JP2023166453A5 - - Google Patents

Claims (32)

1. 患者用インターフェースの鼻シールであって、
   該シールは、着用者の鼻梁を覆わず、該シールは、顔に接触する側と外部側面とを含み、該シールは、柔らかい可撓性材料で形成され、鼻の基部を横切って延びる中央部分と、該中央部分の各外側端から延びる側部部分とを含み、各側部部分は、鼻の側面を横切って延び、
   前記シールの顔に接触する側は、鼻の下面の表面を含む着用者の鼻の表面、およびシールの前記側部部分において、鼻の側面の外面に内圧下で適合するように柔軟性があり、
   前記顔に接触する側と前記外部側面とを接合する前記シールの周縁部は柔軟性があり、前記シールの内部側面が前記外部側面に対して変位可能である、鼻シール。
2. 前記シールが膨張可能である、請求項１に記載の鼻シール。
3. 前記シールの柔軟性がある部分が、厚さ０.０５ｍｍ以上０.５ｍｍ以下のシリコーン材料からなる請求項１または２に記載の鼻シール。
4. 前記シールの柔軟性がある部分が、０.１ｍｍから０.２ｍｍの間の厚さのエラストマーからなる、請求項１または２のいずれかに記載の鼻シール。
5. 前記シールの外部側面が、前記柔軟性がある内部側面よりもはるかに硬い領域を含み、その領域が前記シールの前記側部部分まで延びている、請求項１から４のいずれかに記載の鼻シール。
6. 前記シールの外部側面が、前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域を含み、その領域がシールの側部部分に延在している、請求項１から４のいずれかに記載の鼻シール。
7. 前記柔軟性がある内部側面より厚い領域が、２ｍｍから５ｍｍの間の厚さのシリコーン材料からなる、請求項６に記載の鼻シール。
8. 前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域が、２ｍｍと３ｍｍの間の厚さのエラストマーからなる、請求項６に記載の鼻シール。
9. 前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域が、シールが加圧下で膨張したときにシールの側部部分の外側への撓みに抵抗する、請求項６から８のいずれかに記載の鼻シール。
10. 前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域が、複合材料、または部品の組み合わせによって提供される、請求項６から９のいずれかに記載の鼻シール。
11. 前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域が、補強材または硬い材料の可撓性インサートを含む、請求項６から１０のいずれかに記載の鼻シール。
12. 前記側部部分は、前記柔軟性がある内部側面よりも厚い領域の端部において、前記側部部分を約６０°の角度を介して屈曲させるために少なくとも１Ｎの力の効果的な硬さを有する屈曲に対する抵抗を提供する、請求項６から１１のいずれかに記載の鼻シール。
13. 前記シールの外部側面が、厚さ２ｍｍから５ｍｍ、ショアＡ硬度４０のシリコーン材料に相当する剛性を有する領域を含み、該領域がシールの側部部分に延在している、請求項１から４のいずれかに記載の鼻シール。
14. 前記シールの内部側面は、０.０５ｍｍと０.５ｍｍの間の厚さとショアＡ硬度４０のシリコーン材料に対応する剛性を有する、請求項１３に記載の鼻シール。
15. 前記シールの中央部分の外部側面が、前記シールの内部との間で気体を通過させるための開口部を含む、請求項１から１４のいずれかに記載の鼻シール。
16. 前記開口部が、マスク本体に、またはマスク本体を貫通して延びる導管に直接取り付けられるように構成されている、請求項１５に記載の鼻シール。
17. 前記開口部は、前記マスク本体のチャンネルおよび／またはリップと係合するリップおよび／またはチャンネルを含む、請求項１６に記載の鼻シール。
18. 前記開口部にクリップ部分が形成されているか、またはクリップ部分が前記開口部の外周に取り付けられているか、またはマスク本体との係合を容易にするためにオーバーモールドされている、請求項１６に記載の鼻シール。
19. 前記開口部の上方において、前記中央部分が、外部面壁、内部面壁および周縁部分を含み、少なくとも内部面壁および周縁部分が薄く可撓性を有する、請求項１５から１８のいずれかに記載の鼻シール。
20. 前記開口部の下方において、中央部分が、外壁部分、内壁部分および周縁部分を含み、少なくとも内壁部分および周縁部分が薄くかつしなやかである、請求項１５から１９のいずれかに記載の鼻シール。
21. 前記シールの側部部分は、互いに実質的に平行であり、シールの中央部分に対して実質的に垂直である、請求項１から２０のいずれかに記載の鼻シール。
22. 前記シールの全体的な平面形状が、放物線、半楕円形、半楕円形またはＵ字状である、請求項１から２１のいずれかに記載の鼻シール。
23. 前記シールが、３０ｍｍ以上６０ｍｍ以下である、一方の側部部分の外面から他方の側部部分の外面までの全幅を有する、請求項１から２２のいずれかに記載の鼻シール。
24. 前記シールが、中央部分の外面から各側部部分の両端を結ぶ線までの全体の深さが４０ｍｍから６５ｍｍの間である、請求項１から２３のいずれかに記載の鼻シール。
25. 使用者の口を覆うための延出部を含む、請求項１から２４のいずれかに記載の鼻シール。
26. 前記延出部は、使用者の口に向けられた出口を含む、請求項２５に記載の鼻シール。
27. 請求項１から２６のいずれかに記載の鼻シールを含む患者用インターフェース。
28. 前記インターフェースは、前記シールに接続されたマスク本体を含み、前記マスク本体は、前記シールの外面に係合するシール係合部分、マスク本体入口開口部、および少なくとも１つのストラップ係合部分を含む、請求項２７に記載の患者用インターフェース。
29. ループストラップが、前記少なくとも１つのストラップ係合部分から延出して、インターフェースを患者に固定する、請求項２８に記載の患者用インターフェース。
30. 前記ストラップ係合部分は、前記シールの外部側面から３０°より大きい角度で延びる、請求項２８または２９のいずれかに記載の患者用インターフェース。
31. 前記ストラップ係合部分が前記シールの極端な幅を越えて延びている、請求項２８から３０のいずれかに記載の患者用インターフェース。
32. 前記シールの側部部分の最も外側の範囲から前記ストラップ係合部分の先端までの距離が１０ｍｍから３５ｍｍである、請求項３１に記載の患者用インターフェース。