JP2017079880A - 放射線撮影装置、放射線撮影装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影の無駄や無効被曝の発生を低減する。【解決手段】基地局を通じてコンソールと無線通信する放射線撮影装置であって、無線通信の状態を確認する無線状態確認部と、放射線撮影装置を撮影に用いることの選択を受け付ける選択部と、選択部による選択が受け付けられた場合、無線通信の状態に基づいて、放射線撮影装置の撮影可能状態への遷移を制御する制御部とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、放射線画像のデジタル化の要求が高まっており、放射線を電気信号に変換して画像を形成する放射線撮影装置が実用化されている。この種の放射線撮影装置には、固体撮像素子が2次元マトリクス状に配置され、放射線量を電気信号に変換する放射線検出器(FPD:Flat Panel Detector)が用いられる。このような放射線検出器を用いた放射線撮影装置によれば、放射線画像をデジタル情報に置き換えることができるため、画像情報を瞬時に確認することができる。また、無線を用いてデジタルデータを送信することで、画像を確認するための端末と放射線検出器とを無線で接続することが可能である。さらに、デジタルデータは、データが劣化することなく遠方に伝送することができるため、例えば放射線画像の情報を伝送することで、遠方にいながら大病院による高度な診断を受けることが可能となる。
また、近年では画像を確認するための端末(コンソール)と放射線検出器(センサ)とを無線で接続することができる利点を生かし、複数の放射線撮影室に渡って1つの放射線撮影装置を運用することも可能となっている。
1つの放射線撮影装置を複数の放射線撮影室で使用する場合、それぞれの放射線撮影室に設置されている画像を確認するための端末と放射線撮影装置とを関連付ける。適切な関連付けが行われていない場合、ある放射線撮影室で撮影した放射線画像が、別の放射線撮影室に設置された端末に表示されてしまうことがある。
特許文献1には、放射線撮影室に放射線撮影装置の登録部を設け、放射線画像撮影に使用する放射線撮影装置であることを指定する選択スイッチを放射線撮影装置に設けることで、放射線撮影室(端末)と放射線撮影装置とを関連付ける技術が開示されている。
特開2015−6413号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、放射線撮影室に設置された端末に対する放射線撮影装置の登録をユーザが行わなかった場合、選択スイッチを操作して撮影する放射線撮影装置を選択して放射線撮影を行っても、放射線画像が別の放射線撮影室に設置された端末に表示されてしまうことがある。すなわち、放射線曝射を行った放射線撮影室でユーザが放射線画像を確認できない可能性があり、放射線画像が迅速に行えない場合があった。また、被撮影者にとっては無効被曝ともなり得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮影の無駄や無効被曝の発生を低減する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様による放射線撮影装置は、
基地局を通じてコンソールと無線通信する放射線撮影装置であって、
前記無線通信の状態を確認する無線状態確認手段と、
前記放射線撮影装置を撮影に用いることの選択を受け付ける選択手段と、
前記選択手段による選択が受け付けられた場合、前記無線通信の状態に基づいて、前記放射線撮影装置の撮影可能状態への遷移を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影の無駄や無効被曝の発生を低減することが可能となる。
放射線撮影システムの概略構成を示す図。 放射線撮影装置(センサ)の機能を示す図。 本発明の実施形態1に係る処理の手順を示すフローチャート。 放射線撮影に影響のない電波基地局がある場合の放射線撮影システムの概略構成を示す図。 本発明の実施形態2に係る処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態3に係る処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態4に係る処理の手順を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、放射線は例えばX線である。ただし、X線に限定されるものではなく、他の種類の放射線であってもよい。また、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
FPDのような放射線撮影装置(センサ)は、放射線を電気信号に変換する。具体的には、放射線撮影装置は、放射線を光に変換するシンチレータ層と、シンチレータ層で変換された光を電気信号に変換する複数の光電変換素子がマトリクス状に配列された光電変換回路と、この変換により得られた電気信号を光電変換回路から読み出すための読み出し回路とを有する。被写体に放射線が照射されると、光電変換回路の各光電変換素子において、その透過放射線に係る光電変換が実行され、各光電変換素子に透過放射線量に対応した信号電荷が蓄積される。読み出し回路は、光電変換回路の各信号線を駆動して、光電変換素子が接続されたスイッチ素子を適宜制御することにより、各光電変換素子に蓄積されている信号電荷を電気信号として順次読み出し、増幅して出力する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る放射線撮影システム10は、放射線画像を撮影するセンサ300と、それぞれの放射線撮影室に設置されたコンソール101、201とを有する。また、各センサ300は、放射線撮影室100、200内で使用され得る。
また、それぞれのコンソールに接続され、センサ300と無線通信を行うための基地局102、202と、それぞれのコンソールに接続され、センサ300をコンソールと関連付けて登録するセンサ登録部104、204とを有する。放射線撮影室には複数の放射線発生装置が設置されている場合もある。図1の例では、放射線撮影室100には立位撮影用の放射線発生装置190と臥位撮影用の放射線発生装置191とが設置されており、放射線撮影室200には立位撮影用の放射線発生装置290が設置されている。
それぞれの基地局102、202からは、電波105、205が発信されている。なお、放射線撮影室は3か所以上であってもよく、その場合には放射線撮影室の数の増加に伴いコンソール、基地局、電波の数も同じ数だけ増加する。また、センサ300は2台以上で運用されていてもよい。なお、基地局102、202は、センサに内蔵されているものであってもよい。また、基地局102、202は、コンソールに内蔵されているものであってもよい。
本実施形態では、放射線撮影室100と放射線撮影室200との間は、放射線の漏洩を防ぐために鉛板400が挿入されている。そのため、基地局から発する電波の電波強度は、遮蔽物を通過する際に低下する。、したがって、本実施形態では、放射線撮影室100における電波強度は電波105の方が電波205よりも大きい。
<センサの構成>
図2(a)は、本実施形態に係るセンサ300の機能を表すブロック図である。センサ300は、制御部301と、通信部302と、無線状態確認部303と、選択スイッチ304と、登録記憶部305と、ステータス表示部306とを備えている。
制御部301は、センサ300の各構成要素を制御する。制御部301は例えばCPUであり、不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより本発明の実施形態に係る処理を実行する。
通信部302は、基地局102、202を通じてコンソール101、201と無線通信を行う。無線状態確認部303は無線通信の状態を確認する。選択スイッチ304は、ユーザがこれから撮影に用いるセンサであることを指定するためのスイッチである。登録記憶部305は、現在どの基地局を通じてどのコンソールにセンサ300が登録されているかを示す情報を記憶する。すなわち、登録記憶部305は、センサ300とコンソール(基地局)とを関連付けて記憶する。ステータス表示部306は、センサ300のステータス(例えば電源の多寡、撮影可否、選択スイッチ304からの要求受付反応など)を表示する。
<処理>
図3(a)は、本実施形態に係る処理の手順を示すフローチャートである。ユーザが選択スイッチ304を操作すると(S301でY)、制御部301は、無線状態確認部303を用いて電波の状態を確認する(S302)。制御部301は、無線状態確認部303により登録記憶部305に記憶されているコンソールに接続されている基地局からの電波強度が最も大きいことを確認できた場合(S302でY)、S303へ進む。続いて制御部301は、放射線画像を取得可能な状態にセンサ300を遷移させる(S303)。すなわち、最も大きい電波強度を発している基地局の情報が登録記憶部305に記憶されているコンソールと接続されている基地局の情報と一致した場合に、センサ300を撮影可能な状態に遷移させる。
そして、制御部301は、センサ300が放射線画像を取得可能な状態となったことを示す情報を、登録記憶部305に記憶されているコンソールへ通信部302を通じて送信する(S304)。登録記憶部305に記憶されているコンソールに接続されている基地局からの電波強度が最も大きい状態は、センサ300とコンソールとが正常に関連付けられている状態と考えられる。以上で図3(a)の処理が終了する。
ここで、放射線撮影室100でコンソール101に関連付けられていたセンサ300が放射線撮影室200へ移動され、かつ放射線撮影室200に設置されているコンソール201に接続されたセンサ登録部204にセンサ300を登録しなかった場合を考える。センサ300は放射線撮影室200に存在するが、放射線撮影室100に設置されたコンソール101に登録された状態(登録記憶部305にはコンソール101が記憶された状態)となる。ここで、図3(a)においてユーザが選択スイッチ304を操作すると(S301でY)、制御部301は無線状態確認部303を用いて電波強度を確認する。
しかし、一般にこの状態におけるセンサ300に到達する電波強度は、登録記憶部305に記憶されているコンソール101に接続された基地局102からの電波105よりも、コンソール201に接続された基地局202からの電波205の方が大きい。鉛板400により電波105は放射線撮影室200では減衰しているからである。よって、登録記憶部305に記憶されているコンソール(ここではコンソール101)に接続されている基地局(ここでは基地局102)からの電波(ここでは電波105)の強度が最も大きいことを確認できない。そのため、センサ300を撮影可能状態へ遷移させず、再びユーザによる選択スイッチ304の操作を待つこととなる(S302でN)。
[変形例]
図3(b)は、図3(a)のフローにおいてS302でNと判定された場合、センサ300のステータス表示部306を用いてセンサ300が本来接続されるべきコンソールに関連付けられていない可能性があることをユーザに通知するプロセス(S305)を追加したものである。例えば液晶に特定の表示を行う、LEDがある周期で点滅、特定の音が鳴るなどの方法である。
以上説明したように、本実施形態では、センサとコンソールとが正常に関連付けられている状態を無線通信の状態(電波強度)により判断し、正常に関連付けられていない場合には撮影可能な状態へのセンサの遷移を許可しない。
本実施形態によれば、複数の放射線撮影室に渡り1つのセンサで運用する場合においても、センサが存在する放射線撮影室に設置されている画像を確認するための端末(コンソール)と正常に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択することが可能となる。
(実施形態2)
実施形態1では、1つの放射線撮影室が1台の基地局を備える例を説明した。これに対し、実施形態2では、放射線撮影室が複数台の基地局を備える例を説明する。
図4は、本実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成の一例を示すブロック図である。基本的な構成は図1と同様であるが、図4に示すように、放射線撮影室200に放射線撮影とは関係のない基地局206(モバイルWi−Fi等)が存在している。基地局206の電波207の強度が放射線撮影室200に設置されたコンソール201に接続された基地局202からの電波205の強度よりも強い場合を考える。その場合、センサ300とコンソール201が正常に関連付けられた状態であっても、制御部301は、無線状態確認部303を用いて登録記憶部305に記憶されているコンソールに接続されている基地局202からの電波205の強度が最も大きいことを確認できない(S302でN)。そのため、センサ300を撮影可能状態へ遷移させることなく、再びユーザによる選択スイッチ304の操作を待つこととなる。
これに対して、図5(a)は、本実施形態に係る処理の手順を示すフローチャートである。S301〜S304は前述の動作と同様である。図5(a)では、S302でNと判定された場合、無線状態確認部303は、現在最も大きな電波強度の電波を発している基地局の情報を検査する(S501)。その結果、最も大きな電波強度を発している基地局がセンサ300の属しているシステムに影響しない基地局であることを確認できた場合(S501でY)には、前述のS303、S304の動作を行う。一方、現在最も大きな電波強度の電波を発している基地局がセンサ300の属しているシステムに影響する基地局であることを確認できた場合(S501でN)は、再びユーザによる選択スイッチ304の操作を待つ。
ここで、センサ300の属しているシステムに影響する基地局であるかの判断は、例えば、基地局のサービスセット識別子(SSID)や基本サービスセット識別子(BSSID)がセンサ300と関連するか否かで判断する。ここで、SSIDは、Service Set Identifierを示し、BSSIDはBasic SSIDを示す。一般に、SSIDやBSSIDは設置時に任意に設定可能である。例えば、特定の文字列が含まれるSSIDやBSSIDを持つ基地局はセンサ300の属しているシステムの基地局であると判断する等としてもよい。
[変形例]
図5(b)は、図5(a)のフローにおいてS501でNと判定された場合、センサ300のステータス表示部306を用いてセンサ300が本来接続されるべきコンソールに関連付けられていない可能性があることをユーザに通知するプロセス(S305)を追加したものである。図3(b)と同様に、例えば液晶に特定の表示を行う、LEDがある周期で点滅、特定の音が鳴るなどの方法である。
本実施形態によれば、1つの放射線撮影室内に複数の基地局が存在する場合であっても、センサが存在する放射線撮影室に設置されている端末(コンソール)と正常に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択することが可能となる。
(実施形態3)
実施形態3では、センサ300とコンソールとが正常に関連付けられている状態にある場合に、何らかの原因(基地局の不調など)で、正常に関連付けられたコンソールに接続された基地局からの電波強度が最も大きくならない場合の処理について説明する。
<センサの構成>
図2(b)は、本実施形態に係るセンサ300の機能を表すブロック図である。センサ300は、図2(a)の構成に加えてモード選択部307をさらに備えている。モード選択部307は、無線状態確認部303の確認結果に関わらず選択スイッチ304の操作を有効とすることが可能なモードを選択する。
<処理>
図6は、本実施形態に係る処理の手順を示すフローチャートである。センサ300を使用しようとしている放射線撮影室に設置されたコンソールとセンサ300とが確実に関連付けられているとユーザが判断した場合(S601でY)、ユーザはモード選択部307を操作する(S602)。制御部301は、モード選択部307の操作に応じて無線状態確認部303の動作を無効とする(S603)。この結果、ユーザによる選択スイッチ304の操作(S301でY)により、制御部301は無線状態確認部303の状態を確認し、無効であれば(S604でN)、前述のS303、S304の動作を行う。
一方、S601でNの場合には、ユーザはモード選択部307を操作しない。すると、S301でYと判定され、S604でYと判定される。以降は前述のS302〜S304、S501、S502の動作と同様である。
本実施形態では、ユーザは、確実にセンサとコンソールの関連付けを行ったと確信がある場合にモード選択部307を操作するため、センサとコンソールとの関連付けが正常に行われていない状態で選択スイッチ304が操作されることを防止できる。
本実施形態によれば、何らかの原因(基地局の不調など)で、正常に関連付けられたコンソールに接続された基地局からの電波強度が最も大きくならない場合でも、端末(コンソール)と正常に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択することが可能となる。
(実施形態4)
実施形態4では、実施形態3とは異なり、センサ300にモード選択部307を設置することなく、端末(コンソール)と正常に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択する例を説明する。
<センサの構成>
図2(c)は、本実施形態に係るセンサ300の機能を表すブロック図である。センサ300は、図2(b)のモード選択部307に代えて操作回数記憶部308を備えている。操作回数記憶部308は、制御部301によりカウントされた選択スイッチ304の操作回数を記憶する。
<処理>
図7は、本実施形態に係る処理の手順を示すフローチャートである。まず制御部301は、操作回数記憶部308に記憶されている数値をゼロにリセットする(S701)。ユーザが選択スイッチ304を操作すると(S301)、制御部301は、操作回数を1つ増加させて操作回数記憶部308に記憶する。(S702)。S302〜S304の処理は前述の通りである。
図7のフローでは、S501でNと判定された場合以降の処理が異なっている。S501でNと判定された場合、制御部301は操作回数記憶部308に記憶されている数値が任意の規定回数を超えたか否かを判定する(S703)。操作回数記憶部308に記憶されている規定回数を超えていない場合(S703でN)には、前述のS502の動作の後、再び選択スイッチ304の操作を待つ(S301)。一方、操作回数記憶部308に記憶されている数値が規定回数を超えた場合(S703でY)には、前述のS303、S304の動作を行う。
ここで、操作回数記憶部308に記憶されている数値が規定回数を超えるという状況は、ユーザはセンサとコンソールとが関連付けられていない可能性がある旨の通知を受けながらも、選択スイッチ304を更に操作したということを示している。すなわち、ユーザは電波強度に関わらずセンサとコンソールとが関連付けられていると判断していることを示すものである。
本実施形態によれば、センサ300にモード選択部307を設置することなく、端末(コンソール)と正常に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択することができる。
なお、実施形態1〜4では、無線通信の状態として、電波の強度を用いて関連付けが正常であるかを判断しているが、いずれの実施形態においても、放射線撮影室とセンサとの位置関係により変化する物理量で無線通信の状態を判断してもよい。例えば、無線通信の状態は、通信速度、ノイズ強度、信号対雑音比、あるはこれらの組み合わせなどを用いてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、複数の放射線撮影室にわたって1つのセンサで運用する場合においても、センサがある放射線撮影室に設置されている画像を確認するための端末と確実に関連付けられた状態で放射線画像の撮影に使用するセンサを選択することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
300:センサ、301:制御部、302:通信部、303:無線状態確認部、304:選択スイッチ、305:登録記憶部、306:ステータス表示部、307:モード選択部、308:操作回数記憶部

Claims (13)

  1. 基地局を通じてコンソールと無線通信する放射線撮影装置であって、
    前記無線通信の状態を確認する無線状態確認手段と、
    前記放射線撮影装置を撮影に用いることの選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段による選択が受け付けられた場合、前記無線通信の状態に基づいて、前記放射線撮影装置の撮影可能状態への遷移を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記無線状態確認手段は、前記基地局から発せられる電波強度を確認することにより前記無線通信の状態を確認することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線撮影装置とコンソールとを関連付けて記憶する登録記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、最も大きい電波強度を発している基地局の情報が前記登録記憶手段に記憶されているコンソールと接続されている基地局の情報と一致した場合に、前記放射線撮影装置を撮影可能な状態に遷移させることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記制御手段は、最も大きい電波強度を発している基地局の情報が前記登録記憶手段に記憶されているコンソールと接続されている基地局の情報と一致しない場合に、前記放射線撮影装置を撮影可能な状態に遷移させないことを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記制御手段は、最も大きい電波強度を発している基地局の情報が前記登録記憶手段に記憶されているコンソールと接続されている基地局の情報と一致しない場合に、前記放射線撮影装置と前記コンソールとの関連付けが正しくない可能性があることを通知することを特徴とする請求項3又は4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記制御手段は、
    最も大きい電波強度を発している基地局の情報が前記登録記憶手段に記憶されているコンソールと接続されている基地局の情報と一致しない場合に、前記最も大きい電波強度を発している基地局が、前記放射線撮影装置が属している撮影システムに影響するか否かを前記基地局の識別子に基づいて判定し、
    影響しないと判定された場合に前記放射線撮影装置を撮影可能な状態に遷移させることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記識別子は、サービスセット識別子(Service Set Identifier;SSID)又は基本サービスセット識別子(Basic SSID;BSSID)であることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記無線状態確認手段による確認結果に関わらず、前記選択手段の操作を有効とするモードを選択するモード選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記選択手段の操作回数をカウントする回数記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記操作回数が規定回数を超えている場合、前記放射線撮影装置を撮影可能な状態に遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記無線通信の状態は、通信速度、ノイズ強度又は信号対雑音比であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  11. 基地局を通じてコンソールと無線通信する放射線撮影装置を有する放射線撮影システムであって、
    前記無線通信の状態を確認する無線状態確認手段と、
    前記放射線撮影装置を撮影に用いることの選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段による選択が受け付けられた場合、前記無線通信の状態に基づいて、前記放射線撮影装置の撮影可能状態への遷移を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
  12. 基地局を通じてコンソールと無線通信する放射線撮影装置の制御方法であって、
    無線状態確認手段が、前記無線通信の状態を確認する無線状態確認工程と、
    選択手段が、前記放射線撮影装置を撮影に用いることの選択を受け付ける選択工程と、
    制御手段が、前記選択工程による選択が受け付けられた場合、前記無線通信の状態に基づいて、前記放射線撮影装置の撮影可能状態への遷移を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする放射線撮影装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載の放射線撮影装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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