JP2023159025A - 敷き鉄板用吊り具及び敷き鉄板移動方法 - Google Patents

敷き鉄板用吊り具及び敷き鉄板移動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で、作業性に優れ、敷き鉄板を確実に固定してクレーン等で吊り移動することができる敷き鉄板用吊り具と、敷き鉄板移動方法を提供する。【解決手段】敷き鉄板用吊り具1は、敷き鉄板40の4箇所にフック部11,11,21,21を引っ掛けて吊り上げるもので、上端部に吊り上げ用の係止部12を設け、下端部に敷き鉄板40を引っ掛けるフック部11を設け、平行に配置される一対の第1のアーム10,10と、上端部が第1のアーム10の中途部に回転可能に連結され、下端部に敷き鉄板40を引っ掛けるフック部21を設け、平行に配置される一対の第2のアーム20,20と、対向する一対の第1のアーム10,10の間に着脱可能に水平に架設される第1の連結棒30,31と、対向する一対の第2のアーム20,20の間に着脱可能に水平に架設される第2の連結棒32と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、敷き鉄板用吊り具に関する。特に、敷き鉄板を略水平に保持した状態で、安定して吊り上げることが可能な敷き鉄板用吊り具と、敷き鉄板移動方法に関する。
従来、工事現場に資材や重機械を安定して搬入するために、地面に仮設道路用の敷き鉄板を敷設し、工事終了後撤去することが行なわれている。敷き鉄板は、例えば縦1500mm、横6000mm、厚さ22mmの寸法で1.6トンの重量のもの、又は縦1500mm、横3000mm、厚さ22mmの寸法で0.8トンの重量のものがよく使用されている。敷き鉄板は大きく重量があるため、通常、クレーンなどの重機で吊って移動させる。敷き鉄板を吊り具に固定して移動させる際には、敷き鉄板が落下することがないよう、敷き鉄板を確実に固定できる吊り具が必要である。このため、様々な工夫を凝らした敷き鉄板用の吊り具が開発されている。
例えば、特許文献1には、電磁石等が使用される吸着体とパンタグラフ式の補助支持機構とを組合せた構造の敷き鉄板吊り具が開示されている。この発明によると、比較的簡単な構造により敷き鉄板を効率よく吊り上げて敷設、あるいは撤去することができるとされている。
また、特許文献2には、長方形金属板を挿込み静合可能な細長孔を形成した肉厚金属板の端部に吊具を掛ける貫通口を設けた一対の吊枠体から成る吊り移動用金属板保持具が開示されている。この発明によると、金属板を確実に固定して安全に吊り移動することができるとされている。
特許文献3には、敷き鉄板の四隅の角部の保持枠体部と、それらに連結した四つの吊下チェーン部と、各吊下チェーン部の他端部に対して連結し、フックに掛ける一つの共有する掛止部を備えた敷鉄板用吊下器が開示されている。この発明によると、大きな労力を要することなく一人で容易かつ短時間に装着又は離脱可能にし、取扱性及び作業効率を高めるとされている。
特開平8-188371号公報 特開2002-370890号公報 特開2011-42441号公報
特許文献1の敷き鉄板吊り具は、吸着体とパンタグラフ式の補助支持機構を含むことにより構造が複雑になるので、メンテナンス箇所が多くなると共に、コスト高になるという問題が発生する。そのため、より簡単な構造の敷き鉄板吊り具が望まれる。
また、特許文献2の吊り移動用金属板保持具は、一対の吊枠体の細長孔に、金属板を嵌め込む必要があるが、敷き鉄板のような重量のある金属板を嵌め込む作業には困難を伴う。そのため、敷き鉄板の移動に多大な手間と時間がかかり、作業を効率的に行えないという問題がある。従って、より作業性に優れた構造の吊り移動用金属板保持具が望まれる。
特許文献3の敷き鉄板用吊下器は、敷き鉄板の四隅の保持枠体部で荷重を受けているため、敷き鉄板の中央部分が撓み、移動中に保持枠体部から敷き鉄板が滑り落ちることや、バランスが崩れることが起こり得る。そのため、より確実に固定してクレーン等で吊り移動することができる敷き鉄板用吊下器が望まれる。
また、敷き鉄板は20~50枚程載積されて保管されていることが多い。敷き鉄板はそれぞれ重量があり、複数枚載積されると密着し、1枚ずつ動かすことに労力を費やしていた。従来、1枚の敷き鉄板を動かすために、敷き鉄板に突起を付けて、その突起を引っ張ることで移動させていた。また、特許文献1の敷き鉄板吊り具のように、電磁石等の吸着体を使用して敷き鉄板を移動させていた。しかし、突起や電磁石等を使用せずに、より簡単で効率のよい敷き鉄板の移動方法が望まれる。
本発明は上記課題に鑑み、簡単な構造で、作業性に優れ、敷き鉄板を確実に固定してクレーン等で吊り移動することができる敷き鉄板用吊り具と、それを使用した敷き鉄板移動方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、敷き鉄板(40)の4箇所にフック部(11,11,21,21)を引っ掛けて吊り上げる敷き鉄板用吊り具(1)であって、上端部に吊り上げ用の係止部(12)を設け、下端部に前記敷き鉄板(40)を引っ掛けるフック部(11)を設け、平行に配置される一対の第1のアーム(10,10)と、上端部が前記第1のアーム(10)の中途部に回転可能に連結され、下端部に前記敷き鉄板を引っ掛けるフック部(21)を設け、平行に配置される一対の第2のアーム(20,20)と、対向する一対の前記第1のアーム(10,10)の間に着脱可能に水平に架設される第1の連結棒(30,31)と、対向する一対の前記第2のアーム(20,20)の間に着脱可能に水平に架設される第2の連結棒(32)と、を備え、前記第1のアーム(10,10)の上端部及び下端部に、前記第1の連結棒(30,31)の取付部(14,14)が設けられ、前記第2のアーム(20,20)の下端部に、前記第2の連結棒(32)の取付部(16)が設けられ、敷き鉄板(40)の長手方向両端面における中心を結んだ中心線(C)の略垂直上方向に、前記第1のアーム(10,10)の上端部に架設された前記第1の連結棒(31)が位置することを特徴とする敷き鉄板用吊り具である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第2のアーム(20)の上端部は、前記第1のアーム(10)の長手方向における中心部から下端部の間の部位に連結されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第1のアーム(10)と前記第2のアーム(20)の連結部には、前記第1のアーム(10)と前記第2のアーム(20)の連結角度を固定する固定具(60)が前記第1のアーム(10)又は前記第2のアーム(20)に設けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第1のアーム(10,10)と、前記第2のアーム(20,20)との間に、可撓性を有する連結具(70)が架設されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)を用いて、複数枚載積された敷き鉄板(40)を移動させる敷き鉄板移動方法であって、一番上の敷き鉄板(401)の一端面に第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)を当接する工程と、一番上の敷き鉄板(401)又はその下の敷き鉄板(402)の他端面に第2のアーム(20,20)のフック部(21,21)を当接する工程と、一番上の敷き鉄板(401)の一端面を第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)で押動し、一番上の敷き鉄板(401)の他端面に第2のアーム(20,20)のフック部(21,21)を引っ掛ける工程と、一番上の敷き鉄板(401)と、その下の敷き鉄板(402)との空隙に補助具(80)を挟む工程と、一番上の敷き鉄板(401)の一端面に第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)を引っ掛け、一番上の敷き鉄板(401)を持ち上げて移動させる工程と、を有することを特徴とする敷き鉄板移動方法である。
本発明の敷き鉄板用吊り具は、簡単な構造で、作業性に優れ、敷き鉄板を確実に固定してクレーン等で吊り移動することができる。本発明の敷き鉄板移動方法により、より簡単で効率よく、敷き鉄板を移動させることができる。
本発明の一実施形態に係る敷き鉄板用吊り具の使用態様を示す斜視図である。 図1の敷き鉄板用吊り具の要部を示す部分斜視図である。 (A)は、図2における領域Aの取り付け部を示す拡大模式図、(B)は(A)のA矢視図である。 (A)は図2における領域Bを示す拡大模式図であり、(B)は固定具の模式図である。 図1の敷き鉄板用吊り具に、チェーンを付けた使用態様を示す斜視図である。 図5の鉄板用吊り具を敷き鉄板から外した状態を示す斜視図である。 敷き鉄板の移動方法の工程(S1,S2)を示す模式図である。 敷き鉄板の移動方法の工程(S3,S4)を示す模式図である。 敷き鉄板の移動方法の工程(S5)を示す模式図である。 敷き鉄板の移動方法の流れを示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施例と略称する)を、図面に基づいて説明する。以下の図面において、共通する部分には同一の符号を付しており、同一符号の部分に対して重複した説明を省略する。本発明は、敷き鉄板の4箇所にフックを引掛けて、敷き鉄板を水平な状態で吊り上げることができる敷き鉄板用吊り具である。本実施例で扱う敷き鉄板は、縦1500mm、横6000mm、厚さ22mm、重量1.6トンの敷き鉄板であるが、その他の敷き鉄板にも適用可能である。
[敷き鉄板用吊り具1の構成]
本発明の一実施例に係る敷き鉄板用吊り具1について図1~6を参照して説明する。図1は、敷き鉄板用吊り具1の使用態様を示す斜視図である。図2は、敷き鉄板用吊り具1の要部を示す部分斜視図である。図3(A)は、図2における領域Aの取り付け部を示す拡大模式図、(B)は(A)のA矢視図である。図4(A)は図2における領域Bを示す拡大模式図であり、(B)は固定具の模式図である。図5は、図1の敷き鉄板用吊り具に、チェーンを付けた使用態様を示す斜視図である。図6は、図5の鉄板用吊り具を敷き鉄板から外した状態を示す斜視図である。
敷き鉄板用吊り具1は、上端部に吊り上げ用の係止部12を設け、下端部に敷き鉄板40を引っ掛けるフック部11を設け、平行に配置される一対の第1のアーム10,10と、上端部が第1のアーム10,10の途中に回転可能に連結され、下端部に敷き鉄板40を引っ掛けるフック部21を設け、平行に配置される一対の第2のアーム20,20と、対向する一対の第1のアーム10,10の間に着脱可能に水平に架設される第1の連結棒30,31と、対向する一対の第2のアーム20,20の間に着脱可能に水平に架設される第2の連結棒32から構成される。
第1のアーム10は、重量のある敷き鉄板40を吊り上げるため、強度があり、かつ軽量な金属素材、例えば鉄(スチール)、アルミ、ステンレスの角パイプで構成される。第1のアーム10の寸法は、本実施例では、外径50×50mm、肉厚が2.3mm、長さ800mmの金属製角パイプを使用する。角パイプの寸法は、これに限られず、重量のある敷き鉄板40を安定して吊り上げることができれば、いかなる寸法の角パイプであってもよい。また、第1のアーム10は、角パイプに限定されず、丸パイプや多角形パイプでもよい。
第1のアーム10の上端部には、クレーン(図示せず)のフック50を引っ掛けるためのワイヤーロープ13の係止部12が設けられている。係止部12にワイヤーロープ13が取り付けられている構成とすることもできるし、ワイヤーロープ13を取り外し可能な構成とすることもできる。図1,2に示すように本実施例では、クレーンのフック50を引っ掛けるワイヤーロープ13と、それを取り付けるリング状の係止部12が使用するが、ワイヤーロープ13の代わりにチェーン等を使用してもよい。また、係止部12はリング状に限定されず、直接、ワイヤーロープ13やチェーン等が固定される構成としてもよい。
第1のアーム10の下端部には、敷き鉄板40の長手方向の側面(短手方向両端面)を引っ掛けるフック部11が設けられている。フック部11は、強度がある金属素材で形成され、敷き鉄板40の方向に略L字状又は略J字状で、かつ幅広な形状であることが好ましい。また、敷き鉄板40を確実に引っ掛けることができるように、フック部11を滑り止めのゴム素材で被覆してもよい。本実施例では、図3(A),(B)に示すようにフック部11は略L字状で、フック部11の幅は、第1のアーム10の幅(50mm)と同程度、フック部11の略L字状の下部の長さもその幅(50mm)と同程度である。図1に示すように、敷き鉄板40の吊り上げの際、第1のアーム10は水平面に対して傾き、第1のアーム10と敷き鉄板40がなす角度は、鋭角(30~45度)で固定されるため、フック部11の略L字状の角度θ1は90度又は90度よりもやや鋭角であることが好ましい。フック部11の形状や寸法はこれに限定されず、敷き鉄板40を引っ掛けることができ、鉄板40の吊り上げの際に安定して固定できれば、いかなる寸法や形状でもよい。
対向する一対の第1のアーム10,10の間に着脱可能に水平に架設される第1の連結棒30,31は、第1のアーム10,10間の開き止めの役割を果たし、強度があり、かつ軽量な金属素材の丸パイプ又は角パイプ等である。本実施例の第1の連結棒30,31は、外径が30~40mm、外肉厚が2~3mm、長さ約500~2000mmの金属製丸パイプを使用する。このような長い第1の連結棒30,31を使用することで、敷き鉄板40を吊り上げる際には、敷き鉄板40の長手方向の中心付近(2000mm)でその荷重を受けるため、敷き鉄板40の中心部が撓むことなく、バランスよく安定して吊り上げることができる。丸パイプの寸法は、これに限られず、第1のアーム10,10間の開き止めの役割を果たし、敷き鉄板40をバランスよく安定して吊り上げることができれば、いかなる寸法の丸パイプであってもよい。また、第1の連結棒30,31は、丸パイプに限定されず、角パイプや多角形パイプでもよい。
第1のアーム10の上端部及び下端部(係止部12及びフック部11付近)に第1の連結棒30,31の取付部14(軸受筒)がそれぞれ設けられている。それにより、連結棒31の位置を敷き鉄板40の長手方向両端面における中心を結んだ中心線Cの略垂直上方向にすることが容易にでき、敷き鉄板40を水平な状態で安定に吊り上げることが可能になる。また、このような部位に取付部14をそれぞれ設けることで、敷き鉄板用吊り具1の全体のバランスが取りやすくなる。さらに、第1のアーム10の構成が簡単になり、製造工程が容易になる。図3(B)のA矢視図に示すように、本実施例の取付部14は、第1の連結棒30,31が嵌る孔になっている。第1の連結棒30,31をそれぞれ取付部14の孔に嵌めた後、止めネジ15(いわゆるパイプ止めネジ)で固定される。取付部14の孔の形状は、第1の連結棒30,31の断面形状に合わせて形成される。
第2のアーム20は、第1のアーム10と同様の角パイプで構成される。第2のアーム20の寸法は、第1のアーム10の寸法と外径(50×50mm)と肉厚(2.3mm)は同じであるが、長さが1270mmの角パイプを使用する。第2のアーム20の角パイプの寸法は、これに限られず、重量のある敷き鉄板40を安定して吊り上げることができれば、いかなる寸法の角パイプであってもよい。また、第2のアーム20は、第1のアーム10と同様の角パイプに限定されず、異なる角パイプでもよいし、丸パイプや多角形パイプでもよい。
第2のアーム20の下端部には、第1のアーム10と同様に、敷き鉄板40を引っ掛けるフック部21が設けられている。フック部21は、強度がある金属素材で形成される。また、フック部21を滑り止めのゴム素材で被覆してもよい。第1のアーム10のフック部11(図3(A),(B)参照)と同様に、フック部21は、敷き鉄板40の方向に略L字状で、かつ幅広な形状であるが、フック部11よりもL字状の角度θ1が、鋭角(30~60度)に形成される。図1に示すように、敷き鉄板40の吊り上げの際、第2のアーム20は水平面に対して傾き、第2のアーム20と敷き鉄板40がなす角度は、略平行に近い鋭角で固定されるため、フック部21の角度θ1が鋭角(30~60度)でないと、安定に固定することができない。フック部21の形状や寸法はこれに限定されず、敷き鉄板40を引っ掛けることができ、敷き鉄板40の吊り上げの際に安定して固定できれば、いかなる寸法や形状でもよい。
対向する一対の第2のアーム20,20の間に着脱可能に水平に架設される第2の連結棒32は、第1の連結棒30,31と同様に、第2のアーム20,20間の開き止めの役割を果たし、強度があり、かつ軽量な金属素材の丸パイプ又は角パイプ等である。第2の連結棒32は、本実施例では第1の連結棒30,31と同じ素材、同じ寸法の丸パイプを使用する。第2の連結棒32は、第1の連結棒30,31と異なる種類の丸パイプを使用してもよいが、同じ種類の丸パイプを使用することで、運搬や組み立てが容易になる。また、同じ種類の丸パイプを使用することで、敷き鉄板用吊り具1の重量が均一になりバランスがよくなるため、敷鉄板40を吊り上げる際に、水平状態を保つことが容易になる。
第2の連結棒32は、第2のアーム20のどの部位に取り付けてもよいが、本実施例では、下端部(フック部21付近)に取付部16が設けられている。第2のアーム20の下端部に取付部16を設けることで、敷き鉄板用吊り具1の全体のバランスが取りやすくなる。また、他の部位に設けるよりも第2のアーム20の構成が簡単になり、製造工程が容易となる。取付部16は、取付部14と同様に第2の連結棒32が嵌る孔になっている。第2の連結棒32を取付部16の孔に嵌めた後、止めネジ15で固定される構造も同様である。
図4(A)に示すように、第2のアーム20の上端部は、第1のアーム10の中途部に設けた枢軸の軸ピン22によって回転可能に連結される。軸ピン22は取り外し可能であり、軸ピン22を外すことで、第2のアーム20を第1のアーム10から取り外すことができる。第2のアーム20の上端部は、第1のアーム10の長手方向の中心部から下端部の間の部位に連結される。本実施例では、第1のアーム10の下端部に比較的近い部位に連結される。具体的には、図2に示すように、第1のアーム10の上端部から軸ピン22までの長さと、軸ピン22から下端部までの長さの比が5:3であり、第1のアーム10,10(全長約800mm)の上端部から約500mm(下端部から約300mm)の位置に、第2のアーム20が連結されている。それにより、敷き鉄板40をバランスよく、水平な状態で吊り上げることができる。第2のアーム20が連結される位置は、これに限定されず、第1のアーム10の長さと第2のアーム20の長さに応じて適宜変更できる。
図4(A)に示すように、第1のアーム10と第2のアーム20の連結部には、第1のアーム10と第2のアーム20の連結角度を固定する固定具60を第1のアーム10又は第2のアーム20に設けることができる。本実施例では、図4(A)に示すように、第2のアーム20に固定具60が設けられている例を説明する。なお、図1,2においては、固定具60と支持部材62の図示を省略している。固定具60は、例えば、図4(B)に示すように、直角の断面を持ち、左右の長さが均等な山形鋼(いわゆるアングル)を使用することができる。固定具60は、第2のアーム20の上端部に近い部位に設けた枢軸の軸ピン61によって回転可能に連結される。固定具60を図4(A)の矢印B方向に回動させることにより、第2のアーム20の長手方向に折り畳むことができる。それにより、運搬時や格納時の取り扱いが容易になる。また、軸ピン61は取り外し可能に構成することもできる。
また、第1のアーム10の連結部に近い部位に、固定具60を止める支持部材62が設けられている。クレーンで敷き鉄板40を水平な状態で吊り上げる際に、第1のアーム10の回動と連動して第2のアーム20は角度θ2(連結角度)が大きくなる方向(第1のアーム10は矢印C方向、第2のアーム20は矢印B方向)に回動し、それと共に固定具60が回動して、第1のアーム10の支持部材62に当接する。固定具60が最初から支持部材62に当接するように構成してもよい。そして、支持部材62に固定具60が係合することで、固定具60は角度θ2が小さくなる方向(第1のアーム10は矢印B方向、第2のアーム20は矢印C方向)に動かず、第1のアーム10と第2のアーム20のなす角度θ2が固定される。本実施例では、固定される角度θ2は30度程度であるが、角度θ2の角度はこの角度に限定されず、第1のアーム10と第2のアーム20の寸法に応じて変更される。
固定具60がなくても、敷き鉄板40が地面から持ち上げられると、敷き鉄板40の自重により角度θ2は固定される。しかし、敷き鉄板40を吊り上げて移動させる途中で、衝撃等により角度θ2が小さくなると、敷き鉄板40がフック部11,11,21,21から外れてしまう事故が起こり得る。そのような事故が起こらないよう、本実施例では、固定具60を備える構成としているが、固定具60は本発明の必須の構成ではなく、敷き鉄板40の寸法によっては固定具60を設けない構成としてもよい。なお、固定具60と支持部材62は、図4に示した形状に限定されず、いかなる形状でもよく、第1のアーム10に固定具60を設け、第2のアーム20に支持部材62を設ける構成としてもよい。
また、図5と図6に示すように、敷き鉄板用吊り具1には、第1のアーム10,10と、第2のアーム20,20との間に、可撓性を有する連結具70を架設することができる。可撓性を有する連結具70として例えば、鎖(チェーン)、ワイヤーロープ、針金、紐状体がある。本実施例では、第1のアーム10の上端部と第2のアーム20の中央部付近に連結具70(チェーン)を架設する。図5に示すように、敷き鉄板用吊り具1で敷き鉄板40を吊り上げる際には、チェーン70は緩く張った状態である。前述のように、第2のアーム20は、第1のアーム10の中途部に設けた枢軸の軸ピン22によって回転可能に連結されているが、軸ピン22の劣化等により破損した場合でも、チェーン70により、第1のアーム10と第2のアーム20の連結を保つことができる。
図6に示すように、敷き鉄板用吊り具1を敷き鉄板40から外した状態では、チェーン70は緩みなく張った状態である。この状態のとき、第1のアーム10と第2のアーム20のなす角度θ2は所定の角度に保たれる。それにより、次に敷き鉄板用吊り具1で敷き鉄板40を吊り上げる際に、第1のアーム10のフック部11と第2のアーム20のフック21で鉄板40を引っ掛けやすくなり、効率よく敷き鉄板40を吊り上げることができる。特に連続して作業する際には、チェーン70によって、第1のアーム10と第2のアーム20のなす角度θ2が保たれることで効率よく作業できる。なお、連結具70は本発明の必須の構成ではなく、連結具70を設けない構成としてもよい。
以上のように説明したように、本実施例の敷き鉄板用吊り具1は、第1のアーム10と、第2のアーム20と、第1の連結棒30,31と第2の連結棒32がそれぞれ分離可能に構成されているため、不使用時には、第1の連結棒30,31と第2の連結棒32を取り外し、第1のアーム10と第2のアーム20を取り外してそれらを重ねて保管することが可能である。それにより、建築現場に敷き鉄板用吊り具1を集めても広い保管場所を必要とせず、それぞれの構成部が比較的、軽量であるため、運搬時の取り扱いが容易である。また、敷き鉄板用吊り具1は、簡単な構造であるため、第1のアーム10と、第2のアーム20と、第1の連結棒30,31と第2の連結棒32の連結が容易であり、一人で組み立てることができる。さらに、敷き鉄板40の吊り上げの際には、敷き鉄板用吊り具1を使うことにより、敷き鉄板40を確実に固定してバランスよく安定して吊り上げることができる。
[敷き鉄板用吊り具1の作用]
敷き鉄板用吊り具1を使用する際には、第1のアーム10と第2のアーム20と、第1の連結棒30,31と第2の連結棒32を準備し、敷き鉄板用吊り具1を組み立てる。まず、第2のアーム20の上端部を、第1のアーム10の中途部に設けた枢軸の軸ピン22によって連結する。その後、一対の第1のアーム10,10間に第1の連結棒30,31を架設し、第2のアーム20,20間に第2の連結棒32を架設して、それぞれ止めネジ15で固定する。一対の第1のアーム10,10間に第1の連結棒30,31を嵌めた後に、第2のアーム20の上端部を、第1のアーム10の中途部に連結してもよい。一対の第1のアーム10,10と、一対の第2のアーム20,20は、それぞれ平行に配置される。第2のアーム20に固定具60を設ける場合(取り外し可能に設ける場合)には、固定具60を第2のアーム20の上端部に比較的近い所定の場所に設ける。
次に、敷き鉄板用吊り具1を、敷き鉄板40の長手方向における中心部に第1の連結棒30,31と第2の連結棒32の長手方向における中心部が重なるように、敷き鉄板40の上に配置する(図1参照)。そして、敷き鉄板40の4箇所に、第1のアーム10,10のフック部11,11と第2のアーム20,20のフック部21,21を引っ掛ける。次に、クレーン等のフック50に、第1のアーム10,10の先端部の係止部12,12に取り付けられたワイヤーロープ13を引っ掛けて吊り上げる。このとき、連結棒31の位置が、敷き鉄板40の長手方向両端面における中心を結んだ中心線Cの略垂直上方向にあることを確認し、ずれている場合には修正しながら吊り上げる。それにより、敷き鉄板用吊り具1と敷き鉄板40を合わせた重心を、敷き鉄板40の重心と同一にでき、水平な状態で安定に吊り上げることが可能になる。
敷き鉄板40を水平な状態で吊り上げる際に、地面から持ち上がるまで第1のアーム10の回動と連動して第2のアーム20が回動し、それらのなす角度θ2が徐々に大きくなる方向にそれぞれ回動する。敷き鉄板40が地面から持ち上げられると、フック部11,11,21,21が敷き鉄板40の自重により強く押えられるため固定状態は安定したものとなる。このとき、第1のアーム10と第2のアーム20のなす角度θ2は、所定の角度(本実施例では30度程度)で固定される。
また、このとき、固定具60が回動して、第1のアーム10の支持部材62に当接する。支持部材62に固定具60が係合することで、固定具60は角度θ2が小さくなる方向に動かず、第1のアーム10と第2のアーム20のなす角度θ2が確実に固定される。それにより、敷き鉄板40が衝撃等でフック部11,11,21,21から外れてしまうという事故を防ぐことができる。
敷き鉄板40は、クレーン等で吊り上げて運搬された後、水平な状態のまま所定の場所に置かれる。このとき、第1のアーム10,10の回動と連動して第2のアーム20,20が回動し、それらのなす角度θ2が徐々に小さくなる方向にそれぞれ回動する。固定具60又は第2のアーム20を取り外すことで、簡単にフック部11,11,21,21を敷き鉄板40から外すことができる。以上のようにして、敷き鉄板用吊り具1を使用して敷き鉄板40を水平な状態のまま安全に運搬し、敷設あるいは撤去することができる。
[複数枚載積された敷き鉄板の移動方法]
次に、本発明の敷き鉄板用吊り具1を使用して、複数枚載積された敷き鉄板を1枚ずつ移動させる方法を図7~10を参照して説明する。図7~9は、敷き鉄板の移動方法の工程を示す模式図である。図10は、敷き鉄板の移動方法の流れを示す説明図である。前述のように、敷き鉄板はそれぞれ重量があり複数枚載積されると密着し、1枚ずつ移動させることに労力を要するが、敷き鉄板用吊り具1を使用することでその労力を軽減することができる。以下、図10に示す各ステップ(工程)に沿って説明する。
[ステップS11]
図7(A)に示すように、最初に、複数枚載積された敷き鉄板40のうち、一番上の敷き鉄板401の一端面に敷き鉄板用吊り具1の第1のアーム10,10のフック部11,11を当接(突き当たった状態で接触)させる。本実施例では、一番上の敷き鉄板401の右側面にフック部11,11を当接させる。このとき、第2のアーム20,20のフック部21,21が敷き鉄板40の他端面(左側面)に当接するように、第1のアーム10,10と第2のアーム20,20のなす角度θ2を十分に広げる。
[ステップS12]
次に、一番上の敷き鉄板401又はその下の敷き鉄板402の他端面(左側面)に第2のアーム20,20のフック部21,21を当接させる。敷き鉄板用吊り具1を動かし、第1のアーム10,10と第2のアーム20,20のなす角θ2を少し狭めることで第2のアーム20,20のフック部21,21を一番上の敷き鉄板401又はその下の敷き鉄板402に当接できる。本実施例では、図7(B)に示すように、上から2番目の敷き鉄板402の他端面(左側面)に第2のアーム20,20のフック部21,21を当接する。
[ステップS13]
その後、図8(C)に示すように、敷き鉄板用吊り具1を動かし、一番上の敷き鉄板401の一端面(右側面)を第1のアーム10,10のフック部11,11で、矢印方向に押して動かす。このとき、一番上の敷き鉄板401の他端面(左側面)に第2のアーム20,20のフック部21,21を引っ掛けて、敷き鉄板401が落ちないように保持する。そして、一番上の敷き鉄板401と、その下の敷き鉄板402との間に空隙ができるまで一番上の敷き鉄板401を動かす。
[ステップS14]
一番上の敷き鉄板401を矢印方向に動かし、その下の敷き鉄板402に空隙ができたら、図8(D)に示すように、空隙に補助具80を挟む。本実施例では、補助具80として、断面が100mm×100mmの四角柱で、長手方向の長さは敷き鉄板40の長手方向の長さと同程度の木材を使用する。補助具80の寸法や形状、材質は、これに限定されず、敷き鉄板401を支え空隙ができれば、いかなるものでもよい。補助具80により、一番上の敷き鉄板401が支えられることで、第1のアーム10,10のフック部11、11を一番上の敷き鉄板401に引っ掛けやすくなる。
[ステップS15]
その後、図9(E)に示すように、一番上の敷き鉄板401の一端面(右側面)に第1のアーム10,10のフック部11,11を引っ掛け、第2のアーム20,20と共に一番上の敷き鉄板401を矢印方向に持ち上げて移動させる。以上のようにして、複数枚載積された敷き鉄板40の一番上の敷き鉄板401を効率よく移動させることができる。敷き鉄板401を移動させた後に補助具80を取り除く。その下の敷き鉄板402、更にその下に続く敷き鉄板についても同様にして移動させることができる。なお、複数枚の敷き鉄板40を敷設する際には、一度、敷き鉄板40の両端面(右側面と左側面)から、フック部11,11とフック部12,12を外し、一端面(右側面又は左側面)をフック部11,11又はフック部12,12で押して移動させることにより、複数枚の敷き鉄板40を隙間なく敷設することができる。
以上説明した様に、本発明の敷き鉄板用吊り具は、簡単な構造で、作業性に優れ、運搬時や格納時の取り扱いが容易である。また、本発明の敷き鉄板用吊り具を使用することで、敷き鉄板を水平な状態のまま、安全かつ確実に固定してクレーン等で吊り移動することができる。さらに、本発明の敷き鉄板用吊り具を使用することで複数枚載積された敷き鉄板を、1枚ずつ効率よく移動させることができる。
なお、上述した実施例の敷き鉄板用吊り具は一例であり、その構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。例えば、実施例では、敷き鉄板用吊り具は各構成部(第1のアーム、第2のアーム、連結棒)がそれぞれ分離可能に構成されていたが、その一部又は全てが連結されている構成とすることもできる。また、第1の連結棒は、本実施例では2本であるが、1本又は3本以上でもよい。第2の連結棒は、本実施例では1本であるが、2本以上でもよい。
本発明の敷き鉄板用吊り具は、敷き鉄板以外の金属板材や木製板材等にも適用できる。例えば、大型で重量のある建材パネルにも適用できる。
1…敷き鉄板用吊り具、10…第1のアーム、11…フック部、12…係止部、13…ワイヤーロープ,14…取付部、15…止めネジ、16…取付部、20…第2のアーム、21…フック部、22…軸ピン、30,31…第1の連結棒、32…第2の連結棒、40,401,402…敷き鉄板、50…クレーンのフック、60…固定具、61…軸ピン、62…支持部材、70…連結具(チェーン)、80…補助具。

Claims (5)

  1. 敷き鉄板(40)の4箇所にフック部(11,11,21,21)を引っ掛けて吊り上げる敷き鉄板用吊り具(1)であって、
    上端部に吊り上げ用の係止部(12)を設け、下端部に前記敷き鉄板(40)を引っ掛けるフック部(11)を設け、平行に配置される一対の第1のアーム(10,10)と、
    上端部が前記第1のアーム(10)の中途部に回転可能に連結され、下端部に前記敷き鉄板を引っ掛けるフック部(21)を設け、平行に配置される一対の第2のアーム(20,20)と、
    対向する一対の前記第1のアーム(10,10)の間に着脱可能に水平に架設される第1の連結棒(30,31)と、
    対向する一対の前記第2のアーム(20,20)の間に着脱可能に水平に架設される第2の連結棒(32)と、
    を備え、
    前記第1のアーム(10,10)の上端部及び下端部に、前記第1の連結棒(30,31)の取付部が設けられ、前記第2のアーム(20,20)の下端部に、前記第2の連結棒(32)の取付部が設けられ、
    敷き鉄板(40)の長手方向両端面における中心を結んだ中心線(C)の略垂直上方向に、前記第1のアーム(10,10)の上端部に架設された前記第1の連結棒(31)が位置することを特徴とする敷き鉄板用吊り具。
  2. 請求項1に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第2のアーム(20)の上端部は、前記第1のアーム(10)の長手方向における中心部から下端部の間の部位に連結されることを特徴とする敷き鉄板用吊り具。
  3. 請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第1のアーム(10)と前記第2のアーム(20)の連結部には、前記第1のアーム(10)と前記第2のアーム(20)の連結角度を固定する固定具(60)が前記第1のアーム(10)又は前記第2のアーム(20)に設けられることを特徴とする敷き鉄板用吊り具。
  4. 請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)であって、前記第1のアーム(10,10)と、前記第2のアーム(20,20)との間に、可撓性を有する連結具(70)が架設されることを特徴とする敷き鉄板用吊り具。
  5. 請求項1又は2に記載の敷き鉄板用吊り具(1)を用いて、複数枚載積された敷き鉄板(40)を移動させる敷き鉄板移動方法であって、
    一番上の敷き鉄板(401)の一端面に第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)を当接する工程と、
    一番上の敷き鉄板(401)又はその下の敷き鉄板(402)の他端面に第2のアーム(20,20)のフック部(21,21)を当接する工程と、
    一番上の敷き鉄板(401)の一端面を第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)で押動し、一番上の敷き鉄板(401)の他端面に第2のアーム(20,20)のフック部(21,21)を引っ掛ける工程と、
    一番上の敷き鉄板(401)と、その下の敷き鉄板(402)との空隙に補助具(80)を挟む工程と、
    一番上の敷き鉄板(401)の一端面に第1のアーム(10,10)のフック部(11,11)を引っ掛け、一番上の敷き鉄板(401)を持ち上げて移動させる工程と、
    を有することを特徴とする敷き鉄板移動方法。

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