JP2023144745A - 放射線撮影システム、放射線撮影装置、および制御装置 - Google Patents

放射線撮影システム、放射線撮影装置、および制御装置 Download PDF

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Abstract

Figure 2023144745000001
【課題】 放射線撮影装置を意図した無線機器と接続するための設定を簡便かつより高い精度で行えるシステムを提供する。
【解決手段】 放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置による前記撮影の制御を行うために前記放射線撮影装置との第一の無線通信を行うアクセスポイントと、前記放射線撮影装置に前記第一の無線通信で用いる設定を行うために前記放射線撮影装置との第二の無線通信を行う通信デバイスと、前記撮影の制御を行う制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、前記制御装置は、前記通信デバイスが前記放射線撮影装置から受信した信号強度と、前記放射線撮影装置から信号を受信した信号強度が所定の閾値を超えた回数と、に基づき、前記通信デバイスに前記放射線撮影装置と前記第二の無線通信を行わせることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、放射線撮影システム、放射線撮影装置、および制御装置に関する。
医療分野において、放射線を利用した放射線撮影システムが知られている。放射線撮影システムのデジタル化により、放射線から被写体を介して放射線撮影装置に放射線を照射し、放射線撮影装置がデジタル放射線撮影画像を生成し、撮影制御装置により放射線撮影直後の画像確認が可能となるシステムが普及している。このことは、これまでのフィルムを用いた撮影方法に比べワークフローが改善され、早いサイクルで撮影が行えることを可能としている。
このような放射線撮影システムにおいては、放射線撮影装置と撮影制御装置との間を無線化し、放射線撮影装置のケーブルによる設置制限をなくした装置が開示されている。この装置間の無線接続を確立するためには、SSID(Service Set Identifier)、認証方式、暗号化種類、暗号化鍵などを、接続する装置間で同一の設定とする必要がある。通常これらの設定は、無線接続を行う機器双方に手作業で設定するか、WPS(Wi-Fi Protected Setup)により規定されたプッシュボタン方式あるいはPINコード方式によって設定がなされる。
しかしながら、手作業で設定する場合、入力作業を必須とするうえ作業ミスによって接続確立できない可能性が生じる。同様にPINコード方式においても、親機側にPINコードの入力作業を要する。また、プッシュボタン方式では、子機、親機双方のプッシュボタンを同時に押す又は接触するなど、放射線撮影システムとしての通常のワークフローとは異なる操作が必要となる。
そこで、特許文献1では、無線通信の範囲よりも狭い通信範囲を有する、赤外線通信やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いた接続手段を介して放射線撮影装置と撮影制御装置との間で無線設定を行う手段を有するものが開示されている。このことにより、操作者が無線設定を手作業で行う動作を不要としている。
特開2011-120885号公報
しかしながら特許文献1の方法では、近隣に別の放射線撮影システムが存在する場合、
放射線撮影装置に意図しない無線機器と接続するための設定が行われてしまう可能性がある。本発明の課題は、放射線撮影装置に意図した無線機器と接続するための設定を簡便かつより高い精度で行えるシステムを提供することである。
上記の課題は、放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置による前記撮影の制御を行うために前記放射線撮影装置との第一の無線通信を行うアクセスポイントと、前記放射線撮影装置に前記第一の無線通信で用いる設定を行うために前記放射線撮影装置との第二の無線通信を行う通信デバイスと、前記撮影の制御を行う制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、前記制御装置は、前記通信デバイスが前記放射線撮影装置から受信した信号強度と、前記放射線撮影装置から信号を受信した信号強度が所定の閾値を超えた回数と、に基づき、前記通信デバイスに前記放射線撮影装置と前記第二の無線通信を行わせることを特徴とする放射線撮影システムによって解決される。
本発明の少なくとも一つの実施形態により、放射線撮影装置に意図した無線機器と接続するための設定を簡便かつより高い精度で行うことが可能となる。
放射線撮影システムの全体構成を示すブロック図である。 放射線撮影装置の主要部の構成を説明するためのブロック図である。 第1の実施形態に係る接続動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る接続制御を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態に係る各装置の配置例である。 第1の実施形態に係る検知条件と検知結果を説明するための概念図である。 第2の実施形態に係る検知条件を説明するための概念図である。 第2の実施形態に係る接続動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る各装置の配置例である。 第2の実施形態に係る検知結果を説明するための概念図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、本実施形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決部に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態による放射線撮影システムについて、図1~図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態の放射線撮影システム100の全体構成を示すブロック図である。放射線撮影システム100は、放射線撮影装置101、臥位型撮影架台102、放射線発生装置104、同期制御装置105、表示装置106、制御装置107、アクセスポイント109、通信デバイス108、立位型撮影架台110を有している。
放射線撮影装置101は臥位型撮影架台102に搭載されており、放射線発生装置104により被写体103に投下した放射線に基づき放射線画像を取得する。図1の例では放射線撮影装置101は臥位型撮影架台102に搭載されて撮影を行っているが、他の形態で撮影が行われてもよく、例えば放射線撮影装置101は立位型の撮影架台に搭載されて撮影が行われてもよいし、撮影架台を用いずに撮影が行われてもよい。
制御装置107は、放射線撮影装置101で撮影された放射線画像を表示装置106に表示することや、操作部を介して入力された撮影条件の指示などを行う。また、放射線撮影装置101と制御装置107を無線通信可能にするための設定情報を送信する。
アクセスポイント109は、放射線撮影装置101と無線で情報をやり取りする電波中継機器である。
通信デバイス108は、放射線撮影装置101と制御装置107端末間で近距離通信を行うための電波送受信器である。通信デバイス108は、制御装置107の内部に構成してもよい。例えば、通信デバイス108は、USB(Universal Serial Bus)インターフェースにより制御装置107と接続されるドングルである。
通信デバイス108は、好適にはBluetoothが用いられるが、近距離無線通信を行う機器であればその他の公知の技術で実現してもよい。通信デバイス108は、例えばBluetoothBR/EDR(Basic Rate/Enhanced Data Rate)、もしくはBluetoothLE(Low Energy)の少なくとも一つの規格に対応した機器であってもよい。また、通信デバイス108は、ID情報を埋め込んだタグから電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりするRFID(Radio Frequency Identifier)デバイスであってもよい。また、通信デバイス108は、アクセスポイント109の機能を有していてもよい。
RFIDの交信方式は、電磁誘導方式、電波方式を問わない。また、通信デバイス108の機能は、放射線発生装置など他の装置に組み込まれている機能を使用して代用してもよい。
同期制御装置105は、通信を媒介する回路を保有し、放射線撮影装置101と放射線発生装置104の状態を監視する。例えば、同期制御装置105は、放射線発生装置104からの放射線の照射や、放射線撮影装置101による被写体103の撮影などを制御する。複数のネットワーク機器を接続するHUBなどを内蔵していてもよい。
放射線発生装置104は、例えば、X線等の放射線を発生させるために、電子を高電圧で加速して陽極に衝突させる放射線管を保有して構成されている。放射線は、α線、β線、γ線、X線、中性子線のいずれでもよい。
図2は、放射線撮影装置101の主要部の構成を説明するための概略的なブロック図である。
電源ボタン206は、放射線撮影装置101の各構成部へ電力供給の開始・停止を行う操作部(当該機能を有する機器、回路、プログラムによって記述される回路その他のものを含む)である。ユーザは電源ボタン206を操作することで撮影の準備を行う。
バッテリ部208は、放射線撮影装置101の各構成部へ所定の電圧を供給する。例えばバッテリ部208は、準備動作検知部等に電力を供給するためのものである。バッテリは、公知の技術で実現されるものであればよく、例えば、リチウムイオン電池、電気二重層コンデンサが用いられる。また、後述の外部電源207から放射線撮影装置101に電源供給がなされる場合には、バッテリ部208はなくてもよい。
外部電源207は、外部の電源から放射線撮影装置101に所定の電圧を供給する。外部電源207有線による給電でもよいし、無線による非接触給電などであってもよい。
電源制御回路209は、電源ボタン206の操作状況に応じて、バッテリ部208や外部電源207から各構成部への供給する電力の制御や電池残量の監視などを行う。例えば、電源制御回路209は、バッテリ部208等からの電圧を所定の電圧に変圧し、各構成部へ供給する。また、例えば外部電源207が放射線撮影装置101に接続されていない場合、電源ボタン206を押すことでバッテリ部208からの電力の供給のオンオフを切り替えるようにしてもよい。
放射線検出部203は、被写体103を透過した放射線を画像信号(電荷)として検出するものである。例えば、放射線検出部203は、放射線を光に変換する蛍光体と、蛍光体により変換された光を電気信号である画像信号(電荷)に変換する光電変換素子を有する。
駆動回路201は、放射線検出部203に駆動信号を与えるICであり、画像信号(電荷)の蓄積、読出などの動作を行う。読出回路202は、信号線に出力された画像信号(電荷)を増幅する機能を有し、放射線検出部203の画像信号を順次読み出す。ADC204は、読出回路202によって読みだされたアナログ信号の画像信号を、デジタル信号の画像信号に変換し、これを放射線画像として制御部205に出力する。すなわち、ADC204は、読出回路202によって読みだされたアナログ信号の画像信号をデジタルデータに変換するA/D変換部を構成する。
記憶部211は、ADC204から出力された放射線画像データやシステム識別子、放射線撮影装置101と通信デバイス108間の電波強度から算出された算出距離閾値、オフセット画像などを記憶する。また、生成された画像データに対応する技師の識別情報である技師ID、患者の識別情報である患者ID、撮影時刻、撮影線量、撮影部位、撮影枚数を含む撮影条件、放射線画像データの転送履歴などを紐づけて記憶部211に記憶してもよい。
記憶部211は、読み書きが行える機器であり、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリがそれに該当する。但しこれに限定されるものではなく、SDRAMのような揮発性の記憶機器でもよい。また、SDメモリなどのように、記憶部211を着脱可能として制御装置107等に装着できるようにしてもよい。
第一の無線通信部212は、制御装置107や同期制御装置105との通信に用いる媒体に合わせた無線通信モジュールである。例えば、第一の無線通信部212は、無線LAN(Local Area Network)によりアクセスポイント109と通信し、制御装置107へ放射線画像などを送受信することが可能である。
第二の無線通信部213は、制御装置107や同期制御装置105との通信に用いる媒体に合わせた無線通信モジュールである。例えば、第二の無線通信部213は、通信デバイス108と無線PAN(Personal Area Network)により通信する。第二の無線通信部213は、放射線撮影システムの識別子や第一の無線通信部212と通信するために必要なSSIDや暗号化キー、IPアドレスなどの無線通信設定を送受信することが可能である。
本実施形態において、第二の無線通信部213は、通信デバイス108から送信された、第一の無線通信部212とアクセスポイント109との無線通信で用いる設定情報を受信する受信部として機能する。
操作部210は、放射線撮影装置101と通信デバイス108との設定情報の受け渡しの手動トリガとして用いてもよい。例えば、操作部210を操作した際に、放射線撮影システムの識別子や第一の無線通信部212用に設定するアンテナ情報、SSIDや暗号化キー、IPアドレスなどを送受信することが可能としてもよい。
図3を用いて、アクセスポイント109と第一の無線通信部212との間で接続が確立するまでの制御装置107の接続制御について説明する。図3は接続が確立するまでの接続動作を説明するフローチャートである。
ステップS301において、通信デバイス108が第二の無線通信部213から識別子を検知した回数(検知回数)を0に初期化する。次に、ステップS302で識別子を1回目に検知してから所定の時間が経過したかどうか判定する。ステップS302で所定の時間が経過した場合には本処理工程を終了する。所定の時間が経過していない場合にはステップS303に進む。
次に、ステップS303において通信デバイス108が第二の無線通信部213から識別子を受信したかどうか判定する。ステップS303において識別子を受信していない場合にはステップS302に戻り、ステップS303において識別子を受信した場合にはステップS304に進む。
次にステップS304においてステップS303において受信した信号強度(RSSI値)が所定の閾値を超えているかどうか判断する。ステップS304において所定の閾値を超えていない場合にはステップS302に戻り、ステップS304において所定の閾値を超えている場合にはステップS305に進む。
次にステップS305において検知回数が0かどうか判定する。ステップS305において検知回数が0の場合にはステップS306に進み、ステップS306において1回目の識別子を検知してからの経過時間を測るタイマーを開始しステップS307に進む。検知ステップS305において検知回数が0でない場合にはステップS307に進む。次にステップS307において検知回数を1つ増加する。
次にステップS308において検知回数が所定の認証回数に達したかどうか判定する。ステップS308において所定の認証回数に達していない場合にはステップS302に戻り、ステップS308において所定の認証回数に達した場合にはステップS309に進む。次にステップS309においてステップS306で開始したタイマーを終了しステップS310に進む。
次にステップS310において通信デバイス108と第二の無線通信部213の接続を確立し、通信デバイス108から第二の無線通信部213に無線情報を送信し接続を切断した後ステップS311に進む。最後にステップS311においてアクセスポイント109と第一の無線通信部212との接続を確立し本処理工程を終了する。
図4を用いてアクセスポイント109と第一の無線通信部212との間で接続が確立するまでの制御を説明する。図4は接続が確立するまでの接続制御を説明するためのシーケンス図である。
最初にステップS401、S402、S403において第二の無線通信部213から通信デバイス108に識別子の送信を行う。識別子の検知回数が所定の認証回数に達した後、ステップS404において通信デバイス108から第二の無線通信部213に対し接続要求する。
次にステップS405において通信デバイス108と第二の無線通信部213との接続を確立する。次にステップS406において通信デバイス108から第二の無線通信部213に無線設定情報を送信する。次にステップS407で通信デバイス108と第二の無線通信部213との接続を切断する。次にアクセスポイント109から第一の無線通信部212に対し接続要求する。最後にステップS409アクセスポイント109と第一の無線通信部212との接続を確立し本制御を終了する。
次に、図5及び図6を用いて複数の制御装置システムが近隣に存在する場合の撮影装置101と制御装置107の接続方法を説明する。図5は、隣接した2つの撮影室に2つの制御装置107-1及び107-2の配置例である。また、図6は、制御装置107-1及び107-2にそれぞれ接続された通信デバイス108-1及び108-2が第二の無線通信部213からの信号を検知するための検知条件を説明するための概念図である。
図5の使用形態において制御装置107-1は撮影室1内の広い領域の撮影装置との接続を、また制御装置107―2は撮影室2内の近距離での撮影装置との接続を想定している。また、図6のTable6-1において通信デバイス108-1は検知領域を200cm、通信デバイス108-2の想定検知領域を50cmとし、それぞれの検知領域を図5に点線の円で示す。
距離と信号強度の関係は無線モジュールの出力などにより異なるため、用いる使用環境ごとに距離と信号強度の関係が測定され、信号強度の閾値が設定されることが望ましい。また、信号強度は、理想的には距離が離れるにつれ弱くなるが、実使用環境においては、反射波の影響などにより距離が離れるにつれて値のばらつきが大きくなる。このためTable6-1において、信号強度閾値は通信デバイス108-1よりも通信デバイス108-2の方が大きい値に設定している。また、認証回数は強度ばらつきによる誤検知を防ぐため通信デバイス108-1よりも通信デバイス108-2の方が大きい値に設定している。
Table6-1に示すような検知条件に設定にすることで、図5に円の点線で示す撮影室2内にある撮影装置101が通信デバイス108-1および2の両方の想定検知領域内にある場合でも、Table6-2に示すように放射線撮影装置101から識別子の送信開始後、認証回数が少ない通信デバイス108-2との接続が確立する。
このように、使用形態に応じて、それぞれの制御装置107ごとに信号強度の閾値と認証回数を設定することにより、意図しない撮影装置と制御装置の接続を防止することができる。信号強度閾値と認証回数は想定検知領域の距離に応じて決定されてもよいし、個別に設定できるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図7~図10を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7は、第2の実施形態における通信デバイス108が第二の無線通信部213からの信号を検知するための検知条件を説明するための概念図である。図7において、制御装置107は、N個の検知条件を有し、想定検知領域に応じて設定可能な信号強度閾値と認証回数を有し、N個の検知条件毎に検知した回数をcount[1~N]に保持する構成である。
次に、図8を用いてアクセスポイント109と第一の無線通信部212との間で接続が確立するまでの制御装置107の処理工程を説明する。図8は、接続が確立するまでの制御装置107の接続動作を示すフローチャートである。
ステップS801において、通信デバイス108が第二の無線通信部213から識別子を検知した回数count[1~N]を0に初期化する。次に、ステップS802で識別子を1回目に検知してから所定の時間が経過したかどうか判定する。ステップS802で所定の時間が経過した場合には本処理工程を終了する。ステップS802において所定の時間が経過していない場合にはステップS803に進む。
次に、ステップS803において通信デバイス108が第二の無線通信部213から識別子を受信したかどうか判定する。ステップS803において識別子を受信していない場合にはステップS802に戻り、ステップS803において識別子を受信した場合にはステップS804に進む。
次にステップS804においてN個の検知条件を確認するためのカウンタiを1に設定する。次にステップS805においてステップS803において受信した受信強度(RSSI値)が所定の閾値[i]を超えているかどうか判断する。ステップS805において所定の閾値を超えていない場合にはステップS806に進む。
ステップS806においてカウンタiを1インクリメントした後、カウンタiがNを超えたかどうか判定する。ステップS806においてカウンタiがNを超えた場合にはステップS802に戻り、ステップS806においてカウンタiがNを超えていない場合にはステップS805に戻る。ステップS805において所定の閾値を超えている場合にはステップS807に進む。
次にステップS807において検知回数count[1~N]が全て0かどうか判定する。ステップS807において検知回数count[1~N]が全て0の場合にはステップS808に進み、ステップS808において1回目の識別子を検知してからの経過時間を測るタイマーを開始しステップS809に進む。ステップS807において検知回数count[1~N]全てが0でない場合にはステップS809に進む。
次にステップS809において検知回数count[i~N]を1つ増加する。次にステップS810において検知回数count[1~N]が所定の認証回数に達したかどうか判定する。ステップS810において所定の認証回数に達していない場合にはステップS802に戻り、ステップS810において所定の認証回数に達した場合にはステップS811に進む。
次にステップS811においてステップS808で開始したタイマーを終了しステップS812に進む。次にステップS812において通信デバイス108と第二の無線通信部213の接続を確立し、通信デバイス108から第二の無線通信部213に無線情報を送信し接続を切断した後ステップS813に進む。最後にステップS813においてアクセスポイント109と第一の無線通信部212との接続を確立し本処理工程を終了する。
次に図9及び図10を用いて複数の制御装置システムが近隣に存在する場合の撮影装置101と制御装置107の接続方法を説明する。図9は隣接した2つの撮影室に2つの制御装置107-1及び107-2の配置例を示す図である。図10は制御装置107-1及び107-2の検知条件と検知結果を説明するための概念図である。
図9において通信デバイス108-1と撮影装置101との間隔は200cm、通信デバイス108-2と撮影装置101との間隔は100cmの位置に配置されている。
また、図10において、撮影装置107-1は検知領域300cmを最大として5つの検知条件を保持し、撮影装置107-2は検知領域200cmを最大として4つの検知条件を保持する例を示す。
Table10-1は通信デバイス108-1の検知結果を示し、撮影装置101から識別子が送信されると検知領域200cm及び300cmの信号強度閾値を満たす信号を検知し、識別子を検知する毎に各検知領域の検知回数が増加する。
Table10-2は通信デバイス108-2の検知結果を示し、撮影装置101から識別子が送信されると検知領域100cm及び200cmの信号強度閾値を満たす信号を検知し、識別子を検知する毎に各検知領域の検知回数が増加する。撮影装置101から識別子の送信が開始された後、通信デバイス108-2の検知領域100cmの検知回数が最初に認証回数に達するため、撮影装置1との距離が近い通信デバイス108-2との接続が成立する。
このように使用環境に応じて撮影装置毎に複数の信号強度閾値と認証回数を設定することにより、意図しない撮影装置と制御装置の接続を防止するとともに、広い検知領域での接続を可能とした撮影システムを構築できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。
また、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク(例えばCD-ROM、DVD-ROM)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリ(例えばUSBメモリ)、ROM等、種々の記録媒体を用いることができる。また、上述の機能を実施するプログラムを、ネットワークを介してダウンロードしてコンピュータにより実行するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけに限定するものではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述の機能が実現される場合も含まれる。
100 放射線撮影システム
101 放射線撮影装置
107 制御装置
108 通信デバイス
109 アクセスポイント

Claims (12)

  1. 放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置による前記撮影の制御を行うために前記放射線撮影装置との第一の無線通信を行うアクセスポイントと、前記放射線撮影装置に前記第一の無線通信で用いる設定を行うために前記放射線撮影装置との第二の無線通信を行う通信デバイスと、前記撮影の制御を行う制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、
    前記制御装置は、前記通信デバイスが前記放射線撮影装置から受信した信号強度と、前記放射線撮影装置から信号を受信した信号強度が所定の閾値を超えた回数と、に基づき、前記通信デバイスに前記放射線撮影装置と前記第二の無線通信を行わせること
    を特徴とする放射線撮影システム。
  2. 前記閾値は、前記通信デバイスと前記放射線撮影装置との距離に応じて設定されること特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記回数は、前記信号強度に応じて設定されることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影システム。
  4. 前記制御装置は、前記信号強度が前記閾値を前記回数だけ超えた場合に、前記通信デバイスに前記放射線撮影装置との前記第二の無線通信を行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  5. 前記放射線撮影装置は、前記第一の無線通信を行うための第一の無線通信部と、前記第二の無線通信を行うための第二の無線通信部と、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  6. 前記第一の無線通信部は無線LANにより前記アクセスポイントと前記第一の無線通信を行い、前記第二の無線通信部は無線PANにより前記通信デバイスと前記第二の無線通信を行うことを特徴とする請求項5に記載の放射線撮影システム。
  7. 前記通信デバイスと前記第二の無線通信部とは、BluetoothBR/EDRおよびBluetoothLEの少なくとも一つの規格に対応していることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影システム。
  8. 複数の前記制御装置を有し、前記制御装置ごとに前記閾値および前記回数が設定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  9. 放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置であって、
    前記撮影の制御を行うための第一の無線通信を放射線撮影システムが有するアクセスポイントと行う第一の無線通信部と、
    前記第一の無線通信で用いる設定を行うための第二の無線通信を前記放射線撮影システムが有する通信デバイスと行う第二の無線通信部と、
    前記通信デバイスとの間の信号強度が所定の閾値を超えた回数に基づいて前記通信デバイスから送信された前記設定を行うための設定情報を前記第二の無線通信部を用いて受信する受信部と、を有すること
    を特徴とする放射線撮影装置。
  10. 放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置による前記撮影の制御を行うために前記放射線撮影装置との第一の無線通信を行うアクセスポイントと、前記放射線撮影装置に前記第一の無線通信で用いる設定を行うために前記放射線撮影装置との第二の無線通信を行う通信デバイスと、を有する放射線撮影システムの制御装置であって、
    前記制御装置は、前記通信デバイスが前記放射線撮影装置から受信した信号強度と、前記放射線撮影装置から信号を受信した信号強度が所定の閾値を超えた回数と、に基づき、前記通信デバイスに前記放射線撮影装置と前記第二の無線通信を行わせること
    を特徴とする制御装置。
  11. 放射線画像の撮影を行う放射線撮影装置による前記撮影の制御を行うために前記放射線撮影装置との第一の無線通信を行うアクセスポイントと、前記放射線撮影装置に前記第一の無線通信で用いる設定を行うために前記放射線撮影装置との第二の無線通信を行う通信デバイスと、を有する放射線撮影システムの制御方法であって、
    前記通信デバイスと前記放射線撮影装置との間の信号強度が所定の閾値を超えたか否かを判定する第一の判定工程と、
    前記判定工程において前記信号強度が前記閾値を超えた回数に基づいて前記放射線撮影装置との前記第二の無線通信を行わせるか否かを判定する第二の判定工程と、を行う
    ことを特徴とする放射線撮影システムの制御方法。
  12. 請求項11に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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