JP2023142287A - 画像形成装置、プログラムおよび印刷停止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の画像形成装置の設置場所に移動して関連する文書の印刷を停止する操作を必要とする場合に比べ、ユーザの作業性を向上させる。【解決手段】画像形成装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、他の画像形成装置に対して、第2文書に対する印刷の停止を指示する。【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置、プログラムおよび印刷停止方法に関する。
特許文献1には、「印刷が途中でキャンセルされた印刷データに対する再印刷処理指示を受け付けると、前回印刷最終ページを取得し、取得した前回印刷最終ページに従って再印刷を開始するページを特定し、そのページから再印刷を行う」画像形成装置について記載されている。
例えば、文書について印刷を指示した後に誤記を見つけることがある。この場合、ユーザは、文書の印刷を指示した画像形成装置を操作して、印刷の実行を停止することがある。複数の画像形成装置に文書の印刷を指示した場合にも、同じことが起こり得る。この場合、ユーザは、文書の印刷の実行を停止するために、画像形成装置の設置場所に順次移動する必要がある。
発明の目的は、複数の画像形成装置の設置場所に移動して関連する文書の印刷を停止する操作を必要とする場合に比べ、ユーザの作業性を向上させることにある。
発明の目的は、複数の画像形成装置の設置場所に移動して関連する文書の印刷を停止する操作を必要とする場合に比べ、ユーザの作業性を向上させることにある。
請求項1に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、当該他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1文書に対する印刷の停止を指示するユーザの操作を受け付ける画面を表示する表示部に、前記他の画像形成装置が印刷を担当する前記第2文書の印刷に係る指示の情報を表示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示部に表示された前記情報に対応する前記第2文書の内容を示す画像を、当該表示部に表示する、請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書が、印刷の停止に関する第1条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示しない、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されないことである、請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書が、印刷の停止に関する第2条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されることである、請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、予め定められた条件に基づき、前記他の画像形成装置に対して、前記第2文書の印刷に係る指示の削除を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、前記予め定められた条件は、ユーザが印刷を停止した前記第2文書の印刷に係る指示の削除を選択したことである、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、前記プロセッサは、複数の前記第2文書が存在する場合、複数の当該第2文書の全てに対して当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、前記プロセッサは、ユーザから前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、他のユーザによる前記第2文書の印刷に係る指示を自装置が保持しているとき、当該第2文書に対する印刷を停止する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項12に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書に対する印刷を停止する前に、前記他のユーザに通知する、請求項11に記載の画像形成装置である。
請求項13に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書の印刷が前記第1文書の印刷とは異なるユーザにより指示されている場合、当該第2文書に対する印刷が停止される前に、当該ユーザに通知する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項14に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、文書の印刷に係る指示を保持し、他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する、画像形成装置である。
請求項15に記載の発明は、コンピュータに、第1文書の印刷の停止を受け付ける機能と、前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、当該他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、文書の印刷に係る指示を保持する機能と、他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項17に記載の発明は、複数の画像形成装置を備える情報処理システムで実行される印刷停止方法であって、第1文書に対する印刷の停止を受け付けた画像形成装置から、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する処理と、前記第2文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該第2文書に対する印刷を停止する処理と、を有する印刷停止方法である。
請求項2に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1文書に対する印刷の停止を指示するユーザの操作を受け付ける画面を表示する表示部に、前記他の画像形成装置が印刷を担当する前記第2文書の印刷に係る指示の情報を表示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示部に表示された前記情報に対応する前記第2文書の内容を示す画像を、当該表示部に表示する、請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書が、印刷の停止に関する第1条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示しない、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されないことである、請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書が、印刷の停止に関する第2条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されることである、請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、予め定められた条件に基づき、前記他の画像形成装置に対して、前記第2文書の印刷に係る指示の削除を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、前記予め定められた条件は、ユーザが印刷を停止した前記第2文書の印刷に係る指示の削除を選択したことである、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、前記プロセッサは、複数の前記第2文書が存在する場合、複数の当該第2文書の全てに対して当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、前記プロセッサは、ユーザから前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、他のユーザによる前記第2文書の印刷に係る指示を自装置が保持しているとき、当該第2文書に対する印刷を停止する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項12に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書に対する印刷を停止する前に、前記他のユーザに通知する、請求項11に記載の画像形成装置である。
請求項13に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第2文書の印刷が前記第1文書の印刷とは異なるユーザにより指示されている場合、当該第2文書に対する印刷が停止される前に、当該ユーザに通知する、請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項14に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、文書の印刷に係る指示を保持し、他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する、画像形成装置である。
請求項15に記載の発明は、コンピュータに、第1文書の印刷の停止を受け付ける機能と、前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、当該他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、文書の印刷に係る指示を保持する機能と、他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項17に記載の発明は、複数の画像形成装置を備える情報処理システムで実行される印刷停止方法であって、第1文書に対する印刷の停止を受け付けた画像形成装置から、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する処理と、前記第2文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該第2文書に対する印刷を停止する処理と、を有する印刷停止方法である。
請求項1,15,17の発明によれば、複数の画像形成装置の設置場所に移動して関連する文書の印刷を停止する操作を必要とする場合に比べ、ユーザの作業性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷が停止される文書を、ユーザが把握することができる。
請求項3の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷が停止される文書の内容を、ユーザが把握することができる。
請求項4の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザの作業性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、文書の印刷の不必要な停止を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザの作業性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザが意図する文書について印刷を停止する精度を高めることができる。
請求項8の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷を取り消すことができる。
請求項9の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に取り消す場合と比べ、文書の印刷の不必要な取り消しを抑制することができる。
請求項10の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による複数の文書の印刷を停止することができる。
請求項11の発明によれば、ユーザの操作に応じて、他のユーザが指示した印刷を停止することができる。
請求項12の発明によれば、印刷を指示した他のユーザに対して通知しない場合と比べ、他のユーザが意図していない印刷の停止を抑制することができる。
請求項13の発明によれば、印刷を指示したユーザとは異なる他のユーザにより印刷が停止される場合に、印刷を指示したユーザに通知しない構成と比べ、ユーザが意図していない印刷の停止を抑制することができる。
請求項14,16の発明によれば、他の画像形成装置から送信された情報に応じて、印刷を停止することができる。
請求項2の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷が停止される文書を、ユーザが把握することができる。
請求項3の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷が停止される文書の内容を、ユーザが把握することができる。
請求項4の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザの作業性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、文書の印刷の不必要な停止を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザの作業性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に停止する場合と比べ、ユーザが意図する文書について印刷を停止する精度を高めることができる。
請求項8の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による印刷を取り消すことができる。
請求項9の発明によれば、他の画像形成装置による印刷を一律に取り消す場合と比べ、文書の印刷の不必要な取り消しを抑制することができる。
請求項10の発明によれば、一の画像形成装置に対するユーザの操作に応じて、他の画像形成装置による複数の文書の印刷を停止することができる。
請求項11の発明によれば、ユーザの操作に応じて、他のユーザが指示した印刷を停止することができる。
請求項12の発明によれば、印刷を指示した他のユーザに対して通知しない場合と比べ、他のユーザが意図していない印刷の停止を抑制することができる。
請求項13の発明によれば、印刷を指示したユーザとは異なる他のユーザにより印刷が停止される場合に、印刷を指示したユーザに通知しない構成と比べ、ユーザが意図していない印刷の停止を抑制することができる。
請求項14,16の発明によれば、他の画像形成装置から送信された情報に応じて、印刷を停止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
<第1の実施形態>
[情報処理システム1]
図1は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1の全体構成例を示す図である。
情報処理システム1は、印刷ジョブに基づいて画像を形成する機能を備える画像形成装置10(10a,10b,10c)と、ユーザが操作する端末装置30と、端末装置30から登録された印刷ジョブを指定先の画像形成装置10に送信する管理サーバ50と、を備えている。そして、情報処理システム1において、画像形成装置10、端末装置30および管理サーバ50は、不図示の通信回線を介して相互に情報通信が可能になっている。本実施形態の場合、通信回線は、各装置の間の情報通信を実現するものであれば特に制限されず、例えば、インターネット、近距離無線通信、電話回線等としても良く、これらを併用しても良い。
<第1の実施形態>
[情報処理システム1]
図1は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1の全体構成例を示す図である。
情報処理システム1は、印刷ジョブに基づいて画像を形成する機能を備える画像形成装置10(10a,10b,10c)と、ユーザが操作する端末装置30と、端末装置30から登録された印刷ジョブを指定先の画像形成装置10に送信する管理サーバ50と、を備えている。そして、情報処理システム1において、画像形成装置10、端末装置30および管理サーバ50は、不図示の通信回線を介して相互に情報通信が可能になっている。本実施形態の場合、通信回線は、各装置の間の情報通信を実現するものであれば特に制限されず、例えば、インターネット、近距離無線通信、電話回線等としても良く、これらを併用しても良い。
なお、本実施形態において、印刷ジョブは、印刷対象に指定された文書のデータファイルと、文書を印刷する画像形成装置10の動作条件等を設定する設定情報とを含む情報である。印刷ジョブは、文書の印刷に係る指示の一例である。
また、文書は、電子文書であり、文字のほかに画像を含んでいてもよく、文字を含まず画像のみでもよい。文書のデータファイルには、画像データや文書データだけでなく、文書データを画像に変換する際に用いられる画像情報や、電子文書の更新日時、用紙サイズ、ページ数、電子文書内のキーワード等の属性情報が含まれてもよい。
また、文書は、電子文書であり、文字のほかに画像を含んでいてもよく、文字を含まず画像のみでもよい。文書のデータファイルには、画像データや文書データだけでなく、文書データを画像に変換する際に用いられる画像情報や、電子文書の更新日時、用紙サイズ、ページ数、電子文書内のキーワード等の属性情報が含まれてもよい。
本実施形態における画像形成装置10は、情報処理システム1を利用するユーザの操作に基づき、保持している印刷ジョブを実行する装置である。画像形成装置10は、例えば、用紙その他の記録媒体に画像を形成するために使用される基本的な機能を有している。
また、画像形成装置10は、例えばWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)経由でインターネットに接続が可能な通信機能と、電話回線網に接続可能な通信機能とを有している。
さらに、画像形成装置10は、端末装置30や管理サーバ50等を介さず他の画像形成装置10に接続可能な通信機能や、自装置を操作するユーザの情報を取得する機能を有してもよい。
また、画像形成装置10は、例えばWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)経由でインターネットに接続が可能な通信機能と、電話回線網に接続可能な通信機能とを有している。
さらに、画像形成装置10は、端末装置30や管理サーバ50等を介さず他の画像形成装置10に接続可能な通信機能や、自装置を操作するユーザの情報を取得する機能を有してもよい。
本実施形態の場合、情報通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。
なお、図1の場合、情報処理システム1には3台の画像形成装置10が配置されているが、画像形成装置10の台数は本実施形態の例に限定されない。
なお、図1の場合、情報処理システム1には3台の画像形成装置10が配置されているが、画像形成装置10の台数は本実施形態の例に限定されない。
本実施形態における端末装置30は、管理サーバ50経由で、画像形成装置10に印刷ジョブを送信する端末である。また、端末装置30の各々には、ユーザに対して画像やテキスト情報などを表示する液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルなどからなる表示部35が設けられている。
端末装置30には、例えば、コンピュータ装置、タブレット型情報端末、スマートフォン、その他の情報処理装置により実現される。
なお、図1の場合、情報処理システム1には1台の端末装置30が配置されているが、複数台の端末装置30が配置されてもよい。
端末装置30には、例えば、コンピュータ装置、タブレット型情報端末、スマートフォン、その他の情報処理装置により実現される。
なお、図1の場合、情報処理システム1には1台の端末装置30が配置されているが、複数台の端末装置30が配置されてもよい。
本実施形態における管理サーバ50は、端末装置30からアップロードされ、登録された印刷ジョブを、画像形成装置10宛てに送信するサービスを提供するサーバである。このサービスとして、管理サーバ50は、印刷ジョブ等を管理する。
管理サーバ50は、例えば、コンピュータ装置等のサーバマシンにより実現されるが、サーバマシンの台数は限定されない。また、管理サーバ50は、例えば、所謂クラウド環境において、複数の仮想のサーバマシンに分散させて管理サーバ50の機能を実現しても良い。
管理サーバ50は、例えば、コンピュータ装置等のサーバマシンにより実現されるが、サーバマシンの台数は限定されない。また、管理サーバ50は、例えば、所謂クラウド環境において、複数の仮想のサーバマシンに分散させて管理サーバ50の機能を実現しても良い。
以下では、端末装置30から画像形成装置10宛てに印刷ジョブを送信したユーザが、この印刷ジョブを保持する画像形成装置10の設置場所に移動して、印刷ジョブの実行や停止を個別に指示する場合を想定する。
なお、本実施形態において、画像形成装置10は、ユーザの認証処理を行い、認証されたユーザにより登録された印刷ジョブの実行を許可する。
なお、本実施形態において、画像形成装置10は、ユーザの認証処理を行い、認証されたユーザにより登録された印刷ジョブの実行を許可する。
ここで、本実施形態の情報処理システム1が適用される画像形成装置10が有する機能の概要を説明する。
画像形成装置10が、ユーザの端末装置30から管理サーバ50経由で取得した印刷ジョブを保持する。画像形成装置10に対するユーザの操作に応じて、この画像形成装置10が保持する印刷ジョブの実行または停止を行う。ユーザが操作した画像形成装置10が、他の画像形成装置10に対して、停止した印刷ジョブに関連する他の印刷ジョブの停止を指示する。換言すると、文書に対する印刷の停止をユーザから受け付けた画像形成装置10が、印刷を停止したこの文書に関連する他の文書の印刷を担当する他の画像形成装置10に対して、他の文書に対する印刷の停止を指示する。
画像形成装置10が、ユーザの端末装置30から管理サーバ50経由で取得した印刷ジョブを保持する。画像形成装置10に対するユーザの操作に応じて、この画像形成装置10が保持する印刷ジョブの実行または停止を行う。ユーザが操作した画像形成装置10が、他の画像形成装置10に対して、停止した印刷ジョブに関連する他の印刷ジョブの停止を指示する。換言すると、文書に対する印刷の停止をユーザから受け付けた画像形成装置10が、印刷を停止したこの文書に関連する他の文書の印刷を担当する他の画像形成装置10に対して、他の文書に対する印刷の停止を指示する。
本実施形態の画像形成装置10が上述した機能を有することにより、ユーザが、1つの画像形成装置10にて、他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブについての情報を確認し、確認した印刷ジョブの実行や停止を指示する。具体的には、本実施形態により、ユーザが、個々の画像形成装置10の設置場所に移動して、個別に印刷ジョブの実行や停止を指示する必要がなくなる。
本実施形態は、ユーザが個々の画像形成装置10の設置場所に移動する手間や時間を削減し、ユーザの作業性の向上に寄与することを図る。
以下、本実施形態の情報処理システム1について詳細に説明する。
本実施形態は、ユーザが個々の画像形成装置10の設置場所に移動する手間や時間を削減し、ユーザの作業性の向上に寄与することを図る。
以下、本実施形態の情報処理システム1について詳細に説明する。
〔画像形成装置10〕
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の構成例を示す図である。
画像形成装置10の各々には、装置全体の動作を制御する制御部11と、画像データ等を記憶する2次記憶部12と、他の装置との通信を実現する通信部13と、原稿の画像を読み取る画像読取部14と、記録媒体の一例である用紙上に画像を形成する画像形成部15と、画像データや文書データに色補正や階調補正等の処理を加える画像処理部16とを有している。
なお、制御部11と他の処理部とは、バスや信号線を通じて接続される。
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の構成例を示す図である。
画像形成装置10の各々には、装置全体の動作を制御する制御部11と、画像データ等を記憶する2次記憶部12と、他の装置との通信を実現する通信部13と、原稿の画像を読み取る画像読取部14と、記録媒体の一例である用紙上に画像を形成する画像形成部15と、画像データや文書データに色補正や階調補正等の処理を加える画像処理部16とを有している。
なお、制御部11と他の処理部とは、バスや信号線を通じて接続される。
制御部11は、プロセッサの一例として装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)11a、CPU11aの作業用メモリ等として用いられるRAM(Random Access Memory)11b、CPU11aにより実行されるプログラム等が格納されるROM(Read Only Memory)11cを備えている。また、制御部11は、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる不揮発性メモリ11d、制御部11に接続される通信部13等の各部を制御するインターフェース部11eを備えている。
不揮発性メモリ11dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成され、印刷ジョブや印刷ジョブに対応する文書同士を関連付ける関連情報等が記憶されている。また、制御部11が2次記憶部12に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の画像形成装置10の各処理が実行される。
不揮発性メモリ11dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成され、印刷ジョブや印刷ジョブに対応する文書同士を関連付ける関連情報等が記憶されている。また、制御部11が2次記憶部12に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の画像形成装置10の各処理が実行される。
2次記憶部12は、例えば不揮発性の記憶装置であるハードディスク装置(HDD)や半導体メモリ等によって構成される。2次記憶部12には、画像読取部14で読み取られた画像データ、FAX通信を通じて受信されたFAXデータ、通信により外部から受信した画像データ等が保存される。通信により外部から受信した画像データのうちの一部は、管理サーバ50経由で受信される印刷ジョブに含まれている文書のデータファイルである。前述したように、印刷ジョブの対象となる文書のデータは、画像データに限らず、文書データも含む。その他、2次記憶部12には、制御部11により実行されるプログラムや、印刷ジョブ、ユーザ情報、関連情報等が記憶されている。
通信部13は、端末装置30や管理サーバ50との通信だけでなく、他の画像形成装置10との通信に応じた機構を有している。
画像読取部14は、いわゆるスキャナであり、静止状態の原稿に対して読み取り部を相対的に移動させながら画像を読み取るモードと、静止状態の読み取り部に対して原稿を相対的に移動させながら画像を読み取るモードの両方に対応する。
画像形成部15は、用紙等の記録媒体に画像を形成する処理部であり、形成方式に応じた機構を有している。記録材には例えばトナーやインクを利用する。
画像処理部16は、画像データを処理するための専用のプロセッサや処理回路等で構成されている。
画像読取部14は、いわゆるスキャナであり、静止状態の原稿に対して読み取り部を相対的に移動させながら画像を読み取るモードと、静止状態の読み取り部に対して原稿を相対的に移動させながら画像を読み取るモードの両方に対応する。
画像形成部15は、用紙等の記録媒体に画像を形成する処理部であり、形成方式に応じた機構を有している。記録材には例えばトナーやインクを利用する。
画像処理部16は、画像データを処理するための専用のプロセッサや処理回路等で構成されている。
入力部17は、ユーザからの入力操作を受け付けるスイッチやボタン、タッチパネル等である。その他、入力部17は、バーコードやQRコード(登録商標)等のコード情報に対応するコードリーダ、社員証などのIC(Integrated Circuit)カードに対応するカードリーダ、ユーザの指紋や静脈の配置などの生体情報を読み取るセンサ等を有してもよい。また、不図示のユーザの端末装置とBluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等により無線通信する通信装置を有してもよい。
入力部17を介したユーザの操作に応じて、表示部18に表示された表示画面上の位置を指定したり、表示部18に表示された画像を指定したりする。その他、入力部17を介したユーザの操作に応じて、このユーザについてのユーザ情報を取得してもよい。
また、入力部17がタッチパネルの場合、入力部17は、表示部18と一体となって設けられる。
また、入力部17がタッチパネルの場合、入力部17は、表示部18と一体となって設けられる。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の機能構成を示す図である。
本実施形態における制御部11は、印刷ジョブの受付処理を実行する印刷ジョブ受付部111と、ユーザが行った操作の受付処理を実行する操作受付部112と、ユーザの認証処理を行うユーザ認証部113と、文書に対する印刷の実行を管理する印刷実行部114と、文書に対する印刷の停止を管理する印刷停止部115としての機能を有している。さらに、制御部11は、印刷ジョブから文書のデータファイルを抽出するデータ抽出部116と、印刷が停止される文書に対応する印刷ジョブに関連する印刷ジョブを特定する関連ジョブ特定部117と、表示部18の表示画像を制御する表示制御部118と、他の装置との通信を制御する通信制御部119としての機能を有している。
本実施形態における制御部11は、印刷ジョブの受付処理を実行する印刷ジョブ受付部111と、ユーザが行った操作の受付処理を実行する操作受付部112と、ユーザの認証処理を行うユーザ認証部113と、文書に対する印刷の実行を管理する印刷実行部114と、文書に対する印刷の停止を管理する印刷停止部115としての機能を有している。さらに、制御部11は、印刷ジョブから文書のデータファイルを抽出するデータ抽出部116と、印刷が停止される文書に対応する印刷ジョブに関連する印刷ジョブを特定する関連ジョブ特定部117と、表示部18の表示画像を制御する表示制御部118と、他の装置との通信を制御する通信制御部119としての機能を有している。
印刷ジョブ受付部111は、通信部13にて受信した印刷ジョブを管理する。印刷ジョブ受付部111は、受信した印刷ジョブとともに、この印刷ジョブの登録を指示したユーザについてのユーザ情報も2次記憶部12に格納する。
なお、印刷ジョブ受付部111は、印刷ジョブの受信経路を判別しなくてもよい。換言すると、印刷ジョブ受付部111は、印刷ジョブが管理サーバ50(図1参照)経由で受信されたか、その他の受信経路で受信されたかを判別しなくてもよい。その他の受信経路としては、例えば、管理サーバ50を介さずに端末装置30(図1参照)から受信する経路や、他の画像形成装置10経由で受信する経路等が挙げられる。本実施形態の場合、受信された印刷ジョブには、一律に同じ処理が適用される。
なお、印刷ジョブ受付部111は、印刷ジョブの受信経路を判別しなくてもよい。換言すると、印刷ジョブ受付部111は、印刷ジョブが管理サーバ50(図1参照)経由で受信されたか、その他の受信経路で受信されたかを判別しなくてもよい。その他の受信経路としては、例えば、管理サーバ50を介さずに端末装置30(図1参照)から受信する経路や、他の画像形成装置10経由で受信する経路等が挙げられる。本実施形態の場合、受信された印刷ジョブには、一律に同じ処理が適用される。
操作受付部112は、入力部17等を介したユーザによる操作に応じて、ユーザの指示を受け付ける。このユーザの指示とは、例えば、印刷ジョブを実行する指示、印刷ジョブに対応する文書の内容を示すプレビュー画像を表示させる指示、印刷ジョブを停止させる指示等である。
ユーザ認証部113は、自装置を操作しようとするユーザを特定するために、認証処理を実行する。例えば、ユーザ認証部113は、コード情報やICカード、ユーザの身体の一部、無線通信可能な端末等から、ユーザを特定するユーザ情報を取得し、認証処理を実行する。また、例えば、ユーザ認証部113は、入力部17を介してユーザが行った操作を基に、IDやパスワードを取得し、認証処理を実行してもよい。
印刷実行部114は、2次記憶部12から、受信した印刷ジョブを読み出す。印刷実行部114は、ユーザの指示または他の画像形成装置10の指示を基に、読み出した印刷ジョブの実行を指示する。具体的には、印刷実行部114は、ユーザが登録した印刷ジョブを2次記憶部12から読み出し、ユーザが印刷の実行を指示した印刷ジョブについて、画像形成部15による印刷の実行を指示する。
印刷停止部115は、ユーザの指示または他の画像形成装置10の指示を基に、自装置が印刷を担当する印刷ジョブの停止を指示する。より具体的には、印刷停止部115は、ユーザまたは他の画像形成装置10から受け付けた指示を基に、自装置が保持する印刷ジョブについて、画像形成部15による印刷の停止を指示する。
また、印刷停止部115は、ユーザが停止を指示した印刷ジョブ(以下「停止対象ジョブ」という。)の停止に関連して停止される印刷ジョブ(以下「関連停止ジョブ」という。)の停止を指示する。
また、印刷停止部115は、ユーザが停止を指示した印刷ジョブ(以下「停止対象ジョブ」という。)の停止に関連して停止される印刷ジョブ(以下「関連停止ジョブ」という。)の停止を指示する。
さらに、印刷停止部115は、予め定められた条件に基づき、ユーザにより停止が指示された停止対象ジョブに関連する印刷ジョブ(以下「関連印刷ジョブ」という。)の削除や、関連停止ジョブの削除を指示する。この予め定められた条件としては、例えば、ユーザが関連印刷ジョブの削除や、関連停止ジョブの削除を選択した場合が挙げられる。
データ抽出部116は、印刷ジョブから文書のデータファイルを抽出する。前述したように、印刷ジョブは、文書のデータファイルと設定情報とで構成されている。抽出されたデータファイルは、関連ジョブ特定部117に与えられる。
関連ジョブ特定部117は、停止対象ジョブから抽出された文書のデータファイルに関連するデータファイルを含む印刷ジョブを、関連印刷ジョブとして特定する。より具体的には、関連ジョブ特定部117は、特定の条件を満たすデータファイルを含む印刷ジョブを、停止対象ジョブから抽出された文書のデータファイルに関連する関連印刷ジョブとして特定する。
特定の条件としては、停止対象ジョブに対応する文書(以下「停止対象文書」という。)のファイル名の少なくとも一部を含むファイル名に係る文書のデータファイルである場合が一例に挙げられる。例えば、ファイル名「レポートA」に対応する停止対象ジョブに対する関連印刷ジョブとして、ファイル名に「レポート」を含むファイル名「レポートB」を特定する。また、例えば、ファイル名「レポートA」に対応する停止対象ジョブに対する関連印刷ジョブとして、ファイル名「reportA」に対応する印刷ジョブが関連すると特定してもよい。
その他、特定の条件としては、各印刷ジョブに対応する文書内のキーワードや絵、記号が一致または類似するなど、停止対象文書と関連性が認められる場合が一例に挙げられる。
なお、大文字と小文字、敬称、漢字の旧字体等の区別については、特段制限せず、ユーザが予め設定してもよい。
その他、特定の条件としては、各印刷ジョブに対応する文書内のキーワードや絵、記号が一致または類似するなど、停止対象文書と関連性が認められる場合が一例に挙げられる。
なお、大文字と小文字、敬称、漢字の旧字体等の区別については、特段制限せず、ユーザが予め設定してもよい。
さらに、関連ジョブ特定部117は、関連印刷ジョブの中から、停止対象ジョブの停止に関連して停止される関連停止ジョブを特定してもよい。換言すると、関連ジョブ特定部117は、関連印刷ジョブの一部または全てを、ユーザにより停止が指示された停止対象ジョブの停止に伴って停止される関連停止ジョブと特定してもよい。
より具体的には、関連ジョブ特定部117は、関連印刷ジョブ毎に、停止対象ジョブの停止に関連して停止を指示する印刷ジョブであるか否かを決定し、関連停止ジョブを特定してもよい。
より具体的には、関連ジョブ特定部117は、関連印刷ジョブ毎に、停止対象ジョブの停止に関連して停止を指示する印刷ジョブであるか否かを決定し、関連停止ジョブを特定してもよい。
本実施の形態では、関連停止ジョブの特定の基準として2つの基準を用意する。1つが印刷の停止に関する第1の条件であり、他の1つが印刷の停止に関する第2の条件である。
印刷の停止に関する第1の条件は、関連印刷ジョブを、停止対象ジョブの停止に関連して停止される「関連停止ジョブではない」と特定するための条件である。
一方で、印刷の停止に関する第2の条件は、関連印刷ジョブを、停止対象ジョブの停止に関連して停止される「関連停止ジョブである」と特定するための条件である。
印刷の停止に関する第1の条件は、関連印刷ジョブを、停止対象ジョブの停止に関連して停止される「関連停止ジョブではない」と特定するための条件である。
一方で、印刷の停止に関する第2の条件は、関連印刷ジョブを、停止対象ジョブの停止に関連して停止される「関連停止ジョブである」と特定するための条件である。
まず、印刷の停止に関する第1の条件として、関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により「影響されない」ことが一例に挙げられる。換言すると、この条件として、関連印刷ジョブに対応する文書(以下「関連文書」という。)の印刷が、停止対象文書の印刷の停止の原因により「影響されない」ことが一例に挙げられる。
なお、停止対象ジョブの停止の原因としては、例えば、停止対象文書内の誤記等の記載不備、印刷するページの変更、印刷する用紙サイズの誤り、印刷する部数の誤り等が挙げられる。
なお、停止対象ジョブの停止の原因としては、例えば、停止対象文書内の誤記等の記載不備、印刷するページの変更、印刷する用紙サイズの誤り、印刷する部数の誤り等が挙げられる。
例えば、停止対象文書内の誤記により、ユーザがこの文書の印刷の停止を指示した場合を想定する。
この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在しないならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブではない」と特定される。
一方で、この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在するならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定される可能性がある。なお、誤記と同一の記載が、関連文書では正しい記載であるならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブではない」と特定されてもよい。
この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在しないならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブではない」と特定される。
一方で、この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在するならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定される可能性がある。なお、誤記と同一の記載が、関連文書では正しい記載であるならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブではない」と特定されてもよい。
次に、印刷の停止に関する第2の条件として、関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により「影響される」ことが一例に挙げられる。換言すると、この条件として、関連文書の印刷が、停止対象文書の印刷の停止の原因により「影響される」ことが一例に挙げられる。
例えば、停止対象文書内の誤記により、ユーザがこの文書の印刷の停止を指示した場合を想定する。
この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在するならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定される。
一方で、関連文書内に誤記と同一の記載が存在しないならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブである」とは特定されない。なお、関連文書内に誤記と類似または関連する記載が存在する場合、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定してもよい。
この場合に、関連文書内に誤記と同一の記載が存在するならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定される。
一方で、関連文書内に誤記と同一の記載が存在しないならば、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響されず、「関連停止ジョブである」とは特定されない。なお、関連文書内に誤記と類似または関連する記載が存在する場合、この関連印刷ジョブが、停止対象ジョブの停止の原因により影響され、「関連停止ジョブである」と特定してもよい。
ここで、画像形成装置10が保持する印刷ジョブの分類について説明する。
図4は、印刷ジョブの分類の一例であり、(A)はユーザの停止の指示に基づいた印刷ジョブの分類の一例であり、(B)は関連印刷ジョブの分類の一例である。
図4は、印刷ジョブの分類の一例であり、(A)はユーザの停止の指示に基づいた印刷ジョブの分類の一例であり、(B)は関連印刷ジョブの分類の一例である。
図4(A)において、画像形成装置10が保持する印刷ジョブ800は、ユーザの操作に応じて、分類される。
本実施形態の場合、印刷ジョブ800は、ユーザが停止を指示した停止対象ジョブ810と、ユーザが停止を指示していない非停止対象ジョブ820とに分けられる。換言すると、画像形成装置10が印刷ジョブに係る情報を保持する文書は、停止対象文書と、非停止対象ジョブ820に対応する文書(以下「非停止対象文書」という。)とに分けられる。
第1文書の一例としての停止対象文書は、ユーザが操作する画像形成装置10が印刷を担当する文書のうち、ユーザが印刷の停止を指示した文書である。一方で、非停止対象文書は、ユーザが印刷の停止を指示していない文書である。
本実施形態の場合、印刷ジョブ800は、ユーザが停止を指示した停止対象ジョブ810と、ユーザが停止を指示していない非停止対象ジョブ820とに分けられる。換言すると、画像形成装置10が印刷ジョブに係る情報を保持する文書は、停止対象文書と、非停止対象ジョブ820に対応する文書(以下「非停止対象文書」という。)とに分けられる。
第1文書の一例としての停止対象文書は、ユーザが操作する画像形成装置10が印刷を担当する文書のうち、ユーザが印刷の停止を指示した文書である。一方で、非停止対象文書は、ユーザが印刷の停止を指示していない文書である。
また、非停止対象ジョブ820は、ユーザが停止を指示していないが停止対象ジョブ810に関連する関連印刷ジョブ821と、停止対象ジョブ810に関連しない非関連印刷ジョブ822とに分けられる。換言すると、非停止対象文書は、関連文書と、非関連印刷ジョブ822に対応する文書(以下「非関連文書」という。)とに分けられる。
第2文書の一例としての関連文書は、停止対象文書に関連する文書である。一方で、非関連文書は、停止対象文書に関連しない文書である。
第2文書の一例としての関連文書は、停止対象文書に関連する文書である。一方で、非関連文書は、停止対象文書に関連しない文書である。
図4(B)において、関連印刷ジョブ821は、特定の基準に従い、さらに分類される。
本実施形態の場合、関連印刷ジョブ821は、印刷の停止に関する第1の条件を満たす関連停止ジョブ821aと、印刷の停止に関する第2の条件を満たす非関連停止ジョブ821bとに分けられる。より具体的には、関連印刷ジョブ821は、停止対象ジョブ810に関連して印刷を停止する関連文書の関連停止ジョブ821aと、印刷を停止しない関連文書の非関連停止ジョブ821bとに分けられる。
本実施の形態では、関連停止ジョブ821aの特定の基準として、印刷の停止に関する第1の条件と印刷の停止に関する第2の条件とを用意する。これにより、関連停止ジョブ821aの特定の精度を向上することを図る。
なお、関連停止ジョブ821aの特定の基準として、1つの条件のみを用意してもよいし、3つ以上の条件を用意してもよい。
本実施形態の場合、関連印刷ジョブ821は、印刷の停止に関する第1の条件を満たす関連停止ジョブ821aと、印刷の停止に関する第2の条件を満たす非関連停止ジョブ821bとに分けられる。より具体的には、関連印刷ジョブ821は、停止対象ジョブ810に関連して印刷を停止する関連文書の関連停止ジョブ821aと、印刷を停止しない関連文書の非関連停止ジョブ821bとに分けられる。
本実施の形態では、関連停止ジョブ821aの特定の基準として、印刷の停止に関する第1の条件と印刷の停止に関する第2の条件とを用意する。これにより、関連停止ジョブ821aの特定の精度を向上することを図る。
なお、関連停止ジョブ821aの特定の基準として、1つの条件のみを用意してもよいし、3つ以上の条件を用意してもよい。
また、関連印刷ジョブ821が、2つの条件のうち、どちらの条件を満たす関連印刷ジョブであるか分けられない場合も想定される。この場合、関連印刷ジョブ821を、未だ関連停止ジョブ821aまたは非関連停止ジョブ821bに特定されていない未特定印刷ジョブ821cとして分けてもよい。この未特定印刷ジョブ821cをユーザに提示し、関連停止ジョブ821aであるか否かの特定を要求してもよい。
なお、関連印刷ジョブ821の全てをユーザに提示し、この関連印刷ジョブ821の中からユーザが選択した関連印刷ジョブ821を、関連停止ジョブ821aとしてもよい。
なお、関連印刷ジョブ821の全てをユーザに提示し、この関連印刷ジョブ821の中からユーザが選択した関連印刷ジョブ821を、関連停止ジョブ821aとしてもよい。
図3に示す表示制御部118は、表示部18に表示される画像の表示を制御する。表示制御部118は、印刷ジョブの実行に関するユーザの操作を受ける画像の表示や、印刷ジョブの停止に関するユーザの操作を受ける画像の表示を制御する。また、表示制御部118は、画像形成装置10が保持する印刷ジョブの情報の表示や、この印刷ジョブに対応するプレビュー画像の表示を制御する。
表示制御部118は、自装置が保持する印刷ジョブだけではなく、他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブについても表示を行ってもよい。
表示制御部118は、自装置が保持する印刷ジョブだけではなく、他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブについても表示を行ってもよい。
通信制御部119は、印刷ジョブに関する情報を他の装置から受信する。具体的には、通信制御部119は、通信部13を介して、印刷ジョブだけでなく、印刷ジョブの実行、停止、削除に係る指示等も取得する。
また、通信制御部119は、印刷ジョブに関する情報を他の装置へ送信する。具体的には、通信制御部119は、印刷ジョブの実行、停止、削除に係る指示等を、通信部13を介して他の画像形成装置10へ送信する。
また、通信制御部119は、停止対象ジョブを停止したユーザと、関連停止ジョブを登録したユーザとが異なる場合に、この関連停止ジョブを登録したユーザに対して通知してもよい。
また、通信制御部119は、印刷ジョブに関する情報を他の装置へ送信する。具体的には、通信制御部119は、印刷ジョブの実行、停止、削除に係る指示等を、通信部13を介して他の画像形成装置10へ送信する。
また、通信制御部119は、停止対象ジョブを停止したユーザと、関連停止ジョブを登録したユーザとが異なる場合に、この関連停止ジョブを登録したユーザに対して通知してもよい。
〔端末装置30および管理サーバ50〕
図5は、第1の実施形態に係る端末装置30、管理サーバ50の構成例を示す図である。
本実施形態に係る端末装置30、管理サーバ50の各々は、装置全体の動作を制御する制御部21と、文書や印刷ジョブ等が記録される2次記憶部22と、通信回線を介して情報の送受信を行う通信部23とを有している。
図5は、第1の実施形態に係る端末装置30、管理サーバ50の構成例を示す図である。
本実施形態に係る端末装置30、管理サーバ50の各々は、装置全体の動作を制御する制御部21と、文書や印刷ジョブ等が記録される2次記憶部22と、通信回線を介して情報の送受信を行う通信部23とを有している。
制御部21は、プロセッサの一例として装置全体を制御するCPU21a、CPU21aの作業用メモリ等として用いられるRAM21b、CPU21aにより実行されるプログラム等が格納されるROM21cを備えている。また、制御部21は、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる不揮発性メモリ21d、制御部21に接続される通信部23等の各部を制御するインターフェース部21eを備えている。
不揮発性メモリ21dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成され、文書のデータファイルや設定情報等が記憶されている。また、制御部21が2次記憶部22に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の端末装置30の各処理が実行される。
不揮発性メモリ21dは、例えば、電池によりバックアップされたSRAMやフラッシュメモリ等で構成され、文書のデータファイルや設定情報等が記憶されている。また、制御部21が2次記憶部22に記憶されたプログラムを読み込むことによって、本実施形態の端末装置30の各処理が実行される。
2次記憶部22は、例えばハードディスク装置(HDD)や半導体メモリ等によって構成される。2次記憶部22は、端末装置30や管理サーバ50の商品形態によって異なる。2次記憶部22には、例えば印刷対象とする文書のデータ等が保存される。その他、2次記憶部22には、制御部21により実行されるプログラムや、印刷ジョブ、ユーザ情報、関連情報等が記憶されている。
この他、端末装置30は、キーボードやマウス等の入力デバイス、液晶ディスプレイ等により構成される表示部35(図5では不図示)を備える。入力デバイスがタッチパネルの場合、表示部35と一体となって設けられてもよい。
なお、制御部21と、2次記憶部22と、通信部23とは、バスや信号線を通じて接続される。
なお、制御部21と、2次記憶部22と、通信部23とは、バスや信号線を通じて接続される。
端末装置30は、入力デバイス等を介したユーザによる操作を基に、ユーザの指示を受け付ける。このユーザの指示とは、例えば、文書を表示部35に表示させる指示、画像形成装置10にて文書を印刷する指示等である。
また、端末装置30は、ユーザが印刷を指示した文書の印刷ジョブを生成する。前述したように、印刷ジョブは、データファイルと設定情報とで構成されている。
また、端末装置30は、ユーザが印刷を指示した文書の印刷ジョブを生成する。前述したように、印刷ジョブは、データファイルと設定情報とで構成されている。
そして、端末装置30は、生成された印刷ジョブを、指定された宛先に送信する。本実施形態の場合、生成された印刷ジョブの最終的な宛先を、画像形成装置10(図1参照)とする。端末装置30は、例えば、管理サーバ50(図1参照)経由で画像形成装置10(図1参照)に印刷ジョブを送信する。その他、端末装置30は、管理サーバ50(図1参照)を経由せず、画像形成装置10(図1参照)に印刷ジョブを送信してもよい。
また、端末装置30は、画像形成装置10の通信制御部119が送信した情報を取得してもよい。
また、端末装置30は、画像形成装置10の通信制御部119が送信した情報を取得してもよい。
管理サーバ50は、端末装置30からの要求に応じて、新たな印刷ジョブの取得、関連情報の管理等の処理を実行する。また、管理サーバ50は、印刷ジョブや関連情報等の各種の情報を、画像形成装置10へ提供する。
本実施形態では、2次記憶部22が印刷ジョブ等を記憶し、通信部23が他の装置からの要求等を受信したり、要求された印刷ジョブ等を送信したりする。
本実施形態では、2次記憶部22が印刷ジョブ等を記憶し、通信部23が他の装置からの要求等を受信したり、要求された印刷ジョブ等を送信したりする。
〔処理の流れ〕
図6は、第1の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して印刷の停止を指示する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、端末装置30にて、ユーザが、複数の画像形成装置10による文書の印刷を指示する。
図6では、端末装置30にて複数の文書の印刷を指示したユーザが、画像形成装置10aに対して、この画像形成装置10aが印刷を担当する文書の印刷の停止を指示する場合を例としている。
図6は、第1の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して印刷の停止を指示する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、端末装置30にて、ユーザが、複数の画像形成装置10による文書の印刷を指示する。
図6では、端末装置30にて複数の文書の印刷を指示したユーザが、画像形成装置10aに対して、この画像形成装置10aが印刷を担当する文書の印刷の停止を指示する場合を例としている。
まず、端末装置30が、複数の文書の印刷の指示をユーザから受け付ける(S1)。複数の文書の印刷の指示は、ユーザから一度に受け付けてもよく、複数の文書の各々について別個にユーザから受け付けてもよい。
端末装置30が、複数の文書の各々について生成された印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S2)。
端末装置30が、複数の文書の各々について生成された印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S2)。
次に、管理サーバ50が、受信した複数の文書についての印刷ジョブの各々を、印刷を担当する画像形成装置10へ送信する(S3)。管理サーバ50が、例えば、画像形成装置10aにファイル名「報告書A」の文書の印刷ジョブ、画像形成装置10bにファイル名「報告書B」の文書の印刷ジョブ、画像形成装置10cにファイル名「報告書C」の文書の印刷ジョブを送信する。
複数の画像形成装置10の各々は、受信した印刷ジョブを保持する。
複数の画像形成装置10の各々は、受信した印刷ジョブを保持する。
ユーザは、画像形成装置10aの設置場所に移動し、画像形成装置10aを操作する。
画像形成装置10aが、自装置を操作するユーザの認証処理を実行する(S4)。画像形成装置10aは、取得したユーザ情報から、自装置を操作するユーザを認証する。換言すると、画像形成装置10aは、認証が成功したユーザを、自装置を操作するユーザとして特定する。
画像形成装置10aが、自装置を操作するユーザの認証処理を実行する(S4)。画像形成装置10aは、取得したユーザ情報から、自装置を操作するユーザを認証する。換言すると、画像形成装置10aは、認証が成功したユーザを、自装置を操作するユーザとして特定する。
画像形成装置10aが、表示部18に、認証されたユーザにより印刷が指示された文書の印刷ジョブの情報を表示する(S5)。換言すると、画像形成装置10aが、表示部18に、認証されたユーザが端末装置30にて登録した印刷ジョブの情報を表示する。
本実施形態の場合、画像形成装置10aは、認証されたユーザが他の画像形成装置10に登録した印刷ジョブの情報も表示するモード(以下「連携出力モード」という。)を選択すると、他の画像形成装置10に登録した印刷ジョブの情報を管理サーバ50から取得する。画像形成装置10aは、画像形成装置10aにて認証が成功したユーザが登録した印刷ジョブであって、画像形成装置10a,10b,10cの各々が保持する印刷ジョブの情報を表示する。
本実施形態の場合、画像形成装置10aは、認証されたユーザが他の画像形成装置10に登録した印刷ジョブの情報も表示するモード(以下「連携出力モード」という。)を選択すると、他の画像形成装置10に登録した印刷ジョブの情報を管理サーバ50から取得する。画像形成装置10aは、画像形成装置10aにて認証が成功したユーザが登録した印刷ジョブであって、画像形成装置10a,10b,10cの各々が保持する印刷ジョブの情報を表示する。
ここで、認証されたユーザが登録した印刷ジョブの情報の表示に用いられる画像形成装置10の画面について説明する。
図7は、印刷ジョブの情報の表示に用いられる画面の一例であり、(A)は自装置が保持する印刷ジョブを示す画面の一例であり、(B)は他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブを示す画面の一例である。
図7は、印刷ジョブの情報の表示に用いられる画面の一例であり、(A)は自装置が保持する印刷ジョブを示す画面の一例であり、(B)は他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブを示す画面の一例である。
図7(A)に示す表示例では、画像形成装置名「プリンタA」である画像形成装置10aの表示部18は、自装置が保持する印刷ジョブであって、認証されたユーザが登録した印刷ジョブの情報を表示するJOB一覧181(181a)を含む操作画面180を表示する。
JOB一覧181において、印刷ジョブの情報として、例えば、自装置が保持する印刷ジョブに対応する文書のファイル名を表示する。その他、印刷ジョブの情報として、印刷物の用紙サイズや印刷部数等を表示してもよい。
JOB一覧181において、印刷ジョブの情報として、例えば、自装置が保持する印刷ジョブに対応する文書のファイル名を表示する。その他、印刷ジョブの情報として、印刷物の用紙サイズや印刷部数等を表示してもよい。
操作画面180は、画像形成装置10が保持する印刷ジョブを表示するための画面である。
操作画面180には、プレビュー画像を表示する指示をユーザから受け付けるプレビューボタン画像182と、印刷を実行する指示をユーザから受け付ける印刷実行ボタン画像183と、印刷を停止する指示をユーザから受け付ける印刷停止ボタン画像184とがさらに表示される。
操作画面180には、プレビュー画像を表示する指示をユーザから受け付けるプレビューボタン画像182と、印刷を実行する指示をユーザから受け付ける印刷実行ボタン画像183と、印刷を停止する指示をユーザから受け付ける印刷停止ボタン画像184とがさらに表示される。
また、図7(A)に示す表示例では、操作画面180には、自装置とは異なる他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブであって、ユーザが登録した印刷ジョブの情報も表示する「連携出力モード」の選択をユーザから受け付ける連携出力ボタン画像185がさらに表示されてもよい。
ユーザが連携出力ボタン画像185を選択すると、操作画面180は、図7(B)に示す状態となる。
ユーザが連携出力ボタン画像185を選択すると、操作画面180は、図7(B)に示す状態となる。
図7(B)に示す表示例では、認証されたユーザが登録した印刷ジョブであって、画像形成装置10a,10b,10cの各々が保持する印刷ジョブを表示するJOB一覧181(181a,181b,181c)が表示されている。図7(B)では、操作画面180は、認証されたユーザが複数の画像形成装置10の各々に登録した印刷ジョブの一覧を表示するための連携出力JOB一覧画面である。より具体的には、連携出力JOB一覧画面に、複数の画像形成装置10の各々が保持する印刷ジョブに係る情報を表示する。
JOB一覧181aには、印刷ジョブに係る情報として、自装置である画像形成装置10aが保持している印刷ジョブに対応する文書のファイル名「報告書A」、「報告書」、「請求書」を表示する。
JOB一覧181bには、印刷ジョブに係る情報として、画像形成装置名「プリンタB」である画像形成装置10bが保持している印刷ジョブに対応する文書のファイル名「報告書B」、「稟議書」、「調査書」を表示する。
JOB一覧181cには、印刷ジョブに係る情報として、画像形成装置名「プリンタC」である画像形成装置10cが保持している印刷ジョブに対応する文書のファイル名「レポートA」、「レポートB」、「報告書C」を表示する。
以下、本明細書において、印刷ジョブを区別する際に、印刷ジョブに対応する文書のファイル名を用いて説明する。
JOB一覧181bには、印刷ジョブに係る情報として、画像形成装置名「プリンタB」である画像形成装置10bが保持している印刷ジョブに対応する文書のファイル名「報告書B」、「稟議書」、「調査書」を表示する。
JOB一覧181cには、印刷ジョブに係る情報として、画像形成装置名「プリンタC」である画像形成装置10cが保持している印刷ジョブに対応する文書のファイル名「レポートA」、「レポートB」、「報告書C」を表示する。
以下、本明細書において、印刷ジョブを区別する際に、印刷ジョブに対応する文書のファイル名を用いて説明する。
JOB一覧181の表示態様は、自装置である画像形成装置10aに対応するJOB一覧181aと、他の画像形成装置10に対応するJOB一覧181との間で異ならせる。自装置に対応するJOB一覧181aは、例えば、表示領域の外縁に枠を新たに表示したり、色を異ならせたりして、他の画像形成装置10に対応するJOB一覧181と区別されるように表示される。
本実施形態の場合、ユーザが連携出力ボタン画像185(図7(A)参照)を選択すると、図7(B)に示す連携出力JOB一覧画面が表示される。連携出力JOB一覧画面は、これに限られず、複数の画像形成装置10の各々に印刷ジョブを登録したユーザが認証された場合に、表示されてもよい。この場合、ユーザが操作する画像形成装置10aは、ユーザの認証が成功した際に、他の画像形成装置10に登録した印刷ジョブの情報を管理サーバ50から取得する。
例えば、複数の画像形成装置10の各々に印刷ジョブを登録したユーザが認証された際に、このユーザが連携出力ボタン画像185を選択しなくても、連携出力JOB一覧画面が表示されてもよい。
その他、複数の画像形成装置10の各々に印刷ジョブを登録したユーザが、印刷停止ボタン画像184(図7(A)参照)を選択したことに伴い、連携出力JOB一覧画面が表示されてもよい。
例えば、複数の画像形成装置10の各々に印刷ジョブを登録したユーザが認証された際に、このユーザが連携出力ボタン画像185を選択しなくても、連携出力JOB一覧画面が表示されてもよい。
その他、複数の画像形成装置10の各々に印刷ジョブを登録したユーザが、印刷停止ボタン画像184(図7(A)参照)を選択したことに伴い、連携出力JOB一覧画面が表示されてもよい。
そして、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける(S6)。換言すると、画像形成装置10aは、自装置が保持する停止対象ジョブの停止の指示をユーザから受け付ける。
より具体的には、画像形成装置10aは、図7(B)に示す連携出力JOB一覧画面が表示された操作画面180にて、自装置が印刷を担当する文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける。
より具体的には、画像形成装置10aは、図7(B)に示す連携出力JOB一覧画面が表示された操作画面180にて、自装置が印刷を担当する文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける。
ここで、印刷の停止を指示するユーザの操作を受け付ける画像形成装置10の画面について説明する。
図8は、印刷の停止の指示を受け付ける画面の一例である。図8では、操作画面180は、自装置が印刷を担当する印刷ジョブに対応する文書の印刷の実行や停止を指示するユーザの操作を受け付けるための画面である。
図8は、印刷の停止の指示を受け付ける画面の一例である。図8では、操作画面180は、自装置が印刷を担当する印刷ジョブに対応する文書の印刷の実行や停止を指示するユーザの操作を受け付けるための画面である。
図8に示す表示例では、ユーザが、JOB一覧181aに示す「報告書A」を選択し、印刷停止ボタン画像184をさらに選択している状態となっている。より具体的には、図8に示す表示例では、ユーザが、JOB一覧181aに示された自装置が保持する印刷ジョブのうち、印刷ジョブ「報告書A」の停止を指示した状態となっている。
JOB一覧181aに示された「報告書A」と印刷停止ボタン画像184とがユーザによって選択された場合、画像形成装置10aが、停止対象文書として、自装置が印刷を担当するファイル名「報告書A」の文書の印刷を停止する。
JOB一覧181aに示された「報告書A」と印刷停止ボタン画像184とがユーザによって選択された場合、画像形成装置10aが、停止対象文書として、自装置が印刷を担当するファイル名「報告書A」の文書の印刷を停止する。
次に、画像形成装置10aが、印刷の停止が指示された停止対象文書の印刷を停止する(S7)。印刷を停止する指示を受け付けた際に停止対象文書の印刷が実行中である場合には、画像形成装置10aは、この停止対象文書の印刷を途中で停止する。また、印刷を停止する指示を受け付けた際に停止対象文書の印刷が実行前である場合には、画像形成装置10aは、この停止対象文書の印刷を保留する。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、停止対象文書の印刷の停止の原因に関する情報を、ユーザに要求してもよい。例えば、画像形成装置10aにて印刷の停止の原因の候補を提示し、この印刷の停止の原因の候補の中から、ユーザが停止対象文書の印刷の停止の原因を選択してもよい。その他、例えば、ユーザが、画像形成装置10aに対して、テキスト情報を入力して、停止対象文書内の記載不備に該当する記載を特定するための情報を提供してもよい。
画像形成装置10aが、停止対象ジョブに関連する関連印刷ジョブを特定する(S8)。換言すると、画像形成装置10aが、印刷を停止した停止対象文書に関連する関連文書を特定する。
画像形成装置10aは、予め定められた条件を満たす印刷ジョブを関連印刷ジョブとして特定し、予め定められた条件を満たさない印刷ジョブを非関連印刷ジョブとして特定する。
画像形成装置10aは、自装置が印刷を担当する印刷ジョブの他に、他の画像形成装置10が印刷を担当する印刷ジョブについての情報も管理サーバ50から取得している。関連印刷ジョブの対象には、自装置が印刷を担当する印刷ジョブだけでなく、他の画像形成装置10が印刷を担当する印刷ジョブも含める。
画像形成装置10aは、予め定められた条件を満たす印刷ジョブを関連印刷ジョブとして特定し、予め定められた条件を満たさない印刷ジョブを非関連印刷ジョブとして特定する。
画像形成装置10aは、自装置が印刷を担当する印刷ジョブの他に、他の画像形成装置10が印刷を担当する印刷ジョブについての情報も管理サーバ50から取得している。関連印刷ジョブの対象には、自装置が印刷を担当する印刷ジョブだけでなく、他の画像形成装置10が印刷を担当する印刷ジョブも含める。
ここで、関連印刷ジョブの情報の表示に用いられる画像形成装置10の画面について説明する。
図9は、関連印刷ジョブの情報の表示に用いられる画面の一例であり、(A)は関連印刷ジョブを示す画面の一例であり、(B)は関連文書のプレビュー画像の表示に用いられる画面の一例である。
図9は、関連印刷ジョブの情報の表示に用いられる画面の一例であり、(A)は関連印刷ジョブを示す画面の一例であり、(B)は関連文書のプレビュー画像の表示に用いられる画面の一例である。
図9(A)に示す表示例では、図8にてユーザから印刷の停止が指示された停止対象ジョブ「報告書A」の関連印刷ジョブとして、JOB一覧181bに示された「報告書B」と、JOB一覧181cに示された「報告書C」とが特定されている。
印刷ジョブ「報告書B」,「報告書C」の各々に対応する文書のファイル名は、停止対象ジョブ「報告書A」に対応する停止対象文書のファイル名の一部と一致している。また、印刷ジョブ「報告書A」,「報告書B」,「報告書C」の各々が、例えば、1つの文書を分割して生成された印刷ジョブである場合、印刷ジョブ「報告書B」,「報告書C」の文書のデータファイルは、停止対象ジョブ「報告書A」の文書のデータファイルと関連している。
なお、JOB一覧181aに示された「報告書」と、停止対象ジョブ「報告書A」とは、ファイル名の一部が一致しているが、文書のデータファイルが関連していないものとする。印刷ジョブ「報告書」は、停止対象ジョブ「報告書A」の非関連印刷ジョブであり、関連印刷ジョブとして特定されない。
印刷ジョブ「報告書B」,「報告書C」の各々に対応する文書のファイル名は、停止対象ジョブ「報告書A」に対応する停止対象文書のファイル名の一部と一致している。また、印刷ジョブ「報告書A」,「報告書B」,「報告書C」の各々が、例えば、1つの文書を分割して生成された印刷ジョブである場合、印刷ジョブ「報告書B」,「報告書C」の文書のデータファイルは、停止対象ジョブ「報告書A」の文書のデータファイルと関連している。
なお、JOB一覧181aに示された「報告書」と、停止対象ジョブ「報告書A」とは、ファイル名の一部が一致しているが、文書のデータファイルが関連していないものとする。印刷ジョブ「報告書」は、停止対象ジョブ「報告書A」の非関連印刷ジョブであり、関連印刷ジョブとして特定されない。
JOB一覧181に表示される印刷ジョブの情報の表示態様は、関連印刷ジョブと、非関連印刷ジョブとの間で異ならせる。関連印刷ジョブは、例えば、表示領域の外縁に枠を新たに表示したり、表示領域の色を異ならせたり、点滅させたりして、非関連印刷ジョブに比べて強調して表示される。
また、図9(A)に示すJOB一覧181に示された印刷ジョブとプレビューボタン画像182とが選択された場合、画像形成装置10aが、選択された印刷ジョブに対応するプレビュー画像を表示する指示をユーザから受け付ける。
図9(B)に示す例では、画像形成装置10aの表示部18は、選択された印刷ジョブに対応するプレビュー画像186と、プレビュー画像186の表示前の画面に戻すことを受け付ける戻るボタン画像187とを含む操作画面180を表示する。
図9(B)に示す例では、画像形成装置10aの表示部18は、選択された印刷ジョブに対応するプレビュー画像186と、プレビュー画像186の表示前の画面に戻すことを受け付ける戻るボタン画像187とを含む操作画面180を表示する。
より具体的には、図9(A)に示すJOB一覧181bに示された関連印刷ジョブ「報告書B」とプレビューボタン画像182とを、ユーザが選択した場合、図9(B)に示すように、この関連印刷ジョブ「報告書B」に対応する関連文書の内容を示すプレビュー画像186が表示される。
図9(B)の表示例では、プレビュー画像186を表示する文書の対象を、関連印刷ジョブに対応する関連文書としているが、これに限られず、操作画面180にてユーザが印刷ジョブを選択可能な文書であればよい。
図9(B)の表示例では、プレビュー画像186を表示する文書の対象を、関連印刷ジョブに対応する関連文書としているが、これに限られず、操作画面180にてユーザが印刷ジョブを選択可能な文書であればよい。
次に、画像形成装置10aが、関連印刷ジョブの中から、停止対象ジョブの停止に関連して停止される関連停止ジョブを特定する(S9)。
より具体的には、画像形成装置10aは、関連文書の印刷の停止の要否を決定し、停止対象ジョブの停止に関連して停止される関連停止ジョブを特定する。画像形成装置10aは、例えば、関連文書の印刷に、停止対象文書の印刷の停止の原因が、影響しない場合には関連文書の印刷を停止しないようにし、影響する場合には関連文書の印刷を停止するようにする。
より具体的には、画像形成装置10aは、関連文書の印刷の停止の要否を決定し、停止対象ジョブの停止に関連して停止される関連停止ジョブを特定する。画像形成装置10aは、例えば、関連文書の印刷に、停止対象文書の印刷の停止の原因が、影響しない場合には関連文書の印刷を停止しないようにし、影響する場合には関連文書の印刷を停止するようにする。
本実施形態の場合、例えば、図9(A)に示す、停止対象ジョブ「報告書A」の関連印刷ジョブ「報告書C」に対応する関連文書の印刷に影響がない場合、関連停止ジョブとして、関連印刷ジョブ「報告書C」を特定しない。一方、例えば、停止対象ジョブ「報告書A」に関連している関連印刷ジョブ「報告書B」に対応する関連文書の印刷に影響がある場合、関連停止ジョブとして、関連印刷ジョブ「報告書B」を特定する。
そして、画像形成装置10aが、関連停止ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、この関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の停止を指示する(S10)。画像形成装置10aは、例えば、画像形成装置10bに対して、図9(A)に示す関連停止ジョブ「報告書B」に対応する関連文書の印刷の停止を指示する。一方で、画像形成装置10aは、関連停止ジョブに特定されていない関連印刷ジョブ「報告書C」に対応する関連文書の印刷の停止を指示しない。
他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の停止の指示を基に、関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を停止する。図9(A)に示す例では、画像形成装置10bは、関連停止ジョブ「報告書B」の停止の指示を受信し、ファイル名「報告書B」の関連文書の印刷を停止する。一方で、画像形成装置10cは、関連印刷ジョブ「報告書C」の停止の指示を受信せず、ファイル名「報告書C」の関連文書の印刷を停止しない。
また、上述した処理例では、画像形成装置10は、関連文書の中から、停止対象文書の印刷の停止の原因が印刷に影響がある関連文書を特定し、特定されたこの関連文書の印刷の停止を指示している。この処理例に限られず、操作画面180にて提示された印刷ジョブの中から、ユーザが選択した印刷ジョブを関連停止ジョブとして特定し、特定されたこの関連停止ジョブに対応する文書の印刷の停止を指示してもよい。
なお、画像形成装置10は、関連印刷ジョブに対応する関連文書の全てに対して印刷の停止を指示してもよい。より具体的には、画像形成装置10は、複数の関連文書が存在する場合、複数の関連文書の全てに対して関連文書に対する印刷の停止を指示してもよい。
なお、画像形成装置10は、関連印刷ジョブに対応する関連文書の全てに対して印刷の停止を指示してもよい。より具体的には、画像形成装置10は、複数の関連文書が存在する場合、複数の関連文書の全てに対して関連文書に対する印刷の停止を指示してもよい。
ところで、第1の実施形態における画像形成装置10aが実行する処理は、これに限らず、画像形成装置10の各々が保持している印刷ジョブに対応する文書の印刷の停止に留まらず、この印刷ジョブを削除してもよい。
そして、この場合、印刷ジョブの削除にあたっては、ユーザが削除を指示した印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブも削除されるようにする。
そして、この場合、印刷ジョブの削除にあたっては、ユーザが削除を指示した印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブも削除されるようにする。
ここで、本実施形態の場合、印刷ジョブは、ユーザが削除を指示した印刷ジョブ(以下「削除対象ジョブ」という。)と、ユーザが削除を指示していない印刷ジョブ(以下「非削除対象ジョブ」という。)とに分けられる。換言すると、画像形成装置10が印刷ジョブに係る情報を保持する文書は、削除対象ジョブに対応する文書(以下「削除対象文書」という。)と、非削除対象ジョブに対応する文書(以下「非削除対象文書」という。)とに分けられる。
第1文書の一例としての削除対象文書は、ユーザが操作する画像形成装置10が印刷を担当する文書のうち、ユーザが印刷ジョブの削除を指示した文書である。
第1文書の一例としての削除対象文書は、ユーザが操作する画像形成装置10が印刷を担当する文書のうち、ユーザが印刷ジョブの削除を指示した文書である。
また、非削除対象ジョブは、削除対象ジョブに関連する関連印刷ジョブと、削除対象ジョブに関連しない非関連印刷ジョブとに分けられる。換言すると、非削除対象文書は、関連文書と、非関連文書とに分けられる。
第2文書の一例としての関連文書は、削除対象文書に関連する文書である。一方で、非関連文書は、削除対象文書に関連しない文書である。
さらに、関連印刷ジョブは、削除対象ジョブに関連して削除される関連印刷ジョブ(以下「関連削除ジョブ」という。)と、削除対象ジョブに関連して削除されない関連印刷ジョブ(以下「非関連削除ジョブ」という。)とに分けられる。
第2文書の一例としての関連文書は、削除対象文書に関連する文書である。一方で、非関連文書は、削除対象文書に関連しない文書である。
さらに、関連印刷ジョブは、削除対象ジョブに関連して削除される関連印刷ジョブ(以下「関連削除ジョブ」という。)と、削除対象ジョブに関連して削除されない関連印刷ジョブ(以下「非関連削除ジョブ」という。)とに分けられる。
以下、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して関連印刷ジョブの削除を指示する場合の処理例を説明する。
図10は、第1の実施形態における画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して関連印刷ジョブの削除を指示する処理の流れを示したフロー図である。
図10は、第1の実施形態における画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して関連印刷ジョブの削除を指示する処理の流れを示したフロー図である。
まず、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する削除対象文書をユーザから受け付ける(S11)。換言すると、画像形成装置10aが、自装置が保持する削除対象ジョブをユーザから受け付ける。
画像形成装置10aが、削除の指示を受け付けた削除対象ジョブに関連する関連印刷ジョブを特定する(S12)。換言すると、画像形成装置10aが、印刷ジョブの削除をユーザが指示した削除対象文書に関連する関連文書を特定する。
画像形成装置10aが、削除の指示を受け付けた削除対象ジョブに関連する関連印刷ジョブを特定する(S12)。換言すると、画像形成装置10aが、印刷ジョブの削除をユーザが指示した削除対象文書に関連する関連文書を特定する。
ここで、削除する印刷ジョブの選択をユーザから受け付ける画像形成装置10aの画面について説明する。
図11は、印刷ジョブの削除の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は削除対象ジョブを受け付ける画面の一例であり、(B)は関連印刷ジョブを示した画面の一例である。
図11は、印刷ジョブの削除の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は削除対象ジョブを受け付ける画面の一例であり、(B)は関連印刷ジョブを示した画面の一例である。
図11(A)に示す表示例では、画像形成装置10aの表示部18は、図8に示す印刷停止ボタン画像184に代えて、削除対象ジョブの削除の指示をユーザから受け付ける削除選択ボタン画像188aを含む操作画面180が表示されている。なお、削除選択ボタン画像188aは、印刷停止ボタン画像184とともに表示してもよい。
図11(A)に示す表示例では、ユーザが、JOB一覧181aに示す「報告書A」を選択し、削除選択ボタン画像188aを選択している状態となっている。より具体的には、図11(A)に示す表示例では、ユーザが、JOB一覧181aに示された自装置が保持する印刷ジョブのうち、印刷ジョブ「報告書A」の削除を指示した状態となっている。
JOB一覧181aに示された「報告書A」と削除選択ボタン画像188aとがユーザによって選択された場合、画像形成装置10aが、削除対象文書として、自装置が印刷を担当するファイル名「報告書A」の文書の印刷ジョブを削除する指示をユーザから受け付ける。
JOB一覧181aに示された「報告書A」と削除選択ボタン画像188aとがユーザによって選択された場合、画像形成装置10aが、削除対象文書として、自装置が印刷を担当するファイル名「報告書A」の文書の印刷ジョブを削除する指示をユーザから受け付ける。
JOB一覧181に示す何れかの印刷ジョブと、図11(A)に示す削除選択ボタン画像188aとが選択された場合、ユーザが選択した印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブを特定した結果が表示される。
より具体的には、図11(B)に示すように、図11(A)にてユーザから削除が指示された削除対象ジョブ「報告書A」の関連印刷ジョブとして特定された、JOB一覧181bに示された「報告書B」と、JOB一覧181cに示された「報告書C」との表示態様を異ならせる。
より具体的には、図11(B)に示すように、図11(A)にてユーザから削除が指示された削除対象ジョブ「報告書A」の関連印刷ジョブとして特定された、JOB一覧181bに示された「報告書B」と、JOB一覧181cに示された「報告書C」との表示態様を異ならせる。
図11(B)に示す表示例では、ユーザが選択した削除対象ジョブと、この削除対象ジョブに関連する関連印刷ジョブとの削除を実行する指示をユーザから受け付ける削除実行ボタン画像188bが操作画面180に表示されている。
また、図11(B)に示す表示例では、図11(A)に示す操作画面180からの表示の遷移と、削除実行ボタン画像188bの選択とに基づく印刷ジョブの削除について、符号191に示すように表示している。なお、符号191に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
また、図11(B)に示す表示例では、図11(A)に示す操作画面180からの表示の遷移と、削除実行ボタン画像188bの選択とに基づく印刷ジョブの削除について、符号191に示すように表示している。なお、符号191に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
次に、画像形成装置10aが、特定した関連印刷ジョブの中から、削除対象ジョブに関連して削除される関連削除ジョブの選択をユーザから受け付ける(S13)。換言すると、画像形成装置10aは、関連印刷ジョブの中から、削除対象ジョブに関連して削除される関連削除ジョブを特定する。
画像形成装置10aが、ユーザが選択した削除対象ジョブと、関連削除ジョブとについて、削除の実行の指示をユーザから受け付ける(S14)。
画像形成装置10aが、ユーザが選択した削除対象ジョブと、関連削除ジョブとについて、削除の実行の指示をユーザから受け付ける(S14)。
ここで、印刷ジョブの削除を実行する指示をユーザから受け付ける画像形成装置10aの画面について説明する。
図12は、印刷ジョブの削除の実行の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は関連削除ジョブの選択前であり、(B)は関連削除ジョブの選択後かつ削除実行ボタン画像188bの選択前であり、(C)は削除実行ボタン画像188bの選択後である。
図12は、印刷ジョブの削除の実行の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は関連削除ジョブの選択前であり、(B)は関連削除ジョブの選択後かつ削除実行ボタン画像188bの選択前であり、(C)は削除実行ボタン画像188bの選択後である。
図12(A)に示す表示例では、ユーザから削除が指示された削除対象ジョブ「報告書A」に関連する関連印刷ジョブ「報告書B」,「報告書C」との表示態様を、他の印刷ジョブの表示態様とは異ならせている。
図12(A)に示す表示例では、操作画面180にて、特定した関連印刷ジョブのうち、関連削除ジョブとして削除する関連印刷ジョブの選択をユーザから受け付ける。
図12(A)に示す表示例では、操作画面180にて、特定した関連印刷ジョブのうち、関連削除ジョブとして削除する関連印刷ジョブの選択をユーザから受け付ける。
図12(B)に示す表示例では、特定した関連印刷ジョブのうち、ユーザが、関連削除ジョブとして関連印刷ジョブ「報告書B」を選択した状態となっている。一方で、特定した関連印刷ジョブのうち、関連印刷ジョブ「報告書C」が選択されていない状態となっている。
関連削除ジョブは、例えば、JOB一覧181内に表示された各印刷ジョブに対応する文書のファイル名をユーザが選択することによって切替え可能とする。
関連削除ジョブは、例えば、JOB一覧181内に表示された各印刷ジョブに対応する文書のファイル名をユーザが選択することによって切替え可能とする。
図12(C)に示す表示例では、関連削除ジョブとして「報告書B」と削除実行ボタン画像188bとが選択された状態となっている。この状態にて、画像形成装置10aは、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」との削除を実行する指示をユーザから受け付ける。
また、図12(C)に示す表示例では、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」とについて、符号192に示すように表示している。より具体的には、図12(C)に示す表示例では、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」との削除の進捗状況について、符号192に示すように表示している。なお、符号192に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
また、図12(C)に示す表示例では、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」とについて、符号192に示すように表示している。より具体的には、図12(C)に示す表示例では、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」との削除の進捗状況について、符号192に示すように表示している。なお、符号192に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
次に、画像形成装置10aが、ユーザにより削除の実行が指示された関連削除ジョブを自装置が保持しているか否かを判断する(S15)。
関連削除ジョブを自装置が保持している場合(S15でYES)、画像形成装置10aが、削除対象ジョブとともに、関連削除ジョブを削除する(S16)。換言すると、画像形成装置10aが、削除対象ジョブと、関連削除ジョブとを保持しないようにする。
関連削除ジョブを自装置が保持している場合(S15でYES)、画像形成装置10aが、削除対象ジョブとともに、関連削除ジョブを削除する(S16)。換言すると、画像形成装置10aが、削除対象ジョブと、関連削除ジョブとを保持しないようにする。
S15にて、ユーザにより削除の実行が指示された関連削除ジョブを自装置が保持していない場合(S15でNO)、画像形成装置10aが、削除対象ジョブを削除するとともに、関連削除ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、この関連削除ジョブの削除を指示する(S17)。
画像形成装置10aは、図12(C)に示すように、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」との削除を実行する指示をユーザから受け付けた場合、画像形成装置10bに対して、関連削除ジョブ「報告書B」の削除を指示する。画像形成装置10bは、この削除の指示を基に、関連削除ジョブ「報告書B」を削除する。
画像形成装置10aは、図12(C)に示すように、削除対象ジョブ「報告書A」と、関連削除ジョブ「報告書B」との削除を実行する指示をユーザから受け付けた場合、画像形成装置10bに対して、関連削除ジョブ「報告書B」の削除を指示する。画像形成装置10bは、この削除の指示を基に、関連削除ジョブ「報告書B」を削除する。
ところで、第1の実施形態における画像形成装置10aが他の画像形成装置10に指示する内容は、印刷の停止や印刷ジョブの削除に限られず、印刷の実行を指示してもよい。
そして、この場合、印刷の実行にあたっては、ユーザが印刷の停止を指示した印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブについても印刷が実行されるようにする。以下、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して関連文書の印刷の実行を指示する場合の処理例を説明する。
そして、この場合、印刷の実行にあたっては、ユーザが印刷の停止を指示した印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブについても印刷が実行されるようにする。以下、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して関連文書の印刷の実行を指示する場合の処理例を説明する。
図13は、第1の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して印刷の実行を指示する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、複数の画像形成装置10の各々は、ユーザが端末装置30から印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持している。
図13では、画像形成装置10aを操作するユーザが、端末装置30にて複数の文書の印刷を指示したユーザであると認証されている状態にて、この画像形成装置10aが印刷を担当する文書の印刷の一時停止を指示する場合を例としている。
なお、この処理の前提として、複数の画像形成装置10の各々は、ユーザが端末装置30から印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持している。
図13では、画像形成装置10aを操作するユーザが、端末装置30にて複数の文書の印刷を指示したユーザであると認証されている状態にて、この画像形成装置10aが印刷を担当する文書の印刷の一時停止を指示する場合を例としている。
まず、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷の一時停止の指示をユーザから受け付ける(S21)。
画像形成装置10aが、印刷の一時停止の指示を受け付けた停止対象文書の印刷を一時停止する(S22)。
画像形成装置10aが、印刷の一時停止の指示を受け付けた停止対象文書の印刷を一時停止する(S22)。
画像形成装置10aが、関連停止ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、この関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の一時停止を指示する(S23)。この処理例の関連停止ジョブに対応する関連文書としては、例えば、印刷の一時停止の指示を受け付けた停止対象文書の関連文書であって、この停止対象文書の印刷の一時停止により影響を受ける関連文書が挙げられる。
他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の一時停止の指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を一時停止する。
他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の一時停止の指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を一時停止する。
ここで、印刷を一時停止する印刷ジョブの選択をユーザから受け付ける画像形成装置10aの画面について説明する。
図14は、印刷の一時停止の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は停止対象文書の一時停止の指示を受け付ける画面の一例であり、(B)は一時停止している関連停止ジョブを示した画面の一例である。
図14は、印刷の一時停止の指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は停止対象文書の一時停止の指示を受け付ける画面の一例であり、(B)は一時停止している関連停止ジョブを示した画面の一例である。
図14(A)に示す表示例では、画像形成装置10aの表示部18は、画像形成装置10aが情報を取得した印刷ジョブについて、一時停止または印刷を実行する印刷ジョブの選択をユーザから受け付ける一時停止/印刷選択ボタン画像189aが表示されている。
図14(A)に示す表示例では、JOB一覧181aにて自装置が印刷を担当する印刷ジョブに係る情報が表示され、JOB一覧181b,181cにて他の画像形成装置10の各々が保持する印刷ジョブに係る情報が表示されている。
図14(A)に示す表示例では、JOB一覧181aにて自装置が印刷を担当する印刷ジョブに係る情報が表示され、JOB一覧181b,181cにて他の画像形成装置10の各々が保持する印刷ジョブに係る情報が表示されている。
図14(A)に示す表示例では、一時停止/印刷選択ボタン画像189aを選択する前に、ユーザが、JOB一覧181aに示す「報告書A」を選択した状態となっている。より具体的には、図14(A)に示す表示例では、ユーザが、一時停止を指示する停止対象ジョブとして、JOB一覧181aに示された自装置が保持する印刷ジョブのうち、印刷ジョブ「報告書A」を選択した状態となっている。
JOB一覧181aに示された「報告書A」と一時停止/印刷選択ボタン画像189aとが選択された場合、画像形成装置10aが、停止対象文書として、自装置が印刷を担当するファイル名「報告書A」の文書の印刷を一時停止する指示をユーザから受け付ける。
なお、停止対象ジョブとしてユーザが選択する印刷ジョブの数は1つに限られず、停止対象ジョブとして複数の印刷ジョブを選択してもよい。
なお、停止対象ジョブとしてユーザが選択する印刷ジョブの数は1つに限られず、停止対象ジョブとして複数の印刷ジョブを選択してもよい。
JOB一覧181aに示す何れかの印刷ジョブと、図14(A)に示す一時停止/印刷選択ボタン画像189aとが選択された場合、ユーザが選択した停止対象ジョブと関連して一時停止されるの関連停止ジョブを特定し、この関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷も一時停止される。関連文書の印刷が一時停止される場合、一時停止されたこの関連文書の関連停止ジョブを示す表示が操作画面180にて行われる。
図14(B)に示す表示例では、ユーザから印刷の一時停止が指示された停止対象ジョブ「報告書A」が、他の印刷ジョブの表示態様とは異ならせて表示されている。さらに、停止対象ジョブの関連停止ジョブとしてJOB一覧181b内の「報告書B」やJOB一覧181c内の「報告書C」と、印刷を一時停止していない他の印刷ジョブとの間で、表示態様を異ならせて表示されている。
図14(B)に示す表示例では、ユーザから印刷の一時停止が指示された停止対象ジョブ「報告書A」が、他の印刷ジョブの表示態様とは異ならせて表示されている。さらに、停止対象ジョブの関連停止ジョブとしてJOB一覧181b内の「報告書B」やJOB一覧181c内の「報告書C」と、印刷を一時停止していない他の印刷ジョブとの間で、表示態様を異ならせて表示されている。
図14(B)に示す表示例では、停止対象ジョブおよび関連停止ジョブ等の、一時停止している印刷ジョブについて、印刷の一時停止または印刷の実行の指示をユーザから受け付ける一時停止/印刷実行ボタン画像189bが操作画面180に表示されている。
また、図14(B)に示す表示例では、図14(A)に示す操作画面180からの表示の遷移と、一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択とに基づく印刷の実行について、符号193に示すように表示している。なお、符号193に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
また、図14(B)に示す表示例では、図14(A)に示す操作画面180からの表示の遷移と、一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択とに基づく印刷の実行について、符号193に示すように表示している。なお、符号193に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
次に、画像形成装置10aが、一時停止している関連停止ジョブのうち、印刷の実行を指示する関連停止ジョブの選択をユーザから受け付ける(S24)。
画像形成装置10aが、停止対象文書と、関連文書との印刷の実行の指示をユーザから受け付ける(S25)。
画像形成装置10aが、印刷の実行の指示を受け付けた停止対象文書の印刷を実行する(S26)。
画像形成装置10aが、停止対象文書と、関連文書との印刷の実行の指示をユーザから受け付ける(S25)。
画像形成装置10aが、印刷の実行の指示を受け付けた停止対象文書の印刷を実行する(S26)。
ここで、印刷を一時停止している印刷ジョブに対応する文書の印刷を実行する指示をユーザから受け付ける画像形成装置10aの画面について説明する。
図15は、印刷を一時停止している印刷ジョブに対応する文書の印刷を実行する指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は印刷を実行する関連停止ジョブの選択前であり、(B)は印刷を実行する関連停止ジョブの選択後かつ一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択前であり、(C)は一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択後である。
図15は、印刷を一時停止している印刷ジョブに対応する文書の印刷を実行する指示をユーザから受け付ける画面の一例であり、(A)は印刷を実行する関連停止ジョブの選択前であり、(B)は印刷を実行する関連停止ジョブの選択後かつ一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択前であり、(C)は一時停止/印刷実行ボタン画像189bの選択後である。
図15(A)に示す表示例では、ユーザから指示された停止対象ジョブ「報告書A」とともに一時停止している関連停止ジョブ「報告書B」,「報告書C」の表示態様を、他の印刷ジョブの表示態様とは異ならせている。
図15(A)に示す表示例では、操作画面180にて、印刷を一時停止している関連停止ジョブのうち、印刷を実行する関連停止ジョブの選択をユーザから受け付ける。
図15(A)に示す表示例では、操作画面180にて、印刷を一時停止している関連停止ジョブのうち、印刷を実行する関連停止ジョブの選択をユーザから受け付ける。
図15(B)に示す表示例では、一時停止している関連停止ジョブのうち、ユーザが、関連文書の印刷を実行する関連停止ジョブとして、関連停止ジョブ「報告書C」を選択した状態となっている。一方で、一時停止している関連停止ジョブのうち、関連停止ジョブ「報告書B」が選択されていない状態となっている。
関連文書の印刷を実行する関連停止ジョブは、例えば、JOB一覧181内に表示された各印刷ジョブに対応する文書のファイル名をユーザが選択することによって切替え可能とする。
関連文書の印刷を実行する関連停止ジョブは、例えば、JOB一覧181内に表示された各印刷ジョブに対応する文書のファイル名をユーザが選択することによって切替え可能とする。
図15(C)に示す表示例では、印刷を実行する関連停止ジョブとして、関連停止ジョブ「報告書C」と、一時停止/印刷実行ボタン画像189bとが選択された状態となっている。この状態にて、画像形成装置10aは、停止対象ジョブ「報告書A」に対応する停止対象文書と、関連停止ジョブ「報告書C」に対応する関連文書との印刷を実行する指示をユーザから受け付ける。
また、図15(C)に示す表示例では、ユーザからの指示に基づき印刷が実行される停止対象ジョブ「報告書A」と、関連停止ジョブ「報告書C」とについて、符号194に示すように表示している。より具体的には、図15(C)に示す表示例では、ユーザからの指示に基づき印刷が実行される停止対象ジョブ「報告書A」に対応する停止対象文書と、関連停止ジョブ「報告書C」に対応する関連文書との印刷の進捗状況について、符号194に示すように表示している。なお、符号194に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
また、図15(C)に示す表示例では、ユーザからの指示に基づき印刷が実行される停止対象ジョブ「報告書A」と、関連停止ジョブ「報告書C」とについて、符号194に示すように表示している。より具体的には、図15(C)に示す表示例では、ユーザからの指示に基づき印刷が実行される停止対象ジョブ「報告書A」に対応する停止対象文書と、関連停止ジョブ「報告書C」に対応する関連文書との印刷の進捗状況について、符号194に示すように表示している。なお、符号194に示す例では、テキストメッセージにて表示されているが、絵や記号等にて表示されてもよい。
一方で、図15(C)に示す表示例にて、ユーザが印刷の実行を指示していない関連停止ジョブ「報告書B」については、印刷の一時停止を維持する。より具体的には、印刷を実行する関連停止ジョブとして関連停止ジョブ「報告書B」が選択されていない場合において、一時停止/印刷実行ボタン画像189bが選択されたとき、関連停止ジョブ「報告書B」に対応する関連文書の印刷の一時停止は解除されない。
画像形成装置10aが、ユーザが選択した関連停止ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、この関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の実行を指示する(S27)。
そして、他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の実行の指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を実行する。
そして、他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の実行の指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を実行する。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、一時停止している関連停止ジョブのうち、印刷の実行が指示されていない関連停止ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、この関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の一時停止を維持することを指示してもよい。
そして、他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の一時停止を維持する指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の一時停止を維持する。
そして、他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の一時停止を維持する指示を基に、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷の一時停止を維持する。
また、本実施形態では、一時停止/印刷選択ボタン画像189aを選択した後に、自装置が保持する停止対象ジョブの選択を解除する場合もある。この場合には、ユーザが一時停止/印刷実行ボタン画像189bを選択しても、画像形成装置10aによるこの停止対象ジョブの一時停止を維持し、停止対象文書の印刷は実行されない。
なお、上述した例では、画像形成装置10は、端末装置30から管理サーバ50を経由して印刷ジョブを受信し、特定した関連印刷ジョブによる印刷の停止等を指示した。換言すると、上述した例では、画像形成装置10は、端末装置30が生成した印刷ジョブに係る情報を管理サーバ50から取得し、取得した情報の中から特定した関連印刷ジョブによる印刷の停止等を指示した。
ところで、この構成に限られず、画像形成装置10が行う処理を端末装置30や管理サーバ50が行ってもよい。例えば、管理サーバ50にて、関連印刷ジョブや関連停止ジョブ、関連削除ジョブ等を特定してもよい。
ところで、この構成に限られず、画像形成装置10が行う処理を端末装置30や管理サーバ50が行ってもよい。例えば、管理サーバ50にて、関連印刷ジョブや関連停止ジョブ、関連削除ジョブ等を特定してもよい。
<第2の実施形態>
[情報処理システム2]
図16は、第2の実施形態が適用される情報処理システム2の全体構成例を示す図である。
第2の実施形態が適用される情報処理システム2は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1に対して、関連印刷ジョブとして、停止対象ジョブを登録したユーザとは異なる他のユーザが登録した印刷ジョブを特定する点が異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
[情報処理システム2]
図16は、第2の実施形態が適用される情報処理システム2の全体構成例を示す図である。
第2の実施形態が適用される情報処理システム2は、第1の実施形態が適用される情報処理システム1に対して、関連印刷ジョブとして、停止対象ジョブを登録したユーザとは異なる他のユーザが登録した印刷ジョブを特定する点が異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
情報処理システム2は、他のユーザが登録した印刷ジョブも関連印刷ジョブとして特定する画像形成装置10(10a,10b)と、端末装置30(30a,30b)と、画像形成装置10にて印刷が停止された印刷ジョブを登録したユーザに対して通知する機能を有する管理サーバ50と、を備えている。
本実施形態の場合、画像形成装置10が関連印刷ジョブとして特定する印刷ジョブの対象に、停止対象ジョブを登録したユーザとは異なる他のユーザが登録した印刷ジョブを含める。換言すると、画像形成装置10が関連印刷ジョブとして特定する印刷ジョブの対象に、自装置にて認証されたユーザとは異なる他のユーザが登録した印刷ジョブを含める。
より具体的には、画像形成装置10が自装置を操作するユーザから登録された印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブとして特定する印刷ジョブの対象は、このユーザから登録された印刷ジョブに限られない。関連印刷ジョブとして特定される印刷ジョブの対象に、自装置を操作するユーザとは異なる他のユーザから登録された印刷ジョブも含まれる。
より具体的には、画像形成装置10が自装置を操作するユーザから登録された印刷ジョブに関連する関連印刷ジョブとして特定する印刷ジョブの対象は、このユーザから登録された印刷ジョブに限られない。関連印刷ジョブとして特定される印刷ジョブの対象に、自装置を操作するユーザとは異なる他のユーザから登録された印刷ジョブも含まれる。
画像形成装置10が、例えば、関連印刷ジョブとして特定された印刷ジョブであって、自装置が認証したユーザとは異なる他のユーザが登録した印刷ジョブを保持する他の画像形成装置10に対して、関連印刷ジョブに関する指示をする。関連印刷ジョブに関する指示としては、関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止や関連印刷ジョブの削除等の指示が挙げられる。
この場合、画像形成装置10は、例えば、関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷が停止される前に、他の画像形成装置10に対して関連印刷ジョブを登録した他のユーザに対して、通知する。より具体的には、画像形成装置10は、印刷の停止が指示された関連印刷ジョブを登録した他のユーザの端末装置30bに対して、管理サーバ50を経由して通知する。
この場合、画像形成装置10は、例えば、関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷が停止される前に、他の画像形成装置10に対して関連印刷ジョブを登録した他のユーザに対して、通知する。より具体的には、画像形成装置10は、印刷の停止が指示された関連印刷ジョブを登録した他のユーザの端末装置30bに対して、管理サーバ50を経由して通知する。
〔処理の流れ〕
図17は、第2の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aを操作するユーザとは異なる他のユーザに対して、関連文書の印刷の停止について通知する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、複数の端末装置30の各々にて異なるユーザが、それぞれ異なる画像形成装置10による文書の印刷を指示する。
図17では、端末装置30aにて生成された印刷ジョブを画像形成装置10aが保持し、端末装置30bにて生成された印刷ジョブを画像形成装置10bが保持する場合を例としている。また、端末装置30aにて印刷を指示するユーザをユーザAと称し、ユーザAとは異なる他のユーザをユーザBと称する。
図17は、第2の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aを操作するユーザとは異なる他のユーザに対して、関連文書の印刷の停止について通知する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、複数の端末装置30の各々にて異なるユーザが、それぞれ異なる画像形成装置10による文書の印刷を指示する。
図17では、端末装置30aにて生成された印刷ジョブを画像形成装置10aが保持し、端末装置30bにて生成された印刷ジョブを画像形成装置10bが保持する場合を例としている。また、端末装置30aにて印刷を指示するユーザをユーザAと称し、ユーザAとは異なる他のユーザをユーザBと称する。
まず、端末装置30aが、ユーザAによる印刷の指示に基づいて文書について生成されたユーザAの印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S31)。
また、端末装置30bが、端末装置30aにて印刷を指示するユーザAとは異なるユーザBによる印刷の指示に基づいて生成された文書についてのユーザBの印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S32)。
また、端末装置30bが、端末装置30aにて印刷を指示するユーザAとは異なるユーザBによる印刷の指示に基づいて生成された文書についてのユーザBの印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S32)。
管理サーバ50が、端末装置30a,30bから受信した印刷ジョブを、印刷を担当する画像形成装置10a,10bへ送信する(S33)。より具体的には、管理サーバ50が、端末装置30aから受信したユーザAの印刷ジョブを画像形成装置10aへ送信し、端末装置30bから受信したユーザBの印刷ジョブを画像形成装置10bへ送信する。
画像形成装置10aは、受信したユーザAの印刷ジョブを保持する。また、画像形成装置10bは、受信したユーザBの印刷ジョブを保持する。
画像形成装置10aは、受信したユーザAの印刷ジョブを保持する。また、画像形成装置10bは、受信したユーザBの印刷ジョブを保持する。
次に、端末装置30aにて印刷を指示したユーザAは、画像形成装置10aの設置場所に移動し、画像形成装置10aを操作する。
画像形成装置10aが、自装置を操作するユーザAの認証処理を実行する(S34)。画像形成装置10aは、取得したユーザ情報から、自装置を操作するユーザAを認証する。換言すると、画像形成装置10aは、認証が成功したユーザAを、自装置を操作するユーザとして特定する。
画像形成装置10aが、自装置を操作するユーザAの認証処理を実行する(S34)。画像形成装置10aは、取得したユーザ情報から、自装置を操作するユーザAを認証する。換言すると、画像形成装置10aは、認証が成功したユーザAを、自装置を操作するユーザとして特定する。
この認証処理が完了してユーザAが特定された場合、画像形成装置10aの表示部18には、特定したユーザAが端末装置30aにて、画像形成装置10aによる印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報が表示される。また、自装置と通信可能な他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブの情報も表示されてもよい。特定したユーザAが使用している端末装置30aとは異なる他の端末装置30から印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報や、ユーザBが印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報も表示されてもよい。
そして、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷の停止の指示を、ユーザAから受け付ける(S35)。画像形成装置10aは、ユーザAの印刷ジョブに対応する停止対象文書の印刷を停止する指示を、ユーザAから受け付ける。
画像形成装置10aが、印刷を停止する指示を受け付けた停止対象文書の印刷を停止する(S36)。
画像形成装置10aが、印刷を停止する指示を受け付けた停止対象文書の印刷を停止する(S36)。
次に、画像形成装置10aが、印刷を停止した停止対象文書の停止対象ジョブに関連する関連印刷ジョブを特定する(S37)。換言すると、画像形成装置10aが、印刷を停止した停止対象文書に関連する関連文書を特定する。
画像形成装置10aは、ユーザAの印刷ジョブの他に、ユーザBの印刷ジョブについての情報も管理サーバ50から取得している。関連印刷ジョブの対象には、ユーザAの印刷ジョブだけでなく、ユーザBの印刷ジョブも含める。
画像形成装置10aは、ユーザAの印刷ジョブの他に、ユーザBの印刷ジョブについての情報も管理サーバ50から取得している。関連印刷ジョブの対象には、ユーザAの印刷ジョブだけでなく、ユーザBの印刷ジョブも含める。
そして、画像形成装置10aが、関連印刷ジョブの中から、停止対象ジョブの停止に関連して停止される関連停止ジョブを特定する(S38)。より具体的には、画像形成装置10aは、関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止の要否を決定し、関連停止ジョブを特定する。
画像形成装置10aが、印刷を停止する関連文書の関連停止ジョブを、ユーザBの印刷ジョブと特定する(S39)。換言すると、画像形成装置10aが、印刷の停止が必要であると特定された関連文書の印刷が、ユーザBにより指示された印刷であることを特定する。
画像形成装置10aが、ユーザAの停止対象ジョブと、ユーザBの関連印刷ジョブとの関連情報を管理サーバ50に送信する(S40)。
画像形成装置10aが、ユーザAの停止対象ジョブと、ユーザBの関連印刷ジョブとの関連情報を管理サーバ50に送信する(S40)。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、画像形成装置10aが、情報を管理サーバ50に送信するとともに、関連印刷ジョブを保持する画像形成装置10bに対して、この関連文書の印刷の一時停止を指示する場合もある。この場合には、画像形成装置10bは、ユーザBによる指示を受信するまで、関連文書の印刷を保留する。換言すると、画像形成装置10bは、ユーザBによる指示を受信するまで、関連文書の印刷が実行されないようにする。
そして、管理サーバ50が、ユーザAが操作している画像形成装置10aから受信した関連情報を、ユーザBが操作する端末装置30bへ送信する(S41)。
端末装置30bが、管理サーバ50から受信した関連情報について通知する(S42)。
端末装置30bが、管理サーバ50から受信した関連情報について通知する(S42)。
ここで、関連文書の印刷の停止に関する通知の一例として、管理サーバ50から受信した情報に基づく表示について説明する。
図18は、関連文書の印刷の停止について通知する画面の一例である。
端末装置30bの表示部35は、ユーザBが印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持する画像形成装置10bの状態を示す画像351を含む表示画像350を表示する。ユーザBが印刷を指示した文書が、ユーザAが印刷の停止を指示した停止対象文書と関連する場合、ユーザBが印刷を指示した文書の印刷の停止について通知する通知画像352が、表示画像350上に表示される。
図18は、関連文書の印刷の停止について通知する画面の一例である。
端末装置30bの表示部35は、ユーザBが印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持する画像形成装置10bの状態を示す画像351を含む表示画像350を表示する。ユーザBが印刷を指示した文書が、ユーザAが印刷の停止を指示した停止対象文書と関連する場合、ユーザBが印刷を指示した文書の印刷の停止について通知する通知画像352が、表示画像350上に表示される。
図18に示す表示例では、通知画像352には、端末装置30bを操作するユーザBが印刷を指示した関連文書と、画像形成装置10aを操作しているユーザAが印刷の停止を指示した停止対象文書とが関連している旨のテキストメッセージが表示されている。また、通知画像352には、ユーザBに対して、ユーザBが印刷を指示した関連文書の印刷の停止に関する指示を求める旨のテキストメッセージが表示されている。
次に、端末装置30bが、ユーザBによる操作に基づいて関連文書の印刷の停止の指示を管理サーバ50に送信する(S43)。
管理サーバ50が、端末装置30bから受信した関連文書の印刷の停止の指示を、関連文書の印刷を担当する画像形成装置10bへ送信する(S44)。
画像形成装置10bが、管理サーバ50から受信した関連文書の印刷の停止の指示に基づき、関連文書の印刷を停止する。
管理サーバ50が、端末装置30bから受信した関連文書の印刷の停止の指示を、関連文書の印刷を担当する画像形成装置10bへ送信する(S44)。
画像形成装置10bが、管理サーバ50から受信した関連文書の印刷の停止の指示に基づき、関連文書の印刷を停止する。
ところで、第2の実施形態における関連文書の印刷の停止についての通知は、これに限らず、ユーザBが印刷を指示した文書の印刷の停止に関する指示を求めずに、ユーザBが印刷を指示した関連文書の印刷が停止された旨を通知してもよい。
また、例えば、図18に示す通知画像352には、ユーザBに対して、ユーザBが印刷を指示した文書について印刷の停止状態を解除する指示を求める旨のテキストメッセージが表示されてもよい。
また、例えば、図18に示す通知画像352には、ユーザBに対して、ユーザBが印刷を指示した文書について印刷の停止状態を解除する指示を求める旨のテキストメッセージが表示されてもよい。
その他、端末装置30は、絵、音、光等を用いて通知してもよい。また、ユーザB宛に電子メール等を送信してもよい。
関連文書の印刷の停止についての通知は、ユーザBに対して実行されればよく、通知先は関連文書に対応する印刷ジョブを生成した端末装置30bに限られない。
関連文書の印刷の停止についての通知は、ユーザBに対して実行されればよく、通知先は関連文書に対応する印刷ジョブを生成した端末装置30bに限られない。
<第3の実施形態>
図19は、第3の実施形態における画像形成装置10が、自装置が保持する関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止を指示する処理の流れを示したフロー図である。
なお、この処理の前提として、画像形成装置10に対して、複数のユーザの各々が文書の印刷を指示する。
図19では、画像形成装置10が、自装置を操作するユーザとは異なる他のユーザが印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持する場合を例としている。
図19は、第3の実施形態における画像形成装置10が、自装置が保持する関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止を指示する処理の流れを示したフロー図である。
なお、この処理の前提として、画像形成装置10に対して、複数のユーザの各々が文書の印刷を指示する。
図19では、画像形成装置10が、自装置を操作するユーザとは異なる他のユーザが印刷を指示した文書に対応する印刷ジョブを保持する場合を例としている。
まず、画像形成装置10が、自装置を操作するユーザの認証処理を実行する(S51)。画像形成装置10は、取得したユーザ情報から、自装置を操作するユーザを認証する。換言すると、画像形成装置10は、認証が成功したユーザを、自装置を操作するユーザとして特定する。
この認証処理が完了してユーザが特定された場合、画像形成装置10の表示部18には、特定したユーザが端末装置30にて、画像形成装置10による印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報が表示される。また、自装置と通信可能な他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブの情報も表示されてもよい。特定したユーザが使用している端末装置30とは異なる他の端末装置30から印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報や、他のユーザが印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報も表示されてもよい。
この認証処理が完了してユーザが特定された場合、画像形成装置10の表示部18には、特定したユーザが端末装置30にて、画像形成装置10による印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報が表示される。また、自装置と通信可能な他の画像形成装置10が保持する印刷ジョブの情報も表示されてもよい。特定したユーザが使用している端末装置30とは異なる他の端末装置30から印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報や、他のユーザが印刷を指示した文書についての印刷ジョブの情報も表示されてもよい。
画像形成装置10が、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷を停止する指示を認証されたユーザから受け付ける(S52)。
画像形成装置10が、印刷を停止する指示を受け付けた停止対象文書の印刷を停止する(S53)。換言すると、画像形成装置10が、停止対象文書の停止対象ジョブを停止する。
画像形成装置10が、印刷を停止する指示を受け付けた停止対象文書の印刷を停止する(S53)。換言すると、画像形成装置10が、停止対象文書の停止対象ジョブを停止する。
画像形成装置10が、自装置が保持している印刷ジョブの中から、停止対象ジョブの関連印刷ジョブを特定する(S54)。換言すると、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する文書の中から、停止対象文書の関連文書を特定する。
次に、画像形成装置10が、関連印刷ジョブの実行に、印刷が停止された停止対象文書の印刷の停止の原因が影響するか否かを決定する(S55)。換言すると、特定した関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止の要否を決定する。
特定した関連印刷ジョブの実行に、印刷が停止された停止対象文書の印刷の停止の原因が影響しない場合(S55でNO)、画像形成装置10は、処理を終了する。
特定した関連印刷ジョブの実行に、印刷が停止された停止対象文書の印刷の停止の原因が影響しない場合(S55でNO)、画像形成装置10は、処理を終了する。
S55にて、特定した関連印刷ジョブの実行に、印刷が停止された停止対象文書の印刷の停止の原因が影響する場合(S55でYES)、画像形成装置10が、この関連印刷ジョブが、認証されたユーザとは異なる他のユーザの印刷ジョブであるか否かを特定する(S56)。
関連印刷ジョブが認証されたユーザの印刷ジョブであると特定された場合(S56でNO)、画像形成装置10が、この関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷を停止する(S57)。
関連印刷ジョブが認証されたユーザの印刷ジョブであると特定された場合(S56でNO)、画像形成装置10が、この関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷を停止する(S57)。
S56にて、関連印刷ジョブが他のユーザの印刷ジョブであると特定された場合(S56でYES)、画像形成装置10が、管理サーバ50を経由して、特定された他のユーザに対して、通知する(S58)。画像形成装置10は、例えば、特定された他のユーザに対して、印刷が停止された停止対象文書と関連する関連文書の印刷を指示していることについて通知する。
次に、画像形成装置10が、管理サーバ50を経由して、関連印刷ジョブに対応する関連文書の印刷の停止の指示を他のユーザから受け付ける(S59)。
画像形成装置10が、受け付けた他のユーザによる指示に基づき、自装置が印刷を担当する関連文書の印刷を停止する(S57)。
画像形成装置10が、受け付けた他のユーザによる指示に基づき、自装置が印刷を担当する関連文書の印刷を停止する(S57)。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、画像形成装置10が、関連文書の印刷の停止の指示を他のユーザから受け付けない場合もある。この場合には、画像形成装置10は、他のユーザによる指示を受け付けるまで、関連文書の印刷を保留してもよい。その他、画像形成装置10は、他のユーザによる関連文書の印刷を停止しない指示、または関連印刷ジョブを削除しない指示を受信すると、関連文書の印刷の保留を解除してもよい。
<第4の実施形態>
図20は、第4の実施形態における処理シーケンスのうち、端末装置30が複数の画像形成装置10に対して印刷について指示する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、管理サーバ50を経由せず、端末装置30から、画像形成装置10に対して、ユーザによる指示を送信する。
図20では、1つの文書を分割したページ束毎に、異なる画像形成装置10に印刷を指示する場合を例としている。
図20は、第4の実施形態における処理シーケンスのうち、端末装置30が複数の画像形成装置10に対して印刷について指示する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、管理サーバ50を経由せず、端末装置30から、画像形成装置10に対して、ユーザによる指示を送信する。
図20では、1つの文書を分割したページ束毎に、異なる画像形成装置10に印刷を指示する場合を例としている。
まず、端末装置30が、1つの文書を複数のページ束に分割して印刷する分割印刷の指示を、ユーザから受け付ける(S61)。端末装置30は、例えば、1つの文書を3つのページ束に分割して印刷する指示を、ユーザから受け付ける。
端末装置30が、ユーザによる印刷の指示に基づいて複数のページ束の各々について生成された印刷ジョブを、印刷を担当する画像形成装置10へ送信する(S62)。端末装置30が、例えば、画像形成装置10aにページ束1の印刷ジョブ、画像形成装置10bにページ束2の印刷ジョブ、画像形成装置10cにページ束3の印刷ジョブを送信する。
端末装置30が、ユーザによる印刷の指示に基づいて複数のページ束の各々について生成された印刷ジョブを、印刷を担当する画像形成装置10へ送信する(S62)。端末装置30が、例えば、画像形成装置10aにページ束1の印刷ジョブ、画像形成装置10bにページ束2の印刷ジョブ、画像形成装置10cにページ束3の印刷ジョブを送信する。
画像形成装置10は、端末装置30から印刷ジョブの受信の完了についての情報を、端末装置30に送信する。画像形成装置10は、例えば、自装置が印刷を担当する印刷ジョブを保持したことについての情報を、端末装置30に送信する。
端末装置30が、画像形成装置10の各々から、印刷ジョブの受信の完了についての情報を受信する(S63)。
端末装置30が、画像形成装置10から受信した情報について通知する(S64)。端末装置30は、例えば、テキストメッセージ、絵、音、光等や、これらの組み合わせによって通知する。
端末装置30が、画像形成装置10の各々から、印刷ジョブの受信の完了についての情報を受信する(S63)。
端末装置30が、画像形成装置10から受信した情報について通知する(S64)。端末装置30は、例えば、テキストメッセージ、絵、音、光等や、これらの組み合わせによって通知する。
次に、端末装置30が、複数のページ束のうちのいずれかのページ束である停止対象文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける(S65)。
端末装置30が、各ページ束の印刷を担当する画像形成装置10に対して、印刷を停止する指示を受け付けたページ束である停止対象文書と、このページ束と同じ文書から分割された他のページ束である関連文書との印刷の停止を指示する(S66)。
画像形成装置10が、受信した印刷の停止の指示に基づき、停止対象文書と関連文書とに該当する、各ページ束の印刷を停止する。
端末装置30が、各ページ束の印刷を担当する画像形成装置10に対して、印刷を停止する指示を受け付けたページ束である停止対象文書と、このページ束と同じ文書から分割された他のページ束である関連文書との印刷の停止を指示する(S66)。
画像形成装置10が、受信した印刷の停止の指示に基づき、停止対象文書と関連文書とに該当する、各ページ束の印刷を停止する。
本実施形態の場合、1つの文書から分割されたページ束の各々についての印刷ジョブを、互いに関連印刷ジョブとして特定している。これに限られず、ユーザが印刷の停止を指示した文書とは異なる他の文書であっても、特定の条件を満たす場合には、この他の文書の印刷ジョブを関連印刷ジョブとして特定してもよい。
その他、他の実施形態と同様に、端末装置30から指示しているユーザとは異なる他のユーザが印刷を指示した文書についての印刷ジョブが、関連印刷ジョブとして特定された場合には、他のユーザに対して通知がなされるようにしてもよい。
また、その他、印刷の停止の指示と同様に、印刷ジョブの削除の指示を送信してもよい。
その他、他の実施形態と同様に、端末装置30から指示しているユーザとは異なる他のユーザが印刷を指示した文書についての印刷ジョブが、関連印刷ジョブとして特定された場合には、他のユーザに対して通知がなされるようにしてもよい。
また、その他、印刷の停止の指示と同様に、印刷ジョブの削除の指示を送信してもよい。
<第5の実施形態>
図21は、第5の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して印刷ジョブを送信する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、複数の画像形成装置10を使用して文書を印刷する指示が、画像形成装置10aに送信される。
図21では、画像形成装置10aが、1つの文書を分割する場合を例としている。
図21は、第5の実施形態における処理シーケンスのうち、画像形成装置10aが他の画像形成装置10に対して印刷ジョブを送信する処理プロセスの一例を示す図である。
なお、この処理の前提として、複数の画像形成装置10を使用して文書を印刷する指示が、画像形成装置10aに送信される。
図21では、画像形成装置10aが、1つの文書を分割する場合を例としている。
まず、端末装置30が、複数の画像形成装置10を用いた文書の印刷の指示をユーザから受け付ける(S71)。複数の画像形成装置10を用いた文書の印刷の指示にて、ユーザが、使用する画像形成装置10の種類や、台数等を指定してもよい。また、画像形成装置10がグループとして管理され、複数の画像形成装置10をまとめて識別可能である場合には、ユーザが、このグループを指定してもよい。
次に、端末装置30が、ユーザによる印刷の指示に基づいて文書について生成された印刷ジョブを管理サーバ50に送信する(S72)。
管理サーバ50が、受信した文書についての印刷ジョブを、画像形成装置10aへ送信する(S73)。
管理サーバ50が、受信した文書についての印刷ジョブを、画像形成装置10aへ送信する(S73)。
画像形成装置10aが、受信した印刷ジョブを分割する(S74)。画像形成装置10aは、例えば、複数ページからなる文書に対応する印刷ジョブを受信し、この印刷ジョブに対応する文書を複数のページ束に分割して、複数の印刷ジョブを生成する。
画像形成装置10aが、分割した印刷ジョブの一部を、自装置に保持する(S75)。換言すると、画像形成装置10aが、分割して生成された複数の印刷ジョブのうちいずれかの印刷ジョブを、自装置に保持する。
画像形成装置10aが、分割した印刷ジョブの一部を、自装置に保持する(S75)。換言すると、画像形成装置10aが、分割して生成された複数の印刷ジョブのうちいずれかの印刷ジョブを、自装置に保持する。
そして、画像形成装置10aが、他の画像形成装置10に対して、自装置に保持する印刷ジョブの一部とは異なる印刷ジョブの他の一部を、送信する(S76)。画像形成装置10aは、例えば、ユーザが指定した画像形成装置10や、複数の画像形成装置10のうち保持する印刷ジョブの数が少ない画像形成装置10等に対して、印刷ジョブを送信する。
複数の画像形成装置10の各々は、受信した印刷ジョブを保持する。
複数の画像形成装置10の各々は、受信した印刷ジョブを保持する。
ユーザは、画像形成装置10aの設置場所に移動し、画像形成装置10aを操作する。
画像形成装置10aが、自装置が保持する印刷ジョブの一部の停止の指示をユーザから受け付ける(S77)。換言すると、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける。
画像形成装置10aが、停止の指示を受け付けた印刷ジョブの一部を停止する(S78)。
画像形成装置10aが、自装置が保持する印刷ジョブの一部の停止の指示をユーザから受け付ける(S77)。換言すると、画像形成装置10aが、自装置が印刷を担当する停止対象文書の印刷の停止の指示をユーザから受け付ける。
画像形成装置10aが、停止の指示を受け付けた印刷ジョブの一部を停止する(S78)。
画像形成装置10aが、印刷ジョブの一部に関連する関連印刷ジョブであって、印刷ジョブの他の一部を保持する他の画像形成装置10に対して、この印刷ジョブの他の一部の停止を指示する(S79)。換言すると、画像形成装置10aが、関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を担当する他の画像形成装置10に対して、この関連文書の印刷の停止を指示する。
本実施形態の場合、画像形成装置10aは、1つの印刷ジョブを分割して生成された複数の印刷ジョブを、関連印刷ジョブとして特定している。
他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の停止の指示を基に、保持している印刷ジョブの他の一部を停止する。換言すると、他の画像形成装置10が、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を停止する。
他の画像形成装置10が、画像形成装置10aからの印刷の停止の指示を基に、保持している印刷ジョブの他の一部を停止する。換言すると、他の画像形成装置10が、保持している関連停止ジョブに対応する関連文書の印刷を停止する。
各実施形態において、プロセッサの一例としてのCPU11a(図2参照)、21a(図5参照)によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、制御部11、21へ提供される。また、CPU11a、21aによって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて画像形成装置10、端末装置30、管理サーバ50にダウンロードしてもよい。
なお、各実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、変更してもよい。
なお、各実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、変更してもよい。
各実施形態における情報処理システムが行う処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。このプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
1,2…情報処理システム、10…画像形成装置、11,21…制御部、12,22…2次記憶部、13,23…通信部、18,35…表示部、30…端末装置、50…管理サーバ、180…操作画面
Claims (17)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、当該他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、
画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記第1文書に対する印刷の停止を指示するユーザの操作を受け付ける画面を表示する表示部に、前記他の画像形成装置が印刷を担当する前記第2文書の印刷に係る指示の情報を表示する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記表示部に表示された前記情報に対応する前記第2文書の内容を示す画像を、当該表示部に表示する、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記第2文書が、印刷の停止に関する第1条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示しない、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されないことである、
請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記第2文書が、印刷の停止に関する第2条件を満たす場合、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2条件は、前記第2文書の印刷が、前記第1文書の印刷の停止の原因により影響されることである、
請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
予め定められた条件に基づき、前記他の画像形成装置に対して、前記第2文書の印刷に係る指示の削除を指示する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記予め定められた条件は、ユーザが印刷を停止した前記第2文書の印刷に係る指示の削除を選択したことである、
請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
複数の前記第2文書が存在する場合、複数の当該第2文書の全てに対して当該第2文書に対する印刷の停止を指示する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
ユーザから前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、他のユーザによる前記第2文書の印刷に係る指示を自装置が保持しているとき、当該第2文書に対する印刷を停止する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記第2文書に対する印刷を停止する前に、前記他のユーザに通知する、
請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記プロセッサは、
前記第2文書の印刷が前記第1文書の印刷とは異なるユーザにより指示されている場合、当該第2文書に対する印刷が停止される前に、当該ユーザに通知する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
文書の印刷に係る指示を保持し、
他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する、
画像形成装置。 - コンピュータに、
第1文書の印刷の停止を受け付ける機能と、
前記第1文書に対する印刷の停止を受け付けた場合に、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置が存在するとき、当該他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
文書の印刷に係る指示を保持する機能と、
他の画像形成装置から前記文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該文書に対する印刷を停止する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 複数の画像形成装置を備える情報処理システムで実行される印刷停止方法であって、
第1文書に対する印刷の停止を受け付けた画像形成装置から、当該第1文書に関連する第2文書の印刷を担当する他の画像形成装置に対して、当該第2文書に対する印刷の停止を指示する処理と、
前記第2文書に対する印刷の停止に係る指示を受け付けた場合に、当該第2文書に対する印刷を停止する処理と、
を有する印刷停止方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022049114A JP2023142287A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | 画像形成装置、プログラムおよび印刷停止方法 |
US17/939,292 US20230305782A1 (en) | 2022-03-24 | 2022-09-07 | Image forming apparatus, non-transitory computer readable medium, and method for stopping printing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022049114A JP2023142287A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | 画像形成装置、プログラムおよび印刷停止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023142287A true JP2023142287A (ja) | 2023-10-05 |
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Family Applications (1)
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JP2022049114A Pending JP2023142287A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | 画像形成装置、プログラムおよび印刷停止方法 |
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2022
- 2022-03-24 JP JP2022049114A patent/JP2023142287A/ja active Pending
- 2022-09-07 US US17/939,292 patent/US20230305782A1/en active Pending
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