JP2023158495A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に形成する塗布膜の薄膜化を実現しつつ塗布膜の膜厚の均一化を図ることが可能な塗布装置及び塗布方法を提供すること。【解決手段】基板を載置するテーブルと、テーブルを回転させる回転駆動部と、テーブルとともに回転する基板の上方から塗布液を供給するノズルと、テーブルの回転数を制御する制御部と、を備え、制御部は、基板への塗布液の供給開始時におけるテーブルの第1回転数から、塗布液の供給中又は供給後に回転加速度を30~230rpm/secとしてテーブルが第2回転数となるように回転駆動部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、塗布装置及び塗布方法に関する。
基板に塗布膜を形成する際、基板上に塗布液を供給しつつ基板を回転させ、基板上に塗布液を拡げる塗布装置が知られている。塗布液には、接着剤等、種類によって粘度が高い場合があり、回転する基板上で塗布液が基板表面全体に均一に拡がりにくい場合がある。その結果、基板上で塗布膜の厚さが均一にならず、塗布膜の厚さに同心円状のムラ(凹凸形状)が発生する。その後の工程で基板を研磨する薄化処理を行うと、同心円状のムラが基板に転写され、基板上に同心円状の跡、いわゆるディスペンス痕として残る場合がある。このディスペンス痕により、基板の平坦度(Total Thickness Variation:TTV)を悪化させる要因となる。従来、塗布液を基板に供給する際、基板の回転加速度を調整することで塗布膜の厚さの均一化を図る塗布装置が提案されている(例えば、特許文献1)
特開2000-150357号公報
特許文献1は、カラーレジストの膜厚を厚くかつ均一化を図るため、塗布液の供給に際して、基板の回転加速度を回転開始時には低加速度とし、所定時間経過後に高加速度としている。一方、近年の電子デバイスの低背化の要請から、上記した接着剤等の粘性の高い塗布液を用いて塗布膜を形成する場合であっても薄膜化が求められている。このような粘性の高い塗布液を用いて特許文献1に示すような手法で成膜しても薄膜化を実現することが難しい。すなわち、粘性の高い塗布液を用いる場合であっても、塗布膜の薄膜化を実現しつつ、膜厚の均一化を図ることが求められている。
本発明は、基板に形成する塗布膜の薄膜化を実現しつつ塗布膜の膜厚の均一化を図ることが可能な塗布装置及び塗布方法を提供することを目的とする。
本発明の態様に係る塗布装置は、基板を載置するテーブルと、テーブルを回転させる回転駆動部と、テーブルとともに回転する基板の上方から塗布液を供給するノズルと、テーブルの回転数を制御する制御部と、を備え、制御部は、基板への塗布液の供給開始時におけるテーブルの第1回転数から、塗布液の供給中又は供給後に回転加速度を30~230rpm/secとしてテーブルが第2回転数となるように回転駆動部を制御する。
本発明の態様に係る塗布方法は、基板を載置したテーブルを第1回転数で回転させつつ、回転する基板に塗布液を供給することと、塗布液の供給後又は供給中に、テーブルを第1回転数から回転加速度30~230rpm/secで第2回転数とすることと、を含む。
上記した態様の塗布装置及び塗布方法によれば、基板の回転数が、第1回転数から、塗布液の供給中又は供給後に回転加速度を30~230rpm/secとして第2回転数となるので、基板に供給された塗布液の粘性が高い場合であっても、基板上において塗布液が適切に拡がることで、塗布膜の薄膜化を実現し、かつ塗布膜の膜厚の均一化を図ることができる。
実施形態に係る塗布装置の一例を示す斜視図である。 実施形態に係る塗布方法の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る塗布方法の一部を詳細に説明するフローチャートである。 実施例1に係る塗布方法を適用した際のテーブルの回転数及び回転加速度を示す表である。 比較例1に係る塗布方法を適用した際のテーブルの回転数及び回転加速度を示す表である。 実施例2に係る塗布方法を適用した際のテーブルの回転数及び回転加速度を示す表である。 実施例2に係る基板の厚さ分布の一例を示すグラフである。 比較例2に係る塗布方法を適用した際のテーブルの回転数及び回転加速度を示す表である。 比較例2に係る基板の厚さ分布の一例を示すグラフである。 実施例と比較例との時間経過における回転数の変化を比較したグラフである。
以下、図面を参照して、実施形態を説明するが、本発明は以下に説明する内容に限定されない。図面においては、各構成をわかりやすくするために、一部を強調して、あるいは一部を簡略化して表しており、実際の構造又は形状、縮尺等が異なっている場合がある。図面ではXYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。水平面はXY面である。水平面における一方向をX方向と表記する。水平面においてX方向に直交する方向をY方向と表記する。X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向と表記する。なお、X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の指す方向が+方向であり、矢印の指す方向と反対の方向が-方向である。
[塗布装置]
実施形態に係る塗布装置100について説明する。図1は、実施形態に係る塗布装置100の一例を示す斜視図である。塗布装置100は、例えば、支持体となるガラス又は半導体ウェハなどの基板W上に、光の吸収または加熱により変質する分離層を形成するための塗布液を塗布する場合、又は、分離層上に接着層を形成するための塗布液を塗布する場合、接着層上あるいは分離層上に配置された電子部品をモールドするための塗布液を塗布する場合などに用いられる。基板Wは、本実施形態では、平面視において、円形状の基板であるが、矩形状の角形基板であってもよい。
塗布装置100は、テーブル10と、ノズル駆動部20と、ノズル30と、塗布液供給部40と、制御部50とを備えている。テーブル10は、軸部11を備えている。軸部11は、テーブル10の下面の中心部から下方(-Z方向)に延びて設けられている。軸部11は、不図示の筐体(基部)等に、中心軸AX1の軸まわりに回転可能に支持されている。テーブル10は、軸部11とともに中心軸AX1の軸まわりに回転可能である。軸部11は、回転駆動部12に接続されている。回転駆動部12は、軸部11を介してテーブル10を回転させる。回転駆動部12は、テーブル10を中心軸AX1の軸まわりに所定の回転数で回転方向Pに向けて回転させる。回転駆動部12としては、例えば、電動モータ等が用いられる。
テーブル10は、上面において基板Wが載置される。テーブル10は、例えば、平面視で円形状であり、上面の直径は、基板Wの直径よりやや大きく設定されている。すなわち、テーブル10の中心軸AX1に基板Wの中心を合わせた状態で基板Wがテーブル10の上面に載置された際、基板Wの外縁部Eが、テーブル10の上面における外周縁の内側となるようにしている。
テーブル10は、例えば、基板Wが載置される範囲に不図示の吸引部が設けられている。吸引部は、例えば、複数の放射状の溝と、複数の環状の溝とが組み合わされてテーブル10の上面に形成され、これら溝の一部が吸引ポンプに接続されて形成される。テーブル10に基板Wが載置された後、吸着部の真空ポンプを駆動させることで、基板Wは、吸着部によってテーブル10の上面に保持される。なお、吸着部の形態については任意であり、基板Wをテーブル10の上面に保持可能な任意の形態を適用することができる。
テーブル10は、例えば、不図示の収容部に収容される。収容部は、例えば、テーブル10の周囲を囲むカップ形状である。収容部の材質としては、金属、樹脂が挙げられるが、基板Wに塗布液Lを塗布する際に塗布液Lが付着する場合があるので、塗布液Lの成分に耐性を有している素材が好ましい。収容部カップは、底部に軸部11を挿通する、挿通孔が設けられている。
ノズル駆動部20は、ノズル30を基板Wの上面と平行なXY平面に沿って、揺動軸AX2の軸まわりである揺動方向Sに揺動させることができる。また、ノズル駆動部20は、ノズル30を上下方向Hに昇降させることができる。ノズル駆動部20は、回転軸21と、アーム22と、揺動・昇降駆動部23とを備える。回転軸21は、不図示の支持部に支持されている。回転軸21は、揺動軸AX2の軸まわりに回転可能であり、かつ上下方向Hに沿って昇降可能に支持されている。回転軸21は、揺動・昇降駆動部23により回転し、また昇降する。
アーム22は、ノズル30と回転軸21とを連結する。アーム22は、回転軸21の側面から水平方向に延びる棒状体であり、回転軸21と一体で揺動軸AX2の軸まわりに回転(揺動)する。アーム22の一端は回転軸21の側面に固定され、他端でノズル30を支持する。従って、回転軸21の回転によりアーム22が揺動することで、他端に固定されているノズル30を揺動方向Sに揺動させることができる。例えば、テーブル10に対して基板Wを搬入、搬出する際、ノズル30をテーブル10の上方から外れた位置に退避させることができる。一方、基板Wの表面に塗布液Lを塗布する際には、テーブル10の上方にノズル30を再度配置させることができる。
アーム22の長さは、例えば、ノズル30の直下がテーブル10の中心軸AX1と一致するように設定されている。アーム22は、回転軸21からノズル30までの長さ、又は長手方向におけるノズル30の位置を調節可能な構造を備えていてもよい。また、アーム22は、回転軸21と一体で上下方向Hに昇降することで、ノズル30の高さを調節可能である。すなわち、回転軸21及びアーム22が昇降することで、ノズル30と基板Wの上面との距離を調節可能である。
揺動・昇降駆動部23は、回転軸21を回転させ、また回転軸21を昇降させる。揺動・昇降駆動部23は、回転軸21を回転させる駆動源と、回転軸21を昇降させる駆動源とを別に備えていてもよいし、1つの駆動源を用いて回転軸21の回転と、回転軸21の昇降とを行ってもよい。回転軸21を回転させる駆動源としては、例えば電動モータ等が用いられる。回転軸21を昇降させる駆動源としては、例えば電動モータ、シリンダ装置などが用いられる。
なお、上記したノズル駆動部20は一例であり、この形態に限定されない。ノズル駆動部20は、ノズル30をX方向、Y方向、Z方向、及びこれらを合成した方向に移動させる任意の駆動系を用いることができる。例えば、ノズル駆動部20は、ノズル30を先端に保持したロボットアーム(多関節アーム)が用いられてもよいし、Xスライダ、Yスライダ、昇降スライダ(Zスライダ)を組み合わせて構成される形態が用いられてもよい。
ノズル30は、アーム22の端部に取り付けられ、基板Wの上方において直下がテーブル10の中心軸AX1と一致するように配置される。その結果、ノズル30は、基板Wの中心部Oに塗布液Lを供給可能となる。ノズル30は、吐出口31と、供給管32と、を備える。吐出口31は、ノズル30の下端において、基板Wの表面と対向するように下向きに設けられ、塗布液Lを供給する。ノズル30としては、公知のノズルが使用可能であり、例えば、一流体ノズル、二流体ノズル、スプレーノズル等が用いられる。
供給管32は、一端がノズル30に接続され、塗布液Lをノズル30に送る。供給管32の他端は、塗布液供給部40に接続されている。供給管32としては、例えばフレキシブルチューブなどが用いられる。供給管32の素材は、塗布液Lの成分に耐性を有している素材であれば、公知の素材が用いられる。例えば、供給管32の素材としては、金属、塩化ビニル等の樹脂などが挙げられる。
塗布液供給部40は、例えば、塗布液Lを貯留するタンクと、塗布液Lを送液する送液ポンプと、流量調整部とを有している。この流量調整部によりノズル30に送る塗布液Lの単位時間あたりの流量を調整することで、吐出口31から基板Wに適切な量の塗布液Lを供給することが可能となる。なお、本実施形態では、1本のノズル30を有する形態を例に挙げて説明しているが、この形態に限定されない。例えば、複数本のノズル30がアーム22に取り付けられ、それぞれから塗布液Lを供給する形態であってもよい。
塗布液Lは、例えば、分離層を形成するための物質として、フルオロカーボン、光(例えばレーザ光)吸収性を有している構造をその繰返し単位に含んでいる重合体、無機物、赤外線吸収性の構造を有する化合物等が挙げられる。また、塗布液Lは、例えば、接着層を形成ための物質として、炭化水素樹脂、アクリル-スチレン系樹脂、マレイミド系樹脂、エラストマー樹脂、ポリサル系樹脂のいずれか又はこれらを組み合わせた樹脂等の化合物が挙げられる。また、塗布液Lは、例えば、電子部品をモールドするための物質として、無機物、非導電性の化合物等が挙げられる。塗布液Lの粘度は、1500~12000cPが好ましい。
制御部50は、塗布装置100を統括して制御し、例えば、コンピュータが用いられる。制御部50は、回転駆動部12、揺動・昇降駆動部23、及び塗布液供給部40を制御する。制御部50は、回転駆動部12を制御することにより、テーブル10の回転及び停止、テーブル10の回転時においてテーブル10を所定の回転数で回転させる。さらに、制御部50は、所定の時間に所定の回転数に到達させるように、回転加速度を制御する。テーブル10の回転数及び回転加速度は、制御部50に備える不図示の記憶部に予め記憶されている値が用いられてもよいし、オペレータにより適宜設定されてもよい。
制御部50は、揺動・昇降駆動部23によりノズル30の上下方向Hの高さを調整し、さらにノズル30を揺動方向Sに揺動させる。制御部50は、揺動・昇降駆動部23を制御することにより、ノズル30の揺動幅、すなわち基板Wの上方より退避する揺動量又は退避位置から基板Wの上方へ進入する際の揺動量、退避又は進入する際の揺動速度等を設定する。ノズル30の揺動幅、揺動速度は、制御部50に備える不図示の記憶部に予め記憶されている値が用いられてもよいし、オペレータにより適宜設定されてもよい。
制御部50は、塗布液供給部40の流量調整部を制御することで、単位時間あたりの塗布液Lの流量を調整し、ノズル30からの塗布液Lの供給を実行させる。このような制御部50の制御により、ノズル30と基板Wとの間隔が調整された状態で、ノズル30から基板Wに塗布液Lを供給しながら、基板Wが載置されたテーブル10の回転数を所定の回転加速度により調整可能となる。
[塗布方法]
実施形態に係る塗布方法について説明する。図2は、実施形態に係る塗布方法の一例を示すフローチャートであり、図3は、実施形態に係る塗布方法の一部を詳細に説明するフローチャートである。図2に示すように、先ず、テーブル10に基板Wを搬入する(ステップS01)。ステップS01において、基板Wは、例えば搬送装置によりテーブル10に載置される。この搬送装置は、例えば基板Wの上面を吸着する吸着パッドを備え、吸着パッドで基板Wを吸着した状態で搬送し、テーブル10に基板Wを載置する。その後、吸着パッドによる吸着を解放して塗布装置100から退避することで、基板Wは、テーブル10に載置された状態となる。
なお、基板Wの搬入時において、制御部50は、ノズル30をテーブル10の上方から外れた位置に退避させている。また、基板Wがテーブル10に載置された後、制御部50は、不図示の吸着部を駆動し、基板Wをテーブル10に吸着保持させる。なお、基板Wがテーブル10に載置された後、基板Wの吸着に先立って、基板Wの中心部Oと中心軸AX1とを一致させるように、基板Wのアライメントを行ってもよい。このような基板Wのアライメントを行う場合は、基板Wのアライメント後に、吸着部による基板Wの吸着を行う。次に、制御部50は、ノズル30をテーブル10の上方に進入させ、ノズル30を基板Wの中心部O(中心軸AX1)と一致させるように配置させる。
次に、制御部50は、テーブル10を回転させつつ、基板W上に塗布液Lを供給する(ステップS02)。ステップS02においては、図3に示すように、ステップS11からステップS14のステップが実行される。上記したステップS01でテーブル10に基板Wが搬入された後、制御部50は、テーブル10を第1回転数で回転させつつ、基板W上に塗布液Lを供給する(ステップS11)。ステップS11において、制御部50は、回転駆動部12を駆動して、テーブル10を停止状態から所定の回転加速度(以下、第1回転加速度という。)で回転数を増加させ、第1回転数となった状態でこの第1回転数を維持させる。第1回転数及び第1回転加速度の値は、制御部50が備える不図示の記憶部等に予め設定されていてもよいし、オペレータにより適宜設定されてもよい。
制御部50は、テーブル10が第1回転数になるまで第1回転加速度で回転数を増加させるように回転駆動部12を制御する。例えば、制御部50は、テーブル10の回転開始(0rpm)から、第1回転加速度を5000rpm/secで、第1回転数が200rpmとなるように回転駆動部12を制御する。この場合、回転開始(すなわち回転数が0rpm)から第1回転数200rpmに到達するまでの時間は、200rpm/5000rpm/sec=0.04secである。なお、第1回転数にまで到達する時間は、第1回転加速度を変更することで調整可能である。また、例えば、第1回転数は、10~250rpmに設定される。
制御部50は、テーブル10の回転数が第1回転数に到達すると、塗布液供給部40を駆動して、ノズル30から基板W上に塗布液Lの供給を開始させる。塗布液供給部40から送られる塗布液Lは、供給管32を介してノズル30に送られる。上記のように、ノズル30は、基板Wの中心部Oの上方に配置されているため、ノズル30から吐出する塗布液Lは、基板Wの中心部Oに向けて供給させる。塗布液Lは、基板Wの中心部Oに供給された後、基板Wの回転による遠心力で外縁部Eに向けて拡がっていく。
次に、制御部50は、テーブル10の第1回転数を第1所定時間維持する(ステップS12)。ステップS12において、第1所定時間とは、テーブル10の第1回転数を一定時間維持する時間である。制御部50は、テーブル10が第1回転数に到達すると、予め設定した第1所定時間、第1回転数を維持するように回転駆動部12を制御する。第1所定時間は、例えば、制御部50に備える不図示のタイマ等により計測される。第1所定時間の値は、制御部50が備える不図示の記憶部等に予め設定されていてもよいし、オペレータにより適宜設定されてもよい。第1所定時間は、例えば15~25secである。制御部50は、例えば、第1回転数200rpmを第1所定時間として20sec維持するように回転駆動部12を制御する。
ステップS12において、制御部50は、テーブル10を第1回転数で第1所定時間維持している間において、第1所定時間の全部又は一部で塗布液供給部40によりノズル30から基板W上に塗布液Lを供給させる。第1所定時間の一部で塗布液Lを供給する場合、制御部50は、第1所定時間のうち開始から一部の時間、又は第1所定時間が経過途中の一部の時間、第1所定時間が終了するまでの一部の時間において、塗布液供給部40を駆動してノズル30から基板W上に塗布液Lを供給させてもよい。
次に、制御部50は、テーブル10を、第1回転数から回転加速度30~230rpm/secとして第2回転数にして回転させる(ステップS13)。ステップS13において、第2回転数とは、第1回転数を、回転加速度を30~230rpm/secの間から選択された所定の回転加速度(以下、第2回転加速度という。)で、所定時間をかけて回転数を増加させた後の回転数である。第2回転数及び第2回転加速度の値は、制御部50が備える不図示の記憶部等に予め設定されていてもよいし、オペレータにより適宜設定されてもよい。
制御部50は、テーブル10が第1回転数200rpmで第1所定時間である20secを経過した後、例えば、第2回転加速度40rpm/secとし、第2回転数600rpmとするように回転駆動部12を制御する。この場合、第2回転加速度が40rpm/secであるので、第1回転数200rpmから第2回転数600rpmに到達しるまで10secを要することになる。第1回転数から第2回転数に到達するまでの時間(10sec)は、テーブル10の回転開始から第1回転数に到達するまでの時間(0.04sec)より長い。このように所定の時間、例えば加速時間5~15secの間で時間をかけて徐々にテーブル10の回転数を増加させるような第2回転加速度を付与する形態をスロープ加速という場合がある。ステップS13は、スロープ加速を行っている。第2回転数は、例えば、450~2500rpmである。
ステップS13において、制御部50は、第2回転加速度でテーブル10の回転数を増加させている時間の全部又は一部で塗布液供給部40によりノズル30から基板W上に塗布液Lを供給させてもよい。第2回転加速度を付与している時間の一部で塗布液Lを供給する場合、制御部50は、加速時間のうち、加速開始から一部の時間、又は加速中の一部の時間、加速が終了するまでの一部の時間において、塗布液供給部40を駆動してノズル30から基板W上に塗布液Lを供給させてもよい。
次に、制御部50は、第2回転数を第2所定時間維持する(ステップS14)。ステップS14において、第2所定時間とは、第2回転数を一定時間維持する時間である。制御部50は、テーブル10が第2回転数に到達すると、予め設定した第2所定時間、第2回転数を維持するように回転駆動部12を制御する。例えば、制御部50は、第2回転数600rpmで第2所定時間として10sec維持するように回転駆動部12を制御する。第2所定時間は、例えば、15~25secである。
なお、上記したステップS02(ステップS11~ステップS14)において、塗布液Lの供給は、塗布液供給部40によりノズル30から塗布液Lを連続して吐出させる形態であってもよいし、ノズル30から塗布液Lから断続的に吐出させる形態であってもよい。制御部50は、ノズル30から吐出させる塗布液Lの形態を制御する。
次に、図2に示すように、制御部50は、塗布液Lの供給を終了する(ステップS03)。ステップS03において、制御部50は、ノズル30から基板W上への塗布液Lの供給が所定時間経過した後、塗布液Lの供給を停止させる。制御部50は、不図示のタイマ等による所定時間の経過を取得し、塗布液供給部40の駆動を停止してノズル30への塗布液Lの供給を停止させる。なお、制御部50は、塗布液供給部40に備える流量調整部から塗布液Lを送った流量に関する情報を取得して、所定の流量を送ったタイミングで塗布液供給部40の駆動を停止させてもよい。
次に、制御部50は、テーブル10の回転を停止させる(ステップS04)。ステップS04において、制御部50は、回転駆動部12を制御してテーブル10の回転を停止させる。このように、制御部50は、ステップS03で塗布液Lの供給を停止した後に、ステップS04でテーブル10の回転を停止させるようにしている。ただし、制御部50は、ステップS04とステップS03とを同時に行ってもよい。すなわち、制御部50は、ノズル30からの塗布液Lの供給を停止させたタイミングで、テーブル10の回転を停止させてもよい。
次に、制御部50は、テーブル10から基板Wを搬出する(ステップS05)ステップS05において、制御部50は、ノズル30を基板Wの上方から退避させる。続いて、制御部50は、テーブル10の吸着部による基板Wの吸着を解除する。その結果、基板Wは、テーブル10から搬出可能な状態となる。テーブル10上の基板Wは、例えば、上記した搬送装置によりテーブル10から搬出される。
上記した一連のステップが行われることで、基板Wの表面において塗布膜の薄膜化を実現しつつ、塗布膜の厚さの均一化を図ることができる。また、その後の処理として、塗布膜形成後の基板Wに対して、塗布膜とは反対側の面を研磨して基板Wの厚さを薄くする薄化処理を行った場合であってもディスペンス痕が生じるのを回避することができる。
このように本実施形態によれば、基板Wの回転数が、第1回転数から、塗布液Lの供給中又は供給後に回転加速度を30~230rpm/secとして第2回転数となるので、基板Wに供給された塗布液Lの粘性が高い場合であっても、基板W上において塗布液Lが適切に拡がることで、塗布膜の薄膜化を実現し、かつ塗布膜の膜厚の均一化を図ることができる。
以下、実施例及び比較例について図4から図10を参照して説明する。
[実施例1]
テーブル10に、直径300mmの基板Wを載置した。テーブル10の回転を開始し、第1回転加速度5000rpm/secで、テーブル10の回転数を第1回転数である200rpmとした。第1回転数200rpmとなった後、塗布液Lとして粘度が2000cPの接着剤を、ノズル30から基板Wに供給を開始した。次に、第1回転数200rpmを、第1所定時間である20secの間維持した。次に、第2回転加速度40rpm/secで、加速時間として10secで第2回転数である600rpmとした。実施例1では、上記したステップS13からステップS14に示すスロープ加速を行った。
第2回転数600rpmを、第2所定時間である20secの間維持した後、接着剤の供給を停止した。接着剤の供給時間は、20secであった。以上の結果を図4に示す。図4において、Timeは時間、Speedは回転数、Accは回転加速度を示す。その後、基板Wの接着剤が塗布された面に、支持体となるガラス基板を貼り付けて積層体とした。実施例1では、基板Wの厚さに関する分布を測定したところ、ディスペンス痕がないことが確認された。
[比較例1]
テーブル10に、実施例1と同様の基板Wを載置した。テーブル10の回転を開始し、回転加速度5000rpm/secで、テーブル10の回転数を200rpmとした。第1回転数200rpmとなった後、実施例1と同様の接着剤を実施例1と同様のノズル30から基板Wに供給を開始した。次に、回転数200rpmを20secの間維持し、さらに回転数200rpmを2sec間維持して、合計22secの間維持した。次に、回転加速度5000rpm/secで、回転数を400rpmとして、回転数400rpmを2secの間維持した。次に、回転加速度5000rpm/secで、回転数を600rpmとして、回転数600rpmを25secの間維持した。比較例1は、実施例1と異なり、大きな回転加速度で、テーブル10の回転数を200rpm、400rpm、600rpmと段階的にそれぞれ上昇させる、ステップ加速といわれる方法が適用されている。
その後、接着剤の供給を停止した。接着剤の供給時間は、20secであった。以上の結果を図5に示す。図5において、Timeは時間、Speedは回転数、Accは回転加速度を示す。その後、基板Wの接着剤が塗布された面に、支持体となるガラス基板を貼り付けて積層体とした。比較例1では、基板Wの厚さに関する分布を測定したところ、基板W上の接着剤による塗布膜の膜厚に凹凸が生じていることから、基板Wの中心部Oから半径方向に約125mmのところに同心円状のディスペンス痕が発生していることが確認された。
[実施例2]
テーブル10に、実施例1と同様の基板Wを載置した。テーブル10の回転を開始し、第1回転加速度5000rpm/secで、テーブル10の回転数を第1回転数である200rpmとした。第1回転数200rpmとなった後、塗布液Lとして粘度が5000cPの接着剤をノズル30から基板Wに供給を開始した。次に、第1回転数200rpmを、第1所定時間である20secの間維持した。次に、第2回転加速度80rpm/secで、加速時間として10secで第2回転数である1000rpmとした。実施例2では、実施例1と同様に、上記したステップS13からステップS14に示すスロープ加速を行った。
第2回転数1000rpmを、第2所定時間である20secの間維持した後、接着剤の供給を停止した。接着剤の供給時間は、20secであった。以上の結果を図6に示す。図6において、Timeは時間、Speedは回転数、Accは回転加速度を示す。
次に、基板Wの接着剤が塗布された面に、支持体となるガラス基板を貼り付けて積層体とした。図7は、基板Wの厚さに関する分布が示されている。図7において、縦軸は、基板Wの上面の高さ(μm)を示している。横軸は、基板Wの中心部Oから外縁部Eまでの距離(mm)を表している。+方向は、基板Wの中心部Oから+X側、+Y側に向かう外縁部Eまでの距離(mm)を、-方向は、基板Wの中心部Oから-X側、-Y側に向かう外縁部Eまでの距離(mm)を示している。また、点線は、基板WのX方向(図1参照)の膜厚(μm)、実線は、基板WのY方向の膜厚(μm)の分布を示している。図7に示すように、実施例2では、基板Wには、ディスペンス痕がないことが確認された。
[比較例2]
テーブル10に、実施例1と同様の基板Wを載置した。テーブル10の回転を開始し、回転加速度5000rpm/secで、テーブル10の回転数を200rpmとした。第1回転数200rpmとなった後、実施例2と同様の接着剤を実施例2と同様のノズル30から基板Wに供給を開始した。次に、回転数200rpmを20secの間維持し、さらに回転数200rpmを2sec間維持して、合計22secの間維持した。
次に、回転加速度5000rpm/secで、回転数を400rpmとして、回転数400rpmを2secの間維持した。次に、回転加速度5000rpm/secで、回転数を600rpmとして、回転数600rpmを2secの間維持した。次に、回転加速度5000rpm/secで、回転数を1500rpmとして、回転数1500rpmを10secの間維持した。比較例2は、実施例2と異なり、大きな回転加速度で、テーブル10の回転数を200rpm、400rpm、600rpm、1500rpmと段階的にそれぞれ増加させる、ステップ加速といわれる方法が適用されている。
その後、接着剤の供給を停止した。接着剤の供給時間は、20secであった。以上の結果を図8に示す。図8において、Timeは時間、Speedは回転数、Accは回転加速度を示す。
次に、基板Wの接着剤が塗布された面に、支持体となるガラス基板を貼り付けて積層体とした。図9は、基板Wの厚さに関する分布が示されている。図9において、縦軸は、基板Wの上面の高さ(μm)を示している。なお、図9において、縦軸、横軸、点線、及び実線の内容は、実施例2の図7のグラフと同様であるので、その説明を省略する。図9に示すように、比較例2では、基板W上の接着剤による塗布膜の膜厚に凹凸が生じていることから、基板Wの中心部Oから半径方向に約120mmのところに同心円状のディスペンス痕が発生していることが確認された。
図10は、実施例1におけるスロープ加速と、比較例1におけるステップ加速との時間経過における回転数の変化を示すグラフである。図10において、横軸は時間経過を示し、縦軸はテーブル10の回転数である。実施例1では、20~30secの間で加速時間を10sec間とするスロープ加速を行っている。一方、比較例1では、20~30secの10sec間の間でステップ加速を行っている。図10に示すように、実施例1では、回転数200rpmから回転数600rpmへの回転数の増加が比較的緩やかに行っているのに対し、比較例1では、回転数200rpmから回転数400rpmへの回転数の増加、及び回転数400rpmから回転数600rpmへの回転数の増加が急激に行われていることが確認される。
上記したように、粘度が2000cP、5000cPの接着剤を、ステップ加速、スロープ加速により、テーブル10の回転数、すなわち基板Wの回転数を制御しながら基板Wに塗布液Lを塗布した結果、スロープ加速による塗布方法では、ディスペンス痕の発生が抑制された。一方、ステップ加速による塗布方法では、基板Wには、ディスペンス痕が発生した。また、粘度の値が大きい接着剤の方が、粘度の値が小さい接着剤よりも、基板Wの中心部Oに近い方にディスペンス痕が発生していることが確認された。
以上、実施形態及び実施例について説明したが、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態及び実施例に限定されない。上記した実施形態及び実施例に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者において明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。上記した実施形態及び実施例で説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上記した実施形態及び実施例で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、実施形態及び実施例において示した各動作の実行順序は、前の動作の結果を後の動作で用いない限り、任意の順序で実現可能である。また、上記した実施形態及び実施例における動作に関して、便宜上「まず」、「次に」、「続いて」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須ではない。
10・・・テーブル
11・・・軸部
12・・・回転駆動部
20・・・ノズル駆動部
21・・・回転軸
22・・・アーム
23・・・揺動・昇降駆動部
30・・・ノズル
40・・・塗布液供給部
50・・・制御部
100・・・塗布装置
L・・・塗布液
W・・・基板
O・・・中心部
E・・・外縁部

Claims (12)

  1. 基板を載置するテーブルと、
    前記テーブルを回転させる回転駆動部と、
    前記テーブルとともに回転する基板の上方から塗布液を供給するノズルと、
    前記テーブルの回転数を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、基板への前記塗布液の供給開始時における前記テーブルの第1回転数から、前記塗布液の供給中又は供給後に回転加速度を30~230rpm/secとして前記テーブルが第2回転数となるように前記回転駆動部を制御する、塗布装置。
  2. 前記制御部は、前記第1回転数を第1所定時間において維持するように前記回転駆動部を制御する、請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記第1所定時間は、15~25secである、請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記第1回転数は、10~250rpmである、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  5. 前記制御部は、前記第2回転数を第2所定時間において維持するように前記回転駆動部を制御する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  6. 前記第2所定時間は、15~25secである、請求項5に記載の塗布装置。
  7. 前記第2回転数は、450~2500rpmである、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  8. 前記制御部は、回転加速度が40~200rpm/secとなるように前記回転駆動部を制御する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  9. 前記制御部は、前記テーブルへの回転加速度を加速時間5~15secにおいて付与するように前記回転駆動部を制御する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  10. 前記塗布液は、基板に接着層を形成するための接着剤である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  11. 前記塗布液は、粘度が1500~12000cPである、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の塗布装置。
  12. 基板を載置したテーブルを第1回転数で回転させつつ、回転する基板に塗布液を供給することと、
    前記塗布液の供給後又は供給中に、前記テーブルを前記第1回転数から回転加速度30~230rpm/secで第2回転数とすることと、を含む、塗布方法。
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