JP2023140661A - 攪拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CIP特性に優れた攪拌装置を提供する。【解決手段】攪拌物を収容する攪拌容器と、前記攪拌容器の内部において前記攪拌物を攪拌するための攪拌アームと、前記攪拌アームに連結され、前記攪拌容器の内壁面に付着した前記攪拌物を掻き取るスクレーパと、を備えた攪拌装置であって、前記スクレーパは、少なくとも前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されており、前記攪拌容器の底部の内壁面には、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて洗浄液を吐出する洗浄液排出口が配置されていることを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、スクレーパを備えた攪拌装置に関する
従来、たとえば特許文献1に開示された攪拌装置がある。この攪拌装置は、異種の液体あるいは液体と固体粉末といった攪拌物を収容する円筒状の攪拌容器と、攪拌容器の内部において攪拌物を攪拌する攪拌アーム(第1攪拌羽根)と、攪拌アームに連結され、攪拌容器の内壁面に付着した攪拌物を掻き取るスクレーパとを備えている。攪拌容器は、円筒状を呈している。
攪拌アームは、馬蹄型のアンカーブレードであり、攪拌容器の中心軸線周りに回転可能に支持されている。
攪拌アームの内側部分には、複数の攪拌羽根(第2攪拌羽根)が設けられている一方、攪拌容器の内壁面に近接する攪拌アームの外側部分には、スクレーパを連結する部分として複数の連結部が設けられている。
スクレーパは、合成樹脂あるいは合成ゴムなどからなる薄板状の部材であり、攪拌容器の内壁面と攪拌アームの外側部分との間に複数配置されている。各スクレーパには、攪拌アームの連結部に対して連結可能な連結部が設けられており、攪拌アームおよびスクレーパは、これらの連結部に設けられた平面視円形状の孔にピンの軸部が挿入支持されることにより、このピンを支軸として相対的に揺動可能に連結されている。
上記攪拌装置によると、攪拌容器の内部に収容された攪拌物が、攪拌アームが回転するのに伴い攪拌容器内を流動する。
この攪拌物が比較的高粘度である場合、攪拌容器の内壁面に攪拌物が付着するといった問題が生じるが、スクレーパが攪拌アームと一体に回転しながら内壁面に対して摺接するため、内壁面に付着した攪拌物がスクレーパによって掻き取られる。
また、近年、攪拌装置の容器内洗浄の効率化の観点から、装置を分解せずに自動的に洗浄を行うCIP(Cleaning In Place)技術が提案されている。
例えば、特許文献2に示された攪拌装置は、攪拌容器の底部から攪拌容器の外部を経由して攪拌容器の上部につながる還流管路を利用して、攪拌容器内に貯留された洗浄液を外部循環させるとともに、攪拌容器内に挿入された当該還流管路の先端にシャワーノズルを配置して、当該シャワーノズルから攪拌容器に向けて洗浄液を噴射することにより、攪拌容器内を洗浄する方法を提案している。
特開2002-326027号公報 特開2019-198813号公報
しかしながら、特許文献1に開示された攪拌装置のようにスクレーパを備えた攪拌装置において、攪拌容器内をCIP洗浄、すなわち、攪拌容器内の上部のシャワーノズル等から攪拌容器内に向けて洗浄液を噴射することにより、攪拌容器内を洗浄しようとすると、攪拌容器の底部に配置されたスクレーパの摺動面等、シャワーノズルからの死角となる部分に洗浄液が直接当たらず、当該部分に付着した撹拌物の残留物を除去することができないという問題が生じる。
この問題を解決するために、本発明では、攪拌物を収容する攪拌容器と、前記攪拌容器の内部において前記攪拌物を攪拌するための攪拌アームと、前記攪拌アームに連結され、前記攪拌容器の内壁面に付着した前記攪拌物を掻き取るスクレーパと、を備えた攪拌装置であって、前記スクレーパは、少なくとも前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されており、前記攪拌容器の底部の内壁面には、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて洗浄液を吐出する洗浄液排出口が配置されている(請求項1)。
好ましくは、前記洗浄液排出口は、環状に配置されている(請求項2)。
さらに好ましくは、前記洗浄液排出口は、前記攪拌容器の底部の内壁面の、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの摺動軌跡上に配置されている(請求項3)。
上述のように、攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分にスクレーパが配置された攪拌装置において、攪拌容器の底部の内壁面に、攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの、攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて洗浄液を吐出する洗浄液排出口が配置されていると、スクレーパの当該面等、シャワーノズルからの死角となり、洗浄液が直接当たらない部分に付着した撹拌対象の残留物を、当該洗浄液排出口から噴射する洗浄液によって除去することができるようになる。
また、洗浄液排出口が、攪拌容器の底部の内壁面において環状に配置されていると、スクレーパの攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて噴射される洗浄液を、常時、スクレーパの当該面に対して噴射することができ、洗浄液が直接当たらない部分に付着した撹拌対象の残留物を、より確実に除去することができるようになる。
さらに、洗浄液排出口が、攪拌容器の底部の内壁面の、攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの摺動軌跡上に配置されていると、スクレーパの攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて噴射される洗浄液を、より確実にスクレーパの当該面に対して噴射することができ、洗浄液が直接当たらない部分に付着した撹拌対象の残留物を、さらに確実に除去することができるようになる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る攪拌装置を示す構成図である。 本発明に係る攪拌装置に装着されるスクレーパを示す構成図である。 本発明に係る攪拌装置の攪拌容器の底部を示す上面図である。 本発明に係る攪拌装置に装着されるスクレーパが洗浄される状態を示す概略図である。 本発明に係る攪拌装置の攪拌容器の底部を示す上面図である。 本発明の変形例に係る攪拌装置の攪拌容器の底部を示す上面図である。 本発明の変形例に係る攪拌装置に装着されるスクレーパが洗浄される状態を示す概略図である。 本発明の別の変形例に係る攪拌装置の攪拌容器の底部を示す上面図である。 本発明の別の変形例に係る攪拌装置の攪拌容器の底部を示す上面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る攪拌装置1の一実施形態を示している。
本実施形態の攪拌装置1は、たとえば食品、医薬品、化粧品などの原材料を攪拌物として混合攪拌するためのものである。攪拌物は、たとえば異なる種類の液体と液体、あるいは粉体と液体といった組合せからなる。
攪拌装置1は、攪拌容器2、駆動機構3A、駆動機構3B、攪拌アーム4、下部攪拌羽根10、および複数のスクレーパ6を備えている。
攪拌容器2は、有底円筒状の容器からなる。攪拌容器2は、上部開口1Aと、円筒面状の内壁面1Bとを有する。この攪拌容器2の内部には、攪拌物が収容される。
上部駆動機構3Aが、攪拌装置1の上側中央部に搭載されている。
上部駆動機構3Aは、駆動モータ、並びに図示しない減速器、および支持部材を有して構成される。駆動モータは駆動軸(シャフト)7Aに接続されており、駆動軸7Aは、駆動モータの作動に伴い攪拌容器2の中心軸線周りに回転する。
攪拌アーム4は、正面視略U字形に折れ曲がった棒状部材であり、攪拌容器2の内底面に近接する基部4Aと、この基部4Aの両端から中心軸線に沿って上方に延び、内壁面2Aとの間に所定の間隔をあけて近接する一対のアーム部4Bと、アーム部4Bに支持された複数の攪拌羽根30とを有する。
基部4Aの中間部は、駆動軸7Aの下端に固定されている。
中心軸線側となるアーム部4Bの内側部分には、複数の攪拌羽根8が中心軸線の方向に所定間隔に並んで支持されている。
アーム部4Bの外側部分には、スクレーパ6を連結するための連結部として、複数のブラケット部材6Bが中心軸線の方向に所定間隔に並んで固定される。
このような攪拌アーム4は、駆動軸7Aと一体になって中心軸線周りに回転することにより、攪拌容器2の内部に収容された攪拌物を効率よく均質な混合物となるように攪拌することができる。
図1に示すように、下部駆動機構3Bが、攪拌装置1の下側中央部に搭載されている。
下部駆動機構3Bは、駆動モータ、並びに図示しない減速器、および支持部材を有して構成される。駆動モータは駆動軸7Bに接続されており、駆動軸7Bは、駆動モータの作動に伴い攪拌容器2の中心軸線周りに回転する。
攪拌容器2の下部には、下部攪拌槽9が配置され、下部攪拌羽根10が収容されている。
攪拌容器2と下部攪拌槽9は、連通口11を通して連通している。
下部攪拌羽根10は、駆動軸7Aの下端に固定されており、駆動軸7Aと一体になって中心軸線周りに回転することにより、攪拌容器2の内部に収容された攪拌物を下部攪拌槽9に引き込んで、撹拌物に対してせん断力を付加する。
下部攪拌槽9及び下部攪拌羽根10は、ポンプ機能も有しており、下部攪拌槽9に引き込まれてせん断力が付加された撹拌物は、下部攪拌槽9に接続された外部循環経路12を経由して、攪拌容器2の上部排出口13から攪拌容器2内に還流される。
下部攪拌槽9、下部攪拌羽根10及び外部循環経路12は、攪拌容器2内部の洗浄(CIP洗浄)にも利用できる。
すなわち、外部循環経路12は、上部排出口13に向かう経路から分岐して、攪拌容器2の攪拌容器2の上方まで延伸し、先端が攪拌容器2の蓋2Bを挿通して攪拌容器2の内部まで達しており、外部循環経路12の攪拌容器2の内部の先端には、シャワーノズル14が装着されている。
これにより、攪拌容器2に貯留された洗浄液が、外部循環経路12を経由してシャワーノズル14に送られ、シャワーノズル14から攪拌容器2の内部全体に向けて洗浄液が噴射されて、攪拌容器2の内壁等に付着した撹拌物の残留物が除去される。
なお、洗浄液には、界面活性剤等の洗剤を含むもののみならず、水も含まれる。
図2は、本発明に係る攪拌装置1に使用されるスクレーパ6を示している。図2(a)は斜視図であり、図2(b)は側面図である。
図2に示すように、スクレーパ6は、内壁面2Aに付着した攪拌物を掻き取るためのものであり、アーム部4Bの外側部分にブラケット部材6Bおよびピン6Cを介してこのピン6Cを支軸に揺動可能に連結され、アーム部4Bと内壁面2Aとの間に複数配置される。
スクレーパ6は、たとえば耐摩耗性および耐腐食性に優れた合成樹脂、合成ゴム、あるいはフッ素コーティングされたエンジニアリングプラスチックからなり、内壁面2Aに接する薄板状のブレード部6Dと、このブレード部6Dに一体形成され、ブラケット部材6Bに連結される連結部6Eとを有する。
ブレード部6Dは、内壁面2Aに対して相対移動する進行方向前側が内壁面2Aに対してより近接あるいは当接するように配置される。
ブレード部6Dが内壁面2Aに付着した攪拌物を掻き取る際には、掻き取った攪拌物が抵抗となってブレード部6Dが進行方向後側に揺動し、ブレード部6Dの進行方向前側の先端6Fが内壁面2Aに接触する。
これにより、ブレード部6Dは、内壁面2Aに摺接しながらこの内壁面2Aに付着した攪拌物を効率よく掻き取ることができる。
連結部6Eは、ブラケット部材6Bに対して嵌合可能な一対をなし、ブレード部6Dの内壁面2Aに対向する側とは反対側に突出している。
連結部6Eおよびブラケット部材6Bのそれぞれには、互いに嵌合した状態でピン6Cを挿入支持するための孔6Gが設けられている。
スクレーパ6の連結部6Eは、アーム部4Bの外側部分に固定されたブラケット部材6Bに、孔6Gに挿入されたピン6Cを支軸として揺動可能に連結され、ブレード部6Dは、内壁面2Aに対して一定の間隔を保って近接させられる。
攪拌アーム4が回転する際には、スクレーパ6が安定した姿勢で支持され、内壁面2Aに付着した攪拌物がブレード部6Dの先端6Fによって掻き取られる。
スクレーパ6のブレード部6Dの攪拌容器2の内壁面2Aと対向する対向面6Hの中央には、スクレーパ6の一方の端面6Iから他方の端面6Jまで、スクレーパ6の支軸と平行な方向に沿って凹部6Kが形成されている。
これにより、攪拌容器2の内壁面2Aに接触するブレード部6Dの先端6Fを除き、攪拌容器の内壁面2Aとブレード部6Dの攪拌容器の内壁面2Aと対向する面と間に、凹部6Kによって所定の間隔が保持される。
なお、凹部6Kは必要に応じて形成すればよく、必ずしも形成する必要はない。
図1に示すように、攪拌容器2の底部2Cには、洗浄液を攪拌容器2内に向けて噴射する洗浄液排出口15が配置されている。
洗浄液排出口15は、外部循環経路12から分岐する経路に接続されており、洗浄液排出口15に供給される洗浄液は、下部攪拌槽9から、下部攪拌羽根10の働きによって供給される。
洗浄液排出口15に洗浄液を供給する経路は、外部循環経路12を経由せずに、下部攪拌槽9から直接供給する経路を採用してもよい。
なお、洗浄液排出口15には、全面が開口したもののみならず、メッシュ状に開口したもの、または小孔が集合したものも含まれる。
図3は、攪拌容器2の容器内底部を示す上面図である。
図3に示すように、洗浄液排出口15は、攪拌容器2の底部2Cに開口した連通口11の側方であって、図3中の一点鎖線で示す攪拌容器2の底部2Cの内壁面2Aと対向する部分に配置されているスクレーパ6の摺動軌跡内に配置されている。
これにより、スクレーパ6が洗浄液排出口15の上を通過する度に、図4に示すように、スクレーパ6の攪拌容器2の内壁面2Aに対向するブレード部6Dの対向面6Hに対して、洗浄液排出口15から噴射される洗浄液が直接当たり、対向面6Hに付着した撹拌物が除去される。
なお、図4では、スクレーパ6を端面6I、6Jの中央部で切断した断面図で示しており、対向面6Hは同図中の点線で囲った領域で表される。
また、図5に示すように、洗浄液排出口15を複数個所設けると、スクレーパ6が洗浄液排出口15の上を通過する頻度が増し、スクレーパ6の対向面6Hに対する洗浄効果が増すので好ましい。
なお、上述した例では、洗浄液排出口15の数が1叉は4である例を示したが、これらの数に限られるものではなく、必要に応じて増減することができる。
図6は、変形例1の攪拌容器2の底部2Cを示す上面図である。
図6に示すように、変形例1の洗浄液排出口15は、攪拌容器2の底部2Cに開口した連通口11の側方であって、図6中の一点鎖線で示す攪拌容器2の底部2Cの内壁面2Aと対向する部分に配置されているスクレーパ6の摺動軌跡から外れた位置に配置されており、連通口11とスクレーパ6の摺動軌跡の間に配置されている。
この構成であると、攪拌容器2の内壁面2Aに接触するブレード部6Dの先端6Fが、洗浄液排出口15との接触によって摩耗することが回避できるというメリットがある。
また、図7に示すように、変形例1の洗浄液排出口15は、洗浄液が斜方に噴射されるように傾斜している。
洗浄液排出口15の傾斜角度は、スクレーパ6の攪拌容器の内壁面2Aとブレード部6Dの対向面6Hに対して、洗浄液排出口15から噴射される洗浄液が直接当たるように設定されている。
これにより、スクレーパ6が洗浄液排出口15の側方を通過する度に、図7に示すように、ブレード部6Dの対向面6Hに対して、洗浄液が直接噴射され、対向面6Hに付着した撹拌物が除去される。
なお、図7では、スクレーパ6を端面6I、6Jの中央部で切断した断面図で示しており、対向面6Hは同図中の点線で囲った領域で表される。
また、本変形例においても、洗浄液排出口15を複数個所設けると、スクレーパ6が洗浄液排出口15の側方を通過する頻度が増し、スクレーパ6の対向面6Hに対する洗浄効果が増すので好ましい。
図8は、変形例2の攪拌容器2の底部2Cを示す上面図である。
図8に示すように、変形例2の洗浄液排出口15は、攪拌容器2の底部2Cに開口した連通口11と同心となるの環状であって、連通口11の側方に配置されている。
環状とは、開口部が連続したもののみならず、図9に示すように、全体として環状であって、一部か閉口されているものも含む。
洗浄液排出口15は、図示しないスクレーパ6の摺動軌跡内に配置されている。
これにより、スクレーパ6の対向面6Hに対して、洗浄液排出口15から噴射される洗浄液を、常時、直接噴射することができるので、対向面6Hに付着した撹拌物を除去する効果が特に高められる。
本変形例では、洗浄液排出口15が、スクレーパ6の摺動軌跡内に配置されている例を示したが、スクレーパ6の摺動軌跡から外れた位置に洗浄液排出口15を配置しても良く、この場合、攪拌容器2の内壁面2Aに接触するブレード部6Dの先端6Fが、洗浄液排出口15との接触によって摩耗することが回避できるというメリットがある。
また、本変形例では、洗浄液排出口15の数が1である例を示したが、この数に限られるものではなく、必要に応じて増加させることができる。
本発明に係る攪拌装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る攪拌装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1 攪拌装置
2 攪拌容器
2A 内壁面
2B 蓋
2C 底部
3A、3B 駆動機構
4 攪拌アーム
4A 基部
4B アーム部
6 スクレーパ
6B ブラケット部材
6C ピン
6D ブレード部
6E 連結部
6F 先端
6G 孔
6H 対向面
6I 、6J 端面
6K 凹部
7A、7B 駆動軸
8 攪拌羽根
9 下部攪拌槽
10 下部攪拌羽根
11 連通口
12 外部循環経路
13 上部排出口
14 シャワーノズル
15 洗浄液排出口
16 ドレン
17 ジャケット
18 温冷媒供給管
19 原料投入口
20 ベント

Claims (3)

  1. 攪拌物を収容する攪拌容器と、前記攪拌容器の内部において前記攪拌物を攪拌するための攪拌アームと、前記攪拌アームに連結され、前記攪拌容器の内壁面に付着した前記攪拌物を掻き取るスクレーパと、を備えた攪拌装置であって、
    前記スクレーパは、少なくとも前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されており、
    前記攪拌容器の底部の内壁面には、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する面に向けて洗浄液を吐出する洗浄液排出口が配置されていることを特徴とする攪拌装置。
  2. 前記洗浄液排出口は、環状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置。
  3. 前記洗浄液排出口は、前記攪拌容器の底部の内壁面の、前記攪拌容器の底部の内壁面と対向する部分に配置されたスクレーパの摺動軌跡上に配置されていることを特徴とする請求項1~2に記載の攪拌装置。
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