JP2023165595A - 内視鏡アダプター及び内視鏡手術補助機械 - Google Patents

内視鏡アダプター及び内視鏡手術補助機械 Download PDF

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Abstract

【課題】軟式内視鏡に外部チャンネルを提供可能である内視鏡アダプターを提供する。【解決手段】内視鏡アダプターは、内視鏡の挿入部の遠位端を収納するための内チャンネルを備える内套部と、内套部の外から装着する外套部であって、外套部と内套部との間に、エンドエフェクタ22を備えるロボットアームコンポーネント20の前進および後退させるための外チャンネルを形成する外套部と、を含む。【選択図】図3

Description

<関連出願の引用>
本出願は、2022年05月06日に出願した先行する中国特許出願第202210489369.8号による優先権の利益に基礎をおき、その内容全体が引用によりここに包含される。
本発明は、軟性内視鏡に配合し利用する内視鏡アダプター、及び内視鏡手術補助機械に関する。
内視鏡手術とは、人体キャビティ内に挿入可能な内視鏡(軟性内視鏡と硬性内視鏡を含む)を用いて目視で診察や治療を行う技術である。消化管を経由する内視鏡手術は、一般的に軟性内視鏡を使用する。患者の皮膚を切る必要がないため、患者の苦痛を軽減することができる。
消化管悪性腫瘍(胃がん、食道がん、及び結腸がん)の発病率と死亡率はいずれも上位を占め、早期診断及び治療は、生存率を高める核である。現在、内視鏡粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection , ESD)などの低侵襲治療等は、消化管早期腫瘍に対する標準な治療手段となる。ESDによれば、より多くの消化管早期腫瘍が内視鏡で一度に徹底的に切除され、開腹手術の苦痛や、臓器の切除が避けられる。
消化管の表層病変に対する主流の治療法として、ESDは、創傷が小さく、回復が早く、費用が低いなどの利点がある。しかし、ESDは、本質的に内視鏡が必要である複雑な技術である。一般に使用されている軟性内視鏡の多くはシングルチャンネル、すなわち手術器具のチャンネルが1つしかないものであり、手術操作中は、相応する連携が不足するため、粘膜剥離面を効果的に露出できず、手術の視界が悪くなる。よって、ESDは、多くの内視鏡医にとって依然として比較的困難な手術であり、出血や穿孔などの重篤な合併症が発生しやすい。
手術視野の良さが合併症を減らす重要なポイントであることはよく知られている。この点、国内外の内視鏡医は、内視鏡の操作性と安全性を向上させるために大量の試みと研究を行った。例えば、粘膜牽引を増加する方法として、チタンクリップストリング牽引、外部磁気アンカーなどが相次いで出現した。これらの方法は粘膜剥離面の術野をある程度増強したが、さらに特別に設計された内視鏡が必要である。また、牽引力、牽引方向の調節ができないため、牽引力が手術の時間と伴ってなくなっていくなどの欠点がある。
本発明は、軟式内視鏡に外部チャンネルを提供可能である内視鏡アダプターを提供するものである。
本発明は、内視鏡手術補助機械を提供するものである。当該内視鏡手術補助機械は、内視鏡手術の補助することができ、手術操作の精度及び安定性の向上に役立ち、操作難度の低減、手術時間の短縮に寄与する。
本発明の一実施例において、内視鏡アダプターを提供し、当該内視鏡アダプターは、
内視鏡の挿入部の遠位端を収納するための内チャンネルを備える内套部と、
前記内套部の外から装着する外套部であって、前記外套部と前記内套部との間に、エンドエフェクタを備えるロボットアームコンポーネントの前進および後退させるための外チャンネルを形成する外套部と、を含む。
一実施例において、前記外套部は、外套体と、前記外套体から前記内套部へ延在し、前記内套部と前記外チャンネルを位置制限する仕切体とを含み、前記外チャンネルが前記仕切体に貫通される。
一実施例において、前記仕切体の上面は、前記外套体の遠位端面において下向きに凹む。
一実施例において、前記内套部は、可撓性材料からなり、且つ前記内套部の内径寸法は、前記内視鏡の挿入部の遠位端の外径寸法より小さい。
一実施例において、前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の外面には外側へ延在する一対の第1ストップブロックが存在し、前記外套部が前記内套体に装着される際に、前記第1ストップブロックが、前記外套部の上端面および下端面を位置制限する。
一実施例において、前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の外面は、外側へ延在する少なくとも一つの第2ストップブロックを含み、前記外套部は前記第2ストップブロックに整合させる凹溝を設置し,前記外套部が前記内套体に装着される際に、前記第2ストップブロックが前記凹溝内に嵌め込まれる。
一実施例において、前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の内面には、前記内視鏡の挿入部の遠位端が前記内套部を貫通することを防止する突出したストップカラーが設置される。
本発明の他の実施例において、内視鏡手術補助機械をさらに提供する。内視鏡手術補助機械は、
内視鏡の挿入部の遠位端に接続する上記何れかの前記内視鏡アダプターと、
コントローラーと、
前記内視鏡アダプターの外チャンネルと前記コントローラーとの間に連通チャンネルを形成するシースと、及び
ロボットアームコンポーネントと、を含み、
前記ロボットアームコンポーネントは、エンドエフェクタと、弾性チューブと、第1作動ロープ及び少なくとも二つの第2作動ロープを含み、前記弾性チューブは、前記シースの前記連通チャンネルに挿通され、前記弾性チューブの遠位端が前記シースから突出され、且つ前記弾性チューブの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続され、
前記第1作動ロープが前記弾性チューブに挿通され、前記第1作動ロープの遠位端が前記エンドエフェクタに固定的に接続され、且つ前記第1作動ロープの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続され、
前記弾性チューブの遠位端が前記内視鏡アダプターの内套部的軸線に向かって偏向するように作動させるために、前記第2作動ロープが前記シース内に挿通されるとともに前記弾性チューブの外側に位置され、前記第2作動ロープの遠位端が前記弾性チューブの遠位端に固定的に接続され、且つ前記第2作動ロープの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続される。
一実施例において、前記シースの前記連通チャンネルは、前記弾性チューブが貫通するための第3チャンネルと、前記第2作動ロープが貫通するための少なくとも二つの第4チャンネルとを含む。一実施例において、少なくとも二つの前記第4チャンネルと第3チャンネルが間隔をおいて配置され、前記第4チャンネルの数量が前記第2作動ロープの数量を一致している。
一実施例において、前記コントローラーは、前記弾性チューブの近位端に接続された第1スライダと、前記第1作動ロープの近位端に接続された第2スライダと、前記第2作動ロープの近位端に接続された第3スライダと、レールを備える台座とを含み、前記第1スライダ、前記第2スライダ及び前記第3スライダは、それぞれで前記台座上の対応する前記レールに沿ってスライドするように駆動される。
一実施例において、前記コントローラーは、前記弾性チューブの近位端に接続された第1スライダと、前記第1作動ロープの近位端に接続された第2スライダと、前記第2作動ロープの近位端に接続された巻線柱と、レールを備える台座とを含み、前記第1スライダと前記第2スライダは、それぞれで前記台座上の対応する前記レールに沿ってスライドするように駆動され、前記巻線柱は、回転軸を介して前記台座に接続され、前記回転軸を中心に回転するように駆動される。
一実施例において、前記エンドエフェクタは四棒リンク機構を含み、前記四棒リンク機構における第1リンクと第2リンクとは、第1ピボットピンを介して接続され、前記四棒リンク機構における第3リンクと第4リンクとは、第2ピボットピンを介して接続され、前記第1作動ロープの遠位端が前記第2ピボットピンに接続され、前記弾性チューブの遠位端が接続ソケットを介して前記第1ピボットピンに接続され、前記第1リンクと前記第2リンクはそれぞれ延出してクランプが形成される。
図1は、本発明の一実施例に提供された内視鏡手術補助機械の立体構造模式図である。 図2は、本発明の一実施例の内視鏡手術補助機械がロボットアーム車に応用することを示す模式図である。 図3は、本発明一実施例の内視鏡手術補助機械の遠位端を示す構造模式図である。 図4は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターを示す模式図である。 図5は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターを示す模式図である。 図6は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターを示す模式図である。 図7は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターの内套部を示す構造模式図である。 図8は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターの外套部を示す構造模式図である。 図9は、本発明の一実施例の内視鏡アダプター(内套部を含まず)がシースとの接続方を示す立体構造模式図である。 図10は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターがシースとの接続方を示す平面図である。 図11は、本発明一実施例においてのロボットアームコンポーネントの遠位端を示す構造模式図である。 図12は、本発明一実施例においてのロボットアームコンポーネントがシースとの接続方(遠位端位置)を示す構造模式図である。 図13は、本発明一実施例のエンドエフェクタがクランプであることを示す例である。 図14は、本発明の上記実施例においてのエンドエフェクタの接続ソケットを示す立体模式図である。 図15は、本発明の一実施例のコントローラーの内部を示す構造模式図である。 図16は、本発明の上記実施例のコントローラーの第1スライダを示す立体模式図である。 図17は、本発明の上記実施例のコントローラーの第2スライダを示す立体模式図である。 図18は、本発明の上記実施例のコントローラーの第3スライダを示す立体模式図である。 図19は、本発明の上記実施例のコントローラーの作動原理を示す模式図である。 図20は、本発明のその他の実施例のコントローラーの作動原理を示す模式図である。 図21は、本発明の一実施例の回転軸と巻線柱との関係を示す模式図である。 図22は、本発明の一実施例の内視鏡アダプターと内視鏡との関係を示す模式図である。
ここで説明したいのは、本発明の実施例および実施例に関する特徴が、矛盾しない限り、互いに組み合わされてもよい。以下は、添付図面を参照し、実施例と合わせて本発明を詳細に説明する。
本発明において、「上」、「下」、「左」、「右」などのような方向を示す用語は、特に反対的な説明しない限り、通常に添付図面に示される方向、または各構成要素自体が鉛直方向、垂直方向、重力方向との関係について使用され、同様に、容易に理解及び記述するために、「内」、「外」という用語は、各構成要素自体の輪郭に対する内側と外側を意味するが、本願を限定するものと解釈することができない。
図4~図6に示すように、本発明の一実施例の内視鏡アダプター10は、内套部11と外套部12を含む。内套部11は、内視鏡の挿入部の遠位端を収納するための内チャンネル110を備える。外套部12は、内套部11の外から装着される。外套部12と内套部11との間に、エンドエフェクタ22を備えるロボットアームコンポーネント20の前進および後退させるための外チャンネル120が形成される。このように、内視鏡アダプター10は、軟式内視鏡自体に備えられる作業チャンネルに加えて、信頼性の高い外部チャンネルを提供するから、手術操作の実行を補助するように、ロボットアームコンポーネント20の遠位端のエンドエフェクタ22が内視鏡の挿入部の遠位端と共に所望の位置に到達することができる。
図8に示すように、内視鏡アダプター10の外套部12は、外套体121と、外套体121から内套部11へ延在する仕切体122とを含み、外チャンネル120が仕切体122に貫通される。仕切体122は、内套部11と外チャンネル120を位置制限する。言い換えれば、仕切体122によれば、外套体121の内部空間を、位置固定された外チャンネル120と内套部11を装着させる装着穴123との二つの部分に仕切ることができる。
図6に示したのは、外套体121の外周断面の一実施例である。外套体121の外周断面が、内視鏡の挿入部の遠位端とロボットアームコンポーネント20を同時に並行できるとともに最小断面となるようなものであれば、具体的に限定されないことが理解される。よって、外套体121の外周断面は、小円と大円と接線で繋がる又は接合による繋がる等様々な変形であってもよい。また,外套体121の外周面は、人体キャビティ内への挿入時の損傷を回避するように、角のない平滑な面となっている。以上の設計によれば、外套体121は、第1頭部1211と第2頭部1212とを有し、第1頭部1211のサイズが第2頭部1212より小さい。
仕切体122によれば、外套体121の内腔に外チャンネル120と装着穴123が形成される。図6に示すように、外チャンネル120が外套体121の第1頭部1211の方に位置され、装着穴123が外套体121の第2頭部1212の方に位置され、装着穴123の直径が外チャンネル120の直径より大きい。また、装着穴123に整合する内套部11が内チャンネル110を備えるから、内チャンネル110と外チャンネル120がそれぞれ大径な内視鏡の挿入部の遠位端と小径なシース40に対応するように適合される。
一実施例として,仕切体122が外套体121の内壁面に一体的に接続される。すなわち、外套部12が一体に成形されている。また、本発明の上記例において、外套部12は、二つの分離される仕切体122を含むが、仕切体122は、中央部のみに外チャンネル120としての切り欠きが設けられる全体として一つであってもよいことが理解されるであろう。
図8及び図9に示すように、仕切体122の上面1220は、外套体121の遠位端においてエンドエフェクタ22を収納する収納溝124を形成するために、外套体121の遠位端面1213において下向きに凹む。これによって、手術操作中にエンドエフェクタ22が露出して人体器官に損傷を与えることを回避する。
内視鏡アダプター10の内套部11は、内チャンネル110を有する内套体111を含む。内套部11は、可撓性材料(例えば軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、シリカゲル等)からなり、且つ内視鏡の挿入部の遠位端に密着して装着できるように、内套部11の内径寸法が内視鏡の挿入部の遠位端の外径寸法よりわずかに小さい。具体的には、内套体111の内径寸法は、内視鏡の挿入部の遠位端の外径寸法より0.2mm程度小さくなっており、適当な密着関係を得ることができる。また、内套部11は柔軟性を備えているので、内視鏡の寿命を延ばすこともできる。
図7に示すように、内套体111の外面には外側へ延在する一対の第1ストップブロック112が存在する。第1ストップブロック112は、外套部12が内套体1111に装着される際に、外套部12の上端面および下端面を位置制限する。言い換えれば、二つの第1ストップブロック112は、外套部12が内套部11の軸方向へのスライドを防止するために、内套体111の外面に外套部12の外套体121を嵌め込むためのストップ溝115を形成する。
内套体111の外面には、外側へ延在する少なくとも一つの第2ストップブロック113が存在する。第2ストップブロック113、独立で設けられていてもよく、第1ストップブロック112と一体的に連結されていてもよい。図7においての第2ストップブロック113は、一方の第1ストップブロック112から他方の第1ストップブロック112へ延出される。対応的に、外套部12の外套体121には、第2ストップブロック113に整合する凹溝1214が設けられており、外套部12が内套部11に対して周方向に回転することを防止するために、外套部12が内套体111に装着されると、第2ストップブロック113が外套体121の凹溝1214内に嵌め込まれる。
内套体111の内面には、内套部と内視鏡の挿入部の遠位端との接続位置の安定を確保するように、当該内視鏡の挿入部の遠位端が内套部11を貫通することを防止する突出したストップカラー114が設置される。
図1及び図11に示すように、本発明の一実施例は、内視鏡アダプター10と、ロボットアームコンポーネント20と、コントローラー30と、シース40を含む内視鏡手術補助機械1を提供する。なお、内視鏡アダプター10の構成は、上記の内容ですでに説明した。
シース40は、内視鏡アダプター10の外チャンネル120とコントローラー30との間に連通チャンネル400を形成するために用いられる。一つの実施形態として、図4及び図8に示すように、外套体121には、外チャンネル120と外部とを連通する横穴1210が設けられており横穴1210内に医療用バインダーを充填することにより、外套部12の外チャンネル120内にシース40の遠位端が固定される。図15に示すように、台座34には接続チューブ343が設けられ、シース40の近位端が接続チューブ343とスリーブ接続されて固定される。
図2、図11及び図12に示すように、ロボットアームコンポーネント20は、第1作動ロープ21と、エンドエフェクタ22と、弾性チューブ23と、二つの第2作動ロープ24を含む。弾性チューブ23は、シース40にスライド可能に貫通する。弾性チューブ23の遠位端がシース40から突出されてもよく、且つ弾性チューブ23の近位端がコントローラー30に制御可能に接続される。コントローラー30による制御で,弾性チューブ23は第3チャンネル410に沿って押し引きされ、ロボットアームコンポーネント20が全体的に前進および後退させるように牽引される。弾性チューブ23の遠位端が内視鏡アダプター10の内套部11的軸線に向かって偏向するように作動させるために、第2作動ロープ24は、シース40内に挿通されるとともに弾性チューブ23の外側に位置され、第2作動ロープ24の遠位端は弾性チューブ23の遠位端に固定的に接続され、且つ第2作動ロープ24の近位端がコントローラー30に制御可能に接続される。これにより、操作者は、コントローラー30によりエンドエフェクタ22を所望の位置に到達するように操作できる。
第1作動ロープ21が弾性チューブ23に挿通され、第1作動ロープ21の遠位端がエンドエフェクタ22に固定的に接続され、且つ第1作動ロープ21の近位端がコントローラー30に制御可能に接続され、コントローラー30による制御で,エンドエフェクタ22の作業が制御される。
図9及び図12に示すように、シース40としては、マルチルーメンチューブを利用する。シース40の連通チャンネル400は、1つの第3チャンネル410と、互いに独立した二つの第4チャンネル420を含む。弾性チューブ23が第3チャンネル410に挿通され、二つの第2作動ロープ24がそれぞれでシース40の第4チャンネル420に挿通されるので、使用する際に、弾性チューブ23と二つの第2作動ロープ24とが互いに影響を与えずに別々に作動させることができる。
一実施例において、少なくとも二つの第4チャンネル420の数量が第2作動ロープ24の数量を一致している。
図10に示すように、第4チャンネル420は、シース40の第3チャンネル410の軸線と内套部11の内チャンネル110の軸線との間の領域に位置される。第2作動ロープ24が引っ張られると、弾性チューブ23の遠位端が内套部11の軸線へ偏向され、エンドエフェクタ22が内チャンネル110に装着された内視鏡の挿入部の遠位端に偏向させるとともに、エンドエフェクタ22が常に内視鏡の術野内に位置させる。
図9及び図12に示すように、二つの第4チャンネル420は、二つの第2作動ロープ24によって弾性チューブ23の屈曲可能なチューブ区間232が直下、左下または右下に屈曲させるように制御するために、第3チャンネル410に対し同じ側、すなわち第3チャンネル410の左下側および右下側に並んで配置される。左下側の第2作動ロープ24のみを引っ張らせると、弾性チューブ23の屈曲可能なチューブ区間232が図面の左下側に屈曲され、右下側の第2作動ロープ24のみを引っ張らせると、弾性チューブ23の屈曲可能なチューブ区間232が図面の右下側に屈曲され、二つの第2作動ロープ24を同時に引っ張らせると、弾性チューブ23の屈曲可能なチューブ区間232が図面の真下に屈曲されることが理解される。なお、二つの第2作動ロープ24を緩めると、弾性チューブ23の屈曲可能なチューブ区間232が真っ直ぐな状態に復帰する。
エンドエフェクタ22は、ハサミ、針、フック、クリップなどの手術用具であってもよい。一実施例として、図13及び図14に示すように、エンドエフェクタ22は、四棒リンク機構を含む。四棒リンク機構における第1リンク221と第2リンク222とは、第1ピボットピン225を介して接続され、四棒リンク機構における第3リンク223と第4リンク224とは、第2ピボットピン226を介して接続され、かつ第1作動ロープ21の遠位端が第2ピボットピン226に接続され、弾性チューブ23の遠位端が接続ソケット227を介して第1ピボットピン225に接続され、第1リンク221と第2リンク222はそれぞれ延出してクランプ220が形成される。なお、第1作動ロープ21を前進及び後退させることにより、クランプ220の開閉を制御できることが理解される。
図14に示すように、接続ソケット227は、スリーブチューブ2271と、スリーブチューブ2271の一端から延出した一対の枢着アーム2272とを含む。スリーブチューブ2271は、弾性チューブ23の遠位端にスリーブ接続されて溶接固定される。第2作動ロープ24の遠位端は、直接に接続ソケット227の何れか一つの枢着アーム2272に固定され、第1ピボットピン225の両端は、二つの枢着アーム2272にそれぞれ連結される。
図15に示すように、コントローラー30は、弾性チューブ23の近位端に接続された第1スライダ31と、第1作動ロープ21の近位端に接続された第2スライダ32と、第2作動ロープ24の近位端に接続された第3スライダ33と、レール340を備える台座34とを含み、第1スライダ31、第2スライダ32及び第3スライダ33は、弾性チューブ23、第1作動ロープ21及び第2作動ロープ24をそれぞれ作動させるために、それぞれで台座34上の対応するレール340に沿ってスライドするように駆動される。図15では、コントローラー30の内部構造を示すために、図1および図2に示されるコントローラー30のハウジングを省略している。
台座34のレール340は、第1スライダ31、第2スライダ32及び第3スライダ33の摺動を案内するガードバー341とガード溝342を有し、第1スライダ31、第2スライダ32及び第3スライダ33を対応するガードバー341とガード溝342に沿って一定な方向にスライドさせる。
図16に示すように、第1スライダ31には、ガードバー341に整合する一対の第1貫通孔311と、ガード溝342に整合する第1突起312と、弾性チューブ23が挿通される第1チャンネル313と、第1チャンネル313に連通する第1締付穴314とが設けられる。これにより、第1スライダ31上の第1貫通孔311がガードバー341を挿通させるとともに、第1スライダ31上の第1突起312がガード溝342内にスライドできるので、第1スライダ31が台座34上に安定して一定な方向に沿ってスライドできる。同時に、第1スライダ31は、弾性チューブ23が第1スライダ31により押し引けることが可能であるように、第1チャンネル313を貫通する弾性チューブ23を第1締付穴314を介してボルトにより固定することができる。
図17に示すように、第2スライダ32には、ガードバー341に整合する一対の第2貫通孔321と、ガード溝342に整合する第2突起322と、第1作動ロープ21が挿通される第2チャンネル323と、第2チャンネル323に連通する第2締付穴324とが設けられる。これにより、第2スライダ32上の第2貫通孔321がガードバー341を挿通させるとともに、第2スライダ32上の第2突起322がガード溝342内にスライドできるので、第2スライダ32が台座34上に安定して一定な方向に沿ってスライドできる。同時に、第2スライダ32は、第1作動ロープ21が弾性チューブ23により押し引けることが可能であるように、第2チャンネル323を貫通する第1作動ロープ21を第2締付穴324を介してボルトにより固定することができる。一実施例において、第1作動ロープ21は、剛性ワイヤ材料で形成されてもよい。
図18に示すように、第3スライダ33には、ガードバー341に整合する一つの第3貫通孔331と、ガード溝342に整合する第3突起332と、第1作動ロープ21が挿通される第2チャンネル323と、第2作動ロープ24を固接するための固定穴333とが設けられる。これにより、第3スライダ33上の第3貫通孔331がガードバー341を挿通させるとともに、第3スライダ33上の第3突起332がガード溝342内にスライドできるので、第3スライダ33が台座34上に安定して一定な方向に沿ってスライドできる。同時に、第3スライダ33は、第2作動ロープ24が第3スライダ33により引っ張らせることが可能であるように、第2作動ロープ24を固定穴333を介して固定することができる。一実施例において、第2作動ロープ24は、可撓性のワイヤ材料で形成されてもよい。
弾性チューブ23は、高密度に巻かれたステンレス製のスパイラルチューブとして実施されている。弾性チューブ23は、第1スライダ31に固定されるための剛性チューブ区間231と、屈曲可能なチューブ区間232を含む。
本発明が提供する内視鏡手術補助機械1は、マスタ・スレーブ制御モードを用いる手術用ロボットに好適である。図2に示すように、使用時、内視鏡手術補助機械1のコントローラー30は、マスタマニピュレータ51と駆動装置52を備えるロボットアーム車50に搭載される。マスタマニピュレータ51の形態として、直列式同型ロボットアーム、直列式異型ロボットアーム、パラレルロボットアーム、外骨格グローブ等があるが、これらに限定されるものではない。図2に開示したマスタマニピュレータ51は、3つの回動関節を有する腕と、3つの回動関節を有する手首を含み、先端の手首(すなわちハンドル)には開閉ボタンが設けられ、腕の3つの回動関節にはそれぞれセンサーが設けられている。操作者がマスタマニピュレータ51のハンドルまたはボタンを操作することにより、相応する情報がコントローラーに伝達される。コントローラーは、受信した情報を演算し、動作指令として駆動装置52に送信する。
駆動装置52は、ドライバと、ドライバによって制御されるモータとを含む。ドライバはコントローラーから送られた動作指令を受信すると、対応するモータを駆動または停止するよう制御します。
図19の実施例が対応する駆動装置52は、第1スライダ31、第2スライダ32および二つの第3スライダ33のスライドをそれぞれ駆動する4つのリニアモータ(図示せず)を含む。第1スライダ31、第2スライダ32及び第3スライダ33の底部には、モータ出力軸と駆動可能に接続するために、夫々モータ出力軸に接続する凹溝、穴又は軸が設けられる。
図20は、図19の代替例であり、第3スライダ33の代わりに、巻線柱35を用いる。ロボットアームコンポーネント20の第2作動ロープ24の近位端が巻線柱35に接続され、かつ巻線柱35が回転軸を介して台座34に接続され、巻線柱35が回転軸を中心に回転するように駆動される。巻線柱35は、第2作動ロープ24が巻き取られることによって引っ張られることによってロボットアームコンポーネント20の遠位端の偏向が制御されるように、モータ出力軸と駆動可能な接続されることが理解される。
一実施例において、軸351上の巻線柱35は、円形断面を有する単なる円筒状キャプスタンであってもよい。第2作動ロープ24が当該円形断面に巻き取られる。物理に接続や結合される際に、軸351は、トルクが伝達可能にするために、駆動装置52からの駆動を出力する回転軸を共有することができる。
胃部ESDを例として、この手術の操作は、通常に病変組織マーキング、粘膜下注射、縁切り、剥離などのいくつのステップを含む。マーキング、粘膜下注射、縁切りのステップの後に、本発明の内視鏡手術補助機械1を用いて剥離ステップを補助する。
まず、コントローラー30をロボットアーム車50の取付溝内に嵌め込み、コントローラー30のスライダ(又は巻線柱)の底部に凹溝が設けられ、ロボットアーム車50の取付溝内に当該凹溝と整合しモータに接続するボスが設けられたため、凹溝と対応するボスとの接続を確保した後、コントローラー30と駆動装置52との有効な接続を確保できる。
内視鏡アダプター10を内套部11を介して内視鏡の挿入部の遠位端に接続することにより、内視鏡手術補助機械1の遠位端を内視鏡の挿入部の遠位端と共に患者の口腔を経由し胃の病変組織に導入することができる。
剥離ステップでは、2人の操作者が協力して、それぞれ内視鏡とロボットアーム車のマスタマニピュレータを操作する。操作者は、マスタマニピュレータ51のハンドルを握って、内視鏡により得られた観察画像によりマスタマニピュレータ51のハンドルを操作するより、弾性チューブ23の前進と後退、及び第2作動ロープ24を引っ張ることを制御できるから、エンドエフェクタ22を所望の位置に到達させる。操作者はハンドル上の開閉ボタンを押すことで、クランプの開と閉を制御することができ、よってクランプを使用して病変組織をつかむことができる。その後、マスタマニピュレータ51のハンドルを再び操作して、粘膜を引き上げ、粘膜下組織を鮮明に露出させると同時に、内視鏡の作業チャンネルを通過する手術用電気メスを用いてESD剥離操作を行う。
本発明の内視鏡手術補助機械1によれば、ESDの剥離工程の際に、適切な牽引方向と張力を与えることができ、病変組織の完全な剥離を確保でき、ESD手術操作の精度及び安定性の向上に役立ち、操作難度の低減、手術時間の短縮に寄与する。
1…内視鏡手術補助機械、10…内視鏡アダプター、11…内套部、110…内チャンネル、111…内套体、112…第1ストップブロック、113…第2ストップブロック、114…ストップカラー、115…ストップ溝、12…外套部、120…外チャンネル、121…外套体、1210…横穴、1211…第1頭部、1212…第2頭部、1213…遠位端面、1214…凹溝、122…仕切体、1220…上面、123…装着穴、124…収納溝、20…ロボットアームコンポーネント、21…第1作動ロープ、22…エンドエフェクタ、220…クランプ、221…第1リンク、222…第2リンク、223…第3リンク、224…第4リンク、225…第1ピボットピン、226…第2ピボットピン、227…接続ソケット、2271…スリーブチューブ、2272…枢着アーム、23…弾性チューブ、231…剛性チューブ区間、232…屈曲可能なチューブ区間、24…第2作動ロープ、30…コントローラー、31…第1スライダ、311…第1貫通孔、312…第1突起、313…第1チャンネル、314…第1締付穴、32…第2スライダ、321…第2貫通孔、322…第2突起、323…第2チャンネル、324…第2締付穴、33…第3スライダ、331…第3貫通孔、332…第3突起、333…固定穴、34…台座、340…レール、341…ガードバー、342…ガード溝、343…接続チューブ、35…巻線柱、351…軸、40…シース、400…連通チャンネル、410…第3チャンネル、420…第4チャンネル、50…ロボットアーム車、51…マスタマニピュレータ、52…駆動装置、2200…四棒リンク機構、2…内視鏡

Claims (12)

  1. 内視鏡アダプターであって、
    内視鏡の挿入部の遠位端を収納するための内チャンネルを備える内套部と、
    前記内套部の外から装着する外套部であって、前記外套部と前記内套部との間に、エンドエフェクタを備えるロボットアームコンポーネントの前進および後退させるための外チャンネルを形成する外套部と、
    を含む、ことを特徴とする内視鏡アダプター。
  2. 前記外套部は、外套体と、前記外套体から前記内套部へ延在し、前記内套部と前記外チャンネルを位置制限する仕切体とを含み、前記外チャンネルが前記仕切体に貫通される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡アダプター。
  3. 前記仕切体の上面は、前記外套体の遠位端面において下向きに凹む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡アダプター。
  4. 前記内套部は、可撓性材料からなり、且つ前記内套部の内径寸法は、前記内視鏡の挿入部の遠位端の外径寸法より小さい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡アダプター。
  5. 前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の外面には外側へ延在する一対の第1ストップブロックが存在し、前記外套部が前記内套体に装着される際に、前記第1ストップブロックが、前記外套部の上端面および下端面を位置制限する、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の内視鏡アダプター。
  6. 前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の外面は、外側へ延在する少なくとも一つの第2ストップブロックを含み、前記外套部は前記第2ストップブロックに整合させる凹溝を設置し,前記外套部が前記内套体に装着される際に、前記第2ストップブロックが前記凹溝内に嵌め込まれる、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の内視鏡アダプター。
  7. 前記内套部は前記内チャンネルを有する内套体を含み、前記内套体の内面には、前記内視鏡の挿入部の遠位端が前記内套部を貫通することを防止する突出したストップカラーが設置される、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の内視鏡アダプター。
  8. 内視鏡手術補助機械であって、
    内視鏡の挿入部の遠位端に接続する、請求項1~4の何れかに記載の内視鏡アダプターと、
    コントローラーと、
    前記内視鏡アダプターの外チャンネルと前記コントローラーとの間に連通チャンネルを形成するシースと、及び
    ロボットアームコンポーネントと、を含み、
    前記ロボットアームコンポーネントは、エンドエフェクタと、弾性チューブと、第1作動ロープ及び少なくとも二つの第2作動ロープを含み、前記弾性チューブは、前記シースの前記連通チャンネルに挿通され、前記弾性チューブの遠位端が前記シースから突出され、且つ前記弾性チューブの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続され、
    前記第1作動ロープが前記弾性チューブに挿通され、前記第1作動ロープの遠位端が前記エンドエフェクタに固定的に接続され、且つ前記第1作動ロープの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続され、
    前記弾性チューブの遠位端が前記内視鏡アダプターの内套部的軸線に向かって偏向するように作動させるために、前記第2作動ロープが前記シース内に挿通されるとともに前記弾性チューブの外側に位置され、前記第2作動ロープの遠位端が前記弾性チューブの遠位端に固定的に接続され、且つ前記第2作動ロープの近位端が前記コントローラーに制御可能に接続される、
    ことを特徴とする内視鏡手術補助機械。
  9. 前記シースの前記連通チャンネルは、前記弾性チューブが貫通するための第3チャンネルと、前記第2作動ロープが貫通するための少なくとも二つの第4チャンネルとを含み、前記第4チャンネルの数量が前記第2作動ロープの数量を一致している、
    ことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡手術補助機械。
  10. 前記コントローラーは、前記弾性チューブの近位端に接続された第1スライダと、前記第1作動ロープの近位端に接続された第2スライダと、前記第2作動ロープの近位端に接続された第3スライダと、レールを備える台座とを含み、前記第1スライダ、前記第2スライダ及び前記第3スライダは、それぞれで前記台座上の対応する前記レールに沿ってスライドするように駆動される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡手術補助機械。
  11. 前記コントローラーは、前記弾性チューブの近位端に接続された第1スライダと、前記第1作動ロープの近位端に接続された第2スライダと、前記第2作動ロープの近位端に接続された巻線柱と、レールを備える台座とを含み、前記第1スライダと前記第2スライダは、それぞれで前記台座上の対応する前記レールに沿ってスライドするように駆動され、前記巻線柱は、回転軸を介して前記台座に接続され、前記回転軸を中心に回転するように駆動される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡手術補助機械。
  12. 前記エンドエフェクタは四棒リンク機構を含み、前記四棒リンク機構における第1リンクと第2リンクとは、第1ピボットピンを介して接続され、前記四棒リンク機構における第3リンクと第4リンクとは、第2ピボットピンを介して接続され、前記第1作動ロープの遠位端が前記第2ピボットピンに接続され、前記弾性チューブの遠位端が接続ソケットを介して前記第1ピボットピンに接続され、前記第1リンクと前記第2リンクはそれぞれ延出してクランプが形成される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡手術補助機械。
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