JP2023147140A - キャップユニット及びキャップ付き容器 - Google Patents

キャップユニット及びキャップ付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2023147140A
JP2023147140A JP2022088238A JP2022088238A JP2023147140A JP 2023147140 A JP2023147140 A JP 2023147140A JP 2022088238 A JP2022088238 A JP 2022088238A JP 2022088238 A JP2022088238 A JP 2022088238A JP 2023147140 A JP2023147140 A JP 2023147140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer lid
click
cap unit
locking portion
inner stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022088238A
Other languages
English (en)
Inventor
雄志 村田
Takeshi Murata
章吾 菊池
Shogo Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thermos KK
Original Assignee
Thermos KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thermos KK filed Critical Thermos KK
Priority to KR1020220151530A priority Critical patent/KR20230140340A/ko
Priority to TW111144892A priority patent/TWI822484B/zh
Priority to CN202211726267.XA priority patent/CN116101620A/zh
Publication of JP2023147140A publication Critical patent/JP2023147140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】外蓋に対して中栓を取り付ける構造を簡素化し、これら外蓋及び中栓の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニットを提供する。【解決手段】上部が開口した容器本体2の口頸部2dに対して着脱自在に取り付けられるキャップユニット1Aであって、容器本体2の口頸部2dを囲む外蓋9と、容器本体2の上部開口部2aから容器本体2の内側に嵌め込まれる中栓10と、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける脱着機構11Aとを備え、脱着機構11Aは、外蓋9の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に中栓10の上面を当接させた状態から、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部に向かってスライドさせることによって、中栓10が外蓋9に取り付けられる構造を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、キャップユニット及びキャップ付き容器に関する。
従来より、上部が開口した容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けることによって、容器本体の上部開口部を閉塞するキャップユニット(栓体)を備えたキャップ付き容器がある(例えば、下記特許文献1,2を参照。)。
このようなキャップユニットは、容器本体の口頸部を覆う外蓋と、上部開口部から容器本体の内側に嵌め込まれる中栓とを有して、キャップ本体に対して外蓋又は中栓が螺合により取り付けられる構造となっている。
特開2019-001538号公報 特開2019-001539号公報
ところで、上述したキャップ付き容器では、キャップユニットを洗浄する際に、外蓋と中栓との間が非常に洗いづらくなっている。このため、キャップユニットでは、外蓋と中栓とに分割可能な構造を採用して、洗浄性を高めることが行われている。
しかしながら、従来のキャップユニットでは、外蓋と中栓とに分割可能な構造とした場合、外蓋に対して中栓を取り付けるための構造(脱着機構)が複雑となってしまうといった問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、外蓋に対して中栓を取り付ける構造を簡素化し、これら外蓋及び中栓の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニット、並びにそのようなキャップユニットを備えることによって、更なる使い勝手の向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体の口頸部に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体のの口頸部を囲む外蓋と、
前記容器本体の上部開口部から前記容器本体の内側に嵌め込まれる中栓と、
前記外蓋に対して前記中栓を着脱自在に取り付ける脱着機構とを備え、
前記脱着機構は、前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部に向かってスライドさせることによって、前記中栓が前記外蓋に取り付けられる構造を有することを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた第1のスライド係止部と、
前記中栓に設けられた第2のスライド係止部を有し、
前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されるスライド係止部を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記第2のスライド係止部は、前記中栓の上端側の外周部から拡径方向に突出していることを特徴とする前記〔2〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 前記第1のスライド係止部は、前記外蓋の内側の下面に設けられ、
前記第2のスライド係止部は、前記中栓の上面に設けられていることを特徴とする前記〔2〕に記載のキャップユニット。
〔5〕 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた係合孔と、前記中栓に設けられた係合片とを有して、前記係合孔に前記係合片が挿入された状態で、前記外蓋に対して前記中栓を径方向にスライド自在に案内すると共に、前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、前記係合孔に対して前記係合片が係合されるガイド係合部とを備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔6〕 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた第1のクリック係止部と、前記中栓に設けられた第2のクリック係止部とを有して、
前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、前記第1のクリック係止部と前記第2のクリック係止部との何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されることで、クリック感を付与するクリック機構を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔7〕 前記クリック係止部は、前記第2のクリック係止部が設けられた弾性片を有し、
前記弾性片を弾性変形させながら、前記第1のクリック係止部が前記第2のクリック係止部を乗り越えたときにクリック感を付与することを特徴とする前記〔6〕に記載のキャップユニット。
〔8〕 前記クリック係止部は、前記外蓋の内周面における前記中栓のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第1のクリック係止部と、前記中栓の上端側の外周部における前記中栓のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第2のクリック係止部とを有して、前記第1のクリック係止部と前記第2のクリック係止部との何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されたときにクリック感を付与することを特徴とする前記〔6〕に記載のキャップユニット。
〔9〕 前記中栓の下端側の外周部に一体に取り付けられて、前記容器本体と前記中栓との間を密閉する止水パッキンを備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔10〕 前記〔1〕~〔9〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。
〔11〕 前記容器本体の口頸部には、前記外蓋の径方向の移動を規制する段差部が設けられていることを特徴とする前記〔10〕に記載のキャップ付き容器。
〔12〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔10〕に記載のキャップ付き容器。
以上のように、本発明によれば、外蓋に対して中栓を取り付ける構造を簡素化し、これら外蓋及び中栓の洗浄性を高めることを可能としたキャップユニット、並びにそのようなキャップユニットを備えることによって、更なる使い勝手の向上を可能としたキャップ付き容器を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るキャップユニットを備えたキャップ付き容器の外観を示す斜視図である。 図1に示すキャップユニットを備えたキャップ付き容器の構成を示す断面図である。 図1に示すキャップユニットの構成を示す断面斜視図である。 図1に示すキャップユニットの構成を示す下面図である。 (A)図1に示すキャップユニットが備える外蓋を下方側から見た斜視図である。(B)図1に示すキャップユニットが備える外蓋を上方側から見た斜視図である。 (A)図1に示すキャップユニットが備える中栓を上方側から見た斜視図である。(B)図1に示すキャップユニットが備える中栓を下方側から見た斜視図である。 図1に示すキャップユニットの外蓋に中栓を取り付ける前の状態を示す断面図である。 図1に示すキャップユニットの外蓋に中栓を取り付ける状態を説明するための断面図である。 図1に示すキャップユニットの外蓋に中栓を取り付ける状態を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るキャップユニットの外観を示す斜視図である。 図10に示すキャップユニットの構成を示す下面図である。 図10に示すキャップユニットの構成を示す断面図である。 図10に示すキャップユニットが備える外蓋を下方側から見た斜視図である。 図10に示すキャップユニットが備える中栓を上方側から見た斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るキャップユニットの構成を示し、外蓋に中栓が取り付けられた状態を示す断面図である。 図15に示すキャップユニットが備える外蓋を下方側から見た斜視図である。 図15に示すキャップユニットが備える中栓を上方側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として、例えば図1~図9に示すキャップユニット1Aを備えたキャップ付き容器100Aについて説明する。
なお、図1は、キャップユニット1Aを備えたキャップ付き容器100Aの外観を示す斜視図である。図2は、キャップユニット1Aを備えたキャップ付き容器100Aの構成を示す断面図である。図3は、キャップユニット1Aの構成を示す断面斜視図である。図4は、キャップユニット1Aの構成を示す下面図である。図5(A)は、キャップユニット1Aが備える外蓋9を下方側から見た斜視図である。図5(B)は、キャップユニット1Aが備える外蓋9を上方側から見た斜視図である。図6(A)は、キャップユニット1Aが備える中栓10を上方側から見た斜視図である。図6(B)は、キャップユニット1Aが備える中栓10を下方側から見た斜視図である。図7は、キャップユニット1Aの外蓋9に中栓10を取り付ける前の状態を示す断面図である。図8は、キャップユニット1Aの外蓋9に中栓10を取り付ける状態を説明するための断面図である。図9は、キャップユニット1Aの外蓋9に中栓10を取り付ける状態を説明するための断面図である。
本実施形態のキャップ付き容器100Aは、図1及び図2に示すように、上部が開口した容器本体2と、容器本体2に着脱自在に取り付けられるキャップユニット1Aとを備え、容器本体2に収容された飲料(内容物)を保温又は保冷することが可能な飲料用容器である。
具体的に、容器本体2は、例えばステンレス等からなる金属製の外容器3及び内容器4を有している。容器本体2は、一端が開口した外容器3の内側に一端が開口した内容器4を収容した状態で、互いの開口端付近同士が接合されると共に、これら外容器3と内容器4との間に真空断熱層5が設けられた真空断熱構造を有している。
真空断熱層5は、例えば、高真空に減圧(真空引き)されたチャンバー内で、外容器3の底面中央部に設けられた脱気孔をろう材により封止することによって形成することができる。
容器本体2では、このような真空断熱構造を有することで、上述した保温又は保冷といった機能を持たせることが可能である。また、容器本体2では、このような真空断熱構造を有することで、内圧(真空圧)と外圧(大気圧)の差により外容器3及び内容器4に対して常に張力が加わった状態となり、これら外容器3及び内容器4の機械的強度が増すことになる。これにより、外容器3及び内容器4の板厚を薄くした場合でも、容器本体2の剛性を高めることが可能であり、この容器本体2の軽量化を図ることが可能である。
容器本体2は、略円形状の底面部2bと、底面部2bの外周から略円筒状に起立した胴部2cと、胴部2cの上部側から胴部2cよりも縮径しながら略円筒状に起立した口頸部2dとを有している。また、口頸部2dの上端部は、容器本体2の上部開口部2aとして、円形状に開口している。また、口頸部2dには、胴部2cとの間で全周に亘って段差状に縮径された段差部2eが設けられている。
口頸部2dの内周面には、雌ネジ部6が設けられている。さらに、雌ネジ部6の下方には、リング状の張出部7が内容器4の内周面から全周に亘って突出して設けられている。
なお、本実施形態のキャップ付き容器100Aは、全体として略円筒状の外観形状を有しているが、キャップ付き容器100Aの外観形状については、特に限定されるものではなく、サイズやデザイン等に合わせて、適宜変更を加えることが可能である。また、容器本体2(外容器3)の外周面には、塗装や印刷等が施されていてもよい。
本実施形態のキャップユニット1Aは、容器本体2の上部開口部2aを開閉する蓋体を構成するものである。具体的に、このキャップユニット1Aは、図3及び図4に示すように、容器本体2の上部開口部2aから容器本体2の内側に嵌め込まれた状態で、容器本体2の上部開口部2aを閉塞するキャップ本体8を備え、このキャップ本体8が容器本体2に対して螺合により取り付けられる構造を有している。
キャップ本体8は、容器本体2の上部開口部2aを覆う外蓋9と、上部開口部2aから容器本体2の内側に嵌め込まれる中栓10と、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける脱着機構11Aとを有している。
外蓋9は、図2及び図5(A),(B)に示すように、例えば耐熱性樹脂からなり、外観が容器本体2の胴部2cと連続するように略円筒状に形成された周壁部9aと、周壁部9aの上部を閉塞する上壁部9bとを有している。
中栓10は、図2及び図6(A),(B)に示すように、例えば耐熱性樹脂からなり、略円形状の底壁部10aと、底壁部10aの周囲から略円筒状に立ち上がる周壁部10bと、周壁部10bの上部を閉塞する天壁部10cと、周壁部10bよりも天壁部10cが拡径方向に突出したフランジ部10dとを有している。
中栓10は、底壁部10a及び周壁部10bを形成する有底略円筒状の下側栓部材12と、天壁部10c及びフランジ部10dを形成する略円形状の上側栓部材13とを有して、上側栓部材13の下面に下側栓部材12が溶着等により一体に取り付けられた構成となっている。なお、中栓10の内部は、断熱層となる空気に限らず、断熱材Sを配置した構成としてもよい。
また、周壁部10b(中栓10)の外周面には、雄ネジ部14が設けられている。キャップ付き容器100Aでは、この雄ネジ部14と雌ネジ部6との螺合によって、容器本体2に対してキャップ本体8(キャップユニット1A)が着脱自在に取り付けられている。さらに、雌ネジ部6と雄ネジ部14とは、互いに相補形を為す二条ネジからなる。二条ネジを用いた場合、容器本体2に対してキャップ本体8(キャップユニット1A)を少ない回転操作(本実施形態では約180°)で着脱することが可能である。
中栓10の下端側の外周部には、止水パッキン15が一体に取り付けられている。止水パッキン15は、容器本体2の張出部7と中栓10との間を密閉するリング状のシール部材であり、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。止水パッキン15は、後述するインサート成形により中栓10(キャップ本体8)と一体に形成されている。
中栓10は、止水パッキン15の内周側の上端部から内側に向かって突出した第1の凸部15aに対応した形状の第1の凹部10eと、止水パッキン15の内周側の下端部から上方に向かって突出した第2の凸部15bに対応した形状の第2の凹部10fとを有している。また、中栓10は、止水パッキン15の第1の凸部15aと第2の凸部15bとの間に位置して、中栓10の第1の凹部10eと第2の凹部10fと間に形成された止水パッキン15の第3の凹部15cに対応した形状の第3の凸部10gとを有している。
本実施形態のキャップユニット1Aでは、止水パッキン15の内側に向かって突出された第1の凸部15aが中栓10の第1の凹部10eと一体に形成され、止水パッキン15の上方に向かって突出された第2の凸部15bが中栓10の第2の凹部10fと一体に形成される。さらに、止水パッキン15の第3の凹部15cと中栓10の第3の凸部10gとが一体に成形されることで、それぞれのアンカー効果により中栓10(キャップ本体8)に対して一体に取り付けられた止水パッキン15の密着強度を高めることが可能である。
また、中栓10の下面は、底壁部10aを上方に向かって凹ませた形状を有するものの、止水パッキン15の下面とは面一となっている。これにより、中栓10の下面と止水パッキン15の下面との境界で中栓10から止水パッキン15が剥離し難くなっている。また、境界付近に隙間がないため、水滴が溜まりにくく衛生的である。
また、止水パッキン15の外周面には、2つの弾性フランジ部15dが拡径方向に突出して設けられている。止水パッキン15は、容器本体2にキャップ本体8(キャップユニット1A)が取り付けられた際に、弾性フランジ部15dが弾性変形しながら、容器本体2の張出部7に全周に亘って密着した状態となる。これにより、張出部7(容器本体2)と中栓10(キャップ本体8)との間を密閉(止水)することが可能となっている。
なお、止水パッキン15については、上述した形状のものに必ずしも限定されるものではなく、例えば、弾性フランジ部15dの数については、上述した2つに限らず、1つ又は複数とすることが可能である。
また、止水パッキン15は、上述した弾性フランジ部15dが設けられた構成に必ずしも限定されるものではなく、その形状等について適宜変更を加えることが可能である。例えば、止水パッキン15の外周面の上端から下方に向かって湾曲しながら突出した形状を有する弾性フランジ部を設けた構成としてもよい。
脱着機構11Aは、図2~図9に示すように、外蓋9の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に中栓10の上面を当接させた状態で、この中栓10を外蓋9の内側の下面中央部(取付方向)に向かってスライドさせることによって、中栓10が外蓋9に取り付けられる構造を有している。
具体的に、この脱着機構11Aは、外蓋9に設けられた係合孔16と、中栓10に設けられた係合片17とを有して、係合孔16に対して係合片17が係合されるガイド係合部18と、外蓋9に設けられた第1のクリック係止部19と、中栓10に設けられた第2のクリック係止部20を含む弾性片21とを有して、第1のクリック係止部19と第2のクリック係止部20との何れか一方の係止部(本実施形態では第2のクリック係止部20)に対して何れか他方の係止部(本実施形態では第1のクリック係止部19)が係止されるクリック係止部22と、外蓋9に設けられた第1のスライド係止部23を有して、第1のスライド係止部23に対して中栓10のフランジ部(第2のスライド係止部)10dが係止されるスライド係止部24とを備えている。
係合孔16は、外蓋9の径方向の一端側に位置する周壁部9aに、係合片17に対応した形状で開口した孔部により構成されている。一方、係合片17は、中栓10の径方向の一端側に位置するフランジ部10dよりも外側に突出した突起部により構成されている。
ガイド係合部18では、係合孔16に係合片17が挿入された状態で、外蓋9に対して中栓10を径方向にスライド自在に案内することができ、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときに、係合孔16に係合片17を係合させることが可能となっている。
第1のクリック係止部19は、外蓋9の径方向の他端側に位置して、上壁部9bから下方へ突出された凸部により構成されている。一方、弾性片21は、中栓10の径方向の他端側に位置するフランジ部10dを切り欠く一対のスリット25の間から拡径方向に延長して設けられている。第2のクリック係止部20は、弾性片21の一部を第1のクリック係止部19に対応した形状で下方へ凹ませた部分の先端部から上方に向かって突出された凸部より構成されている。
クリック係止部22では、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときに、弾性変形可能な弾性片21の第2のクリック係止部20に対して第1のクリック係止部19を係止させることが可能となっている。
また、クリック係止部22では、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときにクリック感を付与するクリック機構として、上述した弾性片21を弾性変形させながら、第1のクリック係止部19の凸部を弾性片21の先端部にある第2のクリック係止部20が乗り越える。これにより、第1のクリック係止部19が第2のクリック係止部20に係止されたときにクリック感を付与することが可能となっている。
第1のスライド係止部23は、外蓋9の径方向の他端側に位置して、弾性片21を挟んだ両側の周壁部9aから内側へ上壁部9bと略平行に突出された一対のリブ壁により構成されている。
スライド係止部24では、図4に示すように、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときに、第1のスライド係止部23にフランジ部(第2のスライド係止部)10dを係止させることが可能となっている。
以上のような構成を有する脱着機構11Aでは、図7に示す状態から、外蓋9の内側に中栓10を挿入する。このとき、図8に示すように、係合孔16に係合片17を挿入した後、図9に示すように、外蓋9の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に中栓10の上面を当接させる。この状態から、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部(取付方向)に向かってスライドさせる。
このとき、図1~図4に示すように、係合孔16に係合された係合片17が外蓋9の側面とほぼ面一な状態となる。また、第2のクリック係止部20に第1のクリック係止部19が係止されることによって、外蓋9に対する中栓10の径方向(取外方向)へのスライドが防止される。さらに、外蓋9の径方向の一端側に位置する係合孔16に中栓10の係合片17が係合され、外蓋9の径方向の他端側に位置する第1のスライド係止部23に中栓10のフランジ部(第2のスライド係止部)10dが係止されることによって、外蓋9に対する中栓10の脱落が防止される。また、中栓10の一対のスリット25の両側にある突起部25aが外蓋9の第1のスライド係止部23の間に位置することで、外蓋9に対する中栓10の回転方向のズレも防止される。これにより、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10が取り付けられた状態となる。
また、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10が取り付けられた際には、図5(A)に示す外蓋9の内面側の内面当接部9cが、図6(A)に示すフランジ部10dに設けられたストレート部10hに当接されることで、ガタツキやズレが防止される。さらに、図2及び図3に示すように、容器本体2の段差部2eが外蓋9の内側に嵌め付けられることによって、外蓋9の径方向の移動を規制している。これにより、外蓋9の径方向の移動により第1のクリック係止部19と第2のクリック係止部20との係止状態が不用意に解除されること、並びに、係合孔16と係合片17との係合状態が不用意に解除されることを防ぐことが可能である。
また、図6(A)に示すように、中栓10の天壁部10cには、上面突起部10iが設けられている。上面突起部10iは、平面視で90°ずつ回転させて等間隔に上方へ凸状に設けられている。上面突起部10iは、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10が取り付けられる際又は取り付けられた後に、成形による中栓10の寸法の誤差によって両者間の部位毎の隙間距離がずれることを防止する。すなわち、上面突起部10iの寸法を微調整することで、中栓10の寸法の誤差の吸収し、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10を安定して取り付けることが可能となる。
一方、脱着機構11Aでは、上述した動作とは逆の動作、すなわち、外蓋9に対して中栓10を上述した方向とは逆方向(取外方向)にスライドさせることによって、第2のクリック係止部20に対する第1のクリック係止部19の係止状態を解除し、第1のスライド係止部23に対するフランジ部(第2のスライド係止部)10dの係止状態を解除する。次に、係合孔16に対する係合片17の係合状態を解除する。これにより、外蓋9から中栓10を取り外すことが可能である。
本実施形態のキャップユニット1Aでは、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける構造とすることで、外蓋9と中栓10とをそれぞれ別々に洗浄することができ、外蓋9と中栓10との間を衛生的に保つことが可能である。
したがって、このようなキャップユニット1Aを備えたキャップ付き容器100Aでは、使い勝手の更なる向上を図ることが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図10~図14に示すキャップユニット1Bを備えたキャップ付き容器100Bについて説明する。
なお、図10は、キャップユニット1Bの外観を示す斜視図である。図11は、キャップユニット1Bの構成を示す下面図である。図12は、キャップユニット1Bの構成を示す断面図である。図13は、キャップユニット1Bが備える外蓋9を下方側から見た斜視図である。図14は、キャップユニット1Bが備える中栓10を上方側から見た斜視図である。また、以下の説明では、上記キャップユニット1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態のキャップユニット1Bは、上記容器本体2(図示せず。)に対して着脱自在に取り付けられることによって、キャップ付き容器100Bを構成するものである。
具体的に、このキャップユニット1Bは、上記脱着機構11Aの代わりに、図11~図14に示すように、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける脱着機構11Bを備えると共に、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときにクリック感を付与するクリック係止部26を備える以外は、上記キャップユニット1Aとは基本的に同じ構成を有している。
脱着機構11Bは、上記ガイド係合部18と共に、外蓋9に設けられた第1のスライド係止部27と、中栓10に設けられた第2のスライド係止部28とを有して、第1の係止部と第2の係止部との何れか一方の係止部(本実施形態では第1のスライド係止部27)に対して何れか他方の係止部(本実施形態では第2のスライド係止部28)が係止されるスライド係止部29を備えている。
第1のスライド係止部27は、外蓋9の径方向の他端側に位置して、周壁部9aを貫通する孔部により構成されている。一方、第2のスライド係止部28は、中栓10の径方向の他端側に位置するフランジ部10jよりも外側に突出した凸部により構成されている。
スライド係止部29では、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときに、第1のスライド係止部27に対して第2のスライド係止部28を係止させることが可能となっている。
また、外蓋9の内周面における中栓10のスライド方向を挟んだ両側に設けられた一対のガイド凸部9dの間に中栓10のフランジ部10jが位置することで、外蓋9に対して中栓10を径方向にスライド自在に案内されると共に、外蓋9に対する中栓10の回転方向のズレも防止される。
クリック係止部26は、外蓋9の内周面における中栓10のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第1のクリック係止部30と、中栓10の上端側の外周部における中栓10のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第2のクリック係止部31とを有している。
第1のクリック係止部30は、中栓10のスライド方向を挟んだ両側に位置して、周壁部9aから内側へ突出した凸部により構成されている。一方、第2のクリック係止部31は、中栓10のスライド方向を挟んだ両側に位置するフランジ部10jよりも外側に突出した凸部により構成されている。
クリック係止部26では、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部までスライドさせたときに、第1のクリック係止部30と第2のクリック係止部31との何れか一方の係止部(本実施形態では第1のクリック係止部30)に対して何れか他方の係止部(本実施形態では第2のクリック係止部31)が乗り越えながら係止されたときにクリック感を付与することが可能となっている。
外蓋9の上部には、開口部32が設けられている。開口部32は、上壁部9bの中央部を貫通する略円形状の孔部である。
本実施形態において、係合孔16は、外蓋9の径方向の一端側に位置する周壁部9aと上壁部9bとの間の角部に亘って、開口部32と連続して開口している。一方、係合片17は、中栓10の径方向一端側に位置するフランジ部10dよりも外側及び上方に突出した突起部により構成されている。
なお、係合孔16については、上述した第1の実施形態と同様に、外蓋9の周壁部9aにのみ設けられた構成であってもよい。また、係合片17についても、上述した第1の実施形態と同様に、中栓10のフランジ部10dから外側に突出した突起部により構成されていてもよい。
さらに、開口部32については、本実施形態のような係合孔16と連続して開口したものに限らず、係合孔16とは別に開口していてもよい。また、開口部32の形状についても、適宜変更することが可能である。
以上のような構成を有する脱着機構11Bでは、外蓋9の内側に中栓10を取り付ける場合、上記脱着機構11Aと同様に、外蓋9の内側に中栓10を挿入し、係合孔16に係合片17を挿入した後、外蓋9の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に中栓10の上面を当接させる。この状態から、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部(取付方向)に向かってスライドさせる。
このとき、図10及び図12に示すように、係合孔16に係合された係合片17が外蓋9の上面及び側面とほぼ面一な状態となる。また、第1のスライド係止部27に第2のスライド係止部28が係止されると共に、第1のクリック係止部30に第2のクリック係止部31が係止されることによって、外蓋9に対する中栓10の径方向(取外方向)へのスライドが防止される。
さらに、外蓋9の径方向の一端側に位置する係合孔16に中栓10の係合片17が係合され、外蓋9の径方向の他端側に位置する第1のスライド係止部27に第2のスライド係止部28が係止されることによって、外蓋9に対する中栓10の脱落が防止されると共に、外蓋9に対する中栓10の回転方向のズレも防止される。これにより、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10が取り付けられた状態となる。
一方、脱着機構11Bでは、上述した動作とは逆の動作、すなわち、外蓋9に対して中栓10を上述した方向とは逆方向(取外方向)にスライドさせることによって、第1のクリック係止部30に対する第2のクリック係止部31の係止状態を解除すると共に、第1のスライド係止部27に対する第2のスライド係止部28の係止状態を解除する。次に、係合孔16に対する係合片17の係合状態を解除する。これにより、外蓋9から中栓10を取り外すことが可能である。
本実施形態のキャップユニット1Bでは、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける構造とすることで、外蓋9と中栓10とをそれぞれ別々に洗浄することができ、外蓋9と中栓10との間を衛生的に保つことが可能である。
したがって、このようなキャップユニット1Bを備えたキャップ付き容器100Bでは、使い勝手の更なる向上を図ることが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態として、例えば図15~図17に示すキャップユニット1Cを備えたキャップ付き容器100Cついて説明する。
なお、図15は、キャップユニット1Cの構成を示し、外蓋9に中栓10が取り付けられた状態を示す断面図である。図16は、キャップユニット1Cが備える外蓋9を下方側から見た斜視図である。図17は、キャップユニット1Cが備える中栓10を上方側から見た斜視図である。また、以下の説明では、上記キャップユニット1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態のキャップユニット1Cは、上記容器本体2(図示せず。)に対して着脱自在に取り付けられることによって、キャップ付き容器100Cを構成するものである。
具体的に、このキャップユニット1Cは、上記脱着機構11Aの代わりに、図15~図17に示すように、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける脱着機構11Cを備える以外は、上記キャップユニット1Aとは基本的に同じ構成を有している。
脱着機構11Cは、外蓋9の内側の下面に中栓10のスライド方向に沿って並んで設けられた一対の第1のスライド係止部33a,33bと、中栓10の上面に中栓10のスライド方向に沿って並んで設けられた一対の第2のスライド係止部34a,34bとを有しており、第1のスライド係止部33a,33bと第2のスライド係止部34a,34bとの何れか一方の係止部(本実施形態では第1のスライド係止部33a,33b)に対して何れか他方の係止部(本実施形態では第2のスライド係止部34a,34b)が係止されるスライド係止部35を備えている。
一対の第1のスライド係止部33a,33bは、外蓋9の上壁部9bの内側から下方へ突出し、中栓10のスライド方向に延在する断面略T字状のガイド溝を形成する雌型の突起部により構成されている。また、ガイド溝のスライド方向の一端が開口され、スライド方向の他端が閉塞している。一方、一対の第2のスライド係止部34a,34bは、中栓10の上面から上方へ突出し、中栓10のスライド方向に延在する断面略T字状のガイドレールを形成する雄型の突起部により構成されている。
以上のような構成を有する脱着機構11Cでは、図15に示すように、一対の第1のスライド係止部33a,33bと一対の第2のスライド係止部34a,34bとの何れか一方の係止部(本実施形態では第1のスライド係止部33a,33b)に対して何れか他方の係止部(本実施形態では第2のスライド係止部34a,34b)が挿入された状態で、外蓋9に対して中栓10を径方向にスライド自在に案内する。
また、脱着機構11Cでは、外蓋9の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に中栓10の上面を当接させた状態から、中栓10を外蓋9の内側の下面中央部(取付方向)に向かってスライドさせたときに、一対の第1のスライド係止部33a,33bに対して一対の第2のスライド係止部34a,34bが係止される。
このとき、一対の第1のスライド係止部33a,33bに対して一対の第2のスライド係止部34a,34bが係止されることによって、外蓋9に対する中栓10の脱落が防止されると共に、外蓋9に対する中栓10の回転方向のズレも防止される。これにより、外蓋9の内側の下面中央部に中栓10が取り付けられた状態となる。
一方、脱着機構11Cでは、上述した動作とは逆の動作、すなわち、外蓋9に対して中栓10を上述した方向とは逆方向(取外方向)にスライドさせることによって、一対の第1のスライド係止部33a,33bに対する一対の第2のスライド係止部34a,34bの係止状態を解除する。これにより、外蓋9から中栓10を取り外すことが可能である。
なお、上記脱着機構11Cでは、上述した一対の第1のスライド係止部33a,33bに対して一対の第2のスライド係止部34a,34bが係止される構成となっているが、このような係止構造を少なくとも1箇所以上設けた構成とすればよい。
本実施形態のキャップユニット1Cでは、外蓋9に対して中栓10を着脱自在に取り付ける構造とすることで、外蓋9と中栓10とをそれぞれ別々に洗浄することができ、外蓋9と中栓10との間を衛生的に保つことが可能である。
したがって、このようなキャップユニット1Cを備えたキャップ付き容器100Cでは、使い勝手の更なる向上を図ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記キャップユニット1A,1B,1Cについては、上述した容器本体2の上部開口部2aから内側に嵌め込まれた状態で、容器本体2に対して中栓10が螺合により取り付けられる構成となっているが、このような構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、上記キャップユニット1A,1B,1Cについては、容器本体2の上部開口部2aを外側から覆った状態で、容器本体2に対して外蓋9が螺合により取り付けられる構成とすることも可能である。
この構成の場合、上述した雌ネジ部6及び雄ネジ部14の代わりに、口頸部2dの外周面に設けられた雄ネジ部と、外蓋9を構成する周壁部9aの内周面に設けられた雌ネジ部との螺合によって、容器本体2に対して外蓋9(キャップ本体8)が着脱自在に取り付けられる構成とすればよい。
また、上記キャップ付き容器100A,100B,100Cについては、上述した容器本体2の上部開口部2aを直接開閉する構成となっているが、このような構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、容器本体2に取り付けられた肩部材に対してキャップユニット1A,1B,1Cを着脱自在に取り付けた構成とすることも可能である。
さらに、容器本体2に取り付けられたキャップ本体に対して蓋体を開閉自在に取り付けた構成とすることも可能である。この構成の場合、キャップ本体に対して蓋体が螺合により取り付けられた構成であってもよく、キャップ本体に対してヒンジ部を介して蓋体が回動自在に取り付けられた構成であってもよい。
なお、上記実施形態では、上述した真空断熱構造を有する容器本体2によって保温機能(又は保冷機能)を持たせた飲料用容器に本発明を適用した場合を例示しているが、容器本体と、容器本体に着脱自在に取り付けられる蓋体とを備えた蓋付き容器に対して、本発明を幅広く適用することが可能である。
1A,1B,1C…キャップユニット 2…容器本体 3…外容器 4…内容器 5…真空断熱層 6…雌ネジ部 7…張出部 8…キャップ本体 9…外蓋 10…中栓 10d…フランジ部(第2のスライド係止部) 10e…第1の凹部 10f…第2の凹部 10g…第3の凸部 10h…ストレート部 10i…上面突起部 10j…フランジ部 11A,11B,11C…脱着機構 12…下側栓部材 13…上側栓部材 14…雄ネジ部 15…止水パッキン 15a…第1の凸部 15b…第2の凸部 15c…第3の凹部 16…係合孔 17…係合片 18…ガイド係合部 19…第1のクリック係止部 20…第2のクリック係止部 21…弾性片 22…クリック係止部 23…第1のスライド係止部 24…スライド係止部 25…スリット 26…クリック係止部 27…第1のスライド係止部 28…第2のスライド係止部 29…スライド係止部 30…第1のクリック係止部 31…第2のクリック係止部 32…開口部 33a,33b…第1のスライド係止部 34a,34b…第2のスライド係止部 35…スライド係止部 100A,100B,100C…キャップ付き容器

Claims (12)

  1. 上部が開口した容器本体の口頸部に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
    前記容器本体の口頸部を囲む外蓋と、
    前記容器本体の上部開口部から前記容器本体の内側に嵌め込まれる中栓と、
    前記外蓋に対して前記中栓を着脱自在に取り付ける脱着機構とを備え、
    前記脱着機構は、前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部に向かってスライドさせることによって、前記中栓が前記外蓋に取り付けられる構造を有することを特徴とするキャップユニット。
  2. 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた第1のスライド係止部と、
    前記中栓に設けられた第2のスライド係止部を有し、
    前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されるスライド係止部を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  3. 前記第2のスライド係止部は、前記中栓の上端側の外周部から拡径方向に突出していることを特徴とする請求項2に記載のキャップユニット。
  4. 前記第1のスライド係止部は、前記外蓋の内側の下面に設けられ、
    前記第2のスライド係止部は、前記中栓の上面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャップユニット。
  5. 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた係合孔と、前記中栓に設けられた係合片とを有して、前記係合孔に前記係合片が挿入された状態で、前記外蓋に対して前記中栓を径方向にスライド自在に案内すると共に、前記外蓋の内側の下面中央部よりも偏倚した位置に前記中栓の上面を当接させた状態から、前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、前記係合孔に対して前記係合片が係合されるガイド係合部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  6. 前記脱着機構は、前記外蓋に設けられた第1のクリック係止部と、前記中栓に設けられた第2のクリック係止部とを有して、
    前記中栓を前記外蓋の内側の下面中央部までスライドさせたときに、前記第1のクリック係止部と前記第2のクリック係止部との何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されることで、クリック感を付与するクリック機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  7. 前記クリック係止部は、前記第2のクリック係止部が設けられた弾性片を有し、
    前記弾性片を弾性変形させながら、前記第1のクリック係止部が前記第2のクリック係止部を乗り越えたときにクリック感を付与することを特徴とする請求項6に記載のキャップユニット。
  8. 前記クリック係止部は、前記外蓋の内周面における前記中栓のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第1のクリック係止部と、前記中栓の上端側の外周部における前記中栓のスライド方向を挟んだ両側に設けられた第2のクリック係止部とを有して、前記第1のクリック係止部と前記第2のクリック係止部との何れか一方の係止部に対して何れか他方の係止部が係止されたときにクリック感を付与することを特徴とする請求項6に記載のキャップユニット。
  9. 前記中栓の下端側の外周部に一体に取り付けられて、前記容器本体と前記中栓との間を密閉する止水パッキンを備えることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  10. 請求項1~9の何れか一項に記載のキャップユニットと、
    前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。
  11. 前記容器本体の口頸部には、前記外蓋の径方向の移動を規制する段差部が設けられていることを特徴とする請求項10に記載のキャップ付き容器。
  12. 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする請求項10に記載のキャップ付き容器。
JP2022088238A 2022-03-29 2022-05-31 キャップユニット及びキャップ付き容器 Pending JP2023147140A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020220151530A KR20230140340A (ko) 2022-03-29 2022-11-14 캡 유닛 및 캡 부착 용기
TW111144892A TWI822484B (zh) 2022-03-29 2022-11-23 蓋組件及帶蓋容器
CN202211726267.XA CN116101620A (zh) 2022-03-29 2022-12-30 盖单元以及带盖容器

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022053706 2022-03-29
JP2022053706 2022-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023147140A true JP2023147140A (ja) 2023-10-12

Family

ID=88287097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022088238A Pending JP2023147140A (ja) 2022-03-29 2022-05-31 キャップユニット及びキャップ付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023147140A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6921640B2 (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
US6220470B1 (en) Resealable closure for open end of container
KR102191472B1 (ko) 캡 유닛 및 음료용 용기
CN111907906B (zh) 带盖容器
CN114007950A (zh) 绝热容器的通风盖子
JP2021143022A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP7445794B2 (ja) 蓋付き容器
JP2023147140A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP2018087027A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
US20200367678A1 (en) Leak-proof container lid with foam insulation
KR20230140340A (ko) 캡 유닛 및 캡 부착 용기
JP2023146513A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP2023146507A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
JP3215464U (ja) 蓋付容器
JP2021187450A (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
CN112623516A (zh) 盖单元以及带盖容器
JP2023146517A (ja) キャップユニット及びその製造方法、並びにキャップ付き容器
JP7321616B1 (ja) 蓋付き容器および蓋ユニット
JP7216792B2 (ja) 蓋付き容器
TWI822137B (zh) 飲料容器
JP3222647U (ja) 飲料用容器の栓体
US20220234794A1 (en) Lid assembly for a fluid vessel
JP2023172837A (ja) 蓋付き容器
JP2021172390A (ja) 弁当箱
CN115123675A (zh) 盖单元以及带盖容器