JP2023147762A - 半田付け条件学習装置、半田付け条件決定装置および半田付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度及び加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度及び加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置を得る。【解決手段】半田こてを用いた半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度及び加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度及び加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置であって、半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備える。【選択図】 図1
Description
この開示は、半田こてを用いて半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、半田こての加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び加熱装置の加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置に関するものである。
従来、半田こてを用いた半田付け装置には、予熱時や予熱完了時の制御を簡単かつ適切に行うことができ、最適な温度状態ではんだ付けを行うものがある。例えば、制御装置により予熱の完了を検出し、予熱の完了が検出されると報知手段から半田こてを使用する者に報知を行うものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、AI(ArtificialIntelligence)などを使った機械学習による学習モデルを半田付け装置に適用したものがある(例えば、特許文献2参照)。特許文献3には、AIを使って、画像から得た半田の形状などからデータを抽出することが開示されている。また、特許文献4には、半田付け装置の半田付け処理後に基板などの情報を学習することが開示されている。
しかしながら、従来の半田こてを用いた半田付け装置は、半田付けを行う加工対象ごとに、設定値を入力する必要があり、入力する者の技量によって、歩留りに影響があるという課題があった。
この開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、半田こての加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び加熱装置の加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置を得ることを目的とする。
この開示に係る半田付け条件学習装置は、半田こてを用いた半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、半田こての加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び加熱装置の加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置であって、半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備えたことを特徴とするものである。
この開示に係る半田付け条件決定装置は、半田こてを用いた半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、半田こての加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び加熱装置の加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置であって、半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備えた半田付け条件学習装置の学習結果を用いた半田付け条件決定装置であって、前記加工対象の情報が入力される加工対象入力部と、前記学習部の学習結果を用いて、前記加工対象入力部に情報が入力された前記加工対象が良品となる前記設定値を決定する半田付け条件決定部とを備えたことを特徴とするものである。
この開示に係る半田付け装置は、半田こてを用いた半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、半田こての加熱時間、加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び加熱装置の加熱時間を設定値として学習する半田付け条件学習装置であって、半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備えた半田付け条件学習装置の学習結果を用いた半田付け条件決定装置であって、前記加工対象の情報が入力される加工対象入力部と、前記学習部の学習結果を用いて、前記加工対象入力部に情報が入力された前記加工対象が良品となる前記設定値を決定する半田付け条件決定部とを備えた半田付け条件決定装置を用いた半田付け装置であって、前記装置の半田付け部と、前記半田付け条件決定部が決定した前記設定値が入力される条件設定部と、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御する半田付け制御部とを備え、前記半田付け制御部は、前記条件設定部に入力された条件に関連付けられた前記誤差がある場合でも、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御することを特徴とするものである。
この開示によれば、加工対象ごとに良品となる設定値を学習することが可能な半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置を得ることができる。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図1から図7を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図3において、加工対象1は、例えば、プリント基板などの基板1で、単層基板や多層基板を包含している。このプリント基板に配線や部品(対象部品)を半田付けしたものをプリント配線板やプリント配線基板、プリント回路板、プリント回路基板と呼ぶ場合がある。単に、プリント基板に配線を施したものをプリント配線板やプリント配線基板と呼んでもよい。この場合、加工対象1(基板1)にプリント配線板、プリント配線基板が含まれているといえる。さらに、加工対象1(基板1)は、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材とから構成されているともいえる。対象部品は、電子部品やアナログ部品などがあり、リードや端子を半田付けで固定されるものである。対象部品が固定される部材は、前述のプリント基板、プリント配線板、プリント配線基板となる。対象部品のリードや端子は、基板1に形成されたスルーホールに挿入されて半田付けで固定されるものも含む。
以下、実施の形態1に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図1から図7を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図3において、加工対象1は、例えば、プリント基板などの基板1で、単層基板や多層基板を包含している。このプリント基板に配線や部品(対象部品)を半田付けしたものをプリント配線板やプリント配線基板、プリント回路板、プリント回路基板と呼ぶ場合がある。単に、プリント基板に配線を施したものをプリント配線板やプリント配線基板と呼んでもよい。この場合、加工対象1(基板1)にプリント配線板、プリント配線基板が含まれているといえる。さらに、加工対象1(基板1)は、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材とから構成されているともいえる。対象部品は、電子部品やアナログ部品などがあり、リードや端子を半田付けで固定されるものである。対象部品が固定される部材は、前述のプリント基板、プリント配線板、プリント配線基板となる。対象部品のリードや端子は、基板1に形成されたスルーホールに挿入されて半田付けで固定されるものも含む。
図1及び図3において、半田付け条件学習装置2は、設定値入力部3、良不良判定結果入力部4、学習部5を有している。半田付け条件学習装置2は、半田付けを行う加工対象1ごとに、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間のうち少なくとも1つを設定値として学習するものであり、学習モデルを構築する。
図1及び図3において、設定値入力部3は、半田こて6、加熱装置7を有し、半田付けを行う装置(詳しくは、後述する半田付け装置12)ごとに、加工対象1と関連付けられた、設定値(半田付けを行う加工対象1ごとに、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間の設定値)が入力されるものである。設定値は、ここでは、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間の4つである。半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間のうち少なくとも1つを設定値として入力されればよい。
図4は、半田付け部10の構成図である。半田付け部10は、半田こて6、加熱装置7を有している。半田こて6は、そのこて先によって半田を溶融させるためのものである。加熱装置7は、ここではプリヒータ8と温風供給装置9を有している。加熱装置7は、プリヒータ8及び温風供給装置9の他にも加工対象1を加熱可能な装置を有していても良い。加熱装置7は、加工対象1を加熱可能な装置を少なくとも1つ有していればよい。プリヒータ8は、ここでは加工対象1の下面に配置されており、加工対象1を予備加熱可能に構成されている。温風供給装置9は、基板1に半田付けされる対象部品とその取付部分に対して、温風を吹き付けることで加工対象1を加熱するものである。温風供給装置9は、ここではホットエアであり、加工対象1の上面側に配置されている。温風供給装置9は、ここでは半田こて6と別体で設けられている例を示しているが、半田こて6自体に取り付けられているものであってもよい。半田こて6に温風供給装置9が取り付けられている場合では、温風供給装置9は、半田こて6のこて先の先端近傍に設定された所定位置に向けて、温風の吹き付けることができるように配置される。加熱装置7(ここでは、プリヒータ8及び温風供給装置9)によって加工対象1を加熱することで、半田付け時の半田のぬれ性を向上する効果が得られる。
引き続き、図1及び図3において、良不良判定結果入力部4は、設定値入力部3に入力された設定値によって加工された加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力されるものである。良不良判定結果入力部4において、初期に入力される良不良判定結果は、例えば、加工された後の加工対象1であるプリント回路板(プリント回路基板)を外観検査(人又は機械による検査を含む検査)した結果をデータ化したものである。つまり、外観検査(人又は機械による検査を含む検査)した結果をデータ化して、加工対象1が加工された設定値(設定値入力部3に入力された設定値)と関連付ければよい。学習部5は、設定値と良不良判定結果とに基づいて、加工対象1ごとに良品となる設定値を学習するものである。学習部5は、設定値入力部3に入力された設定値と、良不良判定結果入力部4に入力された良不良判定結果とに基づいて、加工対象1ごとに良品となる設定値を学習するものである。
学習部5(半田付け条件学習装置2)には、AIなどの機械学習を適用すればよい。学習部5(半田付け条件学習装置2)は学習モデルを構築して蓄積している。好ましくは、学習部5は、半田付け装置14ごとに、同じ加工対象1でも良品となる設定値が異なるものを、半田付け装置14ごとの誤差として関連付けて学習するようにしてもよい。また、設定値入力部3は、前述のとおり、半田、半田付けの対象部品(電子部品やアナログ部品など)、半田付けによって対象部品が固定される部材(プリント基板など)の、組み合わせで定義されている加工対象1と、関連付けられた設定値が入力されるものである。
この場合、さらに、設定値入力部3は、半田と、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、半田が、組成、比重、融点の少なくとも一つで区別されている加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されるようにしてもよい。また、設定値入力部3は、半田と、半田付けの対象部品(電子部品やアナログ部品など)と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、対象部品が、外形、重量、体積、電極位置の少なくとも一つで区別されている加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されるようにしてもよい。さらに、設定値入力部3は、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材(プリント基板など)との組み合わせのうち、部材が、厚み、重量、材質、体積、層数、内層導体箔厚、密度、孔径の少なくとも一つで区別されている加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されるようにしてもよい。
もちろん、設定値入力部3は、半田と、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、対象部品及び半田が同じもので、部材の条件が変わった場合の設定値がそれぞれ入力されてもよい。同じく、設定値入力部3は、半田と、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、部材及び半田が同じもので、対象部品の条件が変わった場合の設定値がそれぞれ入力されてもよい。同じく、設定値入力部3は、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、対象部品及び部材が同じもので、半田の条件が変わった場合の設定値がそれぞれ入力されてもよい。
ここで、部材の条件が変わった場合と、対象部品の条件が変わった場合とについて説明する。部材の条件が変わるとは、前述のように、部材の、厚み、重量、材質、体積、層数、内層導体箔厚、密度、孔径が異なる場合を意味している。内層導体箔は、加工対象1(基板1)の内層が銅箔の場合は、内層銅箔厚となる。当然、孔が貫通孔の場合は、部材の厚みから孔の深さも条件となる。貫通孔かどうかに限らず、孔の深さを条件としてもよい。詳しくは、部材が基板1の場合、厚みとは、板厚の仕様(導体箔厚み、導体箔面積、積層枚数)を意味している。基板1の場合、孔径はスルーホールを意味している。スルーホールは、回路を構成するために用いられたり、対象部品のリードや端子(電極)が挿入されたりするものである。基板1の場合、材質とは、基板の基材材料、導体箔の導体種類を意味している。また、対象部品の条件が変るとは、リードや、端子(電極)のピッチやリードや端子(電極)の径が異なる場合を意味している。リード(端子、電極)数やそれらのピッチから対象部品の形状や大きさが分かるので、対象部品のリードや端子のピッチや、リードや端子の径は、対象部品の外形、重量、体積、電極位置の情報といえる。電極位置は、半田付けによって対象部品が固定される部材(基板1(プリント基板)など)の上面、下面、側面などの面の情報でもよい。これまでは、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との組み合わせのうち、いずれかが固定の場合を説明してきたが、全ての組み合わせを網羅するようにしてもよい。
次に、図2を用いて実施の形態1に係る半田付け条件学習装置の動作(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法)を説明する。図2において、ステップ1は、設定値入力部3に、半田付けを行う装置(詳しくは、後述する半田付け装置14)ごとに、加工対象1と関連付けられた、設定値(半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間の設定値)が入力される処理ステップである。ステップ2は、良不良判定結果入力部4に、設定値入力部3に入力された設定値によって加工された加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される処理ステップである。ステップ1及びステップ2は、処理の順序は問わない。同時でもよい。ステップ3は、設定値入力部3に入力された設定値と、良不良判定結果入力部4に入力された良不良判定結果とに基づいて、学習部5に加工対象1ごとに良品となる設定値を学習させる処理ステップである。好ましくは、ステップ3は、学習部5に、半田付け装置14ごとに、同じ加工対象1でも良品となる設定値が異なるものを、半田付け装置14ごとの誤差として関連付けて学習させる処理ステップを組み込んでもよい。
実施の形態1に係る半田付け条件学習装置の動作(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法)においても、実施の形態1に係る半田付け条件学習装置と同様に、好ましくは、ステップ1は、設定値入力部3に、半田付けの対象部品と、半田付けによって対象部品が固定される部材との、組み合わせで定義されている加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されるステップである。対象部品の条件や部材の条件、それらの組み合わせについても、実施の形態1に係る半田付け条件学習装置と同様である。
図3において、半田付け条件決定装置11は、図1及び図3に示す半田付け条件学習装置2の学習結果(学習モデル)を用いたものである(実施の形態1に係る半田付け条件決定装置)。半田付け条件決定装置11は、加工対象入力部12、半田付け条件決定部13を有している。図3において、加工対象入力部12は、新たに加工する(半田付けを施す)対象である加工対象1の情報が入力されるものである。半田付け条件決定部13は、学習部5の学習結果(学習モデル)を用いて、加工対象入力部12に情報が入力された加工対象1が良品となる設定値を決定するものである。
次に、図5を用いて実施の形態1に係る半田付け条件決定装置の動作(実施の形態1に係る半田付け条件決定方法)を説明する。図5において、ステップ11は、加工対象入力部12に、新たに加工する(半田付けを施す)対象である加工対象1の情報が入力される処理ステップである。ステップ12は、半田付け条件決定部13が、学習部5の学習結果(学習モデル)を使用する処理ステップである。ステップ13は、半田付け条件決定部13が、学習部5の学習結果(学習モデル)を用いて、加工対象入力部12に情報が入力された加工対象1が良品となる設定値を決定するものである。
図3において、半田付け装置14は、図3に示す半田付け条件決定装置11を用いたものである(実施の形態1に係る半田付け装置)。半田付け装置14は、半田付け部10、条件設定部15、半田付け制御部16を有している。
条件設定部15は、半田付け条件決定部13が決定した設定値が入力されるものである。半田付け制御部16は、条件設定部15に入力された条件で半田付けを行うように半田こて6、加熱装置7を制御する。半田付け制御部16は、設定値で決められた、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間で、新たな加工対象1を加工できる(半田付けを施させる)ように、半田付け部10を制御する。
次に、図5を用いて実施の形態1に係る半田付け装置の動作(実施の形態1に係る半田付け方法)を説明する。図5において、ステップ21は、条件設定部15に、半田付け条件決定部13が決定した設定値が入力される処理ステップである。ステップ24は、半田付け制御部16に、条件設定部15に入力された条件で半田付けを行うように半田付け部10を制御する処理ステップである。つまり、ステップ24は、設定値で決められた、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間で、半田付け部10に、新たな加工対象1を加工させる(半田付けを施させる)処理ステップである。
実施の形態1に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法、これを用いた半田付け条件決定方法及び半田付け方法)では、半田付け条件学習装置(半田付け条件学習方法)の説明の際に言及したように、学習部5が(ステップ3で)、半田付け装置14ごとに、同じ加工対象1でも良品となる設定値が異なるものを、半田付け装置14ごとの誤差として関連付けて学習してもよい。この半田付け装置14ごとの誤差は次のように、半田付け条件決定装置及び半田付け装置(実施の形態1に係る半田付け条件決定方法及び半田付け方法)で利用できる。
まずは、半田付け条件決定装置(ステップ12)において、学習部5の学習結果を用いて、加工対象入力部12に情報が入力された加工対象1が良品となる設定値を決定し、半田付け条件決定部13が学習部5の学習結果を用いて、決定した設定値に関連付けられた誤差の有無を特定する。そして、図7に示すように、半田付け装置において、半田付け制御部16は、条件設定部15に入力された条件(ステップ21の処理)に関連付けられた誤差があり、条件設定部15で補正済みのとき(ステップ22の処理がYES)、誤差を補正した基準値となる設定値を用いて(ステップ23の処理)、半田付けを行うように半田付け部10を制御する(ステップ24の処理)。一方、半田付け制御部16は、条件設定部15に入力された条件(ステップ21の処理)に関連付けられた誤差がある場合でも(ステップ22の処理がNO)、条件設定部15に入力された条件で半田付けを行うように半田付け部10を制御する(ステップ24の処理)。
なお、ステップ22から直接ステップ24へいく場合は、条件設定部13に入力された条件(ステップ21の処理)に関連付けられた誤差がない場合は、図6に示すフローチャートの処理となる。すなわち、条件設定部13で誤差が補正されていない場合は、条件設定部13に入力された条件(ステップ21の処理)に関連付けられた誤差の有無に関わらず、ステップ22(ステップ21)から直接ステップ24へいくことになる。
さらに、誤差を補正した基準値となる設定値は、個別に用意してもよいし、学習部5の学習結果(学習モデル)を使用してもよい。すなわち、半田付け条件学習装置の学習部5は、半田付け装置12ごとに、同じ加工対象1でも良品となる設定値が異なるものを、装置ごとの誤差として関連付けて学習し、誤差を補正した基準値となる設定値を決定する。そして、半田付け装置12の半田付け制御部16は、条件設定部15に入力された条件に関連付けられた誤差があり、条件設定部15で補正済みのとき、学習部5が決定した基準値となる設定値を用いて(基準値となる設定値は、半田付け条件決定装置11経由で取得してもよい)、半田付けを行うように半田付け部10を制御する。
以上、実施の形態1に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法、これを用いた半田付け条件決定方法及び半田付け方法)は、加工対象ごとに良品となる設定値を学習及び利用が可能なものである。設定値とは、半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間である。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図8及び図9を用いて説明する。実施の形態1と異なる部分を中心に説明をする。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。実施の形態1と実施の形態2との大きな違いは、学習部5は、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)とを関連付けて学習することである。実施の形態1と実施の形態2とで半田付け装置については大きな相違点はない。
以下、実施の形態2に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図8及び図9を用いて説明する。実施の形態1と異なる部分を中心に説明をする。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。実施の形態1と実施の形態2との大きな違いは、学習部5は、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)とを関連付けて学習することである。実施の形態1と実施の形態2とで半田付け装置については大きな相違点はない。
図8において、良不良判定結果入力部4は、設定値入力部3に入力された設定値によって加工された加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力されるものである。さらに、良不良判定結果入力部4は、良不良判定結果に関連付けられた加工対象の加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)が入力されるものである。学習部5は、設定値入力部3に入力された設定値と、良不良判定結果入力部4に入力された良不良判定結果とに基づいて、加工対象1ごとに良品となる設定値を学習するものである。さらに、学習部5は、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データとを関連付けて学習するものである。
このように、実施の形態2に係る半田付け条件学習装置は、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データとを関連付けているので、決定された、加工対象1が良品となる設定値に対応する加工対象画像データを容易に特定できるので、決定された、加工対象1が良品となる設定値で加工した(半田付けを施した)場合の完成時の画像を容易に得ることができる。加工対象画像データの決定は、学習部5の学習結果(学習モデル)を半田付け条件決定部11が設定値を決める際に合わせて決定すればよい。半田付け条件決定装置11には、学習部5の学習結果(学習モデル)から得られた(決定した)加工対象画像データを表示する表示部を、外部を含めて備えていてもよい。
次に、図9を用いて実施の形態2に係る半田付け条件学習装置の動作(実施の形態2に係る半田付け条件学習方法)を説明する。図9において、ステップ1は、設定値入力部3に、半田付けを行う装置(詳しくは、後述する半田付け装置12)ごとに、加工対象1と関連付けられた、設定値(半田こて6の加熱温度、半田こて6の加熱時間、加工対象1を加熱する加熱装置7の加熱温度、及び加熱装置7の加熱時間を設定値)が入力される処理ステップである。ステップ1及び次のステップ2Aは、処理の順序は問わない。同時でもよい。
図9において、ステップ2Aは、良不良判定結果入力部4に、設定値入力部3に入力された設定値によって加工された加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される処理ステップと、さらに、良不良判定結果入力部4に、良不良判定結果に関連付けられた加工対象の加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)が入力される処理ステップとである。ステップ3Aは、設定値入力部3に入力された設定値と、良不良判定結果入力部4に入力された良不良判定結果とに基づいて、学習部5に加工対象1ごとに良品となる設定値を学習させる処理ステップと、さらに、学習部5に加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データとを関連付けて学習させる処理ステップとである。実施の形態1のステップ3と同様に、ステップ3Aは、学習部5に、半田付け装置12ごとに、同じ加工対象1でも良品となる設定値が異なるものを、半田付け装置12ごとの誤差として関連付けて学習させる処理ステップを組み込んでもよい。
以上、実施の形態2に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法、これを用いた半田付け条件決定方法及び半田付け方法)は、加工対象ごとに良品となる設定値を学習及び利用が可能なものである。さらに、実際に過去に加工した(半田付けを施した)加工対象画像データを得ることもできる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図10、図11、図12を用いて説明する。実施の形態1及び2と異なる部分を中心に説明をする。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。実施の形態2と実施の形態3との大きな違いは、実施の形態2では、学習部5が、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)とを関連付けて学習するものであったが、さらに、実施の形態3では、新規加工対象画像データ入力部17をさらに備えていることである。実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3で半田付け装置については大きな相違点はない。実施の形態2、実施の形態3で半田付け条件決定装置については大きな相違点はない。
以下、実施の形態3に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置について、図10、図11、図12を用いて説明する。実施の形態1及び2と異なる部分を中心に説明をする。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。実施の形態2と実施の形態3との大きな違いは、実施の形態2では、学習部5が、加工対象1ごとに良品となる設定値と加工対象画像データ(半田付け箇所の写真など)とを関連付けて学習するものであったが、さらに、実施の形態3では、新規加工対象画像データ入力部17をさらに備えていることである。実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3で半田付け装置については大きな相違点はない。実施の形態2、実施の形態3で半田付け条件決定装置については大きな相違点はない。
図10及び図11において、新規加工対象画像データ入力部17は、新たに半田付けを行った加工対象1の新規加工対象画像データが入力されるものである。設定値入力部3は、新規加工対象画像データの加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されるものである。学習部5は、学習結果(学習モデル)を用いて、新規加工対象画像データ入力部17に入力された新規加工対象画像データの特徴量から、類似の加工画像データ(良不良判定結果入力部4に入力されたもの)を決定して、決定した加工画像データと関連付いた良不良判定結果から、新規加工対象画像データの加工対象の良不良判定結果を判断するものである。良不良判定結果入力部4は、学習部5が学習結果(学習モデル)を用いて判断した新たに半田付けを行った加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力されるものである。
学習部5は、新規加工対象画像データから特徴量を抽出し、加工対象画像データの特徴量と関連付けて学習することにより類別精度の向上を狙うことができる。つまり、学習部5は、図示はしていないが、新規加工対象画像データや加工対象画像データから特徴量を抽出する特徴量抽出部(特徴量抽出機能)を有しているといえる。この特徴量抽出部(特徴量抽出機能)は、設定値入力部3に形成してもよい。特徴量抽出部(特徴量抽出機能)は、良不良判定結果入力部4に形成してもよい。このように、学習部5(半田付け条件学習装置2)におけるAIなどの機械学習とは、大量のサンプルデータ及びその正解ラベルを用いた学習により特徴を捉えて、新しいデータに対して予測・決定を行うものであるといえる。
次に、図11を用いて実施の形態3に係る半田付け条件学習装置の動作(実施の形態3に係る半田付け条件学習方法)を説明する。図11において、ステップ31は、新規加工対象画像データ入力部17に、新たに半田付けを行った加工対象1の新規加工対象画像データが入力される処理ステップである。また、設定値入力部3には、新規加工対象画像データの加工対象1と関連付けられた、設定値が入力されている。これをも合わせてステップ31と呼んでもよい。
図11において、ステップ32は、学習部5に、学習結果(学習モデル)を用いて、新規加工対象画像データ入力部17に入力された新規加工対象画像データの特徴量から、類似の加工画像データ(良不良判定結果入力部4に入力されたもの)を決定して、決定した加工画像データと関連付いた良不良判定結果から、新規加工対象画像データの加工対象の良不良判定結果を判断させる処理ステップである。ステップ33は、良不良判定結果入力部4に、学習部5が学習結果(学習モデル)を用いて判断した新たに半田付けを行った加工対象1の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される処理ステップである。
実施の形態3に係る半田付け条件学習装置(実施の形態3に係る半田付け条件学習方法)は、良不良判定結果入力部4における、良不良判定結果に関連付けられた加工対象の加工対象画像データが入力され、学習部5における、加工対象ごとに良品となる設定値と加工対象画像データとを関連付けて学習が進展すればするほど、良不良判定結果が関連付けられていない「画像データ(実施の形態3では「新規加工対象画像データ」と称する画像データ)」に対しても、良不良判定結果の判断できる精度が高まる。
良不良判定結果が関連付けられていない「画像データ(実施の形態3では「新規加工対象画像データ」と称する画像データ)」に対する学習部5が判断した良不良判定結果を使って、図12に示す半田付け条件決定装置及び半田付け装置は、設定値の決定や、その設定値を使った半田付けを行うことができる。もちろん、実施の形態1及び2で説明した動作である、設定値の決定や、その設定値を使った半田付けも行うことができる。
以上、実施の形態3に係る半田付け条件学習装置、これを用いた半田付け条件決定装置及び半田付け装置(実施の形態1に係る半田付け条件学習方法、これを用いた半田付け条件決定方法及び半田付け方法)は、加工対象ごとに良品となる設定値を学習及び利用が可能なものである。さらに、実際に過去に加工した(半田付けを施した)加工対象画像データを得ることもでき、この加工対象画像データを使った新規の良不良判定も実施できる。
1 加工対象
2 半田付け条件学習装置
3 設定値入力部
4 良不良判定結果入力部
5 学習部
6 半田こて
7 加熱装置
8 プリヒータ
9 温風供給装置
10 半田付け部
11 半田付け条件決定装置
12 加工対象入力部
13 半田付け条件決定部
14 半田付け装置
15 条件設定部
16 半田付け制御部
17 新規加工対象画像データ入力部
2 半田付け条件学習装置
3 設定値入力部
4 良不良判定結果入力部
5 学習部
6 半田こて
7 加熱装置
8 プリヒータ
9 温風供給装置
10 半田付け部
11 半田付け条件決定装置
12 加工対象入力部
13 半田付け条件決定部
14 半田付け装置
15 条件設定部
16 半田付け制御部
17 新規加工対象画像データ入力部
Claims (16)
- 半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、前記半田こての加熱時間、前記加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び前記加熱装置の加熱時間のうち少なくとも1つを設定値として学習する半田付け条件学習装置であって、半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備えたことを特徴とする半田付け条件学習装置。
- 前記加熱装置は、プリヒータを有する請求項1に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記加熱装置は、温風供給装置を有する請求項1または請求項2に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記設定値入力部は、半田、半田付けの対象部品、半田付けによって対象部品が固定される部材の、組み合わせで定義されている前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記設定値入力部は、前記組み合わせのうち、半田が、組成、比重、融点の少なくとも一つで区別されている前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力されることを特徴とする請求項4に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記設定値入力部は、前記組み合わせのうち、前記対象部品が、外形、重量、体積、電極位置の少なくとも一つで区別されている前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記設定値入力部は、前記組み合わせのうち、前記部材が、厚み、材質、体積、層数、内層導体箔厚、密度、孔径の少なくとも一つで区別されている前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力されることを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6のいずれか一項に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記学習部は、前記装置ごとに、同じ前記加工対象でも良品となる前記設定値が異なるものを、前記装置ごとの誤差として関連付けて学習することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の半田付け条件学習装置。
- 前記良不良判定結果入力部は、さらに、前記良不良判定結果に関連付けられた前記加工対象の加工対象画像データが入力され、前記学習部は、さらに、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値と前記加工対象画像データとを関連付けて学習することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半田付け条件学習装置。
- 新規加工対象画像データ入力部をさらに備え、前記新規加工対象画像データ入力部は、新たに半田付けを行った前記加工対象の新規加工対象画像データが入力され、前記設定値入力部は、前記新規加工対象画像データの前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力され、前記学習部は、学習結果を用いて、前記新規加工対象画像データ入力部に入力された前記新規加工対象画像データの特徴量から、類似の前記加工画像データを決定して、決定した前記加工画像データと関連付いた前記良不良判定結果から、前記新規加工対象画像データの前記加工対象の前記良不良判定結果を判断し、前記良不良判定結果入力部は、前記学習部が学習結果を用いて判断した前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力されることを特徴とする請求項9に記載の半田付け条件学習装置。
- 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の半田付け条件学習装置の学習結果を用いた半田付け条件決定装置であって、前記加工対象の情報が入力される加工対象入力部と、前記学習部の学習結果を用いて、前記加工対象入力部に情報が入力された前記加工対象が良品となる前記設定値を決定する半田付け条件決定部とを備えたことを特徴とする半田付け条件決定装置。
- 請求項8に記載の半田付け条件学習装置の学習結果を用いた半田付け条件決定装置であって、前記加工対象の情報が入力される加工対象入力部と、前記学習部の学習結果を用いて、前記加工対象入力部に情報が入力された前記加工対象が良品となる前記設定値を決定し、決定した前記設定値に関連付けられた前記誤差の有無を特定する半田付け条件決定部とを備えたことを特徴とする半田付け条件決定装置。
- 請求項11又は請求項12に記載の半田付け条件決定装置を用いた半田付け装置であって、前記装置の半田付け部と、前記半田付け条件決定部が決定した前記設定値が入力される条件設定部と、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御する半田付け制御部とを備えたことを特徴とする半田付け装置。
- 請求項12に記載の半田付け条件決定装置を用いた半田付け装置であって、前記装置の半田付け部と、前記半田付け条件決定部が決定した前記設定値が入力される条件設定部と、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御する半田付け制御部とを備え、前記半田付け制御部は、前記条件設定部に入力された条件に関連付けられた前記誤差がある場合でも、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御することを特徴とする半田付け装置。
- 請求項12に記載の半田付け条件決定装置を用いた半田付け装置であって、前記装置の半田付け部と、前記半田付け条件決定部が決定した前記設定値が入力される条件設定部と、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御する半田付け制御部とを備え、前記半田付け制御部は、前記条件設定部に入力された条件に関連付けられた前記誤差があり、前記条件設定部で補正済みのとき、前記誤差を補正した基準値となる前記設定値を用いて、半田付けを行うように前記半田付け部を制御することを特徴とする半田付け装置。
- 半田付けを行う加工対象ごとに、半田こての加熱温度、前記半田こての加熱時間、前記加工対象を加熱する加熱装置の加熱温度、及び前記加熱装置の加熱時間のうち少なくとも1つを設定値として学習する半田付け条件学習装置であって半田付けを行う装置ごとに、前記加工対象と関連付けられた、前記設定値が入力される設定値入力部と、前記設定値入力部に入力された前記設定値によって加工された前記加工対象の良品又は不良品の良不良判定結果が入力される良不良判定結果入力部と、前記設定値と前記良不良判定結果とに基づいて、前記加工対象ごとに良品となる前記設定値を学習する学習部とを備え、前記学習部は、前記装置ごとに、同じ前記加工対象でも良品となる前記設定値が異なるものを、前記装置ごとの誤差として関連付けて学習し、前記誤差を補正した基準値となる前記設定値を決定することを特徴とする半田付け条件学習装置の学習結果を用いた半田付け条件決定装置であって、前記加工対象の情報が入力される加工対象入力部と、前記学習部の学習結果を用いて、前記加工対象入力部に情報が入力された前記加工対象が良品となる前記設定値を決定する半田付け条件決定部とを備えたことを特徴とする半田付け条件決定装置を用いた半田付け装置であって、前記装置の半田付け部と、前記半田付け条件決定部が決定した前記設定値が入力される条件設定部と、前記条件設定部に入力された条件で半田付けを行うように前記半田付け部を制御する半田付け制御部とを備え、前記半田付け制御部は、前記条件設定部に入力された条件に関連付けられた前記誤差があり、前記条件設定部で補正済みのとき、前記基準値となる前記設定値を用いて、半田付けを行うように前記半田付け部を制御することを特徴とする半田付け装置。
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JP2022055461A JP2023147762A (ja) | 2022-03-30 | 2022-03-30 | 半田付け条件学習装置、半田付け条件決定装置および半田付け装置 |
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