JP2023158943A - 研削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助ハンドルの検知機構とコントローラとの配線が容易に行えるようにする。【解決手段】グラインダ1は、モータ6を収容して前後方向に延びるハウジング2と、ハウジング2の前部から突出してモータ6の駆動で回転し、突出端部に先端工具を装着可能なスピンドルと、モータ6の駆動を制御するコントローラと、ハウジング2の前部に設けられ、サイドハンドルを着脱可能なハンドル取付部と、ハンドル取付部へのサイドハンドルの取付状態を電気的に検知するハンドル検知機構と、を含んでなり、ハウジング2が、モータ6を収容する筒状のインナハウジング3と、インナハウジング3の外側を覆ってインナハウジング3よりも後方に延びる筒状のアウタハウジング5とを有し、コントローラとハンドル検知機構とを電気的に接続する第1、第2の配線90を、インナハウジング3とアウタハウジング5との間に通している。【選択図】図6

Description

本開示は、グラインダ等の研削工具に関する。なお、本開示における「研削」は、「研磨」も含む概念である。
研削工具の一例であるグラインダは、モータを収容して前後方向に延びるハウジングの前部から、スピンドルを下方へ突出させ、スピンドルの下端に、円盤状砥石等の先端工具を装着している。よって、スピンドルと共に回転する先端工具で被加工材の研磨作業等が可能となる。
グラインダは、特許文献1に開示されるように、前後方向に延びるハウジングの後部がメインのハンドルとなっており、ハウジングの前部側面に、サイドハンドル(補助ハンドル)が、左右何れかを選択して取り付け可能となっている。作業者は、一方の手でハウジングの後部を把持し、他方の手でサイドハンドルを把持することでグラインダを操作する。
このグラインダでは、先端工具が被加工材から受ける反力によってグラインダが振り回されるキックバックの発生を防止するため、補助ハンドルの取付を電気的に検知するハンドル検知機構が設けられている。コントローラは、ハンドル検知機構から検知信号が得られない場合、スイッチがONされてもモータを駆動させないようにしている。
特開2020-199590号公報
コントローラは、ハウジング内でモータの後方に配置される場合がある。この場合、ハウジング前部に設けた補助ハンドルの取付部と、ハウジング後部のコントローラとの間で両者を繋ぐ配線を行うことになり、モータやファンを避けて配線を行うのが難しくなっていた。
そこで、本開示は、補助ハンドルの検知機構とコントローラとの配線が容易に行える研削工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、研削工具であって、モータを収容して前後方向に延びるハウジングと、
ハウジングの前部から突出してモータの駆動で回転し、突出端部に先端工具を装着可能なスピンドルと、
モータの駆動を制御するコントローラと、
ハウジングの前部に設けられ、補助ハンドルを着脱可能なハンドル取付部と、
ハンドル取付部への補助ハンドルの取付状態を電気的に検知するハンドル検知機構と、を含んでなる。
そして、ハウジングが、モータを収容する筒状のインナハウジングと、インナハウジングの外側を覆ってインナハウジングよりも後方に延びる筒状のアウタハウジングとを少なくとも有し、
コントローラとハンドル検知機構とを電気的に接続する配線を、インナハウジングとアウタハウジングとの間に通したことを特徴とする。
本開示によれば、モータ等を避けてハンドル検知機構とコントローラとの配線を容易に行うことができる。
グラインダの斜視図である。 グラインダの平面図である。 グラインダの左側面図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線拡大断面図である。 図2のC-C線拡大断面図である。 図3のD-D線断面図である。 ハンドル取付部及びハンドル検知機構を左側から見た分解斜視図である。 ハンドル検知機構を右側から見た分解斜視図である。 左側の半割ハウジングの斜視図である。 アウタハウジングを省略したグラインダの下方からの斜視図である。 アウタハウジングを省略したグラインダの底面図である。 配線の変更例をアウタハウジングを省略して示すグラインダの底面図である。
本開示の一実施形態において、アウタハウジングは樹脂製であって、ハンドル取付部は、アウタハウジングと一体的に設けられていてもよい。
この構成によれば、モータ等の振動がサイドハンドルに伝わりにくくなる。
本開示の一実施形態において、ハンドル取付部は、複数設けられ、各ハンドル取付部の各ハンドル検知機構同士が第1の配線によって互いに接続され、第1の配線と接続される1本の第2の配線がコントローラと接続されていてもよい。
この構成によれば、コントローラとハンドル検知機構との間の配線を簡略化できる。
本開示の一実施形態において、インナハウジングは、弾性部材を介してアウタハウジング内に保持されていてもよい。
この構成によれば、インナハウジングからアウタハウジングへ伝わる振動が低減され、アウタハウジングを把持する作業者の使用感を低下させることがない。
本開示の一実施形態において、インナハウジングの外面及び/又はアウタハウジングの内面に、配線のガイド部が設けられていてもよい。
この構成によれば、インナハウジングとアウタハウジングとの間を通す配線の引き回しが容易となる。
以下、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、研削工具の一例であるグラインダを示す斜視図である。図2は、グラインダの平面図である。図3は、グラインダの左側面図である。図4は、図2のA-A線断面図である。
グラインダ1のハウジング2は、前後方向に延びている。ハウジング2は、インナハウジング3と、ギヤハウジング4と、アウタハウジング5とを有している。インナハウジング3とアウタハウジング5とは樹脂製で、ギヤハウジング4は金属製である。
インナハウジング3は、筒状で、モータ6(ここでは整流子モータ)を収容している。モータ6は、出力軸7を前後方向に向けてインナハウジング3内に保持されている。
ギヤハウジング4は、ギヤハウジングカバー8を介してインナハウジング3に前方からネジ止めされる。ギヤハウジング4の前面には、インナハウジング3内と連通する複数の排気口9,9・・が形成されている。出力軸7の前部は、ギヤハウジングカバー8を貫通してギヤハウジング4内に突出している。ギヤハウジングカバー8には、出力軸7を支持する軸受10が設けられている。ギヤハウジングカバー8の後方で出力軸7には、ファン11が固定されている。
ギヤハウジング4内で出力軸7の前端には、ベベルギヤ12が設けられている。ギヤハウジング4の下部には、ベアリングボックス13が組み付けられている。ギヤハウジング4とベアリングボックス13との内部には、上下方向にスピンドル14が設けられている。スピンドル14は、上部にベベルギヤ15を備えている。ベベルギヤ15は、出力軸7のベベルギヤ12と噛合している。
スピンドル14は、ギヤハウジング4内とベアリングボックス13内に保持された上下の軸受16,16によって軸支されている。スピンドル14は、下端をベアリングボックス13から下方へ突出させている。スピンドル14の下端には、インナフランジ17とロックナット18とによって、先端工具19(例えば円盤状砥石)が装着可能である。ベアリングボックス13には、先端工具19の後部上側及び後側を覆うホイールカバー20が取り付けられている。
アウタハウジング5は、筒状で、左右一対の半割ハウジング5a,5bを左右方向からネジ止めしてなる。アウタハウジング5は、前側の本体部25と、後側のメイングリップ部26とを有している。本体部25の後部で左右の側面には、複数の吸気口27,27・・が形成されている。メイングリップ部26は、本体部25よりも小径で、本体部25の軸線から上側へ偏心した位置から下方へ傾斜しながら後方へ延びている。メイングリップ部26は、スイッチ28とスイッチレバー29とを備えている。スイッチレバー29は、後端を支点として上下に揺動可能で、上方への押し込み操作によってスイッチ28をONさせる。メイングリップ部26の後端には、電源コード30が接続されている。
本体部25の前部は、ラバースリーブ31を介してインナハウジング3を同軸で保持している。本体部25の前側には、ラバースリーブ31に外装される金属製の固定リング32が設けられている。アウタハウジング5は、後述する張出部63が固定リング32にネジ止めされることで固定リング32と連結されている。
インナハウジング3の後部には、軸受保持部33が一体に形成されている。整流子から後方へ突出する出力軸7は、軸受保持部33に保持された軸受34によって支持されている。軸受保持部33の上下には、一対の支持突起35,35が設けられている。支持突起35,35は、出力軸7の軸線と直交する上下方向に同軸で配置されている。各支持突起35には、ラバーキャップ36がそれぞれ被せられている。左右の半割ハウジング5a,5bの内面には、図10にも示すように、左右方向の中央側へ突出して上下のラバーキャップ36,36を中央で保持する保持部37,37が上下に設けられている。よって、インナハウジング3は、前側のラバースリーブ31と後側のラバーキャップ36,36とを介してアウタハウジング5内に弾性支持される。この状態でインナハウジング3とアウタハウジング5との間には、図6に示すように全周に亘って筒状空間Sが形成されている。
出力軸7の後端は、軸受保持部33を貫通して後方へ延びている。出力軸7の後端には、ブレーキドラム38が固定されている。本体部25内でブレーキドラム38の左右両側には、図7に示すように、一対のブレーキアーム39,39が設けられている。ブレーキアーム39,39は、上端を支点として左右へ揺動可能に支持されている。ブレーキアーム39,39は、ブレーキドラム38の外周面と対向するブレーキシュー40,40を備えてブレーキドラム38側へ付勢されている。
ブレーキアーム39,39は、リンク機構41によってスイッチレバー29の揺動に連動する。スイッチ28がOFF状態となるスイッチレバー29の下限位置で、ブレーキドラム38は、ブレーキアーム39,39のブレーキシュー40,40に押圧されている。よって、ブレーキドラム38及び出力軸7の回転は規制される。ここからスイッチレバー29を上方へ押し込んでスイッチ28をON操作すると、リンク機構41を介してブレーキアーム39,39が拡開動作し、ブレーキシュー40,40によるブレーキドラム38の押圧を解除する。よって、ブレーキドラム38及び出力軸7の回転が許容される。
ブレーキドラム38の後方で本体部25内には、コントローラ42が配置されている。コントローラ42は、左右方向の中央で縦向きに保持されている。コントローラ42は、内部に、マイコンやメモリ等を搭載した制御回路基板43を備えている。制御回路基板43の前面上側には、調整ダイヤル44が設けられている。調整ダイヤル44は、図1乃至図4に示すように、上部をアウタハウジング5の上方に露出させている。調整ダイヤル44の回転操作により、モータ6の回転数が調整可能となっている。
ハウジング2の前部左右には、サイドハンドル50が着脱可能なハンドル取付部45と、ハンドル取付部45へのサイドハンドル50の取付状態を検知するハンドル検知機構(以下「検知機構」という。)46とが設けられている。以下、その詳細を説明する。但し、ハンドル取付部45及び検知機構46は左右対称であるため、主に左側のハンドル取付部45及び検知機構46について説明する。
図8は、取付部及び検知機構を左側から見た分解斜視図である。図9は、検知機構を右側から見た分解斜視図である。
まず、サイドハンドル50は、図5にも示すように、グリップ部51と、ボルト52とを備えている。グリップ部51は、直線状に延びて、端部にフランジ53を備えている。ボルト52は、グリップ部51の中心に保持されてネジ部54をフランジ53の中心から突出させている。フランジ53の中心には、ネジ部54の先端を除いて周囲を覆うボス部55が形成されている。ボス部55の周囲には、当接板56が固定されている。当接板56は、ボス部55を同軸で囲む円盤状で、端面は、ボス部55の端面よりも低い位置(フランジ53に近い位置)に形成されてボス部55の先端を露出させている。
固定リング32の左右の側面には、受け面60が形成されている。受け面60は、前後及び上下方向で規定されて上下方向に延びる平面となっている。受け面60の上下方向の中央には、ハンドル取付部45が突設されている。ハンドル取付部45は、左側へ突出する円柱形状となっている。ハンドル取付部45の中心に、固定リング32を径方向に貫通する第1ネジ孔61が左右方向に形成されている。第1ネジ孔61に、サイドハンドル50のネジ部54がねじ込まれることでサイドハンドル50がハンドル取付部45に同軸で取り付けられる。ネジ部54は、図5に示すようにボス部55の端面がハンドル取付部45の端面に当接するまでねじ込み可能となっている。
受け面60において、第1ネジ孔61の上下には、第1ネジ孔61よりも小径の第2ネジ孔62,62が、第1ネジ孔61と平行に形成されている。
ここでは金属製の固定リング32の内側にラバースリーブ31が配置されているため、ハンドル取付部45に装着されるサイドハンドル50と内部のモータ6等との間の絶縁が図られる。
アウタハウジング5の前端には、左右一対の張出部63が設けられている。張出部63は、アウタハウジング5の前端から左右外側へ張り出した後、固定リング32の受け面60,60の左右外側で前方へ突出する板状となっている。張出部63の前部は、側面視半円状となっている。張出部63には、張出部63を左右方向に貫通する筒部64が形成されている。筒部64は、半円状の中心に位置している。筒部64の左端部には、サイドハンドル50のボス部55が嵌合可能となっている。
張出部63の左側面には、側面視が円形状の受け凹部65が、筒部64と同心で形成されている。筒部64の上下で受け凹部65には、張出部63を左右方向に貫通する小筒部66,66が形成されている。小筒部66,66は、固定リング32の受け面60に設けた第2ネジ孔62,62の左外側で同軸に位置している。筒部64より後側で受け凹部65の外周には、3つのリブ67,67・・が形成されている。各リブ67は、筒部64を中心とした同心円上で、周方向に間隔をおいて円弧状に形成されている。張出部63の前部の上下2カ所と、張出部63の後部における上下方向の中心とには、切欠部68がそれぞれ形成されている。リブ67の外側で張出部63の後側下部には、左右方向に貫通する引き出し孔69が形成されている。
検知機構46は、張出部63に設けられている。検知機構46は、圧力センサ70と、押圧ラバー71と、可動板72と、外カバー73とを備えている。
圧力センサ70は、厚み方向の荷重によって抵抗値が変化するシート状である。圧力センサ70は、側面視がリング状で、中心に筒部64を貫通させて受け凹部65の底面に配置されている。圧力センサ70の上下の外周には、小筒部66,66との干渉を回避する切欠74,74が形成されている。圧力センサ70には、アウタハウジング5内から引き出し孔69を貫通して張出部63の左外側に引き出される第1の配線90配線が電気的に接続されている。
押圧ラバー71は、リブ67の内側で圧力センサ70に左側から重なる。押圧ラバー71は、筒部64に貫通される円盤状である。押圧ラバー71の外周には、張出部63の切欠部68,68・・に内側から係止する3つの突部75,75・・が形成されている。押圧ラバー71の上下の外周には、小筒部66,66との干渉を回避する半円状の内逃げ部76,76が形成されている。押圧ラバー71の左側面で突部75,75・・の径方向内側には、凹部77,77・・が形成されている。凹部77,77・・は、押圧ラバー71の周方向で等間隔に配置されている。押圧ラバー71の右側面には、凹部77,77・・の裏側に位置する凸部78,78・・が形成されている。
可動板72は、リブ67の内側で押圧ラバー71の左外側に配置されている。可動板72は、筒部64に貫通される円盤状である。可動板72の上下の外周には、小筒部66,66との干渉を回避する半円状の外逃げ部79,79が形成されている。可動板72の左右両面には、内ピン80,80・・と外ピン81,81・・とが互いに同軸で設けられている。内ピン80及び外ピン81は、周方向に等間隔をおいて配置されている。内ピン80,80・・は、押圧ラバー71の凹部77,77・・の外側にそれぞれ位置している。
外カバー73は、側面視が張出部63と同形状となっている。外カバー73の前部及び後端における右側面には、張出部63の切欠部68,68・・に対応する係止突起82,82・・がそれぞれ形成されている。外カバー73の前部には、張出部63の筒部64の左側で同軸となる丸孔83が形成されている。丸孔83には、サイドハンドル50のボス部55が貫通可能となっている。丸孔83の上下には、一対の受け座84,84が凹設されている。各受け座84には、透孔85がそれぞれ形成されている。各透孔85は、張出部63の小筒部66の左側で同軸に配置されている。外カバー73には、可動板72の外ピン81,81・・がそれぞれ貫通する3つの小孔86,86・・が形成されている。
検知機構46は、受け凹部65に、圧力センサ70、押圧ラバー71、可動板72を順番にセットする。そして、最外から外カバー73を被せて、2本のネジ87,87を左外側から、透孔85,85と、張出部63の小筒部66,66とを貫通させて、受け面60の第2ネジ孔62,62にねじ込む。すると、ハンドル取付部45は、アウタハウジング5の張出部63へ一体的に固定される。
そして、圧力センサ70は、小筒部66と切欠74との係合で受け凹部65の底面で回り止めされる。押圧ラバー71は、小筒部66と内逃げ部76との係合と、突部75と切欠部68との係合で受け凹部65内で回り止めされて、凸部78を圧力センサ70に当接させる。可動板72は、押圧ラバー71と外カバー73との間で左右方向へ移動可能に収容される。但し、可動板72は、各内ピン80を押圧ラバー71の各凹部77に当接させた状態で、押圧ラバー71の弾性により、図7の右側の検知機構46に示すように、各外ピン81を外カバー73の各小孔86から外側へ突出させた最外位置に付勢される。
圧力センサ70は、コントローラ42の制御回路基板43へ電気的に接続されている。図11及び図12に示すように、左右の圧力センサ70,70同士は、複数の信号線からなる第1の配線90によって互いに電気的に接続されている。第1の配線90には、複数の信号線からなる第2の配線91が電気的に接続されている。第2の配線91は、制御回路基板43に接続されている。
第1の配線90と第2の配線91とは、インナハウジング3とアウタハウジング5との間の筒状空間S内に配線されている。
まず、筒状空間S内において、左側の半割ハウジング5aの前部内面には、図6及び図10に示すように、一対の平行な第1の突条92,92が突設されている。第1の突条92,92は、左側の張出部63の引き出し孔69の後方を上端として半割ハウジング5aの周方向に延び、半割ハウジング5aの下端に至っている。
半割ハウジング5aの内面には、一対の平行な第2の突条93,93が突設されている。第2の突条93,93は、ラバーキャップ36の保持部37の前側で半割ハウジング5aの下側内面付近から周方向に沿って立ち上がった後、軸線方向に沿って前方へ延び、左側の張出部63の引き出し孔69の後側で第1の突条92,92の上端と繋がっている。各突条92,93には、伸長方向に所定間隔をおいて互いの突条92,93側へ突出する複数の突起94,94・・が、互いに対向する位置で設けられている。
また、ラバースリーブ31の後部で右側の下面には、左右方向の中央の後端から前方右側へ傾斜状に形成された後、周方向に沿って右側へ延びるガイド溝95が形成されている。
第1の配線90の両端は、左右の張出部63の引き出し孔69をそれぞれ貫通して張出部63の左右外側へ引き出され、受け凹部65内で圧力センサ70にそれぞれ電気的に接続されている。筒状空間S内で第1の配線90の中間部は、右側がラバースリーブ31のガイド溝95に嵌合して保持されると共に、左側は半割ハウジング5aの第1の突条92,92の間に保持されている。
制御回路基板43から引き出される第2の配線91は、筒状空間S内で第2の突条93,93の間に保持された状態で、第2の突条93,93に沿って前方へ引き回される。そして、第2の配線91は、左側の引き出し孔69の後方で第1の配線90と接続されている。
以上の如く構成されたグラインダ1において、電源コード30から電源が投入されると、制御回路基板43のマイコンは、第1の配線90及び第2の配線91を介して、左右の検知機構46,46における圧力センサ70,70の抵抗値(荷重検知信号)を常時監視して所定の閾値と比較する。
左右何れのハンドル取付部45,45にもサイドハンドル50が取り付けられていない状態では、圧力センサ70,70の抵抗値は何れも閾値を越えない。よって、この状態でスイッチレバー29が押し込み操作されてスイッチ28がONしても、マイコンはモータ6を駆動させない。
一方、左右何れかのハンドル取付部45,45において、サイドハンドル50のネジ部54がねじ込まれると、ボス部55がハンドル取付部45に当接する。この状態で外カバー73の左右の側面とサイドハンドル50の当接板56の端面との間には、外カバー73からの外ピン81の突出量よりも小さい隙間が形成される。よって、当接板56の端面に当接した各外ピン81が押圧されることとなり、可動板72は左右内側に移動する。
すると、可動板72の各内ピン80が押圧ラバー71の各凹部77を押圧する。このため、各凹部77の裏側の各凸部78が圧力センサ70を押圧する。圧力センサ70が押圧されると抵抗値が変化し、荷重検知信号として制御回路基板43に入力される。マイコンは、入力された抵抗値が閾値を越えたことを確認すると、サイドハンドル50が装着されたと判断する。
この状態でスイッチレバー29を押し込み操作してスイッチ28をONさせる。すると、マイコンは、モータ6へ駆動電力を供給する。前述のようにスイッチレバー29の押し込みに伴ってブレーキドラム38への制動は解除されているため、出力軸7はブレーキドラム38と共に回転する。出力軸7の回転は、ベベルギヤ12,15を介してスピンドル14に伝達される。よって、先端工具19が回転する。作業者は、一方の手でメイングリップ部26を把持し、他方の手でサイドハンドル50のグリップ部51を把持して、先端工具19による被加工材の研削等を行うことができる。
このように、上記実施例のグラインダ1は、モータ6を収容して前後方向に延びるハウジング2と、ハウジング2の前部から突出してモータ6の駆動で回転し、突出端部に先端工具を装着可能なスピンドル14と、モータ6の駆動を制御するコントローラ42と、ハウジング2の前部に設けられ、サイドハンドル50(補助ハンドルの一例)を着脱可能なハンドル取付部45と、ハンドル取付部45へのサイドハンドル50の取付状態を電気的に検知する検知機構46と、を含んでなる。
そして、ハウジング2が、モータ6を収容する筒状のインナハウジング3と、インナハウジング3の外側を覆ってインナハウジング3よりも後方に延びる筒状のアウタハウジング5とを少なくとも有し、コントローラ42と検知機構46とを電気的に接続する第1、第2の配線90,91(配線の一例)を、インナハウジング3とアウタハウジング5との間に通している。
この構成によれば、モータ6やファン11を避けて検知機構46とコントローラ42との配線を容易に行うことができる。
アウタハウジング5は樹脂製であって、ハンドル取付部45は、アウタハウジング5と一体的に設けられている。
よって、モータ6等の振動がサイドハンドル50に伝わりにくくなる。
ハンドル取付部45は、2つ設けられ、各ハンドル取付部45の各検知機構46,46同士が第1の配線90によって互いに接続され、第1の配線90と接続される1本の第2の配線91がコントローラ42と接続されている。
よって、コントローラ42と検知機構46との間の配線を簡略化できる。
インナハウジング3は、ラバースリーブ31(弾性部材の一例)を介してアウタハウジング5内に保持されている。
よって、インナハウジング3からアウタハウジング5へ伝わる振動が低減され、メイングリップ部26を把持する作業者の使用感を低下させることがない。
アウタハウジング5の内面に、第1、第2の配線90,91をガイドする第1、第2の突条92,93(ガイド部の一例)が設けられている。
よって、インナハウジング3とアウタハウジング5との間を通す第1、第2の配線90,91の引き回しが容易となる。
以下、本開示の変更例を説明する。
上記実施例では、左右の圧力センサを第1の配線で接続し、第1の配線を1本の第2の配線でコントローラに接続している。配線態様はこれに限らない。例えば図13に示すように、左右の検知機構46,46の圧力センサ70,70にそれぞれ接続される第1の配線90,90を、そのまま後方へ引き回してコントローラ42に接続するようにしてもよい。
このように、各検知機構46をそれぞれ別々の第1の配線90によってコントローラ42に接続すれば、一方の配線90が断線等した場合には、コントローラ42は、他方の配線90に問題がなくても両方をハンドル未装着と判断することができる。
この場合、右側の半割ハウジング5bにも第2の突条93,93を設けて配線90のガイドを行ってもよい。
配線のガイド部は、上記実施例の突条に限らない。突条の態様や位置は適宜変更できる。突条は、高さを変えたり、断続的に設けたりしてもよい。突条に設ける突起の形状や位置も変更可能である。突起は省略してもよい。
配線のガイド部は、突条に限らない。例えば、アウタハウジングの内面にガイド溝を設ける等してもよい。
配線のガイド部は、アウタハウジングの内面でなく、インナハウジングの外面に設けてもよい。アウタハウジングの内面とインナハウジングの外面とにそれぞれガイド部を設けて配線をガイドさせてもよい。
配線は、筒状空間の下側でなく、上側や横側を通してもよい。
インナハウジングとアウタハウジングとの間は、筒状空間でなくてもよい。検知機構とコントローラとの間で配線の引き回しが可能であれば、軸線方向に貫通する空間が部分的に形成されるものであってもよい。
上記実施例及び変更例の何れにおいても、配線が断線等した際には異常を報知する報知手段を設けてもよい。
検知機構は、1つのシート状の圧力センサを採用する上記実施例に限らない。例えば可動板の内ピンごとにそれぞれ独立した圧力センサを設けてもよい。この場合、圧力センサの全部でなく一部(例えば2つ)の抵抗値が閾値を越えたことでサイドハンドルの装着と判断してもよい。内ピン及び圧力センサの数は適宜増減できる。
上記実施例では、検知機構によってサイドハンドルの装着を検知しているが、検知機構は、グリップ部の把持を検知するものであってもよい。この場合、先述のように複数の圧力センサを設けてサイドハンドルの傾きに伴う一部の圧力センサの抵抗値の変化により、グリップ部の把持と判断してもよい。
但し、検知機構は、圧力センサを用いるものに限らない。例えば、先に示した特許文献1に開示されるように、サイドハンドルの装着に伴って位置が変化する検知プレートと、検知プレートの位置を検知するフォトインタラプタとを用いた機構としてもよい。他の構造も採用できる。
上記実施例では、サイドハンドルが未装着の場合は、スイッチがONしてもコントローラがモータの駆動を禁止するようにしているが、これに限らない。例えばサイドハンドルが未装着の場合、スイッチがONするとコントローラは、通常よりも小さい駆動電力をモータに供給してモータを駆動させるようにしてもよい。先端工具が被加工材から受ける反力が低減されてキックバックが発生しにくくなり、メイングリップ部の把持のみで作業可能としても支障がないからである。
ハンドル取付部は、上記実施例のように固定リングを介してアウタハウジングへ間接的に設けるものに限らない。ハンドル取付部は、アウタハウジングやギヤハウジングに直接設けることもできる。補助ハンドルも、上記実施例のサイドハンドルに限らず、グリップ部の形状等は適宜変更できる。補助ハンドルは、ねじ込みによる結合構造以外も採用できる。
インナハウジングとアウタハウジングとの構造も上記実施例に限らない。例えば、アウタハウジングは半割構造でなくてもよい。インナハウジングは半割構造であってもよい。
アウタハウジングによるインナハウジングの弾性支持も上記実施例に限らない。例えば、ラバースリーブの長さを変更したり、短いラバーリングを軸線方向に複数個配置したりしてもよい。弾性支持を省略することもできる。
グラインダは、商用電源を用いるAC工具でなく、バッテリパックを用いるDC工具であってもよい。モータは、ブラシレスモータであってもよい。
本開示の研削工具は、グラインダに限らない。例えば、ポリッシャやサンダ等の他の研削・研磨工具等であっても、本開示は適用可能である。よって、ハンドル取付部は、左右一対の態様に限らない。ハンドル取付部は、左右何れかのみであってもよいし、3カ所以上あってもよい。
1・・グラインダ、2・・ハウジング、3・・インナハウジング、4・・ギヤハウジング、5・・アウタハウジング、6・・モータ、7・・出力軸、14・・スピンドル、19・・先端工具、25・・本体部、26・・メイングリップ部、28・・スイッチ、29・・スイッチレバー、42・・コントローラ、43・・制御回路基板、45・・ハンドル取付部、46・・ハンドル検知機構、50・・サイドハンドル、51・・グリップ部、52・・ボルト、54・・ネジ部、60・・受け面、61・・第1ネジ孔、63・・張出部、65・・受け凹部、69・・引き出し孔、70・・圧力センサ、71・・押圧ラバー、72・・可動板、73・・外カバー、77・・凹部、78・・突部、80・・内ピン、81・・外ピン、87・・ネジ、90・・第1の配線、91・・第2の配線、92・・第1の突条、93・・第2の突条、95・・ガイド溝、S・・筒状空間。

Claims (6)

  1. モータを収容して前後方向に延びるハウジングと、
    前記ハウジングの前部から突出して前記モータの駆動で回転し、突出端部に先端工具を装着可能なスピンドルと、
    前記モータの駆動を制御するコントローラと、
    前記ハウジングの前部に設けられ、補助ハンドルを着脱可能なハンドル取付部と、
    前記ハンドル取付部への前記補助ハンドルの取付状態を電気的に検知するハンドル検知機構と、を含んでなる研削工具であって、
    前記ハウジングが、前記モータを収容する筒状のインナハウジングと、前記インナハウジングの外側を覆って前記インナハウジングよりも後方に延びる筒状のアウタハウジングとを少なくとも有し、
    前記コントローラと前記ハンドル検知機構とを電気的に接続する配線を、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に通したことを特徴とする研削工具。
  2. 前記アウタハウジングは樹脂製であって、前記ハンドル取付部は、前記アウタハウジングと一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の研削工具。
  3. 前記ハンドル取付部は、複数設けられ、各前記ハンドル取付部の各前記ハンドル検知機構同士が第1の配線によって互いに接続され、前記第1の配線と接続される1本の第2の配線が前記コントローラと接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の研削工具。
  4. 前記ハンドル取付部は、複数設けられ、各前記ハンドル取付部の各前記ハンドル検知機構は、それぞれ別々の前記配線によって前記コントローラに接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の研削工具。
  5. 前記インナハウジングは、弾性部材を介して前記アウタハウジング内に保持されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の研削工具。
  6. 前記インナハウジングの外面及び/又は前記アウタハウジングの内面に、前記配線のガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の研削工具。
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