JP2023149041A - 半導体装置及び故障検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部回路の起動後だけでなく、内部回路の起動前においてもバイパスコンデンサの故障検出を行う。【解決手段】半導体装置は、電源ラインから電力の供給を受けて動作する内部回路と、電源ラインに印加される電源電圧の立ち上がりのタイミングを示す第1の信号を出力する第1の信号出力回路と、内部回路によって指定されたタイミングを示す第2の信号を出力する第2の信号出力回路と、第1の信号及び第2の信号に基づいて、電源ラインに流れる負荷電流を変動させる負荷電流制御回路と、電源電圧のレベルについて判定を行う判定回路と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及び故障検出方法に関する。
電源ラインに接続されるバイパスコンデンサの故障検出に関する技術として、以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、電源端子にバイパスコンデンサが接続された状態で直流電源から内部回路に給電されて動作する半導体装置であって、電源端子から供給する電流を所定の動作期間だけ変化させる負荷電流制御部と、電源端子の電圧を検出し、閾値上限が設定されるときにはその閾値上限を上回る場合、閾値下限が設定されるときにはその閾値下限を下回る場合に検出信号を出力する検出部とを備えた半導体装置が記載されている。
特開2016-075626号公報
特許文献1に記載の半導体装置においては、内部回路が備えるパルス発生部から一定周期で出力されるパルス信号によって負荷電流制御部のスイッチを駆動することにより負荷電流を増加させ、負荷電流の増加に伴う電源端子の電圧変化に基づいてバイパスコンデンサの故障を検出する。特許文献1に記載の半導体装置によれば、内部回路から出力されるパルス信号をトリガとしてバイパスコンデンサの故障検出を行うので、電源が投入されてから内部回路が起動するまでの期間は、バイパスコンデンサの故障検出を行うことができない。バイパスコンデンサの故障検出が遅れると、システムに致命的な影響を与えるおそれがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、内部回路の起動後だけでなく、内部回路の起動前においてもバイパスコンデンサの故障検出を行うことを可能とすることを目的とする。
半導体装置は、電源ラインから電力の供給を受けて動作する内部回路と、前記電源ラインに印加される電源電圧の立ち上がりのタイミングを示す第1の信号を出力する第1の信号出力回路と、前記内部回路によって指定されたタイミングを示す第2の信号を出力する第2の信号出力回路と、前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて、前記電源ラインに流れる負荷電流を変動させる負荷電流制御回路と、前記電源電圧のレベルについて判定を行う判定回路と、を含む。
本発明における故障検出方法は、電源ラインに接続されたバイパスコンデンサの故障検出方法であって、前記電源ラインに印加される電源電圧が立ち上がるタイミング及び前記電源ラインから電力の供給を受けて動作する内部回路によって指定されるタイミングで、前記電源ラインに流れる負荷電流を変動させ、前記負荷電流を変動させたときの前記電源電圧のレベルに基づいて前記バイパスコンデンサにおける故障の有無を判定することを含む。
本発明によれば、内部回路の起動後だけでなく、内部回路の起動前においてもバイパスコンデンサの故障検出を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す回路ブロック図である。 バイパスコンデンサに故障が生じていない場合の電源投入時における半導体装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 バイパスコンデンサに故障が生じている場合の電源投入時における半導体装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 内部回路の起動後における半導体装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 内部回路が故障検出プログラムを実行することによって内部回路において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 基準電圧生成回路及び判定回路の構成の一例を示す図である。 基準電圧生成回路及び判定回路の構成の他の例を示す図である。 基準電圧生成回路及び判定回路の構成の他の例を示す図である。 基準電圧生成回路及び判定回路の構成の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、各図面において、実質的に同一又は等価な構成要素又は部分には同一の参照符号を付与している。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置10の構成の一例を示す回路ブロック図である。半導体装置10は、パワーオンリセット回路11、テスト信号出力回路12、AND回路13、パルス信号発生回路14 、負荷電流制御回路15、基準電圧生成回路16、判定回路17、警報信号出力回路18及び内部回路19を有する。半導体装置10は、電源端子22、グランド端子23及び出力端子24、電源ラインL1及びグランドラインL2を有する。電源ラインL1は電源端子22に接続され、グランドラインL2はグランド端子23に接続されている。半導体装置10を構成する上記の各構成要素は、半導体基板上に設けられている。
電源端子22には、直流電源40の陽極が接続され、グランド端子23には、直流電源40の陰極が接続される。直流電源40は、電源ラインL1とグランドラインL2との間に電源電圧VDDを印加する。電源端子22とグランド端子23との間には、バイパスコンデンサ41が設けられている。バイパスコンデンサ41は、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDを安定化させる役割を担う。半導体装置10は、バイパスコンデンサ41の故障を検出する機能を有する。
パワーオンリセット回路11は、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDの立ち上がりのタイミングを示すリセット信号Sを出力する。リセット信号Sは、内部回路19のパワーオンリセットに用いられる制御信号である。すなわち、内部回路19は、電源投入時にパワーオンリセット回路11から出力されるリセット信号Sに応じて内部レジスタを初期化するリセット動作を行う。リセット信号Sは、内部回路19の起動前におけるバイパスコンデンサ41の故障検出のためのトリガ信号としても用いられる。リセット信号Sは、電源投入後、電源電圧VDDのレベルが所定の検出レベルVdに達した場合にローレベルに遷移し、一定期間ローレベルを保持した後、ハイレベルに遷移する。リセット信号Sは、AND回路13及び内部回路19に供給される。なお、パワーオンリセット回路11は、本発明における「第1の信号出力回路」の一例であり、リセット信号Sは、本発明における「第1の信号」の一例である。
テスト信号出力回路12は、内部回路19の起動後に内部回路19によって指定される、バイパスコンデンサ41の故障検出タイミングを示すテスト信号Sを出力する。内部回路19によるバイパスコンデンサ41の故障検出タイミングの指定は、内部回路19から出力される指示信号Sによって行われる。本実施形態において、テスト信号Sは、内部回路19から出力される指示信号Sに応じてローレベルに遷移し、一定期間ローレベルを保持した後、ハイレベルに遷移する。テスト信号Sは、AND回路13に供給される。なお、テスト信号出力回路12は、本発明における「第2の信号出力回路」の一例であり、テスト信号Sは、本発明における「第2の信号」の一例である。
AND回路13は、リセット信号Sとテスト信号Sの論理積に相当する制御信号S12を生成し、これをパルス信号発生回路14に供給する。
パルス信号発生回路14は、制御信号S12に応じて一定のパルス幅を有する単発のパルス信号Sを出力する。パルス信号発生回路14は、リセット信号S又はテスト信号Sのレベルが、ローレベルからハイレベルに遷移するタイミングでパルス信号Sを発生させる。すなわち、パルス信号Sは、電源電圧VDDの立ち上がりのタイミング及び内部回路19によって指定されるバイパスコンデンサ41の故障検出タイミングで発生する。パルス信号Sは、負荷電流制御回路15に供給される。
負荷電流制御回路15は、電源ラインL1とグランドラインL2との間に設けられた、抵抗素子31及びスイッチ32を有する直列回路を含んで構成されている。抵抗素子31は、一端が電源ラインL1に接続され、他端がスイッチ32の一端に接続されている。スイッチ32の他端はグランドラインL2に接続されている。スイッチ32は、パルス信号発生回路14から出力されるパルス信号Sに応じてオン状態となる。スイッチ32がオン状態となることで、電源ラインL1に流れる負荷電流が増加する。すなわち、負荷電流制御回路15は、電源電圧VDDの立ち上がりのタイミング及び内部回路19によって指定されるバイパスコンデンサ41の故障検出タイミングで負荷電流を変動させる。
負荷電流が増加することで、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDのレベルは低下する。バイパスコンデンサ41が正常である場合、負荷電流の変動に伴う電源電圧VDDの変動幅は比較的小さい。電源電圧VDDのレベルは、その後、適正レベルに復帰する。バイパスコンデンサ41にリーク等の故障が生じている場合、負荷電流の変動に伴う電源電圧VDDの変動幅は正常時と比較して大きくなり、電源電圧VDDのレベルが適正レベルに復帰するまでの時間が正常時と比較して長くなる。
判定回路17は、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDのレベルについて判定を行う。具体的には、電源電圧VDDのレベルと、基準電圧生成回路16によって生成される基準電圧Vrefのレベルとの比較を行い、比較結果を示す判定信号Sを出力する。バイパスコンデンサ41に故障が生じていない場合、負荷電流の変動時においても、電源電圧VDDのレベルは基準電圧Vrefのレベルよりも高い状態が維持される。一方、バイパスコンデンサ41に故障が生じている場合、負荷電流の変動時に、電源電圧VDDのレベルが基準電圧Vrefのレベルよりも低くなる。従って、電源電圧VDDのレベルと基準電圧Vrefのレベルとを比較した結果を示す判定信号Sは、バイパスコンデンサ41における故障の有無を示す信号である。判定信号Sは、警報信号出力回路18及び内部回路19に供給される。
基準電圧生成回路16は、判定回路17における電源電圧VDDのレベル判定に用いる基準電圧Vrefを生成する。基準電圧Vrefのレベルは、バイパスコンデンサ41の故障を検出することが可能な適切なレベルに設定される。すなわち、基準電圧Vrefのレベルは、バイパスコンデンサ41が故障している場合における、負荷電流の変動に伴ってレベルが低下した状態の電源電圧VDDのレベルを想定して設定される。また、基準電圧Vrefのレベルは、パワーオンリセット回路11が電源電圧VDDの立ち上がりを検出する際の検出レベルVdよりも高いレベルに設定される。
警報信号出力回路18は、判定信号Sに基づいて警報信号Sを生成し、出力する。警報信号Sは、判定信号Sと同様、バイパスコンデンサ41における故障の有無を示す信号である。警報信号Sは、出力端子24を介して半導体装置10の外部からモニタすることが可能である。警報信号Sをモニタすることで、バイパスコンデンサ41における故障の有無を把握することができる。なお、警報信号出力回路18は、本発明における「第3の信号出力回路」の一例である。警報信号Sは、本発明における「第3の信号」の一例である。
内部回路19は、電源ラインL1から電力の供給を受けて動作する。内部回路19は、電源投入後、パワーオンリセット回路11から出力されるリセット信号Sに基づいて、内部レジスタを初期化するリセット動作を行う。リセット信号Sの出力時点において、内部回路19は起動前の状態である。
内部回路19は、故障検出プログラム21が格納された記憶回路20を有する。内部回路19は、リセット動作が完了すると起動後の状態となり、記憶回路20に格納されている故障検出プログラム21を実行する。内部回路19は、故障検出プログラム21に従って、バイパスコンデンサ41の故障検出の実行を指示する指示信号Sを出力する。すなわち、バイパスコンデンサ41の故障検出タイミングは、指示信号Sによって指定される。内部回路19は、指示信号Sを所定の間隔で繰り返し出力する。指示信号Sは、テスト信号出力回路12に供給される。
内部回路19は、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す判定信号Sを受信した場合、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す故障情報を記憶回路20に格納する。なお、内部回路19は、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す判定信号Sを受信した場合、例えば、自身又は他の回路の動作を停止させる処理、又は他の回路にバイパスコンデンサの故障を通知する処理を行ってもよい。
以下において、半導体装置10の動作について説明する。図2及び図3は、電源投入時における半導体装置10の動作の一例を示すタイムチャートである。図2はバイパスコンデンサ41に故障が生じていない場合であり、図3はバイパスコンデンサ41に故障が生じている場合である。図2及び図3に示す期間において、内部回路19は起動前の状態である。
時刻t0において電源が投入されると、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDが徐々に上昇する。パワーオンリセット回路11から出力されるリセット信号Sは、電源電圧VDDのレベルが所定の検出レベルVdに達する時刻t1においてローレベルに遷移し、時刻t1から所定期間が経過した時刻t2においてハイレベルに遷移する。テスト信号出力回路12から出力されるテスト信号Sはハイレベルに維持される。ここで、ハイレベル、ローレベルは論理的なレベルであり、例えばハイレベルは論理値1、ローレベルは論理値0である。また、ハイレベルの電圧は電源電圧VDDに追従した電圧であり、ローレベルの電圧は電源電圧VDDに追従しない、例えば電源電圧VDDと異なる接地電圧に追従する電圧である。
パルス信号発生回路14は、リセット信号Sのハイレベルへの遷移に応じて、一定のパルス幅を有する単発のパルス信号Sを出力する。これにより、時刻t2において、負荷電流制御回路15のスイッチ32はオン状態となり、負荷電流が増加する。負荷電流の増加に伴って、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDは低下する。バイパスコンデンサ41が正常である場合、負荷電流の変動に伴う電源電圧VDDの変動幅は比較的小さく、電源電圧VDDは直ちに適正レベルに復帰する。すなわち、バイパスコンデンサ41が正常である場合、図2に示すように、負荷電流の増加に伴って低下する電源電圧VDDのレベルは、基準電圧Vrefのレベルを下回ることはない。この場合、判定回路17から出力される判定信号S及び警報信号出力回路18から出力される警報信号Sは、バイパスコンデンサ41が正常であることを示すローレベルに維持される。
一方、バイパスコンデンサ41にリーク等の故障が生じている場合、負荷電流の変動に伴う電源電圧VDDの変動幅は正常時と比較して大きくなり、電源電圧VDDのレベルが適正レベルに復帰するまでの時間が正常時と比較して長くなる。すなわち、バイパスコンデンサ41に故障が生じている場合、図3に示すように、負荷電流の増加に伴って低下する電源電圧VDDのレベルは、基準電圧Vrefのレベルを下回る。判定回路17から出力される判定信号S及び警報信号出力回路18から出力される警報信号Sは、それぞれ、電源電圧VDDのレベルが基準電圧Vrefのレベルを下回る時刻t3において、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示すハイレベルに遷移する。警報信号Sは、出力端子24から半導体装置10の外部に出力される。このように、半導体装置10によれば、内部回路19が起動前の状態にある電源投入時において、バイパスコンデンサ41の故障検出を行うことが可能である。
図4は、内部回路19の起動後における半導体装置10の動作の一例を示すタイムチャートである。内部回路19の起動後においては、内部回路19によって実行される故障検出プログラム21に従ってバイパスコンデンサ41の故障検出が行われる。
時刻t11において、内部回路19は、バイパスコンデンサ41の故障検出の実行を指示する指示信号Sを出力する。テスト信号出力回路12から出力されるテスト信号Sは、指示信号Sに応じて、時刻t11においてローレベルに遷移し、時刻t11から所定期間が経過した時刻t12においてハイレベルに遷移する。パワーオンリセット回路11から出力されるリセット信号Sはハイレベルに維持される。
パルス信号発生回路14は、テスト信号Sのハイレベルへの遷移に応じて、一定のパルス幅を有する単発のパルス信号Sを出力する。これにより、時刻t12において、負荷電流制御回路15のスイッチ32はオン状態となり、負荷電流が増加する。負荷電流の増加に伴って、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDは低下する。図4には、時刻t12においてバイパスコンデンサ41が正常である場合が示されている。バイパスコンデンサ41が正常である場合、負荷電流の増加に伴って低下する電源電圧VDDのレベルは、基準電圧Vrefのレベルを下回ることはない。この場合、判定回路17から出力される判定信号S及び警報信号出力回路18から出力される警報信号Sは、バイパスコンデンサ41が正常であることを示すローレベルに維持される。
時刻t11から所定期間が経過した時刻t13において、内部回路19は、指示信号Siを再度出力する。テスト信号出力回路12から出力されるテスト信号Sは、指定信号Sに応じて、時刻t13においてローレベルに遷移し、時刻t13から所定期間が経過した時刻t14においてハイレベルに遷移する。
パルス信号発生回路14は、テスト信号Sのハイレベルへの遷移に応じて、一定のパルス幅を有する単発のパルス信号Sを出力する。これにより、時刻t14において、負荷電流制御回路15のスイッチ32はオン状態となり、負荷電流が増加する。負荷電流の増加に伴って、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDは低下する。図4には、時刻t14においてバイパスコンデンサ41に故障が生じている場合が示されている。バイパスコンデンサ41に故障が生じている場合、負荷電流の増加に伴って低下する電源電圧VDDのレベルは、基準電圧Vrefのレベルを下回る。判定回路17から出力される判定信号S及び警報信号出力回路18から出力される警報信号Sは、それぞれ、電源電圧VDDのレベルが基準電圧Vrefのレベルを下回る時刻t15において、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示すハイレベルに遷移する。内部回路19は、当該判定信号Sに応じて、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す故障情報を記憶回路20に格納する。警報信号Sは、出力端子24から半導体装置10の外部に出力される。
図5は、内部回路19が故障検出プログラム21を実行することによって内部回路19において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。故障検出プログラム21は、内部回路19の起動後に実行される。
ステップST1において、内部回路19はバイパスコンデンサ41の故障検出タイミングであるか否かを判定する。内部回路19は、自身が備えるタイマ機能を利用して故障検出タイミングを定める。故障検出タイミングであると判定された場合、処理はステップST2に移行される。
ステップST2において、内部回路19は、バイパスコンデンサ41の故障検出の実行を指示する指示信号Sを出力する。これに応じて、テスト信号出力回路12、パルス信号発生回路14、負荷電流制御回路15、基準電圧生成回路16及び判定回路17が、図4に例示する動作を行うことで、バイパスコンデンサ41の故障検出が行われる。
ステップST3において、内部回路19は、判定回路17から出力される検出信号Sに基づいてバイパスコンデンサ41に故障が生じているか否かを判定する。バイパスコンデンサ41に故障が生じていると判定された場合、処理はステップST4に移行され、バイパスコンデンサ41に故障が生じていないと判定された場合、処理はステップST1に戻される。
ステップST4において、内部回路19は、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す故障情報を記憶回路20に格納する。その後、処理はステップST1に戻される。指示信号Sは、所定期間毎に繰り返し出力され、これにより、バイパスコンデンサ41の故障検出動作が所定期間毎に繰り返し実行される。
以上のように、本実施形態に係る半導体装置10は、電源ラインL1から電力の供給を受けて動作する内部回路19と、電源ラインL1に印加される電源電圧VDDの立ち上がりのタイミングを示すリセット信号Sを出力するパワーオンリセット回路11と、内部回路19によって指定されたタイミングを示すテスト信号Sを出力するテスト信号出力回路12と、リセット信号S及びテスト信号Sに基づいて、電源ラインL1に流れる負荷電流を変動させる負荷電流制御回路15と、電源電圧VDDのレベルについて判定を行う判定回路17と、を含む。本実施形態に係る半導体装置10よれば、内部回路19の起動前においては、パワーオンリセット回路11から出力されるリセット信号Sをトリガ信号として、バイパスコンデンサ41の故障検出が行われる。また、内部回路19の起動後においては、内部回路19によって指定されるタイミングでバイパスコンデンサ41の故障検出が行われる。すなわち、本発明の実施形態に係る半導体装置10によれば、内部回路19の起動後だけでなく、内部回路19の起動前においてもバイパスコンデンサ41の故障検出を行うことが可能である。
また、内部回路19の起動前における故障検出のトリガ信号として、パワーオンリセット回路11の出力信号であるリセット信号Sを用いるので、内部回路19の起動前におけるバイパスコンデンサ41の故障検出を、既存のパワーオンリセット回路11を流用することによって実現できる。
また、負荷電流の変動に伴う電源電圧の瞬間的な変動に基づいてバイパスコンデンサ41の故障検出を行うので、内部回路19のリセットを伴うことなくバイパスコンデンサ41の故障検出を行うことが可能である。
また、基準電圧Vrefのレベルは、パワーオンリセット回路11が電源電圧VDDの立ち上がりを検出する際の検出レベルVdよりも高いレベルに設定されるので、パワーオンリセットが作動する程度にまでバイパスコンデンサ41の劣化が進行する前に、バイパスコンデンサ41の故障を検出することが可能となる。
なお、本実施形態においては、テスト信号出力回路12が、内部回路19とは別の回路として構成される場合を例示したが、テスト信号出力回路12が内部回路19に含まれていてもよい。すなわち、内部回路19がテスト信号Sを出力する機能を有していてもよい。また、本実施形態においては、バイパスコンデンサ11が、半導体装置10の外部に設けられる構成を例示したが、バイパスコンデンサ11は、半導体装置10の内部に設けられていてもよい。また、本実施形態においては、故障情報を内部回路19が備える記憶回路20に格納する場合を例示したが、内部回路19が備える記憶回路20とは別の記憶回路に故障情報を格納してもよい。
図6は、基準電圧生成回路16及び判定回路17の構成の一例を示す図である。基準電圧生成回路16は、電流源51及び抵抗素子52を含んで構成されていてもよい。電流源51は、一端が電源ラインL1に接続され、他端が抵抗素子52の一端に接続されている。抵抗素子52の他端は、グランドラインL2に接続されている。電流源51と抵抗素子52との接続点であるノードn1から基準電圧Vrefが出力される。抵抗素子52の抵抗値によって基準電圧Vrefのレベルを任意のレベルに設定することが可能である。
判定回路17は、抵抗素子61、62及びコンパレータ63を含んで構成されていてもよい。抵抗素子61は、一端が電源ラインL1に接続され、他端が抵抗素子62の一端に接続されている。抵抗素子62の他端はグランドラインL2に接続されている。抵抗素子61と抵抗素子62との接続点であるノードn2からは、これらの抵抗素子の抵抗比に応じて電源電圧VDDが分圧された電圧が出力される。
コンパレータ63の一方の入力端は、ノードn1に接続され、当該一方の入力端には基準電圧Vrefが入力される。コンパレータ63の他方の入力端は、ノードn2に接続され、当該他方の入力端には電源電圧VDDが分圧された電圧が入力される。コンパレータ63の出力端からは、基準電圧Vrefのレベルと、電源電圧VDDが分圧された電圧のレベルとを比較した結果を示す判定信号Sが出力される。図6に示す構成において、電源電圧VDDは正電圧でも負電圧でもよい。
図7は、基準電圧生成回路16及び判定回路17の構成の他の例を示す図である。基準電圧生成回路16は、抵抗素子53、54、スイッチ55及びキャパシタ56を含んで構成されていてもよい。抵抗素子53は、一端が電源ラインL1に接続され、他端が抵抗素子54の一端に接続されている。抵抗素子54の他端はグランドラインL2に接続されている。抵抗素子53と抵抗素子54との接続点であるノードn3からは、これらの抵抗素子の抵抗比に応じて電源電圧VDDが分圧された電圧が出力される。スイッチ55は、一端がノードn3に接続され、他端がキャパシタ56の一端に接続されている。キャパシタ56の他端はグランドラインL2に接続されている。スイッチ55及びキャパシタ56により、サンプルホールド回路が構成されている。スイッチ55は、AND回路13から出力される制御信号S12によって制御される。すなわち、スイッチ55は、負荷電流制御回路15が負荷電流を変動させる直前のタイミングでオフ状態となり、それよりも前のタイミングでオン状態を維持する。これにより、負荷電流が変動する直前のタイミングにおける電源電圧VDDが分圧された電圧がキャパシタ56によって保持される。保持された電圧は、基準電圧Vrefとして、スイッチ55とキャパシタ56の接続点であるノードn4から出力される。判定回路17の構成は、図6に示されたものと同じであるので、説明は省略する。図7に示す構成において、電源電圧VDDは正電圧でも負電圧でもよい。
図8は、基準電圧生成回路16及び判定回路17の構成の他の例を示す図である。基準電圧生成回路16は、スイッチ58及びキャパシタ57を含んで構成されていてもよい。スイッチ58は、一端が電源ラインL1に接続され、他端がキャパシタ57の一端に接続されている。キャパシタ57の他端はグランドラインL2に接続されている。スイッチ58及びキャパシタ57により、サンプルホールド回路が構成されている。スイッチ58は、AND回路13から出力される制御信号S12によって制御される。すなわち、スイッチ58は、負荷電流制御回路15が負荷電流を変動させる直前のタイミングでオフ状態となり、それよりも前のタイミングでオン状態を維持する。これにより、負荷電流が変動する直前のタイミングにおける電源電圧VDDがキャパシタ57によって保持される。保持された電圧は、基準電圧Vrefとして、スイッチ58とキャパシタ57の接続点であるノードn5から出力される。
判定回路17は、pチャネル型のトランジスタ64、キャパシタ65及びスイッチ66を含んで構成されていてもよい。トランジスタ64は、ソースがノードn5に接続され、ゲートが電源ラインL1に接続され、ドレインがキャパシタ65の一端に接続されている。キャパシタ65の他端はグランドラインL2に接続されている。スイッチ66は、キャパシタ65に並列接続されている。スイッチ66は、AND回路13から出力される制御信号S12によって制御される。スイッチ66のオンオフのタイミングはスイッチ58と同じである。
トランジスタ64は、ゲートに供給される電源電圧VDDと、ソースに供給される基準電圧Vrefとのレベル差が、トランジスタ64のゲート閾値電圧を超えるとオン状態となり、キャパシタ65が充電される。基準電圧Vrefを保持するキャパシタ57は、キャパシタ65を充電するのに十分な静電容量を有していることが好ましい。キャパシタ65の充電電圧が、判定信号Sとしてトランジスタ64とキャパシタ65との接続点であるノードn6から出力される。本実施形態に係る判定回路17によれば、負荷電流が変動する直前のタイミングにおける電源電圧VDDのレベルと、負荷電流の増加に伴ってレベルが低下した電源電圧VDDのレベルとが比較され、これらの差分がトランジスタ64のゲート閾値電圧を超えた場合に、トランジスタ64がオン状態となり、バイパスコンデンサ41に故障が生じていることを示す判定信号Sが出力される。
負荷電流が変動する直前まで、スイッチ66がオン状態となることで、キャパシタ65に蓄積された電荷が放電され、判定信号Sがリセットされる。スイッチ66は、負荷電流が変動する直前のタイミングでオフ状態となり、キャパシタ65が充電可能な状態となる。なお、トランジスタ64は、本発明における「第1のトランジスタ」の一例である。
図8に示す構成は、電源電圧VDDが正電圧である場合を想定したものである。電源電圧VDDを負電圧とする場合、トランジスタ64は、nチャネル型のトランジスタで構成される。
図9は、基準電圧生成回路16及び判定回路17の構成の他の例を示す図である。図9に示す構成は、図8におけるスイッチ58をpチャネル型のトランジスタ59によって構成し、図8におけるスイッチ66をnチャネル型のトランジスタ67及びインバータ68によって構成したものである。トランジスタ59のゲートは、AND回路13の出力端に接続されている。トランジスタ64がオン状態となる前に、キャパシタ57に蓄積された電荷がトランジスタ59を介して電源ラインL1に流出することを防止するために、トランジスタ59のゲート閾値電圧は、トランジスタ64のゲート閾値電圧よりも高いことが好ましい。例えば、トランジスタ59のゲート長をトランジスタ64のゲート長よりも長くすることで、トランジスタ59のゲート閾値電圧をトランジスタ64のゲート閾値電圧よりも高くすることが可能である。なお、トランジスタ59は、本発明における「第2のトランジスタ」の一例である。
トランジスタ67は、ドレインがノードn6に接続され、ソースがグランドラインL2に接続され、ゲートがインバータ68の出力端に接続されている。インバータ68の入力端は、AND回路13の出力端に接続されている。
10 半導体装置
11 パワーオンリセット回路
12 テスト信号出力回路
13 AND回路
14 パルス信号発生回路
15 負荷電流制御回路
16 基準電圧生成回路
17 判定回路
18 警報信号出力回路
19 内部回路
20 記憶回路
21 故障検出プログラム
31 抵抗素子
32 スイッチ
40 直流電源
41 バイパスコンデンサ
51 電流源
52、53、54、61、62抵抗素子
55、58、66 スイッチ
56、57、65 キャパシタ
59、64、67 トランジスタ
63 コンパレータ
68 インバータ
L1 電源ライン
L2 グランドライン
リセット信号
テスト信号
警報信号

Claims (15)

  1. 電源ラインから電力の供給を受けて動作する内部回路と、
    前記電源ラインに印加される電源電圧の立ち上がりのタイミングを示す第1の信号を出力する第1の信号出力回路と、
    前記内部回路によって指定されたタイミングを示す第2の信号を出力する第2の信号出力回路と、
    前記第1の信号及び前記第2の信号に基づいて、前記電源ラインに流れる負荷電流を変動させる負荷電流制御回路と、
    前記電源電圧のレベルについて判定を行う判定回路と、
    を含む半導体装置。
  2. 前記内部回路は、前記第1の信号に基づいてリセット動作を行う
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の信号又は前記第2の信号のレベルが遷移するタイミングで、パルス信号を発生させるパルス信号発生回路を含み、
    前記負荷電流制御回路は、前記パルス信号に応じて前記負荷電流を変動させる
    請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記負荷電流制御回路は、前記電源ラインに接続された、抵抗素子及びスイッチを有する直列回路を含み、
    前記スイッチがオン状態となることで、前記負荷電流が増加する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記判定回路は、前記電源電圧のレベルと基準電圧のレベルとを比較した結果を示す判定信号を出力する
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記判定信号に基づいて生成される第3の信号を出力する第3の信号出力回路を含む
    請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記判定信号によって示される情報が格納される記憶回路を含む
    請求項5又は請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記負荷電流制御回路が前記負荷電流を変動させる直前のタイミングにおける前記電源電圧に応じた電圧を保持し、保持した電圧を前記基準電圧として生成する基準電圧生成回路を含む
    請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記判定回路は、
    前記電源電圧がゲートに供給され、前記基準電圧がソースに供給される第1のトランジスタを含む
    請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記判定回路は、
    前記電源電圧がゲートに供給され、前記基準電圧がソースに供給される第1のトランジスタを含み、
    前記基準電圧生成回路は、
    ソースが前記電源ラインに接続され、ドレインが前記第1のトランジスタのソースに接続され、前記負荷電流制御回路が前記負荷電流を変動させる直前のタイミングでオフ状態となる第2のトランジスタと、
    一端が前記第2のトランジスタのドレインに接続されたキャパシタと、
    を含み、
    前記第2のトランジスタの閾値電圧は、前記第1のトランジスタの閾値電圧よりも高い
    請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の信号は、前記電源電圧の立ち上がり時におけるレベルが所定の検出レベルに達した場合にレベルが遷移し、
    前記基準電圧のレベルは、前記検出レベルよりも高い
    請求項5から請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記電源ラインに接続されたバイパスコンデンサを含む
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 電源ラインに接続されたバイパスコンデンサの故障検出方法であって、
    前記電源ラインに印加される電源電圧が立ち上がるタイミング及び前記電源ラインから電力の供給を受けて動作する内部回路によって指定されるタイミングで、前記電源ラインに流れる負荷電流を変動させ、
    前記負荷電流を変動させたときの前記電源電圧のレベルに基づいて前記バイパスコンデンサにおける故障の有無を判定する
    故障検出方法。
  14. 前記電源電圧の立ち上がりのタイミングを示す第1の信号及び前記内部回路によって指定されるタイミングを示す第2の信号に基づいて前記負荷電流を変動させる
    請求項13に記載の故障検出方法。
  15. 前記負荷電流を変動させたときの前記電源電圧のレベルが、基準電圧のレベルよりも低い場合に、前記バイパスコンデンサに故障が生じていることを示す第3の信号を出力する
    請求項13又は請求項14に記載の故障検出方法。
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