学校、各種の公共施設、戸建てのオフィス、および、診療所が挙げられる。
<第1特徴量>
第1特徴量X1は、建築関連物について時代に基づいて数値化された量である。建築物は、時代によってテイストが異なる。このため、時代の観点で、建築関連物を順に並べることができる。時代は、ユーザがデザインを選定するときの有効な観点になる。例えば、昭和の建築物を好むユーザの場合、時代を絞ってデザインを選定できる。建築関連物についての時代に基づく数値化の手段は、限定されない。例えば、住宅の場合、展示会で発表された住宅の展示年月日に基づいて画像Pを古いものから順に並べることができる。このように並べられた画像Pの1つ1つに古いものから順に0以上10以下の値が付けられる。このようにして、各画像Pに第1特徴量X1が付与される。他の例では、住宅の施工開始時に基づいて画像Pに第1特徴量X1が付与される。建具の場合、販売の年月日に基づいて画像Pに第1特徴量X1が付与されてもよい。発表または販売に基づいて並べられた画像Pは、時代に沿っていない場合もあるため、第1特徴量X1は、デザイナーによって適宜調整されてもよい。
<第2特徴量>
第2特徴量X2は、画像Pにおける建築関連物の彩度に基づいて数値化された量である。建築物または構成物は、全体の彩度によって印象が大きく異なる。例えば、ヨーロピアンリゾートの内装の場合、全体として彩度が高く、ユーザに暖かな印象を与える。これに対して、グレイッシュモダンの内装の場合、全体として彩度が低く、ユーザにクールな印象を与える。このため、彩度は、ユーザがデザインを選定するときの有効な観点になる。建築関連物についての彩度に基づく数値化の手段は、限定されない。例えば、画像Pの色分析に基づいて各画像Pに第2特徴量X2が付与される。一例では、画像Pの第2特徴量X2は次のように設定される。画像Pの各ピクセルについて、R値、G値、B値のうち最も大きい値がLmaxと選択され、R値、G値、B値のうち最も小さい値がLminとして選択される。そして、各ピクセルについて、(Lmax-Lmin)/Lmaxの値がピクセル彩度として算出される。さらに、各ピクセル彩度の平均値(以下、彩度平均値)が算出される。彩度平均値は、所定尺度と比較することによって0以上10以下の値のいずれかの値と対応付けされる。彩度平均値は、画像Pにおける建築関連物の範囲のみに基づいて算出されてもよい。このようにして画像Pの彩度平均値に対応付けされた値が画像Pの第2特徴量X2として設定される。
<第3特徴量>
第3特徴量X3は、画像Pにおける建築関連物の明度に基づいて数値化された量である。フレンチモダンの内装の場合、全体として明度が高く、ユーザに明るい印象を与える。これに対して、ラスチックモダンの内装の場合、全体として明度が低く、ユーザに暗い印象を与える。このため、明度は、ユーザがデザインを選定するときの有効な観点になる。建築関連物についての明度に基づく数値化の手段は、限定されない。例えば、画像Pの色分析に基づいて各画像Pに第3特徴量X3が付与される。一例では、画像Pの第3特徴量X3は次のように設定される。画像Pの各ピクセルについて(R値+G値+B値)/3がピクセル明度として算出される。さらに、各ピクセル明度の平均値(以下、明度平均値)が算出される。明度平均値は、所定尺度と比較することによって0以上10以下の値のいずれかの値と対応付けられる。明度平均値は、画像Pにおける建築関連物の範囲のみに基づいて算出されてもよい。このようにして、画像Pの明度平均値に対応付けされた値が画像Pの第3特徴量X3として設定される。
図4は、フレンチモダンのリビング内装の模式図である。図4に示されるように、フレンチモダンのリビング内装の画像Pは、全体として明るく、暖かさとして中間ぐらいのトーンを有する。図4に示されるフレンチモダンのリビング内装は、時代として新しい。
図5は、ラスチックモダンのリビング内装の模式図である。図5に示されるように、ラスチックモダンの内装の画像Pは、全体として暗く、暖かさとして中間ぐらいのトーンを有する。図5に示されるラスチックモダンのリビング内装は、時代として新しい。
分類値X4は、建築関連物の分類を示す。画像Pは、画像P内の建築関連物の用途および機能によって分類される。例えば、上記に挙げた建築関連物のそれぞれに対して予め分類値X4が定義される。例えば、建築物のリビング内装の分類値X4は、「1」と定義される。
ユーザ評価量X5は、建築関連物についてのユーザの評価の高さを示す量である。ユーザ評価量X5は、その値が大きいほどユーザの評価が高い。ユーザ評価量X5は、整数の値を有する。ユーザ評価量X5は、操作部2を介するユーザの操作によって大きくなる。一例では、良い評価に基づいて行われるユーザの1回の操作によって、ユーザの評価値は1つ大きくなる。建築関連物の人気は、ユーザ評価量X5によって把握される。
<データ区画>
図6に示されるように、データベースは、第1特徴量X1、第2特徴量X2および第3特徴量X3に基づいて区画されてもよい。データ区画の幅は、任意に設定される。一例で、第1特徴量X1は4等分に分割される。第2特徴量X2は4等分に分割される。第3特徴量X3は4等分に分割される。データベースの建築関連データDは、4×4×4=64に区画される。データ区画内の画像Pは、互いに近い第1特徴量X1、第2特徴量X2および第3特徴量X3を有するため、互いに類似する。各画像Pは、いずれかのデータ区画に属する。
画像Pが属するデータ区画は、画像Pの第1特徴量X1、第2特徴量X2、および、第3特徴量X3によって決まる。第1特徴量X1、第2特徴量X2、および、第3特徴量X3それぞれが4等分に分割されるデータ区画の場合の例を挙げる。画像Pの第1特徴量X1が0以上2.5未満であり、第2特徴量X2が0以上2.5未満であり、第3特徴量X3が0以上2.5未満である場合、画像Pは、データ区画(1,1,1)に属する。
データベースは、データ区画ごとにデータ区画を代表する代表建築関連データDAを有する。代表建築関連データDAは、データ区画内にある建築関連データDから選択される1つである。代表建築関連データDAとして設定される建築関連データDは、代表建築関連データDAが属するデータ区画の座標Rを有する(図3および図6参照)。
代表建築関連データDAは、データ区画に対応づけられる追加のデータであってもうよい。追加のデータは、イラスト図であってもよいし、画像Pであってもよい。追加データは、建築関連データDと異なるデータである。追加データは、データ区画と1対1で対応付けられる。
<演算部>
演算部3は、操作部2の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する。演算部3は、1つまたは複数のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。演算部3は、(1)コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサ、(2)特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは(3)これらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納する。メモリは、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
演算部3は、初期の起動において、データベースから初期データを読み込む。初期データは、各データ区画の代表建築関連データDAである。一例では、演算部3は、64個の代表建築関連データDAと、代表建築関連データDAそれぞれのデータ区画の座標Rとを読み込む。演算部3は、操作部2からの信号に基づいて、代表建築関連データDAの画像Pを表示装置5に表示させる。
演算部3は、起動の初期において、操作部2から、第1特徴量X1、第2特徴量X2、および第3特徴量X3のいずれか1つの特徴量について、特徴量の数値の指定を受け付ける。受け付けられる特徴量の数値は、データ区画の座標Rが取り得る値である。具体的には、演算部3は、1~4の値のいずれかの値の指定を受け付ける。これによって、第1特徴量X1、第2特徴量X2、および第3特徴量X3のいずれか1つが所定の数値に固定される。演算部3は、64個の代表建築関連データDAから、選択された特徴量が指定の数値であるデータを選択する。これによって、演算部3が表示装置5に表示させるためのデータが64個から16個に絞られる。演算部3は、操作部2から特徴量の数値の指定を受け付けることに基づいて、代表建築関連データDAの画像Pを表示装置5に表示させる。
図7は、コーディネート支援システム1の起動の初期において、第1特徴量X1が固定されたときに、表示装置5に示される表示画像である。第1特徴量X1は、時代に関する量である。図7では、1~4の値をとるデータ区画における第1特徴量X1として2が選択されている。
演算部3は、起動の初期において、操作部2から第1特徴量X1の数値を受け付けることに基づいて、第1特徴量X1が受付けの数値(例えば「2」)である建築関連データDをデータベースから抽出する。具体的には、64個の代表建築関連データDAから、第1特徴量X1が受付けの数値(例えば「2」)である代表建築関連データDAが抽出される。演算部3は、抽出した建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。図7に示されるように、所定の時代が選択された状態で、彩度および明度が異なる代表の画像Pをユーザに見せることができる。演算部3は、抽出した建築関連データDの画像Pをプリンターによって印刷してもよい。これによって、ユーザに紙媒体で画像Pを見せることができる。演算部3は、抽出した建築関連データDの画像Pを他の端末に画像データとして出力してもよい。
図8は、コーディネート支援システム1の起動の初期において、第2特徴量X2が固定されたときに、表示装置5に示される表示画像である。第2特徴量X2は、彩度に関する量である。図8では、1~4の値をとるデータ区画における第2特徴量X2として2が選択されている。
演算部3は、起動の初期において、操作部2から第2特徴量X2の数値を受け付けることに基づいて、第2特徴量X2が受付けの数値(例えば「2」)である建築関連データDをデータベースから抽出する。具体的には、64個の代表建築関連データDAから、第2特徴量X2が受付けの数値(例えば「2」)である代表建築関連データDAが抽出される。演算部3は、抽出した建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。図8に示されるように、所定の彩度、すなわち、所定の暖かさまたは所定のクールさが選択された状態で、時代および明度が異なる代表の画像Pをユーザに見せることができる。
図9は、コーディネート支援システム1の起動の初期において、第3特徴量X3が固定されたときに、表示装置5に示される表示画像である。第3特徴量X3は、明度に関する量である。図9では、1~4の値をとるデータ区画における第3特徴量X3として2が選択されている。
演算部3は、起動の初期において、操作部2から第3特徴量X3の数値を受け付けることに基づいて、第3特徴量X3が受付けの数値(例えば「2」)である建築関連データDをデータベースから抽出する。具体的には、64個の代表建築関連データDAから、第3特徴量X3が受付けの数値(例えば「2」)である代表建築関連データDAが抽出される。演算部3は、起動の初期において、抽出した建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。図9に示されるように、所定の明度、すなわち、所定の明るさまたは所定の暗さが選択された状態で、時代および彩度が異なる代表の画像Pをユーザに見せることができる。
<画像の選択>
起動の初期の段階では、代表建築関連データDAの画像Pが表示画像に表示されている。これら画像Pは、タッチパネルとしての操作部2を介してユーザによって選択される。
演算部3は、複数の代表建築関連データDAの画像Pを表示装置5に表示させる場合において、操作部2の操作によって代表建築関連データDAの画像Pの1つが選択されるとき、操作部2から選択を受け付ける。演算部3は、選択された代表建築関連データDAを含むデータ区画を特定する。演算部3は、特定されたデータ区画の建築関連データDを読み込み、建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。
図10は、所定のデータ区画に含まれる建築関連データDの画像Pを示す表示画面である。具体的には、図10には、データ区画(2,2,2)内の画像Pが示される。データ区画(2,2,2)は、第1特徴量X1が2.5以上5未満であり、第2特徴量X2が2.5以上5未満の値であり、第3特徴量X3が2.5以上5未満の値であるデータ区画を示す。
<分類の指定>
演算部3は、操作部2から分類値X4の指定を受け付ける。演算部3は、操作部2から分類値X4が指定される場合、データベースから指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出し、抽出した建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。
一例では、分類値X4のデフォルトは「1」である。本実施形態の例では、「1」は、建築物のリビング内装である。例えば、ユーザが建築物の全体の外観を見ているときに、建築物のリビング内装を確認したくなる場合がある。この場合、ユーザは分類値X4を指定することによって、リビング内装を見ることができる。
演算部3は、表示装置5に表示させている画像P元の建築関連データDを現在データとして有している場合において、操作部2から現在データの分類値X4と異なる分類値X4を受け付ける。演算部3は、分類値X4を受け付けるとき、データベースから、現在データの特徴量(第1特徴量X1、第2特徴量X2、および第3特徴量X3)と同じ特徴量(第1特徴量X1、第2特徴量X2、および第3特徴量X3)を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。演算部3は、抽出された建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。
なお、演算部3が、分類値X4を受け付ける場合において、データベースから、現在データの特徴量と同じ特徴量を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出するとき、次のように、特徴量を1つだけを同じにして、指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出してもよい。例えば、一例では、演算部3は、分類値X4を受け付けるとき、データベースから、現在データの第1特徴量X1と同じ第1特徴量X1を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。他の例では、演算部3は、分類値X4を受け付けるとき、データベースから、現在データの第2特徴量X2と同じ第2特徴量X2を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。さらに他の例では、演算部3は、分類値X4を受け付けるとき、データベースから、現在データの第3特徴量X3と同じ第3特徴量X3を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。
これによって、ユーザは、直前に見ていた建築関連物(以下、直前の建築関連物)と異なる分類の建築関連物について、直前の建築関連物の特徴量と類似する特徴量の建築関連物を見ることができる。このように、ユーザは、直前の建築関連物と特徴量が類似する、他の分類の建築関連物に簡単にアクセスできる。
図11は、分類「1」(建築物のリビング内装)であって、データ区画(2,2,2)が選択されている状態(図10参照)のときに、分類「51」(戸)が選択されたときの、表示装置5の表示画面を示す。
<ユーザ評価量>
演算部3は、建築関連データDの画像Pを出力する場合において、画像Pとともにユーザ評価量X5を出力する。例えば、演算部3は、建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる場合において、画像Pとともにユーザ評価量X5を表示装置5に出力し、画像Pとともにユーザ評価量X5を表示装置5に表示させる。
ユーザは、表示装置5に表示されている画像Pについて、操作部2を介して評価を行うことができる。一例では、演算部3は、建築関連データDの画像Pとともに、評価用アイコン10を表示装置5に表示させる。ユーザは、操作部2を介して評価用アイコン10をクリックすることによって、画像Pに示される建築関連物の評価を行うことができる。
演算部3は、操作部2から画像Pに対する評価を受け付ける。そして、演算部3は、表示装置5に表示させている建築関連データDの画像Pについて、操作部2から画像Pに対する評価を受け付けることに基づいて、ユーザ評価量X5を更新する。このようにして、建築関連データDの評価値は、随時、更新される。
本実施形態の作用を説明する。
建築関連物のテイストは、時代の影響を受ける。例えば、建築物は、比較される他の建築物と同じ明度または彩度であっても、建築物の建築時の時代が比較の建築物の建築時の時代と異なると、その建築物のテイストは、比較の建築物と全く異なる。また、ユーザは、自身の嗜好として時代を指定することもある。一方、建築物の画像Pについては、時代によって分類されることがある。しかし、建築関連物について多数のデータがある場合において、所定の時代のものを抽出することは難しい。本実施形態では、画像Pには、時代について数値化された特徴量が付与される。これによって、演算によって、所望の時代の建築関連データDを簡単に選択できる。
また、画像Pには、時代を示す第1特徴量X1、彩度を示す第2特徴量X2、および、明度を示す第3特徴量X3が付与されている。そして、3つの特徴量から任意に選択される1つの特徴量が固定された状態で、2つの特徴量が互いに異なる複数の画像Pが表示装置5に表示される。このように、3つの観点、すなわち、時代、彩度、および明度のいずれか1つを固定した状態で、他の2つの観点を異ならせた複数の画像Pをユーザに見せることができる。また、固定する特徴量を簡単に変更できる。このため、多数の画像Pから自身の嗜好に近い画像Pを探し出す場合において、固定する特徴量を切り換えることによってアプローチの方法を変えることができるため、嗜好にあった画像Pを素早く探し出すことができる。
本実施形態の効果を説明する。
(1)コーディネート支援システム1は演算部3を備える。演算部3は、操作部2から第1特徴量X1の数値を受け付けることに基づいて、第1特徴量X1が受付けの数値である建築関連データDをデータベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、時代の観点から、所望の画像Pを簡単に見つけ出すことができる。
(2)建築関連データDは、さらに、建築関連物の彩度に基づいて数値化された第2特徴量X2を含む。演算部3は、操作部2から第2特徴量X2の数値を受け付けることに基づいて、第2特徴量X2が数値である建築関連データDをデータベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、所望の彩度テイストを有する画像Pを簡単に見つけ出すことができる。
(3)建築関連データDは、さらに、建築関連物の明度に基づいて数値化された第3特徴量X3を含む。演算部3は、操作部2から第3特徴量X3の数値を受け付けることに基づいて、第3特徴量X3が数値である建築関連データDをデータベースから抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、ユーザは、所望の明度テイストを有する画像Pを簡単に見つけ出すことができる。
(4)建築関連データDは、さらに、建築関連物の分類を示す分類値X4を含む。演算部3は、操作部2から分類値X4が指定される場合、データベースから指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。この構成によれば、建築関連物の選定において、データベースから所望の分類に含まれる建築関連物の画像Pをユーザに提供できる。
(5)演算部3は、表示装置5に表示させる画像P元の建築関連データDを現在データとして有している場合において、操作部2から現在データの分類値X4と異なる分類値X4を受け付ける。そして、演算部3は、データベースから、現在データの特徴量と同じ特徴量を含みかつ指定された分類値X4を含む建築関連データDを抽出する。演算部3は、抽出された建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。
この構成によれば、当初選択された建築関連物について特徴量が選択されている状態において、分類値X4が指定されたとき、当初選択された建築関連物と異なる建築関連物について、当初の建築関連物と同じテイストの画像Pをユーザに見せることができる。
(6)データベースは、第1特徴量X1、第2特徴量X2および第3特徴量X3に基づいて区画されるデータ区画ごとにデータ区画を代表する代表建築関連データDAを有する。演算部3は、代表建築関連データDAの画像Pを表示装置5に表示させる。この構成によれば、ユーザは、データ区画ごとに代表の画像Pを見ることができる。これによって、ユーザは、データベースにある画像Pについて全体を短時間で把握できる。
(7)演算部3は、複数の代表建築関連データDAの画像Pを表示装置5に表示させる。この場合において、演算部3は、操作部2の操作によって代表建築関連データDAの画像Pの1つが選択されるとき、選択された代表建築関連データDAを含むデータ区画の建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。この構成によれば、ユーザは、代表の画像Pの1つを選択することによって、代表の画像Pと同じテイストの他の画像Pを見ることができる。これによって、ユーザは、自身の嗜好に近いデザインを探すことができる。
(8)建築関連データDは、建築関連物の画像Pと、建築関連物の特徴量と、ユーザ評価量X5とを含む。演算部3は、建築関連データDの画像Pを出力する場合において、画像Pとともにユーザ評価量X5を出力する。この構成によれば、建築関連物において、ユーザは、高評価の建築関連物を知ることができる。
(9)演算部3は、表示装置5に表示させている建築関連データDの画像Pについて、操作部2から画像Pに対する評価を受け付けることに基づいて、ユーザ評価量X5を更新する。この構成によれば、ユーザ評価量X5を更新できる。
<変形例>
上記実施形態は、コーディネート支援システム1が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。コーディネート支援システム1は、上記実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例を示す。
・コーディネート支援システム1は、操作部2を含まないように構成されてもよい。この場合、操作部2は、コーディネート支援システム1に接続可能なものとして構成される。具体的には、操作部2は、コンピュータによって構成される端末である。例えば、コーディネート支援システム1は、インターネットに繋がるクラウド上に構築される。クラウド上のサーバにあるコーディネート支援システム1は、インターネットに繋がる端末(すなわち、操作部2)からアクセス可能に構成される。
・コーディネート支援システム1は、操作部2と、演算部3と、表示装置5とを備えてもよい。コーディネート支援システム1は、例えば、パーソナルコンピュータ、または、タブレット型コンピュータ、によって構成される。具体的には、演算部3は、操作部2の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する。データベースは、建築関連データDを含む。建築関連データDは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像Pと、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含む。一例では、演算部3は、操作部2から第1特徴量X1の数値を受け付けることに基づいて、第1特徴量X1が受け付けの数値である建築関連データDを前記データベースから抽出し、抽出した建築関連データDの画像Pを表示装置5に表示させる。この構成によれば、時代の観点から所望の画像Pを簡単に見つけ出すことができる。
・ユーザ評価量X5は、アクセス数に基づいて設定されてもよい。例えば、ユーザ評価量X5は、建築関連物が選択された回数に応じた値として設定されてもよい。また、ユーザ評価量X5は、マイナスの要因を反映した値として設定されてもよい。例えば、ユーザ評価量X5の値は、ユーザの低評価に応じて減少するように構成されてもよい。
・第1特徴量X1の値は、機械学習によって構築された学習モデルに画像Pが入力されることによって出される出力値に基づいて設定されてもよい。学習モデルは、予め第1特徴量X1の値が設定された多数の建築関連データDに基づいて形成される。
・第2特徴量X2の値は、機械学習によって構築された学習モデルに画像Pが入力されることによって出される出力値に基づいて設定されてもよい。学習モデルは、予め第2特徴量X2の値が設定された多数の建築関連データDに基づいて形成される。
・第3特徴量X3の値は、機械学習によって構築された学習モデルに画像Pが入力されることによって出される出力値に基づいて設定されてもよい。学習モデルは、予め第3特徴量X3の値が設定された多数の建築関連データDに基づいて形成される。
・建築関連データDは、少なくとも、画像Pと、第1特徴量X1と、を含む構造を有するが、図3に示されるような配列構造に限定されない。建築関連データDは、画像Pと、第1特徴量X1と、を含む構造であれば、どのような形態でもよい。例えば、画像Pに画像識別番号を付与し、画像識別番号と第1特徴量X1とを紐づけてもよい。この場合、画像識別番号と、画像Pと、画像識別番号に紐づけられた第1特徴量X1とが1つの建築関連データDと定義される。
以下に、明細書に開示される技術観点を開示する。
[付記1]
コーディネート支援システムであって、操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、を備え、前記データベースは、建築関連データを含み、前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、コーディネート支援システム。
[付記2]
前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記建築関連物の彩度に基づいて数値化された第2特徴量とを含み、前記演算部は、前記操作部から前記第2特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第2特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、付記1に記載のコーディネート支援システム。
[付記3]
前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記第2特徴量と、前記建築関連物の明度に基づいて数値化された第3特徴量とを含み、前記演算部は、前記操作部から前記第3特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第3特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、付記2に記載のコーディネート支援システム。
[付記4]
前記建築関連データは、さらに、前記建築関連物の分類を示す分類値を含み、前記演算部は、前記操作部から分類値が指定される場合、前記データベースから指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出する、付記1~3のいずれか一項に記載のコーディネート支援システム。
[付記5]
前記演算部は、表示装置に表示させる画像元の前記建築関連データを現在データとして有している場合において、前記操作部から前記現在データの分類値と異なる分類値を受け付けるとき、前記データベースから、前記現在データの前記第1特徴量と同じ第1特徴量を含みかつ指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出し、抽出された前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、付記4に記載のコーディネート支援システム。
[付記6]
前記データベースは、前記第1特徴量、前記第2特徴量および前記第3特徴量に基づいて区画されるデータ区画ごとに前記データ区画を代表する代表建築関連データを有し、前記演算部は、前記代表建築関連データの画像を前記表示装置に表示させる、付記3に記載のコーディネート支援システム。
[付記7]
前記演算部は、複数の前記代表建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる場合において、前記操作部の操作によって前記代表建築関連データの前記画像の1つが選択されるとき、選択された前記代表建築関連データを含むデータ区画の前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、付記6に記載のコーディネート支援システム。
[付記8]
前記建築関連データは、前記建築関連物の前記画像と、前記建築関連物の前記第1特徴量と、ユーザ評価量とを含み、前記演算部は、前記建築関連データの前記画像を出力する場合において、前記画像とともに前記ユーザ評価量を出力する、付記1に記載のコーディネート支援システム。
[付記9]
前記演算部は、表示装置に表示させている前記建築関連データの前記画像について、前記操作部から前記画像に対する評価を受け付けることに基づいて、前記ユーザ評価量を更新する、付記8に記載のコーディネート支援システム。
[付記10]
コーディネート支援システムであって、操作部と、前記操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、表示装置とを備え、前記データベースは、建築関連データを含み、前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受け付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出し、抽出した前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、コーディネート支援システム。
D…建築関連データ、DA…代表建築関連データ、P…画像、X1…第1特徴量、X2…第2特徴量、X3…第3特徴量、X4…分類値、X5…ユーザ評価量、1…コーディネート支援システム、2…操作部、3…演算部、5…表示装置。

Claims (10)

  1. コーディネート支援システムであって、
    操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、を備え、
    前記データベースは、建築関連データを含み、前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、
    前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、
    コーディネート支援システム。
  2. 前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記建築関連物の彩度に基づいて数値化された第2特徴量とを含み、
    前記演算部は、前記操作部から前記第2特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第2特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、
    請求項1に記載のコーディネート支援システム。
  3. 前記建築関連データは、前記画像と、前記第1特徴量と、前記第2特徴量と、前記建築関連物の明度に基づいて数値化された第3特徴量とを含み、
    前記演算部は、前記操作部から前記第3特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第3特徴量が受付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出する、
    請求項2に記載のコーディネート支援システム。
  4. 前記建築関連データは、さらに、前記建築関連物の分類を示す分類値を含み、
    前記演算部は、前記操作部から分類値が指定される場合、前記データベースから指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のコーディネート支援システム。
  5. 前記演算部は、表示装置に表示させる画像元の前記建築関連データを現在データとして有している場合において、前記操作部から前記現在データの分類値と異なる分類値を受け付けるとき、前記データベースから、前記現在データの前記第1特徴量と同じ第1特徴量を含みかつ指定された分類値を含む前記建築関連データを抽出し、抽出された前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、
    請求項4に記載のコーディネート支援システム。
  6. 前記データベースは、前記第1特徴量、前記第2特徴量および前記第3特徴量に基づいて区画されるデータ区画ごとに前記データ区画を代表する代表建築関連データを有し、
    前記演算部は、前記代表建築関連データの前記画像を表示装置に表示させる、
    請求項3に記載のコーディネート支援システム。
  7. 前記演算部は、複数の前記代表建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる場合において、前記操作部の操作によって前記代表建築関連データの前記画像の1つが選択されるとき、選択された前記代表建築関連データを含むデータ区画の前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、
    請求項6に記載のコーディネート支援システム。
  8. 前記建築関連データは、前記建築関連物の前記画像と、前記建築関連物の前記第1特徴量と、ユーザ評価量とを含み、
    前記演算部は、前記建築関連データの前記画像を出力する場合において、前記画像とともに前記ユーザ評価量を出力する、
    請求項1に記載のコーディネート支援システム。
  9. 前記演算部は、表示装置に表示させている前記建築関連データの前記画像について、前記操作部から前記画像に対する評価を受け付けることに基づいて、前記ユーザ評価量を更新する、
    請求項8に記載のコーディネート支援システム。
  10. コーディネート支援システムであって、
    操作部と、
    前記操作部の信号に基づいてデータベースからデータを抽出する演算部と、
    表示装置とを備え、
    前記データベースは、建築関連データを含み、
    前記建築関連データは、建築物または建築物を構成する構成物を含む建築関連物の画像と、時代に基づいて数値化された前記建築関連物の第1特徴量と、を含み、
    前記演算部は、前記操作部から前記第1特徴量の数値を受け付けることに基づいて、前記第1特徴量が受け付けの前記数値である前記建築関連データを前記データベースから抽出し、抽出した前記建築関連データの前記画像を前記表示装置に表示させる、
    コーディネート支援システム。
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