JP7346327B2 - ガス発生器の取り付け構造 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態に係るガス発生器の取り付け構造について図面を参照しつつ説明する。この取り付け構造は、点火器による着火により点火薬を燃焼させてガスを発生させるガス発生器の取り付け構造である。
上記第1実施形態においては、図1に示したガス発生器を用いたが、これに限られず、たとえば、図3に示したガス発生器を用いてもよい。以下、具体的に、本実施形態に係るガス発生器の取り付け構造について説明する。なお、特に説明しない限り、上記第1実施形態と同様の部位には、下二桁が同じ符号を用いて、説明を省略することがある。また、本実施形態においては、特に説明がない限り、上記実施形態と同じ部品が用いられている。
ここで、第1実施形態に係るガス発生器の取り付け構造100の効果の一つである軽量化の実施例と、比較例(従来のガス発生器の取り付け構造)とについて説明する。なお、比較例のガス発生器の出力は、モジュールパイプの耐圧性能(たとえば180MPa)に適応したものであり、サイズ感もほぼ同様のものである。
図4に示したように、比較例に係るガス発生器の取り付け構造300は、モジュールパイプ230に、一般的なマイクロガスジェネレータであるガス発生器220をかしめ固定したものである。なお、ガス発生器220で発生したガスの噴出方向は、図4紙面の下方向である。
図5に示したように、実施例に係るガス発生器の取り付け構造は、図1に示したガス発生器の取り付け構造100と同様であるので、同じ符号を付して説明する。また、特に説明がない限り、第1実施形態と同様の部位である。
本発明に係る実施例によれば、比較例と同程度の出力のガス発生器を用いる場合において、モジュールパイプ30の肉厚を比較例のかしめ固定の場合に用いられるモジュールパイプ230よりも薄くできる。具体的には、上述したとおり、比較例のモジュールパイプ230には、平均肉厚が約2mmのものを使用する必要があったが、たとえば、本実施例の摩擦圧接を用いて固定すれば、肉厚1.3mmのもので同等の強度を有する。すなわち、従来のかしめ固定の場合のモジュールパイプ230の重量は、π(モジュールパイプ230外半径の二乗-モジュールパイプ230内半径の二乗)×モジュールパイプ230の長さ×鉄の密度=π((内半径7(mm)+平均肉厚2(mm))2-(内半径7(mm))2)×パイプモジュールの長さh(mm)×鉄の密度a(g/mm3)=32πha(g)とすることができる。なお、モジュールパイプ230の外半径、内半径および肉厚については、一定として計算している。
10a、115c 穴部
11、111 点火器
11a、111a キャップ部
111c 脆弱部
12、13、112、113 端子ピン
15 樹脂成形部
15a、115a 雌型コネクタ部
20、120 収容器
21、121 蓋部
21a、121a 有底筒状部
21b、121b 折り返し部
22、122 有底筒状部
22a、122a 筒状部
22b、122b 底部
30、130、230 モジュールパイプ
30a、130a 筒状部
30b、130b テーパー部
30c、130c 筒状部
30d、115b、130d 端部
40、140 ガス発生剤
100、200 取り付け構造
115d 溶接用平面部
220 ガス発生器
220a カップ部
220b 突出部
220c 環状平面部
230c 第1円筒部
230d 第2円筒部
230e かしめ部
Claims (4)
- 点火器による着火によりガス発生剤を燃焼させてガスを発生させるガス発生器の取り付け構造であって、
前記ガス発生剤が内部に密封された収容器と、金属製のホルダに固定され、前記収容器内の前記ガス発生剤を着火可能な前記点火器と、を有し、前記収容器と前記点火器とは離間して配置される前記ガス発生器と、
軸方向の一端部側に設けられ、前記ガス発生器が挿入される開口部と、前記収容器を内壁側で保持する周壁部と、を有したモジュールパイプと、
を備え、
前記開口部の端部と前記ホルダの一部とが溶接されることにより固定され、
前記周壁部は、テーパー部と、前記テーパー部の長径側に接続される筒状部とを有し、
前記収容器は、前記テーパー部に圧入される底部と、前記周壁部の前記筒状部と離間して配置される筒状部とを有し、前記底部が前記テーパー部に圧入されることによって前記テーパー部に保持されていることを特徴とするガス発生器の取り付け構造。 - 前記溶接が、摩擦圧接であることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器の取り付け構造。
- 前記ホルダが略リング状であり、
前記点火器は、前記ホルダの略中心部において前記ホルダの中心軸に沿って樹脂成形部を介して固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガス発生器の取り付け構造。 - 前記ホルダが略筒状であり、
前記点火器は、前記ホルダの略中心部において前記ホルダの中心軸に沿って直接固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガス発生器の取り付け構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004538205A (ja) | 2001-08-16 | 2004-12-24 | アトランティック リサーチ コーポレーション | 小型多段階式インフレータ |
JP2008521675A (ja) | 2004-11-25 | 2008-06-26 | オートリブ ディベロップメント アクティエボラーグ | ガスマイクロジェネレータを有する自動車用安全装置 |
JP2008537918A (ja) | 2005-02-10 | 2008-10-02 | エイアールシー オートモーティブ,インコーポレイテッド | 小型多段階出力ガス発生器 |
JP2009286218A (ja) | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Nippon Kayaku Co Ltd | ガス発生器 |
JP2016504230A (ja) | 2012-11-26 | 2016-02-12 | ティーアールダブリュー・オートモーティブ・ゲーエムベーハー | 車の搭乗者拘束システム用のベルトテンショナー |
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2020
- 2020-02-26 JP JP2020031073A patent/JP7346327B2/ja active Active
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