JP2023159924A - 席予約システム及び席予約方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フリーアドレス化されたオフィスで、各座席の予約者についての情報が取得できるようにする。【解決手段】就業者が操作する端末から席の位置と予約時間帯を含む席の予約を受付ける席予約部と、就業者の所属及び氏名を含む所属情報を登録する所属情報登録部と、就業者についての業務情報の登録を受付ける業務情報登録部と、予約時間帯に打合せが可能かどうかを示す打合せ可否情報を登録する打合せ予定登録部と、席予約部が就業者の席予約が完了したとき、就業者の氏名、予約された席の位置、予約された時間帯、業務情報及び打合せの可否情報を対応付けて出力する出力部と、を備える。出力部が出力する情報により、別の就業者が席予約する際に、各席を予約した就業者の業務情報や打合せの可否情報を確認できる。【選択図】図1

Description

本発明は、席予約システム及び席予約方法に関する。
近年、テレワークの進展に合わせて、オフィスの勤務者のデスクや座席について、自由に席が選べるフリーアドレス化が進んでいる。オフィスをフリーアドレス化した場合、同じ部署で勤務していたとしても、面識のない就業者が増え、誰がどのような知識やスキルを持っているのかが分からない状況が発生する場合がある。このため、オフィス内の複数の勤務者でチームを組んでビジネスを実行しようとしても、誰とチームを組むのが適切か判断できない状況が発生している。
特許文献1には、デジタルサイネージシステムの利用者が、予め個人情報を登録しておき、利用者が表示部に表示された特定のコンテンツを閲覧したとき、その利用者を識別して、該当するコンテンツの利用者の個人情報を表示させる技術が記載されている。
特開2018-272960号公報
既に説明したように、オフィスをフリーアドレス化した場合の各勤務者は、他の勤務者がどのような知識やスキルを持っているのかが分からない状況が発生し、問題が発生している。ここで、例えばデジタルサイネージシステムの分野では、特許文献1に記載されるように、特定のコンテンツを閲覧している際に、同じコンテンを閲覧している他者の個人情報を表示させて、コンテンツの閲覧者どうしで個人情報を共有する技術が知られている。
しかしながら、フリーアドレス化されたオフィスに適用した場合、各勤務者にとっては、それぞれの席に誰が座っているのかを判断するのは困難であり、特許文献1に記載された技術を適用したとしても、それぞれの席に座っている勤務者の情報を取得するのは困難である。
また、フリーアドレス化されたオフィスで、オフィス内の他の勤務者と打合せや相談を行いたいとしても、どの時間帯に、誰と打合せや相談を行うのが適切かの判断ができず、チームを組んでビジネスを行うのが極めて難しくなっている。
本発明は、フリーアドレス化されたオフィスでの席予約に連動して、各座席の予約者についての情報が取得可能な席予約システム及び席予約方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、
就業者が操作する端末からフリーアドレスオフィスの席予約を受付ける席予約システムにおいて、
第一の就業者が操作する第一の端末から席の位置と予約時間帯を含む席の予約を受付ける席予約部と、
第一の就業者の所属及び氏名を含む所属情報を登録する所属情報登録部と、
第一の就業者についての業務情報の登録を受付ける業務情報登録部と、
予約時間帯に打合せが可能かどうかを示す打合せ可否情報を登録する打合せ予定登録部と、
席予約部が第一の就業者の席予約が完了したとき、第一の就業者の氏名、予約された席の位置、予約された時間帯、業務情報及び打合せの可否情報を対応付けて出力し、第二の就業者が操作する端末で参照可能とする出力部と、を備える。
本発明によれば、フリーアドレスの席を予約する際に、各席に予約された就業者の業務情報などが分かると共に、その就業者について打合せ可否が分かるので、適切な席の予約を行うことができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例による席予約システムにより予約を行う全体構成を示す図である。 本発明の一実施の形態例による席予約システムの構成図である。 本発明の一実施の形態例による席予約データベースのデータ構造の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による打合せ予定/可否データベースのデータ構造の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による就業者業務情報データベースのデータ構造の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による座席予約の流れ(例1:座席照会を先に行う例)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による座席予約の流れ(例2:就業者照会を先に行う例)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による入退館によるフラグ設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による予約時のユーザ端末の画面の例(A:席選択画面、B:予約者情報画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による就業者照会を行う際のユーザ端末の画面の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による業務情報から検索を行う際のユーザ端末の画面の例(A:候補者表示画面、B:候補者詳細画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例によるカテゴリから順に検索を行う際のユーザ端末の画面の例(A:カテゴリ選択画面、B:担当顧客情報画面、C:候補者選択画面、D:候補者詳細画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による出社中を確認するユーザ端末の画面の例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)による席予約システムを、添付図面を参照して説明する。
[席予約システムにより予約を行う全体構成]
図1は、本例の席予約システムにより予約を行う全体構成を示す。
図1に示す席予約システム100は、就業者が着席する席及びデスクがフリーアドレス化されたオフィスの席の予約を行うものである。
席予約システム100は、席予約に関連した情報を記憶するデータベースとして、席予約データベース131、打合せ予定/可否データベース132、就業者業務情報データベース133、及び座席位置情報データベース134を有する。なお、図面ではデータベースは「DB」と記載している。
そして、就業者であるユーザが操作する端末(ユーザ端末)300は、インターネットなどのネットワークを経由して、席予約システム100にアクセスして、自身が勤務を行う日時の席予約を行う。席予約を行う際には、座席位置情報データベース134を参照して、ユーザ端末300で、オフィス内の座席の位置や空席状況から、所望の席を選択して予約を行うことができる。席予約の情報は、席予約データベース131に記憶される。
また、席予約を行う際には、席予約を行った勤務時間中に、就業者が打合せを行う予定があるか否かの打合せ予定情報と、勤務時間中に他者と打合せが可能か否かを示す打合せ可否情報が、ユーザ端末300で登録される。登録されたこれらの情報は、打合せ予定/可否データベース132に記憶される。打合せ予定情報や打合せ可否情報は、席予約の情報と共に、ユーザ端末300で閲覧が可能である。ここでの閲覧を行うユーザ端末300は、登録したユーザ以外のユーザ(別の就業者)が操作する端末も含まれる。
また、就業者は、ユーザ端末300を操作して、事前に席予約システム100に自身の業務情報などを登録することができる。業務情報の例については後述する。登録された就業者業務情報は、就業者業務情報データベース133に記憶される。
就業者業務情報データベース133に記憶された就業者業務情報は、ユーザ端末300から閲覧が可能である。業務情報について閲覧を行うユーザ端末300には、登録したユーザ以外のユーザ(別の就業者)が操作する端末も含まれる。
また、席予約システム100は、ネットワークを経由して、オフィスが設置されているビルの入退管理システム200から、就業者のビルの入退出の情報を取得することができる。
すなわち、席予約システム100は、席予約データベース131に記憶された各席を予約した就業者が、予約した日時に、オフィスが設置されているビルに出勤しているか、あるいは既に退出しているかなどの情報を、入退管理システム200の入退情報データベース220から取得する。取得した入退情報は、席予約データベース131に登録される。
なお、入退管理システム200は、入退場判定部210を備える。入退場判定部210は、ビルの出入り口や各オフィスのドアなどに設置されたセンサ群211からの情報により、各就業者のビルやオフィスへの入場及び退場を判断する。
入退場判定部210が判断した各就業者の入場及び退場の情報は、入退情報データベース220に記憶される。
センサ群211は、例えば就業者が所持したカードの認識や、就業者の顔認識などで入場者及び退場者を特定する。
なお、センサ群211として、ビルやオフィスの入退場を検出するセンサの他に、オフィス内の各座席に着席したことを検出するセンサを設けてもよい。また、入退場判定部210は、各就業者がオフィス内で使用する端末のログインやログアウトで、オフィスへの入場及び退場を判断してもよい。
[席予約システムの構成]
図2は、席予約システム100の構成を示す。
席予約システム100は、情報処理装置であるサーバで構成され、CPU(Central Processing Unit)110、主記憶装置120、外部記憶装置130、及びネットワークインタフェース(ネットワークI/F)140を備える。
CPU110は、席予約システム100に実装されたプログラムの実行を制御する。
CPU110の制御下でプログラムを実行することで、主記憶装置120に、席予約部121と業務情報登録部122と、所属情報登録部123と、打合せ予定/可否登録部124と、出力部125とが構成される。
出力部125は、席予約システム100にアクセスがあったユーザ端末300(図1)への情報送出処理を行う。
外部記憶装置130は、図1で説明した席予約データベース131、打合せ予定/可否データベース132、就業者業務情報データベース133、及び座席位置情報データベース134を含む。
席予約データベース131には、席予約部121による席予約処理で席予約情報が登録される。
打合せ予定/可否データベース132には、打合せ予定/可否登録部(打合せ予定登録部)124による処理で打合せ予定情報や打合せ可否情報が登録される。
就業者業務情報データベース133には、業務情報登録部122による業務情報登録処理で業務情報が登録される。
また、就業者業務情報データベース133には、所属情報登録部123による所属情報登録処理で各就業者の所属情報などの付加情報も登録される。
座席位置情報データベース134には、本例の席予約システム100が席予約を行うオフィスの座席位置情報が登録される。
ネットワークインタフェース140は、ユーザ端末300との通信処理を行う。
[各データベースが蓄積する情報]
図3は、席予約データベース131のデータ構造の例を示す。
席予約データベース131は、席番号、ビル、フロア、エリア情報、予約開始、予約時間(使用時間)、氏名、及び所属の各欄を有する。
席番号は、予約可能なオフィスの座席に付与された識別番号であり、ユーザ端末300によって予約された座席の番号である。
ビルは、予約された座席が設置されたオフィスがあるビル名を示す。フロアは、座席があるフロア(階)を示す。エリア情報は、フロア内で座席があるエリア(東西南北など)を示す。これらの座席に関する情報は、座席位置情報データベース134から取得される。
予約開始日時は、使用することが予約された開始日及び開始時間を示す。予約時間は、予約を開始してから何時間使用するかを示す。この予約開始と予約時間は、ユーザ端末300からの操作で登録される。
氏名は、席を使用することを予約した就業者の氏名を示す。氏名は、ユーザ端末300を操作するユーザ(就業者)を示す。なお、氏名は、例えばユーザ端末300で席予約システム100にアクセスする際のログインIDなどから決定される。
所属は、予約した就業者の所属部署を示す。所属部署の情報は、例えば就業者業務情報データベース133から取得される。
なお、席予約データベース131で示される座席の内で、何らかの要因で予約ができない座席については、予約開始日時の欄に「割当不可」と入力される。
図4は、打合せ予定/可否データベース132のデータ構造の例を示す。
打合せ予定/可否データベース132は、氏名、ビル、所属、出社日、打合せ開始時間、打合せ終了時間、全空き時間打合せ可否、打合せ可能時間、及び出社フラグの各欄を有する。
打合せ予定/可否データベース132には、席予約を行った際に、打合せ予定や打合せ可否情報を登録した際の情報が登録される。
すなわち、氏名は、打合せ予定又は打合せ可否に関する情報が登録された就業者の氏名を示す。
ビルは、該当する就業者が予約した席のビル名を示す。
所属は、該当する就業者の所属部署を示す。
出社日は、席が予約された日付を示す。
打合せ開始時間と打合せ終了時間は、打合せを行う際の開始時間と終了時間、あるいは打合せ可能時間を示す際の開始時間と終了時間を示す。
全空き時間打合せ可否は、出社中の全時間帯が打合せ可能であるとき、該当欄にチェックが入る(図中での○印がついた欄)。この全空き時間打合せ可否にチェックが入った際には、打合せ開始時間と打合せ終了時間の欄は空欄になる。
打合せ可能時間は、打合せ開始時間と打合せ終了時間が暫定的である場合であって、他の人が打ち合わせをすることができる場合に、該当欄にチェック(〇印)が入る。
出社フラグは、出社日当日において、それぞれの就業者が出勤しているか(図中の○印)、まだ出社していないか(図中の「未」)、既に退社したか(図中の「退社」)のいずれかを示す。
これらの出社フラグは、席予約システム100が、入退管理システム200から取得した情報に基づいて、出社日当日に設定される。
図5は、就業者業務情報データベース133のデータ構造の例を示す。
就業者業務情報データベース133は、名前、所属、興味分野、担当顧客、及び保持資格の各欄を有する。この就業者業務情報データベース133には、本例の席予約システム100を使用する全就業者に関する情報が格納される。
名前は、各就業者の氏名を示す。
所属は、各就業者の所属部署を示す。所属部署の欄には、各就業者がユーザ端末300により自分の所属部署を入力する。あるいは、就業者業務情報データベース133から氏名に対応した所属部署が自動的に取得されるようにしてもよい。
興味分野と担当顧客と保持資格は、それぞれ各就業者がユーザ端末300により入力する。
興味分野については、業務に関係した興味分野の他、業務とは無関係の興味分野についても登録することができる。
これらの就業者業務情報データベース133の情報は、予め、本例の席予約システム100を使用する全ての就業者が事前に設定しておくようにする。
[席予約システムによる予約処理]
次に、本例の席予約システム100によりオフィスの席を予約する際の処理を説明する。
席を予約する際には、先に予約する席の場所を決めてから、付近の席の他の予約者の情報を照会する場合(例1:図6の処理)と、他の予約者の情報を照会してから、席の場所を決める場合(例2:図7の処理)とが考えられる。
図6は、先に予約する席の場所を決めてから、付近の席の他の予約者の情報を照会する場合(例1)の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、席予約システム100の席予約部121は、ユーザ端末300からの予約情報を受付ける(ステップS11)。ここでの予約情報には、勤務するオフィスと、座席を使用する日時の情報が含まれる。また、オフィス内の特定の座席を予約情報として指定してもよい。
この予約情報を受付けると、席予約部121は、座席位置情報データベース134と席予約データベース131の情報から予約状況を照会する(ステップS12)。そして席予約部121は、指定されたオフィス及び照会された箇所に空席があるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、照会された箇所に空席がないと判断した場合には(ステップS13のNo)、出力部125は、ユーザ端末300に対して空席なしを回答し、ここでの予約処理を終了する(ステップS19)。
一方、ステップS13で、照会された箇所に空席があると判断した場合には(ステップS13のYes)、席予約部121は、空席ありと判断した席の付近で、同じ日時に他の就業者の予約があるか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14で、付近の席に同じ日時に他の就業者の予約がないと判断したとき(ステップS14のNo)、出力部125は、照会したユーザに付近に他の予約がないことを送信し、付近に他の予約がないことをユーザ端末300に表示する(ステップS18)。
一方、ステップS14で、付近の席に同じ日時に他の就業者の予約があると判断したとき(ステップS14のYes)、席予約部121は、付近の席を予約した就業者の業務情報と打合せ可否予定を、データベース132,133から取得する(ステップS15)。そして、出力部125が取得した就業者の業務情報をユーザ端末300に送信する(ステップS16)。
就業者は、座席の付近の予約者の業務情報などを確認した上で、該当する座席の予約を確定させる情報をユーザ端末300により席予約システム100に送信して、席予約部121に席予約処理を実行させる(ステップS16)。この席予約処理の実行で、席予約データベース131に該当する席予約情報が登録される(ステップS17)。
図7は、他の予約者の情報を照会してから、席の場所を決める場合(例2)の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、席予約システム100の席予約部121は、ユーザ端末300からの予約情報を受付ける(ステップS21)。ここでの予約情報には、他の予約者について照会する情報が含まれる。
この予約情報を受付けると、席予約部121は、就業者業務情報データベース133と打合せ予定/可否データベース132に対して、就業者の業務情報と打合せ可否予定情報を照会する(ステップS22)。
出力部125は、ステップS22で照会して得た就業者の業務情報と打合せ可否予定情報を、ユーザ端末300に送信する(ステップS23)。このときには、該当する就業者が予約した席についても情報も送信する。
就業者は、ユーザ端末300により、予約済みの就業者の業務情報や打合せ可否予定情報などを参考にした上で、座席位置情報データベース134と席予約データベース131の情報から席予約部121に予約状況の照会を実行させる(ステップS24)。ステップS24の予約照会を受けて、席予約部121は、指定されたオフィスに空席があるか否かを判断する(ステップS25)。
ステップS25で、指定されたオフィスに空席がないと判断した場合には(ステップS25のNo)、出力部125は、ユーザ端末300に対して空席なしを回答し、ここでの予約処理を終了する(ステップS27)。
そして、ステップS25で、指定されたオフィスに空席があると判断した場合には(ステップS25のYes)、席予約部121は、空席ありと判断した席の予約処理を実行する(ステップS26)。この席予約処理の実行で、席予約データベース131に該当する席予約情報が登録される。
図8は、打合せ予定/可否データベース132の出社フラグを更新する処理を示すフローチャートである。
入退管理システム200の入退場判定部210は、新たな入館者や退館者があるか否かを判断する(ステップS31)。ステップS31で新たな入館者や退館者がない場合(ステップS31のNo)、入退場判定部210はステップS31で新たな入館者や退館者があるまで待機する。
そして、ステップS31で新たな入館者や退館者がある場合(ステップS31のYes)、入退場判定部210は、入退情報データベース220の情報を更新する(ステップS32)。
その後、入退場判定部210は、入退情報データベース220の更新した内容である、新たな入館者や退館者についての情報を、席予約システム100に通知する(ステップS33)。
この通知を受信した席予約システム100において、打合せ予定/可否登録部124は、打合せ予定/可否データベース132に登録された就業者の情報であるとき、該当する就業者の出社フラグを、新たな入館者や退館者の情報に基づいて更新する(ステップS34)。ここで、出社フラグの更新とは、出社又は退社のいずれかを更新することをいう。また、出社に更新されない状態では、出社フラグは未出社の状態のままになる。
ステップS34の更新を行うと、入退場判定部210は、ステップS31の判断に戻る。
[ユーザ端末での表示例]
次に、図9~図13を参照して、席予約時のユーザ端末での表示例を説明する。
図9は、ユーザ端末300で席を選択して予約する際の表示例を示す。
図9Aは、ユーザ端末300のディスプレイ301が、オフィスと日時を指定して、該当するオフィスの予約状況を表示した例を示す。
図9Aに示す表示では、ディスプレイ301は、予約時間311と、予約状況312とを表示する。
予約時間311は、就業者が指定した予約日と勤務開始時間及び勤務終了時間を示す。
予約状況312は、指定したオフィスの予約状況をグラフィックで表示する。
ここで、席番号(A-2,A-3など)が表示された席は予約されていない空席を示し、顔が表示された席312a~312dは、予約された席を示す。この予約席312a~312dに表示される顔画像には、予め各就業者が選択した画像が登録される。あるいは、予約席312a~312dに表示される顔画像として、就業者を撮影した顔画像を登録して表示させるようにしてもよい。
ユーザ端末300を使用する就業者は、顔が表示された席312a~312dのいずれかを選択してタッチすると、ユーザ端末300は、その選択された席を予約した就業者についての情報の表示に移行する。
図9Bは、ユーザ端末300のディスプレイ301が、選択された席を予約した就業者の情報を表示した画面の例を示す。
予約者321は、予約者の氏名を表示する。
予約席322は、予約席のビル名、フロア、エリアを表示する。
予約時間323は、該当する予約者が予約した日時を表示する。
担当業務324は、該当する予約者が担当している業務内容を表示する。
特技325は、該当する予約者の特技を表示する。
打合せ可能時間326は、該当する予約者が打合せ可能時間を表示する。この打合せ可能時間は、打合せ予定/可否データベース132に登録された打合せ可否に関する情報や打合せ可能時間に関する情報に基づいて表示される。
図10は、ユーザ端末300のディスプレイ301が、就業者を検索した際の表示例を示す。
図10の場合には、ディスプレイ301は、検索窓331と、検索ボタン332とを表示する。ここで、検索窓331に氏名を入力して検索ボタン332をタッチすることで、ディスプレイ301は、その就業者の詳細(予約席333、予約時間334、担当業務335、興味分野336など)を表示する。
この図10に示す表示を確認してから、ユーザ端末300を操作する就業者は、表示した就業者の近くの席を予約することができる。
図11A及び図11Bは、ユーザ端末300のディスプレイ301が、就業者を興味分野から検索した際の表示例を示す。
図11Aに示すように、ディスプレイ301は、検索窓341と、検索ボタン342とを表示する。ここで、検索窓341に興味分野のキーワード(この例では「IT」)を入力して検索ボタン342をタッチすることで、ディスプレイ301は、該当する興味分野を登録した就業者の一覧343を表示する。この就業者の一覧343から、いずれかの就業者を選択してタッチすることで、ディスプレイ301は、図11Bに示す就業者の詳細表示に移行する。
図11Bに示す就業者の詳細表示では、予約者351、予約席352、予約時間353、担当業務354、興味分野355などが表示される。また、図9Bと同様に、打合せ可能時間を表示するようにしてもよい。
図12A~図12Dは、ユーザ端末300のディスプレイ301が、就業者の業務内容を詳細に検索する場合の表示例を示す。
図12Aは、業務内容のカテゴリ選択画面の例を示す。
この図12Aの例では、ディスプレイ301は、業務内容のカテゴリ選択361を表示する。例えば、カテゴリ選択361として、担当顧客情報、担当製品情報、担当手続き情報、担当分野などの項目が表示される。
図12Bは、担当顧客情報を選んだ際の表示画面を示す。
この図12Bの例では、ディスプレイ301は、検索窓371と検索ボタン372を表示する。この検索窓371に、担当顧客を検索するためのキーワード(ここでは「A」)を入力して、検索ボタン372をタッチすることで、ディスプレイ301は、そのキーワードを持つ担当顧客の一覧表示373を行う。
図12Cは、図12Bの担当顧客の一覧表示373から、いずれかの担当顧客を選んだ際に、その顧客を担当している就業者を表示した画面を示す。
この図12Cの例では、ディスプレイ301は、選択した顧客会社名381と、その顧客を担当している就業者一覧382を表示する。この就業者一覧382から、いずれかの氏名を選択することで、ディスプレイ301は、図12Dに示す該当者の詳細表示に移行する。
図12Dに示す該当者の詳細表示では、ディスプレイ301は、氏名391、予約席392、予約時間393、担当業務394、興味分野395などを表示する。また、図9Bと同様に、打合せ可能時間を表示するようにしてもよい。
図13は、席を予約した他の就業者の出勤状況を予約日当日に確認する画面の例を示す。
図13に示すように、ディスプレイ301は、氏名401、予約席402、予約時間403、打合せ可能時間404、出社状況405を表示する。
出社状況405の欄は、打合せ予定/可否データベース132の出社フラグの欄の情報に基づいて、出社中や未出社などと表示する。
以上説明したように、本例の席予約システム100によると、フリーアドレスの席を予約する際に、各席に予約された就業者の業務情報などが分かると共に、その就業者について打合せ可否が分かり、適切な席の予約ができるようになる。
すなわち、席予約を行う際に、予約する席の付近に予約された他の就業者の担当業務や興味などの詳細が分かり、ビジネスを進める上で相談するのに適した就業者を見つけられるようになり、適切な席を予約することが可能になる。また、打合せ可能時間の情報から、該当する就業者と打合せの予約を入れることが可能な時間帯がわかり、打合せ予約をスムーズに入れられるようになる。
したがって、フリーアドレス化されたオフィスであっても、複数の就業者によって特定の事業を遂行するような場合に、一緒に事業を行う者や、相談できる者を探すことが容易に行えるようになる。
また、担当業務や興味などの項目から、打合せを行うのに適した就業者を検索できるようになり、その見つけた就業者の席予約情報から、該当者の近隣の席を予約できるようになる。
さらに、各席の予約者の出社状況の情報から、打合せが可能か等の判断ができるようになる。
[変形例]
なお、ここまで説明した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、図1に示す席予約システム100は、専用の装置で構成したが、就業者についての管理を行う別の装置が、席予約システム100としての処理を行うようにした。
また、上述した実施の形態例では、打合せを行いたい就業者の打合わせ可能時間を表示する処理までを説明したが、席予約システム100が、打合わせ可能時間の中で、実際に打合せの予約処理を行うようにしてもよい。
すなわち、第一の就業者が自身のユーザ端末300で席予約を行った後、別の就業者(第二の就業者)のユーザ端末300から席予約システム100に、第一の就業者との打合せ時間帯を含む打合せ要求を受付けできるようにする。そして、この第二の就業者からの打合せ要求を受付けたとき、席予約システム100の出力部125は、受付けた打合せ要求を、第一の就業者が操作するユーザ端末300へ通知して、予約処理を行うようにしてもよい。
さらに、この打合せ要求の受付けに連動して、席予約システム100は、自動的に第一の就業者が予約した席に隣接した席を、第二の就業者が打合せに使用する席として、少なくとも打合せ時間帯を含む時間帯、予約するようにしてもよい。
これにより、打合せのための席予約が自動的に行われ、席予約システム100の使い勝手がより向上する。
また、図1や図2に示す構成図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、図6~図8に示すフローチャートに示す処理の流れについても一例であり、処理結果が同じであれば、一部の処理順序を変えたり、複数の処理を同時に実行したりしてもよい。
100…席予約システム、110…CPU、120…主記憶装置、121…席予約部、122…業務情報登録部、123…所属情報登録部、124…予定/可否登録部、125…出力部、130…外部記憶装置、131…席予約データベース、132…予定/可否データベース、133…就業者業務情報データベース、134…座席位置情報データベース、140…ネットワークインタフェース、200…入退管理システム、210…入退場判定部、211…センサ群、220…入退情報データベース、300…ユーザ端末、301…ディスプレイ

Claims (8)

  1. 就業者が操作する端末からフリーアドレスオフィスの席予約を受付ける席予約システムにおいて、
    第一の就業者が操作する第一の端末から席の位置と予約時間帯を含む席の予約を受付ける席予約部と、
    前記第一の就業者の所属及び氏名を含む所属情報を登録する所属情報登録部と、
    前記第一の就業者についての業務情報の登録を受付ける業務情報登録部と、
    前記予約時間帯に打合せが可能かどうかを示す打合せ可否情報を登録する打合せ予定登録部と、
    前記席予約部が前記第一の就業者の席予約が完了したとき、前記第一の就業者の氏名、予約された席の位置、予約された時間帯、業務情報及び打合せの可否情報を対応付けて出力し、第二の就業者が操作する端末で参照可能とする出力部と、を備える
    席予約システム。
  2. 前記第二の就業者が操作する端末から、前記第一の就業者との打合せ時間帯を含む打合せ要求を受付けたとき、前記出力部は、受付けた打合せ要求を、前記第一の就業者が操作する端末へ通知する
    請求項1に記載の席予約システム。
  3. 前記席予約部は、前記第一の就業者との打合せ要求を受付けたとき、前記第一の就業者が予約した席に隣接する席を、打合せ時間帯予約する
    請求項2に記載の席予約システム。
  4. 前記打合せ予定登録部は、前記予約時間帯の内で、打合せが可能な時間帯を打合せ可否情報で示す
    請求項1に記載の席予約システム。
  5. 前記出力部は、前記第二の就業者が操作する端末からの指示で、特定の席の付近の席を予約した就業者の情報を出力する
    請求項1に記載の席予約システム。
  6. 前記出力部は、前記第二の就業者が操作する端末からの指示で、特定の業務情報を持つ就業者の情報を出力する
    請求項1に記載の席予約システム。
  7. 前記席予約部は、オフィスの入退管理システムから就業者の入館情報及び退館情報を取得して、受付けた予約情報で予約された就業者が、在席していることを管理し、
    前記出力部は、問い合わせがあった端末に席の予約者の在席状況を通知する
    請求項1に記載の席予約システム。
  8. 就業者が操作する端末からフリーアドレスオフィスの席予約を受付ける席予約方法において、
    第一の就業者が操作する第一の端末から席の位置と予約時間帯を含む席の予約を受付ける席予約処理と、
    前記第一の就業者の所属及び氏名を含む所属情報を登録する所属情報登録処理と、
    前記第一の就業者についての業務情報の登録を受付ける業務情報登録処理と、
    前記予約時間帯に打合せが可能かどうかを示す打合せ可否情報を登録する打合せ登録処理と、
    前記席予約処理で前記第一の就業者の席予約が完了したとき、前記第一の就業者の氏名、予約された席の位置、予約された時間帯、業務情報及び打合せの可否情報を対応付けて出力し、第二の就業者が操作する端末で参照可能とする出力処理と、を含む
    席予約方法。
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