JP2023143522A - 係止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも小型化および部品点数の削減が可能な係止具を提供する。【解決手段】係止具100は、筒状部材10と、筒状部材10内に嵌入される部分を有した点火器20と、筒状部材10と点火器20とを保持するとともにバッグホルダ40の一部に固定されたホルダ30と、を備えている。筒状部材10は、点火器20側の端部に設けられた開口部を有した有底筒状部材であり、底部11と、筒状部12と、フランジ部13と、作動ピン14と、が一体成型された部品である。底部11には、内側の面において、後述する作動ピン14の外周部14aに対向する位置に、環状の凹部である脆弱部11aが設けられている。脆弱部11aは、点火器20の作動時に受ける圧力波によって、破断するものである。【選択図】図1
Description
本発明は、点火器を用いて被係止物に係止された作動ピンを瞬時にハウジングから離脱させることにより、被係止物に対する作動ピンによる係止を瞬時に解除することが可能な係止具に関し、特に自動車用エアバッグ等の展開、収縮動作時の制御等に好適に利用することが可能に構成された火工品を含む係止具に関する。
従来から、自動車等の安全装置の一例として、エアバッグ装置が普及している。このようなエアバッグ装置は、乗員に対するエアバッグの衝撃吸収力を高めるため、エアバッグの膨張・展開時においてエアバッグの形状制御を行なったり、エアバッグの硬さ(柔軟さ)制御を行なったりする試みがなされている。これらエアバッグの形状制御や硬さ制御は、様々な機械的・電気的要素をエアバッグ装置に組み込むことによって達成されるものであるが、その一つに、瞬時に係止状態を解除することが可能な係止具を利用したものが知られている。
ここで、係止具としては、例えば、スクイブと、スクイブを保持するホルダと、被係止物を係止する係止部を含むピンと、ピンを保持するカップとを備え、ホルダとカップとが組付けられて構成されているものが挙げられる(下記特許文献1参照)。なお、当該カップは、スクイブの点火部に対向する底部に開口部を有し、当該ピンは、外側に向けて突出する鍔部を係止部の根元に有しており、当該係止具においては、開口部を介して係止部をカップの内側から外側に向けて挿通させ、その状態において鍔部をカップのみによって保持しているものである。
上記特許文献1においては、応答性に優れ、容易にかつ安価に製作が可能な火工品からなる係止具を提供することができる。しかしながら、近年では、このような係止具について、さらなる小型化および部品点数の削減が望まれている。
そこで、本発明は、従来よりも小型化および部品点数の削減が可能な係止具を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、点火器と、前記点火器の先端部に嵌合する筒状部と、前記筒状部の前記点火器の先端部側に設けられた底部と、前記底部の外側に形成され、被係止物を係止する作動ピンと、を有したカップ状部材と、前記点火器と、前記カップ状部材と、を保持するホルダと、を備え、前記カップ状部材の前記底部の内側において、前記作動ピンの外周部に対向する位置に脆弱部が形成されていることを特徴とする。
(2) 上記(1)の係止具は、前記脆弱部が、環状の凹部であることが好ましい。
(3) 上記(1)または(2)の係止具は、前記カップ状部材の前記底部側と反対側の端部にフランジ部が設けられており、前記ホルダの前記点火器側の端部に設けられたかしめ部を前記フランジ部の外側からかしめ加工することによって、前記フランジ部と前記点火器とをともに前記ホルダに固定していることが好ましい。
上記(1)~(3)の構成によれば、従来よりも小型化および部品点数の削減が可能な係止具とすることができる。なお、部品点数の削減により、従来よりもコスト削減が可能となる。また、作動時には、作動ピンの点火器側の端部が被係止物に引っかかりにくいものとすることができ、スムーズに作動ピンから被係止物が離脱できる。
以下、本発明の実施形態に係る係止具について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態の係止具100は、筒状部材10と、筒状部材10内に嵌入される部分を有した点火器20と、筒状部材10と点火器20とを保持(係止)するとともにバッグホルダ40の一部に固定されたホルダ30と、を備えている。なお、バッグホルダ40は、図示しないエアバッグおよびガス発生器を収納して保持するケースであって、穴部41を備えている。この穴部41は、エアバッグの膨張の調整等に用いられるエアバッグ係留部材60(たとえば、テザーなどと呼ばれる部材)、および、エアバッグ係留部材60の先端部に設けられたリング状部材70(被係止物)が、通過可能に設けられている。
筒状部材10は、点火器20側の端部に設けられた開口部を有した有底筒状部材であり、底部11と、筒状部12と、フランジ部13と、作動ピン14と、が一体成型された部品である。
底部11には、内側(点火器20側)の面において、後述する作動ピン14の外周部14aに対向する位置に、環状の凹部である脆弱部11aが設けられている。脆弱部11aは、点火器20の作動時に受ける圧力波によって、破断するものである。なお、脆弱部11aは、点火器20の作動時に受ける圧力波によって破断するものであれば、どのようなものでもよい。すなわち、連続した環状の凹部でなくてもよく、環状に不連続な凹部が形成されているものであってもよい。
作動ピン14は、外周部14aを有した柱状の部材であって、底部11の外側部分に一体的に設けられている。また、作動ピン14は、係止具100がバッグホルダ40に固定された図1の状態(初期状態)において、リング状部材70を介してエアバッグ係留部材60を係止するとともに、作動ピン14の先端部は、バッグホルダ40に設けられた支持片部50に形成された穴51に挿入された状態となっている。なお、リング状部材70を使用する代わりに、エアバッグ係留部材60の先端部を環状にして環状部(図示せず)を形成し、この環状部を被係止物として作動ピン14によって係止することとしてもよい。
点火器20は、点火部(図示せず)を覆うキャップ部材21と、前記点火部に接続され、所定量の電流が供給される一対の端子ピン22と、を備えている。この点火器20は、車両が衝突した際に当該車両に設けられた衝突検知手段(図示略)によって衝突が検知され、当該検知に基づいて車両に設けられたコントロールユニットから端子ピン22を介して前記点火部に通電されることによって、作動する。
また、点火器20は、ホルダ30の略中心部に形成された一対の穴部35に一対の端子ピン22が挿通された状態で、点火器20自身の中心軸とホルダ30の中心軸とが略合致した状態で、固定されている。
ホルダ30は、略筒状であり、雌型コネクタ部31と、端部32と、穴部33と、を備えた金属製の一体成型物である。なお、端部32は、フランジ部13をかしめ固定する前は略筒形状をしており、かしめ固定する際に押圧されて変形する。
上述のような構成の係止具100において、点火器20が作動した場合、点火器20から発生した圧力波を底部11が受けることによって、脆弱部11aが破断し、作動ピン14が支持片部50側に移動する(図2参照)。このとき、リング状部材70およびエアバッグ係留部材60の係止が解除される(図2参照)。そして、リング状部材70およびエアバッグ係留部材60の先端部は、バッグホルダ40の穴部41を通過し、図示しないエアバッグは、エアバッグ係留部材60による係留から開放される。
本実施形態によれば、筒状部材10に作動ピン14が一体成型されたものであるので、従来よりも小型化および部品点数の削減ができた係止具100を提供できる。なお、部品点数の削減により、従来よりも製造コストの削減が可能となる。
また、本実施形態によれば、かしめ加工する部分がホルダ30の端部32のみであるため、より小型化が可能となるとともに、従来よりも製造が容易である。したがって、より製造コストの削減が可能となる。
また、作動ピン14の外周部14aに対向する位置に、環状の脆弱部11aが設けられているため、作動後に脆弱部11aが破断した場合、作動ピン14の点火器20側の端部の径は、外周部14aとほぼ同径となる。これにより、作動ピン14が支持片部50側に移動した際、作動ピン14の点火器20側の端部がリング状部材70に引っかかりにくいものとなる。したがって、係止具100の作動時には、作動ピン14からのリング状部材70の離脱がスムーズに実行される。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
ここで、上記実施形態の係止具100は、リング状部材70を介したエアバッグ係留部材60の係止および解除に用いたが、これに限られない。たとえば、いわゆるプリテンショナーと呼ばれる自動車等の安全装置の一つに付属する固定開放装置(セレクタブルフォースリミッタ、ロードリミッタなど)などにおける所定部品(被対象物)を押し込む係止具としても使用可能である。
10 筒状部材
11 底部
11a 脆弱部
12 筒状部
13 フランジ部
14 作動ピン
14a 外周部
20 点火器
21 キャップ部材
22 端子ピン
30 ホルダ
31 雌型コネクタ部
32 端部
33、35、41 穴部
40 バッグホルダ
50 支持片部
51 穴
60 エアバッグ係留部材
70 リング状部材
100 係止具
11 底部
11a 脆弱部
12 筒状部
13 フランジ部
14 作動ピン
14a 外周部
20 点火器
21 キャップ部材
22 端子ピン
30 ホルダ
31 雌型コネクタ部
32 端部
33、35、41 穴部
40 バッグホルダ
50 支持片部
51 穴
60 エアバッグ係留部材
70 リング状部材
100 係止具
Claims (3)
- 点火器と、
前記点火器の先端部に嵌合する筒状部と、前記筒状部の前記点火器の先端部側に設けられた底部と、前記底部の外側に形成され、被係止物を係止する作動ピンと、を有したカップ状部材と、
前記点火器と、前記カップ状部材と、を保持するホルダと、
を備え、
前記カップ状部材の前記底部の内側において、前記作動ピンの外周部に対向する位置に脆弱部が形成されていることを特徴とする係止具。 - 前記脆弱部が、環状の凹部であることを特徴とする請求項1に記載の係止具。
- 前記カップ状部材の前記底部側と反対側の端部にフランジ部が設けられており、
前記ホルダの前記点火器側の端部に設けられたかしめ部を前記フランジ部の外側からかしめ加工することによって、前記フランジ部と前記点火器とをともに前記ホルダに固定していることを特徴とする請求項1または2に記載の係止具。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022050937A JP2023143522A (ja) | 2022-03-25 | 2022-03-25 | 係止具 |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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JP2007315504A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Toyoda Gosei Co Ltd | 作動ピンを有したアクチュエータ |
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JP5141386B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2013-02-13 | 豊田合成株式会社 | 作動ピンを有したアクチュエータ |
DE102018119527A1 (de) * | 2018-08-10 | 2020-02-13 | Trw Automotive Gmbh | Gassacksteuervorrichtung sowie Gassackeinrichtung |
-
2022
- 2022-03-25 JP JP2022050937A patent/JP2023143522A/ja active Pending
-
2023
- 2023-03-07 WO PCT/JP2023/008688 patent/WO2023181924A1/ja unknown
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Publication number | Publication date |
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