JP2023148086A - フォイル軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を高めることができるフォイル軸受を提供する。【解決手段】フォイルホルダと、フォイルホルダの内周面に周方向に沿って並設される複数のフォイルとを備える。各フォイルは、軸受面を有するトップフォイル部とトップフォイル部の周方向他端側に設けられるアンダーフォイル部とを有する。各フォイルのアンダーフォイル部の周方向他端に周方向に開口する切り欠き部を形成する。切り欠き部の開口幅をaとし、アンダーフォイル部の軸方向幅をAとし、切り欠き部の深さをbとし、アンダーフォイル部の周方向長さをBとしたときに、0.78≦a/A≦0.95とするとともに、0.61≦b/B≦0.95とした。【選択図】 図4
Description
本発明は、フォイル軸受に関する。
ガスタービンやターボチャージャ等のターボ機械の主軸を支持する軸受には、高温・高速回転といった過酷な環境に耐え得ることが要求される。このような過酷条件下での使用に適合する軸受として、フォイル軸受が着目されている。フォイル軸受は、曲げに対して剛性の低い可撓性を有する薄膜(リーフ)で軸受面を構成したものであり、軸の回転時に軸とリーフの軸受面との間に形成された軸受隙間に流体膜(例えば空気膜)を形成して軸を非接触支持するものである。
フォイル軸受は、特許文献1に記載のように、円筒状のフォイルホルダの内周面に、複数のフォイルの周方向両端を接触した状態で保持させた、いわゆる多円弧型のフォイル軸受がある。また、従来には、軸受隙間の圧力を高める手段を具備したフォイル軸受がある(特許文献2)。
特許文献2に記載のものは、フォイルのアンダーフォイル部に切り欠き部を設け、このアンダーフォイル部に乗り上げる隣のフォイルのトップフォイル部に、切り欠き部に沿った段差が形成されるものである。このように、段差が形成されることにより、トップフォイル部に沿って流れる流体が、段差に沿って流れて軸方向中央側に集められ、圧力向上効果が高められるものである。
ところで、特許文献2に記載のように、切り欠き部を設けた場合、切り欠き部の寸法形状によっては、圧力向上効果が高められない場合も生じていた。このように、圧力向上効果が高めれない場合、軸受の負荷容量が不足する場合がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を高めることができるフォイル軸受を提供するものである。
本発明のフォイル軸受は、フォイルホルダと、前記フォイルホルダの内周面に周方向に沿って並設される複数のフォイルとを備え、内周に挿入された軸を相対回転自在にラジアル方向で支持するフォイル軸受であって、各フォイルは、軸受面を有し、前記軸と前記フォイルホルダの内周面との間に配設されるトップフォイル部と、前記トップフォイル部の周方向一端側に設けられ、前記フォイルホルダの内周面に設けられた凹部に差し込まれる差込部と、前記トップフォイル部の周方向他端側に設けられ、軸回転方向上流側に隣接するフォイルと前記フォイルホルダの内周面との間に配設されるアンダーフォイル部とを有し、各フォイルのアンダーフォイル部の周方向他端に、周方向他端から周方向一端側へ向かって軸方向幅を小として、周方向に開口する切り欠き部を形成するとともに、切り欠き部の開口幅をaとし、アンダーフォイル部の軸方向幅をAとし、切り欠き部の深さをbとし、アンダーフォイル部の周方向長さをBとしたときに、0.78≦a/A≦0.95とするとともに、0.61≦b/B≦0.95としたものである。
本発明のフォイル軸受によれば、回転方向上流側に隣接するフォイルとフォイルホルダの内周面との間に配設されるアンダーフォイル部の周方向他端に切り欠き部を形成したことによって、高圧の空気を溜めるポケットが形成され、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を高めることができる。すなわち、切り欠き部の大きさを、前記のように設定することによって、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を安定して高めることができる。
前記切り欠き部は円弧形状とされているのが好ましい。このように構成することによって、トップフォイル部に沿って流れる流体が、なめらかに軸方向中央側に集められる。
フォイルのアンダーフォイル部における切り欠きに対向する隣のフォイルのトップフォイル部表面にのみ軸との摺動痕が形成されるのが好ましい。このように設定することによって、軸と軸受との接触を有効に回避でき、長期にわたって、フォイル軸受としての機能を有効に発揮することができる。
本発明では、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を安定して高めることができる。
以下本発明の実施の形態を図1~図10に基づいて説明する。
図1に、ターボ機械の一種であるガスタービンの構成を概念的に示す。このガスタービンは、翼列を形成したタービン1および圧縮機2と、発電機3と、燃焼器4と、再生器5とを主に備える。タービン1、圧縮機2、および発電機3には、水平方向に延びる共通の主軸(軸)6が設けられ、この主軸6と、タービン1および圧縮機2とで一体回転可能のロータが構成される。
吸気口7から吸入された空気は、圧縮機2で圧縮され、再生器5で加熱された上で燃焼器4に送り込まれる。この圧縮空気に燃料を混合して燃焼させ、高温、高圧のガスでタービン1を回転させる。タービン1の回転力が主軸6を介して発電機3に伝達され、発電機3が回転することにより発電し、この電力がインバータ8を介して出力される。タービン1を回転させた後のガスは比較的高温であるため、このガスを再生器5に送り込んで燃焼前の圧縮空気との間で熱交換を行うことで、燃焼後のガスの熱を再利用する。再生器5で熱交換を終えたガスは、排熱回収装置9を通ってから排ガスとして排出される。
図2に、上記ガスタービンにおけるロータの支持構造の一例を示す。この支持構造では、軸方向の2箇所にラジアル軸受10が配置され、主軸6に設けられたスラストカラー6aの軸方向両側にスラスト軸受20、20が配置される。このラジアル軸受10およびスラスト軸受20により、主軸6がラジアル方向及び両スラスト方向に回転自在に支持される。
この支持構造において、タービン1と圧縮機2の間の領域は、高温、高圧のガスで回転されるタービン1に隣接しているために高温雰囲気となる。この高温雰囲気では、オイルやグリース等からなる潤滑剤が変質・蒸発してしまうため、これらの潤滑剤を使用する通常の軸受(転がり軸受等)を適用することは難しい。そのため、この種の支持構造で使用される軸受10、20としては、空気動圧軸受、特にフォイル軸受が適合する。
以下、上記ガスタービン用のラジアル軸受に適合するフォイル軸受10の構成を図面に基づいて説明する。
フォイル軸受10は、図3に示すように、筒状(図示例では円筒状)のフォイルホルダ11と、フォイルホルダ11の内周面に取り付けられた複数(図示例では3枚)のフォイル12とを有する。フォイルホルダ11の外周面11bは、ガスタービンの図示省略のハウジングの内周面に固定される。
フォイルホルダ11は、例えば焼結金属や溶製材等の金属で形成される。図示例のフォイルホルダ11は、円筒面状の内周面11a及び外周面11bを有する。内周面11aのうち、周方向に離隔した複数箇所(図示例では3箇所)には、凹部としての軸方向溝11cが形成される。各軸方向溝11cの軸方向両端は、それぞれフォイルホルダ11の端面に開口している。
フォイル12は、ばね性に富み、かつ加工性のよい金属、例えば鋼材料や銅合金からなる厚さ20μm~200μm程度の金属フォイルにプレス加工や放電加工を施すことで形成される。本実施形態のように流体膜として空気を用いる空気動圧軸受では、雰囲気に潤滑油が存在しないため、金属フォイルとしてステンレス鋼もしくは青銅製のものを使用するのが好ましい。
フォイル12は、図4に示すように、軸受面を有するトップフォイル部13と、トップフォイル部の周方向他端側に設けられるアンダーフォイル部14を有するものである。トップフォイル部13の周方向一端側には、フォイルホルダ11の内周面の軸方向溝11cに差し込まれる差込部15、15が設けられている。
差込部15、15は、図4に示すように、トップフォイル部13の周方向一端側の軸方向両端側から周方向外方へ突出する突出片15a、15aにて構成される。この場合、突出片15aは、本体部15a1と、この本体部15a1の突出端部の軸方向外方に突出する小突起部15a2とからなる。
また、アンダーフォイル部14と、トップフォイル部13との間には、軸方向長さが小となる首部16が設けられる。この場合、アンダーフォイル部14とトップフォイル部13との間に、軸方向に相対向する切り欠き部17,17を設けることによってこの首部16を設けている。なお、切り欠き部17は、トップフォイル部13側の軸方向中央側から、外方に向かってトップフォイル部13側に傾斜する傾斜辺17aと、傾斜辺17aの軸方向中央側の底辺17bと、この底辺17bのアンダーフォイル部14側から軸方向外方に延びる軸方向辺17cと、軸方向辺17cの外方端から連結される円弧辺17dとからなる。
アンダーフォイル部14の周方向他端に、周方向他端から周方向一端側へ向かって軸方向幅を小として、周方向に開口する切り欠き部21を形成している。この場合、切り欠き部21は円弧形状としている。そして、図4に示すように、切り欠き部21の開口幅(軸方向幅)をaとし、アンダーフォイル部14の軸方向幅をAとし、切り欠き部21の深さ(周方向長さ)をbとし、アンダーフォイル部14の周方向長さをBとしたときに、0.78≦a/A≦0.95とするとともに、0.61≦b/B≦0.95とする。
周方向に隣り合うフォイル12を組み合わせる場合、一のフォイル12(軸回転方向上流側のフォイル12)の差込部15,15を他のフォイル12(軸回転方向下流側のフォイル12)の切り欠き部17,17に内径側から嵌入することになる。そして、軸回転方向下流側のフォイル12の切り欠き部17,17を介して外径側に突出した一のフォイル12の差込部15,15をフォイルホルダ11の内周面の軸方向溝11cに差し込んでこの軸方向溝11cに係合させる。
この際、軸回転方向上流側のフォイル12のトップフォイル部13の周方向一端縁が軸回転方向下流側のフォイル12の首部16に係止するとともに、軸回転方向上流側のフォイル12の差込部15,15が、軸方向溝11cの軸回転方向下流端のコーナ部に係合することになる。この場合、各フォイル12のアンダーフォイル部14の周方向他端部側(軸回転方向上流側)が自由端となる。
このように、3枚のフォイル12を組み合わせたものが、フォイルホルダ11の内周面に装着されれば、図3に示すように、フォイルホルダ11の内周面11aに沿うように、円筒形状をなすことになる。この場合、各フォイル12は、トップフォイル部13が軸6の外周面と対向することになって、アンダーフォイル部14がフォイルホルダ11の内周面に接触することになる。すなわち、図3に示すように、軸回転方向上流側のフォイル12の差込部15,15が、軸回転方向下流側のフォイル12の切り欠き部17、17を介してフォイルホルダ11の内周面11a側に突出して、軸方向溝11cに差し込まれた状態となって係合する。この際、各フォイル12のトップフォイル部13は、フォイルホルダ11の内周面11aと軸6の外周面との間に配設され、各フォイル12のアンダーフォイル部14は、軸回転方向上流側に隣接するフォイル12とフォイルホルダ11の内周面11aとの間に配設される。
そして、軸6(図2参照)が図3の矢印A方向に回転すると、ポケット22(図5参照)と対向するトップフォイル部13の範囲Hがフォイルホルダ内周面側に撓むことにって、範囲H1(図3及び図5参照)で示す部位における軸6の外周面とフォイル12との隙間が最も狭くなり、くさび効果により圧力が発生する。また、範囲H2(図3及び図5参照)で示す部位においても、軸受隙間が縮小するため、くさび効果により圧力が発生する。
本発明に係るフォイル軸受では、切り欠き部21を形成したことによって、高圧の空気を溜めるポケット22が形成され、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を高めることができる。すなわち、切り欠き部21の大きさを、前記のように設定することによって、軸受隙間に発生する圧力(負荷容量)を安定して高めることができる。
切り欠き部21は円弧形状とされているのが好ましい。このように構成することによって、トップフォイル部13に沿って流れる流体が、なめらかに軸方向中央側に集められる。
フォイル12のアンダーフォイル部14における切り欠き部21に対向する隣のフォイル12のトップフォイル部13表面にのみ軸6との摺動痕が形成されるのが好ましい。このように設定することによって、軸6と軸受との接触を有効に回避でき、長期にわたって、フォイル軸受としての機能を有効に発揮することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、以上に説明したフォイル軸受の適用対象は、上述したガスタービンに限られず、例えば過給機のロータを支持する軸受としても使用することができる。また、以上に説明したフォイル軸受は、ガスタービンや過給機等のターボ機械に限らず、潤滑油などの液体による潤滑が困難である、エネルギー効率の観点から潤滑油循環系の補機を別途設けることが困難である、あるいは液体のせん断による抵抗が問題になる等の制限下で使用される自動車等の車両用軸受、さらには産業機器用の軸受として広く使用することが可能である。
また、以上に説明したフォイル軸受は、圧力発生流体として空気を使用した空気動圧軸受であるが、これに限らず、圧力発生流体としてその他のガスを使用することもでき、あるいは水や油などの液体を使用することもできる。
切り欠き部21として、実施形態では円弧形状の切り欠きで構成していたが、これに限らず、V字形状の切り欠きや、台形状の切り欠き、さらには、半長円乃至半楕円形状の切り欠きで構成してもよい。また、実施形態では、フォイル12が3枚であったが、3枚に限らず、4枚以上であってもよい。
アンダーフォイル部14に設けられる切り欠き部21の大きさと負荷容量の関係を調べた。実施品1は基準の大きさの切り欠き部を有するもの、実施品2、3は実施品1に対して、円周方向比を小さくしたものであり、実施品4、5は実施品1に対して、軸方向比を小さくしたものであり、比較品1は図9に示すように、アンダーフォイル部14に切り欠き部を設けていないものである。
各実施品1~実施品5の軸方向比および円周方向比は次の表1のように設定した。ここで、軸方向比とは、切り欠き部の開口幅(軸方向幅)をaとし、アンダーフォイル部14の軸方向幅をAとしたときのa/Aであり、円周方向比とは、切り欠き部の深さ(周方向長さ)をbとし、アンダーフォイル部の周方向長さをBとしたときのb/Bである。a/A及びb/Bは、小さくなれば、切り欠き部の大きさが小さくなり、このため、高圧の空気を溜めるポケット22が小さくなる。
すなわち、図6(a)に実施品1(基準品)を示し、この実施品1の切り欠き部21は、軸方向比(a/A)が0.88とされ、周方向比(b/B)が0.72とされ、実施品2及び実施品3は、図6(b)に示すように、周方向比(b/B)が基準品よりも小さい、すなわち、切り欠き部21の切り欠き深さdを小さくものである。実施品2及び実施品3の軸方向比(a/A)が0.88と実施品1の軸方向比(a/A)と同じであり、実施品2の周方向比(b/B)が0.54であり、実施品3の周方向比(b/B)が0.44である。実施品4及び実施品5は、図6(c)に示すように、軸方向比(a/A)が基準品よりも小さい、すなわち、切り欠き部21の開口幅Wを小さくしたものである。実施品4は、軸方向比(a/A)を0.78とし、周方向比(b/B)を0.61とし、実施品5は、軸方向比(a/A)を0.67とし、周方向比(b/B)を0.49としている。
この場合、20000(rpm)、30000(rpm)、40000(rpm)、50000(rpm)、及び60000(rpm)について負荷容量を調べた。表1と図10に示すように、比較品1は、すべての回転速度において、基準となる実施品1と比べて負荷容量が低下した。40000(rpm)以上で、実施品2~実施品5は基準となる実施品1と比べて負荷容量が低下した。60000(rpm)以上で、実施品4及び実施品5は基準となる実施品1と比べて負荷容量が最も低下した。
この実施例から、切り欠部20の大きさ、つまり、高圧の空気を溜めるポケットの体積が負荷容量に影響していることがわかる。ポケット22(切り欠き部21)が小さければ、滞留する空気量が少なくなるため、負荷容量が低下する。高速領域では、空気の流れが増加するため、負荷容量の差が顕著に表れる。
比較品1では、20000(rpm)でも負荷容量が低下しているが、この原因として、低速領域では、軸受隙間に巻き込む空気量が少なく、ポケット22が形成されないため、さらに空気量が低下し、負荷容量が低下したと考えられる。
また、aを大きくすると、切り欠き部残部23の軸方向幅c(図7参照)が小さく(狭く)なり、フォイルの剛性が低下して、組み立て性が悪くなる。このため、a/Aを0.95以下にするのが好ましい。bを大きくしすぎると、切り欠き部21と首部16との間の部位24の寸法e(図8参照)が小さくなって、範囲H1(図3及び図5参照)が無くなることになり、くさび効果による圧力が上がりにくくなる。このため、b/Bを0.95以下にするのが好ましい。
6 軸(主軸)
11 フォイルホルダ
11a 内周面
12 フォイル
13 トップフォイル部
14 アンダーフォイル部
15 差込部
21 切り欠き部
11 フォイルホルダ
11a 内周面
12 フォイル
13 トップフォイル部
14 アンダーフォイル部
15 差込部
21 切り欠き部
Claims (3)
- フォイルホルダと、前記フォイルホルダの内周面に周方向に沿って並設される複数のフォイルとを備え、内周に挿入された軸を相対回転自在にラジアル方向で支持するフォイル軸受であって、
各フォイルは、軸受面を有し、前記軸と前記フォイルホルダの内周面との間に配設されるトップフォイル部と、前記トップフォイル部の周方向一端側に設けられ、前記フォイルホルダの内周面に設けられた凹部に差し込まれる差込部と、前記トップフォイル部の周方向他端側に設けられ、軸回転方向上流側に隣接するフォイルと前記フォイルホルダの内周面との間に配設されるアンダーフォイル部とを有し、
各フォイルのアンダーフォイル部の周方向他端に、周方向他端から周方向一端側へ向かって軸方向幅を小として、周方向に開口する切り欠き部を形成するとともに、切り欠き部の開口幅をaとし、アンダーフォイル部の軸方向幅をAとし、切り欠き部の深さをbとし、アンダーフォイル部の周方向長さをBとしたときに、0.78≦a/A≦0.95とするとともに、0.61≦b/B≦0.95としたことを特徴とするフォイル軸受。 - 前記切り欠き部は円弧形状とされていることを特徴とする請求項1に記載のフォイル軸受。
- フォイルのアンダーフォイル部における切り欠き部に対向する隣のフォイルのトップフォイル部表面にのみ軸との摺動痕が形成されないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフォイル軸受。
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