JP2023145045A - 契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラムに関する。
例えば、契約情報の変更作業をする場合に、担当者が変更日になってから実データの更新を行う必要があった。そのため、変更作業が集中する繁忙期に作業負荷が集中していた。また、担当者が直接、契約情報を変更するため、変更した内容が正しいかの確認が取りづらかった。従来、契約情報を変更するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
しかしながら、特許文献1では、契約情報について、変更依頼が来たタイミングで変更内容の予約登録を行うことにより、契約情報の変更を可能とすることで、契約情報の変更の作業負荷を平準化すると共に人為的ミスを低減することに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、変更依頼が来たタイミングで変更内容の予約登録を行うことにより、契約情報の変更を可能とすることで、契約情報の変更の作業負荷を平準化すると共に人為的ミスを低減することが可能な契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、契約情報の変更を行う契約変更装置であって、前記制御部は、契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録手段と、承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認手段と、承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記変更予約データは、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中、承認、差戻、又は反映済を示すステータスを含み、前記変更予約登録手段は、前記変更予約データのステータスを申請中に設定し、前記変更予約承認手段は、前記変更予約データを承認する場合はステータスを承認に、差戻する場合は、ステータスを差戻に設定し、変更予約反映手段は、前記変更予約データのステータスが承認の場合に、当該変更予約データに基づいて契約データを変更し、当該変更予約データのステータスを反映済に設定することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記変更予約反映手段は、前記変更予約データの変更日の前日の夜間に、当該変更予約データに基づいて契約データを変更することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記契約データの契約内容は、賃料の金額と追加保証料の金額を含むことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記変更予約登録手段は、変更予約画面上での担当者の操作に応じて、前記変更予約データを作成し、当該変更予約画面では、変更前と変更後の賃料に基づいて、追加保証料の金額を自動計算することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される契約変更方法であって、前記制御部は、契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録工程と、承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認工程と、承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行するための契約変更プログラムであって、前記制御部は、契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、前記制御部において、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録工程と、承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認工程と、承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映工程と、を実行させるための契約変更プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、変更依頼が来たタイミングで変更内容の予約登録を行うことにより、契約情報の変更を可能とすることで、契約情報の変更の作業負荷を平準化すると共に人為的ミスを低減することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
例えば、契約情報の変更作業をする場合、(1)契約情報変更業務の負荷の集中、(2)契約情報変更の人為的ミスという課題があった。
例えば、契約情報の変更作業をする場合、(1)契約情報変更業務の負荷の集中、(2)契約情報変更の人為的ミスという課題があった。
図1は、従来の契約情報の変更を説明するための図である。以下の説明では、金額の単位を全て「円」とし、その表記を省略する場合がある。図1に示す例は、契約変更日を2022/3/1とした場合を示している。従来は、契約入力により、契約変更日の2022/3/1に担当者が契約情報の変更内容を直接登録する。2022/3/1に各契約に対してそれぞれ作業が必要であった。
(1)契約情報変更業務の負荷の集中
担当者が変更日になってから実データの更新を行う必要があった。そのため、変更作業が集中する繁忙期に作業負荷が集中しており、担当者の契約情報変更業務の負荷が大きかった。
担当者が変更日になってから実データの更新を行う必要があった。そのため、変更作業が集中する繁忙期に作業負荷が集中しており、担当者の契約情報変更業務の負荷が大きかった。
そこで、本実施の形態では、契約情報の変更依頼自体は数ヶ月前から分散して来ている事に着目し、依頼が来たタイミングで変更内容の予約登録を行うことで、作業負荷を平準化できるようにした。
(2)契約情報変更の人為的ミス
担当者が直接契約情報を変更するため、変更した内容が正しいかの確認が取りづらかった。そのため、収益に直接影響する保証額の計算で人為的ミスがあっても気が付かず、そのまま顧客に請求してしまうことがあった。
担当者が直接契約情報を変更するため、変更した内容が正しいかの確認が取りづらかった。そのため、収益に直接影響する保証額の計算で人為的ミスがあっても気が付かず、そのまま顧客に請求してしまうことがあった。
そこで、本実施の形態では、作業担当者が契約情報を直接変更するのではなく一時的に予約データとして保存する仕組みを構築した。これにより、承認者は予約データを閲覧する画面において変更内容の確認を行うことができるようになった。
本発明の契約変更装置は、例えば、不動産賃貸や家賃保証等の契約情報の変更に好適に使用できるが、これらに限らず各種契約情報を変更する場合に適用することができる。
[2.構成]
図2を参照して、本実施形態に係る契約変更装置100の構成の一例について説明する。図2は、契約変更装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図2を参照して、本実施形態に係る契約変更装置100の構成の一例について説明する。図2は、契約変更装置100の構成の一例を示すブロック図である。
契約変更装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、契約変更装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
契約変更装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。契約変更装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、契約変更装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、契約変更装置100と、担当者端末400、承認者端末500、サーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
担当者端末400は、担当者が使用する端末であり、契約変更装置100にアクセス可能に構成されている。承認者端末500は、承認者が使用する端末であり、契約変更装置100にアクセス可能に構成されている。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及び、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。また、モニタ114に情報を表示して、ユーザーが入力装置112を操作すること等を、「UIを介したユーザー操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、データファイル106a等を備えている。
データファイル106cは、契約データや変更予約データ等を格納するためのファイルである。
契約データは、契約番号、契約内容(例えば、契約形態コード、賃料、追加保証料)を含んでいてもよい。
変更予約データは、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目、変更前、変更後、ステータス、登録ユーザーを含んでいてもよい。ステータスは、変更の承認を申請する申請、
変更を承認する承認、変更を承認しない差戻、又は契約データを変更した反映済である。
変更を承認する承認、変更を承認しない差戻、又は契約データを変更した反映済である。
制御部102は、契約変更装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、記憶部106に格納されているデータファイル106a等にアクセス可能に構成されている。なお、データファイル106aは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
制御部102は、機能概念的に、変更予約登録部102aと、変更予約承認部102bと、変更予約反映部102cと、画面表示制御部102dと、を備えている。
変更予約登録部102aは、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データをデータファイル106aに登録すると共に、承認者端末500に通知する。
変更予約データは、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中、承認、差戻、又は反映を示すステータスを含み、変更予約登録部102aは、変更予約データのステータスを申請中に設定してもよい。
契約データの契約内容は、賃料の金額と追加保証料の金額を含むことにしてもよい。変更予約登録部102aは、変更予約画面上での担当者の操作に応じて、変更予約データを作成し、当該変更予約画面では、変更前と変更後の賃料に基づいて、追加保証料の金額を自動計算することにしてもよい。
変更予約承認部102bは、承認者の操作に応じて、変更予約データを承認する。変更予約承認部102bは、変更予約データを承認する場合はステータスを承認に、差戻する場合は、ステータスを差戻に設定してもよい。
変更予約反映部102cは、承認された変更予約データに基づいて、契約データを変更する。変更予約反映部102cは、変更予約データのステータスが承認の場合に、当該変更予約データに基づいて契約データを変更し、当該変更予約データのステータスを反映済に設定してもよい。
画面表示制御部102gは、モニタ114に表示する各種画面の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
図2~図9を参照して、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
図2~図9を参照して、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図3は、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図3は、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図3を参照して、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図3において、変更予約登録部102aは、変更予約登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、変更予約登録処理では、変更予約登録部102aは、担当者端末400からのアクセスに応じて、変更予約データを作成するための変更予約画面を担当者端末400に提供する。変更依頼を受けている担当者は、担当者端末400の変更予約画面で変更内容を入力する。変更予約登録部102aは、入力内容に応じた変更予約データ(契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中とするステータス)を作成して、データファイル106aに登録すると共に、変更予約承認部102bに送信する。
変更予約承認部102bは、変更予約承認処理を実行する(ステップS2)。具体的には、変更予約承認処理では、変更予約承認部102bは、当該変更予約データを確認するための変更予約承認画面を承認者端末500に通知する。承認者端末500の承認者は、
変更予約承認画面上で変更内容に誤りがないか確認し、変更内容の承認/差戻を設定する。変更予約承認部102bは、設定した承認/差戻に従って、変更予約データのステータスを承認/差戻に変更し、変更予約データのステータスが承認の場合は、変更予約反映部102cに変更予約データを送信する。
変更予約承認画面上で変更内容に誤りがないか確認し、変更内容の承認/差戻を設定する。変更予約承認部102bは、設定した承認/差戻に従って、変更予約データのステータスを承認/差戻に変更し、変更予約データのステータスが承認の場合は、変更予約反映部102cに変更予約データを送信する。
ステータスが差戻の場合は、担当者端末400に変更予約データの差戻の通知を行う。担当者は、変更内容を修正し、修正した変更予約データを再度、変更予約承認部102bに送信し、変更予約承認部102bでは、承認担当者が再度確認し、修正した変更内容でOKの場合は、ステータスを承認に変更し、修正した内容でNGの場合は、再度、差戻を行う。
変更予約反映部102cは、変更予約反映処理を実行する(ステップS3)。具体的には、変更予約反映処理では、変更予約反映部102cは、変更予約データのステータスが承認の場合は、変更予約データ基づいて、契約の変更日の前日の夜間に、契約データを変更し、変更後に、変更予約データのステータスを反映済に設定する。
(3-2.サンプルデータ)
図4~図9は、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図4~図9を参照して、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
図4~図9は、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図4~図9を参照して、本実施の形態における契約変更装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(S1:変更予約登録処理)
図4を参照して、変更予約登録処理の具体例を説明する。変更予約登録部102aは、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中を示すステータスを含む変更予約データをデータファイル106aに登録すると共に、承認者端末500に通知する。
図4を参照して、変更予約登録処理の具体例を説明する。変更予約登録部102aは、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中を示すステータスを含む変更予約データをデータファイル106aに登録すると共に、承認者端末500に通知する。
例えば、2022/2/1~2022/2/3に、担当者が契約データの変更内容を入力して、変更予約データを登録する。複数の契約や1つの契約に対して同時に複数の変更予約を行うことが可能となっている。変更依頼がきた日から担当者は変更予約の登録が可能となっている。
図4(B)は、契約データのデータ例を示している。図4(B)に示す例では、1行目は、契約番号「1111111111」、契約形態コード「10000001」、賃料「60000」、追加保証料「0」、2行目は、契約番号「2222222222」、契約形態コード「20000001」、賃料「57000」、追加保証料「0」となっている。
図4(A)は、変更予約データのデータ例を示している。図4(A)に示す例では、1行目は、契約番号「1111111111」、登録日「2022/2/1」、変更日「2022/3/1」、変更対象項目「契約形態コード」、変更前「10000001」、変更後「10000002」、ステータス「申請中」、登録ユーザー「F03648」となっている。「契約形態コード」が「10000001」から「10000002」に変更されている。
2行目は、契約番号「2222222222」、登録日「2022/2/2」、変更日「2022/3/1」、変更対象項目「追加保証料」、変更前「-」、変更後「20000」、ステータス「申請中」、登録ユーザー「F03648」となっている。「追加保証料」が「0」から「20000」に変更されている。
3行目は、契約番号「2222222222」、登録日「2022/2/3」、変更日「2022/4/1」、変更対象項目「賃料」、変更前「57000」、変更後「50000」、ステータス「申請中」、登録ユーザー「F03648」となっている。「賃料」が「57000」から「50000」に変更されている。
(S2:変更予約承認処理)
図5を参照して、変更予約承認処理の具体例を説明する。変更予約承認部102bは、承認者の操作に応じて、変更予約データを承認し、変更予約データを承認する場合はステータスを承認に、差戻する場合は、ステータスを差戻に設定する。
図5を参照して、変更予約承認処理の具体例を説明する。変更予約承認部102bは、承認者の操作に応じて、変更予約データを承認し、変更予約データを承認する場合はステータスを承認に、差戻する場合は、ステータスを差戻に設定する。
例えば、2022/2/10に、承認者が変更予約データの内容を確認し、問題なければ承認、不備があれば差戻を行う。
図5(A)は、変更予約データのデータ例を示す図である。1行目と2行目は、ステータスが「承認」に変更されている。3行目は「差戻」に変更されている。承認者は、「賃料」の「57000」から「50000」の変更は誤りであると判断している。
(S1:変更予約登録処理)
図6を参照して、変更予約登録処理の具体例を説明する。変更予約登録部102aは、担当者の操作に応じて、差戻された契約予約データの修正を行う。例えば、2022/2/20に、担当者が差戻された契約予約データの修正を行う。
図6を参照して、変更予約登録処理の具体例を説明する。変更予約登録部102aは、担当者の操作に応じて、差戻された契約予約データの修正を行う。例えば、2022/2/20に、担当者が差戻された契約予約データの修正を行う。
図6(A)は、修正された変更予約データの例を示している。3行目の「賃料」の変更後が「50000」から「60000」に変更され、ステータスが「申請中」に変更されている。
(S2:変更予約承認処理)
図7を参照して、変更予約承認処理の具体例を説明する。変更予約承認部102bは、承認者の操作に応じて、修正された契約予約データの承認を行う。例えば、2022/2/21に、承認者が、修正された契約予約データの承認を行う。図7(A)は、変更予約データの例を示している。3行目のステータスが「承認」に変更されている。
図7を参照して、変更予約承認処理の具体例を説明する。変更予約承認部102bは、承認者の操作に応じて、修正された契約予約データの承認を行う。例えば、2022/2/21に、承認者が、修正された契約予約データの承認を行う。図7(A)は、変更予約データの例を示している。3行目のステータスが「承認」に変更されている。
(S3:変更予約反映処理)
図8を参照して、変更予約処理の具体例を説明する。変更予約反映部102cは、変更予約データに基づいて、変更予約データの変更日の前日の夜間に、契約データを変更し、変更後に、変更予約データのステータスを反映済に設定する。この例では、2022/2/28の夜間処理により変更日「2022/3/1」の変更予約データを契約データに反映させる。
図8を参照して、変更予約処理の具体例を説明する。変更予約反映部102cは、変更予約データに基づいて、変更予約データの変更日の前日の夜間に、契約データを変更し、変更後に、変更予約データのステータスを反映済に設定する。この例では、2022/2/28の夜間処理により変更日「2022/3/1」の変更予約データを契約データに反映させる。
図8(A)は、変更予約データの例を示している。変更日が「2022/3/1」である1行目と2行目のステータスを「反映済」に変更する。
図8(B)は変更後の契約データの例を示している。1行目の契約形態コードが「10000002」に、2行目の追加保証料が「20000」に変更されている。
変更予約データの変更日が「2022/4/1」のものについて、2022/3/31の夜間処理により契約データを変更する。
(変更予約画面)
図9は、変更予約画面イメージを示す図である。変更予約画面で対象の契約番号について、登録日、変更日、契約形態コード、変更対象項目の金額の変更が可能となっている。
例えば、ボタン押下で追加保証料の請求額を自動計算することにしてもよい。例えば、賃料を「50000円」から「60000円」に変更した場合、追加保証料計算ボタンが押下されると、追加保証料を、賃料の増加分3,000円×50%(不図示のマスタに登録された契約形態10000002の保証料の請求割合「50%」)=1,500で自動計算して自動設定してもよい。不図示の申請ボタンが押下されると、変更予約画面の入力内容に応じた変更予約データが自動作成される。
図9は、変更予約画面イメージを示す図である。変更予約画面で対象の契約番号について、登録日、変更日、契約形態コード、変更対象項目の金額の変更が可能となっている。
例えば、ボタン押下で追加保証料の請求額を自動計算することにしてもよい。例えば、賃料を「50000円」から「60000円」に変更した場合、追加保証料計算ボタンが押下されると、追加保証料を、賃料の増加分3,000円×50%(不図示のマスタに登録された契約形態10000002の保証料の請求割合「50%」)=1,500で自動計算して自動設定してもよい。不図示の申請ボタンが押下されると、変更予約画面の入力内容に応じた変更予約データが自動作成される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録部102aと、承認者の操作に応じて、変更予約データを承認する変更予約承認部102bと、承認された変更予約データに基づいて、契約データを変更する変更予約反映部102cと、を備えているので、変更依頼が来たタイミングで変更内容の予約登録を行うことにより、契約情報の変更を可能とすることで、契約情報の変更の作業負荷を平準化すると共に人為的ミスを低減することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、契約変更装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、契約変更装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて契約変更装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、契約変更装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、契約変更装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、契約変更装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 契約変更装置
102 制御部
102a 変更予約登録部
102b 変更予約承認部
102c 変更予約反映部
102d 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
400 担当者端末
500 承認者端末
102 制御部
102a 変更予約登録部
102b 変更予約承認部
102c 変更予約反映部
102d 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
400 担当者端末
500 承認者端末
Claims (7)
- 制御部を備え、契約情報の変更を行う契約変更装置であって、
前記制御部は、
契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、
変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録手段と、
承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認手段と、
承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映手段と、
を備えたことを特徴とする契約変更装置。 - 前記変更予約データは、契約番号、登録日、変更日、変更対象項目の変更前及び変更後、申請中、承認、差戻、又は反映済を示すステータスを含み、
前記変更予約登録手段は、前記変更予約データのステータスを申請中に設定し、
前記変更予約承認手段は、前記変更予約データを承認する場合はステータスを承認に、差戻する場合は、ステータスを差戻に設定し、
変更予約反映手段は、前記変更予約データのステータスが承認の場合に、当該変更予約データに基づいて契約データを変更し、当該変更予約データのステータスを反映済に設定することを特徴とする請求項1に記載の契約変更装置。 - 前記変更予約反映手段は、前記変更予約データの変更日の前日の夜間に、当該変更予約データに基づいて契約データを変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の契約変更装置。
- 前記契約データの契約内容は、賃料の金額と追加保証料の金額を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の契約変更装置。
- 前記変更予約登録手段は、変更予約画面上での担当者の操作に応じて、前記変更予約データを作成し、当該変更予約画面では、変更前と変更後の賃料に基づいて、追加保証料の金額を自動計算することを特徴とする請求項4に記載の契約変更装置。
- 制御部を備えた情報処理装置で実行される契約変更方法であって、
前記制御部は、
契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、
前記制御部において実行される、
変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録工程と、
承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認工程と、
承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映工程と、
を含むことを特徴とする契約変更方法。 - 制御部を備えた情報処理装置が実行するための契約変更プログラムであって、
前記制御部は、
契約番号及び契約内容を含む契約データにアクセス可能に構成されており、
前記制御部において、
変更依頼を受けた担当者の操作に応じて、契約番号、契約の変更内容を含む変更予約データを登録する変更予約登録工程と、
承認者の操作に応じて、前記変更予約データを承認する変更予約承認工程と、
承認された前記変更予約データに基づいて、前記契約データを変更する変更予約反映工程と、
を実行させるための契約変更プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022052313A JP2023145045A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022052313A JP2023145045A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023145045A true JP2023145045A (ja) | 2023-10-11 |
Family
ID=88253443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022052313A Pending JP2023145045A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 契約変更装置、契約変更方法、及び契約変更プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023145045A (ja) |
-
2022
- 2022-03-28 JP JP2022052313A patent/JP2023145045A/ja active Pending
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