JP2023149521A - タイヤホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 縦置きされたタイヤの倒れをより確実に抑制できるタイヤホルダを提供する。【解決手段】 このタイヤホルダは、縦置きされるタイヤを載せるタイヤ台1と、タイヤ台1に装着されるとともに、縦置きされるタイヤの両側に配置される複数の柱体2と、縦置きされるタイヤの上方に配置され、複数の柱体2にかけ渡される梁部材3と、縦置きされるタイヤの中心孔に挿入されるタイヤ支持部材4と、タイヤ支持部材4を梁部材3に吊り下げるベルト5とを備えている。【選択図】図1

Description

この発明は、縦置きされたタイヤを保持するタイヤホルダに関する。
従来、この種のタイヤホルダとして、縦置きされたタイヤの外周面を支持するベース部材と、縦置きされたタイヤの両側面を支持する一対のサイド支持部材とで構成されるタイヤスタンドが知られている(下記特許文献1参照)。
縦置きされたタイヤの外周面を支持できるように、ベース部材の前部と後部とは三角筒状に形成されている。
一対のサイド支持部材のうちの一方のサイド支持部材は縦置きされたタイヤの一方の側面側に配置され、他方のサイド支持部材は縦置きされたタイヤの他方の側面側に配置される。
いずれのサイド支持部材も、縦置きされたタイヤの側面を支持し得るように、床に置かれる底面部に対して垂直に折り曲げられている。一対のサイド支持部材は対向配置されている。
各サイド支持部材には一対の接続部材が連結されており、一方のサイド支持部材の接続部材の自由端部はベース部材の三角筒の一端部にスライド可能に挿入され、他方のサイド支持部材の接続部材の自由端部はベース部材の三角筒の他端部にスライド可能に挿入されている。
このタイヤスタンドには上述のような構造が採用されているので、このタイヤスタンドは異なるタイヤ幅を有する各種のタイヤを保持することができる。
米国第6581785号明細書
上述のタイヤスタンドには、その構造上、サイド支持部材が縦置きされたタイヤを支持する位置が低いので、そのタイヤに中心軸方向の外力が作用したとき、サイド支持部材が傾き、縦置きされたタイヤが不安定になるおそれがある。
例えばロープロファイルタイヤ(Low Profile Tire)は一般的なタイヤと比べ、タイヤ断面が低く扁平な形状のものであり、重量も重いため、タイヤスタンドのサイド支持部材が倒れやすくタイヤが不安定になり易い。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、縦置きされたタイヤの倒れをより確実に抑制できるタイヤホルダを提供することである。
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明は、縦置きされるタイヤを保持するタイヤホルダにおいて、前記縦置きされるタイヤを載せるタイヤ台と、前記タイヤ台に装着されるとともに、前記縦置きされるタイヤの両側に配置される複数の柱体と、前記縦置きされるタイヤの上方に配置され、前記複数の柱体にかけ渡される梁部材と、前記縦置きされるタイヤを前記梁部材に吊り下げる吊り下げ部材とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤホルダにおいて、前記吊り下げ部材が、前記縦置きされるタイヤの中心孔に挿入されるタイヤ支持部材と、前記梁部材に装着され、前記タイヤ支持部材を前記梁部材に吊り下げるベルトとを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタイヤホルダにおいて、前記タイヤ台に装着され、前記縦置きされるタイヤの外周面を受けてそのタイヤの転がりを抑制する転がり抑制部材を更に備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤホルダにおいて、前記転がり抑制部材に装着され、前記縦置きされるタイヤの下部に巻き付けられてそのタイヤの転がりを抑制する帯状転がり抑制部材を更に備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1~4のいずれか1項に記載のタイヤホルダにおいて、前記タイヤ台と前記複数の柱体と前記梁部材とがプラスチック段ボールで形成されていることを特徴とする。
この発明は縦置きされたタイヤの倒れをより確実に抑制できるタイヤホルダを提供することができる。
図1はこの発明の一実施形態に係るタイヤホルダを前方から見た図である。 図2は図1のタイヤホルダのタイヤ台の平面図である。 図3は図1のタイヤホルダの転がり抑制部材の斜視図である。 図4は図1のタイヤホルダの転がり抑制部材の環状部材の展開図である。 図5は図1のタイヤホルダの転がり抑制部材のタイヤ受け部材の展開図である。 図6は図1のタイヤホルダの転がり抑制部材のストッパ部材の展開図である。 図7は図1のタイヤホルダの転がり抑制部材のカバー部材の展開図である。 図8は図1のタイヤホルダの柱体の柱体本体の展開図である。 図9は図1のタイヤホルダの柱体の補助部材の展開図である。 図10は図1のタイヤホルダの梁部材の斜視図である。 図11は図1のタイヤホルダの梁部材の展開図である。 図12は図1のタイヤホルダのタイヤ支持部材の斜視図である。 図13は図1のタイヤホルダのタイヤ支持部材のタイヤ支持部材本体の展開図である。 図14は図1のタイヤホルダのタイヤ支持部材の形状維持部材の展開図である。 図15は図1のタイヤホルダの使用状態を前方から見た図である。 図16は図1のタイヤホルダの使用状態を側方から見た図である。 図17は図1のタイヤホルダの使用状態を上方から見た図である。 図18は図1のタイヤホルダの情報表示物ホルダの展開図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の一実施形態に係るタイヤホルダは、縦置きされるタイヤTを保持するタイヤホルダである。タイヤの「縦置き」とは、タイヤの中心軸がタイヤホルダの左右方向RLとほぼ平行になるようにタイヤを置くことである(図15~図17参照)。
このタイヤホルダは、図1、図15に示すように、タイヤ台1に装着されるとともに、縦置きされるタイヤTの両側に配置される一対の柱体2と、縦置きされるタイヤTの上方に配置され、一対の柱体2にかけ渡される梁部材3と、縦置きされるタイヤTの中心孔に挿入されるタイヤ支持部材4と、梁部材3に装着され、タイヤ支持部材4を梁部材3に吊り下げるベルト5と、タイヤ台1に装着され、縦置きされるタイヤTの外周面Tcsを受けてそのタイヤの転がりを抑制する転がり抑制部材6と、転がり抑制部材6に装着され、縦置きされるタイヤTの下部T2に巻き付けられてそのタイヤTの転がりを抑制するベルト(帯状転がり抑制部材)7とを備えている。
この実施形態では請求項1の吊り下げ部材がタイヤ支持部材4とベルト5とで構成されているが、吊り下げ部材をベルト5だけで構成してもよい。
この実施形態ではタイヤ台1と一対の柱体2と梁部材3とタイヤ支持部材4と転がり抑制部材6とはそれぞれプラスチック段ボールで形成されている。
この実施形態では帯状転がり抑制部材のベルト7は、転がり抑制部材6のタイヤ受け部材62と縦置きされるタイヤTの下部T2とにかけ渡される。ベルト7の一端部には面状ファスナの雄ファスナ部(図示せず)が装着され、ベルト7の他端部には面状ファスナの雌ファスナ部(図示せず)が装着されている。
タイヤ台1は、図2に示すように、複数の通し孔1a~1c,1d1,1d2を有する。
一対の柱体2はそれぞれ、柱体本体21と、柱体本体21の下部に装着される補助部材22とを有する。
柱体本体21は四角筒であり、その横断面形状は台形である(図3参照)。
図8に示すように、柱体本体21は展開状態においてほぼ矩形であり、柱体本体21には互いに平行な6つの折曲線部N1~N6が形成されている。
柱体本体21は、6つの折曲線部N1~N6によって7つの領域部211~217に区分されている。
領域部211は、タイヤ台1の通し孔1d2に挿入する脚部2111を有する。
領域部212は、梁部材3のスリット3dと嵌合するスリット212aを有する。
領域部213は、タイヤ台1の通し孔1cに挿入する脚部2131を有する。
領域部214は、梁部材3のスリット3dと嵌合するスリット214a1,214a2と、タイヤ台1の通し孔1d1に挿入する脚部2141とを有する。
領域部215は、タイヤ台1の通し孔1cに挿入する脚部2151を有する。
領域部216は、梁部材3のスリット3dと嵌合するスリット217aを有する。
領域部217は、タイヤ台1の通し孔1d2に挿入する脚部2171を有する。
柱体本体21を四角筒状に折り曲げたとき、領域部211と領域部217とを両面テープや接着剤等で接着する。このようにして四角筒状の柱体本体21が形成される。
補助部材22は、図9に示すように、補助部材本体221と、補助部材本体221の両側に連なる一対の接続部222,222とを有する。
補助部材本体221と一対の接続部222,222とは折曲線部N7,N7で区分されている。
各接続部222,222はスリット22a,22aと突出部2221,2221とを有する。
各接続部222は補助部材本体221に対して折曲線部N7で垂直に折り曲げられる。
各接続部222の突出部2221は柱体本体21の内部空間に挿入される。各接続部222のスリット22aは転がり抑制部材6の環状部材61のスリット612a,620aに嵌合される。
転がり抑制部材6は、環状部材61と、環状部材61に装着されるタイヤ受け部材62と、タイヤ受け部材62に装着される一対のストッパ部材63と、環状部材61及びタイヤ受け部材62にカバーされるカバー部材64とを有する(図4~図7参照)。
環状部材61は八角筒である。図4に示すように、環状部材61は展開状態においてほぼ帯状であり、環状部材61には互いに平行な10本の折曲線部N8~N17が形成されている。
環状部材61は、10本の折曲線部N8~N17によって11個の領域部611~621に区分されている。
領域部611は、タイヤ台1の通し孔1bに挿入される脚部6111を有する。
領域部612は、補助部材22のスリット22aと嵌合するスリット612aを有する。
領域部613は、ストッパ部材63のスリット63aと嵌合するスリット613aと、タイヤ台1の通し孔1aに挿入される脚部6131とを有する。
領域部614は、タイヤ受け部材62のスリット62bと嵌合する2つのスリット614a,614aを有する。
領域部615は、ストッパ部材63のスリット63aと嵌合するスリット615aと、タイヤ台1の通し孔1aに挿入される脚部6151とを有する。
領域部616は、補助部材22のスリット22aと嵌合する2つのスリット616a,616aを有する。
領域部617は、ストッパ部材63のスリット63aと嵌合するスリット617aと、タイヤ台1の通し孔1aに挿入される脚部6171とを有する。
領域部618は、タイヤ受け部材62のスリット62bと嵌合する2つのスリット618a,618aを有する。
領域部619は、ストッパ部材63のスリット63aと嵌合するスリット619aと、タイヤ台1の通し孔1aに挿入される脚部6191とを有する。
領域部620は、補助部材22のスリット22aと嵌合するスリット620aを有する。
領域部621は、タイヤ台1の通し孔1bに挿入される脚部6211を有する。
環状部材61を八角筒状に折り曲げたとき、領域部611と領域部621とを両面テープや接着剤等で接着する。このようにして八角筒状の環状部材61が形成される。
タイヤ受け部材62は、図5に示すように、一対の長孔62aを有する受け部材本体621と、受け部材本体621の両側に連なる一対の接続部622,622とを有する。
受け部材本体621と接続部622,622とは互いに平行な折曲線部N18,N18で区分されている。
各接続部622は、一対のスリット62b,62bと、ベルト7の端部を通す矩形の孔62cとを有する。
各接続部622は受け部材本体621に対して折曲線部N18で垂直に折り曲げられる。
一対の接続部622,622の一端部側のスリット62b,62bが環状部材61のスリット614a,614aに嵌合される。一対の接続部622,622の他端部側のスリット62b,62bが環状部材61のスリット618a,618aに嵌合される。
各ストッパ部材63は、図6に示すように、ストッパ部材本体631と、ストッパ部材本体631の両側に連なる一対の接続部632とを有する。
ストッパ部材本体631は2つの折曲線部N19,N20,N21で3つの領域6311~6313に区分されている。
領域6312は領域6311に対して折曲線部N20で折り曲げられ、領域6313は領域6312に対して折曲線部N21で折り曲げられる。領域6313は、ストッパ部材本体631の長孔62aに挿入される。
一方のストッパ部材63のスリット63a,63aが環状部材61のスリット613a,615aに嵌合され、他方のストッパ部材63のスリット63a,63aが環状部材61のスリット617a,619aに嵌合され、一対のストッパ部材63,63が環状部材61に装着される。
各接続部632は折曲線部N22で2つの領域6321,6322に区分されている。
各接続部632はストッパ部材本体631に対して折曲線部N19で折り曲げられる。
領域6322は領域6321に対して折曲線部N22で折り曲げられる。
カバー部材64は、環状部材61及びタイヤ受け部材62をカバーするプレートである。
カバー部材64は、タイヤ受け部材62の一部を露出させるほぼ長方形の孔64aと、二対のスリット64bと、一対の凹部64cと、一対の凹部64a1とを有する。
一方の一対のスリット64bと他方の一対のスリット64bとは孔64aの中心に関し互いに点対称である。一方の凹部64cと他方の凹部64cとは孔64aの中心に関し互いに点対称である。一方の凹部64a1と他方の凹部64a1とは孔64aの中心に関し互いに点対称である。
一方の一対のスリット64bは一方の補助部材22の接続部222に嵌合される。他方の一対のスリット64bは他方の補助部材22の接続部222に嵌合される。このようにしてカバー部材64が一対の接続部222に接続される。
凹部64cはストッパ部材63の領域6312を支持する。凹部64a1はベルト7の端部をカバー部材64の上へ通し易くする。
の両側を支持する。
梁部材3は、図11に示すように、梁部材本体31と、梁部材本体31の両側に連なる一対の接続部32,32とを有する。梁部材本体31と接続部32とは互いに平行な折曲線部N29,N29で区分されている。
梁部材本体31は、6つの長孔3a,3a,3b,3b,3c,3cを有する。各接続部32は、4つのスリット3d,3d,3d,3dを有する。
梁部材本体31の長孔3a,3a,3b,3bにはベルト5が通される。梁部材本体31の長孔3a,3a,3c,3cには後述する情報表示物ホルダ8の凸部8a,8a,8a,8aが挿入される。
各接続部32は梁部材本体31に対して折曲線部N29で垂直に折り曲げられる。
一方の接続部32のスリット3dは柱体本体21のスリット212a,214a1に嵌合される。他方の接続部32のスリット3dは柱体本体21のスリット217a,214a2に嵌合される。
梁部材3には、情報表示物ホルダ8が装着されている。
情報表示物ホルダ8は、図18に示すように、ホルダ本体81とホルダ本体81に連なる接続部82とを有する。
情報表示物ホルダ8は展開状態においてほぼ長方形のプレートである。情報表示物ホルダ8には折曲線部N23,N24が形成されている。
ホルダ本体81と接続部82とは折曲線部N23で区分されている。
ホルダ本体81は4つの凸部8aを有する。
各凸部8aはホルダ本体81に対して折曲線部N24で垂直に折り曲げられる。
4つの凸部8aのうちの2つの凸部8aは梁部材3の一端部側の2つの長孔3a,3cに挿入される。4つの凸部8aのうちの残りの2つの凸部8aは梁部材3の他端部側の2つの長孔3a,3cに挿入される。
タイヤ支持部材4は、図12~図14に示すように、ほぼ逆U字状のタイヤ支持部材本体41と、タイヤ支持部材本体41に装着され、タイヤ支持部材本体41の形状を維持する形状維持部材42とを有する。
図13に示すように、タイヤ支持部材本体41は展開状態においてほぼ矩形であり、タイヤ支持部材本体41には互いに平行な4つの折曲線部N25~N28が形成されている。
タイヤ支持部材本体41は、4つの折曲線部N25~N28によって5つの領域部411~415に区分されている。
領域部411は、形状維持部材42のスリット42a,42aと嵌合する2つのスリット41a,41aを有する。
領域部413は、ベルト5を通す4つの長孔41b,41b,41c,41cを有する。
領域部415は、形状維持部材42のスリット42a,42aと嵌合する2つのスリット41a,41aを有する。
形状維持部材42は、図14に示すように、展開状態においてほぼ長方形のプレートである。形状維持部材42は2つのスリット42a,42aを有する。形状維持部材42には互いに平行な2つの折曲線部N29,N29が形成され、2つのスリット42a,42aはそれぞれ折曲線部N29,N29に沿って延びる。
形状維持部材42は、形状維持部材本体421と、2つの折曲線部N29,N29を介して形状維持部材本体421の両側に連なるサイド部422,422とに区分されている。
各サイド部422は形状維持部材本体421に対して折曲線部N29でそれぞれ垂直に折り曲げられる。
タイヤ支持部材本体41をほぼ逆U字状に折り曲げたとき、一方の形状維持部材42の2つのスリット42a,42aをタイヤ支持部材本体41の一方の端部の2つのスリット41a,41aに嵌合し、他方の形状維持部材42の2つのスリット42a,42aをタイヤ支持部材本体41の他方の端部の2つのスリット41a,41aに嵌合し、両方の形状維持部材42の2つのサイド部422,422を両面テープや接着剤等でタイヤ支持部材本体41の領域部411,415に接着する。このようにしてタイヤ支持部材4が形成される。
タイヤ支持部材4のタイヤ支持部材本体41にはベルト5が装着される(図12参照)。
次に、この実施形態に係るタイヤホルダの使用方法の一例を説明する。
まず、八角筒状の環状部材61の脚部6131,6151,6171,6191をタイヤ台1の通し孔1a,1a,1a,1aに挿入するとともに、筒状の環状部材61の脚部6111,6211をタイヤ台1の通し孔1bに挿入して、環状部材61をタイヤ台1に装着する。
次に、タイヤ受け部材62を環状部材61に装着する。このとき、予めタイヤ受け部材62に収容されていたベルト7の一端部をタイヤ受け部材62の一方の孔62cから引き出し、ベルト7の他端部をタイヤ受け部材62の他方の孔62から引き出しておく。環状部材61に装着されたタイヤ受け部材62はタイヤホルダの前後方向FRとほぼ平行に延びる。
その後、各柱体2の柱体本体21の脚部2131,2151,2141,2111,2171をタイヤ台1の通し孔1c,1c,1d1,1d2に挿入する。各柱体2はタイヤホルダの上下方向UDとほぼ平行に延びる。
また、補助部材22の突出部2221を柱体本体21の内部空間に挿入するとともに、各接続部222のスリット22aを転がり抑制部材6の環状部材61のスリット612a,620aに嵌合する。
このようにして一対の柱体2がタイヤ台1に装着される。
カバー部材64の一方の一対のスリット64bを補助部材22の一方の接続部222に嵌合し、他方の一対のスリット64bを補助部材22の他方の接続部222に嵌合して、カバー部材64を一対の補助部材22に接続する。このとき環状部材61とタイヤ受け部材62とがカバーされるが、タイヤ受け部材62の一部はカバー部材64の孔64aを通じて露出する。
その後、各ストッパ部材63の領域6312、領域6313を山形に折り曲げ、領域6313をタイヤ受け部材62の長孔62aに挿入する。その結果、縦置きされるタイヤTの外周面Tcsの転がりが抑制される。領域6312がカバー部材64の凹部64cによって支持されるので、縦置きされるタイヤTの外周面Tcsの転がりをより確実に抑制できる。また、カバー部材64の凹部64a1によってベルト7の両側が支持される。
次に、梁部材3の一端部側の4つのスリット3dを一方の柱体2の柱体本体21の4つのスリット212a,217a,214a1,214a2に嵌合し、梁部材3の他端部側の4つのスリット3dを他方の柱体2の柱体本体21の4つのスリット212a,217a,214a1,214a2に嵌合して、梁部材3を一対の柱体2に架け渡す。
その後、ベルト7を縦置きタイヤTの下部T2に巻き付ける。その結果、縦置きされたタイヤTの下部T2がベルト7で支持され、縦置きされたタイヤTの転がりがより抑制される。
次に、タイヤ支持部材4に装着されたベルト5の一端部5aを、梁部材3の一端部側の長孔3a,3bに通して梁部材3の一端部に装着する。
その後、タイヤ支持部材4を縦置きされたタイヤTの中心孔に通し、そのタイヤ支持部材4に装着されたベルト5の他端部5bを、梁部材3の他端部側の長孔3a,3bに通して梁部材3の他端部に装着する。その結果、縦置きされたタイヤTの上部T1が、タイヤ支持部材4を介してベルト5に吊り下げられて支持される。
最後に、情報表示物ホルダ8の一端部側の2つの凸部8aを梁部材3の一端部側の長孔3a,3cに通し、情報表示物ホルダ8の他端部側の2つの凸部8aを梁部材3の他端部側の長孔3a,3cに通して、情報表示物ホルダ8を梁部材3に装着する。情報表示物ホルダ8の一端部側の2つの凸部8aを梁部材3の一端部側の長孔3a,3cに通し、情報表示物ホルダ8の他端部側の2つの凸部8aを梁部材3の他端部側の長孔3a,3cに通したとき、梁部材3の一端部側の長孔3aに通されているベルト5の一端部5aが梁部材3の長孔3aの内壁面に押し付けられ、梁部材3の他端部側の長孔3aに通されているベルト5の他端部5bが梁部材3の長孔3aの内壁面に押し付けられるので、ベルト5の一端部5aと梁部材3の一端部側の長孔3aの内壁面との間に生じる摩擦力と、ベルト5の他端部5bと梁部材3の他端部側の長孔3aの内壁面との間に生じる摩擦力とによって、ベルト5の両端部5a,5bが梁部材3に固定される。
この実施形態タイヤスタンドによれば、縦置きされるタイヤTの両側に配置される一対の柱体2,2に、縦置きされるタイヤTの上方に配置される梁部材3をかけ渡し、縦置きされるタイヤTをベルト5で梁部材3に吊り下げることにより、縦置きされるタイヤTの上部T1を支持するようにしたので、縦置きされたタイヤTにそのタイヤTの中心軸方向の外力が作用したとしても、タイヤTの倒れは確実に抑制され、安定する。
縦置きされるタイヤTをベルト5で梁部材3に吊り下げることによって、縦置きされるタイヤタイヤTの倒れを抑制するようにしたので、タイヤ幅の大きなタイヤのホルダとしても使用することができる。
ベルト7の一端部を縦置きされるタイヤタイヤTの中心孔に通し、その一端部の雄ファスナ部をベルト7の他端部の雌ファスナ部に接着することにより、ベルト7を転がり抑制部材6のタイヤ受け部材62と縦置きされるタイヤTの下部T2とにかけ渡すことができるので、タイヤTの転がりを抑制することができる。
この実施形態では、タイヤホルダをタイヤ台1と複数の柱体2と梁部材3とタイヤ支持部材4とベルト5と転がり抑制部材6とベルト7とで構成したが、タイヤホルダをタイヤ台1と複数の柱体2と梁部材3とベルト5との4つの構成要素だけで構成してもよい。また、縦置きされるタイヤTの両側に配置される柱体2は複数であればよく、一対に限定されない。
この実施形態では、タイヤホルダをタイヤ台1と複数の柱体2と梁部材3とタイヤ支持部材4と転がり抑制部材6とは、それぞれプラスチック段ボールで形成されたものであるが、それらの部材の材料としてはプラスチック段ボールに限られない。
この実施形態では、情報表示物ホルダ8を使用したが、情報表示物ホルダ8を使用しないときには、例えば、梁部材3の一端部側の長孔3aに通したベルト5の一端部5aと、梁部材3の他端部側の長孔3aに通したベルト5の他端部5bとを組んでゆわえて、ベルト5の両端部5a,5bを梁部材3に固定すればよい。ベルト5の両端部5a,5bを梁部材3に固定する他の方法としては、例えば、予めベルト5の一端部5aに面状ファスナの雄ファスナ部(図示せず)を装着し、ベルト5の他端部5bに面状ファスナの雌ファスナ部(図示せず)を装着しておき、梁部材3の一端部側の長孔3aに通したベルト5の一端部5aと、梁部材3の他端部側の長孔3aに通したベルト5の他端部5bとを互いに接着して、ベルト5の両端部5a,5bを梁部材3に固定してもよい。
1 タイヤ台
1a,1b,1c,1d1,1d2 通し孔
2 柱体
21 柱体本体
211~217 領域部
212a,214a1,214a2,217a スリット
2111,2131,2141,2151,2171 脚部
22 補助部材
22a スリット
221 補助部材本体
222 接続部
2221 突出部
3 梁部材
3a,3b,3c 長孔
3d スリット
31 梁部材本体
4 タイヤ支持部材
41 タイヤ支持部材本体
41a スリット
41b,41c 長孔
411~415 領域部
42 形状維持部材
42a スリット
421 形状維持部材本体
422 サイド部
5 ベルト
5a 一端部
5b 他端部
6 転がり抑制部材
61 環状部材
611~621 領域部
6111,6131,6151,6171,6191,6211 脚部
612a~620a スリット
62 タイヤ受け部材
62a 長孔
62b スリット
62c 孔
621 受け部材本体
622 接続部
63 ストッパ部材
63a スリット
631 ストッパ部材本体
6311~6313 領域
632 接続部
6321,6322 領域
64 カバー部材
64a 孔
64a1 凹部
64b スリット
64c 凹部
7 ベルト(帯状転がり抑制部材)
8 情報表示物ホルダ
8a 凸部
81 ホルダ本体
82 接続部
T 縦置きされるタイヤ
T1 縦置きされるタイヤの上部
T2 縦置きされるタイヤの下部
Tcs タイヤの外周面
N1~N29 折曲線部
UD 上下方向
RL 左右方向
FR 前後方向
請求項4に記載の発明は、請求項に記載のタイヤホルダにおいて、前記転がり抑制部材に装着され、前記縦置きされるタイヤの下部に巻き付けられてそのタイヤの転がりを抑制する帯状転がり抑制部材を更に備えていることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 縦置きされるタイヤを保持するタイヤホルダにおいて、
    前記縦置きされるタイヤを載せるタイヤ台と、
    前記タイヤ台に装着されるとともに、前記縦置きされるタイヤの両側に配置される複数の柱体と、
    前記縦置きされるタイヤの上方に配置され、前記複数の柱体にかけ渡される梁部材と、
    前記縦置きされるタイヤを前記梁部材に吊り下げる吊り下げ部材と
    を備えていることを特徴とするタイヤホルダ。
  2. 前記吊り下げ部材が、
    前記縦置きされるタイヤの中心孔に挿入されるタイヤ支持部材と、
    前記梁部材に装着され、前記タイヤ支持部材を前記梁部材に吊り下げるベルトと
    を有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤホルダ。
  3. 前記タイヤ台に装着され、前記縦置きされるタイヤの外周面を受けてそのタイヤの転がりを抑制する転がり抑制部材を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤホルダ。
  4. 前記転がり抑制部材に装着され、前記縦置きされるタイヤの下部に巻き付けられてそのタイヤの転がりを抑制する帯状転がり抑制部材を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤホルダ。
  5. 前記タイヤ台と前記複数の柱体と前記梁部材とがプラスチック段ボールで形成されている
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のタイヤホルダ。
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